貴闘力、黒歴史を乗り越えてプロ野球の勝敗を大予想! 現役時代の経験から編み出した2つの法則とは……?

 鋭い映画評論が映画ファンの間で頼りにされている宇多丸だが、彼の本業はラッパー。ヒップホップグループ「RHYMESTER」のメンバーである。業界外にいる彼だからこそ歯に衣着せぬ批評ができ、愛好家に寄り添うコメントが放てる側面もあるように思う。

 別の例でいえば、デーモン閣下の本業を本気で相撲評論家だと捉えている若者も多いらしい(Yahoo!知恵袋には「相撲評論家のデーモン小暮は、なぜいつもごてごてと厚化粧をしているのですか?」という質問が存在する)。

 ファンが高じて独自の理論ができ上がり、ついには専門家に勝るとも劣らぬ批評性と言葉を持ち合わせた彼ら。好きこそものの上手なれではないが、ジャンルならびに自己と向き合う形でしがらみなく作り上げた審美眼が脚光を浴びるのは当然という気もする。

 

■貴闘力の分析力を里崎智也が絶賛

 

 4月29日放送『EXD44』(テレビ朝日系)にて行われたのは「貴闘力がプロ野球開幕3連戦を勝敗予想」なる、スレスレの企画。

 貴闘力といえば、野球賭博に関与したとして相撲界から永久追放された過去がある。そんな彼を、ピュアな“野球好き”と呼ぶのに躊躇がないわけではない。しかし、番組は「ギャンブルに手を出してしまうほど大好きな野球。その分析能力はプロの解説者に及ぶほどの腕前なのではないか?」と、貴闘力をあくまで“野球好き”として扱った。

 確かに、貴闘力は野球が大好き。野球賭博事件から8年たったというのに、なんと現在のプロ野球情報がバッチリ頭に入っていたのだ。何しろ彼、各球団が発表したことを知らなかったものの、その状態で12球団中10球団(ヤクルトと日ハム以外)の予告先発投手を予想し、ズバリ的中させている。

 もちろん、現在の貴闘力は野球賭博に手を染めてない。

「張ってないのにね。本当にやってないからね!」(貴闘力)

 ではさっそく、開幕戦(3月30日)の勝敗予想を行ってもらおう。すると、一瞬にして真剣な眼差しになる貴闘力。まさしく、勝負師の目だ。

 結果、彼は「○広島-中日●」「●DeNA-ヤクルト○」「○巨人-阪神●」「○ソフトバンク-オリックス●」「●ロッテ-楽天○」「●日本ハム-西武○」と勝敗を付けている。これには、2つの根拠がある。

・ホームチームは強い

・雰囲気

 まずは、ホームゲームの法則について。

「開幕ホームなんていったら、みんなやる気満々だから」(貴闘力)

 付け加えて、今年メジャーから戻った青木宣親加入による層の厚みを考慮してヤクルトに、昨年15勝をあげた絶対的エース則本昂大が先発という要素を考慮して楽天に、大谷翔平離脱による日ハムの大幅な戦力ダウンを考慮して西武に、それぞれ○を付けている。

 貴闘力の付けた開幕戦6試合の勝敗予想、実はプロ野球解説者・里崎智也と全く同じだった。

「結構、イイ線突いてると思いますね。(勝敗予想は)僕と全く一緒ですね。全部一緒です」

「(貴闘力は)よくわかってるなと思いますね。新聞読んで、いろんな状況をよく知ってるなと思います」(里崎)

 続いて、「雰囲気」について。貴闘力は、特に「○巨人-阪神●」の予想に強い自信を持っていた。その理由だが「(巨人軍は)雰囲気いいじゃない。データよりも、その時の流れと雰囲気ってあるんで。匂いだ、匂い!」とのこと。この姿勢も、里崎は評価する。

「雰囲気、大事だと思いますよ。それを察知できる感性があるかどうかですよ」(里崎)

 開幕戦、貴闘力の予想結果は5勝1敗に終わった。巨人-阪神戦以外は的中! それにしても、巨人軍の黒星が決定するや、露骨なほどにうなだれる貴闘力はなぜなのか。何も賭けてないはずなのに、このリアクションはいかに……?

 兎にも角にも、すごい的中率と分析能力である。

■現役力士時代の経験から導き出される「ホーム絶対有利」の法則

 

 開幕3戦目、貴闘力は6試合全てでホームチームに白星を付けた。これは力士時代の経験から導き出された、彼の絶対の法則ゆえだ。担当ディレクターから「応援は力になるものですか?」と問われた貴闘力は、即答した。

「(頷きながら)なるなる。それは、絶対。応援された方はパワーもらえるから」(貴闘力)

 現役時代、温かい声援に力をもらって横綱相手に何度も金星を掴んだ貴闘力。「ホームの選手も、きっと盛大な声援を受けて勝利を収めるに違いない」と、自身の経験則から分析するのだ。

 一方、専門家の見解は以下。

「お客さんがいっぱい入ってるからって勝ったり負けたりしないですよ。ホームチームの勝率はほぼ5割なんですよね。長期的に見たら関係あるかも知れないですけど、開幕3戦くらいじゃ関係ないと思います」(里崎)

 しかし、プロ野球解説者と差異があるのが逆にいい。貴闘力による、独特の読み。相撲道とギャンブル道を経て培った分析力だ。専門家とは異なる角度からの推察は、それはそれで面白い。

 というか貴闘力、開幕3戦を通じて12試合の勝敗を的中させている。なんと、18分の12! 十分、及第点をあげられる数字ではないだろうか。

 地上波キー局では、きっと無理な話だ。しかし、ネット配信やCS、雑誌連載など、なんらかのメディアで貴闘力の野球解説を見ることはできないだろうか? 彼の解説からは、好事家を喜ばす独特の匂いが立ち上ってくる。

 もちろん、賭けちゃいけない。的中させても特別報酬を与えてはいけない。純粋な解説者としての仕事の話を、今はしている。ニーズはあると思うのだが。
(文=寺西ジャジューカ)

水谷豊の“新相棒”は沢口靖子!? テレ朝の「コラボ商法」が急加速中!?

 視聴率アップの策として、今後は「コラボ」が主流になりそうな予感だ。

 4月19日スタートした波瑠主演のテレビ朝日の新ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(木曜21時)が平均視聴率14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という好スタートを切った。同ドラマには『警視庁・捜査一課長』の内藤剛志が“一課長”として登場。直前の20時に放送された『警視庁・捜査一課長season3』第2話には波瑠が同じく役のまま出演し、こちらも12.8%の高視聴率を記録した。

「放送直前のPRでは、内藤が『僕たちが夜8時台を温め、その流れで多くの方を「未解決の女」へ送り込めるよう頑張ります!』と、エールを送り、波瑠も『皆さん、“夜8時から”が大切ですよ! 夜8時「警視庁・捜査一課長」からの夜9時「未解決の女」をよろしくお願いします!』と応えていました。このコラボが見事に成功した形です」(テレビ誌ライター)

 テレビ朝日といえば、過去にも『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』もコラボさせているが、今度はあの看板ドラマ同士をコラボさせるプランが持ち上がっているという。

「水谷豊主演の『相棒』と沢口靖子主演の『科捜研の女』ですよ。共に視聴率2ケタと安定しているものの、ややマンネリ感が出てきている。来年、テレ朝が開局60周年を迎えるにあたり、まずはテレビ版で『科捜研』に水谷が、『相棒』に沢口靖子がそれぞれ出演。そこで盛り上げておいて、映画版でがっつりコラボさせる。撮影所は違いますが、どちらも東映と組んでいる警察モノですから、やりやすいですしね。『相棒』は仲間由紀恵が産休に入り、魅力ある女性キャストは大歓迎。また、もう一つのドル箱ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』は、米倉涼子が飽きてしまって続編に非協力的な姿勢を見せているので、局としても『相棒』と『科捜研』に頼らざるを得ない事情もあります」(テレビ関係者)

 水谷の“新相棒”が沢口と聞いただけで、ファンのワクワクは止まらないだろう。

 

水谷豊の“新相棒”は沢口靖子!? テレ朝の「コラボ商法」が急加速中!?

 視聴率アップの策として、今後は「コラボ」が主流になりそうな予感だ。

 4月19日スタートした波瑠主演のテレビ朝日の新ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(木曜21時)が平均視聴率14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という好スタートを切った。同ドラマには『警視庁・捜査一課長』の内藤剛志が“一課長”として登場。直前の20時に放送された『警視庁・捜査一課長season3』第2話には波瑠が同じく役のまま出演し、こちらも12.8%の高視聴率を記録した。

「放送直前のPRでは、内藤が『僕たちが夜8時台を温め、その流れで多くの方を「未解決の女」へ送り込めるよう頑張ります!』と、エールを送り、波瑠も『皆さん、“夜8時から”が大切ですよ! 夜8時「警視庁・捜査一課長」からの夜9時「未解決の女」をよろしくお願いします!』と応えていました。このコラボが見事に成功した形です」(テレビ誌ライター)

 テレビ朝日といえば、過去にも『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』もコラボさせているが、今度はあの看板ドラマ同士をコラボさせるプランが持ち上がっているという。

「水谷豊主演の『相棒』と沢口靖子主演の『科捜研の女』ですよ。共に視聴率2ケタと安定しているものの、ややマンネリ感が出てきている。来年、テレ朝が開局60周年を迎えるにあたり、まずはテレビ版で『科捜研』に水谷が、『相棒』に沢口靖子がそれぞれ出演。そこで盛り上げておいて、映画版でがっつりコラボさせる。撮影所は違いますが、どちらも東映と組んでいる警察モノですから、やりやすいですしね。『相棒』は仲間由紀恵が産休に入り、魅力ある女性キャストは大歓迎。また、もう一つのドル箱ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』は、米倉涼子が飽きてしまって続編に非協力的な姿勢を見せているので、局としても『相棒』と『科捜研』に頼らざるを得ない事情もあります」(テレビ関係者)

 水谷の“新相棒”が沢口と聞いただけで、ファンのワクワクは止まらないだろう。

 

『あさイチ』降板が追い風に!? イノッチ主演『特捜9』が絶好調……今期の視聴率トップはもう確定?

 V6・井ノ原快彦が主演するテレビ朝日系連続ドラマ『特捜9』(水曜午後9時~)が絶好調だ。25日に第3話が放送されたが、視聴率は14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と上々。初回16.0%、第2話15.4%と推移し、ここまでの平均は15.3%と高い数字をキープしている。

『特捜9』は、昨年までオンエアされていた『警視庁捜査一課9係』の後継作品。同ドラマは、故・渡瀬恒彦さんの主演で、2006年にスタート。昨年のシーズン12まで、全シーズンで平均視聴率は2ケタを記録しており、同局にとっては“超優良コンテンツ”だった。

 だが、シーズン12の放送前に渡瀬さんが亡くなり、代わりに井ノ原が演じる浅輪直樹を主人公として、ストーリーが進んだ。

 そして、『特捜9』は正式に井ノ原を主演として、リスタート。羽田美智子、津田寬治、吹越満、田口浩正、中越典子ら、『9係』のほとんどのメンバーが再結集し、新たに寺尾聰を迎えて始動した。

 設定上、主人公だった加納倫太郎(渡瀬)が異動となり、「9係」は解散。そのメンバーはバラバラになっていたが、1年間の空白期間をへて、神田川宗次朗警視総監(里見浩太朗)が、初動捜査から送検まで、早期の事件解決を目指す「独立した特別捜査班」の結成を指示。班長に任命された宗方朔太郎(寺尾)の下、浅輪ら「9係」の元メンバーたちが集うことになった。主人公の浅輪は主任に昇格し、倫太郎の娘・倫子(中越)とついに結婚した。

「『9係』は、渡瀬さんが不在だった昨年のシーズン12も、平均11.5%と安定した視聴率をマークしています。新ドラマといっても、渡瀬さんの代わりに寺尾が加入しただけで、視聴者的には、『9係』を見ているのと変わりはないでしょう。なにげに、ジャニーズJr.でTravis Japanのメンバー・宮近海斗が新人鑑識課員・佐久間朗役で、ジャニーズからゴリ押しされていますが、メインキャストではないので、さして気にはなりません。『特捜9』が、『9係』時代より、かなりハイレベルの視聴率を獲得しているのは、これまでの人気に加え、井ノ原が3月いっぱいで、『あさイチ』(NHK総合)を降板し、テレビへの出演機会が激減したことと無関係ではないとみています。現在、井ノ原を定期的に見られるのは、テレビ東京系『出没!アド街ック天国』だけとなりましたから、『特捜9』に注目が集まるのは当然のことかもしれません」(テレビ誌関係者)

 4月期の連ドラ初回でトップだったのは『特捜9』。その後に、波瑠主演『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)=14.7%=、嵐・二宮和也主演『ブラックペアン』(TBS系)=13.7%=が続いた。『9係』の実績や安定感、そして井ノ原への期待値を考慮すると、今期の連ドラで平均視聴率トップを取るのは、『特捜9』で早くも確定したのかもしれない。
(文=田中七男)

出川哲朗が『アメトーーク!』で唐突にブッ込んだ“品川上げ”の企画 スケジュールを真っ黒にする方法を伝授か!?

 出川哲朗は、感激屋だ。自分が受けた恩は忘れない。胸を熱くしつつ、それらをエピソードトークとして披露することも多い。

 有名なのは、『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)での出来事だろう。司会の明石家さんまに“将来の目標”を質問されたメンバーが「2流タレント、2流のトップ!」と返答し、続けてさんまに「2流って誰なの?」と問われるや「出川さん!」と即答。すかさず、さんまが「(出川は)1流や、アホ!」とツッコんだ……というくだり。これをテレビで観ていた出川は号泣し「あの一言で頑張ってこれた」と述懐するのは、もうおなじみだ。

 松村邦洋との友情エピソードも、フリークスにとっては有名だ。松村が『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に初出演した際、彼は得意のものまね芸で爆笑をかっさらっていた。なのに、最後に繰り出したのは出川のものまね。当時、出川はまだ無名のタレントだった。そんな状況で「出川さんのものまねします」と言っても伝わるわけがなく、結果、松村は大スベリする。

 これをテレビで観ていた出川は、松村に電話して「松っちゃん、チャンスだったのに何やってんだよ!」と激昂。しかし、松村は「僕は出川さんのものまね、完璧なんです。あとは、出川さんの売れる待ちですから」と返し、出川はまたしても号泣。

 上記は、いずれも当人(出川)不在のシチュエーションで起こった逸話だ。感激屋の出川にとって忘れられず、持ちネタとしても大好物な類の2つだろう。

 

■品川を賞賛し続ける出川

 

 4月26日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で行われたのは「芸人持ち込み企画プレゼン大会」。各芸人が自ら発案した企画をプレゼンし、支持を得られた企画は実際に採用されるという試みで、「人見知り芸人」「芸人ドラフト会議」など、今までに数々の名企画を生み出している。

 今回、出川がプレゼンしたのは「ありがとう品川」なる企画だ。

「僕らボケ芸人からしたら、この人(品川祐/品川庄司)ほど、スタジオにいたら助かる存在はいないんですよ。この人がいるだけで、笑いが広がるんです」(出川)

 この日、出川は品川のプラスになる話を次々に繰り出していった。

「中岡(創一/ロッチ)にちょっと心配な企画があって、『どうしたらいいのかなあ?』と言ってたら、マネジャーさんから『大丈夫ですよ。今日、品川さんがいるから』って言われたって。別の芸人のマネジャーさんが信頼するくらいの人」(出川)

 いい話は出川の大好物だが、品川は“嫌われ芸人”の代名詞的存在でもある。マイナス要素に触れないと片手落ちだ。

「スタッフから生の声を聞いたりもしたんです。『嫌い』だって! 打ち合わせの態度が(ふんぞり返った体勢になり)これだったんだって。『品川さんとは、申し訳ないけど仕事したくない』って言われたから」(出川)

 このウワサ、筆者も各方面から聞いたことがある。かつての品川は、本当に態度が悪かったのだろう。その頃のADも出世し、今ではディレクターのポジションにある。品川に対し悪感情を抱く人たちが“使う側”に周り、現在の品川の苦境に至るようだ。

「今の品川は、びっくりするくらい、まん丸だから!」(出川)

 必死のフォローの出川だ。

■出川哲朗が品川祐に差し伸べる手

 

 芸能界は椅子取りゲームだと、よく言われる。他の人の仕事が減れば、その分、自分にオファーが来る確率は高まる。なのに、出川が提案したトークテーマは「どうしたら(出川の)仕事が増える?」であった。

「『アメトーーク!』の収録に出て、その後は10連休だって。品川の腕があって10連休なんてありえないって! 俺たちをこれだけ助けてくれて、スタジオにいたら絶対に爆笑を取る男が。俺はどうしたいかというと、品川のスケジュールを真っ黒にしたい!」

 他の者は真正面から笑いを取りにいき、自分がおいしくなる企画をプレゼンしていた今回。そっちの方が、芸人として真っ当な姿勢だ。

 そんな中、唐突に“品川上げ”の企画をブッ込んだ出川。当人不在のシチュエーションで“いい話”を生み出したかった出川の欲もあるだろうが、それ以上に、出川の人の良さが窺える。

 ひな壇トークで勝利するにはチームワークが必須。それが最も顕著な番組こそが『アメトーーク!』だが、今回、出川は異なる角度からチームプレイを見せた。もう、プレゼンしている時点で“スケジュールを真っ黒にする方法”を提示している感さえある。
(文=寺西ジャジューカ)

日曜午前を騒がすトレンドワード「圭一郎」って誰だ!? BLクラスタ熱狂の“赤”とは……

 毎週日曜午前、Twitterを賑わし、トレンド入りする言葉がある。それは「圭一郎」だ。

 誰のことか、ピンとこない人は多いだろう。

 これは、テレビ朝日系のニチアサキッズタイム内「スーパーヒーロータイム」枠で現在放送中の特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の登場人物の名前である。

「正義のアウトロー、絶対のヒーロー」をキャッチコピーとし、2つの戦隊が登場。

 アルセーヌ・ルパンの残した「ルパンコレクション」を「ギャングラー」に奪われ、取り戻すために戦う怪盗たちと、世界の平和を守ろうとする警察とが、明確な敵同士として戦うという斬新なストーリーだ。

 今作は、モーニング娘。を卒業したばかりの“元アイドル”工藤遥が「ルパンイエロー」として出演していることや、物語の内容的にルパン側が中心に描かれるであろうこともあって、放送開始前には、ネット上で「圧倒的にルパン有利だろ」「ルパン側ばかり人気になりそう」などと予想する声が多かった。

 ところが、フタをあけてみると、意外にも毎週話題を独占しているのは「圭一郎」。結木滉星が演じる「パトレン1号」こと、朝加圭一郎だった。

 メイン視聴者層である子どものお母さんたちにも「可愛い」と言われているが、特にネット上で熱い視線を送っているのは、BL好きの女性たちと、ネット掲示板に集うゲイたちのよう。

 それも、特撮モノ出身で人気が出た松坂桃李、菅田将暉、佐藤健などのように最初に「中の人」のルックスの人気ではない(佐藤健の場合、『仮面ライダー電王』の頃は、むしろモモタロスのほうが、より人気だったが)。

 もちろん俳優・結木滉星の魅力もあってのものだが、何より「朝加圭一郎」というキャラクターと、圭一郎と周りの人々の関係性のほうに、盛り上がっている声が多いのだ。

 なぜ「圭一郎」人気が、こうも過熱しているのだろうか? 特撮好きで、同番組の大ファンという、ある漫画編集者は言う。

「朝加圭一郎の魅力は、正義感の強さと真っすぐさ、バカがつくほどの真面目さ、熱血漢であることが最初に挙げられます。ただし、それだけでは、一般的な戦隊ヒーローもののエースポジションにある『赤レンジャー(レッド)』キャラにすぎないですよね。圭一郎をより奥の深い魅力的なキャラにしている理由には、まさに今作の特徴である2つの戦隊、ルパンとの対立構造があると思うんです」

 今作の場合、ルパンレンジャーと、パトレンジャーの2つが登場する対立構造になっている。

「2つの戦隊が対立するというのはレアケースですが、それによって『ルパンレッド』と『パトレン1号』という、2人の『赤』キャラができました。2人の『赤』の差別化を図るために、ルパンレッドの夜野魁利(伊藤あさひ)は『一見チャラいが頭の回転が速く、大胆不敵』というキャラになり、一方の圭一郎には『ルパンに対する警察』イメージが付加されているのだと思います」(同)

 ルパンに対する警察といってイメージされるのは、もちろん「銭形警部」だろう。確かに、朝加圭一郎は、制服以外のときには「銭形のとっつぁん」のような刑事風のコートを着ている。

 それに、店に入ってきておしぼりで顔を堂々と拭いたり、仲間の恋愛に関する軟派な発言に対して「ふしだらな!」と本気で怒ったりするような堅物さ、恋愛に対する奥手さ、オッサンくささや渋さも持ち合わせている。

「加えて、仕事がデキて優秀で、ストイックで、なおかつ仲間や民間人への気遣いも意外とできるという点は、一般的なレッドのキャラよりも、クールでデキる『青』や、作品の途中から登場するハイスペックな黒や金などに近い印象すらあります」(同)

「圭一郎」の人気を番組制作サイドは知ってか知らずか、4月22日放送分では、女装するシーンも登場。黒髪ストレートのカツラをかぶった姿が似ているというだけの理由で、Twitterのトレンドには「江角マキコ」がランクインするという珍現象も起こっていた。

 ちなみに、「圭一郎」の中の人・結木滉星は、『くりぃむクイズ ミラクル9 2時間スペシャル』に登場。アンケートクイズの「防水仕様になっていると便利だと思う家電製品」という問題に対し、どういうわけか自信満々に「冷蔵庫」と回答。有田哲平に盛大にツッコまれるというオイシイ天然ぶりを披露してもいる。

 キャラクターの魅力と、中の人の魅力とによって「圭一郎沼」にハマる人が、ますます増えてしまいそうだ。

V6・井ノ原が嵐・二宮超え、キンプリ『花晴れ』ワースト入り! 4月期ドラマ初回ランク

 2018年4月期の民放の連続ドラマ(午後8~10時台)が、それぞれ初回放送を迎えた。視聴率でトップに輝いたのは、V6・井ノ原快彦主演の刑事ドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)で、第1話は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。1月期の木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(同、第1話は15.7%)に続き、ジャニーズタレント主演作が初回から好成績を打ち出した。

 06年にスタートし、故・渡瀬恒彦が主演を務めた『警視庁捜査一課9係』(同)シリーズが生まれ変わり、井ノ原を主演にして『特捜9』で復活。寺尾聰演じる新班長のもと、井ノ原、津田寛治、羽田美智子、吹越満、田口浩正ら「9係」メンバーが再集結しているほか、新メンバーに若手実力派俳優の山田裕貴が加わった。人気シリーズのリニューアル版とあって、『特捜9』は第2話も15.4%と高水準をキープ。

 2位は女優の波瑠と鈴木京香が“最強の凸凹女刑事バディ”を組んでいる『未解決の女 警視庁文書捜査官』(同)で、初回は14.7%を獲得した。原作は麻見和史氏の『警視庁文書捜査官』(角川書店)で、「文字」を糸口に未解決事件を捜査していくストーリー。19日の初回放送は、『警視庁・捜査一課長season3 ~ヒラから成り上がった最強の刑事!~』(同)で“一課長”を演じる内藤剛志がゲスト出演しており、同日放送の『捜査一課長』の第2話には波瑠が登場。連続ドラマ間の相互コラボレーションは同局史上初の試みだという。『捜査一課長』も固定ファンが多いだけに、初回は12.7%、コラボが行われた第2話は12.8%を獲っていた。

 ベスト3位に入ったのは、TBS系の「日曜劇場」で嵐・二宮和也主演の医療エンターテインメント『ブラックペアン』(TBS系)。海堂尊氏の小説『ブラックペアン 1988』(講談社)が原作のドラマで、二宮は初の外科医役にして、“オペ室の悪魔” と呼ばれるダークヒーローに挑戦している。二宮以外に、竹内涼真、葵わかな、内野聖陽、小泉孝太郎、市川猿之助といった豪華キャストが出演したが、初回13.7%といまいち振るわず。同じく「日曜劇場」で放送された、役所広司主演『陸王』(昨年10月期)の14.7%、嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-SEASONII』(18年1月期)の15.1%を下回ってしまった。

 二宮といえば、4月12日発売の「女性セブン」(小学館)に、元フリーアナウンサー・伊藤綾子とのドライブデートを報じられ、熱心なファンに「ドラマとが始まる大事な時期なのに何やってんだ」と、大きな衝撃を与えたばかり。また、一部の視聴者からは「二宮の演技は迫力あったけど、童顔なせいか天才外科医に見えない」「二宮だけ子どもっぽく見えて浮いてた」と厳しい声も。マイナスイメージがつきまとっている現状だが、今後の視聴率に影響するのだろうか。

 ワースト3位にランクインしたのは、杉咲花主演で5月にCDデビューするジャニーズの若手グループ・King&Princeの平野紫耀や、若手人気俳優・中川大志らが出演する『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)。井上真央、嵐・松本らが共演し、ドラマや映画化もされた『花より男子』シリーズの続編とあって、放送が決定した段階で注目を集めていたが、初回は7.4%の“大爆死”となった。『花より男子』で道明寺司を演じた松本が友情出演してTwitter上が大騒ぎとなるも、平野のハスキーボイスに対する批判的な声も噴出。視聴率が判明した後は、主要キャストの知名度の低さを指摘するコメントも見受けられた。

 ワースト2位は、5.1%と大コケした『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)。主演のディーン・フジオカは冤罪で投獄され、復讐の鬼と化す主人公を演じており、関ジャニ∞・大倉忠義、山本美月、新井浩文、高橋克典らが脇を固めている。第1話終了後、「どう展開していくのか続きが気になる」と食いつく視聴者がいた一方で、拷問シーンについて「怖くて見続けられないかも」「きつかった」と、トラウマを抱えた人も少なくなかったようだ。

 初回4.5%で不名誉な最下位になった『ヘッドハンター』(テレビ東京系)は、4月から始まったビジネスドラマ枠「ドラマBiz」の第1弾。江口洋介が主演を務め、小池栄子、杉本哲太ら実力派のキャストが顔を揃えている。今期ワーストの記録を出したものの、ネット上では「転職するべきか迷う人たちの人間模様を描く作品で、なかなか見応えあった」「今期一番じゃないかってぐらい、すごく面白い」と、高評価を得ている。新設枠のため、ドラマ自体が認知されていないのかもしれない。

 初回の視聴率では、トップ5の中にテレビ朝日系ドラマが3作品もランクインしたが、このまま順位を落とさずに高視聴率をキープできるか? また、二宮主演『ブラックペアン』は追い上げていくのか? 最終話まで目が離せない戦いになりそうだ。

【2018年春ドラマ(午後8~10時台、民放5局)初回視聴率一覧】

1位『特捜9』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 16.0%
2位『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 14.7%
3位『ブラックペアン』(TBS系・日曜午後9時) 13.7%
4位『警視庁・捜査一課長season3 ~ヒラから成り上がった最強の刑事!~』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 12.7%
5位『正義のセ』(日本テレビ系・水曜午後10時) 11.0%
6位『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 10.6%
7位『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系・火曜午後9時) 9.7%
8位『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系・土曜午後10時) 9.6%
9位『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系・月曜午後9時) 9.4%
10位『あなたには帰る家がある』(TBS系・金曜午後10時) 9.3%
11位『執事 西園寺の名推理』(テレビ東京系・金曜午後8時) 7.9%
12位『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系・火曜午後10時) 7.4%
13位『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系・木曜午後10時) 5.1%
14位『ヘッドハンター』(テレビ東京系・月曜午後10時) 4.5%

『ドクターX』映画化プランが浮上中! テレビ朝日がオスカーにオファーも、米倉涼子は了承するか……?

 米倉涼子主演の人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』。新シーズンをなんとしてでも制作したいテレビ朝日が、『ドクターX』の映画化を、米倉の所属するオスカープロモーションに提案しているという。映画化のバーターとして、テレ朝は自局のもうひとつのドル箱ドラマ『相棒』の新シリーズに、事務所の後輩である武井咲を起用することで、オスカーと交渉しているという情報を入手した。

『ドクターX』は、5シーズンが昨年12月に終了。ドラマがスタートする前から米倉は「これで最後にしたい」と語っていたという。最終回で平均視聴率25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という高い数字を記録したことを知らされた米倉は「本当に本当に最後まで見てくれてありがとう」というコメントを出しており、その時点では完全燃焼したような雰囲気を漂わせていた。

 ただ、諦めきれないテレ朝は、最終回で米倉演じる大門未知子がキューバに滞在している場面で終わったことから“キューバ編”の映画化を提案。映画公開後、ドラマ新シーズンは、大門がキューバから日本に呼び戻されるという設定にしたいようだ。

 テレ朝は映画化実現のため、秋から「Season17」がスタートする『相棒』に、妊娠中の仲間由紀恵に代わって、武井を出演させることをもくろんでいるという。

 仲間は以前から5代目“相棒”の最有力候補といわれていたが、妊娠で立ち消えになった。仲間は、警視庁広報課長役で出演しており、この役は重要な役柄だけに外せない。そこで、武井に白羽の矢が立ったという。

 昨年9月、武井は主演ドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)のスタート直前にEXILE・TAKAHIROとの“電撃できちゃった婚”が発覚。ドラマ関係者に多大な迷惑をかけた。ドラマの最終回平均視聴率は6.3%という惨憺たる数字で幕を閉じ、武井とW主演だったディーン・フジオカは「ついてない」とぼやいていたという。武井は日テレだけではなく、他局でも決まっていたドラマが白紙になるなど、各所に大きな影響が及んだ。

 その武井は、3月に男の子を出産。事務所の先輩・上戸彩が出産後に早い段階で仕事復帰したように、事務所は武井の汚名返上のために早期復帰を模索しているという。

 テレ朝とオスカープロモーションの利害は一致しそうだが、問題は、肝心の米倉本人が映画化と新シーズン出演を了承するかだ。

 米倉は『ドクターX』の打ち上げで、「“ドラマのテレ朝”の一員として、どこまでも貢献していきたいと思います」と挨拶しているが、これは『ドクターX』以外の作品に出演していくことを示唆したものと見られている。ただし、古くから米倉を重用してきたテレ朝ドラマへの思い入れが強いことは間違いなく、関係者は『ドクターX』への再登板も実現できると踏んでいる。

 果たして、『ドクターX』の続編、映画化は実現するのか? 今後に注目したい。

米倉涼子、テレ朝10月に新ドラマ主演報道 『ドクターX』に飽きた米倉に対するガス抜き企画か

 米倉涼子の主演ドラマが、テレビ朝日で10月から始まるらしい──。そんな情報を4月17日発売の「女性自身」(光文社)が報じている。

 テレビ朝日の米倉涼子主演ドラマといえば『ドクターX』。昨年12月まで放送されていた第5シーズンも、平均視聴率20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を超えるなど、言わずと知れた大人気シリーズだ。

「『女性自身』の記事によると、テレ朝は『ドクターX』の続編を制作すべく米倉を口説いたものの、米倉本人がシリーズからの卒業を決断したとのこと。しかし、現状はもうちょっとフレキシブルなようです」

 そう話すのは、キー局のドラマ事情に詳しい芸能事務所関係者A氏だ。

「米倉本人が『ドクターX』の続編に乗り気でないことは、間違いないようです。本人も『このままでは、女性医師役以外できなくなる』とイメージが固まってしまうことを恐れているとか。その一方で、テレ朝はドル箱シリーズである『ドクターX』を、どうにかして続けたいと思っている。前シーズンの打ち上げにテレ朝の会長が直々に顔を出して、米倉に感謝の意を伝えたというくらいですからね」(A氏)

 では、10月から新ドラマが始まるという今回の報道は、どういうことなのだろうか?

「テレ朝としては、ここで一発、米倉のご希望通りのドラマを作って、ご機嫌をうかがいつつ、『ドクターX』の続編制作につなげたいのでしょう。『ドクターX』に飽きてしまっている米倉に対する“ガス抜き”的なドラマになるということです。企画としても、『ドクターX』とはまったく違った方向でいくのではないでしょうか」(同)

 実際問題として、『ドクターX』続編制作の可能性は、どれくらいあるのだろうか? テレビ局関係者は、こうささやく。

「少なくともテレ朝は、制作するつもりで動いているはず。ただ、米倉とは交渉中といった段階で、最終決定というところまでたどり着いていないと聞いています。仮に米倉との交渉が決裂したとしても、別の主演を立ててシリーズが続行するというパターンもあり得るとは思いますけどね」

 ドル箱を失いたくないテレ朝と、もうおなかいっぱいの米倉との駆け引き。果たしてどちらに軍配が上がるのだろうか?

米倉涼子、テレ朝10月に新ドラマ主演報道 『ドクターX』に飽きた米倉に対するガス抜き企画か

 米倉涼子の主演ドラマが、テレビ朝日で10月から始まるらしい──。そんな情報を4月17日発売の「女性自身」(光文社)が報じている。

 テレビ朝日の米倉涼子主演ドラマといえば『ドクターX』。昨年12月まで放送されていた第5シーズンも、平均視聴率20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を超えるなど、言わずと知れた大人気シリーズだ。

「『女性自身』の記事によると、テレ朝は『ドクターX』の続編を制作すべく米倉を口説いたものの、米倉本人がシリーズからの卒業を決断したとのこと。しかし、現状はもうちょっとフレキシブルなようです」

 そう話すのは、キー局のドラマ事情に詳しい芸能事務所関係者A氏だ。

「米倉本人が『ドクターX』の続編に乗り気でないことは、間違いないようです。本人も『このままでは、女性医師役以外できなくなる』とイメージが固まってしまうことを恐れているとか。その一方で、テレ朝はドル箱シリーズである『ドクターX』を、どうにかして続けたいと思っている。前シーズンの打ち上げにテレ朝の会長が直々に顔を出して、米倉に感謝の意を伝えたというくらいですからね」(A氏)

 では、10月から新ドラマが始まるという今回の報道は、どういうことなのだろうか?

「テレ朝としては、ここで一発、米倉のご希望通りのドラマを作って、ご機嫌をうかがいつつ、『ドクターX』の続編制作につなげたいのでしょう。『ドクターX』に飽きてしまっている米倉に対する“ガス抜き”的なドラマになるということです。企画としても、『ドクターX』とはまったく違った方向でいくのではないでしょうか」(同)

 実際問題として、『ドクターX』続編制作の可能性は、どれくらいあるのだろうか? テレビ局関係者は、こうささやく。

「少なくともテレ朝は、制作するつもりで動いているはず。ただ、米倉とは交渉中といった段階で、最終決定というところまでたどり着いていないと聞いています。仮に米倉との交渉が決裂したとしても、別の主演を立ててシリーズが続行するというパターンもあり得るとは思いますけどね」

 ドル箱を失いたくないテレ朝と、もうおなかいっぱいの米倉との駆け引き。果たしてどちらに軍配が上がるのだろうか?