嵐・二宮和也『ブラックペアン』ラスト3話だけ見とけば大丈夫だったんじゃないか疑惑が……

 最終回直前の第9話を迎え、視聴率16.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、今回も好調だった日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)。“天才外科医”渡海征司郎(二宮和也)は、今日も元気に他人が失敗した手術に横入りし、見事に患者の命を救いました。

 単話ごとで見れば、いつもテンションが高くて見応えのある同ドラマ。その反面、連ドラとしてのお話のつながりやキャラクターの整合性は無茶苦茶で、追いかけるのがかなりしんどいわけですが、もうあと2話なのでね、一旦リセットして楽しみましょう。振り返ります。

前回までのレビューはこちらから

■うーん、面白かった!

 毎度、ストーリーの進行に必要な誰かが心臓病で倒れるのが“お約束”ですが、今回は東城大の医局の重鎮・佐伯教授(内野聖陽)がそのお役目を引き受けることに。なんでも、今までになく難しい症例だそうで、こんな難しい手術ができるのは、“神の手”佐伯教授本人を除けば、渡海しかいないそうです。

 しかし、これも“お約束”なんですが、渡海はいつだって最初から手術に参加させてはもらえません。なんやかんや理由を付けてチームから外される渡海ですが、こちらもいつものように不測の事態に備えて予習に余念がありません。今回はどうやら、最新医療ロボ「カエサル」を使った手術になりそうなので、取扱説明書を熟読するなど持ち前の生真面目さで手術に備えます。態度は悪いけど、ホントに真面目な子です。

 当初、カエサルでの手術を執刀するのは佐伯教授の直属の部下・黒崎准教授(橋本さとし)の予定でしたが、こちらは準備段階であっさり挫折。カエサルでの手術経験は豊富だけど、東城大にとって裏切り者である高階講師(小泉孝太郎)に頭を下げて、協力を求めます。高階は高階でいろいろあって、古巣の名門・帝華大に絶望していたので、執刀を快諾。準備を進めます。さぁ、あと1週間かけて準備をするぞ! と思っていたら、佐伯教授の容態が急変。緊急オペになりますが、“お約束”で結局、手術中に「助けて、渡海くん!」状態に。

 さあヒーロー見参。ですが、今回の渡海は一味違います。オペ室にジャジャーン! と乗り込むのではなく、医局に鎮座していたカエサルのシミュレーターに陣取り、オペ室内の本体を遠隔操作。さらに、オペ室のカエサルの前に座って手持ち無沙汰の高階も遠隔操作しながら、見事に手術を成功させます。高階とカエサルが「鉄人28号」で、渡海が金田正太郎という配置ですね。見どころは、渡海の声をイヤホンで聞きながら、そのままの言葉でオペ台の周辺にいる助手に指示を伝える高階の「言葉の乱暴さ」です。ふだんは上品な高階が乱暴な言葉で指示を出し続け、上司である黒崎たちが素直に従うという構図。「目の前の命を守る」が何よりも優先されている様子が、緊迫感を持って描かれます。まあ第1話からそうですが、こういうシーンの演出は、ホントに強いです。引き込まれちゃう。

 次回の最終回は、渡海自ら命を救った佐伯教授とブラックペアンをめぐる因縁がすべて明らかにされるのでしょう。ここまで、この本筋については説明不足の感が否めませんが、ここまできたらどうやって収めるのか見届けたいと思います。

■顔面ドアップ演出の真骨頂

 福澤克夫監督と福澤組による日曜劇場の名物となっているのが、テンションマックスな人物がドアップで力の入ったセリフを滔々と述べるシーンです。今回は、そんな顔面ドアップ演出が目白押しでした。

 まずは小泉孝太郎。本来の上司である帝華大・西崎教授(市川猿之助)に「苦悶からの正論ぶちかまし」をドアップで繰り広げます。受ける猿之助も、さすがの顔面力でカウンターアタック。必要以上の性格の悪さで、視聴者の不快感を煽ります。この不快すぎる猿之助が、高階のキャラ立てに効力を発揮。ここまでフラフラしていた高階権太という人物の輪郭が、はっきりと浮き上がりました。それにしても小泉孝太郎って、同じ福澤組の『下町ロケット』(同)あたりから、見事に化けましたねー。この第9話のMVPは間違いなく孝太郎だと思います。

 加えて、ナース2人の顔面芸も光りました。こちらは2人とも恐怖の象徴として顔面ドアップメンバーに加わりましたが、もともと影のある怖い人として登場した猫田(趣里)はまだしも、ほんわかおばさんだった藤原師長(神野三鈴)の鉄仮面ぶりには目を見張りました。顔が怖いのもそうなんですが、でかいんですよね、この人。Wikipediaによると168センチだそうです。そら迫力出るわ。

■竹内涼真、渾身の泣きとオリジナル要素の回収

 今、もっとも性格がよさそうに泣く俳優(当社調べ)の竹内涼真。このドラマで演じた研修医・世良は前半に無駄泣きが多く「もっと! もっと竹内渾身の泣きを!」と思っていましたが、ようやく出ました。どちらかといえば悪い方の役回りだった「日本外科ジャーナル」の池永編集長(加藤浩次)を相手に見せてくれました。

「僕なんて、なんの役にも立たない!」

「でも、目の前にある命をあきらめられない!」

「僕も医者でありたいんです!」

 その純真な土下座で、見事池永編集長の心を動かし、佐伯教授の命をつないで見せました。

 ところでこの池永編集長と専門誌「日本外科ジャーナル」の周辺は、ドラマの完全なオリジナル要素となっています。この雑誌に論文を載せて「インパクトファクター」なるインパクトのファクター数値を積み重ねることで、外科医は学会の理事長になれるのだそうです。

 このドラマでは、いかに池永編集長を懐柔し、自分の論文を雑誌に載せることで理事長選を有利に戦うか、というのが、物語の縦糸として設置されていました。それを争うことで佐伯教授と西崎教授、ひいては東城大と帝華大の対立構造を浮き彫りにしてきたわけです。

 この原作への追加要素には、対立がはっきりして見やすくなるメリットがあった反面、特に佐伯教授が「論文も大切、患者も、まあ大切」というどっちつかずな性格になってしまうデメリットがありました。しかし、今回の世良と池永の対話によって論文の存在が佐伯教授の命を救うファクターになったことで、これまでの対立軸が実に美しく消化されました。原作をはみ出して広げた風呂敷は、ちゃんと自分たちで畳むという、ドラマ側の物語に対するマナー意識みたいなものが感じられて気持ちよかったです。

■いわずもがな、ニノはキュートなんだけど

 今回は孝太郎と竹内涼真に大きな見せ場が振られていたので言いそびれていましたが、ニノはあいかわらずキュートでした。懸命に悪態をつきつつ、オペ室への入室を禁じられるとおとなしく「遠隔操作」という代替策を考え、必死に勉強して患者を救う様子など、健気すぎて涙が出ます。

 次回、いよいよ最終回ですが、気になるのが、このニノ演じる渡海征司郎の完璧超人かつ善良人間っぷりです。手術手技はもちろん、状況判断や人心掌握についても完全にノーミスを貫いていますし、何もかもが渡海の思うままに進んでいます。

 これ、全部ネタ振りというか、渡海をドン底に落とすためにあえてスーパーマンとして描いてきたのだとしたら、そして原作にあったようなニュアンスで、物語そのものが渡海をその物語世界の外側へ突き放すのだとしたら、なかなかダイナミックな作劇だなぁと思うし、そういう方向に期待しているというのが今の正直な感触です。

 ダークヒーローの美学みたいなものを、ドラマがどう解釈するのか。この渡海も、半分はテレビ局が勝手に作ったイメージですから、マナーを持って落とし込んでほしいと思います。なんか原作のネタバレするのもアレなので曖昧なことしか書けなくなってしまいましたが、要するに今回は面白かったし、全体的に見てもまあ面白かったし、序盤から中盤にかけて整合性を無視しながら強引にリピートし続けたシナリオも、最終回へのネタ振りとして強烈に作用するならオールオッケーになっちゃうけど、どうなるんだろ! ってことです。逆に言えば、これお話を理解するだけならラスト3話だけ見とけば大丈夫だったんじゃない? という気もしますが、それを言ってしまっては身もふたもないわな。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

「翔くんと潤くんは来てくれた」嵐・二宮和也、Sexy Zone・菊池の“暴露”に弁明?

 6月17日放送の嵐・二宮和也の冠バラエティー『ニノさん』(日本テレビ系)は、先週から引き続き「お任せカメラ〜ココから先はお願いします〜」コーナーを実施。番組内では、モノマネ芸人たちが、次から次へと二宮のモノマネを披露する展開となった。

 この企画は、特殊なコネクションを持つ人にカメラを渡して、普段見ることのできない映像を撮影してもらおうというもの。今回はモノマネ芸人の神無月にカメラを渡し、「モノマネ芸人たちのお試しネタ大会」を撮影してもらった。

 そこで二宮がゲストのSexy Zone・マリウス葉にモノマネを振ると、マリウスは「あのぅ……なんか……えっと……『ハリー(・ポッター)』が友達を呼ぶ時」と戸惑いながらもモノマネを披露。「ハーマイオニー! ロン! カモーン!」と持ち前の素晴らしい英語の発音を口にすると、同じくゲストのサバンナ・高橋茂雄がすかさず「字幕版にすなや! 吹き替え版の覚悟で見てた!」とツッコみ、スタジオは笑いに包まれた。

 お試しネタ大会に集まったモノマネ芸人は、原口あきまさ、花香よしあき、みかん、小出真保、むらせの面々。次第にトークは、モノマネの練習方法へ。花香はモノマネをしたい人の顔写真をプリントアウトして部屋中に貼ると発言し、「ニノ(二宮)君って松潤のことをJって呼ぶんですよ。『VS嵐』(フジテレビ系)で松潤がパーフェクトでゲームをクリアした時の、ニノ君が放つ一言」と二宮のモノマネを披露。手を叩き「これがJ!」と言うと、スタジオでVTRを見ている二宮は照れたように笑っていた。

 神無月が「二宮君の写真も、ずっと貼っていたの?」と質問すると、花香は「そうです」と即答。すると、突然原口が立ちあがり、「これあげるよ! ニノの立ち方」と、両手を前で組んで、少し体を斜めにして左側に重心かけた姿勢を披露。続けて、むらせも「モノマネをやっていると報告を受けた二宮の一言」と、伏し目がちで「やめてよぉ」と言うモノマネを披露。これには、ゲストのSexy Zone・菊池風磨も手を叩きながら喜んでいた。

 同じくゲストの芸人・鬼奴が二宮に「二宮さんもジャニーズの方同士で『こうしよう』とか(集まることは)あるんですか?」と質問すると、二宮はマリウスと菊池に「したことないよね」と発言。菊池は「二宮君とはないですね。嵐兄さんの中でいうと、(櫻井)翔君と、あと(松本)潤君は来てくれたんです。(二宮君は)ないです」とバッサリ。この発言に対し、二宮は「俺は陰から見る派だから。ずっとこうやって」と、ひょっこりはんのようなポーズを披露した。

 そして放送日の6月17日は、二宮の35回目の誕生日。SNS上では二宮への「ニノさんお誕生日おめでとうございます!」「35歳もいろんなニノさんをみせてください。おめでとうございます!」「ニノさん、おたおめ」など、たくさんの「おめでとうコール」で埋め尽くされたのだった。

嵐・二宮和也、櫻井翔がした“映画前売り券大量購入PR”を真っ向否定!? 「ボクは絶対しない」!

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm、6月10日放送)にて、“映画の前売り券”を使ったPRについて、二宮の持論が飛び出した。

 リスナーから「先日、(櫻井)翔くんが映画『ラプラスの魔女』のPRのため、前売り券をおよそ150枚自腹で購入して配ったと話してました」という報告があり、続けて「ニノは翔ちゃんから前売り券もらいましたか? また『検察側の罪人』は今年の夏に公開されますが、ニノも自腹でPRしたりするのですか?」という質問を受けた二宮。

 これは、5月4日に都内で行われた映画『ラプラスの魔女』公開記念舞台あいさつの際、主演を務めた櫻井が「とにかくいっぱいの人に見てもらいたいので、ボクは前売り券をあふれるほど買って、あふれるほど配りましたね」と発言した件についてのこと。櫻井はこの時、「150枚くらい配ったんじゃないかな? やっぱり人に渡すのに1枚だけっていうわけにはいかないので、50~60人に2~3枚ずつ渡すと、それくらいになりますよね。本当に配りましたね、見てもらいたいから」と、具体的な購入枚数まで明かしていた。

 また、櫻井の発言に刺激を受けた後輩のA.B.C-Z塚田僚一も、5月12日に行われた初主演映画『ラスト・ホールド!』の初日舞台あいさつにて、櫻井にならってチケットを自腹購入したと発言。「すごい話だなと思ったので、自分も初主演ということでチケットを買いました」と告白し、「だけど櫻井くんを超えるわけにはいかない、先輩の顔に泥を塗るわけにはいかないので、148枚買いました!」と、櫻井より2枚減らした枚数を自腹購入したようだ。

 二宮も映画『検察側の罪人』の公開を8月24日に控えているが、櫻井・塚田のように自腹でのチケット購入は「しません、絶対しません! ボクは絶対しないです」と即否定。「配れる? そんないないな、知り合いが。150も」と、自身の交友関係の狭さが前売り券を購入しない理由だと語った。さらに二宮は「歩いてて配るの? 怖くない? 歩いてて急に出てる人がさ、『映画のチケットもらって』ってさ……怖くないのかなあ?」「絶対見に行くかどうかなんてわかんない、そんなの」と櫻井・塚田の戦法を疑問視。しかし、櫻井が払った自腹額を計算し「1,800円が150枚って……え~! すげえ! すごくない!? はあ~」と驚きつつ、「でも確かに、話のネタにはなるもんね」と最終的には理解を示していた。

 その後、二宮も「8枚ぐらいだったら、渡せそうな気がする……嵐の4人に2回見てもらおうかな」といった方法を提案。さらに「こういうのはね、やり続けちゃうと、どんどん“倍々ゲーム”みたいになってっちゃうから。16枚とか少ないほうがいいんだよね」と、周りに気を使わせない枚数を購入することを推奨していた。

 メンバーや後輩が前売り券を買っていても、そのやり方に便乗することなく、頑なに自腹を切らない二宮。ジャニーズでも指折りのケチとして知られる彼だが、今回の件は金銭面だけでなく他人への気づかいも、前売り券を買わない一因なのかも!?

嵐・二宮和也、櫻井翔がした“映画前売り券大量購入PR”を真っ向否定!? 「ボクは絶対しない」!

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm、6月10日放送)にて、“映画の前売り券”を使ったPRについて、二宮の持論が飛び出した。

 リスナーから「先日、(櫻井)翔くんが映画『ラプラスの魔女』のPRのため、前売り券をおよそ150枚自腹で購入して配ったと話してました」という報告があり、続けて「ニノは翔ちゃんから前売り券もらいましたか? また『検察側の罪人』は今年の夏に公開されますが、ニノも自腹でPRしたりするのですか?」という質問を受けた二宮。

 これは、5月4日に都内で行われた映画『ラプラスの魔女』公開記念舞台あいさつの際、主演を務めた櫻井が「とにかくいっぱいの人に見てもらいたいので、ボクは前売り券をあふれるほど買って、あふれるほど配りましたね」と発言した件についてのこと。櫻井はこの時、「150枚くらい配ったんじゃないかな? やっぱり人に渡すのに1枚だけっていうわけにはいかないので、50~60人に2~3枚ずつ渡すと、それくらいになりますよね。本当に配りましたね、見てもらいたいから」と、具体的な購入枚数まで明かしていた。

 また、櫻井の発言に刺激を受けた後輩のA.B.C-Z塚田僚一も、5月12日に行われた初主演映画『ラスト・ホールド!』の初日舞台あいさつにて、櫻井にならってチケットを自腹購入したと発言。「すごい話だなと思ったので、自分も初主演ということでチケットを買いました」と告白し、「だけど櫻井くんを超えるわけにはいかない、先輩の顔に泥を塗るわけにはいかないので、148枚買いました!」と、櫻井より2枚減らした枚数を自腹購入したようだ。

 二宮も映画『検察側の罪人』の公開を8月24日に控えているが、櫻井・塚田のように自腹でのチケット購入は「しません、絶対しません! ボクは絶対しないです」と即否定。「配れる? そんないないな、知り合いが。150も」と、自身の交友関係の狭さが前売り券を購入しない理由だと語った。さらに二宮は「歩いてて配るの? 怖くない? 歩いてて急に出てる人がさ、『映画のチケットもらって』ってさ……怖くないのかなあ?」「絶対見に行くかどうかなんてわかんない、そんなの」と櫻井・塚田の戦法を疑問視。しかし、櫻井が払った自腹額を計算し「1,800円が150枚って……え~! すげえ! すごくない!? はあ~」と驚きつつ、「でも確かに、話のネタにはなるもんね」と最終的には理解を示していた。

 その後、二宮も「8枚ぐらいだったら、渡せそうな気がする……嵐の4人に2回見てもらおうかな」といった方法を提案。さらに「こういうのはね、やり続けちゃうと、どんどん“倍々ゲーム”みたいになってっちゃうから。16枚とか少ないほうがいいんだよね」と、周りに気を使わせない枚数を購入することを推奨していた。

 メンバーや後輩が前売り券を買っていても、そのやり方に便乗することなく、頑なに自腹を切らない二宮。ジャニーズでも指折りのケチとして知られる彼だが、今回の件は金銭面だけでなく他人への気づかいも、前売り券を買わない一因なのかも!?

嵐・二宮和也『ブラックペアン』視聴率16.6%と急上昇も「大人としてのクオリティが低すぎる」問題

 嵐・二宮和也主演の日曜劇場『ブラックペアン』も佳境となった第8話。ここにきて視聴率が16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、意外な急伸。特段、今回だけが面白かったとも思いませんでしたが、最終回には20%の大台に届くかもしれません。

 なぜこんなに数字が伸びたのか謎ですが、とにかく振り返りましょう。

前回までのレビューはこちらから

■医者以前に、大人としてどうなのよ

 このドラマは大きく分けて、3つの構図から成り立っています。第1話~第4話までが、最新医療機器「スナイプ」の失敗を“天才外科医”渡海征司郎(二宮)がリカバリーして患者を助ける話。そのあと、海外からやってきた手術ロボ「ダーウィン」の失敗を渡海がリカバリーするくだりがあって、最近は国産手術ロボ「カエサル」による手術が失敗し、渡海がリカバリーしています。繰り返し語られるのは「機械より人間(渡海)の腕のほうが確実」という御題目だけ。周辺にいろんな大人がいて、いかにも真剣な顔でなんやかんや言っていますが、基本的には「渡海スゲー、機械はクソ」しかやってません。何度も言ってますが、よくも悪くも『水戸黄門』みたいなパターンに満ちたドラマです。

 しかも、機械は実際の医療現場でも活躍している実物を借りちゃったりしているので、ドラマは一概に「機械の医療はクソ」と言い切ることもできず、機械による手術の失敗はすべて人為的なミスによって起こっています。操作がヘタでアームが干渉しちゃったとか、助手が機械にぶつかってカメラの視野が変わっちゃったとか、素人目に見ても「単なるポカ」ばかり。結果、医療ドラマで、人の命を扱っているのに、大人たちが代わる代わる「単なるポカ」をやるというトホホな状態。渡海以外の人物が、医者としてどうこう以前に、大人としてのクオリティが極めて低いので、いつまでたっても渡海の相対評価が上がらず「単なるポカをやらない人」でしかない。

 ところで、このドラマの表題は『ブラックペアン』なのですが、ここまで「ブラックペアン」については、ほとんど説明されていません。“神の腕を持つ”という渡海の上司・佐伯教授(内野聖陽)だけが扱えるという触れ込みですが、使い道は手術の最後に、ちょっと血管なり人工心肺のチューブをつまむだけ。もとよりペアンですから、それ1つで人の命を救えるような代物ではないのでしょうが、ちょっとつまんで「これが私だ! ブラックペアンだ!」とか言われても、なんだかねえ。そのペアンがブラックである必然性がまったく不明なので「黒いからカッコイイと思ってんのかな? アイアムチョーノのファンなのかな?」くらいの感想しか浮かびません。

 もちろん、原作にはブラックペアンがブラックである必然性がばっちりありますし、ドラマでも最終回で明かされることになるのでしょうけど、だとすれば「ブラックペアン」を安売りしすぎというか、普通のチューブとかつまんじゃうと、ペアン界の“黒のカリスマ”たるブラックペアンの存在感も薄れてしまうように感じます。原作では、佐伯教授にとってブラックペアンは「必ず用意されているけど、決して触ってはいけないもの」というミステリアスな位置付けなので。

 ちなみに今回の第8話は、例によって機械による手術でミスが起こり、渡海がババン! と登場したあとに、このブラックペアン佐伯がドドン! と現れ、渡海の手柄を横取りするお話でした。『水戸黄門』で例えるなら、渡海黄門様が相棒のオペ看・猫ちゃん(趣里)を連れて「控えおろう!」とやっていたら、後ろから佐伯綱吉公が現れて「おまえが控えろ! あと猫より犬が好き!」とか言ってる感じですかね。違いますかね。

■お話はトホホでも面白いんだからすごい。

 と、何やら退屈している風に書いていますが、こんなにトホホな筋立てでも、ちゃんと面白いのが『ブラックペアン』のすごいところで。

 何しろ『水戸黄門』なら印籠を出すだけで悪者は「ははー」と首を垂れてしまいますが、『ブラックペアン』では、この印籠のくだりで熱のこもった手術シーンが登場するのです。単純にカット数だけ比較しても何十倍もあるでしょうし、BGMもリッチですし、ニノちゃまは西村晃や里見浩太朗より断然キュートです。毎回、お話がどうでもよくなるくらいスカッとさせてくれるし、手術でミスしたダメ医者たちの「ぐぬぬ」な表情も実に爽快。イヤな奴がやり込められて悔しがる一連のシークエンスは、福澤克雄監督ならではの“日曜劇場名物”といえるでしょう。これがあるから、お話がトホホでも満足感がある。余計な部分を忘れちゃって、「ブラックペアンは面白いよ」と思える。

 やっかいなのが、ドラマも終盤を迎えて、余計な部分が余計じゃなくなってきたことです。序盤から小出しにしてきた「ペアンが体内に残ったX線写真」についても、そろそろ処理しなければなりません。気分爽快な手術シーンによって記憶から追い出していたこのへんのアレコレを思い出さなければならない。

 どうやらこのX線写真は、佐伯教授と渡海のお父さん・渡海一郎(辻萬長)の因縁がからむ患者のもののようです。その患者は「さくら病院」というところにいるらしい。渡海はその患者を探している。見つけ出して、佐伯教授への“復讐”を果たしたいらしい。そしてその患者は、「イイヌマタツジ」という名前らしい。

 クライマックスを前に、そこらへんが矢継ぎ早に説明されたわけですが、まあ、今回も手術シーンが充実してこともあって、あんまりちゃんと頭に入ってこなかったですね。「イイヌマタツジ」って、猫や犬より鳩が好きそうな名前だなと思ったくらいです。イイヌマタツジ。新沼謙治。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

嵐・二宮和也のラジオがあわや“放送事故”!? 自主規制音が入りまくったワケ

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm)6月3日放送回では、現在放送中の二宮主演ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の最終回について語られた。しかし、“ネタバレ”オンパレードの内容だったため、自主規制音が入りまくるという“放送事故”状態でファンを驚かせていた。

 第4話の最後、小泉孝太郎演じる高階権太が書いた論文が出てくるのだが、この論文に二宮や嵐メンバーが過去に演じたドラマや映画の役名が記されており、これがファンの間で話題に。ラジオでもリスナーから「二宮くんはこれに気づいてましたか?」という質問が届いていた。しかし二宮は「へえ~」と驚きながら、「気付いてません! そんなとこ見てないもん」とキッパリ。「話題になってたの?」と興味を示しながらも、「やっぱりさ、論文の(一番)最後に誰の名前があるかっていうところでしか私、楽しんでないから。その上にいっぱいいろんな人の名前が書いてようと……全然気にしてなかったな」と語っていた。

 さらに二宮は、「ボクはもう、ある程度、最後まで知ってるんで」と今後の展開を語り始める。そして「そんな人に質問できる、こんなチャンスないですよ」とスタッフを煽る。ここでなにやらスタッフから質問があったようで、二宮は怒涛のごとく“ネタバレトーク”を開始。しかし、最終回まではまだ数話残しているため、「佐伯(清剛)先生との関係ですか? だから佐伯先生が飯沼達次って人の『ピー』、あの~『ピー』。それを、『ピー』……」と、二宮が話せば話すほど、放送が規制音だらけに。

 苦笑するスタッフを、二宮は「え? だって聞いてきたから。フフフ(笑)」「え? そこまで詳しく聞いてないの?」とイジりまくり。さらに「『ピー』の入れどころ難しいよ。意外と重要じゃないと思ってたところが……。今オレ、全部言ったからね、最終回の話」と面白がりながら、「今6月か。あと4週ぐらいあるけど、全部今言ったから! 忙しい人はこのラジオ、どうにかして『ピー』を消して聞けば。最終回忙しくて見れないって人いれば。ボク今、全部しゃべったから」と軽口をたたいていた。

 とはいえ、『ブラックペアン』は海堂尊の小説『ブラックペアン1988』(講談社文庫)を原作としたドラマであるため、二宮は「極論だよ。原作があるんだもん、って話」と開き直ってしまう。先ほど話したネタバレは原作に即したものだとしながら、「原作は確かそんな流れだったんだけど。オレ、ちょっとね、そこは戦おうと思っていて」と脚本の変更を示唆する発言をポロリ。“二宮案”が採用されるかどうかについては、「それはさ、最終回終わった時ぐらいのさ、ラジオで言おうよ。どうなったかって」と明言したのだった。

 6月10日に第8話が放送となる『ブラックペアン』。視聴率も6月3日放送の7話は13%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調をキープしているが、二宮の最終回案は受け入れられるのだろうか? いろいろな意味で、最後の最後まで目が離せない。

嵐・二宮和也のラジオがあわや“放送事故”!? 自主規制音が入りまくったワケ

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm)6月3日放送回では、現在放送中の二宮主演ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の最終回について語られた。しかし、“ネタバレ”オンパレードの内容だったため、自主規制音が入りまくるという“放送事故”状態でファンを驚かせていた。

 第4話の最後、小泉孝太郎演じる高階権太が書いた論文が出てくるのだが、この論文に二宮や嵐メンバーが過去に演じたドラマや映画の役名が記されており、これがファンの間で話題に。ラジオでもリスナーから「二宮くんはこれに気づいてましたか?」という質問が届いていた。しかし二宮は「へえ~」と驚きながら、「気付いてません! そんなとこ見てないもん」とキッパリ。「話題になってたの?」と興味を示しながらも、「やっぱりさ、論文の(一番)最後に誰の名前があるかっていうところでしか私、楽しんでないから。その上にいっぱいいろんな人の名前が書いてようと……全然気にしてなかったな」と語っていた。

 さらに二宮は、「ボクはもう、ある程度、最後まで知ってるんで」と今後の展開を語り始める。そして「そんな人に質問できる、こんなチャンスないですよ」とスタッフを煽る。ここでなにやらスタッフから質問があったようで、二宮は怒涛のごとく“ネタバレトーク”を開始。しかし、最終回まではまだ数話残しているため、「佐伯(清剛)先生との関係ですか? だから佐伯先生が飯沼達次って人の『ピー』、あの~『ピー』。それを、『ピー』……」と、二宮が話せば話すほど、放送が規制音だらけに。

 苦笑するスタッフを、二宮は「え? だって聞いてきたから。フフフ(笑)」「え? そこまで詳しく聞いてないの?」とイジりまくり。さらに「『ピー』の入れどころ難しいよ。意外と重要じゃないと思ってたところが……。今オレ、全部言ったからね、最終回の話」と面白がりながら、「今6月か。あと4週ぐらいあるけど、全部今言ったから! 忙しい人はこのラジオ、どうにかして『ピー』を消して聞けば。最終回忙しくて見れないって人いれば。ボク今、全部しゃべったから」と軽口をたたいていた。

 とはいえ、『ブラックペアン』は海堂尊の小説『ブラックペアン1988』(講談社文庫)を原作としたドラマであるため、二宮は「極論だよ。原作があるんだもん、って話」と開き直ってしまう。先ほど話したネタバレは原作に即したものだとしながら、「原作は確かそんな流れだったんだけど。オレ、ちょっとね、そこは戦おうと思っていて」と脚本の変更を示唆する発言をポロリ。“二宮案”が採用されるかどうかについては、「それはさ、最終回終わった時ぐらいのさ、ラジオで言おうよ。どうなったかって」と明言したのだった。

 6月10日に第8話が放送となる『ブラックペアン』。視聴率も6月3日放送の7話は13%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調をキープしているが、二宮の最終回案は受け入れられるのだろうか? いろいろな意味で、最後の最後まで目が離せない。

嵐・二宮和也『ブラックペアン』13.0%停滞中……連ドラなのに「連続していない」という地獄

 3日に放送された日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)の視聴率は、前回と同じ13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。木曜21時の『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)と今クールトップを争っているという図式ですが、画面から伝わってくる熱量のわりに、いかにも低調だと感じます。

『ブラックペアン』は長所と短所が実にハッキリした作品で、なんといっても長所は主人公である“孤高の天才外科医”渡海征司郎を演じる嵐・二宮和也の愛嬌です。もう第1話から、ずっとかわいい。今回もかわいかった。

 そして短所は……今回、もっとも顕著に出たので、そのあたりを中心に振り返ってみましょう。

前回までのレビューはこちらから

■連ドラなのに連続してない!

 毎回、無能な誰かが手術に失敗し、それを天才・渡海(二宮)が悪態をつきながらリカバリーするというパターンを繰り返してきた『ブラックペアン』。それ自体は悪いことじゃないんですが、渡海以外の人物像や設定が1回ごとにリセット・リニューアルされてしまうので、お話についていくのがとてもしんどいです。

 前回は、渡海が実の母親のオペで執刀したことが問題になりました。なんでも、渡海が勤務する東城大では「親族のオペ禁止」という奇妙なルールがあるのだそうです。

 同僚が手術中にミスったことで母ちゃんを殺されかけた渡海は、そのルールを知りつつオペ室に乗り込んでササっと処置を行い、母ちゃんの命を救いました。これでクビになるという設定でしたが、母ちゃんが手術の同意書に「ホントにヤバいときは息子に任せて!」的な但し書きをしていたことで、不問に付されます。なぜなら、「患者の意思が最優先」だから。

 このドラマにはたびたび、こうした「病院かくあるべし」「医療とは何ぞや」っぽい感じの理念めいた美辞麗句が登場します。医療とは「患者の意思が最優先である」。なるほど、言われてみればそうかもしれないし、なかなか説得力のある、よい言葉ではありませんか。患者の意思が最優先なら、渡海に処分が下されないのも当然です。

 しかし今回、冒頭で早くもこの理念が覆されます。理由はわからないんですが、病院側はやっぱり渡海を処分することにしたのです。1/3の減給だそうです。そんな折、渡海にはライバルである帝華大から「倍の報酬で来ないか」と誘いが来ていたそうで、さっくり移籍することになりました。

 前回言ってたことと違うじゃん! というだけなら、連ドラではよくある細かい矛盾なので、そんなに目くじらを立てるようなことでもないんです。しかし『ブラックペアン』は、妙に理念っぽいやつを挟み込んでしまっていることで、「渡海の肉親オペは不問」という事実が、その理念とともに強く印象づけられてしまっている。だから、こうした矛盾(ウソ)を叩きつけられたときのダメージがでかいんです。

 そもそも、オペ中に母ちゃんが死にかけてて、助けられるのが渡海しかいない状況でも「肉親のオペNG」という設定が効いてる時点で「ハァ?」となっているところ、まあ成功したし不問になったし別にいいか、からの「やっぱり処分します」。「ハァア!?」ですよ。要するに、ドラマのほうから「前回のことは忘れてね」と言っている。連続ドラマを「連続するドラマ」として楽しみたいと思っている視聴者にとって、こんなに悲しいことはないと思うんですよ。

■『半沢直樹』のダイジェスト?

 人物のほうで今回、リセットされたのが東城大の病院長・守屋(志垣太郎)でした。前回までほぼ“消えていた”守屋が、何か悪いものでも食べたのか、急に悪役として立ち上がったのです。

 その権力を振りかざし、私利私欲のために暴虐の限りを尽くした守屋でしたが、最後にはダークヒーロー渡海の餌食となり、失脚してしまいました。

 急に出てきて、急に失脚。なんなんだよ、って話なんですが、要するに毎回、渡海の“敵”を創出しなければならない構図に無理が生じているのだと思うんです。世間では、このドラマを指して『水戸黄門』方式といわれていますが、ずっと水戸黄門をやっていると、物語を終わることができません。今回も“いつものパターンの敵”として帝華大の武田医師(シソンヌ・長谷川忍)が渡海によって血祭りに上げられましたが、物語の進行上、もうひとり“敵”が必要になってしまった。基本的に手持ちのカードの中で勝負しなければいけない窮屈な人物配置の中で、ある程度みんなにエピソードを振ってしまったので、残っているのが守屋しかいなかったのでしょう。

 なんの印象もなかった人物がいきなりカメラの前に飛び出してきて、ひどいことを言いまくり、か弱い女の子を泣かせたりしまくり、最終的には無様に土下座をしている。志垣太郎は熱演でしたが、まるで『半沢直樹』のダイジェストを見ているような、奇妙な感触の回でした。

■命の重みを感じて泣きたいのに

 それと、このドラマに「重厚」とか「本格」というイメージを抱けない原因が、毎回必ず発生する医療ミスです。今回が第7話ですが、もし渡海がいなければ、劇中7~8人くらい、すでに医療ミスで死んでいることになります。

 つまりは、毎回「渡海は天才ですよ」と言いたいがために、ほかの誰かが医療ミスで患者を殺しかけないと話が進まないのです。結果、渡海は(視聴者も)、手術中の事故を待ち望むことになってしまう。人が死にかけないと話が進まないので、誰かが死にかけると「よっしゃ死にかけた! 渡海センセーの見せ場やで~!」という気分で、楽しくなってしまう。医療ドラマを見る上での「最大の泣き所」となる“命の重み”が、どんどん軽くなってしまう。どうせ助けるし。

 今回、何かと話題の治験コーディネーター・香織さん(加藤綾子)の過去が語られました。よくできたエピソードだったし、ビジネスモードとプライベートモード、さらに熱血モードをちゃんと演じ分けてみせたカトパンもすごくよかったんですが、「過去の医療ミスが……」という彼女の個人的なトラウマも、やっぱり軽く見えてしまいます。「気にすんなよ、東城大では毎週、誰かが医療ミスしてるよ」って思っちゃうもんね。このへんも、理念めいた表現が上滑りしている感じです。

■あと3回かな

 残すところ、あと3回でしょうか。ここまで来て、今さら整合性を求める気もありませんし、肝心の「ブラックペアン」をめぐる因縁についても、すっきりした解決はあまり望んでいません。

 なんだかんだ言ってますが、このドラマは面白いんです。お話はダメですし、お話を犠牲にしてまで描こうとした主人公としての渡海征司郎というキャラクターも、まだまだ描き切れていないように感じます。

「患者を生かし、医者を殺す」──オペ室の悪魔・渡海征司郎。

 実にカッコいいキャッチフレーズですし、雰囲気はそれなりに出てるんですが、患者を生かしまくる反面、まだ全然医者を殺してない渡海くん。高階講師(小泉孝太郎)にしろ佐伯教授(内野聖陽)にしろ、渡海くんがきっちり殺さないからキャラがブレブレになっちゃってるんです。あと3話、さぁ皆殺しにしてしまえ! 祭りだ祭りだ! みたいなやつが見たいです。はい。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

嵐・二宮和也、『ブラックペアン』最終回をラジオでネタバレ!? 「最高」とファン歓喜

 嵐・二宮和也が、自身のラジオ番組で主演しているドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の最終回を堂々暴露し、話題になってい る。

 毎週日曜午後9時~10時まで放送されている『ブラックペアン』。また、二宮がパーソナリティを務めるラジオ番組『bay storm』(bayfm)は毎週日曜の午後10時から放送されているため、ファンの間ではこのリレーが1時間半も二宮を堪能できると好評を博している。

 6月3日も、『ブラックペアン』第7話の放送後に『bay storm』が放送され、そこで二宮は、「『ブラックペアン』第4話の最後に、高階先生が書いた論文が出てきましたが、その論文をよく見ると二宮くんや嵐のメンバーが過去に演じた名前がありましたが、気付いてましたか?」というメッセージを紹介。

 実際、その論文がドラマで映った際、二宮の主演映画『GANTZ』(2011)の玄野計や『プラチナデータ』(13)の神楽龍平、そのほか主演作品や他嵐メンバー主演作品の役名が多く記載されており、ファンの間で話題になっていた。

 二宮はこのメールに対し、「気付いてません。そんなとこ見てないもん」ときっぱり。「論文の最後に誰の名前があるか、っていうところでしか楽しんでないから」とクールな反応を見せていた。第7話の放送を終え、ますます先の気になる展開となってきた『ブラックペアン』だが、二宮は「僕はあのドラマに出てるんで、最後まで大体知ってる」と断言。

さらに、ラジオのスタッフから、二宮演じる渡海と内野聖陽演じる外科教授・佐伯清剛との関係について問われると、二宮は唐突に“ネタバレ”発言を投下。もちろん「ピー」音が被さっていたが、かなり長く話していたようで、「ピー」音の量は膨大だった。

 また、二宮は自分が述べた最終回のネタバレについては、原作を参考にしたことを明かしたが、二宮自身は原作と異なるラストがいいと思っていることを告白。「戦おうと思っていて、今。TBSと。こういうやり方があるんじゃないかと」と述べつつ、その“戦い”の結果については「最終回終わった時ぐらいのラジオで言うよ。どうなったかって」とラジオで明かすことなども述べていた。

ある意味、放送禁止用語盛りだくさんの放送となったが、ファンからは好評。ネットでは、「ピーが多すぎて本当笑った!」「堂々とネタバレしてくるニノラジ最高かよ!」「最終回を暴露しまくった後に、最終回変える案を提案するって面白すぎる」とピー音だらけの斬新なラジオを楽しんだといった声が集まっていた。

(福田マリ)

嵐・二宮和也、愛しき後輩・Jr.西畑大吾とジャニーズWESTの接し方の差があまりに露骨!

 ジャニーズWESTの桐山照史と中間淳太が木曜レギュラーを務めるラジオ番組『ジャニーズWEST桐山照史・中間淳太のレコメン!』(文化放送・5月31日放送)にジャニーズJr.の西畑大吾が登場した。

 同番組の5月17日放送では、6月8日から始まる桐山主演の音楽劇『マリウス』に出演する西畑をゲストにしたいと言っていた2人。揚げ句、リスナーにまで、西畑をゲストにするようリクエストを送ってほしいと頼んでいた。それが実現する形で、今回は冒頭から最後まで3時間たっぷり参加し、先輩たちとの会話に花を咲かせていた西畑。そんな中、3人で嵐・二宮和也からの扱われ方について語り合う場面があった。 

 西畑といえば、二宮に憧れ、愛してやまないことを昔から公言する“強火二宮担”。昨年の二宮主演の映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』で共演を果たしている。二宮もメールで「大吾」と呼んだり、お年玉やプレゼントをあげたり、と西畑を非常にかわいがっているよう。

 番組では“二宮と西畑のただならぬ仲”というテーマで、二宮が西畑をかわいい後輩ランキング1位の名前に挙げ、誕生日プレゼントにギターをあげたエピソードなどを紹介。西畑は、二宮からもらったギターの写真を携帯の待ち受けにしているといい、二宮がコンサートで実際に使ったギターであることを2人に説明した。

 桐山は「連絡とかも取り合う?」と質問し、西畑が頷くと、「電話番号、知ってるってことでしょう?」と感心。というのも、嵐とジャニーズWESTが共演した『嵐のワクワク学校2016』の際に、WESTの2人は二宮の電話番号を教えてもらえるかと思っていたが、結局教えてもらえなかったのだとか。桐山は「『ニノさん、電話番号教えてや!』言うたら、『0120~』って、フリーダイヤル! ふざけんなよーって」と笑いながらその時のことを振り返った。

 西畑が「僕も自分からは聞けないんで。二宮くんから聞いていただいて……」と、二宮主導の連絡先交換だったことを明かすと、中間と二宮は「どうやって!?」と興味津々。西畑が「『ソロ曲の振り付けを送ってあげるよ』って言っていただいて。『じゃあちょっと、連絡先教えて』ってことで……。で、その後1年間くらい、振付ビデオは送られて来なかったんですけど」と笑うと、2人は「(二宮の)気遣いや」「スマートやなあ」と二宮の優しさを褒めたたえていた。

 さらに、2人は西畑が“大吾”と名前で呼ばれていることをうらやましがりながら、桐山は二宮から“ブス”と呼ばれていると暴露。続けて「ほんまやで! 『桐山って足もブスだね』って」と話す桐山に続き、中間も「オレなんて『おばちゃんみたい』言われてたからな」と嘆き、スタジオは爆笑に。西畑はかわいがられているが、桐山と中間はかなり雑な扱いを受けていることが判明したのだった。

 後輩に対してのツンデレなエピソードが多いことで有名な二宮。中間と桐山への雑な扱いも、愛情の裏返しなのかもしれない!?