4年前のスウェーデンでのコンサート中に、はいていたレザーパンツが裂けてしまい、立派なイチモツが飛び出すというハプニングに見舞われた、ミュージシャンのレニー・クラヴィッツ。SNS上では「#penisgate 」というハッシュタグが誕生し、ファンを興奮の渦に包み込んだ。彼らは、レニーのペニスの根元がキラリと光っていたことを見逃さず、「持続力をアップさせるコックリングか?」「ペニスピアスなのでは?」と大騒ぎ。レニーは恥じるどころか、ロックバンド「エアロスミス」のスティーヴン・タイラーから来た、「おいおい……ノーパンにペニスピアスかよ」というテキストメッセージのスクリーンショット画像をTwitterに投稿するなど、すっかり面白がっていた。
これを見たレニーの娘ゾーイは、スティーヴンの娘チェルシーと交わした「あたしたちのパパ、ソーシャルメディアでちんこについて語ってるよ。超クールじゃん」「は!? オー・ノー……Twitterで?」というテキストメッセージのスクリーンショット画像をTwitterで公開。父親と同じように、この騒動を楽しんでいた。
レニーと、国民的女優として愛されたリサ・ボネットとの間に誕生したゾーイは、母親譲りのエキゾチックで妖艶な魅力あふれる美女。ここ10年は女優として着実にキャリアを積み重ね、両親を喜ばせてきた。代表作は、大ヒット映画『X-MEN』シリーズのエンジェル・サルバドーレ役や、『ダイバージェント』シリーズのクリスティーナ役。最近では社会現象を巻き起こしたテレビドラマ『ビッグ・リトル・ライズ ~ セレブママたちの憂うつ~』のメインキャストを演じた。同作では、ニコール・キッドマンやリース・ウィザースプーンら大物女優相手に圧倒的な存在感を見せ、高い評価を得た。
157cmで細身の体からは想像もつかないほどダイナミックな演技を披露するゾーイが、10月14日、『猿の惑星: 新世紀』を手掛けたことで知られるマット・リーヴスが監督を務める、最新版『ザ・バットマン』のキャットウーマン役に決まったと報道された。喜ばしいニュースであるにもかかわらず、ファンは戸惑いを隠せずにいる。
実はゾーイ、2015年に米誌「Nylon」で「映画『ダークナイト ライジング』(12)では、小さな役のオーディションさえも受けさせてもらえなかった」と告白。理由は「作品をアーバン(黒人的なもの)にしたくない」からで、同作のクリストファー・ノーラン監督は人種差別主義者だと遠回しに非難した。
ゾーイは母方の祖父がアフリカ系アメリカ人で、白人と黒人の遺伝子を持つミックスである。肌はうっすらと日焼けしたような色で、髪は黒いが、顔立ちはあまり黒人っぽくない。そんな彼女を「アーバンすぎる」から出演させないというのは、「あからさまな人種差別」だとファンは激怒。「そんな作品など、こっちから願い下げ!」「コケるに決まってるし!」と声を上げた。
最新版の『ザ・バットマン』は監督も替わっており、作品自体は決して人種差別的な内容ではない。しかし、一部のファンは「オーディションさえ受けさせてもらえなかった『バットマン』シリーズなんて、ゾーイはオファーされても受けないと思っていたのに……」と複雑な気持ちのようだ。
ちなみに、ナタリー・ポートマンやキーラ・ナイトレイも狙っていたという『ダークナイト ライジング』のキャットウーマン役は、アン・ハサウェイが獲得。嫌われ者として有名なアンだが、意外にもキャットウーマン役は好評で、「『キャットウーマン』(04)のハル・ベリーを超えた」と話題になった。「白人と黒人のミックス女優より、白人女優のほうがキャットウーマンにハマる」と感じる人も多く、そんなことから「ゾーイのキャットウーマンは、ジンクス的にコケるのでは」と一部のファンから、心配する声も上がっている。
最新版でバットマンを演じるのは、映画『トワイライト』シリーズのバンパイア役で一躍ブレイクしたロバート・パティンソン。キャットウーマンとバットマンは敵であるが、互いに恋愛感情を持つ複雑な関係なため、映画ファンからは「ミステリアスな雰囲気を漂わせているゾーイとロバートがどのように絡むのか、楽しみ!」という声が上がっている。
ファンは「コケるのではないか」と複雑な気持ちのようだが、ゾーイはきっと念願の作品に重要な役どころに決まり、喜んでいるはず。娘を溺愛しているレニーも、心から祝福していることだろう。
最新版『ザ・バットマン』は、2021年6月25日に全米公開予定だ。

