「泣いても落ちないマスカラ」ベスト5を発表! メイクアップアーティスト「太鼓判」のプチプラ商品も!?

 毎週のように新製品が生まれる、変化の激しいコスメ業界。「何を買うのが正解なの!?」と悩むあなたに、ヘアメイクアップアーティスト・篠原奈緒子氏がズバリお答えします!

★今月のお悩み★
「花粉症の季節、アイメイクをしても涙で落ちてしまいます。特にマスカラが悲惨な状態で、“パンダ目”に悩まされる日々をなんとかしたいです!」

 この時期、マスクをしても防げないのが「花粉症による化粧崩れ」! 鼻水や涙が出てしまい、せっかくのメイクが台無しになってしまう、なんて悩みを抱える人は多いでしょう。特に目元は、マスクで隠せない部分ということもあり、できるだけキレイな状態で保っておきたいもの。パンダ目になりにくい“涙に強い”マスカラを、篠原さんにランキング形式で発表してもらいました。

花粉症でも大丈夫! 泣いても落ちないマスカラベスト5

【1位】アイマニア「スマートセパレートロング」/1,628円(税込)

 「泣いても落ちない」というポイントから、特に“下まつげ”が重要だと感じ、このマスカラを1位に選びました。下まつげにマスカラを塗ると、デカ目効果がグッとアップしますし、まぶたが下がってきたと悩む大人の女性には、目が縦長に見える効果で“若見え”を狙うワザとしても有効です。

 このマスカラは、不器用な方やまつげが短い方にもおすすめ。コームが細くストレートな形状なので、下まつげにもラクラク塗れちゃいます! 下まつげ同士がくっつくこともなく、一本一本が自然に長く太く見えますよ。泣いてもにじまないのに、お湯でするっと落とせるのも高評価。ちなみに、私の中では「下まつげ専用マスカラ」として使用しています。というのも、上のまつげに使うにはカールキープ力が弱く、まったくおすすめできないからです……(苦笑)。

【2位】オペラ「マイラッシュマスカラ」/1,046円(税込)

 カールキープ力とロング効果を一番に求めている私にとって、「最高に合っているマスカラ」なので、プライベートで愛用しています。1位の「スマートセパレートロング」同様、ブラシが細くストレートで非常に塗りやすいです。

 スポーツジムに行ったとき、私は運動前に水で顔を洗うのですが、まつげだけしっかりメイクが残っています。でも、ジム後にシャワーを浴びると、お湯でつるっとマスカラが落ちるんですよね。こうした実体験から、“水に強い”部分も太鼓判です。また、液体が非常に速乾なので、マスカラを塗ったそばからまぶたにつく心配もありません。しかし、その速乾さゆえなのか、使い切る前に中の液体が乾いてしまい、最後のほうは使い物にならなくなってしまうのが不満です(テーマと関係ないクレームになってしまいました……)。

【3位】ファシオ「パワフルフィルムマスカラ(ロング)」/1,320円(税込)

 私の中で「ウォータープルーフ特化ブランド」というイメージがあるくらい落ちない印象が強く、実際に優秀なのがファシオ。その効果すごすぎて、クレンジング非常に面倒なため、メイクを施したタレントさんがかわいそうになるほどです。海やプールの撮影のときだけ使用していたのですが、ついにお湯で落ちる“フィルムタイプ”が出てくれました。ありがたい!

 ブラシは私の好きな細ストレートで、とても塗りやすい。でも、液体が柔らかめだからか繊維入りだからなのか、まつげにベトッとつきすぎてしまい、ダマができたりまつげがくっついたりと、失敗することもあります。とはいえ、ブラウンが選べるのは高評価。目がきつい印象の方には、ブラウンのマスカラは特にいいです。優しくナチュラルで、柔らかい印象の目に仕上がりますよ。

【4位】UZU「モテマスカラクリア」/1,980円(税込)

 「マスカラがにじんでしまったり、落ちるのが嫌でマスカラを塗らない」という方には、いっそクリアマスカラを使用するという選択肢をおすすめします。ブラックマスカラよりはナチュラルな仕上がりですが、塗ると塗らないとでは全然違うもの。クリアなのでパンダ目にならない上に、お湯でキレイに落ちます。

 「モテマスカラクリア」は完全な透明ではなく、透明感のある薄いグレーのような液色です。細く短い、黒い繊維が入っていて、自まつげが伸びたように見えます。繊維が乾くと落ちてきてしまうこともありますが、さほど悪目立ちはしません。一方で、繊維入りのマスカラは塗るのがちょっと難しく、焦っていると失敗しやすいので、時短メイク派やメイク初心者さんには向かないかもしれません。

【5位】ヘレナ「ラッシュ クイーン コブラブラック WP」/5,280円(税込)

 ウォータープルーフマスカラといえば、やっぱりコレ! 仕事道具に必ずセットしているマスカラです。全然にじまない、カールも落ちない、ボリュームも出る、まさに“最強のマスカラ”です。でも、最強すぎてクレンジングが本当に大変で、まつげに負担がかからないか心配になります。専用のリムーバーを使えばいいのですが、お金と時間がかかるのは難点ですね。

 独特な形のブラシは、短いまつげをキャッチしやすくなっています。ブラシについた液体は、しっかりしごいてからまつげにつけないと、これもベタッと液体がついて失敗するので注意です。ちょっと難点もありますが、でもやっぱり「にじまないマスカラ」といえばコレ。クレンジングのことを無視したら、ダントツ1位なんですけどね……!

プチプラ&デパコスから厳選! メイクアップアーティストが選ぶ「乾燥しないファンデ」3品

 毎週のように新製品が生まれる、変化の激しいコスメ業界。「何を買うのが正解なの!?」と悩むあなたに、ヘアメイクアップアーティスト・篠原奈緒子氏がズバリお答えします!

今月のお悩み……「お肌の乾燥が気になるのですが、“しっとり系”のファンデーションは何がおすすめですか?」

 空気がカラカラの冬はもちろん、暖房・冷房が一日中きいているオフィス、バスや飛行機などの移動中にも気になるのが、お肌の乾燥。スキンケアに気をつけていても、ファンデーションのせいでお肌が突っ張る……なんて経験をしたことがある人も、少なくないのでは? ということで今月は、乾燥知らずな“しっとり系”ファンデーションと、「乾燥を防ぐメイクテクニック」を篠原さんに伝授していただきます。

これで乾燥とおサラバ! しっとり系ファンデーション3選

■クレ・ド・ポー ボーテ「タンクッションエクラ」/9,900円(税込)

 クッションファンデは潤いがたっぷりで、乾燥が気になる人にはとてもおすすめです。その中でも保湿に優れていて、長時間たってもみずみずしさが続くのがこの商品。仕上がりは“ツヤッツヤ”でみずみずしく、素肌感があってケバくなりません。

 下地は不要ですが、スキンケアの際に乳液、またはクリームをしっかりつけ、肌のすべりをよくしておきましょう。スポンジの半分くらいに少量ファンデを取り、少しずつ少しずつ、叩きこむようにのせていきます。シミや毛穴など、気になる部分には重ねづけ。このときも、少量ずつたたきながらのせましょう。乾燥した毛穴をしっかりカバーしつつ、保湿もしてくれますよ。ただ、シミやソバカスまではカバーしきれないので、コンシーラーを併用する必要があります。なお、クッションファンデのスポンジはこまめに洗い、替えのスポンジも1つ以上持っておいたほうがいいでしょう。

 ほかのクッションファンデも同様ですが、「あとどれくらい量が残っているのか?」が、ちょっとわかりにくいんですよね。これ、なんとかならないかな~と思ってます。

■ゲラン「レソンシエル」/7,000円(税込)

 天然成分97%というだけあって、肌への負担が少なく、クレンジングや洗顔後のつっぱり、乾燥感もないです。しっとりしたお肌がずっと続いて、水分・油分が奪われていないように感じられます。夕方には、むしろ朝よりしっとりしているような感覚も!

 リキッドタイプのファンデーションでツヤツヤに仕上げる、「発光ツヤ肌仕上げ」が好きな私ですが、このファンデーションは若干セミマットに仕上がるので、トレンド感があってよいと思います。カバー力も申し分なく、特に大人の女性におすすめです。個人的にはとても好みですが、化粧品らしい香りが少し苦手と感じる方もいるかもしれませんので、気になる方は購入前にご確認くださいね。

 ちなみに、専用のブラシもあるようですが、私は持っていません。メイクアイテムとして、ファンデーションブラシがそんなに好きではないので……。専用ブラシを使わなくても、きめが細かく密度の高いスポンジでつけると、仕上がりがいいです。肌を磨くようにクルクルとつけるとイイ感じなんですが、「ブラシでつけたほうがよりきれい」というウワサです(笑)。

■モイストラボ「BBエッセンスクリーム」/1,320 円(税込)

 こちらはBBクリームですが、プチプラなのに高機能、美容成分が入っているうえに、ファンデーション並みのカバー力ということで選びました。紫外線は肌の乾燥を助長してしまうので、日焼け止め効果がしっかりあるのも高評価。しっとり潤うのですが、逆に夏場だと油分が高すぎるのか、Tゾーンがテカってしまうことも。まさに乾燥する冬場におすすめの商品です。

 少量でしっかり伸びるので、手のひら全体で肌にやさしく伸ばすように使うと◎。カバーしたい部分は、指の腹で上から叩くようにのせていくと、仕上がりがきれいです。指で小鼻を下から上方向に動かしてのせていくと、毛穴がきれいに消えてくれますよ。

 ただ、厚塗りすると崩れやすくなるので注意。仕上げにパウダーをはたくと、さらに崩れやすくなってしまうので、パウダーなしで使うことをおすすめします。どうしてもテカリが気になる方は、ごく薄くパウダーをのせるようにしてください。

お肌の乾燥を防ぐためのメイクテクニック

 まずは、メイク前のスキンケアで、水分と油分をしっかり補給してあげることが大切。化粧水は手ではなくコットンでつけ、肌の汚れを落としながら、しっかり化粧水を肌に入れ込んでいきましょう。保水・保湿はもちろん、紫外線対策をしっかり行い、毎日のクレンジングはやさしく丁寧に、肌をこすらないように時間をかけて行うと、乾燥は防げます。また、メイクの際に気をつけてほしいのは、以下の4点です。乾燥で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

・「テカリ防止下地」などは、必要なところだけに少量を使うようにする。逆に、美容効果の高い「しっとりタイプの下地」は顔全体に使う。
・ファンデーションのタイプはパウダリーよりリキッド、クリームタイプを選ぶ。今人気のクッションファンデもおすすめ。
・ファンデーションはとにかく薄くつけ、気になる部分はポイントでコンシーラーを使ってカバーする。
・メイク直しの際、肌の脂を過剰に取ることは避ける。あぶら取り紙は使わず、優しくティッシュオフする程度でOK。

プチプラ&デパコスから厳選! メイクアップアーティストが選ぶ「乾燥しないファンデ」3品

 毎週のように新製品が生まれる、変化の激しいコスメ業界。「何を買うのが正解なの!?」と悩むあなたに、ヘアメイクアップアーティスト・篠原奈緒子氏がズバリお答えします!

今月のお悩み……「お肌の乾燥が気になるのですが、“しっとり系”のファンデーションは何がおすすめですか?」

 空気がカラカラの冬はもちろん、暖房・冷房が一日中きいているオフィス、バスや飛行機などの移動中にも気になるのが、お肌の乾燥。スキンケアに気をつけていても、ファンデーションのせいでお肌が突っ張る……なんて経験をしたことがある人も、少なくないのでは? ということで今月は、乾燥知らずな“しっとり系”ファンデーションと、「乾燥を防ぐメイクテクニック」を篠原さんに伝授していただきます。

これで乾燥とおサラバ! しっとり系ファンデーション3選

■クレ・ド・ポー ボーテ「タンクッションエクラ」/9,900円(税込)

 クッションファンデは潤いがたっぷりで、乾燥が気になる人にはとてもおすすめです。その中でも保湿に優れていて、長時間たってもみずみずしさが続くのがこの商品。仕上がりは“ツヤッツヤ”でみずみずしく、素肌感があってケバくなりません。

 下地は不要ですが、スキンケアの際に乳液、またはクリームをしっかりつけ、肌のすべりをよくしておきましょう。スポンジの半分くらいに少量ファンデを取り、少しずつ少しずつ、叩きこむようにのせていきます。シミや毛穴など、気になる部分には重ねづけ。このときも、少量ずつたたきながらのせましょう。乾燥した毛穴をしっかりカバーしつつ、保湿もしてくれますよ。ただ、シミやソバカスまではカバーしきれないので、コンシーラーを併用する必要があります。なお、クッションファンデのスポンジはこまめに洗い、替えのスポンジも1つ以上持っておいたほうがいいでしょう。

 ほかのクッションファンデも同様ですが、「あとどれくらい量が残っているのか?」が、ちょっとわかりにくいんですよね。これ、なんとかならないかな~と思ってます。

■ゲラン「レソンシエル」/7,000円(税込)

 天然成分97%というだけあって、肌への負担が少なく、クレンジングや洗顔後のつっぱり、乾燥感もないです。しっとりしたお肌がずっと続いて、水分・油分が奪われていないように感じられます。夕方には、むしろ朝よりしっとりしているような感覚も!

 リキッドタイプのファンデーションでツヤツヤに仕上げる、「発光ツヤ肌仕上げ」が好きな私ですが、このファンデーションは若干セミマットに仕上がるので、トレンド感があってよいと思います。カバー力も申し分なく、特に大人の女性におすすめです。個人的にはとても好みですが、化粧品らしい香りが少し苦手と感じる方もいるかもしれませんので、気になる方は購入前にご確認くださいね。

 ちなみに、専用のブラシもあるようですが、私は持っていません。メイクアイテムとして、ファンデーションブラシがそんなに好きではないので……。専用ブラシを使わなくても、きめが細かく密度の高いスポンジでつけると、仕上がりがいいです。肌を磨くようにクルクルとつけるとイイ感じなんですが、「ブラシでつけたほうがよりきれい」というウワサです(笑)。

■モイストラボ「BBエッセンスクリーム」/1,320 円(税込)

 こちらはBBクリームですが、プチプラなのに高機能、美容成分が入っているうえに、ファンデーション並みのカバー力ということで選びました。紫外線は肌の乾燥を助長してしまうので、日焼け止め効果がしっかりあるのも高評価。しっとり潤うのですが、逆に夏場だと油分が高すぎるのか、Tゾーンがテカってしまうことも。まさに乾燥する冬場におすすめの商品です。

 少量でしっかり伸びるので、手のひら全体で肌にやさしく伸ばすように使うと◎。カバーしたい部分は、指の腹で上から叩くようにのせていくと、仕上がりがきれいです。指で小鼻を下から上方向に動かしてのせていくと、毛穴がきれいに消えてくれますよ。

 ただ、厚塗りすると崩れやすくなるので注意。仕上げにパウダーをはたくと、さらに崩れやすくなってしまうので、パウダーなしで使うことをおすすめします。どうしてもテカリが気になる方は、ごく薄くパウダーをのせるようにしてください。

お肌の乾燥を防ぐためのメイクテクニック

 まずは、メイク前のスキンケアで、水分と油分をしっかり補給してあげることが大切。化粧水は手ではなくコットンでつけ、肌の汚れを落としながら、しっかり化粧水を肌に入れ込んでいきましょう。保水・保湿はもちろん、紫外線対策をしっかり行い、毎日のクレンジングはやさしく丁寧に、肌をこすらないように時間をかけて行うと、乾燥は防げます。また、メイクの際に気をつけてほしいのは、以下の4点です。乾燥で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

・「テカリ防止下地」などは、必要なところだけに少量を使うようにする。逆に、美容効果の高い「しっとりタイプの下地」は顔全体に使う。
・ファンデーションのタイプはパウダリーよりリキッド、クリームタイプを選ぶ。今人気のクッションファンデもおすすめ。
・ファンデーションはとにかく薄くつけ、気になる部分はポイントでコンシーラーを使ってカバーする。
・メイク直しの際、肌の脂を過剰に取ることは避ける。あぶら取り紙は使わず、優しくティッシュオフする程度でOK。

ニトリのスキンケアを成分解析! 日焼け止め、クレンジング、化粧水は「お、ねだん以上。」なのか?

 大手家具企業のニトリが1月、スキンケア市場に参入することを発表し、注目を集めている。スキンケアシリーズ「GUARDIO(ガーディオ)」では、日焼け止めの「UVさらさらボディミルク/SPF50、PA++++」(1,990円、90g)と「UVしっとりフェイスミルク」(1,990円、50g)、クレンジングの「クレンジング&ウォッシングジェル」(1,490円、150mL)、化粧水の「薬用ホワイト二ングローション」(999円、130mL/2,490円、400mL)の4アイテムを展開している。

 ニトリといえば、「お、ねだん以上。」というキャッチコピーで知られ、家具やインテリア、生活雑貨が「お得に手に入る」として全国に広がっただけに、「スキンケアアイテムもきっと『お、ねだん以上。』に違いない」と、期待を抱いている人は多いはず。そこで今回、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)に、4アイテムの成分解析と、果たして本当に「お、ねだん以上。」なのかをジャッジしてもらった。

日焼け止め「UVさらさらボディミルク/SPF50、PA++++」(1,990円、90g)

(成分一覧)
シクロペンタシロキサン、メチルトリメチコン、水、PEG-10ジメチコン、イソノナン酸イソノニル、メチコン、ポリプロピルシルセスキオキサン、BG、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、トリメチルシロキシケイ酸、ポリピドロキシステアリン酸、イソステアリン酸、オクテニルコハク酸デンプンAl、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ジメチコノール、グリセリン、シア脂、ポリグルタミン酸、テンニン果実エキス、アーチチョーク葉エキス、チャ葉エキス、プラセンタエキス、水溶性プロテオグリカン、グリチルレチン酸ステアリル、シリカ、硫酸Mg、フェノキシエタノール、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、水酸化Al

【成分解析】
「つけ心地にこだわった紫外線吸収剤不使用のUVミルク」
 テクスチャーを良くするための感触剤が多く使われているので、日焼け止め特有の不快感がなく使いやすいでしょう。

 ボディ用のUVミルクは、後で紹介するフェイスミルクよりも伸びがよく、しっとりするけどベタベタしすぎない、つけるとサラッとするテクスチャーです。

 また、美容成分が配合されているのですが、これは「GUARDIO」シリーズ全体の特徴と言えますね。ただし、プラセンタなど配合量は控えめなので、美容効果は期待しない方がよいと思います。

【「お、ねだん以上。」かジャッジ!】
「やや高めかな、という印象。せめて1,300円くらいであれば需要はありそう」
 紫外線吸収剤不使用で肌への負担が少なく、白浮きやベタつきが気にならない、さらに美容成分も配合している、このようなアイテムは、確かに多くありません。ただし、1,990円(90g)は、ドラッグストアで人気のカネボウ化粧品「ALLIE」や資生堂「ANNESSA」と同価格帯で、消費者に「買いたい」と思わせるほどの魅力があるかは疑問です。テクスチャーにこだわっている日焼け止めも増えてきているので、「高い」と感じます。

(成分一覧)
シクロペンタシロキサン、水、メチルトリメチコン、パルミチン酸エチルヘキシル、PEG-10ジメチコン、ジメチコン、ポリグリセリン-4、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、イソノナン酸イソトリデシル、BG、メチコン、ポリプロピルシルセスキオキサン、トリメチルシロキシケイ酸、ポリヒドロキシステアリン酸、イソステアリン酸、オクテニルコハク酸でんぷんAI、(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、ジメチコノール、シア脂、ポリグルタミン酸、テンニンカ果実エキス、アーチチョーク葉エキス、チャ葉エキス、プラセンタエキス、水溶性プロテオグリカン、グリチルレチン酸ステアリル、シリカ、シリル化シリカ、硫酸Mg、フェノキシエタノール、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、水酸化AI

【成分解析】
「保湿力があり、化粧下地としても使える日焼け止め」
 肌への負担が少ない「紫外線散乱剤」の日焼け止めなので、日焼け止めで乾燥しやすい方やUVカット力が強いと肌荒れしやすい方におすすめです。

 また、使う前にシャカシャカ振る「紫外線散乱剤タイプ」は、成分が分離しやすいので白浮きするものが大半なのですが、こちらは時間がたっても白浮きしない処方で使いやすいでしょう。

 ただし、紫外線散乱剤タイプの日焼け止めには、酸化チタンなどが含まれていて、金属アレルギーの方とは相性が悪いので、注意しましょう。

【「お、ねだん以上。」かジャッジ!】
「謙虚な実力者、妥当な価格」
 テクスチャーや肌への優しさにこだわって作られていますが、その点が強調されていないので、良さが伝わりにくいのがもったいないですね。「敏感肌OK」「白浮きしない」「化粧下地としても使える」などが伝われば、「妥当な価格」だと思います。ほかの日焼け止めと違い、”しっとり潤いはキープするのに、ベタベタしない”ので、朝の準備が忙しい時にも使いやすいでしょう。

(成分一覧)
水、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、グリセリン、コカミドDEA、ラウリルグルコシド、クエン酸、グリコシルトレハロース、フェノキシエタノール、加水分解水添デンプン、エチルヘキシルグリセリン、香料、ペンテト酸5Na

【成分解析】
「W洗顔不要の低刺激な泡タイプクレンジング」
 低刺激な洗浄成分と保湿成分で作られているので、必要以上に潤いを洗い流さずに済みます。洗い上がりに肌がつっぱりやすい方にとっては、候補となるアイテムです。

 ただし、全体的に洗浄力が弱いので、しっかりメイクの人には物足りないかもしれません。石鹸でオフできる程度のメイクの人向けになるでしょう。

【「お、ねだん以上。」かジャッジ!】
「低刺激でこの価格帯は、お値段以上」
 “メイクが落ちる洗顔料”なので、朝晩これ一つで済むのは便利です。洗いすぎない洗浄成分のため、乾燥しやすい人、乾燥でニキビができやすい人は試す価値があります。泡タイプなので、泡立てるのが面倒な方にもおすすめです。注意点としては、日焼け止めのオフは対応できるものの、ウォータープルーフのアイライナーは落ちにくいことですが、W洗顔不要&低刺激でこの価格は、「お値段以上」と言えるでしょう。

(有効成分)
トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム
(その他の成分)
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、サクシニルアテロコラーゲン液、加水分解ヒアルロン酸、アルピニアカツマダイ種子エキス、イエローヒマラヤンラズベリー根エキス、ヒナギク花エキス、テンニンカ果実エキス、カモミラエキス(1)、オウゴンエキス、タイソウエキス、カンゾウフラボノイド、海藻エキス(2)、トリメチルグリシン、濃グリセリン、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ポリオキシエチレン効果ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、ピロ亜硫酸Na、ペンチ連グリコール、1,2-ヘキサンジオール、BG、エタノール、精製水

【成分解析】
「植物由来の保湿&美白ローション」
 薬用ホワイトニングローションは、“できてしまったシミ”ではなく“シミ予備軍を増やさないため”の化粧水です。「保湿・美白・肌荒れ防止」成分が多く配合されていて、透明感を出したい方や美白したいけど乾燥しやすい肌質の方に向いています。

 気になるのは、ほかの化粧水ではあまり使われていない「ピロ亜硫酸Na」という酸化防止剤が配合されている点です。乾燥肌や敏感肌だと刺激を感じる可能性があるので、400mLよりも130mLから使うことをおすすめします。

【「お、ねだん以上。」かジャッジ!】
「高すぎず、安すぎず妥当な価格」
 美白有効成分を配合した“医薬部外品”の販売は、先行投資としての資金がかかっています。その点を考えると、999円で買えるのはお買い得です。ただし、最近ではプチプラでも同様の美白化粧水が増えてきたので、この価格設定は妥当だと思います。

 ニトリのスキンケア市場への参入について、まず思い浮かぶのは、無印良品のスキンケア商品のヒットでしょう。自前のリアル店舗やネットで拡販できるので、ニトリもアドバンテージを持って「GUARDIO」のアイテムを展開できると思います。

 肌を守るコンセプトで、“やさしい”成分配合での商品展開をしている「GUARDIO」は、競合と価格設定を比べると安め~同等で、“やや攻めている”という印象です。新規顧客の獲得は既存の販売経路を活用してうまくいくと思いますが、リピートされて「お値段以上」と受け取られ、ブランドとして認知されるかどうかは、継続的な商品開発力にかかっていると思います。

安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。(「アンチエイジングの神様)サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。

ニトリのスキンケアを成分解析! 日焼け止め、クレンジング、化粧水は「お、ねだん以上。」なのか?

 大手家具企業のニトリが1月、スキンケア市場に参入することを発表し、注目を集めている。スキンケアシリーズ「GUARDIO(ガーディオ)」では、日焼け止めの「UVさらさらボディミルク/SPF50、PA++++」(1,990円、90g)と「UVしっとりフェイスミルク」(1,990円、50g)、クレンジングの「クレンジング&ウォッシングジェル」(1,490円、150mL)、化粧水の「薬用ホワイト二ングローション」(999円、130mL/2,490円、400mL)の4アイテムを展開している。

 ニトリといえば、「お、ねだん以上。」というキャッチコピーで知られ、家具やインテリア、生活雑貨が「お得に手に入る」として全国に広がっただけに、「スキンケアアイテムもきっと『お、ねだん以上。』に違いない」と、期待を抱いている人は多いはず。そこで今回、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)に、4アイテムの成分解析と、果たして本当に「お、ねだん以上。」なのかをジャッジしてもらった。

日焼け止め「UVさらさらボディミルク/SPF50、PA++++」(1,990円、90g)

(成分一覧)
シクロペンタシロキサン、メチルトリメチコン、水、PEG-10ジメチコン、イソノナン酸イソノニル、メチコン、ポリプロピルシルセスキオキサン、BG、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、トリメチルシロキシケイ酸、ポリピドロキシステアリン酸、イソステアリン酸、オクテニルコハク酸デンプンAl、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ジメチコノール、グリセリン、シア脂、ポリグルタミン酸、テンニン果実エキス、アーチチョーク葉エキス、チャ葉エキス、プラセンタエキス、水溶性プロテオグリカン、グリチルレチン酸ステアリル、シリカ、硫酸Mg、フェノキシエタノール、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、水酸化Al

【成分解析】
「つけ心地にこだわった紫外線吸収剤不使用のUVミルク」
 テクスチャーを良くするための感触剤が多く使われているので、日焼け止め特有の不快感がなく使いやすいでしょう。

 ボディ用のUVミルクは、後で紹介するフェイスミルクよりも伸びがよく、しっとりするけどベタベタしすぎない、つけるとサラッとするテクスチャーです。

 また、美容成分が配合されているのですが、これは「GUARDIO」シリーズ全体の特徴と言えますね。ただし、プラセンタなど配合量は控えめなので、美容効果は期待しない方がよいと思います。

【「お、ねだん以上。」かジャッジ!】
「やや高めかな、という印象。せめて1,300円くらいであれば需要はありそう」
 紫外線吸収剤不使用で肌への負担が少なく、白浮きやベタつきが気にならない、さらに美容成分も配合している、このようなアイテムは、確かに多くありません。ただし、1,990円(90g)は、ドラッグストアで人気のカネボウ化粧品「ALLIE」や資生堂「ANNESSA」と同価格帯で、消費者に「買いたい」と思わせるほどの魅力があるかは疑問です。テクスチャーにこだわっている日焼け止めも増えてきているので、「高い」と感じます。

(成分一覧)
シクロペンタシロキサン、水、メチルトリメチコン、パルミチン酸エチルヘキシル、PEG-10ジメチコン、ジメチコン、ポリグリセリン-4、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、イソノナン酸イソトリデシル、BG、メチコン、ポリプロピルシルセスキオキサン、トリメチルシロキシケイ酸、ポリヒドロキシステアリン酸、イソステアリン酸、オクテニルコハク酸でんぷんAI、(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、ジメチコノール、シア脂、ポリグルタミン酸、テンニンカ果実エキス、アーチチョーク葉エキス、チャ葉エキス、プラセンタエキス、水溶性プロテオグリカン、グリチルレチン酸ステアリル、シリカ、シリル化シリカ、硫酸Mg、フェノキシエタノール、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、水酸化AI

【成分解析】
「保湿力があり、化粧下地としても使える日焼け止め」
 肌への負担が少ない「紫外線散乱剤」の日焼け止めなので、日焼け止めで乾燥しやすい方やUVカット力が強いと肌荒れしやすい方におすすめです。

 また、使う前にシャカシャカ振る「紫外線散乱剤タイプ」は、成分が分離しやすいので白浮きするものが大半なのですが、こちらは時間がたっても白浮きしない処方で使いやすいでしょう。

 ただし、紫外線散乱剤タイプの日焼け止めには、酸化チタンなどが含まれていて、金属アレルギーの方とは相性が悪いので、注意しましょう。

【「お、ねだん以上。」かジャッジ!】
「謙虚な実力者、妥当な価格」
 テクスチャーや肌への優しさにこだわって作られていますが、その点が強調されていないので、良さが伝わりにくいのがもったいないですね。「敏感肌OK」「白浮きしない」「化粧下地としても使える」などが伝われば、「妥当な価格」だと思います。ほかの日焼け止めと違い、”しっとり潤いはキープするのに、ベタベタしない”ので、朝の準備が忙しい時にも使いやすいでしょう。

(成分一覧)
水、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、グリセリン、コカミドDEA、ラウリルグルコシド、クエン酸、グリコシルトレハロース、フェノキシエタノール、加水分解水添デンプン、エチルヘキシルグリセリン、香料、ペンテト酸5Na

【成分解析】
「W洗顔不要の低刺激な泡タイプクレンジング」
 低刺激な洗浄成分と保湿成分で作られているので、必要以上に潤いを洗い流さずに済みます。洗い上がりに肌がつっぱりやすい方にとっては、候補となるアイテムです。

 ただし、全体的に洗浄力が弱いので、しっかりメイクの人には物足りないかもしれません。石鹸でオフできる程度のメイクの人向けになるでしょう。

【「お、ねだん以上。」かジャッジ!】
「低刺激でこの価格帯は、お値段以上」
 “メイクが落ちる洗顔料”なので、朝晩これ一つで済むのは便利です。洗いすぎない洗浄成分のため、乾燥しやすい人、乾燥でニキビができやすい人は試す価値があります。泡タイプなので、泡立てるのが面倒な方にもおすすめです。注意点としては、日焼け止めのオフは対応できるものの、ウォータープルーフのアイライナーは落ちにくいことですが、W洗顔不要&低刺激でこの価格は、「お値段以上」と言えるでしょう。

(有効成分)
トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム
(その他の成分)
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、サクシニルアテロコラーゲン液、加水分解ヒアルロン酸、アルピニアカツマダイ種子エキス、イエローヒマラヤンラズベリー根エキス、ヒナギク花エキス、テンニンカ果実エキス、カモミラエキス(1)、オウゴンエキス、タイソウエキス、カンゾウフラボノイド、海藻エキス(2)、トリメチルグリシン、濃グリセリン、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ポリオキシエチレン効果ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、ピロ亜硫酸Na、ペンチ連グリコール、1,2-ヘキサンジオール、BG、エタノール、精製水

【成分解析】
「植物由来の保湿&美白ローション」
 薬用ホワイトニングローションは、“できてしまったシミ”ではなく“シミ予備軍を増やさないため”の化粧水です。「保湿・美白・肌荒れ防止」成分が多く配合されていて、透明感を出したい方や美白したいけど乾燥しやすい肌質の方に向いています。

 気になるのは、ほかの化粧水ではあまり使われていない「ピロ亜硫酸Na」という酸化防止剤が配合されている点です。乾燥肌や敏感肌だと刺激を感じる可能性があるので、400mLよりも130mLから使うことをおすすめします。

【「お、ねだん以上。」かジャッジ!】
「高すぎず、安すぎず妥当な価格」
 美白有効成分を配合した“医薬部外品”の販売は、先行投資としての資金がかかっています。その点を考えると、999円で買えるのはお買い得です。ただし、最近ではプチプラでも同様の美白化粧水が増えてきたので、この価格設定は妥当だと思います。

 ニトリのスキンケア市場への参入について、まず思い浮かぶのは、無印良品のスキンケア商品のヒットでしょう。自前のリアル店舗やネットで拡販できるので、ニトリもアドバンテージを持って「GUARDIO」のアイテムを展開できると思います。

 肌を守るコンセプトで、“やさしい”成分配合での商品展開をしている「GUARDIO」は、競合と価格設定を比べると安め~同等で、“やや攻めている”という印象です。新規顧客の獲得は既存の販売経路を活用してうまくいくと思いますが、リピートされて「お値段以上」と受け取られ、ブランドとして認知されるかどうかは、継続的な商品開発力にかかっていると思います。

安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。(「アンチエイジングの神様)サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。

ひとえ・奥ぶたえは「悩みの種」じゃない! アイプチ担当者が考える「ふたえ」に縛られない商品

「わざわざ調べるほどじゃないけど、なんか気になる」「知らなくても損しないけど、どうせなら覚えておきたい」……日常にあふれる“素朴なギモン”、ズバッと聞いてきました!

 毎年、年末にアメリカの映画評論サイト「TC Candler」が発表する「世界で最も美しい顔100人」。世界中の女性有名人を対象にしたランキングだが、サイト運営者の男性が“個人の主観”によって選出しただけで、な~んの影響力もないことは、ネットの動向に詳しい人なら知っているはず。とはいえ、国内においては、あの時事通信社が運営するニュースサイト「時事ドットコム」や、大手スポーツ紙のウェブ版が報じるほどの注目度で、このランキングが「美しさの基準」と考える人も少なくないだろう。

 最新の2019年版を確認したところ、ある共通点を見つけた。それは、ほとんどの女性が「ふたえまぶた」だということ。“美しい顔”とされる女性たちのふたえ率が、なぜか驚異的に高い! しかし、このランキングが“個人の主観”で決まっているように、「ふたえだから美しい」という根拠はない。しかし、こんなランキングからもわかるように、「ふたえ」を美しさの条件だとする。

 こうした背景がある中で、遡ること20数年。筆者が中学~高校の頃、周囲の友人たちが軒並み手にし始めたのが「アイプチ」だった。「アイプチ」とは、まぶたにのり状の液体を塗り、ふたえを形成するコスメアイテムのこと。製造元のイミュ株式会社が持つブランドの名前でもあるが、ふたえ形成コスメアイテム全般を「アイプチ」と呼んでいる消費者も多い。今考えれば「アイプチ」は、「ふたえだから美しい」という思い込みから普及した商品にほかならない。

 そんな“ふたえグッズ”を生みだした「アイプチ」が、ひとえ・奥ぶたえ向けのマスカラとアイラッシュカーラーを、今年3月6日に発売するという。「アイプチ ビューティ シリーズ」という新たなシリーズを立ち上げるらしいが、「どうして今?」という疑問が残る。これは、教室でふたえに狂乱していた友人たちを間近で見た者として、聞かずにはいられない……!

アイプチさん、「ふたえのり」の代名詞がなぜ「ひとえ・奥ぶたえ用商品」を作ったんですか?

アイプチPR担当者(以下、担当者) まず「アイプチ」は、イミュ株式会社のグループ会社の商標なのですが、「ふたえまぶた化粧品の総称」と誤認されているかもしれません。しかしながら、当社としては、「ひとえ・奥ぶたえの方のためのブランド」として、ふたえまぶた化粧品に限らず、ひとえ・奥ぶたえの方のニーズに応える製品を開発すべく、長年研究・開発を続けてきております。その研究の過程で、「厚みのあるまぶたが邪魔をして、アイラッシュカーラ―を使用するのが難しい」という、ひとえ・奥ぶたえの方のお悩みをキャッチし、ひとえ・奥ぶたえの方でも根本からまつげをカールさせて、目がパッチリと見えるアイラッシュカーラーを開発、13年2月15日に発売いたしました。

 ええ!? そんなに前から販売してたとは。これは失礼しました! 今年3月に発売される「アイプチ ビューティ シリーズ」は、もともと発売していた商品の“進化版”ってことなんですね。

――13年に「ひとえ・奥ぶたえ用カーラー」を発売後、使用者からはどんな声が届きましたか?

担当者 「自分向けだと一目でわかる製品が発売されたことで、自分のまぶたが肯定されているようなうれしさがあった」「自分のまぶたにぴったりで目が大きくなったように見える」など、ご好評をいただいています。製品の良さをご実感いただいているだけでなく、ひとえ・奥ぶたえの自分が肯定されている気持ちになったり、メイクが楽しくなったりという気持ちの面で喜びを感じてくださったことも、発売してよかったと大きな感動を覚えました。

 巷では「ひとえをふたえにするメイク」ばかりあふれているけど、もともとのひとえや奥ぶたえを生かしてメイクがしたいと思うのは、至極当然のこと! やはりこうした声が、「アイプチ ビューティ シリーズ」の発売につながったのだろうか?

担当者 ひとえ・奥ぶたえのお客様へのインタビュー調査を繰り返し、「ひとえ・奥ぶたえ向けの製品がふたえまぶた化粧品しかなく、『ふたえにしたいだろう』と決めつけられている感じがする」「ひとえ・奥ぶたえのままメイクをしようとしても、『クールビューティメイク』『アジアンビューティメイク』など、自分のニーズに合わないメイクを提案されることに不満を感じている」といったお悩みが強いことを、あらためて感じました。また、多様性を認める時代であることも、開発背景にあります。

 あくまでも、今回の「アイプチ ビューティ シリーズ」は「生まれつきのまぶたを生かしてキレイになりたい」という、ひとえ・奥ぶたえの方のひとつのニーズに応えた製品であり、「ふたえにしてキレイになりたい」というニーズにも応え続けていきたいと思っております。今後も「アイプチ」は、「ひとえ・奥ぶたえの方のためのブランド」として、お客様のニーズをキャッチし、それに応えた製品を開発、発売していきます。

 ひとえ・奥ぶたえを“悩みの種”として捉えがちなメイク業界だが、多様性がキーワードの昨今、「アイプチ」の新シリーズは、その存在意義を各方面に見せつけてくれそうだ。

★★★★★日常の“素朴なギモン”を大募集!★★★★★

 サイゾーウーマン読者の皆さんに代わって、気になることをズバッと聞いてきます! 下記よりご応募ください。

【応募フォームはこちら】

ひとえ・奥ぶたえは「悩みの種」じゃない! アイプチ担当者が考える「ふたえ」に縛られない商品

「わざわざ調べるほどじゃないけど、なんか気になる」「知らなくても損しないけど、どうせなら覚えておきたい」……日常にあふれる“素朴なギモン”、ズバッと聞いてきました!

 毎年、年末にアメリカの映画評論サイト「TC Candler」が発表する「世界で最も美しい顔100人」。世界中の女性有名人を対象にしたランキングだが、サイト運営者の男性が“個人の主観”によって選出しただけで、な~んの影響力もないことは、ネットの動向に詳しい人なら知っているはず。とはいえ、国内においては、あの時事通信社が運営するニュースサイト「時事ドットコム」や、大手スポーツ紙のウェブ版が報じるほどの注目度で、このランキングが「美しさの基準」と考える人も少なくないだろう。

 最新の2019年版を確認したところ、ある共通点を見つけた。それは、ほとんどの女性が「ふたえまぶた」だということ。“美しい顔”とされる女性たちのふたえ率が、なぜか驚異的に高い! しかし、このランキングが“個人の主観”で決まっているように、「ふたえだから美しい」という根拠はない。しかし、こんなランキングからもわかるように、「ふたえ」を美しさの条件だとする。

 こうした背景がある中で、遡ること20数年。筆者が中学~高校の頃、周囲の友人たちが軒並み手にし始めたのが「アイプチ」だった。「アイプチ」とは、まぶたにのり状の液体を塗り、ふたえを形成するコスメアイテムのこと。製造元のイミュ株式会社が持つブランドの名前でもあるが、ふたえ形成コスメアイテム全般を「アイプチ」と呼んでいる消費者も多い。今考えれば「アイプチ」は、「ふたえだから美しい」という思い込みから普及した商品にほかならない。

 そんな“ふたえグッズ”を生みだした「アイプチ」が、ひとえ・奥ぶたえ向けのマスカラとアイラッシュカーラーを、今年3月6日に発売するという。「アイプチ ビューティ シリーズ」という新たなシリーズを立ち上げるらしいが、「どうして今?」という疑問が残る。これは、教室でふたえに狂乱していた友人たちを間近で見た者として、聞かずにはいられない……!

アイプチさん、「ふたえのり」の代名詞がなぜ「ひとえ・奥ぶたえ用商品」を作ったんですか?

アイプチPR担当者(以下、担当者) まず「アイプチ」は、イミュ株式会社のグループ会社の商標なのですが、「ふたえまぶた化粧品の総称」と誤認されているかもしれません。しかしながら、当社としては、「ひとえ・奥ぶたえの方のためのブランド」として、ふたえまぶた化粧品に限らず、ひとえ・奥ぶたえの方のニーズに応える製品を開発すべく、長年研究・開発を続けてきております。その研究の過程で、「厚みのあるまぶたが邪魔をして、アイラッシュカーラ―を使用するのが難しい」という、ひとえ・奥ぶたえの方のお悩みをキャッチし、ひとえ・奥ぶたえの方でも根本からまつげをカールさせて、目がパッチリと見えるアイラッシュカーラーを開発、13年2月15日に発売いたしました。

 ええ!? そんなに前から販売してたとは。これは失礼しました! 今年3月に発売される「アイプチ ビューティ シリーズ」は、もともと発売していた商品の“進化版”ってことなんですね。

――13年に「ひとえ・奥ぶたえ用カーラー」を発売後、使用者からはどんな声が届きましたか?

担当者 「自分向けだと一目でわかる製品が発売されたことで、自分のまぶたが肯定されているようなうれしさがあった」「自分のまぶたにぴったりで目が大きくなったように見える」など、ご好評をいただいています。製品の良さをご実感いただいているだけでなく、ひとえ・奥ぶたえの自分が肯定されている気持ちになったり、メイクが楽しくなったりという気持ちの面で喜びを感じてくださったことも、発売してよかったと大きな感動を覚えました。

 巷では「ひとえをふたえにするメイク」ばかりあふれているけど、もともとのひとえや奥ぶたえを生かしてメイクがしたいと思うのは、至極当然のこと! やはりこうした声が、「アイプチ ビューティ シリーズ」の発売につながったのだろうか?

担当者 ひとえ・奥ぶたえのお客様へのインタビュー調査を繰り返し、「ひとえ・奥ぶたえ向けの製品がふたえまぶた化粧品しかなく、『ふたえにしたいだろう』と決めつけられている感じがする」「ひとえ・奥ぶたえのままメイクをしようとしても、『クールビューティメイク』『アジアンビューティメイク』など、自分のニーズに合わないメイクを提案されることに不満を感じている」といったお悩みが強いことを、あらためて感じました。また、多様性を認める時代であることも、開発背景にあります。

 あくまでも、今回の「アイプチ ビューティ シリーズ」は「生まれつきのまぶたを生かしてキレイになりたい」という、ひとえ・奥ぶたえの方のひとつのニーズに応えた製品であり、「ふたえにしてキレイになりたい」というニーズにも応え続けていきたいと思っております。今後も「アイプチ」は、「ひとえ・奥ぶたえの方のためのブランド」として、お客様のニーズをキャッチし、それに応えた製品を開発、発売していきます。

 ひとえ・奥ぶたえを“悩みの種”として捉えがちなメイク業界だが、多様性がキーワードの昨今、「アイプチ」の新シリーズは、その存在意義を各方面に見せつけてくれそうだ。

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2019年コスメ「ベスト・ワースト3」! プロが選ぶ「コスパ良すぎ」なプチプラ商品

――あらゆる世界で激動続きだったこの1年を、個性豊かな著名人の方々に振り返っていただくコーナー「あの人が2019年を振り返る」。

 毎週のように新製品が生まれる、変化の激しいコスメ業界。アイテム数が多すぎて、何を使えば良いのか迷う人も多いのでは。そこで今回は、テレビ番組やCMといった映像制作の現場を中心に、モデル・芸人・スポーツ選手まで幅広くヘアメイクを担当する篠原奈緒子氏に、19年に発売されたコスメ商品の中から、ファンデーション・マスカラ・口紅の「ベスト3」と、アイテムを絞らない「総合ワースト3」をそれぞれお聞きした。

2019年発売の「ファンデーション」ベスト3

【1位】インテグレート「プロフィニッシュリキッド」/1,760円(税込)

 パッケージに「PRO FINISHI」と大きく書いてあるのを見て、「すっごく強気だなー!」と感じたのが第一印象。実際使ってみると、確かにPRO FINISH! ヘアメイクの仕事をしている私たちがベースメイクで出したい質感、ツヤ、透け感はまさにコレ。 厚塗り感のなさ、毛穴のカバー力も優秀で、プチプラでこの仕上がりはコスパ良すぎです! さらに、美容成分の効果で崩れにくく乾燥しにくい。買ってよかった商品です。

 また、伸びがいいので、手でバーっと伸ばすだけで美肌に。時短になってありがたいです。今、私自身の顔にもちょうどこのファンデを使っています。「肌きれいですね!」って、タレントさんたちからほめてもらえることも多いです。

【2位】コスメデコルテ「AQスキンフォルミングリキッドファンデーション」/13,200 円(税込)

 伸びがよく、仕上がりのツヤ感が上品なので、大人の女性におすすめです。ファンデをクレンジングで落としたあとの、しっとり感にも感動! 一日中美容液を肌にのせていたんじゃないかと思うような、スキンケア効果の高いファンデーションだと思います。さすが、お値段がお高いだけあります(笑)。

 下地も同じブランドのものを購入し、ライン使いしたほうがよりモチがいいです。でも、そちらもお高いです(笑)。今っぽいツヤ感かつ薄付き感が気に入っていますが、カバー力重視の方には少し物足りないかもしれません。コンシーラーとの併用で気になるところをカバーするのがおすすめ。「もとから素肌がきれいです」感を出せるファンデで、冬場の乾燥時期にもしっとり潤うので、安心して使えます。

【3位】NARS「ナチュラルラディアントロングウェア クッションファンデーション」/レフィル:5,500円 (税込)

 クッションファンデは大好きで、プライベートでも使用しているのですが、カバー力はほぼ皆無なものばかり。そこは諦めていたのですが、NARSのクッションはカバー力がしっかりあって、なのに厚塗り・ケバケバ感なし! みずみずしいしっとりした肌に仕上がる、すごいクッションファンデです。

 化粧崩れも全然せず、クッションファンデにありがちな「数時間たつとテッカテカ」という現象も起きません。19年発売のクッションファンデの中で、ダントツ一番です。使うときはスポンジでしっかり叩くようにすると◎。叩き込めば気になる毛穴も、すっかり消えてしまいますよ。


【1位】キャンメイク「クイックラッシュカーラー ブラウン」/748円(税込)

 もともと、キャンメイクのクイックラッシュカーラーの大ファンで、何本もリピート買い&仕事でも超スタメンなのですが、新作のブラウンも文句なしに良かったです。相変わらずのカールキープ力で、ビューラーをしてからこのマスカラを使えば、絶対にカールが落ちてこない。コームタイプで根元からまつげをグイッと立ち上げることも、1本1本をパラパラとらせん状に仕上げることも簡単です。

 ブラウンだと、優しくナチュラルな印象の目元に仕上がるのも良いですね。絶対パンダ目にならないし、期待を裏切らないコスパが良すぎるマスカラです。

【2位】SUQQU「アイラッシュ マスカラウォータープルーフ」/4,730円(税込)

 ウォータープルーフのマスカラは、液が重たくまつげに付きすぎてしまう商品が多い中、SUQQUの新作は繊細なセパレートまつげがつくれて、カールも落ちてこない。“ひじき感”は皆無で、ナチュラルかつ目力バッチリに仕上げることができます。

 ブラシの形状も、まつげの根元や短い毛にもしっかり付くような形で、アイラインをしっかり入れなくても、十分な目力に! まつげにツヤが出て、オシャレな感じになるのも気に入ってます。

【3位】デジャヴュ「ラッシュアップ ブラック」/1,320円(税込)

 総合的なバランスが最高で、自分の中で「殿堂入り」しているデジャヴュのマスカラの新作。形状の細いブラシが大好きなので、「待ってました!」という感じでした。ブラシが細いので短い毛にも塗りやすく、まぶたや目頭など、液が肌についてしまう悩みもなくなります。一重や奥二重の方も塗りやすいと思いますよ。

 そして相変わらず、ナチュラルかつロングなまつげを表現できるし、にじまない。ただ、カールキープ力がもう少しあると最高なんだけどな〜と思います。とはいえ、お湯で落ちるタイプは、落とすのも楽でいいですよね。下まつげが少なくて悩んでる方は特に、このマスカラを使えば産毛が際立って、本物の下まつげに見えるはず。


【1位】RMK「リップスティックコンフォート マットフィット 07」/3,850円(税込)

 タレントさんからオレンジのリップをリクエストされることが多くなった19年、一番活躍した商品です。オレンジリップって、特にマットなタイプは絵の具を塗ったような印象になってしまい、自然に見せるのが難しいと感じていたのですが、これは少しベージュを感じるカラーで、大人でも安心して使えるカラー。マットなのに乾燥しないところも◎。肌が明るく、ヘルシーに見えますよ!

【2位】イヴ・サンローラン「ヴォリュプテプランプインカラー 08」/4,730円(税込)

 「口紅とプランパーが1本になっているって、めちゃめちゃ新しい!」と、発売したときに感じました。パープル系のリップでは、これが一番お気に入りです。スースー感が気持ちよく、ぷっくり感のある女性らしい唇に仕上がるので、とっても気に入っています。ツヤ感がかわいくて、縦シワをカバーしてくれるのも高ポイント。黒のハートがリップ配されたデザインもかわいくて、テンションが上がるコスメです!

 1度塗りでもしっかり発色しますが、重ね塗りすると唇が強調されて、リップを主役にしたメイクが楽しめます。細かいパールが入っていて、パープルにありがちな“オバケ感”が出ない。使用感はリップクリームみたいな軽さです。

【3位】メークソリューション「リッププランパー ミント」/1,320円(税込)



 プチプラのリッププランパーの中でも唇ぷっくり効果が高く、つけてからずっと潤うところが気に入っています。唇が薄いピンクに発色してぷるぷるになるので、“若見え”の効果もあると思います。口紅の上に塗るとほのかなブルー味がのって、今っぽい印象にもなりますよ。個人的には、メイク前にこれを塗っておいて、仕上げに口紅をのせるという使い方もよくしています。

 ティント効果もあるので、なかなか口紅を塗り直せない環境でも活躍してくれます。口紅が取れてしまっても、ティントの色が残るので、途端に顔色が悪くなる……といった悲しいことも起きません。また、細菌の繁殖が特に気になるアイテムであるリップは、この商品のようにヘラで塗るようなタイプだと、使用後に液をきれいに拭き取ることができて、清潔な状態で使用できるのも高評価です。


【1位】ラブ・ライナー「ペンシル 限定ディズニーデザイン」/1,320円(税込)

 ディズニーアニメ『アラジン』とのコラボパッケージがかわいかったのと、同ブランドのリキッドアイライナーが好きなので、ペンシルタイプを購入。店頭でテスターを試した際、描きやすくとても気に入ったのですが、実際使用してみると、とにかく落ちてしまう……。目の下が真っ黒のパンダ目になり、とても残念でした。

 ペンシルタイプで描きやすい、かつ落ちにくいアイライナーを探していますが、19年もなかなかしっくりくるコスメに出会えなかった気がします。私がわがまますぎるのかなあ〜(泣)。

【2位】エクセル「リアルクローズシャドウ CS06」(限定色)/1,650円(税込)



 お店のテスターで試したときはかわいいと思ったのですが、実際に使ってみると、どうも顔が疲れたような印象になってしまうアイシャドーパレットでした。おそらく、ブルー味やグレー味のせいでそう見えるのだと思います。ちょっとゾンビっぽい顔になってしまいました。

 この商品はピンク系の色味が中心ですが、やっぱり、ピンクを付ける時はヘルシーで若々しい印象になりたいもの。右上のシルバーも、光り方が一昔前な印象で、“バブリー感”が出てしまいました。ピンク系をお求めなら、新色のCS07がおすすめですよ。

【3位】UZU「モテマスカラ クリアー」/1,980円(税込)



 モテマスカラシリーズは大好きで、ずっと愛用させてもらっています。19年にブランドがリニューアルし、クリアタイプも新たに出て、使うのを楽しみにしていました。

 ほかのブランドのクリアマスカラは、クリアと言いつつ少し白っぽさがあって微妙なのですが、これは本当にクリア。でも、期待して使用したところ、繊維が重たくてカールがキープできない……。クリアマスカラには一番「キープ力」を求めている私にとって、がっかりなコスメになってしまいました。ブラックのマスカラは、相変わらず良かったのですが。

2020年、注目のメイクグッズやブームの予感がするスタイルは?

 
“高機能”を備えたコスメがもっともっと出てくると思います。例えば、「塗るだけでリフトアップ」「カバーと同時にシミ自体もケア」など。また、ナチュラル系コスメの品質の進化が止まらないので、デパコスとの境目がなくなりそうですね。高発色で肌にやさしい成分のナチュラルコスメは、もっと定番になっていきそうです。

 また、“肌づくり”にこだわる方が増えてくると思います。アイメイクやリップメイクを一生懸命やっても、肌の見え方がイマイチだと、どうしても決まらない。そこに気づく方が増えているので、“肌づくりブーム”が来るかもしれませんね。スポンジやブラシなどのベースメイク用道具も、プロユースだったものを一般の方がこだわって使うようになる気がします。

 スタイルでいうと、近年は「モテ系メイク」がずっと主流でしたが、もう少し「かっこいいメイク」がはやってくると思います。海外では、今まさに人気になっているメイクで、東京オリンピックと一緒に日本にもやってきそう! また、男性がメイクをすることも普通になるのでは。男性用のBBクリームやスキンケアが、今どんどん売り上げを伸ばしているんです。男性がメイクすることへの拒否反応も、次第に薄れていくと思います。

ダイソー、セリア、キャンドゥ……「100均化粧水」10選の成分とおすすめ度をプロが大検証!

 ありとあらゆる「100円」のアイテムが揃う「ダイソー」「セリア」「キャンドゥ」などの100円均一ショップ。最近ネット上では、「100円なのに使える」スキンケアアイテムが話題になることも多いが、一方で肌に直接つけるものだけに「100円だけど成分は大丈夫?」と思っている人も少なくない様子。そこで今回、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が、「ダイソー」「セリア」「キャンドゥ」で購入できる100均化粧水の成分を大検証! あわせて、おすすめ度を「★5」で評価してもらった。

1.「酒しずく」:★★

【成分一覧】
水、グリセリン、エタノール、コメ醗酵液、クエン酸、クエン酸Na、香料、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 美肌成分「コメ発酵液」を配合したシンプルな保湿化粧水です。「コメ発酵液」は、低刺激で肌のうるおいに欠かせないアミノ酸やビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいて、浸透力も高いのが特徴です。

 ただし、保湿成分は「コメ発酵液」と「グリセリン」しか配合されておらず、それ以外の安定剤と防腐剤が目立ちます。エタノールがやや多く、クエン酸やクエン酸Naといった安定剤やフェノキシエタノールなどの防腐剤が配合されているのです。そのため、乾燥しやすい肌には不向きでしょうが、一方で刺激に強い肌の方や、さっぱりしたつけ心地を好む混合肌〜脂性肌の人にはおすすめです。

2.「ヒアルロン酸配合化粧水」:★★★

【成分一覧】
水、PG、グリセリン、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、PVP、カルボマー、キサンタンガム、水酸化K、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 肌ラボ「極潤」にも使われている浸透性・保湿性に優れた「アセチルヒアルロン酸Na」が配合されている高保湿化粧水です。

 ヒアルロン酸は1gあたり6Lもの水分を抱え込むことができる高保湿成分。ヒアルロン酸には、肌の奥まで浸透するものから肌表面の保湿ケアを得意としているものなどいくつか種類がありますが、この「ヒアルロン酸配合化粧水」には、3種類ものヒアルロン酸が配合されているので、乾燥しやすく、最近化粧水の入りが悪くなったと感じる方におすすめです。

 ただし、保湿効果の期待できる化粧水である一方、「PVP」「カルボマー」が配合されているので、テクスチャーの好みが分かれます。皮膜感や“オールインワンゲル”のテクスチャーが苦手な方は避けた方がいいでしょう。

3.「コラーゲン配合化粧水」:★★★

【成分一覧】
水、PG、グリセリン、水溶性コラーゲン、サクシノイルアテロコラーゲン、加水分解コラーゲン、BG、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、水酸化K、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 美肌成分コラーゲンを3種類配合した保湿化粧水です。「2」の「ヒアルロン酸配合化粧水」よりも保湿力が低く、さっぱりしているので、春〜夏のスキンケアとして、または肌の保水力がある10代〜20代向けです。

 保湿成分である「グリセリン」や「水溶性コラーゲン」「サクシノイルアテロコラーゲン」「加水分解コラーゲン」は、肌表面の保湿ケアには優れた効果を発揮します。コラーゲンはヒアルロン酸Naと同じくらい有名ですが、保湿効果を考えるとヒアルロン酸Naに軍配が上がります。

 また、コラーゲンは高分子で角層の奥まで浸透できないため、肌のくすみやごわつきが気になる方は、「2」の「ヒアルロン酸配合化粧水」の方が有効です。

【成分一覧】
水、PG、ローヤルゼリーエキス、加水分解ローヤルゼリータンパク、ハチミツ、プロポリスエキス、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、グリセリン、カルボマー、水酸化K、カラメル、BG、エタノール、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 ローヤルゼリーエキス配合のしっとりした化粧水です。名前に”はりツヤ”とあるのでエイジングケア用と思って購入する人が多いでしょうが、そこまでの効果は期待できないと考えます。

 配合成分を分析すると、肌荒れしやすい人やインナードライ肌向けの保湿化粧水と言えるでしょう。ローヤルゼリーエキスには、保湿だけでなく、皮脂コントロール効果もあります。

 使ってすぐは、あまり変化を感じないかもしれませんが1〜2カ月使っていくうちに肌の水分バランスが整っていき、メイクのりや崩れにくさを実感できますよ。

 ただし、水の次に「PG(プロピレングリコール)」という稀に刺激を感じる成分(保湿・防腐作用)が配合されているので、肌が敏感な人は二の腕や顔の一部だけにつけて、刺激を感じないか試した方が良いでしょう。

5.「日本酒と米セラミド(配合)の潤い化粧水」:★★★★★

【成分一覧】
水、PG、コメ醗酵液、グリセリン、コメヌカスフィンゴ糖脂質、コメヌカ・ダイズペプチド発酵物、コメ胚芽油、コメヌカ油、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、PPG-6デシルテトラデセス-30、クエン酸Na、クエン酸、オレイン酸ポリグリセリル-10、BG、レシチン、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 今回、検証した化粧水の中では保湿力の高い化粧水です。100円にもかかわらず、コメ発酵液や植物性セラミド(米ぬかスフィンゴ糖脂質)など、低刺激で保湿力のある成分が多く配合されているのでおすすめできます。

 フェノキシエタノールなど抗菌剤は配合されていますが、敏感肌化粧品でおなじみの「キュレル」や「無印良品」の敏感肌シリーズにも使われており、刺激は控えめなので、敏感肌でも使いやすいでしょう。

 ただし、日本酒の香りはきつく、口コミでも好みが分かれている化粧水でもあります。慣れてくると香りも気にならなくなりますが、購入前に確認するとよいでしょう。

6.「薬用美白化粧水 プラセンタエキス配合」:★★★★★

【成分一覧】
有効成分:アラントイン、プラセンタエキス(1)

その他の成分:精製水、濃グリセリン、アロエエキス-2、エタノール、DL-アラニン、DL-PCA・Na液、POE硬化ヒマシ油、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、BG、クエン酸Na、無水クエン酸、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料

 美白有効成分「プラセンタエキス」と抗炎症成分「アラントイン」を配合した美白化粧水です。「薬用」と名乗るためには大きな開発費用がかかるので、100円で購入できるというのは、非常にコスパが良いと言えるでしょう。

 美白効果を高めるには、肌の炎症を抑え、保湿成分もたっぷり必要になりますが、抗炎症成分(アラントイン)も保湿成分(濃グリセリン、アロエエキス-2)も配合されているので、ドラッグストアでプチプラの美白化粧水を使うのであれば、まずはこちらの美白化粧水から試してみるといいと思います。

 ただし、クエン酸Naや2種類のパラベンなど防腐作用の添加物の種類が多いので、ケミカルな成分で肌荒れしやすい人は控えた方が良いでしょう。

【成分一覧】
水、エタノール、グリセリン、PCA-Na、アロエベラ葉エキス、メチルパラベン、甘草エキス、ダイズ種子エキス、クエン酸

 保湿ケアに効果的なアロエベラ葉エキスを配合した保湿化粧水です。エタノールが多く配合されているので、さっぱりしており保湿力はありながらもベタッとしすぎないテクスチャーです。混合肌〜脂性肌、夏のスキンケアにぴったりです。

 一般的な化粧水と比較して、配合成分の数が少なくシンプルな設計なので、肌が敏感な人でも試しやすいと思います。

 アロエベラ葉エキスやグリセリン、PCA-Naは、低刺激で敏感肌でも安心の保湿成分ですが、「うるおいキープ力」はセラミドやヒアルロン酸には劣るため、コットンパックや重ね付けでの使用が良いでしょう。

8.「豆乳化粧水」:★★★★

【成分一覧】
水、グリセリン、DPG、エタノール、豆乳発酵液、ダイズ種子エキス、アルニカ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、セイヨウキズタエキス、ハマメリス葉エキス、ブドウ葉エキス、セイヨウトチノキ葉エキス、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、トリエチルヘキサノイン、ジフェニルジメチコン、BG、メチルパラベン、クエン酸

 プチプラ化粧水で人気のなめらか本舗「しっとり化粧水」(豆乳イソフラボン含有)とそっくりな保湿化粧水です。

 配合成分は類似していますが、100均の豆乳化粧水に多く配合されているグリセリンやDPGの作用によって、なめらか本舗の化粧水よりもしっとりしています。

 また、なめらか本舗の化粧水には配合されていない肌のキメを整える成分や肌荒れケアに効果的な植物エキスが多く配合されているので、インナードライ肌や肌荒れしやすい20代後半〜30代の乾燥ケアにおすすめです。

 界面活性剤や感触改良成分が入っているものの、刺激性は低いものを使用しているため、肌が弱い方も使いやすいでしょう。

9.「薬用美白化粧水」:★★

【成分一覧】
有効成分:プラセンタエキス(1)、グリチルリチン酸ジカリウム

その他の成分:精製水、エタノール、ジプロピレングリコール、1,3-プチレングリコール、濃グリセリン、DL-アラニン、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、アロエエキス(2)、オトギリソウエキス、アルニカエキス、カモミラエキス(1)、セイヨウキズタエキス、マロニエエキス、トウキンセンカエキス、ハマメリスエキス、ブドウ葉エキス、シナノキエキス、ヤグルマギクエキス、ローマカミツレエキス、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、無水クエン酸、クエン酸ナトリウム、エデト酸ニナトリウム、メチルパラベン、エチルパラベン

 「6」の「薬用美白化粧水 プラセンタエキス配合」と似ていますが、それよりも保湿力がやや劣るため、普通肌や混合肌の人に適した美白化粧水です。美白化粧水なので、美白成分が入っていれば良いと思う方もいるかもしれませんが、美白効果は肌の保湿力で効果に差が出ます。

 保湿力は控えめではあるものの、低価格なのにプラセンタエキス以外にもカモミラエキスなど美白ケアをサポートする植物エキスを含んでいるのは評価できるポイントです。

 気をつける点としては、精製水の次にエタノールが多く、植物エキスも多いことから、肌に合う・合わないが出やすいと考えられます。また、防腐剤や安定剤の役割を持つ添加物が複数配合されているので、肌が敏感な人はパッチテストをしてから試すことをおすすめします。

10. 「豆乳イソフラボン化粧水」:★★

【成分一覧】
水、グリセリン、ソルビトール、BG、フェノキシエタノール、トレハロース、オレス-5、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、アルニカエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、ゴボウエキス、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、マツエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ダイズエキス、豆乳発酵液

 「8」の「豆乳化粧水」に比べて豆乳発酵液やダイズエキスの配合が少なく、メインの保湿成分はヒアルロン酸よりも保湿力が低いグリセリンやソルビトールなので、しっかり保湿ケアをしたい方には物足りなさを感じる化粧水です。

 豆乳発酵液以外に植物エキスが多種類配合されていますが、どれも抗炎症効果のある成分ばかりで保湿や美白効果はあまり期待できません。

 そのため、乾燥肌の保湿ケアであれば、「8」の「豆乳化粧水」の方が適しており、こちらの「豆乳イソフラボン化粧水」は、うるおいと皮脂がしっかりある10代の肌荒れケアにおすすめです。

安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。(「アンチエイジングの神様)サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。

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ダイソー、セリア、キャンドゥ……「100均化粧水」10選の成分とおすすめ度をプロが大検証!

 ありとあらゆる「100円」のアイテムが揃う「ダイソー」「セリア」「キャンドゥ」などの100円均一ショップ。最近ネット上では、「100円なのに使える」スキンケアアイテムが話題になることも多いが、一方で肌に直接つけるものだけに「100円だけど成分は大丈夫?」と思っている人も少なくない様子。そこで今回、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が、「ダイソー」「セリア」「キャンドゥ」で購入できる100均化粧水の成分を大検証! あわせて、おすすめ度を「★5」で評価してもらった。

1.「酒しずく」:★★

【成分一覧】
水、グリセリン、エタノール、コメ醗酵液、クエン酸、クエン酸Na、香料、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 美肌成分「コメ発酵液」を配合したシンプルな保湿化粧水です。「コメ発酵液」は、低刺激で肌のうるおいに欠かせないアミノ酸やビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいて、浸透力も高いのが特徴です。

 ただし、保湿成分は「コメ発酵液」と「グリセリン」しか配合されておらず、それ以外の安定剤と防腐剤が目立ちます。エタノールがやや多く、クエン酸やクエン酸Naといった安定剤やフェノキシエタノールなどの防腐剤が配合されているのです。そのため、乾燥しやすい肌には不向きでしょうが、一方で刺激に強い肌の方や、さっぱりしたつけ心地を好む混合肌〜脂性肌の人にはおすすめです。

2.「ヒアルロン酸配合化粧水」:★★★

【成分一覧】
水、PG、グリセリン、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、PVP、カルボマー、キサンタンガム、水酸化K、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 肌ラボ「極潤」にも使われている浸透性・保湿性に優れた「アセチルヒアルロン酸Na」が配合されている高保湿化粧水です。

 ヒアルロン酸は1gあたり6Lもの水分を抱え込むことができる高保湿成分。ヒアルロン酸には、肌の奥まで浸透するものから肌表面の保湿ケアを得意としているものなどいくつか種類がありますが、この「ヒアルロン酸配合化粧水」には、3種類ものヒアルロン酸が配合されているので、乾燥しやすく、最近化粧水の入りが悪くなったと感じる方におすすめです。

 ただし、保湿効果の期待できる化粧水である一方、「PVP」「カルボマー」が配合されているので、テクスチャーの好みが分かれます。皮膜感や“オールインワンゲル”のテクスチャーが苦手な方は避けた方がいいでしょう。

3.「コラーゲン配合化粧水」:★★★

【成分一覧】
水、PG、グリセリン、水溶性コラーゲン、サクシノイルアテロコラーゲン、加水分解コラーゲン、BG、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、水酸化K、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 美肌成分コラーゲンを3種類配合した保湿化粧水です。「2」の「ヒアルロン酸配合化粧水」よりも保湿力が低く、さっぱりしているので、春〜夏のスキンケアとして、または肌の保水力がある10代〜20代向けです。

 保湿成分である「グリセリン」や「水溶性コラーゲン」「サクシノイルアテロコラーゲン」「加水分解コラーゲン」は、肌表面の保湿ケアには優れた効果を発揮します。コラーゲンはヒアルロン酸Naと同じくらい有名ですが、保湿効果を考えるとヒアルロン酸Naに軍配が上がります。

 また、コラーゲンは高分子で角層の奥まで浸透できないため、肌のくすみやごわつきが気になる方は、「2」の「ヒアルロン酸配合化粧水」の方が有効です。

【成分一覧】
水、PG、ローヤルゼリーエキス、加水分解ローヤルゼリータンパク、ハチミツ、プロポリスエキス、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、グリセリン、カルボマー、水酸化K、カラメル、BG、エタノール、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 ローヤルゼリーエキス配合のしっとりした化粧水です。名前に”はりツヤ”とあるのでエイジングケア用と思って購入する人が多いでしょうが、そこまでの効果は期待できないと考えます。

 配合成分を分析すると、肌荒れしやすい人やインナードライ肌向けの保湿化粧水と言えるでしょう。ローヤルゼリーエキスには、保湿だけでなく、皮脂コントロール効果もあります。

 使ってすぐは、あまり変化を感じないかもしれませんが1〜2カ月使っていくうちに肌の水分バランスが整っていき、メイクのりや崩れにくさを実感できますよ。

 ただし、水の次に「PG(プロピレングリコール)」という稀に刺激を感じる成分(保湿・防腐作用)が配合されているので、肌が敏感な人は二の腕や顔の一部だけにつけて、刺激を感じないか試した方が良いでしょう。

5.「日本酒と米セラミド(配合)の潤い化粧水」:★★★★★

【成分一覧】
水、PG、コメ醗酵液、グリセリン、コメヌカスフィンゴ糖脂質、コメヌカ・ダイズペプチド発酵物、コメ胚芽油、コメヌカ油、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、PPG-6デシルテトラデセス-30、クエン酸Na、クエン酸、オレイン酸ポリグリセリル-10、BG、レシチン、フェノキシエタノール、メチルパラベン

 今回、検証した化粧水の中では保湿力の高い化粧水です。100円にもかかわらず、コメ発酵液や植物性セラミド(米ぬかスフィンゴ糖脂質)など、低刺激で保湿力のある成分が多く配合されているのでおすすめできます。

 フェノキシエタノールなど抗菌剤は配合されていますが、敏感肌化粧品でおなじみの「キュレル」や「無印良品」の敏感肌シリーズにも使われており、刺激は控えめなので、敏感肌でも使いやすいでしょう。

 ただし、日本酒の香りはきつく、口コミでも好みが分かれている化粧水でもあります。慣れてくると香りも気にならなくなりますが、購入前に確認するとよいでしょう。

6.「薬用美白化粧水 プラセンタエキス配合」:★★★★★

【成分一覧】
有効成分:アラントイン、プラセンタエキス(1)

その他の成分:精製水、濃グリセリン、アロエエキス-2、エタノール、DL-アラニン、DL-PCA・Na液、POE硬化ヒマシ油、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、BG、クエン酸Na、無水クエン酸、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料

 美白有効成分「プラセンタエキス」と抗炎症成分「アラントイン」を配合した美白化粧水です。「薬用」と名乗るためには大きな開発費用がかかるので、100円で購入できるというのは、非常にコスパが良いと言えるでしょう。

 美白効果を高めるには、肌の炎症を抑え、保湿成分もたっぷり必要になりますが、抗炎症成分(アラントイン)も保湿成分(濃グリセリン、アロエエキス-2)も配合されているので、ドラッグストアでプチプラの美白化粧水を使うのであれば、まずはこちらの美白化粧水から試してみるといいと思います。

 ただし、クエン酸Naや2種類のパラベンなど防腐作用の添加物の種類が多いので、ケミカルな成分で肌荒れしやすい人は控えた方が良いでしょう。

【成分一覧】
水、エタノール、グリセリン、PCA-Na、アロエベラ葉エキス、メチルパラベン、甘草エキス、ダイズ種子エキス、クエン酸

 保湿ケアに効果的なアロエベラ葉エキスを配合した保湿化粧水です。エタノールが多く配合されているので、さっぱりしており保湿力はありながらもベタッとしすぎないテクスチャーです。混合肌〜脂性肌、夏のスキンケアにぴったりです。

 一般的な化粧水と比較して、配合成分の数が少なくシンプルな設計なので、肌が敏感な人でも試しやすいと思います。

 アロエベラ葉エキスやグリセリン、PCA-Naは、低刺激で敏感肌でも安心の保湿成分ですが、「うるおいキープ力」はセラミドやヒアルロン酸には劣るため、コットンパックや重ね付けでの使用が良いでしょう。

8.「豆乳化粧水」:★★★★

【成分一覧】
水、グリセリン、DPG、エタノール、豆乳発酵液、ダイズ種子エキス、アルニカ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、セイヨウキズタエキス、ハマメリス葉エキス、ブドウ葉エキス、セイヨウトチノキ葉エキス、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、トリエチルヘキサノイン、ジフェニルジメチコン、BG、メチルパラベン、クエン酸

 プチプラ化粧水で人気のなめらか本舗「しっとり化粧水」(豆乳イソフラボン含有)とそっくりな保湿化粧水です。

 配合成分は類似していますが、100均の豆乳化粧水に多く配合されているグリセリンやDPGの作用によって、なめらか本舗の化粧水よりもしっとりしています。

 また、なめらか本舗の化粧水には配合されていない肌のキメを整える成分や肌荒れケアに効果的な植物エキスが多く配合されているので、インナードライ肌や肌荒れしやすい20代後半〜30代の乾燥ケアにおすすめです。

 界面活性剤や感触改良成分が入っているものの、刺激性は低いものを使用しているため、肌が弱い方も使いやすいでしょう。

9.「薬用美白化粧水」:★★

【成分一覧】
有効成分:プラセンタエキス(1)、グリチルリチン酸ジカリウム

その他の成分:精製水、エタノール、ジプロピレングリコール、1,3-プチレングリコール、濃グリセリン、DL-アラニン、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、アロエエキス(2)、オトギリソウエキス、アルニカエキス、カモミラエキス(1)、セイヨウキズタエキス、マロニエエキス、トウキンセンカエキス、ハマメリスエキス、ブドウ葉エキス、シナノキエキス、ヤグルマギクエキス、ローマカミツレエキス、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、無水クエン酸、クエン酸ナトリウム、エデト酸ニナトリウム、メチルパラベン、エチルパラベン

 「6」の「薬用美白化粧水 プラセンタエキス配合」と似ていますが、それよりも保湿力がやや劣るため、普通肌や混合肌の人に適した美白化粧水です。美白化粧水なので、美白成分が入っていれば良いと思う方もいるかもしれませんが、美白効果は肌の保湿力で効果に差が出ます。

 保湿力は控えめではあるものの、低価格なのにプラセンタエキス以外にもカモミラエキスなど美白ケアをサポートする植物エキスを含んでいるのは評価できるポイントです。

 気をつける点としては、精製水の次にエタノールが多く、植物エキスも多いことから、肌に合う・合わないが出やすいと考えられます。また、防腐剤や安定剤の役割を持つ添加物が複数配合されているので、肌が敏感な人はパッチテストをしてから試すことをおすすめします。

10. 「豆乳イソフラボン化粧水」:★★

【成分一覧】
水、グリセリン、ソルビトール、BG、フェノキシエタノール、トレハロース、オレス-5、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、アルニカエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、ゴボウエキス、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、マツエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ダイズエキス、豆乳発酵液

 「8」の「豆乳化粧水」に比べて豆乳発酵液やダイズエキスの配合が少なく、メインの保湿成分はヒアルロン酸よりも保湿力が低いグリセリンやソルビトールなので、しっかり保湿ケアをしたい方には物足りなさを感じる化粧水です。

 豆乳発酵液以外に植物エキスが多種類配合されていますが、どれも抗炎症効果のある成分ばかりで保湿や美白効果はあまり期待できません。

 そのため、乾燥肌の保湿ケアであれば、「8」の「豆乳化粧水」の方が適しており、こちらの「豆乳イソフラボン化粧水」は、うるおいと皮脂がしっかりある10代の肌荒れケアにおすすめです。

安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。(「アンチエイジングの神様)サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。

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