好調キープの『コウノドリ』シーズン2、いよいよ星野源の“ツンデレ”が完全炸裂へ!?

 周産期医療センター(出産の前後を通して、産科と新生児科で連携した医療体制のとれる施設)を舞台としたヒューマン医療ドラマ『コウノドリ』(TBS系)。2年ぶりとなるシーズン2の第2話目が放送され、視聴率も11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調をキープ。その内容を振り返りたい。

 

■出産は奇跡、育児は現実

 

 前回の第1話で、心室中隔欠損(新生児の心臓の心室に穴が開いてしまっている)の子どもを身ごもっていることが発覚した佐野彩加(高橋メアリージュン)が引き続き登場。新生児の疾患は、さほど問題がないことがわかるが、いくら産科医師の四宮(星野源)や助産師の小松(吉田羊)が不安なことなどないかと質問をしても、佐野は執拗に「大丈夫です」としか口にせず、すぐに仕事復帰したいという焦りもあってか、一人で背負いすぎてるように見える。

 前回の終盤では、妻への無理解を謝罪した夫(ナオト・インティライミ)も、結局育児休暇を取らなかった事実が明かされ、泣きじゃくる赤ん坊を横にあやすでもなく呆然と一人佇む佐野妻の姿が、先の不安を予感させた。

 その際、主役の産科医師・鴻鳥(綾野剛)の声を借りたナレーションで「出産という奇跡の後には、現実が続いていく」と語られ、これはドラマの冒頭で語られた「出産は奇跡だ」という言葉を受けてのものなのだろうが、出産(一瞬の奇跡)から育児(長く続く現実)になだれ込むように突入する一連の苦労も繋げて描こうとしていることがわかる。

 特にそれを感じるのは、このドラマが完全な1話完結という区切り方ではなく、何話かにわたり並行して妊婦やその家族が登場し、幾つかの軸として散りばめられている点だ。2年前の前シリーズでも、妻を出産と同時に亡くしてしまった小栗旬がシングルファザーとして奮闘する様子を追いかけ、定期的にその後の苦労(働きながらの育児)が描かれていた。

 医師側からしてみれば、随時同時進行で複数の患者の経過を看ているわけだから、ドラマだからといって「一人出産したら次」とならないのは当然なのかもしれない。さらに、並行して見せることで、妊娠・出産だけでなく、その後も母親と新生児の両方の健康を連携し見守る「周産期医療センター」という施設の特色もよく表現されているといえるだろう。

 

■母体を選ぶか赤ちゃんを選ぶか

 

 そして、今回登場したもう一人の妊婦は、妊娠して間もなく自身が子宮頸がんに侵されていることが発覚した久保佐和子(土村芳)。子宮の入り口を一部切除したものの、すでに周囲に転移しており、胎児に転移はしないものの子宮を全摘出しなくてはならないことが告げられる。佐和子の選べる選択肢は2つ。

・子どもをすぐ諦め、子宮を全摘出する。
・子どもを出産した後、子宮を全摘出する。

 当然、子どもを望んでいたわけだし、子宮も摘出してしまうので、佐和子は後者を選択したいが、問題はお腹の子が、まだ19週という、出産するにはあまりに早すぎる段階(帝王切開でも、早期すぎるため子どもに疾患や後遺症などが出てしまう可能性がとても高い)だということ。生まれてくる子どもの健康のために、もう少し母体内での成熟を待ちたいが、当然その間に母体のがんが進行する恐れがある。

 子が母体にいるうちは抗がん剤も使えない。乱暴な言い方をすれば、母体を優先するか、それとも母体を危険にさらしてでも生まれてくる子のリスクを減らすか、という大変難しい選択。結果次第で正解がないため、夫婦も、医師も、安易には決めかねる案件だ。

■鴻鳥 vs 四宮

 

 カンファレンスと呼ばれる、医師やスタッフ同士の検討会議では、久保夫妻が妊娠継続し出産を希望する場合、主治医の鴻鳥は28週で出産させるつもりだと発言。これに対し四宮は、早すぎて子どもに障害が出る可能性があると反論、母体の様子を見つつ32週までは引っ張るべきだと主張。2人の意見は完全に対立する。

 生まれてくる子どもの健康を優先する四宮と、母体の治療と両立させたい鴻鳥。鴻鳥の気持ちの裏には、生まれてくる子どもに影響の出そうな治療を拒んで、産後すぐがんで亡くなった、鴻鳥自身の母親への思いがあるはずだ(前シリーズ5話)。

鴻鳥「お母さんのがんの状態は、フタを開けてみないとわからない」

四宮「フタを開けてから、ベビーに重い後遺症が残りました、じゃダメなんだ」

鴻鳥「予想以上にがんが進んでいたらどうする?」

四宮「ベビーに後遺症が予想以上に残ったらどうする?」

鴻鳥「もちろんそれもわかった上で僕は話してる」

 久々に見る鴻鳥と四宮の完全対立。鴻鳥に対してライバルであり親友である(あってほしい)四宮はツンデレが魅力なのだが、新たなシリーズになってからは前シリーズより距離が縮まったのか、やや「ツン」の部分が弱く見え、物足りなかった。久しぶりにがっつりと対立してくれて、後は心置きなく「デレ」を待つばかりだ。

 

■産科 vs 新生児科

 

「我々新生児科は、産科の出した結論に添います。その時は全力でサポートします」と新生児科のベテラン医師・今橋(大森南朋)は言うものの、カンファレンス後の若手同期2人だけの会話で、「(28週で子どもを取り出しても)うちのNICU(新生児集中治療室)なら大丈夫なんじゃない?」という産科医の下屋(松岡茉優)、それに対し「そんな簡単に言うな、信頼してくれるのはうれしいけど、こっち(新生児科=NICUを管轄)に丸投げしないでほしい」と反論する新生児科医の白川(坂口健太郎)、それを受けて「私たち産科は、別にあんたたちに責任を負ってほしいなんて考えてないよ」と返す下屋。産科は出産までが主な担当で、新生児科は生まれた後の(特に疾患や障害がある)子どもの治療が主な担当なので、原作でもこの立場の違いはよく描かれている。

 ちなみにこの産科医の下屋とNICUの白川が、少しいい関係になるのでは? と若干思わせるところもあるのだが、それが同期の友情なのか恋愛なのかはわからない。

 冷静になった白川が最後に言った「結局は子どもに何かあった時に、親がその現実を受け入れられるか受け入れられないかが問題なんだよな……」という言葉が、出産に関わる医師の気持ちを表している。

 

■「出産」女優は毎回実力派揃い

 

 子宮摘出は避けられないと告げられた診察室を出てすぐ、夫(福士誠治)に子どもも産めなくなるのだから離婚していいよと言い出す佐和子。もちろん離婚したいわけではないのだろうが、どうしていいのかわからなくてなってしまった妻としての、女性としての苦悩がよく表れているシーン。

 ここで、NHK朝ドラ『べっぴんさん』でも主人公の友人・君ちゃんとして脇を締めていた土村が魅せる。診察室内で「子どもを産みたい」と涙する芝居も見事で、脚本上目立つ役ということもあるが、それを差し引いても光っていた。

 この女優、芝居のうまさというか、質が黒木華に似ているなと思っていたら、京都造形芸術大学映画学科俳優コースで、黒木の一つ後輩に当たる。しかも、かなり影響を受けたとのことで、どこか納得。

 先週の志田未来もそうだが、このドラマの妊婦役には達者な女優が多く、2年前の前シーズンでも、子どもを捨てる母親の苦悩を鬼気迫る演技で演じた清水富美加(第1話)や、無事産まれたばかりの我が子を、出産と同時に里子に出すため別れを告げねばならない中学生女子の、喜びと後悔の入り混じった非常に複雑な心理状態を見事に演じきった山口まゆ(第5話=神回とされる)などの演技が印象深い。男優の塩顔配役以上に、ゲスト女優の配役もこだわっているようだ。当たり前か。

■原作との違い

 

 原作コミックでは、鴻鳥が、出産時期の決断で悩む久保の夫(原作では市川姓)を、自身が育てられた養護施設に連れて行き、自身が出生の際に同じ子宮頸がんで母親を亡くしていることを伝える。そこで鴻鳥の養母・景子ママ(綾戸智恵)が久保に言った「彼女(鴻鳥の亡くなった母親)はサクラ(鴻鳥)を育てたかったと思うよ」という言葉が、夫が早期出産を妻に希望するきっかけとなっていた。

 しかし今回のドラマでは、おそらく迷っているのであろう鴻鳥が、単身養護施設を訪ねる設定になっており、そこで前述の養母の言葉を自ら聞き、早期出産を久保夫妻に勧めることを決める流れになっているので、若干意味合いが違ってきている。ちなみに母親の死因は、ドラマでは乳がんだ。

 この後、鴻鳥は、28週での出産を久保夫妻に提案する際「お母さんご自身の手でお子さんを育てて欲しいからです」と思いを込める。

 結局、母体を守るため早期出産を望む夫に対し、妻・佐和子はもし自分が死んでも、夫一人で育てる苦労が少しでも減るように、例え自身のがんが進行したとしてもギリギリまで体内で子どもを育み健康に産んであげたい(32週での出産)とし、夫婦間でも意見は対立する。

 しかし夫の「2人で育てるんだ、俺たちの子だよ? 3人の人生だよ?」との言葉に、妻も28週での早期出産を決意する。先週、育児を「手伝う」と発言し、四宮に「手伝うじゃないだろ? あんたの子どもだ」と一喝されてしまったナオト・インティライミが聞いたら、気まずいであろうほどの久保の夫の言葉。いや、言われたのはナオト本人ではなく佐野の夫としてなのだが、なぜか星野源にナオトが怒られた印象になってしまうのが忍びない。

 

■子宮頸がん予防ワクチン

 

 今回、子宮頸がん予防ワクチンの使用の是非についても描かれている。子宮頸がん予防ワクチンは、唯一予防できる可能性が高いワクチンと言われているが、運動障害など副作用らしき事例が複数起き、現在は推奨されていない。しかし、それがそのワクチン自体によるものなのか因果関係は正式には解明されておらず、ワクチンを打っていれば助かった命も多かったとの意見もある。

 日本では毎年、約1万人が新たに子宮頸がんになり、約3,000人が亡くなっているという現状の中、ワクチンが危険なモノなのかはっきりとした結論は出されておらず、ドラマでもあえてこの結論は出さずに、この議論そのものを登場人物の口で語らせ、問題提起している。自身も子宮頸がんで摘出手術を受け、ワクチンを推奨したことで一部で問題視された三原じゅん子参院議員と絡めて覚えている方も多いのではないだろうか。

 

■おもしろシーン

 

 題材が題材なだけに真面目なシーンが多いこのドラマで、時折挟み込まれるわずかな面白パート。前シーズンではダジャレを連発する麻酔医・船越(東京03・豊本明長)がその多くを担っていたが、今回は登場していないため、どうするのかと思っていたら逸材が現れた。

 医師や助産師らが休憩中に育児のストレスを語り合っている際、地味なソーシャルワーカーの向井(江口のりこ)が自身の一番の苦労として、「(旦那が)私のこと、子どもを産んでからも女として見るんです……」とつぶやき、休憩中の全員を絶句させる。食事の途中で、あからさまに中座する下屋や鴻鳥、タイミングを逃し向井に捕まる小松などを巻き込み、突然のコメディパートに。

 四宮と小松のじゃれあいなど、他にも息抜き的な場面はあるのだが、ここだけ際立って攻めている印象を受けた。思い返せば、前シーズンでも何の前触れもなく、その素朴な顔面を突如「ツタンカーメン」といじられ、即座に「関係ないし」と不機嫌に応答するなどピンポイントながら見事な印象を残していた(ここもネット上で好評だった)のだが、今回もこのホームランを機に、緊張の多いこのドラマに緩和を差し込んで欲しい。

 個人的には、突如、向井を「ツタンカーメン」といじったぽっちゃり助産師の真田(小林きな子)と2人はいい凸凹コンビだと思うので、前シリーズでもあったクリスマスでのレクリエーション会では是非2人でC-3POとR2-D2に扮していただきたい。

 ちなみに原作コミック(14巻)では、気分の優れない久保の妻(原作では市川姓)が自宅でお笑いのDVDを鑑賞している場面があり、そのトリオの風貌が、どう見ても東京03っぽい。これは東京03・豊本がレギュラー出演していた前シーズンの放送より半年は前のことなので、つまりドラマ以前から原作に登場させるほど、原作者の鈴ノ木ユウが彼らのファンだから3人がキャスティングされた(角田晃広は第1シーズンの7話ゲストとして、飯塚悟志は最終話にエキストラ的に出演)のでは? と思っていたら、どうやら鈴ノ木と東京03・角田が大学時代に同じ音楽サークルだったのが発端らしい。交流はなかったらしいが。

■今後の見どころ

 

 結局、久保の出産も子宮摘出手術も成功し、子どもの経過も順調、がんの転移も見つからなかった。

「運が良かったな」という四宮に、「お母さんが子どもを助けたいって思いが勝ったんだよ」という鴻鳥。しかしここで四宮のデレが炸裂する。

「いや、母親の手で子どもを育てさせたいっていうお前の思いが、勝ったんじゃないか」

 そう言い残して新生児集中治療室を出る四宮。少しだけニヤつく鴻鳥。いやーライバルって本当にいいもんですね! と水野晴郎が出てきても許せるシーン。

 お腹の中で大きくなるまで子どもを育てられなかった劣等感を感じたと告白する久保妻に「ちょっと、早く生まれちゃったけど、赤ちゃんがご家族と一緒に生きていくために、この誕生日を選んだんです」と、告げる今橋医師。出産を経験した女性が特に支持するドラマなのもわかるなーと思った直後、産後うつらしき佐野彩加が病院の屋上に立ち、まさに飛び降りようとしているシーンで次週へ続く。無事出産したからといって、そこで終わりではないという周産期医療の現場をドラマチックに描き出す。

 今後、気になるのは、鴻鳥がよく回想している赤ちゃんを抱えた三浦芽美(松本穂香)という存在、そして今回、四宮に対し「正式に離婚しました」と告げた謎の妊婦・三上いづみ(柊瑠美)だ。

 特に三上と四宮が2人きりで病院外のカフェで会話をするシーンでは、フリかもしれないが男女関係を匂わせる空気もあった。医療に携わる側の男女はたくさんいるのに、シリーズ通して、そして原作でも特に恋愛模様が描かれたことはないので、貴重な要素になるのかもしれない。

 このカフェのシーンで四宮が珍しく私服(白い丸首インナーに、黒のカジュアルなジャケット)だったため、ネットでは女性ファンがざわめいており、改めて巷での四宮人気を感じる。

 ちなみに主役である鴻鳥は謎の人気ピアニストとしての一面もあるのだが、今シリーズではあまりその必然性がなく、設定を持て余しているように見えるので、今後展開にからめていただけたらうれしいです。
(文=柿田太郎)

綾瀬はるかと西島秀俊の“パナソニック夫婦”が大人気! 『奥様は、取り扱い注意』2ケタキープ

 綾瀬はるかと西島秀俊のイチャイチャシーンも好評の『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。そういえば2人って、どちらもパナソニックのCMキャラクターを務めている“パナソニック夫婦”なんですね。こないだ、ヤマダ電機で同社の洗濯機を値切っているときに気付きました。

 初回から平均視聴率2ケタをキープしている同作ですが、25日放送の第4話も11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調。毎回、冒頭でちょっとずつ明かされる主人公の生い立ちも気になりますし、西島演じる夫の正体も気になる!

 ということで、第4話のあらすじを振り返ります。

■刑事的な嗅覚もすごい!

 最近、近所に住むセレブ主婦・美佐子(星野真里)が自宅で開いている「読書会」に、優里(広末涼子)や京子(本田翼)と共に参加している菜美(綾瀬はるか)。この日も「読書会」のために美佐子宅を訪れると、1人息子の悠斗くんが誘拐され、犯人から身代金1億円を要求されているとのこと。犯人がポストに投函したスマホには、「警察に通報したら息子を殺す。必ず殺す」とのメッセージが保存されているほか、リアルタイムで「ママー、助けてー」と泣き叫ぶ悠斗くんの動画まで送られてきます。

 そうこうしていると、美佐子の夫・光雄が仕事先から慌てて帰宅。美佐子は「警察に頼みましょう」と持ちかけますが、光雄は「身代金を払えば、悠斗は帰ってくる」の一点張りです。

 なお、犯人は謎の男子大学生の3人組(柾木玲弥ほか)。イベントで作った借金を返済するため、悠斗くんを誘拐したようです。

 その後、悠斗くんの家庭教師を務める真純(佐野ひなこ)が、いつものように美佐子の家へ。すると、スマホに「今、入っていった家庭教師を身代金の運び役にする」とのメッセージが。犯人に監視されていることに怯える美佐子たちですが、菜美はすでに何かに気付いたようで、この晩は美佐子の家にお泊まり。光雄や真純の動きを窺います。

■見どころは回し蹴り?

 翌日、どうしても1億円が工面できなかった光雄は、犯人に「7,000万円で許してください」と交渉。すると、この直後に真純のケータイに電話が。「実家の母から」と席を外し、犯人に監視されているかもしれないのに、外で何者かと電話する真純。実は真純は、この誘拐事件を企てた張本人。さらに菜美は、光雄の表情から、真純が光雄の愛人であったことを見抜きます。

 何かを思い立ったように、美佐子の家を後にし、謎のクリーニング店へ入っていく菜美。店の店主(西尾まり)と共に奥の隠し部屋へ入ると、そこには複数台のパソコンが。美佐子は店主に、この街の防犯カメラのデータを入手するよう依頼。すぐに悠斗くんを誘拐した車のナンバーを割り出します。

 犯人の居場所を突き止めた菜美は、店主から借りたコミカルな帽子と丸いサングラスで変装し、窓から堂々と突入。犯人を掌底や回し蹴りであっという間にノックアウトし、縄で縛った後、地下室に監禁されている悠斗くんを残したまま公衆電話へ。警察に「不審な人間が出入りしている」と通報し、犯人の大学生と真純は御用となりました。

 なお、真純は、光雄との子どもをおろしたショックから犯行に及んだとか。さらに、全てを知った美佐子は光雄と離婚してしまいました。この辺、菜美のナレーションでサラッと説明されましたが、よく考えると、なかなかヘビーなお話だ……。

■キリッとした綾瀬にメロメロ

 これまでの夫のDVに悩む主婦や、ママ友同士のイジメ問題と違い、今回は明らかに事件であったため、綾瀬が終始、キリッとした表情をキープ。前回の“ユッサユッサジョギング”のようなお色気シーンはありませんでしたが、同作で“カッコいい綾瀬を見たい派”の筆者としては、大満足でした。

 また、今回のアクションシーンでは、階段の手すりを使ったアクロバティックな回し蹴りに興奮! 前回の敵は青木さやかでしたが、やっぱり敵は男性のほうがスカッとしますね。

 というわけで、「変装したところで、綾瀬も街の防犯カメラに映ってるんじゃ……、そして、警察に見られたらバレるんじゃ……、いや、その辺はぬかりなくやってるか……?」というモヤモヤを除けば、安定感抜群だった『奥様は、取り扱い注意』第4話。次回は菜美が勇輝を置いて家出しちゃうみたいなので、見るしかないですね。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

綾瀬はるかと西島秀俊の“パナソニック夫婦”が大人気! 『奥様は、取り扱い注意』2ケタキープ

 綾瀬はるかと西島秀俊のイチャイチャシーンも好評の『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。そういえば2人って、どちらもパナソニックのCMキャラクターを務めている“パナソニック夫婦”なんですね。こないだ、ヤマダ電機で同社の洗濯機を値切っているときに気付きました。

 初回から平均視聴率2ケタをキープしている同作ですが、25日放送の第4話も11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調。毎回、冒頭でちょっとずつ明かされる主人公の生い立ちも気になりますし、西島演じる夫の正体も気になる!

 ということで、第4話のあらすじを振り返ります。

■刑事的な嗅覚もすごい!

 最近、近所に住むセレブ主婦・美佐子(星野真里)が自宅で開いている「読書会」に、優里(広末涼子)や京子(本田翼)と共に参加している菜美(綾瀬はるか)。この日も「読書会」のために美佐子宅を訪れると、1人息子の悠斗くんが誘拐され、犯人から身代金1億円を要求されているとのこと。犯人がポストに投函したスマホには、「警察に通報したら息子を殺す。必ず殺す」とのメッセージが保存されているほか、リアルタイムで「ママー、助けてー」と泣き叫ぶ悠斗くんの動画まで送られてきます。

 そうこうしていると、美佐子の夫・光雄が仕事先から慌てて帰宅。美佐子は「警察に頼みましょう」と持ちかけますが、光雄は「身代金を払えば、悠斗は帰ってくる」の一点張りです。

 なお、犯人は謎の男子大学生の3人組(柾木玲弥ほか)。イベントで作った借金を返済するため、悠斗くんを誘拐したようです。

 その後、悠斗くんの家庭教師を務める真純(佐野ひなこ)が、いつものように美佐子の家へ。すると、スマホに「今、入っていった家庭教師を身代金の運び役にする」とのメッセージが。犯人に監視されていることに怯える美佐子たちですが、菜美はすでに何かに気付いたようで、この晩は美佐子の家にお泊まり。光雄や真純の動きを窺います。

■見どころは回し蹴り?

 翌日、どうしても1億円が工面できなかった光雄は、犯人に「7,000万円で許してください」と交渉。すると、この直後に真純のケータイに電話が。「実家の母から」と席を外し、犯人に監視されているかもしれないのに、外で何者かと電話する真純。実は真純は、この誘拐事件を企てた張本人。さらに菜美は、光雄の表情から、真純が光雄の愛人であったことを見抜きます。

 何かを思い立ったように、美佐子の家を後にし、謎のクリーニング店へ入っていく菜美。店の店主(西尾まり)と共に奥の隠し部屋へ入ると、そこには複数台のパソコンが。美佐子は店主に、この街の防犯カメラのデータを入手するよう依頼。すぐに悠斗くんを誘拐した車のナンバーを割り出します。

 犯人の居場所を突き止めた菜美は、店主から借りたコミカルな帽子と丸いサングラスで変装し、窓から堂々と突入。犯人を掌底や回し蹴りであっという間にノックアウトし、縄で縛った後、地下室に監禁されている悠斗くんを残したまま公衆電話へ。警察に「不審な人間が出入りしている」と通報し、犯人の大学生と真純は御用となりました。

 なお、真純は、光雄との子どもをおろしたショックから犯行に及んだとか。さらに、全てを知った美佐子は光雄と離婚してしまいました。この辺、菜美のナレーションでサラッと説明されましたが、よく考えると、なかなかヘビーなお話だ……。

■キリッとした綾瀬にメロメロ

 これまでの夫のDVに悩む主婦や、ママ友同士のイジメ問題と違い、今回は明らかに事件であったため、綾瀬が終始、キリッとした表情をキープ。前回の“ユッサユッサジョギング”のようなお色気シーンはありませんでしたが、同作で“カッコいい綾瀬を見たい派”の筆者としては、大満足でした。

 また、今回のアクションシーンでは、階段の手すりを使ったアクロバティックな回し蹴りに興奮! 前回の敵は青木さやかでしたが、やっぱり敵は男性のほうがスカッとしますね。

 というわけで、「変装したところで、綾瀬も街の防犯カメラに映ってるんじゃ……、そして、警察に見られたらバレるんじゃ……、いや、その辺はぬかりなくやってるか……?」というモヤモヤを除けば、安定感抜群だった『奥様は、取り扱い注意』第4話。次回は菜美が勇輝を置いて家出しちゃうみたいなので、見るしかないですね。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

スーパー外科医・大門未知子、ゆとり世代に医師としての覚悟を問う!『ドクターX』第2話

 米倉涼子がフリーランスの凄腕外科医を演じるドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)第5期の第2話が19日に放送され、平均視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.3ポイント下落となってしまいました。

 その前回、東帝大学病院とフリーランス契約を交わした未知子は、困難な手術を成功させたことで伊東亮治(野村周平)ら“ゆとり世代”の若手医師たちから一目置かれるようになりました。親子ほども年齢が離れた両者ですが、先輩医師に対して意見をきっちり通したり、院長回診を無駄だと判断し参加しないなど、その言動には相通じるところがあるのです。

 そんなある日、病院長・蛭間重勝(西田敏行)のもとへ挨拶に訪れた亮治の母・不二子(中田喜子)が吐血。内視鏡検査したところ、進行胆のう癌肉腫が見つかります。この腫瘍は切除が極めて困難であり、若手では成功例がありません。それを実の息子・亮治が成功させれば世界的なPRになる。そう算段した日本医師倶楽部の会長・内神田景信(草刈正雄)が蛭間に命じ、亮治が執刀医を務めることになります。

 しかし、不二子は手術を拒否。また、私立の三流医大に入学した際に不二子が裏金を納めていたことを知って以来、ドライな関係になってしまった亮治は、無理に手術を勧めることはしません。

 一方、なんとか不二子の手術を実現させたい蛭間のもとに、ロビーに落ちていたというデジタルカメラが届きます。その中には東帝大学病院の医師たちのプライベート盗撮画像が入っているのです。実はこれ、亮治を想う不二子が職場の人間関係を気にして撮影したものなのですが、蛭間はこれを利用することに。盗撮を告発されたくなければ同意書にサインをしろと不二子を脅すのです。

 まさかの手術決行に亮治は暗い表情を浮かべるのですが、未知子はそれがギクシャクした親子関係からくるものではなく、手術への自信のなさだと見抜きます。そして一言、「意地を張るのと覚悟を決めるのは違う」と言い放つのです。その言葉に奮起した亮治は執刀することを決断。そして助手に未知子を指名します。

 迎えた手術本番。突如として謎の大量出血が起こり、亮治は取り乱してしまいます。そこへすかさず「あんたの覚悟は?」と未知子から一喝されたことで冷静さを取り戻し、一時的に心臓停止させて出血点を探すことにするのですが、なかなか見つかりません。これは無理だと判断した未知子は、亮治を強引に押しのけて手術を無事に成功させます。

 しかし、執刀医が未知子ではニュースバリューは落ちる。そう判断した蛭間は、手術成功は亮治の手柄ということにして会見を開くことに。ただ、ここで計算外の事態が発生。未知子のオペ技術やプロフェッショナルな姿勢に感服した亮治は、自分にはそれがないと気づき、今回の手術がすべて未知子の手によるものだったこと、さらに医師を辞めてミュージシャンの道を志すことを発表してマスコミの前から立ち去ってしまうのです。その様子をテレビで見ていた内神田は立腹。未知子を日本の医療界から追放することを決意したところで今回は終了となりました。

 さて、感想。今回の予告動画では、“ハケンの女VSゆとり世代”と煽っていたため、未知子と若手医師たちがバチバチとやり合うのかと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。対立するどころかマイペースな言動がソックリなのです。ただ、その行動原理はまったく異なります。亮治らはお金やステータスを重視。そういった意味では、先輩医師らとなんら変わりはないのですね。

 その一方、人命を救うこと自体に情熱やプライド、責任感を抱く未知子は、お金や名声にはまったくの無頓着。前シリーズまで、恩師であり神原名医紹介所の所長を務める神原晶(岸部一徳)に高額なギャラをネコババされていたことも知らなかったほどなのです。

 世代間の違いなど興味はない。ただ、患者の命を救うために全力を尽くすという医師としての覚悟が亮治にあるのかを未知子は問いたかったのでしょう。だからこそ、普段は拒否する助手というポジションもあまんじて受け入れた。そして、オペの最中にその背中で医師としての在り方を教えたのです。

 未知子のその想いを亮治は感じ取っただけに、医師を辞める展開にしたのは残念でした。あっさり方向転換してしまうことでゆとり世代の“らしさ”を表現したのかもしれませんが、未知子の背中を追って成長させて欲しかったです。

 しかし、亮治と同世代の医師はまだ残っています。未知子が彼らにどう接していくのか、また次回からは内神田が率いる日本医師倶楽部によって未知子潰しが本格的に始まるということで、その運命やいかに。放送を待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

フジ月9ドラマ“復活”は一瞬の幻? 篠原涼子主演『民衆の敵』は最悪スタート!

 フジテレビの看板ドラマ枠である月9の篠原涼子主演『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(月曜午後9時~)が23日に放送開始したが、初回視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、2ケタに届かず、最悪の発進となった。

 同ドラマは、当初16日に初回を迎える予定だった。だが、選挙シーンがあり、「第48回衆議院議員総選挙」(22日投開票)の選挙期間にあたることを配慮して、23日初回に変更された。また、同日、前番組の『プロ野球セ・リーグ クライマックス・シリーズ ファイナルステージ 広島×DeNA』が放送延長となり、30分遅れのスタートとなったことも、多少は影響があったものと思われるが、それにしても、初回としては低い数字。今や、すっかり“フジ御用達女優・俳優”となった桐谷美玲、成田凌のゲスト出演もあったが、その投入効果もさほどなかったようだ。

 篠原自身にとっては、前回主演を務めながらも、平均8.7%と振るわなかった、同局の連ドラ『オトナ女子』(2015年10月期)の初回9.9%をも下回り、早くも暗雲が立ち込めてしまった。

 月9の初回は、4月期の『貴族探偵』(嵐・相葉雅紀主演)が11.8%、7月期の『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-3rd season』(山下智久主演)が16.3%と2期連続で10%を超えていたが、1月期の『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演)の8.5%以来、3期ぶりの1ケタ発進となった。

 不振が続き、一時は“月9消滅”説すら飛び交ったが、前クールの『コード・ブルー』が平均14.8%をマークする大ヒットとなり、“延命”が決定。2クール連続で高視聴率を挙げれば、消滅説も吹き飛ばすことができる。しかし、『民衆の敵』初回が1ケタ台で先行き不安なスタートとなり、“月9復活”は一瞬の幻に終わりそうだ。

 初回は、息子を持つ主人公の佐藤智子(篠原)と、夫・公平(田中圭)がともに理不尽な理由で、仕事をクビになり、夫婦同時に職を失う。そんなとき、インターネットで職探ししていると、二人が住む「あおば市」の議員の当選確率は80パーセントで、就職試験の合格率より、よほど高く、報酬は年950万円と知るや、智子は出馬を決意。ママ友たちのサポートを受けて選挙戦を戦い抜く。最終的に次点で、いったんは落選が決まるも、最後の議席を争ったライバル・磯部真蔵(笹野高史)が体調問題を理由に辞退したため、智子が繰り上げ当選となるという展開だった。

 選挙戦を戦ったライバル陣として、笹野のほか、今をときめく高橋一生、トレンディエンジェル・斎藤司、千葉雄大、前田敦子、古田新太、若旦那、大澄賢也が登場。市長役で余貴美子、ママ友役で石田ゆり子、江口のりこらが出演した。

 ネット上の視聴者の反応は「選挙、政治、世間をなめすぎ。あんな弁明に拍手を送る聴衆なんていない」「政治を扱ったドラマとはいいがたいくらい軽い。もっとコメディに徹すべき」「選挙は、あんなに簡単にうまくいかない。非現実的」「いい役者を揃えたのに、使い方がヘタ。無駄遣いに見える」といった調子で、手厳しい意見も多い。

 視聴者の指摘のように、確かにキャストはなかなか豪華。“政治ドラマ”という点では、希少性も高い。それをうまく、演出や脚本で生かせなければ、第2話以降も浮上することは難しいかもしれない。
(文=田中七男)

新ドラマでボディーガード役の木村拓哉、『SP』との比較で「岡田准一より格下」評価が確定する!?

 私、失敗しないので……とは、いかないかもしれない。

 現在、米倉涼子主演で高視聴率を連発しているドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)の後番組として、来年1月から元SMAP・木村拓哉が主演する『BG~身辺警護人~(仮)』がスタートすることがわかった。

 今回木村が演じるのはボディガード役で、拳銃を持たずに丸腰で危険に立ち向かう民間警備会社の身辺警護人だという。いつもに増して「かっこいいキムタク様」が描かれそうな設定だが、ネット上では早くも“爆死フラグ”が立っているようだ。

「『BG』というタイトルや、ボディガードという役どころは、後輩であるV6・岡田准一が2007年に主演した『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)を彷彿とさせるため、ネット上では2人の比較が盛り上がっています。とはいえ、評価は一方的。演技力では、『永遠の0』『蜩ノ記(ひぐらしのき)』で日本アカデミー賞の主演&助演の2冠を受賞している岡田に軍配が上がる。そしてアクションでも、ブルース・リーが創設した実戦格闘技ジークンドー、フィリピンの国技武術エスクリマ、総合格闘技USA修斗の3分野でインストラクターの資格を有するほどの武闘派である岡田の圧勝でしょう。44歳の木村には、岡田ほどのアクションは期待できず、見劣りしてしまうのは間違いない。実際、番組の公式サイトには『アクション』の文字はなく、脚本家も『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)の井上由美子氏だけに、アクションよりも恋愛の要素が強くなりそうです」(テレビ誌ライター)

『BG』が『ドクターX』の高視聴率をそのまま引き継げればいいが、もし爆死となればキムタクの人気凋落がよけいに目立つため、諸刃の剣ともいえそう。そうなれば、いよいよ「木村は岡田より下」との評価が固まってしまうかもしれない。

新ドラマでボディーガード役の木村拓哉、『SP』との比較で「岡田准一より格下」評価が確定する!?

 私、失敗しないので……とは、いかないかもしれない。

 現在、米倉涼子主演で高視聴率を連発しているドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)の後番組として、来年1月から元SMAP・木村拓哉が主演する『BG~身辺警護人~(仮)』がスタートすることがわかった。

 今回木村が演じるのはボディガード役で、拳銃を持たずに丸腰で危険に立ち向かう民間警備会社の身辺警護人だという。いつもに増して「かっこいいキムタク様」が描かれそうな設定だが、ネット上では早くも“爆死フラグ”が立っているようだ。

「『BG』というタイトルや、ボディガードという役どころは、後輩であるV6・岡田准一が2007年に主演した『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)を彷彿とさせるため、ネット上では2人の比較が盛り上がっています。とはいえ、評価は一方的。演技力では、『永遠の0』『蜩ノ記(ひぐらしのき)』で日本アカデミー賞の主演&助演の2冠を受賞している岡田に軍配が上がる。そしてアクションでも、ブルース・リーが創設した実戦格闘技ジークンドー、フィリピンの国技武術エスクリマ、総合格闘技USA修斗の3分野でインストラクターの資格を有するほどの武闘派である岡田の圧勝でしょう。44歳の木村には、岡田ほどのアクションは期待できず、見劣りしてしまうのは間違いない。実際、番組の公式サイトには『アクション』の文字はなく、脚本家も『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)の井上由美子氏だけに、アクションよりも恋愛の要素が強くなりそうです」(テレビ誌ライター)

『BG』が『ドクターX』の高視聴率をそのまま引き継げればいいが、もし爆死となればキムタクの人気凋落がよけいに目立つため、諸刃の剣ともいえそう。そうなれば、いよいよ「木村は岡田より下」との評価が固まってしまうかもしれない。

NHK朝ドラ『わろてんか』は『純と愛』『まれ』以来のハズレ作?「吉本大物芸人が急きょ参戦の可能性も」

 有村架純主演の『ひよっこ』の後を受け、10月から始まったNHKの朝ドラ『わろてんか』だが、その評判が何とも芳しくない。

『わろてんか』は、吉本興業の創業者・吉本せいがモデルとなった作品。明治後期の大阪を舞台に、「笑って生きる」ことこそが自分の人生の希望だと信じるヒロイン・藤岡てん(葵わかな)が、夫の藤吉(松坂桃李)とともに、笑いを商売にするために奮闘する姿を描くストーリーとなっている。

 松坂に加え、ヒロインの両親役に遠藤憲一と鈴木保奈美、さらに鈴木京香、濱田岳、高橋一生、千葉雄大、竹下景子、広瀬アリスなど、NHKならではの豪華ラインナップをそろえた『わろてんか』。しか現時点での評判は今ひとつだ。テレビ情報誌記者が語る。

「右肩上がりに数字を上げて終わった『ひよっこ』に続く作品だけに、期待されていた『わろてんか』ですが、数字的には厳しい結果が出ています。1週目の平均視聴率は20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、まずまずの数字でしたが、2週目は19.4%、3週目は18.8%と、みるみる低下。『ひよっこ』の最低視聴率は17.5%(第50話)でしたが、『わろてんか』は第16話で早くも17.7%を記録しています」

 実際、Twitterで『わろてんか』というキーワードで検索すると、

「わろてんか 残念ながらリタイアです。もう耐えられない」

「わろてんかはもう脱落しそう…放送始まってから7:55にセットしてたアラームを解除した……」

「もうだめだ。離脱します。なかなか面白くならないし、イビり見たくない」

「わろてんか 我慢して見てるけどそろそろ限界」

 など、視聴継続を諦める報告が次々と登場。前出の記者は、こう語る。

「ここ5年間で最も視聴率が悪かった朝ドラは、夏菜がヒロインを演じた『純と愛』(2013年)で17.1%、ワースト2は土屋太鳳がヒロインの『まれ』(15年)で19.4%でしたが、これだけ評判が悪いと、ワースト記録の更新もありそうです。『純と愛』はヒロインががなり立てるシーンが多く、不条理で不愉快なストーリーが視聴者をイライラさせ、『まれ』はヒロインのキャラ設定がブレブレで、視聴者をあきれさせましたが、『わろてんか』は、ベタすぎるストーリーが不評のようです。ただ、不評の理由とは矛盾しますが、朝ドラに視聴者が求めるのは、基本的には“ベタ”な展開です。制作が大阪放送局、ヒロインのモデルが吉本興業の創業者ということで、“ベタすぎる”のは仕方がありませんが、これがハマればV字回復もあるでしょう。それでもダメなら、吉本所属の大物芸人が急きょ参戦するパターンもあるかもしれません」

 NHKが『わろてんか』でニッコリ笑顔になる日はやってくる?

『ドクターX』独走! Dフジオカ評判ガタ落ち!? 『ひよっこ』脚本家ドラマが大コケ中……秋ドラマ初回ランキング

 続々とスタートした秋ドラマ。初回平均視聴率をランキングで振り返ります。

トップはやっぱり『ドクターX』!

 トップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

1位『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)20.9%
2位『相棒 season16』(テレビ朝日系)15.9%
3位『陸王』(TBS系)14.7%
4位『コウノドリ』(TBS系)12.9%
5位『科捜研の女』(テレビ朝日系)12.3%
6位『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)11.4%
7位『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)10.1%
8位『監獄のお姫さま』(TBS系)9.6%
9位『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)9.0%
10位『明日の約束』(フジテレビ系)8.2%

 トップは、予想通りの米倉涼子主演『ドクターX』第5期。権力闘争が渦巻く大学病院内で未知子が傍若無人に振る舞った挙げ句、「失敗しないので」と困難な手術を大成功させてニンマリ……というお決まりのフォーマットながら、視聴者を飽きさせない工夫が人気の秘密。今期から加わった草刈正雄の“ステーキ大好きキャラ”にも注目です!

 3位は、見る前から「これ面白いやつでしょ?」と言いたくなるような要素満載の役所広司主演『陸王』。池井戸潤原作、八津弘幸脚本、福澤克雄演出と、「日曜劇場」の大ヒットドラマ『半沢直樹』『下町ロケット』と同じ布陣です。が、テレ朝の人気シリーズには勝てず。ただ、『下町ロケット』も初回16.1%から、最終回22.3%まで上昇しましたから、まだわかりません。

 意外にも役所は、時代劇『盤嶽の一生』(フジテレビ系)以来、15年ぶりの連ドラ主演だとか。経営難の足袋屋が“足袋っぽいマラソンシューズ”を作るストーリーで、『下町ロケット』と似たパターンではありますが、きっと第2話(27日放送)の役所と寺尾聰のシーンなんて、いぶし銀俳優のぶつかり合いに、きっとブルブル震えちゃうと思います。

おディーン様の評判ガタ落ちか

 4位は、男性キャストが“塩顔揃い”の綾野剛主演『コウノドリ』シーズン2。さまざまな出産パターンを見せてくれる同作ですが、筆者は前シーズンの放送中に身ごもっていたため、見るたびに涙をゴウゴウと流しながら期待と不安に襲われていました。が、産後に見返したところ、感情はそこまで揺さぶられませんでした。要は、見る人の現状によって、ここまで受け取り方が異なるドラマもなかなかないかと……。

 なお、約2年ぶりとなる今シーズンは、前シーズンで生まれた赤ちゃんのその後も描かれるとか。早速、初回では、2年前に遺伝子疾患の18トリソミーの役を演じた男児が、2歳に成長した姿を見せてくれました。

 また、放送に伴い、マスコミに綾野のヤンチャ伝説が蒸し返されているようで。これまで、六本木の路上で立ちションしている姿がスクープされたり、女関係の暴れん坊ぶりをたびたび報じられている綾野ですが、岐阜時代のヤバい逸話の数々については、本人が「岐阜に置いてきた」と言っているとか。

 なお、日テレといえば、武井咲とディーン・フジオカがダブル主演を務める『今からあなたを脅迫します』が、初回8.0%でランク外に。武井はいつも通りのさっぱりとした演技を見せていますが、民放連ドラ初主演のおディーン様は、どこまでも一本調子。これが、悪い意味で転機になるかもしれません。

『ひよっこ』脚本家のドラマが大コケ中!

 10位は、井上真央の独立後初主演となる『明日の約束』。12年前に実際に起きた「長野・丸子実業 いじめ自殺事件」を元にした作品ですが、現在、ドラマの公式サイトを見ても、そのことは全く押し出されていません。当時、マスコミが踊りに踊らされた事件なだけに、いろいろと問題があるのでしょうか?

 ちなみに、同作は、とことん暗い題材が、どこまでも暗く描かれている、どんよりドラマ。絶望的な気分になりたい夜には、是非。

 また、視聴者の評判と視聴率が比例していないのが、浅野忠信主演『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)。ネット上で「フジテレビ見直した」「今期で一番面白い」との声が相次いでいるにもかかわらず、初回は7.6%。第2話で5.8%まで落ち込んでしまいました。特に若い層は、「浅野忠信って誰?」って感じなのかもしれませんね。

 豪快なお滑りスタートを切ったのが、金曜夜8時台で放送中の沢村一樹主演『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』(テレビ東京系)。初回はなんと4.4%でした。同枠前クールの小泉孝太郎主演『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』の初回が7.1%でしたから、いかにヤバイかわかります。

 しかし、脚本はNHK『ひよっこ』も手掛けた売れっ子・岡田惠和氏が手掛けており、放送前には「テレ東が同枠に本腰を入れた」と話題だったんですよ。なぜこんなことに……。テレ東の宣伝ミスでしょうか? 視聴者の満足度はかなり高いようですから、今後、好転するといいですね。

 日刊サイゾーでは、ここで取り上げなかったドラマも含め、全話レビューをほぼ毎日更新中! まだ余裕で追いつけますから、お気に入りのドラマを見つけましょう。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

▼サイゾードラマ全話レビュー
http://www.cyzo.com/review.html

『ドクターX』独走! Dフジオカ評判ガタ落ち!? 『ひよっこ』脚本家ドラマが大コケ中……秋ドラマ初回ランキング

 続々とスタートした秋ドラマ。初回平均視聴率をランキングで振り返ります。

トップはやっぱり『ドクターX』!

 トップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

1位『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)20.9%
2位『相棒 season16』(テレビ朝日系)15.9%
3位『陸王』(TBS系)14.7%
4位『コウノドリ』(TBS系)12.9%
5位『科捜研の女』(テレビ朝日系)12.3%
6位『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)11.4%
7位『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)10.1%
8位『監獄のお姫さま』(TBS系)9.6%
9位『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)9.0%
10位『明日の約束』(フジテレビ系)8.2%

 トップは、予想通りの米倉涼子主演『ドクターX』第5期。権力闘争が渦巻く大学病院内で未知子が傍若無人に振る舞った挙げ句、「失敗しないので」と困難な手術を大成功させてニンマリ……というお決まりのフォーマットながら、視聴者を飽きさせない工夫が人気の秘密。今期から加わった草刈正雄の“ステーキ大好きキャラ”にも注目です!

 3位は、見る前から「これ面白いやつでしょ?」と言いたくなるような要素満載の役所広司主演『陸王』。池井戸潤原作、八津弘幸脚本、福澤克雄演出と、「日曜劇場」の大ヒットドラマ『半沢直樹』『下町ロケット』と同じ布陣です。が、テレ朝の人気シリーズには勝てず。ただ、『下町ロケット』も初回16.1%から、最終回22.3%まで上昇しましたから、まだわかりません。

 意外にも役所は、時代劇『盤嶽の一生』(フジテレビ系)以来、15年ぶりの連ドラ主演だとか。経営難の足袋屋が“足袋っぽいマラソンシューズ”を作るストーリーで、『下町ロケット』と似たパターンではありますが、きっと第2話(27日放送)の役所と寺尾聰のシーンなんて、いぶし銀俳優のぶつかり合いに、きっとブルブル震えちゃうと思います。

おディーン様の評判ガタ落ちか

 4位は、男性キャストが“塩顔揃い”の綾野剛主演『コウノドリ』シーズン2。さまざまな出産パターンを見せてくれる同作ですが、筆者は前シーズンの放送中に身ごもっていたため、見るたびに涙をゴウゴウと流しながら期待と不安に襲われていました。が、産後に見返したところ、感情はそこまで揺さぶられませんでした。要は、見る人の現状によって、ここまで受け取り方が異なるドラマもなかなかないかと……。

 なお、約2年ぶりとなる今シーズンは、前シーズンで生まれた赤ちゃんのその後も描かれるとか。早速、初回では、2年前に遺伝子疾患の18トリソミーの役を演じた男児が、2歳に成長した姿を見せてくれました。

 また、放送に伴い、マスコミに綾野のヤンチャ伝説が蒸し返されているようで。これまで、六本木の路上で立ちションしている姿がスクープされたり、女関係の暴れん坊ぶりをたびたび報じられている綾野ですが、岐阜時代のヤバい逸話の数々については、本人が「岐阜に置いてきた」と言っているとか。

 なお、日テレといえば、武井咲とディーン・フジオカがダブル主演を務める『今からあなたを脅迫します』が、初回8.0%でランク外に。武井はいつも通りのさっぱりとした演技を見せていますが、民放連ドラ初主演のおディーン様は、どこまでも一本調子。これが、悪い意味で転機になるかもしれません。

『ひよっこ』脚本家のドラマが大コケ中!

 10位は、井上真央の独立後初主演となる『明日の約束』。12年前に実際に起きた「長野・丸子実業 いじめ自殺事件」を元にした作品ですが、現在、ドラマの公式サイトを見ても、そのことは全く押し出されていません。当時、マスコミが踊りに踊らされた事件なだけに、いろいろと問題があるのでしょうか?

 ちなみに、同作は、とことん暗い題材が、どこまでも暗く描かれている、どんよりドラマ。絶望的な気分になりたい夜には、是非。

 また、視聴者の評判と視聴率が比例していないのが、浅野忠信主演『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)。ネット上で「フジテレビ見直した」「今期で一番面白い」との声が相次いでいるにもかかわらず、初回は7.6%。第2話で5.8%まで落ち込んでしまいました。特に若い層は、「浅野忠信って誰?」って感じなのかもしれませんね。

 豪快なお滑りスタートを切ったのが、金曜夜8時台で放送中の沢村一樹主演『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』(テレビ東京系)。初回はなんと4.4%でした。同枠前クールの小泉孝太郎主演『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』の初回が7.1%でしたから、いかにヤバイかわかります。

 しかし、脚本はNHK『ひよっこ』も手掛けた売れっ子・岡田惠和氏が手掛けており、放送前には「テレ東が同枠に本腰を入れた」と話題だったんですよ。なぜこんなことに……。テレ東の宣伝ミスでしょうか? 視聴者の満足度はかなり高いようですから、今後、好転するといいですね。

 日刊サイゾーでは、ここで取り上げなかったドラマも含め、全話レビューをほぼ毎日更新中! まだ余裕で追いつけますから、お気に入りのドラマを見つけましょう。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

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