20キロ増量したプラスサイズモデルに聞く、“デブ活”の苦労と「日本人女性の美意識」

 歌手や声優、アイドルなど、幅広い芸能活動を行っているりょーさん。彼女は、近年注目されている「プラスサイズモデル」というジャンルでも躍進中だ。あえて「デブ活」をして約20キロの増量に成功したものの、世間からの目は大きく変わり、モデルとして活躍する今も、さまざまな苦労が絶えないという。たかが体重、されど体重。「デブ活」をした理由、彼女を取り巻く現在の環境、そこから見えた日本人の美意識について話を聞いた。

■日本人は「何かが足りない人」が好き

――りょーさんは最近、音源付きの写真集を出したそうですが、そもそもなぜ「プラスサイズモデル」になろうと思ったのですか?

りょー プラスサイズモデルの仕事を始めたきっかけは、「居場所がない人に、居場所を作ってあげたい」という思いからでした。趣味がない人や、本当に心から信頼できる人がいない人は、自分から「寂しい」とか「孤独だ」と言えないと思うんです。だからこそ、手を差し伸べたい。「いつでもあなたと一緒にいるために」という思いで、写真集も持ち運べる文庫サイズの小さなものにしたんです。

 歌手やアイドルとしてなら、ファンの方にとってライブハウスが居場所になって、声優としてであれば、携わったコンテンツが誰かの趣味になることもありますよね。ぽっちゃり好きの男性は、「私はぽっちゃり好きです」って声を大にして言いにくいようです。「お前デブ専かよ!」と言われて、なかなか価値観を共有できない風潮があります。「ぽっちゃり」って形を表す言葉ですが、「デブ」は言われる人にとっては悪口ですからね。キラキラした「ぽっちゃり」として活躍することで、なかなか自分の嗜好を共有できない人たちに対して、少しでも居場所を作れてるのかなと思ってます。

――「ぽっちゃり好き」と言いにくいのは、一般的に世間では「美しい=痩せている」と考えられているからですよね。この常識について、どう思いますか?

りょー もはや文化だなと。どうしても日本人は、「かわいい」を求めると思うんですよ。「かわいい」って、何かが足りてない人のことだと思っていて、対する「きれい」とか「美人」は、「見上げる存在」「あがめたい存在」といった感覚です。「かわいい」って、体が小さくてきゃしゃとか、ちょっと抜けてるとか、言い換えれば「力が劣ってる人」「見下ろしていい存在」という印象が強いと思うんです。これが、日本人の男性が持っている感覚や、求めているイメージだと思います。

――「力が劣ってる人」「見下ろしていい存在」を求めていると聞くと、残念な感じがしますね。

りょー そうかもしれませんが、わかる気がしませんか? 誰だって、ないものを求めるじゃないですか。女性も力の強い男性に惹かれたり、背の高い男性を魅力的に感じたりする人は多いですからね。

ryo2b――なるほど。海外では体が大きくても、すごく生き生きとしてる人が多い印象の一方で、日本人は「きゃしゃな女の子が正義」という感覚があると思いますが、そんな中であえて“大きな体”づくりをされたことで、世間の風当たりや対応は変わりましたか?

りょー 痩せてた時と、対応はかなり変わりましたよ! 特に男性からの対応は、相当変わりました。少なからず、昔は男性に「かわいいね」「きれいだね」と言ってもらう機会もあったんですが、20キロ太ってからは、めっきり言われなくなりました(笑)。あと、最近は実年齢より上に見られたり、「お母さん」「お姉さん」っぽく見られたりしがちになりましたね。

――そうなんですね。「日本人女性の美意識」って、男性目線の影響が強いイメージがありますが、それについてはどう思いますか?

りょー SNSを意識した現代では、女性からの目線も強いと思いますよ。私の場合は、レディースファッションのモデルという仕事柄、女性の「いいね!」が必要なんです。なんというか、「あざとい女」ではなくて、あっけらかんとした、親しみやすさを感じる魅力が受け入れられやすいのかなと思います。

――では「お母さん」的なイメージも、むしろちょうどいいのでしょうか?

りょー 肉感の魅力をお届けしたいと思っていますが、不服はあります!!(笑) それに、性的な対象になりたいなと思ってます(笑)。同性から見ても、異性としても、魅力的な女性でありたいと思いますね。

――特に男性からの対応が変わったと考えると、「プラスサイズモデル」の魅力は女性の方が理解できそうですよね?

りょー どうでしょうか……。太ってる人は、だらしないイメージが強いじゃないですか。見栄張って、「昔は痩せていた」って言う人は多いんですけど、それでも、「どうせ前から太ってたんでしょ」と思われることが多いものです。でも、言葉が悪いかもしれないですが、昔の写真を見せたり、「仕事でこの体形をキープしてる」と言ったりすると、みんな見る目が変わります。女性からは、「顔はいいから、そのままいけ」って言ってもらえますしね! 太っている人が嫌いな方じゃなければ、男女ともに受け入れてもらえますよ!

――「デブ活」を、やめたくなったことって、ありませんでしたか?

りょー あります! 世間からの目が冷たくなったというのが理由です。また、仕事柄、写真を撮ってもらう機会が多いのですが、撮影データを見ていて二重顎を見つけたときとか、とてもやめたいという気持ちになりました。お気に入りの服が着られなくなったとか、狭いところを通るとおしりがぶつかるとか。あと、電車で服を踏まれることも増えましたね(笑)。

――体重が増えたことによる弊害は、ほかにもありますか?

りょー 20キロ太ってから、骨を折りました。たたりですかね(笑)。ダンス中に着地したところに物が転がってきて転んだんです。それだけで足首の骨が折れました(笑)。無理なダイエットをしていた時もあったので、急に体重を増やしたから耐えられなかったのかも。

――壮絶ですね。体形維持のほかに、「プラスサイズモデル」として気を付けていることはありますか?

りょー プラスサイズモデルの基準が、大体3Lサイズなんですよ。それを似合うように着こなすのが大切なので、「太っているからだらしがない」「化粧の仕方がわからない」「どうせ私なんて……」といったマイナスの思考やイメージを払拭して、「きらきらしてないと」と常に思ってます。

――なるほど。目標にしている方や、素敵だなって思う方っていますか?

りょー 渡辺直美さんとか、ちょっとジャンルは違いますけど、叶姉妹さんとかですね。

――それは、肉感の魅力でしょうか?

りょー ファビュラスな感じ……ではありませんね(笑)。あの方たちの美意識の高さって、すごいと思うんですよ。まるで二次元から出てきたみたいな。私もそうなりたいと思っています。

――多くの女性が、「痩せたい」を「キレイになりたい」と同義で使っています。あらためてプラスサイズモデルとして、この考え方をどう思いますか?

りょー あくまで持論ですが、「美しい=痩せている」は大間違いです。痩せていても自分の魅力を引き出せていない女性はたくさんいますし、逆にぽっちゃりでも、異性にモテる人はかなり多いです。要は、内面の美しさなんです。他者を慈しむ心を忘れず、自分を恥じて生きず、周りからも後ろ指をさされにくい人物こそが、美しい人だと思います。だから、「きれいになりたい」と思ったら、「内面を磨こう」と思うことが大事なのかなと。本当に自分を愛してくれる人からすれば、体かたちなんて取るに足らないものですから。ダイエット志向の方々には、どうにかして痩せようと必死になって、「心までダイエット」なんてことはしてほしくないと思っています。
(浅沼彩菜)

りょー
静岡県出身。ぽっちゃりアイドル「エルチャンス」加入後、声優、舞台、ラジオ等さまざまなシーンに進出し、プラスサイズモデルを始める。現在はeur3(イトキン株式会社)、VARAL DE MODA+(株式会社GSIクレオス)にて、ブランドモデルとして起用されている。

「高学歴女子は患者数65倍」「ダイエットとは別物」専門医師が語る、摂食障害の原因

 元AKB48の光宗薫が摂食障害や心身の不調を告白し、10月から芸能活動を休止中だ。また、アイドルグループBiSのプー・ルイがダイエット企画にて減量に失敗。マネジャーから「ブタ!」とののられる動画が話題となり、「摂食障害を引き起こす恐れがある」と警鐘を鳴らす専門家の声も見受けられた。こうした現状に対して、一般社団法人日本摂食障害協会副理事長の鈴木裕也医師は、「いわゆる一般のダイエットと摂食障害(拒食症、過食症)は別物」と、きっぱり指摘する。鈴木医師に、摂食障害とダイエットの違いや、世間に広まっている摂食障害への誤解について教えてもらった。

■芸能界は男女のトラブルが起こりがちで、摂食障害が多い

――最近、アイドルの摂食障害や過剰なダイエットに関するニュースが話題です。

鈴木裕也医師(以下、鈴木) 芸能人の摂食障害は、昔から多いんですよ。有名な女優や歌手も、恋愛の心の傷から摂食障害を患いました。惚れた男性から優しくされていた最中にポイッと捨てられたときの、女性の心の傷はとても深い。美男美女の多い芸能界は、そのような男女のトラブルが極めて多い世界なんでしょうね。

 また、一般女子については、偏差値の高い学校の女子に摂食障害の発生が多く、私の病院の外来に来た患者さんの学歴を調べたところ、一番偏差値の低い37~41の高校出身の患者さんの数を1としたとき、偏差値73の高校出身の患者数は65倍だったんです。

 この結果から、摂食障害を患いやすい人の特徴は、頭が良く、親のしつけがしっかりしていて真面目な子であることだといえます。学校の先生など教育者の子どもにも多く、進学を目指して勉強ばかりしていると、遊びや多様な人と付き合う機会が少なくなるからではないかと思います。

――フィギュアスケートの鈴木明子さんや、マラソンの原裕美子さんのように、スポーツ選手にも摂食障害は多い印象を受けます。

鈴木 スポーツ選手も多いですね。有能な選手なので期待されている。でも、練習がとてもつらい。二流・三流の選手ならサボったりやめたりできますが、日の丸を背負っているような一流選手は、やめるわけにはいかない。スポーツ選手の摂食障害は、選手のメンタルを考えず「やれ! やれ!」と、とにかくムチを打つようなコーチに責任があります。

 おそらく、一般の人は、真面目な頑張り屋さんが摂食障害になりやすいことを知りません。「ダイエットなんて馬鹿なことをして摂食障害になったんだろう」といった見方をしている人が多いでしょう。しかし、ダイエットと摂食障害は別物です。

――時折、摂食障害を扱った番組が放送されていますが、「ダイエットをきっかけに、気づいたら摂食障害になっていた」という内容のものが多い印象です。これは誤った情報だということでしょうか?

鈴木 患者さん本人はダイエットだと思っていますが、実はダイエットではありません。本人がダイエットだと思っている奥には別の原因があります。人間は、だいたい15歳くらいで、50キロ前後の大人の体になります。でも、馬は4~5年で体重が400kg前後の大人になります。なぜ馬は5年で大人になるのに、人間は15年かかるのでしょう? 動物の脳を、コンピュータにたとえるとわかります。馬の脳はそんなに複雑な構造をしていないので5年で出来上がってしまいますが、人間の脳はレベルが高く、ソフトもたくさん入れなければなりません。

 ようやくコンピュータが出来上がり、「さあ、一人前の大人として社会に出よう」となると、越えなければいけない、さまざまな人生のハードルにぶつかります。そのようなとき、普通ならばソフトをバージョンアップして、乗り越えていきます。しかし、どうしても乗り越えられない場合、グレたり横道にそれたりするという方法もありますが、偏差値の高い高校の真面目な子たちは、横道にそれるわけにもいかない。そこで「このコンピュータではダメだから、いったん戻る」という選択肢を取ります。体重を思春期前、10歳くらいの数字まで減らし、生理も止めて、「大人ではない準備中の体」で安心感を得るのです。これが拒食症の本質です。従って、拒食症の患者さんは、自己評価が低く、常に相手の機嫌を損ねないよう、争いが起きないように生活をしています。摂食障害を患った患者さん本人は、このことに気づいていないので「ダイエットしていたら、こんなふうになっちゃって、この体重から1キロでも増えると怖い」と言います。

 患者さんたちは、体重が落ちたときは元気なんです。体重が増えて大人の体に近づくと、ビクビクしちゃう。骨と皮のような体でゴルフを楽しんでいる芸能人の写真が週刊誌に載ったことがありましたが、あれも痩せた体だから元気だったんです。

――でも、そこまで痩せてしまうと体力が落ちて、ゴルフのようなスポーツはできないのではないかと普通は思いますが……。

鈴木 人間などの哺乳類は、飢えに強いんです。飢えたオオカミはアドレナリンがガンガン出て攻撃力が増し、獲物を捕まえて食べて命をつなごうとする、最後の力が出るんです。人間もそれと同じで、摂食障害で痩せていても気持ちが安定していれば、むしろ通常の人よりも過活動になります。

――今年の8月、マラソン元日本代表の原裕美子さんが万引で逮捕された背景には摂食障害があったという報道を見ました。摂食障害と万引の関係性を教えてください。

鈴木 私の患者さんでも、下剤を万引する人がいました。体重を落とすために下剤を飲むのですが、毎日100錠というとんでもない量なのでお金がかかります。もちろん、体にも負担はかかりますが、そこまでしてでも体重を維持しないと怖いと、みんな言います。

――単純に、お金がもったいなくて盗むんですか?

鈴木 違います。人間の脳にはもともと、怒りっぽい人格や泣き虫な人格、そのほか、いろんな人格が混在しています。それらを取りまとめている総監督が「自分」です。ところが、「自分自身」にいろんな悩みごとがあると、ほかの人格のコントロールが利かなくなり、あるひとつの人格が勝手に突出して、その人格が万引や暴力といった問題行動を起こしてしまうのです。

 万引した患者さんに聞くと「盗むつもりはなかったのに、いつの間にか商品を盗んでいて、『まずい!』と気づいたときには店員さんに『もしもし』と声をかけられてしまった。ただ、声をかけられたときはもう、万引をした人格は引っ込んでしまっていて、『自分』が謝り、責任をとらされることになってしまう」などと言います。

――摂食障害は1980年代から増えたと聞いたことがあるのですが、何が原因なのでしょうか?

鈴木 これは、1980年代に病院で診察を受ける患者さんが増えたという意味です。それまでも摂食障害自体はありましたが、認知度が低く、病院に行っても「きちんと食べましょう」としか言われてこなかったんです。しかし、1983年にカーペンターズのカレンが摂食障害で亡くなったことや、解説書などが出版されて、世間に摂食障害が知られるようになりました。

――摂食障害は、薬などで治療するのですか?

鈴木 心の傷が原因なので、薬では治りません。医師が患者さんの話を聞いてあげて、一緒に原因を探っていって、本人も病気を正しく理解し、納得することが第一歩です。そして、私の場合は「あなたはダイエットのつもりだけど、実は違うんですよ」という話をして、1人ひとりそれぞれ、その人の抱える問題点や悩みを解決していきます。

――摂食障害の予防や対策は、あるのでしょうか?

鈴木 ただただ受験勉強するだけでは、さまざまな人生のハードルを乗り越える抵抗力を身につける機会が不足します。やはり親は、育て方を考えねばなりません。いろいろな形で人とたくさん交流をして「自分」というものを築き上げるためには、小さい頃はきょうだいで、もう少し成長したら小学校でというように人との付き合い方を学び、年齢とともにプロセスを踏んで大人にならないといけません。今は一人っ子が多いから、それも抵抗力を下げる原因のひとつですね。現代は、大人への準備がうまくいっていない時代なのだと思います。
(姫野ケイ)

鈴木裕也(すずき・ゆたか)
一般社団法人日本摂食障害協会副理事長。慶應義塾大学卒、同大学院修了(内科学)。元埼玉社会保険病院院長・名誉院長。著書に『拒食、過食のながいトンネルをぬけて』(女子栄養大学出版部)。

「鶏ささみ」「蕎麦」では痩せない!? 管理栄養士が“間違いだらけダイエット常識”を斬る!

 soba0530 薄着とともに露わとなった余分な脂肪に、焦りを感じるこの季節。巷にあふれるダイエット法を参考にして、太らないとされる食材を意識的に摂ったり、食べる順番に気をつかったりする人が増える一方で、曖昧な知識から、実は効果のないダイエットを続けてしまっている人も少なくない様子。そこで、一般社団法人臨床栄養実践協会の理事長で管理栄養士の足立香代子先生に、「ダイエットの正しい食材と摂取方法」について伺った。

■レタスには食物繊維がほとんどない

――ダイエットに適していると話題になった食材で、実は効果がないものってありますか?

足立香代子先生(以下、足立) 低カロリー高たんぱくでダイエットに向いているといわれる「鶏のささみ」です。余分な脂肪を落とすには、筋肉量をアップして代謝をよくする必要があるのですが、ささみは代謝を促すビタミンB1、B2が肉類の中で最も少なく、高たんぱくでもアミノ酸合成に必要な亜鉛が少ないため、ささみだけで筋肉量を増やすことはできません。同じ低カロリー高たんぱくの肉類を摂るなら、豚モモ肉の方がビタミンも亜鉛も豊富に含まれていてダイエット向きなんですよ。

 また、「蕎麦」も太らないイメージが強いようですが、それも間違い。蕎麦粉100%であれば、食物繊維などダイエットにうれしい成分がそこそこ摂れますが、ほとんどの蕎麦には、つなぎとして小麦粉が入っています。さらに、焼きそばなどのように、ほかの食材と合わせるのではなく、蕎麦単体で摂取することが多いため、炭水化物が血糖値を急激に上昇させ、インスリンが一気に出て、エネルギーを脂肪として蓄えようとする働きをしてしまうんです。消化が早いので、すぐにおなかが空いてしまうという欠点もありますね。

――では、野菜などを一緒に摂ればいいのでしょうか。

足立 あまり総カロリーを上げずに不足する栄養分を補えるという点で、野菜を合わせるのはいいと思います。ただ、ささみや蕎麦に限らず、ダイエットに用いる野菜は質にこだわらなければ意味がありません。レタスやキャベツ、キュウリなどを、食事のたびに大量摂取する人や、「単食ダイエット」として取り入れている人もよく見かけますが、それらは単体だと食物繊維が非常に少ないので、腸内環境を整えたり、内臓脂肪を溜めにくくしたりする効果がほとんど得られないんです。ダイエットとして野菜を摂るなら、食物繊維の豊富な緑黄色野菜を選びましょう。

――逆に、ダイエットに不向きとされているけれど、実は効果的な食材はありますか?

足立 「油」ですね。油はダイエットで敵対視されがちですが、実際は消化吸収に時間がかかるため、満腹感を得やすくなって自然と食事量が減り、ダイエットにつながるんです。ただし、オリーブ油や魚の油、リノール酸など、内臓脂肪を溜めないタイプの油を選んでください。なかでも、オリーブ油は血糖値にもいい影響を与えるのでおすすめです。

 あと、「果糖がダイエットに逆効果」といわれている「果物」も血糖値が上がりにくく下がりにくく、ダイエットに適しています。空腹状態が続くと、血糖値の低下を防ぐために、肝臓が蓄えているインスリンを分泌する“糖新生”が起こります。仕事などの都合で昼食から夕食までの間隔が長い人は、その間に糖新生が起こり、さらに夕食でインスリンが過剰に分泌されることで、痩せにくくなるんです。そのため、昼食と夕食の間に果物を摂れば、糖新生を抑えてインスリンの過剰分泌を防げます。

――果糖は脂肪に変わらないんでしょうか。

足立 果糖はインスリンを使わずに取り込まれる糖なので、脂肪に変わることはありません。以前は中性脂肪を上げるともいわれていましたが、かなり大量に摂取しない限りは影響しないこともわかっています。逆に、果物は食物繊維が豊富で腹持ちがよく、摂るほどに血糖値も上がりにくくなるため、間食に適した食材なんですよ。

――では、注目されていないけれど、実はダイエットに適している意外な食材はありますか。

足立 肉や魚の付け合わせとして、「マイタケ」は低カロリーな上、食物繊維や栄養素が豊富で、ダイエットに適した食材です。ビタミンB群はささみの約2倍。しかも、少しの加熱で食べられるので、ビタミンが壊れにくいというメリットもあります。筋肉を造るときに必要な亜鉛も、100グラムで1日に必要な摂取量の約10分の1がまかなえるほど多く含まれているんですよ。ほかにも、エネルギーの代謝に必要なリンや、女性に不足しがちな鉄もあるので、ダイエットに必要な栄養素を摂れるだけでなく、ダイエット中に欠けやすい栄養素も補えます。よくかまないと食べられないので、満腹感を得やすい面もダイエットに向いていると思いますよ。

 

――「野菜を先に食べる」「午後○時以降は食べない」など、ダイエットに効果的という食べ方のルールもありますが、これらは正しいのでしょうか?

足立 野菜を先に食べて血糖値の上昇を抑える「食べ順ダイエット」は、確かにはやっていますが、前述の通り、緑黄色野菜など食物繊維を多く含む野菜でなければ効果はありません。キャベツやレタスでは、血糖値の上がり具合は変わらないのです。また、時間に関係なく、“寝る直前に食べる”というのは、あまりおすすめできませんね。

――では、ダイエットの正しい食べ方はありますか。

足立 ダイエットに効果的な食べ方は、「足し算」と「あと食べ」です。ダイエット中はさまざまな食材を制限しがちですが、それでは必要な栄養素が不足して、効果が得られなかったり、体調を崩したりしてしまいます。なので、メインディッシュに不足している栄養素を副菜で補うなど、足し算でダイエットに必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。最も効果的なのは、消化吸収に時間がかかる油で調理した緑黄色野菜を一番に食べ、炭水化物は最後に摂取する方法。血糖値の上昇を緩やかにするだけでなく、先に油を摂ることで満腹感も得やすくなり、我慢しなくても必然的に炭水化物の摂取量を減らせて、総カロリー減でのダイエット効果も期待できますよ。

唯一の欠点は体臭! ひたすら肉三昧の赤身肉ダイエットレポ

【messyより】

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Photo by D. Christine from Flickr

【ガチダイエット・レポート】

 運動も嫌いだし、食事制限もしたくないけど、とにかく痩せたい……というワガママな人にお勧めしたいのが、今回紹介する「赤身肉ダイエット」です。「え!? ダイエットをするのに、お肉なんて食べていいの?」と思うかもしれませんね。でもいいんです!!

 これまで、ダイエットの敵は、スイーツとお肉と言われてきました。みなさんも過去のダイエット経験の中でスイーツを抜く、お肉を抜くというダイエットを一度くらいはチャレンジしたことでしょう。でも最近、お肉はダイエットの強い味方だとわかってきたのです。それを効果的に使おうというのが赤身肉ダイエット。その中身は簡単。脂肪分の少ない牛肉か羊肉、もしくは豚肉を食べるというもの。

プロトレーナーが伝授する、美しい裸体作りは「AV女優を目標に」!?

【messyより】

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Photo by Arty Goodgirl from Flickr

 前回、生殖器をいたわる「ジェニタルマッサージ」について教えてくれた、「TLJ MODEL」代表の貝瀬アツヤさん。あらためて、疲労のたまった現代女性のカラダとそのケアについて、お話をうかがいました!

――ジェニタルを酷使し、それが原因で体調を崩して表舞台を去るAV女優が少なくないなか、貝瀬さんのケアを受けた女優は、その魅惑的なボディで常に高い人気を誇っています。

「関取アイドル」モー娘。・鈴木香音、アイドル激太りをめぐる事務所の苦悩

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「ブレインストーミング/君さえ居れば何も要らない」/ZETIMA

 インターネット上で激太りが話題になっている、モーニング娘。の“ズッキ”こと鈴木香音。加護亜依、安倍なつみ、吉澤ひとみなど、かねてからモー娘。には激太りで話題になるメンバーが在籍していたが、その原因とは一体なんだろうか。また日頃から彼女たちと密に接する、プロダクション側の心情にも迫った。

 鈴木は2011年モー娘。加入の第9期生。現在14歳で、体形についてネット上で話題になり始めたのは昨年秋頃からだった。「モー娘。に関取みたいな子がいる!」と画像が次々にアップされ、最近では「ぽっちゃりアイドル」として、人気を博しつつある。一方で、Twitter上では不登校説が流れるなど、ファンからは精神面も心配されているようだ。

2012年のダイエット動向は? Google検索で78万件もヒットの商品

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Photo by Metro Transportation Library
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 いつの時代も女性の痩せたい願望は揺らぐことがありません。色々なダイエット方法が話題になっては消えてゆきを繰り返していますよね。「ビリーズブートキャンプ」が流行ったのは早6年前、その後には「コアリズム」が話題になり、その類似品も出てきたりと、激しく動いて痩せる"王道"のダイエット方法が人気のあった時期もありました。

 その後ブームになったのは「巻くだけ」「計るだけ」など楽なダイエット法。バンドを巻いたり、チューブを巻いたり、手帳に体重を書いたりするだけのズボラ時代。ビリーの時代の反動がきたかのような、お手軽ダイエットの全盛期でした。

飲み会ラッシュと"食っちゃ寝"正月と戦う! ダイエット戦士・ボニック

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Photo by Brent Zupp from Flickr

 12月に入ってから、待ってましたとばかりに押し寄せる忘年会の嵐。仕事のお付き合いの忘年会にプライベートの忘年会にと、気づけばお財布にも木枯らしが......。しかし何より恐ろしいのは、いくつもの宴とともに身にまとってしまった"肉襦袢"! 忘年会ラッシュが終わったところで、すぐにやってくる正月の食っちゃ寝生活、そして三が日が明けたら今度は新年会。ただでさえ、この季節は代謝が落ちて脂肪が燃焼されにくい時期。正直、この時期に太らない人のほうが珍しいです。

 しかし、だからと言って太っていく自分を甘やかすこともできませんよね。痩せたいなんて言わないまでも、せめて現状維持くらいはしておきたい......そんな人に役立ちそうなのが、「EMS」刺激を取り入れたダイエット器具「ボニック」。「EMS」とは電気的な刺激で筋肉を動かし、運動と同じ効果を得られる刺激のこと。ダイエットに効果をもたらすとして、EMSのベルトタイプダイエット器具なんかも注目を浴びましたよね。

ダイエットにはやっぱり"腸"が大切!? 痩せにくい体質から脱出!

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 ダイエット効果があるとして人気になった腸内洗浄だけど、実際体験するのは少し不安......。なんて躊躇していた女性は多いのでは? そんな腸内洗浄に不安を覚えている女性や、すでに経験者だけど、もっと手軽に効果を体験したいという方々に受けているのが、自由が丘クリニックの診察室生まれのサプリメント「コロンクリアランスEX」。同クリニックで人気の施術メニュー「腸内洗浄」と同様の作用を得られるサプリメントなんだとか。

 でも、そもそも腸とダイエットってどれほど関係が深いのでしょうか?