【24年秋ドラマ】『嘘解きレトリック』第8話 小さな事件の裏で語られた「能力を失う恐怖」の話

 他人の嘘を聞き分けるという特殊能力を持った鹿乃子(松本穂香)と貧乏探偵・左右馬(鈴鹿央士)が昭和初期の平和な町で巻き起こるさまざまな事件に対峙していくドラマ『嘘解きレトリック』(フジテレビ系)も第8話。

 この作品の魅力といえば、なんといってもレトロな世界観にマッチした主人公2人のかわいらしさなわけですが、今回はあんまり顔面のかわいらしくない大倉孝二と今野浩喜という個性派俳優…

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【対談】ドラマプレミア23『Qrosの女 スクープという名の狂気』原作者・誉田哲也✕元週刊文春記者・赤石晋一郎 週刊誌が暴く“真実”、そして「知りたがる側」と「暴かれる側」の痛み

現在、テレ東系で放映中のドラマ『Qrosの女 スクープという名の狂気』(原作は『Qrosの女』光文社文庫)。週刊誌のトップ記者が主人公となっており、話題のCM美女「Qrosの女」の正体を探るうちに、芸能界の闇が浮き彫りになる……。メディアネタを扱う本サイトとしても今クールで最も興味深いドラマとなっているが、今回は原作者の作家・誉田哲也氏とドラマの取材協力、監修を務める元週刊…

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『おむすび』第41回 アユの一大イベント「初めての墓参り」もカットされた怖い!

 NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』。第9週となる今週は「支えるって何なん?」だそうです。

 冒頭、神戸の栄養士専門学校に入学した結ちゃん(橋本環奈)が悪戦苦闘する様子が描かれます。それでも結ちゃんはハギャレンたちと電話で話したことで「ギャルたちから学んだギャル魂によって」授業終わりに速攻でギャルメイクしたり同級生をプリクラに誘ったりと「少しだけ結らしさを取り戻し」たのだそう…

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【24年秋ドラマ】『若草物語』第7話 若き創作者は「想定読者」をどう失うか

 恋愛とかオトコとかに見向きもせず、創作に没頭することに恍惚と不安を見出す若者を描いたドラマ『若草物語 ─恋する姉妹と恋せぬ私─』(日本テレビ系)も第7話。個人的には本作をそういう『ルックバック』(集英社)とか『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(劇団、本谷有希子)みたいなものとして見てきましたが、そうか、そういえば『若草物語』だったなと改めて思い直した回となりました。

 今回も…

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【24年秋ドラマ】『潜入兄妹』第8話 ジェットコースターサスペンスの中で整えられた「復讐と裏切りの構図」

「復讐という名の料理は、冷えてから食べたほうがおいしい」のだそうですよ。鳳凰(藤ヶ谷太輔)さんが言ってました。調べてみたらフランスの古いことわざだそうで、映画『ゴッドファーザー』(72)にも「復讐という名のスープは冷めたころが一番うまい」というセリフがあるんだそうです。覚えてないけど。

 ともあれ、そういう言い回しが実によく似合うノワールドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺匿名捜査官』(…

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『光る君へ』九州へと旅立つまひろは医師・周明と再会なるか、そして外道ぶりに歯止めがかからない道長の業

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NHK「大河ドラマ」(など)に登場した人や事件をテーマに、ドラマと史実の交差点を探るべく自由勝手に考察していく! 前回は続きを読む

【24年秋ドラマ】『海ダイヤ』長崎への原爆投下と戦没者を弔う浴衣姿のヒロインたち

 TBS版『タイタニック』のエンジンが、ついにフル稼働を始めました。1950年代の石炭採掘業で賑わう「軍艦島」と現代の東京をつなぐ日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)の第4話。百合子(土屋太鳳)が幼なじみの朝子(杉咲花)を嫌味の毒針を刺し続けていた理由が明らかになりました。百合子なりの精一杯の優しさだったのです。

 8月は日本人が否応なく「死」を意識する季節です。亡くな…

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【24年秋ドラマ】『ライオンの隠れ家』第7話 「障害者を演じる」ということ、坂東龍汰にその覚悟を見る

 ASDの青年・みっくん(坂東龍汰)とその兄・ヒロト(柳楽優弥)、そして2人が暮らす家に突然現れた男児・ライオン(佐藤大空)が繰り広げるドタバタハートウォーミングコメディにしんみりしていたら、さまざまな謎がバラまかれるハードサスペンスが差し込まれるという二重構造で見ているほうの脳みそも忙しかったドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系)も第7話。

 前回あたりからようやく情報が整理…

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『おむすび』第40回 糸島での本気の涙に共感したはずなのに……誰なんだこの人たちは

 NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』も丸2カ月が終わりました。

 第8週の「さよなら糸島 ただいま神戸」では、ギャルとして栄養士の専門学校に乗り込んだ結ちゃん(橋本環奈)が一度はギャルを否定されて意気消沈しつつ、ハギャレンたちに励まされたことで本来の自分を取り戻し、持ち前のギャルマインドを発揮。長期間にわたる農家の手伝いで得た野菜知識も生かして、ピンチを乗り切る様子が描かれま…

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【24年秋ドラマ】『わたしの宝物』第6話 “托卵”が美談だなんて、とんでもない! こりゃ地獄絵図ですよ

 先週のヒロキ(田中圭)が家族写真を撮ろうとして泣き出しちゃうシーンの切り抜き動画が拡散されたようで、この『わたしの宝物』(フジテレビ系)というドラマは“托卵”を美談にしようとしているなんて誤解が広まっているようですね。

 いやーんとんでもない、美談どころか地獄絵図ですがな。登場人物各々、心からビュービューと血が噴き出しております。痛い痛い。第6話、振り返りましょう。

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