近藤真彦&おりも政夫、ジャニー氏の性加害問題に意見! 「最低」「優しい」とネット上で賛否

 少年隊・東山紀之が、メインキャスターを務める情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系、5月21日放送)内で、ジャニーズ事務所創業者である故・ジャニー喜多川氏の“性加害問題”について語った。現役ジャニーズの発言が話題になる一方で、退所した大御所タレントもこの件に言及。ネットユーザーの反応は、賛否が分かれる結果となっている。

 かねてより、まことしやかにささやかれてきたジャニー氏の“セクハラ行為”疑惑。今年3月、英国の公共放送・BBCがドキュメンタリー番組『Predator:The Secret Scandal of J-Pop』と題してジャニーズの闇に踏み込んだほか、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト(当時は「岡本カウアン」名義で活動)が4月に日本外国特派員協会で記者会見を開き、生々しい被害の内容を打ち明けるなど、大騒動に発展した。

 事務所側の説明責任が問われる中、5月14日にはジャニーズ公式サイトで藤島ジュリー景子社長の謝罪動画を公開。疑惑に対する見解も文面で発表し、ジュリー社長はBBCの番組報道やカウアン氏の告発が事実かどうかに関して、「当然のことながら問題がなかったとは一切思っておりません。加えて会社としても、私個人としても、そのような行為自体は決して許されることではないと考えております」(原文ママ、以下同)とコメント。

 しかし、当事者であるジャニー氏は2019年7月に亡くなっているだけに、「私どもの方から個別の告発内容について『事実』と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではなく、さらには憶測による誹謗中傷等の二次被害についても慎重に配慮しなければならないことから、この点につきましてはどうかご理解いただきたく存じます」とも補足していた。

 そして、東山は21日放送の『サンデーLIVE!!』で、「この件に関しましては、(ジャニーズタレントの)最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました。彼らの心遣いに感謝します」と前置きした後、「今回の喜多川氏に対する元Jr.たちの勇気ある告白は、真摯に受け止めなければなりません。実際に被害を訴えられていることは本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生への影響は計り知れません」と、神妙な面持ちで述べた。

 さらに、「『ジャニーズ』という名前を存続させるべきなのか」といった点も含め、「透明性をもってこの問題に取り組んでいかなければならないと思っています」などと宣言。事務所名の変更についても発言したことから、ファンの間に激震が走った。

 なお、同番組の放送前には、2人の元ジャニーズがこの一件に触れていた。かつて“ジャニーズの長男坊”と言われていた近藤真彦は、芸能活動の傍ら、レーシングチームの監督を務めており、20日から大分県で開かれるフォーミュラカーのレースをPRするため19日に同県庁を訪問した際、メディアの取材に応じたのだ。

 ジャニー氏の性加害問題に関して問われた近藤は、「知ってた、知らないじゃなくて、『もう知ってるでしょ』と。隠しごとなしにね、嘘なしに。しっかりと正面を切ってね、正々堂々と話をしてもらえればなと。じゃないと、みなさん納得しない人が多いんじゃないかなと思いますけどね」などと自身の考えを話した。

 これを受け、OBS大分放送ニュースが「近藤真彦さんが苦言『もう知ってるでしょ、隠しごとなしに正々堂々と話をしてほしい』ジャニーズ事務所“性加害”問題で」とのタイトルで動画付きの記事を配信。すると、ネットユーザーからは「あなたも全部知っていたのでは?」「ご自身が知っていることも正々堂々と話したらいい」「マッチは不倫して事務所を辞めたくせに、今さら何を言ってるの?」「不倫して、後足で砂をかけるように事務所を辞めたくせによく言えるな」「不倫してジャニーズ辞めた人間が何言ってるの? 黙ってて」と近藤に対して批判的な意見が上がった。

「近藤といえば、20年11月に『週刊文春』(文藝春秋)で25歳下の女性との不倫を報じられ、無期限で芸能活動とレースの仕事を自粛。翌年4月30日をもってジャニーズを退所しました。自身のスキャンダルに対して、謝罪や説明がないまま事務所を去ったと捉えているジャニーズファンも多いのか、批判が集まってしまいました。とはいえ、ネットユーザーの中には今回の発言を『マッチ、よく言った!』と評価する声もあります」(ジャニーズに詳しい記者)

 また、元フォーリーブスのおりも政夫は、20日に配信されたニュースサイト・ENCOUNTのインタビュー内で「僕は新たなことを言って騒ぎを大きくするつもりはないですし、どちら(告発者側とジャニーズ事務所)の擁護、弁護をするつもりもありません。ただ、傷ついてしまった人たち、僕を育ててくれたジャニーズ事務所の状況、何よりファンの方々が心配です」「僕も含めて被害に遭ってない人たちも多くいるわけで、ジャニーズのOBや現役を変な目で見ないでほしいです」などと語っていた。

 こちらは「誰も傷つけない優しいコメント」「マッチにもおりもさんみたいに“みんなが被害に遭ったわけじゃない”って言ってほしかった」「おりもさんは事務所を辞めても後輩を守る発言をしていたのに、マッチのコメントは最低だったな」「おりもさんとマッチの発言に人間性の差が出てる」「おりもさんの記事をマッチに読んでほしい」と、近藤を引き合いに出しつつも好意的な感想が多く並び、反応に大きな差が出ている状況だ。

 まだまだ収束の兆しが見えないこの騒動。今後も現役、“元ジャニ”たちの言葉に世間の関心が集まるだろう。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

ジャニーズ性加害問題、ジャニー氏だけに留まらない? 気になる「ジャニーズJr.内でもあった」証言

 今月14日、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が、2019年に亡くなった創業者で前社長のジャニー喜多川氏による未成年の所属タレントに対する性加害問題について謝罪動画を公開。ジャニーズ事務所としての公式見解と対応を示す文書も出すなど、この問題にようやく大きな動きがあった。

 これまで、まったくこの問題を報じなかった民放各局や各スポーツ紙もようやくこの問題を報じたが、いよいよ…

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ジャニーズをきっかけに大手芸能事務所創業者の“闇”が暴かれる?「関係者は戦々恐々」

 創業者である故・ジャニー喜多川氏による所属タレントに対する性加害問題で、窮地に追いやられているジャニーズ事務所。藤島ジュリー景子社長は5月14日に、公式サイトにて謝罪動画を公開するとともに、問題に対する複数の質問に対して書面で回答した。

 しかし、タレントのプロデュースや事務所の経営はジャニー氏とメリー喜多川氏という2人の故人がすべてを掌握しており、ジュリー社長は多くを把握し…

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茂木健一郎氏の「学芸会のパフォーマンス」発言に、元ジャニーズや“義理の弟”も怒りの反論!

 創業者で故・ジャニー喜多川氏の“性加害問題”をめぐり、連日メディアを騒がせているジャニーズ事務所。世間の関心が集まる中、脳科学者・茂木健一郎氏のツイートがジャニーズファンの間で物議を醸している。5月12日、茂木氏はジャニーズについて、「歌も踊りもへたくそな若い男の子たちの学芸会のパフォーマンス」(原文ママ、以下同)などと酷評。以前、Twitter上でジャニーズのアイドルを称賛していたことから、批判が巻き起こっている。

 ジャニー氏の“性虐待”疑惑に関しては、今年3月に英国の公共放送・BBCがドキュメンタリー番組『The Secret Scandal of J-Pop』で取り上げ、大きな話題に。元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト(当時は「岡本カウアン」名義で活動)は、4月に日本外国特派員協会で開いた記者会見で被害に遭ったことを訴え、文藝春秋が発行する週刊誌「週刊文春」やニュースメディア「文春オンライン」でもほかの元Jr.が実名で告発するなど、大騒動となっている。

 また、5月11日にはTBS系の報道番組『News23』が約10分にわたってこの問題を特集。同日、ジャニーズ側が文書で、「事務所の見解及び対応について、今週末公式にお伝えさせていただきます」と回答したと伝えたため、その動向が注目されていた。

 そんな中、茂木氏は積極的にこの件を報道してこなかったテレビ局の姿勢に疑問を抱いた様子。12日、自身のTwitterで一部の局を糾弾した流れから、「ジャニーズ事務所の問題は、ジャニーさんのこともそうだけど、歌も踊りもへたくそな若い男の子たちの学芸会のパフォーマンスを、『スター』というキャラ設定で垂れ流しして、番組のMCや大河の主役に起用して、日本のエンタメのレベルを落としてきたことへの検証こそメディアはやってほしい」という手厳しい意見を投下。

 続けて、13日に「昨日のジャニーズ事務所のアイドルについてのツイートは、この10年や20年ずっと思っていたことを書いただけで、新しいことではない。加えて、ぼくのまわりでも、そう思っている人は多かった。ただ、いつそのツイートをするかタイミングを図っていただけのことである」「昨日のツイートをきっかけに、多くの方がコメントを寄せて会話があったのは良いことだと思う。全部を読むことはできないけど、学ぶことはあった」などと補足した。

 これを受け、ジャニーズファンは「茂木健一郎、腹立つ。ジャニーズのこと何もわかってない人に言われたくない」「かつてはSMAPや嵐を絶賛したことがあるのに……失望した」「いくら何でも失礼すぎて、『学芸会のパフォーマンス』というツイートは許せない」と激怒。

 実際、茂木氏は2014年12月24日に「昨日は中央公論新社『婦人公論』の取材で、嵐の15周年記念コンサート『デジタリアン』を、東京ドームにて拝見させていただきました。嵐のみなさん、ジャニーズ・ジュニアのみなさん、そして、スタッフのみなさん、すばらしいステージをありがとうございました」と、嵐を絶賛した過去がある。この時はツイートを連投し、嵐のパフォーマンスや、コンサートの演出をベタ褒めしていたほどだ。

 さらに、19年7月19日にも「ジャニーズ事務所のタレントさんは、すばらしい仕事をされてきたし、ファンに夢やよろこびを与えてこられたと思う。その中でもSMAPの大きさはみんな知っている通り。その元メンバーがかたちを変えても活躍することをファンはのぞんでいたのではないか」と、16年末に解散したSMAPの名前を挙げてジャニーズサイドを称えていた。

「ファンが茂木氏の事務所批判に首を傾げる中、元ジャニーズや関係者、業界人も反論する展開に。そのうちの1人は、現在もジャニーズに所属している屋良朝幸らとともに、Jr.内ユニット・Musical Academyのメンバーとして活動した米花剛史です。彼は12年7月をもって事務所を退所し、飲食店に勤務していましたが、その後芸能界に復帰。近年は劇団☆新感線の舞台などに出演しています」(ジャニーズに詳しい記者)

 米花は、前述の「学芸会のパフォーマンス」発言を引用する形で、「歌と踊りが下手とおっしゃってるのはどのレベルなんですか?エンタメは歌と踊りだけじゃない。階段から何千回も落ちれる人が世界に何人いますか?日本のエンタメは決してレベルが低い訳じゃない!そもそも世界と戦う必要ってあるのかな?人を幸せにするのがエンタメだと思う」(13日付)と茂木氏の考えを真っ向から否定。ジャニーズ時代、KinKi Kids・堂本光一主演ミュージカル『Endless SHOCK』に出演した経験がある米花だけに、「階段から~」という一文は同作の演出に絡めたものだろう。

 そして、米花は「ジャニーズ事務所の『アイドル』が『スター』という扱いになって歌や踊りだけじゃなくてドラマや映画にも進出している状況については、心あるひとはずっとぼくの昨日のツイートと同じことを思っていたわけで、それを表で言わないという日本の現状は決して良いものではないと思う」とつづった茂木氏の投稿も不快だと感じたよう。

 この投稿も引用しながら、「自分の味方、同じ意見する人だけが心あるひと?僕は脳科学の事よく分かりませんが、あなたと同じ考えの人だけが心あるひとなんですね。人それぞれ考え方があるので別にいいですが、著名人がわざわざ言う事なのでしょうか?もうこれ以上は僕も言いませんが」と吐き捨てた。

「14日には、TBSのプロデューサー・植田博樹氏も茂木氏の言い分に異論を唱えました。植田氏は、木村拓哉主演の連続ドラマ『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(13年放送)『A LIFE~愛しき人~』(17年放送)といった作品に関わっており、大の木村好きとしても知られています。茂木氏のTwitterを目にしたのか、『型破りのキャラクターって、言うのは簡単だけど、作り出すのは本当に難しい。(中略)それをやってのけられるのは、トムクルーズと木村拓哉だけだと思うんですね。型破りって説得力が余分にいるんですよ。脳科学者にはわからないようだけど』と非難していました」(同)

 一方、ジャニーズWEST・藤井流星の“義理の弟”も絵文字で茂木氏に反論。藤井の妹で元E-gilsの藤井萩花と21年1月に結婚した多国籍バンド・ALIのボーカル・LEO(今村怜央)は、茂木氏の「学芸会~」ツイートを引用し、中指を立てている絵文字を連発した。

 これは相手を威嚇するような攻撃的なサインだが、リプライ(返信)や引用欄を見ると、ジャニーズファンから「ツイートを見て、腹が立ちますよね。家族を侮辱されるなんて……」「レオさん、代弁してくれてありがとうございます」「スッキリした」と感謝の声が寄せられている。

 今回の一件で、嫌悪感を抱いたジャニーズファンは茂木氏を“要注意人物”として警戒していくことだろう。今後、茂木氏がジャニーズタレントと共演する機会はあるのだろうか……?

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ジャニーズ社長・ジュリー氏とは何者か? 過去には中井貴一とのデート報道も

 ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が5月14日夜、ジャニー喜多川前社長(2019年死去)の性加害問題を謝罪する動画と、「各方面から頂戴したご質問への回答」と題した文書を公開。その内容が波紋を呼ぶ中、ジュリー氏の“顔出し”が反響を呼んでいる。

 元ジャニーズJr.の歌手カウアン・オカモトによる告発や、英国の公共放送・BBCのドキュメンタリー番組『Predator: The Secret Scandal of J-Pop』の放送により、国内外から一気に注目されることとなった同問題。

 前出動画では、黒いスーツ姿で登場したジュリー氏が、「関係者の方々、ファンの皆様に大きな失望とご不安を与えてしまいましたこと、重ねてお詫び申し上げます」などと語り、4度にわたり頭を下げている。

 さらに、文書のほうでは、「ジャニー喜多川氏の性加害を事務所、またジュリー社長は知らなかったのか?」との疑問に対し、「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした」と断言。

 その原因については、「会社運営に関わるような重要な情報」を自身の叔父のジャニー氏とジャニーズ事務所名誉会長を務めた母・メリー喜多川氏(21年死去)以外、「知ることのできない状態が恒常化」していたからだと弁明している。

 その上で、「この問題から逃げることなく、被害を訴えてこられた方々に向き合う」と宣言し、辞職しない意向を明らかにしたジュリー氏だが、ネット上では案の定「ジャニー氏の行為を知らなかったわけないでしょ」「責任逃れ」と批判が噴出。

 同時に、ジュリー氏は、ジャニー氏やメリー氏と同様に、自身の写真や動画の公開を頑なに避けてきたことが知られているため、「ジャニーズ事務所の社長って女性なんだ」「動くジュリーさん、初めて見た! こんな顔してるんだ」と衝撃を受ける声も目立つ。

 1966年7月20日生まれのジュリー氏は、6歳にして“フジシマ・ジュリー”の名前でフォーリーブスのミュージカル『見上げてごらん夜の星を』に出演し、芸能界デビュー。

 以降、ワイドショー『おはよう!こどもショー』(日本テレビ系)にレギュラー出演したり、武田鉄矢主演『3年B組金八先生』(TBS系)の第1シリーズに生徒役で出演するなど、子役と活動していた。

 その一方で、ジャニーズ事務所の後継者として英才教育を受けてきたジュリー氏は、上智大学と早稲田大学を卒業し、アメリカやスイスでの留学も経験。大学在学中には、少年隊のグッズショップやスタジオなども入るジャニーズが手掛ける総合テナントビルの館長に就任したほか、タレントのプロデュースにも関わってきたという。

 そして、大学卒業後はフジテレビに入社し、秘書室で勤務。退職後、満を持してジャニーズ入りし、自社レコードレーベル「ジャニーズ・エンタテイメント」の初代社長、「ジェイ・ストーム」の代表取締役社長、ジャニーズ事務所の代表取締役副社長を務めた後に、19年9月付で現在の代表取締役社長に就任したのだ。

 また、上智大学在学中から少年隊や光GENJIのスタイリストも務めていたジュリー氏だが、当時、少年隊・東山紀之との熱愛がマスコミに報じられたほか、俳優・中井貴一とのデートがスクープされたことも。

 ただ、「週刊文春」15年1月29日号(文藝春秋)の取材に応じたメリー氏は、インタビューの中で「(東山が)ジュリーと結婚して、という話を言いたいのでしょう。一体、何年前の話をしているんですか?」と東山とジュリー氏の熱愛説を一蹴しつつ、「それを言うなら、一番(結婚の可能性があったの)は近藤真彦ですよ」と饒舌に語っており、かつてメリー氏には「娘をマッチのお嫁さんにしたい」という淡い期待があった様子。

 だが、ジュリー氏は04年に一般男性・T氏と結婚しており、同年に長女を出産。しかし、09年には離婚が成立しており、結婚生活は5年ともたなかったようだ。

 そんなジュリー氏による公式の近影公開は、実に“子役時代ぶり”といえるため、動画にどよめきが起きるのも当然といえる。

 ジャニーズ事務所の今後について、「二度と同様の問題が起こらないよう、既に着手し始めている経営改革、社内意識の抜本的改善をやり抜く」と決意を表明しているジュリー氏。ジャニー氏やメリー氏が貫いてきた「経営陣は顔出しNG」のルールも、この経営改革により変わっていくかもしれない。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

ジェニーズ事務所、不祥事受けて社長交代説浮上…新社長有力候補はあの人

 アイドル王国・ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏による未成年タレントへの性加害報道が止まらない。

 イギリスの公共放送「BBC」の報道に加え、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんが自らが受けた性被害について、日本外国特派員協会の記者会見で告発。過去の疑惑が再燃する中、ジャニーズ事務所の社…

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ジャニー喜多川氏の性加害「小学生までも…」 新たに実名・顔出し告発者登場で波紋

 創業者の故ジャニー喜多川氏による未成年の所属タレントに対する性加害疑惑についてジャニーズ事務所が公への発信をいまだ行わないなか、「週刊文春」(文藝春秋社)の追及の手が止まらない。10日発売の5月18日号および、9日よるに「文春オンライン」で先行公開された記事では、新たな実名告発者が登場している。

 今回新たに告発したのは、1998年から2004年頃までジャニーズ事務所に在籍し…

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ジュリー社長とカウアンが直接対面! 性加害問題で近々「重大発表」か

 ジャニーズ事務所前社長・ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を告発し、一躍時の人となった元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト。彼がお笑いジャーナリスト・たかまつななのYouTubeライブに出演し、同事務所の藤島ジュリー景子社長と対面を果たしたことを明らかにした。

 5月5日の配信に登場したカウアンは、「先日、ジャニーズ事務所の今の社長・ジュリーさんと会わ…

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メディアをも牛耳ったジャニー喜多川氏の性加害問題記事10選

 現在、日本の男性アイドルシーンを牽引してきたジャニーズ事務所元代表の故・ジャニー喜多川氏による性的搾取問題が再燃し、大手マスメディアはこの問題をめぐり、その報道姿勢が問われている。

 今年3月7日、イギリスの公共放送局BBCがジャニー氏の性的搾取をテーマにしたドキュメンタリー「Predator: The Secret Scandal of J-Pop」を公開。4月12日には、…

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ジャニーズファンが避けてきた「ジャニー氏の性加害」問題――研究者に“向き合い方”を聞いた

ジェンダーや人権をテーマに取材をするライター・雪代すみれさんが、アイドルに関する“モヤモヤ”を専門家にぶつける連載「アイドルオタクのモヤモヤ」。今回のテーマは、「ジャニー喜多川氏の性加害報道をジャニーズファンとしてどう受け止めるか」です。

▼「男性ジャニーズファンの苦脳」についてお聞きした【前編】はこちら

 今年3月、BBC(イギリスの公共放送局)がジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性虐待問題を追及・告発するドキュメント番組『 The Secret Scandal of J-Pop(邦題:J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル)』を放送。その後、4月には、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんが日本外国特派員協会にて記者会見を行い、ジャニー氏から性被害を受けていたことを打ち明けた。

 会見を受けて「ジャニーズ事務所は説明責任を果たすべき」といった批判が噴出する一方で、「まったく知らなかった」「うわさ話として聞いたことはあったけれど、詳しくはわかっていなかった」「性暴力は許せない、でも推しを嫌いにはなれない」などジャニーズファンからは戸惑いの声も見られる。

 自身もジャニーズファンであり、男性ジャニーズファンの研究をしている東京工業大学大学院博士後期課程の小埜功貴さんに、ジャニー喜多川氏の性加害報道をどう捉えているか話を聞いた。

ジャニー氏の性加害のことを知って、オーディションを辞退した

――ジャニー氏の性加害は、1999年の「週刊文春」(文藝春秋)が大々的に報じ、それ以外にも元ジャニーズタレントが告発本を出ていましたが、10代の若いジャニーズファンの中には、それらをまったく知らなかった人もいるようです。小埜さんは1996年生まれとのことですが、いつ知りましたか。

小埜功貴さん(以下、小埜) 実は、ジャニーズ事務所に入りたいと思ったことがあって、中学3年生のとき、オーディションに応募したんですね。書類選考の結果を待っている間に、もし入所することになった場合のことを考え、もう少しジャニーズ事務所がどういう場所なのかきちんと知っておかないといけないなと、ネットでいろいろと調べていて。その中で99年の「週刊文春」の報道や、その後の裁判のこと(※)、また告発本のことを知りました。

※1999年に「週刊文春」(文藝春秋)がジャニー氏の性加害問題を14週にわたり報道し、ジャニー氏及びジャニーズ事務所は文藝春秋を提訴。1審・東京地裁では文藝春秋が敗訴、2審・東京高裁ではジャニー氏の性的虐待の事実が認められた。ジャニーズ側は最高裁に上告したが、2004年2月に上告棄却され、高裁の事実認定が確定している。

※参照:文春オンライン(2023年3月8日)

 知ってはいけないことを知ってしまったような感覚や、裏切られたようなショックを受けて……。結果、書類選考は受かったのですが、そのことを知ってから怖くなってしまい、それ以降の審査は辞退しました。

 カウアンさんが記者会見の際に「一連の被害について、当時(「週刊文春」が報じた頃)大手メディアが報じていたら、入所をためらうなど選択は変わったと思いますか?」と聞かれていましたが、当時の彼は知らなかった一方で、まさに僕は知った側だったので、途中で審査を受けるのをやめました。

――「すごくショックを受けた」とのことですが、ジャニーズファンをやめようとまでは思わなかったのでしょうか。

小埜 その情報自体にはショックを受けましたが、当時、ネットで調べられることは限られていましたし、まだ中3だったので、具体的にどういうことなのかまで理解はできなかったんです。

 それに、デビュー組のメンバーたちがジャニーさんへの感謝や、面白エピソードを語る姿もたくさん見てきたのもあって、混乱しながらも、アイドルの存在まで嫌いになることはなかったですし、テレビや新聞の報道で見かけることがなかったので、当時10代の頃の自分の中で、だんだんと風化していったような感じでした。

――小埜さんはBBCの報道やカウアンさんの記者会見を、どのように受け止めていますか。

小埜 「ジャニ―氏が行っていたことはグルーミング(大人が性的な目的のため、子どもを手なずけること)ではないか」という指摘がありますよね。グルーミングにおいて、被害者が加害者に対して敬意や好意を抱くことがあることも、知識として知ってはいます。一方で、特にデビューを果たしたアイドルたちがジャニー氏への尊敬の言葉を発しているのも事実です。一連の報道で取り上げられた彼の性加害についての事実と、彼らが抱いてきたジャニー氏への想いをどう並立させて、折り合いをつけるべきか、今でも混乱している部分があるのが正直なところです。

 日本では男性の性暴力被害者の声を受け止める土台がまだ、制度の面でも性規範の面でも不十分ですし、まして今回の件はジャニーズというとてつもなく影響力の大きい組織に関わる事案であり、そして加害者/被害者が同性間であることから、これまでに類似した前例もないため、どう受け止めていいか戸惑っている人もいると思います。ただ、ジャニー氏の性的指向(どの性別の人に恋愛的な魅力を感じるか)と、性暴力の問題は別々で考えるべきだと私は考えています。

――ジャニーズファンの中には「推しが被害に遭っていたと思いたくない」「この気持ちをどう処理していいかわからない」など複雑な思いから、推し活を楽しめなくなってしまった人もいるようです。

小埜 BBCの報道やカウアンさんの記者会見があるまで、多くのファンは「知らないふり」をするとか、「うわさだろう」と思い込むようにして避けてきた話題だと思います。でもそういう態度はもう通用しなくなったのではないでしょうか。

 ただ、カウアンさんが会見で「ジャニーズファンへのメッセージを」と問われて「自分の好きなアイドルやタレントの応援を続けるのはいいんですけど、そういうこと(性暴力)も事実としてあるので、そこから目を背けるのではなくて、事実としてあることは理解したうえで、リスペクトして応援するのがいいと思います」と話していたように、性暴力の事実があったとしても、アイドルから元気をもらっていたことも事実ですし、今もそうであるならば、その愛は持ち続けてもいいと思っています。

 でも、当時10代の頃の僕のように、性暴力のことを風化してしまうのはダメですよね。この問題が忘れ去られて「なかったこと」にされるのは絶対に良くない。ファンとしては、事務所に対して誠実な対応を求め続けることが、推しを守ることになるのではないでしょうか。性暴力問題に向き合うことと、推しを応援することは両立できると思うので、ファン同士でもきちんと言葉にして考えていきたいです。

 報道や記者会見を見て、推し活を続けることについてファンから葛藤が聞こえてくることもあります。エンターテインメントとしてファンが純粋に楽しく推し活ができるように、ジャニーズ事務所にはこの問題に、表面的ではなく、これまで被害を心に抱え続けてきた方々はもちろん、今回の報道に怒りや悲しみをもった人たちが納得する形で、真摯に向き合ってほしいと思います。