Hey!Say!JUMP・山田涼介『鋼の錬金術師』は初登場9位、『シン・ウルトラマン』が首位! 映画動員ランク

 庵野秀明氏の企画・脚本、樋口真嗣監督で実写映画化した特撮アクション・エンタテインメント『シン・ウルトラマン』が、全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、5月21~27日)で1位に輝いた。

 同作は、謎の巨大生物“禍威獣(カイジュウ)”の出現が日常となった日本を舞台に、新たに設立された対策専門組織「禍威獣特設対策室専従班」に所属する隊員たちの奮闘を描く。宇宙から突如飛来した正体不明の銀色の巨人・ウルトラマンと禍威獣の戦いや、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊ら豪華キャストの演技にも注目が集まっている。

 5月31日時点で、累計動員数180万人、興行収入27億円を記録しており、50億円超えにも期待がかかる。なお、今回のランキングで初登場4位となったトム・クルーズ主演の『トップガン マーヴェリック』は公開3日で興収11億円を突破するなど、『シン・ウルトラマン』を超えるペースで数字を伸ばしている。今後、両者の“興収対決”も見どころになりそうだ。

 公開前より賛否両論の『シン・ウルトラマン』だが、公開後もネット上には「とてもよくできた映画で面白かった!」「まさに“見たかったもの”が見られて満足」といった称賛の声や、「時間とお金をムダにしたければ見るべし」「ウルトラマンや禍威獣、外星人のCGがあまりにもお粗末でシラけた」などの辛らつな意見が飛び交っており、かなり好みが分かれる作品のよう。

 2016年公開の特撮怪獣映画『シン・ゴジラ』は、最終的に82億円を超える興行収入を上げて大ヒットしたが、『シン・ウルトラマン』はこの記録にどこまで近づけるだろうか?

 続く2位は、テレビアニメの続編にして完結編となる『五等分の花嫁』(TBS系)の劇場版『映画 五等分の花嫁』が公開2週目でランクイン。同作は、五つ子の女子高生の家庭教師を務めることになった主人公の男子高校生が、勉強嫌いな彼女たちを無事卒業させるべく奮闘するという内容。公開から10日間で動員62万人、興収8億円を突破している。

 3位もアニメ作品で、『名探偵コナン』(日本テレビ系)の劇場版シリーズ第25弾『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が公開7週目で入った。5月23日までの累計で動員572万人、興収79億円を突破しており、前作『名探偵コナン 緋色の弾丸』の記録を抜いた形だ。

 4位には、前述の『トップガン マーヴェリック』が初登場ランクイン。1986年公開の世界的ヒット映画『トップガン』の続編で、伝説のパイロット“マーヴェリック”が、達成困難な任務を抱えるアメリカのエリートパイロットチーム「トップガン」の前に現れるというストーリーだ。

 36年前の『トップガン』に続く“続編”とあって、ネット上には当時のファンから興奮気味の感想が続出。「文句なしに面白い。続編をずっと待っていてよかった!」「もう言うことなし。感動で手が震えました」「何十年たっても変わらぬ素晴らしさ。完璧な続編!」といった絶賛の声が多く寄せられている。

 また、「これは絶対映画館で見るべき。配信で見たら、面白さが半減すると思う」「映像も音も迫力があるので、できればIMAXで見てほしい!」「これぞハリウッド映画。劇場で見る以外の選択肢がない!」などと、劇場鑑賞を勧める声が多い。こうした口コミによって、まだまだ動員を伸ばしそうだ。

 5位には、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子らが出演する『大河への道』が初登場で入った。同作は、人気落語家・立川志の輔による落語の名作を、中井主演で映画化したコメディ作。

 伊能忠敬を主人公にした“大河ドラマ”で観光促進をしようと、千葉県香取市の市役所職員たちがプロジェクトを立ち上げるも、脚本作りの最中に、伊能の“秘密”を知ってしまい……といった内容だ。

 歴史や大河ドラマ好きに響いているようで、ネット上には「めっちゃ面白かったし感動した。歴史好きなら見て損はないはず」「昔から大河ドラマが好きなので、公開を楽しみにしてました。期待を裏切らない良作!」などの感想が寄せられている。

 続く6位も邦画で、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星ら出演のヒューマンドラマ『流浪の月』が公開3週目でランクイン。同作は、女児誘拐事件の被害者と加害者として世間の注目を集め、その15年後に偶然の再会を果たした男女2人の揺れる心と、事件の真相を繊細な筆致で描き出す作品。

 20年に「本屋大賞」を受賞した凪良ゆう氏の同名ベストセラー小説(東京創元社)が原作で、『フラガール』(06年)『怒り』(16年)などの李相日監督がメガホンを取った。ネット上の評判も上々で、「見応えのある作品だった。役者たちの演技が見事!」「終わった後、しばらくボーッとするほどの衝撃でした。松坂さんと広瀬さんの迫力がすごかったです」など、出演者の演技を褒める声が特に目立っている。

 8位には、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典ら出演の『死刑にいたる病』が公開4週目で入った。24人を殺し収監中の連続殺人鬼(阿部)から、1件だけ紛れ込んだ冤罪事件を調査してほしいと依頼された大学生(岡田)を待ち受ける、衝撃の運命をスリリングに描いた同作。5月31日までに累計で動員51万人、興収7億円を突破しており、10億円に届くかどうかに注目が集まる。

 9位も邦画で、Hey!Say!JUMP・山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカら出演の『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が公開2週目でランキングに初登場。同名バトルファンタジー漫画(スクウェア・エニックス)が原作で、2017年12月公開の第1作『鋼の錬金術師』に続く『完結編』となる。

 17年公開の第1作目は、その内容を酷評する声も多かったが、2日間で動員約19万人、興収2.6億円を記録し、週間ランキングで首位を獲得。しかし、今作は公開2週目で初登場9位スタートと、大幅に順位を落としている。

 一方で、SNSや映画口コミサイトを見ると、「あまり期待してなかったからか、結構面白かった」「前作よりも話がまとまってた」などと評価する声もあり、成績が伸び悩んだ割には好評を得ている様子。こうした好意的な口コミによって、巻き返しを図れるだろうか?

 10位は、人気テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)の劇場版第30弾『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』が、公開6週目でランクインした。

【全国映画動員ランキングトップ10(5月21~27日 、興行通信社調べ)】

1位 シン・ウルトラマン
2位 映画 「五等分の花嫁」
3位 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
4位 トップガン マーヴェリック
5位 大河への道
6位 流浪の月
7位 ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
8位 死刑にいたる病
9位 鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー
10位 映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝

King&Prince・岸優太、“流出禁止写真”の存在明らかに――「絶対携帯落とされへん」

 King&Prince・永瀬廉がパーソナリティを務めるラジオ番組『King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送)。6月9日の放送では、岸優太のプライベートを撮影した流出禁止写真の存在を明かした。

 まずは、久々にあったオフの過ごし方についてトーク。昼過ぎに起きた永瀬は、昼から友達とオンラインでゲームを始め、友達が退出したあとも一人で続行し、深夜に再びログインした友達から「お前まだやってたん!?」と言われるまで続けていたそう。「気付いたらもう(深夜)12時とかで。『ヤバい、ヤバい』ってなって、そこから風呂と飯」と、貴重な休みのうち12時間をゲームに使ったと明かした。

 「今、思うとすっごい無駄にしたなって思う(笑)」と反省しながら、プレイ中は「1回も外出てない。太陽も浴びずに」「お手洗い行く時間すら、ちょっともったいなって感じるくらいのめり込んでて。水もあんま飲まんと。だから終わった後、めっちゃ喉乾いてて。いや、危なかった! ホントに」と没頭していたと明かし、「ジャニーズで良かったな。ジャニーズじゃなかったら(ゲームがしたくて)多分ずっと引きこもってる子になってた」と語った。

 なお、ジャニーズの先輩でありゲーム仲間のHey!Say!JUMP・山田涼介やKis-My-Ft2・玉森裕太もプレイしているゲームをやったようだが、この日は先輩たちから誘われるがなかったそう。「玉さんとやってない! ほぼ半分以上、1人でやってた。ほんともったいない」と嘆いていたのだった。

 その後は、高橋海人と永瀬がツボにはまったという岸優太の雑誌撮影裏での1コマを暴露。その日は、1日中取材が入っていたらしく次の撮影のために着替えていたというが、そこで「パンツ一丁になった岸さんが、急にマッチョポーズし始めたんですよ」と回顧。

 詳しく言えば、「パンツ一丁にサングラス、白のロングソックスに(ドクター)マーチンみたいなブーツを履いている服装」だったそうで、永瀬と高橋が笑っている姿にテンションが上がった岸は、その姿のままスタジオにある階段の中段でいろんな“マッチョポージング”を披露してくれたという。

 永瀬と高橋は、そんな岸の姿を激写していたというが、「途中から岸さんが、穿いているパンツをお尻に食い込ませはじめて(笑)。ボディビルダーより少ないパンツみたいな(姿で)マッチョポーズしてて」と露出が激しくなっていったとか。「僕の携帯にまた流出させてはいけない岸さんの写真が増えました」「まじで見せれん!」と永瀬は振り返った。

 なお、その写真は「めっちゃ食い込んでる! Tバックと遜色ないくらい食い込んでる」そうで、「(でも岸が)うれしそうにポージングしてるから、止めるに止められなくて」「ニヤニヤしてこっち見ながら食い込ませるから、それが面白くて。『笑ってるんかな?』って様子うかがってたんやろうな」と、ノリノリだった岸の様子も暴露。「いや、岸さんの体張った芸は『さすが!』の一言でございます」と絶賛していた。

 そして、念のため「普段はこういうことする人じゃないですからね」「撮影が長すぎて、ちょっとおかしくなっちゃって。小学校の水泳の時間のようなノリ」と岸をフォロー。さらに「いやぁ、これちょっと見せられないね」「俺、絶対携帯落とされへんもん、これ!」と“流出禁止”にした岸の秘蔵写真は、ラジオスタッフだけに披露し「ポージングがほんときれいなのよ」と、たたえていたのだった。

 その後は、5月15日に行われた『King&Prince First DOME TOUR 2022 ~Mr.~』の名古屋公演で、岸と高橋が2人で「サウナに行った」と報告していたことについて、リスナーから届いたメッセージを紹介。「みんなの名古屋公演でのエピソードも教えてほしいです」とのリクエストに、「(2人で)サウナ行ったみたいね」と言うと、「岸さんと海人が朝に行ってて。俺、まったく誘われなかったんですけど(笑)。1ミリも誘われてない!」とコメント。

 このときの永瀬は「(まだ)ぐっすり寝てた」そうだが、早朝7時からサウナに行っていた岸と高橋はリハーサルでもかなり元気だったのだとか。永瀬を含め、平野紫耀や神宮寺勇太などサウナに行っていない組が眠そうな顔をしている反面、「整った顔して(リハーサル)会場に入ってきて」「『いつステージ立てる?』『いつでも立たせて?』みたいな顔してリハしてました」と明かしていた。

 この放送にリスナーからは「貴重な1日オフをゲームに費やす廉くん嫌いじゃない(笑)」「裏でもエンターテイナーな岸くん。これもみんなから愛される理由なんだろうな」「みんな眠そうなのにサウナ行った2人だけ整った顔して現れる岸くんと海ちゃんの図を想像したら面白い」などの声が寄せられていた。

Snow Man・ラウール&宮舘涼太、阿部亮平は「男気がない」!? 

 Snow Manメンバーがパーソナリティを務めるラジオ『不二家 presents Snow Manの素のまんま』(文化放送)。6月9日放送回には、ラウールと宮舘涼太が登場し、Snow Manの主演舞台『滝沢歌舞伎ZERO 2022』の“差し入れ”事情について明かした。

 今年の3月以来、3度目のラジオ登場となったこのコンビ。4月6日から5月16日までは『滝沢歌舞伎ZERO 2022』が上演されていたものの、その裏では、2人が一緒になるタイミングはほとんどなかったという。ラウールいわく、舞台裏でよく顔を合わせるメンバーと、ほとんど会わないメンバーで「結構分かれる」そうで、ラウールの場合は岩本照、佐久間大介、渡辺翔太と一緒になるケースが多かったとか。ラウールと宮舘は楽屋も別々だったため、「朝会って、夜、帰りに会うみたいな」(宮舘)状況だったようだ。

 そんな2人だが、5月15日に向井康二がジャニーズ事務所公式携帯サイト「Johnny’s web」内のブログ『すの日常』にて、ラウールと宮舘の2人から、ラーメンの差し入れがあったことを報告。番組には、「意外な組み合わせの2人が一緒にラーメンを差し入れするまでの経緯が知りたいです」との質問が届いた。

 これにラウールが「どう言ったらいいんだろう……?」と説明に悩んでいると、宮舘は「“神のいたずら”とでも言っとく?」とコメント。そしてラウールも「おしゃれだね」と反応しつつ、「本当は、何日か前に毎年恒例のラーメンをスタッフさんとキャストの方みんなに(Snow Manで)出そうよって話をしてて……」と、事の真相を語り始めた。

 ラウールによると、「Snow Manって、“じゃんけん”が大好き」で、「みんなから差し入れするのもいいんだけど、じゃんけんで勝った人が差し入れをしようよ」という話になり、“男気じゃんけん”をした結果、見事勝利したのがラウールと宮舘だったそう。「いつもだったら『Snow Manから』って貼り紙をしてくれるんだけど、みんな優しいから『いや、2人からにしようよ!』って(言ってくれた)」ため、“ラウールと宮舘の2人からの差し入れ”ということになったのだとか。

 なお、宮舘は「『滝沢歌舞伎』のそのラーメンまで、ずっと(じゃんけんに)負けてたの」「そのタイミングで初めて勝ったの、今年は」とも告白。昼食をかけたじゃんけんをよくしていた中、「阿部(亮平)ちゃんだけ逃げ切ったっていうか、男気がなかった(笑)」(ラウール)「今年の阿部は男気がなかった」(宮舘)と笑いながら振り返った。

 その後、エンディングで宮舘から“最近のこだわり”について聞かれたラウールは、「ちょっと最近、髪を伸ばしたんですよ。それがちょっと自分的には楽しくて」と切り出し、「(長髪って)男っぽいイメージあるじゃないですか。なんか原始人みたいな」と、持論を展開。

 「俺、なんか原始人みたいな男っぽいから」とも語り、宮舘は「ん? ちょっと待って……?」と困惑。ラウールが、「ファンのみなさん安心してくださいね。目指さないですけど……」と呼びかけながら、「原始人みたいな顔とかを鏡でよくするんですよ、僕。家とかで」と明かすと、宮舘はすぐさま「1人で何やってるんですか?」とツッコんだ。

 これにラジオスタッフは大爆笑だったが、ラウールはまったく気にする様子はなく「博物館とかにある、もう“ザ・漢(おとこ)”みたいな感じの(顔マネをしてる)」と続け、「ちょっと長髪に、ちょっとこだわりがある」と独自のこだわりを披露したのだった。

 この日の放送に、リスナーからは「ラーメン差し入れの経緯は男気ジャンケンの勝者2人だったのね。スッキリ~」「ラーメン差し入れの真相=神のいたずらだったのね」「阿部ちゃんへの熱い風評被害(笑)」などの声のほか、「いや、ラウール1人でまじなにしてんの?(笑)」「ラウちゃん独特のセンス。原始人目指してんの?」といったコメントが集まっていた。

嵐・相葉雅紀&風間俊介、『VS魂』メンバーの情報を“暴露”しニヤニヤ

 嵐・相葉雅紀がキャプテンを務めるバラエティ番組『VS魂 グラデーション』(フジテレビ系)。6月9日の放送には、女優・葵わかなら舞台『パンドラの鐘』チームがゲスト出演し、「魂チーム」と対戦した。

 “世の中にあるさまざまなモノを正しい順番に並べ替える”というコンセプトの同番組。並び替えるモノを選ぶ際は、外の音声が遮断された部屋にメンバーが1人ずつ入り、答えを出すことになる。

 「魂チーム」は今回、「ハラミちゃん再生回数多い動画グラデーション」を行うことに。YouTubeで人気のピアニスト・ハラミちゃんが自身のチャンネルにアップした動画を、再生回数順に並べていくという内容で、3番目の解答者になったジャニーズWEST・藤井流星は、真剣に再生回数を考察していた。

 そんな中、相葉が「情報いいですか?」と言い、「流星のしてる時計は、いつも時間が合ってないんですよ」と暴露。そこから、「グラデーション」とはなんの関係もないトークが展開されることに。

 これにゲストからは「え?」と戸惑いの声が漏れていたが、「魂チーム」の風間俊介も、「止まってるんですよ、あの時計は」とニヤニヤ。ゲストチームに参加していたお笑いコンビ・アンタッチャブル・山崎弘也が「なんで!?」と聞くと、相葉は「あれはアクセサリーでつけてるんです」と藤井をイジり、山崎も「やっぱ違いますね!」と悪ノリしていた。

 その後、相葉は「出てきたら時間聞いてください」と、外の音声が遮断された部屋から藤井が出てきたら、時間を聞くようゲストチームに依頼。藤井がスタジオに現れると、風間は「葵さんが聞きたいことあるみたい」と話を振り、葵は「藤井さん、いま何時ですか?」と質問。これに藤井は腕時計をちらりと見つつ、「僕、時計合わせてないんですよ」と正直に答えた。

 予想通りの答えにスタジオが爆笑に包まれる一方、事情がわからない藤井だけは困惑。しかし、「なんのために(時計を)つけてるんですか?」と聞かれると、藤井は「好きだからつけてるんですよ」とドヤ顔を見せ、スタジオからは「かっけー!」との声が上がったのだった。

 この日の放送に視聴者からは、「流星が完全にいじられキャラになっててかわいい!」「かっこいいしオシャレだけど、やっぱり流星くんって不思議ちゃんだよね」「ドヤ顔で『かっけー!』って盛り上がるの、さすがジャニーズって感じ(笑)」といった声が集まっていた。

木村拓哉『未来への10カウント』全話平均10.9%! “カッコいいキムタク”で視聴率盛り返した!?

 6月9日、木村拓哉主演の連続ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)最終話が放送され、世帯平均視聴率は自己最高となる13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得。放送期間中、木村の主演ドラマとしては初の1ケタ視聴率を記録した回もあったが、ネットユーザーからは「キムタク主演じゃなければ、ここまで巻き返せなかったのでは」と評価されているようだ。

「同ドラマは、生きる気力や情熱を失った元アマチュアボクサー・桐沢祥吾(木村)が、母校のボクシング部コーチに就任して、学生たちと関わる中で“人生のリング”に返り咲く姿が描かれました。共演には満島ひかりや安田顕、King&Prince・高橋海人らが名を連ね、第1話は11.8%で発進。しかし、第2話で10.5%に後退すると、第3話で1ケタ台の9.9%に転落。数多くの主演ドラマで2ケタ視聴率をマークしてきた木村が、同作で初めて“2ケタ割れ”を喫したため、業界内外に衝撃が走りました」(芸能ライター)

 しかも、第4話はさらにダウンして9.6%を刻み、“キムタク初の2話連続1ケタ台”まで記録。一部では“打ち切り”報道も出たが、第5話の10.6%で息を吹き返してからは2ケタ台をキープ。結局は当初の予定通りとされる“全9話”を放送し、最後に自己最高の成績を収めた。

「最終話は、すっかり気力を取り戻した桐沢が、ボクシング部コーチや高校の非常勤講師を継続する傍ら、以前営んでいた焼き鳥店も再開させようと奮闘。部員を指導している時に、桐沢が倒れてしまうアクシデントもありつつ、全員で一丸となってインターハイ予選に挑む……という内容でした。なお、全話を通しての平均視聴率は10.9%で、1ケタ台を回避しています」(同)

 最後まで視聴したネットユーザーからは、「ドラマ後半は特に熱い展開で、面白かった!」「前向きな気持ちになれた作品」「情熱的な桐沢がカッコよかった」など、好意的なコメントが寄せられている。

「やはり木村のドラマには“カッコいいキムタク”を求めている視聴者が多いようです。ドラマ開始当初の桐沢は、暗い雰囲気のキャラクターだったために、なかなか視聴者を惹きつけられず、それが自身初の1ケタにつながったのかもしれません」(同)

 また、同ドラマは、基本的に“学園スポーツもの”だが、昨今のドラマ界では、「そこまで人気のあるジャンルではない」(同)という。

「その点に関して、ネット上では『この内容で13%まで上昇できたのは、主演がキムタクだからこそでしょう』『逆にキムタク主演じゃなかったら、このドラマはもっと爆死してたと思う』といった指摘も出ています。今作では途中、自己ワースト記録を更新してしまったものの、視聴者の間で、“木村=数字を持っている”といったイメージは崩れていないようです」(同)

 この様子なら、木村は今後もドラマ界の第一線で活躍できそうだ。

二宮和也の最新作『TANG タング』、「既視感」訴える声相次ぐ! 「黒歴史に」ファンも気を揉むワケ

 嵐・二宮和也が主演を務める映画『TANG タング』(8月11日公開、以下『タング』)の本予告や場面写真、二宮によるPRコメントが解禁された。これを受け、ネット上では公開を心待ちにする声が上がる一方、“既視感”を訴える声が相次いでいる。

 同作は、デボラ・インストールの小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を原作とし、舞台をイギリスから日本に移す形でアレンジ。ゲーム三昧で妻に捨てられた無職の男・春日井健が、ある日、記憶をなくした迷子のロボット・タングと出会う感動物語だ。

 キャストは二宮のほかに、健の妻役の満島ひかり、健の姉役の市川実日子、タングを狙う悪役を演じるかまいたち、会社員役のSixTONES・京本大我らが出演。監督は『ホットロード』(2014年)や『坂道のアポロン』(18年)の三木孝浩氏が務め、脚本を『ヘルタースケルター』(12年)や連続ドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系、21年4月期)などの金子ありさ氏が手がける。

「『ロボット・イン・ザ・ガーデン』といえば、劇団四季が20年からオリジナルミュージカルとして上演。感動的な展開に号泣する観客が続出することで知られており、リピーターも多い。映画の予告映像を見る限り、子ども向けの映画にも見えますが、少なくとも原作は大人も感動できる内容となっています」(芸能ライター)

 ネット上では、「ニノの最新映画、早く見たい!」「この夏の楽しみ! ロボットものって絶対泣いちゃうやつだよ~」と期待を寄せるファンがいる中、「映画館で予告見たけど、なんで二宮なんだろう……って思っちゃった」「こういうのって、舞台が海外だから良い感じに見えるんだけどなあ……」といったネガティブな声も。

 加えて、予告映像や、建物の屋上で二宮とタングが背中合わせで座っているメインビジュアルが、ピクサー・アニメーション・スタジオのCGアニメをはじめとする過去の作品を「彷彿とさせる」との指摘は多く、「『ベイマックス』のポスターにそっくり」「既視感がすごい。『ベイマックス』とか『リメンバー・ミー』とか、その辺の寄せ集めって感じ」「ピクサーの『ウォーリー』みたいだね」などの声が相次いでいる。

「長方形の顔が特徴的なタングのデザインから、映画好きの間では『ショート・サーキット』(1986年)や『ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5』(88年)を思い出した人も多い様子。こちらは、人工知能の中に感情が芽生えたロボットとそれをかくまう人々の友情や、ロボットを回収しようとする企業との対決が描かれています。『タング』の予告映像を見る限り、『似ている』という声が上がるのも当然といえそう」(同)

 また、「これ、ニノである必要あるのかな」「なんでニノがこれに出ようと思ったのか、正直わからない」という声は少なくない。

「二宮は近年、『母と暮せば』(15年)や『検察側の罪人』(18年)など、シリアスな作風の映画が目立っただけに、『タング』への出演を『意外』と感じている人もいるほか、“コミカルなキャラクターもの”という作風から、『大コケしたら、ニノの黒歴史になりそうな映画だな……』『これが爆死したら、ネットの人たちが「タング、タング」って喜びそう』と一部ファンが気を揉んでいるようです」(同)

 嵐の活動休止後も俳優として好調な二宮。『タング』はこの夏のヒット映画となるだろうか。

嵐・二宮和也、パンチングマシーンで58キロ記録! 男性平均150キロを下回り苦笑

 嵐の櫻井翔とタレントの有吉弘行がMCを務めるバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会 』(TBS系)が6月9日に放送された。

 この日は、これまで夜会ハウスを訪れた芸能人が持ち込んだ「こだわりグッズ」を、一挙振り返るSPを放送。また、番組の最後にはゲーム好きで知られる嵐の二宮和也がゲスト出演した回の未公開シーンもオンエアになった。

 公開になったのは、二宮と櫻井がパンチングマシーンで対決した時の映像。パンチングマシーンは交代でそれぞれ3回ずつ行い、力の合計数値が高いほうが勝ちとなる。

 まず、先行の二宮は「これ、壊れちゃっても知らないよ? 1回で終わっちゃうかもしれない」と豪語しながらチャレンジしたが、結果は58キロ。一般男性の平均は150キロ、また那須川天心は270キロを記録したとのことで、平均を大きく下回る結果に二宮は恥ずかしそうに苦笑い。周囲からは「軽いね……」と笑われてしまっていた。

 一方の櫻井は、「俺はね、ニノと腕相撲やって負けてる男ですから」と、なぜかしたり顔で、二宮も「みんなわかってないだけ、58がいかにすごいか!」とアピール。そんな櫻井のファーストチャレンジは、機械の計測準備中にパンチをしてしまったことで0に。

 まさかの結果に二宮は爆笑しながら大喜びしていたが、櫻井は「クッソ~。不意打ち食らわせてやろうと思ったのに」と残念そうで、ほかの出演者は「こんなことあります?」と驚いていた。

 その後、2回目で二宮が64キロを出し、櫻井は87キロをマーク。二宮を大きく上回る結果に、「希望あるかもしれない!」と喜んでいた。

 最後の対決で二宮が出したのは92キロ。これで合計は214キロとなり、櫻井が128キロ以上を出せば勝ちとなるが、上手に体重を乗せたことで、パンチの結果は114キロと3ケタを達成。しかし、二宮の結果にはわずかに及ばず負けとなってしまった。

 初回0点さえなければ櫻井の勝ちとなっていたであろうこの勝負。櫻井は「くっそ~!」と悔しがっていたが、二宮は「ルール守ればな~」とニヤリ。この言葉に櫻井はふたたび「くそ~」と嘆いていた。

 この日の放送に視聴者からは、「何気にふたりとも全然平均に届いてないの笑う」「ふたりの猫パンチがかわいかった」「期待を裏切らないポンコツぶりがかわいすぎ」という声が集まっていた。

『刑事7人』小瀧望加入で、ジャニーズドラマ化に賛否! 『特捜9』Snow Man・向井康二と同じく“非難の的”に?

 東山紀之が主演を務める人気ドラマシリーズ『刑事7人』(テレビ朝日系/水曜午後9時~)。7月13日からスタートする『SEASON8』のメインキャストにジャニーズWEST・小瀧望が新メンバーとして加入することが発表され、ネット上で賛否が飛び交っているようだ。

 2015年7月期からスタートした『刑事7人』は、東山演じる主人公・天樹悠ら主要メンバー7人を中心とした刑事ドラマ。小瀧が演じるのは、天樹が所属する新専従捜査班に配属される東大卒のエリート新人刑事・坂下路敏(ろびん)だという。

 出演にあたり、小瀧は「今回から参加させていただきますが、こういった長い歴史を持つドラマに出演させていただくのは初めてとなります。とてもうれしいですし、僕にできることがあれば全力でやりたい、と意気込んでいます!」「気合いと熱さ、若さのエネルギーで挑みます」とコメント。

 さらに、ジャニーズWESTが7人組であることから、「7人は7人でも、僕が所属しているグループと比べると平均年齢がぐっと上がりますが(笑)、実は大先輩に囲まれている現場は大好きなんです。もちろん、プレッシャーはあります。現場のスタッフさんから『東山さんが「小瀧はいい仕事すると思う」と言っていたよ』と聞いて…大先輩たちの胸を借りるつもりで、食らいついていければと思っています!」と東山の後押しがあったことを明かしている。

 そんな東山は、小瀧の加入について「今回から小瀧が加入してくれて、新たな若い力をこのおじさんたちの中に(笑)注入してくれることを、楽しみにしています。おそらく、《7人》という数字に関しては、彼も7人組のジャニーズWESTで慣れているんじゃないでしょうか(笑)」とやはりジャニーズWESTと絡めたコメントを出しているほか、小瀧の実力について「舞台『エレファント・マン』で賞を獲得したり、非常にチャレンジングな姿勢で、しかもそれを成功させているのはすごいですよね」と称賛している。

 これを受け、ネット上では「のんちゃん(小瀧の愛称)ドラマ出演おめでとう! うれしすぎるー」「小瀧くんはお芝居もうまいし、ヒガシ先輩との絡みも楽しみ!」「のんちゃんと刑事ドラマの愛称すごいよさそう! お茶の間に魅力が伝わるといいな」などとジャニーズWESTファンが盛り上がっており、今月10日にはTwitterの“日本トレンド”に「#刑事7人」「#小瀧望」「小瀧さん」など、関連ワードが複数トレンド入りした。

「前シーズンのメインキャストである東山、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也の7人は『SEASON8』にも引き続きを登場するとのこと。しかし、ドラマの公式サイトに掲載中の“あらすじ”には『新たなメンバーを迎えたばかりの新専従捜査班に、突然の別れが―』とあり、序盤で誰かが脱落する展開が描かれるようです。これに対し、一部同作ファンから『え、待って? ジャニーズ入れるために誰かが降ろされるってこと?』『今のメンバーから一人も抜けてほしくない。小瀧って人がすぐに別れるって展開でいいよ』などと動揺する声が散見されます」(芸能ライター)

 また、小瀧を東山の“バーター”と捉えるネットユーザーも多いことから、「ジャニーズの演技力を否定するわけじゃないけど、実力派俳優を降板させてまでバーターをねじ込むやり方は、そろそろやめてほしい」「刑事ドラマ好きは、ジャニーズの演技は求めてないよ」といった苦言のほか、「テレ朝は、『特捜9』の津田さん降板の不評から何を学んだの?」「『特捜9』の向井くん状態じゃん。これじゃあ、小瀧さんも批判されちゃうよ」と元V6・井ノ原快彦が主演を務める同局の刑事ドラマシリーズ『特捜9』と絡めた批判も目立つ。

「現在『Season5』を放送中の『特捜9』は、今シーズンからメインキャストに元乃木坂46・深川麻衣とSnow Man・向井康二がレギュラー入りする一方で、入れ替わるように津田寛治がレギュラーから外れたため、一部視聴者から『ジャニーズより津田さんがよかった』『ジャニーズドラマと化してからつまらなくなった』と批判の矛先が少なからず向井に向いてしまっている状態。そのため、小瀧も『同じ状況になるのではないか』と心配するジャニーズファンも多いようです」(同)

 今後、『特捜9』同様に「ジャニーズドラマ化した」と否定的な声が上がりそうな『刑事7人』だが、“キャストの若返り”を図りたいテレビ局の事情もあるようで……。

「『刑事7人』は『SEASON3』以降、世帯平均視聴率の全話平均が11~12%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で安定していて、一見、テコ入れの必要はなさそうに見えます。ただ、近年は若者世代に絞ったコアターゲット視聴率が重要視されていて、視聴者の年齢層が高い『刑事7人』のような長期シリーズは、キャストの見直しをせざるを得ない。なお、テレ朝は今月8日に『科捜研の女』『警視庁・捜査一課長』などを放送してきた『木曜ミステリー』枠を7月期を最後に終了すると発表。これも、コア視聴率が弱い枠であったことが原因であるとみられています」(同)

 小瀧も、ジャニーズというだけで、向井のように“非難の的”となってしまうのだろうか……。

堂本光一『Endless SHOCK -Eternal-』は「素晴らしかった」と絶賛! Sexy Zone・佐藤勝利の健闘称えたジャニーズ

 去る5月31日、東京・帝国劇場で千秋楽を迎えたKinKi Kids・堂本光一主演ミュージカル『Endless SHOCK -Eternal-』。今作について、ライバル役に抜てきされたSexy Zone・佐藤勝利や、かつて同役を演じたジャニーズタレントが振り返った。

 4月10日に開幕した同作は、本編『Endless SHOCK』の3年後を描いたスピンオフ。主演の堂本は作・構成・演出も担当し、故・ジャニー喜多川氏がEternal Producer(エターナル・プロデューサー)として名を連ねている。

 過去、堂本のライバル役は屋良朝幸、内博貴、中山優馬、KAT-TUN・上田竜也らが務めてきたが、今回の東京公演では、佐藤が初挑戦。2月に行われた制作発表会見では、14歳でジャニーズ事務所に入所後、「初めて生で触れたエンタメ」が同作だったと佐藤は回顧。「僕にとって、ものすごく憧れの舞台です」と感慨深げに述べていた。

 こうして始まった『Endless SHOCK -Eternal-』は、5月31日に閉幕。佐藤は自身のラジオ『VICTORY ROADS』(bayfm、6月5日)で千秋楽について振り返った。コンサートでも、客席に向けてあいさつをしていると「思いが込み上げてきちゃう」という佐藤は、『SHOCK』最終日も、最初の登場シーンから泣いてしまうのではないかと心配していたとか。

「これは芝居に影響出ると思ってるから。もちろん泣かなかったし。あいさつで泣いちゃうかなとも思ったんですけど。やっぱ、ジャニーさんが、泣くとスゴい怒るんだよね~。俺、ライブでめっちゃ泣いてるけど。見てたらたぶん怒ると思う。もし泣いちゃったら、『うれし泣きです』って言おうと思ってたぐらい、言われてきたことがやっぱ染み付いてるから。(中略)やっぱ、怒られちゃうから。おじいに(笑)。おじいがスゴいね、スゴいおじいがいたからさ(笑)」

 結果的に涙はあふれなかったそうで、泣かなかったのは当日のステージが「楽しい感じの雰囲気ってのもあった」からだとか。「それがやっぱジャニーさんの言ってきたことが、みんなそうなんだなってあらためて思いますね。寂しくとか悲しく終わらせるということを絶対にしないんですよね、僕らね」と“ジャニーイズム”の継承を実感したようだ。

 また、これまで帝国劇場ではジャニー氏が演出を手がける舞台が数々上演されてきただけに、「やっぱジャニーさんへの思いも強いですから。僕の中で、帝国劇場」としみじみ。

 主演の堂本やふぉ~ゆ~・松崎祐介&越岡裕貴らキャストのサポートに感謝しつつ、「終われると思ってなかったから、終わってみたら、やればできるんだなっていうのは、すごく思いました。光一くんの言葉が。最初に言われたんですよ。『勝利だったらできる』。できました!」と明るい声で報告していたのだった。

 一方、2018年・19年の『Endless SHOCK』で佐藤と同じくライバル役を務めた中山は、ラジオ『中山優馬の世紀末に生まれて』(同、6月7日放送)で佐藤の演技や、新たな演出も加わったスピンオフ作に対してコメントした。

 話のきっかけは、5月12日に中山の近くで『Endless SHOCK -Eternal-』を観劇したというリスナーからのお便り。「真剣に観劇している姿が印象的でした」との声を受け、「いや~、面白かったですね」「本編ももちろん面白いんですけど。本編を知ってる人がほとんど見てるからこそ、『Eternal』ってスゴい良かったなって思う瞬間もあったりとか」と絶賛した。

 なお、『Endless SHOCK -Eternal-』の公演時間は休憩を省くと約2時間で、本編よりも時間は短縮されているが、出演者からすると「『Eternal』になって結構キツくなった」と言う人も多いという。

「っていうのは、『Endless SHOCK』ってホントに体力勝負の舞台なんですけど。それが短くなったらラクになるかなと思いきや、やっぱ見どころ、メインディッシュがバーっと集まってギュッと凝縮されたわけなんで。もちろん、体力的にキツいところが一気にバーっと並ぶようになって。結構、『休憩時間がなくて大変だ』っていう意見もね、聞いたりとかして。その分、見てるほうとしては見応えが本当にある作品」

 そんな中で、過去に出演した中山が観劇中にどこを見てしまうかというと、やはり自分が担当したライバル役だったとか。

「見る時に感情がより動いちゃうというのはあるんですけど。そこを佐藤勝利が演じてて。勝利の若さの中のギラギラさと、思い通りにならない未熟な自分との向き合い方みたいなところが、僕はスゴく良かったなというか。感動するポイントもたくさんあって」

 ちなみに、今回は公演期間中に一部の演出を調整。楽曲「Higher」を披露するシーンで、本編のライバル役は「踊れない」といった感情だったが、『Eternal』バージョンでは佐藤が途中から踊る展開に変わったのだ。中山が見に行ったのは変更後だったため、

「そこを見た時に、もう完全に踊ってるほうが良くて。スゴい、踊るのって、これが正解やんって僕の中では思ったんですね。っていうのは、踊ることでコウイチっていう人物に対しての敬意だったりとか、抱えてたものが吹っ切れる瞬間に僕には見えて。もちろんそれは、光一くんの演出で。ここまでやってきて、そこを変えてくるのってスゲーなって思うんですけど。それぐらいでも、素晴らしかったですね」

 とベタ褒めしていた。

 また、中山は同作ならではの殺陣、オーケストラによる生演奏にも感動したほか、『SHOCK』の代名詞ともなっている“階段落ち”のシーンは特別な気持ちが芽生えたようだ。

「最後に見た階段落ちは、俺は上からだったなと思って。僕が(主人公・コウイチを階段に)落としてると言っても過言ではない役なんで。その光一くんが落ちてく姿を僕はずっと見てたんですよ。(大阪の)梅田芸術劇場で、最後に。それで何十回も見てて。こないだ下から見た時に、あ、俺、上から見てた……って。それで一気にその時の感情と、リンクして。あの時の感情を思い出したというか。『SHOCK』のね、大変なことも楽しかったこともいろんなものを思い出した瞬間でしたね。総称していうと、『Eternal』はホントに素敵だった」

 なお、『SHOCK』ファンの佐藤にとっては念願の初出演となったが、中山は「それがやっぱ功を奏してたというか、情熱がすごく伝わってきて、素敵でしたね」と健闘を称えていた。

 9月5日~10月2日にかけては、福岡県・博多座に場所を移し、ライバル役はKis-My-Ft2・北山宏光にバトンタッチする。6月6日、同劇場の公式サイトは「まん延防止等重点措置が解除されて2か月以上が経過し、福岡県内の新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いた現状に鑑み、安心安全を最優先に感染症予防対策を実施の上、『Endless SHOCK』本編(作・構成・演出・主演 堂本光一)の上演に変更させて頂くことといたしました」とアナウンス。しかし、今後の状況によって上演形態を再度検討する場合もあるという。

 再び、佐藤のライバル役が見られる機会にも期待したいものだ。

木村拓哉、“封印”されたドラマ『ギフト』の魅力――今とは違うダークヒーローとしての存在感

――ドラマにはいつも時代と生きる“俳優”がいる。『キャラクタードラマの誕生』(河出書房新社)『テレビドラマクロニクル1990→2020』(PLANETS)などの著書で知られるドラマ評論家・成馬零一氏が、“俳優”にスポットを当てて90年代の名作ドラマをレビューする。

 1997年に放送されたドラマ『ギフト』(フジテレビ系)は、木村拓哉演じる記憶喪失の青年・早坂由紀夫が「届け屋」として、依頼人から受け取ったさまざまな荷物を届ける1話完結の物語だ。

 由紀夫が届ける謎の荷物の背後に、複雑な人間ドラマが絡み合う大きな事件が存在し、最終的に意外な結末を迎えるというのが各話の流れ。萩原健一主演の『傷だらけの天使』や、松田優作主演の『探偵物語』(どちらも日本テレビ系)といった、1970年代に放送された男臭い探偵モノのドラマを、当時大人気アイドルの木村で撮るというコンセプトが前面に押し出された作品となっていた。

 同時に、記憶喪失の由紀夫は事件を解決するごとに過去の記憶が少しずつ蘇り、最終的に本当の自分と対峙することになるため、「自分探し」的な要素も打ち出された。心理学がブームとなり、「心の時代」と言われていた90年代らしい作品だとも感じる。

 由紀夫は届け屋として都内を走り回るのだが、GUCCIのスーツを着てクロスバイクで疾走する木村の姿が実にカッコいい。ほかにも、ストップウォッチやポラロイドカメラといった小道具の持ち方、葉巻を咥える時に見せるさりげない仕草や台詞回しが、どれも魅力的だ。

 今では「何をやってもキムタク」と揶揄されることもあるが、当時の木村の演技はとても自然なものとして視聴者の目に映った。少しだるそうな台詞の言い回しや軽妙な身のこなしは、90年代の若者の振る舞いがそのままドラマの中に入ってきたかのような衝撃があった。

 クールなトーンでしゃべっているかと思うと、突然、怒鳴りつけるといった緩急のある芝居も魅力的で、木村の一つひとつの仕草から目が離せない。そして何より感じるのは、男臭くもありながら中性的でセクシーという、木村にしか出せない圧倒的な色気である。

 物語の冒頭、由紀夫は51億円を横領した代議士・岸和田のマンションにあるクローゼットの中から発見される。血まみれで丸裸の木村がクローゼットから転がり落ちる場面はとてもセクシーで、当時の木村が担っていた、少年のようでも少女のようでもある中性的な色気をワンシーンで表現した名場面といえる。

 この色気は、ワイルドな男臭さが魅力の萩原や松田には出せないもので、映画『太陽を盗んだ男』やドラマ『悪魔のようなあいつ』(TBS系)で主演を務めた沢田研二のダーティーな色気を彷彿とさせた。なお、沢田は『ギフト』の最終話、写真で出演している。おそらく作り手の意識の中に、当時の木村と沢田を重ねているところがあったのだろう。

 つまり『ギフト』の木村には、萩原、松田、沢田が過去に見せた魅力が投影されているのだが、90年代の木村主演ドラマが面白いのは、作品ごとに作り手が木村に演じさせたい魅力的な男性像が微妙に違うことだ。

 『その時、ハートは盗まれた』『あすなろ白書』『ロングバケーション』(すべてフジテレビ系)といった、北川悦吏子氏の脚本で木村が演じた役は、優等生で気弱な青年。どちらかというと、少女漫画の王子様的な存在だった。対して『若者のすべて』(同)や『人生は上々だ』(TBS系)で木村が演じた役はワイルドなチンピラ風で、男が惚れる男の風貌であった。

 『ギフト』はどちらかというと後者だが、全裸で登場する冒頭の場面を筆頭に、とてもセクシーな存在として描かれた。同時に、普通の人が躊ちょするような、反社会的で危険な行為ですらクールにこなす、ダークヒーローとしての魅力も強くにじみ出ていた。しかしこれが、のちに作品を悲劇に巻き込んでしまう。

 最終話、記憶喪失だった由紀夫の過去がついに明らかになる。本当の由紀夫は「溝口武弘」という悪党で、仲間のチンピラとともにケンカやセックスに明け暮れており、護身用にバタフライナイフを持ち歩いている危険な男であった。

 『ギフト』放送終了後の98年。13歳の少年がバタフライナイフで教師を刺殺する事件が起きた。少年は同作でナイフを使う木村の姿を「カッコいい」と思い、自身も購入したのだと語った。これにより同作は“封印”され、各テレビ局で再放送が中止に。2019年にDVD-BOXが発売されるまで幻の作品となっていた。

 13歳の少年がカッコいいと思った木村の姿は、早坂由紀夫ではなく溝口武弘だったのだろう。何かあるとナイフをチラつかせて相手を威嚇する溝口の振る舞いを、作り手は「否定すべき弱さ」として描いていたのだが、木村が演じたことで、クールでカッコいいダークヒーローとしての魅力が備わってしまった。

 溝口がバタフライナイフを取り出す時の仕草は確かにカッコよくて、残念ながらこれは否定できない。このあたりはフィクションの難しいところで、作り手の意図が曲解されて視聴者に届いてしまった悲劇だと今は感じる。

 『ギフト』の事件がどの程度、その後の仕事に影響したのかは定かではないが、木村の演じる役は徐々に保守化していった。

 2001年に型破りの若手検事を演じた『HERO』(フジテレビ系)を筆頭に、木村はカリスマ美容師、パイロット、社長、総理大臣といった華やかな職業の主人公を務めるようになり、同時に“正統派ヒーロー路線”へと変わった。しかし、『ギフト』がお蔵入りせずに、ダークヒーロー路線の木村主演ドラマが作られ続けていたら、今とは違うダーティーな姿がもっと見られたかもしれないと思うと、まことに残念だ。

 今年、木村は50歳となる。当時の色気は90年代の木村にしか出せないものだが、歳を重ねた今だからこそできる老獪な悪役を、そろそろ演じる頃ではないかと『ギフト』を見返して思う。
(成馬零一)