90年代に人気を誇ったTLCがニューシングルの音源を公開、歌詞が長年のファンを熱くさせる!

 今を遡ること25年前の1992年、シングル「エイント・2・プラウド・2・ベッグ」で彗星のように現れたTLC。メイン・ボーカルのT-ボズ(46)、コーラスのチリ(46)、ラップのレフト・アイ(享年30)の3人からなるガールズグループで、ノリのいいサウンドはもちろんのこと、ポップでカラフルなファッションが世界中の注目を集めた。

 ファーストアルバム『Ooooooohhh… on the TLC Tip』は600万枚売れるヒットとなり、セクシー路線に転向したセカンドアルバム『CrazySexyCool』も1,100万枚売れ、1,000万枚を売り上げないともらえない「ダイヤモンド・アルバム認定」を手に入れた初の女性グループとして歴史に名を刻んだ。

 94年6月、カッとなりやすいレフト・アイが同棲していたアメフト選手のアンドレ・リソンの豪邸に放火。理由は「アンドレがスニーカーを大量購入した際、アタシの分は一足も買ってくれなかった」というささいなこと。バスタブにスニーカーを放り込み着火したところ、勢い良く燃え上がり、豪邸が全焼してしまったのだ。この事件で、彼女は5年間の保護観察と1万ドル(約108万円)の罰金を命じられ、放火事件に関する保険金なども合わせて、多額の支払いを抱えることに。レーベルからの支払いがあまりにも少ないこともあり、TLCは95年に米連邦破産法第13章を申請。大ヒットを飛ばすグループが自己破産したことは大々的に報じられ、グループはもうこれで終わりだと陰口を叩く声が上がった。

 しかし、TLCは弁済計画を立て、レーベルとも和解。99年に「心配をかけ、今までないがしろにしてきたファンに捧げる」ために制作した3rdアルバム『FanMail』をリリース。収録曲「ノー・スクラブズ」などが大ヒットし、見事復活した。

 4thアルバム制作中の2002年4月、レフト・アイがホンジュラスで自動車事故を起こし、他界。深い悲しみの底に突き落とされたT-ボズとチリだったが、残されたレフト・アイの音源を使い、アルバムを仕上げ、同年11月に『3D』をリリースした。

 鎌状赤血球症の持病を抱えたT-ボズは、脳腫瘍を患ったり、自己破産に追い込まれるなど大変な苦労をしてきたが、見事克服。子育てもあり、私生活で何かと忙しいT-ボズとチリだったが、区切りをつけるためにTLCとして最後のアルバムを制作すると決意。15年にクラウドファンディングサイト「キックスターター」で「アルバムを制作する資金」の出資を呼びかけ、目標額の15万ドル(約1,600万円)をはるかに超える43万ドル(約4,600万円)を調達。

 その後、2人はレコーディングを開始し、レフト・アイの死から15年たつ今月、最後のアルバムを6月30日にリリースすることを発表した。4月18~20日の3日間に、アルバム用のビデオと写真撮影を行うことも明かし、ファンに向けて「アルバムのタイトルが決められないので、何かいい案はないか教えてほしい」と呼びかけた。

 そして、ファンは13日に大喜びすることになる。TLCが、ニューアルバムに収録されているシングル「Way Back」の音源とリリック・ビデオをリリースしたのだ。

 「Way Back」はタイトル通り、「昔にさかのぼろうよ」という内容。長らく疎遠になってしまっていたけど「But you still my bitch(あなたはアタシの大親友だよ)」で、「何年たっても変わらないものがあるんだよ。あなたとアタシの関係は古いから、時代を巻き戻すことができるよね」とファン心をくすぐるような歌詞が続く。中盤に入るラップはフィーチャリングされたラップ界の大御所スヌープ・ドッグが担当。むろんレフト・アイと声のトーンは異なるのだが、フロウが似ているからか、途中でレフト・アイがラップしている姿が目に浮かんでくる。

 後半、T-ボズは「大変なこともあったけど、突き進んできたよね」、チリは「止まったことを再開することはなんてことないのよ」と歌う。サビの「We go way back」という歌詞は、「古くからの友人」という意味もあり、ファンは大感激。ネット上には、「ファンへの最高のプレゼント!」「15年間のブランクなんて感じられない」「TLCは永遠!」と歓喜の声が上がっている。

 また、昔はこわもての危険極まりないラッパーだったが、近年は陽気なキャラで親しまれ、「スヌープおじさん」と慕われているスヌープの客演もあり、「『Way Back』は大ヒット間違いなし!」と興奮するファンも少なくない。

 6月末にリリースされるのが「最後のアルバム」になってしまうのは残念だが、これまで応援してくれたファンに音楽できちんと返したいという気持ちが込められているTLCのラストアルバム。その仕上がりに、期待が寄せられている。

フルチン写真が流出したO・ブルーム、インタビューで「オレのチンコについて語る?」とウェルカムな姿勢

 人気映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに10年ぶりに復帰し、ファンを大喜びさせているオーランド・ブルームが、最新インタビューでフルチン姿をパパラッチされたことについて饒舌に語った。

 彼のオールヌード写真が流出したのは昨年8月のこと。太陽がさんさんと降り注ぐ中、一糸まとわぬ姿で当時交際していた歌手ケイティ・ペリーを乗せてパドルボードを漕いでいるところをパパラッチされてしまったのである。オーランドは強い日差しを遮るために帽子をかぶっており、「全裸にソックスならぬ、全裸に帽子だけという情けない姿」「たわわに実った稲のようにだらんと垂れているチンコ」があまりにも笑えるとネット上で話題騒然となったのだ。

 そんなオーランドは、おしゃれに敏感な女性向けの雑誌「ELLE」のイギリス版5月号のインタビューを受けた際、冒頭から「オレのチンコについて語るのかい?」と素敵な笑顔を見せたとのこと。インタビュアーから「それでは」と、彼のチンコでネット上が大興奮状態に陥ったことについての感想を求められると、「そりゃ驚いたよ、すごくね」と即答、「もしこんなことになるってわかっていたら、あんなことしなかったさ」と後悔するそぶりを見せた。

 「(これまで)何百回も何百ものアングルからパパラッチされてるからね。オレのレーダーはびんびんに敏感なのさ」と前置きした上で、「(あの時はパパラッチはおらず)オレたちだけという日が5日間続いたんだ。周りにはなにもなくって、オレたちの姿を(隠れて)撮影することなんて不可能だったんだ」と、油断したからか、はたまたパパラッチが有能だったのか、ご自慢のレーダーがまったく感知しなかったことを説明。

 「女性なら、裸を隠し撮りされた上に、ここまで侮辱されることなどありえないですよね。男性だからって、不公平だと思いませんか?」とインタビュアーはジェンダー方向に話をシフトしかけたのだが、オーランドは「オレはそこまで深刻に捉えなかったけどね」とかわす。そして、「ま、教訓だね。オマエが自由になれることなんて、絶対にないんだっていうね。はっ!」と嘆いてみせた。

 また、このインタビューが行われる6日前にオーランドとケイティの破局報道が流れたことから、ケイティの話題に。元妻ミランダ・カーとはいまなお「子どもの親」として交流を持つなど、女性と後腐れなく別れることが得意だとされるオーランドは、ケイティともうまく別れたようで、「友だちだよ」と、さらっとコメント。ケイティの名前は口にしなかったものの、「いい関係だよ。お互いにもう大人だしね」「別れるからって、嫌いになったわけじゃない―ということを、子どもたちにお手本として見せるべきだと思ってね」ともコメント。

 一方のケイティも破局原因の臆測が飛び交う状況にうんざりし、「2017年は新しい考え方になろうよ。別れた交際相手を愛し、友だちであり続けることだってできるんだよ! 被害者も加害者もいない。マジ、いいかげんにしてくれない!」とツイート。2人とも嫌いになって別れたわけではないことを強調している。

 仕事に関しては「顔にシワができるのが楽しみなんだ」「これからの10年間がすごく楽しみ。40歳から50歳の間に最高におもしろい仕事をする俳優が多いからね。オレもやってみたいぜ!」と熱く語った。

 今回のインタビューは、オーランドの穏やかな性格がうかがえたと好評。フルチン露出男という汚名を見事返上した形となった。オーランドが10年ぶりに復帰する『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は日本では7月1日に公開される予定。40歳になったオーランドの味のある演技にぜひとも注目してもらいたい。

慰謝料は220億円? ジャネット・ジャクソン、夫に外見から生活様式まですべて支配されていた

 49歳で妊娠、50歳で初産と世間を驚かせていた歌手のジャネット・ジャクソンが、カタール人の実業家ウィサム・アル・マナと電撃離婚したと報じられた。英大手タブロイド紙「デイリー・メール」電子版は4月8日、2人の離婚を報じ、「夫婦としてはうまくいかなったが、今年1月に誕生した一人息子エイサの両親として協力して子育てしていく」という消息筋の話を伝えた。

 米大手紙「ニューヨーク・ポスト」の付録である芸能誌「Page Six」は、2人のそばで働いてきた人物からの情報として、「ジャネットは化粧やファッションなどをウィサムが決めた通りにしてきたし、コンサートでのパフォーマンス内容も彼の指示に従ってきた。それなのに彼の支配欲は増すばかりで、妊娠中にどんどんエスカレートしていった」と報道。ウィサムは、「コンサートでは肌を露出しないコスチュームを着ること」、ジャネットが得意とする「腰をくねらせるダンス」をミュージックビデオに取り入れることも禁じたという。ジャネットは、ファンが期待するようなセクシーな衣装を着られず、ダンスやパフォーマンスができない状態が続けば、ファンを失ってしまうと思い悩むようになったとか。

 「Page Six」によると、ジャネットはこれまでウィサムの要求をすべて受け入れてきたよう。結婚式は彼の要求通り「シンプルでこぢんまりとしたプライベート・セレモニー」にし、ロンドンに移り住んだ。イスラム教に改宗し、イスラム教に基づいた生活習慣や厳しい戒律を守る努力もしてきた。2人の結婚生活において妥協するのはジャネットばかり。ウィサムがジャネットのためになにかをする、ジャネットの要求に従うということはほとんどなかったため、堪忍袋の緒が切れてしまったのだろうという見解を示した。

 そのきっかけとなったのが、ジャネットの母キャサリン・ジャクソンが、甥トレント・ラマーからの虐待を訴える裁判を起こしたこと。キャサリンは、ジャネットが出産した3週間後にロンドン入りし、ジャネットが手配したホテルに宿泊。虐待を打ち明けられたジャネットは心を痛めたが、ウィサムは心配するそぶりを見せないどころか、関わりたくないという空気を出したとのこと。これにジャネットが失望し、離婚を決意したというのだ。

 キャサリンには長女のレビーが付き添っていたが、滞在は2カ月間にも及んだため、「虐待する甥が怖くて帰れないのだろう」と一部メディアは推測していた。しかしその実、離婚を決意したジャネットを精神的にサポートするため、そばにいたようだ。

 そして多くのマスコミが注目しているのは、離婚に関する2人の取り決め。「Page Six」は、親族からの情報として、「ジャネットがウィサムから2億ドル(約220億円)の慰謝料をもらうことになるだろう」と報道。2人が結んだ婚前契約では、「婚姻生活を最低でも5年続けたら、ウィサムからジャネットに1億ドル(約110億円)の慰謝料を払う」「子どもが生まれた場合、慰謝料は2倍に増額する」と定められており、これが適用されるというのだ。

 一方、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は、2人が婚前契約を結んだのかは定かではないとしながらも、「ジャネットは2番目の夫レネ・エリゾンドとは婚前契約を結んでいた。だからウィサムとも結んでいたと考えるのが妥当」だと報じた。

 婚前契約で最も重要なのは「財産」に関する項目であり、スムーズに離婚を成立させるために「慰謝料の金額」をきっちりと定める。慰謝料は「婚姻年数」が長ければ長いほど多くなり、5年を超えると額が増えるケースが多い。また2人の間に子どもが生まれていればその額はぐんと上がることがほとんどだ。ジャネットは結婚してちょうど6年目になったところで、赤ん坊を産んだばかりだった。つまり離婚するには最高のタイミングだったというわけだ。

 とはいえ、ジャネット自身が1億7,500万ドル(約191億円)の資産を持つ大金持ち。それに、出産したばかりで心身ともに万全ではない状態だ。そんなタイミングで金だけを目当てに離婚を決意したとは考えにくい。「Page Six」も、「決して金目当てではない」「ジャネットはコントロールしたがるタイプ。でもウィサムとの結婚生活はコントロールされっぱなしで、不幸せだった。彼女は『ウィサム・アル・マナの嫁』『従順なイスラム教徒の嫁』から『ジャネット・ジャクソン』に戻りたいと思っているのだ」と伝えている。

 慰謝料のほかに揉めそうな項目としては、子どもの親権や面会についてだろうが、プライベートなことを表に出したがらない2人のため、水面下で話し合いを行うものと思われる。10日にジャネットの代理人が米ABCニュースに対して「別れたのは事実だが、離婚するわけではない」と発言しているが、これはきちんと取り決めを交わしてから離婚を発表しようという意味だろう。

 もうひとつ気になる点がある。イスラム教に改宗したと伝えられているジャネットが、教徒でい続けるかということ。ウィサムは息子をイスラム教徒として育てたいと思っており、そのためには母親であるジャネットにもイスラム教徒でいてほしいと願っているはず。しかし、彼女を精神的に支えているキャサリンは、敬虔な「エホバの証人」の信者。母親の影響も大きいだろうが、ジャネットが再び簡単に宗教を変えるとなれば、世間からバッシングを受けることになりかねない。息子という守らねばならない存在ができたこともあり、非常に難しいところだろう。

 お金だけでは解決できない問題を抱えることになるジャネット。今後の歌手活動への復帰を含めて、彼女の動向に注目したい。

D・ジョンソンのタトゥーを4つも彫った大男が、サプライズで本人と対面し男泣き……!

 ボディビルダーのような屈強の体躯と人懐っこい笑顔で、全米で絶大な人気を誇る俳優のドウェイン・ジョンソン。もともとは、「ザ・ロック」のリングネームで知られるプロレスラーだが、2001年に映画『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』に出演したことをきっかけに、俳優の仕事を増やすように。02年に公開された初主演映画『スコーピオン・キング』は大ヒット。プロレスファン以外にも名が知られるようになり「次世代のマッチョ俳優」として世界的にブレイクした。

 現在は『ワイルド・スピード ICE BREAK』の全米公開を目前に控え、顔を見ない日はないというほどメディアに引っ張りだことなっているが、彼が出演した人気深夜トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』でのワンシーンが「もらい泣きするほど感動」とネット上で話題となっている。

 このコーナーは、番組司会者のジミー・ファロンがゲストのセレブと一緒に、観光地に作った「偽の撮影スポット」を訪れ、一般人の背後に忍び寄んで写真に写り込むという「セレブリティ・フォトボム」。これまでにキャメロン・ディアス、ジョン・ハム、クリス・プラット&クリス・エヴァンスら大物セレブたちが出演してきた人気コーナーだ。

 5日に放送された「セレブリティ・フォトボム」では、フロリダ州にあるテーマパーク「ユニバーサル・オーランド・リゾート」で、“自分自身のかぶりもの”をかぶってフォトボムを楽しむジミーとドウェインの様子を紹介。フォトボムされ驚いた観光客は、かぶりものを取った彼らを見てさらにビックリ。キャーキャー叫んだり、あぜんとしたり、喜びのあまり飛びついたり、さまざまなリアクションをする。

 2人が最後にフォトボムしたのは、若いカップル。男性はヒゲを生やして、体格もよく、タトゥーだらけ。その男性に忍び寄ったドウェインは、おもむろに帽子をかぶせてサプライズする。撮影後、男性はかぶりもののドウェインを見て「ロック!」とリング名で呼ぶ。そして、握手を交わし「マイメン! オレの5つの頃からのヒーローなんだぜ」とうれしそう。ここで2人はかぶりものを取るのだが、男性はまずジミーが出てきたのを見て驚いた表情になり、慌ててドウェインの方を見る。

 本物のドウェインが目の前にいると知った男性は口に手を当て、感激のあまり泣きだしてしまう。ドウェインはそんな男性に両手を広げてハグをし、男性はドウェインの肩に顔を埋め「うっ、うっ、うっ」と男泣き。男は足に入れたドウェインのタトゥーを見せ、筋金入りのファンであることを伝える。ドウェインはフレンドリーに笑いかけ、一緒にいた女性にも笑顔を向けるなどサービス満点。最後は男性と肩を組み4人で記念撮影をしてコーナーは終了したのだった。

 ちなみに男性が足に入れていたタトゥーは、ザ・ロックのレスラーとしてのキメ顔であり、レスラー時代の彼に魅せられファンになったという。男性は新婚旅行でフロリダに滞在していたとのことで、米芸能サイト「toofab」の取材に対して「実は、ロックのタトゥーを4つも入れてるんだ」とコメント。「とにかく驚いたよ。夢がかなって!」「この手のサプライズってSNSによく投稿されてるし、イギリスから来た我々の身に起きても不思議じゃないよね。いや、でも、まったくもって奇跡だけどさ!」と語った。

 これほどまでにロックが好きな理由については「インスピレーションを与えてくれる人だから。最高にクールだしね」「SNSでは、ネガティブな世の中において常にポジティブでいる。ブレることがない」「ファンとの交流に時間を惜しまない」と説明。ネット上で「ロックを見て男泣きした大男」として大きな話題になっていることについては、「子どもの頃からずっと憧れていたヒーローに会えたんだから、どんなにイジられても全然構わない」と、筋金入りのファンらしい言葉を発していた。

 ハリウッド俳優として大成功を収めてもレスラーの心意気を忘れず、ファンが期待する通りの“ヒールキャラ”を演じ続けるドウェイン。彼がここまで人気がある理由は「貧しかった時代を決して忘れず、謙虚でファンを大事にする気持ちを持ち続ける」「真面目で気さくな性格の持ち主」だからだろう。昨年「最も稼ぐ俳優ナンバーワン」に輝いた時にも「オレも最初は時給7ドルだった。オレが(貧しさを)打開できたんだがら、君たちだってできるはずだ」とツイート。「ロックはオレたちの真のヒーロー!」「夢と希望を与えてくれるリアルヒーロー!」と大絶賛されていた。

 大の男を泣かせてしまう圧倒的なカリスマ性で全米を虜にしているドウェインが、今後どのように進化していくのか、実に楽しみである。

D・ジョンソンのタトゥーを4つも彫った大男が、サプライズで本人と対面し男泣き……!

 ボディビルダーのような屈強の体躯と人懐っこい笑顔で、全米で絶大な人気を誇る俳優のドウェイン・ジョンソン。もともとは、「ザ・ロック」のリングネームで知られるプロレスラーだが、2001年に映画『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』に出演したことをきっかけに、俳優の仕事を増やすように。02年に公開された初主演映画『スコーピオン・キング』は大ヒット。プロレスファン以外にも名が知られるようになり「次世代のマッチョ俳優」として世界的にブレイクした。

 現在は『ワイルド・スピード ICE BREAK』の全米公開を目前に控え、顔を見ない日はないというほどメディアに引っ張りだことなっているが、彼が出演した人気深夜トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』でのワンシーンが「もらい泣きするほど感動」とネット上で話題となっている。

 このコーナーは、番組司会者のジミー・ファロンがゲストのセレブと一緒に、観光地に作った「偽の撮影スポット」を訪れ、一般人の背後に忍び寄んで写真に写り込むという「セレブリティ・フォトボム」。これまでにキャメロン・ディアス、ジョン・ハム、クリス・プラット&クリス・エヴァンスら大物セレブたちが出演してきた人気コーナーだ。

 5日に放送された「セレブリティ・フォトボム」では、フロリダ州にあるテーマパーク「ユニバーサル・オーランド・リゾート」で、“自分自身のかぶりもの”をかぶってフォトボムを楽しむジミーとドウェインの様子を紹介。フォトボムされ驚いた観光客は、かぶりものを取った彼らを見てさらにビックリ。キャーキャー叫んだり、あぜんとしたり、喜びのあまり飛びついたり、さまざまなリアクションをする。

 2人が最後にフォトボムしたのは、若いカップル。男性はヒゲを生やして、体格もよく、タトゥーだらけ。その男性に忍び寄ったドウェインは、おもむろに帽子をかぶせてサプライズする。撮影後、男性はかぶりもののドウェインを見て「ロック!」とリング名で呼ぶ。そして、握手を交わし「マイメン! オレの5つの頃からのヒーローなんだぜ」とうれしそう。ここで2人はかぶりものを取るのだが、男性はまずジミーが出てきたのを見て驚いた表情になり、慌ててドウェインの方を見る。

 本物のドウェインが目の前にいると知った男性は口に手を当て、感激のあまり泣きだしてしまう。ドウェインはそんな男性に両手を広げてハグをし、男性はドウェインの肩に顔を埋め「うっ、うっ、うっ」と男泣き。男は足に入れたドウェインのタトゥーを見せ、筋金入りのファンであることを伝える。ドウェインはフレンドリーに笑いかけ、一緒にいた女性にも笑顔を向けるなどサービス満点。最後は男性と肩を組み4人で記念撮影をしてコーナーは終了したのだった。

 ちなみに男性が足に入れていたタトゥーは、ザ・ロックのレスラーとしてのキメ顔であり、レスラー時代の彼に魅せられファンになったという。男性は新婚旅行でフロリダに滞在していたとのことで、米芸能サイト「toofab」の取材に対して「実は、ロックのタトゥーを4つも入れてるんだ」とコメント。「とにかく驚いたよ。夢がかなって!」「この手のサプライズってSNSによく投稿されてるし、イギリスから来た我々の身に起きても不思議じゃないよね。いや、でも、まったくもって奇跡だけどさ!」と語った。

 これほどまでにロックが好きな理由については「インスピレーションを与えてくれる人だから。最高にクールだしね」「SNSでは、ネガティブな世の中において常にポジティブでいる。ブレることがない」「ファンとの交流に時間を惜しまない」と説明。ネット上で「ロックを見て男泣きした大男」として大きな話題になっていることについては、「子どもの頃からずっと憧れていたヒーローに会えたんだから、どんなにイジられても全然構わない」と、筋金入りのファンらしい言葉を発していた。

 ハリウッド俳優として大成功を収めてもレスラーの心意気を忘れず、ファンが期待する通りの“ヒールキャラ”を演じ続けるドウェイン。彼がここまで人気がある理由は「貧しかった時代を決して忘れず、謙虚でファンを大事にする気持ちを持ち続ける」「真面目で気さくな性格の持ち主」だからだろう。昨年「最も稼ぐ俳優ナンバーワン」に輝いた時にも「オレも最初は時給7ドルだった。オレが(貧しさを)打開できたんだがら、君たちだってできるはずだ」とツイート。「ロックはオレたちの真のヒーロー!」「夢と希望を与えてくれるリアルヒーロー!」と大絶賛されていた。

 大の男を泣かせてしまう圧倒的なカリスマ性で全米を虜にしているドウェインが、今後どのように進化していくのか、実に楽しみである。

シャイア・ラブーフの主演映画がイギリスでたった1人にしか鑑賞されず……

 映画『トランスフォーマー』(2007)で世界的に大ブレイクした、俳優のシャイア・ラブーフ。しかし、制作した短編映画がパクりだと炎上したため、飛行機雲で謝罪の言葉を書き、「ふざけてるのか?」と、さらなる非難を呼んだ。バッシングに嫌気が差したのか、引退をほのめかして「オレはもう有名人じゃないし」と書いた紙袋を頭からかぶるといった奇行や、立て続けに酔っぱらってトラブルを起こし、ハリウッドの問題児としてタブロイドを騒がせる存在となっていった。

 そんなシャイアが久しぶりに主演した映画『マン・ダウン 戦士の約束』がイギリスで公開された。大手調査会社「コムスコア」は4月5日、同作の全英オープニング・ウィークエンドの興行収入がたった7ポンド(約960円)だったと報道。イギリスの平均映画チケット代は7ポンド21ペンスなので、チケットは1枚しか売れなかったという計算になる。イングランドのバーンリーという街の「Reel Cinemas」という映画館1館のみで上映されたのだが、寂れた小さなというわけではなく、ごく普通の規模の映画館のようだ。

 『マン・ダウン 戦士の約束』は、「深い心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負った、米軍のアフガニスタン帰還兵が故郷に戻ると、街は崩壊し、家族も失踪」「変わり果てた故郷で妻と子を捜し、愛する家族を守ろうと奮闘する」という戦争サスペンス。監督は『陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル』(11)のディート・モンティエルで、シャイアとは『シティ・オブ・ドッグス』(06)以来のタッグを組んだ。

 同作は15年のヴェネツィア国際映画祭で『マン・ダウン 戦士の約束』が上映されたが、観客からブーイングが上がったり、観客が上映中に次々と退場したりと不評だった。業界からの信頼度が高い「ロジャー・イーバート映画評論サイト」も、「PTSDや戦争の恐ろしさという非常にデリケートな問題を、“曖昧で混乱するような”描き方で表現していると酷評。英紙「ガーディアン」は「シャイアの演技は真に迫っている」ものの「救いようのない作品」だとして星2つという厳しい評価。米業界紙「ハリウッド・レポーター」は「戦争ものかと思えばSF、ファミリーものかと思えば心理学的になったりと、ジャンルが定まらない。見当違いも甚だしく、仰々しい作品であり、シャイアの演技も台無し」と切り捨てるように評価していた。

 近年ショートフィルムには頻繁に出ているシャイアだが、ハリウッド大作映画に出演するのは『フューリー』(14)以来。『フューリー』撮影中には「役作りのためずっとシャワーを浴びず、共演者から激怒された」というウワサが流れたが、作品は大ヒット。シャイアは「ブラッド・ピットに、精神的に支えてもらった」と明かし、彼に恥をかかせないよう、宣伝活動の間はトラブルのもととなっていた酒を断ったともいわれている。

 シャイアは今回の『マン・ダウン戦士の約束』も手を抜くことなく、全力で撮影に臨んだ。「これほどまでに精神的に大変な役を演じるのは初めてだ」と、自殺願望を持つくらいに自身を追い込みながら役を演じたことを明かしている。それなのに、全英オープニング・ウィークエンドの興収は、たった7ポンドだったのだ。

 歴史ある映画館に、まるで自宅のリビングのようなソファーとサイドテーブルがある「エレクトリック・シネマ」、ビニールプールのお風呂に浸かりながら鑑賞する「ホット・タブ・シネマ」など、ユニークな映画館も少なくないイギリス。しかし近年では、価格の安いDVDやブルーレイ、ビデオ・オン・デマンドを好む人が増えており、多くの作品が興行収入獲得に苦しんでいるという。

 それゆえ、キアヌ・リーブスは『エクスポーズ 暗闇の迷宮』(16)、ハル・ベリーは『ダーク・タイド』(12)で大コケ。いずれも全英オープニングウィークエンドの興行収入は100ポンド(約1万3,700円)以下だった。映画『ハリー・ポッター』シリーズでイギリスの国民的女優になったエマ・ワトソンでさえ、『コロニア』(15)の全英オープニングウィークエンドの興行収入はたった47ポンド(約6,500円)だったのである。

 ちなみにシャイアは、バーテンダーに向かって暴言を吐く動画が流出し、今はそちらの方が話題になっている。米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」によると、シャイアは5日夜、3時間ほどボウリングを楽しんでいたが、すぐ隣のバーのバーテンダーになんらかの理由で腹を立て始め、「なぜフライドポテトを出さないんだ!」「人種差別のフ○ック野郎!」「フ○ック・ユー!」と罵倒。その様子を撮影した動画が公開された。

 激怒したシャイアは、パパラッチの呼びかけにもまったく応じず。ボウリング場から走り去っていったが、ボウリング・シューズを履いたままだったため、しばらくすると戻ってきて、きちんと返却したそうだ。

 イギリスで大コケした『マン・ダウン戦士の約束』だが、ラストが衝撃的で見応えがあったと評価する人もいる。日本でも上映している劇場がまだあるので、俳優としてのシャイアが気になる方は、チェックしてほしい。

 

暴力に3P強要、リベンジポルノまで……メラニー・ブラウンの離婚劇が泥沼の様相に

 1990年代に一世を風靡したガールズグループ「スパイス・ガールズ」のメンバーのメラニー・ブラウン。リアリティ番組でも活躍しており、イギリスではお茶の間の顔的存在にもなっている。父親の異なる18歳、10歳、5歳の3人の娘の母親である彼女は、2007年に映画プロデューサーのスティーブン・ベラフォンテと再婚。DVを受けているというウワサが流れたこともあったが否定し、「夫とは毎日5回セックスしてる」などと告白。インスタグラムにラブラブショットを投稿し、おしどり夫婦だと伝えられていた。

 しかし3月20日、米大手芸能誌「People」は、メラニーが離婚を申請したと報道。申請書には昨年12月28日から別居していると記されており、2人の間に生まれた5歳になる娘の共同親権と、スティーブンへの配偶者手当の支払いは行わないことを求めているよう。加えて、このたび、スティーブンの接近禁止令を取得したと報じられたのだ。

 米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」によると、メラニーはスティーブンのことを「妻をボコボコに殴るDV男で、3Pしないとセックステープをバラまくと脅迫するモンスターのような男」だと主張。「このままだと、自分だけでなく、子どもたちも殺されてしまう」と身の危険を感じるようになったため、裁判所に接近禁止令を申請。メラニーの弁護士は4月3日、「(スティーブンに対し)メラニーと3人の子どもたちに近づかないよう命じる接近禁止令」を取得したことを発表し、スティーブンは家から出ていかねばならなくなった。

 「TMZ」は接近禁止令を取得するために裁判所に提出した申請書を入手し、内容の一部を公開した。

・07年11月、リアリティ番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』のシーズンフィナーレの撮影が行われた夜。メラニーが帰宅しようと準備していたところ、スティーブンに突然、息ができないほど両手できつく首を絞められた上、床に叩きつけられた。これはスティーブンの行動パターンであり、メラニーが成功を収めると必ず「誰が一番偉いのかをわからせるため、ひどい暴力を振るった」。

・12年7月、メラニーが英国民的オーディション番組『Xファクター』で歌手アッシャーと共演することが決まり、それを知ったスティーブンが嫉妬しながら大激怒。メラニーの顔を殴り、唇を裂傷を負わせた。「こんなケガをさせられたら撮影できない」と訴えるメラニーに、スティーブンは「アッシャーとイチャつくことを決める前に、こうなると考えるべきだった」と言い放った。

・スティーブンはメラニーとのセックスを撮影し、事あるごとに「これを流出させて、オマエのキャリアをメチャクチャにしてやる!」と脅迫した。

・不特定の女性との3Pを強要された。スティーブンはメラニーと女性の両方と性交を行い、その様子を密かに撮影することも多々あった。3Pしたくないとメラニーが拒否すると、スティーブンは決まって「嫌なら動画を流出させるぞ」と脅迫した。

・メラニーは何度もスティーブンのもとを去ろうとした。そのたびにスティーブンから暴力で脅され「できる限りの手を尽くし、オマエの人生を崩壊させてやる」と脅された。「キャリアをメチャクチャにして、子どもたちもオマエから取り上げてやる」とすごまれた。

・スティーブンは、家に拳銃を所持している。彼はほかの女性へのDVで有罪判決を受けているため、銃器所持を法律で禁じられている。つまり犯罪である。

 「TMZ」は7枚の写真も公開している。最初の写真はメラニーが自撮りしたもので、左あごに赤いあざのようなものがあり、見るからに痛々しい。続く2枚はこのケガに白いガーゼを当てて外出している写真。うつむいたメラニーはバギーを押し、隣にはパパラッチに笑顔を見せるスティーブンがいる。次の3枚は『Xファクター』出演時の写真で、両腕の付け根付近や肘の内側についた傷やあざを矢印で示した写真。最後の1枚は、バーでケンカしているというスティーブンの写真。取っ組み合っていたところを、第三者に止められている瞬間だ。

 なお、メラニーいわく、スティーブンが所持しているのは威力の強い弾丸を撃つことができる拳銃とのこと。3月31日にはスティーブン立ち会いのもと、一家が住む邸宅を当局捜査員たちが家宅捜索したのだが、恐らくこの申請書の内容を受けて行ったものと考えられる。スティーブンは逮捕されていないため、まだ拳銃は見つかっていないようだが、捜査は続けられているよう。

 接近禁止令を受けたスティーブンは4月3日の午後、邸宅に姿を現した。自分の荷物を取りに来たのだが、寄ってきたパパラッチにフレンドリーに対応。申請書に記されていた内容を聞かれると、「オレ、まだ内容を知らないんだよ」と余裕のある表情で返した。

 アッシャーへの嫉妬を質問されると、スティーブンは肩をすくめ「アッシャーは『Xファクター』には出ていない。ってことは、そんなの不可能だろう?」と反論。「“3Pを強要され、拒否するとセックステープを流出させると脅された”そうですが?」と聞かれると、3P強要についてはふっと笑い、「オレの子どもの母親だから言いたかないけど、子どもたちへの悪影響を考えるとね。こんなことしてさ。ショックを受けてるよ」と吐き捨てるように言った。

 パパラッチは拳銃の不法所持についても質問。スティーブンは、「誰かがオレを悪者に仕立て上げようとしてるんだろう」「(家宅捜索されても)結局見つからなかったじゃないか」と主張。「(メラニーとは)2週間前には友達だったのに、今じゃこれだ。大金が絡んでいるに違いない。誰かがこの件で金儲けしようと企んでるんだよ」と、精神的・肉体的DV疑惑をすべて否定した。

 ちなみにアッシャーは英国版には出演していないが、オーストラリア版『Xファクター』にゲスト出演したことはある。それは12年7月で、メラニーと共にシドニーで撮影を行っている。メラニーはこの時のDVを申請書に記しているものと見られている。

 メラニーがこれまでスティーブンから受けてきたと主張するDVは、あまりにもおぞましすぎる内容だと、ネット上では大きな話題に。「TMZ」の記事のコメント欄には「ガールズ・パワー!とか言ってたのに、かわいそうに」「男運悪すぎ」と同情する意見が多数書き込まれているが、中には「これがカルマか!」という書き込みもあった。これはメラニーの最初の夫で、ダンサーのジミー・ガルザーの「メラニーがカルマに苦しめられることを待ち望んでいるよ」という発言を受けてのことである。

 メラニーと98年~00年に結婚していたジミーは、離婚時、2人の子どもである長女フェニックスの親権問題で大いにもめた。ジミーはメラニーとの結婚生活は最初からうまくいっておらず、親権争いで精神的に追い込まれ、「真剣に自殺しようと考えた」と告白している。あることないこと主張され、参ってしまったというのだ。

 娘との面会を終え、メラニーの妹に引き渡す時に口論となり、その際「首をつかまれ、顔にツバをかけられた」と妹が主張したのだ。そのときのことを、ジミーは「遅刻してきて、あきらかにウソとわかる言い訳をしたため、『ウソつき』と言ったら暴言を吐き始めた。そして娘を荒っぽく引き寄せようとしたので、その腕を払ったら、さらにギャーギャーとまくし立てた」と否定している。

 離婚後の11年にも、ジミーは再びDV男だと訴えられている。当時12歳だった娘を面会の時間が終わってもメラニーに返さず、「メラニーのもとに帰ろうとした娘の腕をわしづかみにして阻止した」と被害届を出されたのだ。これらのことはすべてメラニーが仕組んだものとジミーは考えているようで、「こんなことして、いつかカルマに苦しむだろう。その日を待ち望む」と発言したのである。

 スパイス・ガールズ時代、舌にピアスを入れたときに「どんな感じなのか試したい」とメンバー全員とベロチューしたことも明かしているほど、性にオープンなメラニー。そのためネット上では「喜んで3Pプレイしていたけど、離婚が決まり、これをネタにしようと考えて“強要された”と主張しているのではないか」という意見も出ている。なお先月、スティーブンは女性2人の太ももに顔を寄せる写真をSNSに投稿。3Pを示唆するもので、キモいと叩かれていた。メラニーと別居した後も、強すぎる精力を満たすために複数の女性とのセックスを繰り返しているというウワサも流れている。キツイ性格として知られるメラニーと、筋金入りのDV男だとウワサされるスティーブン。今後、どのような泥沼離婚・親権争いを繰り広げるのだろうか?

ヴィクトリア・ベッカム、「カープール・カラオケ」に登場して好感度を爆上げ!

 1990年代に一世を風靡したガールズグループ「スパイス・ガールズ」のメンバーだったが、歌が下手なためソロパートがほとんどなかったことで知られるヴィクトリア・ベッカム。音楽的なキャリアはイマイチだった彼女だが、ファッション界に進出してからはデザイナーとしてメキメキと頭角を現し、今やファッションアイコンとして崇められる存在となっている。

 そんなヴィクトリアは既報の通り、現地時間3月29日に、米深夜番組『The Late Late Show with James Corden』の人気コーナー「カープール・カラオケ」への出演予告動画をインスタグラムに投稿したのだが、30日には彼女の出演回が放送された。

 番組司会者のジェームズ・コーデンが運転する車の助手席に人気歌手を乗せて、持ち歌などを一緒に熱唱する同コーナー。昨年1月に放送されたアデル出演回は、YouTube公式チャンネルで1億5,000万回以上再生されており、この動画がきっかけでジェームズの知名度は一気に上がった。ジェームズは抜群の歌唱力の持ち主としても高く評価されるようになり、本年度のグラミー賞授賞式の司会者に大抜てきされるまでに。

 「カープール・カラオケ」だが、車に複数のミニカメラを設置して撮影を行うため、編集にかなりの時間を要する。そのため通常は、予告から本放送まで時間が空くのだが、ヴィクトリア出演回は、彼女が予告してすぐにオンエアされた。しかも、誰もが予想しなかった形で「カープール・カラオケ」を行ったことが明らかになったのだ。

 ヴィクトリアは、現地時間30日に放送された『The Late Late Show』で映画『マネキン』のパロディ動画に主演女優として登場。パロディ動画は2分42秒と短いが、この中で「カープール・カラオケ」が行われた。

 1987年に公開された『マネキン』は、「職を転々としている“運の悪い”彫刻家志望の青年が、かつてマネキン工場で作った自信作のマネキンが、デパートのショーウインドウに飾られているのを見つける。ひょんなことからデパートに就職できた青年が1人だけのとき、人間の姿になったマネキンが語りかけてきた。マネキンは、青年の前だけで人間の姿になれると説明。2人は経営難に陥ったデパートを救うため、斬新なショーウインドウの飾り付けをするようになる。そして恋に落ちるのだが、大変な困難が待ち受けていた」というストーリーのロマンスである。

 

 『The Late Late Show』版では、人気番組の司会を務める青年役をジェームズが、マネキン役をヴィクトリアが演じており、番組の衣装室で2人が出会うところからスタート。ヴィクトリアはジェームズにウインクし、2人きりになったとき「人間になった私が見えるのはあなただけなのよ」と告白する。2人はいろいろな場所に出かけるのだが、ほかの人にはヴィクトリアはマネキンにしか見えない。「彼女はダミー(dummy)じゃないか」と諭されても、ジェームズは、「マネキン」ではなく「バカ」という意味のダミーだと思い大激怒。マネキンを人間扱いするジェームズは周囲から変人扱いされてしまう。

 「心から笑うことを教えてくれた」ヴィクトリアへの愛を募らせるジェームズだが、他人との交流を持つことができないヴィクトリアは次第に寂しがるようになる。そんな彼女の「私と同類の、ほかのみんなと一緒にいたいの」「すごく寂しいのよ」という訴えをジェームズは理解し、「愛しているからこそ」とヴィクトリアとの別れを決意する。そして、ジェームズはヴィクトリアの手を取り、たくさんのマネキンがディスプレーされている店へと向かう。

 駐車場の管理人はマネキンを抱えて車へと急ぐジェームズを見て、「キモい野郎め! 戻ってこい!」と叫ぶが、ジェームズは構うことなく愛車のレンジローバーにダッシュで乗り込む。この黒のレンジローバーは、「カープール・カラオケ」の撮影を行っている車でもある。

 次の瞬間、車内の2人の姿が映し出される。ジェームズは車を運転しており、ヴィクトリアはリラックスした様子で助手席に座っている。ジェームズはヴィクトリアの顔を見ておもむろに、「音楽を流していいかい?」と聞く。これは「カープール・カラオケ」の冒頭で言うジェームズの決まり言葉。ヴィクトリアは横目でジェームズを見つめながら、「えぇ、そうすべきだと思うわ」と言い、ジェームズはうれしそうな表情で音楽をオンにする。

 すると車内にスパイス・ガールズの大ヒット曲「Spice Up Your Life」が流れてくる。ジェームズはメラニー・ブラウンのソロパートを熱唱。ヴィクトリアは「Spice Up Your Life!」と自分が担当したコーラス部分しか歌わないが、リズムをとりながら両手を上げて熱唱しており、ノリノリだ。続くサビの部分もジェームズが熱唱し、ヴィクトリアはやはり自分が担当したコーラス部分のみ歌う。しかし、表情はスパイス・ガールズ時代のヴィクトリアを思い出させる「クールなどや顔」。

 車中で歌うシーンは「Spice Up Your Life」の一部分という短いもので、2人はすぐに目的の店に到着。ショーウインドウに並ぶ5体の女性マネキンが人間のように動きだし、ヴィクトリアやジェームズと一緒に踊り始める。ただし、前を通る客には、マネキンの間でジェームズ1人が踊りまくる姿しか見えない。客は怪訝な顔をして、足早に通り過ぎていく……というシーンで動画は終了する。

 オンエア後、番組公式YouTubeチャンネルではすぐにこの動画を公開。再生数はすでに300万を超えており、5万を超える「いいね!」を獲得。「なるほどね〜こういうカープール・カラオケか」「今はファッション界で活躍しているヴィクトリアを『マネキン』パロディで登場させるなんてナイスアイディア!」「こんなに楽しそうなヴィクトリアを初めて見た!」と大絶賛するコメントが殺到。ネット上でも、「予想していたものではなかったが、期待を超えていた!」と好評だ。

 なおヴィクトリアは、この日の『The Late Late Show』のステージトークにも出演。ジェシカ・チャステイン、リサ・クドローと共にソファーに座りトークを繰り広げたのだが、もともと知り合いだからか、ジェームズとヴィクトリアの2人は大盛り上がり。18歳になった長男ブルックリンについて「写真家として素晴らしい才能を持っているの」「独り立ちしちゃうけど、仲良し母子だからこれからもちょっかい出しちゃうわ」と、うれしそうに発言。直後、「あなたの息子さんも独り立ち間近ですか?」と聞かれたリサは、「そうね。別にどうでもいいけど」「まぁ、楽しそうだし、いいんじゃない」とテンション低めに発言したため、ヴィクトリアとは対照的だと話題になった。

 ヴィクトリアは、ほかにも「水風船のようなものをガラス越しに投げられても、冷静な表情を保てるかどうか」という企画に参加。思いっきり驚いたり笑ったりして、番組を楽しんでいた。

 『The Late Late Show』に出演することで「クールなイメージ」がいい意味で崩れたヴィクトリア。ネット上は、「10年前に放送されたリアリティ番組『Victoria Beckham Coming To America』の彼女は、高慢なビッチだったが、今回の彼女はおもしろくてフレンドリー」「うざい母親っぽいところが、普通っぽくていい」と好感度が急上昇しており、番組に出演したことは大きなプラスとなったようだ。

音痴なのに大丈夫!? ヴィクトリア・ベッカム、「カープール・カラオケ」へ出演予告動画を投稿

 

 イギリスのガールズグル―プ「スパイス・ガールズ」の一員としてデビューし、現在はデザイナーとして活躍するヴィクトリア・ベッカムが、米深夜番組『The Late Late Show』の人気コーナー「カープール・カラオケ」への出演予告をインスタグラムに投稿。「司会者が運転する車の助手席に人気歌手が乗り、トークしながら持ち歌を中心に歌いまくる」というコーナーであるため、ネット上では「音痴なヴィクトリアが、一体なにを歌うんだ!?」と戸惑う声が上がっている。

 問題の動画は、29日にヴィクトリアが投稿したもの。ヘアメイクをしてもらっているヴィクトリアの動画には、「トップ・シークレットの撮影!」という説明文が添えられている。次に、レンジローバーの助手席に乗ったヴィクトリアの動画が流れるのだが、「カープール・カラオケ」という文字が映り込んでおり、彼女も「今からカープール・カラオケの撮影なのよ」とつぶやいている。すると、運転席に同コーナーによって全米で知名度を上げた人気司会者のジェームズ・コーデンが乗り込んできて、「ハ〜イ!」と笑顔を見せる。

 2011年に放送された英チャリティー番組での、ジェームズと故ジョージ・マイケルのカラオケ企画を元にしている「カープール・カラオケ」。イギリスの人気コメディアンだったジェームズが、15年に『The Late Late Show』の司会者に就任してからは、同番組の目玉企画として不定期に放送されるようになった。これまでアデルやジャスティン・ビーバー、ワン・ダイレクション、ブリトニー・スピアーズ、マライア・キャリーら多くのスターが登場しており、YouTubeで公開したことで世界中の人が閲覧できるようになり、爆発的なヒットに。4月から同企画をパクった「HipHop版 カープール・カラオケ」こと『Traffic Jams』が世界最大のストリーミングサービス「Spotify」で配信されるなど、ちょっとした社会現象となっている。

 そんな「カープール・カラオケ」にヴィクトリアが登場することになったのだが、ネット上では「なんで彼女?」と違和感を覚える人が多いようだ。

 というのも、ヴィクトリアはスパイス・ガールズ時代、ほかのメンバーたちと比べてソロで歌うパートが極端に少なく、「バックコーラス担当」と陰口を叩かれることが多かった。グループの活動休止後、歌唱力があるメンバーは、ソロでもイギリスのチャートでナンバーワンになるなど、ヨーロッパではそれなりにヒットした。ヴィクトリアも01年にソロデビューアルバムをリリースしたが、評判もセールスもいまいち。1人だけ全英チャートでナンバーワンが獲れなかった。

 スパイス・ガールズの元マネジャー、サイモン・フラーは、「ヴィクトリアはスパイス・ガールズ時代も居心地悪そうにしていたけど、ソロになっても全然ハッピーじゃなかったね。ソロ活動を始めて間もなく、『もう音楽はやりたくない。どうすればいいと思う?』って相談されたよ」「だから、『君はファッション界に身を置くべきだよ。デザイナーになればいいと思う』とアドバイスしたのさ」と回想。ヴィクトリアはずっと「ここは私のいる場所じゃない」と思いながら活動していたのかと、気の毒がる声が上がった。

 ヴィクトリアが、鬱々と音楽活動を行っていたのにはワケがある。ソロパートが極端に少なかっただけでなく、ライブでは彼女の歌声は消されていたのだ。昨年5月、英国版「ヴォーグ」誌創刊100周年記念イベントで、「私のマイクのスイッチはオフにされてたの。ほかのメンバーたちだけに歌わせるためにね」と暴露。バックコーラスすら任せられないほど歌が下手だと思われていた、屈辱的な過去を明かした。

 ネット上では、「音痴のヴィクトリアが『カープール・カラオケ』に出るなんて」との声が多いが、「スパイス・ガールズの中で、今一番成功しているのはヴィクトリアだし。懐メロ歌手的存在として登場させるのでは?」という好意的な意見もある。

 「昨年歌手デビューした三男クルーズがサプライズで登場するのではないか」「フォトグラファー・デビューした長男のブルックリンが登場するのでは」など、期待が高まっているヴィクトリアの「カープール・カラオケ」。ヴィクトリアは同番組の他コーナーにも出ているとのことで、いろいろな表情が見られそう。一体、どのようなエピソードになるのか?はたしてサプライズはあるのか?今から楽しみだ。

顔を前髪で隠すシーアが『セサミストリート』に顔出しで出演するも、ネットでは微妙な反応……

 アルコールに依存する女の切ない心のうちを描いた名曲「シャンデリア」(2014)がメガヒットとなり、一躍スーパースターの仲間入りをしたシンガーソングライターのシーア。オーストラリア出身の彼女は1990年代から音楽活動を始め、これまで数多くの名曲を生んできた。11年に発売されたEDMのカリスマDJ、デヴィッド・ゲッタの5thアルバム『Nothing But the Beat』に収録の、彼女が作曲・熱唱する「Titanium」はYouTubeで6億を超える再生回数を誇る。ビヨンセ、リアーナ、ブリトニー・スピアーズ、ケイティ・ペリーらに楽曲を提供するなど、業界からも高く評価されている存在なのだ。

 シーアがソロアーティストとして世界から注目されるようになった「シャンデリア」のミュージックビデオには彼女自身は登場しておらず、当時11歳だった天才ダンサー、マディ・ジーグラーがプラチナブロンドのおかっぱカツラをかぶり、シーアの世界観を表現するという内容に仕上がっている。

 シーアはこの「シャンデリア」を機に、前髪が長く伸びたカツラで顔を隠すようになり、パフォーマンスする際にはステージの隅っこで歌い、中央はプラチナブロンドのカツラをかぶったダンサーに譲るというスタイルが定番になった。突風などのハプニングで顔出ししたことはあるが、14年以来、メディアに登場するときもグラミー賞でさえも顔を隠し、大きな話題となっている。

 その理由を、「たくさんのポップスターたちと仕事をしてきて、みんなどれだけ大変な生活をしているのか知ってる。私はそんなふうになりたくない」「それに、ネットとかで外見をあれこれ言われるのがイヤだから」と説明。米ABC局のインタビューでは、「ディスカウントスーパーで買い物をしていた際、店内に自分の曲が流れたが誰にもシーアだと気づかれることなく“やったー!”と思った」と告白。顔出しNG路線を貫き通すことをあらためて決意した、と明かしている。

 そんなシーアが、長年子どもたちに愛されて来たマペット番組『セサミストリート』に出演。堂々と顔を出し、「歌うことの素晴らしさ」を表情豊かに熱唱したのだ。

 シーアが登場するシーンは「S」というアルファベットが登場した後、当たり前のように顔出したシーアが「SはSongのS/わたしは歌が大好き/歌がなかったら、どうしたらいいのかわからない」と歌いだすところからスタート。彼女はトレードマークとなっている黒髪とブロンドが半分ずつのボブのカツラをかぶっているのだが、普段顎の下まで伸びている前髪は、眉毛の上でパッツンと切られている。

 この歌で共演しているのは、エルモ、クッキーモンスター、グローバーとアビー・カダビーの4匹。みんなシーアと同じカツラをかぶっており、上下に揺れながらコーラスを担当したり、ダンスを踊ったりと、シーアの歌を楽しんでいる。シーアはモンスターたちと絡みながら、「私は歌が大好きすぎて/歌のための歌を歌っちゃう」「高い(キーの)歌を歌いたい/低い(キーの)歌を歌いたい」「早い歌/スローソング」「ジャズの歌/ファンキーな歌を歌いたい」とジェスチャーをつけながら熱唱。両手を腰に当てて左右に揺れながらシャウトすると、シーアの胸元がピンと張って、意外と巨乳であることがわかり、ドキッとさせられる場面もある。

 最後にシーアは、「私は歌が大好きすぎて/歌のための歌を歌っちゃう」とドヤ顔でポーズを決め、モンスターたちが口を開けて圧倒されるシーンで終了する。

 シーアが子どもたちのために顔出しをして明るく熱唱したことは、とてもレアなこと。さぞかし絶賛する声が上がるかと思いきや、ネット上には戸惑いの声ばかりが上がっているのだ。

 実は1月に、今回の予告編がYouTubeなどで公開されているのだが、反応は思いっきり薄かった。それだけではない。1年前の昨年3月にも、今回放送されたエピソードを撮影した際の写真や動画がSNSで公開されていた。しかし、これまた「顔出したんだ、へ〜」「大人の前では顔出しNGで、子どもの前では顔出しOKか」「イメージと合わない」など、これまた世間の反応は薄かった。シーアの公式Twitterに投稿された、クッキーモンスターとのツーショット写真に至っては、大スターであるにもかかわらず、4,100をわずかに超えるだけの数の「いいね」しかもらえなかったのだ。

 シーアが作る曲の歌詞はほとんどがディープな内容。彼女はそれをパンチが効いたソウルフルな声で叫ぶように歌い上げる。アルコール/薬物依存症を克服した、アラフォーのシーアの外見は、ある意味彼女が手がける曲にぴったりなのだが、今回シーアが歌ったのは、「歌うの大好き」「どんな歌でも歌っちゃうよ!」というハッピーな曲。数多くの大物アーティストがゲスト出演して歌を披露してきた『セサミストリート』だが、シーアには「ハッピーな子ども番組」というイメージがなく、そのため「歌声と顔が一致しない」と違和感を覚えた人が多かったよう。

 顔出しNGにしたことから外見への認知度が下がり、誰も彼女の外見に興味を持たなくなったわけだが、裏を返せば、それだけ彼女の音楽が素晴らしいということ。今後のシーアのさらなる活躍に、大きな期待を寄せたい。