
後列には“悪人”12人がズラリ。
24日、港区の東京プリンスホテルでビートたけしが審査員長を務める「第22回東京スポーツ映画大賞」及び「第13回ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式が行われた。
「東スポ映画大賞」は北野武監督作品『アウトレイジ ビヨンド』が作品賞、監督賞、男優賞の3部門を受賞。前作『アウトレイジ』は2年前の『第20回東スポ映画大賞』にて作品賞、監督賞、助演男優賞、新人賞と5冠を達成したのに続き、今回も“ミラクル”を巻き起こした。
特に男優賞は『アウトレイジ ビヨンド』出演者である西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、高橋克典、桐谷健太、新井浩文、塩見三省、中尾彬、神山繁の12人が受賞。この「男優賞」の設立は、ビートたけし審査委員長いわく「周りのスタッフの勧めもあって、全員にあげちゃおうと思った」ということで、今回は主演男優賞、助演男優賞などを一切なくし「男優賞」という賞を設立したという。

主演女優賞に松たか子
また、『アウトレイジ ビヨンド』以外では、主演女優賞として西川美和監督作品『夢売るふたり』で阿部サダヲと共に結婚詐欺に手を染める夫婦を演じた松たか子が受賞。特別賞には今年1月に亡くなった故・大島渚監督が選ばれた。大島監督の映画に俳優として出演していたたけしは「(『戦場のメリークリスマス』で)海外の大物デビッド・ボウイと音楽家の坂本(龍一)さん、漫才師のおいらをキャスティングしたのはすごい」と、大島渚監督をあらためて絶賛した。
また「第13回ビートたけしのエンターテイメント賞」では、ハマカーン、アルコ&ピース、キンタロー。、ゴールデンボンバーらが「日本芸能賞」を受賞。キンタロー。は舞台で前田敦子のモノマネを披露。たけしはキンタロー。のモノマネを見て「単に頭のおかしい人じゃねえか(笑)」と大絶賛した。

キンタロー。の前田敦子モノマネ。たけしも絶賛。
また、話題賞は“エロいお姉さん”こと壇蜜が受賞した。壇蜜はたけしにマジックを手渡し「私、書き初めがまだなので……」と、自らが「半紙」となって体に文字を書いてもらうことをたけしにお願いした。
なお、たけしが書いたのは「コー○ン」であった。
(文・写真=穂積昭雪・山口敏太郎事務所)