『マツコの日本ボカシ話』(TBS系)公式サイトより
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎保険商売の小心者根性
「苦情で中止」だぁ? 視聴者からクレーム殺到ってんならともかく「スポンサーから苦情が出たから中止します」って何だ。「視聴者よりスポンサーが大切です」ってのは、あくまでこっちにバレないように内々でやってくれ。むき出しはやめろ。それがマナーだ。
近頃のテレビにしては珍しく、TOKYO MX的な匂いがして面白い番組が始まったなぁと思ってたのに。生保レディの「枕営業」そのものには特に驚かないが、初体面の素人をどんどんぶっちゃけさせていくマツコの「懐に入り込む技術」の高さには、あらためて見入った。保険のオバちゃんが配っているクリアファイルやボールペンは、保険会社のものではなく、オバちゃんが自腹切って買っている、という話も、知らなかったから目からウロコで興味深かったし。生保レディを統括する営業所のリーダーはイケメンばかりで、しかもコロコロメンツが変わるという「操縦術」、億単位を売り上げる伝説の生保レディの実在などなど、いやこれは楽しみ。しかも次回「銀行」か。こりゃ見逃せないわ、とワクワクしてたのに。ケツの穴小せえなぁ○○生命。「私たちが、皆様の人生応援団です」みたいな、あのCMの上っ面なイメージを、額面通り受け取れってか。「この仕事の魅力は何?」というマツコの問いに「学歴、職歴、家庭の事情一切関係なく、1人で生きて行かなければならない女性が、身ひとつでいつでも始められる希少な仕事」という返答を見て「なるほど」としみじみ。○○生命入っちゃおうかな、と本気で思ってたのに。やめたやめた。
ノルマと人生との、ギリギリカツカツのせめぎ合い。そんなモンを生保レディに科しておきながら、ぶっちゃけ話ひとつ許さないとは。これはこれ、それはそれ。清濁併せての保険商売だろが。枕営業があったことよりも、金の力で圧力をかけ、面白い番組を1つツブした、○○生命の大人げない仕打ちを、その懐の狭さを、私たちは生涯忘れない。








