ドラマよりドラマチック! 『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で報じられてきた10大騒動

 2007年10月に放送が始まったリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で、全米から注目されるようになったカーダシアン/ジェンナー家。一族の女帝はクリス・ジェンナーで、O・J・シンプソン事件裁判の弁護士団としても知られている故ロバート・カーダシアンとの間に、コートニー、キム、クロエのカーダシアン三姉妹と、末っ子ロブの、計4人の子どもをもうけた。クリスはロバートと離婚後、陸上選手で金メダリストのブルース・ジェンナーと再婚。彼との間に、ケンダル、カイリーのジェンナー姉妹をもうけ、グラマラスな美女が多い一族はゴシップの的に。

 番組が大ヒットしたのは、庶民の日常ではあり得ない騒動が次から次へと起こるため。“まぬけな騒動”から、有名税という言葉だけでは済まされないほど過酷な騒動まで、波瀾万丈な生活を送っているので、片時も目が離せないのだ。“最も嫌われているセレブ”に輝いても、キムやカイリー、ケンダルがトップセレブスターで居続けられるのは、ツライ目にも遭って、話題に事欠かずにいるからなのである。今回は、そんなカーダシアン/ジェンナー家の「10大騒動」をお届けしよう。

1)クロエ、飲酒運転騒動

 『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』シーズン1(07年10月~)の第5話で放送された、カーダシアン三姉妹の三女クロエの飲酒運転逮捕騒動。「食道がんの告知からわずか8週間で亡くなった実父ロバート・カーダシアンの死を乗り越えることができないクロエは、毎年9月30日の命日が近づいてくると精神的に不安定になる」「この日も不安定な気持ちから姉妹と大げんかしてしまい、気分を紛らわせるためにクラブで酒を飲み、帰宅途中に飲酒運転で逮捕されてしまった」とのナレーションを加えつつ、パトカーに押し込まれる場面から、拘置所から出てくる姿までも放送された。まだ18歳だった弟を飲酒運転で亡くしているクロエの継父ブルースがクロエに激怒する姿も紹介。「人のせいにしてばかりのクロエだが、亡き父親のために更生を誓う」という形でエピソードは締めくくられた。

 しかし、この飲酒運転。実際には父親の命日の半年前である3月に起こしたものだったことが後に判明。おまけに「道路の清掃作業への参加、断酒クラスの受講」を条件に「3年間の保護観察」という判決を受けていたのに、クロエは仕事を優先させ、清掃やクラスをドタキャンしまくり。これに怒った裁判官から、08年7月3日「保護観察違反で禁錮30日の刑に処する」と命じられてしまった。判決から15日後、クロエは刑務所に入ったが「収容可能人数を超える受刑者がいる」として、3時間もしないうちに釈放。ヘラヘラと出てくる姿が番組で放送され(シーズン3第1話)、世間の怒りを買った。

 ちなみに、クロエは飲酒運転の保護観察期間中であることを隠して、実業家を育成するリアリティ番組『セレブリティ・アプレンティス』(09年放送)に出演。途中でバレてしまい、司会進行役のドナルド・トランプから「私は飲酒運転する人間が嫌いだ。酔っぱらい運転の車にひかれて子どもを失った知人が3人もいる。事故後、彼らの生活は一変した」「飲酒運転をしていたと知り、正直あなたを見損なった。もし知っていたら、この番組には出さなかった」と強い口調で批判され、大恥をかいた。

2)コートニー&カイリー、ダメンズ依存症

 カーダシアン三姉妹のコートニーは、長女らしい「しっかりと落ち着いた性格」の持ち主として知られている。しかし、男を選ぶ目は皆無で、ニューヨーク出身の放蕩息子スコット・ディシックと恋に落ちてしまった。07年に共通の友人のパーティーで知り合い交際を開始したのだが、まともに職に就かず、夜になるとパーティーざんまいのチャラいスコットに家族は渋い顔。でもコートニーは、イケメンで口がうまいスコットに夢中。浮気に悩み09年に別れたものの、直後妊娠していることが発覚し、復縁。同年12月に長男を出産し、家族もスコットを「子どもの父親」として認めざるを得なくなった。

 子どもが生まれてもスコットの飲酒癖は直らず、コートニーは別れを決意。しかし、スコットから「自分が悪かった。努力する」と懇願され、あっさり復縁。10年にスコットから受けたプロポーズは断ったものの、11年には第二子妊娠。12年7月に長女が誕生した。さらに14年には、母親を亡くした3カ月後に父親も亡くし、一人っ子だったスコットは精神的に不安定になってしまう。第三子誕生後の15年早々、スコット自身がリハビリ施設入りを望んだが、こらえ性がないため、すぐに出所。さすがのコートニーも、恋人関係を終わらせる決心をした。

 別れた後も子どもたちの親として協力し合い、頻繁に顔を合わせるため、コートニーはスコットの甘い言葉に流されそうになる。また復縁したというウワサも頻繁に流れるため、「ダメンズのスコットとは離れられない過酷な運命」だと世間を心配させている。

 そんなコートニーと同じ恋愛体質なのが、一族の末娘カイリー。タトゥーだらけのハードコアな黒人ラッパー、タイガに憧れ、17歳の誕生日パーティーで彼を射止めたといわれている。タイガはパーティーの2日後、子どもまでもうけたモデルのブラック・チャイナを捨てた。カイリーとタイガは一緒に過ごす時間が増えたが、成人である18歳になるまでは肉体関係を結ぶことは違法となるため、「仲の良い友達」と主張してきた。だがカイリーは明らかにタイガにゾッコン。母クリスも自身が17歳の時から亡きロバートと交際を始めていたため、なにも言えず。18歳になってから2人は関係をオープンにし、所構わずイチャイチャしまくるようになった。

 リアリティ番組では、タイガとケンカして泣くカイリーを心配するケンダルの姿も放送されたことがある。しかし、あっさりと仲直りしたため、ケンダルは「やっぱりね」と白目をむき、世間もため息をついた。金銭的に問題を抱えているタイガに貢いでいることから、「コートニーを超えるダメンズ好き」と見られているカイリー。ダメンズと姉妹の騒動は、連日のようにタブロイドを賑わせている。

3)ロブ、精力増強剤入りコーヒーを飲み、病院へ

 09年放送の『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』シーズン4第3話で起こった、カーダシアン三姉妹の弟ロブの「勃起」騒動。

 親友から「パーティーでもらった精力増強剤」を譲り受けたロブの母クリスは、夫婦生活がマンネリ化しているブルースに与えようと計画。素直に飲むはずはないと思い、コーヒーに混ぜて与えた。薬は絶大な効果があり、クリスは大満足。夫婦は新婚のように所構わずイチャつくようになり、思春期真っただ中のカイリーやケンダルが「キモい!!」と悲鳴を上げるほど、ラブラブ生活を送るようになった。

 しかし、ある朝、この薬を溶かしたコーヒーを、ロブが間違って飲んでしまった。二度寝したロブは、朝立ちが収まらず困惑。あまりにも硬いため、歩くこともままならず、氷で冷やしても変化なし。コートニーの内縁の夫スコットに相談し、医師に診てもらうことになった。医師から「勃起薬を飲んでいるわけでもないのに、これは異常。あと数時間待ってもこのままなら、非常に危険なので、救急病棟へ行くように」と指示され、これを聞いたクリスはブルースとロブに懺悔。ロブは呆れながらも母親を許した。

4)ブルースが女性に&クリスは年下との交際を開始

 11年にフェイスリフト手術を受け、若返ったクリス。実はこの頃、クリスはブルースの行動に疑問を抱くことが多くなってきた。髪を伸ばしたり、両耳にピアスを開けたりしたからだ。子どもたちのマネジャーとして忙しいクリスと、自由気ままにゴルフやヘリコプターの模型などで遊ぶブルース。2人のライフスタイルは大きく異なり、すれ違いから口論が増え、別居することに。一人暮らしを始めたブルースは「残りの人生を悔いなく生きたい」と強く思うようになり、クリスと円満に離婚。15年初夏、念願だった女性「ケイトリン」に生まれ変わった。

 自分が性同一性障害だと明かし、女顔に美容整形したケイトリンは、自身のリアリティ番組で「自分は女性。出生証明書も女性に変えた」「でも男性には性的に惹かれない。好きになるのは女性」と複雑な心境を語るなど、トランスジェンダーのリーダー的存在になっていった。

 一方、ケイトリンがずっと性同一性障害という重大な秘密を隠し持っていたことを知り、クリスは落ち込んだ。しかし、そんな傷ついた心を癒やしてくれる長年の友人と、離婚後早々、交際を開始。その友人は、24歳も年下の黒人コーリー・ギャンブルだったため、世間はびっくり。コーリーは、ジャスティン・ビーバーを見いだしたことで知られる敏腕マネジャー、スクーター・ブラウンのもとで働く真面目な男性で、クリスとは対照的な、落ち着いた性格。金目当てではないと知った子どもたちも次第に彼と打ち解けていったが、2人は破局。このように子どもたちは、60歳を越えた両親(カーダシアン三姉妹とロブにとって、ブルースは元継父)が好き勝手起こす騒動に、現在も振り回されている。

5)クロエ、出会って1カ月のラマー・オドムと電撃結婚

 09年8月27日、クロエはパーティーでNBA選手ラマー・オドムと出会い、意気投合。ラマーは「結婚相手は君しかいない」と繰り返し口説き、クロエはうっとり。ラマーの「27日は2人にとって運命の日だから、9月27日に結婚しよう!」という提案にクロエは大喜びし、家族に「9日後にラマーと結婚するから!」と宣言した。戸惑っていた家族だが、やがて2人の結婚を認めるようになった。

 クロエとラマーは予定通り、出会って1カ月で挙式。母親のコネと番組協力(シーズン4第1話で放送)により、豪華な結婚式を挙げることができた。2人は「すぐに離婚するのでは?」という世間の心配をよそに円満な夫婦生活を送り、2人の生活を追うスピンオフ番組まで制作された。しかし、なかなか妊娠できないこと、ラマーのキャリアが下降してきたことが原因で、互いの気持ちがすれ違うように。ラマーの浮気、飲酒、飲酒運転での逮捕、薬物依存も悪化し、13年12月にクロエは離婚を申請した。

 

6)キム、72日間で離婚を申請

 『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』シーズン6後半の目玉となった、キムとNBA選手クリス・ハンフリーズとの結婚式。しかしシーズン7第1話では、すでに離婚の手続きが開始されており、結婚してからたったの72日で離婚を申請して世間をあぜんとさせた。

 そもそも2人は、10年10月末に出会い、意気投合。11年5月、クリスは200万ドル(約2億2,000万円)する20.5カラットのダイヤの指輪をキムに渡し、婚約。プロポーズの様子、8月に行われた1,000万ドル(約11億円)の豪華挙式はすべて番組で放送され、「映画のよう」だと話題になった。

 しかし、実は2人の関係はプロポーズ後、悪化の一途をたどっていた。金銭感覚の違いに悩むクリスと、時間にルーズで協力的でないクリスが許せないキム。愛犬と一緒に暮らしたいクリスに、家を汚すペットはいらないキム。結婚後はどこに住むかについても、キムとクリスは対立。結婚後も名前は変えないことを決めたキムにクリスはムッとし、結婚式では最悪な関係だったのだ。

 結婚式の費用は、番組や写真独占掲載契約を結んだ雑誌などが支払うことが決まっており、500人近くを招待してしまったため、予定通り挙式したが、関係は好転せず。10月に、2人の仲がどんどん悪くなっていく様子と結婚式エピソードが放送されたのを待ってから、離婚を申請したため「結婚してから72日間で離婚」となったのだった。

7)ロブ、うつから肥満体になり、リハビリへ

 クロエ同様、実父の死を乗り越えることができないロブは、かなりの依存体質。恋人ができれば、恋人にどっぷりと依存してしまう。しかし、極度の潔癖症であるため、同棲を始めると相手をイラつかせてしまい、破局に至るというパターンを繰り返している。

 そんなロブは12年12月に人気歌手リタ・オラと破局した後、うつ状態から過食となり、20kg近く体重が増加。その後、うつが悪化し、ジャンクフードを大量に食べるようになり、番組出演も嫌がるように。体重は136kgを超えてしまい、キムと彼女の現夫カニエ・ウェストの結婚式も欠席。15年末に呼吸困難の発作を起こし、「糖尿病ケトアシドーシス」と診断されてしまった。

 減量しないと命が危ないという深刻な状態になり、ロブは本格的に減量を開始。そんな彼を精神的に支えてくれたのが、長年友人だったブラック・チャイナで、間もなく恋愛関係に発展。ブラックはカイリーの交際相手タイガの子どもを産んだことから、カーダシアン三姉妹は大反対。しかし、ロブはブラックを愛し、子どもを作り、プロポーズをするなど急ピッチで事を進めていき、世間は「瞬きするたびにロブとブラックの関係が進んでいる!」と、びっくり。今年2月中旬には破局を発表したが、今後も娘ドリームの子育ては協力して行うと発表している。

8)ラマー、売春宿で死にかける

 15年10月13日、クロエの夫ラマーがラスベガス郊外の売春宿で意識不明の状態で発見され、病院に救急搬送された。ラマーは瀕死の状態で、あと少しで離婚が成立するはずだったクロエは申請を取り下げ、意思疎通ができないラマーに代わり「妻」として医師と治療方針を話し合い、医療上の決断を下した。彼の状態が落ち着いた後、ロサンゼルスの病院に移送すると決めたのもクロエで、彼女の気持ちに応えるように、ラマーは奇跡的な回復を見せた。クロエだけでなくカーダシアン家の一族が彼の回復を祈り、キムの夫カニエはラマーの病室を訪れ、ラップで彼を励ました。

 ラマーは12歳の時に、母親を大腸がんで亡くした。父親は重度の薬物依存だったために祖母に引き取られたが、NBAのスター選手になると父親がすり寄ってきて、何度も金を無心。孤独だったラマーは、以前交際していた女性との間に3人の子どもをもうけたが、次男は生後半年で乳幼児突然死症候群のため亡くなってしまった。

 15年には学生時代からの大親友が薬物過剰摂取で死亡。薬物摂取の注射器から人食いバクテリア(ビブリオ・バルニフィカス)に感染したため、壮絶な最期で、ラマーは「オレには常に死がつきまとっている」と薬物に逃げるようになった。クロエはそんなラマーを支え続けたが、ドラッグ依存は深刻で、13年末に離婚を申請。しかし、その後も彼のことを心配し、頻繁に連絡を取っていた。15年7月に2人で離婚書に署名した時も、カーダシアン一族は「縁が切れたわけじゃない。家族と思って、いつでも頼ってほしい」とラマーに告げていた。しかし、売春宿で手当たり次第に薬を摂取し、倒れたのだった。

 自宅近くに、退院したラマーを住まわせるなど世話を焼いたクロエだが、ラマーが再び薬物に手を出し始めたことで離婚を申請。昨年12月、離婚が成立した。ラマーはその後、リハビリ施設で薬物依存更生治療を受け、「クロエと復縁したい」とインタビューで発言。しかし、散々裏切られてきたクロエが、彼とよりを戻す気持ちはゼロだと伝えられている。

9)キム、パリで拳銃強盗被害に

 16年10月3日、キムが滞在していたフランス・パリの高級ホテルを、警察官を装った男たちが拳銃を持って襲撃。キムは手足を縛られた上、浴室に監禁され、1,000万ドル相当の貴金属を強奪された。ボディガードは母と姉の外出に付き添っていたため、キムは部屋に1人きりでいたとのこと。犯人たちの目当ては貴金属で、キムに危害を加えなかったのが不幸中の幸いだったと、世界中のメディアがこの事件を報じた。

 世間は、キムに同情しつつも、「自業自得」だと批判した。普段から高価なジュエリーを身に着けていることを自慢げにひけらかしていることが事件を招いたと指摘されたのだ。

 この事件はキムにとって大きなトラウマになり、事件後、キムはメディアに姿を現さなくなった。17年に入ってからインスタグラムを再開したが、以前までのゴージャスな写真ではなく、「当たり障りのない家族写真」を中心に投稿するように。その後、事件の影響で延期していたメイクレッスンのため、ドバイを訪問。表舞台に姿を見せるものの、以前のような覇気はなく、ファンを心配させている。

10)カニエ措置入院へ

 16年11月21日、ぶっ飛んだ発言や行動で知られているキムの夫カニエが精神錯乱状態になり、主治医の勧めで措置入院になったと報じられた。ラッパー、音楽プロデューサー、ファッションデザイナー、実業家と多忙な日々を送るカニエは、ワーカーホリックであり、常にピンと張りつめた状態だったが、10月に起きた妻キムのパリ監禁事件でさらに不安定に。その上、9年前に脂肪吸引手術後の合併症で急死した母親の命月である11月がきたことで、睡眠障害や誇大妄想に悩まされるようになったという。

 措置入院の知らせを受けたキムは、パリでの強盗被害後にカムバックする予定だったイベントを即キャンセル。カニエのそばに駆けつけ、献身的に彼を支えた。しかし、カニエの精神状態はなかなか回復せず、措置入院は長引いた。同月30日に無事退院したカニエは、キムの心配をよそに、休む間もなく仕事を再開。ニューヨークに飛び、ドナルド・トランプ新大統領と面会するなど、精力的に活動している。しかし、公開される家族写真やパパラッチされるカニエの目はうつろで、まだまだ精神状態は安定していない様子。ファンからは心配する声が上がっている。

薬物中毒にポルノデビューも! ハリウッドの“残念な”2世セレブ

 生まれる前から注目され、チヤホヤされながら育つ、ハリウッドセレブの子どもたち。苦労を知らないナルシシストが多いため、“自分だって芸能界で頂点に立つことができる”と思い込む子どもが多く、世間から叩かれるケースも少なくない。今年ノーベル文学賞に輝いたボブ・ディランの孫で、ラッパーのパブロも「才能がないのに自信家」「かなりイッてる勘違い男」とバッシングされている。また、中には、親と同じ道に進んだものの、“2世”というプレッシャーに負けてしまい、世間から哀れみの対象となってしまうケースもある。今回はそんな“残念な2世セレブ”を紹介しよう。

■チェスター・ハンクス 26歳(トム・ハンクスの息子 ラッパー兼俳優)

 アメリカの国民的俳優トム・ハンクスには、最初の妻が産んだ長男長女、現妻で女優のリタ・ウィルソンが産んだ次男三男と4人の子がいる。長男コリン・ハンクスはエミー賞にノミネートされるなど俳優として活躍し、2世なのに腰が低いと評判だ。問題なのは、次男でラッパーを本職に選んだチェスター。ステージネームは「チェット・ヘイズ」で、またの名を「ホワイト・チョコレート」。黒人は自分のことを肌の色にちなんで「チョコレート」と呼ぶことが多いが、黒人が築いたヒップホップ文化に感化されたチェットは「ホワイト・チョコレート」と名乗り、両手に拳銃を持ったドヤ顔の写真をSNSに投稿。黒人ラッパーたちを脱力させ、鼻で笑われるようになった。

 そんなチェットが一躍有名になったのは2011年のこと。毒舌で知られるラジオDJのハワード・スターンから「理想のハリウッド夫婦が築いた家庭に育ち、高級住宅街に住み、学費の高い名門私立校ノースウェスタン大学を卒業した白人の坊やが、なんで品のない話し方をしてラップしてんだよ!」「同じ白人でも、デトロイトのホワイトトラッシュ(白人低所得層)出身のエミネムが荒れてるのは理解できる。でも、コイツはトム・ハンクスの息子なんだぜ!?」「こいつは10年にリリースしたフリースタイルで、“スキーポールで突き刺してやる!”ってラップしてんだぜ。ギャングスタ・ラッパーが優雅にスキーなんかするかよ!」と侮辱しまくり。トムに「息子を更生させろ!」と苦言を呈し、チェットは「残念なボンボン」だと笑い者になった。

 ボンボンなはずのチェットだが、14年11月以降は立て続けに笑えないようなことをしでかし、世間から白い目で見られるようになる。まずインスタグラムで「16歳から薬物依存に苦しんできた」と告白し、コカイン依存を克服するため、リハビリ施設に入所。15年2月には飲酒および薬物の影響下で車を運転して追突事故を起こし、被害者から「なんでこんな息子に運転させるんだ!」と、トム夫妻が訴えられる羽目に。6月にはロンドンのホテルの部屋で泥酔し、「コカインを持ってるヤツはいないのか!」と大暴れ。そのまま部屋を後にし、警察から指名手配されてしまった。

 また、インスタグラムで黒人の友人を「オレのニガー」と表現。「ニガー」とは黒人間で「マブダチ」というニュアンスで使われる言葉だが、もともとは白人が黒人を蔑視して使った差別用語。大問題に発展したが、本人は「ヒップホップっていうのは人種じゃない。文化だ。オレの文化だ。だから、ニガーって言葉を使ったって問題ないんだ」と主張。黒人社会から「トム・ハンクスにニガーって言われるんだったら、いいぜ、兄弟! って思うけど、コイツはね……」と苦笑いされた。

■ウェストン・コッポラ・ケイジ 26歳(ニコラス・ケイジの息子 ミュージシャン兼俳優)

 ハリウッドの名門コッポラ一族のニコラス・ケイジを父親、元モデルで女優のクリスティーナ・フルトンを母親に持つウェストンは、191cmと長身で体つきもがっちりしているサラブレッド。母親の婚約者でノルウェーのヘヴィメタル・ミュージシャン、シャグラットの影響もあってか、子どもの頃からヘヴィメタルにハマり、15歳でヘヴィメタルバンド「アイズ・オブ・ノクターン」を結成。同年ニコラス主演の『ロード・オブ・ウォー』にチョイ役で出演したものの、髪を伸ばし、黒いレザーの服を着て、音楽の道に突き進んでいった。

 そんなウェストンがメディアに露出するようになったのは、11年4月のこと。「20歳のウェストンと22歳の恋人ニッキー・ウィリアムズが婚約した」という報道が流れ、直後に挙式。その費用のほとんどをニコラスが支払い、感動的なスピーチもしたと大々的に報じられたのだ。しかし6月、ウェストンはレストランで同席していた男性に「これとこれは食べないで」と口を出され爆発。突き飛ばすわ、殴るわと大暴れして警察に通報され、精神鑑定を行うため、病院に搬送されてしまった。母クリスティーナは、ウェストンが収容された病院の外で待ち構えていたパパラッチに向かって「全部ニコラスが悪い!」と泣き叫んだが、これにウェストンは激怒。この時点で母親とは疎遠になっており、見舞われることも拒否していたと判明。後に、暴れるウェストンをボコりながら取り押さえ、警察に通報した男は、息子と連絡が取れず心配したニコラスが送り込んだアシスタントだったと判明。7月になり、ウェストンはパパラッチに「あとちょっとで死ぬってくらい飲み過ぎた。今は大丈夫」と説明し、「父には本当に感謝している」と、しみじみ語った。

 が、その直後。ウェストンは妻と血まみれになる大げんかをして逮捕された上、リハビリ施設送りになる事態が発生。ウェストンは挙式からたった2カ月で離婚する決心をし、「世間はオレが精神的に不安定だとか思ってるだろうけど、オレは大丈夫。(総合格闘技団体の)アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(UFC)で闘って大丈夫だと証明したい」と発言。パパラッチ相手に空手チョップや回し蹴りなど華麗な技を披露し、得意げに180度開脚までしてUFCにアピールしまくったものの、選手から失笑される始末。この直後、またウェストンはDV容疑で逮捕され、妻とは正式に離婚した。

 そして、13年9月にはモトリー・クルーのコンサートのバックステージで、ドラムのトミー・リーにケンカを売り、乱闘騒ぎを起こし「また、おかしなことをしている」と話題に。ニコラスの勧めもあってか、12年には表舞台から消え、バンドも解散してしまった。

 早死にするのではと心配されていたウェストンだが、驚くべきことに、現在はかなりまともになっている。支えたのは13年に再婚した現妻ダニエルと、彼女が産んだ息子ルシアン。「1日にビール30杯とワインを1箱、さらに強い酒も飲み、自分でも、いつ死んでもおかしくないと思ってた」彼を、愛の力で立ち直らせたというのだ。ウェストンのことが心配でたまらなかったニコラスも、「息子が積極的に子どもの世話をしている姿を見るのは微笑ましいもんだね」と大喜び。14年には主演映画『トカレフ』の回想シーンで自分が演じるキャラの若い頃をウェストンに演じさせ、「親子で同じ役を演じた」と大きな話題を集めた。

 しかし、2月4日、軽い接触事故を起こし、警察とのカーチェースの後、DUI(薬物やアルコール影響下での運転)で逮捕された。

■リチャード・ヒルフィガー 26歳(トミー・ヒルフィガーの息子 ラッパー)

 自分の名前を付けたアメリカの人気ファッション・ブランドのオーナーで、人気デザイナーのトミー・ヒルフィガー。彼には5人の子がおり、最初の妻との間にもうけたリチャードが、リッキー/リッチ・ヒルという芸名でラッパーとして活動している。

 リッキーは、父親が交流を持っていたラッパーのジェイ・Zの影響を強く受け、自然とラッパーの道を歩むように。自称「コネチカット出身の最高のラッパー」だが、同州出身の名が知られているラッパーは5人ほどしかいない。また、コネチカットのことを「ザ・カット」と自分で考えたダサい名称で呼んだり、ヒップホップの駆け引きを学ぶためヒルフィガー家のボディガードを連れてストリートに出たり、07年から定期的にミックステープをリリースしているというわりには無名だったり、髪の毛は蛍光の黄緑色だったりといまいちパッとしない存在である。

 そんな「残念」な彼だが、所属するのは大手レーベルのワーナー・ブラザーズで、住んでいるのはニューヨークの超高級ホテル「ザ・プラザ」と、どう考えても父親のコネと金のおかげ。あごの下に「I Love you Dad」というタトゥーを入れているが、これをあと10個くらい彫ってもおかしくないくらい、トミーに甘やかされているのである。

 才能はイマイチだが、金はあるため、付き合うのはモデルなど美女ばかり。14年8月から歌手のリタ・オラと交際し大きな話題となったが、昨年破局している。また、金持ちのボンボンにありがちな法的トラブルも起こしており、10年にはマリファナ所持で、昨年10月にはマイアミのクラブで友人の入店を断られたことに激怒して係員を殴り、逮捕された。今年の彼もパッとせず、残念な1年を送った。

 

■キャメロン・ダグラス 37歳(マイケル・ダグラスの息子 俳優)

 アカデミー俳優のマイケル・ダグラスを父に、御年100歳になる往年の名俳優カーク・ダグラスを祖父に持つなど、役者だらけの家系に育ったキャメロン。マイケルと最初の妻との間に生まれた彼も俳優の道を選び、ジャッキー・チェン主演の『ナイスガイ』(97)などに出演し、コメディ映画『グロムバーグ家の人々』(03)では、祖父、祖母、父とも共演している。俳優デビュー当時は「3世代続けてアカデミー獲得なるか!?」と期待されたキャメロンだったが、いまいちパッとせず、間もなくして薬物絡みで警察沙汰を起こすように。

 1999年にコカイン所持容疑で逮捕された時には、司法取引で起訴を取り下げてもらったが、13歳からドラッグにハマっていた彼は薬物を断ち切ることができず。07年には車の中から液体のコカインと注射器が発見され、再び逮捕。09年には大量のメタンフェタミン(覚せい剤)を取引目的で所持していたところを、麻薬取締局のおとり捜査に見つかり、逮捕。重度の薬物依存症であるキャメロンは、カリフォルニアからニューヨークに薬物を運ぶ組織の仲介人として働いていたことを自供し、世間に大きな衝撃を与えた。

 名門ダグラス家の名を汚すようなトラブルメーカーのキャメロンだが、裁判ではマイケルはもちろんのこと、カークや、マイケルの再婚相手で女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズら家族が一丸となってキャメロンを応援。マイケルは判事に「息子には刑を受けてほしい。そしてしっかり更生してほしい」と述べた上で、「息子は有名人の家族という特殊な環境で育ち、幼い頃から両親の不仲を目の当たりにしていた」「私もアルコール依存症でリハビリしたことがある。弟は04年にオーバードーズで死んだ。依存症は私の遺伝だろう」と減刑を求めた。

 10年、キャメロンは禁錮5年の実刑判決を受け、刑務所に収容。喉頭がんを発症したマイケルは治療で激やせし、ボロボロになりながらも息子に面会に行き、世間の涙を誘った。しかし、本人はなかなか薬断ちできず、刑務所内にヘロインと処方箋薬を持ち込んだせいで刑期が4年半延びたりと相変わらず。麻薬取締局に薬物の入手ルートなどを明かしたことから、報復として刑務所でリンチされ、足や手を骨折する大けがもした。

 そんなキャメロンだが、今年8月に出所。社会復帰訓練所に移され、薬物とはきっぱり縁を切った。現在は、自分の人生と刑務所でのつらい生活を本にしたいと、執筆活動を行っているよう。また、インスタグラムも開始し、若かりし頃のマイケルそっくりだと話題に。俳優業に再挑戦すべきと、応援する声も上がっている。

■モンタナ・フィッシュバーン 25歳(ローレンス・フィッシュバーンの娘 ポルノ女優/ストリッパー)

 人気映画シリーズ『マトリックス』のモーフィアス役などを演じ、名優と呼ばれているローレンス・フィッシュバーン。彼と最初の妻の間に生まれた長女モンタナが、世間を騒然とさせたのは10年のこと。「キム・カーダシアンがセックステープで大スターに上り詰めたのをお手本にしたい」と、19歳にしてポルノデビューすることを発表したのだ。

 芸名はチッピー・Dというチープな名前だが気に留めることなく、インタビューで「初撮影は緊張したけど、アタシ、経験はたくさんあるし」と余裕しゃくしゃく。その後、「パパが怒っちゃって。口をきいてくれないの」「でも、アタシのこと応援してくれるはず。今はネガティブに受け止めてるけど、そのうちポジティブに考えてくれるわ」と楽観的で、父親にとっては悪夢だとローレンスに同情が集まった。

 ローレンスは「絶対に後悔することになるから」と、DVD発売を阻止しようと手を回したが間に合わず。なによりモンタナが「なんで阻止するのかしら? みんなに見てもらいたいのに!」と発言したため、世間は脱力した。

 ポルノデビュー後、交際相手の元カノをボコボコにして訴えられたモンタナを、絶縁状態だったローレンスが見かねて弁護士を雇ってあげたものの、「キム・カーダシアン方程式の通り、アタシもポルノ女優からモデルになった!」と勘違い発言をし、世間は唖然。直後、精神的に不安定になり、感情をコントロールできないとしてリハビリ施設に入所させられたが、これもローレンスの計らいだと見られた。結局、裁判では大いに揉めたが、最終的に「精神的に不安定だから」と禁錮刑は免れた。

 ポルノ界でも話題に上がらなくなった彼女は、13年に「ポルノに出たことを後悔している」と発言。若い女性たちに向けて「安易にポルノに出ない方がいい。ポルノ業界は危険」だと警告したが、「まさに自業自得」だと叩かれた。

 14年にヒューストンのストリップ・クラブでストリッパーとして働いていると報じられたが、彼女は現在も同じような暮らしを続けていると見らる。

 

薬物中毒にポルノデビューも! ハリウッドの“残念な”2世セレブ

 生まれる前から注目され、チヤホヤされながら育つ、ハリウッドセレブの子どもたち。苦労を知らないナルシシストが多いため、“自分だって芸能界で頂点に立つことができる”と思い込む子どもが多く、世間から叩かれるケースも少なくない。今年ノーベル文学賞に輝いたボブ・ディランの孫で、ラッパーのパブロも「才能がないのに自信家」「かなりイッてる勘違い男」とバッシングされている。また、中には、親と同じ道に進んだものの、“2世”というプレッシャーに負けてしまい、世間から哀れみの対象となってしまうケースもある。今回はそんな“残念な2世セレブ”を紹介しよう。

■チェスター・ハンクス 26歳(トム・ハンクスの息子 ラッパー兼俳優)

 アメリカの国民的俳優トム・ハンクスには、最初の妻が産んだ長男長女、現妻で女優のリタ・ウィルソンが産んだ次男三男と4人の子がいる。長男コリン・ハンクスはエミー賞にノミネートされるなど俳優として活躍し、2世なのに腰が低いと評判だ。問題なのは、次男でラッパーを本職に選んだチェスター。ステージネームは「チェット・ヘイズ」で、またの名を「ホワイト・チョコレート」。黒人は自分のことを肌の色にちなんで「チョコレート」と呼ぶことが多いが、黒人が築いたヒップホップ文化に感化されたチェットは「ホワイト・チョコレート」と名乗り、両手に拳銃を持ったドヤ顔の写真をSNSに投稿。黒人ラッパーたちを脱力させ、鼻で笑われるようになった。

 そんなチェットが一躍有名になったのは2011年のこと。毒舌で知られるラジオDJのハワード・スターンから「理想のハリウッド夫婦が築いた家庭に育ち、高級住宅街に住み、学費の高い名門私立校ノースウェスタン大学を卒業した白人の坊やが、なんで品のない話し方をしてラップしてんだよ!」「同じ白人でも、デトロイトのホワイトトラッシュ(白人低所得層)出身のエミネムが荒れてるのは理解できる。でも、コイツはトム・ハンクスの息子なんだぜ!?」「こいつは10年にリリースしたフリースタイルで、“スキーポールで突き刺してやる!”ってラップしてんだぜ。ギャングスタ・ラッパーが優雅にスキーなんかするかよ!」と侮辱しまくり。トムに「息子を更生させろ!」と苦言を呈し、チェットは「残念なボンボン」だと笑い者になった。

 ボンボンなはずのチェットだが、14年11月以降は立て続けに笑えないようなことをしでかし、世間から白い目で見られるようになる。まずインスタグラムで「16歳から薬物依存に苦しんできた」と告白し、コカイン依存を克服するため、リハビリ施設に入所。15年2月には飲酒および薬物の影響下で車を運転して追突事故を起こし、被害者から「なんでこんな息子に運転させるんだ!」と、トム夫妻が訴えられる羽目に。6月にはロンドンのホテルの部屋で泥酔し、「コカインを持ってるヤツはいないのか!」と大暴れ。そのまま部屋を後にし、警察から指名手配されてしまった。

 また、インスタグラムで黒人の友人を「オレのニガー」と表現。「ニガー」とは黒人間で「マブダチ」というニュアンスで使われる言葉だが、もともとは白人が黒人を蔑視して使った差別用語。大問題に発展したが、本人は「ヒップホップっていうのは人種じゃない。文化だ。オレの文化だ。だから、ニガーって言葉を使ったって問題ないんだ」と主張。黒人社会から「トム・ハンクスにニガーって言われるんだったら、いいぜ、兄弟! って思うけど、コイツはね……」と苦笑いされた。

■ウェストン・コッポラ・ケイジ 26歳(ニコラス・ケイジの息子 ミュージシャン兼俳優)

 ハリウッドの名門コッポラ一族のニコラス・ケイジを父親、元モデルで女優のクリスティーナ・フルトンを母親に持つウェストンは、191cmと長身で体つきもがっちりしているサラブレッド。母親の婚約者でノルウェーのヘヴィメタル・ミュージシャン、シャグラットの影響もあってか、子どもの頃からヘヴィメタルにハマり、15歳でヘヴィメタルバンド「アイズ・オブ・ノクターン」を結成。同年ニコラス主演の『ロード・オブ・ウォー』にチョイ役で出演したものの、髪を伸ばし、黒いレザーの服を着て、音楽の道に突き進んでいった。

 そんなウェストンがメディアに露出するようになったのは、11年4月のこと。「20歳のウェストンと22歳の恋人ニッキー・ウィリアムズが婚約した」という報道が流れ、直後に挙式。その費用のほとんどをニコラスが支払い、感動的なスピーチもしたと大々的に報じられたのだ。しかし6月、ウェストンはレストランで同席していた男性に「これとこれは食べないで」と口を出され爆発。突き飛ばすわ、殴るわと大暴れして警察に通報され、精神鑑定を行うため、病院に搬送されてしまった。母クリスティーナは、ウェストンが収容された病院の外で待ち構えていたパパラッチに向かって「全部ニコラスが悪い!」と泣き叫んだが、これにウェストンは激怒。この時点で母親とは疎遠になっており、見舞われることも拒否していたと判明。後に、暴れるウェストンをボコりながら取り押さえ、警察に通報した男は、息子と連絡が取れず心配したニコラスが送り込んだアシスタントだったと判明。7月になり、ウェストンはパパラッチに「あとちょっとで死ぬってくらい飲み過ぎた。今は大丈夫」と説明し、「父には本当に感謝している」と、しみじみ語った。

 が、その直後。ウェストンは妻と血まみれになる大げんかをして逮捕された上、リハビリ施設送りになる事態が発生。ウェストンは挙式からたった2カ月で離婚する決心をし、「世間はオレが精神的に不安定だとか思ってるだろうけど、オレは大丈夫。(総合格闘技団体の)アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(UFC)で闘って大丈夫だと証明したい」と発言。パパラッチ相手に空手チョップや回し蹴りなど華麗な技を披露し、得意げに180度開脚までしてUFCにアピールしまくったものの、選手から失笑される始末。この直後、またウェストンはDV容疑で逮捕され、妻とは正式に離婚した。

 そして、13年9月にはモトリー・クルーのコンサートのバックステージで、ドラムのトミー・リーにケンカを売り、乱闘騒ぎを起こし「また、おかしなことをしている」と話題に。ニコラスの勧めもあってか、12年には表舞台から消え、バンドも解散してしまった。

 早死にするのではと心配されていたウェストンだが、驚くべきことに、現在はかなりまともになっている。支えたのは13年に再婚した現妻ダニエルと、彼女が産んだ息子ルシアン。「1日にビール30杯とワインを1箱、さらに強い酒も飲み、自分でも、いつ死んでもおかしくないと思ってた」彼を、愛の力で立ち直らせたというのだ。ウェストンのことが心配でたまらなかったニコラスも、「息子が積極的に子どもの世話をしている姿を見るのは微笑ましいもんだね」と大喜び。14年には主演映画『トカレフ』の回想シーンで自分が演じるキャラの若い頃をウェストンに演じさせ、「親子で同じ役を演じた」と大きな話題を集めた。

 しかし、2月4日、軽い接触事故を起こし、警察とのカーチェースの後、DUI(薬物やアルコール影響下での運転)で逮捕された。

■リチャード・ヒルフィガー 26歳(トミー・ヒルフィガーの息子 ラッパー)

 自分の名前を付けたアメリカの人気ファッション・ブランドのオーナーで、人気デザイナーのトミー・ヒルフィガー。彼には5人の子がおり、最初の妻との間にもうけたリチャードが、リッキー/リッチ・ヒルという芸名でラッパーとして活動している。

 リッキーは、父親が交流を持っていたラッパーのジェイ・Zの影響を強く受け、自然とラッパーの道を歩むように。自称「コネチカット出身の最高のラッパー」だが、同州出身の名が知られているラッパーは5人ほどしかいない。また、コネチカットのことを「ザ・カット」と自分で考えたダサい名称で呼んだり、ヒップホップの駆け引きを学ぶためヒルフィガー家のボディガードを連れてストリートに出たり、07年から定期的にミックステープをリリースしているというわりには無名だったり、髪の毛は蛍光の黄緑色だったりといまいちパッとしない存在である。

 そんな「残念」な彼だが、所属するのは大手レーベルのワーナー・ブラザーズで、住んでいるのはニューヨークの超高級ホテル「ザ・プラザ」と、どう考えても父親のコネと金のおかげ。あごの下に「I Love you Dad」というタトゥーを入れているが、これをあと10個くらい彫ってもおかしくないくらい、トミーに甘やかされているのである。

 才能はイマイチだが、金はあるため、付き合うのはモデルなど美女ばかり。14年8月から歌手のリタ・オラと交際し大きな話題となったが、昨年破局している。また、金持ちのボンボンにありがちな法的トラブルも起こしており、10年にはマリファナ所持で、昨年10月にはマイアミのクラブで友人の入店を断られたことに激怒して係員を殴り、逮捕された。今年の彼もパッとせず、残念な1年を送った。

 

■キャメロン・ダグラス 37歳(マイケル・ダグラスの息子 俳優)

 アカデミー俳優のマイケル・ダグラスを父に、御年100歳になる往年の名俳優カーク・ダグラスを祖父に持つなど、役者だらけの家系に育ったキャメロン。マイケルと最初の妻との間に生まれた彼も俳優の道を選び、ジャッキー・チェン主演の『ナイスガイ』(97)などに出演し、コメディ映画『グロムバーグ家の人々』(03)では、祖父、祖母、父とも共演している。俳優デビュー当時は「3世代続けてアカデミー獲得なるか!?」と期待されたキャメロンだったが、いまいちパッとせず、間もなくして薬物絡みで警察沙汰を起こすように。

 1999年にコカイン所持容疑で逮捕された時には、司法取引で起訴を取り下げてもらったが、13歳からドラッグにハマっていた彼は薬物を断ち切ることができず。07年には車の中から液体のコカインと注射器が発見され、再び逮捕。09年には大量のメタンフェタミン(覚せい剤)を取引目的で所持していたところを、麻薬取締局のおとり捜査に見つかり、逮捕。重度の薬物依存症であるキャメロンは、カリフォルニアからニューヨークに薬物を運ぶ組織の仲介人として働いていたことを自供し、世間に大きな衝撃を与えた。

 名門ダグラス家の名を汚すようなトラブルメーカーのキャメロンだが、裁判ではマイケルはもちろんのこと、カークや、マイケルの再婚相手で女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズら家族が一丸となってキャメロンを応援。マイケルは判事に「息子には刑を受けてほしい。そしてしっかり更生してほしい」と述べた上で、「息子は有名人の家族という特殊な環境で育ち、幼い頃から両親の不仲を目の当たりにしていた」「私もアルコール依存症でリハビリしたことがある。弟は04年にオーバードーズで死んだ。依存症は私の遺伝だろう」と減刑を求めた。

 10年、キャメロンは禁錮5年の実刑判決を受け、刑務所に収容。喉頭がんを発症したマイケルは治療で激やせし、ボロボロになりながらも息子に面会に行き、世間の涙を誘った。しかし、本人はなかなか薬断ちできず、刑務所内にヘロインと処方箋薬を持ち込んだせいで刑期が4年半延びたりと相変わらず。麻薬取締局に薬物の入手ルートなどを明かしたことから、報復として刑務所でリンチされ、足や手を骨折する大けがもした。

 そんなキャメロンだが、今年8月に出所。社会復帰訓練所に移され、薬物とはきっぱり縁を切った。現在は、自分の人生と刑務所でのつらい生活を本にしたいと、執筆活動を行っているよう。また、インスタグラムも開始し、若かりし頃のマイケルそっくりだと話題に。俳優業に再挑戦すべきと、応援する声も上がっている。

■モンタナ・フィッシュバーン 25歳(ローレンス・フィッシュバーンの娘 ポルノ女優/ストリッパー)

 人気映画シリーズ『マトリックス』のモーフィアス役などを演じ、名優と呼ばれているローレンス・フィッシュバーン。彼と最初の妻の間に生まれた長女モンタナが、世間を騒然とさせたのは10年のこと。「キム・カーダシアンがセックステープで大スターに上り詰めたのをお手本にしたい」と、19歳にしてポルノデビューすることを発表したのだ。

 芸名はチッピー・Dというチープな名前だが気に留めることなく、インタビューで「初撮影は緊張したけど、アタシ、経験はたくさんあるし」と余裕しゃくしゃく。その後、「パパが怒っちゃって。口をきいてくれないの」「でも、アタシのこと応援してくれるはず。今はネガティブに受け止めてるけど、そのうちポジティブに考えてくれるわ」と楽観的で、父親にとっては悪夢だとローレンスに同情が集まった。

 ローレンスは「絶対に後悔することになるから」と、DVD発売を阻止しようと手を回したが間に合わず。なによりモンタナが「なんで阻止するのかしら? みんなに見てもらいたいのに!」と発言したため、世間は脱力した。

 ポルノデビュー後、交際相手の元カノをボコボコにして訴えられたモンタナを、絶縁状態だったローレンスが見かねて弁護士を雇ってあげたものの、「キム・カーダシアン方程式の通り、アタシもポルノ女優からモデルになった!」と勘違い発言をし、世間は唖然。直後、精神的に不安定になり、感情をコントロールできないとしてリハビリ施設に入所させられたが、これもローレンスの計らいだと見られた。結局、裁判では大いに揉めたが、最終的に「精神的に不安定だから」と禁錮刑は免れた。

 ポルノ界でも話題に上がらなくなった彼女は、13年に「ポルノに出たことを後悔している」と発言。若い女性たちに向けて「安易にポルノに出ない方がいい。ポルノ業界は危険」だと警告したが、「まさに自業自得」だと叩かれた。

 14年にヒューストンのストリップ・クラブでストリッパーとして働いていると報じられたが、彼女は現在も同じような暮らしを続けていると見らる。

 

あのトーニャ・ハーディングも参戦! 意外な名勝負が多い、セレブのボクシング対決

 女絡みのSNSでのケンカがエスカレートし、ボクシングで決着をつけることになった歌手クリス・ブラウンと、ラッパーのソウルジャ・ボーイ。マイク・タイソンやフロイド・メイウェザー・ジュニア、エイドリアン・ブローナーらプロボクシング界の大物たちもこの騒動に顔を突っ込んでおり、「世紀のセレブ・ボクシング対決が観られる!」と期待する声が上がっていたが、2月中旬にはクリスがまさかの試合放棄。楽しみにしていたファンのため息が漏れる事態となった。

 「セレブがボクシングでガチ対決なんて前代未聞」と思いきや、実はこれまでにも「セレブリティ・ボクシング」は行われてきた。誰もが知っているような大物もリングで戦ったことがあるのだ。今回は、そんなセレブリティ・ボクシングの中から、アメリカでは大きな話題になった5試合を紹介しよう。

■『アーノルド坊やは人気者』のトッド・ブリッジス VS ラッパーのヴァニラ・アイス

 日本でも「冗談、顔だけにしろよ!」というキメ台詞が人気だった『アーノルド坊やは人気者』で、主人公の兄ウィリス役を演じていたトッド・ブリッジス。成功を収めた黒人子役の1人として名高い彼だが、定着してしまった役イメージと薬物依存に苦しみ、転落人生を歩むようになった。

 一方のヴァニラ・アイスは、1990年代に「アイス・アイス・ベイビー」で大ブレイクした白人ラッパー。ヒップホップ界で大ブレイクした初めての白人だとチヤホヤされ、マドンナと付き合うほどの人気者になった。しかしまともな家庭で育ってきたのに「ゲットー育ち」と経歴詐称したことで、業界から干されることに。その後、彼もまた薬物依存症に苦しむようになった。

 そんな2人が試合を行ったのは、米FOX局で放送されたリアリティTV番組『Celebrity Boxing』で、「落ち目のセレブをボクシングで戦わせる」という新感覚の番組だ。地上波で放送するような内容ではないと批判が集まり、たった2回、計7試合しか放送されなかったが「なかなか見応えがある」と今も語り継がれている。

 トッドは「マッド・ドッグ」、ヴァニラは「バイ・ポーラ」というリング名で意気込んで試合に臨んだのだが、リングに上がった2人は体見ただけでも明らかに準備不足。パンチの切れも悪く、息もすぐに上がってしまい、フラフラ。辛うじてトッドの方がリードし、試合を制した。

 試合に勝ったトッドは、現在も俳優として活動中。だが、あまりパッとせず、相変わらず「過去の人」扱いされている。ヴァニラの方はこの番組に出演後、数多くのリアリティ番組に出演するようになり、一気に注目を集めた。手先が器用で、大工作業で生計を立てていた腕前を披露するリフォーム番組『The Vanilla Ice Project』を制作したところ、これが大ヒット。見事2度目の成功を手に入れた。

■元女子フィギュアスケート選手トーニャ・ハーディング VS ビル・クリントン セクハラ訴訟のポーラ・ジョーンズ

 伊藤みどりに次ぎ、世界で2番目にトリプルアクセルを成功させた女子フィギュアスケート選手として注目を集めた、トーニャ・ハーディング。94年の全米選手権で優勝したが、この優勝は「元夫に頼んでライバルのナンシー・ケリガンにけがを負わせ、出場できなくさせた」から手にしたもの。疑惑の目を向けられながらも、トーニャは直後に開催されたリレハンメルオリンピックに出場。調子は最悪で、靴ひもの具合が悪いなど散々駄々をこねたものの、結果は8位。オリンピック終了後、罪を認め、有罪判決を受けた。

 この事件でスケート界からも制裁を科されたトーニャは、裁判の借金を返すためにバンド活動をするものの、大ブーイング。元夫とのセックステープを売ったかと思えば、DV罪で逮捕されるなど、相次ぎ問題行動を起こし、完全に干されてしまった。

 トーニャが転落したのは、襲撃事件直前に、マネジャーのマイケル・ローゼンバーグが彼女の元を離れたからだという説がある。そのマネジャーが2002年、久しぶりにトーニャから電話を受けた。「FOXテレビから『Celebrity Boxing』って番組に出場しないかとオファーされたんだけど、報酬が5,000ドル(約56万円)なの。これって少ないよね?」。トーニャはマイケルに、もっと金を引っ張ってきてほしいと頼んだのだ。番組の成功を確信したマイケルは了解し、すぐに局と交渉を開始。報酬額を12万5,000ドル(約1,400万円)まで上げることに成功した。そして、トーニャにトレーニングをつけ、最高のコンディションで試合当日を迎えるように整えた。

 相手は、ポーラ・ジョーンズ。アーカンソー州の元職員だった彼女は、91年に同州の知事だったビル・クリントンに目をつけられ、執拗なセクハラを受けるという被害に遭った。ビルは嫌がっている彼女をホテルの部屋に呼び出し、全裸で関係を迫るというとんでもないこともした。拒否した彼女は直後に配置転換され、その復讐としてビルが大統領になった後の94年にセクハラ裁判を起こし、一躍有名人になった。この裁判がきっかけで、ビルとモニカ・ルインスキーとの「不適切な関係」も暴露されてしまい、クリントン夫婦に大きな痛手を与えたといわれている。ちなみに裁判は、ポーラが和解金を受け取る形で99年に終了。その額は85万ドル(約9,600万円)だったと伝えられている。

 そんな2人のボクシング・マッチは、終始「トーニャが攻め、ポーラが顔をかばいながら逃げ回る」という展開に。トーニャの大きな胸も注目の的となり、彼女がパンチを繰り出すたび、大きな歓声が上がった。試合は最後までトーニャのペースで進められ、ポーラは惨敗した。その後しばらく、トーニャはボクシングを続けるなど格闘技界で活躍した、40歳で子供を出産。平凡な日常を送っていたが、最近、また注目されるようになっている。なんとトーニャの伝記映画『I, Tonya』が製作されることになり、人気女優のマーゴット・ロビーが彼女を演じることが決定したのだ。マーゴットの完璧な役作りは大きなニュースとなっており、映画が楽しみという声も多く上がっている。

 一方のポーラも昨年の大統領選挙戦で、ビル・クリントン元大統領からセクハラされた女性として再び注目を浴びるようになった。ドナルド・トランプは10月に開催されたヒラリー・クリントンとの第2回テレビ討論会直前の会見に「ビル・クリントンにセクハラやレイプされた経験のある女性たち」を連れてきたのだが、その中にポーラもいたのだ。彼女の顔は繰り返し受けてきたと思われる美容整形手術のせいで引きつっており、そのことも話題となった。

■女子プロレスラー チャイナ VS 女の敵 ジョーイ・バタフューコ

 身長178cmという長身にボディビルダーのような筋肉もりもりの体形で、90年代のプロレスを大いに盛り上げたチャイナ。女子レスラーでありながら男性レスラーと対等に戦い、女性初となるWWEインターコンチネンタル王座を獲得。

 そんな彼女が戦ったのは、「最低の男」「最悪な不倫男」「女の敵」として全米からバッシングされたジョーイ・バタフューコ。ジョーイは自動車整備会社を経営しており、当時16歳だったエイミー・フィッシャーという女性客と不倫関係に陥った。エイミーは18歳年上のジョーイに夢中になり、彼の妻に殺意を抱くように。92年、エイミーはとうとうジョーイの妻を銃で撃ち、逃走するという大事件を起こしてしまった。エイミーは殺人未遂で逮捕され、「悪い男にたぶらかされた、かわいそうな娘」と同情を集めた。彼女は7年間刑務所で過ごし、出所後はポルノ女優になった。彼女と不倫関係にあったジョーイも、未成年のエイミーと性的関係を持ったとして、未成年者への強姦罪などで逮捕。奇跡的に回復した妻からも離婚され、「妻がいるのに少女をたぶらかした最低な男」として全米の女性から敵視されるようになった。

 そんな「女の中の女」と「女の敵」が戦ったのは02年5月。『Celebrity Boxing』エピソード2の目玉試合としてセットアップされたのだ。プロレスではチャンピオンにまで上り詰めたチャイナだが、不慣れなボクシングでは苦戦。最初からジョーイにボコボコに殴られるという展開になり、まったく手加減しないジョーイに対して会場から大ブーイングが巻き起こった。やられっぱなしだったチャイナだが、最後まで果敢に挑み、体を持ち上げられ放り投げられた時は、ジョーイを睨みつけ威嚇。しかし、リング上での男女の力の差はとうてい埋められるものではなく、チャイナは惨敗してしまった。

 チャイナだが、その後、日本のプロレス界で活躍した後、モデル、女優を経てポルノ女優へと転身。タブロイドを賑わせる存在となっていった。ポルノ女優になっても人気を集めていたチャイナだが、昨年4月にカリフォルニア州の自宅で遺体となって発見。享年45。薬物とアルコールの過剰摂取が原因の事故死だった。

 一方のジョーイだが、相変わらず自動車整備会社を経営する傍ら、リアリティ番組だけでなく映画などにも出演。法廷リアリティ番組に出演し、料金を支払わない客を訴えて金を回収して話題を集めるなど、お騒がせセレブ的存在となっている。

■イギリスの人気コメディアン リッキー・ジャーヴェイス VS 実業家のグラント・デボン

 皮肉たっぷりなブリティッシュ・ジョークが得意で、アメリカでも知名度が高い英コメディ界の大御所リッキー・ジャヴェイスと、英人気司会者アンシア・ターナーを妻に持つ実業家のグラント・デボンがボクシングの試合をしたのは02年のこと。チャリティー団体「コミック・リリーフ」が主催した、ボクシングマッチの選手として抜てきされたのだった。

 リッキーは「引き受けたのは、笑いを取りたいから。それとトレーニングで引き締まった体を手に入れられるのを期待してね」と笑顔。グラントは「鼻が心配だな~」と大笑い。2人とも最初は「しょせんチャリティーだし」と余裕をかましていた。

 しかし「コミック・リリーフ」は、2人のもとに一流のトレーナーを派遣。トレーナーたちは「セレブ」だからと手を抜くことなく「遊びじゃないんだぞ!」とハッパをかけた。トレーニングが進むにつれ、2人の顔から笑顔が消え、ジョークを言う余裕がなくなっていった。

 試合は、イギリスの有名人・著名人らが見守る中で行われ、BBC局で生中継。試合前は司会進行役やセレブ観客へのインタビューなどリラックスした笑いがあったが、入場した2人は超ピリピリ。試合自体も、思いのほか真剣な勝負となり、大いに盛り上がった。2人の力は互角で、試合は判定にもつれ込み、その結果、リッキーが勝利。5,000ポンド(約70万円)のファイティングマネーを手に入れたリッキーは、全額、がん専門看護師「マクミラン・ナース」の育成費として寄付した。

俳優のジェレミー・ジャクソンとラッパーのクーリオ

 90年代に大ヒットしたテレビドラマ『ベイウォッチ』に出演していたジェレミー・ジャクソン。天才子役として人気を博し、アイドル誌の表紙なども飾ったが、薬物・アルコール依存症のため度々問題を起こしていた。その後、クリーンになったと証明するべく、ボクシングに挑戦することに。

 一方のクーリオは、カリフォルニア州の超危険地区コンプトン出身のハードコア・ギャングスタラッパー。映画『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』(95)の主題歌「ギャングスタズ・パラダイス」が爆発的なヒットとなり、グラミー賞を獲得。しかし、以降、問題ばかり起こすようになる。98年に窃盗・暴行罪で逮捕、有罪に。01年と09年には銃刀法や薬物法などで逮捕、有罪となっており、ジェレミー同様、ボクシングをきっかけに更生を誓う形となった。

 そんな2人の試合「Celebrity Fight Night」は11年11月に行われ、ネットテレビ「FILMON.com」で世界中に配信された。試合の2カ月前に行われた会見でのジェレミーは異様にテンションが高く、冷ややかなクーリオとは対照的。ジェレミーはシャツを脱いで筋肉を見せびらかしたが、クーリオはシャツを脱ぎたがらなかったため「体形に自信がないのだろう」「筋肉なんてないのでは」「ジェレミーは、まだステロイドをやってるんじゃないか!?」と話題に。クーリオは当時48歳。ジェレミーは31歳とかなりの年齢差があるため「クーリオがストレート負けするだろう」と予想された。

 試合直前まで2人のテンションには温度差があり、まともな試合にならないのではないかと懸念する声も出たが、開始してみるとクーリオが大健闘。ボクシングというよりケンカのような動きでジェレミーをボコボコに殴り圧倒した。最終的には年配のクーリオのスタミナ切れでジェレミーにノックアウトされたのだが、「なかなか見応えのあるセレブ・ボクシング」として語り継がれるようになった。

 ボクシングをカムバックのきっかけにしたかったジェレミーだが、その後もキャリアは低迷。12年4月には男性を刺し逃走。これは正当防衛が認められたが、相手に177針も縫う大けがを負わせてしまい、大ニュースとなった。15年8月にも女性と口論の末、背中を刺し、逮捕されて有罪に。2カ月間服役した後、リハビリ施設に入ったと報じられている。

 一方のクーリオは、この試合後、ラッパーからプロの料理人への転身を本格的に考えるように。13年には「ギャングスタズ・パラダイス」を含む自身の123曲の著作権を売りに出し、手にした大金でシェフに専念すると宣言した。しかし、昨年9月には、ロサンゼルス交際空港の荷物検査でバックパックに入れていた拳銃が見つかり、逮捕、翌月、3年の保護観察に処されてしまった。

 

『チャーリーズ・エンジェル』や『スター・ウォーズ』のキャストも! 共演して不仲になったセレブ

 昨年8月、人気アクション映画シリーズ『ワイルド・スピード』の最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』に出演している“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが、共演俳優のことを「男らしくないチキン野郎」「腰抜け」と批判。その後、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が「共演俳優とは、ヴィン・ディーゼルのことだ」とスクープした。ドウェインは撮影終了後、インスタグラムに映画関係者への感謝メッセージを長々と投稿したものの、主演兼プロデューサーであるヴィンの名前はナシ。2人は撮影中険悪な雰囲気だったというウワサも流れ、修復不可能な仲になったと報じられた。

 ドウェインとヴィンのように、映画で共演した役者が長期間にわたる撮影を通して、対立したり不仲になったりすることは珍しくない。今回はそんな「犬猿の仲になったハリウッド映画共演者たち」をご紹介しよう。

■『チャーリーズ・エンジェル』(2000)のビル・マーレイとルーシー・リュー

 1970年代半ば~80年代前半に大ヒットした3人の美女が主役のアクションドラマ『チャーリーズ・エンジェル』。2000年の映画版はキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューの3人の主演女優を世界的大スターにのし上げた作品で、テレビドラマを主戦場にしていたルーシーは、この作品でアジア人女優としての地位を確立した。

 同作には3人のエンジェルのほか、もう1人重要な役がある。エンジェルたちをサポートするボスレーという中年男性の役だ。映画版ではこの役をベテラン俳優のビル・マーレイが熱演し、コミカルな演技が評判を呼んだ。しかし、このビルがルーシーのことを毛嫌いし、撮影の雰囲気を最悪なものにしたと伝えられているのだ。

 米芸能誌「People」は、ビルはルーシーと性格が合わず、ある日撮影についてもめ、大げんかしてしまったと報道。後に、複数のゴシップサイトが、「ビルが突然撮影を止めて、キャメロンとドリューを指し、『お前らがなんでここにいるのかは理解できる。才能があるからな』と言った後、ルーシーについて『でもお前がなんでここにいるのかは理解できない。演技なんて全然出来ないじゃないか!』と吐き捨てるように言った」「激怒したルーシーはビルに殴りかかろうとして周囲のスタッフたちに止められ、別の部屋に連れていかれる騒ぎになった。ルーシーが嫌いだから、続編映画には出演しなかったのだ」などと伝え、ビルとルーシーは敵対していると見られるようになった。

 03年、米芸能サイト「Contactmusic.com」は、「伝えられているケンカの内容はウソだ。あるシーンを撮影する時に『ルーシー、この台詞はないんじゃないか。クレイジーだよ』と言ったら、彼女は侮辱されたと勘違いしてしまったんだ。でも、彼女もその台詞については疑問に思っていたんだよ。いがみ合っていたのは一瞬なんだ」「オレたちはすぐに和解して、その日からさらに関係は良くなったんだ」と説明するビルのコメントを紹介。ビルは、続編に出演しなかったのはルーシーと共演したくなかったからではないと強調したが、今なお、「ビルとルーシーの不仲説」は根強く流れている。

■『ロミオ+ジュリエット』(1996)のレオナルド・ディカプリオとクレア・デインズ

 シェークスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台を現代に変え、両家のいがみ合いをギャングの抗争に変更するという大胆な脚色で話題を集めた『ロミオ+ジュリエット』。ロミオを演じたのは当時まだ21歳だったレオナルド・ディカプリオ。ジュリエットを演じたのは17歳のクレア・デインズで、美青年のレオナルドと可憐なクレアのカップルは、多くの作品ファンを生み出した。

 しかしこの2人、カメラが回っていないところでは、目も合わせなかったという。クレアはレオナルドのことを「常にふざけているお調子者」「本当にガキっぽい」と毛嫌いし、徹底的に無視。レオナルドもクレアのことを「お高くとまったお堅い奴」だと嫌うようになり、2人の間には険悪な空気が漂うようになったというのだ。

 クレアは、11年から放送されている人気ドラマ『HOMELAND』で主人公を演じているが、13年に受けたインタビューで、レオナルド主演映画への出演と天秤にかけた結果、『HOMELAND』を選んだと告白。「『HOMELAND』のオーディションを受けた週末に、クリント・イーストウッド監督の『J・エドガー』(11)のオーディションも受けたの」「(レオナルドが演じたFBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの)秘書役を演じるべきか、自分自身がボス役を演じるべきか、自問自答して……『私はボス役を演じたい』って。『HOMELAND』の役は怖かったけど、なおさら『この役を演じなきゃ』って思って」と明かした。

 また、『タイタニック』(97)でレオナルドと共演したケイト・ウィンスレットが12年に受けたインタビューで、「レオも私も年を取ったし。それに、今じゃ彼はデブで、私は痩せたし」とレオナルドをけなして話題になったが、この直後にクレアもインタビューで、レオナルドのことを「デブ」と侮辱。

 「『ロミオ+ジュリエット』の撮影は楽しかったわ。”純情な少女の役”だったしね」と前置きした上で、「この前、レオを見かけたんだけど、『私たちは変わってないな』って。でも、すぐに『ちょっと待ってよ。私たち、超デブデブに成長しちゃってるじゃん』って思った」と発言。自分のことも「デブデブ」だと表現したが、クレアは当時妊娠していたのであって、おなか以外はスリムなまま。このことから明らかにケイト同様、レオナルドを「太っている」とディスしたのだと話題に。多くのファンが、クレアは今でもレオナルドが嫌いなのだろうと見ている。

■『アイ・ラブ・トラブル』(94)のジュリア・ロバーツとニック・ノルティ

 新聞社のベテランコラムニストであるピーターと、ライバル新聞社の若き美人記者サブリナが、スクープ合戦を繰り広げながら事件の裏に隠された陰謀を暴き、ピンチに陥る。しかし2人はピンチを乗り越え、愛情を深めていくという『アイ・ラブ・トラブル』。ピーター役には当時53歳のニック・ノルティ、サブリナ役には当時27歳のジュリア・ロバーツがキャスティングされた。

 しかし当時、年の差以上に話題になったのが、「2人は救いようがないほど仲が悪い」という事実だった。ジュリアは米紙「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューで、「ニックとは、会った瞬間から互いに手を焼いてきたわ。お互いの神経に障るような存在になっていったの」と激白。「彼は、すごくチャーミングでいい人だけど」と前置きした上で、「ものすごく気持ち悪いのよね。こんなこと言ったら彼は怒るだろうけど、人を不快にさせるようなことをするタイプなのよ」と”口撃”。

 その後も、「ジュリアは、ニックの偉そうな態度や人のことをバカにするような態度に、撮影中ムカついていた」「嫌われていたニックは、わざとジュリアの気持ちをかき乱すようなことばかりしていた」と報じられ、「あまりにも険悪な仲へと発展してしまったため、撮影は代役を立てて行われた」という説まで流れた。

 このジュリアの発言に対して、ニックは「人のことをキモいなんて言うのはよくないね。ま、でも、みんな彼女のことをうい人だなんて思ってないし。みんな(ジュリアの本性を)知ってるしね」と吐き捨てるようにコメントしたと、米エンタテインメント情報サイト「Contactmusic.com」などが報道。

 09年には人気深夜トーク番組『Late Show With David Letterman』に出演したジュリアが、「共演した中で最悪だった俳優」のモノマネを披露。「このフ●ックはなんだ? オレの話を聞いてなかったのか?」「オレの言っていることを理解してないだろう!」とまくし立て、「ニックのマネだ」「まだニックのことが嫌いなんだ」と大きな話題になった。

■『エニイ・ギブン・サンデー』(99)のLL・クール・Jとジェイミー・フォックス

 鬼才オリヴァー・ストーン監督が、アメリカン・フットボールの弱小チームの奮闘を描いた『エニイ・ギブン・サンデー』。チームのヘッドコーチ役にはアル・パチーノ、オーナーはキャメロン・ディアスと大物スターが出演したが、注目を集めたのは選手役のLL・クール・Jとジェイミー・フォックスだった。というのもこの2人、撮影中に警察を巻き込む大げんかをし、険悪な関係になったと伝えられていたからだ。

 ジェイミーは撮影後、スタンドアップコメディのステージでLLを徹底的にディス。「ヤツは唇を舐め回してさ。女がいるならわかるけど、現場には男ばっかなんだぜ」「それに、本当にアメフトしている気になっててさ。演技だっつーのに。思いっきり走るから『なにやってんだよ』って文句言ったら、『試合してるんだよ!』って。ちょっと待てよ、映画の撮影じゃねぇか」と、LLが台本を無視して暴走していたことを暴露し、「でも最大の問題は、口論シーンだったわけよ。台本に書いてある口論シーンね。オレの言葉ではなく、台詞なわけよ。大丈夫かな~って心配だったけど、シーンの撮影が始まったらLLがすごいわけよ。マジでオスカーものな演技なわけよ。そんなこと思ってたら、突然オレをぶったんだよ。台本にないから、びっくりなわけよ」と笑いネタにしまくった。

 また、ジェイミーはラジオ番組に出演した際に、LLとのビーフについて詳しく説明。「オレは彼の大ファンで、アルバムは全部持ってるくらいなんだ。共演できると知って大喜びしたほどなんだ」と前置きした上で、「口論シーンがあったんだけど、押し合いへし合いになってさ。演技なのかマジなのか、わからなくなってさ。アザはできるし、警察を呼んで訴えることにしたんだよ。単に法的な対応を取っただけ」と明かした。

 一方、LLは「オレはキャラクターに入り込んでね。もちろん演じているわけだけど、即興で『なんだ、てめぇ』とか怒鳴ったわけよ。体にも触ったりしてさ。それをジェイミーは演技じゃないだろ、ってマジに受け止めたんだ。で、オレを叩いたんだよ」と説明。「オレも自分を守らなきゃいけない、ま、そんなとこだよ」と笑いながら話し、ジェイミーがビビっていたのだと示唆した。

 2人はその後、和解。ジェイミーいわく、「オレがアカデミーを獲った(06年)直後にね。LLと顔を合わせる機会があったんだけど、互いに『いつまでもこんなことしてたら、時間の無駄だよな』という意見で一致して。『一緒に音楽やろうぜ』『映画も撮ろうぜ』って盛り上がったんだ」とのことで、2人は意気投合。早速、06年に開催された『Hot 97 Summer Jam』コンサートでパフォーマンスしたLLのステージに、ジェイミーが特別ゲストとして出演。2人一緒にパフォーマンスし、観客を大喜びさせた。

■『スター・ウォーズ』のケニー・ベイカー(R2-D2役)とアンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)

 「遠い昔、遥か彼方の銀河系」を舞台にしたSF超大作『スター・ウォーズ』シリーズ。人気キャラクターR2-D2役をケニー・ベイカー、C-3PO役をアンソニー・ダニエルズが演じているのだが、この2人は救いようがないほど不仲なことで有名なのだ。

 ケニーが内情を暴露したのは05年のこと。米エンタメサイト「Hollywood.com」のインタビューで、「アンソニーは誰とも交流しない。殻に閉じこもっている」「一度『やぁ!』って挨拶したら、くるっと背を向けて『私は今、別の人と会話中だ』と冷たく言い放ったんだ。あんな侮辱を受けたのは初めてだ」と激怒。

 09年には英紙「Metro」に対して、「アンソニーと仲が悪いのは自分だけかと思っていたんだけど、彼は誰とも仲良くなれないってことがわかったんだ」「気難しいヤツでね。もっと気楽にみんなと交流すれば、キャスト・ツアーとかで大儲けできるのに。4回も提案してるんだけど、まるで汚いものを見るかのような目で私を見たんだよ」と明かし、「『会話するのが嫌いなんだ。小男よ、あっちへ行け』とまで言われた」と、112cmの身長をバカにする言葉まで投げつけられたことを明かした。11年にも、「アンソニーのことは嫌いじゃない。好きじゃないだけ」と改めて断言した。

 一方のアンソニーは英紙「The Mirror」のインタビューで、「そもそもケニーとは合わない。R2-D2は話さないしね。いっそのこと、バケツでいいんじゃないかって思う」とケニーをディス。昨年も、「ここ何年もケニーを見かけないね。彼の名前は映画のクレジットに出てるけど」「ケニーは私の悪口ばかり言うから、もう彼についてはコメントしないことにした」と吐き捨てるように言った、と報じられた。

 しかし、昨年8月。ケニーが81歳で死去した後、アンソニーはTwitterに、「ケニーが亡くなったと聞き、とても悲しい」「彼は(『スター・ウォーズ』の)真のオリジナルキャストの1人だった。R2の役で知られた男だった。彼は大勢のファンの心の中で生き続けるだろう」と追悼ツイートを投稿。ケニーの死をもって、やっと和解したとファンを切ない気持ちにさせた。

『チャーリーズ・エンジェル』や『スター・ウォーズ』のキャストも! 共演して不仲になったセレブ

 昨年8月、人気アクション映画シリーズ『ワイルド・スピード』の最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』に出演している“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが、共演俳優のことを「男らしくないチキン野郎」「腰抜け」と批判。その後、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が「共演俳優とは、ヴィン・ディーゼルのことだ」とスクープした。ドウェインは撮影終了後、インスタグラムに映画関係者への感謝メッセージを長々と投稿したものの、主演兼プロデューサーであるヴィンの名前はナシ。2人は撮影中険悪な雰囲気だったというウワサも流れ、修復不可能な仲になったと報じられた。

 ドウェインとヴィンのように、映画で共演した役者が長期間にわたる撮影を通して、対立したり不仲になったりすることは珍しくない。今回はそんな「犬猿の仲になったハリウッド映画共演者たち」をご紹介しよう。

■『チャーリーズ・エンジェル』(2000)のビル・マーレイとルーシー・リュー

 1970年代半ば~80年代前半に大ヒットした3人の美女が主役のアクションドラマ『チャーリーズ・エンジェル』。2000年の映画版はキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューの3人の主演女優を世界的大スターにのし上げた作品で、テレビドラマを主戦場にしていたルーシーは、この作品でアジア人女優としての地位を確立した。

 同作には3人のエンジェルのほか、もう1人重要な役がある。エンジェルたちをサポートするボスレーという中年男性の役だ。映画版ではこの役をベテラン俳優のビル・マーレイが熱演し、コミカルな演技が評判を呼んだ。しかし、このビルがルーシーのことを毛嫌いし、撮影の雰囲気を最悪なものにしたと伝えられているのだ。

 米芸能誌「People」は、ビルはルーシーと性格が合わず、ある日撮影についてもめ、大げんかしてしまったと報道。後に、複数のゴシップサイトが、「ビルが突然撮影を止めて、キャメロンとドリューを指し、『お前らがなんでここにいるのかは理解できる。才能があるからな』と言った後、ルーシーについて『でもお前がなんでここにいるのかは理解できない。演技なんて全然出来ないじゃないか!』と吐き捨てるように言った」「激怒したルーシーはビルに殴りかかろうとして周囲のスタッフたちに止められ、別の部屋に連れていかれる騒ぎになった。ルーシーが嫌いだから、続編映画には出演しなかったのだ」などと伝え、ビルとルーシーは敵対していると見られるようになった。

 03年、米芸能サイト「Contactmusic.com」は、「伝えられているケンカの内容はウソだ。あるシーンを撮影する時に『ルーシー、この台詞はないんじゃないか。クレイジーだよ』と言ったら、彼女は侮辱されたと勘違いしてしまったんだ。でも、彼女もその台詞については疑問に思っていたんだよ。いがみ合っていたのは一瞬なんだ」「オレたちはすぐに和解して、その日からさらに関係は良くなったんだ」と説明するビルのコメントを紹介。ビルは、続編に出演しなかったのはルーシーと共演したくなかったからではないと強調したが、今なお、「ビルとルーシーの不仲説」は根強く流れている。

■『ロミオ+ジュリエット』(1996)のレオナルド・ディカプリオとクレア・デインズ

 シェークスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台を現代に変え、両家のいがみ合いをギャングの抗争に変更するという大胆な脚色で話題を集めた『ロミオ+ジュリエット』。ロミオを演じたのは当時まだ21歳だったレオナルド・ディカプリオ。ジュリエットを演じたのは17歳のクレア・デインズで、美青年のレオナルドと可憐なクレアのカップルは、多くの作品ファンを生み出した。

 しかしこの2人、カメラが回っていないところでは、目も合わせなかったという。クレアはレオナルドのことを「常にふざけているお調子者」「本当にガキっぽい」と毛嫌いし、徹底的に無視。レオナルドもクレアのことを「お高くとまったお堅い奴」だと嫌うようになり、2人の間には険悪な空気が漂うようになったというのだ。

 クレアは、11年から放送されている人気ドラマ『HOMELAND』で主人公を演じているが、13年に受けたインタビューで、レオナルド主演映画への出演と天秤にかけた結果、『HOMELAND』を選んだと告白。「『HOMELAND』のオーディションを受けた週末に、クリント・イーストウッド監督の『J・エドガー』(11)のオーディションも受けたの」「(レオナルドが演じたFBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの)秘書役を演じるべきか、自分自身がボス役を演じるべきか、自問自答して……『私はボス役を演じたい』って。『HOMELAND』の役は怖かったけど、なおさら『この役を演じなきゃ』って思って」と明かした。

 また、『タイタニック』(97)でレオナルドと共演したケイト・ウィンスレットが12年に受けたインタビューで、「レオも私も年を取ったし。それに、今じゃ彼はデブで、私は痩せたし」とレオナルドをけなして話題になったが、この直後にクレアもインタビューで、レオナルドのことを「デブ」と侮辱。

 「『ロミオ+ジュリエット』の撮影は楽しかったわ。”純情な少女の役”だったしね」と前置きした上で、「この前、レオを見かけたんだけど、『私たちは変わってないな』って。でも、すぐに『ちょっと待ってよ。私たち、超デブデブに成長しちゃってるじゃん』って思った」と発言。自分のことも「デブデブ」だと表現したが、クレアは当時妊娠していたのであって、おなか以外はスリムなまま。このことから明らかにケイト同様、レオナルドを「太っている」とディスしたのだと話題に。多くのファンが、クレアは今でもレオナルドが嫌いなのだろうと見ている。

■『アイ・ラブ・トラブル』(94)のジュリア・ロバーツとニック・ノルティ

 新聞社のベテランコラムニストであるピーターと、ライバル新聞社の若き美人記者サブリナが、スクープ合戦を繰り広げながら事件の裏に隠された陰謀を暴き、ピンチに陥る。しかし2人はピンチを乗り越え、愛情を深めていくという『アイ・ラブ・トラブル』。ピーター役には当時53歳のニック・ノルティ、サブリナ役には当時27歳のジュリア・ロバーツがキャスティングされた。

 しかし当時、年の差以上に話題になったのが、「2人は救いようがないほど仲が悪い」という事実だった。ジュリアは米紙「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューで、「ニックとは、会った瞬間から互いに手を焼いてきたわ。お互いの神経に障るような存在になっていったの」と激白。「彼は、すごくチャーミングでいい人だけど」と前置きした上で、「ものすごく気持ち悪いのよね。こんなこと言ったら彼は怒るだろうけど、人を不快にさせるようなことをするタイプなのよ」と”口撃”。

 その後も、「ジュリアは、ニックの偉そうな態度や人のことをバカにするような態度に、撮影中ムカついていた」「嫌われていたニックは、わざとジュリアの気持ちをかき乱すようなことばかりしていた」と報じられ、「あまりにも険悪な仲へと発展してしまったため、撮影は代役を立てて行われた」という説まで流れた。

 このジュリアの発言に対して、ニックは「人のことをキモいなんて言うのはよくないね。ま、でも、みんな彼女のことをうい人だなんて思ってないし。みんな(ジュリアの本性を)知ってるしね」と吐き捨てるようにコメントしたと、米エンタテインメント情報サイト「Contactmusic.com」などが報道。

 09年には人気深夜トーク番組『Late Show With David Letterman』に出演したジュリアが、「共演した中で最悪だった俳優」のモノマネを披露。「このフ●ックはなんだ? オレの話を聞いてなかったのか?」「オレの言っていることを理解してないだろう!」とまくし立て、「ニックのマネだ」「まだニックのことが嫌いなんだ」と大きな話題になった。

■『エニイ・ギブン・サンデー』(99)のLL・クール・Jとジェイミー・フォックス

 鬼才オリヴァー・ストーン監督が、アメリカン・フットボールの弱小チームの奮闘を描いた『エニイ・ギブン・サンデー』。チームのヘッドコーチ役にはアル・パチーノ、オーナーはキャメロン・ディアスと大物スターが出演したが、注目を集めたのは選手役のLL・クール・Jとジェイミー・フォックスだった。というのもこの2人、撮影中に警察を巻き込む大げんかをし、険悪な関係になったと伝えられていたからだ。

 ジェイミーは撮影後、スタンドアップコメディのステージでLLを徹底的にディス。「ヤツは唇を舐め回してさ。女がいるならわかるけど、現場には男ばっかなんだぜ」「それに、本当にアメフトしている気になっててさ。演技だっつーのに。思いっきり走るから『なにやってんだよ』って文句言ったら、『試合してるんだよ!』って。ちょっと待てよ、映画の撮影じゃねぇか」と、LLが台本を無視して暴走していたことを暴露し、「でも最大の問題は、口論シーンだったわけよ。台本に書いてある口論シーンね。オレの言葉ではなく、台詞なわけよ。大丈夫かな~って心配だったけど、シーンの撮影が始まったらLLがすごいわけよ。マジでオスカーものな演技なわけよ。そんなこと思ってたら、突然オレをぶったんだよ。台本にないから、びっくりなわけよ」と笑いネタにしまくった。

 また、ジェイミーはラジオ番組に出演した際に、LLとのビーフについて詳しく説明。「オレは彼の大ファンで、アルバムは全部持ってるくらいなんだ。共演できると知って大喜びしたほどなんだ」と前置きした上で、「口論シーンがあったんだけど、押し合いへし合いになってさ。演技なのかマジなのか、わからなくなってさ。アザはできるし、警察を呼んで訴えることにしたんだよ。単に法的な対応を取っただけ」と明かした。

 一方、LLは「オレはキャラクターに入り込んでね。もちろん演じているわけだけど、即興で『なんだ、てめぇ』とか怒鳴ったわけよ。体にも触ったりしてさ。それをジェイミーは演技じゃないだろ、ってマジに受け止めたんだ。で、オレを叩いたんだよ」と説明。「オレも自分を守らなきゃいけない、ま、そんなとこだよ」と笑いながら話し、ジェイミーがビビっていたのだと示唆した。

 2人はその後、和解。ジェイミーいわく、「オレがアカデミーを獲った(06年)直後にね。LLと顔を合わせる機会があったんだけど、互いに『いつまでもこんなことしてたら、時間の無駄だよな』という意見で一致して。『一緒に音楽やろうぜ』『映画も撮ろうぜ』って盛り上がったんだ」とのことで、2人は意気投合。早速、06年に開催された『Hot 97 Summer Jam』コンサートでパフォーマンスしたLLのステージに、ジェイミーが特別ゲストとして出演。2人一緒にパフォーマンスし、観客を大喜びさせた。

■『スター・ウォーズ』のケニー・ベイカー(R2-D2役)とアンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)

 「遠い昔、遥か彼方の銀河系」を舞台にしたSF超大作『スター・ウォーズ』シリーズ。人気キャラクターR2-D2役をケニー・ベイカー、C-3PO役をアンソニー・ダニエルズが演じているのだが、この2人は救いようがないほど不仲なことで有名なのだ。

 ケニーが内情を暴露したのは05年のこと。米エンタメサイト「Hollywood.com」のインタビューで、「アンソニーは誰とも交流しない。殻に閉じこもっている」「一度『やぁ!』って挨拶したら、くるっと背を向けて『私は今、別の人と会話中だ』と冷たく言い放ったんだ。あんな侮辱を受けたのは初めてだ」と激怒。

 09年には英紙「Metro」に対して、「アンソニーと仲が悪いのは自分だけかと思っていたんだけど、彼は誰とも仲良くなれないってことがわかったんだ」「気難しいヤツでね。もっと気楽にみんなと交流すれば、キャスト・ツアーとかで大儲けできるのに。4回も提案してるんだけど、まるで汚いものを見るかのような目で私を見たんだよ」と明かし、「『会話するのが嫌いなんだ。小男よ、あっちへ行け』とまで言われた」と、112cmの身長をバカにする言葉まで投げつけられたことを明かした。11年にも、「アンソニーのことは嫌いじゃない。好きじゃないだけ」と改めて断言した。

 一方のアンソニーは英紙「The Mirror」のインタビューで、「そもそもケニーとは合わない。R2-D2は話さないしね。いっそのこと、バケツでいいんじゃないかって思う」とケニーをディス。昨年も、「ここ何年もケニーを見かけないね。彼の名前は映画のクレジットに出てるけど」「ケニーは私の悪口ばかり言うから、もう彼についてはコメントしないことにした」と吐き捨てるように言った、と報じられた。

 しかし、昨年8月。ケニーが81歳で死去した後、アンソニーはTwitterに、「ケニーが亡くなったと聞き、とても悲しい」「彼は(『スター・ウォーズ』の)真のオリジナルキャストの1人だった。R2の役で知られた男だった。彼は大勢のファンの心の中で生き続けるだろう」と追悼ツイートを投稿。ケニーの死をもって、やっと和解したとファンを切ない気持ちにさせた。

あの大物カップルから、人気急上昇中の俳優まで! 2017年に離婚しそうなセレブ夫婦

 ジョニー・デップ&アンバー・ハード、アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピット、トビー・マグワイア&ジェニファー・メイヤー、ドリュー・バリモア&ウィルコペルマンら、ノーマークだった大物セレブたちが相次いで離婚することを発表し、「サプライズ離婚の当たり年」と呼ばれた2016年。今年は、ドナルド・トランプ大統領が誕生したことから絶望感に見舞われ、「これまで我慢してきたけど、こんな世の中だから、せめて自分の人生は豊かなものにしたい」と離婚を決断する大物カップルが出るのではないかと予想する声が上がっている。今回は、そんな「2017年に離婚しそうなセレブ」を6組、ご紹介しよう。

■ウィル・スミス(48)とジェイダ・ピンケット=スミス(45)

 今年で結婚20周年を迎えるウィルとジェイダ。数年前から「浮気ざんまいのウィルにジェイダが愛想を尽かせて離婚秒読み」と頻繁に報じられていたが、その都度2人は円満夫婦をアピールしてきた。多くの米タブロイド紙は、2人が離婚しない理由を「財産分与が面倒」「子どもたちが心配だから」だと分析。婚前契約を結んでいないとされる2人は、ウィルの推定2億6,000万ドル(約300億円)とジェイダの推定2,000万ドル(約23億円)の資産をどう分けるのかという、頭が痛い問題を抱えている。また、18歳の息子ジェイデンと16歳の娘ウィローは「ぶっ飛んだお騒がせ2世」と呼ばれており、親の離婚がきっかけで、ますます道を踏み外すのではないかという懸念がある。だから離婚に二の足を踏んでいると見られていたのだ。

 しかし、昨夏、ウィルが「ジェイダと夫婦カウンセリングを受けた」ことを告白。ウィルが政界進出に興味を示していることで、プロデューサー業を務めるジェイダの気持ちは完全に離れてしまったと、不仲説も具体的に伝えられるようになった。そんなことから、多くのタブロイドが「2017年、ブランジェリーナに匹敵する大物夫婦の離婚は、ずばりウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミス」だと推測。ウィローが成人し、ウィルが50歳になる18年に離婚を申請する可能性も大だが、そこまで待ちきれずに泥沼離婚劇を繰り広げるのではと見られている。

■ジェイ・Z(47)とビヨンセ(35)

 ヒップホップ界のロイヤルカップルと呼ばれる、ジェイとビヨンセ。ここ数年、ジェイの浮気による不仲説が流れていたが、愛娘ブルー・アイビーが大きくなるまではビヨンセが我慢して仲良し夫婦を演じ続けると見られていた。しかし、ビヨンセは昨年4月に発表したビジュアル・アルバム『Lemonade』で、ジェイの不貞を暴露。彼に対する「不信感」「怒り」に苦しめられ、最後には「虚無と喪失感に見舞われ」「あきらめにも似たような心境」に達するという悲しい心情を描き、「処女を捧げた相手だけに我慢できなくなったのだろう」とファンは同情した。アルバムは、以前からウワサされていた浮気が事実だったのだという点でも大きな話題に。ブルー・アイビーに悪影響を与えるから、近いうちに離婚するのではと言われるようになった。

 その一方で、ビヨンセはアルバムのタイトルを、ジェイの祖母が90歳の誕生日パーティーで語った「レモンをもらったら、レモネードを作ればいい」ということわざから採用。「どんな困難も、自分の努力と工夫次第で乗り越えられる」という意味のため、夫婦関係を再構築するのではという見方もあった。

 しかし、ジェイは、昨年開催された『MTV Video Music Awards』に出席せず。同賞は14年にビヨンセが4冠に輝いた際、ステージでジェイとキスして不仲説を払拭した、ビヨンセにとって思い入れのあるもの。昨年もビヨンセは圧巻のステージパフォーマンスを行ったのだが、ジェイはそばでサポートしなかったのだ。実は14年のときも、ジェイは出席に乗り気ではなく、「嫌々ステージに上がった」と報じられている。浮気についてネチネチと言われるジェイも自由の身になりたいだろうし、17年中にも離婚申請を行う可能性は大である。

■ダニエル・モダー(47)とジュリア・ロバーツ(49)

 ジュリアが、前妻からダニエルを略奪する形で結婚して、今年で15年を迎える。12歳になる男女の双子と9歳の次男をもうけ、幸せな家庭を築いているようにも思えるが、2人の間には数年前から不穏な空気が漂っている。ジュリアは、彼女が精神的に追いつめたとされる異父妹の自殺や肺がん闘病に敗れた母親の死に見舞われ、15年春頃からダニエルに当たり散らすようになったという。ダニエルはじっと耐えていたが、ジュリアは「自分と結婚するために前妻をあっさりと捨てたのだから、いつか私も捨てられる」「証拠はないけど、もう浮気しているに違いない」という被害妄想に悩まされるようになり、ダニエルを家から追い出したというタブロイド報道も流れた。

 その後も不仲説は流れ続け、昨年7月には「離婚するにあたり、2億5,000万ドル(約287億円)の資産をどうするかでもめている」と具体的に報道。9月になると新作映画『Wonder』で共演しているオーウェン・ウィルソンにジュリアがモーションをかけまくり、ダニエルとの離婚話がヒートアップしていると伝えられるように。ジュリアは長年オーウェンに目をつけており、確実に浮気しているとタブロイドは報じた。

 これらの報道をファンは「単なるウワサにすぎない」と思い、ジュリアを信じてきた。しかし、10月に開催された『GLSENリスペクト・アワード』にはジュリア1人きりで出席。12月にはロサンゼルスからニューヨークに向かう機内で客室乗務員のサービスが悪いと怒鳴り散らしたと伝えられ、ダニエルとの関係が悪いからイライラしているのだと話題を集めた。もはや仮面夫婦を維持できないほど夫婦関係が壊れていると囁かれるダニエルとジュリア。まだまだ女優としてイケるという自信を持っているだけに、今年中にジュリアが離婚に踏み切る可能性は大だと見られている。

■ライアン・レイノルズ(40)とブレイク・ライヴリー(29)

 12年の結婚前から、破局が報じられてきたライアンとブレイク。ブレイクが口やかましいことが原因だとされており、14年に第一子が生まれてからも「ママになってハイ状態のブレイクは、子どものことをベラベラしゃべり、娘の安全のため情報を公開したくないライアンが怒っている」「ライアンがテレビばかり見て子育てに参加しないことに、ブレイクがキレている」などとゴシップされた。子育てを通して2人は衝突が絶えないとされてきたが、ほどなくしてブレイクは第二子を妊娠。「怒るブレイクをなだめるために、ライアンは彼女を再び妊娠させた」とウワサされた。第二子は昨年秋に無事生まれたが、ブレイクの口やかましさはひどくなる一方。とうとう年末には「ライアンは離婚を決意した」と伝えられるようになったのだ。

 問題があるのは、ブレイクばかりではない。ライアンには浮気スキャンダルがある。映画『デッドプール』(16)で共演したモリーナ・バッカリンと、いい仲になってるという情報が流れているのだ。ほかにも、「ライアンはブレイクがテイラー・スウィフト軍団入りし、わちゃわちゃしたがることにうんざりしている」という報道もあり。しつこく「離婚間近」説が流れているため、17年に電撃離婚する可能性大だと見られている。

■カニエ・ウェスト(39)とキム・カーダシアン(36)

 ヒップホップ界とファッション界に多大な影響力を持つカニエと、お騒がせセレブのキム。2人の子どもが生まれるなど、安定した家庭を築いていると見られていた。ナルシストなカニエは亭主関白で、意外と男に尽くすタイプのキムとの相性は抜群。しかし、次第にリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』でカニエに振り回されるキムの姿が放送されるようになると、「別れた方がよいのでは?」という声が上がり始めた。昨年10月、滞在先のパリで強盗被害に遭ったキムは立ち直ることに精一杯で、カニエは「妻を失うかも」「母も11月に急死したし」と精神的に追いつめられていった。

 米芸能誌「USウィークリー」によると、キムは「いつも自分のことばかりで、夜中にわめき散らすなど奇行が多いカニエに嫌気が差し」「距離を置きたい」と告げたとのこと。その直後、カニエはメルトダウンして措置入院させられ、元来面倒見の良いキムは、カニエをつきっきりで支えるようになったと報じた。12月になると米ゴシップ紙「In Touch」は、キムがNFL選手のマーケット・キングと浮気していると報道。そんな中、カニエは退院したが仕事ばかりし、精神状態は不安定なまま。ニューヨークに飛び、ドナルド・トランプ次期米大統領(当時)と会談までした。

 このカニエのニューヨーク訪問だが、いつもならそばにいるキムの姿はなし。クリスマスに撮影した家族写真にも不幸なオーラが漂っており、「すでに心は離れている」「すぐにでも別れそうだ」などと囁かれるようになった。年が明け、キムは強盗事件を機に中断していたインスタグラムを再開、家族写真を掲載し、円満ぶりをアピールした。しかし、カーダシアン三姉妹は、離婚申請する直前まで円満をアピールするというパターンが多い。そのため、年内に夫婦関係にピリオドを打つ可能性は大だと予想されている。

■クリス・プラット(37)とアンナ・ファリス(40)

 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』と大作映画に立て続けに出演し、世界的な人気俳優となったクリス。彼は09年に、『パーティー・ナイトはダンステリア』で共演したコメディ界の名女優のアンナ・ファリスと結婚。12年に息子が誕生した後も「デートする機会を作るようにしている」「アンナは一番の理解者」だとメロメロで、“ハリウッドのおしどり夫婦”だといわれてきた。

 そんなクリスに初の浮気報道が流れたのは、昨年のこと。相手は映画『パッセンジャー』で共演したジェニファー・ローレンス(26)。7月に米タブロイド紙「Star」が「“作品について話し合おう”とクリスがジェニファーをディナーに誘い、それ以来、彼女に夢中」「クリスはジェニファーにぞっこんで、ジェニファーのことばかり話している」と報じたのだ。翌月、アンナは米芸能誌「USウィークリー」の取材に応じ、「これまでセレブの浮気報道を耳にするたび、“火のないところに煙は立たないし、絶対してるんでしょ”って思ってた。でも、そうじゃないのね」と、夫の浮気を否定。しかし「想像以上に傷ついた自分に戸惑っている」とも明かし、「やっぱり、なにかあるんじゃないか」と世間の同情を集めた。

 そんなアンナの気持ちを知ってか、ジェニファーは『パッセンジャー』でクリス相手に初めて本格的なセックスシーンを演じたことを激白。「撮影前には、お酒を大量に飲んだ」「でも撮影が終わり、家に帰ってから、仕事とはいえ既婚者とキスし、罪悪感に苦しめられた」と説明し、妻子あるクリスは恋愛の対象外だというように語った。しかしネット上では「わざわざ言うところが怪しい」と疑問視する声が上がった。

 現在、クリスは映画のプロモーションに忙しい日々を送っており、自宅に帰ることはまれだという。昨年12月、アンナは米芸能誌「USマガジン」の取材に応じ、「仕事で彼が不在の中、1人で息子を育てるという日々が続いて。すごく傷つきやすい性格になったわ」「“私たち夫婦の間にはたくさんの会話があるから、タブロイドの報道なんかに振り回されない”と思っていても、すごく傷つくものよね」と意味深に発言。「まだ浮気報道に傷ついているということは、夫の心の変化を読み取っているからに違いない」「離婚間近なのでは」とウワサされている。

 

あの大物カップルから、人気急上昇中の俳優まで! 2017年に離婚しそうなセレブ夫婦

 ジョニー・デップ&アンバー・ハード、アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピット、トビー・マグワイア&ジェニファー・メイヤー、ドリュー・バリモア&ウィルコペルマンら、ノーマークだった大物セレブたちが相次いで離婚することを発表し、「サプライズ離婚の当たり年」と呼ばれた2016年。今年は、ドナルド・トランプ大統領が誕生したことから絶望感に見舞われ、「これまで我慢してきたけど、こんな世の中だから、せめて自分の人生は豊かなものにしたい」と離婚を決断する大物カップルが出るのではないかと予想する声が上がっている。今回は、そんな「2017年に離婚しそうなセレブ」を6組、ご紹介しよう。

■ウィル・スミス(48)とジェイダ・ピンケット=スミス(45)

 今年で結婚20周年を迎えるウィルとジェイダ。数年前から「浮気ざんまいのウィルにジェイダが愛想を尽かせて離婚秒読み」と頻繁に報じられていたが、その都度2人は円満夫婦をアピールしてきた。多くの米タブロイド紙は、2人が離婚しない理由を「財産分与が面倒」「子どもたちが心配だから」だと分析。婚前契約を結んでいないとされる2人は、ウィルの推定2億6,000万ドル(約300億円)とジェイダの推定2,000万ドル(約23億円)の資産をどう分けるのかという、頭が痛い問題を抱えている。また、18歳の息子ジェイデンと16歳の娘ウィローは「ぶっ飛んだお騒がせ2世」と呼ばれており、親の離婚がきっかけで、ますます道を踏み外すのではないかという懸念がある。だから離婚に二の足を踏んでいると見られていたのだ。

 しかし、昨夏、ウィルが「ジェイダと夫婦カウンセリングを受けた」ことを告白。ウィルが政界進出に興味を示していることで、プロデューサー業を務めるジェイダの気持ちは完全に離れてしまったと、不仲説も具体的に伝えられるようになった。そんなことから、多くのタブロイドが「2017年、ブランジェリーナに匹敵する大物夫婦の離婚は、ずばりウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミス」だと推測。ウィローが成人し、ウィルが50歳になる18年に離婚を申請する可能性も大だが、そこまで待ちきれずに泥沼離婚劇を繰り広げるのではと見られている。

■ジェイ・Z(47)とビヨンセ(35)

 ヒップホップ界のロイヤルカップルと呼ばれる、ジェイとビヨンセ。ここ数年、ジェイの浮気による不仲説が流れていたが、愛娘ブルー・アイビーが大きくなるまではビヨンセが我慢して仲良し夫婦を演じ続けると見られていた。しかし、ビヨンセは昨年4月に発表したビジュアル・アルバム『Lemonade』で、ジェイの不貞を暴露。彼に対する「不信感」「怒り」に苦しめられ、最後には「虚無と喪失感に見舞われ」「あきらめにも似たような心境」に達するという悲しい心情を描き、「処女を捧げた相手だけに我慢できなくなったのだろう」とファンは同情した。アルバムは、以前からウワサされていた浮気が事実だったのだという点でも大きな話題に。ブルー・アイビーに悪影響を与えるから、近いうちに離婚するのではと言われるようになった。

 その一方で、ビヨンセはアルバムのタイトルを、ジェイの祖母が90歳の誕生日パーティーで語った「レモンをもらったら、レモネードを作ればいい」ということわざから採用。「どんな困難も、自分の努力と工夫次第で乗り越えられる」という意味のため、夫婦関係を再構築するのではという見方もあった。

 しかし、ジェイは、昨年開催された『MTV Video Music Awards』に出席せず。同賞は14年にビヨンセが4冠に輝いた際、ステージでジェイとキスして不仲説を払拭した、ビヨンセにとって思い入れのあるもの。昨年もビヨンセは圧巻のステージパフォーマンスを行ったのだが、ジェイはそばでサポートしなかったのだ。実は14年のときも、ジェイは出席に乗り気ではなく、「嫌々ステージに上がった」と報じられている。浮気についてネチネチと言われるジェイも自由の身になりたいだろうし、17年中にも離婚申請を行う可能性は大である。

■ダニエル・モダー(47)とジュリア・ロバーツ(49)

 ジュリアが、前妻からダニエルを略奪する形で結婚して、今年で15年を迎える。12歳になる男女の双子と9歳の次男をもうけ、幸せな家庭を築いているようにも思えるが、2人の間には数年前から不穏な空気が漂っている。ジュリアは、彼女が精神的に追いつめたとされる異父妹の自殺や肺がん闘病に敗れた母親の死に見舞われ、15年春頃からダニエルに当たり散らすようになったという。ダニエルはじっと耐えていたが、ジュリアは「自分と結婚するために前妻をあっさりと捨てたのだから、いつか私も捨てられる」「証拠はないけど、もう浮気しているに違いない」という被害妄想に悩まされるようになり、ダニエルを家から追い出したというタブロイド報道も流れた。

 その後も不仲説は流れ続け、昨年7月には「離婚するにあたり、2億5,000万ドル(約287億円)の資産をどうするかでもめている」と具体的に報道。9月になると新作映画『Wonder』で共演しているオーウェン・ウィルソンにジュリアがモーションをかけまくり、ダニエルとの離婚話がヒートアップしていると伝えられるように。ジュリアは長年オーウェンに目をつけており、確実に浮気しているとタブロイドは報じた。

 これらの報道をファンは「単なるウワサにすぎない」と思い、ジュリアを信じてきた。しかし、10月に開催された『GLSENリスペクト・アワード』にはジュリア1人きりで出席。12月にはロサンゼルスからニューヨークに向かう機内で客室乗務員のサービスが悪いと怒鳴り散らしたと伝えられ、ダニエルとの関係が悪いからイライラしているのだと話題を集めた。もはや仮面夫婦を維持できないほど夫婦関係が壊れていると囁かれるダニエルとジュリア。まだまだ女優としてイケるという自信を持っているだけに、今年中にジュリアが離婚に踏み切る可能性は大だと見られている。

■ライアン・レイノルズ(40)とブレイク・ライヴリー(29)

 12年の結婚前から、破局が報じられてきたライアンとブレイク。ブレイクが口やかましいことが原因だとされており、14年に第一子が生まれてからも「ママになってハイ状態のブレイクは、子どものことをベラベラしゃべり、娘の安全のため情報を公開したくないライアンが怒っている」「ライアンがテレビばかり見て子育てに参加しないことに、ブレイクがキレている」などとゴシップされた。子育てを通して2人は衝突が絶えないとされてきたが、ほどなくしてブレイクは第二子を妊娠。「怒るブレイクをなだめるために、ライアンは彼女を再び妊娠させた」とウワサされた。第二子は昨年秋に無事生まれたが、ブレイクの口やかましさはひどくなる一方。とうとう年末には「ライアンは離婚を決意した」と伝えられるようになったのだ。

 問題があるのは、ブレイクばかりではない。ライアンには浮気スキャンダルがある。映画『デッドプール』(16)で共演したモリーナ・バッカリンと、いい仲になってるという情報が流れているのだ。ほかにも、「ライアンはブレイクがテイラー・スウィフト軍団入りし、わちゃわちゃしたがることにうんざりしている」という報道もあり。しつこく「離婚間近」説が流れているため、17年に電撃離婚する可能性大だと見られている。

■カニエ・ウェスト(39)とキム・カーダシアン(36)

 ヒップホップ界とファッション界に多大な影響力を持つカニエと、お騒がせセレブのキム。2人の子どもが生まれるなど、安定した家庭を築いていると見られていた。ナルシストなカニエは亭主関白で、意外と男に尽くすタイプのキムとの相性は抜群。しかし、次第にリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』でカニエに振り回されるキムの姿が放送されるようになると、「別れた方がよいのでは?」という声が上がり始めた。昨年10月、滞在先のパリで強盗被害に遭ったキムは立ち直ることに精一杯で、カニエは「妻を失うかも」「母も11月に急死したし」と精神的に追いつめられていった。

 米芸能誌「USウィークリー」によると、キムは「いつも自分のことばかりで、夜中にわめき散らすなど奇行が多いカニエに嫌気が差し」「距離を置きたい」と告げたとのこと。その直後、カニエはメルトダウンして措置入院させられ、元来面倒見の良いキムは、カニエをつきっきりで支えるようになったと報じた。12月になると米ゴシップ紙「In Touch」は、キムがNFL選手のマーケット・キングと浮気していると報道。そんな中、カニエは退院したが仕事ばかりし、精神状態は不安定なまま。ニューヨークに飛び、ドナルド・トランプ次期米大統領(当時)と会談までした。

 このカニエのニューヨーク訪問だが、いつもならそばにいるキムの姿はなし。クリスマスに撮影した家族写真にも不幸なオーラが漂っており、「すでに心は離れている」「すぐにでも別れそうだ」などと囁かれるようになった。年が明け、キムは強盗事件を機に中断していたインスタグラムを再開、家族写真を掲載し、円満ぶりをアピールした。しかし、カーダシアン三姉妹は、離婚申請する直前まで円満をアピールするというパターンが多い。そのため、年内に夫婦関係にピリオドを打つ可能性は大だと予想されている。

■クリス・プラット(37)とアンナ・ファリス(40)

 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』と大作映画に立て続けに出演し、世界的な人気俳優となったクリス。彼は09年に、『パーティー・ナイトはダンステリア』で共演したコメディ界の名女優のアンナ・ファリスと結婚。12年に息子が誕生した後も「デートする機会を作るようにしている」「アンナは一番の理解者」だとメロメロで、“ハリウッドのおしどり夫婦”だといわれてきた。

 そんなクリスに初の浮気報道が流れたのは、昨年のこと。相手は映画『パッセンジャー』で共演したジェニファー・ローレンス(26)。7月に米タブロイド紙「Star」が「“作品について話し合おう”とクリスがジェニファーをディナーに誘い、それ以来、彼女に夢中」「クリスはジェニファーにぞっこんで、ジェニファーのことばかり話している」と報じたのだ。翌月、アンナは米芸能誌「USウィークリー」の取材に応じ、「これまでセレブの浮気報道を耳にするたび、“火のないところに煙は立たないし、絶対してるんでしょ”って思ってた。でも、そうじゃないのね」と、夫の浮気を否定。しかし「想像以上に傷ついた自分に戸惑っている」とも明かし、「やっぱり、なにかあるんじゃないか」と世間の同情を集めた。

 そんなアンナの気持ちを知ってか、ジェニファーは『パッセンジャー』でクリス相手に初めて本格的なセックスシーンを演じたことを激白。「撮影前には、お酒を大量に飲んだ」「でも撮影が終わり、家に帰ってから、仕事とはいえ既婚者とキスし、罪悪感に苦しめられた」と説明し、妻子あるクリスは恋愛の対象外だというように語った。しかしネット上では「わざわざ言うところが怪しい」と疑問視する声が上がった。

 現在、クリスは映画のプロモーションに忙しい日々を送っており、自宅に帰ることはまれだという。昨年12月、アンナは米芸能誌「USマガジン」の取材に応じ、「仕事で彼が不在の中、1人で息子を育てるという日々が続いて。すごく傷つきやすい性格になったわ」「“私たち夫婦の間にはたくさんの会話があるから、タブロイドの報道なんかに振り回されない”と思っていても、すごく傷つくものよね」と意味深に発言。「まだ浮気報道に傷ついているということは、夫の心の変化を読み取っているからに違いない」「離婚間近なのでは」とウワサされている。

 

「広瀬すずは性格が悪い」「高畑充希は魅力ナシ」“いい加減飽きた”若手ブレーク女優ランキング

 秋ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)で刑事役を務める土屋太鳳や、今年1月期の月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)で主演を務めた有村架純など、ドラマ界を席巻する若手女優たち。中には、ほとんどテレビに出ずっぱりの人気女優も少なくないが、彼女たちはお茶の間ではどんなふうに評価されているのだろうか? それを調べるため、今回は「いい加減飽きてしまった、ブレーク中の若手女優は?」というアンケートを男女100名に実施した。(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:年齢不問・男女/有効回答数:100)

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 第1位に選ばれたのは、36票を獲得した広瀬すず。モデル出身ながら、映画『海街diary』や『ちはやふる』シリーズなどに主演し、2016年9月には『四月は君の嘘』で山崎賢人とW主演を務め、話題に。順調に女優としてのキャリアを積んでいる広瀬には、

「クイズ番組で、すごいお馬鹿っぷりを披露していて幻滅したから。ほかにも時々、周囲への配慮が足りないと思う発言が多く、見ていて不快なので」(30代/女性/専業主婦)
「馬鹿な発言や、気遣いのない言動を見聞きしていると、ちやほやされているのが当たり前になっているのかなと思ってしまうので」(40代/男性/会社員)
「性格の悪さを隠しきれていないところと、わざとらしいぶりっ子が苦手です」(30代/女性/パート・アルバイト)
「バラエティなどで配慮のない発言をし、問題視されているので。まだ若いので本業のモデルに力をいれつつ、お芝居などを勉強する時間をもらってもいいのではないでしょうか」(40代/女性/専業主婦)
「かわいいのですが、少し前に裏方さんを馬鹿にした発言があり、やはり裏方さんを大切にできる女優さんになってほしいからです」(50代/男性/会社員)

といった声が多く上がった。昨年、『とんねるずみなさんのおかげでした』(同)において、照明や音声のスタッフを蔑視する発言をしたことで、好感度を暴落させてしまったようだ。さらに「トークが面白くないし、まだまだ経験不足を否めない。清純派で売るのはいいが、多少の面白トークも必要」(40代/男性/会社員)「話も面白くないですし、最近かわいさが薄まってきたような気がするので」(30代/女性/会社員)と、トーク力のなさも評価を下げている原因のようだ。

 また、肝心の女優業については「どのドラマや映画を見ても『広瀬すず』にしか見えない。役柄が見えてこない」(30代/女性/自由業・フリーランス)「CMにドラマに映画に、たくさん出ているがどれも同じようなキャラと演技でいい加減見飽きた」(20代/女性/専業主婦)「顔はすごくかわいいので、CMで見るのはいいと思うのですが、演技はいつ見ても同じで、つまらないと感じてしまいます」(30代/男性/自営業)など、演技に幅がないという指摘をする人が多かった。

 続いて16票を集め、第2位に輝いたのは有村架純。17年4月放送開始予定の朝ドラ『ひよっこ』(NHK総合)の主演を務めることも決定しているなど、順風満帆の活動を続けているが、

「いつもドラマや映画の番宣でテレビに出ていて見飽きた」(30代/女性/専業主婦)
「ドラマや映画に出すぎている感じがあり、もう見たくないと思うようになってきた」(30代/男性/会社員)
「CMにしてもドラマにしても出すぎている感がものすごくあるし、かわいさが図々しくみえるから」(40代/女性/パート・アルバイト)
「有村架純さんは『阪急電車』以来すごく露出が増えていますね、飽きるほど」(30代/男性/会社員)
「テレビドラマや映画のみでなく、バラエティ番組にもたくさん出ていて飽きました」(30代/男性/自営業)

と、単純にメディア露出の多さから見飽きたという声が目立っている。また、その演技力に関して疑問を呈する人が多く、「すごくかわいいし、パッと華やかさを振りまくオーラがあるけれど、何を演じても有村架純のままだからです。ブラッシュアップを期待したい」(40代/女性/専業主婦)「ドラマにも映画にも頻繁に出ているわりに特別演技がうまいとは感じず、どれも同じように見えるから」(20代/女性/学生)「ドラマ、映画、CMに引っ張りだこで、見る機会が頻繁にあるせいか、どの役柄を演じていても同じ表情、同じ話し方で固定されている気がするから」(40代/女性/その他専門職)といった声が上がっている。

 そして第3位には13票を集めた高畑充希がランクイン。高畑といえば『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で映画初主演、16年度上半期の朝ドラ『とと姉ちゃん』(NHK)でも主演を務めるなど、16年最も注目を集めた女優の1人。しかし「CMではよく見るが、特徴がなく、どこが魅力かわからない」(20代/男性/会社員)「特にかわいいわけでもなく、どうでもいい感じで飽きてます」(20代/女性/会社員)「顔があまりかわいくないのに、推されている理由がよくわからないから」(20代/女性/契約・派遣社員)と、そもそも高畑の魅力がわからないという声が目立った。

 さらに第4位に選ばれたのは土屋太鳳で、12票を集めている。16年には映画『青空エール』で主演を務め、『IQ246』や『お迎えデス。』(日本テレビ系)といった話題ドラマにも出演した土屋には、「演技力がないからです。あと、表情が硬いので、まったく魅力を感じません」(40代/女性/自由業・フリーランス)「演技がワンパターンで面白みがないです。真面目すぎるイメージがついてしまっているのでしょうか」(50代/女性/専業主婦)と評する声が。また、15年度上半期の朝ドラ『まれ』(NHK総合)でも主演を務めた“朝ドラ女優”であることから、「朝ドラに出た女優さんのその後の露出の多さに辟易してしまう。何でもかんでも朝ドラ出身者を使いすぎだと思う」(30代/女性/無職)「朝ドラから出てくる人は大体、ネームバリューだけで突き進んでるように思えるから」(30代/男性/会社員)といった厳しい意見も。

 第5位に選ばれたのは波瑠で、11票を獲得。『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)で、民放連ドラの初主演を務めた彼女には、「パッとしないのもあって芸能界には向いていないと思います」(30代/女性/専業主婦)「ちょっとメディアに出すぎかなぁと。トークもそこまで面白くないですし」(30代/女性/専業主婦)など、バラエティでのトーク力の低さが指摘されている。

 アンケートの結果を見ると、女優として肝心の演技力だけでなく、バラエティ番組などでの言動も評価している人が多くいるようだった。華のある女優は作品の“顔”となるため、番宣でバラエティ番組などに出演することも多いもの。人気女優としての地位を確立するには、作品以外でも視聴者を惹きつけられるような魅力が必要なのかもしれない。

【その他の回答】
広瀬すず
・「文句なしに美少女だとは思うのですが、今後どのような女優さんになっていくのか、あまり可能性を感じられないので」(40代/女性/会社員)
・「正直、お姉さんの方が演技もうまいし好き。かわいいけど幼い印象がある」(30代/女性/専業主婦)
・「旬の女優さんなのだとは思いますが、毎日のように目にしていると普通の子に見えてきます」(30代/男性/会社員)

有村架純
・「確かに演技力はあるが、何にでも有村架純を出せばいいという風潮になってきているような気がするから」(10代/女性/学生)
・「もうだいぶブレークしきった感じがあるので、そろそろ飽きてきた」(10代/男性/学生)

高畑充希
・「もともとお金持ちで稼がなくてもたくさんお金があるから。かわいくない」(20代/女性/無職)
・「確かに歌は上手だと思っていますし演技もいいと思いますが、何となく飽きました」(30代/女性/会社員)

土屋太鳳
・「某テレビ番組でのマラソンの熱意は十分伝わったけれど、その後先輩タレントの肩に手を乗せているのが、妙に気になった。本当に苦しいのだろうけれども、番宣をきちんとこなす姿を見ると、それが苦しそうな演技に見えて仕方なかった。真顔が多く、笑顔が足りない。スタイルをもう少し気を付けてほしい」(30代/女性/専業主婦)

波瑠
・「何だか演技が過剰で疲れるんですよね。舞台に転向したらいいのに」(30代/女性/会社員)

その他
二階堂ふみ
・「やたら最近テレビなどで見るが、よさがわからないし、事務所がプッシュしている感じがするから」(40代/女性/専業主婦)

【アンケート概要】
■調査地域:全国 ■調査対象:年齢不問・男女 ■有効回答数:100サンプル

【企画協力】
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「山崎賢人はつまらない」「福士蒼汰は平凡」“いい加減飽きた”若手ブレーク俳優ランキング

 新作ドラマや映画が公開される度に、主役を務める役者には大きな注目が集まるもの。特に今をときめくイケメン俳優がキャスティングされていたら、それだけで興味を持ってしまう女性も少なくないだろう。だが、ひっきりなしに登場する若手俳優たちに思うところがある人もいるはず。ということで、今回は男女100名に「いい加減飽きてしまった、ブレーク中の若手俳優は?」というアンケートを実施した。(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:年齢不問・男女/有効回答数:100)

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 ほぼ半数の42票を獲得して第1位に輝いたのは、山崎賢人だった。映画『四月は君の嘘』や『オオカミ少女と黒王子』といった漫画原作の映画で大活躍し、来年公開の『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』でも主演に抜てきされている。そんな“実写化”俳優としてノリにノっている山崎には、

「実写といえば山崎賢人みたいな感じで、出すぎに感じます。基本的にかっこいい役が多いところもつまらないなぁと思う」(30代/女性/自営業)
「壁ドンとキスシーンばかりでいい加減飽きる。同じような役ばっかりやっているイメージが……」(40代/男性/自営業)
「漫画を実写化した映画に多く出ていて、似たようなものも多く判別がつかない」(20代/女性/学生)
「ドラマや映画に引っ張りだこですが、どれも同じような演技でいい加減飽きた」(30代/男性/会社員)
「かっこいいとは思うが、漫画が原作の実写化で立て続けに名前を見るし、同じような方向性のキャラクターも続いているから」(20代/女性/学生)

といった不満の声が続出。それだけでなく「私の中で山崎賢人さんは、演技力が乏しいイケメン俳優の象徴となっています。実写化作品への主演は控えてほしいと思います」(30代/男性/その他専門職)「あまり演技力がないから。顔だけの俳優さんは、飽きるのが早いです」(40代/女性/自由業・フリーランス)「アニメや漫画の実写版に出すぎていて、またかという感じがして新鮮味がない。演技もワンパターンで変化がない」(20代/女性/専業主婦)など、演技力に難アリとする声も多い。

 第2位は福士蒼汰で23票を集めている。福士といえば『好きっていいなよ。』や『ストロボ・エッジ』など、少女漫画を原作とする多数の映画に出演し、ドラマでは、今年放送の『お迎えデス。』(日本テレビ系)で主演を務めた人気俳優だが、

「どんな役も同じように思えてしまう。最近テレビで以前ほど見かけなくなった気がする」(30代/女性/専業主婦)
「少しさわやかすぎるし、同じ路線の役が多くてだんだんと見飽きてきたから」(40代/女性/専業主婦)
「二枚目役が多すぎる。コミカルな役や悪役にも幅を広げてほしいところ」(30代/男性/会社員)
「笑顔が爬虫類系で苦手な俳優。なおかつ演技は毎回どのドラマでも同じ雰囲気なので、もう少し違った演技を見てみたいと思っています」(40代/女性/自営業)
「イケメンだと思うけど、ラブストーリーのヒーローばっかりで、違う役も見てみたい」(30代/女性/専業主婦)

など、山崎と同じく、似たような役柄が多すぎることに不満を抱く人が多いようだ。また、「いいところのボンボン風で最初はよかったけれど、たくさんのドラマに出ているのを見て平凡に思えてきたから」(50代/女性/会社員)「さわやかなんだけど、なにか物足りない。もっとクセやアクが出てくると面白いんじゃないかなと思います」(40代/女性/専業主婦)と、個性が足りないという評価も寄せられた。

 続いて第3位にランクインしたのは、15票を獲得した菅田将暉。10月クールのドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)では、主演の石原さとみ演じる悦子の想い人という重要な役柄を務めたほか、最近では映画『溺れるナイフ』で小松菜奈とW主演を務めるなど、実力派俳優として人気上昇中の菅田。そんな彼には「生理的に苦手なので、すぐに嫌いになった。こればかりはどうしようもない」(50代/男性/会社員)「顔がそもそも好みじゃないし、仕事をイヤイヤしていそうな気がする」(30代/女性/専業主婦)「出てきたときから犯罪者顔なので好きではありません。あまり見たくない顔です」(30代/女性/専業主婦)と、票数はあまり多くないものの、手厳しい声が集まった。

 そして、野村周平は5票を獲得して第4位にランクイン。今年は映画『ちはやふる』やドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)に出演し、演技だけでなくBMXやスノーボードの腕前でも話題を集めている。そんな野村には「俳優としてはいいが、バラエティに出ると変な人なので、あまり出なくてもいいと思う」(30代/女性/無職)「インスタグラムのノリや言動など、演技以外の部分があまり好ましくない」(20代/女性/無職)、「ほかにも飽きた若手俳優はいますが、言動が一番不快なのがこの人です」(30代/女性/パート・アルバイト)といった声が上がった。SNSで人気女優とのツーショットを頻繁に上げるなど、作品以外で物議を醸すことも多く、その点が気になるという意見が目立った。

 人気俳優を繰り返し起用するのは、視聴率を稼ぐための苦肉の策なのかもしれないが、猛プッシュの時期が過ぎたときこそ、俳優としての真価が問われそうだ。

【その他の回答】
山崎賢人
・「最近の山崎賢人は、せりふ回しに飽きがきました。もうあまり見たくありません」(50代/男性/公務員)
・「ドラマとかCMによく出ているけど、少年みたいな顔で魅力を感じない」(20代/男性/会社員)
・「かわいい感じの路線が続いているので、そろそろかっこいい方向へシフトしてほしいです」(30代/男性/契約・派遣社員)
・「アニメ作品の実写化によく出演しているような気がするが、どれも原作のイメージに全然合っていないので」(40代/男性/パート・アルバイト)

福士蒼汰
・「笑顔が怖い。体が細すぎて、相手役の女性が比較されてかわいそう。震えているようなか細い声で、舞台など幅広い仕事はできなさそう。アドリブがきかない」(30代/女性/専業主婦)
・「見ていて楽しくない。この年代は芸達者な子たちが多いので、余計に芝居ベタが浮いてて存在感がない」(40代/女性/専業主婦)
・「正直、顔が悪い。『あまちゃん』からだいぶたっているし、肉体美系でもなく、秀才系でもない。歌を歌うわけでもなく、そろそろ限界かと思う。若手声優の方が、顔が良いし、声もいい。そろそろ何か挑戦(ナレーターとか)した方がいいと思う」(30代/男性/会社員)

菅田将暉
・「自分の好きな作品の好きな登場人物にこの人がキャスティングされ、明らかなミスキャストで最悪な気分。ほかにもあらゆる作品やCMに出すぎていて、名前を見るだけでうんざり」(20代/女性/学生)
・「独自性が強すぎて、不快感を覚えることもあります。ただ、演技は上手なんですよね」(50代/女性/専業主婦)

野村周平
・「若手俳優で活躍するよりは、スポーツ界で活躍する方が似合う気がします」(50代/男性/会社員)

その他
岡田将生
・「売れているのかもしれないが、CMやドラマに出すぎていると思う」(20代/女性/無職)
本郷奏多
・「潔癖症でお菓子しか食べないのはわかったので、もう出てこなくてもいいよと思いました」(30代/女性/専業主婦)

【アンケート概要】
■調査地域:全国 ■調査対象:年齢不問・男女 ■有効回答数:100サンプル

【企画協力】
Re;Light