星野源は壊れかけていた「目の前の人に唾を吐いたら人生終わるかなと妄想していた」

 2018年末から2019年頭にかけて星野源の活動が次々と発表されている。

 12月19日には星野源3年ぶりとなるアルバム『POP VIRUS』が発売されて、年末には『第69回NHK紅白歌合戦』で4回目となる『紅白歌合戦』への出場が決定。年が明けてからは、男性ソロアーティストでは史上5人目となる全国5大ドームツアーを行われる予定だ。

 まさに飛ぶ鳥落とす勢いだが、実は今年の頭までの星野源は悩みの日々にいたという。

 ここ最近、彼は2016年末の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)ブーム以降に身の回りで起きた激動に心を乱されて塞ぎ込んでいたと告白するようになっている。

 その当時の心境は、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』主題歌「アイデア」の2番の歌詞<おはよう 真夜中/虚しさとのダンスフロアだ/笑顔の裏側の景色/独りで泣く声も/喉の下の叫び声も/すべては笑われる景色/生きてただ生きていて/踏まれ潰れた花のように/にこやかに 中指を>にも反映されている。

 彼の心を塞ぎ込ませたのは、知名度が爆発的に高まっていくなかで、明らかに自分自身とは合致しないパブリックイメージが広まっていったこと。そして、自分の身の回りで起きていることなのにも関わらず、自分ではどうすることもできない状況になすすべもなかったということだった。

 「MUSICA」(FACT)2018年9月号のインタビューで彼は<自分の周りは台風なんだけど、一応小屋の中にいるっていうような感じ。で、そこでじっとしているっていう感覚だったんですよね。で、今改めて考えてみると……自分自身が、確かに自分なんだけど、ふと、それが分かれてそれぞれひとり歩きしていく感じっていうか……自分っていうものが分離していくような感覚っていうんですかね>と、混乱と精神的不調をもたらした状況を振り返っている。

 今年8月にリリースされたシングル「アイデア」リリース時に『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)や、各音楽専門誌でのインタビューを通して初めて語られたこの話だが、それらの場では「精神的に落ち込んでいた」というぐらいの言及にとどまっており、具体的にどういった状態にあったかは語られてこなかった。

初めて具体的に明かされた星野源の「闇」
 それが、「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)2018年12月号掲載のエッセイ「いのちの車窓から」のなかで初めて明かされたのだが、これが強迫性障害にも近いような、なかなか壮絶なものだったのである。

 エッセイによれば、『逃げ恥』ブームの後、行きつけのカフェに待ち伏せするファンが現れたり、買い物中に道行く人からスマートフォンで盗撮されるといったことが起こり始めた。また、家の前には窓にスモークのかかった車が止まるようになり、仕事帰りにはパパラッチの車が後をつけてくるようになったという。

 プライバシーを著しく侵害される状況だが、星野自身は当初そういった迷惑行為を<嬉しいことばかりだった>と振り返る。嫌がるどころか、むしろブームの渦中にいる喧噪を楽しんでいたという。

 しかし、そんな日々は長くは続かない。2017年に入ったあたりから、メディア上でつくられる「陽」なパブリックイメージと、本来の自分との乖離が激しくなるにつれ、彼の心は闇に包まれるようになっていく。

<仕事では楽しく笑顔でいられても、家に帰って一人になると無気力になり、気がつけば虚無感にまみれ、頭を抱え、何をしても悲しみしか感じず、ぼんやり虚空を見つめるようになった。
 それは日々ゆっくりと、少しずつ増殖するウイルスのように、僕の体と精神を蝕んでいった。
 声をかけられることが恐怖心となり、街では誰にも見つからないように猫背で顔を隠し逃げ回り、ベランダに出ることさえも怖くて怖くて晴れた日でもカーテンを閉めるようになった>

 それは人間関係にも悪影響をおよぼし始める。続けてエッセイではこのように綴っている。

<自分の楽曲とは裏腹に恋とは縁遠くなり、女性を口説くことも、女性がいる場に行くことも恐ろしくなった。
 訳のわからないタイミングで涙が出るようになり、目の前に水の入ったコップがあれば壁に投げつけたい衝動を抑えるようになり、誰かと話していると、いまこの人に唾を吐いたりすれば全てが終わるのかなと妄想しては、心の中で首をブンブンと横に振った>

 心療内科にかかってもいいはずだが、彼はこの心の痛みを我慢してしまった。悩みを誰かに打ち明けることは<非常にダサい>と考えていたからだ。それが症状をさらに悪化させてしまう。

 その痛みを癒してくれたのは、生田斗真との友情であるという。

 10月16日深夜放送『星野源のオールナイトニッポン』に生田斗真が出演した際、今年の2月に2人っきりでハワイ旅行に行ったと語られていた。このハワイ旅行が星野源を救った。

 2人は10年来の付き合いでしばしば共に食事をする仲だというが、昨年末に食事をした際の星野源の様子が明らかにおかしかったという。

 生田斗真はそのときのことを<なんかもうこの世の終わりみたいな顔をしていて>と振り返るが、実際、そのときの星野源は非常につらい心境にあり、その食事会にも<これダメだ。つらい。斗真、助けて!>という思いで臨んでいたらしい。

 食事中も星野源はずっと<いやー、つらい、つらい>と嘆いていたそうだが、その会話のなかでふと<旅行に行きたい>とつぶやいたのを生田斗真は聞き逃さなかった。

 そこで、2人っきりの5泊6日ハワイ旅行が開催される運びとなったという。

 5日間のオフを捻出するため2人とも旅行直前まで仕事を詰め込み、星野源にいたっては39度の熱がある状態でハワイ入りすることになるが、そこからは、海でシュノーケリングをしたり、現地の美味しいものを食べ歩いたりと、日本人観光客が少ない場所を中心に様々なハワイ観光を楽しんだという。

 そして旅の終わりに際して生田斗真は<源ちゃんなにがいちばん楽しかった? この数日間で>とたずねるのだが、それに対して星野源は<すごく恥ずかしいんだけど、最終日に斗真と2人でホテルの近くを散歩したこと。夜、2人で散歩したこと>と返したという。

 いろいろ観光したのに、一番心に残ったのが「散歩」というのは面白い。これの話をバラされて恥ずかしがる星野源に追い打ちをかけるように、生田斗真はさらに<『ちょっと2人で散歩しようか』って。なんかあてもなくグルグルグルグル、公園の方に行ってみたり、海の方に行ってみたりして。で、その中で2人でこうダラダラしゃべりながら散歩していたんだけど。それがいちばん楽しかったって言っていて。キュンとしました>と語っていた。

帰国後に生田斗真が星野源を叱った理由
 ここまではラジオでの2人の共演時に語られたことだが、実は帰国した後に、星野源の心境を180度変える事件が起きていたとエッセイでは綴られている。

 成田に降り立った後、星野源のマネージャーが空港まで車で迎えに来ていたので、生田斗真を送っていくことになった。

 しかし、車に乗り込んだ途端、生田斗真は押し黙り、そして語気を強めてこのように叱ったという。

<源ちゃん、これはダメだ>
<こんなの頭おかしくなるよ>

 車内は外から見えないようにすべての窓を黒いカーテンで覆い、また、フロントガラス越しにも後部座席が見えないように仕切りをつくっていたのである。

 生田斗真の指摘により、星野源はようやく、過剰な防備こそが心を蝕む要因をつくっていたことに気がつく。

<そうか、僕はまだ病んでいたのか。
 それから全てのカーテンを外し、窓を開けた。夕焼けを見ながら風を感じるなんて久しぶりであった。
「ああ、最高だわ」
 隠れることはなんて馬鹿らしいんだろう。楽しいことも、悲しいことも、クソだと思うことも、全て堂々と表現してやろうと思った。その瞬間から僕は、本当の意味で、負の自分を乗り越えることができたのである>

 こうして、アルバムや全国ドームツアーといった大きな仕事にも取り組むことができるぐらいメンタルが回復し、また、塞ぎ込んでいた時期についてラジオや雑誌のインタビューやエッセイで明かすこともできるようになった。

 ただ、星野源の不調の原因のひとつは、「有名税なのだから我慢しろ」とばかりにプライベートな領域にまで踏み込むメディアや、マナー違反の接触を試みようとするファンの行動である。

 芸能マスコミによる過剰な取材はかねてから問題視されてきたが、最近では、大倉忠義(関ジャニ∞)がストーカーまがいの行動に出るファンを諌める声明を出したりと、ファン側の節度ある行動を求める声も起きるようになった。

 メディアやファンの行き過ぎた行動がひとりのミュージシャンのキャリアを潰しかけた事実は重く考える必要がある。

(倉野尾 実)

星野源は壊れかけていた「目の前の人に唾を吐いたら人生終わるかなと妄想していた」

 2018年末から2019年頭にかけて星野源の活動が次々と発表されている。

 12月19日には星野源3年ぶりとなるアルバム『POP VIRUS』が発売されて、年末には『第69回NHK紅白歌合戦』で4回目となる『紅白歌合戦』への出場が決定。年が明けてからは、男性ソロアーティストでは史上5人目となる全国5大ドームツアーを行われる予定だ。

 まさに飛ぶ鳥落とす勢いだが、実は今年の頭までの星野源は悩みの日々にいたという。

 ここ最近、彼は2016年末の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)ブーム以降に身の回りで起きた激動に心を乱されて塞ぎ込んでいたと告白するようになっている。

 その当時の心境は、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』主題歌「アイデア」の2番の歌詞<おはよう 真夜中/虚しさとのダンスフロアだ/笑顔の裏側の景色/独りで泣く声も/喉の下の叫び声も/すべては笑われる景色/生きてただ生きていて/踏まれ潰れた花のように/にこやかに 中指を>にも反映されている。

 彼の心を塞ぎ込ませたのは、知名度が爆発的に高まっていくなかで、明らかに自分自身とは合致しないパブリックイメージが広まっていったこと。そして、自分の身の回りで起きていることなのにも関わらず、自分ではどうすることもできない状況になすすべもなかったということだった。

 「MUSICA」(FACT)2018年9月号のインタビューで彼は<自分の周りは台風なんだけど、一応小屋の中にいるっていうような感じ。で、そこでじっとしているっていう感覚だったんですよね。で、今改めて考えてみると……自分自身が、確かに自分なんだけど、ふと、それが分かれてそれぞれひとり歩きしていく感じっていうか……自分っていうものが分離していくような感覚っていうんですかね>と、混乱と精神的不調をもたらした状況を振り返っている。

 今年8月にリリースされたシングル「アイデア」リリース時に『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)や、各音楽専門誌でのインタビューを通して初めて語られたこの話だが、それらの場では「精神的に落ち込んでいた」というぐらいの言及にとどまっており、具体的にどういった状態にあったかは語られてこなかった。

初めて具体的に明かされた星野源の「闇」
 それが、「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)2018年12月号掲載のエッセイ「いのちの車窓から」のなかで初めて明かされたのだが、これが強迫性障害にも近いような、なかなか壮絶なものだったのである。

 エッセイによれば、『逃げ恥』ブームの後、行きつけのカフェに待ち伏せするファンが現れたり、買い物中に道行く人からスマートフォンで盗撮されるといったことが起こり始めた。また、家の前には窓にスモークのかかった車が止まるようになり、仕事帰りにはパパラッチの車が後をつけてくるようになったという。

 プライバシーを著しく侵害される状況だが、星野自身は当初そういった迷惑行為を<嬉しいことばかりだった>と振り返る。嫌がるどころか、むしろブームの渦中にいる喧噪を楽しんでいたという。

 しかし、そんな日々は長くは続かない。2017年に入ったあたりから、メディア上でつくられる「陽」なパブリックイメージと、本来の自分との乖離が激しくなるにつれ、彼の心は闇に包まれるようになっていく。

<仕事では楽しく笑顔でいられても、家に帰って一人になると無気力になり、気がつけば虚無感にまみれ、頭を抱え、何をしても悲しみしか感じず、ぼんやり虚空を見つめるようになった。
 それは日々ゆっくりと、少しずつ増殖するウイルスのように、僕の体と精神を蝕んでいった。
 声をかけられることが恐怖心となり、街では誰にも見つからないように猫背で顔を隠し逃げ回り、ベランダに出ることさえも怖くて怖くて晴れた日でもカーテンを閉めるようになった>

 それは人間関係にも悪影響をおよぼし始める。続けてエッセイではこのように綴っている。

<自分の楽曲とは裏腹に恋とは縁遠くなり、女性を口説くことも、女性がいる場に行くことも恐ろしくなった。
 訳のわからないタイミングで涙が出るようになり、目の前に水の入ったコップがあれば壁に投げつけたい衝動を抑えるようになり、誰かと話していると、いまこの人に唾を吐いたりすれば全てが終わるのかなと妄想しては、心の中で首をブンブンと横に振った>

 心療内科にかかってもいいはずだが、彼はこの心の痛みを我慢してしまった。悩みを誰かに打ち明けることは<非常にダサい>と考えていたからだ。それが症状をさらに悪化させてしまう。

 その痛みを癒してくれたのは、生田斗真との友情であるという。

 10月16日深夜放送『星野源のオールナイトニッポン』に生田斗真が出演した際、今年の2月に2人っきりでハワイ旅行に行ったと語られていた。このハワイ旅行が星野源を救った。

 2人は10年来の付き合いでしばしば共に食事をする仲だというが、昨年末に食事をした際の星野源の様子が明らかにおかしかったという。

 生田斗真はそのときのことを<なんかもうこの世の終わりみたいな顔をしていて>と振り返るが、実際、そのときの星野源は非常につらい心境にあり、その食事会にも<これダメだ。つらい。斗真、助けて!>という思いで臨んでいたらしい。

 食事中も星野源はずっと<いやー、つらい、つらい>と嘆いていたそうだが、その会話のなかでふと<旅行に行きたい>とつぶやいたのを生田斗真は聞き逃さなかった。

 そこで、2人っきりの5泊6日ハワイ旅行が開催される運びとなったという。

 5日間のオフを捻出するため2人とも旅行直前まで仕事を詰め込み、星野源にいたっては39度の熱がある状態でハワイ入りすることになるが、そこからは、海でシュノーケリングをしたり、現地の美味しいものを食べ歩いたりと、日本人観光客が少ない場所を中心に様々なハワイ観光を楽しんだという。

 そして旅の終わりに際して生田斗真は<源ちゃんなにがいちばん楽しかった? この数日間で>とたずねるのだが、それに対して星野源は<すごく恥ずかしいんだけど、最終日に斗真と2人でホテルの近くを散歩したこと。夜、2人で散歩したこと>と返したという。

 いろいろ観光したのに、一番心に残ったのが「散歩」というのは面白い。これの話をバラされて恥ずかしがる星野源に追い打ちをかけるように、生田斗真はさらに<『ちょっと2人で散歩しようか』って。なんかあてもなくグルグルグルグル、公園の方に行ってみたり、海の方に行ってみたりして。で、その中で2人でこうダラダラしゃべりながら散歩していたんだけど。それがいちばん楽しかったって言っていて。キュンとしました>と語っていた。

帰国後に生田斗真が星野源を叱った理由
 ここまではラジオでの2人の共演時に語られたことだが、実は帰国した後に、星野源の心境を180度変える事件が起きていたとエッセイでは綴られている。

 成田に降り立った後、星野源のマネージャーが空港まで車で迎えに来ていたので、生田斗真を送っていくことになった。

 しかし、車に乗り込んだ途端、生田斗真は押し黙り、そして語気を強めてこのように叱ったという。

<源ちゃん、これはダメだ>
<こんなの頭おかしくなるよ>

 車内は外から見えないようにすべての窓を黒いカーテンで覆い、また、フロントガラス越しにも後部座席が見えないように仕切りをつくっていたのである。

 生田斗真の指摘により、星野源はようやく、過剰な防備こそが心を蝕む要因をつくっていたことに気がつく。

<そうか、僕はまだ病んでいたのか。
 それから全てのカーテンを外し、窓を開けた。夕焼けを見ながら風を感じるなんて久しぶりであった。
「ああ、最高だわ」
 隠れることはなんて馬鹿らしいんだろう。楽しいことも、悲しいことも、クソだと思うことも、全て堂々と表現してやろうと思った。その瞬間から僕は、本当の意味で、負の自分を乗り越えることができたのである>

 こうして、アルバムや全国ドームツアーといった大きな仕事にも取り組むことができるぐらいメンタルが回復し、また、塞ぎ込んでいた時期についてラジオや雑誌のインタビューやエッセイで明かすこともできるようになった。

 ただ、星野源の不調の原因のひとつは、「有名税なのだから我慢しろ」とばかりにプライベートな領域にまで踏み込むメディアや、マナー違反の接触を試みようとするファンの行動である。

 芸能マスコミによる過剰な取材はかねてから問題視されてきたが、最近では、大倉忠義(関ジャニ∞)がストーカーまがいの行動に出るファンを諌める声明を出したりと、ファン側の節度ある行動を求める声も起きるようになった。

 メディアやファンの行き過ぎた行動がひとりのミュージシャンのキャリアを潰しかけた事実は重く考える必要がある。

(倉野尾 実)

米津玄師の『紅白歌合戦』出場はあるのか?「自分が必要だと感じたらテレビに出る」

11月14日に『第69回NHK紅白歌合戦』出場者が正式発表されたが、それから約1週間が経ち、盛んに言われているのが、深刻な「目玉不足」だ。

 『紅白歌合戦』に「目玉不足」が指摘されるのは別に今年に限ったことではないのだが、そういった声を覆してきたのが「特別枠」の企画だ。

 たとえば、昨年の『紅白』では、芸能界引退前最後の『紅白』となる安室奈美恵や、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』主題歌を担当した桑田佳祐らの出演が番組を盛り上げた。

 今年の特別枠で現在決まっているのは、椎名林檎と宮本浩次(エレファントカシマシ)がコラボ曲「獣ゆく細道」を歌う企画と、2.5次元ミュージカル『刀剣乱舞』の刀剣男士と、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の声優ユニットAqoursによって「クールジャパン」が紹介される企画の2つ。

 現在放送中の朝ドラ『まんぷく』で主題歌を担当するDREAMS COME TRUEの特別枠出演はほぼ確実視されているが、「確定」と「暫定」を合わせても、去年の安室奈美恵ほど話題性に富む企画はいまのところ出てきていない。

「目玉不足」の『紅白』打開策として浮かぶ米津玄師の名前
 そこで、期待されるのが、米津玄師の出演だ。

 今年3月にリリースされた「Lemon」は、シングルCD出荷が41万枚で、デジタルダウンロードの170万ダウンロードと合わせると、合計で211万枚。ダブルミリオンのセールスを記録している、今年1番のヒット曲である。

 米津玄師はこれまで地上波のテレビで生のパフォーマンスをしたことがなく(トークのみであれば出演したことはある)、もしも『紅白』で歌唱披露があれば、かなりレアな機会ということになる。

 昨年8月にリリースされたコラボシングル「打上花火」で米津玄師と共に楽曲を手がけたラッパー・シンガーソングライターのDAOKOが紅組で初出場することから、より一層、特別枠での出場を期待する声が高まっている。

 ただ、残念ながら、その可能性を低いと言わざるを得ないだろう。

 今年一番のヒット作を手がけたアーティストにNHKがオファーをかけていないはずがなく、現段階で白組のラインナップに入っていないということは、出演を断られたと解釈するのが自然だからだ。

 米津玄師はメディア嫌いのアーティストとして知られている。つい先日も、「東京ドラマアワード2018」表彰式で主題歌賞を受賞した際、所属事務所が報道陣に対し「その場で撮影した米津の写真や映像は一切使用してはならない」と応じたことから、メディア側の怒りを買ったと報じられたばかり。

米津玄師はすべてのメディアを拒絶しているわけではない
 ただ、完全にメディアを拒絶しているというわけでもないようだ。2015年にはツイッターのリプライで送られてきた<テレビに出ないのは、何か理由があるのですか?>とのファンの質問に対し、<テレビ側が呼んでくれたら、あと自分が必要だと感じたら出るよ。出ないと決めてるわけじゃない>と答えている。

 そうなると、「『紅白』特別枠」での出演に米津玄師自身が<必要>と感じられる理由をNHKが提示できるかが鍵となる。彼は先月18日に発売された「HIGHSNOBIETY JAPAN ISSUE 01」(カエルム)のなかではこんなことも語っている。

<人間の欲望ってとどまることを知らないもので、もっともっと知ってもらいたい、そのために好きでもない自分の歌声や、奇妙な出で立ちや、そういうものを表にさらさなければいけない。やりたくもないライブをやらなければいけない。結局、自分の首を絞めるようなことばっかりやってるんですよね。そうじゃないとつまんないんですよ。自分がやりたいことだけ、自分の殻に閉じこもって、自分のパーソナルスペースの中だけでやってたところで全然おもしろくない。そのまま5年、10年やってたら、音楽を作るのもそんなに好きじゃなくなっちゃっていたかもって思うんですよね。自分が自分のことを好きでいるために、自分の嫌な部分も全部出す必要があったってことなのかなと思いますけど>

 「パーソナルスペース」の外に出るとしたら『紅白』出場はかなり大きなきっかけのひとつになるのは間違いないだろう。9割9分、出場の可能性はないような気もするが、今後の動向にも注目である。

(倉野尾 実)

大塚愛がRIP SLYMEのSUと離婚した背景に嫌がらせ被害?「耐え難い毎日」「子どもとの生活を守るため」

21日夜、歌手の大塚愛(36)が、RIP SLYMEのSU(45)との離婚を発表した。ふたりは2010年に結婚し、2011年には長女が誕生していたが、昨年のSUの浮気が報道されて以降は別居状態にあったという。

 大塚愛は公式サイト内で、「私、大塚愛は、RIP SLYMEのSUさんと婚姻関係を先日解消致しました」と発表。「幸せな毎日から、耐え難い毎日まで、とても一言では伝えられませんが、子どもとの生活を守るために決断したことです」と、離婚に至る心境を語った。

 元夫のSUは2017年、22歳年下のモデル・江夏詩織(23)との不倫が「フライデー」(講談社)によって報じられた。大塚愛がSUの浮気癖やだらしなさに愛想を尽かしたことは容易に想像できるが、離婚理由はそればかりでないようだ。

 翌22日、「スポーツ報知」が報じたところによると、大塚愛は、夫の不倫相手・江夏詩織から「嫌がらせ」を受けていたという。関係者によれば、大塚愛はSNSに「別れろ」などと何度もメッセージを送りつけられたこともあり、被害届を提出するほどエスカレートしていたという。

 今年7月に配信リリースし、dTVオリジナルドラマ『婚外恋愛に似たもの』の主題歌にもなっていた大塚愛の曲『あっかん べ』の歌詞には、「嫌がらせしてくるようなあの子はいらない 人生に要らない 真夜中のインターホン お化けじゃあるまいし ある意味お化けだし 白のスカートって」という一節があったことも話題に。SUは作詞した曲に「俺のしおり」とのフレーズを紛れ込ませていたが、大塚愛もまた、歌詞に実話を盛り込んだのだろうか。

 本当に被害届を出すほどだったとすれば、SNSでの「嫌がらせ」レベルではなかったはずだ。大塚愛が別居、そして離婚を選択したのは、自分ばかりか子どもにまで危険が及ぶことを危惧したからだろう。夫の不倫相手が、妻のみならず子どもに危害を加える可能性はゼロではない。配偶者に不倫されるという屈辱を受けたうえ、非常識な相手女性に粘着されるという理不尽。大塚愛の気苦労はいかほどだったか。

SUの不貞がRIP SLYMEの“不可解”な活動休止につながった?
 こうなると、大塚愛とSUの離婚によって、先月30日に世間を騒がせたRIP SLYMEの“不可解”な活動休止騒動もつじつまが合う。

 SU は、2017年4月の不倫報道直後、出演予定だった音楽イベントや全国ツアー、夏フェスへの出演を見合わせた。SUはそのまま活動休止状態に入り、表舞台から姿を消している。RIP SLYMEは4人で活動を続けていたが、最近は個々での活動が目立っていた。

 そして今年10月30日、『スポーツニッポン』は、突如としてRIP SLYMEの活動休止を報じた。理由は説明されず、ファンはメンバーの不仲説や解散説などさまざまな憶測を唱えたが、SUの浮気騒動が原因と見る向きはもちろん大きかった。一方で、「なぜ1年以上も前のことを今さら?」という疑問もあった。

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 しかし、11月2日にはメンバーのPES(41)が、Twitterで「すみません。変なのですがホントにニュースで知ったので…。何も聞いていないのでその旨も伝えられないというか…。わたしは随分前から何も出来ない立場なので謝ることしか出来ません」と、衝撃の発言。活動休止という重大な決定にもかかわらず、メンバーは蚊帳の外だったようだ。

 RIP SLYMEをめぐる噂が錯綜するなか、SUは11月3日にInstagramを更新。ようやく矢面に立ち、「全ての責任は私 大槻一人 suにあります」とファンに謝罪した。つまり、やはりSUの不倫騒動がグループの活動休止を招いていた。SUは「1年と半年我が身を省みて恥入るばかりです毎日を丁寧に失楽園ベイベーにならぬよう日々精進を重ねて参ります」と改心を誓ったが、この期に及んでも軽口を叩くような態度に「ふざけている」「RIP SLYMEを返せ」と批判が殺到、炎上した。

 ちなみにSUの不倫相手だった江夏詩織も、このタイミングでInstagramを更新し、化粧品のプロモーションを行ったことで、「売名か!」「メンタル強すぎ」などと世間の顰蹙を買っていた。

 いずれにせよ、RIP SLYMEの活動休止をめぐっては不可解な点が多かったが、離婚発表まで一年以上がかかり、また不倫相手が大塚へ嫌がらせをしトラブルに発展していたとすれば、相当揉めたであろうことは容易に想像できる。それこそRIP SLYMEの活動継続が難しいほどの事態だったのだろう。

 他方で、大塚愛が離婚を決断するまでの心中を察すると胸が痛む。不倫された妻が「子どものために」泣き寝入りするというのはよくある話だが、大塚愛は「子どもとの生活を守るため」に離婚を選択している。大塚愛が守りたいのは、ひとえに子どもの身の安全と健康な成長だろう。その切実さは、想像に難くない。

 子どもの親権は大塚愛が持ち、双方の弁護士で慰謝料や養育費について話し合っているという。なによりも大塚愛と子どもの安全が保たれ、安心して暮らせる日々を取り戻すことを願いたい。

嵐ファンのファンマナーに称賛!! 静かなる空港お見送りで格の違い見せる

 嵐は4日間に渡り開催された札幌ドームでのコンサートを、今月18日に終えた。近頃、King&Prince(以下、キンプリ)、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2といったジャニーズグループのファンが、公共の交通機関でタレントを追い回し、タレントはもちろんのこと、一般の利用客や鉄道会社に迷惑をかける自体が頻発している。

 また、関ジャニ∞の大倉忠義が自身のブログで、“ヤラカシ”と呼ばれる過激ファンに対して「もう限界」と苦痛を綴ったことも記憶に新しい。今回、札幌ドーム公演終わりの嵐が帰京のために利用する新千歳空港も、嵐ファンが暴走するのではと心配する声が一部ではあったが、どうやら杞憂に終わったようだ。

 空港で嵐のメンバーに遭遇したファンは、とても静かに嵐をお見送りした。大声を出す人や嵐の移動に伴ってファンが大移動するといったこともなかったという。

 この光景を目撃したという人物がSNSで嵐ファンの“神マナー”を報告すると、多くのジャニーズファンが拍手。「今ジャニーズは色々と騒がれてるからマナー守れてて良かった」「同じ嵐ファンとして嬉しすぎるよ」といった歓喜の声が上がっている。

ジャニーズと共演する女優もファンを恐れる事態に
 以前から過激なジャニーズファンはいたものの、最近のキンプリ新幹線遅延騒動などにより、少なくない数のファンが暴走傾向にあることが表面化。すっかりジャニーズファンには“怖い”という印象がついてしまっている。そんな中で、ジャニーズのトップグループたる嵐のファンは、その品格を守ったかたちだ。

 一方で、ヤラカシがゼロになったわけではもちろんない。ジャニーズタレントと共演する女優が“ファンを恐れる”こともあるという。

 現在、嵐の相葉雅紀はドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)で主演を務めているが、そのなかで相葉に思いを寄せる芸者を演じている女優の趣里が、嵐ファンを恐れていると2018年12月4日号の「週刊女性」(主婦と生活社)が伝えた。

 同誌によると、趣里は以前、ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)で嵐の二宮和也とも共演しており、その際SNSのいいねやコメントの数が通常の3倍以上に増加したそうで、ジャニーズファンの反響に驚いたという。そのため、今回のドラマで相葉のファンに敵視されることを心配しており「相葉さんのファンがたくさん見ているかもしれないから、SNSにはうかつなことは書けない」と不安を漏らしているそうだ。

 といっても、趣里が『ブラックペアン』で演じたクールで有能な看護師役は、二宮ファンからも好評であり、今回の芸者役も相葉ファンの間で物議を醸してはいない。そのため同誌の論調はやや的外れにも思えるが、ジャニーズタレントとの共演でファンにSNSを監視され誹謗中傷を書かれる女優も確かにいるため気は抜けないというのが業界の実情だろう。

 たとえば、映画でキンプリの平野紫耀と共演した平祐奈のインスタには、彼女の平野との交際を“匂わせる”投稿もあってか、「早く別れて」「匂わせやめろ」などのコメントが多数投下されている。

 だが、空港でのマナー同様に嵐ファンのマナーがよいのか、趣里が気を使っているからか、今のところ彼女のSNSコメント欄に相葉がらみの誹謗中傷は書かれていない。

“出待ち”自体が禁止行為と言う声も
 さて、神対応と絶賛された嵐ファンのお見送りだが、一方で「空港で“出待ち”すること事態がルール違反では?」という声も上がっている。

 確かに、ジャニーズ事務所がHP上でファンマナーについて注意を呼びかけている文章には禁止事項として、「タレントが利用することを予想し、駅・空港で待ち受ける」という一文があり、“出待ち”は禁止されているようだ。

 また、今月12日に放送された『とくダネ!』(フジテレビ系)では、ジャニーズ好きを公言する放送作家の山田美保子氏がジャニーズファンの鉄の掟として、電車の出待ちではホームに入らず改札の外で待つなどのルールがあると紹介。その際も一部のジャニーズファンからは「ジャニーズ事務所は公式に出待ちを禁止している」「いつの時代のルール語ってるの?」など否定的な意見が出ていた。

 山田氏の言うようにファンがルールを制定し、事務所も出待ちを黙認していた時代もあったのかもしれないが、そのルールを無視して暴走するファンが増えた結果、ジャニーズ事務所は大々的に“出待ち禁止”を打ち出したのではなかろうか。

 なお、今回の嵐のお見送りは必ずしも出待ちをしたファンだけではなく、たまたま空港にいたら嵐に遭遇したというファンもいたようだ。

 出待ち自体の良し悪しの議論は続きそうだが、ファンの迷惑行為が続く中で今回の嵐ファンの静かな行動は、ファンマナー改善の一歩となったのではなかろうか。

Twitterが「いいね」(like)廃止のウワサに歓迎の声が続出「頼むから早く廃止してくれ」

 こんなのいらないから、早くやめてくれ!!

 Twitterが「いいね」機能を廃止するという情報が、ウワサに過ぎない段階から大歓迎されている。

 Twitterの「いいね」機能は2015年に「お気に入り」が廃止されて導入されたもの。

 導入当初から「いいね」機能は、批判を浴びてきた。というのも、それまで「お気に入り」機能が使われていた目的は、任意のツイートを保存するため。「いいね」も機能としては、ほとんど変わらないのだが、特に、ツイートに賛同しているわけでなくとも「いいね!」と賛同しているように見られてしまうからだ。

 もっとも不評の声が聞かれるのは「いいね」をされるツイートをした人からである。「いいね」をされても、リツイートとは違いまったく拡散されないからである。つまり何か宣伝目的でツイートした時に「いいね」だけを押されても「広める気はないのか」と、されたほうはイラッとしてしまう。

「エロイラストをアップするとリツイートしてくれる人よりも“いいね”だけを押す人が多いんです。だいたい、2倍から3倍の差はありますね。自分のタイムラインにエロいものを表示させたくないのだとは思いますけど、せっかく描いてアップしているのだからリツイートして広めてほしいですよ」(同人作家)

 無料でエロい絵を見せてもらっているのだから、せめてものお礼にリツイートして広めるのは、最低限のマナーのはず。だが、たいていの人は、そこまでの勇気はないらしい。それに「いいね」をしたツイートはランダムで自分のフォロワーに通知されることもあるのだから、どのみち全く隠していることにならない。

 まだ公式に廃止は明言されていないが、誰も得しない「いいね」が早く消滅することを願ってやまない。
(文=是枝了以)

TBSがSMAP『世界に一つだけの花』を排除!? ジャニーズの圧力か

11月19日に放送された『歌のゴールデンヒット -年間売上げ1位の50年-』(TBS系)で、視聴者を唖然とさせる出来事があった。それは平成最大のヒット曲・SMAPの『世界に一つだけの花』が登場すべき場面で、完全に“なかったこと”にされた――というものだ。

 同番組は、1970年代から現代に至るまで50年間のヒット曲を、売り上げランキングをもとに紹介。名曲とともに昭和から平成を振り返るという趣向で、1年ごとにいちばん売れたヒット曲を取り上げていた。

 2000年代はラストの15分間に凝縮されていたが、2000年はサザンオールスターの『TSUNAMI』、2001年は宇多田ヒカルの『Can You Keep A Secret?』、2002年の浜崎あゆみの『Independent』……懐かしい曲が次々と流れ、視聴者のノスタルジーを誘う。

 しかし、なぜか2003年のヒット曲紹介はまるごとカット。2002年の次は、2004年の平井堅の『瞳をとじて』に切り替わってしまった。あまりにも不自然な演出だったのだが、番組は何事もなかったかのように進行。視聴者に強烈な違和感を与えた。

 本来であればこのとき2003年のヒット曲として紹介されるべきは、SMAPの『世界に一つだけの花』だった。元メンバーの草なぎ剛が主演したドラマ『僕の生きる道』(TBS系)の主題歌でもあった同曲は、売り上げ枚数210万8565枚という21世紀初のダブルミリオンを記録。平成最大のヒット曲といえるだろう。

 なにより『世界に一つだけの花』は、2016年に解散したSMAPを代表する楽曲。解散の危機に瀕していたときはファンの購買運動が発生し、発売から15年を経てトリプルミリオンも達成したという伝説の曲だ。

 その『世界に一つだけの花』を無視されたことに、視聴者が違和感を覚えるのも無理はない。番組終了後、SNSには「国民的人気アイドルを無視ってどういうこと……?」は「あからさまに飛ばされてポカーンって感じ」と、疑問の声が続出していた。

 しかしとくに多かったのは、テレビ局を批判する意見だ。背景に、SMAP解散騒動の余波を感じ取った視聴者は多い。「TBSがSMAPをいじめてるみたいで、本当しょーもない」「オトナの事情があるんでしょうけど、国民的アイドルのSMAP出さないとかさすがに無理あるだろ」「犯罪を犯したわけでもないのに、おかしい」……TBSが『世界にひとつだけの花』を平然と無視したことに、怒りや不満を露わにする声が噴出し、炎上騒動に発展している。

SMAPをめぐる圧力と忖度に視聴者もウンザリ
 2016年12月31日をもってSMAPは解散し、翌年には元メンバーの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がジャニーズ事務所から独立。2017年9月に公式ファンサイト「新しい地図」を立ち上げ、現在はAbemaTVやYouTubeなどのインターネット動画、映画、舞台、CMなどを中心に自由な活動を見せている。

 しかし、ジャニーズ事務所を離れた直後、稲垣・草なぎ・香取は芸能界から干されるのでは……という危惧があった。実際に、地上波のレギュラー番組『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)や『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)が次々と打ち切りに。元SMAPの3人はこのまま地上波の番組から姿を消すのではないか、とも噂されていた。

 ジャニーズ事務所の圧力か、テレビ局によるジャニーズ事務所への忖度か……SMAPの解散騒動から1年以上経っても、元SMAPの3人はいまだ、地上波のテレビ番組にほとんど登場しない。

 今年10月、東京スポーツは、ジャニーズ事務所が「元SMAP」という名称の使用禁止令をメディアに通達したと報じた。また、11月13日の「FLASH」(光文社)は、大晦日恒例の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の笑ってはいけないシリーズが昨年、3人に出演のオファーを出していたものの、ジャニーズ事務所の妨害でポシャったことを報じている。一部では、今年の『ガキ使』に、3人のサプライズ出演が期待されていると言われるが、実現の可能性は低いだろう。

 一方で、稲垣、草なぎ、香取の3人は、今年12月1日と15日に放送するローカル局のバラエティ番組『略してブラリク』(RKB毎日放送)への出演が決定している。放送地域は福岡に限られるが、3人がテレビのバラエティ番組に登場するのは久しぶりだ。元SMAPの3人が窮屈なテレビの世界に今さら戻ることに驚くが、しがらみのないローカル番組ではのびのびと振舞えるだろう。

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 いずれにせよ、元SMAPの3人が、くだらない芸能界のルールによって理不尽な状況に置かれていることは、すでに視聴者の知るところだ。ジャニーズ事務所が権威を振りかざし、テレビ局が古い慣習にこだわり続けるならば、視聴者から愛想を尽かされる日も近いだろう。

ディズニーランド「11時間待ち」の大盛況も素直に喜べないブラックな裏事情

 11月18日、千葉県・浦安市の東京ディズニーランドには、多数のファンが押し寄せた。人気アトラクションで、ミッキーマウスと記念撮影ができる「ミッキーの家とミート・ミッキー」は、ピーク時には約11時間(660分)待ちの行列ができ、その盛況ぶりが話題となった。

 じつは、この日はミッキーの「誕生日」。1928年11月18日、ミッキーマウスが短編映画『蒸気船ウィリー』に始めて登場したことにちなんでいる。ミッキーの90歳の誕生日ということで、ファンがお祝いに集まったようだ。

 運営会社のオリエンタルランドによれば、「公式な記録はありませんが、11時間の待ち時間は聞いたことがない」としている。ディズニーランドといえば長い待ち時間がお決まりだが、かなり異常な状況だったようだ。

 当日のSNSの投稿を見ると、現場に足を運んだディズニーファンが「誕生日ミッキー〜 会えてよかった〜」と感想を述べるつぶやきのほかに、「並ぶだけで半日終えるなんてファンの忍耐力すごい……ミッキーって偉大だなあ」「ディズニーファンやばいって思ったけど、わたしも11時間並べば推しに会えるってなったら絶対並ぶわ。理解できた」などと、さまざまな感想が飛び交っていた。

 一見すれば明るいニュースだが、ディズニーランドの盛況を素直に喜べない事情がある。

 明けて19日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)はこのニュースを取り上げ、行列に並ぶファンのようすを交えて紹介した。番組のゲストたちがミッキーファンの熱意に驚く意見を述べるなか、MCの加藤浩次(49)は顔をしかめて、「並んでる方も大変だと思いますけど、ミッキーも大変じゃないですか」と指摘。さらに、「ミッキーの休憩はあるんですか?」と疑問を投げかけた。

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 加藤の問いに対し、水ト麻美アナウンサー(31)は「そこはキチンとされていたと思いますよ」とフォローしたが、加藤は「そうですか? ミッキーもやっぱり休憩してほしいよね」とコメントしている。

ミッキーの着ぐるみの中は……過重労働にパワハラ、ディズニーのブラックっぷりが露呈
 加藤浩次がアクターを気遣ったのは、東京ディズニーランドにおけるブラックな労働環境がすでに明らかとなっているからだろう。今年7月、東京ディズニーランドでショーなどに出演していた契約社員の女性2名が、同園を運営する株式会社オリエンタルランド(以下、オリエンタルランド社)を相手取り、「安全配慮義務に違反した」として約755万円の損害賠償を求めて提訴を起こしていた。

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 11月13日には千葉地裁で第1回口頭弁論が開かれ、原告女性2人が会見を行っている。

 ことのあらましはこうだ。原告のひとりで2015年から働く契約社員Aさん(29歳、女性)は、総重量10~30キロの着ぐるみを着用して30分~45分にわたるショーに出演し、来場客と記念撮影や握手をするグリーティングに当たっていた。昨年1月、手首に違和感を覚えて受診したところ、神経などを圧迫される「胸郭出口症候群」と診断された。過酷な労働条件下で勤務を続けることは困難だったが、オリエンタルランド社は労災申請手続きもせず、休業補償もされなかったという。

 Aさんは2017年8月に労災認定を受けて現在は休職しているが、オリエンタルランド社を「けがをしたら終わりで、フォローもないという職場」と批判し、「健康状態に応じて業務内容を軽減すべき義務を怠った」と訴えを起こしている。

 もうひとりの原告で、2008年から働く契約社員Bさん(38歳、女性)は、2013年に着ぐるみを着用しての勤務中に客のいたずらによって右手薬指を負傷。上司に労災申請したが、「それくらい我慢しなきゃ。君は心が弱い」と言われ、取り合ってもらえなかったという。これをきっかけに、Bさんへのパワハラやいじめが横行する。

 Bさんが勤務中、バックステージで過呼吸の発作を起こした際は、上司から「病気なのか。それなら死んじまえ」「30歳以上のババアはいらねーんだよ。辞めちまえ」などと暴言を吐かれたそうだ。また、先輩アクターからも「お前みたいにやる気の無い奴は、全力でつぶすから」など言われたという。こうしたいじめは5年間続き、Bさんは心療内科への通院を余儀なくされたと主張している。Bさんはオリエンタルランド社を「パワハラに対して適切な措置を講ずる義務を怠った」として訴えている。

 しかしオリエンタルランド社は、Aさんの訴えに対して「労災認定の記録には『胸郭出口症候群の発症は確認できない』との意見が記載されている」と指摘。また、Bさんについても「パワハラ発生時、(原告の)女性と相手方が同時に勤務していたことを確認できない」とし、争う姿勢を見せている。原告の弁護団は「誠意をもって応じる姿勢がない」と、オリエンタルランド社を批判した。

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 この会見の様子は、14日放送の『スッキリ』でも報じられたが、原告のBさんがパワハラを受けてもなお「ゲストが第一なので、自分さえ我慢していればゲストの夢を壊さないという気持ちだけでやってきました。ディズニーが悪いわけではありません」と、涙ながらに訴えていたのが印象的だった。

 原告のふたりがどれほどディズニーを愛していた(いる)のかは、多くの犠牲を払ってまでディズニーランドで働きたいという態度から推し量ることができるだろう。

もう、ディズニーを「夢の国」として楽しめない
 しかし、ディズニーランドの過酷な労働条件や、ブラックな企業体質は、数年前から囁かれ続けてきた。2014年2月、ディズニーランドのショーに出演していたパフォーマーが不当な理由で雇い止め(解雇)されたとして、自発的な労働組合「オリエンタルランドユニオン」を結成したことがニュースになると、ディズニーランドの現場を支えるキャストのおよそ9割がアルバイトという不安定な雇用状況にあることや、契約社員になっても労働条件の改善が見られないことなどが世間の知るところとなったのだ。

 今回の訴訟で、パワハラや過重労働が明らかとなったことで、ディズニーを単純に「夢の国」として消費できなくなってきた。いくらファンであっても、きらびやかなショーの裏側ではパワハラが行われていることや、着ぐるみのアクターがじつは満身創痍であるという事実を知ってもなお、純粋に楽しめる人は多くはないのではないか。

 ディズニーにはいまだ熱心なファンが多いことは、冒頭のニュースでも明らかだが、パワハラ訴訟の結果次第では、この問題はより広く知られることとなるだろう。

 ミッキーは世界的に不動の人気キャラクターとして長きにわたり愛されてきた。その名声を貶めることのないよう、オリエンタルランド者には「夢の国」の世界観に恥じない労働環境を徹底してもらいたい。

有村架純と新垣結衣に与えられた“イメージ”が固まりすぎ!! 濃いメイクにしただけで批判噴出

 現在放送中のドラマ『中学聖日記』(TBS系)で主演を務める有村架純。今月22日発売の美容雑誌「美的」(小学館)では、付録つきと付録なしの2パターンで表紙を飾っているのだが、そのメイクが“彼女の魅力を殺している”とSNSで話題になっている。

 「美的」の表紙の有村のメイクは、美容雑誌なだけあり、2パターンとも通常の彼女よりも“濃い”印象を与える。付録つきの表紙写真は、赤みがかったブラウンのアイシャドウに鮮やかな赤色のリップ。一方付録なしの表紙写真も、紫がかったピンクのアイシャドウにこちらも紫の強いピンクのリップで、艶っぽい女性に仕上がっている。

 新鮮な有村の姿に、SNS上で飛び交う感想の多くが否定的なものだった。「有村架純である必要ないメイクに驚く」「彼女の素敵なフェミニン感が皆無になっている」「こういうのは白石麻衣みたいな人に任せときゃいいんだ!」といったコメントが並ぶ。多くのファンは有村に対して、色気や大人っぽさは求めてはいないのだろうか。

 ドラマや映画をはじめ、バラエティ番組でもすっぴんさながらのナチュラルメイクが多い有村架純。連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)で演じた素朴なヒロインの影響もあり、お茶の間ではふんわりとした可愛らしいイメージが定着しており、役柄も清純で心優しい女の子が多かった。

 しかしそんな彼女に対して、“女優”として生き残っていくためには、「新境地を開く必要がある」という報道も幾度となくされてきた。一体どっちなんだ、という話である。

「『中学聖日記』で脱皮か」と言われた有村架純
 『中学聖日記』は「有村架純が新たな役に挑戦!」と、放送前から期待されていた作品だった。有村は15歳の男子中学生と恋に落ちる教師を演じており、禁断の恋に揺れ動く大人の女性を彼女がどう演じるのか、今作で今までのイメージから脱却なるかなど、様々なメディアが記事をリリースした。

 しかし蓋を開けてみると、彼女の演技がどうこうという以前に、脚本や設定そのものに視聴者は騒然。平均視聴率も振るわず5%台から7%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に留まっている。大雑把なストーリーにツッコミを入れながら楽しく観る人もいるようだが、残念ながらSNSで評価されている点は、有村の“可愛らしさ”と、俳優陣の顔がかっこいいという点がほとんどだ。

 「脱皮のために重要」と報道されていた、生徒を演じる岡田健史とのキスシーンも放送されたが、視聴者にさほど衝撃を与えるものではなかった。なお、昨年公開された映画『ナラタージュ』では、松本潤や坂口健太郎とのベットシーンもあり「脱皮のための濡れ場」と言われていたが、現在にいたっても彼女のイメージは変わりないだろう。

新垣結衣も“イメージ定着”で苦戦
 有村についてしまったイメージを覆すことは相当難しいのかもしれない。それを今期ドラマで証明しているもう一人の女優が新垣結衣だ。

 新垣は現在放送中のドラマ『獣になれない私たち(以下、けもなれ)』(日本テレビ系)で主演を務めている。『けもなれ』で新垣は、ブラック企業に勤めている上、彼氏との関係も上手くいっていない女性を演じており、表情は貼りついた笑顔か疲れ気味かのどちらかだ。

 新垣といえば弾けるような笑顔“ガッキースマイル”が特徴的な女優であり、すっかり“元気で明るい”“優しくやわらかい雰囲気”が定着している。そのせいか、ドラマを見たファンからは「こんなガッキーは観たくない」と残念がる声が続出。こういった声を受け一部のメディアでは、新垣は女優としての需要がないとまで書きたてた。

 では、有村架純と新垣結衣には、これまで築き上げたイメージ以上のものは求められないのだろうか。しかし、それではいつまでたっても“アイドル女優”と揶揄されたままになってしまう。この矛盾する現実に彼女たちがどう立ち向かうか。幸いにして、芸能界には多くの先達がいる。可愛らしさと凛々しさ、大人の色気と清楚な表情、様々な役柄を演じ分ける30~40代の女優たちは非常に豊富だ。有村と新垣は、とりわけ可愛らしいイメージでブレイクし、そのイメージが定着してしまったが、この壁を乗り越えて長い活躍を望みたい。

赤西仁もほとほと困り果てていたKAT-TUNヤラカシ軍団、執念のテクニック

関ジャニ∞の大倉忠義さんが、一部のファンが暴走しストーカーしていることについて「もう限界だ」と告白し、大きな波紋を呼びました。ジャニーズファンの間では昔から、「ヤラカシ」と呼ばれる暴走ファンが一定数存在することが知られていましたが、ここまで直接的に怒りを表明したタレントは初めてではないでしょうか。

 これまで記者として多くのジャニーズタレントを取材し、相談なども受けてきたというアツコお姉さんは、どれだけジャニーズの子たちが苦痛を受けてきたかをよくご存知です。中でも、伝説的なヤラカシが跋扈していた頃のKAT-TUNの被害は凄まじいものでした。自らの意志で脱退、退所し、アイドル活動からアーティストへシフトした赤西仁さん、田口淳之介さんの被害を振り返ります。

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 それは11月8日のこと。関ジャニ∞の大倉忠義くんがJohnny's webの中のグループ連載『関ジャニ戦隊∞レンジャー』の中で、一部のルールを守らない暴走するファンの人たちに向けて苦言を呈したのだけど、その切実な訴えに胸が痛くなっちゃって。皆さんはどう受け止めたでしょうか?

 まぁこうしたことは残念ながら今に始まった事じゃなく、ジャニーズの様々なグループの人たちが被害にあっているのよね。取材の時に「昨日も自宅の最寄り駅で待ちぶせされたぁ」とか「今日も朝から追いかけごっこだったよ」なんて話を聞くことが多かったから、アイドルも大変なのねと心配していたのだけど、思った以上に事は深刻だったようで……。

 今回ここで例をあげるのはジャニーズを辞めた人にするわね。KAT-TUNで活躍していた赤西仁くんと田口淳之介くんも、当時かなり参っていたの。

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赤西仁、怒りの直談判も逆効果「逆に喜んじゃって…」
 メンバーによると、元々KAT-TUNには「ちょっと過激な追っかけ」がいてね。結成からデビューまでの間は、一応マネージャーはついているんだけど移動車の用意はなく、基本、移動は各自が電車やタクシーでしていたため、どこにでも過激な人がついてきていたの。

 「仕事と仕事の合間に後ろから着いてくる事には慣れてたし、つかず離れずの距離を保ってくれるファンの人たちのことは俺たちも認めてた。事務所からも言われてたし、暗黙の了解というかそんな感じで。でも仕事終わりに自宅まで追ってくる人には本当に困った」と、言っていたことがあるわ。

 まだ実家に住んでいた当時の彼ら、特に仁くんと亀梨和也くんはお家が近かったこともあって、同じタクシーで帰る時もあったのよね。そんな時、ふと気づくと後ろからピッタリとマークされていたらしいの。「車で追って来るんだけど、とにかくしつこくて。振り切っても振り切っても着いてくる」追っかけの人がいたそうで、タクシーの運転手さんにお願いして「何とか踏切でまいてもらった」なんて言っていて。急発進して踏切で事故でも起こしたらと気が気じゃなかったんだけど、「危険だから躊躇したけど、もうお手上げ状態だったから」と仁くん。「それでまいたと安心していたら翌日も追ってきて。また振り切って遠回りして疲れきって家にたどり着いたら、実家に先回りされていることもあってげんなりした」事も度々あったとか。

 まだKAT-TUNとしてのCDデビュー前に出演していたドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)の収録が深夜に終わって、川崎・生田スタジオを出た亀ちゃんと仁くん。局が用意してくれたタクシーで帰ろうとした時、「どこからかいきなりヒュッと車が飛び出してきて、何だと思ったらいつもの“ヤラカシ”たちで。ここまで来たのかよと驚いた。深夜までじっと潜んでいたらしくてほとほと参った」そう。

 生田スタジオの周りってひっそりした住宅街で、お店があるわけでもないし、待ちぶせしようにもそんなスペースはないんだけど「そんな悪条件には負けないのがヤラカシ」さんらしくて。あまりの執拗さに切れてしまった仁くんは、亀ちゃんが止めるのを振り切って、ある時、直談判したのよ。

 「さすがに限界で頭に来ちゃってさ。車を止めて対峙したんだ。『もう辞めてくれ』って訴えたんだけど、あっちはニヤニヤ笑って喜んでて。ついに亀梨も心配して車を降りて出て来ちゃってさ、2人でお願いしたんだけど、対峙して話すのは逆効果だったんだよ。相手は『顔を覚えてもらえた、直に話せた!』って大喜びしてたもん」と反省しながら言っていて、可哀想で何も言えなかったわ。

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田口淳之介のヤラカシは凄すぎるテクニック
 淳之介くんの時は、CDデビューしてまもなくの頃だったかしら。東京都内におうちを新築してご家族で新しい生活を始めた時の事。取材の後で「今日はこのまま自宅に帰る」と言うのでタクシーを呼んだの。メンバーはまだ仕事の人と遊びに行く人がいたのでそれぞれ別行動に。マネージャーは仕事に向かうメンバーを車に乗せて先に移動していって、さて撮影スタジオにタクシーが来たからじゅんのを乗せて「じゃあね、気をつけて。バイバ~イ」とお見送りした数分後、「すごい勢いでヤラカシに追われてる」との緊急連絡があったのよね。

 このままじゃ新居がバレてしまうし困っちゃったアツたちは、スタッフと相談して「悪いけどとりあえず1回帰ってきて」とお願いして、じゅんのをスタジオに呼び戻したの。タクシーの運転手さんに事情を聞くと「スタジオを出て少し経って気づいたんですが、数台に付けられていました。女性ですけど、とんでもないドライビングテクニックを持つ車が2台いて。うちの運転手になって欲しいぐらいの腕前です」との事で、呆れるぐらい運転技術が高くて「振り切るのはプロの僕ら運転手でも至難の業」だと言ってたわ。

 しかも「素性を隠すためかレンタカーなんですよ。慣れない車であれだけ上手く運転できるなんて、使い方を間違えなければ成功するのにね」なんて話す運転手さん。そうか、凄腕ドライバー相手にまくんだから一筋縄ではいかないねといろいろ話し合った結果、「ドアが2つあるコンビニに入って、裏側から出て逃走する」作戦を立てたの。

 タクシーも2台用意してそのときは何とか脱出成功となったんだけど、「何か俺の方が悪い事でもして逃げてるみたいじゃん。犯罪者にでもなった気分だよ」なんてじゅんのが言っていて、辛くなっちゃったわ。

 でね、そんな事があった数日後。「コンビニの逃走劇をしようとしたら今日は失敗しちゃった。ヤラカシが学んでたよ~。あっちも2台で行動していて、コンビニの裏側の出口でもう1台が待機してたんだ。やられたー!」との報告が。大切なご家族と暮らすための新居も、結局「ものの1週間もしないうちにヤラカシにバレてた」とかで「スクープを狙う週刊誌より嗅ぎつけるのが早かった」そう。

 笑うに笑えないこんな状況でも、じゅんのは「ちゃんと応援してくれるファンの人たちもいるからね」とただただぐっと我慢を重ねていて、切なくなっちゃったのを覚えているわ。

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亀梨和也「ハイフンのみんなは最後のメンバーなんだから…」
 現在、第一線で活躍している某グループのメンバーも「新幹線移動の時、朝イチでご飯を食べてから行くんだ。それがすっごい楽しみで」とよく言っていて、「東京駅から乗る場合が多いから、本当は東京駅構内で好きなお弁当を買いたいけど買いには行けない。テレビとかで見るといろんな種類があって美味しそうなのに」と遠い目で語り始めたことがあるの。

 続けて彼らが言うには「で、東京駅だとバレやすいから、新橋や有楽町の立ち食いそば屋さんとか牛丼屋さんに寄って食べるんだ。メンバー2~3人ずつに別れてササッと食べる。サラリーマンやおじさんたちに紛れてね。誰にも見つからなくてラッキーと思ってたんだけど、やっぱりバレちゃって。そうなるとお店にも迷惑がかかるし、駅に入ったら入ったでめちゃくちゃ追いかけ回されて、通行人にも多大なるご迷惑をおかけするしね。今はもう行けなくなっちゃった」ってガッカリしていて。

 最初は「どんな朝ご飯なんだろ? もしや高級ホテルでブレックファスト?」なんて想像していたんだけど、今をときめくアイドルが「メンバーと一緒にこっそり、駅近の牛丼屋さんや立ち食いそば屋さんに行くのが最大の楽しみ」だなんて言うのよ。でもそのささやかな楽しみさえ奪われてしまうなんて、もう一体全体どうしたらいいんでしょ?

 好きな人に逢いたい気持ちも十二分に分かるし、好きだからこそもっともっと知りたくなって近寄りたくなっちゃうものだけど、そこはやっぱり節度を持って接しないとね。あの強靭な精神力を持つたっちょんが「そろそろ限界だ」なんて言うぐらいだから、本当に心底、限界なんだと思うの。大好きな人をそこまで追い詰めちゃうなんてダメ絶対! よね。ちゃんとマナーを守って応援している本来のファンの人たちの評判も落としちゃうし、残念としか言いようがないわ。

 前に亀ちゃんも「ファンの人、俺らの場合はハイフンだけど。ファンの人はそのタレントに似るって言うでしょ。お互いが合わせ鏡みたいな存在だって。だからファンの人がおかしな行動をとると、応援しているそのグループ自体が“おかしなグループ”なんだと評される。それはとても悲しい。ハイフンのみんなは最後のメンバーなんだから。だから俺たちもちゃんと大人な行動をしないとなと思ってる」と言ってたけど、ホントそれ大事! 自分が応援している最愛のアイドルの名を地に落とすような事はしちゃいけないものね。たっちょんのブログを読んで、いろんな事を考えさせられた昨今でした。