あびる優の育児にバッシング 「アル中残飯女」の誹謗中傷もわく異様さ

 タレントのあびる優のInstagramコメント欄が荒れている。あびる優は12月3日、「最近のコメント欄を見て感じている事」を綴り投稿した。

<こういうお仕事をさせて頂いてる以上、誰かに何かを意見されて賛否両論の意見があるのもいいと思う。
特に私は色々と言われやすい人間だと自覚しています。
けど、たまには悲しくなる日も苦しくなる日もあったりするよ。
かっこいい女性じゃないし完璧な母親じゃない。
けどね、誰に何と言われても私は娘を世界1愛していて、娘に世界1愛されてる自信はあるし私と娘は相思相愛だと確信しています。
たくさん意見して頂けるのはありがたいけど、私なんかのために時間を使ってくれるなら、あなたの大切な趣味に時間を使って下さい。
いつもコメント下さる方々が私なんかの為に言い合ってるのを見て、心苦しくなってしまいました>

 また、ネットで出回っている自身の目撃情報については「おそらく私ではないです」と弁解している。

 あびる優のInstagramのコメント欄では、ここ2週間ほど、あびるの子育てを巡ってユーザー同士が激しいバトルが繰り広げられていた。

 あびるは11月23日、Instagramで「突然の思いつきで女子旅」と、タレントのゆしんと旅行中の模様を投稿。「今年初の、ひれ酒が飲みたくて久しぶりの日本酒」と綴る一方で、「PS、娘は大阪帰りの彼とバトンタッチ」「娘は夫婦家族で協力しながら育てます」「持ちつ持たれつな夫婦です」ともあった。

 この投稿のコメント欄に、賛否溢れた。「めちゃ理想」「何か子育て=母親って当たり前に思われてるけど、当たり前なのかもしれないけど、夫婦であって、子どもがいる以上、特に共働きの家庭なんかはどっちが子育てしてもいいよね」などあびるに共感・賛同するユーザーと、「毎日酒浸りのくせに3歳児置いて旅行とかすごいね。子供産まない方が良かった典型的~」「娘さんがかわいそう」などあびるに批判的なユーザーが対立し、論争がヒートアップしていったのだ。

 あびるが11月24日以降に投稿した写真のコメント欄でも同様の光景が見受けられ、あびるも胸を痛めていたのだろう。12月3日にあびるが「最近のコメント欄を見て感じている事」の訴えは、そういった経緯があってのことだ。

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「ママ向け」掲示板サイトで飛び交う誹謗中傷
 2015年5月に長女を出産したあびる優は、Instagramで度々長女の写真を投稿し、育児について感じたことを率直に綴っているが、批判に晒され「炎上」することもしばしばだ。Instagramのコメント欄だけでなく、「ママ向け」とされる掲示板サイトでも、あびるに対して批判を通り越した誹謗中傷コメントが続出することは少なくない。

 たとえば2017年4月には、「ママ★スタジアム」のBBSにて、あびる長女の髪型について「娘さんの髪、びっくりしちゃったんだけど本当は男の子欲しかったとかなの? あれはアリなの?」とスレッドが立てられ、「ほんとだ!可哀想..」「自己満すぎるわー。将来大きくなって自分の小さい頃の写真みせる機会あったら本人絶対こんなん嫌でしょ!なんか結局それすら考えられない母親なんだね」といった非難が相次いでいた。しかし当時あびるの長女は2歳にもなっておらず、親の趣味や自己満足が子の髪型に反映されるのはごく普通のことだろう。またあびるの娘は短い髪を好んでいるようだ。カラーリングやパーマなどで乳幼児の髪や頭皮に負担を与えたわけでもなく、短くカットしただけで非難轟々となるのは、もともとアンチあびるのユーザーが多いのだろうか。

 なお、このスレッドは現在進行形であびるへの誹謗中傷が続いており、特にここ2週間ほどは「長女を置いて旅行」という格好のネタがあったからか、書き込みが相次いで、12月4日時点でコメント数は1万件に届きそうな勢いだ。「こいつマジでもう無理。アホすぎ馬鹿すぎ。児相に連絡しよ」というコメント、「子供の真横に座り普通に煙草を吸っていてビックリ」など真偽の定かでない目撃コメント、あびるを「アル中残飯女」と呼ぶコメントもあり、もはや狂気じみている。あびるを擁護するコメントもなくはないが、かなり少数派だ。

 Instagramのコメント欄にせよ、ママスタBBSにせよ、あびるへの批判の大半は、端的に言えば「育児をちゃんとやれ」というもの。加えて「母親のくせに酒ばかり飲むな」「こんな子育てでは将来まともな子に育たない」といったところだ。以下はごく一部の引用となる。

<手抜き出来て羨ましいとかじゃなくて、手抜き大賛成の同じ母親だけどコレは手抜きじゃなくてネグレクト>
<私は母親でもお酒飲みに行ったり、旅行したりしてもいいと思うんですが、それって日頃家事育児に疲れて息抜きだ!! と思っています。優さんのインスタ見ている限り、毎晩外食して飲酒して家事?育児?仕事?いつしてるのかなぁって思います>
<そんなに愛おしいなら一緒に行けばよいのでは? 完璧な人なんていないけど当たり前を当たり前にやっているお母さんはたくさんいますよ>
<私が引いたのは公園で缶チューハイのんでた(インスタの)ストーリー。そんな人見たことない。子連れランチでママ友がお酒飲む経験も1度もない。アル中だよ>
<夜子供を連れ回して、お風呂も着替えもさせないでリビングで寝させる。子供が寝てないのに毎日毎日お酒のんで、子供が嫌がってるのに、いつも動画撮るし。インスタ見てると娘があびるに懐いてないのがわかる!>
<最低限、子どもに必要なことはしてあげてほしい。世界一愛してるなら、お酒飲む時間を少し減らして一緒にお風呂に入ったり、一緒にベッドで寝てあげてください。世界一愛してるならできるでしょう。夜中まで子ども連れ回して居酒屋いるのは世界一愛してる行動ではないよ>
<多分別れてあびるが娘引き取ったら もっと最悪な事になると思う。普通にお前のせいでこーなったとか娘に言うタイプ>

 あびるを非難するユーザーたちは、あびるのInstagramをしっかりチェックし、24時間で消えるストーリーも欠かさず目を通し、あびるの育児を監視しているのかもしれない。だとすれば、それはものすごい執念だ。もちろんあびるのInstagramをくまなくチェックしたところであびるの育児の全貌がわかるなんてことはあり得ないと思うが。

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「母性神話」を崩壊させるための発信は必要
 Instagramを見る限り、あびるは出産後も自分の時間を持つことができ、旅行や飲み会やおしゃれを楽しんでいるように見える。「母親だからこうあらねばならない」という強い規範意識もあまり感じられない。そのように見えるあびるに好感や共感を抱くユーザーもいるだろうが、しかし、「母親より女でいたいんだね」と嫌悪感を抱いくユーザーも一定数いることがわかる。

 ただ、夫も家族も育児に“協力”してくれず、「子どもにはママが一番でしょ」と押し付けられる環境にいて、しかしその理屈に納得できない育児中の女性にしてみれば、あびる優が「子供を愛している」と発言することに心底苛立つものかもしれない。あびる優に限らず子持ちの女性芸能人、いわゆるママタレたちが、協力者や理解者のいる中で子育てを行い、潤沢な予算もあり、旅行や外食や飲み会やおしゃれを楽しんだりして、それをInstagramに投稿していたら、「この人たちは自分のようにちゃんと子育てしていないのに、ママを名乗っていておかしい」と憤りを覚えることもあるだろう。

 しかしあびる優をはじめとした子持ちの女性芸能人たちが「ママだって自由な時間を持っていいはずだ」とか、「完璧な子育てなんて出来ない」と、個人的な意見を広く発信することには意味がある。彼女たちには知名度があり、議論につなげる力もあるからだ。たとえば有名なママタレントが「実は子供をかわいく思えない時があるけれど、いろいろな方法で解決してきた」と吐露するとき、その言葉に支えられる一般の親がどれだけいるか。

 あびるも11月29日の投稿では、待受画面を長女と写した2ショット写真にして「携帯を開く度にますます愛しい気持ちになるように」「PS と、言いつつ、、娘を叱った時や娘に嫌気がさした時に、気持ちを落ち着かせられるように(本心)笑」と綴っており、共感を覚える親も多いのではないか。

 もちろん虐待で子を死なせてしまう親も世の中にはおり、現在も昨年10月に埼玉県桶川市で三男を放置死させ保護責任者遺棄致死罪に問われている両親の裁判が行なわれている。母親はオンラインゲームに夢中で、父親は出会い系サイトにはまっていたという。幼児が親により殺害されるいたましいニュースも後を絶たない。

 しかし一方で、子育ての不向きを感じて思い悩んでいたり、虐待こそ加えていないが子供への愛情不足を感じて罪悪感に苛まれたりといった親たちもいるわけで、そうした層の抱える苦しみの一因に、理想化されすぎた「良い親像」、特に「母親像」があることは否定できないだろう。「母親も人間なのだ」という当たり前のことを伝え、母性神話を打ち崩す意味でも、タレントの発信能力は重要だ。

 あびる優とその家族がどのような日々を送っているか、インスタ情報だけで判断することはできない。選別された断片的な情報だけでは、それを良いとも悪いとも結論づけられないだろう。そもそも外野が気軽にジャッジして辛辣な言葉をぶつけてよいのか、という問題でもある。安易に「通報しよう」などとコメントするものではない。そして彼女の娘には、あびるという母親だけでなく、父親、祖父母、親の友人や仕事仲間、スクールの先生など他の大人たちとの関わりもあるはず。もしあびるの育児に重大な問題点があるとしたら、インスタから断片的な情報を得ているだけのネットユーザーよりも、身近な人間が指摘し、支えようとするだろう。そうであってほしい。

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浜崎あゆみは『FNS歌謡祭』で不自然な理想やセルフモノマネから脱却できるか?

12月5日と12日、二週連続で放送する大型生音楽番組『2018 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)。5日の放送には浜崎あゆみが出演する。アーティスト同士のスペシャルコラボがテーマとなる同番組で、浜崎あゆみは宇多田ヒカルの名曲『Movin' on without you』のカバーを披露する予定だ。

 この演目が発表されるや、「FNS歌謡祭なのに、あゆは自分の曲を歌わせてもらえないの?」とネットはザワついた。日刊ゲンダイDIGITALは「ファン落胆」と報じ、“「デビュー20周年なのだから自分の曲を歌って欲しかった」「ヒットメドレーがよかった」と惜しむ声”を伝えている。たしかに12日に登場予定の西野カナやaikoは自身のヒットメドレーを歌唱予定だ。

 しかし『FNS歌謡祭』はアーティスト同士のコラボやカバーも目玉のひとつ。そして浜崎あゆみが宇多田ヒカルの『Movin' on without you』をお気に入りの一曲に数えていることは、ファンの間では有名だ。

 2014年、宇多田ヒカルのトリビュートアルバム『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-』で初カバーした浜崎は、翌年に発売した自身のアルバム『A ONE』にも収録。宇多田のオリジナルよりもやや高めのキーでアレンジした同曲は、ライブでもたびたび披露されている。『Movin' on without you』は、もはや浜崎あゆみの“新たな代表作”との呼び声も高い。

 番組には宇多田ヒカルの出演は予定されていないものの、同時代に一世を風靡した歌姫のコラボが地上派で初披露するとあって、SNSには「今夜はノスタルジックに浸る夜になりそう」「青春が爆発します」などと、待ちきれないファンの声も多い。

 ただ、一部では、浜崎あゆみのパフォーマンスを不安視する声もあがっている。夏の“仕上がり”があまりに悲惨なものだったためだ。

全盛期の“あゆ”からはかけ離れた姿で……
 浜崎あゆみは今年7月、『2018 FNSうたの夏まつり』に出演し、往年のヒット曲『BLUE BIRD』と『Grateful days』を披露した。しかし生放送にもかかわらず、なぜか浜崎はVTR出演だったこと、アップショットが皆無だったことについては、「音程ズレで放送事故を防ぐため」「加工なしのカメラ映りを気にしている」などと、ネガティブな憶測が飛び交った。

 歌唱力も、2曲がヒットした当時と比較すれば別人。視聴者はルックスの変化にも衝撃を受け、「今の、あゆ……?」「浜崎あゆみ、顔が変わりすぎて分からなかった」などと騒然とした。この時、浜崎あゆみの体は少しふっくらとしたように見え、声も細く、ハスキーになっていた。多くの視聴者がイメージする全盛期の“あゆ”から、遠く離れた姿といえるだろう。

 しかし一方でメイクや衣装は当時とそう変わらないものであることが、違和感を増幅させる。失礼ながら、まるで「浜崎あゆみのモノマネをしている人」のように見えてしまうのだ。

 その後、浜崎は8月11日の『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)に出演。トーク中、司会の加藤綾子アナから「20年間の活動の中で『私、ここ変わったなー』みたいなところって、ありますか?」という質問に対して、浜崎は「逆に、ないかもしれないです。すごくあっという間でした」と返答している。そして15年以上前のヒット曲『TO BE』『Voyage』『エターナル』を熱唱するのだが、このときも視聴者からは「声が変わった」「やっぱりあの頃と違う」などの感想が相次いでいた。

 とはいえ容姿も声も、加齢とともに変化していく。ただ前述のように、実際は変化があるのに変化を見せないような衣装やメイク、振る舞いなどに固執することが違和感につながってしまっているのではないだろうか。

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全盛期の幻想から脱却できるか
 浜崎あゆみがテレビに露出するなり、ネットの話題を誘うのは、もはやお決まり。アンチはかつての“あゆ”と現在の浜崎あゆみを比較して、ルックスやパフォーマンスを「劣化した」となじることで盛り上がり、浜崎自身もInstagramで不自然に修正した姿を公開し、火に油を注ぐサイクルが完成している。

 しかし、浜崎あゆみのルックスやパフォーマンスが“変化”するのは、叩くべき/叩かれるべき問題かといえば、それはもちろんNOである。1998年にデビューした“あゆ”が、2000年代前半に全盛期を迎えてから、すでに20年近い時間が流れている。時代や流行も変われば、人間が“変化”をするのも自然なことだ。

 それゆえに浜崎あゆみ自身にも、不自然に理想化された姿ではない現実的な変化を直視したうえで、最新かつ最善のパフォーマンスを見せ、視聴者を納得させてほしい。

 今夜の『2018 FNS歌謡祭』に登場する浜崎あゆみは、あえて自身の全盛期の曲ではなく、宇多田ヒカルの曲をカバーする。視聴者の中にある浜崎あゆみ像を良い意味で更新できるだろうか。

キンプリ平野紫耀の「路チュー動画」デマ拡散! プライベート詮索によるストレスに懸念

King & Prince(以下、キンプリ)平野紫耀の“路上キス動画”が流出した、とネット上で話題になっている。真偽の確認がされないまま、噂がどんどん拡散している状況だ。

 発端は複数のツイッターのアカウントが「平野紫耀の路チュー動画がやばい」といった内容の文章を投稿したことであった。この投稿を受けてキンプリファンは一時、大荒れ。自分の目で見て確かめたいという多くのファンが件の“路チュー動画”を探すも、結局、動画を見つけることはできていないようだ。

 そのため、ガセネタを疑ったファンが「動画をみた」と宣言する複数のアカウントを辿ったところ、投稿されているツイートはこの件に関するものだけであり、文章も似たり寄ったりなことから、ひとりの人間が平野を陥れるためにガセ情報を流しているという結論に至ったようだ。

 ファンの見解どおり、人気ジャニーズアイドルの平野紫耀が人目をはばからずに路上で誰かとキスやハグをするとは考えづらい。動画そのものの存在が疑わしく、今回拡散した情報の信憑性は低いだろう。

平祐奈と平野紫耀の言動はファンによって常に監視されている
 とんだデマに右往左往させられたキンプリファンだが、一番迷惑を被っているのは、誰より平野紫耀本人だろう。

 平野紫耀の“彼女問題”は度々ファンの間で話題になっており、平野の恋人として有力候補と囁かれているのは女優の平祐奈だ。二人は映画『honey』での共演以降、発言などのシンクロ率の高さから交際が噂され続けている。

 その“シンクロ”は、たとえばこうだ。平野が雑誌で「最近の癒しは火を見ること」と発言すると、同時期に平も自身のインスタグラムのストーリーに火のともったキャンドルの動画と共に癒しという文字を投稿していた。その他、ブランケットやスマホカバー、好きな時刻が一緒などなど―。

 平野が先のこともあれば平が先のこともあり、双方から交際を匂わせているようだと、ファンは苛立っている。

 11月には、平のインスタのストーリーについに平野が登場したという騒動が勃発した。動画は平が写真集の宣伝をしているものだったが、彼女の後ろにある鏡に“平野らしき男性”が映っていることをファンが発見。しかし動画を確認してみると、男性が映っているのは一瞬な上、シルエットしかわからない。ファンは“匂わせ”の経緯から平野と推測したのだろうが、この情報だけで平野と決定付けることは無理がある。

 その後、騒動が拡大したことから、平のスタイリストが自身のツイッターで「それはカメラ助手の田中くんです」と、動画に映っている男性は平野ではないことを説明。それでも一部の平野ファンの不信感は拭えなかったようで、引き続き二人の言動はファンによって監視されている状態だ。

ジャニーズタレントを襲うさまざまな“ストレス”
 関ジャニ∞・大倉忠義のストーカー被害の告発、キンプリ・岩橋玄樹とSexy Zone・松島聡がパニック障害のため活動休止、Love-tuneの解散・退所など、ジャニーズタレントに降りかかる甚大な“ストレス”が、この1~2カ月で次々と明るみになっている。

 平野紫耀も主演映画の公開やバラエティー番組への出演、年末には『NHK紅白歌合戦』への出場を控えるなど多忙な日々を過ごしており、“激やせ”を心配されている。また今年9月には、仙台駅でキンプリメンバーの乗車した新幹線にファンが群がり、新幹線が遅延する事態に発展。最終的にメンバー全員が鉄道会社に謝罪に出向く結果となったようだ。

 ただでさえ多忙な仕事に加え、一部のファンによる暴走、冒頭に述べたようなデマ拡散、プライベートの詮索なども、平野にとってストレスとなっていることは想像に難くない

 平野は以前テレビ番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で、「昨年はジャニーズを辞めて、自衛隊に入ろうと思っていた」と告白し、ファンに衝撃を与えた。平野とてこの仕事に誇りを持ち、応援してくれるファンに感謝する気持ちも当然あるはずだが、さまざまな“ストレス”によって、アイドルという仕事自体に嫌気が差してしまう可能性もゼロではない。人気が急激に沸騰した今、過敏になっているファンは多いが、彼ら自身を応援する気持ちが強いならば、不確かな情報に飛びつかないことが肝要だろう。

キンプリ平野紫耀の「路チュー動画」デマ拡散! プライベート詮索によるストレスに懸念

King & Prince(以下、キンプリ)平野紫耀の“路上キス動画”が流出した、とネット上で話題になっている。真偽の確認がされないまま、噂がどんどん拡散している状況だ。

 発端は複数のツイッターのアカウントが「平野紫耀の路チュー動画がやばい」といった内容の文章を投稿したことであった。この投稿を受けてキンプリファンは一時、大荒れ。自分の目で見て確かめたいという多くのファンが件の“路チュー動画”を探すも、結局、動画を見つけることはできていないようだ。

 そのため、ガセネタを疑ったファンが「動画をみた」と宣言する複数のアカウントを辿ったところ、投稿されているツイートはこの件に関するものだけであり、文章も似たり寄ったりなことから、ひとりの人間が平野を陥れるためにガセ情報を流しているという結論に至ったようだ。

 ファンの見解どおり、人気ジャニーズアイドルの平野紫耀が人目をはばからずに路上で誰かとキスやハグをするとは考えづらい。動画そのものの存在が疑わしく、今回拡散した情報の信憑性は低いだろう。

平祐奈と平野紫耀の言動はファンによって常に監視されている
 とんだデマに右往左往させられたキンプリファンだが、一番迷惑を被っているのは、誰より平野紫耀本人だろう。

 平野紫耀の“彼女問題”は度々ファンの間で話題になっており、平野の恋人として有力候補と囁かれているのは女優の平祐奈だ。二人は映画『honey』での共演以降、発言などのシンクロ率の高さから交際が噂され続けている。

 その“シンクロ”は、たとえばこうだ。平野が雑誌で「最近の癒しは火を見ること」と発言すると、同時期に平も自身のインスタグラムのストーリーに火のともったキャンドルの動画と共に癒しという文字を投稿していた。その他、ブランケットやスマホカバー、好きな時刻が一緒などなど―。

 平野が先のこともあれば平が先のこともあり、双方から交際を匂わせているようだと、ファンは苛立っている。

 11月には、平のインスタのストーリーについに平野が登場したという騒動が勃発した。動画は平が写真集の宣伝をしているものだったが、彼女の後ろにある鏡に“平野らしき男性”が映っていることをファンが発見。しかし動画を確認してみると、男性が映っているのは一瞬な上、シルエットしかわからない。ファンは“匂わせ”の経緯から平野と推測したのだろうが、この情報だけで平野と決定付けることは無理がある。

 その後、騒動が拡大したことから、平のスタイリストが自身のツイッターで「それはカメラ助手の田中くんです」と、動画に映っている男性は平野ではないことを説明。それでも一部の平野ファンの不信感は拭えなかったようで、引き続き二人の言動はファンによって監視されている状態だ。

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 関ジャニ∞・大倉忠義のストーカー被害の告発、キンプリ・岩橋玄樹とSexy Zone・松島聡がパニック障害のため活動休止、Love-tuneの解散・退所など、ジャニーズタレントに降りかかる甚大な“ストレス”が、この1~2カ月で次々と明るみになっている。

 平野紫耀も主演映画の公開やバラエティー番組への出演、年末には『NHK紅白歌合戦』への出場を控えるなど多忙な日々を過ごしており、“激やせ”を心配されている。また今年9月には、仙台駅でキンプリメンバーの乗車した新幹線にファンが群がり、新幹線が遅延する事態に発展。最終的にメンバー全員が鉄道会社に謝罪に出向く結果となったようだ。

 ただでさえ多忙な仕事に加え、一部のファンによる暴走、冒頭に述べたようなデマ拡散、プライベートの詮索なども、平野にとってストレスとなっていることは想像に難くない

 平野は以前テレビ番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で、「昨年はジャニーズを辞めて、自衛隊に入ろうと思っていた」と告白し、ファンに衝撃を与えた。平野とてこの仕事に誇りを持ち、応援してくれるファンに感謝する気持ちも当然あるはずだが、さまざまな“ストレス”によって、アイドルという仕事自体に嫌気が差してしまう可能性もゼロではない。人気が急激に沸騰した今、過敏になっているファンは多いが、彼ら自身を応援する気持ちが強いならば、不確かな情報に飛びつかないことが肝要だろう。

ジェンダーレス明確に示す『プリキュア』『セーラームーン』、反発の動きも目立つ

12月2日放送の『HUGっと!プリキュア』(以下、はぐプリ/テレビ朝日系)42話で、主人公・野乃はな(=キュアエール)たちと同級生の男子・若宮アンリが、プリキュア戦士・キュアアンフィニに変身した。プリキュアシリーズ史上初となる男の子のプリキュア誕生は、ネット上で大きな話題となっている。

 「女の子だって暴れたい」というコンセプトから2004年に始まったプリキュアシリーズ。15周年の節目となる今年の『はぐプリ』は、これまでのシリーズ以上に明確に、ジェンダーバイアスからの解放、多様性を打ち出している。自分の心も他者の心も尊重しようというメッセージを、幼い視聴者にもわかりやすく発信している作品だ。

 特に話題になったのは6月10日放送の第19話で、やはり若宮アンリが登場しジェンダーレスな価値観を披露した回。アンリは中学生ながら美形の男子フィギュアスケーターであり、“大和撫子とパリジャンのダブル”で帰国子女。学校制服のネクタイをリボン結びにし、髪も耳にかけられるくらい長い。

 そんなアンリを<女子みたいだよ、君の格好><男子の中で浮いている>と批判し、<ヒーローって男のための言葉だよ。女の子は守られる側だ。言葉は正しく使わなきゃ><女の子はヒーローにはなれない>とプリキュアの存在を否定する少年に対して、野乃はなは<誰の心にだってヒーローはいるんだよ! 人の心をしばるな!>激昂。アンリも<ボクは自分のしたい格好をする><ボクは君のためにボクをかえることはできない。誰に何を言われたってかまわない。ボクの人生はボクのものだ。ボクはボクの心を大切にする>と、信念を貫くのだった。

 女の子はヒーローになれるし、男の子はお姫様になれる。『はぐプリ』には既存のジェンダーバイアスを取り除く作業を続けてきた下地があるだけに、男の子プリキュアが誕生したことは必然だったのだろう。そして、自分のしたい格好をして、自分の心を大切にし、自分の人生を生きる若宮アンリと重なる一人の青年が日本にいる。タレントのりゅうちぇるだ。

 というのも、11月に『美少女戦士セーラームーンCrystal』と『モンスターストライク』のコラボが実現し、りゅうちぇる、メイプル超合金の安藤なつとカズレーザー、モデルの多屋来夢が出演するCMがテレビで流れ、話題となった。アニメ『美少女戦士セーラームーン』は1992~1997年にテレビ朝日系で放送され、今なお根強いファンを持つコンテンツだ。このCMのテーマが、「ジェンダーフリー」。

 りゅうちぇるら4名がセーラー戦士に扮して登場し、「セーラームーンは女のもの。モンストは男のもの。そんなのもう古いでしょ?」「変身願望に、男も女もないよ」「自分が好きなら、それでいい」「壁なんて壊して、みんなで熱くなろうよ」「同じ地球(くに)に生まれたんだから」「いいじゃん!全員戦士!モンストセーラームーン。自由でいいんだよ」とメッセージを発信する。「楽しいことも、ジェンダーフリーに。」という字幕。たしかにモンスト好きの女性も、セーラームーン好きの男性も、珍しい存在ではないだろう。

セーラーマーキュリーに扮するりゅうちぇる。 りゅうちぇるは、今回のCMについて「ハフポスト日本版」で単独インタビューに応じていた。りゅうちぇるは、「男らしさ」「女らしさ」よりも「自分らしさ」を大切に考え、また自分の意見をしっかり持ち発信することで知られており、今回のCM起用は適役だ。

 現在23歳のりゅうちぇるは、いわゆる「セーラームーン世代」ではないが、小学生時代に見たことがあるという実写版ドラマやアニメの印象について<一人ひとりの個性が立っていて、すごくかわいい部分もあるし、キレイな部分もある。それでいて、かっこよく戦う。 その凛とした姿って、女性にすごく勇気を与えたし、男性も憧れたと思います。そういうところがすごく好きでした>と語っている。

 CMでりゅうちぇるはセーラーマーキュリーの衣装を着用しているが、<衣装はミニスカートを着てロングブーツを履いて、いわゆる『女の子』に人気のタイプのファッションだったんですけど...服やファッションって自由だし、誰がどんな服を着てもいいし、楽しむもの。服は自分を表現するものだから、全然違和感なんてなかったし、すごく楽しく撮影しました〉と振り返り、ジェンダーフリーがテーマのCMが全国放送で流れることに〈世の中が変わっていく流れの大きな一歩>と見ている。

 しかしその一方で、日本の化粧品売り場やメイクショップについて、<男の人が入れないわけじゃないのに、なんで女の人の写真ばっかりなんだろう?って不思議に思うんです。男の人でメイクする人もいるのに、って。だから、まだそこまではいってないんです>とも。

 メイク好きのりゅうちぇるは、2016年に出演したバラエティ番組のドッキリ企画で、「化粧してる男ってありえない」「子どもが生まれてもそのままでいるつもりなの?」「男らしくない」と非難された際も、「絶対かわいいパパでいます」「人に何を言われても負けないで、自分をしっかり持つ姿を見せる」と、子どもが生まれても自分のメイクやファッションは変える気はないときっぱりと語っていた。そして宣言通り、りゅうちぇるは今年7月、妻・ぺことの間に長男・リンクくんが誕生してからも、自分の好きなメイクやファッションを貫いている。

 りゅうちぇるのメッセージは、極めてシンプルだ。自分を大切にする。家事や育児など家庭内のことは、自分たちに見合ったスタイルで行う。他人に自分のやり方を押し付けない。家族は「身内」だから雑に扱ってもいいような文化のもとで育った人も今の日本には少なくないと思うが、家族という「身内」であっても相手を尊重し大切に扱うのが、りゅうちぇるの基本スタンスだ。妻のぺこ、息子のリンクくん、どちらにも価値観を押し付けないように意識しているという。

 ただ、そんなりゅうちぇるのスタンスがスタンダードかというと、わざわざメッセージを発信してインタビュー記事になるほど“特別”なことで、まだスタンダードとは言えないというのが実情だと思う。この社会には「男らしさ」「女らしさ」という呪縛が残っており、それを当たり前の前提として構築されたシステムがたくさんある。

 また、Yahoo!ニュースに転載された上記のりゅうちぇるのインタビュー記事には800件近くのコメント(いわゆるヤフコメ)が寄せられているが、りゅうちぇるを非難する内容が意外にも多い。の男がセーラー戦士のコスプレなんて「気持ち悪い」というコメントをはじめ、りゅうちぇるこそが他人に価値観を「押し付けている」という論調のコメントが多い。どういうことか。たとえばこうだ。

 <そういうのが好きな人は勝手にやればいいと思います。ただそれを認めて!とか言うのはまた別問題>

 <好きな人は好きだしで良くないですか?いちいち認めて下さい!みたいなのは要らないと思いますが…それに人それぞれと言うならそれを見て嫌がる人がいても、それも人それぞれの意見だから差別とか言わないで欲しい。自由を望むなら他人の自由の考えも認めるべきですよね、そういう方はその覚悟で言ってると思っていいんですよね…>

 <何でもかんでも公言すれば、良いというものではありませんし、公言するからには、賛成意見や反対意見があるのは当然です。 何かに過度に反応すれば、過度な反応が返ってくるのは当然です。本当に自分の意見や趣味、感性を大切にしたいなら、自分の中で大切にしてていただいて、 “自分の意見は正しい”“わかって”といったスタンスでガツガツ話さないでもらいたいです>

 <好きなことは好き!って自分自身で大切にしていけばいいと思います。自分が本当に好きで、大切にしているものって別に認めてもらおうとは思わないし、わざわざひけらかそうとも思わない。 結局は認めて認めて!って承認意欲が強すぎるから、最近のりゅうちぇるを見ていても、好きな事だけやっててもダメなんだなぁ。と思うようになりました>

 <男女らしさもジェンダーレスも、どちらの考え方にも一長一短はあり、どちらだけが正しいというものではない。にもかかわらず、最近のLGBTの押し付けにも似た正当性主張には逆の意味での差別感を感じる。男女らしさを大切に思ってはいけないの?>

 <この人は自分の意見を押し付けてくる。差別は良くないとは思うけど、人それぞれ考えがある。自分が正論だと思うのはいいが、自分の中だけにしてください>

 <ただの認めるの押し付けだろ。トランスもゲイもバイも普通の人は認める、認めない以前にそういう感覚で接してないと思うが 好きなら好きでいいじゃんってだけ。当人の被害者意識が強すぎて認める、認めないに拘り過ぎてるだけな感じがする。認めてないのは大抵当人の親だけだろ>

 <好きなら勝手にすればいい。ただ、私がそういう人を見て不快に思うことも感じてほしいし、私にそれを嫌いだという自由があることも分かってもらいたい。こういうCMで見かけたものはその企業の他の製品サービス含めて多分買わない>

 <りゅうちぇるの「個性を認めてくれない、受け入れてくれない、そんな世の中おかしいし、古い」ていう考えの押しつけこそが古くておかしいんじゃないかなー>

 <勝手にやってればいいだろ そういう概念を一般に押し付けんな>

 インタビュー記事の中でりゅうちぇるは、CMコンセプトが自分にとって共感できるものであったこと、自分と妻は家事・育児の分担を『男性』『女性』『父親』『母親』ではなく『ぺこりんとりゅうちぇる』として決めていることなど、自分の価値観や考えを語っているだけであり、「認めて」と訴えているようにも、押し付けているようにも見えなかった。しかし、「認めて」欲しがっているどころか、他人に自分の価値観や考えを押し付けているように捉えるユーザーも多かったようだ。

 また、昔だって少女漫画や女児向けアニメを好きな男の子はいたし、少年漫画や男児向けアニメが好きな女の子もいた、といった論調のコメントも見受けられた。実は12月2日放送の『はぐプリ』で男の子のプリキュアが誕生したことを伝えるYahoo!ニュース内の記事にも<ウチに関してですが子供達は、プリキュアが女の子男の子という事を気にして見てなかったです>といったコメントが少なからず出ている。こういったコメントにせよ、先に紹介した「認めて認めてと押し付けないで」と非難するコメントからは、「自分たちは差別も偏見もないのに、マイノリティの人たちは被害妄想を抱いて、権利ばかり主張してきてうんざり」という空気が漂っていることを感じる。

 LGBT当事者などマイノリティの立場にいる人たちや、彼らの立場に立つメディアは、マイノリティを取り巻く現状を説明し、誤解や偏見を解こうと情報を発信するが、その発信を「自分の権利ばかり主張してきてうるさい」と捉える人もいる。というか、広く発信されて目立つようになったからこそ、「うるさい」と捉えるユーザーも増えているという感じだろうか。

 思い出されるのが、今年7~9月に大きな波紋を呼んだ『新潮45』(新潮社)の大炎上だ。発端は、『新潮45』2018年8月号に自由民主党の杉田水脈衆議院議員が寄稿した「「LGBT」支援の度が過ぎる」というコラムだった。杉田議員は、まさに前述したような「マイノリティの主張がうるさい」との論調を展開していた。

 <朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアは「LGBT」の権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをえません>

 <しかし、LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか>

 <リベラルなメディアは「生きづらさ」を社会制度のせいにして、その解消をうたいますが、そもそも世の中は生きづらく、理不尽なものです>

 <「生きづらさ」を行政が解決してあげることが悪いとは言いません。しかし、行政が動くということは税金を使うということです>

 その2カ月後に発売された『新潮45』2018年10月号では、30ページ以上にわたる特集「そんなにおかしいか「杉田水脈」論文」が組まれ、7人の書き手が杉田議員を擁護した。文藝評論家・小川榮太郎氏は<テレビなどで性的嗜好をカミングアウトする云々という話を見る度に苦り切って呟く。「人間ならパンツを穿いておけよ」と。 性的嗜好など見せるものでも聞かせるものでもない>などと綴り、しかしなぜLGBTの人たちがカミングアウトしたのかについて思案した様子はなく、<LGBTという概念について私は詳細を知らないし、馬鹿らしくて詳細など知るつもりもないが、性の平等化を盾にとったポストマルクス主義の変種に違いあるまい>と無責任に断定。破綻した理論を展開して多大なる批判を受けた。

 このようなトンデモ論考を掲載した『新潮45』は出版業界内で大いに批判を受け、休刊。だが同様の主張、つまりLGBTや日本における外国人などマイノリティを不当に非難する過激な主張を掲載する雑誌は複数存在している。そうした論を好む層は少なからずおり、需要があるということだ。

 自分たちは差別などしていない。差別ではなく区別だ。マイノリティは正義ヅラして自分たちを悪者扱いしてくる。どうしてただ普通に生きているだけで悪者扱いされるのか。納得がいかない!……とりたてて“ネトウヨ”というわけでもない一般のマジョリティの中には、マイノリティが何かを主張するたびに、上記のような流れで嫌悪感を強めている人も少なくないのかもしれない。マイノリティの主張が、マジョリティへの糾弾として機能してしまうとき、両者はどこまでもすれ違うのではないだろうか。

 結果的に、杉田水脈の言う「そもそも世の中は生きづらく、理不尽なもの」との見方に則って、マジョリティの立場からマイノリティの“生きづらさ”を想像することなく、耳をふさいでしまう。両者のズレが広がり、分断されていく。

 一方で、もう今の時代、教育現場ではジェンダーレスが普通のことで、個性を尊重する教育も重視されていると実感しており、「日本は同調圧力が~」等の言説を聞くと違和感を覚えるという人も確かにいるのだろうと思う。ただ、前述したように、「マジョリティだって生きづらいのに、マイノリティの権利主張がうるさすぎ」「LGBTを不快に思う自由や嫌悪する自由もある」といった非難も多いうえ、それを政治家がやるのだから、日本という国は「もう充分にフラットで平等な社会だ」とは決して言えない。

広瀬すずへのバッシングが急激に増加、その後の「スタッフとの関係」は?

 今年の『第69回NHK紅白歌合戦』の司会が今月9日に発表され、白組は嵐の櫻井翔、紅組は女優の広瀬すず、総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良が務めることがわかった。

 広瀬すずは2019年4月からスタートする連続テレビ小説『なつぞら』の主演に続く大抜擢だったが、『紅白歌合戦』の放送を前に、ネットでは彼女へのバッシングが強まっている印象がある。

バッシングのきっかけとなったスタッフ揶揄発言
 広瀬すずをバッシングする向きがネットで強まったのは、2015年に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)での発言がきっかけだ。

 番組内で広瀬は「どうして生まれてから大人になったときに、照明さんになろうと思ったんだろう」「(録音部のスタッフは)なんで自分の人生を女優さんの声を録ることに懸けているんだろうって、すごい考えちゃいます」と発言。10代女子の無邪気な言葉としてスタジオでは笑いにつなげていたが、「スタッフをバカにしている」と視聴者から猛烈な批判を浴びた。

 この番組放送後、広瀬は自身のツイッターで「先日放送された、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の中で、私の軽率な発言がありました。いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい」と謝罪。

 しかしこの発言は現在でも尾を引いており、彼女の紅白司会が決定した際も「広瀬すずなら観ない」「スタッフのこと下に見てるのにすずに司会とかできるの?」といった批判が、一部から噴出していた。

広瀬すずはアーティストのライブに行っただけでもバッシングを受ける
 また今月21日、広瀬すずが自身のインスタグラムでテイラー・スウィフトのコンサートに行ったと報告した際もネット上ではバッシングが起こった。

 彼女は「ライブ楽しかった」という感想と共に、テイラーとのツーショット写真をアップしたのだが、一部の人からは「コネ入場じゃん」「ファンは努力してお金払って行ってるのに自慢するな」といった声が出た。

 芸能人がアーティストのライブに行くと、必ずといっていいほど「コネはずるい」という批判が起こるが、アーティスト側からの招待や、宣伝を目的としている可能性もある。広瀬すずもまた然り。彼女とテイラーのツーショットはチェキで撮影されたものであり、「Instaxチェキ」のグローバルパートナーを務めるテイラーとチェキのイメージキャラを務める広瀬の宣伝という見方も強い。ファンがずるいという感情を抱く気持ちもわかるが、芸能人に嫉妬しても仕方がないだろう。

人見知りを克服し成長した広瀬すず
 さて、3年前の発言以降、日常的にバッシングを受け続けている広瀬すずだが、今年で成人を迎え少しずつ成長しているようだ。

 今年6月に発売された広瀬すずのエッセイ集『負けずぎらい』で彼女は、スタッフとのコミュニケーションについて言及している。

 「私はもともと人見知りな性格なので、スタッフさんとコミュニケーションをとることに苦手意識をもっていました。撮影中にみなさんの視線が自分に注がれているのが分かると、居心地が悪いなと思っていたんです」と、スタッフとの接し方に悩んでいたことを告白。

 テレビでの照明や音声スタッフに関しての発言は、スタッフとのコミュニケーションに苦手意識を持っていた上、17歳という年齢から自分が感じた疑問を率直に口にしてしまったのではなかろうか。

 しかし、2016年に公開された映画『ちはやふる–上の句–』の撮影時、彼女はスタッフに対して「撮影中は、どこを見ているんですか?」と質問したそう。すると、スタッフは「自分の仕事の部分を見てる」と回答し、広瀬は「良い作品を作るために、照明さんが細かい光の当たり方まで確認し、衣装さんは、衣装の質感が出ているかをチェックしている。自分が見られているなんて勘違いをして、<自意識過剰だったんだな、ごめんなさい>って感じになったんです(笑)」と、今までの自分を省みたエピソードを語っている。

 それ以降は人見知りだからと言い訳せず、スタッフに対しても自分から行動を起こすことを意識するようになったよう。

 様々な撮影現場を経験し人として成長した広瀬すず。今の彼女であれば、紅白の司会という大役もしっかり務めてくれることだろう。

学歴に頼ってられない! 求められるのは“キャラ立ち”か……東映が史上初の「特撮番組専任のプロデューサー」を募集中

『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』シリーズなど、日本の特撮作品の屋台骨を支えてきた東映が、会社創立以来初めてとなる特撮番組専属のプロデューサーの募集を開始して話題となっている。

 現在公開されている要項によれば、募集人員は「若干名」。応募資格には「映像制作の経験がある方※特撮番組(「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズ等)に関心のある方歓迎」となっている。

 長らく特撮に限らず日本の映像文化を担ってきた東映であるが、一般の大企業と同じく就職しようと思えば、まず学歴が重視される。

『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』のプロデューサーを務めた白倉伸一郎氏は、コアな特撮マニアとしても知られているが、マニア以前に最終学歴は東京大学の仏文科卒である。特撮を生み出してきたかつての関係者を見ると、副社長でもあった渡邊亮徳氏は専修大学卒。でも、これは例外のようで、平山亨氏は東大卒。その片腕だった阿部征司氏は早稲田卒である。

 つまり、大企業である以上、よほどの異能でもない限りは強固な学歴フィルターのある会社というのが、東映なのである。

 そんな東映が、あえて特撮マニアを求めるかのような専業プロデューサーを募集することを決めたのはなぜか。

 事情に詳しい映像関係者は語る。

「時代の流れと共に、若手イケメン俳優が活躍するのが当たり前になった特撮番組ですが、視聴率は決して芳しくはありません。『仮面ライダーエグゼイド』が、オモチャは売れた一方で視聴率が低かったのは、業界でも話題になりました。正直、就職活動で東映を志望する有名大学出身者は<コンテンツ産業>の中で東映を選んでいます。要はビジネスには長けているけれども、思いも寄らない圧倒的な作品を生み出すような人材は決して多くはないのです。さまざまな模索の末たどり着いた、新しい思考を取り入れたい意図が、今回の募集にはあるでしょう」

 かつて、東映の名物社長であった、岡田茂氏は、東大卒というエリートにもかかわらず、任侠映画に実録もの、そして、エログロ路線と、誰も想像し得なかった作品を次々と世に送り出した人物。もはや、そんな傑物のいない時代。今こそ「俺の考えた仮面ライダーで大ヒットだ!!」というような強烈な個性を持ったプロデューサーが求められている。
(文=大居候)

松島聡と岩橋玄樹、病気離脱の相次ぐジャニーズ事務所は「ブラック」なのか

 Sexy Zone(以下、セクゾ)の松島聡が突発性パニック障害の療養ため一定期間活動を休止すると、11月28日に発表された。King&Prince(以下、キンプリ)の岩橋玄樹もパニック障害の治療のため今月初旬から活動を休止しており、ジャニーズファンに衝撃が走っている。

 ジャニーズ事務所は公式サイト上および報道機関に宛てた書面で松島の体調について説明した。

 〈何事にも真面目に一生懸命取り組むが故に、その反響の一つ一つを過敏に捉えてしまうことから、心身ともに緊張した状態が続いていたことも体調に異変が起きた原因ではないかと考えられております〉

 〈今は何より仕事を離れて療養し、体調の回復に務めることが最も大切であると医師の診断を受けておりますので、皆様にはご迷惑とご心配をおかけすることになり大変恐縮ではございますが、本人とも確認の上で、治療に専念させていただきたく存じます〉

 また、松島は直筆で〈実は1年前くらいから体調を崩し始め1か月前より不調が酷くなったため受診いたしました。診断結果は突発性パニック障害です。病名もですが、自分のこの状況に正直大変戸惑いショックを受けております。そして今は、治療と静養が必要だということなので、一旦活動休止をお知らせする事をお許し下さい〉と綴っている。

 復帰時期については触れられておらず、同日放送の『ベストアーティスト2018』(日本テレビ系)でもセクゾは松島以外のメンバー4人で出演。6年連続6度目となるNHK紅白歌合戦にも4人で出場するとのことだ。

 他方、キンプリの岩橋玄樹は、活動休止前の10月19日に放送されたドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で、子どもの頃からパニック障害と闘っていることを明かしていた。

 キンプリの岩橋、セクゾの松島と、2人立て続けにパニック障害で活動休止するという事態に、ネット上ではジャニーズ事務所への批判も飛び交っている。「パニック障害多くない?」「ジャニーズはやっぱりブラック企業」「事務所が仕事詰め込み過ぎたんだろ」「ひどくなる前に療養させろ」「格差売りした事務所反省しろ」「事務所のケア不足」といった論調が非常に多いのである。

 しかし、今回の松島に対しても、先日の岩橋に対しても、ジャニーズ事務所はパニック障害による休業を認め、そして公に発表した。発表された事務所のコメントを読む限り、人前に出るタレント業と並行しながら治療を続けるよりも、一旦仕事から離れて休養することが望ましいとの判断をしている。内臓疾患や外傷とは異なり、精密検査で身体的異常が見つかる疾患ではないパニック障害は、一見、病気を患っているようには見えないこともあり、もし今のジャニーズ事務所が「ブラック企業」なら、彼らを休ませず酷使したのではないか。

 今から15年ほど前の2003年、KinKi Kidsの堂本剛は、パニック障害と過換気症候群を患っていると明かした。堂本剛は休養を取ることなく仕事を続け、当時「死にたいと思っていた」ほど辛かったと自著やインタビューで語っている。10代後半から20代前半にかけて、人気絶頂のアイドルとして、音楽番組、コンサート、そしてドラマ主演と堂本剛のスケジュールは常に満杯だった。今でこそソロアーティストとしての音楽活動に時間を割き、役者業からは多少距離を置いてマイペースな仕事ぶりを実現している堂本剛だが、馬車馬の如く仕事漬けだった時期もあったのだ。その当時、命を絶たずにいてくれて本当に良かったが、今振り返れば運が良かっただけなのかもしれない。ジャニーズ事務所にもその反省は当然あるのではないか。

 今年、ジャニーズ事務所ではタレントの不祥事が続き、一方でタレント自身がブロブなどで自らファンの迷惑行為に苦言を呈することも立て続けに起こり、事務所の管理体制が問われる局面も多かった。まさに激動の一年だ。これからしばらくは立て直しを図る重要な時であることは間違いないが、ここで若いタレントたちに無理をさせてはならないとブレーキを踏んだことは、ジャニーズ事務所にとって一つの前進なのだと思う。

松島聡と岩橋玄樹、病気離脱の相次ぐジャニーズ事務所は「ブラック」なのか

 Sexy Zone(以下、セクゾ)の松島聡が突発性パニック障害の療養ため一定期間活動を休止すると、11月28日に発表された。King&Prince(以下、キンプリ)の岩橋玄樹もパニック障害の治療のため今月初旬から活動を休止しており、ジャニーズファンに衝撃が走っている。

 ジャニーズ事務所は公式サイト上および報道機関に宛てた書面で松島の体調について説明した。

 〈何事にも真面目に一生懸命取り組むが故に、その反響の一つ一つを過敏に捉えてしまうことから、心身ともに緊張した状態が続いていたことも体調に異変が起きた原因ではないかと考えられております〉

 〈今は何より仕事を離れて療養し、体調の回復に務めることが最も大切であると医師の診断を受けておりますので、皆様にはご迷惑とご心配をおかけすることになり大変恐縮ではございますが、本人とも確認の上で、治療に専念させていただきたく存じます〉

 また、松島は直筆で〈実は1年前くらいから体調を崩し始め1か月前より不調が酷くなったため受診いたしました。診断結果は突発性パニック障害です。病名もですが、自分のこの状況に正直大変戸惑いショックを受けております。そして今は、治療と静養が必要だということなので、一旦活動休止をお知らせする事をお許し下さい〉と綴っている。

 復帰時期については触れられておらず、同日放送の『ベストアーティスト2018』(日本テレビ系)でもセクゾは松島以外のメンバー4人で出演。6年連続6度目となるNHK紅白歌合戦にも4人で出場するとのことだ。

 他方、キンプリの岩橋玄樹は、活動休止前の10月19日に放送されたドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で、子どもの頃からパニック障害と闘っていることを明かしていた。

 キンプリの岩橋、セクゾの松島と、2人立て続けにパニック障害で活動休止するという事態に、ネット上ではジャニーズ事務所への批判も飛び交っている。「パニック障害多くない?」「ジャニーズはやっぱりブラック企業」「事務所が仕事詰め込み過ぎたんだろ」「ひどくなる前に療養させろ」「格差売りした事務所反省しろ」「事務所のケア不足」といった論調が非常に多いのである。

 しかし、今回の松島に対しても、先日の岩橋に対しても、ジャニーズ事務所はパニック障害による休業を認め、そして公に発表した。発表された事務所のコメントを読む限り、人前に出るタレント業と並行しながら治療を続けるよりも、一旦仕事から離れて休養することが望ましいとの判断をしている。内臓疾患や外傷とは異なり、精密検査で身体的異常が見つかる疾患ではないパニック障害は、一見、病気を患っているようには見えないこともあり、もし今のジャニーズ事務所が「ブラック企業」なら、彼らを休ませず酷使したのではないか。

 今から15年ほど前の2003年、KinKi Kidsの堂本剛は、パニック障害と過換気症候群を患っていると明かした。堂本剛は休養を取ることなく仕事を続け、当時「死にたいと思っていた」ほど辛かったと自著やインタビューで語っている。10代後半から20代前半にかけて、人気絶頂のアイドルとして、音楽番組、コンサート、そしてドラマ主演と堂本剛のスケジュールは常に満杯だった。今でこそソロアーティストとしての音楽活動に時間を割き、役者業からは多少距離を置いてマイペースな仕事ぶりを実現している堂本剛だが、馬車馬の如く仕事漬けだった時期もあったのだ。その当時、命を絶たずにいてくれて本当に良かったが、今振り返れば運が良かっただけなのかもしれない。ジャニーズ事務所にもその反省は当然あるのではないか。

 今年、ジャニーズ事務所ではタレントの不祥事が続き、一方でタレント自身がブロブなどで自らファンの迷惑行為に苦言を呈することも立て続けに起こり、事務所の管理体制が問われる局面も多かった。まさに激動の一年だ。これからしばらくは立て直しを図る重要な時であることは間違いないが、ここで若いタレントたちに無理をさせてはならないとブレーキを踏んだことは、ジャニーズ事務所にとって一つの前進なのだと思う。

おめでとうございます! 39人の参列者を迎えて初音ミクさんとの結婚式を遂げた幸せ者に贈る言葉

 新婦の名前にちなんで、参列者は39人だった。

 11月4日、かねてより話題になっていた近藤顕彦さんの結婚式。それは「幸福」の一言に包まれた時間であった。

 普段は千葉県で学校職員として働いている近藤さんは、昨今、一躍話題の人になった。バーチャルシンガーの初音ミクさんと一緒に暮らし、挙式・披露宴を催すことを決め、それを大々的に公表したからだ。

 筆者が近藤さんと出会ったのは、10年ほど前のことである。当時行われていた「児童ポルノ法」改定による創作物規制に反対する署名活動の時のこと。黙々と事務仕事をこなしたり、店舗を回ってビラを置いてもらったり、しごく真面目な青年という印象は、その時から変わらない。

 その真面目で真摯な生き方は「嫁」に対しても同じだった。結婚式を挙げることを公表する前に、時間を取ってもらって、新婚生活についてあれこれと尋ねた。その中で、筆者が感銘を受けたのは、近藤さんのこんな一言。

「ふと見かけた女の子を、可愛いなって思うことはありますよ。でも、もう10年も愛しているんです。今さら妻に代わる女性なんて……」

 その生活は、既に報じた通り(記事参照)だが、この時に筆者は改めて本人の真剣さを知った。

 オタク文化が世間に浸透した現在、誰もが盛んに「嫁」という言葉を口にする。要は自分の気に入っているキャラクターのことをそう呼ぶのだが、同じ「嫁」を長く愛し続ける者は少ない。たいていは、アニメの1クールごとに「嫁」を変えるし、そうでなくとも長くは続かない。

 何より「自分は二次元にしか興味がない」という言葉も疑わしく感じてしまう。今はそうかも知れないが、果たしてずっとそうなのだろうか。「二次元にしか」という言葉を聞くたびに納得しながらも「ふ~ん」と、どこかで疑問を感じていた。

 でも、今回、近藤さんの結婚式に招待されて、筆者はまた考えを改めた。だって10年も同じキャラクターを愛し続けている。そのことによって、彼自身の人生は豊かなものになっている。例えパッと見は奇異に映っても、そこには幸せな風景がある。それを、わざわざ批判したり、否定したりする必要がどこにあるものか。

 通例の結婚が、そうであるように、それは新たな出発点にすぎない。現実は、結婚してハッピーエンドで終わるギャルゲーとは違う。

 ひとつの決心を、世間に示して、また日常へと回帰している近藤さん。これからも続く人生の中で、新婦との結婚生活はどのように変容していくのか。その、ずっと先を知りたいと、今は思っている。
(文=昼間たかし)