現代人が求める理想のカウンセラーがここにいた!! 杉咲花に叱られたい『ハケン占い師アタル』第1話

「わかりました、あなたを鑑(み)ます!」

 主人公のそんな決め台詞によって、職場によくいる典型的なキャラクターたちの運勢が鑑定される杉咲花主演ドラマ『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)。脚本は『女王の教室』『家政婦のミタ』(ともに日本テレビ系)などの大ヒット作を放つ一方、酷評されまくった朝ドラ『純と愛』(NHK総合)でも知られる遊川和彦です。木村拓哉主演映画『無限の住人』(17)で演技力が高く評価された杉咲花と、当たり外れが激しい遊川和彦との初タッグ作は一体どちらに振り切れるのでしょうか。第1話を振り返ってみたいと思います。

 舞台となるのは都内にあるイベント会社。入社3年目となる神田(志田未来)はマジメな性格ですが、いつも職場の空気を気にしてばかりいます。体育会系で口うるさい上野(小澤征悦)、残業は一切しないクールな田端(野波麻帆)、ヤル気を感じさせない品川(志尊潤)、コネ入社の目黒(間宮祥太朗)、部長から頼まれた仕事は断れない大崎課長(板谷由夏)といった個性の強い同僚たちに挟まれ、自分の意見を言うことができません。そんな職場に、新しく派遣社員の的場アタル(杉咲花)が加わることになりました。

 アタルは不思議な女の子です。神田が出社途中の電車内で見かけたときは、黒いニット帽を被り、丸いサングラスで顔を隠し、ミステリアスな雰囲気を漂わせていました。ところが職場に着いたアタルは、ニット帽とサングラスをさっと取り、ニコニコ笑顔を浮かべています。「派遣登録して初めての職場です。体力には自信あります。アタルと呼んでください♪」とすごくフレンドリーに自己紹介するアタルでした。初コピー、初社員証、初会議……とうれしそうにアタルは記念写真を撮りまくります。写真を撮っている理由は、のちのち明かされるのでしょうか。なかなかキャラクターが読めない存在です。

 

■驚異的な人間観察能力!!

 その晩はアタルの歓迎会が居酒屋で開かれることになりました。神田は同棲している司法浪人中の彼との間にどうも子どもができたようで、早く帰りたかったのですが、上野から強引に誘われてしまいます。アルコールは控えたい神田ですが、やたらと声がデカい上野が「とりビー、とりあえず生ビール!」と人数分の生ビールを頼んでしまい、やっぱり神田は断ることができません。きっと、彼からも「生でやりたい」と頼まれ、断れなかったのでしょう。生という言葉が、生々しく感じられる神田でした。

 一方、歓迎会を開いてもらったことに大喜びしていたアタルですが、神田の些細な表情の変化を見逃しません。メニューをもらいに行くふりをしたアタルは、人数分の生ジョッキを抱えて戻り、こっそりと神田の分はノンアルコールに換えてみせます。どうやらアタルは抜群の人間観察能力の持ち主のようです。

 ベビー用品を扱う企業の創立記念イベントが開かれます。イベントに参加してくれる50組のお母さんと赤ちゃんを集めるだけで大変でしたが、神田はイベントに参加してくれた母子に渡す記念品にそれぞれ違ったメッセージカードを用意したために前日は徹夜をしてしまいます。イベント会場には遅刻。しかも、イベントの最後にクライアントが50組の母子と一緒にフォトセッションするタイミングで、寝不足から足をもつれさせて巨大アンプを倒してしまいました。その音にびっくりした赤ちゃんたちがいっせいに大泣きしたために、イベントは大混乱のまま終わってしまうのでした。

 神田の人生は真っ暗闇。大事な仕事でポカして、クライアントを怒らせ、さらに同棲中の彼に妊娠している事実を告げると、遠回しに子どもを育てるのは無理だと断られます。職場にも学生時代にも親しい友人のいない神田は、誰にも相談することができません。堕胎手術を受けるつもりで産婦人科を訪ねた神田ですが、待合室でスマホを眺めていると昔のテレビ番組に子どもの頃のアタルが「どんな悩みもズバリ解決する 天才占い少女」として出演していたことに気づくのでした。アタルは周囲の人間の霊やら過去が何でも見えてしまうため、その能力をセーブするためにサングラスを愛用しているのでした。『X-MEN』シリーズの目から破壊光線を放つサイクロップスみたいなものですね。アタルのことが気になった神田は、産婦人科をキャンセルして、職場へと向かいます。

■パワーストーンに頼っていては幸せになれない?

 パワーストーンやラッキーカラーにすがる神田のあまりのグダグダさに、辟易しかかった視聴者も多いと思います。志田未来は細かい演技がうまいゆえ、余計にイライラ感が募ります。しかし、クライマックスの盛り上げ方は、さすがベテラン脚本家・遊川和彦。「私、(占いは)もうしません」と断るアタルに対して、神田は懸命に自分を鑑定してほしいと頼み込みます。それまではかわいい後輩ぶっていたアタルですが、「言っとくけど、占い料10万円だよ。あんたの給料で払えないでしょ」と態度が豹変します。何とか特別料金で頼み込んだ神田ですが、できる質問は3つだけ。「わかりました、あなたを鑑ます!」とサングラスを外したアタルの占いが始まります。

 神田の質問は「なんで私は友達ができないんでしょうか」「この仕事は向いているでしょうか」「私はどうして自分で決めることができないのでしょうか」という平凡なものでした。アタルの占いによって、神田は少女時代のトラウマと向き合うことになります。小学生の頃から神田は周囲の顔色を気にする性格でした。ある日、クラスメイトから「神田さんって、臭いよね」と言われ、それ以来ずっと自分の体臭が気になり、周囲と距離を置くようになったのです。やたらと香水を手首に振るのも、そのためでした。

 アタルの鑑定結果はこうです。クラスメイトが「臭い」といったのは、神田の体臭ではなく、神田の笑顔が嘘くさいと指摘していたのです。そのことに気づかず、神田は嘘くさい笑顔をいつも浮かべながら、香水を振りまいていたのです。すべては逆効果だったことを知らされ、茫然自失となる神田でした。

 アタルの鑑定は続きます。2つめの質問は「仕事が向いているか向いていないかは、自分で決めること」と一刀両断。ごもっとも。最後の質問「どうして自分で決めることができないのか」という問いに対して、「要するに愛がないんだよ」と冷たくアタルは言い放つのでした。司法浪人中の彼氏に尽くし、職場ではイベント前に徹夜するほど頑張っている神田に“愛”がないとはどういうことでしょうか?

 アタルはきっぱりと断言します。「いちばん大切な愛が欠けている」と。つまりは周囲を気にするあまり、自分のことを愛することができずにいるというのです。パワーストーンやラッキーカラーに頼っていては、せっかく仕事に成功しても、それでは自分が努力したからだと実感できません。自分のこれまでの人生を否定されたように落ち込んでいた神田ですが、最後にアタルは「誰にでも必ずあるんだよ。自分にしかできないことが」とさらりと語り掛けるのでした。

 

■『女王の教室』『家政婦のミタ』に続くミステリアスさ

 アタルの鑑定を終えた神田が職場に戻ると、いつも調子のいい代々木部長(及川光博)がクライアントから電話が掛かってきたことを伝えます。恐る恐る神田が電話に出ると、イベントに参加したお母さんたちが記念品の中に入っていたメッセージカードを喜んでいるという感謝の言葉でした。SNS上にもメッセージカードに好意を示す言葉が溢れていました。いつも一緒にいる職場の同僚や同棲相手には評価されにくかった神田の丁寧な仕事ぶりは、赤ちゃんの世話に追われるお母さんたちにしっかりと認められたのでした。

 子どもを堕して、実家に帰るつもりでいた神田ですが、ここで初めて自己主張します。子どもを産んで、仕事も続けたいですと。個性が強くて、バラバラだった職場ですが、妊娠している神田をみんなでサポートしようと一致団結することに。派遣社員・アタルの最初の鑑定によって、神田は明るい未来を選ぶことに成功します。おまけに友達がいなかった神田は、アタルという初めての友達もできました。香水もパワーストーンも、もう必要ありません。アタルも友達ができて、うれしそう。でも、「占いのこと人に言ったら、ぶっ殺すから!」とダークな一面も覗かせて、第1話は終了です。

 杉咲花は連続ドラマに初主演した『花のち晴れ』(TBS系)では視聴率が全話1ケタ台と期待外れに終わりましたが、2度目の主演作『ハケン占い師』は初回12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切ることに成功しました。志田未来演じる神田の周囲を気にするキャラ設定が『女王の教室』を彷彿させるなど、遊川脚本には遊び心が施されています。遊川自身も第1話拡大版の演出まで手掛けるなど、かなり気合いが入っていたようです。

 やたら元気はいいけど職場で空回りし続ける残念な目黒、NOと言えない中間管理職・大崎課長らの運勢を、今後アタルは鑑定することになりそうです。様々な悩みを抱えている現代人ですが、大きな悩みほど家族や恋人には打ち明けにくいもの。派遣社員のアタルのように、ちょっと距離感のある相手のほうが気兼ねせずに何でも話せるのかもしれません。アタルは占い師というよりは、心理カウンセラーのような存在です。杉咲花演じるアタルに、ガツンと厳しい言葉を放ってほしいという視聴者がますます増えていくのではないでしょうか。哀しい過去を抱えていそうなアタルのミステリアスさも気になるところです。視聴率&ドラマ展開ともに“大アタリ”しそうな予感です
(文=長野辰次)

『刑事ゼロ』視聴率急落! 沢村一樹、絶妙な演じ分けも“記憶喪失の設定”を活かしきれず……

 沢村一樹が主演を務めるドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の第2話が17日に放送され、平均視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から4.2ポイントの大幅ダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回、ビル屋上からの落下事故がもとで刑事生活20年分の記憶を失ってしまった京都府警捜査一課刑事の時矢暦彦(沢村)。今回は、7年前に自身が逮捕した建築士の芹野泰夫(中村靖日)が仮釈放され、再審請求の準備をしていると知り、新人刑事の佐相智佳(瀧本美織)とともに再調査に乗り出します。

 7年前の事件とは、芹野がリフォームの相談に訪れた直後、ファイナンス会社社長・逢沢省三(剣持直明)が自身の別荘の階段から転落死したというもの。ドアや窓はすべて施錠され、勝手口のドアだけはノブのボタンをプッシュしながら外に出ればカギがかかるタイプのものではあったけれど、そのすぐ近くの別荘に住む出版社社長・円城明日香(いしのようこ)が当時、犯人を目撃していないと捜査時に証言したため、いわゆる密室状態だったのです。

 しかし、それならばなぜ芹野が逮捕されることになったのか。さらに、時矢の元妻で、芹野の弁護人を務めた奥畑記子(財前直見)によれば、芹野は7年前は控訴を拒んだということで、裏に何か隠された事実があるのではないかと時矢は推測します。

 そして円城のもとを訪れたところ、実は事件当時、勝手口から出てくる芹野を目撃したものの、口外したら殺すと脅されたために捜査の段階では偽証したことが判明。ところがそれを見抜いた時矢によって出廷直前に説得されたため、公判では証言を撤回し、芹野が逮捕に至ったということが発覚します。

 ではなぜ、芹野は7年前に控訴しなかったのか。時矢はまず、円城の身元を調査し直します。その結果、出版社が倒産寸前であったことや、7年前に夫・公昭が失踪し、その死が認められて保険金1億円がもうすぐおりるタイミングであることなどが発覚。また、逢沢が脱税して別荘に隠していた1億円が何者かに盗まれたことも判明します。

 そんな折、仮釈放されたばかりの芹野が失踪。時矢は智佳を引き連れて円城の別荘へ向かいます。するとそこには、壁の中に隠した公昭の遺体を掘りだそうとする芹野と、それを見守る円城の姿があるのです。

 実は2人は共犯者で、早急に経営資金が必要になった円城が芹野を焚きつけ、公昭殺しを命令。睡眠薬で眠らせた公昭を首つり自殺に見せかけようとしたものの途中で目覚めてしまい、円城が慌てて撲殺してしまったのです。

 その後、逢沢の別荘から1億円を盗み出してくるよう円城に命じられた芹野は、犯行が見つかったために逢沢を階段から突き落としてしまい、とっさに密室工作をしたのでした。

 ところが出廷直前、時矢から偽証することを止められた円城は、公昭殺しもいずれ見抜かれてしまうのではないか、そうなれば自身も逮捕され、2件の殺人に絡んだ芹野は死刑が確定してしまうのではないかと恐れ、ギリギリになって証言を覆したのです。そして円城の意図を組み、芹野は控訴しなかったというわけだったのです。7年前の事件を、“アフター・時矢”が無事に決着させたところで今回は終了となりました。

 今回のように、ただ1つの逃走ルートに第3者がいたという密室事件の場合、その人物が共犯者かあるいは弱みを握られていたであろうことは容易に想像がつきます。それをどうにか奥行きのあるミステリーに仕立てようとしたのでしょうけれど、円城と芹野の関係性や事件時の状況をこねくり回した結果、糸がもつれあいすぎてワケがわからない状態となってしまった印象を受けました。

 そもそも早急に1億円を欲していた円城が、自殺に見せかけて夫を殺そうとするのが理解できません。確実に疑われますし、睡眠薬なんか飲ませている時点で計画がずさんすぎます。また、芹野のことを本当に愛していたのか、あるいは夫殺しのために利用していただけなのか、イマイチはっきりしませんでした。

 そのため、芹野が死刑になることを回避しようと、ギリギリで証言を撤回したというくだりがどうにも腑に落ちませんでした。そんな彼女の意図を察して芹野が控訴をしなかったという心理も、2人の結びつきの強さが見えないだけに説得性に欠けました。また、公昭の遺体をなぜ掘り起こそうとしたのかも意味不明でした。

 記憶を失ったことで刑事としてまっさらな状態になった時矢が、事件発生当時の捜査メモをバトンリレーのようにして過去の謎を追う。しかも、それが冤罪だったかもしれないというキャッチーな設定だったのですが、それを活かしきれていなかったのが残念であり、もったいなく感じました。

 ただ、記憶を失う前のスマートさと、現在のうだつのあがらない時矢を絶妙に演じ分けている沢村の演技力の高さには脱帽でした。あまりに違いすぎるので、記憶を失ったことを同僚たちが怪しまないのが不思議なくらいです。というより、記憶を失うと性格まで変わるものなんですかね? 

 前回のレビューでも触れましたが、時矢の言動はまるで子どものようであり、それを注意する智佳のツッコミは我が子を叱る母親のようでもあります。夫婦ならぬ親子漫才のようなコミカルな関係性は魅力的なので、これに事件解決の面白みがプラスされれば視聴率は取り戻せるのではないでしょうか。次回は“逆回転誘拐”という、なんだかトリッキーな事件を追うとのことで楽しみに待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『刑事ゼロ』視聴率急落! 沢村一樹、絶妙な演じ分けも“記憶喪失の設定”を活かしきれず……

 沢村一樹が主演を務めるドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の第2話が17日に放送され、平均視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から4.2ポイントの大幅ダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回、ビル屋上からの落下事故がもとで刑事生活20年分の記憶を失ってしまった京都府警捜査一課刑事の時矢暦彦(沢村)。今回は、7年前に自身が逮捕した建築士の芹野泰夫(中村靖日)が仮釈放され、再審請求の準備をしていると知り、新人刑事の佐相智佳(瀧本美織)とともに再調査に乗り出します。

 7年前の事件とは、芹野がリフォームの相談に訪れた直後、ファイナンス会社社長・逢沢省三(剣持直明)が自身の別荘の階段から転落死したというもの。ドアや窓はすべて施錠され、勝手口のドアだけはノブのボタンをプッシュしながら外に出ればカギがかかるタイプのものではあったけれど、そのすぐ近くの別荘に住む出版社社長・円城明日香(いしのようこ)が当時、犯人を目撃していないと捜査時に証言したため、いわゆる密室状態だったのです。

 しかし、それならばなぜ芹野が逮捕されることになったのか。さらに、時矢の元妻で、芹野の弁護人を務めた奥畑記子(財前直見)によれば、芹野は7年前は控訴を拒んだということで、裏に何か隠された事実があるのではないかと時矢は推測します。

 そして円城のもとを訪れたところ、実は事件当時、勝手口から出てくる芹野を目撃したものの、口外したら殺すと脅されたために捜査の段階では偽証したことが判明。ところがそれを見抜いた時矢によって出廷直前に説得されたため、公判では証言を撤回し、芹野が逮捕に至ったということが発覚します。

 ではなぜ、芹野は7年前に控訴しなかったのか。時矢はまず、円城の身元を調査し直します。その結果、出版社が倒産寸前であったことや、7年前に夫・公昭が失踪し、その死が認められて保険金1億円がもうすぐおりるタイミングであることなどが発覚。また、逢沢が脱税して別荘に隠していた1億円が何者かに盗まれたことも判明します。

 そんな折、仮釈放されたばかりの芹野が失踪。時矢は智佳を引き連れて円城の別荘へ向かいます。するとそこには、壁の中に隠した公昭の遺体を掘りだそうとする芹野と、それを見守る円城の姿があるのです。

 実は2人は共犯者で、早急に経営資金が必要になった円城が芹野を焚きつけ、公昭殺しを命令。睡眠薬で眠らせた公昭を首つり自殺に見せかけようとしたものの途中で目覚めてしまい、円城が慌てて撲殺してしまったのです。

 その後、逢沢の別荘から1億円を盗み出してくるよう円城に命じられた芹野は、犯行が見つかったために逢沢を階段から突き落としてしまい、とっさに密室工作をしたのでした。

 ところが出廷直前、時矢から偽証することを止められた円城は、公昭殺しもいずれ見抜かれてしまうのではないか、そうなれば自身も逮捕され、2件の殺人に絡んだ芹野は死刑が確定してしまうのではないかと恐れ、ギリギリになって証言を覆したのです。そして円城の意図を組み、芹野は控訴しなかったというわけだったのです。7年前の事件を、“アフター・時矢”が無事に決着させたところで今回は終了となりました。

 今回のように、ただ1つの逃走ルートに第3者がいたという密室事件の場合、その人物が共犯者かあるいは弱みを握られていたであろうことは容易に想像がつきます。それをどうにか奥行きのあるミステリーに仕立てようとしたのでしょうけれど、円城と芹野の関係性や事件時の状況をこねくり回した結果、糸がもつれあいすぎてワケがわからない状態となってしまった印象を受けました。

 そもそも早急に1億円を欲していた円城が、自殺に見せかけて夫を殺そうとするのが理解できません。確実に疑われますし、睡眠薬なんか飲ませている時点で計画がずさんすぎます。また、芹野のことを本当に愛していたのか、あるいは夫殺しのために利用していただけなのか、イマイチはっきりしませんでした。

 そのため、芹野が死刑になることを回避しようと、ギリギリで証言を撤回したというくだりがどうにも腑に落ちませんでした。そんな彼女の意図を察して芹野が控訴をしなかったという心理も、2人の結びつきの強さが見えないだけに説得性に欠けました。また、公昭の遺体をなぜ掘り起こそうとしたのかも意味不明でした。

 記憶を失ったことで刑事としてまっさらな状態になった時矢が、事件発生当時の捜査メモをバトンリレーのようにして過去の謎を追う。しかも、それが冤罪だったかもしれないというキャッチーな設定だったのですが、それを活かしきれていなかったのが残念であり、もったいなく感じました。

 ただ、記憶を失う前のスマートさと、現在のうだつのあがらない時矢を絶妙に演じ分けている沢村の演技力の高さには脱帽でした。あまりに違いすぎるので、記憶を失ったことを同僚たちが怪しまないのが不思議なくらいです。というより、記憶を失うと性格まで変わるものなんですかね? 

 前回のレビューでも触れましたが、時矢の言動はまるで子どものようであり、それを注意する智佳のツッコミは我が子を叱る母親のようでもあります。夫婦ならぬ親子漫才のようなコミカルな関係性は魅力的なので、これに事件解決の面白みがプラスされれば視聴率は取り戻せるのではないでしょうか。次回は“逆回転誘拐”という、なんだかトリッキーな事件を追うとのことで楽しみに待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

杉咲花『ハケン占い師アタル』初回12.1%で好スタートも「タイトルミス?」「イライラする」

 杉咲花主演の連続ドラマ『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)が1月17日にスタートし、初回平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。数字的には順調な滑り出しだが、ネット上には「イライラが止まらない!」というコメントが噴出した。

「同ドラマは、杉咲演じる主人公・的場中(まとば・あたる)が、派遣社員として入ったイベント会社で、不思議な能力により人々の悩みを根本から解決していく物語。業界人の間では『深夜ドラマのような内容』と言われるなど前評判は悪かったものの、実力派の若手女優・杉咲と人気脚本家・遊川和彦氏のタッグに興味を持った視聴者が多かったのか、2ケタ台の好発進となりました」(芸能ライター)

 初回は、社会人経験のない中の教育係となった正社員・神田和実(志田未来)を中心にストーリーが展開。和実は司法浪人中の彼氏と同棲していたが、妊娠したことを言えずにいた。そんな和実の自信のなさ、決断力のなさは仕事にも悪影響を及ぼしており、ミスばかりしていたが、中の能力に気づいて助けを求める……という内容だった。

「ネット上では、和実の彼氏がほとんど“ヒモ”状態だったこと、彼女から妊娠を告げられると中絶を提案した挙げ句、最終的に別れを切り出すという行動を取ったことに、『クズな彼氏にめっちゃムカついた!』『しかも和実が彼氏からフラれる展開とか、スッキリしない!』といった批判が噴出。しかし同時に、『和実のうじうじしたキャラクターが無理。イラつく』との書き込みも少なくありませんでした」(同)

 和実に関しては、ほかにも「落ち着きなさすぎ。なぜイベント会社みたいにチームワーク重視の職場に入社できたのか」「彼氏を甘やかしてきた和実も悪い」「生ませる気がないのに妊娠させた彼氏は最低だけど、和実も決断できないなら避妊しろよ!」「ていうか妊娠してるのにバタバタ走るな」などの声が。とはいえ、「志田の演技が上手すぎるからこそ、リアルにイライラさせられる」「志田だから見ていられた」という書き込みもあった。

「同ドラマは杉咲や志田のほか、小澤征悦に板谷由夏、間宮祥太朗など演技派の役者が揃っているので、その点は視聴者も満足している様子です」(同)

『ハケン占い師アタル』という題名について、「中の能力は占いっていうよりも、超能力や透視能力みたいな感じじゃない?」「タイトルミス?」といった指摘もあるが、ひとまず次回以降の数字変動に注目したい。

木村拓哉出演の『帰れま10』で怪現象!? 「テープチェンジ多すぎ」の謎を追う

 木村拓哉が1年ぶりに出演して話題となった、1月14日放送の『帰れマンデー見っけ隊!! 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)の人気コーナー「帰れま10」。収録途中から、長澤まさみなどの、映画『マスカレード・ホテル』キャスト陣が加わり、中華ファミリーレストラン「バーミヤン」の人気ベスト10当てに挑んだ。

 番組中、少々気になったのは、何度も何度も「テープチェンジまであと〇分」「間もなくテープチェンジ」などというアナウンスがスタッフからされたこと。Twitterでも以下のようなツッコミが多数あがっていた。

「またテープチェンジ??」

「テープチェンジ多すぎるw」

「迫り来るテープチェンジ」

「そんなに頻繁にテープチェンジあるの?(汗マーク)」

「テープチェンジリミット多すぎw」

 中には「帰れま10でテープ云々言ってたけどもう平成も終わるのにいまだにテープ媒体に保存してるっていうか撮影に使ってるってビックリなんだが」という驚きの声もあった。

 実際、テープチェンジはそんなに頻繁に必要なものなのか? そもそもテレビ番組の収録はいまだにテープを使用しているところが多いのだろうか……? ある映像カメラマンは言う。

「今はテープではなく、SDカードなどのディスクメディアを使用するところも増えています。ただし、まだまだテープを使用しているところも多いです。なぜなら、テレビ局などで昔から使用しているカメラを新規で買い替えるとなると、1台数千万円もかかり、コスト的に厳しいことがあります。また、テレビ業界は意外と古い体質で、『テープでの保存のほうが安心』と考える人もいるんですよね」

 また、ある放送作家は言う。

「テープしかなかった時代には、テープチェンジするしかなく、30分程度で切れることが多かったんです。カメラがいくつも回っていればスムーズにチェンジできますが、同時に複数台を回して同時に切れることもありました。スタジオ収録などでも『あと5分でテープ切れます』と言うと、出演者がソワソワし始めるのはよく見る光景でしたね。だから、例えば食の番組などでは、テープチェンジのタイミングが迫ると、料理を食べて一人ずつ食レポし、次の料理に入る前で1回止めてテープチェンジをしてから、収録を再開することが一般的です」

 ただし、観覧を入れたスタジオ収録では、テープチェンジはよくある光景だが、番組を放送する段階では「テープチェンジの部分は編集でカットし、スムーズにつなぐことができるのでは?」(同)とも言う。

「例えば今回の木村拓哉さんのように、サービス精神旺盛でずっとしゃべってくれていると、テープチェンジのときの出演者同士のやりとりが面白く、カットするのがもったいないから残したかったシーンもあったのかもしれません。また、トークの流れ的にカットできずに、残さざるを得なかったのかもしれません。ただ、何度もテープチェンジがあるということは、あえて見せていたのかもしれないですね。クイズ形式の番組などの場合、ガチ感やナマ感、リアル感を出すため、わざと『予定調和じゃない』ことを強調する目的で、テープチェンジを見せている可能性もあります」(同)

 確かにガチな雰囲気は、テープチェンジによって醸し出されるかもしれない。とはいえ、視聴者にとっては流れを分断される印象もあり、「テープチェンジ多すぎ」という指摘も多数あっただけに、効果のほどは微妙だったのではないだろうか。

木村拓哉出演の『帰れま10』で怪現象!? 「テープチェンジ多すぎ」の謎を追う

 木村拓哉が1年ぶりに出演して話題となった、1月14日放送の『帰れマンデー見っけ隊!! 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)の人気コーナー「帰れま10」。収録途中から、長澤まさみなどの、映画『マスカレード・ホテル』キャスト陣が加わり、中華ファミリーレストラン「バーミヤン」の人気ベスト10当てに挑んだ。

 番組中、少々気になったのは、何度も何度も「テープチェンジまであと〇分」「間もなくテープチェンジ」などというアナウンスがスタッフからされたこと。Twitterでも以下のようなツッコミが多数あがっていた。

「またテープチェンジ??」

「テープチェンジ多すぎるw」

「迫り来るテープチェンジ」

「そんなに頻繁にテープチェンジあるの?(汗マーク)」

「テープチェンジリミット多すぎw」

 中には「帰れま10でテープ云々言ってたけどもう平成も終わるのにいまだにテープ媒体に保存してるっていうか撮影に使ってるってビックリなんだが」という驚きの声もあった。

 実際、テープチェンジはそんなに頻繁に必要なものなのか? そもそもテレビ番組の収録はいまだにテープを使用しているところが多いのだろうか……? ある映像カメラマンは言う。

「今はテープではなく、SDカードなどのディスクメディアを使用するところも増えています。ただし、まだまだテープを使用しているところも多いです。なぜなら、テレビ局などで昔から使用しているカメラを新規で買い替えるとなると、1台数千万円もかかり、コスト的に厳しいことがあります。また、テレビ業界は意外と古い体質で、『テープでの保存のほうが安心』と考える人もいるんですよね」

 また、ある放送作家は言う。

「テープしかなかった時代には、テープチェンジするしかなく、30分程度で切れることが多かったんです。カメラがいくつも回っていればスムーズにチェンジできますが、同時に複数台を回して同時に切れることもありました。スタジオ収録などでも『あと5分でテープ切れます』と言うと、出演者がソワソワし始めるのはよく見る光景でしたね。だから、例えば食の番組などでは、テープチェンジのタイミングが迫ると、料理を食べて一人ずつ食レポし、次の料理に入る前で1回止めてテープチェンジをしてから、収録を再開することが一般的です」

 ただし、観覧を入れたスタジオ収録では、テープチェンジはよくある光景だが、番組を放送する段階では「テープチェンジの部分は編集でカットし、スムーズにつなぐことができるのでは?」(同)とも言う。

「例えば今回の木村拓哉さんのように、サービス精神旺盛でずっとしゃべってくれていると、テープチェンジのときの出演者同士のやりとりが面白く、カットするのがもったいないから残したかったシーンもあったのかもしれません。また、トークの流れ的にカットできずに、残さざるを得なかったのかもしれません。ただ、何度もテープチェンジがあるということは、あえて見せていたのかもしれないですね。クイズ形式の番組などの場合、ガチ感やナマ感、リアル感を出すため、わざと『予定調和じゃない』ことを強調する目的で、テープチェンジを見せている可能性もあります」(同)

 確かにガチな雰囲気は、テープチェンジによって醸し出されるかもしれない。とはいえ、視聴者にとっては流れを分断される印象もあり、「テープチェンジ多すぎ」という指摘も多数あっただけに、効果のほどは微妙だったのではないだろうか。

日テレ、辛くも年間視聴率“3冠王”を死守も……テレ朝に肉薄され王座陥落危機!

 日本テレビが2018年の年間平均視聴率で5年連続3冠王の座を守ったが、迫り来るテレビ朝日の影に戦々恐々。今年は、その座から陥落する可能性も大だ。

 昨年の年間視聴率(対象は1月1日~12月30日)で、日テレは全日帯(午前6時~深夜0時)で7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、ゴールデン帯(午後7時~10時)で12.0%、プライム帯(午後7時~11時)で11.6%を獲得した。

 2位はいずれの時間帯もテレ朝で、ゴールデン帯は10.5%、プライム帯は10.6%と少々日テレに差を付けられたが、全日帯は7.7%と僅差。日テレは、まさに命からがら3冠王を守ったことになる。

 テレ朝は全日帯で、10月の月間平均視聴率で首位になり、10月クールでも全日7.8%をマークするなどトップに立って猛追したが、あと一歩及ばなかった。

「仮定の話になりますが、もしテレ朝が昨年、米倉涼子主演の超人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』を放送していたら、日テレの年間3冠王を阻止できた可能性が高いですね。新たにオンエアされた米倉ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』とは5%ほどの差がありましたから、その意味で日テレはラッキーでした」(テレビ誌関係者)

 日テレは3冠王を守ったとはいえ、17年の全日帯8.2%、ゴールデン帯12.4%、プライム帯12.0%と比べると、昨年は明らかに数字を落とした。主立った要因は、ドラマの不振、鉄壁を誇っていた日曜ゴールデン帯の弱体化、10月にスタートした、平日午前の情報番組『バゲット』や、有働由美子アナがメインキャスターに就任した『news zero』の低迷などが挙げられる。これらの問題は一朝一夕に解決できそうにないだけに、王座陥落の危機は続きそう。

 かたや、日テレの牙城を崩すべく、テレ朝は元日の視聴率で、全日帯10.5%、ゴールデン帯20.0%、プライム帯18.7%をマークして3冠を達成。正月三が日ではゴールデン帯で14.0%、プライム帯で13.7%を記録して2冠に輝くなど、幸先のいいスタートを切った。

 1月の週間視聴率では、第1週(18年12月31日~1月6日)では、日テレが全日帯でトップだったが、ゴールデン帯、プライム帯では、『第69回NHK紅白歌合戦』で高視聴率を獲得したNHKが2冠王に輝いた。第2週(同7日~13日)は日テレが逆襲し、週間3冠王となったが、テレ朝に悲観する材料はない。

「1月第2週、テレ朝は人気番組の『相棒season17』(水谷豊主演)、『ポツンと一軒家』が休止でしたから、日テレに負けるのは想定内。4月クールからは、鉄板ドラマ『科捜研の女』(沢口靖子主演)が通年で放送されることも決まりました。ヤラセ問題で揺れる『世界の果てまでイッテQ!』の先行きも不透明ですし、日テレは安閑とはしていられませんよ」(同)

 猛追するテレ朝をかわして、日テレが6年連続年間視聴率3冠王を達成するためには、ネックとなっている部分のてこ入れを図るしかないだろう。
(文=田中七男)

木村拓哉、『帰れま10』1年ぶり出演も「迎え舌は?」「食事シーン編集してる」と物議

 1月14日放送の『帰れマンデー見っけ隊!! 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)に、木村拓哉が出演。木村は、お店の人気メニューベスト10を当てるまで帰れない企画「大人気中華料理店で帰れま10」のコーナーに“リベンジ参戦”するも、視聴者から「周りが気を使いすぎてて面白くない」「みんな木村に忖度しすぎ」と反感を買うこととなってしまった。

「木村は、昨年1月にも同番組の企画『人気回転寿司チェーン店で帰れま10!』に出演しています。この時は、食べ物を口に入れる直前に舌を出して食べる“迎え舌”が『汚い!』『マナー悪いけど、注意してくれる人いなかったの?』『幻滅した』と、ネットユーザーからクレームが続出。そのため、今回の出演に際して、ネット上では『また迎え舌見せられるの?』『よくこの番組に出てこれたな』といった声が上がっていました」(芸能ライター)

 そうした中で、お笑い芸人・三四郎の小宮浩信が「批判とかSNSとかで見たりされるんですか? 誹謗中傷とかあったら落ち込みます?」と質問する場面があった。

「この質問に対し、木村は『そういう捉え方もあるんだなと思う』と答えていましたが、批判のコメントについては『(記事が)出ていたら見ます』とはっきりコメントしています。このことから考えても、もしかして木村は“迎え舌”で自分が批判されていたことについても、記事を通して知っていたのではないでしょうか。今回は、自ら口元を手で隠すなど、食べ方を気にしている様子がうかがえ『キムタク、食べ方意識してるよね?』といった声も出ていました」(同)

 ただ、自分がアップで抜かれているとき以外は、気を抜いていたのかもしれない。ポテトフライを注文後、ほかの芸人が食べている様子が映し出される画面の後ろの方で、木村が“迎え舌”でポテトを食べている姿がバッチリと映っていたのだ。

「前回は、木村の食べ方にかなりの批判が飛び交っていましたが、今回はある意味、ネタとして“迎え舌”待ちをしている人も見受けられました。そのため『迎え舌キター!』『出た!』と、なぜか一部の視聴者は盛り上がっていたようです。とはいえ、やはり『マナーの勉強し直してきて』『鏡で自分が食べてる姿を見てみたら?』など批判の声も当然のように上がっていました」(同)

 一方で、今回は「テレビ局が木村に対して“忖度”したのでは?」との意見も噴出している。

「木村が食べるシーンでは、器で口元が隠れることも多かったのですが、その点がネット上では『キムタクに忖度してる』『テレビ局が忖度してるよね?』『うまい具合に編集されてたな』と話題になっており、“意図的に木村のカットが編集された”と感じる視聴者が多かったようです」(同)

 さらには、ほかの出演者がメニューを予想している時、積極的に意見を出していたことも完全な裏目となり「キムタク出しゃばりすぎ」「周りの出演者が気を使いすぎててかわいそう」「みんなが木村を持ち上げてて、完全に“裸の王様”状態」と言った皮肉も寄せられていた。

 長年染みついた癖は直すのに苦労すると思うが、食事のマナーについては、ぜひ改善に努めてもらいたいものだ。

テレ朝・宇賀なつみアナ退社で、横並びトップの『モーニングショー』ピンチ! 後任候補は弘中綾香?

 年明け、TBSのエース女子アナウンサー・吉田明世と共に、テレビ朝日・宇賀なつみアナの退社報道があった。同局、本人はしばらく沈黙を保ったが、10日に、宇賀アナが退社して、アシスタントを務める『羽鳥慎一モーニングショー』を3月いっぱいで降板することを発表した。

 退社に至った宇賀アナのコメント要旨は「10年という節目を迎えるにあたって、今後の人生について真剣に考え、退社することを決意いたしました」「春以降は、自分のやりたいこと、できることを、大切なものは何かをしっかりと考え、焦らずていねいに、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います」といったもの。

 この先、フリーアナとして活動するか否かについては明言しておらず、退社日は残された有給休暇の消化の問題もあり、現在調整中だという。

 宇賀アナは2009年4月1日の入社日当日から、『報道ステーション』のお天気キャスターを担当。愛くるしいルックスと親しみやすいキャラクターで人気は急上昇。『好きなお天気キャスターランキング』(オリコン調べ)でもトップ10の常連となった。

 11年8月からは、同番組のスポーツ担当に昇格。立教大学出身で、当時メインキャスターを務めていた古舘伊知郎アナの後輩とあって、“ポスト”小川彩佳アナの有力候補とみられていた。

 ところが、同番組を14年3月で降板となり、早朝の情報番組『グッド!モーニング』のメインキャスターに就任。15年9月末からは、『モーニングバード』より、リニューアルした『モーニングショー』のアシスタントを務めていた。

「宇賀アナは、竹内由恵アナと並ぶ、テレ朝の人気女子アナ。17年5月に大学の同級生である会社員男性と結婚し、男性ファンは減りましたが、好感度は高く、『モーニングショー』には欠かせない人材だっただけに、上層部のショックは計り知れないようです。そもそもテレ朝はTBSと違って、民放では結婚、出産しても、『働きやすいテレビ局』として有名で、離職率も低いだけに、人気女子アナの退社は痛いですね」(女子アナウオッチャー)

 宇賀アナの退社理由を額面通り受け止めれば、朝の生番組を担当するのが大きな負担となっていたようだ。午前8時からの生番組に出演するためには、早朝に局入りしなければならず、当然夜も早く就寝しなければならない。一般の会社に勤める夫とは、生活サイクルも異なり、夜の夫婦の営みもおろそかになりがちだろう。

 であれば、「担当番組替え」を直訴してもよかったと思われるが、宇賀アナの退社決意が固かったようだ。となれば、仕事への情熱が失われていない限りは、今後何らかの形でフリーアナとして活動していくことになるであろう。

 人気者の宇賀アナが去るとなれば、『モーニングショー』の今後には暗い影が差してしまう。同番組は、日本テレビ系『スッキリ!』や、フジテレビ系『とくダネ!』などのライバル番組との競争を制し、2年連続で民放横並びトップをキープしている人気番組。昨年の年間平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、17年の8.0%からアップさせ、上昇カーブを描いている。一時は、昨年3月で有働由美子アナ、V6・井ノ原快彦が降板した『あさイチ』(NHK総合)の視聴率を抜いたこともある。

 羽鳥慎一アナと共に、番組を支えてきた宇賀アナが降板するとなれば、当然それ相応の後任選びに迫られるだろう。

「局内では、昨年12月に発表された『第15回好きな女性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)で、初登場にして、いきなり2位に入るなど、人気急上昇中の弘中綾香アナも“候補”として名が挙がっているようです。幸い現在、弘中アナはゴールデン・プライム帯に担当番組をもっていませんし、帯番組も担当していませんので、異動はさせやすいでしょうね。ただ、『モーニングショー』の場合、羽鳥アナと相性が合うかどうかも重要。『モーニングバード』でパートナーを務めていた赤江珠緒アナは、羽鳥アナとの“不仲”が原因で、タッグを解消したともいわれています。ですので、羽鳥アナの意向も尊重されることになるでしょうね」(テレビ関係者)

 かくして、3年半、羽鳥アナを支えてきた宇賀アナが降板してしまう『モーニングショー』。その後任に誰が起用されるのか気になるところだ。
(文=田中七男)

三谷紬アナ、松井玲奈のセーラー服姿に大反響!「エロオーラが凄い!」

「姉セーラー」ブーム到来の予兆? テレビ朝日系『報道ステーション』や『やべっちF.C.』などに出演し、今年の飛躍が期待される同局の三谷紬アナウンサーが1月3日、自身のインスタグラムでセーラー服姿を披露。3,000件近い「いいね」が寄せられている。

 24歳の三谷アナはこの日、「大晦日放送のAbema的ニュースショーでのコスプレは“女番長”でした笑笑」と、胸元が大きく開いたスケバン風の紺のセーラー服姿のオフショットを投稿。「久しぶりの制服、きちんと着こなせるのだろうか…とかなり不安でした」とコメントを添えている。

「三谷アナは推定Gカップの爆乳が持ち味。半袖ニット姿で番組に出演した際には、胸の弾力によって下着のラインが丸わかりになったことも。女子アナファンからは『胸が本体』と言われているほどです。そんな彼女のエロオーラがセーラー服で大増幅されていることで、ネット上では『イメクラ嬢感がすごい』『昭和のビニ本?』などと興奮コメントが続出しています」(芸能ライター)

 一方、同じく3日には27歳の元SKE48・松井玲奈もセーラー服姿を披露。

「こちらは1月14日にスタートする主演ドラマ『名古屋行き最終列車』(名古屋テレビ)のキービジュアルで、白に襟が紺のスタンダードなセーラー服姿でした。松井本人も『もっと前に制服姿になっていても良かったのに、なぜ7年たった今なのか、ちょっと不満もありますが』と困惑したように、現役感はさすがにもうない(笑)。ですが、そのイタイ雰囲気が何ともいえない“プレイ感”を醸し出していて、ファンも『完全にAVのパケ写!』と楽しんでいるようですね」(同)

 最近では、永尾まりやや平嶋夏海といった20代のグラビアアイドルにセーラー服を着せてフェロモンを増幅させる「姉セーラー」なるムック本も発売されているが、女子アナや女優の制服コスは男性ファンの大好物。小娘には出せない色香で楽しませてほしいものだ。