「シロウトで保育園作りました」タグアーカイブ
意外な時間に入浴希望、監視カメラの要望……ベビーシッター事業は手探り奮闘中です!
<p> 4月があっという間に終わってしまいました。「駒沢の森こども園」の園児はみな慣れて、全員が楽しめるようになってきたので一安心です。なんと、4月22日に平成30年度の園児募集が終了しました。年々早くなってきたのですが、4月11日から見学を始めて、10営業日で終わりです。うーん、すごい!<br /> </p>
激務といわれる保育園で長く働き続けるには……経営者が考える保育士の将来
保育士の待遇ではなく、“世間”が最大の敵! 保育園経営者から見た「保育園落ちた、日本死ね」の実情
<p> 前回、このコラムで乙武(洋匡)さんのことに触れたら、直後に彼の不倫騒動が起こったので、ちょっとしたデスノートになり1人で喜んでいます(笑)。保護者にも「すごい、デスノート! 東原亜希みたい」と言われました。</p>
保育園は24時間営業ではないのに……入園希望者からの困った電話
保育園は24時間営業ではないのに……入園希望者からの困った電話
<p> 小学生の娘が春休みに入りました。通知表がとてもよかったので、家族みな機嫌がいいです(笑)。勉強はもっぱら塾と婿に任せっぱなしなのですけどね。</p> <p> 今回の春休みは民間学童保育の「キッズベースキャンプ」には行かず、家業の保育園「駒沢の森こども園」に行き、公園に行って、昼ご飯を食べたら適当な時間に帰ることにしました。夏休みにキッズベースキャンプへ預けたとき、「男の子がうるさくて乱暴」と言うし、ドッヂビー(痛くないウレタン製のフライングディスクを使ったドッジボール)大会をして疲れたのが嫌だったそうです。合う子には合うカリキュラムなのですが、うちの子はゲームと勉強と漫画が好きなので、合わなかったですね。</p>
家庭の事情で転園する子、ひどい認可園から入園する子……保育園の春は大忙し!
春は引っ越しの季節。事故物件サイト、大島てるさんのトークライブにゲストで出演させていただきました。ロフトプラスワンに霊がいるんだけどね(笑)
いままで保育園を経営していて、新事業であるシッター業の立ち上げのタイミングもあってか、今年の年度末が一番忙しいなと思います。しかも、これを書いている翌日は情報番組『バイキング』(フジテレビ系)の生放送、そのままTBSに移動して某情報番組の顔合わせ。先週は福岡放送の番組の収録で、福岡に出張していました。楽しいけど、“お母さん業”をやりながらだと体力的につらいこともあります。そんな時、娘が「テレビに呼ばれたら、断らないでがんばってね」と言ってくれるので、国内の仕事なら断らないで感謝しつつがんばってみようと思います。
年度末、保育園ではいろいろなことが起こりました。大好きな子どもとの、突然の別れもあります。小学校に通うお兄ちゃんの都合で、長野県に引っ越ししてしまう男の子がいます。お兄ちゃんは現在通う学校を辞めて、親子で山村留学をすることになり、下の子も一緒に長野で生活することになりました。この子にはいろいろ思い入れがあって、「通っている保育園が合わなくて……」と相談を受けた電話から始まり、我が子のようにかわいがり、叱りました(笑)。
保育園・ベビーシッター派遣業で直面する、「男性保育士・シッター」問題
8歳の誕生日。娘に内緒でレストランでケーキを頼んでいました。本人は早く大人になりたいそうですが、大人は教育費の心配、親の介護、自分の老後など、馬車馬のように働かないといけません
保育園は入園前面談、平成29年度キャンセル待ち対応、そろそろ平成30年度見学など、1年で一番忙しい時期を迎えています。そして新事業であるベビーシッター派遣の「森のナーサリー」も求人掲載が終了し、研修が必要な方は保育園での研修を受けてもらっています。保護者用書類の準備や封筒・社員証の準備に至るまで、今が忙しさのピークです。
求人で一番大変だったことは、面接予約をしても、3分の1が来ないことでした(特にネット求人)。「子どもを3人育て上げ、やっとパートに出られるようになり(中略)面接お願いいたします!」みたいなメールのやり取りをしていたにもかかわらず、来ないのです! “バックレ”って若い人だけのことかと思いきや、50代、60代にもいて、驚きました。ウソでもいいので、「本日、体調が悪くて行けません」だけでいいから、連絡がほしいです。3月21日までは事務スタッフがいないので、目黒区八雲から西新宿まで、面接の度に出社している状況です。
採用という点からお話しすると、企業は「年齢や性別を理由に断ってはいけない」のです。保育園でも考えさせられたことですが、男性保育士の問題に今回も直面しました。保育園で男性保育士を雇ったことがあるのですが、女の子のママに「●●さん(男性保育士)と2人にさせないでください」と言われたことがありました。抵抗があるのはよくよくわかるので、その男性保育士をスタッフが手薄になる遅番から外したのですが、シフト上、ほかのスタッフの負担が増えてしまったので、やりづらい。もちろん男性なので、力仕事などいい面もありましたが、トータルで考えると親からの需要は少ないです。
また、ベビーシッターとしても、男性シッター(資格無し)が子に鬼畜ないたずらをする事件もあり、男性シッターの需要はますます低下中です。もちろん真面目にやってらっしゃる方も大勢いますが、シッター派遣は人気商売という部分も否めません。なので、男性から応募があった際は「男性シッターの場合、看護師、保育士、キッズコーチなどの資格がございませんと、登録されましてもお仕事がないのが実情でございます。それでもよろしければ、履歴書の送付をお願いいたします」と返信すると、100%連絡が途絶えます。時給がいいので大学生やフリーターの男性が応募してくるのですが、個人的にいうと私なら医師でも看護師でも保育士だとしても、男性が家に入ってきて、娘のシッターをするのは無理ですね。
逆に、保育短大に通っている女子大生ならいいですよ。4月から保育短大に入学する女子の面接を行いましたが、保育園で研修をした後、シッターデビューさせようと考えています。清潔感があり、笑顔もかわいかったので、子どもウケは抜群かと。ただ、0歳児の対応は怖いので、1歳児以上の担当かな。
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そして、「森のナーサリー」と取り引きしていただける一流ホテルも決まり(契約前なので今は書けません)、これからほかのホテルも開拓する予定です。ホテルのベビーシッター需要は2つあり、1つは宿泊客と、もう1つは婚礼だそうです。婚礼は3時間くらいホテルのベビールームで預かるのですが、だいたいこれは取引業者がすでに決まっていることが多く、新規参入は宿泊客狙いなのです。なので、TOEIC950点の日本の大学院に通っている中国人女子(インターナショナルの幼稚園で働いた経験あり)を採用したり、いろいろ策略中。
■娘の誕生日に、つらい過去を思い出す
忙しい中、娘が8歳の誕生日を迎えました。いつもと同じようなお祝いだったのですが、おばあちゃん(私の母)が娘に宛てた手紙に号泣しました。大きな字で4枚にわたって書かれた手紙の中には、「生きていると、良いことも、そうでないことも、これからたくさんやってくるとおもいますが、●ちゃんの心も体も強いので、どんなことがあっても、のりこえて行くとしんじていますよ 神様がついています!」とありました。この一文を見て、私が娘の年齢の時、同じことを言ってくれたらなと思いました。
娘と同じ頃、公立小なのに親の趣味でほかのお友達と違う服装(「ギンザのサヱグサ」の服など)を着ていたことなどから、上履きを隠されたり、ノートに「かどかわうんこ」と書かれたりして、毎日が本当につらかった……。3年生の一時期不登校になったのですが、「現状を変えるには中学受験に合格して、このメンバーのいない中学へ行くしかない!」と一念発起し、4年からは内申書対策のために、毎日泣きながら学校へ行き、幸せな時間はラジオを聞いている時だけという小学校時代を送りました。
いじめで自殺する子どもが問題になっていますが、私にとっては他人事ではなかったですね。学校近くのマンションを見ながら、一番上から飛び降りたら死ぬかな? と変なことばかり考えていました。あの時、母親や祖母が娘に渡した手紙のようなことを言ってくれれば、私はもっと踏ん張れたし、いじめは永遠に続かないと考えられたような気がします。
我が子が毎日楽しいと言ってくれているので、いま私は本当に幸せです。
角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの"鬼畜ライター"としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では8歳の愛娘の子育てに奮闘中。
保育園・ベビーシッター派遣業で直面する、「男性保育士・シッター」問題
8歳の誕生日。娘に内緒でレストランでケーキを頼んでいました。本人は早く大人になりたいそうですが、大人は教育費の心配、親の介護、自分の老後など、馬車馬のように働かないといけません
保育園は入園前面談、平成29年度キャンセル待ち対応、そろそろ平成30年度見学など、1年で一番忙しい時期を迎えています。そして新事業であるベビーシッター派遣の「森のナーサリー」も求人掲載が終了し、研修が必要な方は保育園での研修を受けてもらっています。保護者用書類の準備や封筒・社員証の準備に至るまで、今が忙しさのピークです。
求人で一番大変だったことは、面接予約をしても、3分の1が来ないことでした(特にネット求人)。「子どもを3人育て上げ、やっとパートに出られるようになり(中略)面接お願いいたします!」みたいなメールのやり取りをしていたにもかかわらず、来ないのです! “バックレ”って若い人だけのことかと思いきや、50代、60代にもいて、驚きました。ウソでもいいので、「本日、体調が悪くて行けません」だけでいいから、連絡がほしいです。3月21日までは事務スタッフがいないので、目黒区八雲から西新宿まで、面接の度に出社している状況です。
採用という点からお話しすると、企業は「年齢や性別を理由に断ってはいけない」のです。保育園でも考えさせられたことですが、男性保育士の問題に今回も直面しました。保育園で男性保育士を雇ったことがあるのですが、女の子のママに「●●さん(男性保育士)と2人にさせないでください」と言われたことがありました。抵抗があるのはよくよくわかるので、その男性保育士をスタッフが手薄になる遅番から外したのですが、シフト上、ほかのスタッフの負担が増えてしまったので、やりづらい。もちろん男性なので、力仕事などいい面もありましたが、トータルで考えると親からの需要は少ないです。
また、ベビーシッターとしても、男性シッター(資格無し)が子に鬼畜ないたずらをする事件もあり、男性シッターの需要はますます低下中です。もちろん真面目にやってらっしゃる方も大勢いますが、シッター派遣は人気商売という部分も否めません。なので、男性から応募があった際は「男性シッターの場合、看護師、保育士、キッズコーチなどの資格がございませんと、登録されましてもお仕事がないのが実情でございます。それでもよろしければ、履歴書の送付をお願いいたします」と返信すると、100%連絡が途絶えます。時給がいいので大学生やフリーターの男性が応募してくるのですが、個人的にいうと私なら医師でも看護師でも保育士だとしても、男性が家に入ってきて、娘のシッターをするのは無理ですね。
逆に、保育短大に通っている女子大生ならいいですよ。4月から保育短大に入学する女子の面接を行いましたが、保育園で研修をした後、シッターデビューさせようと考えています。清潔感があり、笑顔もかわいかったので、子どもウケは抜群かと。ただ、0歳児の対応は怖いので、1歳児以上の担当かな。
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そして、「森のナーサリー」と取り引きしていただける一流ホテルも決まり(契約前なので今は書けません)、これからほかのホテルも開拓する予定です。ホテルのベビーシッター需要は2つあり、1つは宿泊客と、もう1つは婚礼だそうです。婚礼は3時間くらいホテルのベビールームで預かるのですが、だいたいこれは取引業者がすでに決まっていることが多く、新規参入は宿泊客狙いなのです。なので、TOEIC950点の日本の大学院に通っている中国人女子(インターナショナルの幼稚園で働いた経験あり)を採用したり、いろいろ策略中。
■娘の誕生日に、つらい過去を思い出す
忙しい中、娘が8歳の誕生日を迎えました。いつもと同じようなお祝いだったのですが、おばあちゃん(私の母)が娘に宛てた手紙に号泣しました。大きな字で4枚にわたって書かれた手紙の中には、「生きていると、良いことも、そうでないことも、これからたくさんやってくるとおもいますが、●ちゃんの心も体も強いので、どんなことがあっても、のりこえて行くとしんじていますよ 神様がついています!」とありました。この一文を見て、私が娘の年齢の時、同じことを言ってくれたらなと思いました。
娘と同じ頃、公立小なのに親の趣味でほかのお友達と違う服装(「ギンザのサヱグサ」の服など)を着ていたことなどから、上履きを隠されたり、ノートに「かどかわうんこ」と書かれたりして、毎日が本当につらかった……。3年生の一時期不登校になったのですが、「現状を変えるには中学受験に合格して、このメンバーのいない中学へ行くしかない!」と一念発起し、4年からは内申書対策のために、毎日泣きながら学校へ行き、幸せな時間はラジオを聞いている時だけという小学校時代を送りました。
いじめで自殺する子どもが問題になっていますが、私にとっては他人事ではなかったですね。学校近くのマンションを見ながら、一番上から飛び降りたら死ぬかな? と変なことばかり考えていました。あの時、母親や祖母が娘に渡した手紙のようなことを言ってくれれば、私はもっと踏ん張れたし、いじめは永遠に続かないと考えられたような気がします。
我が子が毎日楽しいと言ってくれているので、いま私は本当に幸せです。
角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの"鬼畜ライター"としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では8歳の愛娘の子育てに奮闘中。
事業を拡大しても「味の落ちたラーメン屋」にはなりたくない! 保育園とシッター業の両立は多難
<p> 最近は、4月から稼働するベビーシッター派遣事業「森のナーサリー」の求人対応や、ベビーシッターを導入してくれそうなホテルへのプレゼンなど、普段の「駒沢の森こども園」の経営ではしないことばかりやっています。</p> <p> 保育園では、2月1日から29年度入園のキャンセル待ちの受け付けが始まり、ありがたいことに朝早くから電話があり、午前中はずっと電話対応でした(ガラケーに転送だけど)。第六感で気になる人には、「就業は?」「お住まいは?」など質問しています。回答自体は重視していませんが、声から伝わる保護者の人間性を霊視したり、話しやすい雰囲気を作って「なぜ入園させたいか」を聞いたりできればと思っています。</p>

