育児の株価を上げるために、「nina’s」で改心を叫ぶ元夜遊び系アーティストママたち!

<p> ママたちが2カ月に1度、熾烈なオシャレバトルを繰り広げる「nina’s」(祥伝社)。今号より新しく始まった連載からレビューを始めたいと思います。昨年6月に長男を出産した森三中・大島美幸の夫で、放送作家の鈴木おさむ。分娩の一部始終をバラエティ番組で放送して賛否を呼んだことも記憶に新しい夫婦が、「nina’s」へと進出してきました。連載は、「鈴木おさむが育児をしながら使って良かったもの、サービスなどを勝手に紹介して★をつけさせていただきます」ということで、初回は電解アルカリ洗剤「超電水クリーンシュ!シュ!」と写真スタジオ「フォトスタジオ モクモク」の2つをピックアップ。「いや、なんで水がこんなにすごいかわからないけどね、お掃除好きなうちの妻もお手上げ中。僕の中では友達以上恋人未満の存在!」「今日の写真のすべてを音楽とともに見られて、お父ちゃん、泣きそうになる。なんか手作業感。これがいいんです」と、それぞれの商品にパパの目線でコメントを寄せています。</p>

“何もしない一日”の「TO DO LIST」付き、“予定ナシ”ができない「Domani」の女たち

<p> 「Domani」(小学館)6月号。今月号も、しまむらやGUはもちろん、UNIQLOとも無縁の、財布の余裕をぶちかました企画がてんこ盛りです。例えば、「おしゃれな人の『ときめき欲望買い』リスト」を見ると、「おしゃれな人」(モデルやスタイリストだらけ)が購入した私物を紹介してるせいか、値段は「○円くらいで購入」というラフな書かれ方や、記載のないものがほとんどですが、それらがお高いことは丸わかり。MARNIのスニーカーや、Dolce&Gabbanaのレインブーツなど、とても素敵ですが、筆者には、どこで売っているのかもわからないものばかり! 表参道かしら……? 平均年収が頭1つ飛び出ているだけあります。こうなると、家計簿まで公開してもらいたいけど、そんな下世話なことは「Domani」はしないんですよね? 残念です!<br /> </p>

女性誌最大のタブー! 「CLASSY.」の着回し企画で、10kg増を目指す劇団員女が主人公に

<p> 今月号の「CLASSY.」(光文社)特集は「もう、デニムのないオシャレなんて。」です。「まーたーデーニームーかーーい!」と思わず心が叫んでしまいましたが、前回のデニム特集は昨年4月号でしたので、約1年ぶりの登場ですね。<br /> </p>

彼氏を「神」と呼ぶモデルが登場!! 男ウケ度外視な甘カワ系ガーリー誌「LARME」の恋愛特集

<p> 伝説のキャバ嬢バイブル「小悪魔ageha」(ネコ・パブリッシング)のDNAを受け継ぐとされる、異例のガーリー系ファッション誌「LARME」(徳間書店)。同誌の媒体資料に「ここには(中略)社会人のカレを捕まえようと目論む女子大生は存在しません」「女の子の、女の子による、女の子のためだけの世界です」とあるように、男ウケを度外視して、「女の子がかわいいと思うもの」だけを詰め込めるだけ詰め込んだといわれるこの雑誌は、出版不況にもかかわらず発行部数20万部を超える人気を博しています。</p>

「婦人公論」が断捨離から離脱! 捨てない「収納」特集で見えた“ため込んだ人生”との向き合い方

<p><br />  今号の「婦人公論」(中央公論新社)、表紙はテニスプレイヤーのクルム伊達公子です。90年代に世界ランキング第4位まで上りつめた実力者は26歳で一度引退、そして37歳で再び現役復帰を果たし、現在45歳。今年1月の全豪オープン中に左ひざの半月板が断裂し、「(現役生活を通じて)体にメスを入れる経験は初めて」という手術を経て、再びコートに立つためにリハビリの日々を送っていると言います。</p>

きゅうり刻むだけで「仕事力アップ」!? サンドイッチレシピにあふれる「BAILA」の自意識

<p> 今月はプレ創刊記念号とのことで、いつもよりお値打ちな「BAIRA」5月号(集英社)。15周年ありがとうプライスで640円と、お正月の時よりさらにお安くなっています。しかも別冊付録もついている! その名も「(心とお金に余裕ができる)4ステップで人生を変えるハッピーマネーBOOK」。お年玉価格よりお得な上に、この至れり尽くせり感。ここまでしてもらったからには来月から「BAILA」買うのやめて貯金しなきゃ! という気分になってしまいそうです。</p>

きゅうり刻むだけで「仕事力アップ」!? サンドイッチレシピにあふれる「BAILA」の自意識

<p> 今月はプレ創刊記念号とのことで、いつもよりお値打ちな「BAIRA」5月号(集英社)。15周年ありがとうプライスで640円と、お正月の時よりさらにお安くなっています。しかも別冊付録もついている! その名も「(心とお金に余裕ができる)4ステップで人生を変えるハッピーマネーBOOK」。お年玉価格よりお得な上に、この至れり尽くせり感。ここまでしてもらったからには来月から「BAILA」買うのやめて貯金しなきゃ! という気分になってしまいそうです。</p>

“頑張るママ”にモヤモヤ!? 「VERY」のスケジュール特集に感じた余裕のなさ

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「VERY」2016年5月号(光文社)

 つい先日、NHKの『あさイチ』で、「のぞいてみました!“あの人のタイムスケジュール”」という特集が放送されたのはご存じでしょうか? この日のゲストは、坂下千里子さん、そして「VERY」(光文社)モデルの滝沢眞規子さんでした。それぞれが、時間のやりくりについて答えていたのですが、滝沢さんが朝の4時45分に起きて家事を済ませ、お弁当や朝ごはんを作り、掃除もしてから7時半には家を出るというのに対し、坂下さんは調理時間2分の朝食を披露し、「朝からこんなにキビキビ動けない」「一本筋の通ったぐうたら」と等身大の発言をしていました。この放送で、主婦層からの支持を得たのは圧倒的に坂下さんだったようです。この反応を見て、滝沢さんは、「VERY」読者にはウケても、『あさイチ』視聴者にはウケないのだなと実感しました。

<トピック>
◎「WWW4W」素敵の真逆で過ごす術
◎忙しさはいろいろ!新生活ママのための、スケジュールやりくり術
◎Tシャツをキレイめに着るアイテムが欲しい!

■“ぐうたら”を説き始めた「VERY」

 今月号の「VERY」を開いてみたら、クリス‐ウェブ佳子さんのコラム「WWW4W」の冒頭に、「『オンの日とオフの日、それぞれの一日の時間割を教えてください』――そうアンケートで尋ねられるたびに、いつもこう思ってしまう。『本当に知りたい?』って」と、タイムスケジュールについての話題が上がっていました。

 クリスさんは、一応アンケートに答えようと机に向かうものも、こうしたタイムスケジュールに関して、「非の打ちどころのない時間割を目にしたところで、私には胸のざわつきしか残らない」と感じるそう。そして、「もっとこう、怠惰な誰かさんの怠惰な一日の怠惰なスケジュールが見てみたい」というのです。

 ちなみにクリスさん自身のオフの時間は、とにかくゴロゴロして、だらだら本を読んだりテレビを見て、「仕方なく着替え、仕方なく掃除と選択をし、仕方なく夕飯の支度を始める」とのこと。

 このコラムを読んで、もしもこの調子でクリスさんが『あさイチ』に出演していたら、坂下さんのように、お茶の間の主婦層からの好感度が一気に上がっていたのでは? と思わずにはいられませんでした。

 ちょっと前までの「VERY」では、こうした怠惰な1日を肯定するような内容は見当たらなかったですし、なんだかんだで「お母さんは自己犠牲で頑張っている、それでもおしゃれがしたい!」という“頑張るママの私”を肯定する切り口の企画が特集されていました。きっとその方が読者のウケがよかったのでしょうが、ここに来て「VERY」が世のママたちに「そこまで頑張らないでいいんだよ、怠惰でいいんだよ」というメッセージを発信するつもりになっているのではと感じました。もちろんこれはクリスさん個人の価値観ではありますが、そうした波が来ているのかもしれません。

■“頑張っている他人”へのモヤモヤ

 しかし、なぜ私たち(「VERY」読者も、サイゾーウーマン読者も筆者も含む)は、忙しい時間をやりくりする人を見るのがしんどくなってきたのでしょうか。その答えは、この「VERY」の「忙しさはいろいろ!新生活ママのための、スケジュールやりくり術」にあるように思えました。

 このページには、3人のママが登場して、1日の過ごし方や、スケジュールのやりくりを語っています。まず、兄妹2人を別々の学校に入れ、5つの習い事に通わせている専業主婦(もうこの説明だけでおなかいっぱいですが……)の方は、「複数の習い事を掛け持ちするのは大変ですが、子供たちが自分の好きなものを見つけるきっかけになったり、インター以外にも世界を広げてあげたい」と語ります。

 また、2年前に職場復帰してフルタイムで働くママは、旦那が保育園へお迎えにいく「パパデー」を作ったとのこと。しかし実際にやってみると、「パパデー」の日程変更をしなければいけない場合が出てきたことから、夫婦の予定を「Googleカレンダー」で調整するようにしたそうです。そのおかげで、夫婦が険悪なムードにならずに済んだというエピソードを紹介していました。

 最後に登場する、食育インストラクターとして3児のママは、忙しい中でも、「食事は家族でしっかり」「仕事は9時半から17時半まで」と優先順位を決めているそう。「私にとって一番の仕事は“お母さん”」と明確になったことで、仕事にも育児にも、前より良い距離感を持てるようになったといいます。

 彼女たちの「忙しいけれど充実している」また「そんな自分を肯定している」様子を見ると、距離を感じてしまいます。別に他人をうらやましがったり、責めたりすることはないとは思いつつも、ここまで強烈な自己肯定感を目の当たりにすると、「彼女たちが正しくて、自分は間違っている」ような気がして、劣等感を募らせてしまうこともあるのではないでしょうか。

 人それぞれ、頑張っている、苦労していることはあるはずです。余裕があれば、彼女たちのような“他人”をお手本にすることもできるのでしょう。しかし、クリスさんのコラムからも察するように、「VERY」読者ですらそういった余裕の持てない時代になりつつあるのではないでしょうか。“頑張ってる誰か”を見て勇気づけられるよりも、“頑張りすぎていない誰か”を見て共感することの方が、時代には合っているのかもしれません。
(芹沢芳子)

自撮り棒&三脚担いでインスタ撮影! 「AneCan」の「いいね!」稼ぎがカメコの域に

<p> 先月号のレビューでもチラリと触れた、蛯原友里さんと高垣麗子さんの「AneCan卒業」。実際の卒業は、蛯原さんは6月号、高垣さんは7月号ということで、今月の「AneCan」(小学館)5月号から「YURI&REIKO 卒業Special」が始動しました。それにしても、これからの「AneCan」は一体全体どうなってしまうのでしょう。屋台骨2本を失った今、荒波の雑誌業界で生き残れるのでしょうか。</p>

「内面の美こそ不変」という呪詛で読者を絶望させる、「婦人公論」のエイジング特集

<p> 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「いつまでも若々しい人、くすんでいく人」です。“美魔女ブーム”も今は昔。世間の風潮は“年相応の美しさ”に向いているようですが、リードの「決して若作りしたいわけじゃない。けれど、年齢より老けて見られるのはショック」というのもまた本音。そもそも“年相応の美しさ”というのがわかりづらいのです。</p>