<p> 「婦人公論」(中央公論新社)今号は、スピリチュアリスト江原啓之と、最近ロックバンド・レベッカを再結成したNOKKOの対談「『レベッカ』再結成の背中を押した出会い」からレビューを始めます。2人の出会いは熱海の寿司屋。初対面に近い江原にバンドの再結成を相談するNOKKOもNOKKOですが、「ノッコさんのお役目ですから、やってください。守られていますから大丈夫ですよ」と言い切るの江原もまた……。20歳でレベッカを結成して人気を得るも、「重荷から解放されたかった」と、27歳でバンドを解散。その後は現夫と結婚、42歳で出産。「妊娠していることが判明した病院の帰り道でのことでした。のんびりと歩く野良猫が、私を見て『私も妊娠したことあるのよ』と話しかけてきた気がして。その瞬間に、これまで自分はロック歌手だ、アーティストだと勝手にカテゴライズしていたけれど、もっとシンプルに哺乳類だったんだと思ったのです」とうっとり話すNOKKOに、江原の持つ最も恐ろしい才能“対談相手がなぜか「その気」になって語り出す”を見せつけられたのでした。</p>
「女性誌速攻レビュー」タグアーカイブ
「DRESS」から独身アラフォー女性が消える!? “らしさ”消失で「読者カタログ」化
<p> リニューアルから3カ月。「DRESS」(幻冬舎)12月号の特集は、「街コレ・2015冬」。街で見かけた(という体の?)ドレスニスタたちがどーんと50体近く載っています。そして2つめの特集は「働くおしゃれびと」。ファッション、インテリア、そしてなぜかいきなりヘアスタイルを「働くおしゃれびと」の方々を参考に紹介しています。今月号は読者(?)カタログのようです。誌面の大半が読者モデルで埋め尽くされて、素人さん大集号!?</p>
カッコいいとモテの矛盾に疲れた「CLASSY.」読者を癒やす、「愛が深まる服」という夢物語
<p> 「CLASSY.」(光文社)がこなれ万歳と言い続けてはや幾年……ついに新しい局面へと突入するのか、今月号の特集は「こなれを超える!『カッコいい』の新基準」です。この数カ月「CLASSY.」がぶち上げてきた“大人の余裕”“サバけた女”はここに帰結するのでしょうか。</p>
「個性的に見えないオシャレ」を堂々と掲げる「美人百花」の“ファッション”へのジレンマ
<p> 今月の「美人百花」(角川春樹事務所)によると、今年はミニスカ復活なんだそうです。ご丁寧に、プレスやスタイリスト、読者からの「ミニスカをオススメする理由」というコメントまで掲載する念の入れようですが、アラサー世代にミニスカは本当にはやっているのでしょうか?</p>
半目・いびき・大の字はNG! 熟睡中にまで“可愛い”を要求し、女子を追い詰める「ar」
<p> 先月号では、表紙を飾った女優・有村架純に「arはどの雑誌よりも、色があって独自の路線を確立されてるイメージ」「arは振り切っているイメージもあるんですが、女の子が大好きな“キュン”をする世界観を表現していらっしゃる」と、とってつけたように賞賛させていた「ar」(主婦と生活社)。今月号も新垣結衣に「アールのカバー初登場、光栄です! 明確なコンセプトがあり、振り切っている印象があるので……」と言わせていました。「振り切っている」という言葉がよほどお好きなようですが、さて今月号ではどんな振り切り方を見せてくれているでしょうか。</p>
なぜ女は自分の墓と葬式にこだわるのか――「婦人公論」から浮かび上がってきた切なすぎる理由
<p> 「婦人公論」(中央公論新社)今号の特集は「私の終活――お墓、遺言、お葬式」です。と、その前に作家・阿川佐和子のインタビュー「私はお父ちゃんの『忠犬ハチ公』だった」を見てみたいと思います。戦後文壇を代表する作家である父・阿川弘之と、同じ作家の道を選んだ娘。偉大な父を亡くした現在の心境を赤裸々に語っています。</p>
「女子」という言葉をさらりと使う――「VERY」ママの分析記事から見えた、読者たちの顔
「VERY」2015年11月号(光文社) 今月の「VERY」(光文社)には、『紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社)で2015年のドゥマゴ賞を受賞した武田砂鉄さんの「VERY聖地ルポ」という異色のページが注目です。その文字数はなんと9,000文字。著書で、世...
SNSで贅沢しない女をアピール!? 「BAILA」がアラサー婚活女子に物悲しすぎるアドバイス
<p> 今月号の「BAILA」(集英社)には、「脱ストレス法教えます。上司に怒られ部下にグチられ バイラ世代は中間気づかい職」という読み物ページがあります。その中の「メンタルドクター辻先生の『いいね!』つき 中間気づかい職の脱・ストレス法」というコーナーでは、読者の脱・ストレス法が紹介されているのですが、「上司の圧力や部下のダメっぷりを人に話す。つまりグチる(30歳・販売)」という投稿が目につきました。王道ながらも、あまりよろしくない解消法のイメージですが、辻先生いわく「人に話すことで、自然と事実と感情が見えてくることも」と推奨されていらっしゃったので、筆者も早速「グチ」を多用してみることにしました。辻先生が「いいね!」と言ったから、10月12日はグチ記念日。さあ、気分が心なしか晴れやかになったところで早速「BAILA」11月号を見ていきましょう。</p>
ビジネス誌のスーパーママ礼賛記事より読者に追い込む、「nina’s」の復職特集
<p> 前号では「日本縦断!『ニナmama』SNAP2015」と題して、全国で街角スナップを行い、地方のオシャレ(にあこがれる)ママたちへ販路拡大を目論んでいる「nina’s」(祥伝社)。今号の特集は「おしゃれママが着ているUNIQLO・ZARA・GU」という毒にも薬にもならないデイリーブランド特集ですが、ここで暗躍しているのが、モデルでもタレントでもない、写真投稿アプリ「インスタグラム」とファッションコーディネートサービス「WEAR」などのSNSで名を馳せる有名アカウントママ……の子どもたちです。「有名おしゃれキッズが着るママ指名買い服」には、「WEARで18万フォロワー以上!」「WEAR、instagramでもフォロワー&ファン多数」「ママのWEARフォロワーは6万以上、ZOZOTOWNでモデルもこなす」など、ママ&キッズがUNIQLOをUNIQLOと思わせない上級者の着こなしを披露しています。</p>
「AneCan」、ハロウィーンで“全方位モテ”を狙う! 清々しい浮かれっぷりに感服
<p> 「AneCan」(小学館)11月号、特集は「この秋ニットがなくちゃかわいくなれない!」です。その特集で突如前線に踊りだしてきたのが紗栄子さん。「紗栄子の黒モテ(ハート)ニット」と題して、「色っぽく」「愛らしく」「こなれ感」「抜け感」と、4タイプのコーディネートを披露。前者の3つは真似しやすいスタイリングなのですが、最後の「抜け感」が……黒のブラジャーに黒のロングニットカーディガン! もちろんカーディガンは全開!! ボトムは黒のロングパンツに足下はサンダル。どう参考にすりゃいんだ、ブラしかつけてないって! 「脱ぎ感」の間違いなのかしら? そして、小さく載っているQ&Aでは「Q10)10年後どんな女性になりたい?」の質問に「A)海外に行って、もう一度恋がしたい(笑)!」と答えております。こんなに笑えない(笑)に初めて出会いました。好きなだけ恋しちゃってください。でも海外って、相手はダルビッシュじゃないよね!?</p>