テレ朝『緊急取調室』が絶好調、ワースト1位は観月ありさ! 4月期ドラマ視聴率ランク

 2017年4月スタートの春ドラマがそれぞれ最終回を迎えた。視聴率ランキングで1位に輝いたのは、全9話の平均が14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった天海祐希主演の『緊急取調室』(テレビ朝日系)。上位は警察や事件モノのドラマが軒を連ねるなど、現在のドラマ界のブームを象徴する結果となった。

 14年1月期に第1シーズンが放送され、今回でシーズン2となる『緊急取調室』は、初回17.9%をマーク。最低値は3話と4話で記録した12.4%で、1ケタに落ちることなく独走を続けた。天海は16年秋の主演作『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)で全10話の平均が7.0%と絶不調だっただけに、本人も今回の首位に安堵していることだろう。

 平均視聴率2位は、長谷川博己主演で岡田将生、香川照之ら演技派が出演した『小さな巨人』(TBS系)。全10話の平均は13.5%だった。同作は、出世欲や権力欲が渦巻く警察内部の争いを描いたヒューマンドラマで、初回は13.7%のスタートを切り、4位にランクイン。その後も2ケタをキープし、8話で13.6%、9話が13.7%と上昇した末、最終回は16.4%で有終の美を飾った。

 ベスト3位に入り込んだのは、内藤剛志主演の刑事ドラマ『警視庁・捜査一課長 season2』で、こちらは平均12.2%(全10話)を記録。2時間枠の単発作で5回放送された後、満を持しての連ドラとなったシリーズで、season2も高数字を保った。

 上位3作が全て平均2ケタだった一方で、ワースト3作品は“消費税割れ”に終わっている。ワースト3位は桐谷美玲が主演を務めた『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)で、全10話の平均は6.4%だった。女性コミック誌「BE・LOVE」(講談社)で連載中の、大久保ヒロミ氏による同名コミックが原作で、桐谷と水川あさみ、ブレーク中のピン芸人・ブルゾンちえみが「女子力ゼロの理系女子(リケジョ)」を演じたラブコメディ。初回も9.5%でワースト3位で、以降はこの記録を超えることなく5~6%を推移した。最終回直前には、出演者のインパルス・堤下敦が睡眠薬を服用し、意識がもうろうとした状態で車を運転した一件が騒ぎになるも、ドラマは通常通りオンエアー。注目の最終回も6.1%と伸びず、最後まで低空飛行が続いた。

 ワースト2位は濱田岳&西田敏行がコンビを組み、金曜午後8時台に放送された『釣りバカ日誌 Season2 ~新米社員 浜崎伝助~』(テレビ東京)。映画版を含めコアなファンを掴んでいる同作だが、Season1は平均7.9%(全8話)を記録していたところ、今回は平均5.6%(全8話)で終了した。

 4月期の最下位となってしまったのは、観月ありさ主演の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)で、全10話の平均は5.3%だった。放送は日曜午後9時台で、芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスらが出演した『OUR HOUSE』(16年4月期)が最終回で3.3%と大爆死するなど、不調が続いている枠。今作も波に乗れず4~6%台を行き来し、最終回は4.9%で終わった。Kis‐My‐Ft2・藤ヶ谷太輔も2番手の役どころで出演し、Kis‐My‐Ft2の新曲「PICK IT UP」がオープニングテーマとして起用されたものの、数字には良い効果が現れなかったようだ。

 そのほか、今期のランキングではジャニーズタレント出演作が中盤にズラリ。KAT‐TUN・亀梨和也主演で山下智久と約12年ぶりのドラマ共演を果たした『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)は9.5%(全10話)で7位となった。続く8位は、沢尻エリカが主演を務め、Hey!Say!JUMP・中島裕翔、関西ジャニーズJr.の道枝駿佑が出演した『母になる』(同)で、平均9.2%(全10話)で終了。藤原竜也主演、Kis‐My‐Ft2・玉森裕太がメガネ姿で高校教師・浅見康介を好演した『リバース』(TBS系)は9位となり、全10話の平均は8.8%だった。

 そして、嵐・相葉雅紀主演の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)は、平均8.6%(全11話)で残念ながら10位という結果に。初回こそ11.8%を獲ったが、2話で早くも8.3%にダウンし、8話で7.0%の最低値を記録。2話から1ケタが続き、最終話も9.8%で2ケタに届かなかった。月9枠では、昨年10月期のHey!Say!JUMP・山田涼介主演『カインとアベル』(平均8.2%)や、今年1月期の西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』(平均6.6%)には勝っている。しかし、社運をかけたフジにとっても、相葉の役者人生においても、今作の大コケはかなりの痛手だろう。

 7月期の月9は、山下主演で新垣結衣、戸田恵梨香らも出演する『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』が控えており、これまでのシリーズ同様にヒットが期待される。今期も絶好調だったテレ朝は、上川隆也主演の人気シリーズ『遺留捜査』と少年隊・東山紀之主演『刑事7人』に加え、武井咲が松本清張の不朽の名作『黒革の手帖』にチャレンジ。

 関ジャニ∞・錦戸亮が主演を務める『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)とTOKIO・長瀬智也主演『ごめん、愛してる』(TBS系)といったジャニーズ主演作以外に、瑛太主演の『ハロー張りネズミ』(TBS系)にはV6・森田剛が出演する。ひとまず、7月期は月9枠が復調できるのかが注目ポイントとなりそうだ。

【2017年春ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】
1位『緊急取調室』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 全9話/14.0%
2位『小さな巨人』(TBS系・日曜午後9時) 全10話/13.5%
3位『警視庁・捜査一課長 season2』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 全10話/12.2%
4位『警視庁捜査一課9係 season12』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 全9話/11.5%
5位『あなたのことはそれほど』(TBS系・火曜午後10時) 全10話/11.2%
6位『CRISIS~公安機動捜査隊特捜班~』(フジテレビ系・火曜午後9時) 全10話/10.5%
7位『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系・土曜午後10時) 全10話/9.5%
8位『母になる』(日本テレビ系・水曜午後10時) 全10話/9.2%
9位『リバース』(TBS系・金曜午後10時) 全10話/8.8%
10位『貴族探偵』(フジテレビ系・月曜午後9時) 全11話/8.6%
11位『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 全10話/7.5%
12位『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系・木曜午後10時) 全10話/6.4%
13位『釣りバカ日誌 Season2 ~新米社員 浜崎伝助~』(テレビ東京・金曜午後8時) 全8話/5.6%
14位『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系・日曜午後9時) 全10話/5.3%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第二位以下を四捨五入。

テレ朝『緊急取調室』が絶好調、ワースト1位は観月ありさ! 4月期ドラマ視聴率ランク

 2017年4月スタートの春ドラマがそれぞれ最終回を迎えた。視聴率ランキングで1位に輝いたのは、全9話の平均が14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった天海祐希主演の『緊急取調室』(テレビ朝日系)。上位は警察や事件モノのドラマが軒を連ねるなど、現在のドラマ界のブームを象徴する結果となった。

 14年1月期に第1シーズンが放送され、今回でシーズン2となる『緊急取調室』は、初回17.9%をマーク。最低値は3話と4話で記録した12.4%で、1ケタに落ちることなく独走を続けた。天海は16年秋の主演作『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)で全10話の平均が7.0%と絶不調だっただけに、本人も今回の首位に安堵していることだろう。

 平均視聴率2位は、長谷川博己主演で岡田将生、香川照之ら演技派が出演した『小さな巨人』(TBS系)。全10話の平均は13.5%だった。同作は、出世欲や権力欲が渦巻く警察内部の争いを描いたヒューマンドラマで、初回は13.7%のスタートを切り、4位にランクイン。その後も2ケタをキープし、8話で13.6%、9話が13.7%と上昇した末、最終回は16.4%で有終の美を飾った。

 ベスト3位に入り込んだのは、内藤剛志主演の刑事ドラマ『警視庁・捜査一課長 season2』で、こちらは平均12.2%(全10話)を記録。2時間枠の単発作で5回放送された後、満を持しての連ドラとなったシリーズで、season2も高数字を保った。

 上位3作が全て平均2ケタだった一方で、ワースト3作品は“消費税割れ”に終わっている。ワースト3位は桐谷美玲が主演を務めた『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)で、全10話の平均は6.4%だった。女性コミック誌「BE・LOVE」(講談社)で連載中の、大久保ヒロミ氏による同名コミックが原作で、桐谷と水川あさみ、ブレーク中のピン芸人・ブルゾンちえみが「女子力ゼロの理系女子(リケジョ)」を演じたラブコメディ。初回も9.5%でワースト3位で、以降はこの記録を超えることなく5~6%を推移した。最終回直前には、出演者のインパルス・堤下敦が睡眠薬を服用し、意識がもうろうとした状態で車を運転した一件が騒ぎになるも、ドラマは通常通りオンエアー。注目の最終回も6.1%と伸びず、最後まで低空飛行が続いた。

 ワースト2位は濱田岳&西田敏行がコンビを組み、金曜午後8時台に放送された『釣りバカ日誌 Season2 ~新米社員 浜崎伝助~』(テレビ東京)。映画版を含めコアなファンを掴んでいる同作だが、Season1は平均7.9%(全8話)を記録していたところ、今回は平均5.6%(全8話)で終了した。

 4月期の最下位となってしまったのは、観月ありさ主演の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)で、全10話の平均は5.3%だった。放送は日曜午後9時台で、芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスらが出演した『OUR HOUSE』(16年4月期)が最終回で3.3%と大爆死するなど、不調が続いている枠。今作も波に乗れず4~6%台を行き来し、最終回は4.9%で終わった。Kis‐My‐Ft2・藤ヶ谷太輔も2番手の役どころで出演し、Kis‐My‐Ft2の新曲「PICK IT UP」がオープニングテーマとして起用されたものの、数字には良い効果が現れなかったようだ。

 そのほか、今期のランキングではジャニーズタレント出演作が中盤にズラリ。KAT‐TUN・亀梨和也主演で山下智久と約12年ぶりのドラマ共演を果たした『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)は9.5%(全10話)で7位となった。続く8位は、沢尻エリカが主演を務め、Hey!Say!JUMP・中島裕翔、関西ジャニーズJr.の道枝駿佑が出演した『母になる』(同)で、平均9.2%(全10話)で終了。藤原竜也主演、Kis‐My‐Ft2・玉森裕太がメガネ姿で高校教師・浅見康介を好演した『リバース』(TBS系)は9位となり、全10話の平均は8.8%だった。

 そして、嵐・相葉雅紀主演の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)は、平均8.6%(全11話)で残念ながら10位という結果に。初回こそ11.8%を獲ったが、2話で早くも8.3%にダウンし、8話で7.0%の最低値を記録。2話から1ケタが続き、最終話も9.8%で2ケタに届かなかった。月9枠では、昨年10月期のHey!Say!JUMP・山田涼介主演『カインとアベル』(平均8.2%)や、今年1月期の西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』(平均6.6%)には勝っている。しかし、社運をかけたフジにとっても、相葉の役者人生においても、今作の大コケはかなりの痛手だろう。

 7月期の月9は、山下主演で新垣結衣、戸田恵梨香らも出演する『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』が控えており、これまでのシリーズ同様にヒットが期待される。今期も絶好調だったテレ朝は、上川隆也主演の人気シリーズ『遺留捜査』と少年隊・東山紀之主演『刑事7人』に加え、武井咲が松本清張の不朽の名作『黒革の手帖』にチャレンジ。

 関ジャニ∞・錦戸亮が主演を務める『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)とTOKIO・長瀬智也主演『ごめん、愛してる』(TBS系)といったジャニーズ主演作以外に、瑛太主演の『ハロー張りネズミ』(TBS系)にはV6・森田剛が出演する。ひとまず、7月期は月9枠が復調できるのかが注目ポイントとなりそうだ。

【2017年春ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】
1位『緊急取調室』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 全9話/14.0%
2位『小さな巨人』(TBS系・日曜午後9時) 全10話/13.5%
3位『警視庁・捜査一課長 season2』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 全10話/12.2%
4位『警視庁捜査一課9係 season12』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 全9話/11.5%
5位『あなたのことはそれほど』(TBS系・火曜午後10時) 全10話/11.2%
6位『CRISIS~公安機動捜査隊特捜班~』(フジテレビ系・火曜午後9時) 全10話/10.5%
7位『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系・土曜午後10時) 全10話/9.5%
8位『母になる』(日本テレビ系・水曜午後10時) 全10話/9.2%
9位『リバース』(TBS系・金曜午後10時) 全10話/8.8%
10位『貴族探偵』(フジテレビ系・月曜午後9時) 全11話/8.6%
11位『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 全10話/7.5%
12位『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系・木曜午後10時) 全10話/6.4%
13位『釣りバカ日誌 Season2 ~新米社員 浜崎伝助~』(テレビ東京・金曜午後8時) 全8話/5.6%
14位『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系・日曜午後9時) 全10話/5.3%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第二位以下を四捨五入。

鈴木おさむのテレ朝番組が“大爆死”中! 『ミになる』『ルーツ探検隊』など瀕死状態

 
 
 

横綱と38回目の祝いの宴。Tシャツはフィッシャーズからもらったもの

鈴木おさむ 放送作家さん(@osamuchan_suzuki)がシェアした投稿 –

 5月29日に放送された、テレビ朝日系バラエティ『中居正広のミになる図書館』2時間スペシャルが、5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という低視聴率に終わった。

「この日は、10~70代まで5万人にアンケート調査した『青春時代に登場して感動した家電ランキング』と、『子ども時代・青春時代に登場してビックリしたお菓子&デザートランキング』をスタジオのパネラーが解答。番組は大いに盛り上がっている様子でした」(テレビ誌ライター)

 だが、結果は“大爆死”。裏番組の『有吉ゼミ 坂上不動産&兄弟有名すぎる芸能人SP』(日本テレビ系)は13.7%で、ダブルスコア以上の大差をつけられて敗れた。

「4月からゴールデンに進出し、大いに期待された『ミになる図書館』ですが、前週の22日も5.7%とフジテレビ並みのローアベレージです」(業界関係者)

 だが、不調が伝えられる“テレ朝バラエティ”はそれだけではない。

「KAT-TUN・中丸雄一がオードリー・若林正恭とタッグを組んだ『世界ルーツ探検隊』の22日放送は5.6%。さらに『土曜ワイド劇場』を打ち切って午後10時台に始まったバラエティ『こんなところにあるあるが。土曜・あるある晩餐会』も、27日オンエアの数字は6.4%と軒並み消費税割れの低迷です」(同)

 民放視聴率1位を独走する日本テレビを追撃すべく、『ミになる図書館』『ルーツ探検隊』『あるある晩餐会』はゴールデンに新設された。しかし、追撃どころか同じ土俵にも立てていないありさまが続いている。

「実は、これら3番組の構成を担当しているのは、あの売れっ子放送作家・鈴木おさむ氏です」(同)

 鈴木氏はテレ朝で、これら3本と合わせ、15本もの番組を手がけている。例えば『帰れまサンデー』や、『林修の今でしょ!講座』、爆笑問題の『バクモン学園』などだ。

「鈴木さんは、それらほとんどでチーフ作家を務めていて、もはやテレ朝バラエティの実権を握っていると言っても過言ではありません。ただ、担当番組が好調であれば何の問題もありませんが、残念ながら全て、まったく振るわない」(バラエティ制作スタッフ)

 かつては『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)や『香取慎吾の特上!天声慎吾』(日本テレビ系)、『内村プロデュース』(テレビ朝日系)などの名番組を手がけてきた鈴木氏。再び、人気バラエティを作ることは難しいのだろうか?

「来年は、吉田羊主演の作品『ラブ×ドック』で映画監督デビューするなど、放送作家以外にも活躍の場を広げているうえ、彼が携わるテレビのレギュラー番組は週22本。少しは仕事を整理した方がいいのかもしれません」(同)

 トップをひた走る日テレの最近だがバラエティでは、『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』や『1周回って知らない話』が1ケタに沈んでおり、テレ朝としてはチャンスなのだが、まだまだその背中は遠そうだ。
(村上春虎)

中居正広『ミになる図書館』、6.8%と大惨敗! 「つまらない」「見たくない」の声続出

 4月24日より、ゴールデンタイムに進出した『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系、月曜午後8時~)。深夜枠からの昇格早々、1ケタの視聴率を2回連続で記録した上に、視聴者からも内容に対する不満が噴出するなど、早くも暗雲が立ち込めている。

 同番組は、2011年10月に火曜午後11時15分~0時15分の枠で『白黒ジャッジバラエティ 中居正広の怪しい噂の集まる図書館』としてスタートし、13年4月から『中居正広のミになる図書館』に改題。近年は、特定分野の専門家が、出演者に“がっかりさせる”ような雑学や知識を披露する「知らなきゃ良かった」企画が人気を呼び、そのほかにも「居酒屋40題」や、クイズ「君の名は。」というコーナーを放送していた。

 そんな『ミになる図書館』が、4月から月曜午後8時台のゴールデン枠に昇格。3月の会見では、中居自らが「生放送になる」と発表し、「これからもっともっとテレビが面白くなるために、僕らもスタッフも頑張らなくてはいけない」などと、意気込みを語った。初回放送に向け、中居にしては珍しく同局の他番組にゲストとして登場したところ、『アメトーーク!』(4月20日放送)は10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、香取慎吾と共演した『SmaSTATION!!』(22日放送)も8.3%と、高視聴率を獲得。『帰れまサンデー』(23日放送)は、前週16日の7.7%から2.5ポイントアップの10.2%を記録するなど、いずれも“中居効果”は歴然で、本放送の数字にも注目が集まっていた。

「ところが、フタをあけてみれば、初回の2時間スペシャルは7.6%と、大惨敗。2回目(5月8日放送)も2時間枠でしたが、6.8%にダウンしてしまいました。さらに、2回目の放送はその後の番組である『Qさま!!』が8.5%、『報道ステーション』は9.5%にまで上昇しており、中居の番組が視聴者から避けられていることがわかります。同日の裏番組は、『有吉ゼミ』(日本テレビ系)の13.3%が圧倒的で、そのほかは『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京)が8.2%、『結婚したら人生劇変!〇〇の妻たち』(TBS系)は6.7%という結果でした。また、時間が丸かぶりだった『ネプリーグSP』(フジテレビ系)にも11.3%と差をつけられるなど、裏に数字を獲られている現状です」(ジャニーズに詳しい記者)

 5月1日には、KAT-TUN・中丸雄一がゴールデン初MCを務める『世界ルーツ探検隊』の初回2時間スペシャルが同枠で放送されたが、こちらも5.1%という低視聴率を叩き出した。『ミになる図書館』と『世界ルーツ探検隊』が相次いで“爆死”したテレビ朝日は、改編によって月曜午後7~8時台の視聴率が低迷している。

「ゴールデンに昇格した『ミになる図書館』は、深夜時代の方が視聴率を獲っていました。例えば、改編前の今年1月31日には深夜枠で6.9%を記録し、ゴールデンの試験版として、生放送で『世代別クイズ』が行われた4月4日のオンエアーも7.4%。また、ゴールデン進出後は視聴者からの『クイズだけはつまらない。「知らなきゃ良かった」が面白かった』『クイズを変えて、以前の「知らなきゃ良かった」に戻してほしい』といった、企画に対する不満も見受けられます。番組の公式サイトには『世代間ギャップを楽しむクイズや今までのテイストをいかしたトーク企画』『一流アスリートたちが語るスクープ話など』と記載されており、クイズだけでなく、さまざまな企画を行っていくことを示唆していますが……」(同)

 11年の開始当初から交代で出演しているKis-My-Ft2の北山宏光、藤ヶ谷太輔、玉森裕太は続投し、ゴールデン枠では中居のプロデュースで結成した舞祭組の4人(千賀健永・宮田俊哉・横尾渉・二階堂高嗣)も“中継リポーター”という役割で出演。アスリートのチャレンジを見守る形でスタジオとの橋渡しを担っている。しかし、レオタード姿での登場が続いたため、ファンは一様に「あんな舞祭組は見たくない」「舞祭組にレオタードは求めてない。悲しい」と、嘆いている。

 次回の放送は22日で、9日のオンエアー後に、ある番組関係者がTwitterで「ご視聴ありがとうございました!『再来週』は初の!レギュラー放送です」と、告知している。1時間枠になり、視聴率が安定することを期待したい。

『9係』『捜査一課長』『緊急取調室』が高視聴率! “テレ朝一人勝ち”の 春ドラマ戦線

 4月期民放各局のプライム帯ほとんどの連続ドラマが、第2話、第3話を終えた。まだ、スタートしたばかりだが、テレビ朝日の圧勝劇が繰り広げられているようだ。

 今期の同局の連ドラは、『警視庁捜査一課9係』(水曜午後9時~)、内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長』(木曜午後8時~)、天海祐希主演『緊急取調室』(木曜午後9時~)の3作。いずれも、人気シリーズモノだ。

 シーズン12となった『9係』は、主演の渡瀬恒彦さんが撮影前に亡くなるという不幸があり、V6・井ノ原快彦が実質的な“主役”を代行。初回は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と安定に発進し、第2話も11.6%とほぼ横ばい、第3話では13.9%と急上昇し、渡瀬さん不在でも、根強い人気を示している。過去の同シリーズが、常に高い視聴率をマークしてきたことを考慮すると、今後も2ケタキープは間違いなさそう。

 2012年に「土曜ワイド劇場」枠でスタートし、昨年4月期に連ドラに昇格した『捜査一課長』は、初回14.5%の高視聴率を記録。第2話では9.6%と急降下したが、昨年のシーズン1は全話平均10.3%をマークした実績があるだけに、今後大崩れすることはないだろう。

 14年1月期に続き、3年ぶりにシーズン2の放送となった『緊急取調室』は、初回17.9%とロケットスタート。第2話で14.2%と急落したが、今期連ドラの中で視聴率トップとなる可能性は十分。シーズン1は全話平均12.9%で、視聴者の期待も高いだけに、この先も高視聴率を維持しそうだ。

 他局に目をやると、今期は2ケタ発進したドラマが多かったものの、嵐・相葉雅紀主演『貴族探偵』(フジテレビ系)、藤原竜也主演『リバース』(TBS系)、波瑠主演『あなたのことはそれほど』(同)、綾野剛主演『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)、KAT‐TUN・亀梨和也主演『ボク、運命の人です。』(同)は、あっさり第2話で1ケタ台に転落。沢尻エリカ主演『母になる』(同)は、第3話で1ケタ台に落ちた。桐谷美玲主演『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)は初回から10%割れで、観月ありさ主演『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(同)も、初回にして6.9%と爆死した。

 長谷川博己主演『小さな巨人』(TBS系)と、小栗旬主演『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)は2ケタ台をキープしているが、1ケタ転落の可能性も大いにあるだろう。

 水谷豊主演『相棒』、沢口靖子主演『科捜研の女』、米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門美知子~』など、数々の人気ドラマシリーズを抱えるテレ朝。今期は新作が1つもないが、早くも同局の圧勝となりそうな気配だ。
(田中七男)

『ロンハー』、深夜で高視聴率も……業界でウワサされる「役目終わり」「打ち切り」の足音

 3月16日、『深夜でロンドンハーツ』(テレビ朝日系、午後11時15分~)が視聴率10.5%、占拠率29.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。この意外な好結果が、今後の番組編成に大きな影響を与えるのではないかと、もっぱらのウワサだという。

「火曜夜9時に放送されてきた『ロンドンハーツ』が昨年4月、金曜夜9時に移り、『金曜☆ロンドンハーツ』として再スタートを切ったのですが、視聴率は8%前後と、移動前よりさらに低迷。というのも、『動けるおデブ女王決定戦』や『女性芸能人スポーツテスト』など、毒にも薬にもならない“ゆるい”企画を連発したことで、かつてのファンが離れてしまったのです」(制作会社スタッフ)

 そんな中、『深夜でロンドンハーツ』は“攻めの企画”で通し、視聴者からも大反響だったようで、この結果を受けて業界的にも、「今後、同番組をどこかへ移動するならば、夜11時台から放送した方が企画の幅が広がると考えられているようです」(民放関係者)という。

 今回の企画は2本立て。女性芸能人30名の中から、20代男子学生が選ぶ『抱きたい女‐1GP団体戦』と、一般人が指摘するカンニング竹山のダメな点上位10項目を当てる『芸人ダメサーチ』という新企画だった。『抱きたい女』では、ベテラングラドル・磯山さやか(2位)が、旬のグラドル中村静香(3位)より上だったことに涙を流して喜んだことが話題となり、Twitterでも「ロンハー、深夜になった途端おもろすぎる」「ゴールデンのロンハーは見る気がしないけど深夜は面白かったわ」といった好印象な意見が占めた。

 だが、今後の『ロンハー』に対する展望は、こうした楽観論ばかりではないようだ。あるテレビマンは、こう語る。

「今回、深夜に放送した理由は、番組にどれだけのポテンシャルが残っているのかという、マーケティングのためでもありました。また、これがオンエアされたのは木曜深夜。つまり翌日、正確にはその日の『金曜ロンハー』への数字の跳ね返りを期待しての決断でもあった。しかし、翌17日金曜の視聴率は7.9%と結局振るいませんでした。深夜に移って続くならまだしも、『もうこの番組の役目は終わった』と判断されて、今後、打ち切りへ大きく舵を切るという可能性も大いに考えられる」

 これまでもテレ朝は、『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!』『いきなり!黄金伝説。』『ナニコレ珍百景』『大改造!!ビフォーアフターSEASON II』『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』といった人気レギュラー番組を容赦なく切り捨ててきただけに、この『ロンハー』も、いつ打ち切りが宣告されるかわからない。

「そもそも火曜から金曜に移ってきた理由は、『マツコの知らない世界』(TBS系)や『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)といった裏番組との激戦を回避するための延命策でした。逆に、移動して失敗したら『後がない』という、最後通告へのカウントダウンも始まっているわけです。ですから今年結果を残さなかったら、テレ朝も黙っていないでしょう。制作側はもしかしたら、謹慎中の狩野英孝の復活ドキュメントで弾みをつけたいと考えているのかもしれませんが、もはや彼にどこまで需要があるか読めない中、そこに踏み込んで、番組もろとも心中してしまったら元も子もない」(同)

 深夜放送が成功だったと、手放しで喜べるほど事態は甘くないということだろう。人気番組『ロンハー』は行方やいかに。
(後藤港)

「正気の沙汰じゃない」テレ朝、“激戦区”日曜朝に「2時間サスペンス」放送で絶体絶命?

 1977年7月から放送開始し、約40年にわたって「2時間ドラマ」枠として視聴者に親しまれてきたテレビ朝日系の『土曜ワイド劇場』の“看板”が、3月をもって消えることが決まった。同局は昨年4月に「土曜ワイド劇場」を「土曜プライム」と名称を変更。この4月からは、その「土曜プライム」が新ドラマ枠『日曜ワイド』(日曜午前10時~)としてリニューアルされ、これまでの人気シリーズの新作や過去作品、新ドラマが放送される予定だ。

 『土曜ワイド』は『西村京太郎トラベルミステリー』(高橋英樹主演)、『タクシードライバーの推理日誌』(渡瀬恒彦主演)、『終着駅シリーズ』(片岡鶴太郎主演)、『ショカツの女~新宿西署・刑事課強行犯係』(片平なぎさ主演)、『ヤメ検の女』(賀来千香子主演)など、数々の人気サスペンスシリーズを送り出してきた。同局の鉄板ドラマ『相棒』(水谷豊主演)や、『スペシャリスト』(草なぎ剛主演)は同枠の単発ドラマでスタートし、連続ドラマ化された。

 同局では4月改編で、土日のゴールデン/プライム帯を強化するため、午後9時台に新報道情報番組『サタデーステーション』『サンデーステーション』のオンエアを決定。これにより、『土曜ワイド』を、どの枠に移すのか検討が進められていたが、視聴率が低迷する日曜朝への移動が決まった。

 日曜の午前10時~11時台は、爆笑問題の『サンデー・ジャポン』(TBS系)、ダウンタウン・松本人志の『ワイドナショー』(フジテレビ系)、『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)が激しい視聴率戦争を繰り広げており、昨年10月にスタートしたテレ朝の『帰れまサンデー』『帰れまサンデープラス』は完全にかやの外状態。同枠で他局に対抗するには、情報番組やバラエティでは難しく、独自路線の番組が必要との判断で、『日曜ワイド』の開始に踏み切ったようだ。

「日曜朝は視聴者もゆっくりしたいので、ライトな感覚の番組が適切。正直、正気の沙汰ではない大改編ですよ。『2時間ドラマ』は見る側にも集中力がいりますから、日曜なら昼過ぎや夕方の方が視聴者も見やすいのでは? さすがに日曜の朝っぱらからというのは、視聴率的に厳しいかもしれません。ただ、『土曜ワイド』には人気シリーズが数多くありますから、需要はありそう。従って、リアルタイムではなく、録画して見る人が多くなる気もします」(テレビ誌関係者)

 果たして、同局の奇抜な試みは吉と出るか、凶と出るか? 仮にタイムシフト(録画再生)視聴率がよくても、CMはスキップされる可能性が大なので、スポンサーにとっては、あまりメリットはない改編かもしれないが……。
(田中七男)

『逃げ恥』猛追も、『ドクターX』大差でトップ独走! 2016年秋ドラマ視聴率ランク

 10月にスタートした連続ドラマが最終回を迎え、平均視聴率ランキングでは20%を連発した米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が圧勝に終わった。全11話の平均は21.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。

 2012年に第1シリーズが放送され、毎クール安定した視聴率を獲っている『ドクターX』。今期は初回から20.4%のロケットスタートを切り、第2話は19.7%にダウンするも、最高値は24.3%(第3話)、最終回も22.8%と20%台をキープした。嵐・松本潤主演の春ドラマ『99.9―刑事専門弁護士―』(TBS系)の平均17.1%を上回り、16年の民放連ドラでも1位に。第4シリーズも人気を落とすことなく、有終の美を飾った。

 ベスト2位は、秋ドラマで最も大きな反響を呼んだ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で、全11話の平均は14.5%だった。月刊 「Kiss」 (講談社) で連載中の海野つなみ氏による同名漫画が原作で、主人公の森山みくり(新垣結衣)が、恋愛経験ゼロの地味なサラリーマン・津崎平匡(星野源)と“契約結婚”する社会派ラブコメディ。エンディングで流れる、夫役の星野が歌う「恋」に合わせ、出演者が踊る「恋ダンス」が人気を呼んだ。初回視聴率は10.2%だったが、恋ダンスやストーリーの面白さが話題となり、2話で12.1%、4話は13.0%と右肩上がりにアップ。10話は17.1%にまで数字が伸び、最終話は20.8%で最高記録を更新した。

 石原さとみが主演を務めた『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)は平均12.4%(全10話)で、ベスト3位にランクイン。宮木あや子氏の小説『校閲ガール』シリーズ(KADOKAWA)をドラマ化した作品で、出版社の校閲部に焦点をあてた物語。主人公の河野悦子は、ファッション誌編集部を志望している設定とあって、ドラマでは石原のファッションも視聴者の関心を集めた。

■天海祐希がワースト入り
 次は、視聴率が振るわなかったワースト3作品をご紹介。平均が7.0%だった『レンタル救世主』(日本テレビ系)と『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)は同率10位という結果に。沢村一樹が主演の『レンタル救世主』は、初回から「一部生放送」という珍しい企画を行い、10.2%を記録。ネット上ではジャニーズWEST・藤井流星のアクションシーンや、志田未来の「本音を言う時に会話がラップ調になる」といった演出が話題になっていたものの、最低が5.6%(6話)、最高は初回の10.2%だった。

 初回8.0%でスタートした『Chef~三ツ星の給食~』は、天海祐希演じる一流シェフ(星野光子)がひょんなことから学校給食の調理師になり、奮闘する物語。初回放送後には主題歌を担当した松任谷由実が、自身の公式Twitterに「Chefの初回見た~ 私の『Smile for me』は良かった。 次週に期待っ!」と、暗に内容を否定するようなツイートを投稿し、大きな話題となった。しかし、肝心の視聴率は上がることなく、4話で4.9%の最低値を出し、最高は初回や最終話など複数回で記録した8.0%で終わった。

 そして、秋ドラマのワースト1位になってしまったのは、歌舞伎俳優・市川海老蔵が主演を務めた時代劇『石川五右衛門』(テレビ東京)。1ケタ前半が多い金曜午後8時枠のドラマだったが、初回は6.0%とまずまずの視聴率をマークしていた。前クールの伊原剛志主演『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~』(テレビ東京)の平均3.3%を上回り、全8話の平均は4.0%。同枠は、来年1月20日から北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎出演の人気シリーズ『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』がスタートする。

 このほか、初回視聴率ランキングでベスト3位(13.1%)に入っていた織田裕二主演の『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)は平均10.5%(全10話)で惜しくも4位に転落。また、Hey!Say!JUMP・山田涼介が初の“月9”主演を務めた『カインとアベル』(フジ系)は、全10話がすべて1ケタという悲惨な状況となり、平均は8.2%だった。

 17年の1月期は、SMAPの木村拓哉にとってグループ解散後初の主演作『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)と、草なぎ剛主演『嘘の戦争』(フジテレビ系)など話題作が待機。まずは初回視聴率の結果に期待が高まる。

【2016年秋ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系・木曜午後9時)全11話/21.5%
2位『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系・火曜午後10時)全11話/14.5%
3位『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系・水曜午後10時)全10話/12.4%
4位『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系・日曜午後9時)全10話/10.5%
5位『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系・金曜午後10時)全10話/10.2%
6位『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系・土曜午後9時)全10話/8.3%
7位『カインとアベル』(フジテレビ系・月曜午後9時)全10話/8.2%
8位『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系・火曜午後9時)全10話/8.1%
9位『キャリア~掟破りの警察署長~』(フジテレビ系・日曜午後9時)全10話/7.2%
10位『レンタル救世主』(日本テレビ系、日曜午後10時30分)全10話/7.0%
10位『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系・木曜午後10時)全10話/7.0%
12位『石川五右衛門』(テレビ東京・金曜午後8時)全8話/4.0%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第二位以下を四捨五入。2クール連続で放送する『相棒』『科捜研の女』(ともにテレビ朝日系)はランキング対象外とする。

 

『逃げ恥』猛追も、『ドクターX』大差でトップ独走! 2016年秋ドラマ視聴率ランク

 10月にスタートした連続ドラマが最終回を迎え、平均視聴率ランキングでは20%を連発した米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が圧勝に終わった。全11話の平均は21.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。

 2012年に第1シリーズが放送され、毎クール安定した視聴率を獲っている『ドクターX』。今期は初回から20.4%のロケットスタートを切り、第2話は19.7%にダウンするも、最高値は24.3%(第3話)、最終回も22.8%と20%台をキープした。嵐・松本潤主演の春ドラマ『99.9―刑事専門弁護士―』(TBS系)の平均17.1%を上回り、16年の民放連ドラでも1位に。第4シリーズも人気を落とすことなく、有終の美を飾った。

 ベスト2位は、秋ドラマで最も大きな反響を呼んだ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で、全11話の平均は14.5%だった。月刊 「Kiss」 (講談社) で連載中の海野つなみ氏による同名漫画が原作で、主人公の森山みくり(新垣結衣)が、恋愛経験ゼロの地味なサラリーマン・津崎平匡(星野源)と“契約結婚”する社会派ラブコメディ。エンディングで流れる、夫役の星野が歌う「恋」に合わせ、出演者が踊る「恋ダンス」が人気を呼んだ。初回視聴率は10.2%だったが、恋ダンスやストーリーの面白さが話題となり、2話で12.1%、4話は13.0%と右肩上がりにアップ。10話は17.1%にまで数字が伸び、最終話は20.8%で最高記録を更新した。

 石原さとみが主演を務めた『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)は平均12.4%(全10話)で、ベスト3位にランクイン。宮木あや子氏の小説『校閲ガール』シリーズ(KADOKAWA)をドラマ化した作品で、出版社の校閲部に焦点をあてた物語。主人公の河野悦子は、ファッション誌編集部を志望している設定とあって、ドラマでは石原のファッションも視聴者の関心を集めた。

■天海祐希がワースト入り
 次は、視聴率が振るわなかったワースト3作品をご紹介。平均が7.0%だった『レンタル救世主』(日本テレビ系)と『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)は同率10位という結果に。沢村一樹が主演の『レンタル救世主』は、初回から「一部生放送」という珍しい企画を行い、10.2%を記録。ネット上ではジャニーズWEST・藤井流星のアクションシーンや、志田未来の「本音を言う時に会話がラップ調になる」といった演出が話題になっていたものの、最低が5.6%(6話)、最高は初回の10.2%だった。

 初回8.0%でスタートした『Chef~三ツ星の給食~』は、天海祐希演じる一流シェフ(星野光子)がひょんなことから学校給食の調理師になり、奮闘する物語。初回放送後には主題歌を担当した松任谷由実が、自身の公式Twitterに「Chefの初回見た~ 私の『Smile for me』は良かった。 次週に期待っ!」と、暗に内容を否定するようなツイートを投稿し、大きな話題となった。しかし、肝心の視聴率は上がることなく、4話で4.9%の最低値を出し、最高は初回や最終話など複数回で記録した8.0%で終わった。

 そして、秋ドラマのワースト1位になってしまったのは、歌舞伎俳優・市川海老蔵が主演を務めた時代劇『石川五右衛門』(テレビ東京)。1ケタ前半が多い金曜午後8時枠のドラマだったが、初回は6.0%とまずまずの視聴率をマークしていた。前クールの伊原剛志主演『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~』(テレビ東京)の平均3.3%を上回り、全8話の平均は4.0%。同枠は、来年1月20日から北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎出演の人気シリーズ『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』がスタートする。

 このほか、初回視聴率ランキングでベスト3位(13.1%)に入っていた織田裕二主演の『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)は平均10.5%(全10話)で惜しくも4位に転落。また、Hey!Say!JUMP・山田涼介が初の“月9”主演を務めた『カインとアベル』(フジ系)は、全10話がすべて1ケタという悲惨な状況となり、平均は8.2%だった。

 17年の1月期は、SMAPの木村拓哉にとってグループ解散後初の主演作『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)と、草なぎ剛主演『嘘の戦争』(フジテレビ系)など話題作が待機。まずは初回視聴率の結果に期待が高まる。

【2016年秋ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系・木曜午後9時)全11話/21.5%
2位『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系・火曜午後10時)全11話/14.5%
3位『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系・水曜午後10時)全10話/12.4%
4位『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系・日曜午後9時)全10話/10.5%
5位『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系・金曜午後10時)全10話/10.2%
6位『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系・土曜午後9時)全10話/8.3%
7位『カインとアベル』(フジテレビ系・月曜午後9時)全10話/8.2%
8位『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系・火曜午後9時)全10話/8.1%
9位『キャリア~掟破りの警察署長~』(フジテレビ系・日曜午後9時)全10話/7.2%
10位『レンタル救世主』(日本テレビ系、日曜午後10時30分)全10話/7.0%
10位『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系・木曜午後10時)全10話/7.0%
12位『石川五右衛門』(テレビ東京・金曜午後8時)全8話/4.0%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第二位以下を四捨五入。2クール連続で放送する『相棒』『科捜研の女』(ともにテレビ朝日系)はランキング対象外とする。

 

SMAP・香取慎吾、“花摘み”にメッセージ? 『SmaSTATION!!』の奇跡にファン感激

 SMAPの解散発表に伴い、ファンが購買運動を続けてきたシングル「世界に一つだけの花」。1月に解散危機が報じられて以降、ファンはトリプルミリオン(300万枚)を目指してTwitterなどを中心に協力を呼びかけ、ついに12月上旬に300万枚を達成したことが明らかになった。ファンが喜びに満ちあふれる中、メンバーの香取慎吾がこの一件について「ファンにメッセージを送ったのではないか」と、話題になっている。

 2003年に発売された同曲の累計売り上げ枚数は258.2万枚だったが、1月の報道を機に購入者が続出。解散危機報道の翌日、1月14日付のオリコンデイリーCDシングルランキングで約300枚を売り上げ、その後も在庫切れになる店舗が相次いだという。ファンは「集中購買日」を設定し、8月の解散発表後はより活動に力を入れ、300万枚を目指してきた。

「ファンは年内のランキング中に総売上枚数がトリプルミリオンに輝くことを目的としていて、12月8日には稲垣吾郎の誕生日だったため購買数が増加。12月5~8日付のオリコンデイリーランキングで合計3.3万枚を売り上げ、ついに300万枚を突破しました。枚数が伸び悩み、大台に乗せるのは厳しいとみられた時期もありましたが、SMAPの活動継続を願う意味で、多くのファンが力と財布を振り絞ったのでしょう。また、トリプルミリオンに向けて、CDを再生産したビクターエンタテインメントや、全国のレコードショップも協力的でした」(ジャニーズに詳しい記者)

 一方、10日放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)では、ファンにとって“奇跡的”な出来事が起こった。この日、香取は黒のスーツに花と王冠が描かれたスーツを着用しており、視聴者のファンは「慎吾、花のスーツだ!」「慎吾の衣装に花と冠が3つある。トリプルミリオンだ」と、大興奮。また、オープニングで香取がテレビ朝日7Fの屋上でトークしていた際、照明で壁に照らされた柄も、花の模様だったことから、香取や番組サイドが「世界に一つだけの花」のトリプルミリオン達成に対し、何らかの反応を示しているのではないかと感じたようだ。

「この日のゲストは『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(同)で主演を務めている米倉涼子で、彼女も青を基調とした花柄の衣装を着ていたんです。また、香取は同作のファンだそうで、エンディングでは『もうずっと見てますよ、1話の「世界で一つだけの骨」から』とコメント。米倉はドラマ内の“SMAPネタ”を本人が見ていたことに衝撃を受けたのか、『アー!』と口を押さえて驚き、そこで番組が終了しました。香取といえば、公式携帯サイト・Johnny’s webの連載『SD 慎語事典』でよく“縦読み”を行ったりと、ファンにだけ伝わるメッセージを送る傾向があります。衣装や照明の“奇跡”だけではなく、あえて香取が『世界~』の部分に触れたのは『確信犯』だといわれています」(同)

 一連の流れを受けてSMAPファンからは「慎吾があの衣装だったのは深読みしすぎじゃないと思う。300万枚の花束を受け取ったお返しだね」「慎吾に300万枚の花束届いてた! 最後の『世界で一つだけの骨』も精一杯のぶっこみだよね」「さすが慎吾! 『ドクターX』のキーになる言葉を言いつつ、ファンにわかるサインを送ってくれるなんて!」と、感激の声が続出している。

 ファンは「世界に一つだけの花」のCDを購入する動きを“花摘み”などと呼んでおり、目標のトリプルミリオンを達成した後も「花摘みは続ける予定」「これで花摘みは終わりじゃない。ビクターが生産して、たくさん入荷してくれたお店のためにも、1枚残らず摘み取ろう!」と、意気込んでいる。

 意気消沈するニュースが続く中、久しぶりの明るい話題と香取の反応そのものが、ファンの心にあかりを灯したようだ。