黒柳徹子が終始真顔!? 『徹子の部屋』のさかなクン回が相変わらず“神回”だと話題

 2月20日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にさかなクンが出演。自由過ぎる2人の“頂上決戦”が繰り広げられ、前評判通りの神回となった。

「『徹子の部屋』にさかなクンが出演するのは今回が初めてではなく、2014年の放送にも登場しています。しかしさかなクンは独特なワードセンスや世界観を持つ人物で、かたや黒柳徹子は“芸人殺し”と呼ばれるほどのスルースキルで有名。この時の放送も次々に繰り出されるさかなクンの小ボケを黒柳が全てスルーしており、独特な緊張感が漂っていました。一歩間違えると“事故”になりかねない放送ですが、視聴者の間では『ある意味伝説の回』『シュールすぎて笑える』と大好評。以前は明石家さんまも『人生で一番テレビを観て面白いと思ったのは『徹子の部屋』のさかなクンの回』と絶賛していました」(芸能ライター)

 今回さかなクンは5年ぶりに出演したのだが、冒頭から黒柳は「私さんまさんに叱られまして」と告白。14年の放送で「ギョざいます」などのネタをスルーしてしまい、「かわいそう」と言われたという。そこで今回はさかなクンが「ギョ」と言うたびに、「はあ」と反応することを宣言。するとさかなクンは「『ギョ』と『はあ』と…… ハートがあります!」と独特なギャグを披露。

 これに黒柳は「あ、そうですか」と答え、序盤から微妙な雰囲気に。視聴者からは「いきなり大事故が起こってて笑う」「これは今回も神回になりそうだ……」「開始3分なのに30分くらい見たような濃さ」と歓声が上がっている。

「その後も5年前の再現とばかりに、かみ合わないトークを繰り広げる2人。ただ改善が見られるところもあり、さかなクンが『50cm』を『ギョじゅっセンチ』と言った時には、黒柳も『ギョじゅっセンチ』としっかりノっています。またさかなクンのために用意した魚模様のグラスを紹介する際も、『あなた用のグラスで“ギョ”ざいます』と発言。これには視聴者から『黒柳さんが自分から“ギョ”って言った!』『さかなクン語がうつってる!』と歓喜の声が上がっていました」(同)

 最後は2人で「ありがとう“ギョ”ざいました」と頭を下げて終了。全体的には中々笑わない黒柳をさかなクンが強い心で押し切る形で、今回の放送も「長すぎる30分だった」「また5年後くらいに共演してほしい」「いやーすごいもん見させてもらったわ」「やっぱりこの2人が揃うと神回になるな」と大好評だった。

 終始テンション高めのさかなクンと、真顔な黒柳のコントラストが見事な“さかなクン回”。次の共演にも新たな“伝説”を期待せざるを得ない。

テレ朝大誤算! 大人気の『ポツンと一軒家』を休止してまで放送した『空き家バスターズ』が惨敗!

 二匹目のどじょうは、そうそういないということだろうか。テレビ朝日のもくろみが、もろくも崩れ去ってしまったようだ。 

 17日(日)、同局が午後6時30分から特番『所有者不明!!解決!空き家バスターズ2』(ABC制作)を2時間半枠でオンエアしたが、視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわず、2ケタに乗せることはできなかった。

 言うまでもなく、同枠では『ナニコレ珍百景』『ポツンと一軒家』を放送している。昨年10月からレギュラー番組に昇格した、ABC制作の『一軒家』は15%前後をはじき出す大ヒットとなり、直近の10日放送分は15.2%をマークしている。同月より2年半ぶりにレギュラーに復活した『珍百景』もコンスタントに2ケタを記録するなど好調で、3日放送分は13.6%をマークした。

 人気の両番組を休止してまで『空き家バスターズ』を放送したからには、テレ朝、ABCには“ある狙い”があったようだ。

 ABCでは、過去に制作した『大改造!!劇的ビフォーアフター』がヒットし、2016年11月までレギュラー番組としてオンエアされた。そして、同局制作の“家シリーズ”第2弾となった『一軒家』が予想を上回る高視聴率を挙げたことで、“家シリーズ”第3弾の『空き家バスターズ』を放送するに至った模様。

 同番組は昨年9月の土曜夕方に初めて放送され、今回2回目にしてゴールデン帯に初進出。番組内容は、日本各地で起こっている所有者不明の空き家問題に真っ向から取り組み、解決策を導き出していくもので、俳優の平泉成、オアシズ・大久保佳代子、サンドウィッチマン・伊達みきお、千鳥・ノブ 、ヒロド歩美アナが出演した。

「現在、絶好調の『一軒家』も、ぶっちゃけ、いずれネタ切れやマンネリに陥るのが目に見えていますから、今回のように休止して、特番を流すときの“後番組候補”が必要です。それが『空き家バスターズ』だったのですが、2ケタ取れずに惨敗しました。しかも、ふだん1ケタしか取れていない、裏の『坂上&指原のつぶれない店』スペシャル(TBS系)が10.3%まで上げて、これにも負けてしまいました。当然、いつもテレ朝を見ている視聴者が、TBSに流れた可能性も高く、今回の編成は大失敗といえるでしょうね」(テレビ誌関係者)

 結果的に、「なぜ人気番組をわざわざ休止したの?」といった事態になってしまったが、新しい番組を育てることも必要。テレ朝、ABCの期待を背負った『空き家バスターズ』は今後、人気番組へと進化するだろうか?

(文=田中七男)

日本版『24』主演に唐沢寿明内定も不安要素だらけ? スリルの足りない作品になってしまう……

 世界的ヒットドラマ『24 -TWENTY FOUR-』の日本版リメイクとなる『24 Japan』。テレビ朝日の開局60周年記念ドラマとして2020年に放送される同作品の主人公に唐沢寿明が内定したと「女性セブン」(小学館)が報じた。

 オリジナル版ではキーファー・サザーランドが演じるテロ対策ユニット(CTU)のジャック・バウアー捜査官が主人公だったが、日本版でも同様にテロに立ち向かう捜査官が主人公になるとのこと。

「唐沢さんは特撮のスーツアクターをやっていた経験もあり、アクションは得意なので、納得の人選なのではないでしょうか」(テレビ局関係者)

 今回の報道の前には、主演の候補として堺雅人、岡田准一、小栗旬、阿部寛などの名前も挙がっていた。

「まだ正式発表ということではありませんが、テレ朝としては真偽不明な情報がいろいろ出回るよりも、確定的な情報が出回ってくれたほうがありがたいでしょうね。情報が錯綜すれば、スポンサーも不安になるでしょうし、いろいろと面倒くさいことに発展する可能性も出てきてしまう。『主演は唐沢で内定』という情報があれば、各方面も安心するはず。そういう意味では、もしかしたらテレ朝方面からの情報リークがあったのかもしれません」(同)

 とはいえ、正式発表ではないため、今後の動きは流動的だ。

「正式発表前に情報が出たことが原因となって、降板してしまうケースは過去にもあります。テレ朝も、唐沢さんがダメだった場合の別プランは、当然のごとく用意しているでしょう」(同)

 一方で、唐沢が『24』の主演をするということに対する違和感も聞こえてくる。

「キーファー・サザーランドが『24』の第1シーズンでジャック・バウアーを演じたのは、30代半ばの頃ですが、今の唐沢さんは55歳。現場でバリバリに活動する捜査員としては年齢が高すぎます。ドラマの設定上、今の唐沢さんが主演を張るというのは、ちょっと無理があるような気がします」(エンタメ誌ライター)

 また、唐沢のクリーンなイメージが、役の邪魔するのではないかとの指摘も。

「ジャック・バウアーは、任務遂行のためには殺人をもいとわない役柄。ドラマの主人公としては、少々ダーティーなキャラクターです。しかし、唐沢さんは善人の役を演じることが多く、血まみれになりながら拳銃をぶっ放すようなイメージはまったくない。唐沢さんのキャラクターに作品が引っ張られてしまうと、スリルが足りない作品になってしまうのではないかとの懸念もあります」(同)

 さらに、唐沢とテレビ朝日との関係性についても不安があるようだ。

「唐沢さんは、これまであまりテレ朝の作品に出ていないんです。全24話の大作ドラマの主演なのに、慣れていないテレ朝の仕事となると、ちょっと現場が心配ですよね……」(同)

 なんだか不安ばかりに感じられる唐沢主演の日本版『24』。こんな状態では、本当に主演交代で別プランの発動もありえそうだ。

テレ朝、弘中綾香アナの「アイドル化」に待った!? 「不倫アナには甘いのに」と局員もあきれモード

 テレビ朝日の人気アナウンサー・弘中綾香が、人知れず同局から「コスプレ動画禁止令」を下されていたと、2月19日発売の「フラッシュ」(光文社)が報じている。番組企画のため撮影したにもかかわらず、お蔵入りになった動画も存在するそうで、弘中アナもおかんむりというが……。

 同誌によると、弘中アナは昨年秋スタートの深夜レギュラー『アナ行き!』の企画で番組PRのため、動画共有アプリ「TikTok」公式アカウントを開設し、動画を配信していたという。セーラー服やパジャマ姿などを披露するといった“コスプレ動画”だったが、同局の制作部長による「アナウンサーをアイドル扱いするな」とのお達しから、突然企画が中止になったそうだ。

「現在もウェブ上に動画は残されているのですが、更新はストップしており、今後新しい動画が投稿される気配はありません。他局でも、最近ではTBSの宇垣美里アナが、『サンデー・ジャポン』でコスプレを披露したことが話題になったものの、テレ朝の基準では、アナウンサーのコスプレはNGのようです」(芸能ライター)

 同局では、2016年に田中萌アナの不倫騒動が炎上したが、その際は番組降板の処分こそあったものの、現在田中アナは『AbemaMorning』(AbemaTV)レギュラーとして完全復帰している。

「コスプレは“風紀”に引っかかるのに、一方で不倫アナに寛容というテレ朝の姿勢は、局員からも『意味不明』という声が出ています。突然、社員のSNS使用がNGになった時期もあり、その時は多くの社員が、Twitterで裏アカウントを更新していたものです」(テレ朝関係者)

 また、今年3月いっぱいでレギュラー番組を卒業し、その後退社することを公表した小川彩佳アナも、テレ朝との間に隙間風が吹いているという。

「『結婚を機に退社する』と同局を通じて発表した小川アナですが、後日『AbemaPrime』(同)生放送で、『結婚を機に退社するのではない』ことを念押しして、テレ朝の広報部に、暗に苦言を呈していた。両者の間には、何かしらのしこりが生まれている様子です」(同)

 同時期には同じく“テレ朝のエース”と称される宇賀なつみアナの退社も決定している。看板アナの相次ぐ流出には、テレ朝の「意味不明」な社員への対応が災いしているのかもしれない。

もはや新興宗教アタル教の世界!!  野波麻帆が女の悩みを爆発させた『ハケン占い師アタル』第5話

 若手演技派・杉咲花が、占いパワーでサラリーマンたちの悩みをいっきに解決する『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)。高視聴率ドラマ『女王の教室』『家政婦のミタ』(日本テレビ系)などで知られるベテラン脚本家・遊川和彦の筆さばきも快調で、初回から視聴率二ケタを連続キープしています。野波麻帆がメインとなった第5話を振り返ってみましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 深夜ドラマ版『モテキ』(テレビ東京系)では大根仁監督のアテ書き脚本のお陰で土井亜紀役を好演した野波麻帆ですが、それ以外ではパッと代表作が思い浮かびません。美人だし、演技力もあるのですが、潜在能力を存分に発揮できていない印象があります。そんな野波が演じる田端も、仕事はできるけれど、社内での評価は高くありません。田端たちの勤めるイベント会社に派遣社員として現われたアタル(杉咲花)の占いによって、社内評価の低い女・田端はどう変わるのでしょうか?

 2月14日のオンエアということで、第5話は“バレンタイン”をモチーフに、働く女性たちの悩みが描かれます。いつも残業することなく、定時できっちり退社する田端にとって、仕事に直接関係のない社内の煩わしい人間関係は面倒で仕方ありません。そんなとき、職場の後輩である神田(志田未来)から「どうします、バレンタイン? 男性は喜びますし……」と尋ねられます。「そういうのは止めようと、去年話したよね」と職場の男性社員たちに義理チョコを用意することをきっぱりと拒否する田端でした。

 義理チョコの件に加え、社内の広報誌の取材も受けるよう上司の代々木部長(及川光博)から頼まれ、田端はついつい不満顔になってしまいます。田端がいつもプリプリしているのには理由がありました。田端が高校生のときに母親が病気で亡くなり、それ以来ままならない人生を彼女は歩んできました。父親は勤めていた会社を早期退職し、弟は就活に失敗してニート状態。田端が家計を支え、家事までしなくてはならなかったのです。余計な仕事はやりたくないという気持ちはすごく分かります。

 

■福士蒼汰似のさわやかなイケメン登場!

 そんな田端にとっての唯一の安らぎタイムは、会社帰りに立ち寄るカフェでした。ここのカフェの男性店員(五十嵐健人)は福士蒼汰似のさわやかなイケメンくんです。年下の彼から「お疲れさまです」とカフェラテを渡される瞬間に、癒やしを感じる田端でした。職場や家族の前ではクールな田端にも、乙女チックな一面があったのです。

 イケメンのカフェ店員を心の支えにしていた田端ですが、同じ大学出身の代々木部長から強引に誘われた大学のOB会で溜め込んでいた怒りが爆発します。クライアントの製菓会社の社長もOB会に出席していたのですが、「スタイルがいいんだから、もっと色っぽい服を着たら」など無神経なセクハラ発言を浴びせられたのです。

「いい加減にしろ、どいつもこいつも! いい年齢して、同じ大学出身だからって集まって。仕事に必要なのは学歴じゃなくて、スキルだろ!?」

 田端の主張はもっともなのですが、学閥やら普段の付き合いが幅を利かせる日本のサラリーマン社会では、ヒステリックな女性に見られてしまう不憫な田端でした。

 

■バレンタインなんて反吐が出る

 大学OB会で恥をかかされたと代々木部長はプンプンです。田端本人ではなく、大崎課長(板谷由夏)に文句を言い、バレンタインイベントから田端は外されてしまいます。「バレンタインイベントなんて、反吐が出る」と憎まれ口を叩く田端ですが、残念なことが続きます。イケメンのカフェ店員がこの日限りでバイトを辞めるとのこと。その場に居合わせたアタルから「告白したら、どうですか?」と囁かれる田端ですが、自分の心に正直になれない田端でした。ますますストレスを溜め込んでしまいます。

 あまりに田端がギスギスしていることから、普段は周囲に気を遣うタイプではない体育会系の先輩・上野(小澤征悦)から「なぁ、田端。アタルに占ってもらったらどうだ? お前の悩みを解決してくれるぞ」と声を掛けられます。上野からの意外な言葉でしたが、やはり田端は素直になれません。実は田端がいつも鍵を掛けていたデスクの引き出しの中は、占いや改名などスピリチュアル系の本でいっぱいでした。おかしなセミナーに通ったり、パワースポットも巡ったそうですが、まったくご利益はなかったようです。

「もう疲れた、幸せを探すの……」

 田端が漏らした言葉を聞いたアタルが、やはり鑑定することになります。田端からの質問はひとつだけ。「なんで、私は幸せになれないの?」という切実な悩みでした。

■「世の中は不公平」と思う人を救うアタルの金言

 今回のアタルの回答は、多くの人に当てはまるものでした。アタルは田端の記憶を遡っていきます。田端の人生のターニングポイントは、母親を病気で失った高校時代でした。病弱だった母親を支えるために、田端はしっかりした性格になり、また医者を目指して医学部受験を考えていました。ですが、母親が亡くなったショックで父親は働かなくなり、医学部受験は諦めてしまったのです。以来、田端は恋をする暇もなく、家事と家計をひとりで背負ってきたのでした。

 過去の記憶の世界で、田端は入院中の母親と再会を果たします。母親は高校時代の田端の手を握って「ママは充分幸せよ。自分で選んだ人生だし、好きなものにいっぱい出逢えたもの」と笑顔で語ります。母親は病気になった我が身を嘆くことなく、夫や子どもたちに出逢えたことに感謝していたのでした。自分は恵まれない不幸な人生を歩んでいるとずっと思い込んでいた田端ですが、母親の手の温かさを思い出し、急に背中が軽くなったような感覚を覚えます。

「全部、お母さんが教えてくれてたじゃない。幸せは周りと比べてもしようがない。世の中は不公平なのが当たり前。みんな、平等に不公平なんだよ。自分の運命を呪っても意味がない。幸せは待っているものじゃない、自分で創るものなんだよ」

 アタルはそんな言葉を投げ掛けることで、田端が自分自身に向けていた長年の呪いを解消してみせるのでした。アタルに鑑定してもらった田端がバレンタインのイベント会場に駆け付けると、告白タイムの真っ最中でした。イケメンのカフェ店員に想いを伝えることはできなかった田端ですが、意外なサプライズが会場で待っていました。田端にチョコを渡したいという人物が現われたのです。

 チョコを持って現われたのは、後輩の神田でした。「いつも残業することなく、自分の姿勢を貫く先輩の姿に励まされています」とチョコと共に感謝の気持ちを伝える神田でした。神田からのチョコを受け取らずに走り去った田端ですが、それはきっと号泣してしまいそうで、恥ずかしかったからに違いありません。

 神田たちがイベントを終えて職場に戻ってくると、いつもは定時で退社する田端がホットチョコの差し入れを持って待っていました。「こんな素敵な仕事をしていることに初めて気づいた。私に悪い点があったら言って」という田端。目黒(間宮祥太朗)から「たまには笑ってください」と言われ、半笑い顔を不器用そうに浮かべます。このときの野波麻帆は、サイコーにチャーミングでした。

 

■みんな瞳をキラキラさせ始めたことが逆に不気味……

 アタルの「自分の人生を呪っても意味がない」という言葉をきっかけに、田端はぐんと変わります。またアタルの言葉は、田端だけでなく、田端の父親と弟も救うことになります。田端は母親代わりになることを止めたので、田端に依存しきっていた父親と弟は否応なく自立せざるを得なくなったのです。共依存で共倒れしてしまう前に解決の糸口を見つけることができて、本当によかったなと思います。言葉を操ることを生業としている脚本家・遊川和彦にとっても、会心の回だったのではないでしょうか。

 もはや新興宗教アタル教と呼びたくなる世界です。大崎課長を除く社員全員が、アタルの鑑定を受けてからすっかり別人のようになってしまいました。以前はバラバラだった職場が、みんなお節介好きで、仕事も大好きなポジティブ人間ばかりに変わってしまいました。覇気のなかった品川(志尊淳)も、今では瞳をキラキラと輝かせています。パッと見は明るくなった職場ですが、みんなアタルに心の中を見抜かれ、アタルには頭が上がらない状況とも言えます。

 アタル自身がこの占いパワーが怖くなって、キズナ(若村麻由美)のもとから逃げ出したようです。アタルの派遣先は小さなイベント会社ですが、これがもしテレビ局や政治団体といった社会に影響を与える組織だったらとんでもない事態になってしまうのではないでしょうか。アタルの力を悪用しようとする人物が現われるに違いありません。神田はあまりペラペラとアタルの秘密をしゃべらないほうがいいと思います。

 野波麻帆が働く女性たちの気持ちをすっきりと代弁した第5話の視聴率は、前週と同じく10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。これで初回の12.1%を皮切りに、5週連続で視聴率二ケタを記録しました。次週の第6話は、いつも会社の上層部と現場との板挟みになっている大崎課長がメインになるようです。またシリーズ後半戦からは、キズナも物語に絡み始めると思われます。みんなの悩みを無償で解決してきたアタルですが、アタルの悩みはいったい誰が解いてくれるのでしょうか。気になるところです。
(文=長野辰次)

『刑事ゼロ』こじつけの嵐で失笑の結末! 『科捜研の女』の箸休め的な作品に?

 沢村一樹が記憶喪失になってしまった刑事役で主演を務めるドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の第6話が14日に放送され、平均視聴率11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.6ポイントアップとなりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 今回、京都府警捜査一課刑事の時矢暦彦(沢村)が捜査することになったのは、進学校として有名な私立中学の校長・須藤公彦(阪田マサノブ)が、雑居ビルの屋上で刺殺された事件。犯人と思われる女(森口瑤子)は、屋上から飛び降り自殺を図り、一命を取り留めたものの事件時の記憶がすっぽり抜け落ちてしまったのです。

 DNAや指紋のデータベースはなく、女の素性はまったく不明。ただ、遺体に突き刺さったナイフには、彼女の指紋がべったり付着していたため、時矢の同僚の福知市郎(寺島進)らはさっさと送検してしまおうと言い出します。

 しかし、自らも記憶喪失になり、その苦しみを知る時矢は、徹底的に捜査したいと直訴。バディを組む新人刑事の佐相智佳(瀧本美織)とともに、本格的な捜査に乗り出します。

 そして、容疑者の女が地理にやたら詳しいことから、タクシードライバーだったのでは? と推測して調査を開始した結果、ケータリングカーの販売員として働いていたことが判明します。そこから住所を調べ向かったところ、部屋の中には須藤の身辺を事細かに調査した資料や、それぞれ名前の違う弁護士や記者名義での名刺が見つかるのでした。

 また、須藤が1年前まで勤めていた全寮制の私立中学校において、母子家庭で育った生徒が投身自殺したことも判明。医師をしているという、『真崎薫』という名前の母親が容疑者の女なのでは? と智佳がタブレットで調べたところ、まったく別人の画像が検索されます。

 しかし、容疑者の女と同じく、その画像の女性の首にも大きなホクロがあることから、時矢は薫が整形したのではないかと推測します。そしてその線で捜査を進めた結果、薫は息子がイジメによって自殺したのではないかと疑い、顔を変えて生徒たちに調査をしたことや、須藤が箝口令を敷いたことによってイジメが隠蔽されたという情報を掴み、強い憎しみを抱いていたことが判明します。

 ところが、街中の防犯カメラの映像などから、須藤と同じ学校に勤務する女教師・関口成美(舞羽美海)が、須藤に脅されて交際を迫られた挙句、刺殺したことが発覚。その情報を聞いた薫の脳裏に、成美が須藤を殺す現場に居合わせたことや、息子の復讐を果たしたい一心で、須藤の腹に突き刺さったナイフの柄を持ち遺体を傷つけた記憶が蘇ったところで、今回は終了となりました。

 今回のケースは、記憶喪失で苦しむ時矢と容疑者とをシンクロさせた展開となったのですが、記憶を失う設定ありきだったためか、終盤はこじつけのオンパレードといった感じがしました。

 何より、薫の行動に疑問点が多かったです。成美が須藤を刺した姿を見て、“先を越された”とばかりにナイフの柄を握りしめるぐらい憎しみが強いのであれば、とっくに刺殺していたんじゃないですかね。それと、この時点で須藤がすでに死んでいたことはどうやって証明できるのでしょうか。もしかしたら、まだ息をしていたかもしれませんよね。それにもかかわらず、すぐさま釈放というのは腑に落ちませんでした。

 また、成美の犯行だったという記憶が蘇った瞬間、「わたしがやりました!」と、薫は時矢に向かって泣き叫んだのですが、このシーンもいまいちピントがずれた感じがして失笑してしまいました。須藤を刺殺した、という行為ではなく、その罪を背負うことが息子の復讐になる、との捻じ曲がった論理に何とも違和感を覚えました。

 そんな短絡的な思考回路の持ち主が、整形して身分を偽り、多くの時間を割いてまで須藤の悪事を徹底的に調査するとは思えません。飛び降り自殺を図ったことについても同じことがいえます。人生を捨てる覚悟をもってまで証拠集めをする執念深い人間が、息子の死の真相を世に示さないまま死のうとしてしまうというのは、行動心理的にちょっと納得がいきませんでした。

 おまけに、成美が須藤からどんな弱みを握られていたのかも明かされず、ただ単に“記憶喪失”というテーマを描きたいがため、リアリティーの無い情報をペタペタとくっつけた結果、いびつな作品になってしまったという感が否めませんでした。

 初回は、登場人物の繋がりが複雑ではあったものの、新たな人気シリーズになるのではないかと期待させる雰囲気があったのですが、回を追うごとにクオリティーが落ちてしまっているような気がしてなりません。

 このドラマは、沢口靖子・主演の人気作『科捜研の女』シリーズに狭まれるカタチで放送されているのですが、このままでは単なる箸休め的な作品として終わってしまいそうです。次回からの巻き返しを期待したいと思います。
(文=大羽鴨乃)

TBSがテレ朝退社の小川彩佳アナに熱視線!『NEWS23』MC就任の可能性も……

 TBSが春をメドにテレビ朝日を退社することになった小川彩佳アナに熱視線を送っているという。

 小川アナは結婚を機に、3月いっぱいで、担当するインターネットTV局・AbemaTVの「AbemaPrime」を降板。退社時期は残っている有給休暇の消化の問題もあり、現在調整中とされる。

 ただ、“寿退社”といっても、結婚の日取りはまだ決まっておらず、テレ朝をやめた後はフリーで活動していくことを明言しているだけに、結婚による退社は“口実”のように受け取れなくもない。

 現在、フリー女子アナ界は完全な飽和状態で、かつ、すでに退社した元TBS・吉田明世アナをはじめ、春には小川アナ、宇賀なつみアナ(テレ朝)、宇垣美里アナ(TBS)といった人気女子アナが相次いでフリーに転向するとあって、需要があるかどうかには疑問符も付く。

 しかし、『報道ステーション』で7年半もサブキャスターを務めた実績がある小川アナには民放各局も注視しているようで、中でも最も熱心なのがTBSだという。

「TBSは、なんとか低迷する『NEWS23』のてこ入れを図りたいんです。裏番組の『news zero』(日本テレビ系)が、昨年10月から、有働由美子アナをメインキャスターに迎えながらも低調。にもかかわらず、『NEWS23』の視聴率も伸びていない状況に、TBS上層部はもどかしさを感じています。同番組の“女帝”だった膳場貴子アナを、2016年3月で降板させ、『報ステ』などでコメンテーターを務めていた星浩をMCに起用しましたが、サッパリです。同7月より、てこ入れで、OGの雨宮塔子アナを抜擢しましたが、なかなか浮上はできていません。『zero』になんとか一矢報いたいTBSとしては、実績ある小川アナは格好の存在のようです」(スポーツ紙記者)

 とはいえ、TBSがオファーをかけたとしても、簡単にいきそうにない事情もあるようだ。
「『NEWS23』が終わって帰宅するとなると、深夜になります。小川アナの結婚時期が明確ではありませんが、この番組に出演するとなると、新婚生活が“すれ違い”になってしまうだけに、小川アナが難色を示す可能性もあるでしょうね」(同)

 そこで、TBSには別の手も用意していると見られている。夕方の報道番組『Nスタ』への起用だ。同番組は井上貴博アナとホラン千秋がコンビを組んでいるが、こちらも低迷が続き、長らく、テレ朝『スーパーJチャンネル』や、日テレ『news every.』の後塵を拝している。しかも、今春からフジテレビの同時間帯の報道番組に、人気女子アナの加藤綾子が抜擢されるだけに、『Nスタ』は視聴率で逆転される危機に瀕している。それだけに、同番組の強化も課題なのだ。

 TBSでは、局内に報道番組のメインキャスターを務められそうな人気アナウンサーが、これといっていないだけに、小川アナ獲得にいの一番で名乗りを挙げそうな雲行きだ。
(文=田中七男)

杉咲花『ハケン占い師アタル』下馬評低かったのに……好調なワケとは?

 極めて下馬評が低かった、杉咲花主演のテレビ朝日系連続ドラマ『ハケン占い師アタル』が、大方の予想に反して好調だ。

 初回は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進。第2話は10.9%と降下したが、その後も、第3話10.0%、第4話10.3%と推移し、2ケタをキープ。4週連続で10%超えを果たしている。

 今期の民放連ドラの中で、『アタル』のほかに、初回から2ケタ台を維持しているのは、現時点で北川景子主演『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)、沢村一樹主演『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)だけで、『アタル』の健闘ぶりが見てとれる。

 同ドラマの主人公・的場中(杉咲)は、悩みや原風景をはじめ、他人のあらゆることが見えてしまう特殊能力をもつ。その中がイベント会社に派遣社員として勤務することになり、その占い能力を駆使し、周りの正社員たちが抱える悩みを根本から解決していくストーリー。

 脚本は、『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』(いずれも日本テレビ系)、NHK連続ドラマ小説『純と愛』など、クセのある作品を描く、遊川和彦氏が手掛けている。

 杉咲といえば、若手女優の中では“演技派”として評価されているが、ヒロインを務めた木村拓哉主演映画『無限の住人』(2017年)が壮絶爆死。初の連ドラ主演作となった『花のち晴れ~花男 Next Seaon~』(TBS系、昨年4月期)は、大きな注目を集めながらも、全話平均8.3%と大コケし、実力はともかく、その人気には疑問符が付いていた。

 それだけに、米倉涼子や木村の作品がオンエアされている、テレ朝の看板ドラマ枠「木9」の主演は「荷が重すぎる」との評がもっぱらだった。しかも、脇役陣は、小澤征悦、志田未来、間宮祥太朗、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、若村麻由美、及川光博といった、いささか地味なメンバーで、数字が取れそうなキャストが入っていないことで、「深夜枠で十分なのでは?」ともいわれていた。にもかかわらず、好調をキープしている要因は何なのだろうか?

「無論、人気脚本家・遊川氏の作品への期待感もあると思いますが、やはりテレ朝の『木9』枠は、数字をもっているということでしょうね。この枠のドラマは、17年4月期以降、6クール連続で2ケタをキープしています。今やTBS日曜劇場枠をしのぐほどの“強い枠”になっています。杉咲が主演では力不足の感は否めなかったのですが、実際に見てみたら、そこそこおもしろく、何か引きつけられるモノがあるようです。その辺りが遊川作品の魅力なのでしょう。それに、各回の実質的な主人公は、持ち回りで脇役の面々が務めており、“主演”といいながら、杉咲の出演シーンが短いのも高視聴率の要因となっているようですから、なんとも皮肉な話です」(テレビ誌関係者)

 好調とはいっても、米倉や木村が主演する作品のように、15%を超えるようなレベルには到底たどりつけないだろうが、杉咲主演作で、全話平均2ケタで終えることができれば、テレ朝的には万々歳。だが、ドラマのストーリー展開が主人公中心で回っていないことを考慮すると、これで杉咲が「数字を取れるようになった」とはとてもいえそうにない。
(文=田中七男)

小川彩佳アナ、テレビ朝日退社の「引き金」は大みそかの“アノ屈辱企画”だった?

 ひょっとしたら退社の“引き金”はあの番組だったかも!?

 2月8日、テレビ朝日の小川彩佳アナが一般男性と結婚、同局を退社すると発表。正式な退社日は調整中で、出演中の「AbemaPrime」(AbemaTV)は3月いっぱいで卒業するという。

 嵐・櫻井翔との交際が影響したのか、『報道ステーション』卒業後は地上波からは姿を消していた小川アナのAbemaTV行きを左遷と捉える人も多かった。それだけに、ネット上では「Abemaがよっぽど嫌だったんだろう」との声も聞かれる。

 そんな中、ある番組がクローズアップされているという。週刊誌記者語る。

「昨年の大みそか、小川アナはAbemaTVで放送された『今年のニュースは今年のうちに!生討論SP』で、カリスマAV男優のしみけんと妻でブロガーのはあちゅうを独占インタビューしています。AV男優へのインタビューとあって、番組では『報道ステーション』時代には考えられないような淫語が飛び交い、しみけんから“パイズリ”という言葉を作ったのは誰かといったエロクイズを出されると、『おぉ~』と苦し紛れのリアクションを見せる一幕も。卑猥な単語を聞いて反応に困る小川アナを観た視聴者からは、『興奮する』『小川アナもAV見ているんだろうな』といったコメントが続出したものでした。清楚なイメージのある小川アナですから、性的な目で見られたことに屈辱を感じていたのかもしれません」

 青山愛、宇賀なつみと人気アナの流出が続くテレビ朝日。小川アナを、もう少し大事に扱っておくべきだったかもしれない。

櫻井翔と破局したテレ朝・小川彩佳アナが寿退社! フリー女子アナ続出の中で“需要”はあるのか?

 まさに電撃的というのは、このことだろう。テレビ朝日は8日、同局の看板女子アナウンサー・小川彩佳が結婚を機に退社することを発表した。

 現在担当する、インターネットテレビ局・AbemaTVの『AbemaPrime』は3月いっぱいで降板し、結婚及び退社時期については調整中。同局を辞めた後はフリーとして活動する。

 結婚相手について、小川アナは「1歳年上で、自身(168センチ)より身長が高い一般男性」としか語っていない。その男性とは昨年春頃に友人の紹介で知り合ったとしているが、交際スタート時期については言及していない。

 小川アナは2017年2月、「週刊ポスト」(小学館)で、嵐・櫻井翔との熱愛が報じられた。だが、昨年8月、「週刊文春」(文藝春秋)が櫻井に、女子大生の新恋人ができたと報道された際、小川アナとは同4月に破局していたとされていた。

 その後、小川アナは同9月末で、7年半担当した『報道ステーション』を降板し、系列のAbemaTVの番組に異動。看板アナがネットTVに移ることで、その理由が「櫻井と破局したショックを癒やすため」といった声も聞かれたが、すでに、その頃には新たな恋人ができていたものと思われる。仮に櫻井と破局した直後に交際が始まっていたとしても、1年未満のスピード婚となる。

 とかく、テレ朝は「女子アナが結婚、出産しても働きやすい会社」としてテレビ業界では定評があり、離職率も低いだけに、同局としては思いがけない、小川アナの退社劇といえそう。

 ただ、AbemaTVに移った後の小川アナは、穂川果音のお天気コーナーで、“ぶりっこポース”をやらされたり、米倉涼子主演の連続ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』に刑事役で出演したのはいいが、なぜかミニスカ姿にさせられたりした。それらは“堅物”の小川アナにとっては意に沿わない仕事だったかもしれず、テレ朝の扱いに愛想を尽かしたのかもしれない。

 そこで気になるのは、フリー転向後の小川アナの“需要”だ。TBSでは、1月いっぱいで、吉田明世アナが去り、3月末で宇垣美里アナが退社する。テレビ朝日の看板アナ・宇賀なつみも春で、同局を後にする。この上、小川アナもとなると、一気に4人の人気女子アナがフリーに転向することになり、そのサバイバルは激しいものになりそうだ。

「すでにフリー女子アナ市場は飽和状態。その上、さらに4人も増えるとなると、いっそう生存競争は熾烈になるでしょう。ただ、フリー女子アナが多くても、不足しているのが、“報道キャスター”を務められる人材です。その点、小川アナは、入社以降、『サンデープロジェクト』『サンデー・フロントライン』『スーパーJチャンネル』『報ステ』『AbemaPrime』と担当番組は報道一筋で、キャスターとしての評価も高いです。『小川アナなら、報道番組を任せたい』という民放局はあるはずです。近年では民放のBS局でも報道番組が増えましたし、チャンスは大いにあるでしょう。ギャラも有働由美子アナのように高額にはならないでしょうし、コストパフォーマンスもよさそう。こと小川アナに関しては、仕事に困らないと思います」(女子アナウオッチャー)

 逆をいえば、報道の経験がない吉田アナ、宇垣アナ、宇賀アナは独自の特性を生かさないと、生き残っていけないだろう。
(文=田中七男)