フェリシティ・ハフマン不正入学事件の“軽すぎる”判決に、『デス妻』リカルドが「白人優遇はドラマ現場にもあった」

 今年3月にアメリカを騒がせた、富裕層子女の名門大学への裏口入学事件。ドラマ『フルハウス』でベッキーを演じていた女優ロリ・ロックリンらに疑惑が向けられ、ドラマ『デスパレートな妻たち』(以下、『デス妻』)でリネットを演じた女優フェリシティ・ハフマンは9月に、禁錮14日の実刑判決を受けた。ほかにも罰金3万ドル(約320万円)、250時間の社会奉仕活動、1年間の法的条件付き保護観察処分が科されたが、これを「軽すぎる」と感じる人はとても多い。

 9月22日に開催されたエミー賞授賞式でもコメディアンのトーマス・レノンが「2週間なんてあっという間だって!」とネタにするほどで、全米がモヤモヤしている。そんな風潮もあってか、『デス妻』でフェリシティと共演したリカルド・チャビラが9月に投稿したツイートが再び注目を集めている。

 同作でメキシコ出身の実業家カルロス・ソリスを演じたリカルドは、フェリシティが判決を受けた直後、「白人特権。自分はそれを(ドラマ制作の)8年間ずっと目撃してきた。だからこの言葉がどういう意味なのか、熟知してる。罪に対する責任や責任を負うべき義務は、彼らにとってはなんの意味もないものだと」とツイート。ぬるい判決を批判しつつ、『デス妻』の撮影現場でも白人を優遇する人種差別が横行していたと暴露したのだ。

 リカルドはこのツイートに、フェリシティが「娘にも公平なチャンスを与えたかっただけ」と弁解したと報じる記事のURLを添え、「『デス妻』で働いた8年間、目撃し続けたからね。というか、自分は混血児だから、生まれてからずっとこのことを目の当たりにしてきた。文化的偏見という複雑な問題に、日常的に苦しめられてきたわけ。まぁ、そんなことはでもどうでもいいよ。とりあえずこの処罰は軽すぎだろ。悪いけど、クソとしか思えないね」と吐露した。

 リカルドの父親はメキシコ人、母親はドイツ/アイリッシュ系の白人。幼い頃から、父親が理不尽な差別を受け、母親は不思議なまでに優遇されるのを見ながら育ってきたと察することができる。彼自身は父親の名字を名乗り、見た目もラテン系であることから、白人の血を引いているにもかかわらず、“ラテン系”と扱われて、苦労してきたのだろう。

 実はフェリシティの判決が下る少し前に、『デス妻』でガブリエルを演じたエヴァ・ロンゴリアや、番組クリエイターのマーク・チェリーが、裁判所に「彼女は正義感あふれる、素晴らしい人間だ」と擁護する手紙を提出。エヴァはその中で、「共演者から撮影所でいじめられていた時期があった。その人と一緒に仕事をしなければならないのは、拷問以外の何ものでもなかった」「でも、ある日、フェリシティが『もう十分でしょ』と言ってくれ、いじめが止まった。私は、いじめを誰にも打ち明けてなかったのに。フェリシティは私の様子がおかしいと察して、いじめられていると気づいてくれたのです」と激白。

 また、撮影開始当初、エヴァは他の主要キャストよりも出演料が低く、それを改善したのは、フェリシティが数週間にわたってみんなを説得してくれたからだと力説。エヴァは出演料に差をつけられた理由を「私だけキャリアが浅かったから……」と説明していたが、ネット上では「ラテン系女優だったから、軽く扱われていたのだろう」といった臆測が流れた。

 一方のマークは、『デス妻』の撮影現場には「問題のあるキャストがいた」と明かし、その女優は「(すでに)ビッグスターで、深刻な問題行動がある人だった」と説明。女王のように振る舞っていた彼女は、シーズン7の撮影途中から他キャストとは口をきかないようになったが、「フェリシティだけは、無視されると知りながらも挨拶をしていた」と述べ、どんなに無礼な人に対しても礼儀正しくしていたと主張。フェリシティの人間性を褒めたたえ、減刑を訴えた。

 ちなみにエヴァをいじめ、マークがどう扱えばよいのか頭を悩ませた共演者とは、同作でスーザンを演じたテリー・ハッチャーとの説が有力だ。ドラマ『新スーパーマン』(1993~97)でヒロインを演じたり、映画『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(97)にボンドガールの1人として出演するなど知名度があったため、自分だけ別格と高飛車になっていたとのゴシップもあり、実際に授賞式などのドラマ共演者やスタッフとの集合写真に写っていないことも多い。

 事実、番組を途中で降板させられたイーディ役のニコレット・シェリダンはテリーのことを、「世界で一番いじわるな女」呼ばわり。また、テリーを詐欺罪などで訴えた制作会社の元パートナーは「彼女は気分屋で、変な要求ばかり突きつけられた」と暴露している。

 もしかしたら、リカルドもテリーの横暴さに嫌気が差し、これも白人優遇のひとつだと苦々しく感じていたのかもしれない。そして、白人女優の中でもフェアな人だと思っていたフェリシティでさえ、私生活では白人セレブという立場にあぐらをかいていたことを知り、このようなツイートを投下せずにはいられなかったのだと推測される。

 最近、数多くの人気ドラマのリメイク版がオリジナルキャストにより制作されているが、当時から闇が深いと報じられていた『デス妻』のリメーク版が制作される可能性は限りなくゼロ。ちなみにテリーを一躍有名人にした『新スーパーマン』でスーパーマン役を演じたディーン・ケインは、先月末、テリーとドラマのリバイバル版について話していると告白。こちらの制作は現実的だと注目を集めている。

「金は天下の回り物」を体現する、豪快なおごり伝説を持つセレブとは?

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おごっているからプレゼントも貰えるという好循環のエヴァ・ロンゴリア

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足フェチ、SMはまだ軽い! ちょっと異常なセレブのフェチ事情

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リッキーってば、カミングアウトしたからって
はしゃぎすぎ!

 フェチとは特定の物や現象により性的な興奮を得ることであり、人間は誰もが何らかのフェチを持っているといわれている。中には、フェチというよりは変態に近い性癖を持つ者も少なくない。

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「W.ゴールドバーグのハンパねぇビーフ・リブ」って!? セレブの"使える"料理本

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『My Father's Daughter』

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