綾野剛の“どん底アラフォー”演技が胸に刺さる『オールドルーキー』

 綾野剛主演のTBS日曜劇場『オールドルーキー』の第1話が6月26日に放送された。「現役を引退した元サッカー日本代表のセカンドキャリア」というテーマに少々マニアックな印象を受けたが、綾野の好演もあり、社会で奮闘する現役世代にこそ響く充実の内容だった。

 綾野演じる元サッカー日本代表の新町亮太郎は、J3の所属チーム「ジェンマ八王子」解散にともない、37歳にして未所属選手となってし…

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『やんごとなき一族』独走、『オールドルーキー』は…? TVerドラマ人気ランキング

 在京民放キー局5社を中心として2015年10月に始まったTVer。参加局、取り扱う番組も増え、昨年10月には月間動画再生数が初めて2億回を超えるなど、もはや定番のサービスとなった。今や「見逃し配信」は当たり前となったが、やはりTVerではドラマが圧倒的に見られており、ドラマの見逃し配信需要がこのサービスを牽引していると言えるだろう。

 しかしTVerにおける再生回数は基本的に…

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『空白を満たしなさい』阿部サダヲの怪演に視聴者騒然…怪しすぎるゆえにシロ?

 NHK総合の土曜ドラマ『空白を満たしなさい』の第1回が6月25日に放送された。

 このドラマは、2011年から2012年に『モーニング』(講談社)で連載されていた平野啓一郎による同名の長編小説を原作とした作品で、死んだはずの人間が生き返る「復生者」のニュースが世間を騒がせる中、3年前に亡くなった主人公・土屋徹生(柄本佑)が復活し、見に覚えのない自らの死の真相を探っていくという…

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『相棒』に寺脇康文がまさかの復活! 水谷豊との“不仲説”まで生んだテレ朝の本気度

 テレビ朝日を代表するドラマ『相棒』シリーズ。2000年から始まった単発作品を合わせると、すでに放送開始から22年目を迎え、今年10月からはいよいよシーズン21がスタートする。

 その新シリーズで”新相棒”となることが発表された寺脇康文の“復帰”が話題になっている。

「4代目の相棒を演じた反町隆史さんが卒業することになり、新しい配役が注目されていました。メディアで…

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『時をかける少女』はその時代のヒロインと青春を映し出す鏡

 7月1日の金曜ロードショーは2週連続で、細田守監督作品をお送りします。第一弾は、夏の定番プログラム『時をかける少女』(2006)!

 嗚呼、『時をかける少女』か……Z世代の人にはわからないかもしれませんが、昭和の老害世代である筆者のような人間には『時をかける少女』とつぶやいただけでなんかこう、甘酸っぱいものが胸の奥に去来するのである。

 作家・筒井康隆が1964…

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来秋朝ドラ『ブギウギ』ヒロイン大本命は大阪出身の小芝風花? 北海道民も“ドキドキ”するワケ

 NHKは6月24日、2023年後期の朝ドラを発表した。「東京ブギウギ」「買物ブギー」などの名曲で知られる戦後の名歌手・笠置シヅ子をモデルとした『ブギウギ』を制作する。

 現在放送中の『ちむどんどん』は黒島結菜、次作の『舞い上がれ!』は福原遥、2023年春の『らんまん』は神木隆之介が主演(妻役は浜辺美波)だが、『ブギウギ』は誰がヒロインになるのか?

「例年、秋スタ…

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映画『わたしは最悪。』“奔放”と“正直”を言い訳にする“最悪”な人間性が痛快

吉田戦車の『火星田マチ子』

 映画の話の前に、やや長めの前置きを。

 『伝染るんです。』『ぷりぷり県』『殴るぞ』などで知られる不条理漫画の第一人者・吉田戦車が1993年に刊行した『火星田マチ子』という作品がある。リボンをつけたタコ型火星人のマチ子が「恋」を学ぶべく地球にやってきて、人間の男性に恋をする内容だ。

 面白いの…

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『ちむどんどん』とんちんかんな暢子と、吹き荒れる無自覚な暴力(第11週)

 賢秀(竜星涼)のハンバーガーショップでの大暴れ、シェフ(高嶋政宏)による「あまゆ」でパンチ事件など、『ちむどんどん』の世界ではしょっちゅうバイオレンス=暴力シーンがある。朝の連続バイオレンス小説。今週も、レストランで新聞社の社員たちが揉め、賢秀は養豚場の娘・清恵(佐津川愛美)に掴みかかるというバイオレンスが。厨房でのトマトソースぶちまけも、バイオレンスの一種ですね……食べものがだめになるシ…

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『千年女優』ついに解禁で大反響! 今敏&平沢進の共鳴が生み出した奇々怪々な魅惑

 たった一つの出来事が、今見る世界を大きく揺るがすことがある。それはまるで、白で埋め尽くされたオセロ盤が、一瞬で黒に覆るように。見事なまでに美しく欺かれる体験は、『千年女優』が初めてかもしれない。

 2001年には、『千と千尋の神隠し』と共に第5回文化庁メディア芸術祭…

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『やんごとなき一族』が首位に返り咲き、『ナンバMG5』上昇…TVerドラマ人気ランキング

 在京民放キー局5社を中心として2015年10月に始まったTVer。参加局、取り扱う番組も増え、昨年10月には月間動画再生数が初めて2億回を超えるなど、もはや定番のサービスとなった。今や「見逃し配信」は当たり前となったが、やはりTVerではドラマが圧倒的に見られており、ドラマの見逃し配信需要がこのサービスを牽引していると言えるだろう。

 しかしTVerにおける再生回数は基本的に…

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