平愛梨の炎上投稿は「ステマ」なのか? 後藤真希、山田優もインスタステマの常連

 平愛梨(33)が7月7日、生後5カ月の長男を連れて東京ディズニーランドへ行ったことをInstagramに投稿し、プチ炎上していた。まだディズニーキャラクターを認識していないであろう赤ちゃんを連れて/暑い時期のディズニーランドに/しかも人込み……おまけに西日本が豪雨災害で大変だという報道が相次いでいる時期の投稿であり、叩かれ要素満載であることはわかる。インスタのコメント欄にも批判的な書き込みが連なった。

「西日本が大変な時に、呆れます。あなたのご実家も被害に遭われたら嫌ですよね?気分がハイになっているのはわかりますが…その内周りがあなたからどんどん離れていきますよ」
「このクソ暑いのに 赤ちゃん可哀想 まだ半年くらいとかで?こんな非常識な親で気の毒だね」
「楽しい投稿もいいけれど、大雨で大きな被害を受けている地域の方々に協力してあげてください。お願いします」
「海外に住んでると 寂しさと 育児ノイローゼで その反動で 日本だと みんなに 突っ込んでもらえるような 奇行しちゃうんですね。でもあなたは アスリートの妻なんですから 影で支えてあげて下さい」
「親の自己満で赤ちゃんは暑い中何が楽しいのかわからん…」
「赤ちゃんは暑いだけでなんにも楽しくないですよね」
「小さい子ども連れてディズニーはどうかと思う」

 ママタレントに対するこうした批判コメントは通常営業だが、気になったのは、平愛梨がディズニーランドに設置された花王のハンドウォッシュのPRをこっそり仕込んでいることだ。

<手を洗おうとしたらハンドウォッシュがミッキー型 手を平らにしてワンプッシュ!こんなところにも小さな魔法 テンションあがったではないか かわいいから手を洗いたくなること間違いなし
#花王
#きれいの魔法
#ハンドウォッシングエリア
#トゥモローランド
#楽しく手洗い
#東京ディズニーランド
#promotion>

 “こっそり”と書いたが、平愛梨はハッシュタグで「花王のプロモーション投稿ですよ」と伝えてはいる。これを“ステマ”ととるか、インスタを利用した正当な広告プロモーションと見るかは、分かれるところだろう。

 花王は東京ディズニーランド・東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサー企業のひとつ。スプラッシュ・マウンテンや、トイ・ストーリーのアトラクションをスポンサードしている。また、両パークにある、ミッキー型の泡が出るハンドウォッシングエリアを提供しており、それを今回、平愛梨は紹介した。

 花王は7月3日に新しい屋外ハンドウォッシングエリアが2箇所オープンしたことを記念して、同エリアで撮った写真をSNSに投稿すると抽選でパークの年間パスポートなどをプレゼントするというキャンペーンを現在展開中だ。このキャンペーンのプロモーションで、平愛梨は宣伝を頼まれたのだろう。

 実は、平愛梨と同じような投稿を、後藤真希(33)も7月8日にしている。後藤真希のインスタ投稿は次の通りだった。

<goto_maki923娘と東京ディズニーシーへ行ってきました!このミッキーシェイプの泡、すごく可愛いでしょ パークの中にあって娘も楽しそうに手を洗ってました笑
#花王 
#きれいの魔法 
#ハンドウォッシングエリア 
#ミステリアスアイランド
#子どもと手洗い
#楽しく手洗い
#東京ディズニーシー #promotion>

後藤真希Instagramより
 ハッシュタグの文言は広告代理店から指定されているものだろう。平愛梨はランド担当、後藤真希はシー担当というわけだ。PR料金については、芸能事務所所属のタレントであるゆえ、フォロワーの数に応じた価格という一般的なインスタグラマーに支払われるギャラとは別の料金体系になっているはずである。

 ちなみに後藤真希は、インスタのコメント欄を開放していないため、批判コメントなどが書き込まれることはない。

 さて、この二人のディズニー訪問投稿だが、広告である以上、何月何日何時にUPするというところまで決まっていたはず。ゆえに、西日本の広い地域が大災害に見舞われている中、平愛梨が暢気な投稿をしていたことへの批判は彼女が気の毒だ。彼女はその日に、ディズニーに花王のハンドウォッシングエリアがあるよという投稿をしなくてはいけなかったのだ。

 同様のことは山田優(34)にもいえるかもしれない。山田優は7月8日、<梅雨も明けた?ので夏の必需品~!>と、UVスプレー(日焼け止め化粧品)を紹介する記事をUP。被災状況を考慮していないとして、コメント欄に山田を非難するものが相次いだ。

「西日本を中心に大惨事になって、川の氾濫や土砂崩れで行方不明や死者が出てるのに、無神経にも程がある」
「やっぱ、ちょっと無神経すぎると思う。梅雨あけた?←とか言ってしまうところ。西日本が雨で大変なのに…。所詮ひと事ですか?」
「少しでいいから、周りを見たらいかがでしょうか」
「ニュース見ろよ(笑)」
「本当にニュースや世間の今を見ているなら 知っているなら 梅雨明け? なんてバカな事載せないはずです/少しは考えて下さい常識のある大人なら」

山田優Instagramより
 山田優の投稿全文は次の通りだった。

<梅雨も明けた?ので夏の必需品~!
お気に入りのLe mentのUVスプレー
SPF50+で髪にも体にも使えるからいつも持ち歩いてます♪
スプレータイプで楽ちんだしフレグランスとしても使える優れもの✨
ちなみに…明日はわたしのストーリー限定でキャンペーンをやるので是非見てくださいねっ!
PLAZAにも売ってるよー!

#lement
#ルメント
#ルメンター
#UVスプレー
#UVカット
#日焼け止め
#spf50
#フレグランスUVスプレー>

 こちらにはプロモーションとわかるハッシュタグがない。しかし、ヘアケア剤「Le ment」は、山田優がイメージキャラクターとして公式販売サイトにがっつり登場しているEC商品。どう考えてもプロモーションの一環である。これもまた、投稿の日時指定があったのではないだろうか。

 こうしたインスタ投稿でのプロモーションを、“ステマ”とも呼び忌避するネットユーザーもいるが、おそらくそう多くはない。少なくとも彼女らのPR投稿に「いいね」をつけコメントを書き込むフォロワーに関しては、ネットリテラシーを持たないユーザー層のほうが圧倒的に多いだろう。広告を出稿する側や代理店も、ユーザーがハッシュタグに「#PR」とつけていたとしても見落とし、タレントが広告料金をもらって勧めていたものを本心からオススメしていると信じて購入するといったことに期待しているのではないだろうか。

(犬咲マコト)

広末涼子がインスタをやらない理由 女優たちのSNSは諸刃の剣?

 1995年に中学3年生で芸能界デビューすると、瞬く間にトップアイドルの座を獲得した伝説のアイドル・広末涼子(37)。今はしっとりした大人の女優となった彼女だが、1997~1998年頃の広末涼子を写した写真集『No Make』(集英社)のデジタル配信が、7月9日に始まった。「週刊プレイボーイ」No.30(集英社)では、「ヒロスエの頃。」と題して、広末涼子と『No Make』の撮影を行った熊谷貫氏の対談が掲載されている。

 当時を振り返りながら今の気持ちを聞かれた広末は、今も昔も<悔しさをバネに前に進むことで、悲しかったりつらかったりする気持ちを忘れていっちゃう>性格だといい、<マイナスの気持ちを人前で出すのがいやっていう考え方>は変わっていないという。だから女性誌などでマイナスの話をすることはあっても、<ブログやツイッターもやらないし、基本的にプライベートなことはあんまり出していない>と、SNSをやらない理由を明かした。

 SNSをしない理由については、マイナスの気持ちを出したくないことに加えて、女優としてミステリアスな存在であることがプラスになると捉えているからのようだ。

<私が憧れてきたこの世界や女優という職業の“スペシャル感”を壊したくないから。2000年前後から、ブログとかで芸能人がどんどんプライベートをオープンにするようになっていると思うんですけど、私はもうちょっとテレビとかスクリーンの向こう側の存在でいたいんですよね。それに、女優の仕事を考えると、リアルな生活感を出しすぎるのってよくないじゃないですか。「あの人、3人子供がいるんだよ」っていう情報が前に出すぎると、恋愛ドラマはちょっと……(苦笑)>

 実に率直でわかりやすい。女優がSNSをやらない理由の典型ともいえる。そして実際、SNSをやらずプライベートを出さないことで、広末涼子という女優の“スペシャル感”は高まっているだろう。

 しかし広末とは対照的に、ブログ、Twitter、InstagramといったSNSツールを活用する芸能人は確実に増えてきており、女優も例外ではない。

 たとえば広末と同年代の女優だと、竹内結子(38)、深田恭子(35)はInstagram、柴咲コウ(36)と安達祐実(36)はとTwitter とInstagramアカウントを所有している。特に安達のInstagramは、更新頻度も高く、子役時代の彼女のイメージを一新させられるとして評判になった。Instagramを上手に活用した好例だろう。他方、竹内や深田は更新頻度が低く、プライベートをさらけ出しはしない。

 また、真木よう子(35)はかつて頻繁に更新していたInstagramを2016年1月以降は放置、昨年夏に主演した連続ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の放送に先立って開始したTwitterも当初は1日に何度も更新していたが、騒動に発展し、削除に至った。

 広末より上の世代の女優でも、石田ゆり子(48)や常盤貴子(46)はInstagramを、松雪泰子(45)や水野美紀(44)や板谷由夏(43)はTwitter とInstagramとの両方を所有。永作博美(47)や深津絵里(45)や篠原涼子(44)や中谷美紀(42)はいずれもSNSは所有していない。ただし中谷は自身の公式サイトのDiaryを設けている。また、菅野美穂(40)はFacebookページを持っており時々更新するものの、あくまでも仕事の宣伝用だ。

 広末涼子より下の世代はどうだろうか。年代が下がるにつれSNSを活用する女優も増えそうな気もするが、しかし、綾瀬はるか(33)、宮崎あおい(32)、上戸彩(32)、蒼井優(32)、沢尻エリカ(32)、井上真央(31)、新垣結衣(30)など主演クラスの女優たちは、SNSをやらない傾向にある。新垣は以前、なりすまし対策としてTwitterアカウントを作成しているが情報の更新はオフィシャルサイトによってなされ、先月新垣が30歳の誕生日を迎えた際は例外的に本人によるメッセージが掲載された。

 他方、安藤サクラ(32)や上野樹里(32)や仲里依紗(28)はTwitterとInstagramの両方を、長澤まさみ(30)や榮倉奈々(30)戸田恵梨香(29)はInstagramをやっているが、更新頻度が高いのはTwitterよりInstagramである。対照的なのが吉高由里子(29)で、Instagramはやらず、2011年に登録したTwitterは何度か炎上に見舞われるも現在も継続中、以前ほどではないがポエム調のツイートが多い。満島ひかり(32)はInstagramをやっていたが2017年11月で終了を発表している。

 さらに下の世代はどうだろう。近年の朝ドラヒロインを中心に見ていくと、波瑠(27)と有村架純(25)と土屋太鳳(23)はブログとInstagram、高畑充希(26)と芳根京子(21)と葵わかな(20)と広瀬すず(20)永野芽郁(19)はブログとTwitterとInstagramを3つ兼用している。純粋に使い分けるとは限らず、ブログとInstagramを連動させていたり、スタッフによる投稿だったり、あるいは長らく更新が止まっているものもあるが、上の世代に比べるとSNSが活用されていることがわかる。現在売り出し中であることに加え、ファン層の年齢も下がることなどから、SNSが活発に使われるのだろう。とはいえ、夏帆(27)や門脇麦(25)などはSNSをやっていないし、松岡茉優(23)もスタッフによるTwitterのみ、二階堂ふみ(23)はInstagramのみである。

 常に注目され、ネットニュースやTwitterのリツイートによってさらに拡散されることもある芸能人のSNS。SNSが話題になったことにより新たなファンを獲得したケースもあり、Instagramのストーリーが好評の仲里依紗などが該当するだろう。ただ、注目されるということは、言い換えれば監視されていることにもなる。投稿した写真やコメントが思わぬ批判にさらされ“炎上”してしまうというリスクも孕むのだ。

 とりわけ女優の場合、出演作品の宣伝になる、身近に感じてもらえるという効果が期待できるものの、“安く見られる”可能性もなきにしもあらずだ。活用するにあたっては慎重になるに越したことはないだろう。

井上和香「お母さんいらない」泣き言にコメント欄白熱の大反響!親子関係はケースバイケース

 タレントで女優の井上和香(38)が、Instagramとブログに3歳直前の娘との関係について「うまくいかない」と率直に綴ったことが、大きな反響を呼んでいる。井上は7月11日、Instagramとブログに以下のように綴った。

<3歳直前。娘との関係がうまくいかない。。。
お父さんが大好きなので「お父さんがいい。お母さんいらない」とお着替え、ご飯、お風呂、寝る時に言われ、さらに保育園のお迎えでは、私を見ると嫌な顔をして「まだ絵本読みたい」等と言って教室から出てきてくれません。
つい最近までは、笑顔で走って飛び込んできてくれたのに…正直傷つきへこみます(泣き顔の絵文字)
はぁ~、私なにかしちゃったのかな?泣>

 親が迎えに行っても子供は「まだ遊びたい」と言って帰ろうとしない、という光景は保育園でよく見かけるし、私の子どももたまにそのような反応をする。これだけでならば、母親が嫌なのではなく“ただ単にまだ遊びたいだけ”と解釈することも可能だが、何かにつけて我が子から「お父さんがいい。お母さんいらない」と言われ続けるのは切なく、そりゃあ傷つくだろう。

 コメント欄には、井上への励ましや慰め、アドバイス、共感の声が相次いでいる。まさに今、タイムリーに同じ状況にいるという人からの共感は特に多いようだ。

「分かります!!うちも全く同じ状況です!パパっ子なのはいいけれど、「イヤー!お父さんがいい!!」とはっきり言われると子どもの言うことだと分かっていても落ち込みます」

「ブログ見て、まさに自分と同じ状況なので思わずコメントさせて頂きました。私はなんだか自分のやってる事が間違ってるのかなと勝手に涙が出てきたりもします。ママ~って飛び切りの笑顔で抱きついて来てくれる日を早く迎えたいです」

「うちもまさしく同じです! お店で 手をつなぐことを拒否され、パパに向かって走っていくのを見るとほんと私何かしたかな?と。 早くこの時期過ぎ去ってほしいです」

「パパって優しいですもんね!うちにも4歳の娘がいますが最近弟がうまれ私が下に付きっきりだし娘に怒ることも増えたし目にみえて今はパパの方が大好きなんだろうな。と感じています。でもやはり一番は絶対絶対絶対ママに変わりはないはずですよ!!」

「まさに自分と同じ状況なので思わずコメントさせて頂きました。私はなんだか自分のやってる事が間違ってるのかなと勝手に涙が出てきたりもします」

「保育園のお迎え、嫌な顔されると本当に傷つきますよね。私も2歳の息子が、保育園で私を見るなり落胆し首を振り、帰らないと泣き、先生になだめられて私の元にに引きずられてきます とってもとっても悲しくて 一生懸命迎えにきたのになーって負の気持ちが渦巻いてます」

 井上和香の投稿に、「自分だけじゃないんだ」と心強さをもらった幼児を育てる母親は多かったようである。

 それとは別に、「反抗心が芽生えるってことは、成長の証」「最初の独立心と受け止めてはいかがでしょう?」「ツンデレのツン期ですよ」「自我の発達、成長だと思って見守っていた方がいいですよ」と子どもの成長過程と見るアドバイスもあった。

 また、「エレクトラコンプレックス(女の子が、無意識のうちに父親に対して愛着を持ち、母親をライバル視する)なのかな?」「特に女の子はパパが大好きだから」「それは和香さんが旦那さんと仲良くするからヤキモチかと思います」「同性ならではですかね」「これも女子の成長。。。」「お嬢さんはもしかしてお母さんを同性として意識し始めたのかな?」など、“母と娘”ゆえの軋轢はよくあることだと指摘する意見も少なくない。

 「パパが育児に参加してる証拠」とポジティブに捉える向きもある。しかしそれ以上に、ママに比べて子どもと過ごす時間が短いパパはレアキャラ化しがちで、しかも子どもを躾けたり叱ったりするママと違ってパパは優しい(甘い)からだ、という指摘が圧倒的に多い。

「大体パパはレアキャラで、ママは怒るからパパ大好きになりがちですよね」

「我が家は主人の帰宅も遅く、叱る担当もほぼ私。なので、息子からすると甘々の主人がいいようです。都合の悪いときは必ずパパがいい!!と号泣」

「ママは毎日厳しいことも言わなきゃならないんだもん。パパは娘に甘いから」

「パパは可愛がるのが主で、結局大変なしつけはママが主にやってる証拠だと思います」

「親と父親のスタンスのちがいからくるモノでしょうね。。母親は子供の行動を制約することが増えるのに対し、父親は逆に許容することが増えていく時期ですから・・・」

「どうしても一番長い時間 一番そばにいるママは この時期とくに叱ることも多いから 断片的に関る優しいパパは神なのかな(笑)」

 同時に、“それでも母親と子供の関係は絶対だし、子どもだって本当はパパよりママが好きなのだ”という声もかなり多い。

「一番甘えられるのがお母さんだってわかってるからこそ、駄々をこねるんでない?」

「今はパパかもしれないですけど絶対ママですよ!!ホント今だけですよ」

「子供の長い道のりでは色々な変化があるよ。和香は愛情いっぱいな母だから結局はママママ、ママは偉大ママ大好きって親孝行娘になるよ」

「きっと、どんな態度を取っても、ママは自分のこと嫌いにならない!ってわかっててなのかなぁと思います」

「信頼関係があるからこそ、ママに対してわがまま言うんだと私はおもってます」

「今はママはどんな態度で居ても絶対離れないと分かってるから、たまにしか居なくてあまり怒らないパパがいいとなっているだけです!!絶対ママが1番です」

などなど、ママが一番なのだから自信を持っていいと励ましまくりだ。

 10年前、20年前と比べ、父親が積極的に育児に関わる家庭は増えているように思えるが、それでも“子どもはパパよりママが好き”という見方は、現役子育て世代においても根強いようだ。中には、「最高の愛で受け止めてあげるのが母の務めですよ」なんてコメントも……。いやあ、それはそれで厳しい。

 しかしながら、少なくとも私の周囲の子育て世代を見渡す限りだが、親子関係はケースバイケースとしか言いようがない。保育園のママさんたちと話していると、「パパと一緒にお風呂に入ってほしいのに、ママと入ると言ってきかない」「お兄ちゃんはパパっ子で、弟はママっ子」「うちはお父さんが短気だから鬱陶しがられている」など、家庭内の人間関係はなかなかバラエティに富んでいる。私の実姉の家庭では、“専業主婦のママはガミガミ叱り、会社員のパパはあまり怒らない”というスタイルだそうだが、姪っ子は小さい頃からずっと「パパよりママ!」で、甥っ子は「パパ大好き!」だった。一概に、子どもは優しいほうの親を好む、というわけでもなければ、一緒にいる時間が長いほうの親を好む、というわけでもないような気がする。

 小出愛さんもwezzyの連載「天使と聖母のくそ日記」にて、井上和香とそっくりな苦悩を綴っているが、当事者にとってはかなり気持ちの落ち込む問題ではあるだろう。成長とともに確実に変化していくことは確かなので、ただただ、耐え忍びながら子の成長を見守っていくしかなさそうだ。

miwaが“あざとい女”キャラから脱皮、毒舌の“本性”をついに剥き出しに!!

 7月12日放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)にmiwa(28)が出演。フジテレビの公式サイトなどでは、「清純派イメージ一転! 毒吐くシンガーソングライターmiwa」と予告されている。どうやら「あざとい」「女の敵」などと言われてきた彼女が、毒舌を披露する模様だ。これに一部からは驚きの声が上がっているが、実は以前から彼女はファンの間で毒舌キャラとして有名だったという。

 miwaの炎上で記憶に新しいのは、2017年公開の映画『君と100回目の恋』に主演女優として抜擢されたことによる一連の“事件”。同映画で彼女は坂口健太郎(26)と共演しているのだが、そのPRとして『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で坂口と共演した際、手のひらの大きさを比べる流れに誘導。地上波で“手合わせ”を披露して坂口ファンをはじめ、警戒心の強い女性たちの逆鱗に触れた。

 そのほか自身の身長の低さを最大限に生かしたパフォーマンスや仕草などが「あざとい」と女性を中心に批判されてきたわけだが、それはmiwaの一面でしかない。前述のように、実はライブやラジオでは歯に衣着せぬ物言いをすることが多く、“あざとさ”を感じさせないトークを展開している。

 たとえば今年3月に放送された『miwaのオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)の最終回では、大好きな北川景子(31)をゲストで呼びたかったと告白。最終回だからといって北川景子が来るわけはないのだが、彼女はスタッフの顔を見て「なに残念感出してるの!? あ、今日、実はサプライズ(で北川が出演)!?」「そっか、そっか……奥の方に隠れてらっしゃる!?」と圧をかけていた。こうしたスタッフとの掛け合いはお馴染みのものらしい。

 また、この日は妹からメールが届いたものの、miwaは「本当に妹からきてる! これ、マジのやつじゃん! 妹のメールアドレスから送られてきてるよ。バカじゃないの!?」とコメント。miwaの「バカじゃないの!?」発言は、テレビでの彼女しか知らない人にとっては意外に聞こえるかもしれない。身内だからこその距離感もあるだろう。そして番組スタッフやファンもまた彼女にとって“身内”だからこそ、あざとくはない素顔を見せてきた。

 以前、クリスマスイヴに行われたシークレットライブでは、「今日は男の子も女の子もいると思います」「でも今日聴いているということは、えぇ……はい」と、遠回しに“おひとり様”を煽った。

 また、“手合わせ事件”で物議を醸した坂口のことも、舞台挨拶ではイジリ倒していた。ステージで「100回繰り返しても守りたいものは?」という質問に坂口が「1回で守ります」と答えると、miwaは「言っていることがよく分からない」とバッサリ。『ミュージックステーション』でのイチャイチャよりも、こちらの態度の方が“通常運転”なのかもしれない。

 今夜放送の『アウト×デラックス』では、過去に参加したことがあるという「リゾート婚」の段取りの悪さに怒りをぶつけるトークなどを展開する予定のmiwa。他人の結婚式に文句を言う姿勢にはマツコ・デラックス(45)も驚きを隠せず、「意外とこう見えて毒があるわね」との言葉を残したと予告されている。

 “あざといキャラ”が浸透していたmiwaだが、今夜の『アウト×デラックス』で、世間からの彼女のイメージは180度覆るかもしれない。ただし次は「性格が悪い」と中傷されはじめる可能性もなきにしもあらずだが……。

(ボンゾ)

「天理教って、いいところ」……? 喜捨精神、奉仕の心、“宗教あるある”に翻弄された私

前回はこちら

 神殿での映画『ラストエンペラー』オープニング的な集いが終わると、神殿近辺に立ち並ぶ講義室へ移動します。

これは「自己啓発セミナー特有」の手法…!?

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 あらかじめ、世代別にひとクラス30人ほどに分けられており、わたしも事前に知らされていた該当教室に向かうと、教室の手前と奥に、長椅子が2本。適当に、空いていた奥の椅子に座ると、ふと気づいたらその椅子は全員男性。女性はみな、手前の椅子にずらり。やばい、間違った……。

 ところでこれって、”宗教あるある”じゃないですか? 「婦人部」や「青年部」など、やたら男女で分けがち。そんなテンションに慣れていないわたしは、まるで仲間外れのごとく、講義開始を待つことに。

 しばらくすると、講師が入室。俳優の和田正人サン似の、40代半ばの爽やかハンサムです。

「まずはみなさん、居住地順に並んでください」

 挨拶もそこそこに、和田サンが言います。こ、これは……よく耳にする、自己啓発セミナー特有の……「初対面を強引にコミュニケーションさせる手法」ではないか!

「北海道、ここで〜す!」

「埼玉? あっ、群馬? じゃあ東京はこの辺?」

「関西多すぎやん! 空けてくれへんと俺入れないやんか(笑)」

 固まった空気が、徐々にやわらかく、そして和気あいあいと。すごい、自己啓発セミナー的手法。

「はい! じゃあ次は身長順に並んでください」

 2回目ともなるとみな慣れたもので、なんの疑問も持たずコミュニケーションを取りながら背の順になります。人間の順応性、半端ないって!

 と、半ば強制的に空気があったまったところで、机を運び出しグループごとになるよう並べることに。そう、学生時代におなじみの、「班」です。あらかじめ分けられていたこの班で、教室でのグループ講習を受けることになりました。

 メンバーは男性4人に女性4人。

 男性陣は、横浜DeNAベイスターズ筒香嘉智選手と同じ顔をした男性に、キツネ目の天理高校教師、小指の爪だけが異様に長いメガネをかけたほっしゃんと、アルコ&ピースの酒井健太を世に埋もれさせた男性。

 女性陣はわたしと、SPEEDのHITOEちゃんを100倍可愛くした独身OL、色白はかなげ女性に、クラスに中学時代にひとりはいた『花とゆめ』(白泉社)の発売日になると「えっこんなにしゃべる子だったの? しかもめちゃ早口」と仰天するような女性。

 みんな当然というか、ゴリゴリの信者です。

 筒香選手とHITOEちゃんは教会の子どもだし(わたしの夫と同じ立場)、高校教師は一段階上の大きい教会の子ども、ほかの3人も、親世代から信仰心を受け継いできた人たちです。

「姑が参加してほしいと言うので、参加しました。ズブの素人です。踊りもできません」

 そう言うわたしの自己紹介に、「え!?」「なんでそんな人が参加を!?」「なにその勇気!?」と、目をむき驚くのでした。常に表情を変えないほっしゃん以外は。

 で、この班で、いよいよ天理教のなんたるかを学ぶのか、と思いきや、ただただゲームをするだけ。ああ、この感じも自己啓発セミナー的手法……!

「時計を見ずに30秒を数えて挙手せよ」とか、「配られた、1〜50の数字が書かれた用紙を、順番通りに見つけよ」とかを、班ごとに競ったりします。

 そうした時間が終わると、食堂へ移動。ご飯と質素なおかず、味噌汁を配膳してもらい、同じ班の女性と食べたいな……と、まわりを見渡すと、みんなかねてからの知り合いがいるようで、緊張感がほぐれた表情ですでにきゃっきゃと食べています。

 やっぱりここでも、仲間外れ、か……。小学生時代の甘苦しい思い出が去来し胸を締め付けていると、トントン、と肩を叩かれました。振り向くと、ほっしゃんがヤカンを片手に、

「お茶のおかわり、いる?」

 ほ、ほっしゃあああああああん!!!!(涙)

「あ、大丈夫っす」 

 コップになみなみ入っているお茶を恨めしげに眺めつつ、断るしかないのでした。

 さて、午後からはだだっ広い講堂に集まり、今回の後継者講習会の宣伝VTRを見たり、青年部のリーダー的な男性のスピーチを聞きます。テーマは「心の向きを変えれば、人生はもっとわくわくする」というものだそうで、

「みなさんにも、人生をわくわくさせてほしいので、あります!」

 と、リーダーが奈良弁混じりに解説しますが、正直何を話していたのかは1ミリも覚えておりません!

 その後、また班でのなんやかんやがあり、夕方4時頃に1日目が終了。子どもたちを保育園へ迎えに行くと、楽しく遊んでいたようで、

「カレー食べてアンパンマン見た!」

 と嬉しそうに話していました。

 部屋に戻ると、さあここからが戦争です。同部屋のA子さんが、部屋について一息もつかず、全速力で風呂の準備を開始。

「ヤバイヤバイヤバイ!! マジで今行かないと風呂ヤバイことになるから! オラおめえも早く準備しろよ!」

 肝っ玉母ちゃん然とした様子で、子どもを連れ全力疾走。え、そ、そうなの? B子さんはゆったりしているけど? Aさんに流されたわたしも風呂場へ急ぐと、確かに早く来た方がよかったようでした。広々ゆったりと入っていると、あとからあとから子持ち女性がなだれ込み、洗い場は大渋滞していましたから。

 その後、夕食をとりに食堂へ。やはりご飯に質素なおかずに、お味噌汁を配膳してもらい、子どもはたっぷりのふりかけが使えることに喜んでいました。

 食事も終え一息ついていると、ふと気づくことがあります。食事配膳や、交通整備、宿舎の受付や、風呂場で手伝い係は、同じように黒いはっぴを来たおばさんたちがやっているのですが、

「あの人たちは、天理で働いている人たちなんですか?」

 Aさんにそう聞くと、なんてことのない顔をして、教えてくれました。

「全員、ボランティアだよ。『ひのきしん』っていうんだけど、お金なんて出なく、ただただお手伝いに来る人たち」

 そういえば、夫からも聞いたことがあります。義母がこうしたイベントごとに必ず天理教本部に来て手伝うことや、小さい頃から近所の老人ホームの掃除などに夫を連れて行っていたことなど。

 おばさんたちは、それが当然かのように、いやむしろ喜びであるように、嫌な顔ひとつせずに、わたしたちに接します。

 そうした雰囲気は、おばさんたちだけではありません。たとえば象徴的なのはエレベーター。都会の駅のエレベーターなんか乗ってみてくださいよ。誰も「開」なんか押してくれないし、ひどいときには乗る目前で「閉」を押してくる人もいる。こちらが「開」を押しても、誰もお礼なんて言わないのが当たり前じゃないですか。

 でもね、ここは違う。「開」を押すのは当たり前。なんならみな「開」を押したくて押したくてたまらなくてドア付近に立とうとして、「開」の奪い合い状態。降りるときには「開」を押している人に、心を込めてありがとう。

 閉まるギリギリで乗り込んでも、誰も舌打ちしない。

 なにここ、まるで天国じゃないですか……!

「いやあ、天理って、いいところですね」なんてラインを夫に送りましたが、まだ天理の表層しか見ていなかったことを、姉さん、このときは知る由もなく――。

(文・有屋町はる)

 

(隔週水曜日・次回は7月25日更新予定)

『義母と娘のブルース』グイグイのめり込ませる演出で二桁発進! 綾瀬はるかの際立つ存在感も再確認

 7月10日に放送された連続ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)の初回平均視聴率は、11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。二桁台にのり、好調なスタートをきったといえるだろう。主人公は32歳のビジネスウーマン・岩木亜希子(綾瀬はるか)で、50歳近い子持ちサラリーマン・宮本良一(竹野内豊)と再婚して専業主婦になり、小学生の娘・みゆき(横溝菜帆)とブルースな関係を育んでいくというストーリーの『義母と娘のブルース』。みゆきの実母は約3年前に死別している。初回は、亜希子を拒絶するみゆきが何とか彼女を受け入れ、父の再婚を認めるところまでが描かれた。

 ハートフルな母子の絆を描く感動モノかと思いきや、そう単純ではない。初回の時点では、なぜ良一が亜希子と再婚したがっているのか、どうしてイヤがるみゆきを強引に説得してまで母親を迎えようとしているのかは明かされず謎のままだったが、第二話でそのあたりの詳細がわかってくるだろう。

 そして綾瀬はるかの演じる亜希子という女性の異質なキャラクターが、ドラマのコメディ色をぐっと強めると同時に引き締めている。30代の若さで大手企業の部長職につき、何人もの部下を従え頼りにされる“戦国部長”の亜希子は、有能で接待術にも長け営業マンとしては百戦錬磨だ。プライベートの場面である良一やみゆきとのやりとりでも、ビジネス用語や孫子の兵法を説くなど、変人の側面も強いが、デキる部長は宴会芸も出来る。ラストシーンでは、みゆきを笑わせるべく感謝の腹芸を真顔で披露するという衝撃展開であった。

 これは綾瀬はるかでなければ務まらない役柄だったかもしれない。無能な天然ボケ女子を演じることもあれば、武闘派ヒーローとしてアクションもこなすなど、作品によってまったく違う顔を見せる綾瀬はるかの女優としての存在感は非常に大きい。

 原作漫画ではここから10年先まで話が進んでいくが、おそらくドラマもそうなるだろう。ドラマではみゆきのモノローグが挿入されるが、声の担当は幼少期を演じる横溝菜帆ではなく、成長してからのみゆきを演じる上白石萌歌となっている。また登場人物の使用している携帯電話はどれもガラケーでスマホが出て来ないあたり、10年前という舞台設定であることがうかがえる。

なぜ亜希子は母親になろうと決断したのか

 放送前は、「綾瀬はるかが初の母親役に挑戦」という触れ込みだったが、そのフレーズから連想するのは、優しげな母親像ではないだろうか。しかし亜希子は、多分彼女自身も屈折せざるを得ない幼少期を送っており、どのような態度でみゆきに接するのが母親として“正解”なのかわからない。手探りで試行錯誤し、親子の信頼関係を築いていく。だから「母親役」というよりは、「母親になる役」を演じ、その過程を視聴者は見ていくことになるのだろう。

 興味深いのは、この仕事一筋らしき女性・亜希子が、なぜ仕事をすっぱり辞め(宮本のことを愛しているわけではなさそうなのに)、母として専業主婦として生きようと決意したのかである。第一話で良一は、みゆきの拒絶に遭い苦戦する亜希子に「止めます? 結婚。そもそも亜希子さんにとって大してメリットがある話じゃないし」と言う。すると亜希子は、「私は私なりの大きなメリットを感じてこの結婚に取り組んでいるんです」と返すのだが、そのメリットとは一体何なのだろう。

 また、現状では“謎の男”として登場しているが、今後は亜希子と良一夫婦に大きく絡んでくることになるであろう佐藤健の存在も気になる。ストーリーが進むにつれて、うまく視聴者をのめりこませるタイプのドラマになるのではないだろうか。第二話にも期待したい。

(清水美早紀)

月経中に泳ぎたい女性にも、泳ぎたくない女性にも。元水泳選手でスポーツドクターの産婦人科医が伝えたいこと

 毎年、夏が近づくと、元水泳選手であり、日本水泳連盟の連携組織「日本水泳ドクター会議」に所属するスポーツドクターでもある産婦人科医の私には、「生理中に泳いで大丈夫なの?」という質問が必ず寄せられます。

 「月経中のスポーツ、特に水泳の可否」については、日本産婦人科学会が1989(平成元)年、日本臨床スポーツ医学会は2010(平成22)年に指針を出しており、私はそれに基づき、一貫して「医学的には問題ないけれども、強制はすべきではない。水に入る前や上がった後の流血に配慮すべき」という見解を示してきました。

 ところが今年、インターネット上で初めて思いがけない意見が寄せられました。「医学的にいくら大丈夫と言われても、不衛生だし病気に感染しそう」、「タンポンを使わないなら気持ち悪いからやめてほしい」などというものです。

 そこで、女性とスポーツの歴史、学会の指針が出された経緯や背景について解説しながら、今回寄せられた意見への見解をまとめてみたいと思います。

「女性スポーツ史」の中での水泳と月経
 女性アスリートの活躍が当然のように毎日ニュースを賑わせている今となっては、知らない人や、忘れてしまった人も多いかもしれません。つい最近まで、女性がスポーツに参加できる機会はかなり制限されていました。

 近代オリンピックも、第1回大会(1896年アテネ)は古代オリンピックに倣って女人禁制で開催されました。第2回からテニス、ゴルフが女子にも解禁されたものの参加者は12名のみ。水泳(競泳、飛込)は第5回(1912年ストックホルム)から、そして第9回(1928年アムステルダム)に陸上、体操が女性にも解禁され、ようやく全参加者の1割を超え、日本人も初めて1名だけ出場します(陸上・人見絹枝さん)。

 しかし、その後も長い間、「男性から女性らしいとみなされる競技」しか参加が認められませんでした。今では人気競技となったマラソンも第23回(1984年ロサンゼルス)から。特にハードルが高かったのは格闘技です。第25回(1992年バルセロナ)の柔道を皮切りに、第27回(2000年シドニー)にテコンドー、第28回(2004年アテネ)にレスリング、そして第30回(2012年ロンドン)にボクシングが正式種目になり、ようやくすべての競技への参加が認められるようになりました。

 こうしてスポーツ界への女性の進出が進む中、日本産科婦人科学会の小児・思春期問題委員会は、1989(平成元)年に「月経期間中のスポーツ活動に関する指針」を出しました。

 これは、昭和の時代までは当然とされていた「月経中の体育、特に水泳は見学」という風潮は、医学的に根拠がなく、スポーツ好きの少女たちの権利を奪っているのではないかという懸念から生まれたものでした。私自身が水泳部に入ったのは中学2年生からですが、子供の頃から体を動かすのが大好きで、月経中も他の体育の授業と同様に見学したくなかったのです。でも「生理中に泳いだら体も冷えるし、将来子どもが産めなくなるよ」とか、「そんなに生理痛がひどいのは、水泳やりすぎなんじゃないの?」など、今思えば非科学的な、いわゆる「呪い」の言葉がかけられることは少なくありませんでした。そう言われると本当に大丈夫なのか不安になるものですが、大学生になって学会から出た指針に書かれていた以下の文章を読み、救われた気持ちになったことをよく覚えています。

 「基本的には、本人の自由意志が大切であり、とくに禁止する必要はないと考えられる。本人の自由意志で行われる場合には問題は少ないが、画一的に強制して行わせることには問題がある。また逆に、自由意志を尊重しすぎて、ただ月経期間中であるという理由のみで絶対に行わないということにも問題があり、健康管理の面(月経痛対策など)からも、ある程度のスポーツ活動を月経期間中であっても、むしろ行うことが望ましいと思われる」

 その後20年を経て、女性を取り巻く社会・スポーツ環境の大きな変化を踏まえ、日本臨床スポーツ医学会産婦人科部会が「月経期間中のスポーツ活動に関する指針」を出しました(日本臨床スポーツ医学会誌:Vol.18 No.1, 148 -152,2010)。これは、「今後、月経中の水泳についての科学的根拠を含む事実が体育教員に正しく指導され、学校施設が充実し、月経が水泳授業の阻害要因とならぬよう、児童・生徒が自己判断できる材料提示がなされる必要がある」という言葉で締めくくられています。

 私は、中学校や高校の性教育に外部講師として招かれることが多いのですが、そこでは、これらの指針を踏まえ、下のスライドを使って説明しています。

 すると、感想文にこう書いてくる生徒が必ず何人かいるのです。「水泳のときに生理になると必ず見学をしないといけないと思いましたが、生理でも泳いでいいと知り驚きました」。残念ながら、今でも一律に禁止している学校もあるのでしょう。

感染リスクは「正しく恐れる」
 「エイズはお風呂やプールでうつりません」というコピーは有名ですね。でも「ただし、月経中の女性は除く」とはどこにも書いていません。血液や体液によって感染するウイルスはHIV(ヒト免疫不全ウイルス;いわゆるAIDSの原因となるウイルス)以外にB型、C型肝炎ウイルスが知られていますが、残念ながら予防接種(ワクチン)で予防できるのは現時点ではB型肝炎ウイルスくらい。ですが、空気感染する麻疹(はしか)などのウイルスと違い「血液・体液に直接触れないこと」で感染から身を守ることが可能で、さらに目に見えやすい血液に直接触れないようにすることは、それほど難しいことではないはずです。それを踏まえ、学会の指針では、月経中の水泳による感染リスクについては「大丈夫」とされています。

 もちろん、水中やプールサイドに月経血がまったく漏れない、1滴も落ちないということはありません。日本産科婦人科学会は正常月経を「持続日数は3~7日、出血量は20~140ml」と定義しています。それを考えると、プールで過ごす数時間での経血量は数mlにすぎないはずです。それがプールのような大量の水の中に流れても他者への感染力はないと考えられています。もし月経血が感染源になる恐れがあるのなら、「帯下(おりもの)」だって問題視されなくてはいけません。でも、「おりものが多い日は泳ぐな」とは言いませんよね。

 「プールサイドではみんな裸足だから危険」という声もありました。しかし、裸で入るお風呂とは違って、プールでは水着の股の部分から大腿を伝って足元に流れることがほとんどです。多くは地面に到達するまでに気づきます。日頃から血液らしきものに直接触れない、踏まないという教育を徹底することは重要です。もしもプールサイドに血液が滴ったら、幸いプールサイドでは大量の水で洗い流すことが可能です。教室で鼻血が出たときより対処しやすいとも考えられます。

タンポンは必須とは言えない
 問題になる「流血」ですが、膣内で経血の流出を食い止めてくれるタンポンの他、最近はシリコン製の月経血カップも出てきました。それらが使えればほぼ問題ありません。しかし、ローティーンはもちろん大人の女性でも、性交経験があろうがなかろうが膣内に物を入れることに抵抗を感じる人は少なくありません。そういう人だって、月経中に泳ぐ権利はあるはずです。泳いでいる最中は、水圧の関係で膣からの流血は起こりにくいとされ、股間をまじまじと見続けることがない限り、月経中だと気づかれることはないでしょう。

 また、水着がフィルターの役目を果たすこともあり、血液以外のもの(子宮内膜など)が出てしまうということは非現実的です。それでもやはり水に入る前、水から出た後の「流血騒動」は避けたいもの。スイミングスクールや水泳部では、女性コーチや先輩から知恵や工夫が伝承、共有され、お互いにカバーしあって練習していることが多いようです。初経がきた時点でタンポンを使えるように母親と練習したという人もいるようですが、多くはプールに入る直前までナプキンをつけておいて入水の直前にトイレで外し、水からあがったら濃い色のバスタオルをかけたり、ジャージを穿いたりしてすぐにトイレに向かうなどの対応をしています。飛び込み練習では最後に飛ぶなど、もしも経血が流れても人目につかないように工夫、サポートしあうのです。

問題なのは多様性を認めない管理
 そもそも、現代の学校の水泳の授業で、どんなに暑かろうが寒かろうがプールサイドで座ったまま長い時間待たされる、タオルやジャージなどを自由に使えない、トイレに自由に行けないことのほうが大きな問題でしょう。プールの近くに更衣室がない、トイレがないなどは、もってのほかです。

 最近は体操服もブルマではなく短パンが主流になっているように、競泳界ではスパッツ型水着が主流になってきています。スクール水着もスパッツ型が定着するといいですね。もちろん、紺や黒など血液が目立たない色がよいでしょう。

 一方で、今回インターネット上で話題になったのは、学校で「月経だからといって休む理由にはならない」と泳ぐことを強制されたり、そのためにタンポンの使用を強制されたり、泳がなかった場合に「罰」のようなものが課されたりするという「児童・生徒の人権に関わる指導」が行われている現状でした。そのような指導が行われれば、「月経中に泳いでもいい」と言われても反発する人がでてきても不思議ではありません。いかに学会の指針が現場に届いていないか、それどころか「強制」の根拠にされている恐れもあることに愕然としました。今後関係学会で実態調査を行い、事実なら改善を求めるよう提言しなくてはいけないと考えています。

スポーツが女性の体に及ぼす影響
 女性がスポーツに進出する上で、月経中に限らず、スポーツが女性の体に悪影響を及ぼさないかどうかは常に懸案事項でした。しかし、少しずつエビデンスが積み重ねられ、現在では医学的な問題点は以下の2点にまとめられるようになりました。日本産科婦人科学会理事長を代表とする研究グループが「若年女性のスポーツ障害に関する研究」としてまとめ、研究成果は以下のHPからダウンロードして読むことができます。

http://femaleathletes.jp/pdf/180315_HMFAver3.pdf

1)過度なトレーニングによる弊害

激しいトレーニングによって月経が止まることは以前から知られていましたが、最近になって「利用可能エネルギー不足」が最大の原因であることがわかってきました。これは運動による<消費エネルギー>に見合ったエネルギーを食事から摂取できていないということ。「利用可能エネルギー不足」は、男女を問わず免疫、発育、精神面など様々な弊害を起こしますが、さらに女性の場合は女性ホルモンの分泌不足による「無月経」や「骨粗しょう症」に陥りやすく、この3つが「女性アスリートの三主徴」と呼ばれています。体重が軽い方が有利とされる競技(陸上長距離、体操・新体操など)に起こりやすく、体格指数(BMI(Body mass index)が17.5を下回るとリスクが高いこともわかってきました。

2)月経随伴症状によるパフォーマンスの低下

月経が順調にきている場合、一般女性と同様に月経痛やPMS(月経前症候群)がパフォーマンスに悪影響を及ぼします。高校や大学を卒業すると競技を引退するのが普通だった昔に比べ、30代以降も現役という選手は男女ともに増え、選手寿命が長くなるとともに、一般女性と同様に妊娠を希望する年齢も高くなっています。その間、強い月経痛を我慢して子宮内膜症などの婦人科疾患に悩む選手も少なくないこともわかってきました。

 これらはいずれも月経中にトレーニングをしたか、しないかでは変わりません。今では余程体調が悪いとき以外、月経を理由にトレーニングを休む人はいないでしょう。これは一般女性でも同じで、月経中でも体を動かすことを制限する理由はないし、体を動かすことは気分転換につながることもあり、「月経中だから大人しく過ごしている必要はない」というのは、もう常識になってきています。実際、この原稿を書くに当たって、女性とスポーツに関連する教科書や本を過去のものも遡って調べてみましたが、「月経中にスポーツをしていいか」については当然問題ないものとされ、先ほどご紹介した研究のまとめも含め、最近は記載さえも見られなくなっています。

目指すべきは「月経のノーマライゼーション」
 月経痛が強かったり、経血量が多く血が流れ出てしまうことへの不安があったりして、本人が「月経中はプールに入らない」という選択をすることは当然の権利です。しかし、反対に「月経中だって泳ぎたい」という権利も尊重する必要があります。だいたい、生理のたびに休まねばならないなら、月のうちの1/4程度は泳げないことになるのです。自分の意思で体調や経血量を考えてどうするか決めることが重要で、その決定をサポートする、その決定を阻害するような偏見をなくすよう周囲にも伝える、それこそが本来あるべき「性の健康教育としての性教育」ではないでしょうか。

 生理用品の改良が進み、低用量ピルなどを使って月経痛を軽く、経血量を少なくする治療や、出血が起こる日を調整することもできるようになった現代。月経血が洋服にしみ出す経験をする人も少なくなったのかもしれません。そうして月経が「見えなくなる」のは、女性にとっては嬉しいことです。しかし、そのことは必要以上に「粗相」に怯えることにつながってはいないでしょうか。

 月経血が人目にさらされるのは、水泳選手であろうがなかろうが、思春期だろうが大人だろうが、恥ずかしい気持ちにはなるのは変わらないでしょう。月経周期が乱れがちな10代では特に、予想外に月経が始まってしまうことはプールの中に限らずいつだってありえます。そのことが「立ち直れないような経験」になるかどうかは、周囲の人に思いやりがあるかどうか、周囲の大人がいかに配慮、指導できるかが大きな鍵になるのではないかと思います。

 本来、月経は決して忌むものでも、隠すべきものでもないはずです。反対に神聖視するのも、何か違うと思うのです。私が目指したいのは「月経のノーマライゼーション」。次の時代を生きる女性たちに、そして自分では月経を経験することのない男性たちに、もっと「普通のものとして」認識してもらえるよう、何ができるかをこれからも考え続けていきたいと思っています。

江夏亜希子 えなつ・あきこ
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター。
鳥取大学医学部附属病院、公立八鹿病院(兵庫県)、国立米子病院(現・米子医療センター)等にての勤務を経て、2004年より上京。ウィミンズウェルネス銀座クリニック等にて女性外来での診療を経験する傍ら、東京大学大学院身体教育学研究科にてスポーツ医学を学び、2010年4月9日、四季レディースクリニック開院。

山田優のインスタが大荒れ、豪雨災害無視の「梅雨明け」日焼け止めPRに批判で反論

 山田優(34)のInstagramが荒れ模様となっている。きっかけは西日本で猛威をふるう大雨により甚大な被害が発生している7月8日、山田優が“ステマ記事”をインスタに投稿したところにある。その投稿に批判的なコメントが相次ぎ、山田優はその後に以下のようなメッセージを投稿した。

<私は私を応援してくれてる方にオススメしたいもの、仕事の事、ファッションなど…
私が良いなと思った事を掲載させて頂いてます。

ニュースなどに目を向けていないわけではありません。
災害、被害に遭われている方の事を考えていないわけではありません。
全てのニュースにコメントする事は難しいし出来ません。

私の投稿をよく思わない方もいます。
それに対してのコメントを残してくれる方もいます。
全てを真摯に受け止めておりますが、私は応援してくれる方へ掲載したいので、見たくない方は見ないで下さい。
フォローも外して下さい。
よろしくお願いいたします。>

 山田優は6月18日、大阪北部を中心とした大きな地震が発生した直後にも、インスタに自撮り写真と共に<道が混んでてつかないー。困りました。>と投稿したことで、同様に“炎上”していた。今回は、民放テレビ各局のニュースでも、広範囲の豪雨被害を大々的に伝えている中で、山田優が<梅雨も明けた?ので夏の必需品~!>と、UVスプレー(日焼け止め化粧品)を紹介する記事をUPしたことが、被災状況を考慮していないとして、コメント欄に山田を非難するメッセージが相次いでいた。

「西日本を中心に大惨事になって、川の氾濫や土砂崩れで行方不明や死者が出てるのに、無神経にも程がある」
「やっぱ、ちょっと無神経すぎると思う。梅雨あけた?←とか言ってしまうところ。西日本が雨で大変なのに…。所詮ひと事ですか?」
「少しでいいから、周りを見たらいかがでしょうか」
「ニュース見ろよ(笑)」
「本当にニュースや世間の今を見ているなら 知っているなら 梅雨明け? なんてバカな事載せないはずです/少しは考えて下さい常識のある大人なら」

 こうした批判を受けて、山田優が更新したのが、前述のメッセージだ。もちろんコメント欄には、「優ちゃん気にしないで」「普段どおりにインスタ更新していいと思う」といった“応援”コメントも多い。山田優のインスタアカウントなのだから、当然といえば当然だろう。

 しかし<見たくない方は見ないで下さい。フォローも外して下さい。>とした投稿にも、やはり「そういうことではない」という主旨の非難コメントが書き込まれている状況だ。

 多くのフォロワーがつき影響力を持つ芸能人が、必ずしも大規模災害に言及する必要はなく、それこそ形式的な「心配」を綴っても意味がないだろう。ちなみに山田優は、UVスプレー紹介と<見たくない方は見ないで下さい>メッセージの間にもうひとつ、<早く雨が収まるように、皆様の無事を祈っています。>という主旨の投稿もしている。

 山田優に関して言えば、彼女の存在を叩きたいだけのアンチも少なくない。とはいえ、彼女自身も、インスタがクローズドな場所ではなく、日本中のみならず世界中に向けて発信している(どこからでも閲覧される)ということを自覚したほうがいいことは確かだろう。

 ただし、インスタでの商品紹介は多くの芸能人にとっては仕事の一貫であり、UVスプレーの紹介を何月何日の何時頃に投稿しなければならない、という取り決めが事前にあった可能性もある。

汚部屋30女の「収納がない」を解決! 1DKの「汚クローゼット」を458円リフォーム

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩002-4】洗った端からニオイが染み付く”汚クローゼット”をなんとかしたい!(Cさん・34歳)

600-03_1

 前回に引き続き、第2回目のクライアント・東京の新宿区に住むCさん(34歳)のお部屋を片付けていきます。

 Cさん宅の間取りは、約5畳のキッチンと約6畳のベッドルームで構成された1DK。「服を置く場所が、キッチンしかないんです」というCさんですが、写真左には小さな押入れが見えるような……? 

 押入れを開けてみると、じっとりとした湿気と、湿気からくるニオイが充満していました。どんなに脱臭剤や消臭剤を置いても、内側の木材にニオイが染み付いているため、とても衣類を収納できません。

 写真中央のクローゼットハンガーと、写真左のプラスチックチェストが、バラバラに置かれているのはそのためでした。

600-03_2 Cさんのチェストの中は、一見整っていないように見えて、ルールがありました。しかも「1年着なかった洋服は処分」というマイルールも持っているそう。

 チェスト上にあるゴチャゴチャの衣類は、フリマ用のアイテム。カゴの中には帽子。白のラックには、生活用品。いずれも無造作に放り込まれています。

 この状態については、「帽子の置き場所がない」「収納ボックスが深すぎる」と、Cさんなりに問題を分析している様子。

 ですが、大きな問題は、やはり湿気です。「湿気のない場所で洋服を保管したいけど、どうすれば良いのかわからない」と、Cさん。キッチンの前に衣類を置くと、料理のニオイが付きやすいですし、着替えるときのテンションもガタ落ちです。

 

ベッドのスペースに「クローゼット」を移動!

600-03_A 隣のベッドルームの部屋の奥を見ると、凹になっているのがわかると思います。ここにクローゼットハンガー、白いラック、ブラウンのチェストを置けるのではないでしょうか。

 部屋のレイアウトを決めるときは、家具のサイズを測り、床にマスキングテープを貼って確認をします。

 「チェストから、洋服を取り出す」という行動をとるために、必要なスペースは約45cm(1人で横向きで通る場合)。Cさんに動作をシミュレーションしてもらうと、どうやら大丈夫そう。ベッドがあったスペースに、クローゼット家具を移動することにしました。

 でも、寝室とクローゼットの空間を分けたいですよね……。

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 空間を分けたい場合は、部屋の中に「間仕切り」を作ります。Cさん宅は、賃貸アパートなので「原状復帰」が簡単に出来るようにしましょう。

 用意したのは、100円ショップで販売されている「クロス用ピン ①」です。賃貸の壁に大きなキズを付けない、クロス用のフックです。次に、ホームセンターで3メートルにカットした②ピアノ線(172円/税抜)と②ステンレスワイヤーロック(143円×2/税抜)を用意しました。ステンレスワイヤーロックにピアノ線を通して、ペンチでしっかりと固定します。するとのような輪になるので、これをフックに引っ掛けます。ワイヤーカーテンの合計額は、458円(税抜)です。

 今回は、参考のためにクロス用ピン(石膏ボード壁用)を使用しましたが、木材の巾木(はばき)上なら、写真②中央のヒートン(木材用金具)を使って固定しても良いと思います。

クローゼットコーナーを「レースのカーテン」で仕切る!

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 DIYで作った「ワイヤーカーテン」に、IKEAのレースカーテンALVINE SPETS アルヴィーネ スペッツ( 1,299円/税込)を通しました。

 可愛らしい、クローゼットコーナーの完成です!

 偶然にも、すべての家具がぴったりと収まっています。しかも、Cさんのお気に入りだったフレンチカントリー風の鏡も見事にマッチしています。

私のラッキーアイテム「シルバニアファミリー」を飾りたい!

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 Cさんには「お酒を飲みながら、シルバニアファミリーを眺めたい」という願いがあったのですが、それも同時に叶えました。

 この「シルバニアファミリー」は、くじ引きで“一等賞”を当てた景品なんだそう。当時、どん底の気持ちだったCさんの耳に鳴り響く、鐘のベルとおめでとうの拍手。「シルバニアファミリー」を手に入れたことで、気持ちが前向きに変われたという思い出のラッキーアイテムです。この場所なら、楽しい気持ちで眺められますね。また、部屋のあちこちに転がっていたぬいぐるみたちも、一箇所に集められました。

 Cさん自身がうれしそうにぬいぐるみを飾る後ろ姿に、涙がこぼれそう!

 

取り出しやすく戻しやすい! オシャレな「帽子収納」

600-03_7 クローゼットコーナーが完成したのち、カゴの中で型崩れをしてしまいそうな帽子たちも救出しました。ニンジャピンという、クロスへの穴が目立たないピンで止めています。

 また、ラックの上段には香水やアクセサリーをディスプレイ。鏡の前で、顔周りのコーディネートを楽しめます。

600-03_5 これまで、生活用品を無造作に放り込んでいた白いラックは「バッグ置き場」へと変わりました。

 1段目はアクセサリーコーナー。2段目は、1群のバッグ類。3段目は、2群のバッグ類。4段目は、帰宅後の衣類をそのまま入れる「とりあえずボックス」です。

 手持ちの家具だけで、ここまで変えることができます。

 

 次回【VOL.5】は、ベッド周りのビフォーアフターです。

(毎週月曜更新・次回は7月16日予定)

<プロフィール>
ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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皇帝プルシェンコの息子サーシャは、羽生結弦の後継者となるか?

 5月25日から7月1日にかけて全国5箇所で開催されたアイスショー「Fantasy on Ice 2018」。皇帝エフゲニー・プルシェンコの息子サーシャが、その神戸公演に出演するため、父と共に来日した。今年の出演者はプルシェンコ親子以外に、羽生結弦、織田信成、安藤美姫、鈴木明子、ハビエル・フェルナンデス、ミーシャ・ジー、エフゲニア・メドベージェワ、カロリーナ・コストナー、ステファン・ランビエール、ジョニー・ウィアー、ジェフリー・バトルなどなど。「Fantasy on Ice」はオリンピックや世界選手権で活躍した、新旧の有名フィギュアスケーターたちが集まるエンターテインメントショーだ。

 サーシャは愛称である。本名はアレクサンダー・プルシェンコ。2013年1月生まれの現在5歳。昨年から、父プルシェンコがモスクワ市内に開校したスケートスクール「エンジェルズ・オブ・プルシェンコ」に通っている。また、モデルとしても活動しているというから驚きだ。サーシャが「Fantasy on Ice 2018」で演じたナンバーは「マイケルジャクソンメドレー」。場内のアナウンスで「Fantasy on Ice史上、最年少のスケーターが登場します。親ゆずりのブロンドヘアをなびかせる、その滑りにご注目ください」と紹介されると、一流のスケーターたちに負けない歓声と拍手が送られた。

 髪型といえば、幼い頃の羽生結弦が皇帝プルシェンコに憧れて、プルシェンコのヘアスタイルをマネしていた時期があった。羽生結弦は「ゆづシェンコ」と呼ばれていたらしい。11歳当時の映像が残っている。インタビューに目標を尋ねられた羽生結弦は「目指せ、オリンピック金メダルです」と答えている。具体的に「バンクーバーの次(ソチ)です」と。羽生結弦は11歳に公言していた目標を叶えるだけでなく、憧れのプルシェンコが成し得なかったオリンピック2連覇を達成した。

羽生結弦に憧れるサーシャ、次代のスーパースターの予感?
 サーシャは来日中の6月16日、自身のインスタグラムに1枚の写真をアップした。羽生結弦との2ショットだ。そこに添えられた文章は「ぼくのヒーローといっしょに。世界一のスケーター」。サーシャは「マイケルジャクソンメドレー」の演技中にも、羽生結弦がソチ五輪のSPで見せた「へ」の字のように足を広げる「ランジ」を取り入れていた。また、アイスショー中に羽生結弦と「ランジ」の共演も果たしている。この動画はプルシェンコのインスタグラムにアップされ、世界中に拡散された。

 つまりは、サーシャの憧れは羽生結弦だ。幼い頃、羽生結弦がプルシェンコに抱いていた思いと似た気持ちで、サーシャは羽生結弦の存在を見つめている。将来、サーシャは羽生結弦の後継者になるのだろうか? おそらく、今回来日したサーシャの姿を見て、多くのフィギュアスケートファンがそんな期待をしたことだろう。

サーシャと羽生結弦がスケートを始めたのは同じ4歳
 サーシャが「エンジェルズ・オブ・プルシェンコ」に通いだしたのは4歳の頃であり、スケート歴は1年ほど。まだ、将来の話は早すぎるかもしれない。ただ、プルシェンコはスクールを開校した際に「金メダリストを育てるのが目標である」と宣言している。サーシャに関しても「10年後(14歳)のジュニア世界選手権で優勝できる」ことを望んでいると語っていた。

 ちなみに、羽生結弦がフィギュアスケートを始めたのも、4歳であった。目的は、持病の喘息を克服することであったらしい。そして、2004年、小学4年生でノービスBクラス(9歳以上10歳以下)の全国大会で初優勝する。また、中学1年時には、ノービス選手にもかかわらず、全日本ジュニア選手権で3位に輝いた。ノービスクラスの選手が全日本ジュニア選手権の表彰台に上がるのは日本男子として史上初の快挙だった。翌年には、全日本ジュニア選手権で優勝。その翌年には、世界ジュニア選手権のチャンピオンにまで登りつめた。

2030年、羽生結弦の後継者は現れるのか?
 アスリートである以前に、ひとりの人間としてフィギュアスケート選手たちに温かい視線を送るプルシェンコという父親がいる以上、サーシャの将来を心配するのは杞憂かもしれない。プルシェンコには4人の息子がいるが、サーシャ以外の息子たちはフィギュアスケートよりもサッカーやゴルフなどに夢中らしい。息子たちの未来を語るプルシェンコの言葉はいつも優しさにあふれている。何よりも、「Fantasy on Ice 2018」で見せてくれたサーシャの演技からは、彼自身がとてもフィギュアスケートを楽しんでいるように感じる。

 2022年の冬季オリンピックは北京で開催される。2大会連続、アジアでの開催だ。その次は2026年。もちろん、まだ、どこで行われるかは決まっていない。そのとき、サーシャは13歳。フィギュアスケートでは、オリンピック前年の6月30日までに15歳を満たしていない選手のオリンピック出場は禁じられている。もし、この規約が変わっていなければ、サーシャがオリンピックに出られるのは、その次の2030年である。

 サーシャがどのようなフィギュアスケーターに? その答えが出るのは約10年後の話だ。サーシャが羽生結弦の後継者になるのか、それとも別の道へ進むのかは、先々の楽しみとして置いておこう。フィギュアスケートファンとしては想像するだけでもワクワクしてくることかもしれないが、焦る気持ちをぐっと抑えて、サーシャの成長をゆっくりと見守っていきたいところである。