『中居正広の身になる図書館』突然の“最後”に疑問の声!「テロップ1つで番組終了!?」

 3月11日、7年以上もの間愛されてきた人気番組『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)の最終回が放送された。しかし“最終回”という雰囲気を感じさせない放送内容で、視聴者からは「中居くんも最後だってことを知らなかったのでは?」と疑問の声が相次いでいる。

 この日の番組では“稼いでるスポーツランキングSP”が行われ、5位テニス、4位バスケットボール、3位総合格闘技、2位サッカー、1位ボクシングという結果に。各界で活躍するアスリートもゲストで出演し、知られざる収入事情を告白していた。最後は中居正広が「貴重なお話ありがとうございました」とゲストに頭を下げて終了。和気あいあいとした雰囲気で番組を締めている。

 しかし放送内で、中居はおろか出演者が“最終回”に触れる場面はなし。最後のスタッフロールで「長きにわたり応援ありがとうございました。来週は『10万円でできるかな』」というテロップが表示されるだけだった。

「7年以上続いた番組の“最終回”にしては、あまりにあっさりとした終わり方。そのため視聴者からは、『テロップ1つで終わらせるとかひどすぎる』『完全に視聴者おきざり。どうでもいいと思ってるのかな?』『これ絶対通常放送として収録したでしょ』『あまりに突然の発表すぎて唖然とした』といった声が上がっています。またあまりに不可解な終わり方だったため、『やっぱりジャニーズ絡みでなんかあったのかな?』と推測する人も。これまで“退社組”3人の番組が相次いで終了していることもあり、ジャニーズファンといえども不信感は強いようです」(芸能ライター)

 そんな“疑惑の最終回”が放送された翌12日、テレビ朝日は番組改編説明会で『中居正広の身になる図書館』について言及。番組が終了した理由については、「視聴率が原因ではない」「中居さんには新しいテーマ・放送枠で挑戦していただきたい」と説明していた。

「どうやら中居に“新番組”が用意されているようですが、ファンは『誤魔化している感じがする』『新番組を任せたいなら、尚更“あの終わり方”はなかった』とまだ納得できていない模様。また新番組の具体的な内容や放送枠については明かされておらず、『歯切れが悪すぎるし説明不足』などとも指摘されています」(同)

 一体なぜ『中居正広の身になる図書館』は“最終回っぽく”終われなかったのか、今後の続報にも注目していきたい。

テレ朝『ポツンと一軒家』、日テレ『イッテQ!』に再び勝利も、拭いきれない不安感

 昨年10月にレギュラー番組に昇格して以降、快進撃が続く、テレビ朝日系『ポツンと一軒家』が10日放送回で、再び、日本テレビの高視聴率番組『世界の果てまでイッテQ!』を破った。

 同日、『一軒家』は番組史上最高の17.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。対する『イッテQ!』は16.5%にとどまり、2週ぶりに『一軒家』が勝利した。

 2月24日、『一軒家』が16.4%、『イッテQ!』は16.3%で、僅差ながら、初めて『一軒家』が『イッテQ!』を上回った。

 翌週の3日は、『イッテQ!』がイモトアヤコの新企画が始動したとあって、18.8%まで上げた。『一軒家』は15.9%で、『イッテQ!』が雪辱を果たしたものの、10日は『一軒家』が制した。ここ最近の流れを見ると、『イッテQ!』はイモト出演回に関しては、ほかの番組を寄せ付けていないが、イモトの企画がない週は、数字を落としている。

 いずれにしても、今後も両番組によるハイレベルなバトルが繰り広げられそうで、もはやNHK大河ドラマ『いだてん~オリンムピック噺~』が、そこに食い込むことは極めて難しい展開になってきた。

 レギュラー番組がスタートする前の予想をはるかに上回るレベルで、視聴率をグングン上げてきた『一軒家』だが、早くも“ネタ切れ”の不安が拭いきれなくなってきたようだ。

 10日放送回では、和歌山県内の一軒家を探していたところ、営林署が管理する作業小屋であることが判明し、ロケが空振りに終わりそうになった。ところが、地元の人から別の一軒家の情報が得られ、「備長炭を作っている、黒いヤギと犬のいる家」を発見。田舎暮らしがしたくて、移住してきた一家の暮らしぶりが紹介されたが、番組ファンには違和感があったはずだ。

「通常、1時間番組で2軒の一軒家を訪ねるのですが、10日放送分では1軒のみ。番組が長く続けば続くほど、だんだんネタが切れてくるでしょうから、今後1軒のみの紹介で終わってしまうことも増えてくるでしょうね。そうなってきたときに、視聴率がどう動くかが問題ですね。それに、今回のように、現地に行ってみたら、衛星写真で見つけた一軒家に誰も住んでいないこともあるでしょうし、一軒家が見つかっても、住人が不在の場合もあるでしょう。そういったことが多くなってくると、空振りで番組が作れなくなってしまいますから、この番組はそのような不安がつきまとうでしょうね」(テレビ誌関係者)

『イッテQ!』と肩を並べるまでに急浮上してきた『一軒家』だが、この先、いつまでこの勢いが継続できるのだろうか?
(文=田中七男)

「序盤から神回の匂いがしてた」『徹子の部屋』に出演して話題になった芸能人3人

 芸能人からたびたび“出演目標”として挙げられる、長寿番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。なかには司会を務める黒柳徹子とのやり取りで話題になる人物も多く、東京海洋大学名誉博士の「さかなクン」出演時は“神回・伝説回”と称えられるほどだ。

 2014年に番組出演経験を持つさかなクンだが、このときは“芸人殺し”の異名を持つ黒柳のスルースキルが発動。コメントに「ギョ」を挟むさかなクンの定番ネタを、ことごとく真顔で受け止めてしまっていた。しかし今年2月20日放送回にさかなクンが再登場すると、なんと黒柳が「あなた用のグラスでギョざいます」「ありがとうギョざいました」と便乗。ネット上も「序盤から神回の匂いがプンプンしてた」「この2人最高すぎて涙止まらないくらい笑ってる」と大盛り上がりの回になった。

 今回はさかなクンのように、『徹子の部屋』へ出演して話題になった芸能人を紹介しよう!

 

●ローラ

 まずは15年11月3日放送回に登場した、モデルのローラ。タメ口のスタイルを崩さないローラは、黒柳から出演映画のキスシーンについて感想を求められても「ヒミツー!」と“舌好調”。さすがの黒柳もマイペースなローラに翻弄されて苦笑いを見せる。

 しかし、押されっぱなしで終わらないのが黒柳で、“10の質問”コーナーで逆襲へ転じることに。理想の男性について「アボカド料理をあげたら喜んでくれる人!」というローラに、黒柳は「そうですか。いっぱいいるでしょう」とあっさり。生まれ変わったら「空」になりたいという不思議オーラ全開の回答では、「いいね。空。いいと思います」と全く会話を広げることなく次の質問に移ってみせた。

 

●ヒロシ

 続いては18年11月6日の放送回で、“芸人殺し”の黒柳を喜ばせた芸人・ヒロシ。この日は驚くべきことに、黒柳自らヒロシの持ちネタが「すごい好き」とネタ振り。ヒロシが初出演を飾った際に披露した、「ヒロシです。布団をめくったら、中に野良犬が寝ていたとです」というシーンをVTRで振り返った。

 ところがネタ直後の黒柳は「なるほど。可愛いですけど」と答えたのみで、VTRが終わるとヒロシは思わず「あんまり笑ってなかったですね!」とツッコミ。それでも黒柳は「だけど笑った記憶がすごくあるし、いまでも忘れないぐらいおかしいと思ってるの」と絶賛したのだ。そんな2人のやりとりに、ネット上では「徹子さんと絡むヒロシ、生き生きしてるね」「ヒロシも徹子さんもめっちゃ楽しそうで良い雰囲気!」といった声が相次いでいる。

テレ朝に三行半の小川彩佳アナの犠牲になる“かわいそうなアナウンサー”とは?

 3月いっぱいで、インターネットTV局・AbemaTVの『AbemaPrime』を降板し、テレビ朝日を退社する小川彩佳アナの後任が、平石直之アナに決まった。

 名前を聞いても、パッと顔が頭に浮かんでこない人もいるかもしれないが、『報道ステーション』のフィールドキャスターとして、全国各地、あるときは世界を飛び回っている、おなじみの人物だ。

 小川アナの退社を巡っては、当初は「結婚を機に退社」として、今後はマイペースでの活動をするのかと思いきや、本人はフリーアナとしてヤル気満々。古巣『報ステ』のライバル番組である、TBS系『NEWS23』のキャスター候補にも名が挙がるなど、テレ朝への敵がい心が見てとれる。『報ステ』を降板させられたうえ、ネットTVに回され、バラエティのようなことをやらされて、“硬派”の小川アナの堪忍袋の緒は切れてしまったようだ。

 いわば、同局に三行半を突きつけたといえる小川アナの犠牲になる格好の平石アナは、これまで『スーパーJチャンネル』『ニュースステーション』『サンデー・フロントライン』『サンデースクランブル』『報道ステーションSUNDAY』など、報道番組を中心に担当してきた。ニューヨーク支局で特派員を務めた経験もあり、同局の報道には欠かせない人材だ。

「とにかく誠実でマジメだと聞きますね。その性格ゆえ、AbemaTVへの異動も『NO』とは言えなかったのでしょうね。これまで、報道番組でメイン、サブキャスターを務めてきた彼にとっては、後輩の富川悠太アナがMCを務める『報ステ』で、現場を飛び回る役目をさせられていることには、じくじたる思いもあったでしょうね。小川アナに続き、平石アナをネットTVに追いやることで、テレ朝には報道系の人材が足りなくなります。現在、報道で徳永有美アナ、高島彩アナ、長野智子アナといったフリーアナを使っていますが、さらにその傾向が強くならざるを得なくなってしまうかもしれませんね」(テレビ関係者)

 ただ、ネットTVに回されたからといって、必ずしも左遷とはいえない。『AbemaPrime』の初代MCで、小川アナの前任である小松靖アナは、2年半、同番組を担当した後、昨年10月から、朝の情報番組『ワイド!スクランブル』のMCに就任し、無事地上波に帰還を果たしている。フリーながら、徳永アナも、ほとんど専業主婦状態から、AbemaTVで現場復帰。その実績を買われて、『報ステ』に大抜擢を受けた。

 平石アナは、退社する小川アナの“ケツ拭き役”の印象が拭えないが、くさらずに地上波復帰を目指してがんばってほしいものだ。
(文=田中七男)

テレ朝に三行半の小川彩佳アナの犠牲になる“かわいそうなアナウンサー”とは?

 3月いっぱいで、インターネットTV局・AbemaTVの『AbemaPrime』を降板し、テレビ朝日を退社する小川彩佳アナの後任が、平石直之アナに決まった。

 名前を聞いても、パッと顔が頭に浮かんでこない人もいるかもしれないが、『報道ステーション』のフィールドキャスターとして、全国各地、あるときは世界を飛び回っている、おなじみの人物だ。

 小川アナの退社を巡っては、当初は「結婚を機に退社」として、今後はマイペースでの活動をするのかと思いきや、本人はフリーアナとしてヤル気満々。古巣『報ステ』のライバル番組である、TBS系『NEWS23』のキャスター候補にも名が挙がるなど、テレ朝への敵がい心が見てとれる。『報ステ』を降板させられたうえ、ネットTVに回され、バラエティのようなことをやらされて、“硬派”の小川アナの堪忍袋の緒は切れてしまったようだ。

 いわば、同局に三行半を突きつけたといえる小川アナの犠牲になる格好の平石アナは、これまで『スーパーJチャンネル』『ニュースステーション』『サンデー・フロントライン』『サンデースクランブル』『報道ステーションSUNDAY』など、報道番組を中心に担当してきた。ニューヨーク支局で特派員を務めた経験もあり、同局の報道には欠かせない人材だ。

「とにかく誠実でマジメだと聞きますね。その性格ゆえ、AbemaTVへの異動も『NO』とは言えなかったのでしょうね。これまで、報道番組でメイン、サブキャスターを務めてきた彼にとっては、後輩の富川悠太アナがMCを務める『報ステ』で、現場を飛び回る役目をさせられていることには、じくじたる思いもあったでしょうね。小川アナに続き、平石アナをネットTVに追いやることで、テレ朝には報道系の人材が足りなくなります。現在、報道で徳永有美アナ、高島彩アナ、長野智子アナといったフリーアナを使っていますが、さらにその傾向が強くならざるを得なくなってしまうかもしれませんね」(テレビ関係者)

 ただ、ネットTVに回されたからといって、必ずしも左遷とはいえない。『AbemaPrime』の初代MCで、小川アナの前任である小松靖アナは、2年半、同番組を担当した後、昨年10月から、朝の情報番組『ワイド!スクランブル』のMCに就任し、無事地上波に帰還を果たしている。フリーながら、徳永アナも、ほとんど専業主婦状態から、AbemaTVで現場復帰。その実績を買われて、『報ステ』に大抜擢を受けた。

 平石アナは、退社する小川アナの“ケツ拭き役”の印象が拭えないが、くさらずに地上波復帰を目指してがんばってほしいものだ。
(文=田中七男)

毒親も脇キャラも、み~んな必要な存在だった!? 唐突な死亡フラグ『ハケン占い師アタル』第8話

 働く人々の悩みを、毎回無料ですっきりとカウンセリングしてくれる『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)。若手演技派・杉咲花とベテラン脚本家・遊川和彦との年の差タッグの活躍も残すところ僅かとなりました。実質的な最終回となった第8話を振り返ってみましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 かつて人気占い師だったアタル(杉咲花)ですが、今は派遣社員としてイベント会社で働いています。そんなアタルの前に、母親のキズナ(若村麻由美)が現われました。大崎課長(板谷由夏)に退職願を渡し、一方的にアタルを連れ戻そうとします。「あなたの金儲けに利用されたくない」と抵抗するアタルですが、派遣先に退職願を差し出す常識知らずのキズナは聞く耳を持ちません。「あなたに占い以外の何ができると言うの?」と娘の働く職場で言い放ちます。いわゆる“毒親”のようです。

 ここで、いつものごとく代々木部長(及川光博)が大崎課長らDチームのメンバーに難しい案件が届いていることを知らせます。大手ゼネコンのCSR(社会貢献)イベントのコンペがあるので、参加するようにとのことです。いつもは雑用を黙々と片付けているアタルですが、このコンペにオリジナルな企画を提案し、自分は会社に必要な存在であることを証明しようとします。

 普段は冷静沈着なアタルなのに、自分が中心となって企画を考えるというプレッシャーから自分を見失ってしまいます。得意にしていた伝票整理やコピー取りでもミスを連発。会議の席では「ゼネコンのアイデアは、全然出てコン」と意味不明なダジャレを口にしてしまい、上野(小澤征悦)から「キャラじゃないから、やめとけ」と諭される有り様です。占い以外にも自分には能力があることを証明しようとするアタルの空回りが続きます。

 

アタルに帰ってきたブーメラン

 コンペ案は防災講習を授業形式で開くという無難なものにまとまりかけますが、アタルは「何か違うかなって。クライアントは今までにないものと言っていたわけで……」と異議を唱えます。品川(志尊淳)は「派遣なのに企画案に反対するなんて」とディスります。アタルの占いのお陰で仕事の面白さに目覚めた品川ですが、恩はあっさりと忘れるタイプのようです。せっかく明るく働きやすいムードになっていた職場ですが、久々にギスギスした空気が戻ってきました。

 冴えないときは冴えないことが続くものです。アタルが占い師だったことが社内で評判となり、「私たちも占ってくださ~い」と女子社員たちがアタルのもとに押し寄せてくるのでした。大崎課長たちが「ここは職場ですよ」と何とか追い返しましたが、やはりアタルには占いの道しかないのでしょうか。どんどんダウナー状態に陥っていくアタルでした。

 ここまで1人で悩んでいたアタルですが、それは第1話から第7話までのDチームのメンバーの姿でもありました。神田(志田未来)のように自分に自信が持てず、目黒(間宮祥太朗)のように1人で空回りし、田端(野波麻帆)のように心を閉ざしてしまっていたのです。ここぞとばかりに、声の大きな上野が切り出します。「しようがないな。俺たちでアタルを占ってやるか!」。体育会系のパワハラ野郎だった上野ですが、すっかり頼りがいのある先輩になっていました。

 会議室にこれまでアタルの占いによって救われたDチームの7人が集まり、アタルをカウンセリングします。アタルからの質問は「みなさんは、この会社で私に何ができると思いますか?」というシンプルなものでした。Dチームのメンバーにはアタルのような霊能力はありませんが、世界中の人々を感動させる奇蹟のチームとしての自負と団結力があります。Dチームを代表した大崎課長のアタルへの言葉はこうでした。

「自分にしかできない仕事。それは見つけるものじゃない、創るものじゃないかな。毎日時間をかけてコツコツ続けていくしかないんじゃないかな」

 これまでアタルがDチームのみんなを励ましてきた言葉をぎゅっと凝縮し、悩んでいるアタルに優しく返す大崎課長でした。心温まる優しいブーメランに、アタルだけでなく視聴者も思わずウルッとしてしまいます。

 職場の仲間たちに背中を押され、アタルはこれまで避け続けてきたキズナと正面から向き合います。「まだ答えは見つからない。でも、私はもがきたい。この会社で自分は何ができるか、もがき続けたい」と訴えます。警備のおじさんも、食堂のおばちゃんも、清掃のおばさんも、居酒屋の店長も、それぞれ特種能力を持っているわけではありませんが、それでも懸命に働く彼らの明るさ、朗らかさに敬意を感じていることをキズナに伝えます。

 ここで、これまでスマホで撮ってきた記念写真の数々を見せるアタルでした。初めてのコピー、初めてのボード、初めての会議……。小さい頃から占いしかやらせてもらえず、高校にも進学させてもらえなかったアタルにとっては、何でもない雑用の数々も貴重な体験だったのです。働くということはお金を稼ぐだけではなく、社会と繋がるという行為でもあるわけです。これまでの伏線やエピソードがずんずん回収されていく第8話でした。

 ところがまぁ、アタルが頭を下げてお願いしても、毒親キズナは金の卵を産むアタルを手放そうとはしません。こうなったら最後の手段です。「わかりました、あなたを鑑(み)ます」と実の母親であるキズナに宣告するのでした。
 
「母親だから言いたくなかったけど、いちばん酷いものが見えているんだよね」とアタルは容赦ありません。アタルの霊能力によって、キズナはうさん臭い占い稼業にハマるようになった過去へとタイムスリップします。そこにいたのは小学生時代のキズナでした。その頃のキズナは親が離婚したことから、同級生たちのイジメに遭っていました。イジメ地獄から抜け出したいあまり、少女時代のキズナはイジメっ子たちを「このままだとあんたたち死ぬよ。悪霊が取り憑いているよ」と脅すことで難を逃れたのでした。それ以来、キズナは霊能力のあるふりをして、今日に至ったのでした。

「これ以上、ママのことを嫌いになりたくない。私はドキドキしたいの。私はママから卒業したい」と占い師に戻ることを拒むアタルでした。と、自分の口にした言葉によって、アタルはひとつのアイデアが閃きます。ゼネコンのCSRイベントですが、被災地で卒業式ができなかった被災者家族に向けて卒業式形式のイベントを開くことを思いついたのです。

 いつも会議中、居眠りしている代々木部長。これは現在公開中のミッチーが出演している映画『七つの会議』の主人公“居眠り八角”のパロディでしょうか。それはさておき、珍しく会議中も起きていた代々木部長は、アタルの企画案を「アタルちゃん、ナイスアイデア!」と称賛します。キズナもようやく諦めたようです。「もう二度と来ないわ。ただし、占いはやめなさい」「自由になりなさい。言っとくけど、自由ってしんどいわよ」と毒親なりの親身な言葉を残し、去っていくのでした。アタルの占いによって、霊能力がないことを明かされたキズナは、これから勉強し直して本物の占い師になるそうです。

占い師の未来と視聴率は占えない?

 今回で最終回と言っていいんじゃないかという濃い内容だった第8話。次週が最終回だそうです。そして不吉な死亡フラグが終わりに盛り込まれました。それまでアパートでカナリアを飼っていたアタルですが、キズナからの巣立ちと重ねるようにカナリアを籠から取り出して、空へと放ったのです。室内飼いしていたペットを野放しするという愚挙! いきなり自由の身になったカナリアは果たして生きていけるのでしょうか?

 気になる第8話の視聴率ですが、9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。第6話の9.5%以来となる10%割れです。毒親を演じた若村麻由美の熱演もあり、内容的にはもっと数字が伸びてよさげでしたが、遊川脚本らしくないウェルメイドなストーリー運びが視聴者に飽きられてきたのでしょうか。

 第8話の最後、職場で意識を失いぶっ倒れてしまったアタル。自由にしたカナリアに続いての死亡フラグです。占い師は自分の未来は占えないという、占い師のジンクスを逆手にとったような最終回となるのでしょうか。このままウェルメイド路線で終わりを迎えるのか、それともNHK朝ドラ『純と愛』や『○○妻』(日本テレビ系)のような衝撃のエンディングとなるのか。遊川脚本が一体どんな結末を用意しているのか興味津々です。

(文=長野辰次)

『刑事ゼロ』南果歩が怪しげな役で登場も声に違和感 沢村一樹、最終回で松田優作のパロディ!?

 沢村一樹が刑事生活20年分の記憶を失ってしまった役で主演を務めるドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の第9話が7日に放送され、平均視聴率11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.3ポイントアップとなりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回、元妻で弁護士の奥畑記子(財前直見)に記憶喪失になったことがバレてしまい、1週間以内に辞職するよう勧告されてしまった時矢暦彦(沢村)。なんとか記憶を取り戻そうとするも、連続殺人犯・能見冬馬(高橋光臣)にビルから突き落とされる直前の記憶を思い出したところで、何らかの強いストレスがかかってしまい、記憶を取り戻せません。

 そんな中、その能見が過去に起こした3つの事件同様、タロットカードの図柄に見立てて死体を遺棄する殺人事件が発生。しかし能見は現在、勾留中の身です。以前の3件と今回の事件の被害者は、いずれも殺人事件で逮捕された後に起訴猶予や不起訴などで釈放された、という共通点があることを見出した時矢は、能見がライターとして勤めていたインターネットニュース配信社の司法担当記者・外山直澄(粟島瑞丸)などにあたり、模倣犯になりうる怪しい人物がいないか調査を開始します。

 その結果、“罪を逃れた”人々の名前が載ったリストを発見。そこには、それぞれが釈放された理由も明記されているのです。

 さらに時矢は、記憶を失ってから初めて能見と接見することになるのですが、その席で能見から、事件がこの先も続くことを示唆されます。また、殺人事件は「秩序の回復」のためであり、その理由を時矢も知っているハズだと言われたため、ビルから突き落とされる直前に能見から何か耳打ちされたことを薄っすら思い出すのですが、やはり強烈なストレスがかかってしまい、それ以上は思い出せません。

 その後、能見の弁護を担当するのが奥畑だと知った時矢は、そのツテで、能見の精神鑑定をしている犯罪心理学の権威・藤林経子教授(南果歩)に会いに行くことに。そこで藤林から、能見は快楽のためではなく、義務感や秩序を重んじることを動機として殺人を犯したことを知らされるのでした。

 そんな中、奥畑と接見した能見が、「もうすぐ人が降る」と、次の事件が起こることを予言。時矢は、連続殺人事件の被害者たちがいずれも違う理由で釈放されたこと、それが犯人のターゲット選びのこだわりなのだということに気が付き、リストの中から該当者を見つけ出します。

 ところがひと足遅く、フードをかぶった何者かが、その該当者をビルの屋上から落下させて殺害。時矢は謎の真犯人を追い詰め、その正体が外山であることを突き止めるのですが、そのまま逮捕か、と思われたところで外山が拳銃を取り出し自殺してしまうのです。

 そしてその映像にかぶせ、研究室で藤林が、「能見は心神喪失。刑事責任能力を問うことは不可能」と意味深に呟き笑う姿が映し出されたところで今回は終了となりました。

 次回で最終話ということで、今回から一気にクライマックスへ突入。時矢の記憶喪失のカギを握る能見がようやく絡んできて、ラストを盛り上げるための人物や要素が次々と投入される回となりました。

 その中でも特に怪しげな存在として登場したのが、南果歩が演じる藤林。『ハンニバル』(2001)のレクター博士のように精神科医が犯罪者になってしまったパターンなのでは? 能見らを裏で操っている首謀者? と思わせる役どころです。

 実際に犯罪に関わったのかはともかくとして、キーマンとして登場した南ですが、ヘリウムでも吸ったかのような高い声が気になってしまい、ラストで意味深に呟くセリフなども集中して聞けませんでした。こんな声の人だった!? と気になり過去作を調べましたが、どうやら役作りのために意図して変えているようですね。う~ん、余計な小芝居といった感が否めませんでした。

 一方、時矢がビルから落下する直前に能見から耳打ちされた話は何だったのか、記憶を取り戻す障害になっているストレスとは何なのか、という点は気になるところです。“秩序”に関することらしいので、時矢本人か同僚の誰かの汚職絡みですかね。

 または、時矢の妻・奥畑に関連したことかもしれません。元夫が逮捕した容疑者の弁護を担当するって何か違和感があったんですよね。無理やりストーリーに捻じ込んできたような感じがしました。連続殺人の被害者たちが逮捕された時に釈放されるよう尽力したのが奥畑だったのではないか。その時に法の秩序を乱すような、何らかの裏取り引きをしたのではないか、という気がしないでもありません。

 何はともあれ、次回ですべてが明らかになることでしょう。予告動画では、時矢が腹部をナイフで刺され両膝立ちする場面も。まるで、名作ドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)で松田優作が演じたジーパン刑事が、「なんじゃこりゃあ!」と殉職したシーンのパロディのような演出ですが、その運命はいかに。次週を楽しみに待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

宇賀なつみの後任は大丈夫? 元乃木坂46・斎藤ちはるの“アナウンサー適性”に重大な疑問

 元・乃木坂46で、4月にテレビ朝日に入社する斎藤ちはるが、宇賀なつみアナの後任として、同局の朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』のアシスタントに抜擢されたことがわかった。

 斎藤は2011年に乃木坂の1期生としてグループに加入し、メンバーとして活動する傍ら、2015年に明治大学に入学。昨年5月、グループからの卒業を発表するとともに、テレ朝入社が報じられた。乃木坂からは、同じく1期生の市來玲奈が昨年4月、日本テレビに入社してアナウンサーとして活躍しているが、なぜ“元・乃木坂組”からアナウンサーに転身組が相次いでいるのか? キー局の関係者が語る。

「近年、女子アナのタレント化が進むとともに、賞味期限も短くなっており、30歳を過ぎて活躍できる女子アナはごく一握りです。その点“元アイドル”は、場慣れしているので即戦力として計算できますし、ルックスは保証付きで、話題性も期待できます。女子アナといえば『ミス○○』が定番ですが、いざ入社させてみると期待外れの子が多いのも、“元アイドル”偏重の傾向に拍車をかけているでしょう」(キー局関係者)

 元・同僚の市來は、日テレの看板番組の『行列のできる法律相談所』でMCを担当。一方、斎藤が担当する『モーニングショー』も、長嶋一茂、玉川徹らコメンテーターの活躍により、最近好調なテレ朝の看板番組だ。この起用を見るだけでも、テレ朝が斎藤に寄せる期待の大きさがわかるが、アイドルに詳しい芸能ライターは、斎藤に関するこんな不安を漏らす。

「乃木坂46は今やAKBをもしのぐ国民的人気アイドルグループですが、斎藤の人気はグループで限りなく下位で、シングルの選抜にも一度しか選ばれたことがありません。そして、斎藤に女子アナ内定報道が出た際、ファンから上がったのは『あの斎藤が?』という声です。彼女はとにかくよく“かむ”ことで有名で、アンダーライブ(選抜に選ばれなかったメンバーのライブ)では彼女の“カミカミMC”は一種の名物でした。ラジオ番組で“かみかみ姫”と呼ばれたこともありますし、乃木坂の冠番組で卒業発表する際にもかみまくってグダグダになった経験の持ち主です。果たしてアナウンサーとして適性があるのかどうか……」(芸能ライター)

 アイドル生活では直らなかったかみかみ癖が、テレ朝の厳しい教育で直るのかどうか、4月からの『モーニングショー』には、もうひとつ見どころができたようだ。

宇賀なつみの後任は大丈夫? 元乃木坂46・斎藤ちはるの“アナウンサー適性”に重大な疑問

 元・乃木坂46で、4月にテレビ朝日に入社する斎藤ちはるが、宇賀なつみアナの後任として、同局の朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』のアシスタントに抜擢されたことがわかった。

 斎藤は2011年に乃木坂の1期生としてグループに加入し、メンバーとして活動する傍ら、2015年に明治大学に入学。昨年5月、グループからの卒業を発表するとともに、テレ朝入社が報じられた。乃木坂からは、同じく1期生の市來玲奈が昨年4月、日本テレビに入社してアナウンサーとして活躍しているが、なぜ“元・乃木坂組”からアナウンサーに転身組が相次いでいるのか? キー局の関係者が語る。

「近年、女子アナのタレント化が進むとともに、賞味期限も短くなっており、30歳を過ぎて活躍できる女子アナはごく一握りです。その点“元アイドル”は、場慣れしているので即戦力として計算できますし、ルックスは保証付きで、話題性も期待できます。女子アナといえば『ミス○○』が定番ですが、いざ入社させてみると期待外れの子が多いのも、“元アイドル”偏重の傾向に拍車をかけているでしょう」(キー局関係者)

 元・同僚の市來は、日テレの看板番組の『行列のできる法律相談所』でMCを担当。一方、斎藤が担当する『モーニングショー』も、長嶋一茂、玉川徹らコメンテーターの活躍により、最近好調なテレ朝の看板番組だ。この起用を見るだけでも、テレ朝が斎藤に寄せる期待の大きさがわかるが、アイドルに詳しい芸能ライターは、斎藤に関するこんな不安を漏らす。

「乃木坂46は今やAKBをもしのぐ国民的人気アイドルグループですが、斎藤の人気はグループで限りなく下位で、シングルの選抜にも一度しか選ばれたことがありません。そして、斎藤に女子アナ内定報道が出た際、ファンから上がったのは『あの斎藤が?』という声です。彼女はとにかくよく“かむ”ことで有名で、アンダーライブ(選抜に選ばれなかったメンバーのライブ)では彼女の“カミカミMC”は一種の名物でした。ラジオ番組で“かみかみ姫”と呼ばれたこともありますし、乃木坂の冠番組で卒業発表する際にもかみまくってグダグダになった経験の持ち主です。果たしてアナウンサーとして適性があるのかどうか……」(芸能ライター)

 アイドル生活では直らなかったかみかみ癖が、テレ朝の厳しい教育で直るのかどうか、4月からの『モーニングショー』には、もうひとつ見どころができたようだ。

『羽鳥慎一モーニングショー』転覆危機! 新アシスタントに“ド新人”の元乃木坂46・斎藤ちはる起用

 テレビ朝日系の朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』が、3月いっぱいで降板、退社する宇賀なつみアナに代わり、4月1日より新人の元乃木坂46・斎藤ちはるアナウンサーを、新アシスタントに起用することが明らかになった。

 斎藤アナは昨年7月16日まで乃木坂に在籍。3月に明治大学文学部を卒業予定で、同局入社が内定している。現在アシスタントを務める宇賀アナも、入社日当日から、『報道ステーション』の気象キャスターに大抜擢を受けているが、さすがに入社早々、情報番組の進行担当に起用されるのは異例中の異例だ。

「民放局の場合、入社後、最低でも3カ月は研修期間に充てるのが通例。早ければ、7月から担当番組をもつケースもありますが、一般的には徐々に慣らしていき、改編期の10月から本格的にデビューさせる場合が多いです。宇賀アナのケースは天気担当でしたから、用意された原稿を読めばよかったわけですが、研修を吹っ飛ばして番組進行をド新人に任せるというのは前例がないんじゃないでしょうか。明らかに話題性優先の起用になります」(女子アナウオッチャー)

 近年、女子アナに関しては、どの民放局も無名の新人より、ミスコンやタレント出身者を“即戦力”として採用することが多くなった。話題性はもちろんだが、場慣れしている点やルックスのよさは大きな魅力だ。日本テレビは斎藤と同じ元乃木坂の市來玲奈アナを昨年4月に採用。いきなり、『行列のできる法律相談所』、『news zero』といった人気、注目番組の担当に起用したが、それでも6カ月間の研修期間をしっかり経てのものだった。入社日に『モーニングショー』担当となる斎藤アナの場合は、放送終了後、ほかの新人アナと共にトレーニングに参加すると思われるが、アナウンサーとしての基本ができていないまま、番組進行にチャレンジすることになる。

「『モーニングショー』は羽鳥アナと宇賀アナの人気に支えられています。そのうちの一人である宇賀アナがいなくなるわけですから、相応の新担当を付けるべきだったのですが、テレ朝は話題性、人気重視に走ってしまいました。アイドルをやっていたからといっても、番組進行なんて未経験ですから、羽鳥アナに過剰な負担がかかるのは目に見えています。若年層が見る番組ならともかく、この時間帯の主たる視聴者層は主婦、高齢者。元アイドルのネームバリューは、ほとんど通用しないと思います。まして、斎藤アナの知名度は、市來アナより劣りますし、視聴者的には『誰?』ってことになりかねません。宇賀アナ目当てで見ていた視聴者は、裏番組に乗り換える可能性も高いでしょうね」(テレビ関係者)

『モーニングショー』は、同時間帯の民放横並びで、2017年、18年と2年連続でトップを取っている人気情報番組で、真の王者『あさイチ』(NHK総合)の視聴率を上回る日もあるほど。しかし、こんな人事をしていたのでは、自ら転覆するようなもの。他局にとっては、『モーニングショー』を追い抜くビッグチャンス到来といえるかもしれない。
(文=田中七男)