AAA・浦田直也、会見で「意外とハゲ」が露呈! ほかの“ハゲ隠し芸能人”は?

 女性に対する暴行の疑いで逮捕されたAAAの浦田直也容疑者が、21日夜に所属のエイベックス本社で謝罪会見に臨んだ。浦田は黒髪にメガネ、黒のスーツ姿だったが、送検時は金髪であったため、急いで髪を黒く染めたのだろう。この姿が「意外とハゲている」と話題だ。

 ネット上でも「こんなにおでこ広い人だったけ?」「会見は『酔っていて覚えていない』と言い訳ばかりで、結局『ハゲてる』ってことしかわからない」「髪を黒く染めたからって罪が免責されるわけじゃないよな」といった声が聞かれた。

 浦田は1982年生まれの36歳と当然まだ若い。金髪や茶髪のほかにも、さらに色を加えるアッシュ系など、目まぐるしく髪の色を変える印象が強いため、年齢に関係なく頭皮のダメージが大きかったのかもしれない。実のところ芸能人は、さまざまな手段で「ハゲ隠し」を行っている。

「もっとも知られるパターンは金髪に染めることですね。肌の色に近くなることで、髪の生え際が目立たなくなります。所ジョージやビートたけし、春風亭小朝などが当てはまるでしょう。浦田も、髪の色を変えることで『ハゲ』をごまかしていたとも言えそうです」(芸能関係者)

 もう一つは、昔ながらのベタな手法も健在である。

「ひとつは『前髪使用法』ですね。前髪を多めに残して、それをおでこに下ろすことでハゲを隠す手法です。堀北真希と交際0日婚で話題になった俳優の山本耕史や、プロサッカー選手の岡崎慎司などがいますね。岡崎はプレー中、人一倍ハードに動き回るため、おでこが余計目立っていました。もうひとつが『髪全体をガチガチに固める』パターンです。俳優の高橋克実が、ハゲを隠していた頃は、髪をヘアスプレーで固めるも、水中のシーンの撮影で『髪が動いていない』と問題になりました。ブラックマヨネーズの小杉竜一も、プールに飛び込む企画で、せっかくのヘアセットが崩れハゲがばれてしまい、以降のあだ名は『綿菓子のおっさん』になったそうです」(同)

「ハゲ隠し」にも、さまざまなテクニックがあるとわかる。浦田容疑者も犯してしまった過ちを含めて、今後は「包み隠さず正直に」生きてほしいものだ。
(文=平田宏利)

タモリ、古舘伊知郎、有働由美子……民放各局にNHKは『平成紅白』で対抗! 「令和」特番狂想曲

 新元号の「令和」が5月1日午前0時に施行される。4月30日に天皇陛下が退位され、皇太子さまが新天皇に即位される。皇位継承前の新元号公表、天皇退位の実現は日本近現代史上初ということもあり、お祝いムードも高まり各業界が特需に沸いている。そんな中、テレビ業界もその恩恵にあずかることとなりそうだという。

「平成が終わる4月30日は各局特番を打って、時代の締めくくりをお茶の間に届けることになりそうです。ご祝儀相場で、スポンサーから多くのCM料が入るということもあり、年末年始並みの豪華な番組づくりができそうです」(大手広告代理店社員)

 多大な予算を抱えている各テレビ局は、大物タレントにオファーをかけ、4月30日に向けて準備を進めている。

「フジテレビはタモリを総合司会に起用し、6時間半をブチ抜く長時間生放送番組を計画しています。TBSは古舘伊知郎を起用。各地に中継車を出し、生中継します。日本テレビは有働由美子、嵐の櫻井翔が出演する『news zero』を拡大する予定、テレビ朝日は羽鳥慎一がワイドショーのテイストを取り入れて放送します。テレビ東京は満を持して池上彰を出演させ、すでに収録部分のロケを各地で行っています」(テレビ局スタッフ)

 CMスポンサー料の増加で攻勢をかける民放に対し、NHKも負けてはいないという。

「嵐の櫻井翔が第1部のMCを務め、内村光良が第2部を担当する振り返り番組『平成紅白歌合戦』を29日に放送する予定です。また退位、即位に関する当日の動きはニュース番組を特別編成して対応するようで、報道に重きを置くNHKだけあって、分厚い取材態勢をとることから高視聴率が見込まれています」(同)

 日本中が注目する「平成」の終了と、新元号「令和」の始まり。当日は特番が目白押しでテレビから目が離せなくなりそうだ。

ビートたけしが“労害の極み”に……新事務所は末期状態、離婚も成立せずイライラ募る

 芸能界の重鎮・ビートたけしが「オフィス北野」から独立して約1年。今年2月に生出演したラジオ番組では「いいね。事務所独立すると! 笑うね。お金を取られない」と上機嫌で公私とも絶好調だと語っているが、プライベートでは離婚が成立せずにいら立ち、水面下では新事務所「T.Nゴン」を牛耳る愛人でビジネスパートナーのF女史に振り回され、事務所は早くも末期状態に陥っている。

「正月にスポーツニッポンが、“たけし離婚調停”とスクープを報じたことに激怒したたけしは、自ら弁護士を通じて『事実無根』と抗議しました。その報道から4日後、愛人Fに気を使って、レギュラー番組内で『(離婚)調停なんか終わっているよ、バカヤロー! あとは判を押すだけ』とうそぶいていましたが、その後、女性誌の直撃を受けた幹子夫人には『その人(F)が自分の思うような展開になると思ってんじゃないですか?』と見透かされた。嘘がバレたうえ、幹子夫人の“愛人とは絶対、再婚させない”という強い意志が伝わってきて、たけしはいら立ってますよ」(元事務所関係者)

 他方、たけしに本妻との離婚を迫るF女史も、離婚がなかなか成立しないイライラの矛先を気に入らないスタッフに向け、次々とクビにしているという。

「気分次第でマネジャーをクビにするから、事務所は“そして誰もいなくなった”状態。たけしはこの危機的状況をまったく理解していないから、『いいね、独立すると』なんて能天気なことを言っていられるんですよ」(元オフィス北野関係者)

 たけしの独立騒動の発端は、「T.Nゴン」の役員に納まった愛人F女史vsオフィス北野の対立だったのだが、たけし軍団が当時のオフィス北野社長・森昌行氏の経営責任を追及したことで、軍団vs森氏の対立にすり替わってしまった。

「『週刊新潮』(新潮社)に“愛人F女史に洗脳されている”と報じられ激怒したたけしが、愛人スキャンダルを経営問題にすり替えるために軍団をけしかけて、森氏を追及させたんです。ところが、森氏の返り討ちに遭った。たけしの思惑は外れたんです」(週刊誌記者)

 その後、騒動は沈静化したが、たけしがF女史の言いなりになったことで、次々と“犠牲者”が出たことはあまり知られていない。

「F女史にスカウトされたイタリアンレストランのスタッフは、マネジャーとして雇われたにもかかわらず、毎日朝8時から愛犬ゴンの散歩をさせられるなど、使用人扱いされたうえ、パワハラを受けて辞めていった。ほかにも、何人もがF女史に嫌気が差して退社していきましたよ」(元マネジャー)

 F女史のパワハラ被害に遭ったのは、スタッフだけではない。彼女とたけしの強い影響を受け、森氏追及の急先鋒になって軍団のスポークスマン役を買って出た浅草キッドの水道橋博士も、F女史と軍団の板挟みになった末にメンタルに支障を来し、昨年11月から芸能活動休止に追い込まれ、最近になってやっと復帰宣言をした。

「今年1月には、30年近くたけしのスタリストを務めていた女性が、突如F女史から契約解除を言い渡されたんです。あまりにも理不尽なので、マネジャーK氏がF女史を説得して、本来の契約が切れる3月いっぱいでの契約終了というかたちをとった。最近、たけしの衣装がチグハグでダサく見えるのは、そのためですよ」(バラエティ番組スタッフ)

 さらに3月に入ると、オフィス北野からたけしについてきたマネジャーF氏が解雇された。

 気に入らないスタッフを排斥していく一方で、F女史は自分の知り合いである大手百貨店グループの元社長・O氏を事務所アドバイザーとして起用。たけし利権をむさぼる新事業に着手するとみられている。

「Oだけではありませんよ。F女史とかねてから昵懇で、昨年7月に入管難民法違反容疑で逮捕された実業家のS氏とも切れてない。S氏も、たけし利権に食い込もうとしている一人です」(親しかったテレビ関係者)

 一方で、事務所のきな臭い噂に加えて、高額ギャラの割には視聴率が上がらないたけしのレギュラー番組を打ち切る動きも出ている。

「たけしの金銭への執着は、以前に増して強くなった。その影響で頭を痛めているのは、印税の見直しを迫られている出版社です。たとえば、たけしと新潮社のトラブルで漁夫の利を得た文藝春秋は、昨年12月にたけしの『フランス座』を刊行しましたが、当初想定していたより高額の印税を払うことになり、頭を抱えています」(出版関係者)

 たけしが稼いだ金は、F女史に管理されている。オフィス北野にいるときは奥さんから高額な小遣いをもらっていたから金には困らなかったが、独立してからは“金がない、金がない”とボヤいているという。

「ギャラは事務所に入りますが、たけしが自由になる金がないなら、オフィス北野のときより、搾取されているともいえるんじゃないですか」(テレビ関係者)

 オフィス北野から独立して1年、たけしが“裸の王様”状態になって、新事務所は末期状態に陥っている。

「たけしは“次回作は、久々に時代劇を撮りたい”などと公言していますが、北野作品は、オフィス北野元社長の森昌行氏という有能なプロデューサーがいたから撮れた。これは映画関係者の一致した意見です。それがわからなこと自体、“裸の王様”でしょう。それに、映画を撮ってきた北野組も解散している。再結集しようにも、独立騒動で、たけしのカリスマ性は失墜してしまいましたからね。果たしてついてくるか、わかりません」(映画関係者)

 独立騒動以来、愛人に振り回され、金に執着するたけしにテレビや映画関係者は愛想を尽かして距離を置き始めているのに、たけしは妙にハイテンションだという。

「誰もたけしに進言する者はいないから、自分の行動は正しいと勘違いしているんでしょう。ピエール瀧逮捕や内田裕也さん死去に際する、最近のたけしのコメントも、トンチンカンで自分本位。“老害”では済まされませんよ」(番組関係者)

 昭和から平成にかけて常に芸能界のトップを走り続けてきたビートたけし。新たな時代に入っても、このまま晩節を汚し続けていくのか……。

(文=豊島三郎)

ビートたけし、ピエール瀧の“ドーピング”を指摘 不謹慎ネタで『いだてん』スタッフからは顰蹙

「週刊ポスト」(小学館)にて連載コーナー「21世紀毒談」を抱えるビートたけしが、25日発売号において、今月12日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたピエール瀧について言及。2017年公開の映画『アウトレイジ 最終章』で瀧の異変を察知していたことを明かした。

 たけしいわく「オイラの映画に出る俳優は、結構な大物でも最初は緊張してトチっちゃうことが多い」ものの、「ピエールは最初からやけに落ち着いてやがった」とのこと。当時は“肝の据わってるヤツ”という印象を受けたが、振り返ってみて薬物使用によるものだったのではないかと指摘した。

「たけしの論理ではコカインは瀧のみに効く妙薬として片付けられていますが、17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では松本人志が、『ドーピング作品になってしまう』と、出演作自体に影響を及ぼすと拡大解釈。一般論だけでなく芸術論でも倫理観を問う事件に発展しているようですね。その他にも、出演映画の公開やCD回収の是非を巡って議論が飛び交うなど、今回の事件は業界全体に大きな影響を及ぼし、芋づる式の逮捕のウワサも含めて今後しばらく尾を引くことになりそうです」(芸能関係者)

 作品を“浄化”すべく、NHK大河『いだてん~東京オリムピック噺~』では現在、三宅弘城が瀧の代役となり、DVD発売や再放送のためにこれまでの放送分を撮り直しているとのことだが、その現場での失敗談もたけしは明かした。

「瀧の逮捕後、撮影現場はてんやわんや状態のようですが、そこへたけしは、『どうも、ピエールたけしです』と挨拶して入ったため、スタッフからドン引きされ、『笑えません』と顰蹙を買ってしまったそうです。同ドラマはただでさえ、歴代最低記録更新が視野に入るほど視聴率が悪く、現場はピリついているでしょうから、さすがに不謹慎な発言だったのではないでしょうか」(同)

 役者が1人でも代わることによって作品の“味付け”に影響を及ぼすと語ったたけし。NHKとしては、三宅の代役出演がケガの功名となることを期待するしかないだろう。

ビートたけしの“戦友”島田洋七は何度でも立ち上がる!? NHKからも絶賛「若手には負けませんよ」

 ビートたけしの盟友で、漫才師の島田洋七。吉本興業を退社した後はテレビ界から干されている状態だが、去る3月7日、NHKの情報バラエティ『ごごナマ』の1コーナー「おしゃべり日和」に出演。番組は、洋七の講演会に密着し、大ベストセラーとなった自叙伝『佐賀のがばいばあちゃん』(徳間書店)の誕生秘話や、佐賀県での田舎暮らしなどを、約1時間に渡って紹介した。

「ツービートのたけしと『B&B』の洋七といえば、1980年代の漫才ブームを牽引した立役者で良きライバルだが、ブームの最中には2人でコンビを組み、業界用語で“しょくない”と呼ばれるアルバイトをしては荒稼ぎし、初めて銀座のクラブを豪遊した遊び仲間でもあった。

 その2人の絆を強くしたのが、86年、たけしが起こした「フライデー襲撃事件」だった。たけし軍団を引き連れて、講談社の写真週刊誌「フライデー」編集部に殴り込んだたけしは、傷害で逮捕され、芸能活動休止を余儀なくされた。このときたけしは、マスコミの目を逃れるため、沖縄・石垣島に逃避行。一方、漫才ブームの恩恵でテレビ局から引っ張りだこだった洋七は、仕事の合間を縫っては石垣島に飛び、「俺、芸能界を辞めようかな」と落ち込むたけしを励まし、夜遅くまで海岸で語り合ったという。

 そうして、たけしいわく「親友というより戦友のような関係」になった2人だが、たけしは活動再開後も、生死の境をさまようバイク事故を起こす。それでも、奇跡的に復活し、お笑いだけでなく、映画監督としても“世界のキタノ”と呼ばれるほどの活躍を見せた。

 他方、その頃、漫才ブームが去って仕事が激減した洋七は、たけしの別宅に居候していた。料理上手を生かして料理番を担当していたが、その時にたけしからの助言を得て、自叙伝『佐賀のがばいばあちゃん』を自主出版した。当初はなかなか売れず、筆者が徳間書店を紹介。単行本として全国発売されたことで、600万部を超す大ベストセラーになった。

 ところが、所属していた「吉本興業」と出版印税で揉め、2007年8月に退社。その後、テレビ局が吉本を“忖度”したことで、テレビ界から干されてしまった。

 そこで洋七は、『佐賀のがばいばあちゃん』をテーマにした講演会の仕事に力を入れた。すると全国各地から依頼が殺到。近年は、生まれ故郷の広島県が西日本豪雨災害によって109人の死亡者を出したことにショックを受け、ボランティアを兼ねて地方での講演活動を続けている。

 筆者は今年1月26日、長野県で行われた講演会に行ってきた。超満員の会場は、最後まで笑いが絶えず、そのことをたけしに伝えると、「どの会場も、洋七のしゃべりに客席の笑いが止まらない。洋七ほどしゃべりが上手いやつはいない」と絶賛した。

 それでも、テレビ界から干されている状況は変わらない。レギュラー番組は、情報バラエティ『バラいろダンディ』(TOKYO MX)の金曜MC1本のみだ。

 ところが、そんななかお声がかかったのが、冒頭のNHKだった。番組で洋七は、若手のお笑いについて「彼らは頭が良すぎて、(ネタの回転が早く)老人や子どもが理解できない」と語り、筆者には「笑わす自信は、若手には負けませんよ」と豪語していた。

 ちなみに、番組終了後、プロデューサーから「これまで『おしゃべり日和』にゲスト出演した中で、一番盛り上がった」と称賛されたと顔をほころばせていた洋七。「72歳のたけしが、第一線で頑張っている。僕もまだやれる自信が湧いた。もう一度、花を咲かせたい」と、再起に意欲を燃やす彼の「人生七転び八起き」精神に敬意を表し、再起を期待したい。
(文=本多圭)

『いだてん』総集編が好調!「クドカン脚本」と「たけしナレーション」が不要だった!?

 視聴率で苦戦中のNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の総集編が2月23日に放送された。第1話から7話までを30分にまとめたものである。放送初期において総集編の放送は異例ともいえるが、8話から山場を迎えるため、視聴率回復対策ではなく、もともと放送予定にあったもののようだ。

「古今亭志ん生役のビートたけしの滑舌が悪い」「場面転換や登場人物が多くてわかりづらい」と不評の『いだてん』であるが、総集編は思いのほか好調なようだ。ただネットの感想を見ると「時系列で整理されているのですごくわかりやすかった」「ビートたけしのナレーションがないのですっきりしている」と身もフタもないものだった。番組の根幹をなす、2大要素ともいえるクドカン脚本とたけしナレーションの双方が視聴者から「全否定」されているのだ。

「大河ドラマはもともと近現代が弱いといわれていますし、物語の主人公である金栗四三は、日本マラソン界の父といわれる人物ですが、世間的には無名の人物です。そのため『もともと地味なテーマを、無理やりこねくりまわして面白くしているのでは?』といった指摘もありましたね。総集編の放送予定はもともとあったとしても、今回の好反応を無視するわけにはいかないでしょう」(業界関係者)

 だが、コアなファンの中には、下手な「テコ入れ」を望まない声が多いのも確かだ。

「『いだてん』脚本の宮藤官九郎作品の代表作と言える『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』(ともにTBS系)は、もともと高視聴率を記録した人気番組ではありませんでした。しかし再放送などでじょじょに人気に火がつき、スペシャルドラマ化や映画化がなされています。クドカン脚本は物語が進むにつれて伏線の回収などが進むので、制作陣の本音としてはもう少し視聴者に耐えて欲しいというものがあるのではないでしょうか」(同)

 そうなると『いだてん』本編の内容は維持しつつ、要所ごとに総集編を連発といった展開もありそうだ。
(文=平田宏利)

『いだてん』総集編が好調!「クドカン脚本」と「たけしナレーション」が不要だった!?

 視聴率で苦戦中のNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の総集編が2月23日に放送された。第1話から7話までを30分にまとめたものである。放送初期において総集編の放送は異例ともいえるが、8話から山場を迎えるため、視聴率回復対策ではなく、もともと放送予定にあったもののようだ。

「古今亭志ん生役のビートたけしの滑舌が悪い」「場面転換や登場人物が多くてわかりづらい」と不評の『いだてん』であるが、総集編は思いのほか好調なようだ。ただネットの感想を見ると「時系列で整理されているのですごくわかりやすかった」「ビートたけしのナレーションがないのですっきりしている」と身もフタもないものだった。番組の根幹をなす、2大要素ともいえるクドカン脚本とたけしナレーションの双方が視聴者から「全否定」されているのだ。

「大河ドラマはもともと近現代が弱いといわれていますし、物語の主人公である金栗四三は、日本マラソン界の父といわれる人物ですが、世間的には無名の人物です。そのため『もともと地味なテーマを、無理やりこねくりまわして面白くしているのでは?』といった指摘もありましたね。総集編の放送予定はもともとあったとしても、今回の好反応を無視するわけにはいかないでしょう」(業界関係者)

 だが、コアなファンの中には、下手な「テコ入れ」を望まない声が多いのも確かだ。

「『いだてん』脚本の宮藤官九郎作品の代表作と言える『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』(ともにTBS系)は、もともと高視聴率を記録した人気番組ではありませんでした。しかし再放送などでじょじょに人気に火がつき、スペシャルドラマ化や映画化がなされています。クドカン脚本は物語が進むにつれて伏線の回収などが進むので、制作陣の本音としてはもう少し視聴者に耐えて欲しいというものがあるのではないでしょうか」(同)

 そうなると『いだてん』本編の内容は維持しつつ、要所ごとに総集編を連発といった展開もありそうだ。
(文=平田宏利)

第28回東京スポ映画大賞開催! 山根明は「リアルアウトレイジ」北野武監督の次回作は「時代劇」?

 2月24日、東京プリンスホテルにて東京スポーツ社が主催する「第28回東京スポーツ映画大賞」の授賞式が行われた。毎年恒例、ビートたけし審査委員長の独断と偏見の元に行われる映画賞もいよいよ30回目前。気が付けば日本の映画賞のなかでも、そこそこに古い歴史を持つ賞へと成長してしまった。果たして今回はどのようなユニークな授賞式になったのだろうか…?

 今年における東スポ映画大賞へのノミネート作品は非常に少なく、洋画ではブライアン・シンガー監督の『ボヘミアン・ラプソディ』、邦画では是枝裕和監督の『万引き家族』、白石和彌監督の『孤狼の血』、上田慎一郎監督の『カメラを止めるな!』など4作品のみ。しかし、どれも話題性は十分で、特に毎年のように東スポ映画大賞にノミネートされている是枝監督は、2018年公開の『万引き家族』が第71回 カンヌ国際映画祭での最高賞を受賞したことを皮切りにアカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされるなど、国内外の由緒ある映画賞に輝き、一躍「世界の是枝」に。

 この輝かしい成績に「世界のキタノ」こと、ビートたけしは「是枝がアカデミー賞にノミネートされた。ジャンルは違うが小津安二郎みたいになるのではないかと予感はしている。日本の映画がもう一度、世界から評価されるようになってほしいよね」と語った。

 この日『万引き家族』のチームは、アカデミー賞への出席のため是枝監督ほか主演女優の安藤サクラもアメリカへと旅立ってしまったため、代理として『万引き家族』で主演男優賞のリリー・フランキーが是枝監督の代理も兼ねてトロフィーを受け取った。

 リリーは『万引き家族』の共演者で18年9月に亡くなった樹木希林の思い出を語り「希林さんはもらった(映画祭の)トロフィーを電気スタンドにして飾っていて、人にもよくあげていた」という樹木希林らしい珍エピソードを語ったほか、同じく『万引き家族』で助演女優賞を授賞した松岡茉優は樹木から「あなたの顔、覚えにくいわね」と言われたほか、樹木がリリーにあげたトロフィー型電気スタンドのガムテープ跡をその場のノリで松岡が剥がすことになったなど、亡くなってもなお、映画界に存在感を示し続ける名女優・樹木希林を追懐した。

 そして、18年度最大の話題作となった『カメラを止めるな!』は監督賞(上田慎一郎)および新人賞(しゅはまはるみ)を受賞。監督の上田慎一郎が壇上に上がった。

 たけしは『カメラを止めるな!』に対し「最初は蛭子能収さん(の漫画)みたいな『下手ウマ』かと思ったら2回目を見たときは、かなり緻密な計算をしていることがわかった。正直見くびっていてすいませんでした。監督のこの緻密な計算能力があれば次回作もきっとヒットできる」と太鼓判を押し、たけしと一緒に『カメ止め』を代表する「ゾンビポーズ」で記念撮影に応じた。

 また、今回は動画配信サービスに押されがちなレンタル業界を応援するため「TSUTAYA特別賞」がたけしの計らいで制定された。

 本賞は18年度にTSUTAYAでもっとも借りられたDVDソフトに授与される賞で、北野武監督の『アウトレイジ最終章』が受賞した。

 東スポ映画大賞は「ビートたけしが独断と偏見で選ぶ」映画賞のため、会場では一時「データ改ざん説」も流れたが、出席した株式会社TSUTAYAの代表取締役社長によると『アウトレイジ最終章』はレンタル稼働率ナンバーワンで間違いなく、北野監督は「自分の作品をレンタルでこんなに見てくれてる人がいるのは嬉しい」と語ったほか、『アウトレイジシリーズ』に続く「次回作」についても言及があった。

 北野監督いわく「大河ドラマ(『いだてん』)の撮影が終わったら、戦国時代の話を描いた時代劇を撮りたい」とのことで、現在構想を固めている最中だという。

 オフィス北野退所騒動もあり、今後の映画製作状況が白紙状態となっていた、たけしの「新作情報」に一時、会場が湧き上がったところで、表彰は「第19回ビートたけしのエンターテインメント賞」へ。

 話題賞には18年に日本ボクシング連盟の関係者333人からの告発状が届いた連盟元会長の山根明が授賞し壇上に。たけしは山根前会長とバラエティ番組で共演した際に「強面だけでなくジョークもいける面白い人だとわかった。存在自体が『アウトレイジ』なのだ」と感じ「お気に入り」ということで今回の受賞が決まったという。

 また、同じく話題賞には、18年12月31日に念願の『NHK紅白歌合戦』に出場後、メンバーのひとりが交際女性へのDV疑惑により脱退、年末年始の話題をかっさらった「純烈」に授与された。たけしは「ああいった事件(DV)は芸人の世界ではよくあることだからね。でもメンバーが抜けても見事なコーラスを披露できているのは流石だね。オイラはずっと応援していきたい」とエールを送った。

 純烈は舞台上で紅白歌合戦時に披露した「プロポーズ」を含む3曲を熱唱。後半は客席へ移動し握手しながら歌う「純烈スタイル」で出番を終えた。

「エンターテインメント賞」では、特別芸能賞としてグレート義太夫、ホーキング青山の2名、演芸新人賞にはハナコ、和牛、ANZEN漫才・みやぞん、マッハスピード豪速球、霜降り明星、特別賞にはプロレスラーの棚橋弘至、SNS炎上賞として、とろサーモン・久保田かずのぶ、スーパーマラドーナ・武智正剛の2名が選ばれたほか、日本芸能大賞には「平成を代表する芸人」として明石家さんま、笑福亭鶴瓶の2名が選ばれ、約2時間30分に渡る授賞式は大盛況のままに終わった。

 たけしは最後に「昨年度は邦画作品があまり元気がない印象だったけど、『カメラを止めるな!』をはじめ、予算が少なくてもいい作品を撮れる監督が出てきたことは素直に嬉しい。まあ、自分は時代劇を撮ろうとしてるのでお金はかかるんだけど……。ただ、これだけいろいろな分野の人を表彰するのは東スポ映画賞だけだからね。自分が舞台に立てるまで続けたいな」と来年への抱負と意欲を語り、「第28回」の式を締めた。
(文・写真=穂積昭雪)

ビートたけしが嵐を酷評! 「SMAPのほうが上」「レベルが違った」発言のワケとは?

 芸能メディアは、ジャニーズの人気グループ・嵐が2020年をもって活動休止を電撃発表したニュースでもちきりだが、その中で、ビートたけしの発言が異彩を放っている。

 客員編集長を務める「東京スポーツ」紙上で、SMAPと比較しながら嵐をブッタ斬ったのだ。

「たけしは、『嵐だってそんなにすごい踊りをするわけじゃないし、みんなが司会やったりしてるだけだからな』『まあ嵐もバカじゃないから、わきまえてるんじゃないかな』と世間の狂騒をチクリ。さらにその後、SMAPより人気が継続することはありえないとし、メンバーたちもここから落ちていくのが早いと自覚していたことで早めにやめることにしたのでは、との趣旨の持論を展開。最後は『ハナからね、嵐と比べたらSMAPの方が上だし。悪いけど、レベルが違ったから』と一刀両断しています。世間は活動休止を惜しんだり、彼らの決断に賛辞を送る声が圧倒的ですから、物事を斜めから見るたけしらしい論評でしたね」(芸能ライター)

 たけしの放談に、ネット上では嵐ファンからの反発が殺到する一方で、SMAPに勝てないという意見には納得の声も多く聞かれる。

「最も目立っていたのが、『嵐の曲はひとつも知らない』という意見です。嵐は56枚のシングルをリリースし、『ゴールドディスク大賞』を受賞したこともある。とはいえ、売り上げトップ3の『A・RA・SHI』『Calling/Breathless』『I seek/Daylight』でも、歌えるという一般層は少ない。おそらく、せいぜいデビュー曲『A・RA・SHI』の『アラシ、アラシ~』というサビが頭に浮かぶ程度ではないでしょうか。リーダーの大野智によれば、嵐としての活動を終えたいとメンバーに語ったのは2017年6月とのこと。SMAPが解散したのはその半年前ですから、意識していないわけはない。先細りを感じての活動休止という、たけしの論評もあながち的外れではないかもしれません」(芸能ライター)

 SMAPには300万枚を記録した「世界に一つだけの花」があり、ほかにもTOKIOは「宙船」、KinKi Kidsは「全部だきしめて」、V6は「WAになっておどろう」と、先輩グループにはいずれもお茶の間に浸透している代表曲がある。

 嵐はあと2年の間に、「国民的アイドルグループ」と呼ばれるにふさわしいヒット曲を生み出すことができるだろうか?

2019年『FNS27時間テレビ』はどうなる? ビートたけしの事務所移籍で風雲急!

 4月でビートたけしが古巣のオフィス北野から、新事務所T.Nゴンへ移籍して1年となる。今年の動向で気になるのは、新メンバー加入とともに『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)の行方であろう。

『27時間テレビ』は、2017年にこれまでのお笑い色を排して、ビートたけしが関ジャニ∞の村上信五をパートナーに「にほんのれきし」を取り上げた。翌年も「にほんの食」をテーマとする教養バラエティ路線を踏襲している。お笑いファンには物足りないが、今年はどうなるのだろうか?

「昨年はたけしの独立直後ということもあり、番組内容に何かしら変化があるのではと期待されましたが、やはり従来の路線でした。お笑い色の強い『27時間テレビ』をやるには、過去の『笑っていいとも!』『クイズ! ヘキサゴン』回のように、メーンとなる人気番組が必要になります。今のフジテレビにそうした番組があるかといえば疑問符がつきますので、やはり同じ路線となるのではないでしょうか?」(業界関係者)

 ならば19年の放送は、どのような内容が予想されるだろうか。

「翌20年には東京オリンピック・パラリンピックが控えていますから、やはりスポーツの歴史といったものになるのではないでしょうか。スポーツつながりで、ダウンタウンの浜田雅功による『ジャンクSPORTS』や、とんねるずの石橋貴明とのカラミなどは予想されます。さらに、新元号となって最初の放送ですから、平成30年史を振り返る企画や、明治以降の近現代史などにも注目が集まりそうです」(同)

 教養バラエティ路線の『27時間テレビ』はどうしてもやりたいわけではなく、ほかにメーンとなる番組やMCが不在のための「消極的企画」といえるかもしれない。
(文=平田宏利)