日馬富士引退会見で“力不足”露呈の『報ステ』富川悠太アナに厳しい声「今度こそ更迭か」

 横綱・日馬富士の引退会見で、「力不足」を露呈したのがテレビ朝日『報道ステーション』のキャスターを務める富川悠太アナウンサーだ。

 日馬富士に質問をしたが、同席した師匠・伊勢ヶ浜親方に「その質問はおかしい」とダメ出しされ、それでも食い下がったが、番組用のパフォーマンスにしか見えなかったため、リアルタイム視聴していた人々から「不快」の声が相次いだ。さらにこの失態は各局の番組スタッフの間でも笑い話にされており、たびたび降板のウワサもささやかれている富川アナには「今度こそ更迭か」なんて声も聞かれる。

「新入幕を決めたのも、大関昇進を決めたのも、同じ九州場所でした。ここで引退を決めた心境は?」というのが富川アナの最初の質問だった。

 騒動の核心とはまるで無関係な、いかにもテレビリポーター的な質問だが、こうした注目会見では、番組名を声高に名乗って番組宣伝を兼ねようとするのがテレビのお家芸。

「当然、報ステのものと思われるテレビカメラが、席上ではなく富川アナの方を向いていましたから、まさに仕事アピールの画作りが狙いだったんでしょうね」(現場にいた他局のテレビ関係者)

 日馬富士は「大宰府の神様、心から信じています」と九州への思いを答えたが、富川アナは想定した回答と違っていたからだろうか、すぐ同じ質問を繰り返した。

「この九州場所で引退を決意したことをお伺いします」

 これに日馬富士は戸惑った風で言葉をなくしていると、親方が「そういう風になったということじゃないですか」と代弁した。選んで九州場所での引退となったわけではないのだから、これは当然の回答だろう。さらに親方は「いま言っているんだから、その質問はちょっとおかしいんじゃないですか」と付け加えたが、富川アナはまたも「どの段階で決意したんでしょうか」と食い下がった。

「だから、それもさっき述べたじゃないですか。同じ質問を繰り返さないでください」と親方。その話を遮って、なお質問をしようとした富川アナには「もっとみなさん聞きたいことがあると思うので、代わってください。ひとりひとつで」とまで言った。すると富川アナは「今後も相撲に関わっていきたい思いはありますか」と質問。こうなると、質疑応答というより意地の張り合いのようにも見えた。

「会見は伊勢ケ浜部屋の宿舎がある福岡県で行われたので、日帰り出張となった富川アナは、何か“手柄”のようなものを持って帰りたかったんでしょうね」(前出関係者)

 結局、不穏な空気に日馬富士は無言のままで、親方が「他の人の質問にして」とマイクを譲らせた。その模様は一部で「親方の逆ギレ」とも伝えられたが、それまでNHK記者らによる長い代表質問には、日馬富士も親方もキッチリ答えていたから、その見方はおかしいだろう。

 一方の富川アナは当夜、このお粗末な展開を隠すように、「私は最前列にいて、どのタイミングで引退を決めたか質問をしたんですが、横綱は無言でした」と、異なるニュアンスで伝えてごまかした。さらに、会見での日馬富士の手の握り方など、これまた本題と無関係な話をする始末だった。

 これにはネット上で「他人が聞いて答えた話を自分が聞いたかのように話していた」、「事実を伝えるニュース番組の体を成してない」、「目立ちたいだけの粘着仕事」、「なんでもかんでもポエム的にしかできないのか」と散々だ。同業者である他局のアナウンサーもこんな厳しい話をしている。

「番組を見ていると、富川さんは相手の話を聞いていないことが多い。政治家との対談でも、用意しておいた質問を投げることに集中してしまい、相手の回答に突っ込みを入れるようなアドリブの会話ができていません。これは新人アナがやってしまうレベルのことですが、富川アナは通常ニュースでも分析はすべて解説者任せということも多く、自分でモノを考えない習慣がついているのでは。司会者というより、まるでナレーターとか街角リポーターみたいな感じです。テレ朝はもっと優秀な局アナがいるのに、なぜ彼らを起用しないのかと思ってしまいます」

 富川アナはこれ以前にも「力不足」と言われる失態が多々あった。昨年、安倍晋三首相へのインタビューでは「憲法改正を発議する前に国民の信を問うことはしないのか?」と聞いたが、これは順序が逆で、発議があって国民投票があるため、安倍首相に「法律と憲法をごっちゃにされていますね」と笑われてしまったのである。このとき富川アナは横の解説者に「後藤(謙次)さんどうでしょう?」と逃げる始末だった。

「首相相手との議論は大変な仕事ですから、まだ仕方ないと思えますけど、スポーツ選手の会見取材もまともにこなせないとなると、根本的に仕事を学び直した方がいいと思いますよ」(前出アナ)

 爽やかなルックスで若々しさには定評があり、昨年、古舘伊知郎の後任となったことには、出演料の高額なフリーアナではない局アナの起用が、局内でも歓迎ムードだった。しかし、このままでは「やっぱり外部から」の声が聞こえてしまいそうである。
(文=李銀珠)

独自の路線で評価高める仲里依紗 またまた“不倫される妻”役で5年ぶり地上波連ドラ主演

 女優・仲里依紗が、来年1月期のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『ホリデイラブ』(金曜午後11時15分~)で、主演を務めることがわかった。仲が地上波の連ドラで主演するのは、2012年10月期『レジデント~5人の研修医』(TBS系)以来、5年3カ月ぶり。13年に俳優・中尾明慶と結婚、第1子を出産後では初となる。

『ホリデイラブ』は、夫の浮気が発覚し、主人公・高森杏寿(仲)が、平和な日常から一転、苦悩の日々に突入。葛藤の末に、杏寿は夫を信じ直して立ち上がり、夫も妻の愛情を再認識し、二人は元のサヤへ収まろうとする。ところが、やり直そうとするたびに、夫の浮気相手が愛し合う夫婦を“さらなる困難”へと陥れていく……というストーリー。

 原作は、こやまゆかり氏の人気マンガ『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』で、脚本はNHK連続ドラマ小説『べっぴんさん』、『ファースト・クラス』第1シリーズ(フジテレビ系)、『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)などを手掛けた渡辺千穂氏が担当する。

 仲といえば、今年4月期の波瑠主演『あなたのことはそれほど』(TBS系)で、浮気した夫をジワジワと追い詰める妻役を演じたばかりで、またまた“不倫される妻”役に起用された。

 最近の仲は、7月期の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)では、主人公のクラブのママ・元子(武井咲)と、激しいバトルを繰り広げるホステス役を演じたのが記憶に新しいところ。放送中の『ドクターX~外科医・大門未知子~』第5シリーズ(同/米倉涼子主演)では、第4話にゲスト出演し、日本医師倶楽部の内神田景信会長(草刈正雄)の娘を装い、婚活パーティーで知り合った森本光医師(田中圭)と婚約する結婚詐欺師役にキャスティングされた。

 今や、すっかり個性的な“ワケあり女性”を演じ、女優としての評価を高め、貴重な“バイプレーヤー”と化している仲。

 前回、彼女が地上波連ドラで主演した『レジデント』は、人気ドラマ『ドクターX』第1シリーズの裏とあって、平均6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と惨敗を喫した。深夜枠とはいえ、『ホリデイラブ』で高視聴率をマークして、“主役”でも通用することを証明したいところだろう。
(文=田中七男)

『ドクターX』が大迷走中!? シャーロットのセリフが聞き取りづらい! バーター女優の出演シーンは不要!

 女優・米倉涼子が、性格には難があるが腕はめっぽう立つ天才外科医を演じるドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)第5期の第7話が23日に放送され、平均視聴率20.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。相変わらずの好調ぶりをキープしています。

 さて今回は、犬のオペシーンからスタート。外科医だけでなく獣医のライセンスも持つ大門未知子(米倉涼子)は、医療界のトップに君臨する日本医師倶楽部の会長・内神田景信(草刈正雄)の妻・小百合(戸田菜穂)の愛犬を手術するよう依頼されたのです。

 オペは無事終了。これに気分を良くした小百合は、東帝大学病院の外科医の中から従妹の萌々香(小飯塚貴世江)の見合い相手を紹介してほしいと、病院長・蛭間重勝(西田敏行)に申し出ます。そして、“年齢的に手頃”ということで白羽の矢が立ったのが、原守(鈴木浩介)でした。

 その見合い当日、未知子が乱入。原がロシアの病院に勤務していた頃に交際していたナナーシャ・ナジンスキー(シャーロット・ケイト・フォックス)を連れてきたのです。外科医として超一流の腕をもつナナーシャですが、原が恋しくて仕事を辞めて会いに来たとのことで、熱烈なハグ。その姿を見た小百合が激怒し、見合いの話はおじゃんになってしまいました。

 ナナーシャが再会を喜ぶ一方、原は腑に落ちません。振ったのはナナーシャの方なのに、今さらなぜ? という気持ちがあるのです。そんな中、新人外科医・西山直之(永山絢斗)らがネット検索したところ、ナナーシャが最後のオペで医療ミスを犯し、患者から訴えられていることが発覚。それを聞いた未知子は、ナナーシャの手が微かに震えていたことを思い出し、すぐに検査をします。

 診断の結果、ナナーシャは極めて切除が難しい脳腫瘍を患っていることがわかります。未知子はすぐさま執刀を申し出るものの、ナナーシャはこれを拒否。術中に死ぬリスクのあるオペをするよりも、原と残りの時間を一緒に過ごしたいというのです。

 そんなナナーシャの気持ちを原は尊重。見合いが破談になった件で蛭間から怒りを買い、しばらく休んでいるように申し渡されたこともあり、ナナーシャの余生に付き合うことに決めました。

 しかし、病院を離れナナーシャと旅行に出たものの、原の脳裏には未知子から言われた「患者に寄り添ったって病気は治らない」という言葉がこびりついて離れません。そして、ナナーシャがふと口にした「桜が見たい。春まで生きたい」という言葉をきっかけに、無理にでもオペをすることを決意するのです。

 執刀医は未知子。腫瘍の切除箇所をわずかでも間違えれば死に至る困難なオペですが、未知子は施術中に全身麻酔を中断して覚醒させ、ナナーシャの手にマヒ症状がないか確認しながら慎重に切除を行い、無事に成功させます。

 また、ナナーシャは、内神田が以前からコネクションを得たかったというアメリカン・メディカルクラブの副会長の娘であることがわかり、見合いの件も一件落着となったのでした。

 さて感想ですが、今回はナナーシャ役のシャーロットのセリフが聞きとりづらい、の一言に尽きました。ナナーシャが原に会いに来た理由もいまいち曖昧でしたし、オペが無事に成功したら「バイバイ」というのも納得がいきませんでした。話題作りのためにシャーロットを強引にねじ込んだ感が否めなかったんですよね。

 米倉とシャーロットは共にブロードウェイ・ミュージカル『CHICAGO』でロキシー・ハート役を演じた経験がありますが、それが何か絡んでいるんですかね? そんな勘ぐりをしてしまいたくなるぐらい無理やりなキャスティングでした。

 ついでに言ってしまえば、今シーズンは米倉が所属するオスカープロモーションの女優のゴリ押しがこれまで以上に強く感じられます。第1シーズンから病院長の秘書役は米倉の後輩がバーター出演するのが恒例となっていましたが、今シーズンは看護師・長森陽菜役で久住小春が出演。西山と交際しているという設定で前回からちょくちょく出演シーンが増えましたが、無理やり挿入している感じが強く、ストーリーの邪魔になってしまっているんですよね。

 さらに久住だけに留まらず、第9話では、同事務所が主催する『全日本国民的美少女コンテスト』で今年度グランプリを獲得した井本彩花が女優デビューするとのことで、素人演技を見せられてしまうことになってしまいそうです。ただ、米倉ありきで高視聴率を獲得しているだけに、テレビ朝日も強く出られないのでしょうね。

 次回は西山にスポットライトが当たるということで、久住がむやみやたらに出しゃばらないことを祈りつつ放送を待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『ドクターX』が大迷走中!? シャーロットのセリフが聞き取りづらい! バーター女優の出演シーンは不要!

 女優・米倉涼子が、性格には難があるが腕はめっぽう立つ天才外科医を演じるドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)第5期の第7話が23日に放送され、平均視聴率20.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。相変わらずの好調ぶりをキープしています。

 さて今回は、犬のオペシーンからスタート。外科医だけでなく獣医のライセンスも持つ大門未知子(米倉涼子)は、医療界のトップに君臨する日本医師倶楽部の会長・内神田景信(草刈正雄)の妻・小百合(戸田菜穂)の愛犬を手術するよう依頼されたのです。

 オペは無事終了。これに気分を良くした小百合は、東帝大学病院の外科医の中から従妹の萌々香(小飯塚貴世江)の見合い相手を紹介してほしいと、病院長・蛭間重勝(西田敏行)に申し出ます。そして、“年齢的に手頃”ということで白羽の矢が立ったのが、原守(鈴木浩介)でした。

 その見合い当日、未知子が乱入。原がロシアの病院に勤務していた頃に交際していたナナーシャ・ナジンスキー(シャーロット・ケイト・フォックス)を連れてきたのです。外科医として超一流の腕をもつナナーシャですが、原が恋しくて仕事を辞めて会いに来たとのことで、熱烈なハグ。その姿を見た小百合が激怒し、見合いの話はおじゃんになってしまいました。

 ナナーシャが再会を喜ぶ一方、原は腑に落ちません。振ったのはナナーシャの方なのに、今さらなぜ? という気持ちがあるのです。そんな中、新人外科医・西山直之(永山絢斗)らがネット検索したところ、ナナーシャが最後のオペで医療ミスを犯し、患者から訴えられていることが発覚。それを聞いた未知子は、ナナーシャの手が微かに震えていたことを思い出し、すぐに検査をします。

 診断の結果、ナナーシャは極めて切除が難しい脳腫瘍を患っていることがわかります。未知子はすぐさま執刀を申し出るものの、ナナーシャはこれを拒否。術中に死ぬリスクのあるオペをするよりも、原と残りの時間を一緒に過ごしたいというのです。

 そんなナナーシャの気持ちを原は尊重。見合いが破談になった件で蛭間から怒りを買い、しばらく休んでいるように申し渡されたこともあり、ナナーシャの余生に付き合うことに決めました。

 しかし、病院を離れナナーシャと旅行に出たものの、原の脳裏には未知子から言われた「患者に寄り添ったって病気は治らない」という言葉がこびりついて離れません。そして、ナナーシャがふと口にした「桜が見たい。春まで生きたい」という言葉をきっかけに、無理にでもオペをすることを決意するのです。

 執刀医は未知子。腫瘍の切除箇所をわずかでも間違えれば死に至る困難なオペですが、未知子は施術中に全身麻酔を中断して覚醒させ、ナナーシャの手にマヒ症状がないか確認しながら慎重に切除を行い、無事に成功させます。

 また、ナナーシャは、内神田が以前からコネクションを得たかったというアメリカン・メディカルクラブの副会長の娘であることがわかり、見合いの件も一件落着となったのでした。

 さて感想ですが、今回はナナーシャ役のシャーロットのセリフが聞きとりづらい、の一言に尽きました。ナナーシャが原に会いに来た理由もいまいち曖昧でしたし、オペが無事に成功したら「バイバイ」というのも納得がいきませんでした。話題作りのためにシャーロットを強引にねじ込んだ感が否めなかったんですよね。

 米倉とシャーロットは共にブロードウェイ・ミュージカル『CHICAGO』でロキシー・ハート役を演じた経験がありますが、それが何か絡んでいるんですかね? そんな勘ぐりをしてしまいたくなるぐらい無理やりなキャスティングでした。

 ついでに言ってしまえば、今シーズンは米倉が所属するオスカープロモーションの女優のゴリ押しがこれまで以上に強く感じられます。第1シーズンから病院長の秘書役は米倉の後輩がバーター出演するのが恒例となっていましたが、今シーズンは看護師・長森陽菜役で久住小春が出演。西山と交際しているという設定で前回からちょくちょく出演シーンが増えましたが、無理やり挿入している感じが強く、ストーリーの邪魔になってしまっているんですよね。

 さらに久住だけに留まらず、第9話では、同事務所が主催する『全日本国民的美少女コンテスト』で今年度グランプリを獲得した井本彩花が女優デビューするとのことで、素人演技を見せられてしまうことになってしまいそうです。ただ、米倉ありきで高視聴率を獲得しているだけに、テレビ朝日も強く出られないのでしょうね。

 次回は西山にスポットライトが当たるということで、久住がむやみやたらに出しゃばらないことを祈りつつ放送を待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

キムタク新ドラマ『BG』は「フジ月9」で放送予定だった! “棚ぼた”テレ朝は、予算1話1億円の大盤振る舞いで……

 来年1月より、ジャニーズ事務所・木村拓哉の主演ドラマ『BG~身辺警護人~(仮)』が、テレビ朝日にてスタートする。このキャスティングを見て、「誰が主演かわからない」という感想を持ったのは、果たして筆者だけだろうか?

 当初、この“キムタクドラマ”はフジテレビで、この秋から月9ドラマとして放送する予定だった。しかし、木村を推していたフジの前社長・亀山千広氏が低視聴率による業績悪化の責任を取り、更迭されたことで白紙に戻ってしまったのだという。

 そこで、テレ朝に棚ぼたで“キムタクドラマ”のチャンスが回ってきた。現在、高視聴率を維持し続ける『ドクターX~外科医・大門未知子~』と同じ、“木曜ドラマ枠”に持ってきたことからもわかるように、テレ朝にとってジャニーズ事務所との関係を壊さないためにも、絶対に失敗は許されない状況だ。

 木村は同ドラマで、かつて敏腕ボディーガードだった過去を隠し、民間警備会社に新人ボディーガードとして着任する主人公を演じる。木村の脇を固めるキャストには、主人公が所属する身辺警護課の仲間役に斎藤工、間宮祥太朗、菜々緒、同課の課長役には上川隆也、主人公と対立する警視庁のSP役として江口洋介が出演する。

 間宮、菜々緒はともかくとして、江口、斎藤、上川は、いずれも主演クラスの役者だ。江口はかつて、フジの“トレンディドラマ”で大ブレーク。その後も、フジの『救命病棟24時』シリーズなどの主演を何本もこなし、最近ではWOWOWの話題作『石つぶて』に主演し、注目を集めている。

 斎藤は上戸彩と共演のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)が平均13.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)の好視聴率を記録。今年の6月には続編として、映画版『昼顔』が公開となり、興行収入23億円を超える大ヒットとなった。

 同作は“上海国際映画祭”でも上映されて大反響を呼び、中国での斎藤の俳優としての人気は、いまや木村以上だという。そして、上川はテレ朝の人気ドラマシリーズ『遺留捜査』の主演を張る俳優だ。11年に放送された第1回目の『遺留捜査』の平均視聴率は14.3%、第2シリーズは12.5%、第3シリーズは11.5%、今年の7月期に放送された第4シリーズも平均視聴率10.4%と、今まで一度も1ケタ台に甘んじたことがない好調ぶりである。

 これだけの錚々たるメンバーが揃ってしまっては、“キムタクドラマ”と謳っているものの、もはや誰が主演かわからない。しかも、この3人に加えて、“ドラマ出演ごとにギャラが上がる”といわれるほどの人気女優である石田ゆり子も出演することが決まっている。主演の木村と江口、斎藤、上川、石田の5人だけでも、1話当たりのギャラは軽く1,000万円を超える。さらに、未だ発表されていないヒロインの女優がこれに加われば、その額は2,000万円近くに上るだろう。

 本作は、ボディーガードが主人公なだけに、自動車を大破させるなど、派手なアクション展開が予想される。関係者の試算によると、ギャラ、制作費、それに諸経費を加えると、1本当たりの金額は、『ドクターX』と変わらない1億円以上になるという。この金額は、20%前後の視聴率を取らないと採算の合わない数字である。

 今年の1月期にTBS系で放送された木村主演のドラマ『A LIFE~愛しき人~』は、豪華キャスト陣の出演にもかかわらず、平均視聴率14.5%だっただけに、今回の“キムタクドラマ”も苦戦が予想される。ただ、これだけの好条件を揃えていることもあり、『BG』が木村の俳優生命を懸けた作品となることは間違いないだろう。
(文=本多圭)

木村拓哉の新ドラマ『BG』ヒロインが決まらない! 視聴率爆死に備えたセコすぎる“保険”も?

 元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が11月2~5日に揃って生出演した『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)は、累計視聴数7,000万を超える注目を浴びた。その一方で、ジャニーズに残留した木村拓哉は大ピンチに陥っているようだ。テレビ関係者が明かす。

「来年1月期で主演が決まっているドラマ『BG~身辺警護人~(仮)』(テレビ朝日系)のキャスティングが、いまだ難航しているようです。江口洋介、上川隆也、石田ゆり子、菜々緒、斎藤工ら豪華キャストが脇を固めることは決定しているものの、“ヒロイン”のポジションは、いまだに発表がない。当初、キムタクが指名したのは広瀬すずだったが、彼女は同じクールでのドラマ主演が決まっていて断られた。一連のSMAP解散騒動で、すっかりヒールになったキムタクの相手役とあって、大物女優は軒並み二の足を踏んでいるといいます」

 スタッフから悲鳴が上がっているのは、キャスティングだけではない。木村といえば、脚本や美術にも異様なこだわりを見せていることで知られているが、今回も映画並みのセットを要求し、すでに制作費は大幅に予算オーバーする見込みとなっているという。

「木村は、テレ朝の看板ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』と同じく、1本1億3,000万円以上の予算があると思い込んでいるのだとか。そのため、1本5,000万円の予算が、すでに2倍に膨れ上がっているといいます」(テレビ誌ライター)

“復権”を賭けた木村の並々ならぬ意気込みを感じるが、その裏でジャニーズサイドは、したたかな“保険”も掛けているという。

「当然、“主演”はキムタクなのですが、これまでのキムタクドラマのように常時彼が前面に押し出されるのではなく、回によって視点が代わり、主要キャストの誰かがメインを張るという斬新な演出になるという話が漏れ伝わってきています。その回ではキムタクは“脇役”となるので、たとえ視聴率が悪くても、一概に“キムタクのせい”とは言い切れなくなる。逆に言えば、キムタクがメインの回だけ視聴率が露骨に悪いということもありえるため、諸刃の剣でもあるんですが……」(同)

 はたして木村は、元SMAPの3人を上回る存在感を見せつけることができるのだろうか?

木村拓哉の新ドラマ『BG』ヒロインが決まらない! 視聴率爆死に備えたセコすぎる“保険”も?

 元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が11月2~5日に揃って生出演した『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)は、累計視聴数7,000万を超える注目を浴びた。その一方で、ジャニーズに残留した木村拓哉は大ピンチに陥っているようだ。テレビ関係者が明かす。

「来年1月期で主演が決まっているドラマ『BG~身辺警護人~(仮)』(テレビ朝日系)のキャスティングが、いまだ難航しているようです。江口洋介、上川隆也、石田ゆり子、菜々緒、斎藤工ら豪華キャストが脇を固めることは決定しているものの、“ヒロイン”のポジションは、いまだに発表がない。当初、キムタクが指名したのは広瀬すずだったが、彼女は同じクールでのドラマ主演が決まっていて断られた。一連のSMAP解散騒動で、すっかりヒールになったキムタクの相手役とあって、大物女優は軒並み二の足を踏んでいるといいます」

 スタッフから悲鳴が上がっているのは、キャスティングだけではない。木村といえば、脚本や美術にも異様なこだわりを見せていることで知られているが、今回も映画並みのセットを要求し、すでに制作費は大幅に予算オーバーする見込みとなっているという。

「木村は、テレ朝の看板ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』と同じく、1本1億3,000万円以上の予算があると思い込んでいるのだとか。そのため、1本5,000万円の予算が、すでに2倍に膨れ上がっているといいます」(テレビ誌ライター)

“復権”を賭けた木村の並々ならぬ意気込みを感じるが、その裏でジャニーズサイドは、したたかな“保険”も掛けているという。

「当然、“主演”はキムタクなのですが、これまでのキムタクドラマのように常時彼が前面に押し出されるのではなく、回によって視点が代わり、主要キャストの誰かがメインを張るという斬新な演出になるという話が漏れ伝わってきています。その回ではキムタクは“脇役”となるので、たとえ視聴率が悪くても、一概に“キムタクのせい”とは言い切れなくなる。逆に言えば、キムタクがメインの回だけ視聴率が露骨に悪いということもありえるため、諸刃の剣でもあるんですが……」(同)

 はたして木村は、元SMAPの3人を上回る存在感を見せつけることができるのだろうか?

40年来の付き合いである光浦靖子と大久保佳代子のオアシズ『めちゃイケ』終了後、2人が揃う機会はあるのか?

 11月23日放送『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にて、「幼なじみとコンビ組んでる芸人」なる企画が放送された。この回に出演したのは、チュートリアル、ANZEN漫才、ロバート秋山・馬場、そして光浦靖子と大久保佳代子のオアシズである。

 昨今は、お笑いコンビもバラ売りするのが当たり前。ホンジャマカほどではないが、オアシズも2人揃って露出する機会をあまり持たないコンビである。事実、10月18日放送『1周回って知らない話 強い女に疑問直撃SP』(日本テレビ系)に珍しく2人で出演した際、「あんまり2人で出るところ観ないので、仲いいのかなあ?」という街の声が紹介されている。

 元をたどると、光浦と大久保は小学校1年から40年の付き合い。お互いの第一印象だが、光浦を見た大久保は「お嬢様みたいで可愛い!」、大久保を見た光浦は「カバみたいな顔してる」であった。当時の大久保はうぶ毛が濃く、俗に言う“鼻ひげ”が印象的だったとのこと。光浦は大久保の顔を見て谷村新司を連想、「アリスの一員かな?」とまで思ったそうだ。

 それにしても、40年もの月日を並走し続けるとは驚異的である。事実、『アメトーーク!』にて2人は「いろいろありましたよ……」と、しみじみと回顧。

 そう、2人はいろいろあったのである。

 

■光浦の彼氏を奪う大久保

 

「GINZA」2017年11月号(マガジンハウス)、ミュージシャン・岡村靖幸の連載ページ「岡村靖幸 結婚への道」のゲストにオアシズが登場している。

 前述の『アメトーーク!』にて「いろいろあった」と振り返ったオアシズだが、実は「GINZA」ではこの“いろいろ”の詳細が語られている。

 まず、大久保は光浦の彼氏を奪ったことがあるのだ。話は2人が21歳の頃、大学時代に遡る。大久保が男性を光浦に紹介したのが始まりであった。

光浦 大久保さんが好きだった人の親友だったんだもんね。

大久保 ……で、そこで劇団みたいなのを一緒にやった……のかな?

光浦 ごまかそうとしとる!

大久保 いやいや(笑)。それで、劇団をやって、仲良くなって、光浦さんが付き合いだしたんですけど……。ま、私が悪いんですけど、その人が私のことも「好きだよ」って言い出したんで、「そうなの?」って。

 なんと件の男性、光浦へ「オレ、佳代子んちに住んでるから」という電話をかけてしまい、横恋慕が発覚したようだ。

 

■去りゆく大久保を引き留めようと、光浦がコンビ結成を呼びかける

 

 他にも、光浦と大久保には“いろいろ”がある。

 高校を卒業した2人は別々の大学へ進学し、大久保は千葉大学のスカッシュサークルに入部した。その際、「ヤッちゃんとはもう遊ばない」と大久保は宣言してしまう。要するに、大久保は彼氏を作ろうと一大決心をしたのだ。

 しかし、モテなかった。この状況にイラつく大久保の元へ、「カヨちゃん、一緒にお笑いサークル入ろう」という電話が光浦から入った。

「一緒に遊ぶには何か理由が必要だ、同じサークルに入んなきゃと。とにかく、カヨちゃんを引き留めたい、そのためには、『お笑いが好き』って昔から言ってたから、お笑いサークルがいいんじゃないかと。それで早稲田のサークルを探してきて。だから大久保さんにこびを売るためでした、最初は」(光浦)

 光浦自身もさほどお笑いをやりたいわけではなかったが、大久保を引き留めたいがために決断し、こうしてオアシズは結成された。

 その後、具体的な将来像を描けないでいた光浦は大久保を誘って人力舎のオーディションを記念受験。「ブスとブスのコンビは革命だ!」と目をつけられ、オアシズは1992年より本格始動する。

 

■光浦の目標は「オアシズ冠番組を持つこと」

 

 プロとしてデビューしたオアシズであったが、スタートダッシュが好調だったのは光浦の方。92年から放送された『新しい波』(フジテレビ系)へ出演を果たしたオアシズ、その時に片岡飛鳥に目をつけられたのは光浦のみだったのだ。「光浦は“笑えるブス”で、大久保は“笑えないブス”」が当時の評価であった。

 光浦がピンでテレビで活躍している頃、大久保はOLとして働きつつ宮本亜門のオーディションを受けたり三谷幸喜の舞台へ履歴書を送るなどめげなかった。『1周回って知らない話』にて、大久保は当時の心境を明かしている。

大久保 ひがみもすごいあって。

光浦 大久保さん、ひがみ虫だもんね。

大久保 私は、めっちゃひがみ虫ですよ! 「人と比べる」、「人をすぐ下に見る」。もう、本当に。それ、受け止めて生きてますから。

 その後、“OL兼芸人”として『めちゃめちゃイケてるッ!』(フジテレビ系)でブレークを果たした大久保。彼女が同番組のレギュラーに加わったのは30歳の頃だった。そして、光浦を上回るほどテレビで引っ張りだこになる現在へと至る。

 しかし、そのめちゃイケも来春での終了が告知された。ピンでの活動が目立つオアシズだが、2人揃ってのレギュラーはこの番組のみだ。

 それぞれの活動が好調なため必然性は無いかもしれないが、是非とも両雄並び立つ姿を今後も観たいと願うばかり。『1周回って知らない話』にて、実は光浦は「オアシズで冠番組を持つこと」が目標だと発言している。
(文=寺西ジャジューカ)

40年来の付き合いである光浦靖子と大久保佳代子のオアシズ『めちゃイケ』終了後、2人が揃う機会はあるのか?

 11月23日放送『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にて、「幼なじみとコンビ組んでる芸人」なる企画が放送された。この回に出演したのは、チュートリアル、ANZEN漫才、ロバート秋山・馬場、そして光浦靖子と大久保佳代子のオアシズである。

 昨今は、お笑いコンビもバラ売りするのが当たり前。ホンジャマカほどではないが、オアシズも2人揃って露出する機会をあまり持たないコンビである。事実、10月18日放送『1周回って知らない話 強い女に疑問直撃SP』(日本テレビ系)に珍しく2人で出演した際、「あんまり2人で出るところ観ないので、仲いいのかなあ?」という街の声が紹介されている。

 元をたどると、光浦と大久保は小学校1年から40年の付き合い。お互いの第一印象だが、光浦を見た大久保は「お嬢様みたいで可愛い!」、大久保を見た光浦は「カバみたいな顔してる」であった。当時の大久保はうぶ毛が濃く、俗に言う“鼻ひげ”が印象的だったとのこと。光浦は大久保の顔を見て谷村新司を連想、「アリスの一員かな?」とまで思ったそうだ。

 それにしても、40年もの月日を並走し続けるとは驚異的である。事実、『アメトーーク!』にて2人は「いろいろありましたよ……」と、しみじみと回顧。

 そう、2人はいろいろあったのである。

 

■光浦の彼氏を奪う大久保

 

「GINZA」2017年11月号(マガジンハウス)、ミュージシャン・岡村靖幸の連載ページ「岡村靖幸 結婚への道」のゲストにオアシズが登場している。

 前述の『アメトーーク!』にて「いろいろあった」と振り返ったオアシズだが、実は「GINZA」ではこの“いろいろ”の詳細が語られている。

 まず、大久保は光浦の彼氏を奪ったことがあるのだ。話は2人が21歳の頃、大学時代に遡る。大久保が男性を光浦に紹介したのが始まりであった。

光浦 大久保さんが好きだった人の親友だったんだもんね。

大久保 ……で、そこで劇団みたいなのを一緒にやった……のかな?

光浦 ごまかそうとしとる!

大久保 いやいや(笑)。それで、劇団をやって、仲良くなって、光浦さんが付き合いだしたんですけど……。ま、私が悪いんですけど、その人が私のことも「好きだよ」って言い出したんで、「そうなの?」って。

 なんと件の男性、光浦へ「オレ、佳代子んちに住んでるから」という電話をかけてしまい、横恋慕が発覚したようだ。

 

■去りゆく大久保を引き留めようと、光浦がコンビ結成を呼びかける

 

 他にも、光浦と大久保には“いろいろ”がある。

 高校を卒業した2人は別々の大学へ進学し、大久保は千葉大学のスカッシュサークルに入部した。その際、「ヤッちゃんとはもう遊ばない」と大久保は宣言してしまう。要するに、大久保は彼氏を作ろうと一大決心をしたのだ。

 しかし、モテなかった。この状況にイラつく大久保の元へ、「カヨちゃん、一緒にお笑いサークル入ろう」という電話が光浦から入った。

「一緒に遊ぶには何か理由が必要だ、同じサークルに入んなきゃと。とにかく、カヨちゃんを引き留めたい、そのためには、『お笑いが好き』って昔から言ってたから、お笑いサークルがいいんじゃないかと。それで早稲田のサークルを探してきて。だから大久保さんにこびを売るためでした、最初は」(光浦)

 光浦自身もさほどお笑いをやりたいわけではなかったが、大久保を引き留めたいがために決断し、こうしてオアシズは結成された。

 その後、具体的な将来像を描けないでいた光浦は大久保を誘って人力舎のオーディションを記念受験。「ブスとブスのコンビは革命だ!」と目をつけられ、オアシズは1992年より本格始動する。

 

■光浦の目標は「オアシズ冠番組を持つこと」

 

 プロとしてデビューしたオアシズであったが、スタートダッシュが好調だったのは光浦の方。92年から放送された『新しい波』(フジテレビ系)へ出演を果たしたオアシズ、その時に片岡飛鳥に目をつけられたのは光浦のみだったのだ。「光浦は“笑えるブス”で、大久保は“笑えないブス”」が当時の評価であった。

 光浦がピンでテレビで活躍している頃、大久保はOLとして働きつつ宮本亜門のオーディションを受けたり三谷幸喜の舞台へ履歴書を送るなどめげなかった。『1周回って知らない話』にて、大久保は当時の心境を明かしている。

大久保 ひがみもすごいあって。

光浦 大久保さん、ひがみ虫だもんね。

大久保 私は、めっちゃひがみ虫ですよ! 「人と比べる」、「人をすぐ下に見る」。もう、本当に。それ、受け止めて生きてますから。

 その後、“OL兼芸人”として『めちゃめちゃイケてるッ!』(フジテレビ系)でブレークを果たした大久保。彼女が同番組のレギュラーに加わったのは30歳の頃だった。そして、光浦を上回るほどテレビで引っ張りだこになる現在へと至る。

 しかし、そのめちゃイケも来春での終了が告知された。ピンでの活動が目立つオアシズだが、2人揃ってのレギュラーはこの番組のみだ。

 それぞれの活動が好調なため必然性は無いかもしれないが、是非とも両雄並び立つ姿を今後も観たいと願うばかり。『1周回って知らない話』にて、実は光浦は「オアシズで冠番組を持つこと」が目標だと発言している。
(文=寺西ジャジューカ)

『ドクターX ~外科医・大門未知子』餃子ひとつでケンカに発展? 無理やり感が否めない展開で面白味欠ける……

 米倉涼子がフリーランスの天才外科医を演じるドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)第5期の第6話が16日に放送され、平均視聴率20.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。相変わらずの好調ぶりをキープしています。

 今回は、東帝大学病院の外科副部長・猪又孝(陣内孝則)の執刀によるVIP患者のオペシーンからスタート。フリーランスの麻酔科医・城之内博美(内田有紀)は大門未知子(米倉涼子)のオペも掛け持ちしているため、さっさとオペを終わらせて欲しいのですが、猪又がイチイチ自分の技術を自慢するため無駄に長引いてしまい、イライラを募らせます。

 オペは無事に終了したものの術後の経過がおもわしくなく、患者からクレームが。この責任をあろうことか猪又は博美に押しつけ、病院への出禁を命じるのです。そのため博美は、懇意にしている中華料理屋の店主・六浦良夫(平泉成)の妻・敦子(松金よね子)のオペを未知子と共に行うという約束を履行できなくなってしまいます。

 猪又への怒りでストレスを貯め込んでいた博美は、ふとしたきっかけで未知子に向かって、「大門先生は自分勝手」といつも無茶なオペに付き合わされることへの不満をぶつけてしまいます。これに対して未知子もカッとなり口ケンカに発展。お互いに顔も見たくない、という険悪なムードになってしまうのでした。

 そんな中、敦子の見舞いに訪れた六浦が倒れ、膵臓に腫瘍があることが発覚。未知子は全摘出を薦めるのですが、オペ自体が困難なうえに術後に糖尿病になってしまう可能性があるため、六浦は難色を示します。そして、製薬会社との癒着で新薬を試したい猪又に言いくるめられ、化学療法を選択するのでした。

 しかし、化学療法では根治しない。どうしても全摘出オペを行いたい未知子は、派遣元である神原名医紹介所の所長・神原晶(岸部一徳)に博美の出禁を解いてもらうよう病院に掛け合って欲しいと頼みます。これに対して博美が、自身もリスクの高い手術を受けた経験があり、六浦の考えを尊重したい意向を示したため、さらに仲がこじれてしまうのです。

 とはいえ、未知子が自分勝手なのは、麻酔科医としての自分の腕を信頼してくれているからだと心の底では理解している博美。そこへタイミングよく現れた東帝大学病院の外科副部長・海老名敬(遠藤憲一)に頼み、出禁を解いてもらいます。

 しかし、敦子のオペに駆けつけた博美に対して未知子は、「あの麻酔科医がいるならオペいたしません」と痛烈なひと言を浴びせ、新人外科医・西山直之(永山絢斗)に執刀を任せてオペ室を後にしてしまうのです。

 その未知子が向かった先は、六浦のオペ室でした。予期せぬ大量出血に動揺する猪又から執刀医の座を強引に奪い取るのですが、猪又を慕う麻酔科医・瓜田慎吾(今野浩喜)が仕事を放棄してしまう事態が発生してしまいます。未知子は麻酔科医のライセンスも持っているものの、ただでさえ困難なオペを1人2役で成功させるのは不可能。と、そこへ敦子のオペを終了させた博美が登場。2人は最初から示し合わせたようにアイコンタクトを交わすと、いつも通りの連携をみせてオペを無事に終了させ一件落着となったのでした。

 さて感想。未知子と博美が仲違いするのは、前シーズンの最終話以来となりますが、その意味合いは大きく異なります。前回は博美が切除の極めて困難な局所進行膵ガンを患い、オペを行いたいという未知子に対して、手術中に命を落とす危険を冒すよりも1人娘・舞(藤井杏奈)のために少しでも多く仕事をしてお金を残したいという博美の意向がぶつかってのケンカだったのです。

 しかし、今回に関しては“ケンカはするけど心は通じ合っている”というラストシーンを描きたいがため逆算して脚本を書いた結果、無理やり感が強まってしまったような気がしてなりません。口ケンカに発展する前のワンクッションとして、中華料理屋で餃子を取り合うやり取りが描かれていましたが、40歳過ぎの女性同士のケンカのタネにしてはあまりに子供じみていませんか?

 また、未知子の自分勝手な性格は今に始まったことではありません。博美が耐え忍ぶ性格ならまだしも、未知子に対しては遠慮なく意見を通すだけに不満が積もり積もったような怒り方は違和感があり、「何を今さら?」と感じてしまいました。この対立を描くとするならば第1シーズンかせめて第2シーズンでやるべきだったと思います。

 そもそもの発端となった博美の出禁騒動についても、腑に落ちませんでした。オペ中にペチャクチャ喋る猪又みたいな外科医っているんですかね。その冒頭シーンから無理やり感が出ちゃっていたので今回はイマイチ楽しめませんでした。捲土重来、次回に期待したいところです。
(文=大羽鴨乃)