King & Prince平野紫耀のド天然エピソードに“キュン死”確定!

【ジョニーの小部屋】

美少年軍団のドンが送る、愛するカレへのラブレター──泣く子も黙る芸能界のドンであるジョニーさん(86)に、大好きな男のコのコト、いろいろ聞いちゃえ!!

【今回のジョニタレさん】

平野紫耀(21)

ひらの・しょう 1997年1月29日、愛知県生まれ。O型。「King & Prince」のメンバー。整った顔立ちに卓越したダンス力、ハスキーボイスなどを併せ持ち、「最強アイドル」との呼び声も高い。小学校から中学校までダンスとバドミントンに青春を捧げ、小6の時にはバドミントンで愛知県1位に輝いたことも。特技はマシュマロキャッチ。趣味はお風呂に入ること。愛車はベンツ。

___

ーー「サイゾーウーマン」から電撃移籍してまいりました、「ジョニーの小部屋」です。86歳を超え、ますます血気盛んなジョニーさん。オキニのジャニタレのこと、あれこれ聞いちゃいますよ~。今回は、この5月23日に念願のデビューを果たした「King & Prince」から、平野紫耀くんです。

ジョニー Oh! 紫耀(ショウ)ネ! さすが移籍一発目だけあって、いいとこ突いてくるじゃない!

ーーデビュー組の乱立により、メリー副社長からキツ~く釘を刺され、「CD発売でのデビューは今後、打ち止め」と宣言していたジョニーさんですが、舌の根も乾かぬうちに、キンプリのデビューを発表しましたね。超スペオキである平野くんからの直談判がきっかけと言われていますが、本当ですか?

ジョニー だってサ、あんな愛らしい眼差しで「ねえねえ、ヒー坊。ボクたちいつCDデビューできるの?」なんて聞いてくるんだもんっ。OK出さないわけにはいかないじゃない!!

ーーあ、愛らしい眼差しはともかく、「ヒー坊」って? もしかして、ジョニーさんの本名の「ヒロム」から……?

ジョニー そうなんだヨ~。ショウとショリタン(SexyZoneの佐藤勝利)から 「ジョニーは小さい頃、なんて呼ばれてたの?」って聞かれて答えたらサ。面白がってそんなふうに呼ぶようになっちゃって。もう~、いやになっちゃうヨネ♡

ーー……めちゃめちゃうれしそうじゃないですか。

ジョニー ねえねえ、そんなことより、ショウとショリタンの顔って、似てると思わない? ボク、最初見たときビビッと来ちゃってサ。セクゾのコンサートの時にショリタンに「そっくりな子がいるヨ」って紹介したの。今じゃふたり、すごい仲良しなんだヨ。

ーーなるほど、自分のオキニ2人を“わちゃわちゃ”させて楽しんでいると……。 ファンの間でも「生き別れた兄弟」なんて言われてましたが、「顔面人間国宝」と言われる佐藤くんに似てるなら本物ですよね。

ジョニー そう! それに加えてショウには、男としての色気もあるからネ。見たことある? あのシックスパックのセクシーな肉体。体脂肪率4パーセントらしいヨ。ダンスとバトミントンで鍛えたあの体つき、一日二日じゃつくれないよネ~。

ーそうそう、ダンスといえば、平野くんはオーディションではなく、ダンススタジオの先生からの紹介でジャニーズ入りしたという異色の経歴の持ち主なんですよね。 小2から通っていたという愛知県のダンススタジオ「ファンクキッド」ですが、元「ジャPAニーズ」のボビー吉野さんが講師として携わっていたとか……。

ジョニー そうなんだヨ。「『山Pの彼氏になりたい』って言ってる面白い子がいるよ」って言われて興味本位で食事したんだけど。パッと見た瞬間かっこいいのに、笑うとくしゃって崩れる顔があまりにもかわいかったからサ。「ねえ、YOU来ちゃいなよ」って♪

ーー相変わらず軽いノリですねえ。その頃、平野くんはすでに名古屋の芸能事務所に所属し、ローカルアイドル集団「BOYS AND MEN」のメンバーとしてテレビや舞台で活躍し始めていたにもかかわらず、あっさり脱退。当時のファンからはブーイングもあったようですが、本人はいまだに「同姓同名の別人」 ととぼけているらしいですね。

ジョニー ボク、別に隠せなんて言ってないんだけどネ。垢抜けてないし、自分的に黒歴史なんじゃない?

ショウは天然のサラブレッド

ーーその後、関西Jr.の一員として活動し、メキメキと頭角を現していきました。イケメンっぷりもさることながら、強烈な天然キャラも人気に拍車をかけた感じですよね。「4月1日はエリンギプール」「干支は木星」「軽量スプーンのことを 『算数スプーン』と呼んだ」なんてのは序の口で、椎茸のみじん切りを「個人切り」「好きなお弁当のおかずはチンピラごぼう!」と宣言したり……。基本、ちょっとおバカさんなんですかね?

ジョニー うっ……確かに、「サンタクロースからもらいたいもの」を聞かれたときも「I きゅう」って書いてたからネ……。本当は「IQ」って書きたかったみたいだから、自分でもなんとか賢くなりたいと思ってるんじゃないの? かわいいじゃない!

ーーかわいくないです! っていうか、本気でバカっぽいポンコツエピソー ド、逆にイメージダウンですよ!

ジョニー そうかな~? イケメンはちょっとおバカなほうが魅力が増すもんだヨ!

ーーいえいえ、確かに当コーナーでもこれまで数々のおバカジャニーズを紹介してきましたが、平野くんは「コンタクトの洗浄液が美味しい」ってごくごく飲んでガチで怒られたり、干し柿を作ろうとして柿をそのまま乾燥機に入れてみたり、「イケメンなのに抜けてるところがギャップ萌え☆」なんてレベルじゃないですよ!!

ジョニー そ、そんな勢いで言わなくても……。

ーー私が一番引いたのは、マイブームを聞かれて「両手に箸を1本ずつ持って食べること」と答えたときです。最近、ジャニ内でも天然キャラが多すぎて「作ってる」って声もありましたが、彼の場合は発想があまりにも破天荒すぎて「本物認定」されています。

ジョニー そりゃそうだヨ! だって、ショウは天然のサラブレッドなんだから。

ーーそういえば、ご家族も天然みたいですね。家に遊びに来た(元関西Jr.)金内柊真くんのサングラス姿を見たおばあちゃんが、「インテリだね」って言いたくて「インテリアだね~!」 と言ったというネタは、ファンの間でも有名です。

ジョニー あ、でもでも、「尊敬してる先輩は?」って聞かれて「山下智久くんと織田信長です」って答えてたヨ。歴史的な人物出すなんて、ちょと知的じゃない??

ーーそもそも織田信長って先輩じゃないですしね……。しかも尊敬してるって言いながら、「織田信長を暗殺したのは?」って質問に「やっちゃん」 て答えましたよ。平野くんの将来の夢は「お札に載ること」らしいんですが、知性を兼ね備えてないと無理な話ですよね。

ジョニー 別に頭がよくなくても、アイドル偏差値が高ければいいんだも~ん。 知ってる? 雑誌のインタビューでチャームポイントを聞かれて「やわらかい唇。キスして確かめてみる?」って答えたんだヨ! そんなこと言われたらキュン死確定だよネ!

ーーまさか狙ってるのでは……。

ジョニー あとネ、ファンへの対応もすばらしいんだヨ! 街で遭遇したときに自分から手を差し出して「手、冷たいけど大丈夫?」って言われた子もいるんだって! ショウにそんなこと言われたら、「ボクがあたためてあげる!」ってハグしちゃう~♡

ーーもういいですよ!!

ジョニー あ、いいの? だったら帰っていい? ショウショリと3人でキンプリのCD聴こうっと。「シンデレラボーイ♪ 魔法が解ける日が来たって♪ いつになっても幾つになっても ボクはYOUたちを守り続ける~♪」ってね。じゃあバイバ~イ!

(文/平松優子)

【平野紫耀クン略歴】

2012年2月 通っていたダンススタジオの講師からの紹介により、ジョニー社長から直接スカウト。オーディションなしで事務所に入所し、関西Jr.として活動を始める。

2012年3月 関西Jr.のユニット「Kin Kan」にメンバー入り。名古屋から関西へ通う生活をしばらく続ける。

2012年10月~ Jr.のバラエティ番組『まいど!ジャーニィー』(BSフジ)出演。

2014年1~3月 ドラマ『SHARK』(日本テレビ系)放映。ドラマ初出演にして初主演を果たす。

2015年6月 テレビ朝日のイベント「六本木ヒルズ夏祭りSUMMER STATION」の公式サポーターとして、「Mr.King vs Mr.Prince」結成。

2016年7~8月 舞台『サマステ ジャニーズキング』出演

2016年9月 博多座での舞台『ジャニーズ・フューチャー・ワールドfrom帝劇to博多』で座長を務める。指原莉乃の記録を抜き、19歳で最年少座長記録を更新。

2017年4月~ CM「ビタミン炭酸MATCH」に単独起用。

2018年3月 主演映画『honey』公開。

2018年4~6月 ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』(TBS系)でヒロインの相手役・神楽木晴役を演じる。

2018年5月23日「King & Prince」のメンバーとして「シンデレラガール」でCDデビュー。

2018年11月 主演映画『ういらぶ。』公開予定。

マンガ好き30女の汚部屋も、丸2日でオシャレ部屋に!? 「悩みの仕分け」が整理の秘訣

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩002-2】モノの8割が「趣味」で圧迫される汚部屋(Cさん・34歳)

be_物ALL

 前回に続き、第2回目のクライアント・東京都新宿区の1DKに住むCさん(34歳)のお部屋です。

 写真は、テレビ周りにあったモノの一部です。実は、趣味以外のモノは少なめのCさん。部屋をゴチャゴチャにしている原因は、「趣味グッズと本」になります。趣味を大切にするあまり、洋服やメイク道具など“女磨き”に関するアイテムが埋もれてしまい、結果的に着替えやメイクがしにくい部屋になっています。

「悩み」と「目標」を、各コーナー別に分析

 Cさんの汚部屋は、テレビ周り、ベッド周り、キッチンなどと、コーナーごとに区分けして「悩み」を分析する必要があります。そのうえで、取り組むべき「目標」を洗い出していきましょう。

 皆さんも、それぞれどこが問題なのか、次のページの写真を見ながら考えてみてください。

02_TV テレビ前のテーブルで食事をとり、テレビ裏からお気に入りのミラーを取り出してメイクをするというCさん。

テレビ下には収納ボックスがありますが、底が深いため、何が入っているか把握できていません。結果、実際に使える収納スペースは少なく、「出しっぱなし」ばかり。

 目標は、フレンチカントリー風のミラーの前で、身支度をすることです。

 

クローゼット周り(服の収納)に関する「悩み」と「目標」

03クローゼット 洋服を置く空間がないため、キッチン脇がCさんにとっての「クローゼット」のようです。小さな押入れはひとつあるものの、通気性が悪く臭いがこびりついているため、趣味のグッズを保管するためだけの場所になっています。

 目標は、洋服の保管場所を変えて選びやすくしたい!

 

ベッド周りに関する「悩み」と「目標」

04_bed 増えるばかりの漫画やグッズが、ベッドやソファにまで侵食し、動線をいっそう狭めています。前彼と買いに行ったというブラウンのソファが、強い存在感を放っているような? 

 目標は、眠る、食べる、着替えるなどの動線をきちんと分けること!

05_book 漫画を描くのが趣味というCさんですが、そのためのPCデスクは、本棚からあふれた本で埋もれています。左下の白いテーブルや、本と「シルバニアファミリーの家」に埋もれた衣装ケースを移動しないと、作業スペースが足りません。衣装ケースには、漫画を描く文具類やイベントのグッズが詰まっているそう。

 目標は作業スペースを確保すること、そして「シルバニアファミリーの家」と大好きなアニメのポスターを飾って眺めること!

 

生活用品に関する「悩み」と「目標」

06_生活用品 友人と家族に心配されて、プラスチック製のタンスを数カ月前に購入したばかり。洋服は断捨離済みで、上に散らかる衣類はフリマ出品用だとか。

 目標は、カゴに入った帽子を、取り出しやすく飾りたい。また、左の白いラックに放り込んだ「生活用品」を整理したい!

 

キッチン周りに関する「悩み」と「目標」

07_キッチン 趣味のイベントが重なると出費が増えるため、なるべく自炊をしたいものの、動線が定まらず、清潔さを保てていないようです。シンク下の排水口まわりの湿気が気になるので、食材を保管するスペースも確保したいところ。

 目標は、水回りを清潔に保てるよう、動線をつくり、スッキリしたキッチンにしたい!

 

まとめ

 Cさんにとって、2次元と2.5次元の「趣味のモノ」は永遠に増えるばかり。とはいえ、不要なモノを捨てられない性分ではないので、モノを選定しながら片付けていきます。

 次回から、前述した各コーナー別のお悩みを解決していきましょう。総予算はなんと約13,000円です。Cさんの煩悩にまみれた混沌とした汚部屋が、愛らしい「フレンチガーリー風」の部屋に変貌を遂げますので、お楽しみに!

 


→次回:テレビ周りのビフォーアフター

(毎週月曜更新・次回は7月2日予定)

<プロフィール>
ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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<片付けに悩む[30代・ひとり暮らしの女性]を大募集>

自分のお部屋を片付けたい、都内近郊在住の30代女性を募集。収納ライターのito makiさんが、30代女性・ひとり暮らしの「煩悩部屋」を一掃いたします。URL先の応募要項をご一読の上、ふるってご応募ください!

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ラノベじゃなかったら出荷停止にはならなかった!? 『二度目の人生を異世界で』に見えるラノベの扱いの軽さ

 10月から放送予定だったアニメ『二度目の人生を異世界で』に出演予定だった声優4人が突然の降板を発表した騒動。直後に同アニメの製作委員会はアニメ化の中止を公式サイトで発表。騒動はそれにとどまらず、原作の出版元のホビージャパンは、すでに18巻まで発売されている単行本の出荷を停止することを決めている。

 作者の作品外での発言が元で出版社が出荷を停止するのは、前代未聞の出来事だ。戦後70年余りの出版の歴史を振り返ってみても、同様の事例はない。

 出版社にとっても、すでに市場に流通している単行本を下げるのは大きな損害であり、おいそれとは判断できない。過去の事例を見ると、盗作や明らかな人権侵害、あるいは、作者が犯罪を犯して逮捕された……というレベルになって、なんとか行われることだ。

「今回問題となったのは、発言したのがラノベ作家だったからでしょう。同じような発言をしても論壇人ならば、批判はされても問題にされることはありませんよ」(出版史に詳しい編集者)

 今回、問題となったのは、作者・まいん氏のTwitterでの「日本最大の不幸は、隣に姦国という世界最悪の動物が住んでいることだと思う」などという暴言だ。

 こうした中国・韓国などに対する強烈な「暴言」を行う作家は、まいん氏に限らない。『永遠の0』(太田出版)などで知られる百田尚樹氏は、Twitterで中国・韓国に対する「暴言」を繰り返しているが、批判はされども単行本は相変わらず店頭に並んでいる。

 むしろ、まいん氏の幼稚な「暴言」以上に、中国や韓国に対する攻撃的な言説を行っている本など、ざらにある(同様に中韓の人々による日本に対する攻撃的な言説も)。

「本の中で、他国を口汚く罵っていたのならともかく、問題となったのは、あくまで作者個人の過去発言。それで、出荷停止措置まで取るホビージャパンは、あまりにも腰が引けています。アニメ化がおじゃんになったから、懲罰の意味合いもあるんじゃないでしょうか」(前同)

 もしも、まいん氏がライトノベル以外のジャンル……いうなれば『永遠の0』のように書店であれば「文芸」コーナーにどっしり置かれるような作家であれば、こうした事態にはならなかったのではないか。

 なんとなく、どんなに売れても世間からは、ラノベは軽く見られている実態を浮き彫りにしたのではないかとも思える。
(文=是枝了以)

ラノベじゃなかったら出荷停止にはならなかった!? 『二度目の人生を異世界で』に見えるラノベの扱いの軽さ

 10月から放送予定だったアニメ『二度目の人生を異世界で』に出演予定だった声優4人が突然の降板を発表した騒動。直後に同アニメの製作委員会はアニメ化の中止を公式サイトで発表。騒動はそれにとどまらず、原作の出版元のホビージャパンは、すでに18巻まで発売されている単行本の出荷を停止することを決めている。

 作者の作品外での発言が元で出版社が出荷を停止するのは、前代未聞の出来事だ。戦後70年余りの出版の歴史を振り返ってみても、同様の事例はない。

 出版社にとっても、すでに市場に流通している単行本を下げるのは大きな損害であり、おいそれとは判断できない。過去の事例を見ると、盗作や明らかな人権侵害、あるいは、作者が犯罪を犯して逮捕された……というレベルになって、なんとか行われることだ。

「今回問題となったのは、発言したのがラノベ作家だったからでしょう。同じような発言をしても論壇人ならば、批判はされても問題にされることはありませんよ」(出版史に詳しい編集者)

 今回、問題となったのは、作者・まいん氏のTwitterでの「日本最大の不幸は、隣に姦国という世界最悪の動物が住んでいることだと思う」などという暴言だ。

 こうした中国・韓国などに対する強烈な「暴言」を行う作家は、まいん氏に限らない。『永遠の0』(太田出版)などで知られる百田尚樹氏は、Twitterで中国・韓国に対する「暴言」を繰り返しているが、批判はされども単行本は相変わらず店頭に並んでいる。

 むしろ、まいん氏の幼稚な「暴言」以上に、中国や韓国に対する攻撃的な言説を行っている本など、ざらにある(同様に中韓の人々による日本に対する攻撃的な言説も)。

「本の中で、他国を口汚く罵っていたのならともかく、問題となったのは、あくまで作者個人の過去発言。それで、出荷停止措置まで取るホビージャパンは、あまりにも腰が引けています。アニメ化がおじゃんになったから、懲罰の意味合いもあるんじゃないでしょうか」(前同)

 もしも、まいん氏がライトノベル以外のジャンル……いうなれば『永遠の0』のように書店であれば「文芸」コーナーにどっしり置かれるような作家であれば、こうした事態にはならなかったのではないか。

 なんとなく、どんなに売れても世間からは、ラノベは軽く見られている実態を浮き彫りにしたのではないかとも思える。
(文=是枝了以)

二宮和也、伊藤綾子との同棲報道もノーダメージだった!?『ブラックペアン』高視聴率・グッズ爆売れでファン減少の気配なし

 二宮和也(35)主演のドラマ『ブラックペアン』(TBS系)がいよいよ6月24日に最終回の放送を迎える。『ブラックペアン』の放送がスタートする直前の4月、二宮和也と伊藤綾子(37)のデート現場がスクープされ、破局どころか結婚を見据えた同棲状態だとの報道が出てネットは大いに荒れた。「あんな匂わせ女と付き合い続けているなんて、幻滅した」との声も少なくなく、ファン激減が危ぶまれたが、蓋を開けてみれば絶好調のまま最終回を迎えようとしている。

 『ブラックペアン』の初回視聴率は13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と二桁を記録したが、第7話まで12~13%前後で推移。「日曜劇場×医療もの」という盤石の体制ゆえ、15%以上の視聴率が望まれる状況ではあったが、及第点ではあっただろう。しかし第8話で16.6%にジャンプアップすると、第9話も16.2%と好調を維持。最終話に近づくにつれ盛り上がるストーリーを反映するように、数字も上向きだ。

 ただし『ブラックペアン』のドラマ自体はツッコミどころが満載であるとして、ブログで細かくツッコむ医師もいる。また、治験コーディネーターの描写について誤解を招くとして日本臨床薬理学会が抗議文を発表。医療機器の治験に関わる医療機器産業連合会も、「現実と大きくかけ離れる描写があり、大変な病と闘っている患者の不信感をあおる心配がある」と批判している。手放しで称賛を受けるようなドラマではない。

 ところが、『ブラックペアン』のグッズがなぜか爆売れ中だという。わずか4商品の展開だが、売上は合計1億円を突破。TBSライセンス事業部曰く、この数字を記録したのは異例のこと。

 日曜劇場では、爆発的な視聴率を獲得した松本潤(34)主演の『99.9-刑事専門弁護士』、社会現象一歩手前まで盛り上がった『陸王』『下町ロケット』などが放送されており、それらと比較すれば『ブラックペアン』は弱い。ただ、それでも『ブラックペアン』のグッズ売上が良いとすれば、やはり二宮和也効果にほかならないのではないだろうか。

 ジャニーズを起用するとグッズやBlu‐ray/DVDが売れるというのは業界内で知られた話だ。太い客がついているからこそ、批判を受けることがあってもテレビ局はジャニーズに頭が上がらない。

 5月には二宮和也が「普段から揚げ物を作る」と言っただけで、ネット上では「伊藤綾子がちらつく」「彼女の匂わせですか?」「デリカシーの無い発言だなぁ。ファン減るぞ?」といった声が上がったが、結局のところ、二宮のファン離れはさほど深刻ではなさそうだ。となると、一部のファンが懸念していた“結婚”の二文字が再び浮上してくる。この夏、何か動きはあるのだろうか。

(ゼップ)

二宮和也、伊藤綾子との同棲報道もノーダメージだった!?『ブラックペアン』高視聴率・グッズ爆売れでファン減少の気配なし

 二宮和也(35)主演のドラマ『ブラックペアン』(TBS系)がいよいよ6月24日に最終回の放送を迎える。『ブラックペアン』の放送がスタートする直前の4月、二宮和也と伊藤綾子(37)のデート現場がスクープされ、破局どころか結婚を見据えた同棲状態だとの報道が出てネットは大いに荒れた。「あんな匂わせ女と付き合い続けているなんて、幻滅した」との声も少なくなく、ファン激減が危ぶまれたが、蓋を開けてみれば絶好調のまま最終回を迎えようとしている。

 『ブラックペアン』の初回視聴率は13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と二桁を記録したが、第7話まで12~13%前後で推移。「日曜劇場×医療もの」という盤石の体制ゆえ、15%以上の視聴率が望まれる状況ではあったが、及第点ではあっただろう。しかし第8話で16.6%にジャンプアップすると、第9話も16.2%と好調を維持。最終話に近づくにつれ盛り上がるストーリーを反映するように、数字も上向きだ。

 ただし『ブラックペアン』のドラマ自体はツッコミどころが満載であるとして、ブログで細かくツッコむ医師もいる。また、治験コーディネーターの描写について誤解を招くとして日本臨床薬理学会が抗議文を発表。医療機器の治験に関わる医療機器産業連合会も、「現実と大きくかけ離れる描写があり、大変な病と闘っている患者の不信感をあおる心配がある」と批判している。手放しで称賛を受けるようなドラマではない。

 ところが、『ブラックペアン』のグッズがなぜか爆売れ中だという。わずか4商品の展開だが、売上は合計1億円を突破。TBSライセンス事業部曰く、この数字を記録したのは異例のこと。

 日曜劇場では、爆発的な視聴率を獲得した松本潤(34)主演の『99.9-刑事専門弁護士』、社会現象一歩手前まで盛り上がった『陸王』『下町ロケット』などが放送されており、それらと比較すれば『ブラックペアン』は弱い。ただ、それでも『ブラックペアン』のグッズ売上が良いとすれば、やはり二宮和也効果にほかならないのではないだろうか。

 ジャニーズを起用するとグッズやBlu‐ray/DVDが売れるというのは業界内で知られた話だ。太い客がついているからこそ、批判を受けることがあってもテレビ局はジャニーズに頭が上がらない。

 5月には二宮和也が「普段から揚げ物を作る」と言っただけで、ネット上では「伊藤綾子がちらつく」「彼女の匂わせですか?」「デリカシーの無い発言だなぁ。ファン減るぞ?」といった声が上がったが、結局のところ、二宮のファン離れはさほど深刻ではなさそうだ。となると、一部のファンが懸念していた“結婚”の二文字が再び浮上してくる。この夏、何か動きはあるのだろうか。

(ゼップ)

夫婦別姓反対派にTBS宇垣美里アナが意見「名前だけでつながっているわけじゃないですからね」

 今月18日、選択的夫婦別姓を求め、映画監督の想田和弘氏と、舞踏家・映画プロデューサーの柏木規与子氏夫妻が、国を相手に提訴した。夫婦別姓を認める立法を国が怠っていることは憲法違反であることや、婚姻関係の確認などを求めている。

 二人は1997年にニューヨークで結婚。日本の法律でも、海外で結婚する場合は現地の法律に則って手続きすれば婚姻が認められるため、二人は別姓を選択していても事実婚ではなく、国内でも婚姻が成立しているとみなされる。

 しかし、日本では別姓で戸籍をつくることができない。そのため、法律婚しているのにも関わらず、戸籍上で婚姻を証明することができず、税制や相続などの面で不利益が生じてしまう。

 そこで二人は、この法の不備は結婚の自由を定めた憲法に違反するとして、訴訟を起こした。

 そんな想田和弘監督が、ライムスター宇多丸がパーソナリティーを務める帯番組『アフター6ジャンクション』(6月19日放送分/TBSラジオ)に生出演。今回の訴訟の経緯を説明しているのだが、そこで『アフター6ジャンクション』火曜パートナーを務めるTBSの宇垣美里アナウンサーが鋭い発言を連発していた。

 急きょ、電話にて番組出演した想田監督は、まず、本稿で述べてきたような訴訟理由を説明したうえで、<僕らは同姓を選びたい人たちは同姓を選べばいいと思っているし、彼らの自由なんですよ。だから、僕らにもその自由を保証してください、認めてくださいと言っているだけなんですけど、なぜか反対派の人たちは……。(反対派は)いらっしゃいますね。ツイッターでもすごいやっぱり来るし>と語り、この訴訟のニュースが報じられて以降、保守派の人々からひどいバッシングを受けていると明かす。

 事実、ネット上には、<同姓がもたらす家族としての結束、ひいては日本人としての結束。そういう強さをバラバラにしたいと願う人々、もしくは近隣諸外国が存在するんでしょうね>といった偏見の強い書き込みが散見される。

 番組では、選択的夫婦別姓に反対する人々から寄せられている論拠として、想田監督が<家族の絆が壊れるとか、日本の文化が破壊されるとか>との意見を紹介するのだが、これに対し宇垣アナは、<日本の文化(笑)。そんな、昭和か明治ぐらいから始まったことなのに>と述べた。

 確かに、義務教育レベルの日本史の教養があれば、夫婦同姓が「日本の文化」などではないことは誰でも知っているはず。明治民法によって夫婦同姓が定められたのは明治31(1898)年で、たかだか120年ほどしか経っていない。

 また、想田監督が結婚したアメリカ合衆国はもちろん、現在でも選択的夫婦別姓を認めていない国はほとんど存在しない。そのため、国連の女性差別撤廃委員会から、2003年および2009年に、夫婦同姓の強制について改正を求められている。

 では、夫婦別姓を認めた国は、それによって家族の絆が崩壊して大変なことになっているのかといえばそんなことはない。これに対しても宇垣アナは<名前だけでつながっているわけじゃないですからねぇ>とコメント。

 宇垣アナは<それこそね、共働きの方も多いですから。そっち(別姓)のほうが仕事にも不利益出ない方、絶対多いと思うんですけどね>と語り、夫婦別姓がもたらすであろう社会的メリットを指摘するが、それに対し、夫婦別姓反対派の意見は非論理的なものばかりではないだろうか。

 では、反対派の本音はいったいどのようなものなのか。弁護士の打越さく良氏は以前Wezzyで行った夫婦別姓に関する講義のなかでこのように解説している(リンク)。

<反対意見はいずれも根拠のない、ふわ~っとしたことばかりですが、これを主張する人たちは、家族ひとりひとりが家に対して忠実であり、それぞれ夫や妻、父や母という役割をきちんと果たすことは、国家に対して忠実であり、国民ひとりひとりが国に奉仕することに繋がる、と考えているようです>

 これは、憲法24条を改正し、「家族は互いに助け合わなければいけない」という家族条項を付け加えようとする動きと軌を一にするものだ。日本会議をはじめとした保守層が押し進めるこの家族条項は、家父長制を復活させて女性差別を温存し、さらに、国が担うべき社会福祉を「自己責任」のお題目のもとで家族に押し付けるものになる。夫婦別姓を強行に認めたがらない人々が望む社会は、「父への忠誠」「国への忠誠」を求める、戦前回帰を指向する社会であろう。

 夫婦別姓禁止についての民法規定が憲法に反するという裁判はこれまでも起こされており、2015年には最高裁で争われたが、その際は合憲の判決が出ている。しかし、夫婦別姓に対する社会的要請は強い。2018年に内閣府が行ったアンケートでは、賛成(42.5%)が反対(29.3%)を上回った。夫婦別姓を求める裁判も、今年だけで3件目となる。今後もこの裁判の行方を注視したい。

(倉野尾 実)

『あなたには帰る家がある』真の主人公は、家族ごっこをしていた木村多江とユースケ夫妻のほうだった

 全11話のドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)が、いよいよ最終回の放送を迎える。ホームドラマかと思いきや不倫ドロドロ系、ホラー展開もありつつカラッと離婚してみせるなど、一筋縄ではいかない作品だ。四人の大人たち(と、それぞれの子供)の、なんともいえない交流を通じた“気付き”を丁寧に描いてきた同作。ある種、大人の青春ドラマのような趣もなくはない。

 6月15日放送の第10話では、茄子田綾子(木村多江)の過去が明らかになると同時に、絶望的なモラハラ夫だった茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)の違った面が描かれたことで、いびつな夫婦関係しか築けなかった茄子田夫妻の全容がようやく掴める1時間だった。序盤であれだけ横柄な言動・行動を取っていた中年おやじ・茄子田太郎が短期間で改心したかのようにも見えて違和感はあるものの、人間は多面的な生き物だ。どこを見るか、どこを見せるか、それによって全然違って見えるだろう。太郎をただの嫌なやつ、酷いモラハラ夫として描くのではなく、その背景まで掘り下げている。それは綾子についても同様だ。

 第10話では、綾子の実母の葬儀が地元・栃木で営まれ、真弓(中谷美紀)と綾子は路線バスで、秀明(玉木宏)と太郎は車で、それぞれ一緒に栃木まで向かうハメになる。真弓と秀明の娘・麗奈(桜田ひより)が登校せずに綾子と太郎の息子・慎吾(萩原利久)と一緒に栃木に向かっていると知り、行き先が綾子の実家である以上、真弓は綾子と一緒に行くしかなかったのである。もちろん楽しい道中になるはずもなく、2人は静かに火花を散らす。快活で物怖じせずクラスの中心にいたであろう真弓と、地味で目立たないが男子ウケはそこそこ良かったであろう綾子は、互いに「あなたみたいな女が嫌い。昔から」と罵るのだった。なお、口火を切ったのは綾子のほうだ。

 一方、太郎の運転する車で向かった秀明と太郎は、道中で車が泥沼にハマって立ち往生している母娘と遭遇。太郎はテキパキと動き、洋服が泥ハネで汚れることも厭わずに彼女たちの車を救出する。秀明は太郎に指示されて小さな女の子を見ているのみだったが、それなのに、母親と女の子がお礼を言ったのは「かっこいいお兄さん」の秀明だけだった。太郎が“愛されない男”であることを強烈に印象付けさせる描写である。

 綾子の亡き母の葬儀会場では、綾子に気づいた姉(森口瑤子)が「なぜこんなに早く来るのか」と怒りを見せ、さらに慎吾も連れてきたらしいと知るとビンタ。「あんたのそういうところが昔から……」と憤る。実は、慎吾は綾子と太郎の子供ではなく、綾子と綾子の義兄(姉の夫)との間に出来た子供。義兄に「初めて会った時からずっと憧れていた」綾子は、姉との結婚式前にその気持ちを義兄に伝え、義兄は「応じてくれた」という。そのことを知った綾子の両親は、見合いを強引にセッティングして綾子を家から追い出そうとした。綾子はすでに義兄との子供を身ごもっていたが、「赤ちゃんには父親が必要だったから」、「一番、女性に縁がなさそうな人」「家族の幸せを一番に考えてくれそうな人」である太郎と結婚した。太郎は綾子が義兄の子供を妊娠していることを承知で結婚したのである。

 見合いで綾子と知り合うまで女性経験がなかった太郎は、自分の身の程を“冴えない、女に愛されない男”だと認識しており、だからこそ自分のような冴えない男の元に来た綾子を愛し大切にしようとした。子供と血がつながっていないことなんて「どうでもいい」ことだったのだという。綾子と秀明が不倫関係に陥ったことにより離婚してしまったけれど、真弓と秀明の夫婦関係は、色々問題はあったにせよ、茄子田家と比較すれば屈託がなく健康的だったようにも思える。

 さて、綾子は太郎との離婚および秀明との再婚を望んでいる。太郎は本音では綾子と離婚したくないけれども、記入済みの離婚届を渡した。イケメンで人気者である秀明が、綾子を幸せにしてくれることを願って。そんな太郎の額に、真弓はキスをする――。

 というわけで、何ひとつ解決していない波乱状態のまま、最終話に突入だ。秀明はメンヘラ全開の綾子に引いており、真弓を失ったことを後悔している。真弓はおせっかいから、太郎と綾子を再びくっつけようと目論んでいるようだ。綾子の思惑は。太郎の本音は。おそらくすべてにカタをつけるべく、全員がブチまけあうことになるだろう。

 茄子田太郎は、ユースケ・サンタマリアの演技力もあって、ただの無神経な男というよりは狂気的な存在として描かれてきていたように思う。まず、いつも衣装がすさまじくダサい。猫背で髪もボサボサ。清潔感がない。初対面の営業マン(秀明)にも横柄。エロいというより“いやらしい”。スナックでの振る舞いも最低。なにしろ、真弓に向かって“男から見た性的に惹かれる女の順位”を「一盗二婢三妾四妓五妻」だと説明したうえで、「そんな可愛げないの顔ばかりしてると、旦那に抱いてももらえないよ」と豪語。

 さらに家では妻(綾子)を使用人のようにこき使い横柄な態度を崩さない。寝室では綾子を「おい」と呼びつけて、愛撫もなく性交。しかしここへ来て、女性との接点がなさすぎるがゆえに、女性観が歪んでいたり、愛情の示し方がわからなかったり、性交のやり方もよくわからなかったりしたのでは……という見方も出てきた。

 とはいえである。綾子と結婚してから10年以上も、この夫婦は何をやってきたのだろう。本音を明かすこともなければ、癒し合うこともなく、夫婦ごっこ、家族ごっこをしていただけではないのか。そんな夫婦が最終話でどう転がるのか、気になって仕方がない。歪んだ二人の男女、太郎と綾子こそが、本作の主人公だったように思う。

「オジサンの下心」はバレている! バーのママが目撃した「飲ませオヤジ」のスカッと顛末

(前回はこちら) 

どうも、紫帆です。都内の某飲み屋街で小さなバーを経営している私が、夜毎の営業中に目撃したクソ客・変な客・珍事件について、お話させていただきますね。さて、今宵のお客さまは――
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来るたび違う女性を連れてくるオジサン

 そのおじさんは毎回、女の子を同伴していらっしゃいます。

見た感じは50代半ば、チビ。自称会社社長とのことですが、ちょい悪オヤジ風でもなく、ダークスーツにポマードで髪をぴったり撫でつけた昭和風情漂う「シャチョー」さん。連れてくるのもクラブホステスなどいわゆる高めの女ではなく、右も左もわからない上京したての女子大生や、メンタルが弱いらしくお酒の席で急にお薬を飲み始めてしまう女性など、言ってしまえば「金にモノを言わせて、自分がなんとかできそうな女」ばかりです。

そんな女の子を隣に座らせては、ルックスに不似合いな甘い声で90年代バラード(中西○三や徳○英明など、王道のやつ)をささやき、瓶ビールをせいぜい1~2本で切り上げ夜の街へ消えていく……それが同伴おじさんの飲みパターン。

 いえ、別にいいんです。周りに迷惑をかけるような飲み方でもないし、誘いに乗ってきた女の子にお酒を奢って、カラオケでちょっといい気分になっているだけなのですから。ただわたしが生来のゲス気質から「なんで毎回、自分がマウント取れそうな女性ばかりなの?」「どうして二度と同じ女性は連れてこないの?」「『酒弱いからあまり飲まない』って言うけど、本当は後のエレクチオンに影響するからじゃ……?」などと穿った目で見て、勝手に不快に思っていたことは否定できません。

 そんなある夜、同伴おじさんが珍しく強めの美女を連れて来店しました。年は40前後で、ワイルドなロングヘアが似合う、ひと昔前のロックミュージシャンのような目力のある女性。彼女はおじさんに促される前に席について、カウンターに身を乗り出して注文します。

「ねえ、ビール頂戴。なんかこの人が奢ってくれるって言うからサ」

 この前に相当飲んできたのか呂律が回っていませんが、それもまた昭和の女優のような気だるいセクシーさを醸し出しています。これはカタギじゃない……そう予感しましたが、同伴おじさんは上機嫌で「どんどん飲んで。ご馳走してあげるから」などと酒を勧めています(このおじさん、酔わせてヤル気満々である)。

 はじめのうちはスポンサーであるおじさんにしなだれかかったりと「サービス」していた強め美女ですが、ビールを1本、また1本と飲み干すうちに獣へと変貌。同伴おじさんが歌うバラードで気分が昂揚したのか、艶めかしく踊りながら近くに座っていた常連の男性客に抱きついて、ねっとりとしたディープキスを始めたのです。

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「ちょっと、何やってんの!」

 歌を中断してたしなめる同伴おじさん。しかし彼女は

「うるせえ! てめえの女とでも思ってんのか!」

と、100倍くらいの迫力で怒鳴り返します。えーと、ここは昭和? おじさんは、あてが外れたとばかりにサッサとお会計を済ませ、美女を置いて帰ってしまいました。

 後で判明したことですが、その美女は界隈の飲み屋で有名な大トラ女。たしかにややメンタルが不安定だそうなのですが、少女時代から札付きの不良で一通りの悪いことはやっているという筋金入りのお方でした。そう言われるだけあってその後お帰りいただくのがなかなか大変でしたが……。

 下心アリアリの同伴おじさんに一撃お見舞いしてくれて、実にせいせいした夜でした。

(隔週金曜日・次回は7月6日更新)

プロフィール
浮川紫帆(うきがわ・しほ)
東京都内の繁華街の一角でバーを経営する30代バツイチ女性。ママ歴は6年。好きなお酒はマカストロングのお湯割り。

(イラスト=ドルショック竹下)

小川彩佳、夏目三久ら女性アナウンサーの勇気あるセクハラ告発が社会全体を変えていく

 先日、Wezzyでも取り上げた、「週刊ポスト」(小学館)2018年6月22日号が報じたテレビ朝日のセクハラ問題。社会問題となった福田淳一前財務次官によるテレビ朝日女性記者へのセクハラ問題を受け、テレビ朝日が社員を対象に「ハラスメントに関するアンケート」という無記名アンケートを行ったのだが、その調査で明るみになったのは、「社外」との関係で起きたセクハラもさることながら、「社内」の関係で発生したセクハラ被害だった。女性回答者126人のうち、社外関係者からセクハラを受けたと回答したのは43人で34%だった一方、社内関係者からセクハラを受けたと答えたのは71人で56%にも及んだという結果が出たのだ。

 そういった流れの最前線に立たされるのは、やはり、局の顔である女性アナウンサーだろう。前述した「週刊ポスト」の記事では、4月19日放送『報道ステーション』でセクハラ問題のニュースを報じた後、小川彩佳アナウンサーがすぐには次の話題に行かずしばらく憮然とした表情で押し黙り、深いため息をついてから次のニュースを紹介した一幕を取り上げている。

 このような行動に出た背景には、セクハラ被害に遭った社員の訴えに向き合わなかった会社への怒りがあるのだろうが、実は、同月27日放送『報道ステーション』での小川アナは、セクハラ問題に対しより直接的な言及をしている。この日の放送では、被害に遭った女性社員からの<ハラスメント被害が繰り返されたり、被害を訴えることに高い壁がある社会ではあってほしくないと思います。すべての人の尊厳が守られ、働きやすい社会になることを祈っています>というコメントを代読した後、小川アナも自らの言葉でカメラに向かってこのように語りかけた。

<私も今回の問題を受けて、まわりの女性、男性、色々な人と話をしましたが、想像以上に、その高い壁を感じている人が多いということを知りました。今回の女性社員の訴えからのこの流れを、決して一過性のものにするのではなく、本当の意味で体制や意識が大きく変わる転換点にしていかなければならないと、そして、なっていってほしいと、いち女性としても、テレビ朝日の社員としても、強い思いを込めてこれからもお伝えして参ります>

 元TBSアナウンサーの小島慶子は、「週刊プレイボーイ」(集英社)2018年5月28日号掲載の連載コラムのなかで、小川アナのこの発言を<番組の意思決定権を持つのはたいてい年次が上の男性たちです。女子アナはニコニコしていればいいんだとかいう人もいる中で、一人称で自分の思いを伝えるのはとても勇気のいることなのです>と称賛していたが、小川アナのような強い姿勢がメディアを通じて広く伝えられていくことは、社会を変える大きなきっかけになるのかもしれない。

 小島慶子は、ウェブサイト「ウートピ」のインタビュー(6月14日付)で、小川アナのように自らの意見を積極的に表明するアナウンサーが増えることは、社会を変える大きな一助になり得ると語っている。

<最も従順で保守的な女子だと思われているアナウンサーがそれをやるようになったら、いまどきは女性が意見を言うことも普通なんだな、といい加減気がつくでしょう。メディアは文化をつくる、と言われます。私は日本のジェンダー観を変えるには、テレビの中の女性像を変えることが大事だと思っています>

 セクハラ容認社会への批判を自らの言葉で訴えかけるアナウンサーは小川アナだけではない。

 たとえば、元日本テレビアナウンサーで現在はフリーで活動する夏目三久アナは、4月25日放送『あさチャン!』(TBS)で、<かつて、取材相手からセクハラとも取れる言葉を受けたことはたびたびありました。その人については、取材する側も皆がもうそういう人なんだなぁと諦めて、私自身も声を上げるということが、イコール、“仕事が出来ない”“心が弱いヤツ”だと思われるのが怖くて、その時は皆が黙認しているという空気ができあがっていたんですね>と、セクハラ被害に遭っていたうえ、社内の「空気」からその被害を我慢していたことがあると告白した。そのうえで夏目アナは、<今回の報道をきっかけに思ったのは、この黙認こそが、セクハラをはびこらせている一番の大きな要因になっているのではないかと思いました。ですので、女性男性ともに、一人一人がセクハラ問題を考えて、根本から意識を変える、そういう時代にきているのかなと強く思いました>と提言している。

 先ほど引用した文で小島慶子が述べていた通り、彼女たちアナウンサーの行動が社会に前向きな影響を与えるのは間違いない。本稿冒頭で紹介した「週刊ポスト」の記事が示すように、メディア内部でもセクハラへの対策が十全に行われているとは言い難いが、各メディアが会社としても彼女たちの動きをバックアップする組織であってほしいものである。

(倉野尾 実)