テレビ朝日は、秘かにもくろんでいたウッチャンナンチャン・内村光良の本格復帰を事実上、断念したようだ。
内村はかつて、同局で冠番組『内村プロデュース』をもっていたが、2003年に同局の局アナで、番組で共演していた徳永有美アナとの不倫が発覚。徳永アナは当時、同局の局員と婚姻関係にあったが、スキャンダル発覚で同番組を含め、出演していた全番組を降板し謹慎状態に。その後、徳永アナは同…
テレビ朝日は、秘かにもくろんでいたウッチャンナンチャン・内村光良の本格復帰を事実上、断念したようだ。
内村はかつて、同局で冠番組『内村プロデュース』をもっていたが、2003年に同局の局アナで、番組で共演していた徳永有美アナとの不倫が発覚。徳永アナは当時、同局の局員と婚姻関係にあったが、スキャンダル発覚で同番組を含め、出演していた全番組を降板し謹慎状態に。その後、徳永アナは同…
8月4日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、菅義偉首相の新型コロナウイルス感染症の対策方針を厳しく批判。視聴者の支持を集めたが、直後の番組展開には驚きの声が上がることになった。
新型コロナの感染が全国的に急拡大する中、菅首相は2日、中等症の患者の一部を自宅療養にすると方針の転換を発表。自宅療養の際、感染を防ぐ作用がある「中和抗体薬投与(抗体カクテル療法)」を50代以上や基礎疾患のある人に積極的に投与すると説明していた。
番組では、東京都内の3つの保健所に政府から方針転換についての連絡があったかどうか確認すると、3つとも「まだ連絡がない」という返答だった。
「玉川氏は、『転換と言うと良いほうに変わるイメージがあるが、そうではない』として、『これはもう、医療崩壊ということを政府が実質的に認めたということなんですね』と批判。さらに、西浦博・京都大学教授が予測する『8月末には感染者1万人』という論を持ち出し、『ちょっと大げさかなと思ったんですけど(この推移から考えると)全然それは大げさじゃなかったということなんですね。これ以上、もっともっと1日当たりの感染者数が増えていく可能性のほうがはるかに高い』と主張しました」(芸能ライター)
玉川氏は、菅首相の言う「抗体カクテル療法」についても言及。「本当に足りるのか」と供給量を憂慮した上で、「今の段階からアメリカと交渉して、今以上に輸入ができるように早急にやってほしい。薬がなかったら使いたくても使えない。使う体制を、なんとか国内で取ることはできても、薬自体がなければどうにもなりません」と強い口調で求めていた。
この後、MCの羽鳥慎一は「感染者が増えていくと、軽症、中等症、そして、自宅療養者が増えていくということになります」と締めくくり、「では、続いてはオリンピックです」と東京五輪の話題に移っていった。
ネット上では、「医療崩壊を政府が実質的に認めた」との玉川氏の意見について、「残念ながら玉川さんの言う通り。このような事態に陥ってしまった政府への怒りを感じます」「玉川さんの感覚は、庶民の感覚に近いと思います」「東京都民は菅総理の言葉に不安と絶望を覚えました。玉川さんのコメントは、それを代弁してくれたもの」など肯定的な意見が多かった。
だが、わずか15分もしないうちにコロナ関連の話題を切り上げて五輪へ移ったことで、「もうコロナ終わり?」「マジでこの後にオリンピックの話題やるのかよ」「この番組ですら、コロナから目を逸らすことに加担しているのではないかと失望する」「コロナ批判の舌の根も乾かぬうちオリンピック」と、視聴者は拍子抜けしたようだ。
こうした節操のなさこそワイドショーの魅力なのかもしれないが、『モーニングショー』に求められているのは硬派路線なのかもしれない。
(村上春虎)
7月27日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、同番組を手放しで褒めたことが話題となっている。
昨日26日夜に行われた東京オリンピックの卓球「男女混合ダブルス」で、日本卓球史上初の金メダルを獲得した水谷隼・伊藤美誠ペア。番組では、そんな2人ののルーツを取材した。
静岡・磐田市出身で、同じ小学校に通っていたご近所さんでもある2人は、同じ卓球クラブで切磋琢磨した幼なじみでもある。番組では、8歳のころの伊藤がテレビ取材に応じていた映像を放送。「隼くんみたいにオリンピックに出て、全日本でも3回くらい優勝できるようにしたいです」と語る内容で、水谷も「将来の全日本チャンピオンがここにいます」と、“妹”を誇らしげに紹介していた。
スタジオでは、水谷・伊藤ペアの快挙について、コメンテーターの長嶋一茂を中心に、MCの羽鳥慎一やコメンテーター・菊間千乃が大盛り上がり。しかし、玉川氏はスポーツの話題には疎いのか、一人だけ蚊帳の外で無言状態。羽鳥もそれを知っているのか、同氏に話を振ったのは、番組開始から約40分後のことだった。
「羽鳥から『どうですか。玉川さん、卓球は?』と聞かれた玉川氏は、『僕、寝る前に興奮すると寝られなくなっちゃうので、(試合を)見てないんですけど』と前置きしたうえで、『でも、モーニングショーいいね。こうやってストーリーも含めて子どものころから含めて全部見れるから』と番組を絶賛。さらに『よくできていると思う、この番組は』と、持ち上げたのです」(芸能ライター)
玉川氏の「見てない」発言について、視聴者からは「正直なコメントに好感を持つ」「見てないとはっきり言い切るとは、嘘がない」と感心する声が上がったが、一方で、自局の番組を称えたことに対しては「自画自賛するか?」「まさかの番組アゲ」「何に対するコメントだよ」との意見も。さらには、「選手の背景はほかの番組でも伝えてるし、何年も前からある手法」との指摘も寄せられた。
また玉川氏といえば、番組内で五輪中止を主張していた人物だけに、「今からでも中止にしたいのか、したくないのかハッキリさせないとな」というコメントや、五輪の報道を評価したことについて「手のひら返しか?」との批判も見受けられる。
まだ始まったばかりの東京五輪。玉川氏がVTR内容ではなく、競技にコメントすることはあるのだろうか?
(村上春虎)
『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の報道姿勢について、疑問の声が相次いでいる。アシスタントの斎藤ちはるアナウンサーが新型コロナに感染していたことが、7月21日放送の同番組で判明したのだ。
昨日20日は「体調不良」で同番組を休演した斎藤アナ。司会の羽鳥慎一によると、昨日発熱した後にPCR検査をした結果、陽性と診断されたという。
「21日の放送では、羽鳥が『しばらくお休みさせていただきます』とアナウンスするとともに、『今、熱が下がっているということですけれども、39度ぐらい行ったということなので、やはりかなりつらいようです』という報告がされました」(芸能ライター)
斎藤アナといえば、先月6月9日の「FRIDAYデジタル」が伝えたTBS小林廣輝アナとの“お泊まり報道”に揺れた人物。小林アナについては、6股をかけていた疑惑も報じられていたため、今回の陽性判明には「6股アナにうつされたのか」といった邪推や、「ちはると濃厚接触したの誰よ?」「お泊まりみたいな不要不急の行動を取っていたからのでは?」という厳しい声もネット上で聞かれる。
さらに視聴者からは、羽鳥についても疑問が巻き起こっている。羽鳥は「斎藤さんも普段からしっかりと感染対策はしていたんですが、それでも感染ということになりましたので、もはや誰がどこで感染しても、おかしくないという状況であります」と一層の注意を呼びかけつつ、同番組の感染対策についても、このように言及した。
「『斎藤さんとはスタジオでも距離を取っておりまして、もう1年以上ずっと毎朝、打ち合わせは別々にやっております』と説明。番組では隣にいるものの、そのほかの場所では一切接していないと言いたかったのでしょう。しかし、視聴者からは『どう考えても羽鳥は濃厚接触者だろ』『何で羽鳥は隔離されないで番組に出られるんだよ』『羽鳥アナは濃厚接触者だと思うんだけど。マスク外して同じ空間で仕事してるよ』『羽鳥アウトやな』など否定的な意見が寄せられました」(同)
またこの日、感染の恐ろしさに警鐘を鳴らしてきた急先鋒でもある、同局の局員でレギュラーコメンテーター・玉川徹氏は、斎藤アナの感染について特にコメントすることもなくスルー。これについても「玉川氏は斎藤アナの陽性に何か言うことないのか?」「都合の悪いことにはダンマリですか?」と、反感を買っているようだ。
また、コロナを報じる番組全体の姿勢にも、疑問が飛んでいる。「あれだけ普段『検査しろ!』『隔離しろ!』と番組で繰り返しているのに、斎藤アナが感染しても羽鳥アナは平然とスタジオにいる。隔離は?」「今さら『誰もがかかる病気』などと言うな。番組の偽善ぶりが明らかになった」などと、これまでの報道姿勢と異なるといった指摘が見られるのだ。
そもそもテレビ朝日の番組出演者における感染者は、今回が初めてではない。
「『モーニングショー』の前の時間に放送される番組『グッド!モーニング』(同)の気象予報士・依田司も先ごろコロナに感染し、3週間休演。7月19日に復帰した際、デルタ株に感染し、38度から39度の熱が1週間続いたと語っていました。また昨年4月には、『報道ステーション』(同)の富川悠太アナウンサーが感染。発熱を放置した結果、同番組の制作スタッフ4人にも感染していたことも判明し、その危機意識のなさが非難されたこともありました」(同)
もし羽鳥がコロナに感染となった場合は、玉川氏が司会として登板するのだろうか? それはまた別の注目を集めそうだ。
(村上春虎)
テレビ朝日が10月から、看板報道番組『報道ステーション』の月曜から木曜のメインキャスターに元NHKの大越健介氏を起用することを決め、同局内には激震が走っているという。
大越氏はNHK時代、政治部記者、ワシントン支局長などを歴任した現場をよく知る人物。2010年春から5年間、『ニュースウオッチ9』のMCを務め、18年4月から20年9月までは『サンデースポーツ』の司会を担当する…
2021年の夏ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が初回放送を迎え、視聴率ランキングのトップは、世帯平均視聴率で14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した『緊急取調室 第4シリーズ』(テレビ朝日系)だった。女優・天海祐希が主演を務め、2014年に第1弾がスタートした同作。17年、19年と好評を博し、今回の第4シリーズも好発進となった。
『緊急取調室』は、取り調べを行う専門チーム「キントリ」(緊急取調室)のメンバーが犯人たちと心理戦を繰り広げ、真実を明らかにしていくヒューマンサスペンスドラマ。今回も田中哲司、でんでん、小日向文世、速水もこみちといったおなじみのメンバーが集結し、1話と2話は女優・桃井かおりがゲスト出演した。
天海と桃井の演技に対し、視聴者からは「天海祐希VS桃井かおり、スゴかった。久しぶりにドラマを見てまばたきするのを忘れた」「質の違う女優同士の演技対決、名勝負だった」「桃井かおりの演技にグッときた。キントリはいつも想像を超えてくる」と、絶賛のコメントが続出。視聴率では前シーズンの初回15.2%を下回ったものの、今期1位に輝いた。ただ、7月15日放送の第2話は13.4%にダウンしており、最終話まで首位をキープできるかどうかは、微妙なところだ。
ベスト2位は、鈴木亮平主演『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)で、初回は14.1%。今作は、救命救急チーム「TOKYO MER」の活躍を描いた医療ヒューマンドラマで、鈴木のほかに、賀来賢人、中条あやみ、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子らが参加している。第2話の視聴率は14.3%と0.2ポイントアップしていたため、このまま順調に2ケタをキープできれば、最終話までの視聴率ランキングでトップ3入りは確実だろう。
ベスト3位は、波瑠が主演を務め、田中圭、King&Prince・岸優太、岡崎紗絵、DISH//の北村匠海がメインキャストに名を連ねる『Night Doctor』(フジテレビ系)。一足早い6月21日に始まり、初回は13.4%をマークした。
第1話は、自信や、やる気のない研修医上がりの元内科医・深澤新(岸)に注目が集まり、「岸くんにイライラした」「岸くん演じる医者がウザい」「視聴者をイライラさせるだけ、岸くんの演技がうまいってことだね」といった感想が続出。同時に「ヘタレすぎたけど、これから成長していくのが楽しみ」と、今後の展開に期待を寄せる声も上がっていた。視聴率は2話で10.6%に下落するも、以降は11.7%(3話)、12.4%(4話)と上昇している。
フジ月9枠の『Night Doctor』が3位にランクインした一方で、同局の『彼女はキレイだった』『推しの王子様』はそれぞれワースト3位と2位となった。
『彼女はキレイだった』は、初共演となるSexy Zone・中島健人と小芝風花がダブル主演を務めるドラマ。パク・ソジュン主演で、15年に韓国で大ヒットした同名ドラマのリメークだ。さえない太っちょの少年から、イケメンの“最恐毒舌エリート”になった長谷部宗介(中島)と、優等生の美少女だったはずが無職の“残念女子”になってしまった佐藤愛(小芝)の恋愛模様を描いている。
視聴率は初回7.6%と1ケタで幕開け。初回放送を受け、ネット上では「物語も面白いし、2人の演技がスゴく良い!」「ベタでオーバー気味な演技、中島健人くんにピッタリの役だね」「小芝風花ちゃん、演技が自然で2話も見たくなった」「この役に小芝風花をキャスティングしたのは納得」「中島健人くんをはじめ演技が上手だし、本家よりもいい」などの好意的なコメントが上がっていた。
しかし、リメーク作とあって、本家ドラマを見た視聴者の間では「中島の演技がヘタすぎる。パク・ソジュンなら、もっとスマートに演技してた」「日本版は韓国版と別物と考えたほうがいい。全体的に迫力が足りない」「韓国版を見た人は、日本版は見ていられないはず」と、厳しい意見が見られる。なお、第2話は7.0%に減少していたが、回を重ねるにつれてどこまで下げ止まれるのか。
比嘉愛未主演のドラマ『推しの王子様』は、初回6.0%を記録してワースト2位に。こちらは、女性向け恋愛ゲーム(乙女ゲーム)を手がけるベンチャー企業の社長・日高泉美(比嘉)が、“空から舞い降りて来た男”(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるために奮闘する、ロマンチック・コメディー。
当初主演を務める予定だった深田恭子が、適応障害の治療のため、5月26日に活動休止を発表。その後、主演に決定した比嘉だが、フジでは連ドラ初主演作となる。ある意味で放送開始前から関心が集まっていたが、初回は同局で最下位のスタートを切ってしまった。
そして、ワースト1位の作品は中川大志が主演、新木優子がヒロインを演じている『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)。視聴率は、前クールの嵐・櫻井翔、広瀬すず主演『ネメシス』の初回(11.4%)を大幅に下回る5.8%だった。
同作は、“最高に間が悪い殺し屋”の男虎柊(中川)が、暗殺ターゲットの鳴宮美月(新木)に恋をしてしまうというスリリングなラブコメディー。主人公の柊は、美月に育ての親・丈一郎(藤木)を殺害され、復讐を決意するという役どころで、視聴者からは「主人公がひたすら“殺す殺す詐欺”を繰り返すドラマで面白い」「コメディードラマっていうよりも、ドラマに近いコントにしか見えない」「すれ違いコントのようで面白い!」と好意的な反応がある一方で、「設定がおかしいし、正直つまらない。離脱するかも」「設定がめちゃくちゃすぎて1話の途中で離脱した」と拒絶する意見も見られるなど、賛否両論が噴出。2話の視聴率は6.0%とわずかに上昇したが、果たして今後はどんな数字をたどっていくのだろうか?
さらに、ジャニーズ事務所のタレントが出演するドラマでは、少年隊・東山紀之主演の人気シリーズ『刑事7人 season7』(テレビ朝日系、初回11.9%)が4位に入ったほか、5位は唐沢寿明主演で、NEWS・増田貴久が出演する『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系、11.3%)。ジャニーズWEST・重岡大毅にとってゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演作となる『#家族募集します』(TBS系、初回7.7%)は9位で、ワースト3位入りをギリギリ逃れた。平均視聴率ランキングで順位がどう変動するのか、行方を見守っていきたい。
【2021年夏ドラマ(午後8~10時台、民放4局)初回視聴率一覧】
1位『緊急取調室 第4シリーズ』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 14.7%
2位『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系・日曜午後9時) 14.1%
3位『Night Doctor』(フジテレビ系・月曜午後9時) 13.4%
4位『刑事7人 season7』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 11.9%
5位『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系・水曜午後10時) 11.3%
5位『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系・土曜午後10時) 11.3%
7位『IP~サイバー捜査班』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 10.3%
8位『プロミス・シンデレラ』(TBS系・火曜午後10時) 7.9%
9位『#家族募集します』(TBS系・金曜午後10時) 7.7%
10位『彼女はキレイだった』(フジテレビ系・火曜午後9時) 7.6%
11位『推しの王子様』(フジテレビ系・木曜午後10時) 6.0%
12位『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 5.8%
プロボクシングの現WBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太が、オリンピックの歴代金メダリストに「順位づけ」する番組の出演依頼を断ったと告白。「全選手が死に物狂いで獲得した金メダルに順位をつけるのか」と、思いを明かしたことが物議を醸している。
村田は7日に自身のFacebookを更新し、今月20日にテレビ朝日系で放送される『金メダリスト総選挙 歴代オリンピックで凄いと思う人ベ…
4月期ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が放送終了を迎え、平均視聴率では阿部寛主演の『ドラゴン桜』(TBS系)が首位に輝いた。全10話の平均は14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、高視聴率を獲得。最終回は20.4%の最高記録をマークし、全話2ケタで完走した。
『ドラゴン桜』は、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が、落ちこぼれの学生を東京大学に合格させるべく、熱血指導していくという物語。2005年放送の同名ドラマの続編で、前作では、長澤まさみ、山下智久、新垣結衣、中尾明慶、小池徹平、紗栄子(当時の芸名はサエコ)らが好演し、社会現象を巻き起こすほど大ヒットした。
16年ぶりに帰ってきた続編では、King&Prince・高橋海人、元欅坂46で女優・平手友梨奈、鈴鹿央士、加藤清史郎、南沙良といったキャストが生徒役に抜てきされ、初回は14.8%で1位発進。3話で12.6%に下がるも、13~14%台を推移し、最終回前の9話で15.4%に上昇した。最終回は新垣らが出演し、山下も“声のみ”でサプライズ登場。初の20%台で幕を閉じた。
ベスト2位は、V6・井ノ原快彦主演の『特捜9 season4』(テレビ朝日系)で、全13話の平均は13.1%。初回ランキングでは、『ドラゴン桜』(14.8%)『イチケイのカラス』(フジテレビ系、13.9%)『桜の塔』(テレビ朝日系、13.5%)に続いて4位(13.2%)に入ったが、安定の人気を誇るシリーズとあって、全話2ケタでフィニッシュ。最低は11.9%(3話)、最高は14.2%(4話)だった。
また、最終回では、メインキャストの小宮山志保(羽田美智子)と村瀬健吾(津田寛治)が特捜班のメンバーに背中を押され、結婚するというハッピーエンドに。渡瀬恒彦が主演を務めた『特捜9』の前身ドラマ『警視庁捜査一課9係』(テレ朝系、06年~17年放送)時代から、つかず離れずの距離感を保ってきた2人だけに、視聴者からはSNS上で祝福の声が続出した。
なお、すでに発表されているように、井ノ原が所属するV6は11月1日をもって解散する。V6は『9係』でもエンディングテーマを担当してきたため、番組の公式Twitterは「#警視庁捜査一課9係 最初の主題歌『グッデイ!!』#特捜9 今年の主題歌『僕らは まだ』まで16年間、素敵な主題歌ありがとうございました 『特捜9』より感謝を込めて…」(6月30日付)と、ツイートしていた。
ベスト3位に入ったのは、竹野内豊主演の月9ドラマ『イチケイのカラス』。竹野内は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)の刑事裁判官で、自由奔放なキャラクターの入間みちおを演じ、黒木華、小日向文世、新田真剣佑、中村梅雀ら、豪華キャストが集結した。前述の通り、初回視聴率は13.9%の好スタートを切り、2話で10.5%にダウンしたものの、その後は10~12%台を行き来。『ドラゴン桜』『特捜9』と同じく、全話2ケタをたどり、11話の平均は12.5%だった。
次は、残念ながら視聴率に恵まれなかったドラマ3本を振り返りたい。ワーストの3作品は、初回ランキングとまったく変わらない顔ぶれ・順位となった。ワースト3位は、菅田将暉主演の『コントが始まる』(日本テレビ系)で、全10話の平均は7.6%。金子茂樹氏がオリジナル脚本を手掛けたドラマで、20代後半の登場人物の青春群像劇を描いた。
菅田、仲野太賀、神木隆之介は、売れないお笑いトリオ「マクベス」を熱演。有村架純、古川琴音といった実力派キャストも揃っていたが、視聴率は初回で8.9%を獲って以降、7.5%、7.1%、7.0%、6.5%と右肩下がりに。一時は8.4%(8話)に復調するも、初回の8.6%を超えられぬまま、最終回は7.6%で終了。
放送中、視聴者からは「めちゃめちゃ面白いのに、視聴率が上がらなくて歯がゆい。もっといろんな人に見てほしい」「心に沁みる物語だし、面白いのに視聴率が獲れてないみたいで悲しい」「登場人物がみんないい人だから好き! 視聴率は低いけど、自分は面白いと思う」と、作品を評価する声も少なくなかった。
ワースト2位と1位は、フジ系ドラマの『大豆田とわ子と三人の元夫』と『レンアイ漫画家』。松たか子主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』は、松主演作『カルテット』(TBS系、17年放送)などを担当した人気脚本家・坂元裕二氏によるオリジナル脚本。3度の離婚を経験したバツ3・子持ち社長の主人公・大豆田とわ子(松)が、3人の元夫(松田龍平、東京03・角田晃広、岡田将生)に振り回される姿を描いたラブコメディだ。“謎の男”としてオダギリジョーがドラマ後半戦に登場するなど話題を集めたが、視聴率は初回で7.6%を記録後、5~6%と低空飛行。全10話の平均は6.1%となった。
視聴率は残念な結果となったものの、コアな作品ファンがついており、「『大豆田とわ子』が最高! 構成、セリフ、出演者の演技がスゴすぎる」「元夫たちの演技も良い味出てるけど、オダギリジョーの存在感と色気に釘付けになった」と大好評。ナレーションは女優・伊藤沙莉が務めていたが、こちらも絶賛の声が相次いでいた。
そして、最下位になったのは鈴木亮平主演の『レンアイ漫画家』で、全11話の平均は5.4%だった。恋愛が超苦手な少女漫画家の刈部清一郎(鈴木)と、崖っぷちアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)の恋愛模様を描いた作品。初回は6.5%という今期最低のスタートとなり、3話で4.8%に下降するなど、“消費税割れ”が続いてしまった。結局、初回の数字を上回ることができず、全話1ケタで完結。
ただ、同作に対しても「視聴率は低かったけど面白かった」「久しぶりに笑って、泣いて、元気をもらえる最高のラブコメだった」と、温かいコメントが多く上がっている。原作は山崎紗也夏氏の同名漫画(講談社)だが、「原作知らなくてもめっちゃ楽しめた」との感想も見受けられた。
次クールはすでに始まっている枠もあり、波瑠主演の月9ドラマ『Night Doctor』(フジテレビ系)は、6月21日に初回放送を終えている(視聴率は13.4%)。ジャニーズWEST・重岡大毅は『#家族募集します』(TBS系)にて、ゴールデン・プライム帯の連ドラで初主演を飾るほか、Sexy Zone・中島健人と女優・小芝風花が初共演する『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)や、二階堂ふみ主演『プロミス・シンデレラ』(TBS系)といった注目作も。
さらに、少年隊・東山紀之主演『刑事7人』(テレビ朝日系)はシリーズ開始から7年目に突入し、天海祐希主演『緊急取調室』(同)はシリーズ第4弾。唐沢寿明主演『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)も2年ぶりの続編となる。いずれも、第1話のオンエアーを楽しみに待ちたい。
【2021年春ドラマ(午後8~10時台、民放4局)平均視聴率一覧】
1位『ドラゴン桜』(TBS系・日曜午後9時) 全10話/14.8%
2位『特捜9 season4』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 全13話/13.1%
3位『イチケイのカラス』(フジテレビ系・月曜午後9時) 全11話/12.5%
4位『警視庁・捜査一課長season5』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 全10話/11.8%
5位『桜の塔』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 全9話/10.4%
6位『リコカツ』(TBS系・金曜午後10時) 全10話/9.1%
7位『ネメシス』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 全10話/8.6%
8位『恋はDeepに』(日本テレビ系・水曜午後10時) 全9話/8.4%
9位『着飾る恋には理由があって』(TBS系・火曜午後10時) 全10話/8.0%
10位『コントが始まる』(日本テレビ系・土曜午後10時) 全10話/7.6%
11位『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系・火曜午後9時) 全10話/6.1%
12位『レンアイ漫画家』(フジテレビ系・木曜午後10時) 全11話/5.4%
※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。
6月15日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、レギュラーコメンテーターの玉川徹氏が珍しく弱気になる一幕があった。
そのきっかけは、SNSに寄せられたあるユーザーの投稿。「今まで辞める人たくさん見てきたけれど、新卒2年目の『この会社で偉くなってもランチが食パンなので辞めます』は最高だった」というもので、これがネット上で話題になり、10万を超える「いいね!」がついたという。
出世を目指して頑張ったところで、結局、ランチは食パンという夢のない光景を目の当たりにした新人。そうした職場状況についてコメントを求められた玉川氏は、「(上の人間からすると)目指すべき姿を、後輩に自ら見せるっていう話ですよね」と、上司は手本となる姿を部下に見せるべきだと切り出すと、「前から疑問に思っているんだけど、誰も僕の仕事を目指してくれないんだよね」と嘆いた。
玉川氏は周知の通り、同番組のコメンテーターとして出演するかたわら、自ら取材活動も行っている。いわば、ディレクターも兼務している立場のため、今日の放送を担当するチーフディレクターに、若手ディレクターは自分のようなポジションを目指したいか聞いてもらったという。
アンケートをとった人数はわずか4人だが、結果として、「玉川氏を誰一人として目指していない」ことが判明。若手ディレクターにその理由を尋ねたところ、「独特すぎて憧れの対象外」「自由に発言しているように見えて、実はすごく不自由な面も見えて、気苦労もありそうでイヤ」といった回答が返ってきたとか。
これを聞いた羽鳥慎一が「それは後ろ向きだな」と漏らすと、玉川氏は「後ろ向きっていうか、僕は寂しいですよね」とポツリ。「『玉川さんみたいになるにはどうしたらいいですか?』って聞いてくれたら、上司に全然わからないような秘けつを、ちょっとずつ教えてあげてもいいなと思っているが、誰も来ないし、4人は全然考えてもいない」と、苦笑い。
弁護士の菊間千乃氏が「玉川さんはテレビ朝日の新人社員研修で、お話をしたりとかしてないんですか?」と質問すると、「会社側からも、そういうのを求められてない」と玉川氏。羽鳥は「そこですよ。局に何人かいる、能力はあるんだけど研修に呼ばれない人ね」とズバリ言い、菊間氏も「アハハハ!」と大爆笑していた。
「そんな玉川氏は、ニュースサイト『文春オンライン』が5月29日に発表した『好きなキャスター&コメンテーター2021』ランキングでは、前回7位から大きく順位を上げ、初の1位になりました。ちなみに、2位は羽鳥です。一方、明治安田生命が毎年調査している今年の『理想の上司』アンケートの結果では、総合部門はおろか、文化人部門にも玉川氏は入っていません。羽鳥は文化人部門の5位にランクインとなりました」(芸能ライター)
コメンテーターとしては好きだが、憧れる存在ではないことがわかった玉川氏。今後もリモート画面での孤独な咆哮は続きそうだ。
(村上春虎)
6月8日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、コメンテーターの玉川徹氏が東京オリンピック・パラリンピックについて言及した。
番組で取り上げられたのは、世間で物議を醸しているパブリックビューイングの設営問題。埼玉県は当初2カ所を予定していたが、感染拡大を憂慮して中止を決定したという。
また東京・八王子市では、都立大学の南大沢キャンパスの講堂でパブリックビューイングが予定されているが、これに同大の労働組合が猛反対。「学生にオンラインの活用や課外活動自粛を要請しながら、不特定多数の観客が集まるパブリックビューイングへの協力を求めることは整合性を欠いている」として、大学などに中止を求める声明を発表した。
「仮にパブリックビューイングが開催されても、歓声を上げない『無声応援』が基本です。意見を求められた玉川氏は、観戦スタイルについて『店で酒を飲んではいけない。集まってはいけない。基本的には、試合はテレビで見ましょう』と振り返った上で、『これ、日本でやってる意味どこにあるの? 今までの海外でやっているオリンピックと、どこが違うんですか?』とコメント。また、海外からの観客は入国を認めていないため、『経済効果もないんでしょ、あんまり』とも予測しました」(芸能ライター)
さらに「(会場に)仮に観客を入れるとする」としながら、「外国人(の観客)は入れないって決めたわけでしょ? そうすると日本人だけ入り、外国人(選手)にとっては全部アウェーということだよね?」と、観客が日本人一色になることの不公平さを訴えていた。
SNS上では「テレビ観戦するなら、いつもの五輪と変わらんって、その通りだ」と共感する意見もあったが、一方で「意味あるでしょ。メリットは時差がないこと。リアルタイムで観戦できる」「テレビ朝日は、オリンピックを中継しないってこと?」「五輪が始まってテレビが五輪一色になっても、玉川さんだけはノーコメント貫いてね」と反論するユーザーもいた。
いずれにしても開催まで45日。自国開催というのに、まったく胸が高鳴らないどころか、不安しかないが、果たして……。
(村上春虎)
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