菊池風磨、公私混同&匂わせ疑惑で炎上連発…Sexy Zoneのシングル売上不振に影響か

 Sexy Zoneがデビューから12年以上にわたって継続している「シングル連続オリコン1位」の記録が途絶えかねない状況に陥っている。メンバーの菊池風磨の炎上騒動が影響しているとの見方もあり、多くのファンが動揺しているようだ。

 2011年のデビュー曲「Sexy Zone」から、オリコン週間シングルランキングで22作連続の1位を獲得してきたSexy Zone。先日リリースした2…

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ジュリー社長とカウアンが直接対面! 性加害問題で近々「重大発表」か

 ジャニーズ事務所前社長・ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を告発し、一躍時の人となった元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト。彼がお笑いジャーナリスト・たかまつななのYouTubeライブに出演し、同事務所の藤島ジュリー景子社長と対面を果たしたことを明らかにした。

 5月5日の配信に登場したカウアンは、「先日、ジャニーズ事務所の今の社長・ジュリーさんと会わ…

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Sexy Zone・中島健人、「かなうかどうかわかんない」20代のうちにやりたいこと明かす

 Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。5月2日深夜の放送回では、中島健人が疲れたときに見る動画コンテンツや、20代のうちにやりたいことを明かした。

 この日、中島は「意外かと思われるかもしれないけど、実はなんか自分の中でストレスとか疲れがたまってるときとか何見るか知ってる?」と友人に質問したと切り出し、その答えとして「格闘技かザコシ(の動画)」と回答したと告白。

 中島は、格闘技とお笑い芸人・ハリウッドザコシショウの動画に「まじでお世話になってる」そうで、「ザコシさんの(YouTube)チャンネルも見てるし。何ていうのかな? 好きだね~。なんかスカッとする」と、かなりハマっている様子。

 そのほか、お笑いコンビ・チョコレートプラネット(以下、チョコプラ)のYouTube「チョコレートプラネットチャンネル」内で、長田庄平扮する“ビジネスコンディショナーの財津啓司”がやっている「財津チャンネル」も見ているらしく、昨年11月に行われた、各分野で活躍した男性を毎年表彰している『GQ MEN OF THE YEAR 2022』の授賞式で「Sexy Zoneとチョコプラさんが一緒になった」と回顧。

 「そのときに『ちょっと財津チャンネル出してくれない?』って話をしてるから、いつか出れたらなって思ってる」と直談判したという。さらに、もし自分が出るとしたら「ちょっと名前、迷うよね」と、何と名乗るか思案しているそう。

 「インスタントサンバイザー・山瀬」「イントロダクションコーディネーター・中野」「ビジネスライフハッカー・山根」など、「結構(案が)出てきちゃう」といい、「カタカナというか、(肩書を考えるの)得意なのよ」とも語った。

 その後、4月25日深夜放送回で松島聡が「ツアーに向けて久々にメンバーに会ったら、それぞれのお仕事が増えたこともあって自信に満ち溢れていた」と語っていたことについて、中島は「そんな感じ? いつも通りだけどね」と言いながら、「でも人生は充実してるかもしれない、俺は。楽しいことできてるし、自分のやりたい明確な目標もあるし。とにかくやれることを今やって、20代ラストイヤーなんでエンジョイしてます」とコメント。

 今年3月に29歳になった中島だが、20代のうちにやりたいことがあるようで、「これは言いたい! 20代の夢だったんだけど、ちょっとかなうかどうかもわかんないから言っとく!」と前置きし、「俺ね『オールスター感謝祭』(TBS系)、1回も出たことないの」と主張。

 中でも名物企画の「プレッシャーアーチェリー」に挑戦したいといい、「1回ぐらいアーチェリーさせてくれない? と思うわけよ、俺」と吐露。「これ結構ね、俺、次の目標。30代の皮切りでもいいけど、やっぱり『日曜劇場』じゃない? 『日曜劇場』からの『初耳学』」と、あわよくば午後9時から放送されているTBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」に出演し、現在レギュラーを務めている同局10時からの『日曜日の初耳学』につなげたいとアピール。そして、「『オールスター感謝祭』で弓を打ちたいんよ!」とあらためて強調していた。

 この放送にネット上では、「ケンティーはザコシの動画見てストレス解消したり元気になったりするんだね」と驚く声のほか、「『オールスター感謝祭』の出演、ずっと待ってます」「『日曜劇場』出演の夢がかないますように」と期待する声も集まっていた。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

滝沢秀明「子どもだらけのオーディション映像」は“退所組との合流”の目くらまし?

 ジャニーズ事務所元副社長の滝沢秀明氏が設立した「TOBE(トゥービー)」が、4月に東京でのオーディション風景を公開したのに続き、5月7日には大阪でのオーディション風景を公開。どちらも参加者がほぼ少年であることから、古巣との“対立姿勢”を固めたとの見方が強まっている。

 昨年、ジャニーズ事務所を退社した滝沢氏は今年3月21日、「僕はやはりもう一度エンターテインメントの人生を歩も…

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キスマイ・北山宏光の退所は6月濃厚、秋に6人体制でお披露目ツアーか

 Kis-My-Ft2・北山宏光がジャニーズ事務所を退所する方向で話が進められていることを4月26日の「文春オンライン」が報じているが、どうやら6月退所の方向で話が進んでいるという。

 ジャニーズ事務所では昨年11月に副社長だった滝沢秀明氏が退社し、King & Princeからは平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人、元V6・三宅健、ジャニーズJr.のIMPACTors…

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ジャニーズファンが避けてきた「ジャニー氏の性加害」問題――研究者に“向き合い方”を聞いた

ジェンダーや人権をテーマに取材をするライター・雪代すみれさんが、アイドルに関する“モヤモヤ”を専門家にぶつける連載「アイドルオタクのモヤモヤ」。今回のテーマは、「ジャニー喜多川氏の性加害報道をジャニーズファンとしてどう受け止めるか」です。

▼「男性ジャニーズファンの苦脳」についてお聞きした【前編】はこちら

 今年3月、BBC(イギリスの公共放送局)がジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性虐待問題を追及・告発するドキュメント番組『 The Secret Scandal of J-Pop(邦題:J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル)』を放送。その後、4月には、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんが日本外国特派員協会にて記者会見を行い、ジャニー氏から性被害を受けていたことを打ち明けた。

 会見を受けて「ジャニーズ事務所は説明責任を果たすべき」といった批判が噴出する一方で、「まったく知らなかった」「うわさ話として聞いたことはあったけれど、詳しくはわかっていなかった」「性暴力は許せない、でも推しを嫌いにはなれない」などジャニーズファンからは戸惑いの声も見られる。

 自身もジャニーズファンであり、男性ジャニーズファンの研究をしている東京工業大学大学院博士後期課程の小埜功貴さんに、ジャニー喜多川氏の性加害報道をどう捉えているか話を聞いた。

ジャニー氏の性加害のことを知って、オーディションを辞退した

――ジャニー氏の性加害は、1999年の「週刊文春」(文藝春秋)が大々的に報じ、それ以外にも元ジャニーズタレントが告発本を出ていましたが、10代の若いジャニーズファンの中には、それらをまったく知らなかった人もいるようです。小埜さんは1996年生まれとのことですが、いつ知りましたか。

小埜功貴さん(以下、小埜) 実は、ジャニーズ事務所に入りたいと思ったことがあって、中学3年生のとき、オーディションに応募したんですね。書類選考の結果を待っている間に、もし入所することになった場合のことを考え、もう少しジャニーズ事務所がどういう場所なのかきちんと知っておかないといけないなと、ネットでいろいろと調べていて。その中で99年の「週刊文春」の報道や、その後の裁判のこと(※)、また告発本のことを知りました。

※1999年に「週刊文春」(文藝春秋)がジャニー氏の性加害問題を14週にわたり報道し、ジャニー氏及びジャニーズ事務所は文藝春秋を提訴。1審・東京地裁では文藝春秋が敗訴、2審・東京高裁ではジャニー氏の性的虐待の事実が認められた。ジャニーズ側は最高裁に上告したが、2004年2月に上告棄却され、高裁の事実認定が確定している。

※参照:文春オンライン(2023年3月8日)

 知ってはいけないことを知ってしまったような感覚や、裏切られたようなショックを受けて……。結果、書類選考は受かったのですが、そのことを知ってから怖くなってしまい、それ以降の審査は辞退しました。

 カウアンさんが記者会見の際に「一連の被害について、当時(「週刊文春」が報じた頃)大手メディアが報じていたら、入所をためらうなど選択は変わったと思いますか?」と聞かれていましたが、当時の彼は知らなかった一方で、まさに僕は知った側だったので、途中で審査を受けるのをやめました。

――「すごくショックを受けた」とのことですが、ジャニーズファンをやめようとまでは思わなかったのでしょうか。

小埜 その情報自体にはショックを受けましたが、当時、ネットで調べられることは限られていましたし、まだ中3だったので、具体的にどういうことなのかまで理解はできなかったんです。

 それに、デビュー組のメンバーたちがジャニーさんへの感謝や、面白エピソードを語る姿もたくさん見てきたのもあって、混乱しながらも、アイドルの存在まで嫌いになることはなかったですし、テレビや新聞の報道で見かけることがなかったので、当時10代の頃の自分の中で、だんだんと風化していったような感じでした。

――小埜さんはBBCの報道やカウアンさんの記者会見を、どのように受け止めていますか。

小埜 「ジャニ―氏が行っていたことはグルーミング(大人が性的な目的のため、子どもを手なずけること)ではないか」という指摘がありますよね。グルーミングにおいて、被害者が加害者に対して敬意や好意を抱くことがあることも、知識として知ってはいます。一方で、特にデビューを果たしたアイドルたちがジャニー氏への尊敬の言葉を発しているのも事実です。一連の報道で取り上げられた彼の性加害についての事実と、彼らが抱いてきたジャニー氏への想いをどう並立させて、折り合いをつけるべきか、今でも混乱している部分があるのが正直なところです。

 日本では男性の性暴力被害者の声を受け止める土台がまだ、制度の面でも性規範の面でも不十分ですし、まして今回の件はジャニーズというとてつもなく影響力の大きい組織に関わる事案であり、そして加害者/被害者が同性間であることから、これまでに類似した前例もないため、どう受け止めていいか戸惑っている人もいると思います。ただ、ジャニー氏の性的指向(どの性別の人に恋愛的な魅力を感じるか)と、性暴力の問題は別々で考えるべきだと私は考えています。

――ジャニーズファンの中には「推しが被害に遭っていたと思いたくない」「この気持ちをどう処理していいかわからない」など複雑な思いから、推し活を楽しめなくなってしまった人もいるようです。

小埜 BBCの報道やカウアンさんの記者会見があるまで、多くのファンは「知らないふり」をするとか、「うわさだろう」と思い込むようにして避けてきた話題だと思います。でもそういう態度はもう通用しなくなったのではないでしょうか。

 ただ、カウアンさんが会見で「ジャニーズファンへのメッセージを」と問われて「自分の好きなアイドルやタレントの応援を続けるのはいいんですけど、そういうこと(性暴力)も事実としてあるので、そこから目を背けるのではなくて、事実としてあることは理解したうえで、リスペクトして応援するのがいいと思います」と話していたように、性暴力の事実があったとしても、アイドルから元気をもらっていたことも事実ですし、今もそうであるならば、その愛は持ち続けてもいいと思っています。

 でも、当時10代の頃の僕のように、性暴力のことを風化してしまうのはダメですよね。この問題が忘れ去られて「なかったこと」にされるのは絶対に良くない。ファンとしては、事務所に対して誠実な対応を求め続けることが、推しを守ることになるのではないでしょうか。性暴力問題に向き合うことと、推しを応援することは両立できると思うので、ファン同士でもきちんと言葉にして考えていきたいです。

 報道や記者会見を見て、推し活を続けることについてファンから葛藤が聞こえてくることもあります。エンターテインメントとしてファンが純粋に楽しく推し活ができるように、ジャニーズ事務所にはこの問題に、表面的ではなく、これまで被害を心に抱え続けてきた方々はもちろん、今回の報道に怒りや悲しみをもった人たちが納得する形で、真摯に向き合ってほしいと思います。

「大野智は悪くない」論調に統一? 「副業問題」で“ジャニーズ御用媒体”の報道に変化

 2020年12月31日をもって嵐が活動休止をしたのにともない、芸能活動を休止している大野智。そんな大野の動向はたびたび週刊誌などで報じられているが、ジャニーズ御用媒体での報道の“論調”に変化が見られると指摘されている。

 「週刊女性」5月9日・16日合併号(主婦と生活社)が、昨夏から続いている大野の「副業」問題について、ビジネスパートナーとされるA氏に直撃。A氏は記者の質問に…

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ジャニーズ事務所「社名を変える」という案も……ジャニー氏問題で内部大混乱

 本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! ジャニーズニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆

A……スポーツ紙記者 アイドルから演歌歌手まで、芸能一筋20年超の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続けるオタク記者

▼前編はこちら

▼中編はこちら

ジャニーズグループ冠番組の制作現場は阿鼻叫喚

A では、いつものように最後はジャニーズの話題ですが……今回はグループの躍進とか個人の活躍について話す感じではないですね。

B 業界ではみんな、ジャニー喜多川前社長の性加害問題についての話しかしてない。

C 今年3月、イギリスの放送局BBCがドキュメンタリー『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル』(The Secret Scandal of J-Pop)を放送。ジャニーさんによる、所属タレントへの性加害の実態を取り上げました。当初は一部、それこそジャニーズの天敵「週刊文春」(文藝春秋)とウェブメディアくらいしか取り上げていなかったものの、4月中旬、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトが性被害告発の記者会見を「日本外国特派員協会」で開き、それを「朝日新聞」や「東京新聞」が割としっかり取り上げたことで状況は一変。ネット上のジャニーズの話題はほぼこれ一色になっています。

B ジャニーズのメインのファン層は、みんなネットで情報を得ているわけじゃない? もはやテレビが大々的に取り上げないからって、この問題が風化するってことはなさそう。

A ジャニーズのパワーダウンというか、求心力の低下は見て取れるでしょう。この問題に触れていない僕たちスポーツ紙の人間が言うのもなんですが。

C スポーツ紙的には、やっぱり扱えない話題なんですよね?

A そりゃあもう、公式の発表以外は黙殺ですよ。仁義的に……というのもそうですが、将来のジャニーズとの関係性やビジネスの観点で考えても、触れるのは絶対に得策じゃないというのが、スポーツ紙の考えなんです。1発目のスクープというならまだしも、後追いでお世話になっている会社の批判記事を展開し、今後、所属タレントの記事掲載がNGになるっていうのは避けたい……という。

B ジャニーさんが生きていたら、Aさんの発言に反発していたと思うけど、亡くなっているから扱いが難しい。性加害は許されない問題として、報道の仕方によっては、所属タレントが批判の矢面に立たされかねないし。

A その点、忖度と建前の狭間にいるテレビ局の人たちのほうがよほど大変だなと思います。特にジャニーズグループ冠番組の制作現場は阿鼻叫喚だと。

C やっぱり気を使いますよね?

A 企画からゲスト、出演者の発言に至るまで気を使っていますよ。「これを放送することで、タレントたちが世間から奇異な目で見られないか」を、何度も何度も検討し続け、会議が遅々として進まないそう。しかし、その方向が、傍から見るとおかしな方向に行ってしまっていて……BGMについて「演奏しているアーティストがゲイをカミングアウトした人物だから変更しよう」とか、スタジオゲストも「バイセクシュアルのウワサが流れたタレントは見送るべきでは?」とか……。性的指向と性加害は別の話なんですが。

B その空気、絶対にジャニーズタレントたちにも伝わってるよね。当人たちもやりづらいだろうに……。

C これもネット上ではずっと言われてますが、「ジャニーさんの性加害問題は、過去に何度も取り沙汰されていたのに、なぜ今回はここまで大騒動になっているのか」という点についても聞きたいです。ジャニーズ事務所がカウアンの会見後に、公式コメントを出したからでしょうか。取引先企業に対しては、対応を説明する文書を送付したとも報じられています。

B やっぱりスポンサーからの突き上げが一番大きいんじゃないかな。以前までなら、ナショナルスポンサーもスルーしていた問題でも、昨今だとスポンサーに直接批判が寄せられることもあるから、キチンとした対応や説明が必要になってくる。結果、ジャニーズとしてもスルーできなくなったんじゃない?

A 被害者自身が性加害の事実を告発しているだけに、世論も当然、批判的になりますよね。もはやジャニーさん個人でなく、事務所全体の問題になってきている。

C 事務所サイドの見て見ぬ振りが通用しなくなってきたってことですね。当事者が亡くなった後というのが、なんとも皮肉なところですが。

B そう、亡くなった人の問題ということで、ジャニーズ内部でも大混乱しているよね。さすがにしないと思うけど、「『ジャニーズ』ではない事務所名に変えよう」って話にまでなっていた。

A ジャニーさんが作った事務所だけど、ジャニーさんは悪いことをしていたから、事務所名から取ってしまおう……ってことですか。

C その対応は、まさに一時しのぎって感じで、なんの解決にもならない気がしますね。

B でも、内部はそれくらい大騒ぎになってるんだよね。藤島ジュリー景子社長の退任って話もだんだん現実味を帯びてきたし、とにかく事務所サイドは、何かを大きく変えなければという流れになってる。

A この問題って、やっぱり「文春」がなかったら、ここまで騒がれていなかったと思いますか? BBCのドキュメンタリー放送後、関連記事を連発していますが……。

B 間違いなくそうでしょ。内部情報のリークを報じまくり、取引先の企業にまでガンガン取材している。「ジャニーズがやられたら嫌なこと」をとにかくやり続けている印象。

C なんかもう、「ジャニーズを潰してやる」っていう執念を感じさせますね。

B やっぱり訴えられたこと(※)で火がついちゃってるのかな。
※2022年11月、「キンプリ滝沢秀明を壊した ジュリー社長“冷血支配”」という記事について、ジャニーズは事実無根の情報を多く含んでいるとして、「週刊文春」を名誉棄損で提訴。

A やっぱり内部リークによって、事務所の精神的ダメージがどんどん大きくなってる印象です。退所するタレントの情報がガンガン流れているし、ジャニーさんの性加害問題に関しても、事務所が発表しようと準備していた内容が、そのまま「文春」に書かれてしまっていたし。当然、上層部は疑心暗鬼になっていて、ほかの事務所や関係各所からも「いま、ジャニーズ事務所は一枚岩じゃないんだな」と見られています。

B ジャニーさんとメリー(喜多川)さんが亡くなり、滝沢秀明も退社。完全に新体制になった矢先だからね。

C でも、「文春」とは違って、性被害の告発者たちは「ジャニーズを潰したい」という感じでもないですよね。ジャニーさんのしたことは悪いことだけど、お世話になったし、感謝している……みたいな。

B それがまた、この問題を取り上げる際の難しいところでさ。ジャニーズのことは当然、擁護できないけれど、告発者は事務所自体を潰したいわけではなさそうだから……。告発者の1人は「一段落したら、文春から本を出してもらうんだ」みたいなことも言っていたそうだし。

C マスコミ側も慎重に報じていかなくてはいけないですね。

岡田准一に「かわいい」と言えない――男性ジャニーズファンの苦脳を研究者に聞いた

ジェンダーや人権をテーマに取材をするライター・雪代すみれさんが、アイドルに関する“モヤモヤ”を専門家にぶつける連載「アイドルオタクのモヤモヤ」。今回のテーマは、「男性ジャニーズファンの苦悩」についてです。

 ファンの大多数が女性であるジャニーズアイドル。珍しい存在である男性のジャニーズファンは、コンサートでアイドルから積極的にファンサをもらえることもしばしば。そんな男性アイドルファンをうらやましがったり、男性ファンをありがたがるアイドルにモヤモヤするという女性ファンも少なくない。一方で、男性が男性を推すということは、時に偏見の目を向けられることもあるという。

 そこで今回、自身もジャニーズファンで、男性ジャニーズファンの研究をしている東京工業大学大学院博士後期課程の小埜功貴さんに、「男性が男性を推すこと」で生じる苦労について話を聞いた。

ジャニーズアイドルが、男性ファンにファンサをする心理とは?

――ジャニーズファンは大多数が女性です。それもあってか、コンサートでは、少数である男性ファンがファンサをもらいやすいという話を聞くこともあるのですが、女性ジャニーズファンの中には、「ファンサを多くもらえてズルい、うらやましい」と感じる人もいます。男性ファンに対し、積極的にファンサを送るアイドルの心理について、どう思われますか。

小埜功貴さん(以下、小埜) ジャニーズアイドルが男性ファンを喜ぶことは、ジャニーズ自体が女性をメインターゲットとしている中で、男性からも評価を得ていることや、同性として共通項のある人から好かれていることが「うれしい」といったシンプルな理由からではないでしょうか。

 確かに、女性だらけのコンサート会場で男性の存在は、身長や服装の違いもあってビジュアル的に目立つので、ファンサをもらえることもありますが、男性ファンならではの苦労もあるのが現実です。

岡田准一に「かわいい」と伝えることにハードルがある

――男性ファンの苦労もあるんですね。そもそも、小埜さんはどのようなことがきっかけでジャニーズファンになったのでしょうか。

小埜 幼少期に、録画していた『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)をよく見ていたことが始まりです。コントも料理もパフォーマンスもできるSMAPを「かっこよくて面白いお兄さんたち」と感じ、好きになりました。特に香取慎吾くんが好きで、小学4年生のときから、彼の金髪に憧れていて、大学院に入ってバイトなどの髪色の制約がなくなってからは、ずっと金髪にしています。

 KinKi KidsやV6も好きだったのですが、小3の頃からパソコンを使い始め、そこで初めて、これらのグループには「ジャニーズ事務所」という共通点があることを知りました。

――小埜さんの周囲にいる男性ジャニーズファンはいかがでしょうか。

小埜 プライベートでは、男性ジャニーズファンに出会ったことがないのですが、研究としてインタビューした人たちは、お母さんやお姉さん、もしくは仲の良い女友達から影響を受けている人が多いですね。また、SixTONESファンの中には、偶然、ある曲のピアノ演奏に惹かれて調べたら、SixTONESというジャニーズグループの曲だと知り、YouTubeなどで彼らの映像を見るうちにハマったという男性もいました。

――SixTONESはワイルド・青春感といったことも売りにしていて、男性ファンも多いイメージがあります。一方で、なにわ男子のような、キラキラした王道アイドルが好きな男性もいますよね。

小埜 確かに男性ファンがつきやすいグループはいると思うのですが、アイドルのキラキラ感といった、いわゆる「男らしさ」に当てはまらない「かわいい側面」に惹かれるという男性ファンもいます。アイドルが見せる、「男らしさ」から外れつつも魅力的であるという姿は、男性ファンに「“男らしく”しなくてもいいんだ」と自己肯定感をもたらす効果もあります。

 例えば、V6の岡田准一くんを推している40代の人は「映画ではたくましくかっこいい姿を見せるけれども、グループでは末っ子扱いされているところがかわいい」と話していました。ただ、それをストレートに表現することは、周りの男性の友人からはばかられそうなので、「この曲は有名な人が作曲していて」「カッティングの技術が良くて」など、楽曲の技術面からメンバーへの愛を語るようにしているそうです。

――男性が男性に対して「胸キュン」「かわいい」のような感情を抱くこともあると思うのですが、それをオープンにすると、「周りから引かれてしまう」と躊躇し、あくまで評論している体を取るということでしょうか。

小埜 そうですね。男性から男性への「かわいい」は語りづらいという感覚はあります。まず、安易に同性愛と結び付けて“イジり”の対象にしてくる人もいるので。また「かわいい」という言葉は、そもそも未熟性や不完全さを愛でる、古くから続く日本の伝統的な感性ともいえます。なので、男性に対して「かわいい」と言うと、それは既存の「男らしさ」からは外れてしまうため、相手の男性としてのランクを下げてしまう感覚になり、口に出して言えないという面もあるのではないでしょうか。

 でも、人間はみんなどこかしら「かわいらしい」側面を持っていますよね。男性同士であっても、それを慈しみ合える関係性を持てることは、今あるジェンダーバイアスや価値観に変化を与える点でも重要ではないでしょうか。

――ほかにも、男性ジャニーズファンならではの悩みはありますか。

小埜 コンサートでも悩みはあります。僕は身長が174cmなのですが、コンサート会場にはほとんど男性がいないので、自分のせいで後ろの女性ファンが、ステージが見づらいのではないかと気を使いますね。ある空間で少数派になるというのは何とも言えない不安感のようなものがあって、100%心からコンサートを楽しめないという男性ファンからの声も少なくありません。

 声援を送る際も、女性のように高い声を出せないので、「声を出すと浮いてしまうから、感情を抑え込んでいる」という話は、男性ファン同士で共感を得るテーマです。最近、さまざまなセクシュアリティへの配慮から、アイドルが「男性/女性」を特定して掛け声を求めることへの疑問が、一部のファン界隈で上がっていて、もちろんそこは検討されるべきだと思います。でも一人の男性ファンとしては、現状アイドルに「男性!」「メンズ!」などと声をかけられたとき、安心して声を出せるというのも本音です。

 また、「コンサートでトイレに並ばないこと」は男性ファンのメリットとしてよく挙げられていて、確かにその通りなのですが、全体数が少ないゆえに、男性トイレも女性用として使用されていることがあって。以前とあるライブ会場の男性トイレをパーテーションで仕切って、小便器だけ男性に開放されていたこともあったんですよね。変な話、お互い音も聞こえてしまうような状況だったので、さすがにもう少し配慮してほしいと思いました。

 それから、書店でアイドル誌を買うときのハードルが高いという話もよく、僕がインタビューさせていただくときに聞きます。本当は少し中身を確認してから買うか決めたくても、恥ずかしいからなるべく売り場に女性客がいないときを狙うとか、素早く手に取ってレジに向かうとか、男性の店員さんを選んで会計するとか……。男性ジャニーズファンの多くは、過去に「男性でジャニーズが好き」ということで、イジられるとか引かれるとか、何かしら傷つく経験をしているので、また嫌な思いをしたくないという防衛的な心理が働くのだと思います。

――大変なことも多々あるのですね。やはり男性限定コンサートがあればうれしいでしょうか。

小埜 過去には嵐が『Music Lovers』(日本テレビ系)で男性ファン限定ライブを開催したことがあって。いつもと雰囲気が違うのも新鮮だとは思うものの、雰囲気や煽り方がアイドルというよりロックバンドのような感じだったんですよね。自分もそうですが多くの男性ファンは「アイドル」の彼らが好きなので、通常通りのコンサートで、男性ファンも過度に気を使わなくて良い状態で参加できるようになるのがうれしいです。

(後編につづく)