嵐・二宮和也、「本物の安室ちゃんとしゃべったのかな?」『紅白』での裏話語る

 嵐・二宮和也が自身のラジオ番組『bay strom』(bayfm)で、昨年司会を務めた『第68回NHK紅白歌合戦』(NHK)について語った。

 歌手の安室奈美恵が14年ぶりに出場するなど話題になった昨年の『紅白歌合戦』。二宮は初めて単独で白組司会を務めたものの、これまでラジオでは『紅白』の話題に触れておらず、リスナーの関心は高まっていた。

 そんな中、13日放送のラジオで二宮は、リスナーから送られてきた「平成30年になって4カ月たちますが、『NHK紅白歌合戦』白組司会の思い出を、いつになったら話してくれるんですか?」というメッセージを読み上げた。

 二宮はこれに対し、「いい思い出になって、もう思い出すこともなかな難しい。時間たったけど、頑張ってみます?」と軽口を叩きつつ、「勝った時点で報われたんだな」と白組勝利について言及。「(『紅白』の中で)何が一番よかったですか? 皆さんの中で」とリスナーに問いかかけ、自身で「やっぱ安室ちゃんですよね」と、多くの感動を呼んだステージを披露した安室奈美恵の名前を挙げた。

 実は安室、会場とは別に厳戒態勢でリハーサルを行っており、二宮ら共演者とは一度も顔を合わせることはなかったそうで、回線チェックの際も音声のみで行われたことを明かした。会場と、安室のいるスタジオに音声が繋がれた際、安室は『紅白』出演者に対して「ご挨拶するのが筋だってわかってますけど、時間取れなくてすみません」と謝罪したといい、二宮は「俺、本物としゃべったのかなって不安要素ある」「声しか聞いてないから本物かな、って」と疑心暗鬼になってしまったことを明かした。

 しかし、それでも実際のオンエアを見た際には感動したと絶賛し、「感動するよね、やっぱり感動するよね、あそこはね。それは、なんか思い出に残ってるな」と興奮気味に語っていた。

 今まで明かされることのなかったこのエピソードに、ネットからは「二宮くんから安室ちゃんのお話が聞けるなんてうれしい!」「二宮ですら、現実感がない安室ちゃんのすごさや、いかに…」「ファンが嵐に抱いてる、『本物?』って感覚、二宮くんも持ってるんだね。親近感!」といった興奮の声が続々集まっている。

 今年9月16日をもって引退することを発表している安室。二宮ファンの中には、嵐との再共演を望む声も多々見受けられた。
(福田マリ)

「ただの実況アナウンサー」『ブラックペアン』加藤綾子が演技をしていないと話題

 5月13日夜10時から第4話が放送される、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)。視聴率は初回13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話12.4%、第3話12.1%と好調を維持している。

 同ドラマは、天才的な手技を持つが、出世に興味のない東城大学医学部付属病院の外科医・渡海征司郎(二宮)が主人公。己の技術を信じる渡海は、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、最新医療機器「スナイプ」導入をめぐるさまざまな不正や、隠された過去を暴いていく。

 第3話では、東城大に心臓に疾患を持つ2人の患者がやってくる。そのうちの1人である田村隼人(髙地優吾)を渡海が、もう1人の楠木秀雄(田崎真也)を佐伯教授(内野聖陽)が手術することになった。渡海の手術では「スナイプ」が使用されることになり、これ東城大に持ち込んだ高階(小泉孝太郎)にとっては貴重な手術症例を得るチャンスとなる。

 渡海の手術を見るために治験コーディネーター・木下香織(加藤綾子)も東城大を訪れ、注目が集まる中で手術は決行されることに。しかし、手術が順調に進んでいる中、病室にいる楠木の容態が急変。佐伯教授は院内に不在で、楠木を助けられるのは手術中の渡海のみという状況で、現場は騒然。結局、渡海が2人の手術をほぼ同時にこなし、見事に救ってみせるのだった。

「渡海の手術を木下はモニター越しに閲覧し、隣に座っている医者に手術の様子を解説していました。木下の説明口調のような台詞回しに、視聴者からは『手術の実況しているアナウンサーにしか見えない』『ただの実況アナウンサーじゃん』『カトパン演技しろよ』『普通に実況解説』とツッコミが続出しました」(芸能ライター)

 第4話では、スナイプ手術の成功を受けた東城大は、これを導入する方針を固める。一方の高階は、スナイプに関する論文作成を進めるが、論文の最後に記す、研究の最高責任者の名前を、佐伯教授にするか西崎教授(市川猿之助)にするかで悩んでいた。

 そんな中、高階は帝華大時代に担当していた僧帽弁閉鎖不全の患者を東城大に転院させる。血液が固まりにくい症状のため、出血を伴う通常の手術は不可能ということもあり、高階は佐伯教授にスナイプ手術の実施を懇願。すると、佐伯教授は渡海を執刀医に指名するが、あろうことか渡海は指名を断るのだった。

「第4話では、渡海と佐伯教授が激突するようです。佐伯教授は歯向かった渡海に対して、今後の手術に一切関わらないよう言い渡し、渡海はピンチに陥ります。しかし佐伯教授が渡海の手術の腕を買っているのも事実で、話は二転三転していくかもしれません」(同)

 果たして渡海が佐伯教授に反発する理由とは一体何なのか。次回も目が離せない。

「ただの実況アナウンサー」『ブラックペアン』加藤綾子が演技をしていないと話題

 5月13日夜10時から第4話が放送される、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)。視聴率は初回13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話12.4%、第3話12.1%と好調を維持している。

 同ドラマは、天才的な手技を持つが、出世に興味のない東城大学医学部付属病院の外科医・渡海征司郎(二宮)が主人公。己の技術を信じる渡海は、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、最新医療機器「スナイプ」導入をめぐるさまざまな不正や、隠された過去を暴いていく。

 第3話では、東城大に心臓に疾患を持つ2人の患者がやってくる。そのうちの1人である田村隼人(髙地優吾)を渡海が、もう1人の楠木秀雄(田崎真也)を佐伯教授(内野聖陽)が手術することになった。渡海の手術では「スナイプ」が使用されることになり、これ東城大に持ち込んだ高階(小泉孝太郎)にとっては貴重な手術症例を得るチャンスとなる。

 渡海の手術を見るために治験コーディネーター・木下香織(加藤綾子)も東城大を訪れ、注目が集まる中で手術は決行されることに。しかし、手術が順調に進んでいる中、病室にいる楠木の容態が急変。佐伯教授は院内に不在で、楠木を助けられるのは手術中の渡海のみという状況で、現場は騒然。結局、渡海が2人の手術をほぼ同時にこなし、見事に救ってみせるのだった。

「渡海の手術を木下はモニター越しに閲覧し、隣に座っている医者に手術の様子を解説していました。木下の説明口調のような台詞回しに、視聴者からは『手術の実況しているアナウンサーにしか見えない』『ただの実況アナウンサーじゃん』『カトパン演技しろよ』『普通に実況解説』とツッコミが続出しました」(芸能ライター)

 第4話では、スナイプ手術の成功を受けた東城大は、これを導入する方針を固める。一方の高階は、スナイプに関する論文作成を進めるが、論文の最後に記す、研究の最高責任者の名前を、佐伯教授にするか西崎教授(市川猿之助)にするかで悩んでいた。

 そんな中、高階は帝華大時代に担当していた僧帽弁閉鎖不全の患者を東城大に転院させる。血液が固まりにくい症状のため、出血を伴う通常の手術は不可能ということもあり、高階は佐伯教授にスナイプ手術の実施を懇願。すると、佐伯教授は渡海を執刀医に指名するが、あろうことか渡海は指名を断るのだった。

「第4話では、渡海と佐伯教授が激突するようです。佐伯教授は歯向かった渡海に対して、今後の手術に一切関わらないよう言い渡し、渡海はピンチに陥ります。しかし佐伯教授が渡海の手術の腕を買っているのも事実で、話は二転三転していくかもしれません」(同)

 果たして渡海が佐伯教授に反発する理由とは一体何なのか。次回も目が離せない。

嵐・二宮和也、実は結構“ヒマ”してる!? ドラマ・バラエティを抱えていても「週5休みある」!

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm、5月6日放送)にて、二宮が驚きのプライベートを告白した。

 リスナーから「ゴールデンウィーク休みが終わったあとの仕事が怖い。休みの最後の日は泣きそうになる。二宮くん、そういう場合はどうしますか?」という旨のメッセージが届き、これに二宮が回答。自身はゴールデンウィークの休みはないと言い、「ボクは全然、別にいいです。長期休暇があっても、別になくても」と冷静な考えを示した。

 自身の休日状況については「レギュラー番組があるから、週1とかだけど」と多忙なようで、グループのレギュラー番組のほかに、二宮個人としてもラジオ『BAY STORM』と単独出演しているバラエティ番組『ニノさん』(日本テレビ系)の収録が毎週行われているよう。また、ドラマ撮影が入るとスケジュールが変動するとのこと。現在二宮は『ブラックペアン』(TBS系)に主演しているため、より忙しい生活を送っているかもしれない。しかし、場合によってはラジオとテレビの番組収録が同日になることもあるそうで、「したら、週5休みなワケじゃん。全然そんなのあるけどね」と明かしていた。

 リスナーが訴えていた「長期休暇が終わったあとに仕事に戻る大変さ」については、「大変なのかなやっぱり、戻るのが」とあまりピンときていない様子の二宮。「オレはずっと家にいればさ、変わらないじゃん、なんにも」と安定の“インドア”ぶりを見せつつ、「でも『こういう時しか旅行に行けない』っていう人もいるワケじゃん。それだと大変だよね」とリスナーを慮っていた。

 そんなインドアな二宮は、旅行するチャンスがあったにもかかわらず、行かなかったことが過去にあったそう。「あるパーティーで高額商品が当選した」というリスナーの報告メールを読み上げた二宮は、自身も“旅行券”が当たったことがあると語りだす。しかし、現在もその旅行券は使わずに持っているようで、「旅行券だっていろいろ使い方あるよ、旅行するだけが旅行券のすべてじゃないよ。眺めたっていいんだし、『どこ行こうかな?』って考えたっていいんだし。そんなん使い方、こっちの勝手じゃんそんなの」とトーク。続けて「行くことがすべてじゃないよ、そうでしょ? 『どこ行こうかな? ハワイにしようかな』とかさ。『アフリカとか行っちゃおうかな?』って考えが生まれただけで、旅行券が当たった意味があるんだよ。行くことがすべてじゃないよ、そんなのは」と熱弁し、旅行券の存在意義について、独特な考えを主張していた。

 このように、“筋金入りの出不精”であることが露呈した二宮だったが、その後「テレビ番組で答えるのが難しい・困ったと思ったアンケートの質問はなにか?」というメッセージに対してもブレない回答を。二宮は「お休みの日はなにをしてますか?」「マイブームはなんですか?」という、どこでも聞かれるテンプレートのような質問が1番難しいと語り、「そんなん死ぬほど答えてるしな、みたいな。『休みの日は家にいます』……これでいいのかなアンケートって、不安になっちゃう。マイブームは何ですかって、ここずっと『ゲームです』。本当に、これが聞きたかったのかな? って、書きながら思うよ」と二宮なりの苦労を抱えているようだ。

 週5日も休める時があり、旅行券も持っているのなら、多くの人は「旅行に行こう」と思いそうだが、二宮はそれでも頑なに家から出ない、ということがわかった今回の放送。テレビ番組の質問で、二宮が「家でゲーム」以外の回答を書く日は来るのだろうか……?

嵐・二宮和也『ブラックペアン』“闇医者”の可愛げと“バトルシーン”の充実ぶり

 嵐・二宮和也が、いかにもマンガチックな闇医者っぽい天才勤務医を演じている日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)。GW最終日に放送された第3話の視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、好調をキープしつつもじりじりと下げ続けています。

 元フジテレビアナウンサーの加藤綾子が扮する「治験コーディネーター」なる職業の人が、「実際の職業とあまりにもかけ離れている」などとして日本臨床薬理学会から抗議が届いたり、いろいろ騒がしいようですが、今回も振り返ってみましょう。

前回のレビューはこちらから

 

■完全に「ニノのためのドラマ」になりました。

 前回までのレビューでも申し上げております通り、このドラマ版『ブラックペアン』は原作を大きく逸脱しています。ニノ演じる天才外科医・渡海征司郎と医局で双璧をなすはずだった高階講師(小泉孝太郎)は権力にかしずくだけのビビり野郎と化し、その高階による「スナイプ手術」も原作では成功続きで医局を席巻していたはずが、2例やって2例失敗というポンコツぶり。さらに、渡海当人も手術の見返りに平気で同僚から金をむしり取るなど、キャラが原作より露悪化されておりますし、たった2話で原作の半分まで消化してしまった展開にも拙速さを感じていました。

 それもこれも、ジャニーズタレントであるニノを目立たせて、見せ場をたくさん与えるための施策です。いささか強引ともいえる原作改変によって、群像劇の中の1人でしかなかった渡海という医師を主人公に仕立て上げることにしたわけです。

 こうした“ジャニーズ上げ”のための脚本は、これも前回のレビューで指摘しましたが、前クールのキムタク主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)でも見られました。主人公であるキムタクを引き立たせるために周囲の人間を必要以上のバカとして描いた結果、物語そのものが破綻してしまった。見るに堪えないドラマがお茶の間に放送されてしまった。

 しかし、そうした“ジャニーズ上げ”が全部ダメだと言いたいわけではありません。『BG』がダメだったのは、“ジャニーズ上げ”をやろうとして失敗したことにより、キムタクすら魅力的でなくなってしまったからです。

 ひるがえって。

 終始“ニノ上げ”の『ブラックペアン』ですが、第3話にして、これは成功しているぞ、と感じました。ニノが、ちゃんと上がってるのです。

 

■“ニノ=闇医者”のギャップが、かわゆい。

 何しろ、クールに振る舞い、ひどい言動を繰り返すニノが、かわいいのです。頭を「よしよし」してあげたくなるのです。手術を成功させた渡海に「えらいぞー!」とか言ってアメとか買ってあげて、「うるせーよ」とか「いらねーよ」とか言われたい。そんで、部屋でこっそりアメちゃん舐めてるニノを物陰から眺めたい。そんな感じ。

 第3話は、ほぼ手術のシーンで占められていました。2人の手術を同時に行うことになった渡海、どうやってもそんなの、成功しそうにありません。

 医療ドラマにおける手術を、この『ブラックペアン』は時代劇の殺陣や、スポーツドラマの試合のように扱います。特に今回は、実に正しく「バトルもの」のドラマになっていたのです。

 渡海は、誰もが勝てないと感じる敵(この場合は病巣)に対し、知恵を尽くした機転と卓越した手技で立ち向かいます。みんな諦めちゃって、どうしようもないと途方にくれているのに、渡海だけが「やれる」と信じて、それをやり遂げる。勝ってみせる。

 このバトルシーンを盛り上げたのが、『ブラックペアン』の実に周到なバトル設定の明示です。

■なぜバトルとして成立したか

 どう考えても一般視聴者に馴染みのない「心臓僧帽弁手術」というバトルフィールドと、そもそも架空の医療機器である「スナイプ」というバトルウェポンについて、私たちはいつの間にか、「何ができて、何ができないか」「何がどうなるとピンチで、どうすれば解決できそうか」という予備知識を与えられています。手際よく、それらのバトル条件が説明されているため、バトル中に起こる出来事が「ピンチか、チャンスか」瞬時に理解できる。緊張感が削がれない。

 そして、一旦提示された条件の中で「これは解決できないだろう」と思わせておいて、ヒーロー渡海がメスを振るうことで大逆転を起こすわけです。

 さらに今回は、渡海はビビり高階にも見せ場を与えました。見栄っ張りで出世欲にまみれた高階でも「スナイプ」だけは使える。自ら目の前の患者を執刀しながら、隣のオペ室の手術の一部を高階に任せることで、ダメダメだった高階の価値を上げることにも成功しているんです。『キャプテン翼』でいえば、翼くんが石崎くんにパスを出してゴールを決めさせているわけです。

 この場面の段取りも、実によくできていました。石崎くん(高階)は、高速ドリブルで相手をゴボウ抜きにしたり、低い弾道のアーリークロスにバイシクルボレーを合わせてゴールに叩きこむことなんて天才的なことできません。でも、然るべきタイミングで足元に転がしてやれば、ゴールに流し込むことはできる。渡海は高階の「できること」と「できないこと」を見極めた上で、高階の今できるベストを引き出し、結果を出しました。これぞヒーロー、これぞキャプテン。

 このようなバトルシーンには、人物の背景や思想は必要ありません。そのバトルを描写するのに必要なだけの「力」や「技」といった実存的な前提条件と、ピンチを覆す逆転の方法だけ練っておけば成立するのです。逆にいえば、人物の背景や心情を徹底的に排除し、本来の力量と、各々が達成できる限界はどこまでなのかという厳密なラインだけ引いてあげることで、よりシーンの純度が上がる。純度が上がると、彼らがなぜ戦うか(なぜ執刀するか)という心の中の根っこの部分が浮き彫りになるんです。

 今回の渡海によるバトルは、掛け値なしで面白かったです。夢中で見ちゃった。先ほどは『キャプテン翼』を例に出しましたが、どちらかといえば『少林サッカー』(2001)に近い感触だったと思います。いやー、面白かった。参った。

 

■でも“イベント回”みたいなものだよね、今回は。

 それが医療現場の実際のところとどう違うとか、ただ日曜の夜に「あー明日から仕事だわー4連休明けとかつらいわー」とか言いながらビール片手にテレビを見ている視聴者には関係ありません。見終わった瞬間に細かいことは忘れるし、なんとなくバトルの爽快感だけ憶えておいて、気が向いたら来週も見るという、それだけのことです。テレビドラマって、本来そういうものだと思う。そういう意味で、よい回だったと思うんです。

 とはいえ、今回は特殊な回だったとも思います。ほぼ全編バトルだけで1時間というのは、お話の後半には持ってこられないはず。原作の改変について、今回はバトルにおける人物配置という要素でうまく作用しましたが、先行きどうなるかはもう少し話数を重ねてからじゃないと判断できないなーと思います。

 純度の高いバトルとしての手術シーンと、ニノ演じる渡海の可愛げ。この2つは間違いなく『ブラックペアン』の長所であると思うので、ドラマ方面のほぼオリジナルである「権力闘争のアレ」とか、原作のキモである「誰かのX線写真のペアンのアレ」についても、なんとかうまくやってほしいと思うところです。はい。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

「二宮さんだから来た。会いたかった、大好き」嵐・二宮に突然告白した大物とは?

 嵐・二宮和也の冠バラエティ『ニノさん』(日本テレビ系)。5月6日放送回は、前週に引き続き「私は今、○○です!~人生を左右する運命の転機~」という企画。山あり谷ありの“人生の谷”から、どうやって這い上がってきたのか、ゲストに聞く内容だ。

 黒縁メガネに黒スーツ姿の二宮が、「かのアメリカ大統領リンカーンは、こんな言葉を残しています。何歳まで生きたかは重要ではない。いかにして生きたかが重要だ」とカメラ目線で視聴者に問いかけて番組がスタート。

 人生の転機を語るゲストの「悟り人」には、かつて「1コン、2コン、サンコン!」で人気を博した外国人タレント、オスマン・サンコンが登場。来日当時23歳だったサンコンは、ギニア大使館を作るために日本へ来た、超エリート外交官。外交官になった理由は、「飛行機に乗るため」だそうで、母に「勉強すれば、あの飛行機に乗れるよ」と聞いて勉強に励み、ギニア1の秀才となったという。

 勉学が優秀だったと聞いた二宮は、「ギニアのテストって、『あそこ、見えるのは何ですか?』」と質問。目を凝らして遠くを見ながら、回答ボタンを押すジェスチャーで「ゾウ!」と言ってみせた。「視力が6.0」と言っていたサンコンにかけたボケを展開。

 将来は、ギニア大統領になるという大きな夢を持っていたというサンコンだが、日本人女性と結婚し、子どもが生まれたことで、ギニアに戻ることはあきらめ、外交官を休職して日本に留まることに。そこで人生の転機が訪れる。

 知人に頼まれ受けたテレビのオーディションで、「私ね、いつもシマウマ食べてるよ」と言って見事合格したのだ。その後は、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)にてタモリから伝授された「1コン、2コン、サンコン!」という自己紹介がお茶の間に受け、バラエティータレントとして年収2億円を獲得するまでに。

 しかし、そこで2度目の転機が訪れる。当時、大人気番組だった『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の名物コーナー「早朝バズーカー」が原因で妻が家出。さらに、妻の家出中に隣人の奥さんに手を出したことが発覚し、離婚。女性スキャンダルの影響で仕事もなくなり、無一文となる。

 そこで助けてくれたのは、日本人の友人たち。「お金ないでしょ? と言われ、20万もらったりして。好きな言葉は、『持ちつ持たれつ』と『義理と人情』。日本人の素晴らしさね」と、サンコンは真面目な顔で告白した。

 そして、最後の転機が訪れる。友人たちの助けにより改心したサンコンは、祖国・ギニアへの恩返しを決意したのだ。現在は、小学校の建設や、消防車やランドセルの寄付を行っているという。

 サンコンは、「大変な時はみんなある。でもいつか越えられるから」と人生を振り返ってコメント。最近は、テレビ出演に興味がなくなっていたが、「二宮さんだから来た。会いたかったのよ」とサンコンは明かし、二宮と固く握手。さらには二宮の腕を触りながら、「大好き」と愛を告白したのだった。

伊藤綾子ブログから4年越しに発掘された“二宮”画像、松本の喫煙写真……嵐ウラ騒動

 昨今、女性関係のスキャンダルが絶えない嵐。昨年12月に相葉雅紀の「5年愛」が発覚したばかりだが、今年4月には二宮和也と元フリーアナウンサー・伊藤綾子の交際継続報道が飛び出し、多くのファンを震撼させた。そんな嵐メンバーに関する2018年前半の話題をおさらいしたい。

 二宮の私服、伊藤綾子ブログから4年越しに見つかる

 16年7月、「女性セブン」(小学館)の報道により、新恋人の存在が明らかになった二宮。お相手の伊藤は、当時所属していたセント・フォースの有料制ブログに嵐や二宮を連想させる写真や記述を定期的に載せていたことから、ジャニーズファンがもっとも嫌う“交際アピール女”であると判明した。その後も、ファンは伊藤の動向を逐一チェックするも、交際継続の証拠は見つからなかったことから、ファンの間では「すでに破局したものの、伊藤が未練タラタラなのではないか」との見方が強まっていた。ところが4月、第一報を出した「女性セブン」が2人のドライブデートをスクープ。車内での初ツーショットを激写され、「二宮、終わったな……アイドルなんて早くやめちまえ」と、バッシングの嵐となった。

 その渦中にあって、伊藤のブログに関して新たな疑惑が浮上。「フラッシュ」(光文社、3月20日号)が掲載した二宮の私服姿について、着用しているウインドブレーカーは伊藤のブログに写っている物と一致すると、一部ファンが指摘しているのだ。ブログは14年12月のものだそうで、自撮りする伊藤の背景に見切れている洋服の柄は、確かに二宮のウインドブレーカーにそっくり。「4年越しで、綾子の部屋にある服がニノと一致するとか怖い」「これ二宮の服か、綾子の服を二宮が着てるかのどっちかじゃん」とショックを受けるファンが続出。真偽ははっきりしていないにせよ、伊藤とファンの戦いはしばらく続きそうだ。

 二宮、変装のTPOをわきまえていない

 前述の通り、秘密裏に親密関係を続けていた二宮と伊藤。「女性セブン」が捉えたデート写真では、羽田空港のロビーを歩く伊藤がマスクをつけて顔を隠している一方、二宮はキャップを目深にかぶるのみで変装はナシ。「バレないように少しは気を使え」などとファンから野次が飛ぶこととなった。

 そんな中、4月20日の『KAT-TUN LIVE 2018 UNION』東京ドーム公演で、「キャップにサングラス、マスクしたニノがベンチに入っていった」など、二宮の目撃情報が数件浮上。この変装について、「二宮、マスクつける場所間違ってない? 伊藤綾子と一緒にいるときにマスクしろよ」「『変装する場所、間違ってるよ』って言ってあげたい」と、ファンは憤怒。女性と外出する際、なぜ“ノー変装”だったのか、疑問の声が噴出してしまった。

 東日本大震災のチャリティーイベントとして、2011年にスタートした『嵐のワクワク学校』。例年、6~7月に行われ、15年に初めてHey!Say!JUMPが生徒役で参加し、翌年はジャニーズWEST、昨年はSexy Zoneが嵐メンバーの助手を務め、東京と大阪公演を盛り上げた。そんな同イベントについて、今年3月上旬、あるTwitterユーザーが「職場の人の息子さんの会社」で、グッズのクリアファイルを「作り始めているらしい」と投稿。このツイートは瞬く間に広まり、「情報漏えい」だと問題視された。

 嵐のグッズ制作に関しては、昨年11月17日に初日を迎えた5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」』のコンサートグッズが、公式販売前に“横流し”されるという悪しき事例も発覚している。同1日頃、フリマアプリ「メルカリ」にて、「友達から貰った」「まだ発売していないものなのでかなりレアです」といった文章とともにクリアファイルが3万円で売られていると発覚し、騒動に。商品について問い合わせた人によれば、出品者は「ファイルとかを作る会社の社長」から譲り受けたものだと説明したとか。この時、「ジャニーズ事務所はこの会社に二度と注文しないで」と、制作会社に批判が寄せられたものの、今年もまたクリアファイル絡みで問題が浮上。とはいえ、5月2日時点で『ワクワク学校』の開催自体が発表になっていないため、虚言の可能性もあるだろう。

 松本、IQOSを吸う画像流出

 4月上旬、松本潤が電子タバコ「IQOS」を手にしている写真がネット上に流出し、ファンの間で注目を集めた。松本の服装からして、1月期に放送されたドラマ『99.9‐刑事専門弁護士‐ SEASONⅡ』(TBS系)の撮影現場とみられるが、松本は落下防止のリングをつけたスマートフォンに目を落としつつ、片手に白色のIQOSを所持。その姿に、「潤くん持ってるのiPhone X? そしてIQOS吸ってんの!?」「IQOS吸いながらiPhone Xにリング付けて携帯いじってる写真、プライベート感満載でヤバイ」と、ファンから興奮の声が続出した。

 過去にはKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、玉森裕太がロケ中にIQOSを吸っている場面を盗撮され、「週刊女性」(主婦と生活社、4月17日号)ではSexy Zone・佐藤勝利が、撮影中の4月期ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の休憩時間に、IQOSを吸っていたと報じた。アイドルの喫煙シーンはあまり見られないだけに、一部ファンにとってはお宝カットなのかもしれない。

 松本、『花のち晴れ』でTwitterサーバーダウン?

 ドラマに加えて映画化するほど大ヒットした『花より男子』(TBS系)シリーズで、財閥のお坊っちゃま・道明寺司を演じた松本。その続編といわれる4月期ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(同)の第1話に松本がゲスト出演し、Twitter上の話題を独占した。オンエアー中には「道明寺きたー!」「道明寺ヤバい」といった書き込みが続出し、トレンド上位を席巻。同時に、Twitterに接続しにくくなったことから、「道明寺のせいでサーバー落ち」などと、名誉の証しとして称えられた。

 この一件を、ファンは初回の放送日にかけて「4.17事件」「道明寺復活祭」と命名。アニメ映画『天空の城ラピュタ』のテレビ放送時、Twitterへ「バルス」を書き込む“バルス祭り”が恒例行事となっているが、道明寺の出現はこれを超える事態になったと、大喜びだった。しかし、ニュースサイト「ハフィントンポスト日本版」の記事によれば、Twitter広報担当は「たまたまこのタイミングでシステム障害が起きてしまい、道明寺の登場とサーバーダウンは無関係」と話したという。

 それでもファンは、「サーバーが落ちたのはTwitterの不具合だとしても、道明寺のせいにしたいじゃん! またあの男が10年ぶりにやらかしてくれたって思いたい!」「あのタイミングでサーバー落ちるのがスゴいし、『花晴れ』見てツイートしてた人のほとんどが『道明寺のせいだ!』と納得しちゃうのもスゴい」「道明寺、10年たっても変わらず最強」と、道明寺フィーバーを楽しんでいた。

嵐の“スケルトン衣装”は、King&Princeに引き継がれる!? 二宮和也が「着るべき」と断言

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm、4月29日放送)にて、デビュー当時に嵐が着用していた“スケルトン衣装”について語られる場面があった。

 リスナーからの「今年はスケルトンが流行るそうです。(中略)流行りは約20年でちょうど回ると言われているので、嵐さんがあの“スケスケ衣装”でデビューした年と同じだなと思ってしまいました」というメールを読み上げた二宮。嵐はデビューシングル「A・RA・SHI」(1999年発売)を披露するために出演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて、まるで雨合羽を素肌に着たような“スケルトン衣装”で登場し、大きな話題に。ジャニーズファンなら、誰もが知る“トンチキ衣装”である。

 二宮は「また来るんすか、スケルトン。人生80年だとしたらオレ、あと2~3回迎えるんですか、スケルトンがブームの時代を。ねえ、また!?」と、うんざりしている様子。しかし、二宮はもうスケルトン衣装を着る気はさらさらないらしく、「いいけどさ、King&Princeが着るべきじゃないですか? 今年スケルトンが流行るんだったら。今年の5月でしょ?」と5月23日にデビューを控えた後輩に衣装を押し付けようとする。そして「だから継承だよね、襲名です。“2代目スケスケ”として。我々はもう着ないですから。いや、もう着ない!」と、嵐メンバーの着用をキッパリと断っていた。

 とはいえ、二宮はスケルトン衣装を着ない、正当な理由を主張し始める。なんでも、あの衣装を着ると体温調節がしにくいらしく、「熱いんだもん、あれ。コスパが悪い!」と笑いながら説明。「あれはそう、悪いんだよな~」と散々文句を言いつつも、スケルトン衣装を懐かしんでいるようでもあった。

 そんな放送があった翌日、偶然にも嵐の先輩であるKinKi Kidsが、スケルトン衣装について語っていた。4月30日、動画配信サイト「GYAO!」にて公開された「KinKi you DVD」のライブコメンタリーにて、堂本光一と堂本剛がジャニーズの伝統的な「肌見せ衣装事情」についてトーク。KinKi Kidsは若いころ、ジャケットのボタンを開けるなど、前がはだけたものを多く着用していたと振り返っていた。“裸にジャケット”というジャニーズの定番スタイルについて語っていた際、光一が「そこで革命的だったのが嵐で。(ジャケットのボタンを)開けずに、開けずとも肌が見える総シースルーっていうね」と、嵐のスケルトン衣装を“革命的”と表現していたのだ。2人でしみじみ「すごかったよね~」と感心しており、ジャニーズアイドル自身も衝撃を受けた衣装だったようだ。

 KinKi Kidsに「革命的」とまで言わせた、嵐のスケルトン衣装。もしKing&Princeがこれを着ることになれば、間違いなく“伝説”になるだろうが、はたして引き継がれることはあるのだろうか……?

嵐の“スケルトン衣装”は、King&Princeに引き継がれる!? 二宮和也が「着るべき」と断言

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm、4月29日放送)にて、デビュー当時に嵐が着用していた“スケルトン衣装”について語られる場面があった。

 リスナーからの「今年はスケルトンが流行るそうです。(中略)流行りは約20年でちょうど回ると言われているので、嵐さんがあの“スケスケ衣装”でデビューした年と同じだなと思ってしまいました」というメールを読み上げた二宮。嵐はデビューシングル「A・RA・SHI」(1999年発売)を披露するために出演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて、まるで雨合羽を素肌に着たような“スケルトン衣装”で登場し、大きな話題に。ジャニーズファンなら、誰もが知る“トンチキ衣装”である。

 二宮は「また来るんすか、スケルトン。人生80年だとしたらオレ、あと2~3回迎えるんですか、スケルトンがブームの時代を。ねえ、また!?」と、うんざりしている様子。しかし、二宮はもうスケルトン衣装を着る気はさらさらないらしく、「いいけどさ、King&Princeが着るべきじゃないですか? 今年スケルトンが流行るんだったら。今年の5月でしょ?」と5月23日にデビューを控えた後輩に衣装を押し付けようとする。そして「だから継承だよね、襲名です。“2代目スケスケ”として。我々はもう着ないですから。いや、もう着ない!」と、嵐メンバーの着用をキッパリと断っていた。

 とはいえ、二宮はスケルトン衣装を着ない、正当な理由を主張し始める。なんでも、あの衣装を着ると体温調節がしにくいらしく、「熱いんだもん、あれ。コスパが悪い!」と笑いながら説明。「あれはそう、悪いんだよな~」と散々文句を言いつつも、スケルトン衣装を懐かしんでいるようでもあった。

 そんな放送があった翌日、偶然にも嵐の先輩であるKinKi Kidsが、スケルトン衣装について語っていた。4月30日、動画配信サイト「GYAO!」にて公開された「KinKi you DVD」のライブコメンタリーにて、堂本光一と堂本剛がジャニーズの伝統的な「肌見せ衣装事情」についてトーク。KinKi Kidsは若いころ、ジャケットのボタンを開けるなど、前がはだけたものを多く着用していたと振り返っていた。“裸にジャケット”というジャニーズの定番スタイルについて語っていた際、光一が「そこで革命的だったのが嵐で。(ジャケットのボタンを)開けずに、開けずとも肌が見える総シースルーっていうね」と、嵐のスケルトン衣装を“革命的”と表現していたのだ。2人でしみじみ「すごかったよね~」と感心しており、ジャニーズアイドル自身も衝撃を受けた衣装だったようだ。

 KinKi Kidsに「革命的」とまで言わせた、嵐のスケルトン衣装。もしKing&Princeがこれを着ることになれば、間違いなく“伝説”になるだろうが、はたして引き継がれることはあるのだろうか……?

『ブラックペアン』嵐・二宮和也に拍手喝采、イラつかせる“チンピラ演技”の魅力とは

 TBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送されている『ブラックペアン』を見て拍手喝采した。嵐・二宮和也の“チンピラ演技”が帰ってきたからだ。

 本作は『チーム・バチスタ』シリーズ(フジテレビ系)で知られる海堂尊の医療小説『新装版 ブラックペアン1998』(講談社)をドラマ化したものだ。舞台は東海地方にある東城大学医学部付属病院。心臓手術の権威である外科教授・佐伯清剛(内野聖陽)がいるため、心臓外科としては世界的権威とされる同院には、「オペ室の悪魔」と呼ばれる天才外科医・渡海征司郎(二宮)がいた。

 渡海は、論文を提出しないためヒラの医局員だが手術の成功率は100%。毎回、執刀医ではなく助手として手術に参加し、ほかの医師が失敗した時に代わりに手術を行う。代行する際に多額の金を担当医に請求するため「患者を生かして、医師を殺す」と評されている。 そんな渡海の姿を、研修医の世良雅志(竹内涼真)の視点から描く作品だ。

 放送前は、よくある医療モノと思いあまり期待していなかったものの、二宮が登場したらドラマの空気がガラッと変わり驚いた。

 渡海を演じる二宮の口調は喧嘩腰のため、見ている人をイラつかせる。特に、手術に失敗して精神的に追い詰められている医師に対し、追い込みをかける姿は本当にひどくてチンピラそのものだ。

 国民的アイドルグループ・嵐のメンバーとしてバラエティや歌番組に出演している時、二宮が人を食ったような悪態を取ることが時々あるが、それを100倍悪くした感じだ。同時に俳優としての二宮の魅力は、「こういうチンピラ感だよなぁ」とあらためて思い出したのだった。

 演技が生々しいがゆえの問題

 二宮は、2000年代に故・蜷川幸雄が監督した映画『青い炎』(2003)やクリント・イーストウッドの映画『硫黄島からの手紙』(06)に出演。テレビドラマでは巨匠・倉本聰が脚本を手がけた『優しい時間』(05)『拝啓、父上様』(07/ともにフジテレビ系)に出演し、ベテランの映画監督や劇作家から絶賛されていた。一昔前の若者が抱える鬱屈や焦燥感を演じさせたら、当時の二宮の右に出る者はいなかったのだ。

 その一方で、宮藤官九郎脚本の『流星の絆』(08、TBS系)や、堤幸彦が監督を務めた嵐主演の映画『ピカ☆ンチ』(02)シリーズといった、現代を舞台にした作品へも多数出演し、青春モノの若者役としても並ぶ者がいなかった。

 しかし、10年代に入り、二宮が30代になるとテレビドラマの出演が減っていく。落語家・立川談春の自叙伝『赤めだか』(TBS系)や、夏目漱石の小説をドラマ化した『坊ちゃん』(フジテレビ系)といった単発のスペシャルドラマも悪くはなかったが、ノスタルジーな世界観が前面に出ており、2000年代の二宮を思うと、どこか物足りなく感じた。

 30代を超えた男性アイドルにとって、役選びはとても難しい問題だ。多くは年齢不詳の漫画原作キャラクターを演じるようになっていく中、そういった役を演じるには二宮の演技は生々しすぎた。かといって、年相応の30代男性を演じることもなく、年齢上の違和感が表れない“近過去の青年”という微妙な立ち位置に甘んじていた。

 そんな中、『ブラックペアン』の二宮は、俳優として新しい段階に入ったように見えた。二宮の中にある鬱屈や焦燥感が、青年の持つ青臭ささとしてではなく、医師としての信念・美学の発露として現れていたからだ。

 渡海の姿を見ていると、ある作品を思い出す。堤がチーフ演出を務めた連続ドラマ『ハンドク!!!』(01、TBS系)だ。本作はTOKIO・長瀬智也が演じるヤンキー上がりの半人前ドクター・狭間一番が、医療は患者にとって平等ではないという残酷な現実に直面して、抵抗する姿を描いている。

 二宮が演じたのは坂口ノブという一番の弟分的存在。髪を金髪に染めたチンピラ的佇まいのノブは、チャラくて気さくな若者という感じだが、実は街の不良たちを束ねる恐ろしい存在だったことがわかってくる。病気の仲間を一番の病院に入院させたところ、仲間が命を落とし、その背後に臓器移植の問題が絡んでいたことを知ったノブは、病院の院長を刺したのちに命を落としてしまう。

 筆者は本作を見て、初めて二宮の存在を強く意識した。普段はヘラヘラしているが、腹の底に苛立ちと怒りを抱えていて、いざとなると爆発させる演技に圧倒された。

 同じ医療モノの『ブラックペアン』で、竹内が演じる研修医の兄貴分を二宮が演じていることに時の流れを感じる。しかし、全身からみなぎる苛立ちや怒りの芝居は『ハンドク!!!』の頃と変わらない。もしかしたら、それ以上かもしれない。

 第1話の平均視聴率は13.7(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、同枠の過去作と比べると若干低めだ。渡海の態度がひどすぎるという視聴者も少なくないのだろう。しかし、見ていて嫌な気持ちになるということは、それだけ芝居の本気度が高いのである。久々に発揮された二宮のチンピラ演技、極限まで追求してほしい。
(成馬零一)