ヘイリー・ビーバー、リップメイク動画が大炎上! 国民的テレビ番組も「“侮辱”だと受け止めている」

 スキンケア&メイクの達人として一目置かれているモデルのヘイリー・ビーバー(25)がTikTokで「今秋のリップメイク」を披露した。しかし、これがラティーノや黒人女性たちが編み出したリップメイクをパクったものだと大炎上。国民的テレビ番組で「文化の盗用をしたと非難されている」と大きく報じられ、物議を醸している。

 ジャスティン・ビーバーと結婚した4年前は、世界中のアンチから「セレーナ・ゴメスから略奪したビッチ!」とネット上でヘイト攻撃を受けていたヘイリー。その後、機嫌の悪いジャスティンに冷たくされている複数の動画が出回り、「ジャスティンにモラハラされてる!」「ジャスティンは元恋人のセレーナが忘れられないのかも」と同情されるように。

 また、ジャスティンの闘病を支えたり、自身も脳卒中を起こしたり心臓に小さな穴が開いていることが判明するなど苦労続きであることから、ここ数年、アンチの攻撃はトーンダウンしている。

 最近の彼女は、SNSに投稿するスキンケアやメイク法が人気を集め、美容系インフルエンサーとして活躍。ヘイリーのような“透明感のある自然な小麦色の肌になりたい”という若者が急増している。

 何よりも保湿を大切にしているというヘイリーが、「色よく焼けたドーナツにシュガーシロップをたっぷりかけた“グレーズド・ドーナツ”のような肌で眠りに就くのが理想」と発言したことから、「グレーズド・ドーナツ」がビューティートレンド・ワードとなり、今夏には彼女が提案したマットなネイル法「グレーズド・ドーナツ・ネイル」が大はやりした。

 6月には自分のミドルネームをつけたスキンケアブランド「rhode」を立ち上げ、大ヒットさせるなど、鳥飛ぶ鳥を落とす勢いのヘイリーだが、ここにきて「文化の盗用」をしたと大炎上している。

 「今秋にぴったりのリップメイク」としてTikTokで提案した「ブラウニー・グレーズド・リップ」が、ラティーノや黒人の女性たちが編み出したリップメイクをそのまんまパクったものだと批判する声が殺到しているのだ。

 問題のTikTok動画は、ブラウニーのように濃いブラウンのリップペンシルで唇の輪郭を描き、それを軽く指で唇全体にぼかしてから「rhode」が発売しているクリアグロスをつける、というリップメイク動画で、「秋を迎える準備をしなくちゃ。ブラウニー・グレーズド・リップでね」という意味のキャプションを添えたもの。

 1回目の動画は8月に投稿。今月中旬にも投稿しており、繰り返しブラウニー・グレーズド・リップを提案する彼女に嫌悪感を示す人が次第に増え、投稿のコメント欄には、「90年代のラティーナ・リップじゃん!」「おばちゃんたちがずっと使ってきた色をパクってるんじゃん!」「うちのママや全ラティーナ女性が2000年代前半にやってきたメイク、そのものじゃないか!」と批判する声が殺到。

 さらに「ラティーノだけでなく、黒人も昔から同じようなメイクをしてきた」と指摘する声が上がり、「ヘイリーはいつも有色人種コミュニティにインスパイアされている。それは結構なことだけど、彼女がやるとはやるっていうのが気に入らない」「こういうメイクをすると、ラティーノだってバカにされてきた。白人であるヘイリーが同じことをするとトレンドになるのにね」などと人種差別的な問題でもあると指摘する投稿が相次いぎ、TikTokはお祭り騒ぎとなった。

 この騒ぎは米ABC局の朝の人気報道バラエティー番組『グッド・モーニング・アメリカ』でも取り上げられ、「低俗だとバカにされてきたラティーノや黒人女性のメイク法を、白人女性が取り入れると新しいトレンドになる。このことは、多くの有色人種女性が“侮辱”だと受け止めている」と報じられた。

 同番組では、今夏にカイリー・ジェンナーが自身のコスメブランド「Kylieコスメティックス」から売り出した「ベシートス・グロス・ドリップ」について、「ベシートス」がスペイン語で「キス」という意味であることから「文化の盗用」だとバッシングを受けたばかりだとも報じた。

 「有色人種女性が、自分たちのトレンドを売り出しても白人女性である彼女たちほどは成功しない」「ヘイリーは、ラティーノや黒人女性のメイク法としてブラウニー・グレイズド・リップを提案すべきだった」「(白人セレブが)こういうのをすることで、有色人種の女性からアイデンティティを奪っている」という見解を伝え、「どこから発想を得たのか、付け加えるべきだ」と締めくくった。

 ネット上では、ヘイリーの「文化の盗用」問題から「そもそも私たちの肌の色であるブラウンを『ブラウニー』なんて食べ物の名前に使うこと自体が問題では」といった新たな論点へと発展。炎上はまだ続いている。

 欧米では、自分の属さない人種の文化をファッションなどに取り入れることは、「文化の盗用」として強く批判される傾向にある。

 権利や立場の強い白人が弱者であるマイノリティの文化を我が物顔で使い、マイノリティのアイデンティティを剥奪していくとして、過去に「文化の盗用」をした画像や動画が掘り起こされてキャンセルカルチャーにつながったケースも少なくない。

 今回炎上したヘイリーだが、母親がブラジル人でありポルトガルの血が入っていることから、「ラティーノのメイクしてもいいじゃない」と気の毒がる声や「ヘイリーはなんでもかんでも盗む、という目で見られていてかわいそう」と同情する声も上がっている。

ジャスティン・ビーバー、「過去の性的暴行」告発を完全否定! 「確かに彼はクソだったけど……」ネットの反応は?

 6月18日、Twitterで女性ユーザーから、「17歳だった時に性的暴行された」と告発を受けた人気俳優アンセル・エルゴート。「(アンセルに)SNSでDMを送ったところ返信があって会うことになり、処女だと知りながら行為に及んだ」というショックな内容だったが、20日、アンセルはインスタグラムで「20歳の時に短期間交際していた女性で、合法であり同意を得た上で関係を持った」と性的暴行を否定。しかし、今年4月にも「15歳の時にスナップチャットでつながったアンセルから性的暴行を受けた」と告発した女性がいたことから、今回の被害を信じる人が多く、イメージダウンしてしまった。

 そんな中、時を同じくして2人の女性から性的暴行を告発された、もう一人のビッグスターがジャスティン・ビーバーだ。

 最初の告発は「ダニエル」と名乗る女性のTwitterアカウントより発信された。2014年3月9日にテキサス州オースティンでパフォーマンスを行ったジャスティンから、友人と共にフォーシーズンズホテルに招待され、プライベート・ルームに連れ込まれて性的暴行されたというもの。当時彼女は21歳で、ずっと秘密にしていたが、最近セラピーセッションを受けるようになり、公にする決心をしたと説明した。

 間もなくしてこの投稿は削除されたが、「カディ」という女性が「私はダニエルを信じる。私もジャスティン・ビーバーから性的暴行を受けた被害者だから」とツイートし、15年5月4日にニューヨーク・ホテルでジャスティンから暴行を受けたと、その詳細を告発。以前、「#MeToo」ムーブメントが巻き起こった際にSNSで告発したが、ジャスティンのファンから嫌がらせを受けて削除したことも明かした。

 このカディの投稿は今現在も削除されておらず、ネット上では「本当に起きたことなのかも」と話題に。ジャスティンもアンセルのように関係は持ったが合意の上だったと否定するのか、それともウソだと反論するのか、注目が集まっていた。

 そんな中、ジャスティンが22日にTwitterで反論を開始したのだ。

 ジャスティンは、「この24時間、Twitterでは僕が14年3月9日にテキサスのオースティンにあるフォーシーズンホテルで性的暴行に関わったという話が語られているみたいだけど。はっきりさせたいんだ。この話は事実ではない」と否定。

「僕はキャリアを通してさまざまな告発を受けてきている。普段ならいちいち反応はしない。でも、妻やチームと話し合い、今回の問題について率直に話すことにした」「僕は性的暴行に関しては軽く流すことがきない性分なんだ。だから、すぐにでも発言したかったけど、日々、この問題に立ち向かっているたくさんの被害者に敬意を示すために、まず事実がわかる証拠をそろえることにしたんだ」と、反論までに時間を要した理由を説明した。

 そして、ダニエルのいう14年3月9日は、当時交際していた女優/歌手のセレーナ・ゴメスと一緒だったとし、「ショーの観客席にセレーナがいたという報道記事」「ショーの後、セレーナとオースティンの街を歩くところをパパラッチされた写真」「夜はセレーナのコンサートがあったヒューストンに滞在。この日セレーナや友人たちと一緒に利用した『Airbnb』の宿泊予約メール、翌10日に宿泊したウエスティンホテルの領収書」「念のためフォーシーズンズホテルにも、自分が宿泊していなかったことを確認した」といった証拠を提示し、「ダニエルの告発内容は、起こり得ないこと」と主張した。

 その上で、「性的暴行の訴えは、全て深刻に捉えられるべきだと僕は思う。だからこそ、今回の告発を無視しなかったんだ。でも、この話は、事実を踏まえると不可能なこと。だから、Twitterと当局に協力してもらい、(ダニエルに対して)法的手段を取るつもりだ」と、静かに怒りを表現した。

 一方で、カディの告発については反応していない。が、当日、ニューヨークでは毎年恒例のファッションの祭典「METガラ」が開催され、ジャスティンは高級ブランド「BALMAIN」のジャケットを着用して出席。米芸能サイト「E!」が当時、ジャスティンが別れたはずのセレーナの美しい姿にほれぼれしており、アフターパーティでは多くの時間を一緒に過ごしていたと報じている。

 15年といえば、ジャスティンが新年を現在の妻であるヘイリーと共に過ごしたことでメディアをにぎわせた年。米エンタメサイト「ET」は、情報筋による、「METガラ終了後、ジャスティンはヘイリーと一緒にロサンゼルスに戻る飛行機に搭乗した。性的暴行があったという夜は、ニューヨークにはいなかった」という話を紹介。当日夜を過ごしていたのはセレーナだったのか、ヘイリーだったのかは定かではないが、ジャスティンがカディという女性を性的暴行することはあり得ない――と、ファンは考えているようだ。

 「性的暴行の訴えは、全て深刻に捉えられるべき」という考えを明かしているジャスティンが、このままカディの告発をスルーすることはないと思われるため、現在、反論するための証拠集めをしているのではないかとみられている。

 昨年9月、インスタグラムに、若かりし日の愚行を懺悔する文を投稿。そこで「女性に対して憤りと蔑みがあった」と書き、自身の女性蔑視を認めたジャスティン。その言葉通り、セレーナと交際中は浮気を繰り返し、破局時はモデルを中心にさまざまな女性と浮名を流してきた。一夜を過ごした女性に寝顔を撮影され、ネットに流出させられたこともあり、世の男性から「女に困らないモテ男」とねたまれたりもした。そんなこともあり、ネット上では、「確かにジャスティンはクソだったけど、性的暴行は考えにくい」と、虚偽告発を疑う声が多い。

 全米で黒人差別への抗議活動「ブラック・ライヴズ・マター」ムーブメントが巻き起こっている今、人種差別的と受け取れる、過去の言動の一部を抜き取り、前後の文脈や時代背景を無視してSNSでバッシングし、セレブの番組や作品発表の機会を潰す「キャンセル・カルチャー」が大流行。「#MeToo」ムーブメントも再び活発化しており、セレブから「性的暴行を受けた」「ハラスメントを受けた」という告発も増えつつある。しかし、その中には虚偽のものも少なくなく、ネットが無法地帯になることへの懸念も日増しに叫ばれている。

 結婚後は、憑き物が落ちたようにおとなしくなったジャスティン。彼への思いを吹っ切る曲をヒットさせたセレーナも、交際時のパパラッチ写真を「証拠」として使われ、戸惑ったのではないだろうか。ネット上では「ジャスティンだけでなく、セレーナやヘイリーも古傷をえぐられて気の毒」という声が上がっている。

ジャスティン&ケンダル、「恵まれた隔離生活」「ひどい状況の人が僕らを見たら……」と発言して炎上!

 

 新型コロナウイルス感染拡大に歯止めをかけるため、世界各地で次々とロックダウン(都市封鎖)が実施されている。米ニューヨーク市などの家賃が高額でルームシェアする人が多い大都会では、狭いアパートでの自主隔離にストレスをためる人が増加。感染者数が世界で最も多いアメリカでは、ロックダウンが始まった過去3週間で失業保険申請数が1,600万件を突破。狭い家にこもりながら、経済的不安を抱える人たちの精神状態は察するに余りある。

 そんな彼らが「現実逃避したい」「気晴らししたい」と見たインターネットで、生活困窮とは無縁のセレブたちによる「ステイ・アット・ホーム(家で過ごそう)」という呼び掛けや、「気が滅入るけど、自主隔離生活を頑張っています」といったSNSへの投稿を目にし、神経を逆なでされたと怒りだすケースが増えている。

 そうしたピリピリムードの中、歌手ジャスティン・ビーバーがモデルのケンダル・ジェンナーと行ったインスタグラム・ライブを配信。「僕たちは一生懸命働いたから恵まれた暮らしを送っているけど」と前置きした上で、「ひどい状況にいる人たち」を哀れむような発言をし、大炎上する騒ぎへと発展している。

 ジャスティンは、4月10日、妻ヘイリーと共に配信したインスタ・ライブで、仲の良いケンダルをトークに招待。ビバリーヒルズの850万ドル(約9億2,000万円)の大豪邸で自主隔離生活を送るケンダルに、「きみのマイホームの居心地はどう?」と質問した。

 ケンダルは、「オー・マイ・ゴッド! この家は、惑星の中で一番お気に入りの場所なの」「ここまで素晴らしい家に仕上げるには、本当に長い時間がかかったわ。改装に1年もかかったのよ」と笑顔で回答。ジャスティンはうなずくように、「僕たちって本当に恵まれてるよね。だって今、ひどい状況に置かれている人がたくさんいるわけじゃん」としみじみ語りかけ、「その人たちが僕らを見たら……まぁ、僕らは一生懸命努力して働いたからこそ今があるわけだから、自分たちが手にしたものについて罪悪感を覚える必要はないんだけどさ」と、サラリと言い放った。

 「私たちは本当に恵まれているわよね。いつだってそう思ってるわ」と同調するケンダルに、ジャスティンは「そんな僕らが、大打撃を受けている人たちがいるんだってことを認識する。これって、とても大切なんことだと思うんだ」と発言。ケンダルも間髪入れずに「その通りだわ」とつぶやき、2人して“悲惨な状況に置かれている不幸な人たちに目を向けている”とアピールした。

 セレブとの格差にやるせなさを感じていたネットユーザーたちは、この2人のやりとりに大激怒。「ジャスティン様が貴重な時間を割いて、貧乏人のことを考えてくださってるよ」「ジャスティン様が貧乏人のことを認識してくださるなんて、本当に光栄だよね」「無職になりたての人たちも、さぞかし喜んでると思うよ」などと、皮肉る声が噴出した。

 さらに「自分の力で今の恵まれた生活を手に入れたように錯覚してるみたいだけど、ジャスティンはYouTubeでたまたま発掘されただけで、運がよかっただけじゃん。(有名人を親に持つ)ケンダルやヘイリーなんて生まれながらにして恵まれてたんじゃん!」「上から目線にもほどがある!」などの批判も巻き起こり、大炎上した。

 これまでにも、人気司会者エレン・デジェネレスが豪邸での自主隔離生活を「刑務所の生活みたい」と表現して炎上。映画『ワンダーウーマン』で主演を務めたガル・ガドットが、自主隔離生活を送っている人たちを励ましたいとセレブ仲間とリレー式でジョン・レノンの「イマジン」を歌う動画をインスタグラムに投稿し、「自己満足」「そんなことより寄付してくれる?」と大炎上。女優グウィネス・パルトローは、この混乱の最中、自身が運営するライフスタイル提案サイト「Goop」で販売しているトータル1,400ドル(約15万円)のコーディネートを自らがモデルとなってインスタで宣伝。「世界で何が起きてるか、理解してる?」と大バッシングされ、投稿を削除。経済的不安のないセレブと、市民との温度差を感じさせる出来事も少なくない。

 とはいえ多くのセレブは、SNSでファンを励まし、不安な気持ちに寄り添いたいと思っているのであり、庶民を見下しているわけではない。ジャスティンもセレブの中でいち早く2月に、新型コロナウイルスの影響を受け苦しむ子どもたちのためにと中国のチャリティ団体に寄付をしているし、ツアーの延期を決定するなど、感染防止のためのアクションを取っている。

 終わりの見えないウイルスとの戦いにうんざりし、気持ちに余裕がない人が増えていることから、セレブの発言が炎上する騒ぎは今後も続きそうである。

YouTube、ネトフリ、アマプラで今すぐ見られる! ビヨンセ、テイラー、ジャスティンの等身大ドキュメンタリー

 ここ数年増えている、セレブのドキュメンタリー作品。2013年に公開されたワン・ダイレクション『This Is Us』(Amazonプライムで配信中)のように、ツアー中のアーティストを追い、バックステージや素顔の彼らを紹介するもの、昨年リリースされたケヴィン・ハート『ケヴィン・ハートのやらかした!?』(Netflixで配信中)のように、裏舞台を見せるだけでなく内面を掘り下げるようなインタビューを重視したものなど、さまざまな作品が制作されている。

 長期間カメラと一緒に行動するため、本音や等身大の姿が垣間見えると評判のドキュメンタリー作品。今回は、現在視聴可能な作品から厳選して紹介したい。

ジャスティン・ビーバー『Justin Bieber:Seasons』(20) YouTubeで配信

 YouTubeに投稿したパフォーマンス動画が現在のマネジャー、スクーター・ブラウンの目に留まり、世界的なスターへと上り詰めたジャスティン。そんな彼が、原点であるYouTubeで、スーパースターとなった自身の苦悩を赤裸々に語っているのがこのドキュメンタリーシリーズだ。

 大好きだったステージに立ちたくないと思ったこと、大勢のファンに愛されながらも孤独に苦しんでいたこと。思春期にドラッグに手を出して「このままだと死ぬ」と怖くなるまでハマり、断薬を決意したこと。機能不全家庭に育ち「家庭で学ぶべき社会における大事なことがわからず」、人気絶頂期にはボロボロだった精神状態について明かしている。

 この4年間は薬物依存を根本的に断ち切る治療と、ライム病とエプスタイン・バーウイルス感染症の治療を受けており、治療中の姿も披露。「よりいい人間になりたい」と吐露する姿は切なく、ここまで語るのかと驚かされた。

 18年に電撃婚約・結婚した妻ヘイリーとの関係も、「決して軽いノリで一緒になったわけではない」と説明。クリスチャンである2人が、心の深い部分でつながっていると感じられる映像もたくさん登場する。

 

デミ・ロヴァート 『Simply Complicated(単純に複雑)』(17) YouTubeで配信

 6枚目のアルバム『Tell Me You Love Me』(17)の発売に合わせ、YouTubeで公開された公式ドキュメンタリー。

 10年にバックダンサーを殴って更生施設に入り、双極性障害と診断されるまでの経緯を赤裸々に告白。美少女コンテスト、子役、ディズニー・チャンネルのドラマ主演と、とんとん拍子にキャリアを積み上げてきた彼女だが、アルコール/薬物依存症だった父親の言動に傷つき、学校でのいじめも相まって、小さい頃にうつ病を発症。自殺願望に加え、名声が高まるにつれて精神的なプレッシャーを感じ、アルコール・ドラッグに手を出して18歳の時には依存症になっていた。完璧主義者のため、理想のアイドルになりたいとして摂食障害に陥った過程を生々しく語っている。

 また、6年間交際した俳優ウィルマー・バルデラマへの、「別れた後も持ち続けている愛情」を包み隠さず告白。酒やドラッグは断ち切れたが、彼と別れてから過食嘔吐が再発し、苦しんでいると明かしていた。「さびしくなると、おなかがすくの」という言葉もリアルだ。

 ドキュメンタリーでは、キックボクシングや柔術に励み、摂食障害を克服しようと奮闘する姿も映されていた。

 しかし、この作品の公開翌年、残念ながらデミはドラッグの過剰摂取で緊急入院してしまった。そのため、さっそくこの作品が引き合いに出され、「最近までこんなにがんばっていたのに。何度も繰り返してしまう依存症は、やはり怖いものだ」と大きな話題になった。

ジョナス・ブラザーズ 『ジョナス・ブラザーズ 復活への旅』(19) Amazonプライムで配信

 長男ケビン、次男ジョー、三男ニックのジョナス三兄弟が結成したバンド「ジョナス・ブラザーズ」。このドキュメンタリーで、結成秘話、家族の苦悩、人気バンドとしてのプレッシャーや気持ちのすれ違いから13年に解散するまでの経緯、19年に再結成を決心した理由を、3人が自分たちの言葉で語っている。

 05年にコロムビア・レコードと契約し、バンドとしてのスキルを楽しく磨いていたが、ニックが糖尿病を発症したり、教会の牧師をしていた父親が「子どもたちにロックをさせてるなんて!」と職を追われたりと、苦労も多かったジョナス・ブラザーズ。レコード会社から契約を打ち切られ大ピンチに陥ったが、ディズニー(ハリウッド・レコード)から契約をオファーされ、「Year 3000」が大ヒット。さらにディズニー・チャンネルのドラマ『キャンプ・ロック』に主演し、爆発的に売れるようになった。

 SNSを活用し、同世代のファンを一気に増やした彼ら。しかし、ある時期から人気が異常に膨れ上がり、スターとしての生活を楽しめなくなってしまう。人気を失うのを恐れ、来る仕事はすべて受け、ディズニーの番組にも出続けたことから「子ども向けのバンド」扱いされるように。教会で育ったため、キャリア初期には、結婚するまで童貞を守る誓いの指輪をはめていたことをネタにされるなど、つらい思いをした。

 その後、音楽に情熱を注ぐニックは、ソロアーティストとしても成功を収める。結婚して家庭を優先するようになったケビン、ソロデビューしたもののいまいちで覇気のなかったジョーと温度差を感じるようになり、「もう一緒に仕事はできない」と解散を決意。ケビンとジョーは裏切られたと感じ、兄弟仲は険悪になってしまった。

 ジョーはバンド「DNCE」を結成し、人気がブレイク。ニック、ジョー共に人生の伴侶を見つけたことで家族の大切さに気づく。そしてもう一度兄弟で音楽を楽しみたいとバンドを再結成。そこまでに至る気持ちを、それぞれが包み隠さず語る。「今だから語れる」ドキュメンタリーとして、アメリカで大ヒットした。

ビヨンセ 『Homecoming』(19) Netflixで配信

 18年、アメリカ最大の野外フェス『コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル』で、黒人女性ソロアーティストとして初のヘッドライナーを務めたビヨンセ。今作では、その時の迫力あるパフォーマンス映像と共に、なぜ黒人ミュージシャン、ダンサー、バックシンガーばかりを集めたのか、なぜ「ホームカミング(アメリカの高校や大学が毎年開催する、卒業生を招待する同窓会的な伝統行事のこと)」というテーマにしたのかを、ビヨンセが自分の言葉で説明。ステージに込められた熱い思いを聞くことができる。

 17年にもコーチェラのヘッドライナーが決定していたのに、予想外の双子の妊娠でドクターストップがかかり、出演を1年延期したビヨンセ。出産時体重が98kgにまで増え、妊娠高血圧症候群を発症。体内で双子のひとりの心拍が数回停止したため、緊急帝王切開になったことを告白している。激増した体重、帝王切開の傷の痛み、体調を考慮しながら慎重に、なおかつコーチェラに間に合うように体を絞らねばならず、想像を絶する努力を重ねる姿も紹介されている。

 完璧主義なアーティストの顔、一人の母親・妻の顔も見せており、リハーサルには夫のジェイ・Zや長女ブルー・アイビーが立ち会ったり、休憩中に授乳できるよう控室に双子を連れてきたりと、仕事と家庭を両立させるべく奮闘するレアな姿も見ることができる。

 ビヨンセは16年にリリースしたビジュアル・アルバム『レモネード/Lemonade』で、ジェイの浮気など夫婦の問題について赤裸々に語っていたが、『Homecoming』では夫婦仲はとても良く、「関係修復に成功し、落ち着いた良い家族を築いているように見える」と、ファンを安心させた。

レディー・ガガ 『Five Foot Two』(17) Netflixで配信

 16年10月に発売した、通算5枚目となるスタジオアルバム『ジョアン』の制作、17年にパフォーマンスしたNFL優勝決定戦『スーパーボウル』のハーフタイムショーへの準備を中心に、ガガが本音を語るドキュメンタリー。

 楽しみながらレコーディングを進めるものの、完成間際になると情緒不安定になる姿。また、女優としても素晴らしいキャリアを積み重ねているのに、「成功するたびに、付き合っていた男性とダメになる」と気弱になる一面も見せる。

 カメラは、持病の線維筋痛症によって全身に痛みが走り、苦しむ姿も撮影。涙を流しながら耐える姿は痛々しく、ステージでは圧倒的な存在感を放つ彼女がとても小さく見える。直後に控える仕事のため、注射を打ってからメイクに取り掛かるといった、信じられないような姿も包み隠さず見せている。

 タフ/弱い面、家族思いの優しい娘、友人の赤ん坊を見つめる顔など、さまざまなガガが垣間見える貴重なドキュメンタリー。数秒だがトップレスになる映像も入っており、文字通り、裸の彼女を見ることができる。

テイラー・スウィフト 『ミス・アメリカーナ』(20) Netflixで配信

 本作は最新アルバム『Lover』の制作中に撮影されたものだが、プロモーションを目的としたドキュメンタリーという印象は受けない。16歳という若さでデビューし、イメージを守るためにどれだけ抑圧されてきたのか、大人の女性になっても少女のようなスリムな体形をキープしようと摂食障害に陥ったことなど、等身大のテイラーが描かれているからだ。

 「ME!」「Only The Young」といった曲が誕生する瞬間もカメラは捉えており、楽しみながら音楽を作っている様子が伝わってくる。「Only The Young」の歌詞には、これまで彼女が口にすることがなかった、民主党を強く支持するような内容が含まれている。政治的な発言はイメージダウンやバッシングにつながると禁じられていたが、もう30歳。大人の女性として、若者にいい影響を与えたいと強く思うようになったという本音も明かされる。

 彼女がどんなふうに曲作りをしているのか、どんな格好で移動をしているのか、素顔のテイラーもふんだんに映されている。「本当の私を知ってほしいから作った」という言葉通り、ファンにとってはたまらない作品となっている。

キース・リチャーズ 『アンダー・ザ・インフルエンス』(15) Netflixで配信

 イギリスの伝説的ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のギタリストで、ギターの神様とあがめめられることも多いキース。ジョニー・デップは、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じた気ままな海賊ジャック・スパロウについて、キースをイメージして役作りしたと公言しているが、このドキュメンタリーを見れば納得だ。

 音楽好きの母親に大きく影響された幼少期や、アフリカ系アメリカ人によって生まれたブルースを聴いてきた若き日のこと、共演した黒人アーティストたちの思い出などを笑顔で語る姿が紹介されており、根っからのミュージシャンだとわかる。

 ローリング・ストーンズが、初めてアメリカを訪れたとき、黒人への人種差別が残っている地区があり、「ブラザーたちとトイレに並んだら笑われるんだよ。『有色人種用』って看板を指して、みんなが笑うんだ」「そんなクソみたいなアメリカも体験することができたんだ」という貴重な話も披露。ブルースを信奉するバンドのメンバーたちは、アメリカの黒人から根強い人気を得ているが、その理由がわかるエピソードも随所で紹介されている。

 プライベートな話も自ら開けっ広げに語り、「オレはギターよりベースのほうがうまく弾ける」といった一言も飛び出している。ファンにとっては、まさにお宝級のドキュメンタリーといえるだろう。

ジャスティン・ビーバーが薬物依存のリアルを告白! 「スタッフが、僕の脈があるかを確認していた」

 2月14日のバレンタインデーに5年ぶりとなる新作アルバム『Changes』を発売し、5月14日~9月26日に北米ツアーを行うジャスティン・ビーバー。アルバムから先行する形で発表された、ニューシングル「Yummy」のミュージックビデオは「ノリノリでおもしろい」と好評。スターになるきっかけとなったYouTubeでは、チャンネル登録者数5,000万人を突破した初のアーティストとなるなど、カムバックに向けて勢いづいている。

 そんなジャスティンが、現地時間3日と5日に、YouTubeチャンネルでドキュメンタリーシリーズ『JUSTIN BIEBER: SEASONS』の最新エピソードを配信。薬物依存と病気について赤裸々に語り、人々に大きな衝撃を与えた。

 3日に公開された第5話では、「初めてマリファナを吸ったのは、12~13歳」と告白。「めっちゃハイになって。僕ってマリファナ好きなんだなって気づいたよね。それからしばらくマリファナにハマってた」「でも依存するようになってきちゃって。あぁ、やめなきゃって気づいたんだ」と、うつろな瞳で明かした。

 一度はやめたものの、思春期になると再びドラッグに手を出すようになり、「リーンをチビチビ飲んで、ピル(錠剤)をパクパク食べて。モーリー(MDMA/エクスタシー)をキメたり、マジックマッシュルームとか、なんでもやってた」と告白。リーンとは、コデインとプロメタジン(抗ヒスタミン)入りのせき止めシロップのことで、乱用は非常に危険だとされている。しかし、ジャスティンは、「若かったしね。成長の過程で、なんでも試してみたかったんだよ」「まぁ、よくある話なんだけど、僕の場合(パパラッチ)カメラに追いかけ回され、世間の目にさらされていた」と弁解していた。

 そして、「金は腐るほどあったから、周囲には金目当ての奴らがわんさかいた」「悪いことを好んでやるようになっちゃったんだ。だって目の前に転がってるんだもの。これやったら、僕はきっとハッピーになれるんだ、って思っちゃったよね」と、19~21歳の頃のダークな時代を振り返った。

 「笑顔のマグショット」「レストランの厨房にある掃除バケツに放尿する動画」「法廷でのブーたれた顔」など、問題児の頃の悪事の映像が次々と流れる中、ジャスティンは、大勢の人と働いていたにもかかわらず無責任なことばかりしてきたことについて、「これって家庭で学ぶものだと思うんだけど、僕が育ったのは、信頼とか責任とかない不安定な家庭環境だったから、身についてなかったんだ」と説明。

 悪ガキでお調子者、なおかつチームプレーが苦手だったため、所属していたバスケットチームのコーチからも嫌われており、子どもの頃から「僕は悪い人間なんだ」と思っていたそう。「両親から学ぶべきチームワークも、(自分の父と母は結婚してなかったし、仲も悪かったから)全然学べなかった」と述べ、それゆえ無責任なことをしてしまったのだと語った。

 ハイになって「今が楽しければいいや」とやりたい放題してきたジャスティンだが、このままだと死んでしまうと自覚し、断薬に踏み切ったとのこと。「夜、部屋で寝てると、セキュリティー担当がやってきて、僕の脈があるか確かめてたんだよ。僕がちゃんと生きてるかって」「朝起きると、まず錠剤を飲んで。そして大麻を吸わないと、一日が始まらなかったんだ。本当に怖かったんだ」と依存症状態を生々しく激白し、「お願いだから断薬させてください。そしたら、あとは自分でなんとかしますから」と神に祈ることで、断薬に成功できたものの、根本的な問題は解決されていないため、「また戻っちゃうんだよね。よくある話だけど」と、あきらめたような顔をしてみせた。

 2014年9月からジャスティンを担当している医師は、「初めて彼を診察した時は、薬物をやめたばかりでボロボロだった」「不安定で、不眠状態だった」と回想。ジャスティンはこの医師のもと、薬物依存を根本的に断ち切る治療を受けており、ドキュメンタリーでは抗うつ剤を飲んだり、脳や内臓により多くの酸素を送る寝袋のような装置に中に入る療法を受けたり、「NAD」と呼ばれる点滴を受けていることも紹介された。NADは、ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドのことで、薬物依存によりダメージを受けた脳の機能やDNAを修復する治療に役立つとされている。ジャスティンは、いまなお体中に毒素がある状態で、ひどいニキビもそのせいだと説明していた。

 薬物依存治療を受けるようになり、かなりの時間がたってもなかなか無気力から抜け出せなかったジャスティンは19年、原因を突き止めるために全身をくまなく検査。その結果、ライム病とエプスタイン・バーウイルス感染症に罹患していたことが判明。ライム病は精神神経系の症状が強く出る細菌性の感染病、エプスタイン・バーウイルスは倦怠感が強く出る伝染性単核症であり、担当医は「以前、精神科医が診断した双極性障害は誤診」と断言した。

 「薬が抜けた状態になってから、私たちは関係を持つようになった」と明かした、ジャスティンの妻ヘイリーは、若者の薬物依存について、「(精神的に)苦しい時にセルフ・メディケイト(=自分で自分を治療しよう)として手を出す」という持論を展開。常にジャスティンのそばにいて愛情を注ぎ、心身の健康をサポートしているという。

 ジャスティンは最後に、「世の中には才能を持っている人がたくさんいるのに、無駄にしている人が多い」「変われるチャンスがあるのに、そのチャンスを生かせない人が多い」と新作アルバムのタイトルに込められた意味を語っていた。

 5日に公開された第6話では、不安症と戦いながら新作アルバムを制作するジャスティンの姿を紹介。行動学のスペシャリストであるメンタルヘルスの専門家によるセラピーを受けながら、父親のように見守り続けてくれているマネジャーのスクーター・ブラウン、絶妙なタイミングでストレスを解消できるよう気を配ってくれるヘイリー、ほかにも大勢のスタッフの支えを得て、最高のアルバムを作ろうと奮闘する姿をカメラは追っている。

 この第5話と6話の配信後、ネット上では、「親は選べないから気の毒だよね」「親のせいにしてるけど、仕事の量があまりにも多すぎて、頭がパンクして薬に手を出したのでは?」「現実逃避のために悪いことしたと言ってる。パパラッチも問題だけど、あの異常なコンサートの数が元凶でしょ」などと同情が集まっている。

 一方で、「今の彼も全く健康的に見えない。ライム病じゃなくて、依存症からは抜け出せていないのか、もしくは精神的に病んでいるように見える」「まだまだ具合悪いのに、新作アルバムを作らされたり、新作アルバムのPRのためにドキュメンタリーを作らされているみたいだ」と、見ていていたたまれないという人も。

 5月に始まるツアーのミーツ&グリート付きVIPチケットの価格が約1,500ドル(約16万5,000円)と高額であることも話題となっているジャスティン。無理のないスケジュールで、体調と相談しながらファンを満足させるコンサートを開催してほしいものだ。

ジャスティン・ビーバーが薬物依存のリアルを告白! 「スタッフが、僕の脈があるかを確認していた」

 2月14日のバレンタインデーに5年ぶりとなる新作アルバム『Changes』を発売し、5月14日~9月26日に北米ツアーを行うジャスティン・ビーバー。アルバムから先行する形で発表された、ニューシングル「Yummy」のミュージックビデオは「ノリノリでおもしろい」と好評。スターになるきっかけとなったYouTubeでは、チャンネル登録者数5,000万人を突破した初のアーティストとなるなど、カムバックに向けて勢いづいている。

 そんなジャスティンが、現地時間3日と5日に、YouTubeチャンネルでドキュメンタリーシリーズ『JUSTIN BIEBER: SEASONS』の最新エピソードを配信。薬物依存と病気について赤裸々に語り、人々に大きな衝撃を与えた。

 3日に公開された第5話では、「初めてマリファナを吸ったのは、12~13歳」と告白。「めっちゃハイになって。僕ってマリファナ好きなんだなって気づいたよね。それからしばらくマリファナにハマってた」「でも依存するようになってきちゃって。あぁ、やめなきゃって気づいたんだ」と、うつろな瞳で明かした。

 一度はやめたものの、思春期になると再びドラッグに手を出すようになり、「リーンをチビチビ飲んで、ピル(錠剤)をパクパク食べて。モーリー(MDMA/エクスタシー)をキメたり、マジックマッシュルームとか、なんでもやってた」と告白。リーンとは、コデインとプロメタジン(抗ヒスタミン)入りのせき止めシロップのことで、乱用は非常に危険だとされている。しかし、ジャスティンは、「若かったしね。成長の過程で、なんでも試してみたかったんだよ」「まぁ、よくある話なんだけど、僕の場合(パパラッチ)カメラに追いかけ回され、世間の目にさらされていた」と弁解していた。

 そして、「金は腐るほどあったから、周囲には金目当ての奴らがわんさかいた」「悪いことを好んでやるようになっちゃったんだ。だって目の前に転がってるんだもの。これやったら、僕はきっとハッピーになれるんだ、って思っちゃったよね」と、19~21歳の頃のダークな時代を振り返った。

 「笑顔のマグショット」「レストランの厨房にある掃除バケツに放尿する動画」「法廷でのブーたれた顔」など、問題児の頃の悪事の映像が次々と流れる中、ジャスティンは、大勢の人と働いていたにもかかわらず無責任なことばかりしてきたことについて、「これって家庭で学ぶものだと思うんだけど、僕が育ったのは、信頼とか責任とかない不安定な家庭環境だったから、身についてなかったんだ」と説明。

 悪ガキでお調子者、なおかつチームプレーが苦手だったため、所属していたバスケットチームのコーチからも嫌われており、子どもの頃から「僕は悪い人間なんだ」と思っていたそう。「両親から学ぶべきチームワークも、(自分の父と母は結婚してなかったし、仲も悪かったから)全然学べなかった」と述べ、それゆえ無責任なことをしてしまったのだと語った。

 ハイになって「今が楽しければいいや」とやりたい放題してきたジャスティンだが、このままだと死んでしまうと自覚し、断薬に踏み切ったとのこと。「夜、部屋で寝てると、セキュリティー担当がやってきて、僕の脈があるか確かめてたんだよ。僕がちゃんと生きてるかって」「朝起きると、まず錠剤を飲んで。そして大麻を吸わないと、一日が始まらなかったんだ。本当に怖かったんだ」と依存症状態を生々しく激白し、「お願いだから断薬させてください。そしたら、あとは自分でなんとかしますから」と神に祈ることで、断薬に成功できたものの、根本的な問題は解決されていないため、「また戻っちゃうんだよね。よくある話だけど」と、あきらめたような顔をしてみせた。

 2014年9月からジャスティンを担当している医師は、「初めて彼を診察した時は、薬物をやめたばかりでボロボロだった」「不安定で、不眠状態だった」と回想。ジャスティンはこの医師のもと、薬物依存を根本的に断ち切る治療を受けており、ドキュメンタリーでは抗うつ剤を飲んだり、脳や内臓により多くの酸素を送る寝袋のような装置に中に入る療法を受けたり、「NAD」と呼ばれる点滴を受けていることも紹介された。NADは、ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドのことで、薬物依存によりダメージを受けた脳の機能やDNAを修復する治療に役立つとされている。ジャスティンは、いまなお体中に毒素がある状態で、ひどいニキビもそのせいだと説明していた。

 薬物依存治療を受けるようになり、かなりの時間がたってもなかなか無気力から抜け出せなかったジャスティンは19年、原因を突き止めるために全身をくまなく検査。その結果、ライム病とエプスタイン・バーウイルス感染症に罹患していたことが判明。ライム病は精神神経系の症状が強く出る細菌性の感染病、エプスタイン・バーウイルスは倦怠感が強く出る伝染性単核症であり、担当医は「以前、精神科医が診断した双極性障害は誤診」と断言した。

 「薬が抜けた状態になってから、私たちは関係を持つようになった」と明かした、ジャスティンの妻ヘイリーは、若者の薬物依存について、「(精神的に)苦しい時にセルフ・メディケイト(=自分で自分を治療しよう)として手を出す」という持論を展開。常にジャスティンのそばにいて愛情を注ぎ、心身の健康をサポートしているという。

 ジャスティンは最後に、「世の中には才能を持っている人がたくさんいるのに、無駄にしている人が多い」「変われるチャンスがあるのに、そのチャンスを生かせない人が多い」と新作アルバムのタイトルに込められた意味を語っていた。

 5日に公開された第6話では、不安症と戦いながら新作アルバムを制作するジャスティンの姿を紹介。行動学のスペシャリストであるメンタルヘルスの専門家によるセラピーを受けながら、父親のように見守り続けてくれているマネジャーのスクーター・ブラウン、絶妙なタイミングでストレスを解消できるよう気を配ってくれるヘイリー、ほかにも大勢のスタッフの支えを得て、最高のアルバムを作ろうと奮闘する姿をカメラは追っている。

 この第5話と6話の配信後、ネット上では、「親は選べないから気の毒だよね」「親のせいにしてるけど、仕事の量があまりにも多すぎて、頭がパンクして薬に手を出したのでは?」「現実逃避のために悪いことしたと言ってる。パパラッチも問題だけど、あの異常なコンサートの数が元凶でしょ」などと同情が集まっている。

 一方で、「今の彼も全く健康的に見えない。ライム病じゃなくて、依存症からは抜け出せていないのか、もしくは精神的に病んでいるように見える」「まだまだ具合悪いのに、新作アルバムを作らされたり、新作アルバムのPRのためにドキュメンタリーを作らされているみたいだ」と、見ていていたたまれないという人も。

 5月に始まるツアーのミーツ&グリート付きVIPチケットの価格が約1,500ドル(約16万5,000円)と高額であることも話題となっているジャスティン。無理のないスケジュールで、体調と相談しながらファンを満足させるコンサートを開催してほしいものだ。

セレーナ・ゴメス、ジャスティン・ビーバーとの交際は「精神的な虐待だった」

 1月10日にリリースした新作アルバム『Rare』が、全米アルバムチャート初登場1位を獲得したセレーナ・ゴメス。収録曲の中でも特に注目を集めたのが、昨年10月に発表した、元恋人ジャスティン・ビーバーとの交際/別れを歌った「Lose You To Love Me」「Look At Her Now」。そんなセレーナが、最新インタビューでジャスティンから精神的虐待を受けていたことを激白したのだ。

 26日に公開された米ニュースサイト「NPR Music」のインタビューでは、セレーナは「Lose You To Love Me」について「(交際は)敬意を感じられない終わり方を迎えたけど、受け入れた。でも、彼に言いたかったことを、何らかの形で口から出したかったの。憎しみを表現した曲じゃないのよ」と説明。「これ、ジャスティン・ビーバーにさよならを告げる曲なんですよね?」とインタビューアーから念を押されると、「どうしても、その名前を出さなきゃいけないわけね。わかるけど」と苦笑いした。

 「(ジャスティンとの交際で精神的に)苦痛を受けていた頃を振り返ってみて、一番大変だったのはその状態から抜け出すこと?」という質問には、「いいえ。だってその状態から私は強さを見つけることができたから」と答え、「被害者意識を持ち続けることは危険だと思うのよ。私はある種の虐待被害者だと感じているのだけど」と、さらっと告白。

 「精神的な虐待?」と尋ねられると、セレーナは「えぇ。大人として、なんとか(されていることを)理解しなければならないと思ったわ。自分が何を選択しているのかを理解する必要もあった」と認め、「残りの人生、このことばかりを話したいわけじゃないけど、今の自分がこれまでで一番強くなったことにすごく誇りを持っているの。できる限りの品格を保ちながら、問題を乗り越えられたことにもね」と語った。

 抽象的な言葉でわかりにくい部分もあるが、セレーナのこの発言が大きく注目されている。というのも実はジャスティンは昨年9月3日、インスタグラムに「19歳の頃、かなり重度のドラッグ依存症に陥り」、自分を愛し信頼してくれた人たちを「虐待してきた」と激白。「イライラして、女性を蔑視するようになり、怒るようになった」「自分を愛してくれるすべての人間と距離を取り、殻に閉じこもった。もう元の自分には戻れないと思うほど、人格がおかしくなった」とつづり、いわゆるモラハラのような「虐待」をしたことを認めている。

 19歳だった13年当時、ジャスティンはセレーナとくっついたり離れたりの交際をしていたため、ネット上は「セレーナを浮気で傷つけたことに対する懺悔かな」「いや、浮気を非難するセレーナに、冷たい態度をとったりしたんじゃない?」「浮気とか関係なく、セレーナを精神的に虐待してきたという告白でしょ」などと大騒ぎになった。今回のセレーナの発言は、ジャスティンの懺悔を認める形となったのだ。

 なお、ジャスティンは、「自分は少年だった頃からチヤホヤされて謙虚さを身につけることができず、なおかつ欲しいものはなんでも買えるほどの大金を手に入れたことから、最低な人間になってしまった」と自己分析。何年もかかったが「そのひどい状態から抜け出し、自分が壊してしまった人間関係を修復し、悪い習慣を直した」と明かし、クリスチャンとしてより深い信仰心を持つことで、良い人間になり、ヘイリー・ボールドウィンという最高の伴侶を得られたのだと神に感謝していた。

 ネット上では「いや、セレーナとの関係は修復してないでしょ?」「セレーナは傷ついたまま」といった意見が飛び交っていたが、その翌月、セレーナは「Lose You To Love Me」「Look At Her Now」をリリース。世間はセレーナに同情し、「Lose You To Love Me」は全米シングルチャートナンバーワンに輝いた。

 今回、セレーナの口から「精神的虐待を受けていた」と語られたことで、ネット上は「やっぱりジャスティンは最低」「別れた後も、すぐさまヘイリーと交際、婚約、結婚したことで、セレーナに大きな精神的打撃を与えたしね」「そもそも、きちんと別れてなかったんじゃない?」といったバッシングが巻き起こっている。

 そんなジャスティンだが、現地時間27日からYouTube公式アカウントでドキュメンタリー・シリーズ『Justin Bieber:Seasons』の配信を開始。マネジャーたちに混じって、ヘイリーも出演している。ジャスティンの前ではいつもニコニコし、「彼を応援しサポートするために私はいる」と語るヘイリーの姿を見て、「お似合いの夫婦」と好意的に受け止める人がいる一方、「コントロールしやすそう」「歌手、女優としてのキャリアがあるセレーナより支配しやすそう」「モラハラしても共依存になりそう」と感じる人は少なくないようだ。

 ジャスティンの精神的虐待から抜け出せたセレーナ。難病である全身性エリテマトーデスとの闘病、その治療の副作用から発症したうつやパニック発作の治療も受けるなど、苦労多き人生を歩んでいる彼女だが、自分らしい人生を歩めるよう、多くのファンが祈っている。

セレーナ・ゴメス、ジャスティン・ビーバーとの交際は「精神的な虐待だった」

 1月10日にリリースした新作アルバム『Rare』が、全米アルバムチャート初登場1位を獲得したセレーナ・ゴメス。収録曲の中でも特に注目を集めたのが、昨年10月に発表した、元恋人ジャスティン・ビーバーとの交際/別れを歌った「Lose You To Love Me」「Look At Her Now」。そんなセレーナが、最新インタビューでジャスティンから精神的虐待を受けていたことを激白したのだ。

 26日に公開された米ニュースサイト「NPR Music」のインタビューでは、セレーナは「Lose You To Love Me」について「(交際は)敬意を感じられない終わり方を迎えたけど、受け入れた。でも、彼に言いたかったことを、何らかの形で口から出したかったの。憎しみを表現した曲じゃないのよ」と説明。「これ、ジャスティン・ビーバーにさよならを告げる曲なんですよね?」とインタビューアーから念を押されると、「どうしても、その名前を出さなきゃいけないわけね。わかるけど」と苦笑いした。

 「(ジャスティンとの交際で精神的に)苦痛を受けていた頃を振り返ってみて、一番大変だったのはその状態から抜け出すこと?」という質問には、「いいえ。だってその状態から私は強さを見つけることができたから」と答え、「被害者意識を持ち続けることは危険だと思うのよ。私はある種の虐待被害者だと感じているのだけど」と、さらっと告白。

 「精神的な虐待?」と尋ねられると、セレーナは「えぇ。大人として、なんとか(されていることを)理解しなければならないと思ったわ。自分が何を選択しているのかを理解する必要もあった」と認め、「残りの人生、このことばかりを話したいわけじゃないけど、今の自分がこれまでで一番強くなったことにすごく誇りを持っているの。できる限りの品格を保ちながら、問題を乗り越えられたことにもね」と語った。

 抽象的な言葉でわかりにくい部分もあるが、セレーナのこの発言が大きく注目されている。というのも実はジャスティンは昨年9月3日、インスタグラムに「19歳の頃、かなり重度のドラッグ依存症に陥り」、自分を愛し信頼してくれた人たちを「虐待してきた」と激白。「イライラして、女性を蔑視するようになり、怒るようになった」「自分を愛してくれるすべての人間と距離を取り、殻に閉じこもった。もう元の自分には戻れないと思うほど、人格がおかしくなった」とつづり、いわゆるモラハラのような「虐待」をしたことを認めている。

 19歳だった13年当時、ジャスティンはセレーナとくっついたり離れたりの交際をしていたため、ネット上は「セレーナを浮気で傷つけたことに対する懺悔かな」「いや、浮気を非難するセレーナに、冷たい態度をとったりしたんじゃない?」「浮気とか関係なく、セレーナを精神的に虐待してきたという告白でしょ」などと大騒ぎになった。今回のセレーナの発言は、ジャスティンの懺悔を認める形となったのだ。

 なお、ジャスティンは、「自分は少年だった頃からチヤホヤされて謙虚さを身につけることができず、なおかつ欲しいものはなんでも買えるほどの大金を手に入れたことから、最低な人間になってしまった」と自己分析。何年もかかったが「そのひどい状態から抜け出し、自分が壊してしまった人間関係を修復し、悪い習慣を直した」と明かし、クリスチャンとしてより深い信仰心を持つことで、良い人間になり、ヘイリー・ボールドウィンという最高の伴侶を得られたのだと神に感謝していた。

 ネット上では「いや、セレーナとの関係は修復してないでしょ?」「セレーナは傷ついたまま」といった意見が飛び交っていたが、その翌月、セレーナは「Lose You To Love Me」「Look At Her Now」をリリース。世間はセレーナに同情し、「Lose You To Love Me」は全米シングルチャートナンバーワンに輝いた。

 今回、セレーナの口から「精神的虐待を受けていた」と語られたことで、ネット上は「やっぱりジャスティンは最低」「別れた後も、すぐさまヘイリーと交際、婚約、結婚したことで、セレーナに大きな精神的打撃を与えたしね」「そもそも、きちんと別れてなかったんじゃない?」といったバッシングが巻き起こっている。

 そんなジャスティンだが、現地時間27日からYouTube公式アカウントでドキュメンタリー・シリーズ『Justin Bieber:Seasons』の配信を開始。マネジャーたちに混じって、ヘイリーも出演している。ジャスティンの前ではいつもニコニコし、「彼を応援しサポートするために私はいる」と語るヘイリーの姿を見て、「お似合いの夫婦」と好意的に受け止める人がいる一方、「コントロールしやすそう」「歌手、女優としてのキャリアがあるセレーナより支配しやすそう」「モラハラしても共依存になりそう」と感じる人は少なくないようだ。

 ジャスティンの精神的虐待から抜け出せたセレーナ。難病である全身性エリテマトーデスとの闘病、その治療の副作用から発症したうつやパニック発作の治療も受けるなど、苦労多き人生を歩んでいる彼女だが、自分らしい人生を歩めるよう、多くのファンが祈っている。

ジャスティンの妻に猛バッシングを続けるファンに、セレーナが「お願いだからやめて」と呼びかけて事態は終息へ

 10月23日に新曲「Lose You to Love Me」をリリースした、歌手のセレーナ・ゴメス。「自分を愛するために、あなたを嫌いになることにした」という恋愛における苦渋の決断をテーマにした作品なのだが、発売直後からネット上では、「元恋人ジャスティン・ビーバーへのディスソングだ!」と騒然となった。

 セレーナとジャスティンは2010年に交際を開始してから2018年3月に完全破局するまで、別れと復縁を繰り返した。ジャスティンは、完全破局の2カ月後にあたる18年5月から交際を始めたモデルのヘイリー・ボールドウィンと、同年9月にスピード婚。「Lose You to Love Me」」の「あなたは2カ月で私たちの代わりを見つけた/いとも簡単に」という歌詞はジャスティンに対する嫌みと見る人も多く、ほかにもジャスティンを連想させる歌詞がたくさんあるため、ファン以外からも注目されているのだ。

 一方、この新曲を「ジャスティンときっぱり別れたことを示す曲」と受け止めたセレーナのファンは、ジャスティンとヘイリーが反撃するのではないかと注視。先日、セレーナの親友で、ジャスティンを目の敵にするテイラー・スウィフトの、鎮痛剤を飲んで酩酊する姿が米人気番組で放送されたのだが、ジャスティンはこのテイラーのマネをして、ヘイリーと笑い合っている映像をインスタグラム・ライブで配信したからだ。

 ファンやゴシップ好きが注目する中、ヘイリーはセレーナの曲が発売された34分後、インスタグラムのストーリーに「I’ll Kill You(殺してやる)」という曲の再生画面のスクリーンショット画像を投稿。さらにその6分後には、ジャスティンが自身のインスタグラムに“顔に血がべったりとついたチーターの写真”を投稿した。これらを見たセレーナのファンは、「セレーナへの殺人予告!」「脅迫!!」「どこまで彼女を苦しめるの」とパニックに。ジャスティンとヘイリーを猛バッシングし始めた。

 ヘイリーは、この騒動を伝える米ニュースサイト「Just Jared」の公式インスタグラムの投稿に、「こういうナンセンス、やめてちょうだい」「新曲に対する反応じゃないわよ。完全なるでっち上げ」と反論。しかし、22日にセリーナがTwitterで公開した「神に感謝する手紙」の中には、「敵は私を引き裂こうと必死だけど、そうはさせない」という一文があることから、ファンは「セレーナは2人からの攻撃を予測していた」と思い込むように。

 一方、セレーナは、「Lose You to Love Me」の発売当日に配信したインスタ・ライブで、「新曲に対する反響には感謝している」と前置きしつつ、「でも女性が女性を叩き潰そうとするのには我慢できない。絶対に賛成できないことだわ。だから、みんなお互いに優しくなりましょう」「私のファンなら、誰に対しても失礼なことはしちゃだめよ。お願い。思ったことをすぐさま口に出すのはやめて。私のために」と強い口調で懇願。「お願いだからみんな優しくなろう。私、ディスったり失礼な態度をとったりする人を見るのが本当に嫌なの。だから、やめてね」と念を押していた。このセレーナの言葉に、ヘイリーをディスりまくっていたファンはたちまち改心。ヘイリーへの攻撃をやめ、「セレーナ、私たちをより良い人間になるよう導いてくれてありがとう!」と感謝のツイートを連発している。

 ファンが大荒れの中、24日にもセレーナの新曲が発売された。2日連続で新曲を発表するというサプライズをファンに贈ったのだが、「Look At Her Now」というタイトルの2曲目もジャスティンを歌ったものだと話題に。同日、ラジオ番組に出演したセレーナは「『Lose You to Love Me』は1年以上前に書いた曲。当時は公開できるような気分じゃなかったけど、今は全然違う気持ちだから大丈夫」と発言。ラジオDJから「別れた相手がたった2カ月で新しい恋人と一緒にいるのを見るのはつらいよね?」と聞かれると、「もう何百回も経験してることだけどね。私にとってはすごくリアルなことだけど、みんなにとってはエンタテイメントなんでしょうね…… この仕事をしてるとそういう感覚が麻痺しちゃうんだけど、でも(そうされたことで感じた痛みや悲しみを)認めないという選択肢はなかったの」と述べ、歌詞が好き勝手に解釈されていることについては、「書き上げてから時間がたっているから、何を言われても大丈夫」と余裕の笑顔を見せた。

 ちなみにヘイリーは、セレーナとの共通の友人ラケル・スティーブンスがインスタに投稿したセレーナの新曲を祝う写真に「いいね!」を押している。「バッシングをやめようと呼びかけたセレーナへの感謝の気持ち」と見る人も多く、騒動は早々に終息したようだ。

 とはいえ、問題はセレーナとジャスティン。長年の愛憎があり、多くの人が2人の「歴史」を知っているだけに、今後も互いの作品や発言など、いろいろな事柄が火種となりそうだ。

ジャスティンの妻に猛バッシングを続けるファンに、セレーナが「お願いだからやめて」と呼びかけて事態は終息へ

 10月23日に新曲「Lose You to Love Me」をリリースした、歌手のセレーナ・ゴメス。「自分を愛するために、あなたを嫌いになることにした」という恋愛における苦渋の決断をテーマにした作品なのだが、発売直後からネット上では、「元恋人ジャスティン・ビーバーへのディスソングだ!」と騒然となった。

 セレーナとジャスティンは2010年に交際を開始してから2018年3月に完全破局するまで、別れと復縁を繰り返した。ジャスティンは、完全破局の2カ月後にあたる18年5月から交際を始めたモデルのヘイリー・ボールドウィンと、同年9月にスピード婚。「Lose You to Love Me」」の「あなたは2カ月で私たちの代わりを見つけた/いとも簡単に」という歌詞はジャスティンに対する嫌みと見る人も多く、ほかにもジャスティンを連想させる歌詞がたくさんあるため、ファン以外からも注目されているのだ。

 一方、この新曲を「ジャスティンときっぱり別れたことを示す曲」と受け止めたセレーナのファンは、ジャスティンとヘイリーが反撃するのではないかと注視。先日、セレーナの親友で、ジャスティンを目の敵にするテイラー・スウィフトの、鎮痛剤を飲んで酩酊する姿が米人気番組で放送されたのだが、ジャスティンはこのテイラーのマネをして、ヘイリーと笑い合っている映像をインスタグラム・ライブで配信したからだ。

 ファンやゴシップ好きが注目する中、ヘイリーはセレーナの曲が発売された34分後、インスタグラムのストーリーに「I’ll Kill You(殺してやる)」という曲の再生画面のスクリーンショット画像を投稿。さらにその6分後には、ジャスティンが自身のインスタグラムに“顔に血がべったりとついたチーターの写真”を投稿した。これらを見たセレーナのファンは、「セレーナへの殺人予告!」「脅迫!!」「どこまで彼女を苦しめるの」とパニックに。ジャスティンとヘイリーを猛バッシングし始めた。

 ヘイリーは、この騒動を伝える米ニュースサイト「Just Jared」の公式インスタグラムの投稿に、「こういうナンセンス、やめてちょうだい」「新曲に対する反応じゃないわよ。完全なるでっち上げ」と反論。しかし、22日にセリーナがTwitterで公開した「神に感謝する手紙」の中には、「敵は私を引き裂こうと必死だけど、そうはさせない」という一文があることから、ファンは「セレーナは2人からの攻撃を予測していた」と思い込むように。

 一方、セレーナは、「Lose You to Love Me」の発売当日に配信したインスタ・ライブで、「新曲に対する反響には感謝している」と前置きしつつ、「でも女性が女性を叩き潰そうとするのには我慢できない。絶対に賛成できないことだわ。だから、みんなお互いに優しくなりましょう」「私のファンなら、誰に対しても失礼なことはしちゃだめよ。お願い。思ったことをすぐさま口に出すのはやめて。私のために」と強い口調で懇願。「お願いだからみんな優しくなろう。私、ディスったり失礼な態度をとったりする人を見るのが本当に嫌なの。だから、やめてね」と念を押していた。このセレーナの言葉に、ヘイリーをディスりまくっていたファンはたちまち改心。ヘイリーへの攻撃をやめ、「セレーナ、私たちをより良い人間になるよう導いてくれてありがとう!」と感謝のツイートを連発している。

 ファンが大荒れの中、24日にもセレーナの新曲が発売された。2日連続で新曲を発表するというサプライズをファンに贈ったのだが、「Look At Her Now」というタイトルの2曲目もジャスティンを歌ったものだと話題に。同日、ラジオ番組に出演したセレーナは「『Lose You to Love Me』は1年以上前に書いた曲。当時は公開できるような気分じゃなかったけど、今は全然違う気持ちだから大丈夫」と発言。ラジオDJから「別れた相手がたった2カ月で新しい恋人と一緒にいるのを見るのはつらいよね?」と聞かれると、「もう何百回も経験してることだけどね。私にとってはすごくリアルなことだけど、みんなにとってはエンタテイメントなんでしょうね…… この仕事をしてるとそういう感覚が麻痺しちゃうんだけど、でも(そうされたことで感じた痛みや悲しみを)認めないという選択肢はなかったの」と述べ、歌詞が好き勝手に解釈されていることについては、「書き上げてから時間がたっているから、何を言われても大丈夫」と余裕の笑顔を見せた。

 ちなみにヘイリーは、セレーナとの共通の友人ラケル・スティーブンスがインスタに投稿したセレーナの新曲を祝う写真に「いいね!」を押している。「バッシングをやめようと呼びかけたセレーナへの感謝の気持ち」と見る人も多く、騒動は早々に終息したようだ。

 とはいえ、問題はセレーナとジャスティン。長年の愛憎があり、多くの人が2人の「歴史」を知っているだけに、今後も互いの作品や発言など、いろいろな事柄が火種となりそうだ。