ジャニーズファン以外からも絶賛されたV6『ドリフェス』の構成は、三宅健が担当!

 2011年から毎年行われているテレビ朝日主催の音楽ライブイベント『テレビ朝日ドリームフェスティバル』(以下『ドリフェス』)。今年はジャニーズ事務所からV6が参加した。

 ジャニーズアイドルがこのような音楽フェスに参加することは珍しいが、実は『ドリフェス』には毎年ジャニーズアイドルの名前が登場している。初めてイベントが行われた11年にはTOKIOが出演し、それ以降、テゴマス、KinKi Kids堂本剛、関ジャニ∞渋谷すばる、関ジャニ∞が毎年1組ずつ出演している。そして今年は10月23日にV6が『ドリフェス』に参加。会場の国立代々木競技場第一体育館を大いに盛り上げた。

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紀香は養子縁組でイメージアップ!? 酒井順子がつづるニュースなエッセイ『朝からスキャンダル』

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『朝からスキャンダル』(講談社)

 今年は、正月早々、ベッキーとゲスの極み乙女。の川谷絵音の不倫スキャンダル発覚で、大騒動が巻き起こった日本。その後、乙武洋匡、米米CLUB・石井竜也、ファンキー加藤、桂文枝、最近では中村橋之助(現・芝翫)など、次々と不倫が発覚し、いやー、芸能人って、やっぱり人気商売なだけにモテモテで、不倫している人が多いんですねぇー、なんてあらためて思ってしまった。

 『朝からスキャンダル』(講談社)は、“負け犬の遠吠え”の生みの親・酒井順子氏が、「週刊現代」(同)の連載で、2015年7月から16年7月にかけて、旬のスキャンダルネタやニュースについて、たっぷりのユーモアと毒をもってつづった、全45編のエッセイ。

 もちろん、気になる不倫についての見解も書かれており、不倫がどうして、こうも人の関心を引き寄せてしまうのか、ということの理由は次のように分析されている。

紀香は養子縁組でイメージアップ!? 酒井順子がつづるニュースなエッセイ『朝からスキャンダル』

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『朝からスキャンダル』(講談社)

 今年は、正月早々、ベッキーとゲスの極み乙女。の川谷絵音の不倫スキャンダル発覚で、大騒動が巻き起こった日本。その後、乙武洋匡、米米CLUB・石井竜也、ファンキー加藤、桂文枝、最近では中村橋之助(現・芝翫)など、次々と不倫が発覚し、いやー、芸能人って、やっぱり人気商売なだけにモテモテで、不倫している人が多いんですねぇー、なんてあらためて思ってしまった。

 『朝からスキャンダル』(講談社)は、“負け犬の遠吠え”の生みの親・酒井順子氏が、「週刊現代」(同)の連載で、2015年7月から16年7月にかけて、旬のスキャンダルネタやニュースについて、たっぷりのユーモアと毒をもってつづった、全45編のエッセイ。

 もちろん、気になる不倫についての見解も書かれており、不倫がどうして、こうも人の関心を引き寄せてしまうのか、ということの理由は次のように分析されている。

結婚の目的はリスクヘッジ! 思想家・内田樹が説く、恋愛を語らない結婚論

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『困難な結婚』(アルテスパブリッシング)

結婚前の人は、したくなる。
結婚している人は、気楽になる。
そのためにこの本を書きました。

 『困難な結婚』(アルテスパブリッシング)の帯には、そんなことが書かれている。著書は、今、もっとも影響力があると言われる思想家の内田樹氏。一度の離婚を経験し、18年間ひとりで娘を育て、現在は再婚している。本書には、恋愛がどうのこうのなんて、話は一切出てこない。もっともっと深い意味で、「なぜ結婚するのか?」ということが、Q&A形式で書かれている。

 テーマには「こうすれば結婚できる(あるいは、あなたが結婚できない理由)」、「結婚するのはなんのためか?」「結婚式はしたほうがいい」「結婚と戸籍と姓」「結婚とは不自由なものである」「他人とうまく暮らすには」「夫婦間コミュニケーションを巡る諸問題について」「家事という<苦役>について」「結婚してからのお金の問題」「コップのふちから水をこぼさない努力――結婚を続けるには?」と、全部気になる内容が並ぶ。

 なかでも、32歳、独身の私が気になったのは「結婚するのはなんのためか?」という問いかけ。正直なところ、親が離婚していることもあって、結婚が良いことだ、という印象はない。そんな私でも、なるほど! と納得できたひとつの回答がある。

「一人で生きていれば、病気になったり、失業したり、おもいがけない出来事に遭遇したときに一気に<生活の危機>に追い詰められますけれど、二人で生きていければその危機は回避できます。二人同時に入院するとか、二人同時に失業するというようなことは確率的にめったに起こりません。時期がずれていればなんとかなります。(中略)要するに、ふたりが一緒に暮らして共同体をつくるというのは、ごく実利的な安全保障であり、リスクヘッジなんです」

 女も男も、自分ひとりのお金で暮らしていけるようになると、「一人暮らしは気ままで楽しいな」なんて思いが強くなる。けれど、女性の場合、出産にはリミットがあり、あからさまに体が変化していくので、いやが応でも「どうしたいんだよ!?」と、自分自身に突きつけられる。日本では結婚しないと、子どもに迷惑がかかってしまう仕組みなので、30代になると女性は、結婚しよう、結婚したい、と真剣に考える人は多い。

 ところが、男性は違う。ある意味エンドレス。独身男性に話を聞くと、子どもが成人した時に、65歳ぐらいじゃないと、お金の面で大変だな、という考えはあるものの、女性ほどの迫り来る危機感はないので、現状のお金があるなしにかかわらず、結婚することで自由を奪われる、と消極的だ。それで、年頃の女性に結婚を迫られると、脱走してしまう。

 とはいえ、そんな彼らでも老後は、もしも病気になったりしたら、どうしようかな……と頭のどこかでは考えているはず。その時に、内田氏の“なぜ結婚するのか?”という回答は、男に結婚を決断させる有効な理由じゃないかと思うのだ。とくに、病気になって弱っているような時には!

 この本は女性だけでなく、ひょっとしたら、男性にこそ読んでほしい本かもしれない。パートナーがいる人は、これ見よがしに部屋に置いてもいい。一体どんな顔をして手に取り、どんな感想が返ってくるのか。そんなことを、ついつい試したくなる内容が詰まった1冊だ。
(上浦未来)

理性的に生きてきた中年男女が、恋愛の業に翻弄される姿を描いた『マチネの終わりに』

<p> 『マチネの終わりに』は、正統派の恋愛小説です。というと、「私の趣味ではない」と判断する方もいると思います。映画でもドラマでも「女性向けの正統派の恋愛モノ」とされる作品には、夢があふれすぎていて、かえって苦手意識を持っている女性は意外と多いのではないでしょうか。本作も、一見するとそんな作品に見えるかもしれませんが、「正統派の恋愛ものが苦手」という人にも手に取ってみてほしい1冊です。</p> <p> 若き天才ともてはやされつつも、スランプに陥り、焦りを感じているクラシックギタリストの蒔野聡史(38)と、海外通信社の記者として紛争地域を積極的に取材しつつ、近く結婚を控えていた小峰洋子(40)。パリの演奏会で出会った時から強く惹かれ合った2人は、一度は結ばれかけるものの、すれ違いが生じ、ついにその関係は途絶えてしまいますが――。</p>

疑似医学やトンデモ教育にだまされないために 大人が知っておくべき情報の取捨選択

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『各分野の専門家が伝えるー子どもを守るために知っておきたいこと』(メタモル出版)

 「骨盤歪んでるから、整体で直してもらいたい!」「ネットで見たけど、牛乳って体によくないんだって」「生理痛でたくさん薬を飲んだから、デトックスしなきゃ」……女性が集まれば多かれ少なかれ、健康、美容に関して、おしゃべりという名の情報交換がなされるが、その中には“疑似医学”といっていいものも、しれっと紛れ込んでいる。実際は、手で押したぐらいでは骨盤の形は変わらないし、大人も子どももカルシウムが不足しがちな日本人にとって牛乳は良い食品だし、薬は体内にたまらないからこそ、必要に応じて1日に何度も服用する。

 医療に関して、正しい知識を得ることは意外と難しい。気になる症状をネットで検索すれば、まさに玉石混交。誰が書いているかもわからないサイトが山のように引っかかってくる。自分のことならまだしも、幼い子どもの不調、病気について調べたいとなると、親は当然、必死になる。何を信じていいのかわからなくて、右往左往する。

 子どもの心身の健康という目的地に向かって、子育てという大海原を航海するときに、コンパスひとつないのでは、あまりに心もとない。そんな不安だらけの親たちにとって頼れる羅針盤となってくれる書籍、『各分野の専門家が伝えるー子どもを守るために知っておきたいこと』(メタモル出版)が発売された。産婦人科医の宋美玄氏、小児科医の森戸やすみ氏、内科医のNATROM氏などの専門家が、子育て中の親を惑わせるあやふやな、時に悪意すら感じられる情報を、論拠を挙げながら否定し、正しい知識へと導いてくれる。

 医療や食についての知識だけでなく、本書は教育現場に潜む“トンデモ”にも次々と引導を渡していく。「2分の1成人式」「親学」「誕生学」……どれも一見、子どもの正しい成長を促すように見えるため、教師のみならず支持する親も多いが、実際には非常に危険な思想をはらんでいる。それなのに、キラキラとした“善意のようなもの”でコーティングされると、それが見えなくなってしまう。

 専門家の解説による本書は、たとえば理系ジャンルへの苦手意識が強い筆者のような人間にとっては、ときに難解な部分もある。一方で、疑似医学はとっつきやすい。「これさえ食べれば健康になれる」「これをしなければ、子どもに悪いことが起きる」といった単純な図式を提示してみせ、それをできる人の自尊心を高め、できない人から親としての自信を奪う。聞こえのいいほうにばかり流されると、そのしわ寄せは、すべて子どもにいく。

 できるだけわかりやすく、という専門家の努力が詰まった1冊には、同じく、できるだけ理解しようという努力で応えるのが相応だが、乱暴なことをいえば、本書に書いてあることのすべてを把握できなくてもいい。医療、食、教育についての基本的な考え方を身につけ、どこに疑問をもてば疑似医学やトンデモ教育を遠ざけることができるか。本書を通して読むことは、情報の取捨選択をするためのトレーニングとなり得る。

 しかしこの1冊を紹介するとき「親のための」という枕詞から始めるのは、あまりにもったいない。冒頭の“女子トーク”に見られるように、疑似医学は子どもがいるいないにかかわらず、私たちの身近にまで忍び寄ってきている。そうした情報を発信する側に問題があるのは当然だが、いつも買っている雑誌で紹介されていたから、有名人が使っているから、という安直な理由で情報を精査することなく真に受ける側も、いかがなものだろう。ちゃんとリテラシーが備わっていれば、効果がないどころか、時に健康被害につながりかねない情報を鵜呑みにせずに済む。そこにお金を費やすこともなくなる。

 また、自分が親でなくても、間接的に子どもとつながっていない人はいない。家族、親戚、友人、同僚……誰かを挟んだその先に、結構な数の赤ちゃんや子どもがいる。SNSでつながっている中にも、子育て真っ最中の人がいるかもしれない。電車に乗れば、ベビーカーの親子と居合わせる。それを意識せずに、軽い気持ちで「紙オムツやナプキンは有害」「マーガリンはプラスチック」などといった、本書で紹介されているようなトンデモ情報を垂れ流せば、結果的に子育て中の親たちを混乱させることになる。自分の無知がめぐりめぐって見知らぬ子どもの健康を損ねるとは、とても怖いことではないか。そこに悪意がなければいいという話ではない。

 未熟で、ひとりでは生きていけない子どもの健康が守られる社会は、大人の健康が守られる社会でもある。「子育てにもリテラシーを!」と謳う本書は、社会全体の情報リテラシーをベースアップしてくれるに違いない。
(三浦ゆえ)

「変容する自分」を楽しむ2冊! 性的に開眼した女の書簡集『マドモアゼルSの恋文』、“中年~お婆ちゃんの空白地帯”をつづる『わたしの容れ物』

<p>――書店にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン(サイ女)読者の本棚に入れたい書籍・コミックを紹介します!</p>

女が産まない決断をする難しさ “負け犬”の生みの親・酒井順子が考える『子の無い人生』

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 結婚、出産、母になることこそ、女の幸せ。日本では神話のごとく、いつからか語り継がれてきた。けれど、それは本当なのか――。

 今年、女優の山口智子が、雑誌「FRaU」(講談社)のインタビューで、「私は、子供のいる人生じゃない人生がいい」「今でも、一片の後悔もないです」とキッパリと答え、世間はざわついた。とりわけ、未婚・既婚問わず、子どもを望んでいなかった女たちは、身を乗り出して興奮したのではないか。

「よくぞ、堂々と言ってくれた!」

 時を同じくして発売された『子の無い人生』(KADOKAWA)。著者は2003年に『負け犬の遠吠え』(講談社)で30代以上・未婚・子なしの女性を“負け犬”と呼び、一世を風靡した、負け犬界のレジェンド・酒井順子さん。あれから10年以上がたち、酒井さんは、負け犬の定義を改めるようになった。負け犬を分けるものとは、結婚しているか、していないかよりも、子どもを産んでいるか、いないか、ではないかと。

 本書は、この時代に、子を持たずに生きることについて問うエッセイ集。1人で死ぬということ、出産を諦めるまでの心境、結婚と出産で心が離れた既婚子アリの友との歩み寄り、子ナシ男性に聞く、子ナシであることへの罪悪感、結婚して子どもを産んでこそ一人前という世の中についてなど、さまざまな角度から“子無し”という人生に切り込んでいる。

 現在、32歳独身、王道の“負け犬”の筆者は、結婚への大きな憧れもなければ、切実に子どもがほしい、と思ったこともない。とはいえ、出産にはタイムリミットがある。あと3年もすれば、高齢出産に足を突っ込む。タイムリミットがあると知ると、なんとなく落ち着かなくなるのが、人間というもの。ついつい、子どもがほしいのか、ほしくないのか、どうなんだ!? などと自問してしまうが、結局のところ、悩んだところで、相手ありきの話なので、結論の出しようがない。すると、自然と日々の仕事に精を出し、現状維持の方向へ。それは、何も独身のみならず、仕事が好きな既婚女性も、そうなのではあるまいか。

 個人的には、この本が、出産したいかどうかがわからない、現代の迷える“負け犬”たちに、何かしらヒントを与えてくれるのでは、と期待していた。けれど、結果として正直にいえば、ますますわからなくなってしまった。最後まで読んで、やっぱり「子の無い人生」の選択は、個人の自由で認められていいものだし、とりあえず産むことが良いことで当たり前、という世間の声にのっかる必要もないのではないかと思った。そうなると、より自分の意思を固めなければ、という気がしてくる。

 <おわりに>という章で、酒井さんは、こんなことを書いている。

「最近、しみじみと『子どもがいなくて、よかった』と思うのです。子アリの方々からすると、痛々しく聞こえるかもしれません。しかし年をとるにつれて、自己を冷静に見られるようになるもので、『今まで私は、本当に子どもを望んでいたわけではなかった』、そして『子育てには明らかに、向いていない』ということがわかってくるのです」

 この後に続く文に、子どもがいなくてよかった、という境地へ至るまでの心境がカラッとつづられ、そういうものなんだな、と納得してしまった。

 それにしても、出産の自由を手に入れることは、なんと難しいのだろうか。両親から、友人、ご近所さん、政府のエライ人まで、世間様があちこちで介入してくる。少子化が絡んでくるので、しょうがないのかもしれないが、自らの意思で「産まない」と決断することへの風当たりの強さよ。

 だからこそ、辛口で知られる酒井さんをもってしても、今回の本に関しては、語り口調に慎重さが見られる。これまでに、世間という名の竜巻に幾度も吹き飛ばされそうになったり、内側から湧き上がる罪悪感という名のボディーブローにも耐え、決死の思いで踏ん張ってきてくれたに違いない。そのおかげで、今、わたしたちの前に「子の無い人生」の扉が開こうとしている。今後、それが世の中でどう受け入れられていくのかは、わからない。女の幸せは結婚&出産と考える保守派からは、おそらく大バッシングを受けるであろう。けれど、数が増えていくことで、少しずつでも受け入れが進み、女たちが選択できる、新しい幸せな未来のカタチのひとつになると、信じたい。
(上浦未来)

酒井順子(さかい・じゅんこ)
1966年東京生まれ。高校在学中より雑誌にコラムを執筆。立教大学社会学部卒業後、広告代理店に就職。その後、執筆業に専念。『負け犬の遠吠え』(講談社)で第4回婦人公論文芸賞と第20回講談社エッセイ賞をダブル受賞。『甘党ぶらぶら地図』『ほのエロ記』『下に見る人』(以上角川文庫)ほか著書多数。

セレブ専業主婦&女子アナを苦しめる、“勝ち組”ゆえの特殊ルールの正体

<p> 今回取り上げる本は、人気海外ドラマ『ゴシップ・ガール』の舞台にもなった、マンハッタンの高級住宅街に住むセレブママたちを観察したノンフィクションと、元TBSアナウンサー小島慶子氏が著した、女子アナを主役にしたテレビ業界小説の2冊。セレブ専業主婦と女子アナ、どちらも“選ばれた勝ち組女性”と扱われがちな人たちの一端をのぞき見できる、興味深い作品だ。</p>

セレブ専業主婦&女子アナを苦しめる、“勝ち組”ゆえの特殊ルールの正体

<p> 今回取り上げる本は、人気海外ドラマ『ゴシップ・ガール』の舞台にもなった、マンハッタンの高級住宅街に住むセレブママたちを観察したノンフィクションと、元TBSアナウンサー小島慶子氏が著した、女子アナを主役にしたテレビ業界小説の2冊。セレブ専業主婦と女子アナ、どちらも“選ばれた勝ち組女性”と扱われがちな人たちの一端をのぞき見できる、興味深い作品だ。</p>