NHK大河『いだてん』どうしたら大コケ回避できた? 「のん起用」「時間帯変更」視聴者の声

 12月15日に最終回を迎えた、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』。同作は、1964年に開催された東京オリンピックが実現するまでの半世紀を描いた作品。大河ドラマでは珍しい近代史モノ、そして2020年の東京オリンピックを翌年に控えての放送とあって注目を集め、初回視聴率こそ15.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークしたが、第6話の放送以降1ケタ台を抜け出すことができず、第39話ではついに3.7%まで落ち込んでしまう結果に。全47話の平均視聴率は8.2%で、大河史上初となる1ケタ台と歴代ワースト記録を打ち立てたが、なぜ『いだてん』は不調だったのか、どうすればよかったのか――視聴者100人に聞いてみた。

競技シーンの演出を工夫する

 オリンピックがテーマなだけに、競技シーンは見どころの一つ。視聴者は、本番さながらの感動と興奮を味わえるくらいの演出を求めていたようだ。

・2020年の東京オリンピックをイメージさせるために、競技のシーンを増やすべきだったと思います。(40代/男性/正社員)
・実際に走るシーンの躍動感が乏しいので、役者に長距離走の訓練を積ませて、当時の陸上選手と同様の体作りをさせた方がよかったと思います。(40代/男性/正社員)

出演者で話題性を上げる

 『いだてん』のキャストは大御所から金メダリストまでそうそうたる顔ぶれだったが、視聴者の注目を集めるためには、もっと意外性のある人物のキャスティングが必要だったのかもしれない。

・サプライズで大物ゲストを呼んでの話題作り。(30代/男性/正社員)
・眼福効果のあるイケメンを大量に登場させてみるとよかったと思います。(30代/女性/正社員)
・満を持して、能年玲奈(現・のん)を起用する。または新しい地図のメンバーを起用する。ここまで低迷したら、思い切ったキャスティングが大事だったかも。(50代/女性/専業主婦)
・話題性が少ないので、人気のある女優さんや現役のアスリートを出演させるのがよかったと思います。(40代/男性/正社員)
・大河にしては近代のものなので、大御所の俳優さんより若手をどんどん起用して、もっと身近に感じてもらうのがよかったのではと思う。また、元オリンピック選手で現在は芸能活動をしている人を多く起用するのも、本物のオリンピックといった雰囲気になったのでは? 引退後に芸能で頑張っている元選手を応援したい気持ちにもなれて楽しそう。(40代/女性/専業主婦)

 最も多かった意見は「わかりづらい」の一言。ストーリーの流れについていけず、脱落者が増えたことも視聴率低下の一因になっていたようだ。

・時間の経過がわかりづらい印象を受けました。最初のうちはゆっくりと時間が経過していたのに、かなり時間の進行が速くなり、少し混乱する部分がありました。時間経過をわかりやすく明確にすれば、視聴率は上がったと思います。(30代/男性/派遣社員)
・場面や時代が飛んでしまうので、とてもわかりにくかった。大河ドラマはお年寄りが多く見るので、わかりやすくした方がよかったのでは。(20代/女性/無職)
・相関図や年表を取り入れて、どの年代のどんな話題の回かを簡単に説明すべきだった。続けて見ていなかったり、見ようか迷っていたりする人にも優しいと思う。(20代/女性/派遣社員)
・時代があっち行ったりこっち行ったりしすぎるのをやめてほしかった。話がわかりづらく、見ていて疲れました。(40代/男性/正社員)
・戦国などのわかりやすい激動の時代でもなく、命の危機があるような設定でもない。ゆえに「何を目指して頑張っているのか」という点がわかりづらかった。話がどこに向かっているのか、登場人物の原動力はなにかを開示すると、とっつきやすかったと考えます。(20代/男性/正社員)

スピンオフやメイキングで“ドラマの裏側”を見せる

 当時の時代背景やストーリーでは語られない脇役の人生など、“ドラマの裏側”を知りたいという声が多数。

・主人公以外のキャストに焦点を当てて、その人物の過去や日常を描くとよかった。(30代/男性/無職)
・昭和史自体をあまり知らない人が多いのも視聴率が低い理由だと思う。時代背景にある政治史などを、『いだてん』の出演者を交えて解説してくれる番組があればよかったのでは。(40代/女性/パート・アルバイト)
・『メイキングオブいだてん』を放送して、その背景を視聴者に伝えれば視聴率アップにつながったと思う。(40代/女性/正社員)

地道な番宣をする

 タイアップや出演者のイベント参加などで認知度を上げ、これまで大河ドラマに興味がなかった層も取り込んで視聴率アップを狙うとよかったという声も。

・『チコちゃんに叱られる!』などの番組に、日頃あまりバラエティに出ない俳優さんが出て演技以外の表情を見せると、興味を増して視聴してみたいと思ったのではないかと思います。(40代/女性/個人事業主)
・市町村とタイアップして、ロケ地巡りを推奨すればよかったと思う。(40代/男性/正社員)
・ストーリーそのものは面白いのですが、番組紹介などがあまり芳しい感じではなく、せっかくの面白さが伝わってきません。もっと内容に踏み込んだ紹介をした方が良いと感じます。(40代/女性/無職)
・内容的には大変面白いのに、大河ドラマを見ている層(中高年)には合わないから視聴率が上がらなかったのでは。逆に今まで大河ドラマを見ていなかった若い人に積極的にアプローチするべきだった。(30代/女性/個人事業主)

重たい話題だけに見やすい演出を

 1年間見続けるには、ストーリーが暗く、離脱した視聴者も散見された。重い話題をはねのけるような演出があれば、ここまで視聴率は下がらなかったかもしれない。

・スポットを当てている時代が時代なだけに、多少重い内容にならざるを得ないのはわかりますが……。題名とギャップのある重い展開・考えさせられる話を、日曜のあの時間帯に見るのはちょっとしんどいです。もっと展開が明るいとか、セットや画面全体の色合いを明るくするとか、見ていてストレートに元気が出る内容が増えるとよかった。(30代/女性/専業主婦)
・もっと華やかさが加わればいいなと思います。(50代/女性/専業主婦)
・毎話、単調のような気がした。もう少し話に抑揚をつけた方が、視聴者も『いだてん』の世界観に引きこまれたと思う。(20代/女性/学生)
・話の展開をもっとテンポよく、飽きにくいようにすれば、人気が出たと思います。(20代/女性/正社員) とはいえ、本題の腰を折ったり、ストーリーをわかりづらくしたりする演出は不要との声もチラホラ。

・無駄な寸劇が多いと感じるので、もっと省いた方がいいと思う。女性をババアと呼ぶのもどうかと思うので、そういった面がなくなればいいと思った。(20代/女性/正社員)
・変な誇張やギャグをやめて、誠実なストーリー展開をすべき。(50代/男性/無職)
・落語の部分を完全にカットするべきだった。年配の人には時間の移動はわかりにくいと思います。(40代/女性/専業主婦)
・落語の語りは使わずに、もう少しスポーツドラマであり、かつ人間ドラマであることを前面に押し出した方が良い。(50代/男性/個人事業主)

放送時間を変更する

 これまでの大河ドラマとは視聴者層が異なりそうな内容だっただけに、放送時間が仇となった可能性も十分考えられそうだ。

・大河は、放送時間を21時台に変更すればいいと思います。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)や『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)など他局の人気番組が放送される時間帯なので、視聴率が悪いのでは。(40代/女性/専業主婦)
・放送時間を変更すればいいと思います。午後6時台に変更すれば、民放よりもNHKを選ぶ人が増えたかもしれない。(30代/男性/個人事業主)

そもそも視聴率アップは無理⁉︎

「どうあがいても、視聴率アップは無理」という厳しい声も少なからず集まる結果に。

・そもそも題材が大河ドラマ向きではなく、朝ドラでやった方が良かった内容。時代劇を期待していた層が離れたので、あれこれテコ入れしても無駄だった。(40代/男性/個人事業主)
・歴史ものにしてはインパクトがない人物を題材にしたため、視聴率が上がらないのは仕方がないです。大河ドラマは誰でも知っている歴史上の偉人または配役がカギとなるのでは。今回は実在の人物、配役ともに印象が薄く、採用したNHKの制作者の責任は重いでしょう。視聴率をアップするなんて無理です。(50代/男性/経営者)
・そもそもここまできたら、もはや視聴率アップは望まない方がいいのでは?(30代/女性/正社員)
・来年の東京オリンピックと無理に結びつけようとしても、国民はついていけない。(40代/女性/個人事業主)
・視聴率を求めて余計なことはしてほしくないと思う。頑張ってよいものを作ってほしい。(30代/男性/派遣社員)
・もともと大河ドラマには向かない素材だったので仕方ないと思います。朝ドラや2時間枠に向いていたのでは。(50代/女性/個人事業主)

【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■有効回答数:100サンプル

木村拓哉『グランメゾン東京』脚本が完全崩壊!? このままでは玉森裕太が最低のクズキャラに?

 視聴者が納得するようなら「ラスト」が用意されていればいいのだが……。

 12月15日に放送された木村拓哉主演の日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)第9話の平均視聴率が14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。この数字は番組スタートから最高の数字だという。

「この回は、尾花夏樹(木村拓哉)が料理界から追放されるきっかけとなった3年前のナッツ混入事件について、平古祥平(Kis-My-Ft2・玉森裕太)が犯人であることを告白する衝撃展開となりました。罪の意識から自分が料理人を辞めることで迷惑をかけまいとする平古に、事態を知った尾花が、『一回しか言わねえぞ。祥平、グランメゾンに来い』とスカウト。この男気には視聴者からも『胸アツ!』の声が飛び交いました」(テレビ誌ライター)

 しかしその一方で、過去の平古の言動を振り返り、違和感を覚えた視聴者も多かったようだ。

「序盤で平古は尾花をアイツ呼ばわりし、『尾花は最低な奴です』とまでディスっていた。9話を見ると、平古は罪の意識バリバリなのに、ナッツ事件後、店を投げ出して放浪した尾花に逆ギレしていたのはいくらなんでもクズすぎますよね」(前出・テレビ誌ライター)

 この後、玉森の態度に整合性がとれるストーリーが用意されていればいいが、エンタメ誌編集者は「何の説明もないままスルーされるのでは」と懸念する。

「同作は、放送前から2015年のアメリカのドラマ映画『二ツ星の料理人』のパクリだと指摘されていましたが、オリジナル部分の脚本にはとにかく粗が目立つ。今回もオーナーシェフの早見倫子(鈴木京香)が『ミシュランの対策はしません!』と宣言した直後には、『ではミシュランまでに新メニューを作りましょう』と真逆の行動になったり、グルメ誌の編集長であるリンダ・真知子・リシャール(冨永愛)は最初、私情を持ち込まないカッコいい女だったのが、いきなり私情まみれの女にキャラ変するなど、キャラクター設定がブレまくり。“真犯人”が登場しないまま、ミシュランの星を取ってはい終了なんてことも十分ありえそう」

 もしかして、木村のダメ出しで台本を修正しまくった結果、設定がおかしくなってしまったとか?

おっさんずラブが田中圭ファンを揶揄? 実際に起きたイベントのトラブルが脚本に登場の謎

 テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ -in the sky-』で、主演の田中圭のファンを“イジる”シーンがあったと話題になっている。

 問題のシーンが登場したのは、12月14日放送の第7話。物語の舞台となっている航空会社・天空ピーチエアラインがファン感謝デーを開催したところ、限定グッズのための整理券をもらえなかった客(今野浩喜)が、事務所に乗り込んでくるというシーンだ。

 今野演じる客は「朝9時にくれば整理券をもらえる」と聞いて9時に来たが、その時点で整理券が無くなっていたとのことで、「なんでルールを破ったやつが得して、俺が損しなけりゃならないんだ!」と激怒。椅子を持って暴れるも、春田創一(田中圭)が上手くなだめた――。

「このシーンと全く同じことが、田中圭が出演したボートレース児島でのトークイベントで起きていたんです」(スポーツ紙記者)

 そのトークショーが行われたのは10月27日のこと。ボートレースのCMに出演する田中圭が登場するということで、1,000人以上のファンが集まったという。

「その日のイベント参加整理券は、ボートレース児島の開場時間に合わせて配布される予定のはずでした。本来なら、事前に告知された集合時間に合わせて来場した客を優先して整列させるべきだったんですが、現場が混乱していたようで、徹夜で並んでいた客の方に整理券を配布してしまったというんです。それでルール通りの時間にきていた客が損をすることになってしまった。まさに、今回の『おっさんずラブ』に出てきたシーンと同じことです」(同)

 田中圭のイベントで実際に起きたトラブルを、ドラマの脚本に仕込むとは一体どういうことなのか。

「どういった意図があったのかはわかりませんが、“マナーが悪い一部の田中圭ファンに対するメッセージだったのではないか?”という意見もあります。ボートレース児島での一件だけでなく、田中圭が出演するイベントでは、ファンのマナーの悪さが問題視されることがしばしばある。そういったファンに対して、チクリとやったということなのかもしれません」(テレビ誌記者)

 今回のシーンでは、ルールを守った客の方がクレーマーとなって、椅子を持って暴れるという描かれ方をしている。田中圭のファンである30代女性は、こう話す。

「本当なら、ルールを破った客を悪者としてしっかり描くべきですよね。でも、今回はルールを守った客の方が悪者っぽく描かれているんです。なんとなく、ボートレースの一件や熱心なファンを面白おかしく揶揄しているようにも見えてしまいました。ちょっと悪ふざけのような脚本にも感じられて、嫌悪感を抱いたという田中圭ファン仲間もいます」

 何かと良くないことで話題になりがちな『おっさんずラブ -in the sky-』。今回のクレーマーのシーンについても、あまり前向きには捉えられてはいないようだ。

頼みの綱は前番組だった!? 木村拓哉『グランメゾン東京』自己最高視聴率の要因とは?

 木村拓哉が主演するドラマ『グランメゾン東京』(TBS系、日曜午後9時~)の第9話が15日に放送され、視聴率は自己最高の14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)をマークした。

 初回は12.4%で発進し、第2話13.2%、第3話11.8%、第4話13.3%、第5話12.6%と推移。以降、第6、7話は11.8%、第8話は自己最低の11.0%にとどまり、3週連続11%台と伸び悩んでいた。

「木村の主演ドラマですから、TBSは当然15%を目標にしていました。ところが、第8話までの最高が13.3%で、11%台が定位置になりつつあって、局内も沈滞ムードが漂っていたようです。しかし、ここに来て、ようやく14%台後半が出て、制作陣もホッと胸をなで下ろしていると思います。同日、裏の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)、『警視庁・捜査一課長スペシャル』(テレビ朝日系)は、いずれも12%を超えていますから、第9話の視聴率が伸びた要因は、決して裏がコケたからではないでしょうね」(テレビ誌記者)

 それでは、第9話の視聴率が自己最高を記録したのはなぜなのか。

「前番組の『坂上&指原のつぶれない店』2時間半スペシャルが8.1%と、まずまずの数字を獲ったからじゃないでしょうか。視聴者にチャンネルを替えさせないためには、やはりタテの流れは大事なんです。8月まで、午後8時台には『消えた天才』がオンエアされていて、7~8%程度獲っていたんです。ところが、同番組でヤラセを行っていたことが発覚し、放送休止の後、打ち切りになってしまいました。9月からは、急場しのぎの特番や、『つぶれない店』のスペシャルで対応してきましたが、いずれも低視聴率で『グランメゾン東京』にうまくつながらなかった。『消えた天才』のヤラセが発覚せず、番組が継続していたら、『グランメゾン東京』も、もう少し数字が獲れていたのでは」(テレビ制作関係者)

 なにはともあれ、ようやく光が見えた『グランメゾン東京』も残すところはあと2回。最終回(第11話、29日)の前番組は『明石家さんまの爆笑!ご長寿グランプリ2019』の予定。TBSとしては、“さんま頼み”で、視聴者をクギ付けにしてもらい、『グランメゾン東京』にいい流れをつくってくれることを願うばかりだろう。

フジ月9『シャーロック』最終回に視聴者ガッカリ!? 黒幕が「無名の俳優」「まじ誰?」と不満噴出

 12月16日に、ディーン・フジオカが主演を務める『シャーロック』(フジテレビ系)の最終回が放送され、平均視聴率9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ネット上では最終回で明かされた黒幕の正体について、「この人誰? 知らない」「もっと大物俳優がよかった」と落胆の声が広がっている。

 同ドラマは、アーサー・コナン・ドイルの推理小説『シャーロック・ホームズ』を基にしたミステリードラマ。原作では名探偵・シャーロックが相棒の医師・ワトソンと難事件を解決していくが、同ドラマでは犯罪捜査コンサルタントの誉獅子雄をディーン、精神科医の若宮潤一を岩田剛典(三代目J SOUL BROTHERS for EXILE TRIBE)が演じた。

「最終回では、これまで誉が解決してきた事件の黒幕・守谷壬三(大西信満)の存在が明かされました。事件の裏に“守谷”という存在があることは、すでに第3話の時点でわかっており、原作におけるシャーロックの宿敵・モリアーティ教授と名前が似ていることから、視聴者の間で『守屋は誰が演じるんだろう? 楽しみ』『貫禄のある人がいいな~』などと、そのキャスティングに注目が集まっていたんです。そして、いよいよ最終回でその姿が明らかになったのですが、大西は若松孝二監督作品に多数出演するなど、映画界では知られた存在ではあるものの、『無名の俳優』と感じた視聴者は少なくなかった様子。そのため『えっ! 知らない人が出てきたんだけど!』『いや、まじで誰だよ!』と、一時ネット上は騒然としていました」(芸能ライター)

 ただ、ドラマ内では、守谷が「あなたは私が本当の守谷だと思っていますか?」と誉に問いかけるシーンがあり、「偽物だから知名度の低い俳優にしたのでは?」と推測する声も出ている。

「とはいえ、ネット上のキャスティング予想では、加藤雅也、井浦新、豊田悦司などの有名俳優の名前ばかりが挙がっていただけに、『もっとオーラのある人が良かった』『小物感がハンパないな』と残念に思った視聴者は多かったようです。さらに大西の演技力に関しては、『なんでこんなに棒読みなの』『偽物だとしても、演技ヘタすぎ』と不評の声が飛び交い、『最終回が台無し』といった指摘も出ていました」(同)

 物語は、誉と守谷が海に落ちて行方をくらませる……というラストで幕を閉じたが、事実上の最終回は23日放送の『シャーロック 特別編』になるとみられている。

「最近の月9ドラマは、最終回の翌週に『特別編』を放送するのが定番化しつつあります。4月期の『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』、7月期の『監察医 朝顔』でも特別編が放送されましたが、新しいストーリーというより、ほぼ『総集編』だったことから、視聴者から不満の声が噴出していました。『シャーロック』もそうなる可能性が高いかもしれませんね」(同)

 最終回は含みを持たせたままエンディングを迎えている。果たして、特別編では、守谷の本当の姿を拝むことはできるのだろうか。

生田斗真『俺の話は長い』最終回、「大滑り」と批判された「リアルニュース」企画の行方は?

 視聴率が初回から1ケタ続きの生田斗真主演『俺の話は長い』(日本テレビ系)が、12月14日に最終回を迎える。ドラマ内で、現実のニュースを“情報解禁”する「リアルニュース」という試みが実施されたが、最終回にも何らかの“仕込み”が用意されていると見られている。

 初回となる10月12日放送では、劇中のラジオ番組で「アミーゴこと鈴木亜美、第2子ご懐妊」というニュースが流れた。そしてドラマ終了直後、実際にニュースサイトなどで、鈴木の第2子妊娠と、「リアルニュース」の企画が報じられることに。

「しかし、肝心のニュース内容が、正直それほど驚くものではなかったことから、ネット上では『この企画自体が寒い』『大滑りしている』などと苦笑されることに。その後も『櫻田愛実、自宅の屋根裏に知らない男が住んでいた』『元AKB48の西野未姫、破局』という現実のニュースがドラマ内で報じられ、放送後にはネットニュースで取り上げられたものの、タレントの知名度が低いという理由から『単なる売名にしか見えない』などと、ネット上で批判を呼んでしまいました。残念ながら『リアルニュース』の試みは、ドラマを盛り上げることにはつながらなかったようですね」(芸能ライター)

 「リアルニュース」を取り入れた回の視聴率を見ても、第1話8.4%(鈴木)、第5話8.0%(櫻田)、第8話9.1%(西野)という結果で(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)、「ほかの回より数字が特別良かったということはない」(同)そうだ。

「実は放送開始前、制作サイドから各芸能プロダクションに、『ドラマ内ニュース提供のお願い』というメールが送られていたんです。その時点では、全話でドラマ発信の『リアルニュース』を仕掛けていきたいとのことだったのですが、結局それはかなわずじまいだった様子。やはりプロダクションとしても、滑りそうな企画に乗っかりたくはなかったのか、ほとんど応募がなかったのでしょう」(芸能プロ関係者)

 こうして最終回を迎えることになった『俺の話は長い』だが、もし最後にインパクトのある「リアルニュース」を伝えられれば、この企画は今後も別のドラマで趣向を変えて継続されるかもしれない。果たして最終回では、誰が何を発表するのか、どれほどの盛り上がりを見せるのか、密かに期待したい。

日曜ドラマ枠を系列局に譲った日テレが、横浜流星主演作に課したハードルとは?

 賀来賢人主演のドラマ『ニッポンノワール -刑事Yの反乱-』(日本テレビ系)第8話が12月8日に放送され、平均視聴率6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同ドラマは初回から6~7%台と低調のまま最終回に向かうこととなった。

 日曜ドラマ枠は『今日から俺は!!』『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』『あなたの番です』と高視聴率が続いていたが、ついに連勝はストップとなりそうだ。しかもその裏では、日テレスタッフのモチベーションが下がる“ある決定”が下されていたという。

「日本テレビが日曜ドラマ枠を、系列の読売テレビに譲り渡したのです。理由の一つが、制作費の高騰。高視聴率を連発したことで、スタッフがスケールを大きくしたがり、制作費がこれまでの2倍の1本4,000万円近くかかるようになってしまった。日テレの収益はかなり厳しい状況で、来年の社員ボーナスは40%カットが既定路線。制作費の半分は人件費ですから、働き方改革を口実に、大幅にコストカットしようというわけです」(テレビ関係者)

 結果、読売テレビは来年1月期に『あなたの番です』で人気を博した横浜流星の初主演ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』を手掛けることとなった。

「泣く泣く枠を譲った日テレのドラマスタッフですが、引き続き自分たちでやりたいのが本音。また、読売テレビ制作のドラマは爆死続きで、ヒット作と呼べるのは1997年の『失楽園』にまでさかのぼらないと見つからないほど。そのため両局の話し合いで、流星の主演ドラマが平均視聴率9%を超えなかった場合は、再び日テレ制作に戻ることになっているといいます」(前出・テレビ関係者)

 出演者たちには、局の事情など気にせず、最高の演技を見せてもらいたいものだが……。

戸田恵梨香、朝ドラで恋人役のイケメン俳優と深夜密会報道でNHK関係者が戦々恐々

 令和初となるNHK朝の連続テレビ小説『スカレーレット』で主役を務める女優・戸田恵梨香。11月末まで平均視聴率20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)前後、視聴者満足度も上昇中と好調を維持しているが、11月19日に発売された「女性自身」(光文社)が、ドラマで共演中のイケメン俳優・松下洸平と戸田の「深夜の親密酒場現場」を報じ、ドラマ関係者を慌てさせている。

「『スカレーレット』は、前作の『なつぞら』が朝ドラ100作目という話題性もあって高視聴率で終わっただけに、低視聴率が危惧されていましたが、20%前後の視聴率をキープして関係者をホッとさせていたところ。しかし、それも束の間。今回、深夜の飲酒が報じられた松下とは、現場でも親密な関係が噂されていただけに、ドラマ終了前に“熱愛スキャンダル“が発覚することをドラマスタッフは恐れていますよ」(出演者の事務所関係者)

 2年に1回の周期で男を変えることから“恋愛依存体質“とみられてきた戸田は、『スカーレット』のヒロインに抜擢される昨夏まで、月9ドラマ『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 3rd season』(フジテレビ系)で共演した5歳年下俳優・成田稜と同棲していた。

 だが、朝ドラの主要な視聴者となる主婦層がゴシップを嫌うことを意識してか、“断捨離”と称してインスタグラムをすべて削除。成田とも別れ、女優業に専念していた直後のことだった。

「以前は、ドラマの収録中でもカレシだけではなく親しいお笑い芸人や女友達を呼んで、行きつけの中目黒のバーで朝方まで大騒ぎしていたんですが、朝ドラのヒロインに決まってからは、ピタっと夜遊びもやめた。女優魂に火がついたんでしようね」(戸田の飲み仲間だったモデル関係者)

 実際、戸田は、女性陶芸家を演じるにあたって、約3カ月間にわたって陶芸を習い、技法を習得。陶芸家としての説得力を持たせるため、体重も5キロ増やしたという。

 その甲斐あってか、9月にドラマ放送がスタートすると、当初危惧されていた視聴率も20%台を維持するなど好調な出足をみせたが、ここにきて、「女性自身」に、ドラマで恋人役を演じる松下との深夜の飲酒現場が報じられた格好だ。

「45話から登場している松下は、2008年に歌手デビューした後、俳優活動をスタートさせ、舞台やドラマなどで活躍していますが、まだ無名に近いイケメン俳優です」(ドラマ関係者)

「女性自身」の記事タイトルは「戸田恵梨香 恋人役と深夜の親密酒現場!朝ドラ病欠理由も一緒」。同誌によれば、10月下旬に戸田が体調不良で朝ドラ収録を休んだ際、松下もその2日前に病欠していたのだが、その理由とタイミングが重なったことでスタッフの間で「2人に何が?』と噂になったという。

「その期間に、戸田が長期滞在している大阪のホテルに松下がお忍びで現れて、部屋で密会していたという情報もあります。以前から、収録現場でも撮影の合間に松下が戸田の肩を揉んだり、下ネタで盛り上がっていたことから、2人は怪しいと言われていました」(前出のドラマ関係者)

 今回、「女性自身」が深夜の飲酒を報じたことで、今後、週刊誌がマークし決定的な熱愛報道が出れば、視聴率に影響するだけにドラマスタッフは戦々恐々としているというが、他方、前出のモデル関係者は、「彼女は一線を越えると、人前で相手の男性との関係を隠せなくなる。素直なんです。約1年、男断ちしただけでもたいしたものですよ」とエールを贈る。

 ちなみに、これまで戸田と熱愛の噂が囁かれた芸能人といえば、成田以外にも関ジャニ∞の村上信五や俳優・綾野剛、勝地涼らがいるが、彼らは戸田との交際時はさほど売れていなかったものの、破局後ブレイクしたという共通点がある。それだけに一部では“あげまん女優“とも言われている戸田だが、松下も彼らに続いてブレイクできるのか? ドラマ終了まで約3カ月、熱愛の行方ともども注目したい。

田中圭、おっさんずラブで「ブリッコおじさん」がエスカレート! この路線と覚悟を決めたか

 シーズン1のファンから批判され、運営サイドの“やらかし事案”もいくつか露呈しているテレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ -in the sky-』だが、主演である田中圭の演技についても、変化が出ているようだ。

「田中圭が演じる春田創一は、おっちょこちょいで多少おバカな面があるけど、真面目な青年という設定。大まかなキャラクターはシーズン1のときとそこまで変わっていないんですが、作風のコメディー感が高まっているということもあってか、田中圭の演技が大げさになっていて、“ブリッコ”度合いが増しています。この演技を“かわいい”と喜ぶ視聴者がいる一方で、“おじさんのブリッコは見てられない”という視聴者も多いようです」(テレビ誌記者)

 この田中圭の“ブリッコおじさん路線”は、『おっさんずラブ』のシーズン1とシーズン2の間に出演した日本テレビ系ドラマ『あなたの番です』でエスカレートしたと言われている。

「『あな番』では、年上の妻に甘える年下夫というキャラを演じていましたからね。『おっさんずラブ』の春田創一よりも、単純にブリッコなシーンが多いんです。『あな番』を経たことで、田中圭としても自然と“ブリッコおじさん”へと向かってしまったのかもしれません」(同)

 私生活では、どちらかというとワイルド系で決してブリッコではないと言われている田中。もちろん、そういった男臭い田中圭を求めるファンも少なくないはずだ。しかし、今はあえてブリッコおじさん路線を極めるべきだという意見もある。ドラマ関係者は語る。

「絶対的な主演俳優は、その人らしいキャラクターを持っていることがほとんど。たとえば木村拓哉は“どんな役を演じても木村拓哉になる”と言われていますが、それだけ本人のスター性が強いということであり、だからこそ、代わりがいない俳優として高額なギャラが支払われるわけです。

 これまで、田中圭は3~4番手くらいの位置でいろいろな役を演じられる俳優として重宝されていましたが、その分ギャラも安かったし、休む暇もなかった。でも、田中圭のキャラクターが確立されて、絶対的主演俳優になれれば、ギャラも上がるし、スケジュールにも余裕が出る。つまり、いろいろな役をやるよりも、ブリッコおじさんを極めたほうがメリットが大きいんです。事務所としても、忙しいけど売上が少ない俳優よりは、少ない仕事で大金を稼ぎ出す俳優のほうが有り難いわけで、田中圭のブリッコ化は望むところだと思います」

 “ブリッコおじさん”のキャラクターでスターとなった俳優など、ほとんど聞いたことがない。つまり、強力なライバルはおらず、田中圭がブリッコ界のトップになるのは決定的。そういう意味でも、狙わない手はないはず。今後、40代、50代になってもブリッコを続ける田中圭を見られる……かもしれない。

米倉涼子『ドクターX』“20%神話”がついに崩壊で、シリーズワースト視聴率更新も濃厚に

 米倉涼子が主演する人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、木曜午後9時~)の第9話が12日に放送され、視聴率は18.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。前週より0.8ポイントアップしたもの、伸び悩みが続いている。

 同話では、日本のロックスター“勇チャン”こと九藤勇次(宇崎竜童)が東帝大学病院に痔の手術のため入院する。ところが検査の結果、九藤は未知子(米倉)が過去に患ったことがある後腹膜肉腫のステージ3と判明。成功する確率は五分五分で、その厳しい状況の中、未知子がオペに臨むという展開だった。

 同ドラマのファンから“不要論”が続出していた、「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音は、デビュー曲の再生回数9億回を誇る若きシンガーソングライターで、同病院に極秘入院した、新津多九也役で出演したが、登場シ-ンが少なかったため、それほど大きな批判の的にはならなかった。恒例の主要キャストの“お休み”は遠藤憲一、オリエンタルラジオ・藤森慎吾、戸塚純貴、河北麻友子の4人だった。

 同話までの平均は18.4%となり、今回の第6シリーズの平均視聴率が20%を超えるためには、残された最終回(第10話)で35%近い数字が必要。同ドラマシリーズの最高視聴率は第3シリーズ(2014年)最終回(第11話)の27.4%で、平均で20%を突破するのは絶望的となった。

 同ドラマシリーズの平均視聴率は、第1シリーズ(12年)こそ、19.1%で大台を割ったが、第2シリーズ(13年)が23.0%、第3シリーズが22.9%、第4シリーズ(16年)が21.5%、第5シリーズ(17年)が20.9%で、4シリーズ連続で20%を超えていた。テレ朝としては、今シリーズも大台突破を見込んでいたが、その“神話”は崩壊することになりそうだ。

 また、過去ワーストだった第1シリーズの平均視聴率を超えるためには、最終回で25%以上が必須。前シリーズの最終回(第10話)では25.3%をマークした実績があるが、今シリーズの大台突破はは初回(20.3%)のみで、かなり困難な数字。そうなると第1シリーズを下回って、過去最低記録を更新する可能性が高くなった。

「ワンパターンですし、さすがにマンネリ感は否めませんが、“高視聴率男”木村拓哉が主演する『グランメゾン東京』(TBS系)が11~12%台で低迷する中、平均18%台を維持しているのは立派です。今回、平均20%の大台を割り込んだとしても、テレ朝のキラーコンテンツであることに変わりはありませんし、連ドラでこれだけ高い視聴率をはじき出せるドラマシリーズは、ほかにないですよ。来年続編があるかどうかはまだわかりませんが、同局は第7シリーズの制作に向け、米倉側に熱烈オファーを出すのは間違いありません」(テレビ制作関係者)

 前シリーズまでのように20%台連発とはいかなかった今シリーズだが、最終回でグッと上げて、有終の美を飾ってほしいものだ。