グラミー歌手サム・スミス、ドッキリへの乙女すぎるリアクションでファン獲得

 クセになる美しい歌声とやわらかな雰囲気、そして独特のしなを持つグラミー賞歌手のサム・スミス(25)が、セカンド・アルバムのプロモーションで出演した番組でドッキリに引っかかった動画が話題になっている。幽霊を信じ「おばけは怖くない」と微笑む彼をおばけで驚かすという単純なドッキリなのだが、サムは見事に引っかかり「ぎゃっ!」「あぁぁぁ~!」とFワードを叫びながら大騒ぎ。ネット上では「本当に変わった人」「キモいのかかわいいのか微妙」と、生温かい目で見守るムードとなっている。

 サムは今年9月に2年ぶりにリリースした新曲「トゥー・グッド・アット・グッバイズ」の声量溢れる美しい歌声で、再び世界中を虜にしている。2015年にグラミー賞に輝いた「ステイ・ウィズ・ミー」はやり逃げする男にすがる内容の曲だったが、新作アルバムからのリードシングルである今回の曲は、愛する人に捨てられることに慣れてしまって防衛本能に目覚めた歌と、歌詞に大きな変化がある。サムはすべての曲を実体験に基づいて書き上げていることから、「新作アルバムはかなり期待できる仕上がりになりそう」だと大きな期待が寄せられている。

 現在は、11月3日に世界同時発売するセカンド・アルバム『スリル・オブ・イット・オール』のプロモーションに大忙し。そんな中、出演したアメリカの人気トーク番組でドッキリに引っかかり恥ずかしいリアクションをする姿をさらしてしまったのだ。

 10月24日、アメリカの国民的トーク番組『エレンの部屋』にサムがゲスト出演した回が放送された。

 司会のエレン・デジェネレスはまず、サムが活動を再開させたことを喜ばしく思っていることを伝え「あなたの歌声って本当に美しいわよね」とべた褒め。そして「オスカーを獲得した後、なぜすぐに長期休養に入ってしまったのか」と尋ねる。それに対して、サムは笑顔を見せながら、「なんだか、いっぱいいっぱいになっちゃって。家に帰ってママを抱きしめて妹たちと一緒にいて、ママと一緒にごろごろしてね。たくさんね」と説明した。

「曲を書くために、もっと男の子たちとキスしなくちゃいけないから活動をお休みしますって話だったんでしょ? で、何人くらいの男の子とキスしたの?」と質問されると、サムはキラキラした表情になり「数百人もの男の子たちとキスしたわ!」と冗談めかして言う。「なんてね。そんなんじゃないけど、何人かの男性とはキスしたわ。そしてロンドンのストリートを駆け回って、思いっきり楽しんで。昔と同じような普通の生活を取り戻してね」と有意義な休養期間を過ごしたことをうれしそうに語った。

 その後、ハロウィンの月ということもありトークはおばけ話にシフト。エレンから「あなたが住んでいた家の話をしたいのだけど。幽霊屋敷に住んでたんですって?」と聞かれたサムは、組んだ両手を顎にあてて「えぇ……えぇ……」と言い遠い目をする。

「一体、なにが起きたのです?」と問いかけるエレンに、サムは「自分って結構、(幽霊と)接触するタイプなんですよね」と妙にうれしそうな顔になり、「おばけはいたるところにいる、そう思ってます」と語り出す。

 そして、「うちなんだけど、築300年の古い家で。昔、学校だったわけね」「で、いろいろな(幽霊)話を聞くわけなんです」「妹は夜寝ている時に誰かから見られているように感じたり」と言い、いや~んという表情で自分の両頬に手を当てて「変でしょう? でも自分は彼らは友好的だって感じるんですよね」と打ち明ける。

「なんで引っ越さないの?」と不思議そうな顔で聞くエレンに、サムは「だって、自分はおばけと良い関係を築けているし」と少しムキになり観客は大笑い。「たまに夜とか、スッて起きてこう言うんです。『ほっといてちょうだい!』」と怖い顔で手をパンっと叩き、幽霊との触れ合いを再現する。「そう言えば、ほっといてくれるんです」とぐふふふと笑っていた。

 サムはめげることなく、「彼らと話をしようって姿勢を見せれば、例えば、『お願い。本当に寝なきゃいけないの』って言えば」と困った顔をして、独特の手つきで再び幽霊との触れ合いを再現。また、「うふふふふ~」と可愛らしく笑い出す。

「と言うことは、あなた、実際には幽霊との関係を築いてないってことになりますよね。だって、『ほっといて』って言うのだから。彼らはあなたと会話しようとしてるのに」とまくしたてるエレンの言葉を聞いて、「オーマイ・ゴッド」「想像しちゃったら、もう。(話をしようと出てきた幽霊に)『出て行って!』って!」と、ひどいわ~というふうに大うけする。

 うけまくるサムをエレンは呆れた顔で見ながら、「怖くないんですか? 幽霊のこと」「あなたに怖いものはないの?」と質問。サムは「ノー」と答え、エレンは「例えば、家にいて、誰かが横に立っていてあなたを凝視していたら。それでも怖くない?」と続けて聞き、サムは「おばけは怖い存在じゃない」と言いたげに「ノー」と首を振る。その間にステージの袖から、白いシーツを被ったおばけがそ~っと登場。忍び足でサムの右隣に行き「わっ!」と大声をあげ驚かせた。サムは突然白い物体に腕を触られ「ぎゃっ!」と悲鳴をあげる。そして、両手を口に当て無意識的に「ファック!」と放送禁止用語を発してしまったのだ。

 観客は大喜びだが、サムは顔を両手で覆い「オー、ゴッド」と言い、ニヤニヤ笑うエレンを軽く睨む。そして、左側に不自然に置いてある木の箱を指差し「だって! ここから出てくると思ったんだもの!」とイギリス訛りの英語で「出てくるの待ってたのに!」と、ドッキリに引っかかった自分を恥じるように微笑みながら言う。

 と、サムが指差していた箱から突然白い衣装とかつらをかぶって老婆に扮した男性が飛び出し、サムはびっくり。「あぁぁぁ~!」と情けない叫び声をあげながら飛びのいた。このサムのベタなリアクションにはエレンも観客も大爆笑。サムはソファにしがみつきながら再び「ファック!」と叫び「オーマイ・ゴッド」と繰り返し、胸に手を当て「心臓が!」と超ドキドキしているとアピール。そして「もう歌わないからね!」と笑い、エレンは「CMです。その前にサムが驚く瞬間2連発をどうぞ」と立て続けにドッキリに引っかかる恥ずかしいサムの姿を再度放送した。

 2年前に大ブレークした頃のサムはかなりぽっちゃりしていたのだが、その後、ダイエットに成功した。リバウンドもなくスリムな姿がすっかり定着したものの、特徴的な艶めかしい目つきとしぐさはデビュー当初のままだ。『エレンの部屋』でも終始乙女全開だったが、中でもこのドッキリに驚く姿がネット上で「キモかわいすぎる」と大きな話題となった。

『エレンの部屋』ではほかにも、オスカーを獲った時にテキーラを飲んで酔っ払っていたから「私は初めてオスカーを獲得したゲイです!」と失言してしまったことを告白。「もちろん、自分がオスカーに輝いた初めてのゲイじゃないって知ってるけど、あの時は口と脳が一致してなくて」「アフターパーティーでエルトン・ジョンに睨まれて。『私もオスカー獲ったけど』ってね」とお茶目に笑った。

 すべての曲を自分で書いているサムは「自分の歌は愛についてだから、経験をしないと」とも番組内で発言。エレンから「でも、あなた、今はシングルじゃないんでしょう?」と聞かれると、待ってましたとばかりに速攻で「ノー」と回答。「クレージーでしょう?(失恋を歌った)アルバムをリリースするっていうのに、ロンリーじゃないだなんて。ほかの男性のことを歌っているのに、別の男性と幸せでいるなんて」と満ち足りた表情で語り、充実したラブライフを送っていることも明かした。

 サムは番組で誰と付き合っているかは明かさなかったが、先日、Netflixで配信中のドラマシリーズ『13の理由』に出演しているブランドン・フリンとニューヨークの街なかで肩を組んでデートしている姿がパパラッチされたばかり。白昼堂々、パパラッチに見せつけるように路チューするなどラブラブ。年下でか細い美青年のブランドンがサムに食われているような構図だったが、2人はその後、食事をしてダンスをしてブロードウェイを鑑賞。王道のニューヨーク・デートを楽しみ、ブロードウェイにも感動して「鼻水垂らしながら泣いちゃった」とツイートするほど充実した日を過ごしたことを明かしている。

 ゲイ版『美女と野獣』のようなサムとブランドンだが、『エレンの部屋』を見る限り交際は超順調のよう。新作アルバムも大ヒット間違いなしと見られており、「やり逃げされた曲で一発当てたデブ」と彼のことを意地悪く見下していたアンチたちを跳ね飛ばす勢いを感じる。

 「ステイ・ウィズ・ミー」が、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの「アイ・ウォント・バック・ダウン」に酷似していると訴えられ、「知らないけど、確かに似てるね」と認め、著作権印税の一部を渡すように命じられるなど、ケチもついたが、復帰後の“第2章”のサムは彼の瞳のようにきらきら輝くものになるに違いない。サムのことを「キモかわいい」「変な人」とディスる人たちも、彼の歌と恋愛のサクセスストーリーを生温く見守るモードに入っているようである。

マザコン独身貴族ジェラルド・バトラー、ヒゲを剃りながら「マミー!!」絶叫の謎動画が話題

 大手弁護士事務所で働いていたインテリなのに男臭くワイルド、そしてかなりのマザコンという、“ギャップ萌え渋メン俳優ナンバーワン”のジェラルド・バトラー(47)が、インスタグラムに「1年かけて伸ばし続けてきた無性ひげ」を自らの手で剃り落とす動画を投稿。悲痛な顔で「マミ〜!!」と大騒ぎしながらシェービングする姿が最高におもしろいとネット上で大きな話題となっている。

 ジェラルドは、3年前にジョージ・クルーニーが21年ぶりに再婚してからというもの「ハリウッド最後の大物独身貴族俳優」と呼ばれるようになっている。名門グラスゴー大学法科を首席で卒業したインテリで、大手弁護士事務所で働いていたが、俳優に挑戦したいという夢が捨てられずアル中になるほど葛藤した揚げ句、「夢を選ぶ」と決断。『トゥームレイダー2』(03)でアンジェリーナ・ジョリーと共演して注目されるようになり、『オペラ座の怪人』(04)で一世を風靡し、『300<スリーハンドレッド>』(07)では厳しいトレーングに耐え彫刻のような肉体を作り上げて大絶賛され、ハリウッドのセックスシンボルと呼ばれるようになった。

 幼い頃に両親が離婚し、母親が女手ひとつで三兄弟を育て上げたことから、末っ子のジェラルドは大のマザコンだ。イベントに母親を同伴させることも多く、レッドカーペットでは母の肩を抱き頬にキスをすることも珍しくない。シャイア・ラブーフなどマザコン俳優はほかにもいるが、ジェラルドはママお手製のブラックベリー・ジャムを持ち歩き、レストランでも堂々とパンにつけて食べるなどかなりの重症。インスタグラムで母親に向けたメッセージ動画を投稿することもあるほどの「正々堂々としたマザコン」男なのだ。

 さらにジェラルドのプライベート・ファッションは、着心地重視なのか、ダサめの服装が好みの様子。多くの女性は、そこにも母性本能をくすぐるられるようで、「インテリで野性的でハリウッドA級俳優なのに、マザコンでダサいところがある」とギャップ萌えする人が続出。超モテモテなのである。

 これまで交際してきた女性は、人種・国籍にこだわらず、フィーリングの合った美女ばかり。また、ナオミ・キャンベル、キャメロン・ディアス、リンジー・ローハン、ジェシカ・ビールら、ハリウッド女優とも浮名を流してタブロイドを賑わせてきた。

 2010年には映画『バウンティー・ハンター』で共演したジェニファー・アニストンとプロモーションで撮影に応じた際、彼女のおしりを触るだけでなく、中指を穴に突っ込んでいるというエロいことこの上ない行為がパパラッチされてしまったものの、「え? 触ってないけど? カメラアングルの問題なんじゃないの?」「彼女とはデキてないよ。デキてたらもっとうれしそうな顔して話してるよ」と説得力があるようでないような発言でけむに巻き、「さすがプレイボーイ」と世間を感心させたものだった。

 相変わらず俳優業に忙しいジェラルドは、日本でも来年1月19日に公開される『ジオストーム』に主演。未曾有の自然災害に襲われる地球の天候を制御してきた宇宙ステーションがコンピューターウイルスに感染し暴走。不可解な異常気象を引き起こすようになる。この地球壊滅の危機に、科学者たちが立ち向かうという作品で、科学者の役を演じた。このキャラクターの役作りもあり、彼はここしばらくワイルドな無精ヒゲ姿だった。

 そんな彼がインスタグラムに、新作映画の役作りのために無精ヒゲを剃る動画を投稿。それがめちゃくちゃおもしろいと、ネット上で話題になっているのだ。

 動画は自撮りで撮影されたもので、「シェービング、真っ最中の動画だ。きちんと手入れしたつもりだ。やっとな」という説明文を添えて投稿。

 

The shave in action. Consider myself trimmed, finally.

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 憮然とした表情でカメラを見るジェラルドは、まず「よし。今、私はえっと、これなんだっけ?」とそばにいる人にシェーバーを見せて確認。「そうだ。剃るんだ。シェービングだ。1年かけて伸ばし続けてきたのに、きれいさっぱり剃らなきゃならないんだ」「髪の毛も切らなきゃならないわ、ヒゲも剃らなきゃならないわ。まったく気分が落ち込むよ」「『Hunter Killer』の写真撮影があってね」「昨年の12月から伸ばしてたっていうのに」とブツブツ。

 「どうすりゃいいんだ? このまま真っすぐ下になぞればいいのか?」と確認した後、こらえきれないという顔になり「ワァァァ~」と泣き真似をする。そして、意を決したように、指示された通り上から下へ、ヒゲが伸びている方向にそって剃り始めるのだが、「うあぁ~~おぉぉ~ん」と大騒ぎ。「ここまで伸ばすのがどんだけ大変だったか」とぼやいたり、子どものように「Oh Mommy!」(「おかあちゃん〜」と「なんてこった」とう意味もある「Oh Mother」の幼児語)と、叫んだりと騒がしいことこの上ないのだ。

 右頬のヒゲを剃り落とした後、あご下のヒゲを「見ろよ! 見てみろよ! もうないよ。なくなっちまったよ!」と嘆きながら軽く剃り、中途半端にヒゲを剃った自分の顔を確認し「これで終わりにしちゃおうかね? どうかね?」と言いながら鼻の下のヒゲにシェーバーを当てながら「ん~なかなか」と、剃り具合に満足している様子を見せていた。

 この動画を公開する少し前、ジェラルドはボーボーに生やした無精ヒゲとボサボサの髪の写真と、手入れをしている最中の写真、ヒゲを剃り落として髪も短くきれいに整えた写真を投稿。このビフォー・アフター写真もまたなかなか味があっておもしろいと話題になっている。

 ジェラルドは、インスタグラムにプライベートな動画を投稿することが多い。「電話してこない」と愚痴る母親に向けた「仕事してるんだよ! ほら! こんなにたくさんの人から取材を受けて。怖いよ!」と弁解する動画、動物園でパンダを見ているほのぼの動画、ガーデニングに迷い込み、出口がわからず本気で慌てる動画、キャストたちとわちゃわちゃしている写真やラッパーの50セントとワークアウトしている写真など、おもしろ動画や写真がてんこ盛りで、これまでもファンを喜ばせてきた。しかし、今回の「マミ〜」と叫びながらヒゲを剃る動画に勝るものはなく、ジェラルドのインスタ投稿史上最高だとファンを大喜びさせている。

 ジェラルドは先日、バイクに乗っている際にUターン禁止の場所でUターンしてきた車と衝突し、右足に5カ所のヒビが入るなどの大けがを負った。この事故について米芸能番組『ET』のインタビューで「どうでもいいようなけがだよ」「ま、治るしね」と楽観的に語ったものの「『死ぬかも』って思って、人生観が変わったよ」としんみり。

 その後に受けた米大手芸能誌「People」のインタビューでは、「これから5年の間に、(相手を見つけて)落ち着いた関係を築きたいと思っている」「子どもも1人か2人欲しい。その時が来たって感じるんだよね」と発言。そろそろ本気でパートナーを探すようだと注目を集めている。

 ここ数年は、アメリカ人インテリア・デザイナーのモーガン・ブラウンとステディに近い関係にあったが、今年夏に破局。アラフィフということもあり、焦る気持ちも出てきたのかもしれないが、現在5作品に取り組んでる最中で「プライベートな時間なんてまったくない」とのこと。伴侶探しはなかなか難しそうだ。

 さっぱりした顔になったジェラルドがキャスティングされている新作映画『Hunter Killer』も気になるが、世間は彼の今後のラブライフが気になって仕方ない様子。5年後の53歳までにパートナーを見つけ、子どもに囲まれた暮らしをしているのか。それともまだ母親に「まだ仕事終わらないんだよ〜」とぼやく動画をインスタグラムに投稿しているのか。ハリウッドきっての独身貴族の今後が非常に気になるところである。

ケシャ、プリケツから○○噴射!? だまし絵風写真に「お尻露出解禁!」と喜ぶ声

 プロデューサーとのセクハラ裁判を乗り越え、今年8月に4年ぶりとなるサードアルバムをリリースしたシンガーソングライターのケシャが、観客にぷりんと向けたおしりから、グリッターを噴射しているように錯覚させるライブの写真をインスタグラムに投稿。「とうとうおしり露出解禁か!」「これで100%復帰完了!」とファンを喜ばせている。

 ケシャはデビューシングル「ティック・トック」(2009)や「Take I Off」(10)のハチャメチャでイケイケなMVから、「今さえ楽しければいい、刹那的なパーティーガール」「グリッターまみれのハデ好き姉ちゃん」というイメージが強かった。しかし、実際は自身のヒット曲のほとんどを自分で手がけており、その活動は「アイドル/ポップスター」の域にはとどまらない。自身が歌手デビューする前から数多くのアーティストに楽曲を提供し、マイリー・サイラス、アリアナ・グランデ、ブリトニー・スピアーズら有名どころもケシャが手がけた曲を歌っている。業界では、実力派ソングライターと高く評価されているのだ。

 17歳のとき、彼女のデモテープを聞いた売れっ子音楽プロデューサーのドクター・ルークから「高校を中退して音楽活動をすべき」と勧められ、ロサンゼルスに移住。18歳でルークのレコードレーベルとソングライター&パフォーマー契約を結び、作詞作曲や、ほかのアーティストのバックコーラスなどを担当してきた。歌手デビューする機会が与えられずギャラも少なく、冷遇された時期を経て、2009年にやっとリリースした「ティック・トック」で全米シングルチャート9週連続トップをキープするという大ヒットを記録。デビューアルバム『アニマル』も、世界中のチャートで上位にランクインした。こうして彼女は、誰もが知る「超イマドキのアーティスト」となった。

 ケシャは無名時代、当時から面識のあったパリス・ヒルトンのホームパーティで、トイレと間違えてクローゼットで嘔吐したり、デモテープを手渡そうとプリンスの豪邸に忍び込むなど、ぶっ飛んだエピソードも多いが、根は真面目な人物だ。175cmと長身の彼女は、少しでも肉付きがよくなると、全体的に大きく見える傾向にあるため、長年体重コントロールには苦労しているといわれてきた。14年には激太りしたと話題になり、程なくして摂食障害治療のためリハビリ施設に入所している。その後、プロデューサーのルークから約10年間にわたり精神的、肉体的、性的な虐待を受けてきたことを告白。体重が増加したときに「冷蔵庫みたい」と侮辱されたことも明かした。契約面での不満も存在し、結果として両者は訴訟に発展していく。

 ルークの評価は、世間から激しいバッシングを受けてダダ下がりしたが、契約の効力は強く、ケシャの訴訟は棄却されてしまう。多くの有名アーティストがケシャを応援する声明を出し、テイラー・スウィフトに至っては「裁判資金に充てて」と25万ドル(約2800万円)を寄付したと報道された。ほかにも「彼女の助けになりたい」という若手アーティストが声をかけ、ケシャは16年から少しずつ音楽活動を開始。人気DJのZEDDと組んで発表した「トゥルー・カラーズ」で、歌手業から離れていたギャップを感じさせないような見事な歌声を披露。その後もアワードショーなどでパフォーマンスをしたり、ミニツアーを行うなどのウォーミングアップを経て、今年7月、4年ぶりとなるオリジナル・ニューソング「プレイング」をリリース。翌8月には、5年ぶりとなるニューアルバム『レインボー』をリリース。初週から全米アルバム・チャート1位を獲得し大きな話題になった。米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」の突撃取材を受けたケシャは「まさか1位になれるとは思ってなかった」と謙遜し切りで、堅実な性格の伝わる真面目な表情は、大きなイメージアップにつながった。

 映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタインがセクハラ疑惑によりハリウッドを追放されたことで安心した女優たちが「実はセクハラされた」と告発しまくっているが、ケシャはまだ権力を持っていたルークに「セクハラしたでしょ!」「この不公平な契約もどうにかして!」と突きつけた勇気ある女性だ。

 とはいえ裁判のストレスはすさまじく、ケシャはこの間、かなりボリューミーな外見になってしまった。そんな彼女を「デブ」「ブス」とディスり「体を売って金を稼ぐ女」と騒ぐうるさいアンチもいたが、昨年6月、ケシャはそんなアンチたちに真っ向から反撃。トップレスで布が食い込んだビキニパンツを着て海の中からおしりを突き出している写真をインスタグラムに投稿し、「私のマジカルで不完全なケツにでもキスしてな!」と言い放ったのだ。

 ファンはこの「ケシャの反撃写真」を見て大喜びした。というのも、ケシャは自分のおしりに絶大なる自信を持っているようで、これまでにもおしりを露出した写真を頻繁にお披露目してきたからだ。

 12年、セカンド・アルバム『ウォーリア』の付属ブックレットでまだ薄っぺらかったおしりを披露し、13年には肉付きがよくなってきた半ケツ写真などをインスタグラムに投稿し始める。同年10月には、下半身にはTバックにガーターだけをつけ、四つん這いになっている写真を投稿。あまりにもプリンプリンした見事なおしりのため「画像修正に違いない」と叩く声が上がるほどだった。14年、15年にも、忘れた頃に、おしりをアピールする写真を投稿。自分だけでなく、ツアーを一緒に回っているダンサーやバンドマンら、男性クルーのおしりの写真や動画も載せるようになり、「まるでケツ・フェチ」「ケツ・マニア」と笑う者もいた。

 ケシャは今年夏からアーティストとして完全復帰したものの、一部からは音楽ではなく「マジカルすぎる体」で注目されている。どスッピンでヨレヨレのカジュアル服を着ているオフの彼女はものすごく太って見えるが、バッチリメイク&ヘアースタイルでブランドものの服を着て闊歩するオンの彼女は太っているようにはまったく見えず、最高にかっこいいからだ。ジムにも通っているそうで、頑張って体作りをしていることは明らかで、「もう少ししたら、ご自慢のおしりを披露してくれるかな」とファンは見守っていた。

 そんなケシャが2日前、「グリッターのおしり」というキャプションを付けた、ライブで撮影した1枚の写真をインスタグラムに投稿。ズボンをおしりの下まで下げて観客の方へ突き出しており、周囲にはグリッターが飛び散っている。まるでおしりから客に向かってグリッターを噴射しているような写真なのだ。

 

GlitterButt!!!

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 現在、ケシャはニューアルバム『レインボー』を引っさげたツアーの真っ最中。米、カナダ、イギリスしか回らないが、復活第一弾ツアーとしてはこれくらいがちょうどよいのだろう。公演はソールドアウトが続いており、ケシャはインスタグラムにライブの様子をたくさん投稿している。自分のファンにグリッターや紙吹雪を噴射する動画もあり、ファンとの交流を思いっきり楽しんでいることがわかる。

 今回、インスタグラムに投稿したおしりが果たしてケシャのものなのかは定かではないが、ケシャはライブで黒いズボンをはいていることから、彼女のおしりである可能性は大。両手を上げてグリッターを浴びる観客、「ウッヒョー!」という表情でまぶしそうにステージを見ている最前列の男性の表情を見ると、おしりを見せたこの瞬間、観客に感動を与えたことは間違いなさそうだ。

 ちなみに『レインボー』のジャケ写は、全裸で海に入っているケシャの後ろ姿の絵であり、きれいなおしりが描かれたものとなっている。しかし、これはあくまでイラスト。今回、ステージでおしりをぷりんと出したことで「ある意味、これが完全復活の証しだ」と感激しているファンも少なくない。

 これだけいろいろあったケシャは、まだ30歳。学生時代、学校のコピー機で自分のおしり写真を10万枚もコピーしたという逸話を持つ彼女は、まだまだおしりにこだわりを持っているようでなよりである。これからも自慢のおしりをガンガン見せつけグリッターにまみれながら、圧巻の歌声を披露してほしいものだ。

「あれは売春組織」「命じられれば誰とでも寝た」プッシーキャット・ドールズ元メンバーの暴露に騒然

 プッシーキャット・ドールズの元メンバーが「あれはガールズ・グループなんかじゃなくて売春組織」「命じられれば、相手が誰であろうがセックスしなければならなかった」と暴露した。それに対してメンバーたちが猛反論し、世間を騒然とさせている。プッシーキャット・ドールズは2000年代に絶大なる人気を得たグループであり、現在さまざまなオーディション番組の審査員やメンターとして活躍しているメンバーもいる。今月に入り、ファン待望の再結成を発表したばかりだというのに、もしこの暴露が事実なら、すべてがポシャってしまうだろう。ネット上は、「ハーベイ・ワインスタイン騒動に便乗したのか」「いや、話は盛っているかもしれないが、仕事を獲るために枕営業をさせられたのは事実なんじゃないか」と盛り上がっている。

 プッシーキャット・ドールズは、振付師のロビン・アンティンが、1995年にバーレスク一座として結成した。一座のショーはハリウッドで大ウケし、ブリトニー・スピアーズ、P!NK、ブリタニー・マーフィーら大物セレブたちが彼女たちと一緒にステージに立つなど、人気を得た。

 グループ名に「プッシー」という女性器を表すスラングが入っているものの、「プッシーキャット」なので「子猫みたいに甘え上手でしなやかな女性」という意味のほうが強い。どちらにせよセクシュアルなニュアンスを強く持つが、バーレスク自体が官能的なショーなのでぴったりだと言えよう。

 ハリウッドでの成功を受け、ロビンは2003年に一座をポップ・グループに進化させることを決意。歌手やダンサーを募るオーディションを行い、以後、メンバーは入れ替わりながら、ファンを増やし、音楽界で成功していった。今回、「グループは売春組織だ」と暴露したのは、03年のオーディションを受けて採用されたものの、05年にデビューシングル「Don’t Cha」をリリースする直前に脱退したカヤ・ジョーンズである。

 カヤは13日に、突然ツイッターで連投を始めた。

「真実を教えてあげる。私がいたのはガールズ・グループじゃない。売春組織に属してたの。たまたま、歌うことで有名になったけどね。私たちを管理していた人たちがガッポリ稼いでいる間にね」「どれくらいひどかったかって? そうね、夢やバンドの仲間、1300万ドル(約14億6500万円)のレコード契約を捨て去ることができるほどひどかったわね。私たちはナンバーワンになるって確信してたけど、それも捨てられたほどだった」「チームの一員でいるためには、チームプレイヤーでなければならない。つまり、命じられれば誰とでも寝なきゃいけないってこと。もし命令に背いたら、利用価値がないって思われる」「利用されるってことよ。娼婦のような気分にさせたり、ドラッグ中毒にさせられたりして私たちを抵抗できなくさせてね。そういうこと。被害者をさらに苦しめるやり方でね」

 プッシーキャット・ドールズは、10年頃からメンバーそれぞれがソロ活動に移って事実上の解散状態となっていたが、今月9日に再結成の予定を発表したばかり。カヤは、この直後にとんでもない爆弾を投下したのである。

 グループを創設したロビンは怒り心頭で、15日、米セレブニュース「The Blast.com」の取材に対して「一瞬注目を浴びるための虚言」「反吐が出るほどの嘘八百」とこきおろした。

 この騒動に、ネット上は「ハーベイ・ワインスタインのセクハラ事件に便乗したのか?」「音楽界でもセクハラはあるだろうが、売春組織とは!」と大盛り上がり。「プッシーって言葉が入っているのは、そういう意味だったのか!」「ドールというのも、『お好きにどうぞ』という意味合いか!?」「妖艶なニコール・シャージンガーは何人と寝たのだろう」とゲスな想像をする輩も増えている。

 カヤは一連のツイートで「04年にハリウッドのエグゼクティブに伝えた。05〜06年にはプレスにも伝えた。11年にも発言した。17年の今、メディアが私の言葉に耳を傾けてくれることを祈るわ」とも言っており、これまでの告発はもみ消されたと示唆していることから、「メディアもグルか」「やっぱりマスコミは信用できない」という声まで上がるようになった。

 再結成を控えて騒ぎを大きくしたくなかったのか、プッシーキャット・ドールズは沈黙を続けていたが、18日、あまりのネットの過熱ぶりにとうとう声明を出し反論した。

「カヤが我々と一緒に働いていた短期間に一体どのような経験をしたのか知りませんが、レコード契約を結ぶ前に、我々がそのような不品行なことに関与していたことはなかったときっぱり証言できます」「もしカヤが、我々が知らないところでそんな目に遭っていたのなら、適切な助けを求めるべきです。その際には、彼女をサポートしていく構えでいます」と述べた上で、「プッシーキャット・ドールズを売春組織と結びつけるだなんて、何年も努力し続け築き上げてきた私たちの名声を傷つけるだけでなく、世界中で声を上げている真の性犯罪被害者の信憑性をなくすことにもなり得る行為」とぶった斬り。カヤが事実とは異なることを言っていると強く非難した。

 しかしカヤは怯むことなくロビンのことを「プレデター(捕食者)」だと表現しながら、「(ロビンの言葉を報じることで)被害者の信頼性を失うようなことはしないでほしい」とメディアに警告。「別に私のことを信じなくて結構よ。構わないわ」「今重要なのは、加害者に立ち向かえずに怖い思いをしている人たちを助けることなのだから」とキッパリと断言した。

 プッシーキャット・ドールズのメンバーたちは、10年以降、それぞれソロとして活動をしており、オーディション番組の審査員として知られているメンバーもいる。

 一番人気だったニコール・シャージンガーは、ソロアルバムも売れ、セレブダンスコンペ番組で優勝し、イギリスの国民的オーディション番組『Xファクター』の審査員として活躍した。歌手を目指す若い子たちからメンターとして崇められている存在だ。

 キンバリー・ワイアットは、イギリスのダンサーオーディション番組『Got To Dance』の審査員を5シリーズにわたって務め、米版が制作された時も審査員として参加した。

 アシュレイ・ロバーツは、セレブたちがジャングルの中でさまざまな課題にチャレンジしながら競い合ってサバイブするリアリティ番組『I'm A Celebrity…Get Me Out Of Here』で準優勝したことでお茶の間でも知られる存在となり、その後も、英オーディション番組『Dancing On Ice』の審査員を務めるなどテレビ界で活躍している。

 メロディー・トーントンも、ハリウッドのセレブたちが出場者の望みを聞いてお金を恵むというリアリティ番組『Bank of Hollywood』の審査員として出演。今ではモデル業にウエイトを置いており、ディオールの広告モデルも務めるなど活躍している。

 カーミット・バシャーとジェシカ・スッタは、テレビでの露出はないものの、歌手としての活動はずっと続けている。

 7年ぶりとなる再結成には6人全員が集結するとされており、ファンを大喜びさせたばかりだった。そこにカヤが「売春組織のくせに」と水を差したのである。

 カヤは、13歳の時にR・ケリーに発掘され彼のレコードレーベルと契約を結んだことがきっかけで業界入りしたという経歴の持ち主だ。16歳で大手キャピトル・レコードと契約。プッシーキャット・ドールズのオーディションを受けた03年は18〜19歳の頃だった。彼女の暴露通り、プッシーキャット・ドールズの“管理者たち”が、まだ20歳にもならない彼女やほかのメンバーたちに売春を強制していたのが事実であれば、とんでもないことである。

 音楽界でも、プロデューサーやレコード会社のエグゼクティブらがアーティストにセクハラをしているといううわさはある。デモ音源を聴いてもらうため、自分の音楽をラジオで流してもらうため、レコード契約にこぎつけるため、セックスを提供するというのはよくあることだとされており、『ハッスル&フロウ』など数多くの映画でもそうした場面が描かれている。そのため、カヤの今回の暴露も「なきにしもあらずだ」と受け止めた人が多いようだ。

 さらにネット上では、カヤが「13歳の時にR・ケリーに発掘された」という点にも注目が集まった。ケリーは大物R&Bシンガーソングライターで名音楽プロデューサーだが、作詞するのは未成年には聞かせられないようなセクシュアルな曲ばかり。また、救いようのないほどのロリコンで「若い女性ばかり集めて洗脳、監禁し、セックス・カルトを築き上げている」疑惑が持たれているほどの男だ。そんなケリーが、美しく色気があるカヤに手を出さないわけがないというのだ。「ケリーに発掘され契約にこぎつけたという時点でセックスが絡んでそう」「ケリーに業界の闇を叩き込まれたはず」という反応が大半を締めている。

 今のところ、「プッシーキャット・ドールズが営業でセクハラ的なサービスをさせられたことはあったかもしれないが、売春はそれとはまったく別物だし、話を盛ってるのでは?」「再結成で今後注目を集める彼女たちに嫉妬して、こんな発言をしたに違いない」とカヤへの否定的な意見も少なくない。この騒動、今後、一体どのような展開になっていくのか。カヤは「当時、日記をつけていた」とも言っているが、その日記を暴露本としてリリースすることはあるのか。「再結成に向けての仕込みでは?」と疑う人もいるようだが、真相は果たして!?

あの名女優が『007』セックスシーンで死にかけていた! 撮影現場でえらい目にあったハリウッド俳優たち

『MISSION : IMPOSSIBLE 6』のスタントに失敗し、骨折してしまったトム・クルーズ(55)。ビルからビルへと飛び移る危険なスタントで、わずかに飛距離が足りず、着地側のビルの側面に下半身を強打した。命綱を付けていたので落下することはなかったが、足首を2ヵ所骨折してしまった。この怪我により映画の製作は4カ月間ストップするとも伝えられている。

 手に汗握る派手なアクションシーンが多いハリウッド映画では、危険なシーンは役者に背格好が似ているスタントマンが代わりに演じる。しかし、中にはトムのように「どんなに危険で困難であっても自分でやりたい」と主張する役者、「自分ができる範囲でアクションシーンに挑戦したい」と意気込みを持つ役者がいるのだ。

 とはいえ、スタントマンであっても怪我をする世界、役者が気合を入れてスタントに果敢に挑んだものの失敗し、負傷することは珍しくない。今回はそんな「撮影現場で怪我をしたセレブたち」を、ご紹介しよう。

■ダニエル・クレイグは『007』で大怪我
 
『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンドで知られるダニエル・クレイグ(49)は、「本物だと思われたいから、できる限り自分のスタントはやる」と宣言している。結果、同シリーズの撮影現場では、かなりひどい怪我を負うこともしばしばだ。

 シリーズ最初の出演作となった『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)では、手始めのスタントで歯を折った。格闘シーンで相手との呼吸が合わなかったことが原因だ。歯は2本折れてしまい、治療のために一時ロンドンに戻らざるを得なかった。
 
 2作目の『007 慰めの報酬』(08)では、戦いのシーンで相手の蹴りが顔面に命中し、8針も縫うハメに。本人いわく「腕の良い形成外科医のおかげできれいに縫ってもらった」そうだ。同作はアクションシーンに次ぐアクションシーンが見どころだった分、右手薬指の先を少し切り落とす大ケガもし、救急病棟に運ばれるなど流血が絶えなかった。本人はこのケガも「大したことない」として、同日の午後には撮影現場に戻っている。右肩の筋断裂でピンを6本も埋め込み、1カ月間腕を吊っていたのもこの頃だ。撮影での怪我ではないとされているが、関連性はあることを英BBCトーク番組のインタビューで本人が示唆している。

 4作目の『007 スペクター』(15)でも、列車での壮絶な戦闘シーンで両膝を負傷。手術を受けなければならないほどひどく、6カ月の安静が言い渡されたものの、クレイグは2週間で撮影に復帰。無理をしたからか、再度手術を受ける必要性があるようだと報じられた。

 クレイグ自身は英映画誌「エンパイア」のインタビューで「6カ月なんて休んでいられない。怪我なんてファックだ!」と情熱的に語っていたが、英BBCの人気トーク番組に出演した際は、「『007』シリーズの撮影のおかげで満身創痍だ」ともぼやいていた。

 名作として語り継がれるSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。人気テレビコメディ俳優だったマイケル・J・フォックスを世界的な銀幕スターへと押し上げた作品だ。この完結編である『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(90)で、マイケルは「死の淵を見た」と明かしている。

 マイケルは、悪党たちにロープを首に巻かれて吊られるシーンを撮影するにあたり、スタントを使わないことに同意した。当初の予定では、彼自身の首にロープを巻きつけ、機械で体を支えながら吊られることになっていた。しかし実際には機械は使用されず、そのまま吊るされることになったという。ロープで首を絞めつけられ、息が止まったマイケルは気を失ってしまう。十数秒後、さすがに変だとスタッフが気づき、なんとか助けられた。

 この事故でマイケルは30秒間も意識を失い、現場は騒然となった。幸いにも後遺症などは残らず、製作側は「大丈夫だったから」と、マイケルが本当に苦しんでいるシーンを映画に使用。問題のシーンでは、マイケルが首のロープを両手で掴み悶絶する様子が確認できる。

 ちなみに同シリーズでマイケルのスタントを務めたのは、チャーリー・クラフウェルというスタントマンだった。2人は私生活でも交流があり、チャーリーはマイケルがその後出演したほとんどの映画で彼のスタントを務めている。

 また『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)の有名なスケートボードのシーンは、簡単な走行はマイケル自身が行い、後方から車がぶつかったりするなど危険を伴うシーンはプロのスケートボーダーのパー・ウェリンダーとボブ・シュメルツァーが行ったとのこと。エンドクレジットにもスタントとして彼らの名が記載されている。

■クラヴ・マガを習ったアンジェリーナ・ジョリー

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 スタントコーディネーターとして数多くの映画製作に携わってきたサイモン・クレーンによると、アンジェリーナ・ジョリー(42)は「スタントの99%は自分でやる」ガッツのある役者だそうだ。有能な女スパイを演じたアクション映画『ソルト』(10)の監督フィリップ・ノイスも、「CGI処理はしてないし、スタント・ダブルも使ってない。この作品の中のアンジーは全部アンジーだ」と自慢げに語っている。

 アンジー自身も、10年7月のコミコン・インターナショナルで『ソルト』(10)のスタントは自分自身で行ったと述べ、イスラエルで考案された格闘術クラヴ・マガとタイのムエタイの特訓を受けたと告白。「ほかに出演したどのアクション映画よりも、最高の仕上がりになった」と胸を張っていた。

 むろん撮影での怪我は絶えなかったそうで、「一番ひどいケガは、信じられないほど簡単なシーンで作った。銃を持ち床を転げるシーンで、鼻の上をザクッと切ってしまい跡が残ってしまった」と明かしている。

 また、頭を強く打ちつけ「音が聞こえなくなった時は、やばい、脳しんとうだと思った」とのこと。爆音から耳を守るため耳栓をしていたから音が聞こえなかったのだが、耳栓の存在を忘れてしまい、一瞬パニックになってしまったことを明かした。頭を打ったために周囲は心配し、念のためにと病院にかつぎ込んだ。監督はその時のことを、米芸能誌「Usウィークリー」で「リーヴ・シュレイバーとの最後の戦いのシーンで、アンジーが銃を撃ちながらドアに飛び込むときに、勢い余って頭を強打してしまったんだ」「念のために病院に連れてったんだが、アンジーはずっと『大丈夫! その必要はない!』と言い続けててね。本当に頑固者だよ」と回想している。

 アンジェリーナは、今も可能な限りスタントを自分で行っている。『マレフィセント』(14)でもワイヤーで体を吊ってスピード感のあるアクションシーンを華麗に行い、大きな話題となった。

 CHICAGO, IL - JULY 25:  Halle Berry attends the Chicago premiere of "Kidnap" at Kerasotes Showplace ICON on July 25, 2017 in Chicago, Illinois.  (Photo by Timothy Hiatt/Getty Images)

 ハル・ベリー(51)も、撮影中に危険な目に遭ってきた。

 2011年、『クラウド アトラス』(12)の撮影をしていた地中海のマヨルカ島で、当時4歳だった娘と島内を散策している時に誤って右足を骨折。主要キャラクターを演じる彼女が登場するシーンは多く、少しでも早く復帰したいとギプスを2週間半で外し撮影に戻った。

 しかし、不幸なことに危険を伴う川での撮影中に足を滑らせ岩から転落。またもや右足の同じ箇所を骨折してしまった。共演していたトム・ハンクスは、米「USA Today」のインタビューでその瞬間のことを「口汚い言葉を、聞いたことがないほど大きな声で叫んでいたねぇ」と回想。「60人くらいが一斉に駆け寄り、彼女を助けていたよ」とも明かした。

 このインタビューはハルも一緒に受けており、「ハイヒールが履けるまでに回復できてよかった」と笑顔を見せたものの「これまで足のサイズは24.5だったんだけど、折ったほうは25.5になっちゃったわ」と苦笑いしていた。

 ハルは、撮影中に腕を骨折したこともある。目が覚めたら自分の職場である女子刑務所の精神科病棟に収容されていたというホラー映画『ゴシカ』(03)では、演技に夢中になっていたロバート・ダウニー・Jrに腕を折られるという不幸な事故が起こっていたのだ。

 ハルはその後、12年の「The Movie Network」のインタビューで「高いところから飛び降りるとか飛び降りシーンを失敗したとか、クレイジーなことをやったとか、そういうわけじゃないの。ロバートとのシーンで、変に腕を掴まれ骨折してしまったの」とムッとした顔で発言。精神科病棟でハルをおさえ込むシーンで、博士役のロバートに腕を折られたことを明かした。別のインタビューでこのことについて聞かれたロバートは、「ま、事故だったからね。もし彼女が今も怒ってるとしたらホント悪かったなって思ってるよ」と軽く弁解していた。

『007 ダイ・アナザー・デイ」(02)のセックスシーン撮影中に、あわや窒息しかけたこともあった。これは共演者のピアース・ブロスナンが男性誌「エスクァイア」のインタビューで明かしたもので、イチジクを食べているハルに冗談を言い、笑い出したはずみでそのイチジクが喉に詰まってしまったのだという。

「突然、(ハルの)声が聞こえなくなって。背後からヤッているシーンを撮影していたんだけど、彼女が腕を振ってるんだ。2人ともほぼ全裸だったけど、ハイムリック法をしなくてはと彼女の体に腕を回してね。どうにかして自力で喉から吐き出せたからよかったけど」と回想。ハイムリック法とは、喉に何かが詰まって窒息しかけている人を救う「腹部突き上げ法」のことだ。

『キャットウーマン』(04)では、照明に頭をぶつけて高いところから床に転落。『ザ・コール 緊急通報指令室』(13)でも転落シーンで頭をコンクリートに叩きつけるという事故が発生。どちらも救急病棟に搬送されたが、幸い大ごとにはならずすぐに撮影現場に復帰した。ハルもアンジーに負けず劣らず丈夫な頑固者である。

■インディ・ジョーンズ名シーンは不幸の産物

 ハリソン・フォード(75)の撮影中のケガといえば、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)での出来事が記憶に新しい。ミレニアム・ファルコン号のドアが落下し、左足に直撃。骨折をしてしまい手術を受ける羽目になった。これだけ長く役者を続け、しかもアクション映画が多い彼は、これまでにも多くのケガを負っている。

 キャリア初期の代表作『インディ・ジョーンズ』シリーズ1作目である 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(81)では、膝の靭帯を損傷。それどころか赤痢にまでかかる悲劇に見舞われた。頻繁にトイレに行く必要があったため、「鞭と刀で戦う」シーンを「刀で戦いを挑む相手を、銃で一撃する」というシーンへと変更せざるを得なくなったという。逆に名シーンとなったため良かったのだが、ハリソンの顔はやつれており、走るシーンなども力が入っていないようにも見える。それもすべて、腹部に力が入らない状態だったからだ。

『インディ・ジョーンズ』シリーズ2作目の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(84)では、スリランカで象に乗るシーンを撮影した際に脊椎を痛めたものの「大丈夫だろう」と放置。その後、ロンドンで撮影した「タギーに待ち伏せされる」シーンで、後方に倒れてしまい、その衝撃で椎間板ヘルニアを発症してしまった。これはさすがに放置することも動くこともできず、ハリソンはすぐにアメリカに戻り手術を受け、撮影は数週間中断された。

『逃亡者』(93)では、撮影開始3週目に森を走るシーンで膝の靭帯を損傷。医師は手術が必要だと診断を下したが、ハリソンは撮影を中断させたくないと拒否。この映画はアクションシーン満載で、撮影を通して足に相当な痛みを抱えながら続行した。よく見るとハリソンが足をひきずっているシーンがあるのが確認できる。のちにハリソンは、演技ではなく「本当に痛かったから」だとインタビューで明かしている。

 ハリソンはさすがに年齢が年齢だけに、もう派手なアクションはできないだろうが、不運なケガにはくれぐれも気をつけてほしい。

16歳で出産した女子高生、整形女性器公開に続き“アナルプレイ”配信! 「最悪のリアリティスター」の声

 ファラ・アブラハムという、「全米最悪のリアリティスター」と呼ばれる女性がいる。16歳で妊娠してしまった高校生が不安を抱えながら出産する姿を追った米MTVのリアリティ番組から知られるようになった人物だ。その彼女が、ハロウィンに合わせてポルノサイトで「アナルプレイ」を生配信すると発表。9月に「お直し手術した女性器」をお披露目配信してからまだ1カ月しかたっていないことから「おなかいっぱい」「どこに需要があるのか」「まだ小さい娘がかわいそうで仕方ない」と呆れ返る声が殺到している。

 年々増え続ける10代の妊娠/出産を予防することはできないかと、米MTVは2009年6月にリアリティ番組『16 and Pregnant』の放送を開始した。タイトル通り、16歳で妊娠してしまった女子高生が出産するまでの半年間と、出産後1〜2カ月間のリアルな姿をカメラで追う番組で、1話につき1人の女子高生が主役になっていた。彼女たちの家族や赤ん坊の父親とのリアルな関係、出産後に生活が一転し「こんなはずじゃなかったのに」と絶望する姿が放送され、10代で性交渉をするリスクや、避妊に対するティーンの意識を大きく変えることに貢献したとされている。

 09年12月には、『16 and Pregnant』シーズン1で特に好評だった4人の出産後の日常を追うスピンオフ番組『Teen Mom』が放送開始。ファラはここに出演していた。彼女のストーリーは、「モデルや料理家になりたいという夢を持つ美しく聡明な女子高生で、チアリーダーとして充実した高校生活を送っていたがファーストラブの彼の子を妊娠。愛する彼は出産2カ月前に不慮の交通事故で亡くなってしまい、そりの合わない母親のもと子育てを始める」というものだった。アイオワ州の田舎町に住む彼女は、モデルを夢見ているだけあり、妊娠中も出産後もスタイル抜群で、メイクもヘアスタイルもバッチリ決めた美人だった。彼氏が亡くなったこと、母親がヒステリックで意地悪なことから、「悲劇のヒロイン」として特に人気を集めていた。

 しかし『Teen Mom』のエピソードが進むと共に、ファラの化けの皮が剥がれ、とんでもない性悪女であることが判明する。ほかの3人は貧困層〜中間層の下あたりで、両親も非協力的。「負の連鎖から抜け出そうと学業やバイトを頑張ろうとするが、小さな子どもがいるので難しい」「友人たちは大学ライフを満喫しているのに、自分たちは恋人との関係もうまくいかない」という状態なのに、ファラは母親に赤ん坊の世話を任せて、着飾ってデートに出かけてゆく。母親が比較的裕福で協力的なため、金銭的にも苦労せず、学業を続けることも可能だった。ほかの3人が赤ん坊の夜泣きに付き合っている時も、ファラは爆睡して起きず、母親が赤ん坊の面倒をみる有様で、「少しは母親らしく」という母親に逆ギレして一人暮らしを始めたものの、うまくいかず出戻ってくる。地元の専門学校を卒業した後は、ビジネスチャンスの多いフロリダに移り住むが、やはり子どもが邪魔で母親に長期間預けてデート三昧。なのに「私は親に恵まれない」「友達も離れていった。16歳で妊娠して母親になったから」「母親からは虐待を受けてきた。殴られて警察に通報したら母親は逮捕された。こんな母親に育てられた私は不幸」とさめざめと泣き、不幸アピールを繰り返していた。そのため『Teen Mom』の視聴者は次第に、「ほかの3人は応援するけど、ファラはムカつく」「絶対に転落人生を歩むタイプだから見届けてやる」という目で見るようになった。

 「自分は悪くない。悪いのは周り」と繰り返しのたまい、都合が悪くなるとヒステリックに泣くファラは、世間の予想通り転落人生を邁進してゆく。

 まず、11年7月に「出産したせいで」AカップになってしまったバストをCカップにサイズアップする豊胸手術を受けた。手術後はもちろん子どもの面倒は見られないので、母親に預ける。世間からは「子育てを最優先させなければならないのに」と批判の声を浴びたが「私はアバズレじゃない。お手本的存在」と胸を張った。

 その後、『チャーリーズ・エンジェル』の新作映画に出るとツイートしたものの、映画ではなくドラマ版のオーディションを受けただけで、しかも落選。同時期、カーダシアン三姉妹の当時32歳だった長女が内縁の夫との間に3人目の子を妊娠したという報道に「『Teen Mom』から何も学ばないなんて本当にダメね」「キムの結婚式みたいに、妊娠もフェイクかもね」とツイートし、「何様!?」と大炎上した。

 12年8月には自叙伝を出版し、同時に歌手デビューを果たす。本がそこそこ売れたため調子に乗ったのか、『Teen Mom』出演者のひとりとそのパートナーを「ブタ」「クソ」とツイートし、「クソはお前だ」と再び炎上する。翌月「私だけのスピンオフ番組が制作される」と発言するが、実現はせず。10月には、1万6000ドル(約180万円)かけて鼻と顎の整形手術を受け「大満足」と発言。「母親なんだから、お金は子どものために使うべき」「金銭的に余裕がないのに整形しまくるのは、結局母親に頼っているから」と大バッシングされた。

 13年1月、3歳になる娘の眉毛がつながっているのをワックスで除毛しようとして失敗、それでも毛抜きで取ったことに非難が殺到する。虐待だという声も上がったが、ファラは「私は正しいことをしている!」と強気だった。3月には飲酒運転で逮捕され、6カ月の保護観察処分になり、これで少しは反省するかと思いきや、4月にファラのセックステープが水面下で売りに出されていると報道が出る。

 しかもポルノ男優が「大手ポルノ制作/配信会社Vividエンターテインメントの仕事でファラと作品を撮った」と明かしているのに、ファラは「寂しくて、彼を雇ってパーソナルなビデオを制作したの。自分を慰めるために。それが流出したの!」とあくまで流出なのだと主張。5月にVividから『ファラ・スーパースター:ティーン・マムの秘密』というタイトルで配信開始され、ファラは100万ドル(約1億1000万円)の報酬を受け取ったと報じられた。

 その後も「妊娠したかも」と騒いだり、約7000ドル(約80万円)かけてバストをCカップからDカップにしたり、自分のポルノを見てオナニーしていると発言したり、ポルノ女優好きなチャーリー・シーンにアプローチして彼のドラマに出演させてもらおうと企み、チャーリーからディスられたり、22歳にしてアルコール依存症のリハビリを受けたりと、日々話題を生み出し続けた。

 13年9月には、「大人のおもちゃ」を作るために自分のバストと性器の型をとり、その過程をビデオで披露。その後も、交際相手がいないのにカップル・セラピー番組に出演しようとしたり、ポルノのプロモーションで訪れたストリップ・クラブやポルノ・コンベンションでレイプされたと告白したり、14年2月に「実はあのポルノは流出じゃなくて、もともとポルノとして撮影したもの」と大告白のようにもったいぶって今さらな発言をして、ひんしゅくを買った。

 どうにか方向転換しようとした彼女は、14年4月、「エロティック・ロマンス」小説シリーズを執筆すると発表する。7月に『セレブリティ・セックス・テープ:製作中』をリリースし、その10日後にセックス玩具ラインを発売した。このまま作家・実業家路線で行くのかと思いきや、今度はストリップ・クラブの踊り子になる。本人は「リサーチのため」と説明したものの、世間からは「相当お金に困っているのでは?」と彼女の金遣いの荒さと、娘への影響を心配する声が上がった。

 16年になると、別の番組に出演することを『Teen Mom』のプロデューサーから契約違反だと咎められ、プロデューサーを呼び出し、「クズでマヌケなマザーファッカー」「あんたって本当にホワイト・トラッシュね」と暴言を吐きまくる姿が番組で放送されてしまう。「救いようのない女」「でも彼女をここまで勘違い女にさせたのもMTVだよね」という声が上がった。

 ちなみにこの頃、偶然この番組を見たニッキー・ミナージュが、いつだって助けてくれる母親に暴言を吐きまくるファラに「最低な女だね」「あんたのママがあんたの子を産んだわけじゃないんだよ。娘の育児を助けてくれることに感謝しなよ」と諭したが、ファラは「なんてネガティブな人」「女性の味方と思ってたけど攻撃するなんてひどい。エロいMVばっかりだし、もう娘には見せない」とお得意の被害者っぷりを披露し、世間は白目をむいた。

 娘が7歳になるとモデル事務所に登録し、ビキニ姿でポーズをとる写真をインスタグラムに投稿したり、学校に化粧して行かせたり、娘を使ってダイエット商品のステマ写真を投稿し、大炎上。「娘も金儲けに使おうとしている毒母」「成長したらポルノ女優にさせそうで怖い」と懸念された。

 わがままで被害妄想の塊で「自分が一番正しい」と信じているファラだが、そんな最低最悪女でもネタになるからか、また、彼女自身がネタをばら撒いているからか、「全米最悪のリアリティスター」としてずっとタブロイドを騒がせているのだ。

 彼女の傍若無人な振る舞いにずっと耐えてきた恋人と破局し、シングルになったファラは、今年8月に「ヴァギナ・リジュビネーション」という、膣をきつくして若返らせる手術を受けたことをインスタグラムで明かした。

 9月に入ると、セックスやオナニーの生配信、ポルノスターとのセックス・チャットなどを提供する“新感覚アダルト・ウェブ・ライブ映像サイト”「CamSoda」が、「ファラがお直しした女性器を世間に生配信します!」と発表。「やっぱり金か」「5秒見たら3日以内に死にそう」「キモすぎ」「本当に娘がかわいそう。絶対にいじめられてそう」と世間は唖然とした。

 この「CamSoda」には配信ユーザーのプロファイル・ページがあり、そのページにはウィッシュ・リストが書き込めるようになっているのだが、ファラは「ヘアケアやセットなどに3000ドル(約33万円)」「マニキュアとペディキュアに200ドル(約2万円)」「タイ、ギリシャ、モナコ、ブラジルの旅行」「1000ドル(約11万円)の買い物費用」「サイズ9のヒール」「ルイ・ヴィトンのバッグ、トラベルバッグ、キャリー」と大量に書き込み、「厚顔とはまさに彼女のこと」だと話題に。今後も「CamSoda」でいろいろ配信しそうだとマニアは注目していた。

 そしてその読み通り、ファラが今度「CamSoda」でハロウィンに便乗した「アナルプレイ」を配信すると報じられたのだ。

 米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は17日、「みなさん、ハロウィンのトリック・オア・トリートにはフロント・ドア(玄関)を使うものですが、ファラはバックを使うようです」という書き出しで、彼女がハロウィンに合わせて「CamSoda」で生ポルノショーを配信すると報道した。

 配信するのはハロウィン前日の30日で、「大人のおもちゃを使い、アナルプレイする」という内容になると伝えた。

 ファラが前回「CamSoda」で配信した性器丸出しショーは、8万人の見物客が殺到しサイトはクラッシュしてしまったが、前回以上のアクセスを見込んでいる同サイトは、サーバーを強化したと意気込んでいるとのこと。

 この報道に、世間は心底うんざりしているようで「ハロウィンは子どもと楽しむべきホリデーなのに、本当に母親失格」「そんなに需要があるの? 誰が見てるの?」と批判的な意見が殺到。「体を売ることでしか金稼ぎができないんでしょ。体を売ることで世間を騒がせて注目を集めてリアリティ番組に出るのを繰り返してる」「さすがに娘もいろいろわかってきてるんじゃないか。こんな母親を持って精神を病みそう」と、あらためて娘が気の毒がられている。

 ファラは現在、MTVインターナショナルがソーシャルメディアを通してセレブがデートする『Single AF』(シングル・アズ・ファック=めっちゃシングル)という番組に参加中。この番組は、まずMTVのフェイスブック、ツイッター、インスタグラムやスナップチャットで、シングルの若きセレブたちがカジュアルなデートを楽しむ姿を紹介する。今年10月24日に番組として放送する予定になっており、「TMZ」は「1人でアナルプレイするのは、まさしく『Single AF』の宣伝でもあるんでしょう」と、「シングル・アズ・ファック」と「シングル・アナル・ファッカー」をかけていた。

 相手にするのも嫌なのか、「TMZ」のコメント欄には230あまりしか書き込みがないが、どれもこれも彼女がいかに最悪か、母親として最低かを嘆くものばかり。「世も末」という言葉がぴったりだと、誰も彼もが感じているようだ。

「16歳で妊娠したら人生がめちゃくちゃになるという素晴らしいお手本」だと皮肉られているファラ。お騒がせリアリティ番組スターとしては息が長い彼女のことを、したたかで計算高い女性だと見ている人も多いが「もうおなかいっぱい」という声がほとんどだ。

 女性器、アナルの次は一体何を生中継するのか気になる色物好きな殿方もいるようだが、はたして彼女は今後どのようなエゲツないことをするのか。娘はどうなってしまうのか。「あと12年もしたら、母娘ポルノが楽しめそう」というゲスな声も聞こえてくるが、娘が道を外れないことを祈らずにはいられない。

16歳で出産した女子高生、整形女性器公開に続き“アナルプレイ”配信! 「最悪のリアリティスター」の声

 ファラ・アブラハムという、「全米最悪のリアリティスター」と呼ばれる女性がいる。16歳で妊娠してしまった高校生が不安を抱えながら出産する姿を追った米MTVのリアリティ番組から知られるようになった人物だ。その彼女が、ハロウィンに合わせてポルノサイトで「アナルプレイ」を生配信すると発表。9月に「お直し手術した女性器」をお披露目配信してからまだ1カ月しかたっていないことから「おなかいっぱい」「どこに需要があるのか」「まだ小さい娘がかわいそうで仕方ない」と呆れ返る声が殺到している。

 年々増え続ける10代の妊娠/出産を予防することはできないかと、米MTVは2009年6月にリアリティ番組『16 and Pregnant』の放送を開始した。タイトル通り、16歳で妊娠してしまった女子高生が出産するまでの半年間と、出産後1〜2カ月間のリアルな姿をカメラで追う番組で、1話につき1人の女子高生が主役になっていた。彼女たちの家族や赤ん坊の父親とのリアルな関係、出産後に生活が一転し「こんなはずじゃなかったのに」と絶望する姿が放送され、10代で性交渉をするリスクや、避妊に対するティーンの意識を大きく変えることに貢献したとされている。

 09年12月には、『16 and Pregnant』シーズン1で特に好評だった4人の出産後の日常を追うスピンオフ番組『Teen Mom』が放送開始。ファラはここに出演していた。彼女のストーリーは、「モデルや料理家になりたいという夢を持つ美しく聡明な女子高生で、チアリーダーとして充実した高校生活を送っていたがファーストラブの彼の子を妊娠。愛する彼は出産2カ月前に不慮の交通事故で亡くなってしまい、そりの合わない母親のもと子育てを始める」というものだった。アイオワ州の田舎町に住む彼女は、モデルを夢見ているだけあり、妊娠中も出産後もスタイル抜群で、メイクもヘアスタイルもバッチリ決めた美人だった。彼氏が亡くなったこと、母親がヒステリックで意地悪なことから、「悲劇のヒロイン」として特に人気を集めていた。

 しかし『Teen Mom』のエピソードが進むと共に、ファラの化けの皮が剥がれ、とんでもない性悪女であることが判明する。ほかの3人は貧困層〜中間層の下あたりで、両親も非協力的。「負の連鎖から抜け出そうと学業やバイトを頑張ろうとするが、小さな子どもがいるので難しい」「友人たちは大学ライフを満喫しているのに、自分たちは恋人との関係もうまくいかない」という状態なのに、ファラは母親に赤ん坊の世話を任せて、着飾ってデートに出かけてゆく。母親が比較的裕福で協力的なため、金銭的にも苦労せず、学業を続けることも可能だった。ほかの3人が赤ん坊の夜泣きに付き合っている時も、ファラは爆睡して起きず、母親が赤ん坊の面倒をみる有様で、「少しは母親らしく」という母親に逆ギレして一人暮らしを始めたものの、うまくいかず出戻ってくる。地元の専門学校を卒業した後は、ビジネスチャンスの多いフロリダに移り住むが、やはり子どもが邪魔で母親に長期間預けてデート三昧。なのに「私は親に恵まれない」「友達も離れていった。16歳で妊娠して母親になったから」「母親からは虐待を受けてきた。殴られて警察に通報したら母親は逮捕された。こんな母親に育てられた私は不幸」とさめざめと泣き、不幸アピールを繰り返していた。そのため『Teen Mom』の視聴者は次第に、「ほかの3人は応援するけど、ファラはムカつく」「絶対に転落人生を歩むタイプだから見届けてやる」という目で見るようになった。

 「自分は悪くない。悪いのは周り」と繰り返しのたまい、都合が悪くなるとヒステリックに泣くファラは、世間の予想通り転落人生を邁進してゆく。

 まず、11年7月に「出産したせいで」AカップになってしまったバストをCカップにサイズアップする豊胸手術を受けた。手術後はもちろん子どもの面倒は見られないので、母親に預ける。世間からは「子育てを最優先させなければならないのに」と批判の声を浴びたが「私はアバズレじゃない。お手本的存在」と胸を張った。

 その後、『チャーリーズ・エンジェル』の新作映画に出るとツイートしたものの、映画ではなくドラマ版のオーディションを受けただけで、しかも落選。同時期、カーダシアン三姉妹の当時32歳だった長女が内縁の夫との間に3人目の子を妊娠したという報道に「『Teen Mom』から何も学ばないなんて本当にダメね」「キムの結婚式みたいに、妊娠もフェイクかもね」とツイートし、「何様!?」と大炎上した。

 12年8月には自叙伝を出版し、同時に歌手デビューを果たす。本がそこそこ売れたため調子に乗ったのか、『Teen Mom』出演者のひとりとそのパートナーを「ブタ」「クソ」とツイートし、「クソはお前だ」と再び炎上する。翌月「私だけのスピンオフ番組が制作される」と発言するが、実現はせず。10月には、1万6000ドル(約180万円)かけて鼻と顎の整形手術を受け「大満足」と発言。「母親なんだから、お金は子どものために使うべき」「金銭的に余裕がないのに整形しまくるのは、結局母親に頼っているから」と大バッシングされた。

 13年1月、3歳になる娘の眉毛がつながっているのをワックスで除毛しようとして失敗、それでも毛抜きで取ったことに非難が殺到する。虐待だという声も上がったが、ファラは「私は正しいことをしている!」と強気だった。3月には飲酒運転で逮捕され、6カ月の保護観察処分になり、これで少しは反省するかと思いきや、4月にファラのセックステープが水面下で売りに出されていると報道が出る。

 しかもポルノ男優が「大手ポルノ制作/配信会社Vividエンターテインメントの仕事でファラと作品を撮った」と明かしているのに、ファラは「寂しくて、彼を雇ってパーソナルなビデオを制作したの。自分を慰めるために。それが流出したの!」とあくまで流出なのだと主張。5月にVividから『ファラ・スーパースター:ティーン・マムの秘密』というタイトルで配信開始され、ファラは100万ドル(約1億1000万円)の報酬を受け取ったと報じられた。

 その後も「妊娠したかも」と騒いだり、約7000ドル(約80万円)かけてバストをCカップからDカップにしたり、自分のポルノを見てオナニーしていると発言したり、ポルノ女優好きなチャーリー・シーンにアプローチして彼のドラマに出演させてもらおうと企み、チャーリーからディスられたり、22歳にしてアルコール依存症のリハビリを受けたりと、日々話題を生み出し続けた。

 13年9月には、「大人のおもちゃ」を作るために自分のバストと性器の型をとり、その過程をビデオで披露。その後も、交際相手がいないのにカップル・セラピー番組に出演しようとしたり、ポルノのプロモーションで訪れたストリップ・クラブやポルノ・コンベンションでレイプされたと告白したり、14年2月に「実はあのポルノは流出じゃなくて、もともとポルノとして撮影したもの」と大告白のようにもったいぶって今さらな発言をして、ひんしゅくを買った。

 どうにか方向転換しようとした彼女は、14年4月、「エロティック・ロマンス」小説シリーズを執筆すると発表する。7月に『セレブリティ・セックス・テープ:製作中』をリリースし、その10日後にセックス玩具ラインを発売した。このまま作家・実業家路線で行くのかと思いきや、今度はストリップ・クラブの踊り子になる。本人は「リサーチのため」と説明したものの、世間からは「相当お金に困っているのでは?」と彼女の金遣いの荒さと、娘への影響を心配する声が上がった。

 16年になると、別の番組に出演することを『Teen Mom』のプロデューサーから契約違反だと咎められ、プロデューサーを呼び出し、「クズでマヌケなマザーファッカー」「あんたって本当にホワイト・トラッシュね」と暴言を吐きまくる姿が番組で放送されてしまう。「救いようのない女」「でも彼女をここまで勘違い女にさせたのもMTVだよね」という声が上がった。

 ちなみにこの頃、偶然この番組を見たニッキー・ミナージュが、いつだって助けてくれる母親に暴言を吐きまくるファラに「最低な女だね」「あんたのママがあんたの子を産んだわけじゃないんだよ。娘の育児を助けてくれることに感謝しなよ」と諭したが、ファラは「なんてネガティブな人」「女性の味方と思ってたけど攻撃するなんてひどい。エロいMVばっかりだし、もう娘には見せない」とお得意の被害者っぷりを披露し、世間は白目をむいた。

 娘が7歳になるとモデル事務所に登録し、ビキニ姿でポーズをとる写真をインスタグラムに投稿したり、学校に化粧して行かせたり、娘を使ってダイエット商品のステマ写真を投稿し、大炎上。「娘も金儲けに使おうとしている毒母」「成長したらポルノ女優にさせそうで怖い」と懸念された。

 わがままで被害妄想の塊で「自分が一番正しい」と信じているファラだが、そんな最低最悪女でもネタになるからか、また、彼女自身がネタをばら撒いているからか、「全米最悪のリアリティスター」としてずっとタブロイドを騒がせているのだ。

 彼女の傍若無人な振る舞いにずっと耐えてきた恋人と破局し、シングルになったファラは、今年8月に「ヴァギナ・リジュビネーション」という、膣をきつくして若返らせる手術を受けたことをインスタグラムで明かした。

 9月に入ると、セックスやオナニーの生配信、ポルノスターとのセックス・チャットなどを提供する“新感覚アダルト・ウェブ・ライブ映像サイト”「CamSoda」が、「ファラがお直しした女性器を世間に生配信します!」と発表。「やっぱり金か」「5秒見たら3日以内に死にそう」「キモすぎ」「本当に娘がかわいそう。絶対にいじめられてそう」と世間は唖然とした。

 この「CamSoda」には配信ユーザーのプロファイル・ページがあり、そのページにはウィッシュ・リストが書き込めるようになっているのだが、ファラは「ヘアケアやセットなどに3000ドル(約33万円)」「マニキュアとペディキュアに200ドル(約2万円)」「タイ、ギリシャ、モナコ、ブラジルの旅行」「1000ドル(約11万円)の買い物費用」「サイズ9のヒール」「ルイ・ヴィトンのバッグ、トラベルバッグ、キャリー」と大量に書き込み、「厚顔とはまさに彼女のこと」だと話題に。今後も「CamSoda」でいろいろ配信しそうだとマニアは注目していた。

 そしてその読み通り、ファラが今度「CamSoda」でハロウィンに便乗した「アナルプレイ」を配信すると報じられたのだ。

 米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は17日、「みなさん、ハロウィンのトリック・オア・トリートにはフロント・ドア(玄関)を使うものですが、ファラはバックを使うようです」という書き出しで、彼女がハロウィンに合わせて「CamSoda」で生ポルノショーを配信すると報道した。

 配信するのはハロウィン前日の30日で、「大人のおもちゃを使い、アナルプレイする」という内容になると伝えた。

 ファラが前回「CamSoda」で配信した性器丸出しショーは、8万人の見物客が殺到しサイトはクラッシュしてしまったが、前回以上のアクセスを見込んでいる同サイトは、サーバーを強化したと意気込んでいるとのこと。

 この報道に、世間は心底うんざりしているようで「ハロウィンは子どもと楽しむべきホリデーなのに、本当に母親失格」「そんなに需要があるの? 誰が見てるの?」と批判的な意見が殺到。「体を売ることでしか金稼ぎができないんでしょ。体を売ることで世間を騒がせて注目を集めてリアリティ番組に出るのを繰り返してる」「さすがに娘もいろいろわかってきてるんじゃないか。こんな母親を持って精神を病みそう」と、あらためて娘が気の毒がられている。

 ファラは現在、MTVインターナショナルがソーシャルメディアを通してセレブがデートする『Single AF』(シングル・アズ・ファック=めっちゃシングル)という番組に参加中。この番組は、まずMTVのフェイスブック、ツイッター、インスタグラムやスナップチャットで、シングルの若きセレブたちがカジュアルなデートを楽しむ姿を紹介する。今年10月24日に番組として放送する予定になっており、「TMZ」は「1人でアナルプレイするのは、まさしく『Single AF』の宣伝でもあるんでしょう」と、「シングル・アズ・ファック」と「シングル・アナル・ファッカー」をかけていた。

 相手にするのも嫌なのか、「TMZ」のコメント欄には230あまりしか書き込みがないが、どれもこれも彼女がいかに最悪か、母親として最低かを嘆くものばかり。「世も末」という言葉がぴったりだと、誰も彼もが感じているようだ。

「16歳で妊娠したら人生がめちゃくちゃになるという素晴らしいお手本」だと皮肉られているファラ。お騒がせリアリティ番組スターとしては息が長い彼女のことを、したたかで計算高い女性だと見ている人も多いが「もうおなかいっぱい」という声がほとんどだ。

 女性器、アナルの次は一体何を生中継するのか気になる色物好きな殿方もいるようだが、はたして彼女は今後どのようなエゲツないことをするのか。娘はどうなってしまうのか。「あと12年もしたら、母娘ポルノが楽しめそう」というゲスな声も聞こえてくるが、娘が道を外れないことを祈らずにはいられない。

コートニー・ラブ、12年も前に「ハーベイに気をつけろ」と警告! 「ロックすぎる」と称賛の声

 映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタイン(65)が、過去約30年間にわたって20代の女優らにセクハラしてきたという疑惑が報じられて、はや10日が過ぎた。アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーからも会員資格を剥奪され、ハーベイは事実上、ハリウッドを追放された。数多くの女優たちが「実は私も過去に言い寄られた」「セクハラを受けた」と暴露大会を繰り広げているが、世間は「今、言っても意味ない」「その時に言わないから被害が広がった」としらけ気味だ。そんな中、恐れを知らないジャンキーなロッカーであり、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたこともある女優のコートニー・ラブ(53)が、2005年にレッドカーペットで「ハーベイ・ワインスタインには気をつけるように」と警告していたことが明らかになり、「さすがコートニー!」と株を上げている。

 コートニーといえば、1994年4月に拳銃自殺した伝説的なロッカー、カート・コバーンの妻として知られているが、カートと出会う前からバンドや女優活動をアグレッシブに行っていた筋金入りのアーティストである。
 
 10代の頃、生活費を稼ぐために世界中でストリッパーをしていたとき、イギリスでミュージシャンと付き合ったことがきっかけでロックに夢中になり、自分もロッカーになることを決意。帰国後、一度はフェイス・ノー・モアのボーカルに採用されたものの「男のエネルギーが必要だから」と数カ月でクビになり、怒ったコートニーは「女だけのバンドを作ってやる!」とシュガー・ベイビー・ドールという女子バンドを結成する。自身の薬物依存が原因でこのバンドが解散した後は、ロサンゼルスに移住して映画のオーディションを受けまくる。87年にはインディ映画『ストレート・トゥ・ヘル』の主演に大抜擢されるものの、本人が期待したほどのブレークにはつながらなかった。

 今度は再び音楽に舞い戻り、「ビッグ・ブラック、ソニック・ユース、フリートウッド・マックに影響を受けてる私とバンド組みたい人!」という募集記事を新聞に出し、ホールを結成した。ステージは大盛況で、91年にインディーレーベルからデビューアルバムをリリース。この年にカートと交際を始め、翌年妊娠し、結婚する。ニルヴァーナが世界的に大ヒットしたことから「グランジ版ジョンとヨーコ」と呼ばれるようになったが、もともとコートニーは「自分で金を稼ぎ、自らキャリアを切り開いてきた」自立した女性だったのだ。

 カートが自殺した1週間後にメジャーレーベルからリリースされたホールのメジャーレーベル・デビューアルバム『Live Trough This』(94)は大ヒットし、ハチャメチャなツアーも大成功した。コートニーの精神状態は不安定で、荒れに荒れていたが、96年にはビッグチャンスが舞い込む。悪名高きポルノ雑誌「ハスラー」を創刊したラリー・フリントの裁判が映画化されることになり、コートニーはラリーの妻役が自分にぴったりだと確信を持つ。ラリーの妻・アルシアは、ストリッパー出身のヤク中で、後にエイズに罹患、33歳のときにOD(オーバードーズ)で亡くなったという人物で、たしかにコートニーに似合いの役だった。オーディションで監督のミロス・フォアマンは「アルシア本人のようだ」と驚き、採用する。製作会社のコロンビア映画は渋い顔をしたが、定期的に薬物検査を受けることなどを条件に『ラリー・フリント』(96)にキャスティングされた。これが当たり役となり、ゴールデン・グローブ主演女優賞にもノミネートされるなど業界から高く評価され、コートニーは「薄汚れたジャンキーなロックウーマン」から「ハリウッドのAリスト女優」へと華麗なる転身を遂げた。

 だがその後、レコード会社と揉めたり、薬物依存症が悪化したり、バンドを解散させたりと、コートニーとその周辺は再び荒れていく。05年には、米コメディ・セントラル局の人気番組『ロースト』に、明らかにハイな状態で出演し、保護観察期間中の違反行為であるとみなされてリハビリ施設に90日間ぶち込まれてしまった。

 この『ロースト』内のインタビューで、コートニーはハリウッドで成功することを夢見る若い女の子たちに「ハーベイ・ワインスタインには気をつけろ」と警告していたのだ。

 米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は14日、コートニーが『ロースト』でカーペット・インタビューを受けるショート映像を紹介している。この映像では、「ハリウッドに移り住もうとしている若い女の子たちに、何かアドバイスを」という問いに、コートニーが「ん〜、これ言ったら名誉毀損になっちゃうかしら」と横を向きながらつぶやいた直後、「ハーベイ・ワインスタインに『フォーシーズンズでプライベート・パーティーするからおいで』って誘われても、行かないことね」と早口で言い放っている。同サイトは「コートニーは、はっきりとハーベイの誘いには絶対に応じるなと警告していた」「ハリウッドの俳優は『ハーベイのセクハラを知らなかった』と言い、女優たちは『私も言い寄られた、被害者だ』とカマトトぶってるが、ハーベイのセクハラは業界では誰もが知っていたということを裏付ける発言だ」と伝えた。

 この動画はネット上で拡散され、「さすがコートニー!」「ハーベイの名前をしっかりと挙げてのこの発言はすごい!」と称賛する声が多数上がった。これを受けてコートニーは、ツイッターで「私はハーベイの被害者じゃないんだけどね」と説明しつつ、「CAAから発言を永久に禁止されたのよ」という言葉の後に「ハーベイ」と「レイプ」というハッシュタグをつけたツイートを投下した。

 CAAとは、ハリウッド7大エージェンシーのひとつであるクリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシーのことだ。ロバート・ダウニー・Jr、ジェニファー・ローレンス、マシュー・マコノヒーなど大物スターを抱える事務所である。コートニーは、このエージェンシーから「ハーベイのセクハラを語るのはタブーだ」と厳しく口止めされたことを、サラッと暴露したのだ。

 ネット上では、「エージェントを含め、誰もがハーベイのセクハラを知っていたが、黙認していたことを証明する発言」「おそらく、セクハラを受けた女優が自分のエージェンシーに泣きついたとしても『そのことは公言するな』『仕事ができなくなってもいいのか』などと脅かされてたんじゃないか」とさまざまな推測が飛び交い、お祭り騒ぎとなっている。

 ブロンド美女でセクシーなコートニーにハーベイが手を出さなかったのは、彼女があまりにもハチャメチャで、ハイになった時にポロッと暴露されると懸念したのか、それとも彼女が『ラリー・フリント』で注目されるようになった時はすでに30歳を過ぎていたからか、理由は不明だ。コートニーは2001年にも、ニューヨークのロシアン・ティー・ルームで開催されたチャリティーで「ハーベイ・ワインスタインは私とは、セックスしないの。だって私は“シクサ”じゃないから」と冗談交じりに発言している。“シクサ”とは非ユダヤ人女性のことを指す。コートニーにはユダヤの血が流れているため、ハーベイは彼女をセクハラ対象にはしなかったとギャグにした。しかし、同じくぶっ飛んだお騒がせセレブとして知られているリンジー・ローハンもハーベイにセクハラされていないと見られていることから、「ユダヤの血うんぬんじゃなく、逆上しやすくベラベラしゃべりそうな女優は避けたのだろう」と推測する者が多い。

 若者たちからは「娘とやっと和解できた、露出狂の精神不安定なお騒がせ整形おばさん」というイメージを持たれているコートニーだが、ミュージシャンとしてのキャリアも女優としてのキャリアも、血のにじむような努力をして積み上げてきたのだという自信を持っている。また、彼女は長きにわたるSGI(創価学会インタナショナル)信者で、題目を唱えればなんでもかなうと信じている怖い者知らずだ。CAAに脅されても震え上がることなく「はいはい、タブーなんでしょ。もう言わないよ」というノリで了承したものと思われる。なお、コートニーは警告発言の後も、ハーベイと普通に交流しており、12年にはサンセット・タワー・ホテルで開催されたイベントでハーベイとジェシカ・チャステインが楽しそうに談話するそばで、にこやかな表情で立っているところをパパラッチされている。

 コートニーは13年に自叙伝『The Girl with the Most Cake』をリリースする予定だったが、その後、ゴーストライターから訴えられるなどのトラブルがあり、ポシャってしまった。今年6月に深夜番組『Late Night with Seth Meyers』で、「そういえばあの自叙伝の話、どうなったの?」と聞かれたコートニーは「最初のゴーストライターは書きすぎちゃって。暴露が多くて低級な作品になっちゃった」「だから、もっと上品な感じの、あまり書きすぎないような作品になるように、新しいゴーストライターと一緒に書き直してる」「自叙伝は出すけど、たくさんの秘密を守らなくちゃならないから」と説明していた。

 この自叙伝で、ハーベイやCAAに関することを「ハリウッドのクソすぎる闇」として書いていたのではないかとも注目されているが、果たしてどうなのか? 今後も、ハリウッドの裏事情に関するコートニーのさらなる暴露を、世間は期待している。

「刑務所に入ってたけど、なにか質問ある?」元女囚が立てた掲示板、話題はメイク事情?

syukannsi

 ネットの掲示板を読んだり投稿してますか? かくいう私はネット掲示板が大好きで、ハマると気付けば四六時中ずっと見てしまいます。何か面白いことがあれば掲示板。何か面白くないことがあっても、掲示板。面白いことないかな? と退屈しても掲示板。自分よりひどい目にあってる人がいないかな? と思っても掲示板。なぜなら、掲示板にはどんな話題も転がっていて、日常的なことから、それこそ思いもつかなかったようなこと、探せばなんでもあります。

 日本の掲示板でさえ数えきれないほどの情報があふれていますが、海外の掲示板も面白い。「Reddit(レディット)」という、2005年にアメリカで創設されたソーシャルニュース・掲示板サイトは、英語圏最大級の規模で、日本の掲示板とほぼ同じく、利用者が自由にトピック立て、コメントすることができるもの。なんでもありで、日本では聞けない刺激的な話題もてんこ盛りです。そんな面白い数あるトピックの中から、今日紹介したいのは、アメリカの元女性囚人による、リアルな刑務所生活にまつわるもの。

 日本のムショ話もさることながら、海外の刑務所もすごいんです。映画などでイメージしていた刑務所は、怖くて野蛮なイメージがありますが、実際の刑務所はどうなのでしょうか!?  トピックのコメントを抜粋し、抄訳して紹介します。

元ドラッグ中毒女性「刑務所に入ってたけど、なにか質問ある?」

【トピック主】
 私は21歳のときに刑務所に入った。刑務所に入るとまず最初に、何の中毒(中毒者)なのか聞かれる。酒か精神薬に依存してると言えば、抗不安薬を毎日投与されるんだ。捕まって最初の2週間、刑務所の薬物依存治療エリアにいた頃は穏やかだった。収監者の間で口ゲンカがちょっと起こったりしたけど、「私たちは中毒者なだけで犯罪者じゃない。みんなで一緒に中毒を克服していくんだ」みたいな、ちょっとした仲間意識があったから。

 この治療エリアには、共同シャワーエリアと、ベッドが4つ並んだ部屋が並ぶ就寝エリアがある。シャワールームが1人ずつ区切られてたから、そこで結構、女同士でいちゃいちゃしてる連中もいて、中にはすっごく変なこともあった。電動シェーバーを使い回ししてるんだよ。シェーバーは各寝台に1つあるのに、わざわざその古い電気シェーバーを求めて列ができることもある。それで足の毛や陰毛の処理をしているんだろうけど、中にはシェーバーを反対に持って刃のない方をエッチなことに使ってる人もいた。超絶きもい。シェーバーで、だなんて思いついたこともないわ。

 電子レンジとか給湯器もあったから、カップ麺もホットミルクもコーヒーも作れたりした。切手つきのはがきとペンももらうことができて、家族に手紙が書けたし、お願いすればトイレットペーパーやシャンプー、石けんや歯磨き粉ももらえた。監視カメラの回る間であれば庭の散歩もできて、ヨガクラスもあったし、フィットネス、ジムも、図書館もあった。

 でも2週間後、警備が最大に厳しい刑務所に移動に。一部屋につき寝台は1つで、ほとんどの時間は施錠されてて、ハイテクな建物だった。コミュニティルームに行けば数時間テレビを見ることはできたけど、お湯は使えなくなった。収監前に罰金を払わなかった人は、幼児殺人者と同じ部屋に閉じ込められて、その部屋の人たちはみんなから敬遠されてたよ。ある日、1人の幼児殺人者が、私が食べてないオートミールを頂戴と言ったことで、みんなにボコボコにされた。鉄のドアのフレームに顔を思いっきりぶつけてる女の子もいたり、喧嘩もいっぱい。ここは、本当にひどい環境だった。

 ちょっと長くなっちゃったから、もうやめるけど、質問があればなんでも答えるよ。

<コメント1>
 刑務所では冷静を保ったり、問題を起こしそうな人と距離を置くのは簡単じゃないと思う。囚人同士のケンカに巻き込まれないように、なにか心がけてた?

<トピック主>
 攻撃的な囚人にずーっと囲まれて過ごすのは、本当に最悪だったよ。刑務所に行って最初の食事中、私のテーブルで1人の女が別の女を攻撃しだしたのを覚えてる。本当にあっと言う間にケンカが起こって、私はまだ座ったままだったから、ほかの子が私を引っ張って引き離してくれたの。

 その後にわかったんだけど、ケンカとまったく関係ない子がターゲットになっちゃって、顔を殴られて目の周りの骨が折れたかなんかで、救助に運ばれるまで床に倒れこんで、のたうち回って泣き叫んでた。それ以降、ケンカした女たちのことはもう見てない。誰も私にケンカをふっかけたりしなかったよ。そんなふうにする理由もなかったし。

 私はずーっと独房にこもってて、独房の外に出ることが許される時間でも絵を描いたり、すっごく長い手紙を書いて過ごしてた。良くも悪くも、誰かのことを話したりしなかった。とにかくポジティブでいるように心がけて、話すよりも聞く方に徹してた。本当は、すっごく不安で憔悴してたのに、監獄では「スマイル」っていうあだ名をつけられたよ。

<コメント2>
 独房から出るのは、どんな時?

<トピック主>
 食事の時。でもその時間が、一番ケンカが起きやすいんだよね。

<コメント3>
 カミソリといえば、俺が刑務所で見た一番奇妙だった光景は、1人の男がカミソリで全身の毛を剃りながら、まつ毛まで剃ってたこと。なんでそんなことしてたんだろう。

<コメント4>
 化粧したりとか、ムダ毛の処理って、女の子にとっては大事だよね。私は精神科に入院してたことがあるけど、そこでは化粧とかムダ毛処理をしなきゃいけなかったもん。でも、毎日できてなかった人もいるけどね。

<コメント5>
 精神病で入院していたことがあるけど、逆の状況を見たよ。精神病に入院してた女の子は、みんな化粧することも、髪の毛を下ろしたりすることすら許されてなかった。自尊心を高めるみたいなことがその理由だったけど、女の子は全然幸せそうじゃなかった。

 でも黒人の子だけ美容院に行くことが許されてた。彼女たちは白人の子よりも髪の毛の手入れが必要だからね。黒人の子たちが美容院から戻ってきて前よりキレイになってるのを見ても、白人の子たちは文句ひとつ言うことも許されてなかった。精神病棟はめちゃくちゃだったよ。

<トピック主>
 私が精神科に入院したときは、看護婦さんは私に、出かけるときにメイクなんか必要ないとか言ってたよ。失礼だなって思った。そのときは絶望の真っただ中だったけど、メイクしたり、日常のそういう行為って、普通の感覚を思い出すのにすごく大事だし、日々がんばろうって思える力になったな。

<コメント6>
 どうして罰金をくらったの?

<トピック主>
 違うよ。罰金はくらってない。私が言ってるのは、罰金をちゃんと払ってない人は、精神病持ちの暴力的な囚人とか、殺人者、強姦犯と同じエリアに入れられるってこと。最初に、セキュリティが一番厳しいところに入れられるのは、喧嘩っ早いとか、そうゆうのを観察されるため。だから、その間は閉じ込められることもないけど、セラピーとかもない。ひどい環境だよ。刑務所を出て、すぐ再犯するのも全然驚かないな。だって、改善できることって、もっとあるのに、みんなそんなこと全然話さないし。

 いかがでしたでしょうか。精神科に入院していた人のコメントもいくつか出てきましたが、海外の精神科も興味深いですね。黒人女性は美容院が許されるとか、白人は許されないとか、メイクをするのはOKか否か。一番盛り上がっているのは、外見にまつわるテーマだったようです。欧米の精神科に限らず、日本でも同じように施設によって化粧の扱いは異なるのでしょうか? そんな疑問も、きっと掲示板を探れば解決しそうです!

 海外の掲示板は利用者数の多さもあってか、刺激的な内容がゴロゴロ。また面白いトピックができたら、紹介していきますね。
(抄訳・構成/藤子留美加)

ハリウッド権力者の“セクハラ”事件にベン・アフレックの声明に「てめぇもだろセクハラ野郎」の声

 ハリウッドの権力者で名プロデューサーのハーベイ・ワインスタインが、過去30年間にわたって20代の女優や女性社員たちにセクハラしてきたと大手新聞が報道した。ハーベイが、弟と共に立ち上げた映画会社ワインスタイン・カンパニーを解雇された途端、ハリウッド女優たちが次々と「私もセクハラされた」「言い寄られた」と暴露を開始。俳優たちも「そんな卑劣な男だなんて知らなかった」と怒りをあらわにしている。

 しかし、このハリウッドスターたちの告発や批判に、世間はシラけモード。「知らなかったわけがない」「暗黙の了解だったんだろう」と冷ややかな目で見ている。そんな中、ハーベイのおかげでアカデミー賞を獲得し、何作もの映画を共に製作してきたベン・アフレックが「知らなかった」「怒りを覚える」と声明を発表した。しかし、共演した女優から「なに言ってるの? ずっと前から知ってたじゃん! 嘘つき!」とSNSで撃沈され、10年以上前にテレビ番組で司会女性たちにセクハラしまくっている映像までもが掘り起こされネット上で拡散。「お前もセクハラ男じゃないか!」「第二のハーベイ!」とボコボコにバッシングされる事態に陥っている。

 10月5日、大手紙「ニューヨーク・タイムズ」が、ミラマックスやワインスタイン・カンパニーで数多くのアカデミー賞映画を製作してきたハリウッドの権力者ハーベイ・ワインスタインの、己の権力を利用し、20代の女優や女性社員たちに過去30年にわたりセクハラしてきた“エロおやじ”っぷりを暴いた。その内容も「自分の裸を見せつけて性的行為を求める」というこの上なく情けないもので、世間は「やっぱり女優は仕事を得るためにはプロデューサーと寝るんだね」と冷ややかに反応。同紙は「被害を受けた女性の中には、口封じのため和解金を受け取らされた者もいた」と報道している。ネット上では、業界に居続けたいがためにハーベイから受けたセクハラを黙ってきた女優たちに対して「同情の余地はない」という声が上がっていた。このスクープ記事の直後、ハリウッドはダンマリを続けていたため、なおさらそう感じた人が多かったようだ。

 が、しかし、ハーベイが8日に自身の映画会社を解雇され、権力を失い、おそらくもう二度とハリウッドでは仕事ができないだろうとわかると、Aリスト(もっとも金を稼ぐスター階級を指す)の女優たちが一気に批判を開始した。「私もセクハラされた」と告発する大物女優が次から次へと現われ、俳優たちも「ハーベイがそんな男だったとは」と遺憾の意を述べ始めた。

 長年ハリウッドの権力者として君臨していたハーベイに恩のある役者は山ほどいる。彼のおかげでアカデミー賞を受賞し、その後輝かしいキャリアを歩んできた女優や俳優も数多い。ベン・アフレックもそのひとりだ。彼はミラマックス時代のハーベイと一緒に『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)を製作し、幼馴染で大親友のマット・デイモンと共にアカデミー脚本賞を受賞。ハリウッドで一目置かれるようになった経歴を持つ。その後もハーベイと一緒に数作映画を製作し、監督としての才能も開花させた。

 今回、ハーベイの長年にわたる悪事が暴露されたのは、アメリカにおけるセクハラや女性差別に対する意識が非常に高まっているからだとされている。ベンからすれば、ハーベイと一緒に働いたことがある俳優、脚本家として、また、アカデミー脚本家、アカデミー監督として「ここはひとつ、ガツンと言わなければ」と思ったのだろう。もしかしたら、離婚や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)の大ゴケで低下したイメージを回復できるかも、という下心もあったかもしれない。ベンはツイッターで、ハーベイを批判する投稿をした。

 ツイートの内容は、「かつて一緒に働いた男が、何十年もの間、権力を振りかざし、脅し、セクハラをすることで大勢の女性たちを操っていただなんて、非常に悲しく怒りを覚える」「吐きそうだ」「断じて許されることではない。二度とこのようなことが起こらないようにするには、自分はどうすればよいのか。自問している」「この業界の姉妹、友人、同僚、娘たちを守るため、我々はもっと頑張らなければならない。今後、告発する者たちを支援し、このようなセクハラを見かけたらとがめなければならない。そして、もっと多くの女性たちが権力を持つ地位に就くようにしなければならない」という立派なものだった。ところがこの立派すぎるツイートが、ベンの立場を危うくすることになる。

 実はこのツイートが投稿される前、ハーベイがプロデュースした『Phantoms』(98)でベンと共演していたローズ・マッゴーワンが、ツイッターに「ベン・アフレックとケイシー・アフレック。今朝のご機嫌はいかが?」というミニ爆弾を投下していた。

 ローズは、これまたハーベイがプロデュースした大ヒット映画『スクリーム』(96)に出演した際、セクハラされ、10万ドル(約1121万円)の和解金を受け取ったと伝えられている。今回のスクープ記事以降、ツイッターで激しくハーベイを批判してきた。同時に「多くの俳優たちが見て見ぬ振りをしてきた」と批判しており、「『アフレック兄弟もそうだ』と示唆しているのだろう」と話題を集めていた。そこにベンは「びっくりしたなぁ」「許せないよね」という声明を出したのだ。

 このベンのツイートを読み、当然のようにローズは大激怒。「ベン・アフレック、ファック・オフ!」とダイレクトにディスり、「ベン・アフレック。あなたは、『ちくしょう! なんてことだ! あれほどやめろって彼に言ったのに!』って、私に言いましたよね。私が性的暴行を受けた後、行かされたプレス会見での話って言えばわかるかしら? 嘘つき」と言い放ったのだ。

 この騒動から、ベンは過去に自分がしてきたセクハラ映像を掘り起こされ、大バッシングを受けるハメになる。

 始まりは、ベンの声明を読んだ複数のツイッターユーザーたちが「ベンも子どもたちのナニーと浮気していた時、自分の娘のことなんて考えてなかっただろうよ」「多分みんな忘れてるだろうけど、昔『TRL』でヒラリー・バートンのおっぱいつかんだよね」と盛り上がっていた。なんとそこにヒラリー本人が「私は忘れないわよ」と混ざったのだ。そして今回ハーベイのセクハラを告発した女性たちに対して「素晴らしい。私がベンからセクハラされた時は笑いのネタにするしかなかった。そうでもしなきゃ、泣きそうだったから」とツイートした。

 これは、2003年に米MTVの人気情報番組『トータル・リクエスト・ライブ(TRL)』にゲスト出演したベンが、当時司会を務めていたヒラリーに挨拶がてらにかました有名なセクハラのことを指している。ベンは「本当にお会いできて光栄だよ」と言いながら立ち上がり、彼女の肩に手を回して抱きしめた。そして自分の左手をヒラリーの左脇下にまわし、彼女の左の乳房をモミモミしたのだ。揉んでいる手ははっきりとは見えないが、ヒラリーは「あ!!」と驚きの声をあげ、ベンは「やってやった」というような笑顔を見せる。もちろんスタッフも目撃しているが、ベンは悪びれることなく踏ん反り返るように椅子に座り、ヒラリーのインタビューに答えていく。

 のちにMTVは、別のまとめ番組でこのことを放送。ヒラリーは当時のことを「何やってんの!って思った」と笑い飛ばした後に、「私はハイ・ファイブのほうが好きなんだけど」とチラッと嫌そうな顔を見せた。

 今回この映像が掘り起こされてネットに出回り始めると、「ベンのセクハラはこんなもんじゃなかったはず!」と言い出す者が現れた。「04年にカナダの映画紹介番組でプロモーション・インタビューを受けるベンの、セクハラ三昧映像が一番ひどいんじゃないか!?」と言うのだ。

 問題のインタビューは、「はじめまして」とハグをしてきたカナダ人の女性司会者にベンが座ったまま抱きつき、そのまま自分の膝の上に乗せて抱きしめ、彼女の髪に顔を埋め「いい匂いの香水つけてるねぇ」と言うところからスタートする。司会者は笑っているが、その場から必死に逃れようとしているようにも見える。体をよじっており、カメラに写らないところを触られているのか、何かされているようにも見える。

 司会者は落ち着かせるように彼に手を回すものの、ベンはカメラなどお構いなしで彼女をナンパする。フランス語訛りの彼女の英語の真似をしてジョークを言ったり、「君がトップレスになったほうが、みんな喜ぶんじゃないの?」とまで言い、彼女を笑わせようと脳性麻痺患者の真似をするなど調子に乗りまくり、実に見るに堪えない映像となっている。

 このインタビュー映像によって、セクハラ、女性を見下すような性差別、フランス語訛りの英語をバカにしている人種差別に加え、障害者を笑いネタにしていると、ハリケーン級のバッシングが巻き起こっているのだ。

 ちなみにこのカナダ人女性司会者は、米業界紙「The Hollywood Reporter」の取材に対して「あれは全部演技よ。えぇ、トップレスになれとか言うのも全部、仕込みです」とベンをかばう発言をしている。それが本当なら彼女もアカデミー女優級だが、「そんなわけないだろ!」「和解金でももらってるんじゃない?」「いや、体の関係を持ったからでしょ」と、火に油を注いでしまった。

 ベンはヒラリーに対して「ごめんなさい」と謝罪ツイートを投稿。問題のインタビューについては沈黙を守っている。

 そして今度は、メイクアップ・アーティストのアナマリー・テンドラーという女性が、「私もベン・アフレックから謝罪の言葉が欲しいわ。14年のゴールデン・グローブのパーティーでおしりを掴まれたセクハラに対して」と爆弾を投下。「私のそばを通った時に、おしりを掴んで、おしりの割れ目に指を押し当てたのよ」と具体的に説明した。ネットは「まだ結婚していた時じゃないか!」「セクハラは治らないのね。最悪」と彼を批判する声で溢れ、ますます収拾がつかない状態となっている。

 もしベンがハーベイのセクハラに関して何も言わなかったら、このような大炎上騒ぎにはならなかったかもしれない。グウィネス・パルトローの「私もハーベイに言い寄られたが断った。当時交際していたブラッド・ピットに打ち明けたら、彼は抗議して私を守ってくれた」という発言で株を上げたブラッドとは大違いだ。グウィネスはベンの元カノでもある。「もし、ベンと交際していた時にハーベイに言い寄られてたら、グウィネスは人身御供として差し出されてたでしょうね」と言う人までいるように、今やベンも「ハリウッドでやりたい放題している、セクハラ野郎」という目で見られている。『バットマン』の続編どころではなさそうだ。最悪の場合には、ハーベイ共々ハリウッドでは今後見られない可能性も考えておくべきだろう。