【雑誌付録レビュー】「&Rosy(アンドロージー)」12月号「ロクシタン 秋のビューティーセット」【女性誌】

 いまや付録で雑誌を選ぶのは当たり前。毎月魅力的な付録が登場し、どれにしようか迷いますよね。しかし、本当に使えるのかどうかは「開けてみないとわからない」のが付録の悩ましいところ。「これ本当に付録!?」と驚くほど良くできたものから、「コレはちょっと……」というものまで、そのクオリティは千差万別。そこで、付録を実際に手にして、見た目や使い勝手を徹底レビューします!

今日の付録:「&Rosy(アンドロージー)」 2019年12月号「ロクシタン 秋のビューティーセット」

お得度:★★★★★(ブラシとハンドクリームさらにお試しヘアケア付き♪)
もっと使いたい度:★★★★★(ロクシタン満喫出来ちゃいます☆)
うるおう度:★★★★☆(髪から手までうるおいます!)

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号と付録「ロクシタン 秋のビューティーセット」

 「&Rosy」(宝島社)12月号の付録は、「ロクシタン 秋のビューティーセット」です。“ベストセラーアイテムの魅力を堪能できるスペシャルセット!!”とのことで、3つのアイテムとなっています。

・ロゴ入りパドルブラシ
・シア ハンドクリーム10mL
・ファイブハーブスバランシング シャンプー&コンディショナー各6mL

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号

 パドルブラシのサイズは縦20cm×幅7cmで、想像していたよりも大きめに感じました。素材はロータス(木部)、ナイロン、ゴム。ロクシタンのロゴが入っていて、高級感あります。

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号付録 パドルブラシ全景1

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号 付録「パドルブラシ」アップ

 パドルブラシはブラシ部分が大きく、毛は短めで先の方が丸くなっているので、ブラッシングだけではなく、頭皮マッサージもできそうです。少し大きめなので、自宅で朝夜の仕上げブラシとして使うとよさそう♪

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号 付録「ロクシタン シア ハンドクリーム」

 シア ハンドクリームは、テクスチャーは少し重めで、塗るとしっとりと潤う感じです。最近寒くなってきて、手が乾燥してきた私にはぴったり。ほんのり良い香りもして、心から癒やされます♪ チューブのサイズは小さめなので、ポーチやペンケースに入れて持ち歩いて、乾燥を感じたら、すぐに塗ることもできますね。容量も10mⅬと、たっぷり。

 ブラシとハンドクリームの2つでも十分に魅力的な付録なんですが、さらにヘアケアのベストセラー商品「ファイブハーブス」の最新シリーズまで試せちゃうんです。誌面の説明によると、「頭皮の常在菌に着目した新シリーズ。季節の変わり目やストレスでバランスを崩しやすい頭皮環境を整え、健康な髪を育む土台作りをサポート」してくれるんだそう。

&Rosy(アンドロージー)  2019年12月 付録「ファイブハーブスバランシング シャンプー&コンディショナー」

 シャンプーもコンディショナーもハーブのエッセンシャルオイルが配合されているため、ナチュラルな香りがします。洗い上がりは髪の毛がさらさらになるだけではなく、香りもしっかりと残っていました☆

 大満足な付録、3点セットでした!

※サイズはライターが測っているため、実際とは異なる場合があります。

【雑誌付録レビュー】「&Rosy(アンドロージー)」12月号「ロクシタン 秋のビューティーセット」【女性誌】

 いまや付録で雑誌を選ぶのは当たり前。毎月魅力的な付録が登場し、どれにしようか迷いますよね。しかし、本当に使えるのかどうかは「開けてみないとわからない」のが付録の悩ましいところ。「これ本当に付録!?」と驚くほど良くできたものから、「コレはちょっと……」というものまで、そのクオリティは千差万別。そこで、付録を実際に手にして、見た目や使い勝手を徹底レビューします!

今日の付録:「&Rosy(アンドロージー)」 2019年12月号「ロクシタン 秋のビューティーセット」

お得度:★★★★★(ブラシとハンドクリームさらにお試しヘアケア付き♪)
もっと使いたい度:★★★★★(ロクシタン満喫出来ちゃいます☆)
うるおう度:★★★★☆(髪から手までうるおいます!)

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号と付録「ロクシタン 秋のビューティーセット」

 「&Rosy」(宝島社)12月号の付録は、「ロクシタン 秋のビューティーセット」です。“ベストセラーアイテムの魅力を堪能できるスペシャルセット!!”とのことで、3つのアイテムとなっています。

・ロゴ入りパドルブラシ
・シア ハンドクリーム10mL
・ファイブハーブスバランシング シャンプー&コンディショナー各6mL

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号

 パドルブラシのサイズは縦20cm×幅7cmで、想像していたよりも大きめに感じました。素材はロータス(木部)、ナイロン、ゴム。ロクシタンのロゴが入っていて、高級感あります。

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号付録 パドルブラシ全景1

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号 付録「パドルブラシ」アップ

 パドルブラシはブラシ部分が大きく、毛は短めで先の方が丸くなっているので、ブラッシングだけではなく、頭皮マッサージもできそうです。少し大きめなので、自宅で朝夜の仕上げブラシとして使うとよさそう♪

&Rosy(アンドロージー) 2019年12月号 付録「ロクシタン シア ハンドクリーム」

 シア ハンドクリームは、テクスチャーは少し重めで、塗るとしっとりと潤う感じです。最近寒くなってきて、手が乾燥してきた私にはぴったり。ほんのり良い香りもして、心から癒やされます♪ チューブのサイズは小さめなので、ポーチやペンケースに入れて持ち歩いて、乾燥を感じたら、すぐに塗ることもできますね。容量も10mⅬと、たっぷり。

 ブラシとハンドクリームの2つでも十分に魅力的な付録なんですが、さらにヘアケアのベストセラー商品「ファイブハーブス」の最新シリーズまで試せちゃうんです。誌面の説明によると、「頭皮の常在菌に着目した新シリーズ。季節の変わり目やストレスでバランスを崩しやすい頭皮環境を整え、健康な髪を育む土台作りをサポート」してくれるんだそう。

&Rosy(アンドロージー)  2019年12月 付録「ファイブハーブスバランシング シャンプー&コンディショナー」

 シャンプーもコンディショナーもハーブのエッセンシャルオイルが配合されているため、ナチュラルな香りがします。洗い上がりは髪の毛がさらさらになるだけではなく、香りもしっかりと残っていました☆

 大満足な付録、3点セットでした!

※サイズはライターが測っているため、実際とは異なる場合があります。

自伝出版は“不謹慎”か? 収監直前ラッパーD.Oが告白する悪党の美学

――十数年前、練マザファッカーのボスとしてダウンタウンのバラエティ番組『リンカーン』(TBS系)に出演し、“ディスる”という言葉を一般化させたラッパー、D.O。2018年初夏、大麻とコカインの所持・使用容疑で逮捕されたと報じられたが、実は今秋より服役することになっている。そして、このタイミングでなんと自伝『悪党の詩』(彩図社)を出版した。何かと“自粛”を求められる今、これは前代未聞である。収監直前の本人を、ベストセラー『ルポ 川崎』(小社刊)で知られる音楽ライターの磯部涼氏が直撃した。

 東京都練馬区・石神井公園内にある茶屋、豊島屋は大正時代より営業を続けているという。

 昼間からここでおでんをつまみにビールを飲みつつ、100年前もたいして変わらないだろう景色を眺めていると、果たして今がいつなのかわからなくなってくる。

 しかし、前に座っているD.Oにとっては貴重な時間なのだ。しっかりと話を聞かなくてはならない。公園最寄りの西武鉄道池袋線・石神井公園駅の隣にあたる大泉学園駅がフッド(地元)の彼は、子どもの頃からここに足を運び、今は自分の子どもと頻繁に訪れているそうだ。

 一方で、家族を愛する良き父は日本を代表するギャングスタ・ラッパーであり、現在、大麻取締法、麻薬及び向精神薬取締法違反によって懲役3年の収監直前である。

 また、彼はこのタイミングで自伝『悪党の詩』(彩図社)を刊行した。彼が歩んできた紆余曲折は同書に詳しいが、自身で解説する口調は明るかった。それはD.Oの人生が、ほかでもないこの国の未来を切り開いていく確信があるからだろう。“悪党”、大いに語る。

――“自伝”というものは人生の何かしらの節目で出すものだと思うのですが、今D.Oさんが置かれている状況はある意味では節目だし、ある意味では渦中だし……。

「なんて言うか……恵まれてるんですかね(笑)」

――ラッパーの自伝を出すタイミングとしてはバッチリだと。

「そうなんですよ。あと、この本の最後のほうに母親ががんで闘病しているという話を書きましたけど、8月に逝きまして。おふくろには『3年いなくなるけど、ちょっと待っててよ』って伝えていたものの、余命宣告もされていたし、正直、難しいかなと思っていました。それが収監前に看取ることができたんです」

――そうだったんですね……。お悔やみ申し上げます。

「だから、期せずして追悼本にもなったわけで、本当に運命的なタイミングで出たなと」

――では、そもそものところから伺います。制作には3年以上かかっているということですが、自伝を出そうと考えたのはなぜだったのでしょうか?

「そこはやっぱり、漢(a.k.a. GAMI/ラッパーで、D.Oが所属するレーベル〈9SARI GROUP〉のオーナー)の影響が強いと思うんですよね」

――漢さんの自伝『ヒップホップ・ドリーム』(河出書房新社)は2015年6月の刊行以来、ロングセラーとなっていますよね。

「漢から『D.Oもやってみなよ』みたいに勧められたことが、実際に制作に入るきっかけになっているんですけど、その前からやってみたかったし、『オレならこうしたい』『ああしたい』というアイデアもあって」

――『悪党の詩』では、もともと「僕がメイクしてきたヒップホップと漢がやってきたヒップホップは別物だと認識していた」と書かれています。それが、14年に〈9SARI GROUP〉に所属することになるわけですが、“自伝”というフォーマットにしても漢さんとはまた違ったアプローチをしようと考えた?

「もちろん、『ヒップホップ・ドリーム』はお手本にさせてもらいました。でも、やっぱり違いはある。僕は漢に“フリースタイルのチャンピオン”というイメージを持っていて。自然体でヒップホップをメイクしていくスタイルですね。一方、僕は時間をかけてつくり込んでいくスタイル。当然、違うから面白いし、だからこそ2人並んだときに映えるっていう。その違いを本でもちゃんと表現できた自負はありますね」

――そのようにつくり込んだため3年以上かかったのでしょうが、制作期間中の18年5月に逮捕されるというトラブルも起こりました。同年秋に始まった裁判の展開によっては、さらに刊行のタイミングが延びた可能性もあったわけですよね。

「当初は『獄中出版になるのかな』なんて話をしていたんですけど、裁判に時間がかかったのでこっちにいる間に出せることになって、こうやってインタビューも受けられて。でも、本来、こんな案件で最高裁まで持っていくなんて、マジで図々しいんですよ(笑)」

――図々しいというか、あまり前例がなさそうですね。

「僕としても勝てるとは思っていたわけではなくて、控訴したのはその時間を使って、闘病しているおふくろとなるべく一緒にいたい、できることなら看取りたいと考えたからなんです。これまで何もしてこれなかったですからね、親孝行は。心配ばっかりかけてきました。でも、これが普通に活動している時期だったら仕事で地方に行ったり海外に行ったりしなければならないんで、毎日、病院に通うなんてことはできなかったと思うんですよ。だから、逮捕がむしろ親孝行の機会をつくってくれたようなところもあって、それも運命的だなぁって」

――ちなみに、逮捕から収監の間に発表したものは『悪党の詩』以外にもあって、勾留中の18年7月にはミックスCD『悪党 THE MIX』が、その後も漢さんとつくった楽曲「スタンド・バイ・ミー」「7 days war 2 4」といった新曲が出ています。薬物事犯で裁判中のアーティストがこれだけ精力的に活動することも日本では前例がないですし、そのこと自体、今の社会に対するメッセージにもなっていると思うんですよね。音楽家や俳優が捕まると、すぐに作品の公開を止めたり商品を回収する風潮があるわけじゃないですか。それに対して、D.Oさんや電気グルーヴのピエール瀧さんの相方、石野卓球さんが構わず活動を続けることによって、世間の雰囲気は変わりつつあるのかなとも思うんですが。

「電気グルーヴもカッコよかったですよね。でも、根本的に間違ってとらえている人たちばっかりで。何があっても活動を続けることはプレイヤーとして当たり前じゃん、と。もともと、僕は逮捕されると『辞めます』『許してください』みたいな流れになることはおかしいと思っていました」

――ラッパーが捕まることも多いですけど、その騒動の中でイメージが変わってしまう人もいるじゃないですか。

「たくさんいますよね」

――対して、D.Oさんは普段、ラップしていること、話していることと筋が通った態度でいたい。

「そうですね。そこにはこだわりたくて。例えば、最近『全裸監督』(Netflix)がキテるじゃないですか。あれ、この間、全部観たんですよ。何が一番良かったかといったら、やっぱりブレないっていうか。自分の信念、やりたいことを、何が起きても貫くっていうか。逃げない。もちろん、僕もこれまでいろいろなことから学んできたわけですけど、『全裸監督』を観て、改めて目の前の現実から逃げないことが重要だなと」

――『全裸監督』にもエピソードとして出てきますが、村西とおるさんはアメリカで懲役370年を求刑されているし、いまだに前科があることを堂々と語っていますからね。

「すごいなぁ。超リスペクトですよ、あの人。面白い」

――D.Oさんの場合、前回、09年2月の逮捕はエイベックスからいわゆるメジャー・デビュー作『JUST BALLIN’ NOW』がリリースされる直前のタイミングで、結局、同作は発売中止になってしまいました。僕はあのアルバム、日本のラップ・ミュージックのベスト10に入るような名作だと思っているのですが。

「あざーす(笑)」

――あのアルバムではメジャー・レーベルにおける歌詞の規制をむしろお題のように受け取って、上手くかわしたり、あるいはそれまでにはなかった少年の視点で歌った曲を入れたりしていますよね。後者は新曲の「スタンド・バイ・ミー」につながりますが、D.Oさんがギャングスタ・ラップのステレオタイプとは違った、普遍的な才能を持っていることの証左です。

「そこはガキの頃に好きだった音楽への恩返しというか。ブルーハーツだったり尾崎豊だったりにパワーをもらって、その後の人生にもすごい影響を受けて。僕もそういうプレイヤーになりたいし、そういう役目があると思って作ったんですよね」

――自伝で描かれたD.Oさんの少年時代のような、不良と呼ばれ、疎まれてしまう子どもに届けたいという気持ちがあったのでしょうか?

「めちゃくちゃありましたね。それがなければダメだとすら思っていて。やっぱりラップってガキのものだと思うんですよ。だから、僕がガキの頃に衝撃を受けたロックンロールのようなことをラップでやりたい。それは恩返しでありつつ、自分のカルマの洗浄でもあったんですけど」

――ただ、結局、逮捕に伴うレコード会社の自粛によって世に出ず、自伝にはさまざまな事情で今後も発売は難しいと書かれています。

「でも、出ていないから名作だと言ってもらえるようなところもあると思うんですよね。あのアルバムは発売停止になったことまで含めて、ひとつの表現になっているっていうか」

――なるほど。まぁ、普通に出てほしいですけどね。

「『そんぐらい狂ってるんだよ、ヒップホップは!』みたいな。ひとつの悪いお手本にしてもらうのもいいんじゃないかと」

――「名盤といわれてるけど聴けないじゃん」と。

「そうそう(笑)。そのへん、なんか僕らしくもあるなと」

――そもそも、アメリカのヒップホップは背景に貧困があるので犯罪が身近です。同国では近年も若いラッパーが次々に捕まっていますが、ただ、それによって作品が回収されるという話は聞きません。
「アメリカと日本ではシステムも違うからまた転がり方も違って、日本は日本で面白いと思うんですけどね。あと、アメリカに関しては悪影響もあると思います。例えば6ix9ine(破天荒なキャラクターで注目を集めるが、強盗や殺人などにかかわった罪で逮捕された23歳のラッパー)とか、もっとうまくやれたのにって」

――6ix9ineの場合、悪そうなイメージをつけるためにギャングと付き合って、犯罪に巻き込まれていったという話もありますよね。ラップ・ミュージックのステレオタイプが犯罪を再生産するケース。

「一方で、2パック(多くのアーティストに影響を与え続けている伝説的なラッパー)も死ぬまでに確か何十回も逮捕されているんですよ。でも、ブレるなんてこととはかけ離れた感じで。『オレ、これ(音楽)に命かけてっからさ』みたいな姿勢が見える。どの世界にも共通することですけど、そういう姿勢のプレイヤーでなければ頭ひとつ抜けることはできない。本物として認められない。僕もそのひとりでありたいし、そのひとりでなければいけない責任があると思っていて。だから今の状況は、むしろ勉強させてもらっているつもりなんですよね」

――さらに一方では、ジェイ・Zなんかはドラッグ・ディーラーからラッパー、さらにアメリカを代表する実業家になっているわけじゃないですか。その点、D.Oさんは09年の逮捕の後でライフスタイルを変えようと思わなかったのか。もしくは……自伝には逮捕後、イメージを気にするマスメディアでは仕事がしにくくなったというエピソードが出てきますが、つまり逮捕によってライフスタイルを変えられなくなったようなところがあるのか。

「うーん、そうですね……。変えるつもりはなかったのかな。かといって、犯罪を肯定するわけではなくて。ラッパーとしては、ということです。もちろん、生活に関しては変わったところもあると思いますよ」

――ご家族ができたり。

「ええ。ですけど、先ほども言ったようにラッパーとして変えちゃいけない部分というか、貫かなきゃいけない部分があって。それは永遠のテーマかもしれないですね」

――『悪党の詩』には、今回の裁判について「僕は須藤/君塚慈容としてではなく、D.Oというラッパーとして判決を受け止めた。死ぬまでD.Oを貫くつもりだ。取調室でも、法廷でも、獄中でも、シャバに戻ってからも、ラッパーとしての責任をすべて背負って立ち回らないといけない」「その意味では、子どもたちに『“仕事”でいなくなる』と言ったのも、あながち嘘ではない」とありますが、D.Oさんにとって生きることとラッパーであることが不可分だとわかります。だからこそ、収監中も活動休止には当たらない。

「やっぱり、僕のヒップホップはストリート、現実と連動しているものなので。こんなスタイルでずっとやってきたから、檻の中にいるようなヤツらはヘタな有名人なんかよりも、僕のことを知ってるんですよ。護送車に乗ったときも、先にいた全員が『あれ!? あれあれ!?』ってざわついちゃう感じで。テレビに出たりメジャーな仕事もしてきたけど、『結局届いてたのはここか!』みたいな(笑)。でも、そうすると中に入っても悪いことばっかりじゃないんですよね。特別枠みたいな感じでやれる」

――実際のセールスからは見えてこない、局所的な影響力があるんですね。

「紅白に出た歌手がすごいんだとか、武道館で、東京ドームで公演したアーティストがすごいんだとか、そういう風潮っていまだにあるじゃないですか。でもそれって超クソなことで。そんなところ、なんでもないヤツだって仕込み方によってはいくらでも出られて。一方、そういう嘘くさい、詐欺商法みたいなものじゃあストリートで支持は得られない」

――その道のりが楽なものでなかったことは、『悪党の詩』を読むとよくわかります。

「これでもだいぶ抑えているんですよ(笑)。10を語って、1を使わせてもらってる感じ。『さすがに出せないでしょ!』という話ばっかりで。それを削っても十分面白いぐらい激動の半生だったことは間違いないですね。ただ、その上で展開されたプレイヤーの姿こそを見せたいというか。『全裸監督』も2パックもそうでしたよね。誰にだって思い通りにいかないことはあって、そのときにどう立ち振る舞うかっていう美学。そういう意味では、今の状況もまた見せ場なんですよ」

――しかし、自伝のほかにもう一冊、ビジネス書を書けるくらいポジティブ・シンキングですよね。

「ははは! 収監直前ってもうちょっとしょげてるもんですよね。でも、そのへんもヒップホップから学んだことで。大変だけど楽しませてもらおうか、みたいな。まぁ、『悪党の詩』以外にもいろいろと仕込んであるんで、みなさんも楽しみに待っていてください」

D.O(でぃー・おー)
1978年、練馬区出身。練マザファッカーを率いるラッパー。KAMINARI-KAZOKU.のメンバーとして活動を始め、2006年に1stソロ・アルバム『JUST HUSTLIN’ NOW』を発表した。ほかの作品に『ネリル&JO』『THE CITY OF DOGG』などがある。以前のヘア・スタイルは三つ編みを特徴としていたが、現在は坊主頭である。

「子どもはママを幸せにするために…」胎内記憶が徹底的に痛めつける、子の人生

 18日発売の「女性セブン」(小学館)が、<菅田将暉の両親、木村拓哉の母、昭恵さんが傾倒する「胎内記憶」を知れば生きる意味がわかる>という記事を掲載。日本における胎内記憶研究の第一人者である産婦人科医・池川明氏の言説を取り上げている。

 池川氏は、かねてより著書やメディア、講演会で、“母親のお腹にいた頃の記憶”や“母親のお腹に宿る以前の記憶”である胎内記憶の存在について持論を述べてきた。同誌は池川氏の講演会に大勢の聴衆が耳を傾けているとし、<今、池川さんの提唱する『胎内記憶』が注目を集めている>と紹介した。

 以下は池川氏が同誌取材に答えた発言の一部だ。

<生まれる前の記憶はそれぞれですが、子供たちが語るのは『私はお母さんを選んで生まれてきた』ということです。しかも子供は母親の役に立つために生まれてきたと言うんです>
<誰もが、生まれただけで母親の役に立っている。あなたが生きていることはすでに誰かの役に立っている>
<そう思いを凝らすと、いろいろな悩みがあったとしても、“私は生まれてよかったんだ”と自分の人生を肯定できるはず>

 耳障りの良い言葉が並ぶ。人によっては、自分という存在を肯定してくれる、心強い言葉にもなり得るのだろう。

 しかし記事中にもあるが、胎内記憶があると科学的に証明することも、逆にないと証明することも科学的に難しい。池川氏も科学的に解明するつもりはなく、「胎内記憶は子育てに役立てるためのもの」と述べている。いわゆる“思想”ということだろう。

 胎内記憶を持つとして自らトークショーなどで語る子どももいる。その代表といえるのは「すみれちゃん」だ。すみれちゃんは自身を「かみさまのことたまメッセンジャー」と称し、母親と共にトークショーを開いたり本を出版。池川氏同様、すみれちゃんも著書「かみさまは小学5年生」(サンマーク出版)の中で、赤ちゃんは母親を選んで生まれてくると説明している。

<数えきれないくらいのママの中から選ばれたママってすごいよね>
<あかちゃんがいるママたち。あなたは、世界にひとりしかいない。あなたは、その子に選ばれました!!>

 また、赤ちゃんが夜泣きをする理由は<ママたちに守ってあげたいって気持ちを経験させるため>、流産の原因は<あかちゃん自身が流産を経験したくて地球にきていることが多い。長い目で見たら、ママにとって絶対に大切な経験になる。悲しむことも生きるためには大事なことだし>だそうだ。

 池川氏、すみれちゃんの「子どもは自ら母親を選んで生まれてくる」という思想は、自らの存在意義が揺らいでいる人や、子育てに悩む母親にとっては、救いになることもあるのだろう。彼らの講演を聞いて涙する人は多いという。

 しかし彼らの思想が当の子ども本人を傷つけ、疲弊させることもあるのではないか。特に、「虐待する親を選んだのも子ども自身」という主張は、到底看過できない。

子どもは母親を癒やすための道具じゃない
 池川氏は著書『胎内記憶でわかった 子どももママも幸せになる子育て:「もって生まれた才能」の伸ばし方』(誠文堂新光社)の中で、子どもは「お母さんのたましいが成長すること」を望み、何かしらの使命を持って生まれてくると説く。そして、“虐待を体験する”というプログラムを持っている子どももいると説明しているのだ。

<虐待を体験するというプログラムをもっている子どももいる>
<虐待をするお母さんの多くが、自分自身が親に受け止めてもらえなかったという思いをもっています。そういう闇に光を灯すには、どんな状況でも受け入れてくれるような子どもが必要です。その子の姿を見て、お母さんの心は変化していくのです>

 つまり、「虐待を受けることは、母親のたましいを成長させるために子どもが望んでいる」ということになる。

 親からの暴力や暴言、育児放棄などの虐待は子どもに深刻な影響を与える。子どもの人権をまったく無視した上記の主張は、受け入れてはいけない。本来、虐待をする母親に必要なのは「子どもにサンドバックになってもらうこと」ではなく、別の“大人”が適切なケアをすることだ。池川氏の主張は、虐待が親から子へと連鎖し続けてしまう危険性を孕んでいる。

 虐待プログラムに限らず、そもそも子どもは親を癒やし、いたわるための道具ではない。親にとって都合の良い解釈がいくらでも出来てしまう「胎内記憶」思想。取り扱いには非常に慎重にならなければいけないはずだ。

「中国サッカーの故郷」で政治や差別に翻弄される少数民族…“朝鮮族”をつなぐサッカー文化

――政府からのトップダウンで強化を推し進めている中国サッカー。多額の金を投入し世界中から強力選手を買いあさるその裏には、「中国サッカーの故郷」と呼ばれる土地に住む少数民族たちの奮闘があった。

 金満主義が染みついた中国プロサッカー界にも「清浄地域」は存在する。資金難に苦しみながらも成績に恋々とせず、フェアプレーを徹底し中国サッカーファンに新鮮な衝撃を与えた「延辺富徳FC」がそのひとつだ。中国北東部、朝鮮半島と接する延辺朝鮮族自治州をホームとし今年の2月まであったそのチームは、その構成メンバーのほぼ全員がコリアン系中国人である『朝鮮族』の選手で構成されていた。また延辺とは中国国内で、公式的に朝鮮族住民による「民族自治」が行われている地域。日本統治時代の旧満州では「間島」と呼ばれており、近代以降の日本とも密接なかかわりを持つ地域でもある。そこに根差した朝鮮族サッカーチームの活躍は、中国における少数民族の多様性を国内にアピールすると同時に、同国サッカーのあり方に大きな影響を与えてきた。

中国サッカー界では「サッカーの故郷」と呼ばれる地域

 1910年の日韓併合前後に満州に移住し始めた朝鮮人移民は、現在の広州市や深セン市がある中国東南部の広東地域の住民と共に、大陸で最も早く近代サッカーを経験した集団となった。サッカーの流入と普及が早かった地域だけに、この両地域はサッカー中国代表に最も多くの選手を送るほどに。中国サッカー界では、「サッカーの故郷」と呼ぶほどなのだ。

 日本帝国統治下の在満朝鮮人社会においてサッカーは、村・学校・地域の行事として発展し、民族的なイベントへと昇華していった。そして新中国の樹立後も、延辺自治州で誕生したチームが、吉林省を代表して全国大会で次々と好成績を収めていき、65年には全国サッカーリーグトップレベルの「甲級連盟戦」で初優勝を果たした。ところが、その翌年から文化大革命が本格化。中国体育界では、サッカーはもとより全てのスポーツが、ほとんど“オールストップ”する事態を迎えることになる。

 文化大革命終了後の78年、鄧小平の改革開放宣言をきっかけとして、スポーツにおける対外交流が活発化していく。
 92年には中国サッカー協会が北京・紅山口で会議を開き、プロサッカーリーグの発足を公式に計画。2年の準備過程を経て、日本でJリーグが発足してから約1年後の94年、中国プロサッカーリーグ(1部の甲Aリーグと2部の甲Bリーグ)がスタートする。

 延辺朝鮮族自治州のサッカーチームも、中国プロサッカーリーグの発足メンバーとして、甲Aリーグに参加するようになった。今やグローバル企業として成長した、韓国・サムスンやヒュンダイグループが初期スポンサーとなり、中国市場で徐々に知名度を高めていく。97年には元韓国代表監督・崔殷澤の指揮の下、リーグ4位という好成績を収め、朝鮮族社会を熱狂の渦に巻き込んだ。このように、92年の中韓国交正常化以降、韓国社会とのつながりも、プロサッカーを通じて現れるようになる。

 しかしプロリーグの進展と共に、マジョリティである漢族でさえあり得ないと思うような、「黒いホイッスル」と呼ばれる露骨な辺境少数民族チームへの差別的な判定が相次ぎ、2000年には2部リーグへの降格を余儀なくされる。さらに1軍チームが浙江省の杭州緑城FCに売却されるなど、朝鮮族ファンの心に忘れられない傷を残す事態が続く。その後、ユースやリザーブ選手らによってチームは再編されたが、01年から14年まで、3部と2部リーグを転々とする歳月が続いた。いわば“暗黒期”と今でも呼ばれる時期が続くことになるのだが、それでもファンたちはチームを見放さなかった。

 転機となったのは15年シーズン。元韓国代表のヘッドコーチを務めていた朴泰夏監督の就任が、そのきっかけとなる。同シーズンに延辺富徳FCは、圧倒的な強さを見せ2部リーグで王座を奪還。悲願だったスーパーリーグ昇格を達成した。朝鮮族社会は、再び胸が沸き立つ瞬間を迎えたわけだ。今やグローバル化の進展により、人口183万人のうち大半が韓国、日本、欧米国家に分散している朝鮮族の人々は、WeChatなどSNSのグループチャットを通じて連絡網を築き、一丸となって故郷のチームを応援する文化を広めている。

 また延辺のスーパーリーグへの昇格を陰から支えたのは、15年度からメインスポンサーとなった、中国屈指の保険会社「富徳生命人寿保険」による投資も無視できない。長年にわたって、資金の調達に苦しんでいた延辺のために、吉林省のトップポストの党書記が直接、広東省の企業である富徳グループに連絡したのだ。実はサッカーの国際レベル化を強く進める習近平政権発足以降、中国の財界に対してはサッカーの発展にある程度の貢献が求められる雰囲気があり、このパートナーシップも電撃的に実現したのだ。

 こうしてスーパーリーグ初年度は、スポンサーから約40億円の予算を獲得。総合順位9位という無難な成績でシーズンを終了した。他のチームに対して目立つ動きではないが、朝鮮族中心のチームの中で文化理解とコミュニケーションに全く差し支えのない、3人の韓国代表出身の選手をチームに迎え入れたのが功を奏した。しかし、延辺サッカーをめぐる好調の波は長続きしない。政治問題で富徳グループのオーナーである張峻が「失踪」したといううわさがたち、その後16年末には既成事実となる。その結果17年度から予算が大幅に削減され、チームも降格圏を脱出することが叶わなかった。

 ただ、2部リーグの優勝から再びのスーパーリーグ降格までの3年間は、チームにとって、また朝鮮族社会にとっても大きな影響を与えた年月となった。故郷を離れている朝鮮族は、週末に居住地の地元の飲食店に集まり、酒を酌み交わしながら、愛する地元チームをあらん限りの声で応援した。本来であれば、一生会わないかもしれない同郷の人々が、サッカーを通じて北京やソウル、東京、ニューヨークなど移民先の都市で互いに知り合うことになった。そこで新しいネットワークが次々と構築されたのだ。オンライン空間では、サッカーをはじめ、民族共同体への懸念や政治、経済など多方面にわたる議論が活発に交わされる。政治的な主張が公式的にはもはや不可能な中国社会の中で、サッカー文化が新たな自己を表現したり、多様な言説を生む有効な「媒体」となっていたのだ。

 さて、そんな朝鮮族の人々の期待の星であり、民族的団結の中心でもあった「延辺富徳FC」は19年2月、スポンサーの巨額の税金滞納を理由に、自治州政府から急遽チームを解散させられることになった。公式的には、クラブが払うべき選手たちの所得税の未納問題が取り上げられているが、地方政府の権限でチームを温存させる可能性は充分に残っていたし、「なぜ解散までしなければならなかったのか」と不可解に思うファンは少なくない。サッカーが少数民族である朝鮮族のアイデンティティーを鼓舞するという政治的理由から解散が強行されたといううわさもあるが、本当の理由は謎のままだ。

 チーム解体と共に、他のクラブに移籍した地元選手や、延辺から北京国安、広州恒大などビッククラブに移籍し、中国代表にも選ばれている朝鮮族選手(現在4人)たちは試合を楽しむ人たちに新たな希望を生んでいる。そして朝鮮族自治州のサッカー協会はこの間、3部リーグチームの再整備を宣言。地元チームの再建を望む人々は、海外団体と共に連携を図り、国内外で人脈や資本を集めている。代表的なのは5月中旬、日本人コーチの派遣や日本システムによるユース育成の強化を考案し、J1・湘南ベルマーレの関係者と延辺を訪問した在日朝鮮族サッカー協会の事例を挙げることができる。

 少数民族チームの栄光と解散。しかし、朝鮮族のサッカーストーリーは終わっていない。文化資本として定着したサッカー文化を捨てることは共同体の解体であるという考え方が、広く共有されているからではないだろうか。サッカーが紡ぐ民族の歴史が、中国のサッカー史の中にもあるのだ。(サイゾー8月号『中韓(禁)エンタメ大全』より)

洪 龍日(Yongil HONG)
1984年中国東北部延辺生まれ。2009年来日。東京大学大学院総合文化研究科・博士課程に在学。大学院ではスポーツ社会学、文化人類学、政治学を専攻している。日本国内問題と国際的なイシューを交えた移民問題、コミュニティ研究、地域社会論などを研究テーマとしている。在日朝鮮族サッカー協会の実務にも従事。

天理教、知られざる「宗教合宿」と信者22万人が集う「おぢばがえり」に潜入してみた!

天理教、知られざる「後継者合宿」と信者22万人が集う「おぢばがえり」に潜入してみた!の画像1

 いろんな宗教が世の中にはありますが、その“内側”を知る機会は滅多にないもの。今回、義実家が「天理教」の教会だったというライター・有屋町はるが体験した、世にも珍しい(?)潜入体験をお届け。「後継者合宿」「おぢばがえり」に「ひのきしん」「おやさま」――耳慣れない専門用語が飛び交う現場で、目にしたものとは!?

夫の実家は「天理教」!? 奈良県天理市の「後継者合宿」に子連れ潜入

 夫の実家が天理教の教会だと知ったのは、結婚直前でした。当時、天理教についての認識といえば、「黒い法被を着て、路上で太鼓やシンバルのような楽器を叩きながら、歌い練り歩く宗教」であり、なんとなく、カルトの部類とは違うんだろうなあ、という程度。

 あの日、初めて夫の実家に行くと、それはそれは情緒溢れる立派な教会、というか神社? いや、道場? が、ドーンと待ち構えていました。古い木造の家に瓦造りの屋根。立派な神棚と、ずらりと並ぶ楽器。何十畳もの畳が敷かれた大広間。それを目の当たりにした感想は、「かっこいい!」のひとこと。

 で、教会の機能はというと、警察でいうところの「派出所」にあたるようでした。奈良県は天理市にあり、教祖的な人がいる「本部(神殿)」という名の「警察庁」があり、その下に「群馬県警」的な「大教会」というのが各地にあったり、いろいろ経たあとのもっとも末端が、夫の実家の「教会」だそうなのです。

 実家の人たちは、そこで毎朝6時と毎晩18時に、「おつとめ」といわれる、楽器演奏&歌と、踊り&歌をやります。覚える気などさらさらないわたしは、朝は早くて起きられないから参加もしないし、夜は後ろの方で正座をして「楽器演奏はやってみたいなあ。やるなら大太鼓がイケてていいなあ」などのんきに考えているくらいでした。

 さて、結婚5年目。いつものように帰省すると、義母が夫に言います。

「ねえ、あの話、考えてくれた? 行く?」

 夫は、「いやあ、まあ」などとごにょごにょ言います。話が見えないので聞くと、どうやら天理教の「後継者講習会」なる2泊3日の合宿に、わたしたち夫婦で参加してほしいとのことでした。わたしに話すのが面倒な夫は、返事をうやむやにしていたようでした。

黒い法被に「天理教」の文字――まるで異世界!?

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 いよいよ後継者講習会を翌々日に控えた晩、夫とふたりで、持ち物の確認をすることになりました。簡単な持ち物は、義母から転送された「後継者講習会の持ち物リスト」で把握したし、2人の子どもたちは、わたしたちの講習中に天理教施設内の保育園に預けられることもわかりました。それに、「洗濯機はあるけど、干す場所があるかはわからないから、タオル類はたくさん持っていけ!」ということも(大事)。

 夫に、「どうせ3日間ずっと法被(はっぴ)を着ていることになるから、服はほんとうにどうでもいいと思うよ」と、おしゃれ欲に釘を刺されつつ、いざ出発日です。講習会前日の朝、車で8時間かけ、天理市に前乗りしました。

 山を降りると天理市に入るのですが、ここは、本当に、日本なのでしょうか。

 ところどころ印象的な赤色が施された瓦屋根の黒とグレーを基調としたどでかい集合住宅が、同じようにいくつも立ち並び、路上を歩く人々はみな、背中に「天理教」と書かれた黒い法被を着ています。あほでも、「異世界に紛れ込んだ」と思わせる雰囲気を放つ街並みです。創価学会陣取る東京都・信濃町一帯や、顕正会が幅を利かせる埼玉県・大宮公園駅界隈など目じゃありません(幸福の科学が町ぐるみになったら勝てるかもしれませんが)。

 ディズニーランドがある舞浜に近い……? いや、あのようなハリボテ感はありません。もっとも近いのは、「沖縄」かもしれません。日本なのに日本じゃない、古くから脈々と続く独自の伝統文化が、がっちりと、ぎっしりと根付いている印象を受けました。

みんなゴリゴリの天理教信者じゃん!!!

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 これが、天理教本部。からっぽの信仰心をも煽る、広大で重厚な趣き。「でかっ……」と、思わず見惚れていると、AさんBさんは神殿に向かいナチュラルに一礼をしていました。天理教独自の、4回手拍子をしたあとに。

 本部に近づくにつれ、黒い集団がどこからともなく湧いて出てきます。巨人戦開始前の東京ドームのような人口密度といいますか、何千人規模ではないでしょうか? みな神殿に吸い込まれ、中に入るとさらにびっくり。黒い人間が、広大な神殿内に、ずら―――――っと、規則正しく正座をして並んでいるではありませんか。

 壮観。圧巻。

 わたしもAさんBさんにならい、正座をします。

 ふと空気が変わり、全員参加者全員が神殿内に入ったのでしょうか。

 ♪えぇ〜あしきをはろおてた〜すけた〜ま〜え〜てんりのみ〜こ〜と〜
(ちん、どん、ちん、どん/太鼓や鈴の音)

天理教って、いいところかも……!?

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 あらかじめ、世代別にひとクラス30人ほどに分けられており、わたしも事前に知らされていた該当教室に向かうと、教室の手前と奥に、長椅子が2本。適当に、空いていた奥の椅子に座ると、ふと気づいたらその椅子は全員男性。女性はみな、手前の椅子にずらり。やばい、間違った……。

 ところでこれって、”宗教あるある”じゃないですか? 「婦人部」や「青年部」など、やたら男女で分けがち。そんなテンションに慣れていないわたしは、まるで仲間外れのごとく、講義開始を待つことに。

 しばらくすると、講師が入室。俳優の和田正人サン似の、40代半ばの爽やかハンサムです。

「まずはみなさん、居住地順に並んでください」

 挨拶もそこそこに、和田サンが言います。こ、これは……よく耳にする、自己啓発セミナー特有の……「初対面を強引にコミュニケーションさせる手法」ではないか!

“天理教ド素人”の私が、たった2日で……

 2日目の朝。天理市に来てからというもの人間の順応性に感心するばかりですが、天理偏差値5以下のわたしでも、朝の「おつとめ」で踊りをできるようになってきました。人間、閉鎖された空間に押し込められると、なんでもできるんですね。

 ふと同室のAさん、Bさんを見やると、なにやら様子がおかしい。やたら乙女チックなのです。

「いいなー、子連れじゃない人たちは」
「早朝に“おやさま”を見に行けたんでしょう?」
「もー! ずっるーい! わたしも見たかった〜!」
「ねー! わかるぅ〜!」

 2人はサッカー部の先輩の県大会決勝戦を見に行けなかったようなテンションで話していますが、まったくついてゆけません。

 2人に聞いてみると、天理教の教祖である中山みきさん(1798~1887)こと「おやさま」(天理教特有の教祖の意味)の、お披露目の儀式(?)が、早朝5時頃、神殿であったそうなのです。身軽ではない子連れたちは、そこに行けずじまいで悔やんでいる、といったところでした。

天理教の感動エピソードで、涙がドボドボ

 この日のプログラムで講義をするのは和田サンではなく、大教会の教会長兼教団幹部の男性、要は偉い人です。岸部一徳からクセを抜いたような、ダンディーなおじさまです。

 あらかじめ配られていたテキストを基に講義を行うのですが、このテキストが素人にはさっっっぱりわからない! 「おやさま」や「真柱様」といった天理用語はまだまだたくさんあるのですが、テキストにはそうした言葉が羅列してあって、初心者には解読できない仕様になっています。

「ふしから芽が出る」

 とか、意味がわからないでしょう? わたしもいまだにわかりません。

 さて、岸辺一徳の話はテキストとは違い、非常にわかりやすいものでした。

 ある信者家族の実話感動エピソードを、情感たっぷりに話すものですから、隣の介護士女性は美しい涙を目にため……るどころか、頬に伝わせているではありませんか。

 なんてピュアな空間なんだろうか。

 彼女の涙を見てわたしも真剣に聞いてみると、こんな話でした。

 ある少女が、母の日にサプライズで近所の花畑からきれいな花を取ってこようとした。が、突然の大雨。少女が遭難したと一家は大騒ぎ。ずぶ濡れで帰ってきた少女に、母親は「なにをやっていたの!」とガチギレ。少女、ギャン泣き。すぐに風呂場へ行かせると、少女の手に美しき一輪の花が握られていることに気づきました。母親は、ガチギレしてしまったことに胸を痛めます。

 少女がすんすんと泣きながら風呂場から上がると、食卓のテーブルには、一輪の花が飾られています。

「ありがとう」

 母親は少女を抱きしめましたとさ――。

 天理教の教えのひとつに、「家族を大切にする」というものがあるそうで、岸部一徳も、強く、そして優しく、家族の尊さを訴えていました。

天理教、潜入3日目ーー理想と現実のはざま

 ついに最終日を迎えた3日目の早朝。わたしはすくっと起き上がり、率先して、手慣れた手つきでおつとめができるようになりました。しかも「ほら、あんたもちゃんとやって」と、子どもに促せるまでに。

 黒い法被を羽織り、気持ちを整え、班のみんなに会いにゆくべく、砂利を踏み鳴らします。そう、もうなんか、「班のみんなに会う」という感覚になっていたんですよね。

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「あ! おはよう!」

 クラスに向かう途中で班の女性たちに会うと、自然と前日の話になります。

 わたしがはかなげな女性へ、

「わたしの友達も、姑と折り合いが悪い人、いるんだよね。その子も、勝手に趣味のものとかを捨てられるって言っていて」

 と言えば、

「そうなんだ。ほかにもそんな人がいるんだね。昨日、思いきって打ち明けてみて、よかった。だって、こんなふうに、みんなの意見が聞けたから」

 と、彼女がほっとした表情を見せます。

 なんだろう。このカタルシスは。わたしの存在が役に立ったこの満足感は。

天理教、22万人の信者が集う「おぢばがえり」に潜入

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 天理教の合宿潜入から、はや半年以上たった6月。夫側の家族グループLINEに、義母からメッセージがありました。

<今年の「こどもおぢばがえり」は7月末ですよ>

 夫の実家へ帰省するたびに聞いたことがあるこの単語、「こどもおぢばがえり」。以前、夫に聞くと、

「きぐるみのパレードやアトラクションがある、天理教本部で開催される子ども向けイベント。毎年、両親兄弟その子どもたちのほか、近所の子どもたちも誘って、天理市までマイクロバスで行く」

 と教えてくれました。その説明を自分なりに解釈すると、「子供向けの露天がたくさん出た、天理教の夏祭りってことなのかな?」と、駅前通りを交通規制して歩行者天国にするような、地元の夏祭りを想像していました。

「よし、今年こそ天理教のお祭りに行こう」

 

いざ天理教の「天理駅」へ

 ついに当日。関東に住むわたしたち家族は電車で、夫の実家のひとたちはマイクロバスで、天理駅前で待ち合わせ。電車が天理駅ホームにすべりこむと、ここからもう「こどもおぢばがえり」が始まっていることに気づきます。ホームに天理教のゆるキャラ(ピッキーとリボン)の旗が無数にはためいているのですから。

 さらに改札を出ると、それは顕著に。地方の新幹線停車駅に匹敵するほどどデカい天理駅の壁面に、ドーンと横断幕が張られているではありませんか。

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<ようこそ おぢばへ 近鉄> 天理教、知られざる「後継者合宿」と信者22万人が集う「おぢばがえり」に潜入してみた!の画像10

<ようこそおぢばへ こどもおぢばがえり JR西日本>

 驚くことに、鉄道会社のクレジット入り。これぞ宗教都市の貫禄。いよいよ市を挙げてのお祭……じゃなかった、イベントの様相を呈してきます。駅前で義家族らと落ち合うと、まずは天理教本部まで歩きます。メンバーは、夫の両親と兄弟の家族2組、そして、その兄弟の子どもの友達だという、近所の小学6年生10人。みな、お揃いの帽子をかぶっており、わたしたちの子どももかぶるよう促されました。周りを見るとみな同じように、帽子、Tシャツ、タオル、タスキ……などを揃え、グループごとに移動しているのがわかります。

天理教、異常なクオリティの「アトラクション」がある

<ジョイフルパーク>

 そうした看板が立てられた敷地には、滑り台やボールすくい、ボルダリング、ミニジェットコースターなどが設置されていますが、これ全部、手作りなのだそう。

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 スタッフは高校生〜大学生くらいのようで、遊ぶ子どもたちを手際よく誘導します。

「それぞれアトラクションごとに、“県”が運営しているんだよね。ここはどこだっけな」

 義兄が教えてくれます。彼も高校生の頃に、「自分の所属県が運営しているアトラクションを手伝ったことがある」そうです。

 決められた時間内での遊びが終了すると、待ちに待った昼食です。なんでも、「おぢば名物といえば、カレー!」と義母が沸き立つほど、とにかく昼食のカレーが子ども心をつかんで離さないそう。

天理教の集客力は、GLAY超え!?

 「おぢばがえり」の夜は、参加者やスタッフなど総勢何万人が本部参道(のような場所)で見物するパレードが行われるのです。パレード時間前に続々とひとが集まるその規模は、目視で明治神宮花火大会並みでしょうか。

 夜、いよいよパレード開始、の前に、おつとめの時間です。シーンと静まり返ったかと思うと、あの歌が低く響きます。あかりは灯篭の灯りだけ、といったほの暗さのなか、荘厳に響き渡る何万人もの天理教信者たちの神への祈りは、信者ではない近所の子どもたちの目にはどう映っているのでしょうか。

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 おつとめが終わると一転、

「パレードのはじまりでぇす!」

 と、司会者の景気の良い声がマイク越しに響くと、頭上でドッカンドッカンと花火が上がり、参加者のボルテージはマックスに。

 そうして参道(?)の入り口から続々とパレードがやってくるのですが、これまで想像していた「てきとうな着ぐるみがわらわら手を振ったり練り歩く」を根底から覆してきたのが、先頭を歩く天理教校学園高等学校のマーチングバンド。え、プロ!? プロなの!? 一糸乱れぬ行進と純度の高い演奏に、またしても鳥肌ゾクゾク。今すぐにでも自衛隊音楽隊に入隊できそうです。

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 彼らに、エレクトリカルカーや各県や地域で結成された鼓笛隊、チアリーダーが続き、

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1時間ほどでパレードは終了となります。

 すごいのが、これ、10日間毎日やっていること。

 

<「天理教のツマ、『宗教合宿』2泊3日潜入記」バックナンバー>

■(第1話)夫の実家は「天理教」!? 
■(第2話)「宗教都市」はディズニーランド!?
■(第3話)喜捨精神、奉仕の心、“宗教あるある”に翻弄された私
■(第4話)“天理教ド素人”の私が、たった2日で「仕上がった」!?

北村匠海が会社員の「JT」CM、同棲カップルの日常CM――“共感”を呼ぶ話題の動画

 街を歩いても、電車に乗っても、近頃はさまざまな「動画」が目に入ってきますよね。ぼんやり見ていて、なにも記憶に残らないものもあれば、思わず共感するようなものも。DISH//の北村匠海が出演する、会社の同期との関係を描いた「JT」WEB動画や、同棲カップルの日常を見せる「DK SELECT」のCMには、共感する声が上がっているようです。

 そんな中、妙齢女性ならしみじみとうなずいてしまう動画を見つけました。

 

 スマホの画面が見えづらい、PCモニターがつらい、頭痛と肩こりがしんどい……。老眼の症状に悩むこの女性の姿に、アラフォーの筆者は共感します。毎日スマホやPCを見つめているせいか、夜になるとピントが怪しくなりますし、紙に印刷された文字も、たまに霞んだり……。

実は30代後半で4割近く、40代後半になると8割以上の人が老眼の症状を感じるんだとか。しかし、いざ老眼鏡デビューとなると、眼鏡をかけてる姿を見られるのは抵抗感がありますし、長年コンタクトレンズで生活してきた人には、そもそも眼鏡事態が煩わしいものですよね。

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犬猫好きから大人気、『ウチのパグは猫である。』ひぐちにちほ氏に直撃! 秘蔵写真も大公開♪

 空前のペットブームが続いている日本。ペットを飼ってなくても、インスタグラムやTwitter、YouTubeなどでお気に入りの“猫ちゃん”“ワンちゃん”を見て癒やされてる人もいるのでは?

 そんな中、犬猫好きからあこがれを集めているのは、漫画家・ひぐちにちほさん。5匹の猫と1匹の犬(パグ)と生活中で、それらの様子をアップしているインスタグラムも人気です。そんなひぐちさんの新作はコミックエッセイ『ウチのパグは猫である。』(ぶんか社)。ゴルゴ13号に似た眉毛を持つ仔犬パグ・お茶目ちゃんが、猫に囲まれた生活で自分も猫だと思ってしまう……そんな姿をコミカルに描いた本作。今回、ひぐちさんに直撃して『ウチのパグは猫である。』のお話から、“主人公”のお茶目ちゃんのこと、ペットと生きる意味まで、一問一答形式で聞いてみました!

『ウチパグ』に出てくる猫ちゃん5匹とお茶目ちゃん、人にたとえるとどんな性格ですか?

・(猫)べっぴん→ドジだし方向音痴だし料理もできないけど、みんなから慕われるタイプ

・(猫)水玉→プライド高いのに人見知りで食べ物の好き嫌いも激しくて甘えん坊(ズバリ面倒臭いタイプ)

・(猫)親分
→何かあったら人のうしろに隠れるビビリ男子。でも、イケメンで母性をくすぐるタイプだからモテるんだろうなぁ。

・(猫)多喜
→良妻賢母。家事も完璧、優しい、料理上手、嫁にしたいタイプ。

・(猫)福
→能天気。行き当たりばったり人生だけどなぜかうまくいくタイプ。

・(パグ)お茶目
→やりたい放題、俺が俺がタイプ(女子だけど)。でも、みんなに元気を与えてくれる太陽的存在。

 

 福ちゃんとお茶目がぴっとりくっついている写真。犬と猫、どちらもいてよかったなぁ……としみじみ思えるから。

 
 
 
 
 
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ひたすらイチャイチャしているだけの動画です。

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■お茶目ちゃんは、ひぐち家で4代目のパグとのことですが、これまでのパグと違うところは?

 今までの先代パグたちは人見知り、犬見知りだったけどお茶目は社交的。おっとりしているのがパグだと思ったけど、お茶目はとにかく“活き”がいい。

 ウ◯チ文字の話。みなさん引いちゃうかな、と心配でしたが意外と共感していただいたり。Part2をやろうかな、と。

■犬友達さん、ご近所さんからお茶目ちゃんはどう思われてる?

お茶目が人懐こいせいか、ハマる方はメチャメチャ大好きになってくれます。ウ◯チまで可愛いそうです。

■犬猫のほかに好きな動物、会ってみたい動物はいますか?

ハシビロコウが大好きです! 一緒に並んで記念撮影するのが夢!

あまり泣かないタイプなのですが外国の動画で消防隊の人が狭い場所から子猫を救出できて泣いちゃってるのを見て、ジーンときました。

■好きな動物ベスト3とその理由を教えてください!

・犬:人生のパートナー的存在になってくれる
・猫 :程よい距離感で接してくれる。あとしなやかなフォルムが好き
・ハシビロコウ:よくわからないけど惹かれる。前世はハシビロコウだったのかも?

■犬になるなら、何犬になりたいですか?

バセットハウンド。ウチにいた子で走るだけでスゴイ! と褒められた。走っただけで!

■犬や猫と生活したいと思っている方へメッセージ

犬猫との生活ははっきり言って最高です! 最期がつらいとは言っても、それまでの一緒にいる10数年間ずっと楽しくて幸せなのです。もちろんお金もかかるけど、働く活力になります。私は一人暮らしのままだったら、もっとダメ人間になっていたと思うのでウチの子たちに感謝です。

ひぐちにちほ
漫画家。1989年にデビュー。代表作は、パグの小春ちゃんを描いた大人気シリーズ『小春びより』(講談社)。そのほか、5匹の猫と2匹の犬と暮らす日常を描く『ひぐち猫。~犬漫画家が猫を飼いはじめたらこうなった~』(同)、古民家風の家を建てる夢を実現させるまでを描いた『結婚する予定もないから、好きなように家建てちゃいました。』(ぶんか社)など。現在、『本当にあった笑える話スペシャル』(同)、『婦人公論』(中央公論新社)にて連載中。

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「オイル交換」やってる? 女性ドライバーに人気の「ラパン」「N-BOX」にも必要!

 秋の行楽シーズンが到来です。家族や友達と、マイカーで遠出する予定の方もいるのでは? 女性には、ホンダ「N-BOX」やスズキ「ラパン」「スペーシア」「ワゴンR」、ダイハツ「タント」などの車種が人気のようですが、みなさん、ちゃんとオイル交換はやっていますか?

 

 オイル交換? 機械関係は難しくてわからない! と、さじを投げたくなるものの、これはかなりの重要事項。問題なく走行しているからやらなくてOK、ではなく、車のコンディションを保ち続けるためには、実施しないといけないんだとか。

オイル交換はカーメーカーをはじめとして、6カ月に1回の交換、または5,000キロごとの交換が基準とされていますが、一般的には年間2回実施することが推奨されています。交換しない場合、最悪、エンジンが壊れてしまい高い修理費が掛かる場合もあるんだそう。

 「壊れたら交換すればいい」とつい考えがちですが、それでは出費にきりがありませんよね。高い修理費を出すより、定期的にメンテナンスをした方が、安上がりなうえに、車も長持ちするんです。車を所持する以上は、最低限のメンテナンスだと知っておきたいですね。

 とはいえ、交換するオイルの種類のやり方もわからない……なんて人は、オートバックスに丸投げしちゃうのも一つの手。オートバックスの「車検・オイル交換」専用アプリを使えば、時間が予約できて待ち時間もナシ、20~30分でオイル交換が完了するんだとか。オイルについても、車・乗り方・走行距離などに合ったものをスタッフが案内してくれるんだそう。

 もちろん、実際の作業はオートバックス店舗で勤務する、全国3,700名以上の自動車整備士が丁寧に担当。オイル交換をするだけでなく、車の安全点検も、全国の店舗で無料実施しているから、気軽に受けてみるのもいいかも?

オートバックス公式アプリ

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「QRコード決済」、LINE Pay、PayPay……還元率、安心、お得度が高いのは!? 100人調査

 スマホ画面に表示させたQRコードを店舗が読み取ったり、反対に店舗が提示するQRコードを客側が読み取って精算する電子決済システム「QRコード決済」。財布や小銭を出し入れする煩わしさから解消される上、消費税増税後9カ月間(2019年10月1日~20年6月30日)は、対象店舗でキャッシュレス決済するとポイント還元が受けられる特典もあることから、利用者も増えているようだ。昨今はさまざまな企業がQRコード決済サービスに参入しており、利用者にとってはライフスタイルによって選べる利点がある一方、どちらのサービスを使おうか決めかねている人もいるのでは。そこでQRコード決済を利用している男女100人に、実際に使用しているサービスを聞いた。


 1位は同率で28票を獲得した、「LINE Pay」と「PayPay」。

「LINE Pay」はコミュニケーションアプリ「LINE」が提供する決済サービスであることから、「LINEを使っているので自然と使い始めた」(50代/男性/個人事業主)「新しくアプリをダウンロードすることなく使える」(20代/女性/正社員)「ポイント還元のキャンペーンなどが多いのと、ショッピングポイントでポイント貯まりやすい」(30代/女性/派遣社員)「最小入金単位が小さいので、買い物がしやすい。他社は1,000円単位だからちょっと気が引ける」(30代/女性/正社員)と、普段から「LINE」を使い慣れているという手軽さから使用を開始した人も多く、利用率の高さにつながっているようだ。

 また、「PayPay」については、「最初の登録と設定だけで1,000円分もらえるので使ってみた。還元率も高い」(30代/男性/正社員)「キャッシュバックキャンペーンがお得だった。それから使い続けている」(30代/女性/専業主婦)など、お得に利用できる点が決め手となった人が多い様子。「PayPay」を提供するPayPay株式会社が、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁事業であることから、「有名企業だし、使えるお店が増えてきているから。より安全だと思う」(20代/女性/パート・アルバイト)と、利便性と信頼度の高さで選んだ人も散見された。

 3位は、「楽天ペイ」で16票。オンラインモール「楽天市場」やクレジットカードの発行なども行っている「楽天」が提供するシステムということもあり、「もともと楽天の各種サービスをよく利用しているから」(40代/男性/個人事業主)との声が目立つ結果に。「楽天カードを持っているため、楽天ペイを使うと楽天スーパーポイントが貯まりやすくなる。コンビニで決済できるので便利」(40代/男性/公務員)「コンビニやドラッグストアでも利用できるのが便利で、ポイントの還元も早いのがメリット。特に、楽天スーパーポイントを利用できない店でも、楽天ペイを経由すればポイントを使えるのがとても気に入っている」(30代/男性/無職)など、ポイントを効率よく貯めたり使ったりできることが、楽天ユーザーのハートをつかんだようだ。

 4位は7票の回答が集めた「メルペイ」。フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリが提供するシステムだけに、「メルカリの売上金がそのまま使える点と、クーポンが配信されているから」(20代/女性/正社員)「売れた不用品がポイントとして使えるのがありがたい。使える店も多い」(50代/男性/正社員)など、フリマアプリとの連携に利便性を感じるメルカリユーザーが主に利用している様子。そのほかに「メルカリで得た利益は、口座に入れると手数料がかかり、損してしまう。なので、メルペイとして使った方が損なく使うことができる」(10代/女性/学生)と裏技的な活用者も。

 5位は「FamiPay」と「Apple Pay」が、それぞれ5票で同率に。

 大手コンビニチェーン「ファミリーマート」が手掛ける「FamiPay」は、「普段からファミリーマートを利用することが多く、ポイント還元率も高いから」(40代/男性/正社員)「ファミリーマートの店舗が多く、利用頻度が高く便利だと思ったから」(30代/女性/正社員)と、ファミリーマートの利用頻度の高い人に人気の様子。

 一方、「Apple Pay」は、「iPhoneユーザーのため、早い段階で登録し使用しております。最近はQR決済がかなり増えてきましたが他社には不信感があり、現在もApple Payのみの利用です」(30代/女性/正社員)と、Apple社に高い信頼を寄せるユーザーの声が見られた。「海外で使用できると便利だと感じることが多かった。それが使い始めたきっかけ」(30代/女性/無職)など、国外で使用できる点もメリットのようだ。

 7位は19年9月末日、サービス開始から3カ月で廃止になった「7pay」で2票。不正利用や全会員のパスワードの一斉リセットなどトラブルが続いたものの、「コンビニで買い物をする機会が多いのでよく使っています。問題もありましたが、私は問題なく使っています」(50代/男性/経営者)とのことだった。

 その他の回答には、「ドコモのd払い」が挙がり、「ドコモユーザーなので電話料金との合算払いができるのでほかの決済より便利だと思いました」(40代/女性/個人事業主)という回答や、「pring。アプリのダウンロードGBも大きくなく、自分の口座間なら手数料なしが気に入っています」(50代/女性/無職)との声が集まった。

 ポイント還元率や加盟店の多さ、店舗での値引きなど、サービスはそれぞれ。ライフスタイルに合わせて選ぶと、よりお得なキャッシュレスライフを実現できそうだ。LINE Pay
・「友人から1,000円分のギフトコードをもらって使うようになった」(20代/女性/学生)
・「キャンペーンが多く、使ってみたいと思ったからです。使える店舗が多かったというのもあります」(20代/女性/無職)
・「開始当初のキャンペーンが大変充実していたので、始めるきっかけになった」(40代/男性/派遣社員)

PayPay
・「利用できる店舗数が多いように思えたことと、キャッシュバックがお得に感じたから」(40代/男性/正社員)
・「最も有名であることと、近隣の店の多くで取り扱いを始めたのが選んだ理由です」(40代/男性/正社員)
・「キャンペーン時によって異なるが、場合によってはコンビニや飲食店での買い物が20%オフになるため。またATMからチャージできるようになったので、より便利になったから」(20代/女性/学生)
・「昨年末のキャンペーンに乗せられて入れてみた。取扱店が多いので便利。小さいお店でも使える」(30代/女性/個人事業主)

楽天ペイ
・「楽天のクレジットカードを持っているため、QRコード決済を使用しやすかった。また、ポイントが貯まりやすく、お得感がある」(20代/女性/学生)
・「楽天をよく利用しているので、楽天ペイを使用しています。簡単で便利に決済ができて、ポイントもしっかり貯まるところが気に入っています」(20代/女性/無職)

メルペイ
・「メルカリで出品・購入することが多く、ポイントをメルカリ内で消費していたが、お店で使えるようになったので、メルペイを使用している」(20代/女性/正社員)
・「もともとメルカリを使用していたからです。余ったポイントも使えるので便利です」(30代/男性/正社員)

FamiPay
・「ポイントバックのキャンペーンが大きいから。15%も返ってくるので使わないともったいない」(40代/男性/個人事業主)

Apple Pay
・「iPhoneを使っているのでApple Payを使っています。ほかのQR決済は使い方がよくわからないので使っていません」(20代/女性/無職)

7pay
・「家の近所にあるセブンイレブンで買い物をすることが多いため」(30代/女性/専業主婦)

その他
・「ドコモのd払い。定期的に20%の還元キャンペーンを実施するなどサービスが良好」(30代/男性/個人事業主)

【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年07月30日~2019年08月13日
■有効回答数:100サンプル