大谷翔平の結婚ネタがうるさい!「結婚のご予定」を当たり前に問うていいの?

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(24)が日本時間13日、今期ア・リーグの新人王を獲得した。日本選手では2001年のイチロー以来、17年ぶり4度目の快挙となる。大谷翔平の「二刀流」での活躍が、日米を熱狂させている。

 13日放送の『バイキング』(フジテレビ系)はこの偉業を報じ、MCの坂上忍(51)は「二刀流で取っちゃいましたよ!」と、大谷を賞賛。お笑い芸人のヒロミ(53)も「アメリカにも認められた感じがして、嬉しいよね」とコメントした。さらに、サンドウィッチマンの伊達みきお(44)は、渡米前の大谷翔平とキャッチボールしたことがあると明かし、「嬉しいですね。あの時から、球筋が全然違いましたから」と誇らしげに語った。

 しかし、スタジオの女性陣は、大谷翔平のパーソナルな部分に注目したようだ。コメンテーターの加藤タキ(73)は「まだ24歳でしょう? 息子にしたかった」とコメントし、「もっというと恋人にしたかったです」と黄色い声をあげた。

 さらにYOU(54)も、「ずっと言ってますけど、誰なんだろう? 嫁」とアサッテの方向にコメントすると、元アナウンサーの高橋真麻(37)も、「後輩はいくらでもご紹介できるんですけれど」となぜか乗り気。どうやら、大谷翔平の結婚について興味津々のようなのだ。

 この流れに、坂上忍が「野球選手の奥さんは女子アナっていうのはもういい加減にしてほしい」とウンザリした様子を見せたところ、高橋真麻は「高校のときにお付き合いしてた人とかだと、世の中も『良いよね』ってなりますよね」と、私見を述べていた。

 大谷翔平が二刀流で新人王獲得という偉業を伝えるべき場面でのトンチンカンな一幕に、視聴者からは「大谷選手の活躍はどうでもいいの?」「余計なお世話すぎるでしょ」「関係ない話ばっかりで失礼」などと、拒否反応を示す声があがっている。選手のパーソナルな部分にフォーカスするメディアの安易なノリには、視聴者もイラつきを隠せない。

大谷選手の結婚、そんなに一大事?
 新人王獲得から2週間あまり経った11月22日、大谷翔平は米ロサンゼルスから帰国。日本記者クラブで凱旋会見に臨んだ。会見では、集まった報道陣312人から質問を受けたが、ここでもある女性記者は、大谷翔平に「結婚の予定」の質問を投げかけた。

 大谷は、「全くもって(結婚の予定は)ない」と苦笑。それでも記者は、「何歳くらいまでにご結婚されたいとか、ご自分のなかでありますか?」と食い下がったものの、大谷は「特にないですね」ときっぱりと否定していた。

 同日、『直撃LIVEグッディ!』(フジテレビ系)の安藤優子キャスター(60)と、『バイキング』の坂上忍は、番組のリレータイムで大谷翔平の会見に言及。ここでも安藤は、「大谷選手が一瞬、戸惑ったような表情を見せた質問が、結婚の予定はありますかという質問だったんですよ」と結婚についてクローズアップした。

 さらに安藤は大谷の受け答えが不満だったと見え、「もうちょっとね、お年頃の話もあるのかなって」「私としては心配なんですよ。このまま純粋培養でいくと。いろいろ免疫作っておいてほしいなというのは私だけでしょうか? 人間、免疫力大切だなって思いますよ」と、持論を述べるに至った。

「結婚の予定は?」日本のマスメディアの非常識
 大谷翔平の結婚をめぐる憶測は、まさに余計なお世話といったところだが、有名スポーツ選手にはその個人的な側面、とくに交際相手や結婚について詮索する視線がしばしばつきまとう。大谷翔平ほどのスターならば、色恋沙汰はスポーツ紙や週刊誌のかっこうのネタになる。

 スポーツ選手としての活躍と人気、そして話題性は比例するとも考えられるが、パーソナルな部分ばかりを嗅ぎまわることは、選手に対して失礼でもある。しかしたとえ海外のアスリートが来日したときでさえ、日本のマスメディアがその姿勢を崩さないことは、フィギュアスケートのアリーナ・ザギトワ来日時のインタビューなどからも明らかだ。日本人アスリートに対してはさらに躊躇がない。

 大谷翔平がメジャーリーガーでなくとも、他人の結婚について外野がとやかく言うのは非常識だ。あまつさえ、公の場で他人に「結婚の予定は?」などと訊くのはもっとも配慮に欠ける。そもそも当人が「結婚」を望んでいるかも分からないのだし、異性愛者かどうかも分からない。

 人間はそう単純に分類できる生き物ではなく、多様性を持つことが知られるようになった今、当たり前のように他人に結婚を問う行為自体、想像力不足ということになる。この前提が共有されれば、プライベートについてあれこれ首をつっこむ記者会見も自然に無くなっていくだろうが、さて2020年に予定される東京オリンピック・パラリンピックの頃には、様相は変わっているだろうか。

米倉涼子の人気ドラマ『リーガルV』のミソジニーな描写も「分かりやすさ」として消費されることが怖い

米倉涼子の主演ドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)は、全く安定している。平均視聴率は15%前後を推移しており、『ドクターX』同様、固定ファンをがっちり獲得したようだ。物語の複雑性を極力排除し、ラストではスカッと事件を解決する分かりやすさ点が人気なのだろう。

 その「分かりやすさ」だが、一方で登場人物の描き方がステレオタイプに偏り、「嫌な男」「悪い女」といった単純な「悪」を表現した上で、正義の米倉涼子が成敗する……というパターンに陥っていると言うことでもある。それのどこが悪いのか、時代劇のようなものでお約束だからいいんだよ、といった意見は当然あるだろうし、それが求められているから視聴率も高いのだろう。

 しかし、現実にも存在する社会問題を毎回取り上げながら、ステレオタイプな描き方に終始する『リーガルV』の「分かりやすさ」は、いったい誰にとってのものなのか。現実の社会問題に対する視線まで、歪ませてしまいかねない描写になっていないか。そのことがどうしても気にかかる。高視聴率のドラマだからこそ、なおさらだ。

『リーガルV』テンプレ設定のどこがいけないのか?
 例えば第1話で扱われたのは、痴漢冤罪事件だった。翔子(米倉涼子)にスカウトされた若手弁護士・青島圭太(林遺都)が出勤中、会社員男性(児嶋一哉)が痴漢を疑われ駅員に取り押さえられている現場に遭遇。無実を訴える男性だが、痴漢冤罪で無罪を勝ち取るのは難しく金にもならないとして、翔子は示談を促す。しかし気が変わり、無罪を目指して暗躍する翔子は、警察調書の矛盾点をあげつらい冤罪を証明した。痴漢事件は、被害者を装った女性と、共謀男性とのでっちあげだったというオチだ。

 この展開を「分かりやすくて痛快」と好意的に受け止める感想は多かったが、痴漢冤罪という「ネタ」を軽く扱い、痴漢被害を矮小化してしまうストーリーには不穏な感情を覚えた。視聴者の感想として、痴漢被害をでっち上げる女性への罵倒や嫌悪感はあれど、女性とグルになった男性への反応が目立たないことも気になった。

 そして11月22日放送の第6話のエピソードは「婚活詐欺」。1話完結ではなく、29日放送の7話まで引っ張る。

 第6話で翔子の事務所にやってきた相談者の塩見(矢部太郎)は、婚約者に勧められて土地を3000万で一括購入したが、そこは騒音が酷いなど劣悪な土地だった。しかし引き渡し済みだから契約解除も不可能、おまけに婚約者名義となっているため、塩見が仲介業者を訴えようにも難しいのだという。婚約者・夏純(逢沢りな)に連絡を入れるも音信不通。翔子をはじめとする京極法律事務所の面々は、これは詐欺だと確信する。

 塩見に夏純を紹介したのは、相田栞(東ちづる)率いる高級婚活相談所「ローズブライダル」だ。しかも夏純は、京極法律事務所のパラリーガル・馬場雄一(荒川良々)が大金をつぎ込んだ末に失恋した相手と同一人物だったことが判明し、ますます詐欺の疑いが濃厚に。そして、京極法律事務所のパラリーガルで結婚願望を持つ伊藤理恵(安達祐実)が潜入捜査のためローズブライダルに入会したところ、あろうことか理恵も被害に遭ってしまう。夏純は六本木のキャバクラ嬢で、男たちに金品を貢がせていることもわかった。

 翔子たちの説得によって、塩見は夏純を訴えることに。示談を狙っていたが、夏純はなかなか手強く用意周到。実は夏純だけでなくローズブライダル自体が詐欺グループだった。会員にお見合いの斡旋をしているように見せかけ、セミナーなどに勧誘し金をせしめており、劣悪な土地を売りつけた不動産会社ともずぶずぶの関係だ。というわけで、ローズブライダルを訴え1億円を請求することになったが、ローズブライダル側の弁護を引き受けたのは、翔子がかつて弁護士として勤務していたFelix & Temma法律事務所。「負けられない戦いになった」と気合を入れ調査を開始する翔子だが、週刊誌によって「資格をはく奪された悪徳弁護士」「非弁行為」と書き立てられ窮地に陥る。

 第一審の口頭弁論では、京極法律事務所のパラリーガルで現役ホストの茅野(三浦翔平)が入手したローズブライダルのサクラ女性がやり口を語る動画を証拠として突き付けるも、被告側弁護士で翔子の元同僚・海崎(向井理)は、違法な方法で集めた証拠で信用できないと主張。結局、証拠は不採用になり、判決は原告側の訴えを棄却した。

 翔子は傍聴席から「裁判官、全然納得いかないんだけど」「納得できません!」「詐欺の証拠をもみ消すのが裁判官の仕事なの?」「誰の圧力? お金でももらったのかしら?」と言い放つ。ここには、翔子を潰したいFelix & Temma法律事務所の代表・天馬(小日向文世)と、そのクライアントで財政界とも通じる我妻(国広富之)が一枚噛んでいるのだろう。巨悪に立ち向かう翔子たち。なるほど、手に汗握る展開だ。

 翔子は裁判所に駆け付けたマスメディアにも「私間違ったこと言ってないわよ。詐欺師を守って被害者を見捨てる裁判官のほうがおかしいでしょ」「他にも声なき被害者が沢山いるはずなの。彼らがこのこと知ったら絶対こう言うわよ、『ふざけんなよ!』」と啖呵を切る。実は翔子はサクラを駆使してネットで今回の訴訟に注目が集まるよう仕向けていた。強敵を倒すためには「世論」を利用するしかない、と考え、先手を打っていたのだ。そして翔子が、塩見による控訴に加えて、ローズブライダルの被害者たちによる集団訴訟に挑もうとしていることが判明したところで第6話は終了した。

 第6話は、翔子が本来持っている正義感がひしひしと伝わってくるような1時間であった。最後は正義や弱者が勝つであろうことも想像できるから安心して見ていられる。「悪者がやっつけられるのが見たい」視聴者にとってはうってつけのドラマといえる。翔子率いる京極法律事務所の面々も個性的でドラマの魅力を増している。

 しかしやはり気になるのは、今回の「婚活詐欺」の設定も、結婚を焦る冴えない男、男を騙す六本木キャバ嬢や悪徳結婚相談所、とテンプレをなぞるような「分かりやすさ」であること。第7話は「男たちの“me too”運動」に発展するそうだ。もちろん結婚詐欺は犯罪で、その被害に遭う男性たちは救済されるべきだろう。痴漢冤罪もそうで、冤罪にもかかわらず証拠をでっち上げられたり、不当に逮捕され拘束されるような事態はおかしい。一方で、「典型的」な悪女や犯罪者、想像力を働かせなくてもわかる犯罪の動機(金目的など)等、分かりやすさを追求した結果、視聴者の固定観念を強化してしまう懸念を孕む。分かりやすさでウケているこのドラマだが、様々な社会的規範や固定観念を解きほぐそうという試みの対極にあるコンテンツだと言えるだろう。

レコ大、“土屋太鳳の司会”で乃木坂46の2連覇確定!? 疑惑続く興醒め賞レース

年末恒例の「第60回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系)の司会者発表会見が26日に行われ、女優の土屋太鳳(23)が初司会をつとめることが発表された。

 土屋太鳳は、「自分の人生でこんなことが起きるんだと、想像もしていなかったベストワンの状態です」と心境を述べ、本番への意気込みを見せた。同局の安住紳一郎アナウンサー(45)とのタッグで、「平成最後のレコ大」を盛り上げる。

 例年のことながら、世間では大賞の予想も始まっている。11月16日、今年の大賞ノミネート10作品が発表された当初、最有力と見なされていたのは、やはりDA PUMPの『U.S.A.』だった。しかし、“レコ大の司会が土屋太鳳に決定した”ことによって、どうやら勢力図も変わってきそうなのだ。

DA PUMP『U.S.A.』の大賞に暗雲……
 今年、突如として音楽シーンに再登場したDA PUMPは、6月に発売した『U.S.A.』の独特すぎる振り付けが「ダサカッコいい」とブームを巻き起こした。ISSA以外のメンバーも女子中高生を中心に「かっこいい」と人気が上昇しており、LDH系ダンスグループとファン層を共有しつつある。久しぶりに広く世間に愛されるヒット曲が生まれたことで、レコ大受賞も確定路線と見なされていた。

今年再ブレイクを果たした、DA PUMP 『U.S.A.』だが……。 しかし、そこに待ったがかかる。じつはDA PUMPの『U.S.A.』は、1992年にイタリア人アーティストが発表した同名曲をカバーした作品。レコード大賞は「日本国内のすぐれた楽曲を表彰するもの」とされているため、大賞候補に選出されたことに異論が噴出しているのだ。

 実際に、1979年に大ヒットした西城秀樹の『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』は、同上の理由で審査から外されて涙をのんだという過去があるため、今年『U.S.A.』が受賞するとなると筋が通らない。再ブレイクを果たしたDA PUMPの14年ぶりの受賞も、雲行きが怪しくなってきた。

 また、韓国発多国籍ガールズグループTWICEの『Wake Me Up』も選出されているものの、韓国ヒップホップグループのBTS(防弾少年団)の騒動によって日韓関係はエンタメ領域に炎が燃え広がっている。このタイミングでのTWICEの大賞受賞はやはり考えにくい。

 ほかにも、西野カナの『Bedtime Story』や、三浦大知の『Be Myself』、AKB48の『Teacher Teacher』、欅坂46の『アンビバレント』なども選出されているが、どれも小粒だ。ちなみに、米津玄師は『Lemon』の大ヒットで「特別賞」を受賞しており、レコ大の生中継でパフォーマンスを行うのか、注目が集まっている。

 では、いったい誰が今年の大賞に輝くのか?―――まさに混迷を極める予想ダービーだったが、まだ本番まで1カ月を残すなか、すでに「乃木坂46の2連覇で決まった」という見方が強いようだ。そこには、司会の土屋太鳳と乃木坂46の密接な関係がある。

 

レコ大の黒い噂と、土屋太鳳&乃木坂46の事務所のつながり
 今年のレコード大賞の司会は、前述した通り土屋太鳳に決定したが、土屋太鳳の所属事務所は「ソニーミュージックアーティスツ(SMA)」。一方で、乃木坂46は昨年大賞を受賞、今年も『シンクロニシティ』でノミネートされているが、所属事務所「乃木坂合同会社」は「ソニーミュージックエンターテインメント(SME)」と共同で設立しており、関連は深い。このソニー系列のつながりを濃厚視し、土屋の初司会抜擢=乃木坂46の2連覇の“布石”と捉える声は多い。

 ちなみに2013年、大賞はEXILEの『EXILE PRIDE 〜こんな世界を愛するため〜』だったが、この年の司会はEXILEのHIROの妻・上戸彩という“ミラクル”も起こっている。

 一見するとこじつけレベルの話にも思えるが、レコード大賞はかねてから審査員への買収や接待疑惑のほか、芸能事務所同士のパワーゲームであることも噂されている。2016年11月、「週刊文春」(文藝春秋)は、レコ大の選出には長年、芸能界の“ドン”ことバーニングプロダクション社長・周防郁雄氏の意向が強く働いていることを明らかにしたうえで、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEが1億円を支払って大賞を買収したとの疑惑を報じている。

 これまでも、認知度やセールスでいまひとつの曲が大賞に選ばれる例も多く、選考基準を疑問視する声が噴出気味だった。しかし、ついに裏で多額のカネで動いていることが明らかとなり、レコード大賞は「茶番」「意味ナシ」「デキレース」などと揶揄され始めているようだ。

 今年、にわかに大賞最有力候補となった乃木坂46の『シンクロニシティ』は、初週売り上げ111.7万枚のミリオン超えを記録し、グループの人気も最高潮。実力的には妥当ではあるが、“土屋太鳳が乃木坂46の2連覇を発表する”というシーンでは、事務所パワーがチラついてしまい、ファンも複雑だろう。

 「レコード」という言葉が死語となり、リスナーが音楽を享受する形も多様化した現在。「レコ大」の意義が改めて問われてもいい頃だろう。

「iroha」が、タブー視される女性の「性」をほどく4週間 大阪・大丸梅田店で12月25日まで

女性向けセルフプレジャーアイテムブランド「iroha」が、11月21日~12月25日まで大阪・大丸梅田店にてポップアップストアを出店しています。

 今年8月の初開催に続き、第2弾となる今回のテーマは「夫婦愛」。百貨店という明るくオープンな空間で高らかに「性」を謳う「iroha」ポップアップストア、その様子をレポートします。

「セルフプレジャーアイテムは初めて」の女性も、周囲の視線を気にせずにじっくり選べる店内
 大阪・大丸梅田店の5階は、「うふふガールズ」と名づけられた若年女性向けファッションフロア。多くの女性たちがホリデーシーズンに向けた買い物を楽しむなか、ひときわ華やぐ一角を発見しました。

(左)ピンクの暖簾の先は女性限定なので安心。周囲の目を気にせずゆっくりできるよう、木の格子で顔が隠れるような店舗デザインの工夫も。 こちらが、「iroha」のポップアップストアです。向かって左、ピンクの暖簾の中は女性限定コーナー。周りの目を気にせずにじっくりと選べるように、居心地の良い空間になっています。向かって右は、パートナーといっしょに立ち寄れるカップルコーナー。こちらは男性のみの来店もOKです。

 暖簾の向こう側には、形も色も、もちろん性能もさまざまな「iroha」シリーズがラインナップされていました。これら全てが、女性用セルフプレジャーアイテムです。見た目もかわいらしく、ひと目には性的な意図で使うアイテムとは分かりません。

「iroha」シリーズがズラリ。触ってみると、プニプニしてて気持ち良い! これだけで癒し効果もあるかも……? 店内では、買い物ついでにひとりで訪れたお客さんがじっくりと、または友達同士のお客さんがワイワイはしゃぎながら商品を吟味していました。

 そこで、商品を物色していた2人連れの女性客(30代)に、お話を伺ってみました。友人に連れて来られたという女性は、「これまでセルフプレジャーアイテムを使ったことがなかった」と言いつつ、「イメージがガラリと変わりました! もっと、プラスチックみたいな無機質なものを想像していたのですが、触ってみたらすごく柔らかくて気持ちいい(笑)。見た目も全然いやらしい感じがなくて、むしろかわいいですね」と好印象。さらに、「いい買い物ができました!」と、初購入に至った商品を自慢げに見せてくれました。

 もうひとりの女性は、「iroha」が気になってバラエティショップに足を運んだことがあるというものの、「ほかのお店では、男性の目が気になって手に取りづらかったんです。ここはファッションフロアにあって、お店の雰囲気も入りやすくて良かったです」と言います。

 TENGA広報の西野芙美さんは、「現在、irohaの約8割はネットショップからの購入ですが、商品の質感や大きさが分からないため、ためらわれるお客さまも多かったようです。実店舗という試みでは安心感を持って選んでいただけるように、お客さまの悩みや希望をスタッフがヒアリングしつつ、商品を丁寧に説明しています」と話します。

 スタッフによる説明は、20~30分ほど及ぶことも。「自分には、どれが合っているか分からない」という女性にも、じっくり耳を傾けるスタッフの姿勢が印象的でした。さらに西野さんによれば、「お客さまとスタッフが、セックスの話で盛り上がることもしばしば。普段は話しづらいようなことも、この空間ではフラットに話していただけるのかも知れません」とのことです。

多くのお客さんが商品を吟味している店内。じっくりと選んだり、フラリと立ち寄ってみたり、さまざまです。 21日の出店初日には、80代の女性が「娘へのプレゼントを探しに来た」と来店。さらに、スタッフと話しているうちに「私にも使えるかしら?」と、自分用の商品も購入して帰ったという素敵なエピソードも。ここでは、20~80代という幅広い年齢の女性が、「性」を存分に楽しんでいます。

 今年8月に大丸梅田店に初出店した時は、たった2週間という短い期間に1500人以上が来店。目標の3倍以上となる約400万円を売り上げ、大盛況のうちに幕を閉じました。西野さんは、百貨店への出店は、初めは不安も多かったこと振り返りながらも、「前回の成功によって、大阪に「iroha」の存在が受け入れられつつあるという手応えを感じています」と、嬉しそうに語ってくれました。

カップルで来店も多数!「iroha」はコミュニケーションツールとしてもお役立ち
 さらに今回は、パートナーといっしょに商品を選べるように、新たにカップルコーナーを設けました。こちらには、女性向けの「iroha」シリーズのほかに、男性向けTENGAグッズも並んでいます。

 「カップルでの来店は2割ほど。セックスレスに悩む夫婦が増加しているなかで、「iroha」は女性がリラックスするためだけでなく、パートナーとのコミュニケーションに役立てることを提案しています」(西野さん)

カップルコーナーには、TENGAパンツも発見!! そこで実際に、カップルコーナーに来店していたご夫婦(70代)にお話を聞いてみました。

 奥様は、「TENGAのことは星野源さんのラジオで知っていたけど、どこに売っているのかな? と思っていたの。大丸さんにお店を出すってネットニュースで知って、さっそく来ました」と、初めて触れるというセルフプレジャーアイテムに興味津々のようす。

 一方で、旦那さんは、「誘われて一緒に来てみました。これで、俺が先に逝っても大丈夫や(笑)」と、冗談混じりで話してくれたのが印象的。さすが大阪です。

リップスティック型の「iroha stick」は、セルフプレジャーグッズ初心者の方にもオススメです。 また、もう一組のカップル(20代)に話を聞いてみたところ、こちらは彼氏さんが誘ったとのこと。彼女さんは、「アダルトグッズのお店って入りづらかったけど、ここなら私も入りやすいし、彼氏といっしょに選べてめっちゃ楽しいです!」と話してくれました。

 西野さんによれば、時期柄、互いのクリスマスプレゼントを選びに来るカップルもちらほら見られるとのこと。この日は、1時間に5組ものご夫婦やカップルがご来店。ふたりであれこれ言いながら「iroha」を選んでいる姿はほほえましく、どのご夫婦やカップルも、対等な関係性を築いていることを感じました。

「iroha」が、百貨店という目抜き通りに進出することの意味
 多くのお客さんと出会った「iroha」ポップアップストアでしたが、西野さんは、「女性には、性的な話をしてはいけない、欲求を隠さなければならないという固定観念が、まだまだ根強くあることを感じています」と、言います。

お話を伺ったTENGA広報の西野さん。 たしかに世間には、「女が性的な話をすること」をいまだにタブー視する向きがあることは、女性であれば誰もが感じていることでしょう。気心の知れた友達にさえ性的な話は控えたり、罪悪感さえ感じてしまう女性もいます。多くの女性にとって、性はまだまだ「閉じられたもの」であることは事実です。

 それゆえに、「iroha」が百貨店という目抜き通りに進出することは、女性の「性」を肯定し、励ましてくれるーーー「私たちは、性を楽しんでいいんだ!」と、自信を持つきっかけになる。そして、女性が性の悦びを享受することは、夫婦やカップルの関係をより親密で心地良いものにするのです。

 洋服やコスメを買いに来たついでに、セルフプレジャーグッズも試してみよう! そんな明るいノリで「iroha」を手に取り、いきいきとする女性たちを眺めていたらーーーわたしたちの「性」が少しだけほどかれた、その瞬間を目の当たりにしたような気分になりました。

●「iroha」ポップアップストア
場所:大丸梅田店5階(大阪市北区梅田3-1-1)
日時:2018年11月21日(水)~12月25日(火)
営業時間:[日〜木]10時〜20時30分 [金・土]10時〜21時

ハラスメントを未然に防ぐ「ハラミ会」が物議 飲み会でのセクハラ対策、正解はあるのか

 瀧波ユカリによる漫画作品『モトカレマニア』(講談社)に登場する「ハラミ会」をめぐってTwitter上で議論になっている。

 月刊漫画雑誌『Kiss』(講談社)で連載中、先日コミックス第2巻が発売された『モトカレマニア』は、数年前に別れた元彼の存在を引きずり、“モトカレマニア”と化した主人公・難波ユリカ/27歳のOLが、転職先で元彼と再会して……という物語だ。

 「ハラミ会」は、そんな物語の本筋ではない。ユリカの転職先で元彼も働く小規模な不動産会社の男性社員たちによる、「ハラスメントを未然(ミゼン)に防止する会」の略称だ。

 コミックス第1巻、男性社員たちは仮採用として入社したユリカに「我々は一般女性とは飲みません(ホステスなどのプロとは飲む)」「だから歓迎会はないんだ」と宣言し、「オレ達『ハラミ会』の会員だから☆」「飲みの席でうっかりセクハラする自分に嫌気がさした男たちだけで飲む会なんだ」「女性が何で傷つくかオレらにはわかんねーんだよな~」「我々のことはダメ人間だと思ってくれてかまわないんで!」という。その会社はいわゆるブラック企業ではなさそうだが、女性社員はユリカ一人だ。

 転職したてのユリカは、「今の若い世代は飲み会を嫌うと言われていますが、銭がかからぬなら話は別」というちゃっかりした思考の持ち主で、新人歓迎会でのタダ飯を期待するも、男性社員たちの「ハラミ会」宣言で期待を裏切られ、友人・ひろ美に「『セクハラしちゃうから女はお断り』っていうのもセクハラじゃない?」と愚痴る。

 前述のように、作中における「ハラミ会」の描写は物語の本筋ではなく、わずか3ページほどに過ぎない。だがTwitter上では、本筋とはほぼ関係のない「ハラミ会」をめぐり、加熱した議論が繰り広げられた。

Twitterでは「ハラミ会」歓迎が多数
 ハラミ会への賛否でいえば、Twitterでは「否」よりも「賛」が多い印象だ。「対立を煽っている」「女性を排除している」と批判的な意見もある一方で、「素晴らしい配慮」「リスク回避」「理想郷」「合理的」「お互いのため」「君子危うきに近寄らず」「女性専用車両と同じ」「男子会のようなもの」と賛同する意見が圧倒的に上回っている。

 「どこまでセーフか」「どんな言動がセクハラになるか」がわからないから、男性は女性との接点を避けるしかなくなるのだ、といった声も頻出しており、多くの人がセクハラ問題に関心を持ち警戒していることの現れだと感じた。

 他方、男女間の対立構造が見えやすいTwitterの特性からか、「リベラルやフェミが頑張った結果」「フェミニストさんたちにコストを払い続けてもメリットない」「女性を恐れて逃げ出す男が現れた」など、ミソジニーを露わにするツイートも少なくない。関係性を放棄してしまう姿勢には、強い疑問を抱く。また、同性間であってもセクハラは起こり得る。

 様々な感想が見られたハラミ会。しかし、実はハラミ会はこれで終わりではない。Twitterで拡散しているのは、『モトカレマニア』第1巻の一場面だが、第2巻ではハラミ会のその後が描かれるシーンもあるのだ。

「昔の自由」は他の誰かを縛り付けていた
 仕事を頑張ったユリカは、正社員登用されることになった。ついにユリカの歓迎会が職場のメンバーで開かれる。「ハラミ会じゃなかったの???」と不審がるユリカに、社長は「つきましては我々一同飲みの場でのふるまいも一新したく」と説明。他の社員とも事前に話し合いを済ませていたようだ。

 社長は「下ネタトークやお下劣なゲームなども封印し 難波さんが参加しても我々に合わせて無理をすることなどないように努める所存であります」と宣言。ハラミ会だった男性社員たちも納得している様子だ。

 これは、作者の瀧波ユカリが提示したひとつの解決策と言えよう。拒絶するのではなく、相互理解と配慮。酔いに任せて好き勝手な言動で相手を傷つける“自由”は保障されないが、それはよくよく考えれば、他者と付き合ううえで最低限のマナーである。

 下ネタトークやお下劣なゲームなしで、男女の別なく仕事仲間とのコミュニケーションをとる。そのこと自体を、優等生的で窮屈だと見る向きもあるだろうが、「昔は自由で良かった」と振り返るとき、その「昔」の「自由」は、傍若無人だったり暴力的だったりしたかもしれない。批判と反省を込めて「昔」を懐かしむ姿勢が求められるだろう。

 厚生労働省は事業主に対して、職場におけるセクハラ・パワハラ対策を義務づけている。11月19日には、職場のハラスメント対策の骨子案が労働政策審議会の分科会で示された。骨子案では、企業にパワハラ防止の取り組みを義務付け、就業規則などでも対応方針を明記させるほか、セクハラ対策強化として、被害申告をした従業員に解雇など不利益に取り扱うことを禁じる規定を男女雇用機会均等法に明記する考えなどが示されている。また、取引先や顧客など社外の人間からセクハラ被害を受けた際の対応にも指針設け明確化するとのことだ。世の中は少しずつ、むしろ窮屈な枠組みから解放される方向へ前進している。

ハラスメントを未然に防ぐ「ハラミ会」が物議 飲み会でのセクハラ対策、正解はあるのか

 瀧波ユカリによる漫画作品『モトカレマニア』(講談社)に登場する「ハラミ会」をめぐってTwitter上で議論になっている。

 月刊漫画雑誌『Kiss』(講談社)で連載中、先日コミックス第2巻が発売された『モトカレマニア』は、数年前に別れた元彼の存在を引きずり、“モトカレマニア”と化した主人公・難波ユリカ/27歳のOLが、転職先で元彼と再会して……という物語だ。

 「ハラミ会」は、そんな物語の本筋ではない。ユリカの転職先で元彼も働く小規模な不動産会社の男性社員たちによる、「ハラスメントを未然(ミゼン)に防止する会」の略称だ。

 コミックス第1巻、男性社員たちは仮採用として入社したユリカに「我々は一般女性とは飲みません(ホステスなどのプロとは飲む)」「だから歓迎会はないんだ」と宣言し、「オレ達『ハラミ会』の会員だから☆」「飲みの席でうっかりセクハラする自分に嫌気がさした男たちだけで飲む会なんだ」「女性が何で傷つくかオレらにはわかんねーんだよな~」「我々のことはダメ人間だと思ってくれてかまわないんで!」という。その会社はいわゆるブラック企業ではなさそうだが、女性社員はユリカ一人だ。

 転職したてのユリカは、「今の若い世代は飲み会を嫌うと言われていますが、銭がかからぬなら話は別」というちゃっかりした思考の持ち主で、新人歓迎会でのタダ飯を期待するも、男性社員たちの「ハラミ会」宣言で期待を裏切られ、友人・ひろ美に「『セクハラしちゃうから女はお断り』っていうのもセクハラじゃない?」と愚痴る。

 前述のように、作中における「ハラミ会」の描写は物語の本筋ではなく、わずか3ページほどに過ぎない。だがTwitter上では、本筋とはほぼ関係のない「ハラミ会」をめぐり、加熱した議論が繰り広げられた。

Twitterでは「ハラミ会」歓迎が多数
 ハラミ会への賛否でいえば、Twitterでは「否」よりも「賛」が多い印象だ。「対立を煽っている」「女性を排除している」と批判的な意見もある一方で、「素晴らしい配慮」「リスク回避」「理想郷」「合理的」「お互いのため」「君子危うきに近寄らず」「女性専用車両と同じ」「男子会のようなもの」と賛同する意見が圧倒的に上回っている。

 「どこまでセーフか」「どんな言動がセクハラになるか」がわからないから、男性は女性との接点を避けるしかなくなるのだ、といった声も頻出しており、多くの人がセクハラ問題に関心を持ち警戒していることの現れだと感じた。

 他方、男女間の対立構造が見えやすいTwitterの特性からか、「リベラルやフェミが頑張った結果」「フェミニストさんたちにコストを払い続けてもメリットない」「女性を恐れて逃げ出す男が現れた」など、ミソジニーを露わにするツイートも少なくない。関係性を放棄してしまう姿勢には、強い疑問を抱く。また、同性間であってもセクハラは起こり得る。

 様々な感想が見られたハラミ会。しかし、実はハラミ会はこれで終わりではない。Twitterで拡散しているのは、『モトカレマニア』第1巻の一場面だが、第2巻ではハラミ会のその後が描かれるシーンもあるのだ。

「昔の自由」は他の誰かを縛り付けていた
 仕事を頑張ったユリカは、正社員登用されることになった。ついにユリカの歓迎会が職場のメンバーで開かれる。「ハラミ会じゃなかったの???」と不審がるユリカに、社長は「つきましては我々一同飲みの場でのふるまいも一新したく」と説明。他の社員とも事前に話し合いを済ませていたようだ。

 社長は「下ネタトークやお下劣なゲームなども封印し 難波さんが参加しても我々に合わせて無理をすることなどないように努める所存であります」と宣言。ハラミ会だった男性社員たちも納得している様子だ。

 これは、作者の瀧波ユカリが提示したひとつの解決策と言えよう。拒絶するのではなく、相互理解と配慮。酔いに任せて好き勝手な言動で相手を傷つける“自由”は保障されないが、それはよくよく考えれば、他者と付き合ううえで最低限のマナーである。

 下ネタトークやお下劣なゲームなしで、男女の別なく仕事仲間とのコミュニケーションをとる。そのこと自体を、優等生的で窮屈だと見る向きもあるだろうが、「昔は自由で良かった」と振り返るとき、その「昔」の「自由」は、傍若無人だったり暴力的だったりしたかもしれない。批判と反省を込めて「昔」を懐かしむ姿勢が求められるだろう。

 厚生労働省は事業主に対して、職場におけるセクハラ・パワハラ対策を義務づけている。11月19日には、職場のハラスメント対策の骨子案が労働政策審議会の分科会で示された。骨子案では、企業にパワハラ防止の取り組みを義務付け、就業規則などでも対応方針を明記させるほか、セクハラ対策強化として、被害申告をした従業員に解雇など不利益に取り扱うことを禁じる規定を男女雇用機会均等法に明記する考えなどが示されている。また、取引先や顧客など社外の人間からセクハラ被害を受けた際の対応にも指針設け明確化するとのことだ。世の中は少しずつ、むしろ窮屈な枠組みから解放される方向へ前進している。

YouTuber・ラファエルが「デリヘルの闇」を暴く!? パネマジ検証! リアルガチに在籍嬢を“強制顔出し”させて大炎上!!

 弓矢を素手でキャッチする、防刃チョッキを着用してボーガンで撃ってみる、美女のブラホックを外しまくるなど、過激な動画で人気のYouTuber・ラファエル。200万を超えるチャンネル登録者数を誇る“仮面男”が今回、「デリへル業界の闇」を暴く動画をアップし、大炎上している!?

「風俗嬢のパネルと本人の一致率、その統計を出す」と意気込むラファエルは、マネジャーのジャン君とともに、風俗検索サイト「風俗じゃぱん(会員登録でMacBookAirプレゼントキャンペーン実施中)」を物色。あまり風俗慣れしていないのか、サイトの使い方にまごつくラファエルだったが、完全に風俗慣れしている様子のジャン君に「オススメ店舗っていうのがいいっすよ、ボクいつもここから……」とアドバイスを受け、「風俗じゃぱん(会員登録でMacBookAirプレゼントキャンペーン実施中)」内の「じゃぱんオススメ☆☆☆」から店選びを開始。ちなみに会員登録でMacBookAirが10名に当たるキャンペーンは、12月15日(土)までだそうです。

 そんなこんなで、検証開始。1人目は「風俗じゃぱん(会員登録でMacBookAirプレゼントキャンペーン実施中)」オススメ店舗の「デリヘル東京」に在籍する「みお」嬢。有名単体AV女優という肩書に、ラファエルも興奮を隠せなくなってくる。

■1人目

「ホントにキレイなんすよ、モザイクかけるの、もったいないっすよ」

 と、意外にも敬語で女のコを迎えるラファエル。パネル写真では、超絶かわゆいお顔のみおさんだが、動画では「(モザイク)かけてください」と頑な。これじゃ検証にならないじゃん!!

 しかし、みおさんの「(モザイク)かけてください」を「(私の顔にラファさまの濃ゆーくて白いの、たくさんぶっ)かけてください」と聞き間違えたラファエルが言葉巧みに誘導すると、イヤイヤながらモザイクを外すことを許可。その気になる素顔は……

 か、かわいい……!

 しかもFカップだというのだから、ラファエルが思わず「ホントにキレイよねえ」とオネエ言葉になってしまうのも納得だ。

 みおさん、ラファエルカメラに向かって「私変態です」と言わされた際にも、丁寧に手を揃えておじぎしながらという上品さもあいまって、見ているこちらも、すぐさま「風俗じゃぱん(会員登録でMacBookAirプレゼントキャンペーン実施中)」でデリヘル東京を検索してしまったのは、言うまでもない。

■2人目

 続いて「風俗じゃぱん(会員登録でMacBookAirプレゼントキャンペーン実施中)」で見つけたのは、「愛特急2006 東京店」の「はんたぁー」嬢。Hカップ。Hカップ。エッチなエッチなHカップ。

 ラファエルいわく「愛人にしたい顔、彼女にしたい顔ではない(笑)」というパネル写真に加え、「はんたぁー」というよく分からない源氏名もあいまって、不安が募ってくる。

 なかなかどうして、30分後に現れたのはフェロモンむんむんの美巨乳ギャルお姉さま。しかも、ラファエルのファンだといい、開口一番「ラファエルさんですよね!」とテンション高めでのご登場となった。

「コート預かりますよ、コート預かりますよ」「ボク紳士なんで、ボク紳士なんで」と、別に大切なことでもないのに、なぜか2回言うラファエル。

 聞けばお店ではランキング1位だという、はんたぁーさん。ちょい低めの声が、また色っぽいです。

「得意プレイはスマタですね」

「上手いか下手かは別にして、フェ○がすき」

 と、次々に繰り出される淫語攻撃に「すごいなぁー」と、タジタジになるラファエル。ちなみに「はんたぁー」の由来は“攻め派”プレイだからだそうです。

「狩りに出かけてるんで」と、はんたぁーさん。

 即刻、狩られるために「風俗じゃぱん(会員登録でMacBookAirプレゼントキャンペーン実施中)」にアクセスしたのは言うまでもない。

■さらに、もう3人!

 続いて、制服姿がまぶしい「美少女制服学園 クラスメイト」の「ゆうか」嬢、高級店「グランドオペラ東京」から、いかにも“高級な女”っぽい雰囲気を醸し出す「梨里花(りりか)」嬢、ギャル系店の総本山といわれる「GINGIRA☆TOKYO」から底抜けに明るく底抜けにエロそうな「NATSU」嬢と、計5人の“素顔”を暴いてしまったラファエル。トークが盛り上がりすぎて、思わず「エッチしたいなぁ……」と本音が漏れてしまう一幕も。

 なんか、普通にしゃべってるかわいい女のコの動画って、しかも「風俗じゃぱん(会員登録でMacBookAirプレゼントキャンペーン実施中)」で検索して電話しちゃえば実際に遊べるわけで、普通にアレです。AVとかより興奮しますね。

 実際、今回ラファエルが呼んだ5人の女のコのパネル写真と実物がどれくらい違うのか、検証結果は動画をご覧いただくとして、とりあえずボクは「風俗じゃぱん(会員登録でMacBookAirプレゼントキャンペーン実施中)」でNATSUさん検索します! マジで好み!!

 と、「風俗じゃぱん(会員登録でMacBookAirプレゼントキャンペーン実施中)」を訪れてみたら、「風俗無料券」もめっちゃ当たるって! 何これ! ブフォ……!

全国風俗情報サイト「風俗じゃぱん」
 https://fuzoku.jp/

会員登録ページ
https://fuzoku.jp/mypage/

Hey! Say! JUMP山田涼介や嵐・二宮和也の自宅を「監視」する異常なファンの存在

 Hey! Say! JUMP山田涼介のファンを自称する女性が、SNS上で山田の自宅住所や電話番号を知っていると吹聴し、住所の一部を公開したとしてファンの批判を浴びている。

 この女性はInstagramのストーリーに問題の投稿をUPしていた。中学生のときから山田の追っかけをしており、彼の自宅の部屋番号や実家の住所まで特定していると嘯いており、「愛する人の住所とか個人情報特定しないと気がすまないよね」「どうしても会いたくて仕方なくなったときとか家知ってないと不安になっちゃう」「涼介くんの家の前にいるだけで安心できる」など、日ごろから山田に付きまとっていることをうかがわせている。

 いわゆる “ヤラカシ”なのか、すべて虚言なのかはわからない。「ファンとして失格」「山ちゃんが可愛そうだと思わないの?」「どうせ嘘でしょ」など、冷静な山田のファンはその行動を非難し、同時に疑いの眼差しを向けている。

 しかし彼女の発言を鵜呑みにするファンもいるようで、山田の住所を教えて欲しいというDMが彼女に殺到しているというから恐ろしい。

嵐の二宮和也もファンによって自宅が監視されている
 嵐の二宮和也にいたっては、単独ではなく複数のファンが自宅を特定しようとしているようだ。

 今月16日、嵐の二宮和也のファンと見られるツイッターアカウントが、「××(地名)周辺に住んでる方いないのかなあ? 今、タワマン電気ついてますかあ?」と投稿。すると、近くを通りかかったという人が、ある高層マンションの写真を返信した。写真を見たファンは「電気ついてるから綾子がいる」と嘆く……という一幕があった。

 一部のファンの間では、その写真に写っていた高層マンションの一部屋が二宮の自宅と断定されている。その日、嵐は札幌ドームでコンサートを行っており二宮は不在のはずだったが、部屋の電気がついていたため、以前から彼と半同棲状態と報じられているフリーアナウンサーの伊藤綾子が二宮の部屋にいる、と推測して落胆したようだ。

 このツイートがネット上で拡散されると二宮ファンからは、「伊藤綾子が二宮との交際を匂わせている」と激怒する声が多数見受けられた。しかし、部屋の灯りまで監視されて「匂わせだ」などとケチをつけられるのはさすがに言いがかりでしかない。

 匂わせの前に「なぜファンが二宮の自宅を知っているのか」というツッコミも必要だが、そこを指摘し注意するファンは少数であり、二宮に執着する一部の過激ファンの倫理観が怖い。あるいは、ジャニーズタレントの自宅がファンの間で特定されることは珍しくなく、むしろ“当たり前”くらいの感覚になっているのだろうか。

ストーキングする迷惑ファンによって苦しめられるジャニーズタレントたち
 今月初めには、関ジャニ∞の大倉忠義が自身にストーカー行為を繰り返すファンにブログで苦言を呈し、その苦痛から“体調不良”や“普通の人に戻りたい”とまで綴っていた。

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 また、二宮和也は16日のコンサートで嵐20周年の思いとして、「いい大人が人生ぶん投げて、肩組んで20年やってきて、そんな甘っちょろいものじゃない」と20年間の苦労をぶつける発言をしている。

 一部のファンは二宮のこの発言さえも、「伊藤綾子と早く結婚したいってこと?」など、結婚できないことが二宮にとって苦痛と解釈しているようだが、ここにはファンによる迷惑行為に長年耐えてきたという思いも含まれているのではなかろうか。

 King & Princeの平野紫耀も以前テレビ番組で、「引越しを頻繁にする」と告白。理由は「飽き性だから」と濁していたが、ファンに自宅が特定されないためということも考えられる。

 プライベートまでファンに監視されストーキングされ続ければ、タレントの神経は擦り減っていく一方だろう。タレントを執念に追い回すヤラカシはもちろんのこと、実際に自宅へ行かないにしても、興味本位でヤラカシから住所や電話番号を聞き出し拡散するファンは、自分の行為がタレントにとってどれだけの負担になっているのかを、今一度考え直して欲しい。

「愛の葉Girls」自殺問題に見る、芸能界「カネの問題」とやりがい搾取 業界側の言い分

「PASSPO☆」「ベイビーレイズJAPAN」など中堅アイドルグループの解散が相次ぎ、超大手と地下の二極化が進んでいるアイドル業界。10月にメディアを騒がせた地下アイドルの自殺事件をきっかけに、アイドル業界に蔓延している夢をエサにした“やりがい搾取”的な状況も衆目を集めることとなりました。

 芸能マネージャーが芸能ニュースの裏側をちょっぴり教えちゃう本連載、今回は新たな局面に進もうとしているアイドル業界、特に地下アイドルについて語っていただきます!

––

 10月にワイドショーをこれでもかと騒がせた地下アイドルの自殺事件……。ギョーカイの端っことはいえ、芸能マネージャーという仕事を生業としている身としては、どうにも他人事には思えない胸の痛む事件でした。もちろん、あの事件自体はものすごく極端なケースで、あんなことがザラにあるのが芸能界……みたいなことはないですよ? 報道されていた内容の真偽のほどはこれからの裁判で明らかになっていくと思いますが、とてもじゃないけどまともな事務所ならあんなやり方はしないでしょう。でも、この事件にちりばめられているキーワードだけに関していえば、ぶっちゃけこの業界にはよくあることなんですよね……。

 今日は、キレイゴトだけでは済まない“アイドル育成の光と影”とでもいいましょうか、そこらへんの裏事情をお話できればと思います。

「タレントの学費を出す」なんてザラにあった昭和の芸能界
 あれだけ報道されていたのでみなさんすでにご存じだと思いますが、今回の騒動は今年の3月に愛媛県のご当地アイドルグループ「愛の葉Girls」(えのはがーるず)の大本萌景さん(当時16歳)が自殺した件で、所属事務所の社長や社員によるパワハラ、過重労働などが原因だったとして、遺族が損害賠償を求める訴訟を起こしたというもの。それがきっかけとなって、メジャーアイドルを夢見る少女たちを取り巻く劣悪な労働環境や、アイドル業界に蔓延している、憧れをエサにしたいわゆる「やりがい搾取」的な状況が問題視され、連日メディアを賑わせていました。

 自殺した大本萌景さんに関しては、事務所の社長が進学費用を貸し付けると言いながら直前で撤回したこと、学校と芸能活動の両立を阻害したこと、アイドル活動をやめると言いだした萌景さんに「違約金1億円支払え」と発言したこと、遅刻や忘れ物によるペナルティー罰金を科せられていたことなんかが真偽を含め問題とされているんですが……。

 さっきも言いましたが、普通のまともな芸能事務所だったら、こんなやり方はまずしないんですよ。でも、この事件にちりばめられてるワードって実は、特に若いタレントをマネジメントしている芸能プロにとってみれば、決して遠い世界の話ではない、そういう種類のことではあるんです。「お金を出す」とか「お金を貸す」、あるいは「学校に行く、行かない」とかね。所属タレントの学費を出してあげるなんて会社、たくさんあると思いますよ。というか、特に昔はそれが普通だったんです。

 それというのも、それこそ野口五郎さんや山口百恵さんの時代から、“スターになる子”が裕福な家庭の子であることなんて、ほとんどなかったわけですよ。昭和の時代には特に、親が借金してお金に困っているとか、スナックを経営して女手一つで子育てしているとか、そういう環境からアイドルになる子が見いだされるケースが多かった。この5月に亡くなった西城秀樹さんに関しては、有名暴力団の若頭の愛人をしていた実姉が尽力して彼を世に出した……なんて業界ではよく知られていた話を、この秋あたりに「週刊文春」が短期集中連載で記事化していましたよね。

 芸能事務所にとってはタレントの存在が何よりの飯のタネなので、とにかくいい人材を確保しないことには何も始まらない。たとえばの話ですが、大スターの素質がありそうなかわいい子を見つけることができたとして、でもその子のおうちが、それこそ生活保護を受けているような家庭だったとする。となれば、ある程度資金力のある芸能事務所だったら「お金は自分たちがなんとかするから、娘さんを預からせてください」って話に、そりゃあなりますよね。

 あるいは「学費を出す」みたいなところまでは行かなくても、まだまだ売り上げを上げるレベルではないような地方出身のタレントの卵を都内の寮に住まわせている事務所なんて、特に大手プロになればなるほどザラにあります。それもやっぱり、資金的なケアをしている、という意味では同じですよね。

 でもそういうのって芸能界に限ったことじゃなくて、たとえばプロ野球でもそうでしょ?  読売ジャイアンツが高橋由伸の親の11億円の借金を肩代わりしたというのは有名な話。こういう話って、実はどの世界にもあることなんです。でもそれが、こと芸能に関しては、一見華やかな業界であるがゆえになおのこと、目をつけられやすくもなってくるんですよね……。

 そして、そういうなんらかの事情がある家庭の場合、問題のある親御さんも中にはやっぱりいらっしゃるわけで。連絡しても全然つかまらないとか、アル中であるとか、離婚して行方知れずになっちゃったりとか。それこそお金を借りに事務所に来たり……というか、「うちの娘はナンボ稼いどんねん。1割よこせや!」なんて怒鳴り込んできた親もいました(笑)。まるでドラマかマンガみたいですけどね、ホントの話なんです。

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自殺問題の背景にある、構造的な貧困問題
 親やお金のこともそうなんですが、若いタレントを扱う芸能マネージャーの仕事の一番大変なところでもあるのが、「子どもと仕事をする」ということ。これがホント難しくて。さっき話したように、問題のある家庭環境の子も多いし、そうすると親がしっかりしていないケースも多々あるでしょ? となると、子どもがちゃんとしつけられていない、時間を守れない、勝手に休む、平気で人の物を盗む、悪口や陰口をものすごく言うとか、人として基本的なことができない子もたくさんいるわけです。

 そうすると、マネージャーによっては「罰金を取る」というやり方をする人も中にはいるでしょう、そりゃ。実際に取ることはしなくても、「遅刻すると罰金○円」「陰口たたくと○円」なんてふうに口約束するとかね。もちろん僕は、自殺したアイドルの子の事務所の人を擁護する気はまったくありません。ただ、そういうやり方で、なかなか言うことを聞かない子をなんとかしようとする人も、世の中にはいるでしょうね。「辞めるなら1億円払え」なんて言葉も、売り言葉に買い言葉で言ってしまったのかもしれない。

 でも、それを真に受けて彼女が亡くなってしまったことは本当に悲劇で。「そんなお金払うわけないし、バカ言ってんじゃないよこのオヤジ! じゃあいいよ、弁護士に相談するよ!」ってなればよかった。でもそんなことが考えられないほど彼女は追い詰められていたんだと思うし、そういう知恵を授けてあげられなかった彼女の親御さんも、本当にお気の毒だと思います。

 まあでもとにかく、そういう構造的なひずみが、あの事件の背景にはあるかもしれませんね。だからあの事務所の社長だけが絶対的な悪者で、すべてがあの社長のせいで起こったんだ、という単純な話ではないと思う。もしかすると当事者や芸能界の問題だけではなくて、この事件には、教育だったり福祉だったりという問題が、根深く横たわっているのかもしれません。

「それ、本当に売れると思ってやってますか?」
 あと、こういうことを僕が言っていいのかわからないけど、今回の事件の報道を見て、「あんな活動やってたって、絶対売れるわけねーじゃん」っていうような内容の仕事を、アイドルたちに一生懸命やらせてるという、そのことにもすごく驚きましたね。「農業アイドル」ということでスーパーで即売会だとか、野菜を売るとかしていたみたいですけど……。周りにいた大人たちは、本当に“売れる”と思ってそれをやらせていたんでしょうか? ちゃんと戦略を練って、「いつかメジャーアイドルになりたい」という少女たちの夢や希望に見合った活動をさせてあげていたんでしょうか? 小さいとはいえそれなりに歴史も規模もある東京の芸能プロで働いている自分としては、どうしてもそういうことを思ってしまうんです。

 それを考えると、たとえば女性アイドルでいうと、今年で20周年を迎えたハロー!プロジェクトって、やっぱりすごいなって思いますね。結果としていろんな問題を起こした子もいるけど、「研修生」からの育成システムがきちんと確立されているし、そして何より、つんくさんというカリスマ的な“プロデューサー”が、今は退いたとはいえ巨大な存在として控えていることの意味は、やっぱり大きいと思うんですよね。そういう人格的にも素晴らしい“師”がいて、それを見て女の子たちも自覚的に育つというか。秋元康さんみたいに、現場の子に手を出したりもしてないしね(笑)。

 まあとにかく世間の「地下アイドル」と呼ばれているタレントさんたちの活動を見ていると、運営している人たちの“志”がどこにあるのかよくわからない……という場合が多いなあというのが、僕の正直な印象です。

 それこそ、wezzy編集部のある渋谷にも、ヨレヨレのスーツを着て、たいしてかわいくもない(失礼!)女の子たちを引き連れて、小さなライブハウスのあるエリアまで道玄坂を上っていくギョーカイ崩れのおじさんをよく見かけるじゃないですか。ああいう風景を見ていると、「その子が本当に売れると思って、自信を持ってやっているの? ほかのアイドルと差別化してどう売っていくのか、ちゃんと考えてるの?」なんて問いただしたくなりますよね、どうしても。

 今年で活動15周年を迎えた新潟のご当地アイドル「Negicco」や、今年解散してしまいましたけど11年の活動を続けた「バニラビーンズ」など、大ブレークに至らないまでも長く活動を続けていくようなスタイルのアイドルたちももちろんいますけどね。

 でも、その子たちの大事な大事な一度きりの人生なんだから、絵空事の夢を見せてただ消費させるだけじゃなく、見込みがないなら見込みがないで、きちんと諦めさせてあげるというのも、僕ら芸能マネージャーの重要な仕事だと思っていますけどね。

(構成/白井月子)

「愛の葉Girls」自殺問題に見る、芸能界「カネの問題」とやりがい搾取 業界側の言い分

「PASSPO☆」「ベイビーレイズJAPAN」など中堅アイドルグループの解散が相次ぎ、超大手と地下の二極化が進んでいるアイドル業界。10月にメディアを騒がせた地下アイドルの自殺事件をきっかけに、アイドル業界に蔓延している夢をエサにした“やりがい搾取”的な状況も衆目を集めることとなりました。

 芸能マネージャーが芸能ニュースの裏側をちょっぴり教えちゃう本連載、今回は新たな局面に進もうとしているアイドル業界、特に地下アイドルについて語っていただきます!

––

 10月にワイドショーをこれでもかと騒がせた地下アイドルの自殺事件……。ギョーカイの端っことはいえ、芸能マネージャーという仕事を生業としている身としては、どうにも他人事には思えない胸の痛む事件でした。もちろん、あの事件自体はものすごく極端なケースで、あんなことがザラにあるのが芸能界……みたいなことはないですよ? 報道されていた内容の真偽のほどはこれからの裁判で明らかになっていくと思いますが、とてもじゃないけどまともな事務所ならあんなやり方はしないでしょう。でも、この事件にちりばめられているキーワードだけに関していえば、ぶっちゃけこの業界にはよくあることなんですよね……。

 今日は、キレイゴトだけでは済まない“アイドル育成の光と影”とでもいいましょうか、そこらへんの裏事情をお話できればと思います。

「タレントの学費を出す」なんてザラにあった昭和の芸能界
 あれだけ報道されていたのでみなさんすでにご存じだと思いますが、今回の騒動は今年の3月に愛媛県のご当地アイドルグループ「愛の葉Girls」(えのはがーるず)の大本萌景さん(当時16歳)が自殺した件で、所属事務所の社長や社員によるパワハラ、過重労働などが原因だったとして、遺族が損害賠償を求める訴訟を起こしたというもの。それがきっかけとなって、メジャーアイドルを夢見る少女たちを取り巻く劣悪な労働環境や、アイドル業界に蔓延している、憧れをエサにしたいわゆる「やりがい搾取」的な状況が問題視され、連日メディアを賑わせていました。

 自殺した大本萌景さんに関しては、事務所の社長が進学費用を貸し付けると言いながら直前で撤回したこと、学校と芸能活動の両立を阻害したこと、アイドル活動をやめると言いだした萌景さんに「違約金1億円支払え」と発言したこと、遅刻や忘れ物によるペナルティー罰金を科せられていたことなんかが真偽を含め問題とされているんですが……。

 さっきも言いましたが、普通のまともな芸能事務所だったら、こんなやり方はまずしないんですよ。でも、この事件にちりばめられてるワードって実は、特に若いタレントをマネジメントしている芸能プロにとってみれば、決して遠い世界の話ではない、そういう種類のことではあるんです。「お金を出す」とか「お金を貸す」、あるいは「学校に行く、行かない」とかね。所属タレントの学費を出してあげるなんて会社、たくさんあると思いますよ。というか、特に昔はそれが普通だったんです。

 それというのも、それこそ野口五郎さんや山口百恵さんの時代から、“スターになる子”が裕福な家庭の子であることなんて、ほとんどなかったわけですよ。昭和の時代には特に、親が借金してお金に困っているとか、スナックを経営して女手一つで子育てしているとか、そういう環境からアイドルになる子が見いだされるケースが多かった。この5月に亡くなった西城秀樹さんに関しては、有名暴力団の若頭の愛人をしていた実姉が尽力して彼を世に出した……なんて業界ではよく知られていた話を、この秋あたりに「週刊文春」が短期集中連載で記事化していましたよね。

 芸能事務所にとってはタレントの存在が何よりの飯のタネなので、とにかくいい人材を確保しないことには何も始まらない。たとえばの話ですが、大スターの素質がありそうなかわいい子を見つけることができたとして、でもその子のおうちが、それこそ生活保護を受けているような家庭だったとする。となれば、ある程度資金力のある芸能事務所だったら「お金は自分たちがなんとかするから、娘さんを預からせてください」って話に、そりゃあなりますよね。

 あるいは「学費を出す」みたいなところまでは行かなくても、まだまだ売り上げを上げるレベルではないような地方出身のタレントの卵を都内の寮に住まわせている事務所なんて、特に大手プロになればなるほどザラにあります。それもやっぱり、資金的なケアをしている、という意味では同じですよね。

 でもそういうのって芸能界に限ったことじゃなくて、たとえばプロ野球でもそうでしょ?  読売ジャイアンツが高橋由伸の親の11億円の借金を肩代わりしたというのは有名な話。こういう話って、実はどの世界にもあることなんです。でもそれが、こと芸能に関しては、一見華やかな業界であるがゆえになおのこと、目をつけられやすくもなってくるんですよね……。

 そして、そういうなんらかの事情がある家庭の場合、問題のある親御さんも中にはやっぱりいらっしゃるわけで。連絡しても全然つかまらないとか、アル中であるとか、離婚して行方知れずになっちゃったりとか。それこそお金を借りに事務所に来たり……というか、「うちの娘はナンボ稼いどんねん。1割よこせや!」なんて怒鳴り込んできた親もいました(笑)。まるでドラマかマンガみたいですけどね、ホントの話なんです。

[wezzy_blogcard 59788]

自殺問題の背景にある、構造的な貧困問題
 親やお金のこともそうなんですが、若いタレントを扱う芸能マネージャーの仕事の一番大変なところでもあるのが、「子どもと仕事をする」ということ。これがホント難しくて。さっき話したように、問題のある家庭環境の子も多いし、そうすると親がしっかりしていないケースも多々あるでしょ? となると、子どもがちゃんとしつけられていない、時間を守れない、勝手に休む、平気で人の物を盗む、悪口や陰口をものすごく言うとか、人として基本的なことができない子もたくさんいるわけです。

 そうすると、マネージャーによっては「罰金を取る」というやり方をする人も中にはいるでしょう、そりゃ。実際に取ることはしなくても、「遅刻すると罰金○円」「陰口たたくと○円」なんてふうに口約束するとかね。もちろん僕は、自殺したアイドルの子の事務所の人を擁護する気はまったくありません。ただ、そういうやり方で、なかなか言うことを聞かない子をなんとかしようとする人も、世の中にはいるでしょうね。「辞めるなら1億円払え」なんて言葉も、売り言葉に買い言葉で言ってしまったのかもしれない。

 でも、それを真に受けて彼女が亡くなってしまったことは本当に悲劇で。「そんなお金払うわけないし、バカ言ってんじゃないよこのオヤジ! じゃあいいよ、弁護士に相談するよ!」ってなればよかった。でもそんなことが考えられないほど彼女は追い詰められていたんだと思うし、そういう知恵を授けてあげられなかった彼女の親御さんも、本当にお気の毒だと思います。

 まあでもとにかく、そういう構造的なひずみが、あの事件の背景にはあるかもしれませんね。だからあの事務所の社長だけが絶対的な悪者で、すべてがあの社長のせいで起こったんだ、という単純な話ではないと思う。もしかすると当事者や芸能界の問題だけではなくて、この事件には、教育だったり福祉だったりという問題が、根深く横たわっているのかもしれません。

「それ、本当に売れると思ってやってますか?」
 あと、こういうことを僕が言っていいのかわからないけど、今回の事件の報道を見て、「あんな活動やってたって、絶対売れるわけねーじゃん」っていうような内容の仕事を、アイドルたちに一生懸命やらせてるという、そのことにもすごく驚きましたね。「農業アイドル」ということでスーパーで即売会だとか、野菜を売るとかしていたみたいですけど……。周りにいた大人たちは、本当に“売れる”と思ってそれをやらせていたんでしょうか? ちゃんと戦略を練って、「いつかメジャーアイドルになりたい」という少女たちの夢や希望に見合った活動をさせてあげていたんでしょうか? 小さいとはいえそれなりに歴史も規模もある東京の芸能プロで働いている自分としては、どうしてもそういうことを思ってしまうんです。

 それを考えると、たとえば女性アイドルでいうと、今年で20周年を迎えたハロー!プロジェクトって、やっぱりすごいなって思いますね。結果としていろんな問題を起こした子もいるけど、「研修生」からの育成システムがきちんと確立されているし、そして何より、つんくさんというカリスマ的な“プロデューサー”が、今は退いたとはいえ巨大な存在として控えていることの意味は、やっぱり大きいと思うんですよね。そういう人格的にも素晴らしい“師”がいて、それを見て女の子たちも自覚的に育つというか。秋元康さんみたいに、現場の子に手を出したりもしてないしね(笑)。

 まあとにかく世間の「地下アイドル」と呼ばれているタレントさんたちの活動を見ていると、運営している人たちの“志”がどこにあるのかよくわからない……という場合が多いなあというのが、僕の正直な印象です。

 それこそ、wezzy編集部のある渋谷にも、ヨレヨレのスーツを着て、たいしてかわいくもない(失礼!)女の子たちを引き連れて、小さなライブハウスのあるエリアまで道玄坂を上っていくギョーカイ崩れのおじさんをよく見かけるじゃないですか。ああいう風景を見ていると、「その子が本当に売れると思って、自信を持ってやっているの? ほかのアイドルと差別化してどう売っていくのか、ちゃんと考えてるの?」なんて問いただしたくなりますよね、どうしても。

 今年で活動15周年を迎えた新潟のご当地アイドル「Negicco」や、今年解散してしまいましたけど11年の活動を続けた「バニラビーンズ」など、大ブレークに至らないまでも長く活動を続けていくようなスタイルのアイドルたちももちろんいますけどね。

 でも、その子たちの大事な大事な一度きりの人生なんだから、絵空事の夢を見せてただ消費させるだけじゃなく、見込みがないなら見込みがないで、きちんと諦めさせてあげるというのも、僕ら芸能マネージャーの重要な仕事だと思っていますけどね。

(構成/白井月子)