<p> 「特別な私」「誰とも違う私」「普通じゃない私」という優越感と、「はみ出てしまう私」「みんなと同じようにできない私」「普通になれない私」という劣等感は、常に折り重なっている。その2つの感情はお互いを捕食しながらどんどん自意識を肥大化させる。それは恐らく誰もが一度は通るアイデンティテイの洗礼であり、人生における最初の舵取りともいえるだろう。しかしやがて年を取り、就職や結婚や出産、親の介護など社会の枠組みが圧力をかけてくるようになると、肥大化した自意識は悲鳴を上げ始めるのだ。特別だったはずの自分は、結局社会の中の単なる「会社員」「母親」「おばさん」でしかなかったと知らされる。その事実はあまりにも過酷で、さらなる途方もない“自分探し”に拍車をかけてしまいかねない。</p>
「タレント本という名の経典」タグアーカイブ
保育園経営者が、わが子を学童保育に通わせてみて気づいたこと
「自虐発言」「女嫌い」「男好みのオバちゃん演技」有働由美子アナが出世した3つの理由
女ほど女の容姿を品定めする理由――藤井リナの『リナイズム』が浮き彫りにする女の残酷さ
<p> 藤井リナといえば、一般的には“お騒がせモデル”というイメージが定着している。2008年、原付バイクが1年間で約70回の違法駐車の取り締まりを受け、罰金約60万円を滞納したと一部で報じられた。また、DA PUMPのISSAや関ジャニ∞の錦戸亮、KAT‐TUNの田中聖らと熱愛がウワサされ、田中に自殺をほのめかすメールを送り、深夜に救急車が出動する騒ぎを起こしたとも伝えられている(藤井にケガはなし)。13年8月末に、大手芸能事務所を退社した際は、「素行不良で解雇」「一般男性との結婚」などの報道が飛び出し、完全否定するなどドタバタぶりが目立った。ほかにも、ネットで検索すれば、黒いウワサや仰天のウワサがいろいろと出てくる。</p>
モテ女子のテクを「コワ~イ」と一刀両断、保田圭『美ブス婚』のしたたかな上から目線
<p>「おいしい」は「カワイイ」に勝てない。</p> <p> 保田圭の『美ブス婚 ~最下位娘。の婚活物語』(ワニブックス)はタイトルどおり、元モーニング娘。である保田圭の婚活成功物語である。イケメンのイタリア料理研究家・小崎陽一氏とめでたく結婚にこぎつけたのだから、さぞ幸福感にあふれているかと思いきや、読後に訪れたのは、悲しみにも似た上記のような感想だった。</p>
「ブスといじめた者への究極の復讐」“整形モンスター”ヴァニラは本当に異常なのか?
<p>*********************************************<br /> 私はもう自分のことを人間だとは思っていない。<br /> 「ヴァニラ」というのは、ひとつの作品。<br /> 私はそれを作るアーティストでもあるし、私自身が作品でもあるの。<br /> アーティストと作品そのものがコラボレーションしながら、カスタムという手段を駆使して、完成形に近づいていく。<br /> これはもう、革命なんだと思う。<br /> *********************************************</p>
磯山さやか『ぽちゃモテ!』に隠された、女に嫌われないモテ方の極意
<p> タレントの石田純一は、ともかく女性を褒めることを信条にしているそうだが、褒め言葉が浮かばない時は「痩せた?」と言うそうである。「細い=美しい」という価値観が、いかに浸透しているかを物語るエピソードだが、近年その価値観を覆す動きが出て来た。「ぽっちゃりブーム」である。古くは長谷川理恵、蛯原友里や山本美月など人気スレンダーモデルを輩出してきた「CanCam」(小学館)においても「ぷに子(筆者注:丸みがあってさわりたくなるような、ぷにっとした女子のこと)」特集をするなど、ぽっちゃりを礼賛する動きが出てきている。</p>
小島慶子の「コミュニケーション術」から読み取る、「女に嫌われる女」像
<p> 会話上手で上司や先輩に可愛がられ、ひっきりなしに女子会をし、SNS上での信奉者も多い――。現代、このような生活を送る女性は、コミュニケーション上手の「成功者」とされ、羨望を集めている。この手の「量こそ全て」のコミュニケーション論に、真っ向から意義を唱えるのが、元TBSの女子アナ、コジケイこと小島慶子である。</p>
母と娘のいびつな相思相愛――「女の賞味期限切れ」を宣言した西川史子の危うさ
<p> 女性が顔や体を利用して、恩恵を受けることを「オンナを使う」と言う。「ブサイクは生きている価値はない」「300万の指輪を貰っても何とも思わない」などと発言してきた西川史子は、まさに「オンナを使う」女の代名詞的存在だろう。その西川がそんな女の「賞味期限切れ」についてまとめたのが、『女盛りは、賞味期限を過ぎてから』(マガジンハウス)である。</p>
自称「おっさん」の水野美紀に見る、男も女も油断させる巧妙なハニートラップ
<p> 水野美紀よ、おまえもか。そう嘆きたくなるくらい、水野の『私の中のおっさん』(角川書店)は、お決まりのフレーズに溢れている。「この女優を体のなかであやつるのは、おっさんだった!?」「くすりとでも笑っていただけたら、おっさん(筆者注:水野のこと)大満足」など、今流行りの「女性を表現するのに、あえて男性に使う言葉を用いる」というやつである。</p>