
「女性自身」6月14日号(光文社)
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の"欲望"に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第77回(5/26~5/31発売号より)
友人でもある作家・室井佑月の「福島県の給食に地元の食材を使うのはかわいそう」発言が物議を呼んでいる。NHKの『あさイチ』での発言だが、そもそも物議を呼ぶこと自体おかしいと思う。当たり前のこと、国民が常に不安に思っていることを言っただけなのに――。だが物議を呼ぶというのは、視聴者も「テレビでは本当のことを誰も言わない」ときちんと理解しているからだ。後出しジャンケンのように繰り出される重大情報、「安全」としか言わない専門家。検査さえしようとしないストロンチウム線量。パニックを恐れて本当のことを言わない政府、マスコミは国民をバカにしている。プラス将来の補償逃れ、である。


