大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(1998〜2004)で、靴が大好きなおしゃれな主人公を演じ、ファッショニスタとしてあがめられるようになった女優サラ・ジェシカ・パーカー。近年は人気ドラマ『DIVORCE/ディボース』の主演女優として活躍を続ける傍ら、今年4月にはブライダル・コレクションを発表し、注目を集めた。しかし同時期、とあるファッション会社から契約不履行で訴えられたことが明らかに。米ニュースサイト「Radar Online」は11月19日に裁判の新たな動きを報じた。
サラを訴えたのは、2016年にサラと組んで高級ジュエリーコレクション「サラ・ジェシカ・パーカー フローレンス・ダイヤモンド・コレクション」を発売した、「キャット・フローレンス・デザイン」という会社。訴状によると、15年9月に、同社がサラに750万ドル(約8億6,500万円)の報酬を支払うことで契約を締結。「コレクションにサラの名前を使用する」「彼女が5年間広告塔を務める」「ロンドン店で開催するオープニングイベントへの出席やプロモーションを行う」ことを契約に盛り込んだが、サラはほとんど仕事をしなかったとのそう。
米ニュースサイト「The Blast」によると、最も重要な発売パーティーは夜を予定していたにもかかわらず、サラは「この日の午後しか空いてない」と無理難題なスケジュールを突きつけ、同社はパーティーのキャンセルを余儀なくされたそう。また、「サラは『DIVORCE』の撮影などで忙しいからロンドンには行けないとしながらも、自身の香水ラインのプロモーションでは渡英していた」「カタログ撮影以外では、ジュエリーを身に着けることを拒否した」「同社のインスタグラムをフォローしなかった」と訴状に盛り込むなど、同社は不満たらたら。
ブランドのプロモーションにはやる気を見せなかったサラだが、要求はしっかりしていたそう。「プロモーションの質問は事前に提出すること。インタビューは英語のみ」「広告撮影では食事中や休憩中の撮影は断固NG。等身大パネルの制作、ショーウィンドウ説明文やショッピングバッグにサラの名前や顔を使用することも禁止」とダメダメ尽くしな上、「移動の際にはサラと同行者2人のファーストクラス往復チケット、空港ではVIP待遇の出迎え、滞在は高級ホテルでサラはスイートルーム、同行者は同じフロアーのスタンダードルーム」などと、あれこれ注文を付けていたことが明らかになった。
米大手紙「ニューヨーク・ポスト」の付録である芸能誌「Page Six」は、サラは契約金の半分以上を受け取りながらも、このような身勝手な行動をとった上、2017年度のゴールデン・グローブ賞授賞式でジュエリーを身に着けて「キャット・フローレンス・デザイン」のデザイナーであるキャットと写真撮影するという予定も無視。キャットは激怒し、訴訟を起こしたのだと伝えた。
これに対してサラは今年7月に、「137万5,000ドル(約1億5,500万円)しか受け取っていない」「(私を訴えておきながら)厚かましくもまだ私のイメージを使用している」として600万ドル(約6億7,700万円)を求めて反訴。
9月になり、キャットは「2016年、サラは15万ドル(約1,700万円)相当のジュエリーを身に着けて撮影を行ったが、その際、『ジュエリーを数カ月借りたい』と言った。快く貸したが、結局そのジュエリーは返してもらっていない」と主張。キャットはその後も、サラの反訴を取り下げるよう要求。しかし、「Radar Online」は19日、キャットが今月に入り、反訴取り下げを要求した際に提出する覚書を取り下げたと報道。キャットがなぜ覚書を取り下げたのかは不明だが、このまま引き下がるとは考えられないため、次にどんな手を打ってくるのかと、ますます注目が集まっている。
多忙ゆえに、契約通りにすべての仕事をこなせなかった可能性は大だが、わがままな要求やジュエリーを返さなかったことを暴露されたのは大きな痛手となっている。
昔、トーク番組に出演した俳優のロブ・ロウとブラッドリー・クーパーから、「第三者を通して文句や仕事上の注文をつけてきたクソ女」と悪口を言われたり、『セックス・アンド・ザ・シティ』の共演者キム・キャトラルから「偽善者」「腹黒」とディスられたことがあるサラだが、この訴状のように「仕事はしない上に、借りたものも返さないわがまま女」なのだろうか? 裁判の行方はもちろん、その過程でどんなサラの本性が明らかになるか、注目したい。



