「コンサートの合間も○○してた」、船舶免許を取った大野智の猛勉強を二宮和也が暴露!

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm、5月27日放送)にて、船舶免許を取得したメンバーの大野智について語った。

 大野は3月17日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)から、新企画「船舶免許取得プロジェクト」に挑戦。大野には昔から「自分の操縦する船で海に出てマグロを釣る」という夢があったが、従来の勉強嫌いから船舶免許を取ることをせず、夢が先延ばしになっていた。大野は勉強中、「この辺(胸)にずっと“憂鬱くん”がいるね」などとぼやき、フラストレーションが溜まっていたよう。しかし4月7日放送の同番組2時間スペシャルでは、3日間の講習を経て2級船舶免許を受験し、実技試験はあっさりパス、筆記試験も500点満点中の480点という高得点で見事に合格する過程を放送。大野が大喜びして「こんな点取ったの生まれて初めて」「オレ、できる子なんだ」と声を弾ませていた。

 そのことについて、リスナーからの「『嵐にしやがれ』で大野くんが船舶免許取得に励んでいましたね。勉強は嫌いだと言っていた大野くんですが、撮影の合間に勉強してる姿を見ましたか。船舶免許を取得した大野くんに、メンバーから祝福はありましたか?」というメッセージを読んだ二宮は、「けっこう勉強してましたよ。してたよね?」と近くにいたスタッフに確認。あまり反応が良くなかったのか、「見てないの? ウソでしょ? 大野智が見えてないってこと?」と呆れ声を出していた。続けて「大阪とかでコンサートやってる時とか、やってたよ。ずっとドリルみたいなの読んでたよ」「すごくがんばってたよ、あの人」と、大野が真面目に勉強に取り組んでいたことを明かしたのだった。

 さらに「『やりたくない、やりたくない』って言いながら、ずっとやってたよ」と暴露。しかし、二宮はそんな後ろ向きなことを言いながらも結果をきちんと出した大野のことを、「結局そういうことなんだろうね。『やりたくない、やりたくない』って言ってても、結局できちゃう」と感心していた。

 嵐の中で唯一、自動車免許を持っていない大野だけに、「人生初の免許ですから。こんな喜ばしいことはないよ。人生初の免許をちゃんと取ったんですから。大人になったねぇ~」とまるで保護者のような目線で語っていた。

 二宮の大野に対する親愛の気持ちが伝わってきた今回の放送。一生懸命勉強する大野と、それを横目で見守る二宮の姿を想像すると、ほのぼのとした気持ちになるファンは多いのではないだろうか。

嵐・二宮和也『ブラックペアン』が犯した失敗……『水戸黄門』パターンからの脱却なるか

 嵐・二宮和也が孤高の天才外科医を演じる日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)も第6話。視聴率は13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、今回も横ばいです。毎回、同じような展開なので、このままだと下がっていくかもしれません。今回はちょっと前に進んだけど。

 というわけで、振り返りましょう。

前回までのレビューはこちらから

■ニノちゃんは、あいかわらずかわゆい。

 見るからに悪童っぽい外科医・渡海(二宮)は、今回もシーン単体で見れば、非常にかわゆい立ち居振る舞いのオンパレードでした。

 先輩医師が腫瘍の取り残しというミスをしてしまったときの「和解金2,000万円を要求します」とか、落盤事故でケガ人が27人も搬送されてきたときに、研修医の世良くん(竹内涼真)に言った「一人も殺すなよ、動け!」とか、患者の危機一髪のときにアウトフォーカスから手術室に入ってくるとこなんてもう「キター!」って感じで、たまらんですね。たまらん。かわゆい。

 ニノ以外のキャストも、これもシーン単体で見ればという話ですが、全然悪くないです。高階講師(小泉孝太郎)が上司の命令と患者の命の間で揺れ動く瞬間も、治験コーディネーター・香織(加藤綾子)の得も言われぬ色気も、回を重ねるごとに汚れみが増していく佐伯教授(内野聖陽)も、まるで合いの手のように折に触れてアップショットが抜かれる関川先生(今野浩喜)もよい。前回からゲストで出ているジャストミート福澤も、『陸王』(同)の松岡修造と同様に、日曜劇場が発掘した俳優として今後、世に出ていくかもしれない。

 でも、いずれも「シーン単体で見たら」です。お話の登場人物としてキャラクターを演じきれているかといえば、まったくできてない。なぜなら、シナリオの時点でキャラクターが破綻しているからです。

■怒れよ、渡海。

 前回までにさんざん申し上げております通り、『ブラックペアン』は『水戸黄門』のような“お約束”を楽しむ作品でした。高階や、その他のいけすかない医者がメカやロボを使って奇をてらった術式の手術を強行し、失敗する。天才・渡海がそれを、基本に忠実な手技でリカバリーして命を救う。あくまで、そのパターンを守ることに時間を費やしています。

 そのパターンの中でバリエーションを出すのも大変で、実際、このところマンネリ化が目立っていた同作ですが、今回は「患者が渡海の母親」ということで、パターンの中で大きな揺らぎを生み出せる設定が投入されました。

 ここまで、あくまにクールを気取ってきた渡海でしたが、母親に対して奇をてらった手術をされ、しかも失敗されるとなれば、怒り狂ってもおかしくない。もう6話ですし、そろそろ渡海のそういう姿を見せてほしいと期待していたんです。

 が、まったく、不自然なくらいに、いつもの渡海でした。

「ほかのオペに入っていたから」という理由で誰かが勝手に母ちゃんの胸を開けても、さして怒らない。「腫瘍を取り残す」というミスを犯されても、「2,000万円くれ」とは言うものの、別に怒らない。高階が奇をてらったロボによる再手術の同意書を渡海に内緒で勝手に書かせても怒らないし、輸血用の血が足りないのにロボ手術を強行しても怒らない。あげく高階がロボ手術をミスって母ちゃんが死にかけても怒らない。いつも通り、ささっとリカバリーして嫌味を言って去っていくだけ。

 控え目に言って、こいつ頭おかしいんじゃねえかと思いました。目の前で母ちゃんが殺されかけてるのに、なんでそんな感じなの? バカなの?

 今回、渡海は取り乱さなければいけなかったと思うんです。母ちゃんを殺されることに恐怖しなければならなかった。これじゃ母ちゃんを患者にした意味がないんです。

 さらに今回、近所で落盤事故が起きて27人が緊急搬送されてくるという事態も発生しました。この27人も、渡海は全員助けちゃった。27人もいれば病院に着いた時点で死んでる人もいそうですが、全員助けちゃった。

 そうして母ちゃんと27人の負傷者を平常運転で救ってしまったことによって、渡海という医者は「治せる患者は全員治せる」天才外科医から「誰でも、どんなケガでも病気でも、どんなタイミングでも、絶対に治せる」魔法使いになってしまっている。しかも、渡海と母親の間に“何もない”ので2人の関係性を描くこともできず、渡海が「母ちゃんが死にそうでも平気」な、たいへん珍しい人物に見えてしまっている。

 普通の医療ドラマなら、より医者の心情を深堀りできるはずの「肉親が患者」という設定が、渡海の人格破綻をさらに加速させるという、これは明らかに失敗していると感じました。

■『水戸黄門』からの脱却

 なぜそんな失敗が起こったかというと、「患者が母親」の投入は、決してパターン内でのマンネリ打破のためではなかったからです。うっすらとパターンの外で語られてきた「ブラックペアンって何?」「渡海と佐伯教授の因縁っぽいのは何?」という本筋に展開を与えるために、佐伯教授の過去を知る人物として母親が必要だった。

 だったら普通に出して、普通にエピソードを絡めて説明すればいいのに、「せっかく母親出すんだから、病気にしちゃえ! 瀕死にしちゃえ! 感動するだろ!」というドラマの強欲が出た結果でしょう。で、「天才外科医が母親を救う」というシチュエーションは、細部がどうあれ感動的に見えてしまう。

 とにかく強欲なんです、『ブラックペアン』というドラマは。何もかも詰め込んで押し通そうという姿勢がすごい。とにかく渡海は比類なき天才であるべきだし、最新医療機器はどんどん出すべきだし、そういう最新ロボは失敗するべきだし、竹内涼真は泣いているべきだし、権力闘争中の大人たちは徹底的に卑怯であるべきだし……そういう出力最優先主義というか、物量主義というか、強引で豊饒な作劇の悪いところが全部出たのが今回だったように思うんです。

 これが、やっぱりそこそこ面白いというのが、始末の悪いところなんですよねえ。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

嵐・二宮和也『ブラックペアン』が犯した失敗……『水戸黄門』パターンからの脱却なるか

 嵐・二宮和也が孤高の天才外科医を演じる日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)も第6話。視聴率は13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、今回も横ばいです。毎回、同じような展開なので、このままだと下がっていくかもしれません。今回はちょっと前に進んだけど。

 というわけで、振り返りましょう。

前回までのレビューはこちらから

■ニノちゃんは、あいかわらずかわゆい。

 見るからに悪童っぽい外科医・渡海(二宮)は、今回もシーン単体で見れば、非常にかわゆい立ち居振る舞いのオンパレードでした。

 先輩医師が腫瘍の取り残しというミスをしてしまったときの「和解金2,000万円を要求します」とか、落盤事故でケガ人が27人も搬送されてきたときに、研修医の世良くん(竹内涼真)に言った「一人も殺すなよ、動け!」とか、患者の危機一髪のときにアウトフォーカスから手術室に入ってくるとこなんてもう「キター!」って感じで、たまらんですね。たまらん。かわゆい。

 ニノ以外のキャストも、これもシーン単体で見ればという話ですが、全然悪くないです。高階講師(小泉孝太郎)が上司の命令と患者の命の間で揺れ動く瞬間も、治験コーディネーター・香織(加藤綾子)の得も言われぬ色気も、回を重ねるごとに汚れみが増していく佐伯教授(内野聖陽)も、まるで合いの手のように折に触れてアップショットが抜かれる関川先生(今野浩喜)もよい。前回からゲストで出ているジャストミート福澤も、『陸王』(同)の松岡修造と同様に、日曜劇場が発掘した俳優として今後、世に出ていくかもしれない。

 でも、いずれも「シーン単体で見たら」です。お話の登場人物としてキャラクターを演じきれているかといえば、まったくできてない。なぜなら、シナリオの時点でキャラクターが破綻しているからです。

■怒れよ、渡海。

 前回までにさんざん申し上げております通り、『ブラックペアン』は『水戸黄門』のような“お約束”を楽しむ作品でした。高階や、その他のいけすかない医者がメカやロボを使って奇をてらった術式の手術を強行し、失敗する。天才・渡海がそれを、基本に忠実な手技でリカバリーして命を救う。あくまで、そのパターンを守ることに時間を費やしています。

 そのパターンの中でバリエーションを出すのも大変で、実際、このところマンネリ化が目立っていた同作ですが、今回は「患者が渡海の母親」ということで、パターンの中で大きな揺らぎを生み出せる設定が投入されました。

 ここまで、あくまにクールを気取ってきた渡海でしたが、母親に対して奇をてらった手術をされ、しかも失敗されるとなれば、怒り狂ってもおかしくない。もう6話ですし、そろそろ渡海のそういう姿を見せてほしいと期待していたんです。

 が、まったく、不自然なくらいに、いつもの渡海でした。

「ほかのオペに入っていたから」という理由で誰かが勝手に母ちゃんの胸を開けても、さして怒らない。「腫瘍を取り残す」というミスを犯されても、「2,000万円くれ」とは言うものの、別に怒らない。高階が奇をてらったロボによる再手術の同意書を渡海に内緒で勝手に書かせても怒らないし、輸血用の血が足りないのにロボ手術を強行しても怒らない。あげく高階がロボ手術をミスって母ちゃんが死にかけても怒らない。いつも通り、ささっとリカバリーして嫌味を言って去っていくだけ。

 控え目に言って、こいつ頭おかしいんじゃねえかと思いました。目の前で母ちゃんが殺されかけてるのに、なんでそんな感じなの? バカなの?

 今回、渡海は取り乱さなければいけなかったと思うんです。母ちゃんを殺されることに恐怖しなければならなかった。これじゃ母ちゃんを患者にした意味がないんです。

 さらに今回、近所で落盤事故が起きて27人が緊急搬送されてくるという事態も発生しました。この27人も、渡海は全員助けちゃった。27人もいれば病院に着いた時点で死んでる人もいそうですが、全員助けちゃった。

 そうして母ちゃんと27人の負傷者を平常運転で救ってしまったことによって、渡海という医者は「治せる患者は全員治せる」天才外科医から「誰でも、どんなケガでも病気でも、どんなタイミングでも、絶対に治せる」魔法使いになってしまっている。しかも、渡海と母親の間に“何もない”ので2人の関係性を描くこともできず、渡海が「母ちゃんが死にそうでも平気」な、たいへん珍しい人物に見えてしまっている。

 普通の医療ドラマなら、より医者の心情を深堀りできるはずの「肉親が患者」という設定が、渡海の人格破綻をさらに加速させるという、これは明らかに失敗していると感じました。

■『水戸黄門』からの脱却

 なぜそんな失敗が起こったかというと、「患者が母親」の投入は、決してパターン内でのマンネリ打破のためではなかったからです。うっすらとパターンの外で語られてきた「ブラックペアンって何?」「渡海と佐伯教授の因縁っぽいのは何?」という本筋に展開を与えるために、佐伯教授の過去を知る人物として母親が必要だった。

 だったら普通に出して、普通にエピソードを絡めて説明すればいいのに、「せっかく母親出すんだから、病気にしちゃえ! 瀕死にしちゃえ! 感動するだろ!」というドラマの強欲が出た結果でしょう。で、「天才外科医が母親を救う」というシチュエーションは、細部がどうあれ感動的に見えてしまう。

 とにかく強欲なんです、『ブラックペアン』というドラマは。何もかも詰め込んで押し通そうという姿勢がすごい。とにかく渡海は比類なき天才であるべきだし、最新医療機器はどんどん出すべきだし、そういう最新ロボは失敗するべきだし、竹内涼真は泣いているべきだし、権力闘争中の大人たちは徹底的に卑怯であるべきだし……そういう出力最優先主義というか、物量主義というか、強引で豊饒な作劇の悪いところが全部出たのが今回だったように思うんです。

 これが、やっぱりそこそこ面白いというのが、始末の悪いところなんですよねえ。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

嵐・二宮和也、「結局できちゃう」と大野智を絶賛! “船舶免許”受験の舞台ウラ明かす

 嵐・二宮和也が自身のラジオ番組で、大野智の船舶免許取得について言及した。

 嵐の冠番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の企画「大野智、船を買う。」で「自分の操縦する船で海に出て、マグロを釣る」という夢を叶えるため、まずは船舶免許取得に挑戦していた大野。とはいえ、大野は大の勉強嫌い。番組ではネガティブな発言を繰り返すことも少なくなかった。

 しかし、先月に放送された『嵐にしやがれ』では実技試験を難なくパスし、学科試験でも500満点中480点という高得点で、見事一発合格。この結果に満面の笑みを浮かべ、喜ぶ様子が放送された。

 そんな中、二宮がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)の5月27日放送回では、リスナーから大野の船舶免許に関するメッセージが届いた。「合間に勉強してる姿を見ましたか? 嵐のみんなから祝福はありましたか?」という質問に対し二宮は、「結構勉強してましたよ」とコメント。

 また、その場にいたスタッフに「してたよね?」と話を振ったものの、あまり芳しくない返事が返ってきたようで、「……見てないの? ウソでしょ? 大野智が見えてないってこと?」と驚きつつ、「大阪とかでコンサートやってる時とか、ずっとドリルみたいなのやってたよ。『やりたくない、やりたくない』って言いながらやってたよ」というエピソードを披露した。

 また、自宅に帰っても勉強していたかについては「怪しすぎる」と漏らしていたものの、「結局そういうことなんだろうね。結局できちゃう」と大野を評価。「結構やってましたよ大野さん、頑張って」と勉強していたことをあらためて強調しつつ、「あの人の人生初の免許。こんな喜ばしいことはないよ。大人になったねぇ」としみじみ語っていた。

 このエピソードにファンからは、「やっぱり智くんすごく頑張ってたんだね!」「大野くんをベタ褒めする二宮くん! 大野くんのこと大好きなんだなって伝わってくる」「いつかメンバー乗せて海に出航してほしいな」といった声が集まっている。

また、このメッセージが紹介されたあとには二宮が選んだ曲は嵐の「ファイトソング」。嵐が作詞し、二宮が作曲した曲で、頑張る人への応援歌だ。端々に、二宮のメンバー愛を感じることのできる放送回となっていた。
(福田マリ)

「もはや水戸黄門」『ブラックペアン』先が読める展開に呆れる視聴者続出

 5月27日夜10時から第6話が放送される、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)。視聴率は初回13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話12.4%、第3話12.1%、第4話13.1%、第5話13.4%と好調を維持している。

 同ドラマは、天才的な手技を持つが、出世に興味のない東城大学医学部付属病院の外科医・渡海征司郎(二宮)が主人公。己の手術技術を信じる渡海は、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、最新医療機器「スナイプ」導入をめぐるさまざまな不正や目論見を暴いていく。

 第5話では、高階(小泉孝太郎)が最新医療用機器「スナイプ」を使って手術した患者・島野小春(稲垣来泉)の再手術を行うことに。高階は、開胸手術ができない小春のため、内視鏡下手術支援ロボット「ダーウィン」での手術を提案。その結果、帝華大からダーウィンを借り入れ、東城大で手術を行うことが決まった。

 小春の再手術を執刀する帝華大の松岡(音尾琢真)は、ダーウィンを見て驚く東城大の医局員たちに対し「初めて黒船を見た江戸庶民って感じだな」と、嫌味な態度をとる。そして手術当日、ダーウィンを操作して小春の手術を進めていくが、準備を怠ったことによりミスが発生。すると、為す術がなくパニックに陥った松岡の元に渡海が現れ、ピンチを救うのだった。

「ネット上では、あまりにも先が読める展開に呆れた声が上がっています。松岡が嫌味な言動をしている時点で、視聴者からは『手術失敗フラグ』『絶対に、こいつミスするわ』といった声が寄せられ、案の定失敗。その後、渡海が助けに向かう展開にも、『はいはい、渡海先生すごいね』『この展開、何回繰り返すんだよ』『調子にのる、失敗する、渡海先生登場のパターン何回目?』『もはや水戸黄門だと思って見てる』とウンザリしている人が多いようでした」(芸能ライター)

 第6話では、東城大に渡海の母・春江(倍賞美津子)が搬送されてくる。黒崎(橋本さとし)の緊急手術によって腫瘍は取り除かれ危機を脱したものの、術後の検査でまだ腫瘍が残っていることが発覚。渡海はそのことを医療過誤と責め立て、東城大に和解金を要求することに。

 一方、日本外科学会理事長選では、戦いの焦点がスナイプから最先端の手術支援ロボット・ダーウィンへと移っていた。厚生労働省主導のもと、日本産のダーウィン、通称“カエサル”が開発されると、治験扱いで東城大に導入されることが決定。そしてカエサルの責任者となった高階は、治験第1号として春江に目をつけるのだった。

「主人公の渡海が“空気”と言われている『ブラックペアン』ですが、第6話にしてようやく渡海を中心に話が回るようです。ドラマが後半に差し掛かり、渡海がどのように存在感を発揮していくのか注目が集まります」(同)

 果たして春江の手術に、渡海はどう向き合うのだろうか。注目が集まる。

「もはや水戸黄門」『ブラックペアン』先が読める展開に呆れる視聴者続出

 5月27日夜10時から第6話が放送される、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)。視聴率は初回13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話12.4%、第3話12.1%、第4話13.1%、第5話13.4%と好調を維持している。

 同ドラマは、天才的な手技を持つが、出世に興味のない東城大学医学部付属病院の外科医・渡海征司郎(二宮)が主人公。己の手術技術を信じる渡海は、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、最新医療機器「スナイプ」導入をめぐるさまざまな不正や目論見を暴いていく。

 第5話では、高階(小泉孝太郎)が最新医療用機器「スナイプ」を使って手術した患者・島野小春(稲垣来泉)の再手術を行うことに。高階は、開胸手術ができない小春のため、内視鏡下手術支援ロボット「ダーウィン」での手術を提案。その結果、帝華大からダーウィンを借り入れ、東城大で手術を行うことが決まった。

 小春の再手術を執刀する帝華大の松岡(音尾琢真)は、ダーウィンを見て驚く東城大の医局員たちに対し「初めて黒船を見た江戸庶民って感じだな」と、嫌味な態度をとる。そして手術当日、ダーウィンを操作して小春の手術を進めていくが、準備を怠ったことによりミスが発生。すると、為す術がなくパニックに陥った松岡の元に渡海が現れ、ピンチを救うのだった。

「ネット上では、あまりにも先が読める展開に呆れた声が上がっています。松岡が嫌味な言動をしている時点で、視聴者からは『手術失敗フラグ』『絶対に、こいつミスするわ』といった声が寄せられ、案の定失敗。その後、渡海が助けに向かう展開にも、『はいはい、渡海先生すごいね』『この展開、何回繰り返すんだよ』『調子にのる、失敗する、渡海先生登場のパターン何回目?』『もはや水戸黄門だと思って見てる』とウンザリしている人が多いようでした」(芸能ライター)

 第6話では、東城大に渡海の母・春江(倍賞美津子)が搬送されてくる。黒崎(橋本さとし)の緊急手術によって腫瘍は取り除かれ危機を脱したものの、術後の検査でまだ腫瘍が残っていることが発覚。渡海はそのことを医療過誤と責め立て、東城大に和解金を要求することに。

 一方、日本外科学会理事長選では、戦いの焦点がスナイプから最先端の手術支援ロボット・ダーウィンへと移っていた。厚生労働省主導のもと、日本産のダーウィン、通称“カエサル”が開発されると、治験扱いで東城大に導入されることが決定。そしてカエサルの責任者となった高階は、治験第1号として春江に目をつけるのだった。

「主人公の渡海が“空気”と言われている『ブラックペアン』ですが、第6話にしてようやく渡海を中心に話が回るようです。ドラマが後半に差し掛かり、渡海がどのように存在感を発揮していくのか注目が集まります」(同)

 果たして春江の手術に、渡海はどう向き合うのだろうか。注目が集まる。

「伊藤綾子の影しか出てこない!」嵐・二宮和也が私生活を明かすも、ファンから猛烈な“拒否反応”

 TOKIO国分太一が司会を務める情報番組『ビビット』(TBS系、5月25日放送)に、嵐・二宮和也がゲスト出演。プライベートでも仲がいいという2人のワチャワチャが楽しめた一方、二宮の言動がファンの間で波紋を呼んでいる。

 今回は、「インドア派の二宮が家で快適に過ごせる便利グッズを探す」ということで、ホームセンター「カインズ」にてロケを敢行。2人はよく食事に行く仲だといい、二宮は国分について「(食事に行くのが)1番多いんじゃないですか、先輩で」と明かしたが、国分は「先輩って思ってないでしょ?」と二宮に質問。すると二宮は「もはや思わなくなってきた」とニッコリし、終始“タメ口”で話をしていた。

 そんな仲良しの2人はまったりと買い物を楽しみつつ、掃除用具コーナーに差しかかったとき、国分が二宮に「掃除とかしてる?」と質問。二宮は「最近、急に好きになりました」と答え、俳優・沢村一樹と街を掃除するというロケを行った際、「“磨く”ということがどれだけ楽しいことかっていうのを延々言われて」興味を持ったと明かしていた。また、二宮の自宅が「まあまあ汚れてる」ため、掃除の成果が目に見えてわかるといい、「それで、磨くのは好きになってきた」とのこと。休日は壁についている汚れを一心不乱に落としているそうで、二宮の引きこもりぶりが露わになっていたのだった。

 その後、国分が“菜園マニア”ということで、2人は園芸用品コーナーへ。国分は二宮にさまざまな植物をレクチャーしたあと、「シシトウは本当おすすめ!」と熱をこめてプレゼン。虫がつきにくいことや、ニンニクと唐辛子で炒めて食べると美味しいことなど、シシトウの良さをアピールされた二宮は「じゃあ、やろう!」とすっかりその気になり、国分からシシトウの鉢植えをプレゼントされていたのだった。

 このように仲の良いやり取りをしていた2人だったが、放送を見たファンからは、かねてより二宮と熱愛がウワサされている元フリーアナウンサー・伊藤綾子を「連想する」といった声が。二宮と伊藤は、2016年7月に「女性セブン」(小学館)にて交際が報じられ、その直後、伊藤が所属していたセント・フォースが運営するブログ(現在は削除)に、二宮との交際を“匂わせる”ような投稿が多数発見され、ファンから大バッシングを浴びることに。さらに、今年4月には再び「女性セブン」が車に同乗する二宮と伊藤の2ショット写真などを掲載し、現在も2人が親密な関係にあることにショックを受けるファンが続出していた。

 今回、『ビビット』で私生活を明かした二宮。番組上では女性の存在を思わせる発言はなかったものの、ネット上では「二宮のプライベートの話なんて聞きたくない! 伊藤綾子の影しか出てこない!」「最近掃除に興味持ったって言ってたけど……やっぱ綾子の影響?」「二宮が家でなにしてるか聞いても、伊藤綾子しか頭に出てこない……『ビビット』見るんじゃなかった」など、ファンの“拒否反応”が見受けられた。 

 5月17日に放送された『VS嵐』(フジテレビ系)でも、二宮が最近家庭菜園デビューしたと明かし、ファンからは驚きの声が続出。『ビビット』放送後なら、これが国分から勧められたシシトウの苗を育てている、という話だとわかるが、ファンからは「どうせ伊藤綾子が育ててるんでしょ? ニノが1人で育てられるとは思わないけど」「ゲームにしか興味のなかったニノが、突然らしくないことをやってるね。綾子の影響受けすぎ」など、二宮への厳しい意見が相次いでいた。

 本来、ジャニーズアイドルの私生活はファンの興味を引く話題だが、二宮のファンにとってはデリケートな話題なようだ。

嵐・二宮和也、飲み会で「隣の席がよく空く」理由に動揺!? 酒席での不可解行動明らかに

 嵐の5人が毎回さまざまなゲストを迎え、番組オリジナルのゲームを展開するアミューズメントゲームバラエティ『VS嵐』(フジテレビ系)。

 5月24日放送、オープニングのフリートークは、来月開催される『サッカーワールドカップ』について。最近、サッカーを見ているという松本潤は、最も好きだという選手・イニエスタに「じゃあメッセージを」と櫻井翔に無茶振りされ、「見てるの!?」と戸惑いつつも「イニエスタ、君の退団は寂しいよ。君のこれからの人生を期待してるよ」とメッセージ。日韓ワールドカップの際は、大野智と櫻井と相葉雅紀の3人で宮城・仙台のトルコ戦を観戦したという。入場前から雨が降っていたため、レインコートを買うかどうか「ちょっと揉めた」ものの、「会場の中に入れば売ってるよ」と買わずに入場したところ、1枚も販売されておらず「びっちょびちょ」で観戦する羽目になったエピソードが披露された。大野が「帰りは中華料理食べて帰ったよね」と言うと、相葉は「よく覚えてるね(笑)」と笑っていたのだった。

 ゲストには舞台『ニンゲン御破算』の出演者から阿部サダヲ、岡田将生、多部未華子、荒川良々、皆川猿時、平岩紙の5人が登場した。嵐チームにはプラスワンゲストとして、狩野英孝とジャングルポケット・斉藤慎二が加わるが、「あれ~? 狩野くんペースが早いね!」と4月に登場したばかりの狩野に相葉がツッコみ。「本当、『VS嵐』は狩野好き好き!」と狩野自身も乗っかった。

 最初のゲームはピンボールランナー。ピンボール台から落ちてくるボールを、頭上に乗せたかごを使ってキャッチしていくゲームだが、ゲストチームは多部の指示が弱いのか、やや苦戦。嵐チームは松本がチャレンジするが、ここで、プライベートで松本に遭遇したという皆川がエピソードを披露。ドラマの打ち上げでバーに行ったところ、先客に松本の姿が。大人数の打ち上げスタッフを見た松本は、テーブルを譲ったものの、席がなくなってしまったため、カウンターの中に入っていったんだとか。そこで皆川が、「せっかくだから『かっこいいカクテル作って』」とオーダーしたところ「バスクリンみたいなの、出てきた(笑)」そうで、これに松本本人も爆笑。「気に入ってくださって、5回くらい作った(笑)」のだという。

 さらに、松本に関するとっておきエピソードが斉藤からも。「松本に少し似ている」と評されたことがあるという斉藤は、学園祭で訪れたヤンキー高校で「松本潤さんに似てるんです」と言ったところ、生徒が立ち上がって「似てねえじゃねえか、このヤロー!」と反論。するとまた別の生徒が立ち上がり、「似てんじゃねえか、このヤロー」と、似てない派・似てる派でケンカが始まってしまったという。そしてゲームが始まると、残念ながら松本はゲストに負けとなった。

 続いて次第に変わっていく有名人の顔を当てる「顔ミックス対決」。ゲストが、それぞれ誰に似てるといわれるか問われると、阿部はダンディ坂野、岡田はウエンツ瑛士、多部はNEWS・増田貴久、荒川はなかやまきんに君、皆川はダイノジ・大地洋輔、平岩は新幹線だと明かした。

 そして、カートを使ってフィールド内のボールをゴールに入れる「GoGoスイーパー」が久しぶりに登場。ここでは、二宮の過去がゲストから明かされることに。飲み会で二宮と一緒になったという平岩が、トイレから戻ると自分の席が埋まっていて、二宮が「『そこ(隣)座んなよ』と促してくれて、そこ座ったら、二宮くんマジック始めて」と告白。これには二宮も大笑いし、松本も「あったね、マジック期」と共感。平岩が、「ずっと『なんでだろう』とリアクションをとらなきゃいけない席だったんです、そこが」と続けると、二宮は大笑いで、「そうそう、あの時代は本当に隣の席がよく空きました」と振り返っていた。

 最後は、ベルトコンベア上のピンをボウリングボールで倒す「ボンバーストライカー」。ここでは、芝居稽古の帰りにみんなを誘っているというほどボウリング好きの岡田が大健闘。ストライクを連発し、高得点をたたき出した。続く嵐も頑張るが、残念ながらゲストチームには及ばず。気をよくした岡田が「やっぱりボウリング行きません?」と仲間たちを誘う姿も見られた。

 最終的には『ニンゲン御破算』チームが勝利となったが、嵐も松本や二宮の知られざるエピソードが多かったところは収穫といえるだろう。次回も楽しみだ。

嵐・二宮和也、自身の“友人関係”について語る! 「友だちは少なくていい」と本音ポロリ

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm、5月20日放送)にて、二宮が自身の“友人関係”について考えを明かした。

 「私の1番仲のいい友だちが、やたらと“友だち多いアピール”をする」ことに怒っているリスナーから、ちょっと複雑な内容のメッセージが届く。なんでも、「友だちが少ない」というこのリスナーが、別の友人と遊んだことをSNSにアップすると、嫉妬してこの友人がSNSに他の友人と遊んだことや、友人が多いことをアピールしてくるとのこと。二宮は、この相談をしてきたリスナーの年齢が21歳だと知ると、「年齢かな、やっぱりね。1人でも多く友だちが欲しいよ、ってなるのかな?」と見解を述べたあとに、「オレ、携帯(電話)に(連絡先が)入ってる人で、1年間でかけない人、めちゃんこいるけどね。60件ぐらいしか入ってないけど」と、自身の交友関係の少なさについて明かした。

 続いて二宮は「友だちが大事だって生き方を、私はしていないのかもしれない。少なくても別にいいと思っているから」と語り、リスナーとその友人が“SNS”を通して関係性をこじらせていることに着目し、「そんなんだったら、やめちゃえばいいのに、SNSなんて。ストレスにならないのかな?」とアドバイス。さらに「友だちなんて多かろうと少なかろうと、大して変わんない気がするけどな」と持論を述べていた。

 しかし、友人が少ない分、二宮の交友関係は濃厚なよう。4月19日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では、二宮と10年来の友人だという落語家・立川談春と“サシ飲み”をする企画が放送。番組では、談春が二宮との初対面について、自分の他に俳優の三浦友和や笑福亭鶴瓶といった大先輩がいるにもかかわらず、ビーチサンダルを履いた二宮が「チーッス」とあいさつして現れた、というエピソードが紹介された。談春は「この無礼者!」と思ったというが、二宮が「ボク先輩には基本的にはそうしてますよ。好きだから、敬語で話すと縮まっていかない、距離が」と熱弁すると、談春が「その通りだね~」と納得。この会話だけで、2人の関係性がよくわかる場面であった。

 ラジオでは、『夜会』を見たリスナーから「とてもおもしろかったです」という感想も届き、「ボク談春さんとは結構ね、最近会ってるので。話、普通にしてるからね。会いますよ、別に全然、普通に。忙しいって言ってるけど。だいたい週末……でもないか。空いてる時は空いてたりするから、そういう時に会って話したり」しているそう。自宅に引きこもってゲームばかりをしているイメージが強い二宮だが、仲のいい人とは積極的に交流していることがよくわかる発言であった。

 アドレス帳に入っている友人が60人という、華やかな芸能人としてはかなり狭い交友関係を築いている二宮。しかし、仲が良い友人とは濃くて深い付き合いをしているため、「友だちは少なくても別にいい」と言いきれるのだろう。

嵐・二宮和也『ブラックペアン』マンネリ感と粗い肉付け「でも面白い」という凄み

 今週もニノちゃまこと嵐・二宮和也がすこぶる愛らしかった日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)も第5話。視聴率は13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ほぼ横ばいです。最終回でようやく15%に届くかどうか、という感じですかね。正直、ニノの可愛げ以外に、あんまり伸びしろは感じません。

 というわけで、振り返りましょう。

前回のレビューはこちらから

 

■完全に『水戸黄門』とか『遠山の金さん』とか

 今回も基本的に、ほかの医者が失敗した手術を主人公・渡海(二宮)がリカバリーするという、いつもの展開。マンネリ感の漂う中、目新しさとして投入されたのが手術用ロボットの「ダーウィン」でした。

 このダーウィン、実際の医療現場でも使われている「ダヴィンチ」という手術支援ロボットなのだそうです。渡海たちが働く病院で、重病の女の子の手術をダーウィンで行うことになり、渡海は興味なさげな顔を見せつつ裏でしっかりダーウィンについて勉強したり、女の子に造血剤を投与したりして、失敗に備えます。案の定、ダーウィンによる手術は大失敗。渡海がババンと登場してササっと手術をこなし、一件落着となりました。

 もうこのドラマは『水戸黄門』とか『遠山の金さん』のように、お約束を楽しむ作品だと思ったほうがよさそうです。「なんだかんだあって、渡海が助ける」という以上の展開を期待すると、肩透かしを食らってしまう。5話目にして、ようやく楽しみ方がわかってきました。とにかく、本筋であるはずの「ブラックペアン」について、体内にペアンが残されたX線写真についての話が、まるで進まないんだもの。

 とはいえ、思い返してみれば、原作である『ブラックペアン1988』(講談社)は研修医の世良くん(竹内涼真)の心情描写に多くのページが割かれているわけで、主人公を世良くんから渡海先生に変更した時点で、1クールのドラマとしては、まったくエピソードが足りなくなることは自明なんですよね。そこで尺足しのために投入されたのがダーウィンだったわけですが、ものすごく、これは違和感があるマシンでした。原作タイトルから『1988』を外したのは、このためだったのでしょうけれども。

 

■じゃ、スナイプいる?

 私は医療についてなんの知識もない単なるどらまっ子ですので、このドラマから得た知識と理解だけで話を進めますけれども、「スナイプ」は最先端医療マシンとして登場したはずなんですよね。これまで開胸が必要だった手術も、スナイプならちょっと穴を開けるだけで心臓の中までいける。患者の負担も少なく、執刀医の技量にも左右されない。外科の未来を担うニューマシン。しかし劇中、そのニューマシンによる手術は失敗を繰り返し、渡海によるリカバリーがなければ何人も死んでいたことでしょう。

 そこで登場したダーウィンなんですが、特徴はこうです。これまで開胸が必要だった手術も、ダーウィンならちょっと穴を開けるだけで心臓の中まで行ける。患者の負担も少なく、執刀医の技量にも左右されない。外科の未来を担うニューマシン。しかも、機械なので人間より細かい作業ができる。

 まんまこれ、スナイプの超進化版というか、「4本腕のオートメーションスナイプ」というか、ダーウィンが世の中に存在するなら、スナイプっていらなくない? と思うんです。スナイプなら可能で、ダーウィンで不可能なことが想像できない。ここまでさんざん「外科の世界を変える」と喧伝してきたはずのスナイプが、完全に「ダーウィンの腕部分のおもちゃ」にしか見えなくなってしまう。

 原作は1988年の話で、当時の現実としてスナイプっぽいものはあっても、ダーウィンっぽいものはなかったのでしょう。作者の海堂尊さんはお医者さんでもあるので、そのへんのリアリティには注意を払っていたと想像します。

 その1988年の時点で“最先端”として登場したスナイプを2018年の現代劇であるドラマにそのまま持ってきて、さらに2018年の“最先端”であるダーウィンも登場させてしまう。自動車に例えれば、4話目まで『頭文字D』(講談社)でおなじみの藤原とうふ店のパンダトレノが「最先端の夢のマシン」だったのに、5話目から急に自動運転の電気自動車が出てきたようなものです。パソコンでいえば「PC-9801」とIntel Core i7搭載の「MacBookAir」が両方とも「最先端」と謳われている。ゲーム機ならゲームボーイとNintendo Switchが……といった具合です。

 何が言いたいかというと、それくらい『ブラックペアン』というドラマの肉付けはいい加減なので、マジメに考えながら見ていると頭が混乱するという話です。「なんだかんだあって、渡海が助ける」の「なんだかんだ」の部分は、あんまりちゃんと見ないほうがいいと思う。スナイプやダーウィンの設定のいい加減さに振り回されるように、それらを持ちこんでくる高階講師(小泉孝太郎)や西崎教授(市川猿之助)たちのキャラクターも右往左往して、なかなか人物像が見えてきません。彼らと真剣に向き合えば向き合うほど、「なんなんだよ!」とツッコミたくなってしまうこと請け合いです。

■でも面白いという豪腕ぶり

『ブラックペアン』のすごいところは、シナリオ的にそこまで粗いことをやっておきながら、毎回それなりにきっちり面白いということです。とにかく見せちゃう。見せ切っちゃう。

 今回も、ダーウィンのスペシャリストとして渡海たちの勤める東城大に乗り込んできた松岡さん(音尾琢真)がいい具合に憎たらしく、トラブルに陥ると、いい具合に狼狽えてくれる。アーム同士が干渉して動けなくなったダーウィンが巨躯を震わせて呻く様子を切り取った数秒のカットも、「暴走寸前の最先端マシン」という感じで、異様に怖い。年端もいかない重病の女の子に「高階先生は、干されたんだよ」などと言い放つ渡海は相変わらず猫背で素敵だし、どの場面でも、だいたい一番まともなことを言っているのに扱いがよくない関川先生(今野浩喜)も存在感を発揮している。ノースリーブのカトパンは今日もエロエロにエロい。

 端的に言って、画面が終始エモいのです。エモーションに満ちてる。ダーウィンの撮影には、本物のダヴィンチを借りてきたそうです。本物を借りてきておいて「ロボット手術」の信頼性を著しく損なうような描写を平気でやっちゃうあたり、狂気すら感じます。

 原作からエッセンスを拾いつつ、基本的には「死にそうな人を助ける」という“場面の強さ”を演出することに全力を注いでいるように見える『ブラックペアン』。あんまり深く考えずに、「今日も最後に渡海くんが助けるぞ!」という気持ちで最終話まで楽しみたいと思います。
(文=どらまっ子AKIちゃん)