殺してやりたいほど愛してる!? 愛と憎悪が入り交じるてんちむ母の育児とは!?

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『母親失格 ~てんちむに言えなか
った100個の愛』(竹書房)

 元モーニング娘。の辻希美を筆頭に、ここ数年でママタレントの地位は確固たるものになった。結婚・出産・仕事・女の夢と希望を全部持ち合わせている、女性の憧れを具現化させた姿。それがママタレント、略して"ママタレ"なのだ。

初代は刺殺され、四代目は男色家! スキャンダルで見る"團十郎十二代"

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『悲劇の名門 團十郎十二代』(文
藝春秋)

「死ぬかと思いました」

 昨年11月、歌舞伎役者・市川海老蔵が西麻布の飲食店で伊藤リオン被告に暴行を受けた事件は、まだまだ記憶に新しいことだろう。左目を真っ赤にさせて、しかられた小犬のような表情でうなだれる海老蔵の会見を見たとき、こっけいに思うと同時に、その柔らかく、はっきりとした語り口に感心したものだ。

プラダジャパン、読売新聞社……巨大組織の暗部を照らす『告発の行方』

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『告発の行方』(鹿砦社)

 一般的に、何らかの組織に属していれば、その中で個人の正義を貫くことは難しい。組織にとっては個人の正義よりも組織の安定が最優先事項であり、個人が声高に訴えたところで、それが例えば会社であれば、降格や左遷など今までの日常が壊されるリスクの方が高いからだ。

 『告発の行方―知られざる弱者の叛乱』に寄稿した6人の「告発者」たち(すべてが組織に所属しているわけではないが)は、リスクよりも正義を取った。そして、その代償は想像よりも大きかった。

昭和風の文章が嵐のアイドル性を強調! 『嵐 解体白書』

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『嵐 解体白書』(鹿砦社)

 1999年9月15日、ハワイ・ホノルル沖に浮かぶクルーザーの上で、衝撃のデビュー会見を行ってから早11年......。松本潤、二宮和也、相葉雅紀、櫻井翔、大野智、5人のメンバーからなる「嵐」は、国民的アイドルグループに成長した。コンサートを開催すれば86万人を動員、CDをリリースすればオリコン1位は当たり前。SMAPの高齢化問題が深刻になってきた中、嵐は今やジャニーズ事務所の稼ぎ頭と言っても過言ではないほどだ。『嵐 解体白書』(鹿砦社)では、そんな嵐の11年間の歴史を振り返りつつ、5人の詳細なパーソナルデータを紹介。さらに『月刊Jマニア』(同)に掲載されたおもしろネタたっぷりの嵐特集記事も収録され、嵐ファンの心を掻き立てる内容になっている。

『うちの母ちゃんすごいぞ』は母親賛美に見える、21世紀の子育て指南本だ!

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『うちの母ちゃんすごいぞ』(新書館)

 母なる太陽、母なる大地、母なる海......生命の源を司るものにのみ与えられる"母"という称号。胎内での濃密な"同居"を経験するためか、おぎゃーとこの世に産まれてからも"母なるもの"の支配からはなかなか逃れられない私たち。子どもはやっぱりお母さんが大好きだ。武田鉄矢がバラードを歌っちゃうくらい好きなのだ。

 それでは母親はどうなのだろう? 無条件で子どもを慈しむことを宿命とされる母。ユングはそれを太母(グレートマザー)と表現し、人類が普遍的に持っている母性の象徴であるとした。母性イメージを巧みに利用しているママタレたちを除けば、最初からそんなにハードルを上げられて「ユングちょっと言い過ぎ」ってとこだろう。