実写映画化『ママレード・ボーイ』はスワッピング漫画では!? トンデモ設定なのに支持されるワケ

 このたび実写映画化された人気マンガ『ママレード・ボーイ』(集英社)。1992年に「りぼん」(同)で連載開始された同作は、主人公の高校生・光希の両親の再婚により、同い年のイケメン・遊と突然同居することになるというストーリー。ドタバタコメディと少しおとなびた恋愛模様が思春期女子に大いに支持され、94年にはテレビアニメ化もされた大ヒット作だ。アニメのオープニング曲「笑顔に会いたい」は、いまだにアラサー女性たちの鉄板カラオケソングでもある。

 しかし、大人になった今、改めて『ママレード・ボーイ』を読むと、離婚した光希と遊の両親が相手を入れ替えて再婚する設定に、「これって、2つの夫婦のスワッピング物語じゃないか?」と突っ込まずにはいられない。さらに再婚後、2組の家族が一緒に同居してるなんて、もはや乱交パーティーだ。にもかかわらず、なぜ誰もこのぶっ飛び設定に触れようとしないのか。

■小学生には想起できない設定

 マンガ評論家の紙屋高雪氏は、「両親のスワッピングというハチャメチャな設定に、“親しい友だち家族との楽しい同居”という設定を上乗せすることで、許容できる世界観を作り上げている」と分析する。

「ぶっ飛んだ設定は少女マンガの特権です。それに『りぼん』のような少女マンガを読む読者たちは、むしろそのあり得ない設定を期待しているところもあります。幼い頃、友達同士でずっと遊んでいられたら、同じ家で共同生活できたら……という妄想をした人も少なくないはず。その願望をそのままマンガの設定に取り入れたのが『ママレード・ボーイ』なのです」

 お互いの親に恋愛を絡めたのは、“兄妹かもしれない”という展開を作るためのストーリー上の伏線に過ぎない。作者の主眼は、2家族の楽しい共同生活を描くことのほうだと紙屋氏は言う。

「スワッピングが小学生にスルーされてしまうのは、小学生ゆえに、そのような夫婦生活を想起することができないからということです。作者・吉住渉のもう1つの代表作である『ミントな僕ら』も、女子寮に男子が女装して紛れ込んで毎日同室で寝ているという異常な設定ですが、その犯罪性にまで思いが及ばないのと同じです」

 さらに、『ママレード・ボーイ』は、少女マンガの王道といえる要素をてんこ盛りに入れた挑戦的な作品でもあるのだ。

「イケメン同級生・遊との突然の同居、教師と生徒(光希の親友・茗子)の禁断愛、同級生の銀太と遊の元カノ・亜梨実を含めた四角関係、実は光希と遊は兄妹かもしれないという衝撃の事実……などなど、少女マンガにありがちな要素が『ママレード・ボーイ』にはすべてきれいに収まっています。1つの作品の中でいろいろ楽しめて、なおかつ自分に合った志向の恋愛が見つけられるという、テーマパーク的な楽しさがあります」

 それゆえに、多くの読者層を取り入れることに成功したのだ。そして、この作品を語る上で外せないのが、巧妙なキスシーンだ。

「キスというのは、かつて小学生女子が読むマンガ誌における、最大限の恋愛・性表現でした。吉住先生は、小学生が絶妙に興奮するキスのシチュエーションを作るのが、すごくうまい作家です。アニメのオープニングで、あんなにじっくりキスシーンを持ってくる作品は、ほかにはないように思います」

 保健室で寝ている光希に、遊がそっとキスをするシーンは、『ママレード・ボーイ』の鉄板シーンともいえる。そして、圧巻なのはクローゼットの中でのキス。 「狭いクローゼットの中 何度もキスして きつく抱きしめあった 幸せだった」というモノローグは、当時の少女たちにはどれだけいやらしく映ったことだろうか。「高校生になったら、こんなオトナの恋愛ができるのかも!」とドキドキしたに違いない。

■読者が感情移入しやすい地味なヒロイン・光希

 また、主人公の光希が、いわゆる没個性的な女の子であることも、重要なポイントだと紙屋氏。

「同時期に『りぼん』で連載されていた『こどものおもちゃ』(小花美穂)や『天使なんかじゃない』(矢沢あい)の主人公はものすごく個性の強い女の子でした。一方、光希にはそこまでのインパクトはありません。『こどちゃ』の紗南のような芸能人でもなければ、『天使なんかじゃない』の冴島翠のように新設された高校を引っ張っていく生徒会役員でもなく、どこにでもいる普通の女の子。だからこそ、読者が感情移入しやすい作品に仕上がっているのかもしれません」

 現在は「Cocohana」(集英社)で続編の『ママレード・ボーイlittle』が連載中だ。こちらは、再婚した両親のもとに誕生した子どもたちが主人公。つまり、光希と遊の腹違いの妹・弟の物語という、これまた仰天な設定。しかし紙屋氏は「2018年の今なら、十分通用する」という。

「『ママレード・ボーイ』の設定がぶっ飛びだったのは、あくまで90年代の話です。『little』ももちろん、斬新な設定だとは思いますが、現代社会の家族形態は多様です。連れ子同士が一緒に暮らすステップファミリーも、今では珍しくもなんともありません。そういう意味で『little』は、現代社会に順応した作品といえるのではないでしょうか」

 ちなみに、作者の吉住渉は、筑波大付属中学・高校を経て、一橋大学を卒業。その後、大手電機メーカーのNECで働いていたエリート。本人の生い立ちが影響しているせいか、光希と遊の両親はそれぞれ、商社、銀行、洋酒メーカー、化粧品会社に勤めるバリキャリ家庭。90年代の時点で、現行の男女雇用機会均等法を意識していたとしてもおかしくない。

 実写化されても、誰もその設定に突っ込まないという状況をみると、ようやく時代が『ママレード・ボーイ』に追いついたのかもしれない。
(中村未来/清談社)

お受験写真は「合否すら左右する」!? 人気写真館が明かす、名門小に挑戦する親子たちの真実

(前編はこちら)

 「合否に関わる重要なもの」とまでいわれるお受験写真。1枚のお受験写真に注ぐ親の想いとは? 今回、毎年数多くのお受験写真を撮影しているという写真館「フォトタカノスタジオ+」に、お受験家族の実態と学校側はお受験写真の何を見ているのかを聞いた。

お受験の家族写真は「仲睦まじい雰囲気」が大事

――個人写真のほかに、家族写真の提出が必要な小学校もあるそうですが、どのような点が重要視されるのでしょうか?

フォトタカノスタジオ+(以下、タカノ) 仲睦まじい雰囲気でしょうか。ご両親も緊張からこわばった表情になったり、姿勢が不自然になったりしやすいので、ときにはモニター画面を見せるなどして、柔らかい雰囲気になるようにアドバイスしています。また、大人と子どもでは体格差があるので、台を使ったり、お子様の立ち位置を調整したりして、写真に収まったときのバランスにも配慮しています。

 ご家族によっては、ごきょうだいも一緒に撮影という場合があるんです。赤ちゃんであれば、お母様に抱っこされるのでよいのですが、3~4歳のごきょうだいがいると、大変なことも(笑)。お子様たちに気を取られるとご両親の姿勢が崩れてしまい、そちらを正している間にお子様たちの集中が切れて撮影が進まなくなることもあったりと、家族写真ならではの大変さもありますが、お子様に関しては我々にお任せいただけるよう、スタッフの数を増やして対応しています。

――気になったんですが、こういった願書の写真を修整してほしいと希望される方はいらっしゃるんですか?

タカノ そうですね、ご希望されることもあります。ただ、お受験写真は、自然が一番だと思うので基本はいたしません。学校側が見たいのはご家族の雰囲気でしょうし、面接で直接顔を合わせたときあまりに違うと不自然ですので。ただ、面接までには治る一時的な傷などがある場合は、そこだけ整えることはあります。

――お受験写真は、いくつもの写真館で撮影して一番いい写りを選ぶ家庭も多いと聞いたのですが、それは本当でしょうか?

タカノ はい、実際にいらっしゃいます。詳しくはわかりませんが、2~3軒ほど回られているようです。他店で撮られたものをお持ちになり、「うちの子らしくないから」と撮り直しを希望される方もいます。でも、こちらから見ると、「とてもいいお写真なのに」と思ってしまう場合もあります(笑)。その際、お子様に「自分の前回の出来が良くなかったから撮り直しに来た」と思わせてしまったらかわいそうなので、パターンを変えるなどして対応しています。ご両親にしてみれば、きちっとした雰囲気の中に、いつものお子様らしさを感じられる写真を求められるのでしょう。ちなみに後日談なのですが、先日、他店で撮影されたのちに、当店で写真を取り直して願書に採用してくださったお客様から、「希望校に合格したので、記念に焼き増しでお写真をお願いできますか?」とご連絡がありました。私たちも「どうだったかしら?」と気になっていたので、とてもうれしかったです。

――お受験に対するご家庭の熱意を感じますね。

タカノ 確かに、予約の段階で服装や髪形などを細かく尋ねられるなど、“後悔しないために、全てを完璧にしておきたい”という強い思いを感じる方もいらっしゃいます。ただ実際には、そういった熱意を表に出さないご家庭の方が多いんです。あくまでも、撮影時にこちらの感じる雰囲気ですが……そういったご家庭にとって、小学校受験をするのは、“当たり前のこと”なのかもしれません。ご両親を見ていても、お子様を注意するとき、“子どもにちゃんと伝わるように説明すること”を心がけていたり、子どものやる気を引き出すのが上手だったり。お受験をするのは当たり前といった感覚で、常日頃から意識して生活されているのではないか、と思うんです。お子様も、それが普通のことだと感じていらっしゃるのかもしれません。こういうご家庭は、早くに撮影や予約を済まされていることが多く、計画的にお受験と向き合っていることが窺えます。

――お受験写真は「合否に関わる重要なもの」といわれていますが、どのように感じますか?

タカノ 写真にはお子様やご家族の雰囲気が表れるので、とても重要性があると思います。それこそ、ペーパーやさまざまな技能と同じくらい重要なのではないでしょうか。特に小学校受験の場合は、学校側が試験だけではわからないお子様の気質などを読み取ったり、この先長いお付き合いとなるご家庭のムードを知ったりするために、写真を求めている面もあると思います。なので、できる限り、そのお子様らしさやご家族のいい雰囲気を写し出せるように心がけています。もし、試験での成績が同じくらいで、どちらかのお子様を選ばなくてはならないという時、“お写真”も1つの決め手になるのではないかと考えています。

――お受験を知らない人にとっては、「なぜそんなに力を入れて?」「スナップ写真でもいいんじゃない?」と不思議に思ってしまうかもしれません。

タカノ 影や表情など、写りに違いがあるということもありますが、「親以外の大人の指示を聞いて、きちんと撮影を終えた」という過程自体が、お子様の努力として、学校に伝わるのではないかと思います。「賢く見えて、にっこり微笑んでいる」という、お受験写真として100%の写りではなくても、お子様が一生懸命頑張っている様子が感じ取れれば、学校側の印象もいいのではないかと感じています。また、小学校受験は家族が一丸となって向き合うものなので、写真1枚といえど、お受験に対する親御さんの姿勢も表れるのではないでしょうか。

 私たちは、どのご家庭にも絶対合格してほしいとの思いで撮影しています。ご両親から合格の連絡やお手紙をいただいたり、お子様が受験校の制服を着て入学記念の撮影に来られたりしたときは本当にうれしく思います。先日、入学記念の撮影時に「受験を頑張って、またここでお写真を撮ってもらえるのが、すごくうれしいです」と涙を流されたお子様がいらっしゃったんです。厳しい戦いを乗り越えてきたお子様の頑張りを感じ、胸が熱くなりました。

「フォトタカノスタジオ+」公式サイト

お受験写真は「合否すら左右する」!? 人気写真館が明かす、名門小に挑戦する親子たちの真実

(前編はこちら)

 「合否に関わる重要なもの」とまでいわれるお受験写真。1枚のお受験写真に注ぐ親の想いとは? 今回、毎年数多くのお受験写真を撮影しているという写真館「フォトタカノスタジオ+」に、お受験家族の実態と学校側はお受験写真の何を見ているのかを聞いた。

お受験の家族写真は「仲睦まじい雰囲気」が大事

――個人写真のほかに、家族写真の提出が必要な小学校もあるそうですが、どのような点が重要視されるのでしょうか?

フォトタカノスタジオ+(以下、タカノ) 仲睦まじい雰囲気でしょうか。ご両親も緊張からこわばった表情になったり、姿勢が不自然になったりしやすいので、ときにはモニター画面を見せるなどして、柔らかい雰囲気になるようにアドバイスしています。また、大人と子どもでは体格差があるので、台を使ったり、お子様の立ち位置を調整したりして、写真に収まったときのバランスにも配慮しています。

 ご家族によっては、ごきょうだいも一緒に撮影という場合があるんです。赤ちゃんであれば、お母様に抱っこされるのでよいのですが、3~4歳のごきょうだいがいると、大変なことも(笑)。お子様たちに気を取られるとご両親の姿勢が崩れてしまい、そちらを正している間にお子様たちの集中が切れて撮影が進まなくなることもあったりと、家族写真ならではの大変さもありますが、お子様に関しては我々にお任せいただけるよう、スタッフの数を増やして対応しています。

――気になったんですが、こういった願書の写真を修整してほしいと希望される方はいらっしゃるんですか?

タカノ そうですね、ご希望されることもあります。ただ、お受験写真は、自然が一番だと思うので基本はいたしません。学校側が見たいのはご家族の雰囲気でしょうし、面接で直接顔を合わせたときあまりに違うと不自然ですので。ただ、面接までには治る一時的な傷などがある場合は、そこだけ整えることはあります。

――お受験写真は、いくつもの写真館で撮影して一番いい写りを選ぶ家庭も多いと聞いたのですが、それは本当でしょうか?

タカノ はい、実際にいらっしゃいます。詳しくはわかりませんが、2~3軒ほど回られているようです。他店で撮られたものをお持ちになり、「うちの子らしくないから」と撮り直しを希望される方もいます。でも、こちらから見ると、「とてもいいお写真なのに」と思ってしまう場合もあります(笑)。その際、お子様に「自分の前回の出来が良くなかったから撮り直しに来た」と思わせてしまったらかわいそうなので、パターンを変えるなどして対応しています。ご両親にしてみれば、きちっとした雰囲気の中に、いつものお子様らしさを感じられる写真を求められるのでしょう。ちなみに後日談なのですが、先日、他店で撮影されたのちに、当店で写真を取り直して願書に採用してくださったお客様から、「希望校に合格したので、記念に焼き増しでお写真をお願いできますか?」とご連絡がありました。私たちも「どうだったかしら?」と気になっていたので、とてもうれしかったです。

――お受験に対するご家庭の熱意を感じますね。

タカノ 確かに、予約の段階で服装や髪形などを細かく尋ねられるなど、“後悔しないために、全てを完璧にしておきたい”という強い思いを感じる方もいらっしゃいます。ただ実際には、そういった熱意を表に出さないご家庭の方が多いんです。あくまでも、撮影時にこちらの感じる雰囲気ですが……そういったご家庭にとって、小学校受験をするのは、“当たり前のこと”なのかもしれません。ご両親を見ていても、お子様を注意するとき、“子どもにちゃんと伝わるように説明すること”を心がけていたり、子どものやる気を引き出すのが上手だったり。お受験をするのは当たり前といった感覚で、常日頃から意識して生活されているのではないか、と思うんです。お子様も、それが普通のことだと感じていらっしゃるのかもしれません。こういうご家庭は、早くに撮影や予約を済まされていることが多く、計画的にお受験と向き合っていることが窺えます。

――お受験写真は「合否に関わる重要なもの」といわれていますが、どのように感じますか?

タカノ 写真にはお子様やご家族の雰囲気が表れるので、とても重要性があると思います。それこそ、ペーパーやさまざまな技能と同じくらい重要なのではないでしょうか。特に小学校受験の場合は、学校側が試験だけではわからないお子様の気質などを読み取ったり、この先長いお付き合いとなるご家庭のムードを知ったりするために、写真を求めている面もあると思います。なので、できる限り、そのお子様らしさやご家族のいい雰囲気を写し出せるように心がけています。もし、試験での成績が同じくらいで、どちらかのお子様を選ばなくてはならないという時、“お写真”も1つの決め手になるのではないかと考えています。

――お受験を知らない人にとっては、「なぜそんなに力を入れて?」「スナップ写真でもいいんじゃない?」と不思議に思ってしまうかもしれません。

タカノ 影や表情など、写りに違いがあるということもありますが、「親以外の大人の指示を聞いて、きちんと撮影を終えた」という過程自体が、お子様の努力として、学校に伝わるのではないかと思います。「賢く見えて、にっこり微笑んでいる」という、お受験写真として100%の写りではなくても、お子様が一生懸命頑張っている様子が感じ取れれば、学校側の印象もいいのではないかと感じています。また、小学校受験は家族が一丸となって向き合うものなので、写真1枚といえど、お受験に対する親御さんの姿勢も表れるのではないでしょうか。

 私たちは、どのご家庭にも絶対合格してほしいとの思いで撮影しています。ご両親から合格の連絡やお手紙をいただいたり、お子様が受験校の制服を着て入学記念の撮影に来られたりしたときは本当にうれしく思います。先日、入学記念の撮影時に「受験を頑張って、またここでお写真を撮ってもらえるのが、すごくうれしいです」と涙を流されたお子様がいらっしゃったんです。厳しい戦いを乗り越えてきたお子様の頑張りを感じ、胸が熱くなりました。

「フォトタカノスタジオ+」公式サイト

慶應幼稚舎、青学初等部……名門小の「お受験写真」は何が違う!? 人気写真館がその秘密を明かす

 慶應幼稚舎、青山学院初等部、東洋英和女学院小学部、成城学園初等学校、お茶の水女子大学附属小学校、筑波大学附属小学校など、受験をしなければ入れない私立/国立小学校――高校や大学受験と違って一般的ではないため、小学校受験の世界を知る者はそれほど多くはないのが実情ではないだろうか。

 1994年放送のヒットドラマ『スウィート・ホーム』(TBS系)は、お受験を扱った作品で、山口智子と布施博演じる夫婦が、愛息子の合格を勝ち取るために奮闘する姿が描かれた。野際陽子演じる厳しい幼児教室の先生がインパクト大だったためか、“お受験=独特な世界”というイメージを持つ人も少なくないだろう。

 そんなお受験の世界では、合格を勝ち取るための準備として、幼児教室での“対策”が重要視される。試験では、ペーパーテスト、行動観察(ほかの受験生と一緒にグループ遊びなどをすることで、子どもの特性を見る試験)、絵画や運動の技能などを見られるため、それらの対策を講じるわけだが、実際の尽力は、“受験用の写真”にまで及ぶらしい。わが子の小学校受験を控える親の間では「合否に関わる重要なもの」とまでいわれているというお受験写真。一体どんな写真がふさわしいのか? お受験親子、そして撮影者側の思いとは? 今回、お受験塾や経験者から評判の写真館「フォトタカノスタジオ+」に話を聞いた。

撮影開始は願書配布より早い

――まず、お受験写真とはどのような写真ですか?

フォトタカノスタジオ+(以下、タカノ) 願書に貼って提出する写真です。受験なさるお子様の個人写真のほか、受験校によってはご家族全員が揃った家族写真が必要なこともあります。

――私立小学校の願書配布は9月頃、受付は10月頃から始まるのが一般的と聞きましたが、撮影のピークはいつ頃ですか?

タカノ 一番件数が増えるのは、やはり願書配布直後の9~10月にかけてです。ただ、6~8月あたりに済まされる方も割といらっしゃいます。ゴールデンウィークあたりに、練習として一度撮影し、秋口に本番撮影というケースもあります。

――撮影の練習まで! 普通、願書をもらってから撮影するものだとばかり思っていました。

タカノ 早い時期に撮影する方は、“日焼け”を気にしてらっしゃるんです。6~7月であれば日焼けをする前のキレイな肌色で撮影できますので。子どもの日焼けというのは、「活発な子」というプラスのイメージもありますが、お受験写真においては、日焼けで肌にムラができるからと避けたがる方が結構いらっしゃいます。特に女の子はそうです。

――そもそも願書をもらう前だと、学校側が指定するサイズなどがわからないと思うのですが、そのあたりは大丈夫なのでしょうか?

タカノ 願書配布より前に撮影されるご家庭は、お教室などで聞いた前年度の情報を基に撮影されることがほとんどです。お受験をされるご家庭は、写真に限らず、全てにおいて、早くから“事前リサーチ”をして準備を始めています。そのようなご家庭では、撮影は9月でも、予約だけは先に済まされているというケースも多いです。

――お受験写真は、合格につながることが重要だと思うのですが、どのような特徴があるのでしょうか?

タカノ 受験校によって多少の違いはありますが……お客様からは、“子どもらしさ”と“利発さ”両方の雰囲気を希望されることが多いです。なので、きりっとした表情と微笑んだ表情、どちらも撮影しています。逆に、“歯を見せて大きく笑う”といった写真はありません。受験校によって、どういった雰囲気の写真が適しているかというのがあるようで、それは幼児教室の先生に確認を……とお伝えしています。

 髪形は、おでこを出すことが多く、その理由は、表情が明るく見え、かつ自信のある印象にもなるからです。男の子なら横は耳にかからない程度、ロングヘアの女の子なら後ろで2つくくりや三つ編みにするパターンが多いです。服装は、快活な印象を与えたければ半袖、落ち着いた雰囲気にしたいときは長袖を着るというふうに、使い分けているケースをよく見ます。

――5~6歳の子どもが、細かな表情を作るのは難しそうですね。

タカノ 撮影に入る前に、スタッフはまず、お子様へ挨拶し、軽く会話をして、場所やスタッフに慣れていただくようにしています。そうすることで自然な表情を引き出しやすくなるんです。また、「笑って!」などと指示をすると、不自然な表情になってしまうので、褒めたり、思わず微笑んでしまうような冗談を言ったりして、いい表情になった瞬間を収めます。ただ、適度な緊張感があると綺麗な表情になるので、“子ども相手だから”などと、あやすようなことはせず、子どもに目線を合わせることが大事なんです。

 とは言いつつ、やはり難しい面もあります(笑)。例えば、きりっとした感じを出したいときの表情は難しく感じます。真面目な顔だと、無表情や不機嫌そうに見えるので、口角を少し上げてもらうのですが、お子様によってはその塩梅に苦労することがあります。言葉で伝えるのが難しいときは、お母様に表情を作ってもらい、見本となっていただくことも。また、緊張のあまり泣き出してしまうお子様や、照れなどから、ふざけてしまうお子様も時々。それから、これは小学校受験というより、幼稚園受験の写真撮影で多いのですが、まず“じっと立っていること”ができないお子様もいるんです。そのような心配がある場合は、事前にスタジオ見学に来ていただいたり、ご自宅で真っ直ぐにじっと立つ練習を勧めたりしています。

――写真撮影と一口に言っても、お受験写真では、子どもに求めるものの難易度が高いんですね。自分が5~6歳の頃を思い返すと「無理なんじゃないか」と思ってしまいます。

タカノ 写真には親子関係が表れるんです。特にお母様の影響が大きいのかなと感じています。例えばお子様がふざけてしまったときなどに、お母様のイライラが伝わるような叱り方をしてしまうと、その後もグズグズしてしまうことはあります。また、お母様が細かく言いすぎるご家庭だと、本当はできるのに、わざとやらないといった反抗心を見せるお子様もいらっしゃいます。

――お母さんも必死ですし、それはしょうがない面もありますよね。

タカノ はい、もちろんそういった場合でも、我々はいいお写真を撮れるように努めています。逆に、ご両親が常にお子様の見本となるような振る舞いをされているご家庭だと、撮影がスムーズに進みやすいです。お子様も素直で落ち着いているし、撮影のときも状況やこちらの説明をすぐに理解していただけます。通常は撮影から写真選びまで20~30分を想定しているのですが、半分ほどの時間で終了することも。しかも、撮影は5分ほどで、どれもいい写真ばかりなので、選ぶのに時間がかかってしまうといったこともあります。

――まさに名門校を受ける“スーパーキッズ”ですね。

タカノ そのようなお子様は挨拶から違います。「こんにちは」と入ってきて、帰りは「素敵なお写真を撮ってくださってありがとうございました。失礼します」と。もう、こちらが恐縮するくらい丁寧にお礼を言ってくださり、ドアの外で振り返って再度お辞儀をされたりするので、驚いてしまいます。ご両親が写真を選んでいる間も、折り紙や読書などをして、1人で静かに待っていらっしゃいますし。ちなみに、そういうお子様は、早い時期に撮影に来られるご家庭に多く、お受験に向けてしっかりご準備されている様子が伝わってきます。

(後編はこちら)

「フォトタカノスタジオ+」公式サイト

慶應幼稚舎、青学初等部……名門小の「お受験写真」は何が違う!? 人気写真館がその秘密を明かす

 慶應幼稚舎、青山学院初等部、東洋英和女学院小学部、成城学園初等学校、お茶の水女子大学附属小学校、筑波大学附属小学校など、受験をしなければ入れない私立/国立小学校――高校や大学受験と違って一般的ではないため、小学校受験の世界を知る者はそれほど多くはないのが実情ではないだろうか。

 1994年放送のヒットドラマ『スウィート・ホーム』(TBS系)は、お受験を扱った作品で、山口智子と布施博演じる夫婦が、愛息子の合格を勝ち取るために奮闘する姿が描かれた。野際陽子演じる厳しい幼児教室の先生がインパクト大だったためか、“お受験=独特な世界”というイメージを持つ人も少なくないだろう。

 そんなお受験の世界では、合格を勝ち取るための準備として、幼児教室での“対策”が重要視される。試験では、ペーパーテスト、行動観察(ほかの受験生と一緒にグループ遊びなどをすることで、子どもの特性を見る試験)、絵画や運動の技能などを見られるため、それらの対策を講じるわけだが、実際の尽力は、“受験用の写真”にまで及ぶらしい。わが子の小学校受験を控える親の間では「合否に関わる重要なもの」とまでいわれているというお受験写真。一体どんな写真がふさわしいのか? お受験親子、そして撮影者側の思いとは? 今回、お受験塾や経験者から評判の写真館「フォトタカノスタジオ+」に話を聞いた。

撮影開始は願書配布より早い

――まず、お受験写真とはどのような写真ですか?

フォトタカノスタジオ+(以下、タカノ) 願書に貼って提出する写真です。受験なさるお子様の個人写真のほか、受験校によってはご家族全員が揃った家族写真が必要なこともあります。

――私立小学校の願書配布は9月頃、受付は10月頃から始まるのが一般的と聞きましたが、撮影のピークはいつ頃ですか?

タカノ 一番件数が増えるのは、やはり願書配布直後の9~10月にかけてです。ただ、6~8月あたりに済まされる方も割といらっしゃいます。ゴールデンウィークあたりに、練習として一度撮影し、秋口に本番撮影というケースもあります。

――撮影の練習まで! 普通、願書をもらってから撮影するものだとばかり思っていました。

タカノ 早い時期に撮影する方は、“日焼け”を気にしてらっしゃるんです。6~7月であれば日焼けをする前のキレイな肌色で撮影できますので。子どもの日焼けというのは、「活発な子」というプラスのイメージもありますが、お受験写真においては、日焼けで肌にムラができるからと避けたがる方が結構いらっしゃいます。特に女の子はそうです。

――そもそも願書をもらう前だと、学校側が指定するサイズなどがわからないと思うのですが、そのあたりは大丈夫なのでしょうか?

タカノ 願書配布より前に撮影されるご家庭は、お教室などで聞いた前年度の情報を基に撮影されることがほとんどです。お受験をされるご家庭は、写真に限らず、全てにおいて、早くから“事前リサーチ”をして準備を始めています。そのようなご家庭では、撮影は9月でも、予約だけは先に済まされているというケースも多いです。

――お受験写真は、合格につながることが重要だと思うのですが、どのような特徴があるのでしょうか?

タカノ 受験校によって多少の違いはありますが……お客様からは、“子どもらしさ”と“利発さ”両方の雰囲気を希望されることが多いです。なので、きりっとした表情と微笑んだ表情、どちらも撮影しています。逆に、“歯を見せて大きく笑う”といった写真はありません。受験校によって、どういった雰囲気の写真が適しているかというのがあるようで、それは幼児教室の先生に確認を……とお伝えしています。

 髪形は、おでこを出すことが多く、その理由は、表情が明るく見え、かつ自信のある印象にもなるからです。男の子なら横は耳にかからない程度、ロングヘアの女の子なら後ろで2つくくりや三つ編みにするパターンが多いです。服装は、快活な印象を与えたければ半袖、落ち着いた雰囲気にしたいときは長袖を着るというふうに、使い分けているケースをよく見ます。

――5~6歳の子どもが、細かな表情を作るのは難しそうですね。

タカノ 撮影に入る前に、スタッフはまず、お子様へ挨拶し、軽く会話をして、場所やスタッフに慣れていただくようにしています。そうすることで自然な表情を引き出しやすくなるんです。また、「笑って!」などと指示をすると、不自然な表情になってしまうので、褒めたり、思わず微笑んでしまうような冗談を言ったりして、いい表情になった瞬間を収めます。ただ、適度な緊張感があると綺麗な表情になるので、“子ども相手だから”などと、あやすようなことはせず、子どもに目線を合わせることが大事なんです。

 とは言いつつ、やはり難しい面もあります(笑)。例えば、きりっとした感じを出したいときの表情は難しく感じます。真面目な顔だと、無表情や不機嫌そうに見えるので、口角を少し上げてもらうのですが、お子様によってはその塩梅に苦労することがあります。言葉で伝えるのが難しいときは、お母様に表情を作ってもらい、見本となっていただくことも。また、緊張のあまり泣き出してしまうお子様や、照れなどから、ふざけてしまうお子様も時々。それから、これは小学校受験というより、幼稚園受験の写真撮影で多いのですが、まず“じっと立っていること”ができないお子様もいるんです。そのような心配がある場合は、事前にスタジオ見学に来ていただいたり、ご自宅で真っ直ぐにじっと立つ練習を勧めたりしています。

――写真撮影と一口に言っても、お受験写真では、子どもに求めるものの難易度が高いんですね。自分が5~6歳の頃を思い返すと「無理なんじゃないか」と思ってしまいます。

タカノ 写真には親子関係が表れるんです。特にお母様の影響が大きいのかなと感じています。例えばお子様がふざけてしまったときなどに、お母様のイライラが伝わるような叱り方をしてしまうと、その後もグズグズしてしまうことはあります。また、お母様が細かく言いすぎるご家庭だと、本当はできるのに、わざとやらないといった反抗心を見せるお子様もいらっしゃいます。

――お母さんも必死ですし、それはしょうがない面もありますよね。

タカノ はい、もちろんそういった場合でも、我々はいいお写真を撮れるように努めています。逆に、ご両親が常にお子様の見本となるような振る舞いをされているご家庭だと、撮影がスムーズに進みやすいです。お子様も素直で落ち着いているし、撮影のときも状況やこちらの説明をすぐに理解していただけます。通常は撮影から写真選びまで20~30分を想定しているのですが、半分ほどの時間で終了することも。しかも、撮影は5分ほどで、どれもいい写真ばかりなので、選ぶのに時間がかかってしまうといったこともあります。

――まさに名門校を受ける“スーパーキッズ”ですね。

タカノ そのようなお子様は挨拶から違います。「こんにちは」と入ってきて、帰りは「素敵なお写真を撮ってくださってありがとうございました。失礼します」と。もう、こちらが恐縮するくらい丁寧にお礼を言ってくださり、ドアの外で振り返って再度お辞儀をされたりするので、驚いてしまいます。ご両親が写真を選んでいる間も、折り紙や読書などをして、1人で静かに待っていらっしゃいますし。ちなみに、そういうお子様は、早い時期に撮影に来られるご家庭に多く、お受験に向けてしっかりご準備されている様子が伝わってきます。

(後編はこちら)

「フォトタカノスタジオ+」公式サイト

Twitter界・謎のプリンス「ニャン」が独占告白! フォロワー40万超で見えた“怖い世界”!?

 いま、Twitterで47万フォロワーという絶大な人気を誇るニャン(@radran10)というアカウントをご存じだろうか? 『「小さい事」でも一緒に喜べる人と居るのが一番楽しい。友達も恋人も』(5万いいね)、『好きな人からラインが来ない夜って長すぎるから、返ってこない日は最初から「今日は返しません」って教えてくれる機能が欲しい』(2万9,000いいね)など、シャレてるようで普通なひとことをつぶやくだけで、たちまち1万いいねがつくという驚異的な支持を集めている。ツイッタラーにしては珍しく顔出しもしており、そのイケメンっぷりにも関心が高まっているTwitter界のプリンス「ニャン」に、突撃取材してみた。

■「モテるためにTwitterを始めた」という大学生が人気者になるまで

 若い女子のハートを射抜くツイートを連発して、着実にフォロワーを増やし続けているニャンさん。そのツイートには『「本当に好きなら『その人の過去』も受け止めなきゃいけねえ」「『好きすぎる』ってのも罪だな。余計に苦しい」「寝る前にする好きな人との電話を『日課』にしたい」など、絶頂期のキムタクが言うならギリ許されるレベルの甘い文言が並ぶ。こうした恋愛中のセンチメンタルを直球で表現するツイートの数々で、いまやフォロワー数は47万人超え。実際に筆者もフォローしてみたのだが、まるで少女マンガに出てくるキラキライケメンが、突如自分のタイムラインに舞い降り、自分にだけ甘い言葉を語りかけてくれてるんじゃないかと錯覚するほどの、胸のときめきさえ覚えてしまう。

 まさかこんな見ず知らずの誰かのツイートで、心を潤す羽目になるとは思わなかったが、これはぜひ本人がどんな人物なのか会って確かめたい! 湧き上がる好奇心の勢いに任せ、すぐさまアポをとり、ニャンさんに話を聞きに行くことになった。

 ニャンさんは、待ち合わせ場所である渋谷のカフェにさっそうと、爽やかな笑顔で登場した。その笑顔には、まだあどけなさが残り、思っていたよりもずっと若い。それもそのはず、現役大学生だという。迷彩柄のジャケットを羽織っており、少しやんちゃな香りもするが、イケメンには間違いない。しかし、その物腰は意外に柔らかく、深々とお辞儀をしてあいさつする姿には好感が持てた。

 とはいえ、少し冷静になってくると、どこからどう見ても普通の大学生にしか見えない。

「こういうツイートをしようと思ったのは、モテたかったからです(笑)。それに、絶対にこれで有名になってやろうという思いもありましたね」

 見た目も爽やかで、コミュニケーションもソツがない……どこをとってもリア充感を漂わせているニャンさんだが、自身はコンプレックスの塊だと話す。

「親友がイケメンで超モテる奴で、僕は話の盛り上げ役ってポジションだったんです。いつもおいしいとこは親友が持っていく……その劣等感を覆したくて、最初はいい感じに盛れた自撮り画像とかを上げてたんですよ。でもツイッターの世界でも僕よりイケメンはいっぱいいるし、勝てないなと思った。だったら違うところで勝負しようと、恋愛系のツイートをつぶやき始めたんです。姉2人と妹2人に挟まれてるんで、日常的に女性を観察してきてるし、女友達も多いんで、恋愛系のネタには困らないんですよね」

 ツイートは自分の話だけでなく、周りの女性の声を拾ったものも多いという。自身は恋愛には疎いほうで、女慣れしてるように思えるが、あまり恋愛経験はないのだそう。

 コンプレックスをはね返すために、Twitterという手段を選んだニャンさん。どうすれば人気が出るかを考えて、著名なツイッタラーを分析し、初期の頃はブスをディスるツイートで人気を獲得したという。しかしフォロワー数が増えていくにつれ、ブスという言葉は減り、現在の爽やかで甘いつぶやき路線に転じていく。去年の8月頃から恋愛系ツイートに特化し、そこからわずか半年で、フォロワー数は30万人を超えた。

 「どんな人でも人気が出てくると、どんどん当たり前のことしかつぶやかなくなるんですよ」とニャンさんは分析する。

「40万人に囲まれてたら、もう言いたいこととか言えないっスよ(笑)。人気が出るにつれて、アンチも増えます。いまではネタで『ブス』って言っただけで、批判がすごいですね。『お前の顔で言うな』とか、毎日リプやDMで『死ね』って言ってくるやつもいるし、昔の個人的なつぶやきとか掘り返されたこともあります。Twitterって基本匿名だから、アンチの勢いもすごい。怖い世界ですよね」

 フォロワーが1万人を超えると、そのアカウントは「アルファツイッタラー」と呼ばれる人気ツイッタラーの仲間入りを果たす。しかしニャンさんが語るように、Twitter上で人気が出れば出るほど、過激なアンチも増加し、多くの人はそこでつぶやくことをやめてしまうか、当たり障りのないことしか発言できなくなるのだという。それでもニャンさんはつぶやくことをやめず、Twitterが常に中心にある生活を送っているようだ。

「呟かない日は作らないって決めてて、去年の12月ぐらいまで毎日10回はツイートしてました。見てくれてる人からの『いいね』が心の安定なんで、『いいね』が少ない投稿は恥ずかしくてこっそり消してます。『7,000いいね』じゃ物足りない。『1万いいね』超えれば安心って感じ」

 なんだか常にTwitterを気にして、精神衛生上よくない気もするが……。ただ、Twitterを続けてよかったこともあるようだ。当初の目標だった「モテ」を達成できたのである。

「Twitterで有名になるだけで、周りの目はびっくりするくらい変わりました。僕自身は変わってないんだけど。わかりやすいくらいにモテるようになりました(笑)。モデルの女の子から連絡が来るなんて、少し前までは考えられないようなことが起きたり、ある程度の知名度がある人と対等な立場で友人になれる。Twitterやっててよかったーと思う瞬間です」

 今後の目標を聞くと、なんと今夏に初の著書の発表を控えているそう。

「今は原稿を書くのが楽しいです。僕のツイートは、コンプレックスとか、自信のなさとか、成就しない片想いとか、そういう順風満帆じゃない自分自身がいたからこそ、つぶやける言葉だと思います。それでたくさんの人が応援してくれたり、共感してくれて、Twitterという誇れるものが1つできました。だから僕みたいなやつでも、頑張って努力したら、何か変わるって思ってもらえるような存在になれたらうれしいです。これから、ユーチューバーとかにも挑戦してみたいと思ってるんですけど、顔出しするとすぐに叩かれるんで、それが怖くてなかなかできません(笑)」

 40万人のフォロワーを抱える、ツイッター界のプリンス。その正体は、良くも悪くも、普通の大学生という印象だ。こうした「普通」が加工されることなく発信され、それをなんの疑いもなく受け取っていくというのが、SNSが蔓延したいまの世の中なのかもしれない。それを「なんだかなー」と思うのか、「そんなもんだ」と流していくのかはそれぞれの自由だが、私の“ときめき”は、どこの誰に向けたものだったんだろうか……。
(藤野ゆり/清談社)

“超攻撃的格闘兄弟”朝倉未来・朝倉海が語る「アウトサイダー出身」という矜持

 イケイケのファイトスタイルで人気を集める総合格闘家の「朝倉兄弟」が、その真価を問われる戦いに臨む。まずは『THE OUTSIDER(以下、アウトサイダー)』を卒業したばかりの兄・朝倉未来(25)が4月28日(土)、後楽園ホールにて開催される『DEEP83 IMPACT』で、豊富なプロ経験を持つCORO(29)と対戦。続けざまに弟・朝倉海(24)も5月6日(日)、マリンメッセ福岡にて行われる『RIZIN.10』で、“アンゴラの暴走王”ことマネル・ケイプ(24)と拳を交える。ゴールデンウィークの幕開けとフィナーレを飾る注目の2戦。出陣を目前に控えた兄弟に話を聞いた。

――まずはお兄さん、アウトサイダー卒業おめでとうございます。

朝倉未来(以下、未来) ああ、どうも(ニコリともせず)。

――アウトサイダーでのやり残しはないですか?

未来 ないですね。最後(3月11日)にやる予定だった試合が、俺のケガが原因で流れてしまったのは残念だし、相手にも申し訳ないことをしたと思っていますけど、実力的にはもう、アウトサイダーには敵がいない状態だったので。

――アウトサイダーの前田日明代表から、はなむけの言葉はありましたか?

未来 「他の団体に出るにしても、変な使われ方をするなよ」と言われました。1週間前のオファーとかは断れ、ってことだと思います。

――現在、ヒザのケガは完治しましたか?

未来 はい、大丈夫です。

――格闘技に専念するために、昨夏、弟さんと共に愛知の豊橋から上京したそうですが、東京での生活には慣れましたか?

未来 仕事(所属ジムでのトレーナー業務)か練習しかしていないし、行動範囲も出稽古先と職場と家の往復に限られているから、東京に慣れたわけじゃないけど、この生活には慣れました。愛知時代は1日2時間しか練習できなかったけど、今は職場でも練習をできるので、格闘技漬けの毎日ですね。こっちは練習相手が多いし、トッププロの選手たちから技術を学べる機会も多いので、成長度が全然違います。打撃、寝技、レスリング、体力、そのすべてが上京してから格段に向上しました。

――次戦『DEEP83 IMPACT』への出場が決まる過程を、Twitter上でほぼリアルタイムで見ていたのですが、ああいうオファーの形も現代的で面白いですね。未来選手が「アウトサイダーを卒業した。早く実力を試したい。オファーがあれば最速で闘う」とツイートした直後に、DEEPの佐伯繁代表が「オファーをしたいです」とリプライ。CORO選手が続けざまに「俺とやろうよ!」とリプライし、トントン拍子で話がまとまったという。

未来 そういうのも、いいんじゃないですかね。簡単に試合を決められるのを見ていれば、他の選手の参戦意欲も高まるし、ファンも盛り上がりますから。

――『DEEP』の佐伯代表とは、それ以前に面識はあったのですか?

未来 いや、ないです。でも『DEEP』じゃないにしても、どこからか必ずオファーは来るだろうと思っていました。アウトサイダーは良くも悪くも知名度があるので、そこで俺がベルトを2つ獲ったということは、格闘技をやっている人ならだいたい知っているでしょうから。イロモノ扱いされているのか実力を買われているのかは正直どっちでもよくて、与えられた場で、きっちり勝ち続ければいいと思っています。

――CORO選手との面識は?

未来 ないです。でも最速でオファーしてくれたので、こっちも即答でOKしました。相手は誰でもよかったので。

――「1Rで終わります」とTwitterで宣言しましたが、その根拠は?

未来 決定力があるのが俺の持ち味ですし、試合が決まってから対戦相手の試合動画を見て、「行けるな」と客観的に思ったから、そう書いたまでです。

――CORO選手は『パンクラス』で20試合以上戦ってきた経験豊富なファイターですが、怖さは感じませんか?

未来 過去の戦績は、全然関係ないと思っています。今の俺には負ける要素がない。それだけのことです。

――相変わらず強気ですね。では、ここからは弟さんにお話をお伺いします。昨年末の『RIZIN』デビュー戦で見事、才賀紀左衛門選手を派手なTKOで下しましたが、その試合を振り返ってみて思うことは?

朝倉海(以下、海) 勝てたことはよかったし、KOシーンもまあ気持ちよかったんですけど、力を出しきれなかった部分もありました。緊張感は全然なかったけど、倒そう倒そうという気持ちが強すぎて、大振りになっちゃったのが反省点ですね。最後も、もっとコンパクトに行ければ、一番よかったんですけどね。

――セコンドにいたお兄さんは、弟さんの戦いぶりをみてどう思いましたか?

未来 動きが悪いな、力んでいるな、本来ならここまで手こずる相手じゃないのにな、と思いました。あと、弟も俺もこっちに来て一番成長したのはレスリング力で特にテイクダウンディフェンスなんですが、試合の展開上、それを見せられなかったな、とも思いました。紀左衛門選手みたいなストライカーじゃなく、グラップラーとぶつかれば、俺らの成長ぶりが一番よくわかると思います。

――海選手は、初体験の『RIZIN』の舞台をどう感じましたか?

 会場も大きいしお客さんの反応もいいから、テンションが上がりましたね。一発パンチが当たっただけで客席が盛り上がっているのが試合をしながらわかったので、やりながら楽しくなっちゃいました。

――試合後の周囲の反響は?

 地上波で放送されたし、あれだけ派手にKOしたので、翌日街を歩いたらいろんな人から声をかけられるのかと思っていたんですが、そこまでの反響はなかったですね(笑)。俺の求めているところにはまだ達していないな、もっと勝ちを重ねて知名度を上げないとな、と思いました。でも、嬉しいこともあったんですよ。

――それは何でしょう?

 俺、AK-69さんというアーティストが高校時代から好きで、「Forever Young」という曲を入場曲として使わせてもらっているんですけど、年末の『RIZIN』をAK-69さんが見てくださって、SNSで試合のことを書いてくれて、ご飯にも連れていってもらえたんですよ。すごく優しくて話も面白い方で、最高に幸せな時間を過ごすことができました。

――連勝してさらに幸せになってもらいたところですが、次戦の相手は、暴れん坊のマネル・ケイプ選手。海選手の敗戦を予想する声も多いです。

 俺が負けると思っている連中を驚かせてやるのが、今から楽しみです。ケイプは今、『RIZIN』で一番注目されている外国人ですし、トーナメントで実力も証明されている選手なので、俺にとってはビッグチャンスです。ここで勝てば、一気に名前を売ることができますから。

――ケイプ選手は記者会見の段階から絡みついてきそうですが、大丈夫ですか?(笑)

 ああいうイケイケの奴はアウトサイダーで慣れっこだし、煽れば煽るほど試合が面白くなるからいいんですけど、「調子に乗りすぎだな」とも思いますので、試合でブン殴って黙らせてやります。俺はバチバチに殴り合うのが大好きなので、ああいうタイプとは絶対に噛み合う。ケンカするつもりでブッ倒してやりますよ。

――外国人との試合経験は?

 韓国や中国の選手とはありますけど、黒人の選手と試合をするのは初めてですね。でもパワーや身体能力に関しても、俺は全然負けていません。今回、自分のベスト体重よりちょっと重たい階級でやるので、まずは体づくりから始めました。パワーも付け足し、試合映像も研究して、兄貴からもいろいろ分析してもらって戦略を立てているので大丈夫です。

――お兄さんの分析を、言える範囲で教えてください。

未来 ケイプは打撃を見る目はいいけど、攻撃面はあまり優れていないんじゃないかな。あと、寝技になったら、上からの攻撃が有効そう。その2つを突けば、いいんじゃないかと思います。

――わかりました。ところで、元ヤンキーで、人に愛想を振りまくのが苦手そうなお兄さんが現在、トレーナーとして接客業をやっていることが信じられないのですが(笑)。

未来 昔の俺を知る人からは「最近、優しくなったね」と言われますよ。接客業を始めたおかげで、ちょっとは丸くなったのかも。「優しくなっちゃって大丈夫?」と格闘技の面で心配されることもあるけど、本質的には何も変わっていないので、接客中と試合中とでメリハリをつければいいと思っています。

――弟さんの東京での生活ぶりは前回のインタビューでお聞きしたので割愛しますが、お兄さんの東京生活はいかがでしょう?

未来 豊橋にいるときは海とか星とかが好きでよく見にいっていたんですけど、東京ではそれができないことと、車社会じゃないことに、最初はちょっと戸惑いました。最近は月曜から土曜まで働きながらみっちり練習をして、日曜は疲れが溜まっているので、本を読んだりDVDを見たりしながら過ごしています。こっちに来て全然遊んでいないですけど、別に遊びに来ているわけじゃないので不満はないです。あと、東京に来て驚いたのは、「ヤンキー率の低さ」ですね。豊橋では街角でケンカを売られたりすることがたまにあったんですが、こっちに来てからは全然そういうことがないですから。

――東京は格闘家のレベルが高いとおっしゃっていましたが、女性のレベルはいかがでしょう?

未来 全然、見ていないですね。あまり興味がないので。

――失礼しました。弟さんはいかがでしょう?

 きれいな人が多いですね(笑)。

――おふたりはキャラクターこそ違いますが、「攻撃的なファイトスタイル」は共通しています。それぞれの闘争心の源は何なのでしょう?

未来 俺はもともと刺激中毒な部分があるんですよ。スリルを感じないと人生に面白みを感じないので、定期的に合法的な試合で刺激を感じることが俺の生きがいになっています。おまけにお金までもらえるわけですから、格闘家は天職だと思っています。

 俺の場合は、愛知から大勢応援に来てくれる友達に勝った姿を見せたい、というのがモチベーションになっています。あとは、アウトサイダー出身ってことでナメられることも多いので、それを見返してやりたいというのも大きな原動力ですね。

――格闘家としてのポリシーを教えてください。

未来 俺は現実主義者なので、神頼みとかは一切しません。実現させるために必要なことを、現実的に考えてやるだけ。あとは「お客さんを楽しませる試合をする」ということをプロとして常々考えています。

 「お客さんを楽しませる」というのは兄貴と同意見ですね。あと俺が大事にしているのは、「言ったことは絶対に実現させる」ということでしょうか。アウトサイダー時代に「チャンピンになる」と言って実現させて、「アウトサイダーから『RIZIN』に出る」と言って、周囲の協力を得ながらではありますが、『RIZIN』にとたどりつくことができた。今まで言ったことをほぼすべて実現させてきたので、これからも有言実行でいきたいですね。

――最後に次戦への抱負と、ファンへの呼びかけをお願いします。

未来 次の『DEEP』の試合は、日本のプロ選手と戦う初めての機会です。俺の実力を証明できる舞台なので楽しみにしてほしいのと、これから兄弟揃ってどんどん活躍していくので注目してほしいです。俺も将来的には『RIZIN』に出たいと思っています。兄弟で出れば興行的にも盛り上がるでしょうから。

 『RIZIN』は日本の大会なので、やっぱり日本人が勝って盛り上げなきゃいけないと思っています。絶対に俺が勝つし、派手なKOをするので、できれば会場まで応援に来てほしいですね。
(取材・文=岡林敬太)

朝倉未来の出場大会
【名称】DEEP83 IMPACT
【日時】2018年4月28日(土) 17:30開場/18:00開始
【会場】後楽園ホール
【チケット】
VIP席:16,000円(残りわずか)
SRS席:10,000円(SOLD OUT)
A席:8,000円
B席:6,500円(SOLD OUT)
【チケットに関するお問い合わせ】
株式会社IACEトラベル チケットデスク
TEL:03-6892-7080(営業時間:平日9:30~18:00)
E-Mail:houjin3@iace.co.jp

朝倉海の出場大会
【名称】RIZIN.10
【日時】2018年5月6日(日)13:30開場/14:30開始
【会場】マリンメッセ福岡
【チケット】
VIP席:100,000円(特典付)
SRS席:20,000円
S席:10,000円
A席:6,000円
朝倉海の応援シート(10,000円・特典付)購入は下記をクリック
http://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1811884&rlsCd=003
【チケットに関するお問い合わせ】
キョードー西日本 TEL:092-714-0159

嵐・二宮和也は、伊藤綾子となぜ別れないのか? 女子アナ評論家が「ゾッコンになる魅力」を解説

ninomi_untitled 先日、嵐ファン、ひいては全ジャニオタを愕然とさせる熱愛スキャンダルが報じられた。嵐・二宮和也と元フリーアナウンサー・伊藤綾子の“交際続行”スクープである。二宮と伊藤は2016年、「女性セブン」(小学館)のスクープによって交際が発覚。その直後、嵐ファンが伊藤のブログを調べたところ、交際を匂わせるような記述や写真が続々と発見され、大炎上したのだ。

 “国民的アイドルと付き合っている私ってどう?”そんな自己顕示欲がほとばしるブログを目の当たりにした嵐ファンの中には、怒りを通り越してあきれ果てたという者もおり、ネット上には「綾子の本性を知って、ニノも目が覚めたでしょ」といった声も漏れていた。しかしこの度、二宮が伊藤と交際を続け、着々と愛を育んでいたことが明らかになり、嵐ファンの荒れようは尋常ではなく、「ニノが誰かと交際することに反対してるわけじゃない。ただ、綾子だけは受け付けない」「どうしてあの女がいいのか理解不能」といった声が、ネット上で嵐のように渦巻いている。

 なぜ、二宮は伊藤と別れないのか。ジャニオタの目には見えていないが、実は彼女は大きな魅力を秘めているのではないか。その謎に迫るため、今回、女子アナ評論家である丸山大次郎氏に話を聞いた。男性目線での伊藤のモテポイント、そして、昨今、嵐・櫻井翔、Hey!Say!JUMP・伊野尾慧も女子アナとの熱愛が報じられているが、ジャニーズが女子アナに魅了される理由とは一体何なのだろうか?

伊藤綾子は、ミニスカ率が高い

 まず、丸山氏は「普通」というキーワードを用いて、女子アナ・伊藤綾子を、次のように評した。

「伊藤さんのルックスは、“美形”で間違いないと思うんですけど、アイドルやモデルといった芸能人とは違う、“普通の人の最上級”という感じなんです。あまりに美しすぎると女子アナには向かないですからね。そういった意味で彼女は、清潔感があって、気さくで、普通の人の中では最上級の美形という、女子アナの王道を行く人なのではないでしょうか」

 伊藤は、もともと秋田放送のローカルアナだったが、当時からその知名度は全国区だった。05年には、『ぴったんこカン・カン』(TBS系)内の企画で、安住紳一郎アナと公開お見合いを行い、その美貌を称賛されたものの、丸山氏の考察によると、あくまで「普通の人の中の美人」であり、それは男性に「お高くなさそう」という印象を抱かせるそうだ。

「これは完全に私見ですが、ジャニーズの方って、モテるじゃないですか。プライベートでも、モデルさんのような芸能人寄りの美人と接する機会が多いと思うんですが、“インテリ”はいないのでは。ルックス的にインテリジェンスを感じさせるのが、王道の女子アナであり、伊藤さんのそういったところがツボに入ったのかもしれません」

 ただ、そんなインテリジェンスで清潔感のある雰囲気の中にも“色気”がにじみ出る瞬間があるという。

「趣味であるフラメンコを踊っているときの色気は、なかなかのものがありますよ。『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)で明石家さんまさんと話しているときにも、男性が好きそうな受け答えをするんですよね。『さんまさん……ずるい』みたいな。こういう色気って、恐らく女性は嫌なんだろうな、と思いますが(笑)。その半面、普段は清潔感の方が際立っているので、オン・オフがしっかりしているイメージもあります」

 ただ、こういった伊藤の特徴も、丸山氏は「別に突飛というわけではない。田中みな実さんのようにぶっ飛んだことを言うわけではないし、本当に普通の人なんですよ」という。だが、ここでひとつ疑問が浮かぶ。そんな普通の人が、なぜ交際匂わせという理解しがたい行為に走ってしまったのか。

「普通の人だからこそ、『私、すごいでしょ?』とアピールしたくなったのでは。芸能人だったら隠したがる部分を、普通の人だから書いてしまったんだと思いますよ。そう、彼女って、ミニスカ率が本当に高くて、一昨年~昨年頃、よくはいているなぁと感じていました。当時彼女は30代半ばだっただけに、『自信がなければはかないだろうな』と思ったんです。普通の人だけど、自分に自信があって、野心があるタイプ。地方局アナとして全国区になり、フリーになって東京に進出してきた経歴からしても、そう感じますね。ただ清楚なだけの女子アナじゃない。あくまで私見ですけど(笑)」

 二宮はこれまで、長澤まさみ、佐々木希という芸能界の第一線で活躍する女優・モデルと付き合ってきただけに、伊藤という“普通の女性”に目新しさを感じ、ゾッコンとなってしまったのかもしれない。

 嵐では、櫻井も17年にテレビ朝日の小川彩佳アナと交際を報じられている。『報道ステーション』のサブキャスターを務める彼女は、硬派な印象の女子アナだが、丸山氏も「彼女は報道向きの女子アナの王道。ルックスに関してはソツがない美形で、硬質な色気がある。ボディーラインはグラマーでエロい。タイトな衣装を着ているとき、よく胸をアップにされています」と評する。

「小川アナは、森友問題で渦中の人物だった財務省・武内良樹氏と会食で一緒になったとき、『やましくないんですか』と言い放ち、場が凍った――と、『週刊文春』(文藝春秋)に報じられたことがあります。そんなクールな女子アナである一方、ちょっと抜けてる部分があって……小川アナって、結構屋外でパンチラを撮られがちなんです。昔の話ですが、『局アナがそんな撮られ方する!?』というレベルの写真を撮られてしまっていて、普通、女子アナはもう少し気を使うものなのに、なぜそんな隙があるんだと、驚いたことがあります。1枚ひざかけや毛布を用意すればいいのに……。ただ、クールな印象だけど実は隙があるというギャップが、彼女の魅力になっているのではないでしょうか」

 櫻井は、アイドルでありながら、慶應出身、キャスターとしての活動も活発で、父親は総務省トップの事務次官を務めた大物という“隙のない”人物として知られるが、実際には「私服がダサい」「なで肩」「高所恐怖症」をイジられるヘタレキャラで、そのギャップで売れた面もある。櫻井は、小川アナの“似た者同士である点”に好意を寄せているのかもしれない。

 では、伊野尾との交際が報じられたTBSの宇垣美里はどうだろう。丸山氏は「男好きするアイドル顔で胸も大きい。下半身も丸みのあるセクシーなラインです。ただそんなルックスやスタイルに反して、性格は男らしい」と、彼女のギャップを指摘する。

「宇垣アナがロケ中、塀から突然ジャンプした様子を見て、『女の子だったら普通ゆっくり降りるのに』とビックリしたことがあります。あと、そのロケ中に興奮して思わず方言が出ちゃうんですけど、それがサバサバシャキシャキした印象なんですね。彼女も、自分のことを“あまり執着しないタイプ”といっていて、ドライな子だなぁと感じます。伊野尾さんはまだお若いですし、結婚も考えていないので、適度に遊ぶには、彼女のようなタイプがよかったのではないかと、勝手に思ってしまいました(笑)。一緒にいてもしつこくなさそうですしね」

 伊野尾は同時期に、フジテレビの三上真奈アナともウワサされ、「あわや二股!?」と騒がれたが、「三上アナはノリがいいミーハータイプで、バラエティ向き。宇垣アナとはまったく違うタイプですが、一緒にいると楽しいのかもしれませんね」とのこと。さまざまなタイプの女性に目移りしてしまう、伊野尾の男としての一面が垣間見えた気がする。

 丸山氏は、ジャニーズが女子アナに惹かれるのは、“もの珍しさがあるから”とするが、「バレにくいというのも、1つの理由だと思います。伊藤さんはフリーだからああやってブログで匂わせてしまいましたけど、局アナだったら、局に迷惑をかけてはいけないと、必死に隠すはず。だからジャニーズの方も、“まったくの素人と付き合うよりは”となるのではないでしょうか。それに、立場は違えど同じ業界で働いているので、仕事の話もできますしね」という。

 丸山氏の話を聞いていると、今後もジャニーズと女子アナの熱愛スキャンダルが起こってしまいそうな気配もあるが、ジャニオタが要注意しておくべき女子アナはいるのだろうか。

「難しいですが……ジャニーズの方が多く出演している『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、水卜麻美アナの後任となった滝菜月アナでしょうか。彼女も、伊藤さんに通ずる“普通っぽさ”があります。新人の頃に、報道をやっていただけあって、派手派手しい美人ではなく、和風な美人で、かつ肉感的。報道もバラエティ寄りの情報番組もやれる、また、若々しいルックスですが、化粧や衣装によって貫禄が出るなど、“幅が広いアナ”なんですね。そういえば、水卜アナも、関ジャニ∞の横山裕さんとウワサになっていましたし、『ヒルナンデス!』チームは出演者の飲み会を開いているのかもしれません。わかんないですが(笑)」

 現在、同番組に出演しているジャニーズタレントには、前述の横山のほか、Hey!Say!JUMPの八乙女光、有岡大貴、ジャニーズWEST・中間淳太、桐山照史がいる。彼らのファンは、同番組を視聴する際、滝アナの様子もチェックしておいて損はないだろう。

「あと、『めざましテレビ』(フジテレビ系)の金曜レギュラー・宮司愛海アナも気になります。ルックスは美形、でも下ネタオッケーというギャップがあるんですよね。伊野尾さんは木曜レギュラーですし、曜日は違うのですが、一応『めざまし』グループなので、チェックしていてもいいかもしれませんね」

 絶大な人気と権力を持つジャニーズ事務所のタレントが、テレビに出ない日はない。今後も女子アナと顔を合わせる機会は減ることがないだろう。ファンとしては、なんともやりきれないところだが、女子アナと恋仲になっても、どうにか隠し切ってくれることを祈るばかりだ。

前田日明×瓜田純士、和解の瞬間──“格闘王”と“キング・オブ・アウトロー”断絶の真相を明かす

 かつてはいがみ合っていた時期もあるが、10年ぶりに再会し、すっかり打ち解けた前田日明と瓜田純士(【対談前編】はこちらから)。そもそも瓜田はなぜ、アウトサイダーを追放になったのか? 前田が当時を振り返る。

前田 もうね、ワケわかんないんだよコイツ(呆れ顔で)。今考えると笑っちゃうんだけど、「凶器を持って入ったらダメですよ」ってことで金属探知機を導入して安心してたらさ、背中に木刀を入れて、通り抜けちゃうんだよ。金属探知機を。

瓜田 木は引っかからないんですよ、探知機に。

前田 なんか歩き方が変だなと思って調べたら、木刀が入っててさ。あとは、裏の控え室の横にドアがあって、そこから全然知らない人を入れちゃったりとかさ。もっと感心したのが、関係者のパスあるじゃん? あれをコイツ、偽造したんだよ。

瓜田 アハハハハ!

前田 「瓜田さんがパスを持ってますよ。パスを出しましたか?」ってセキュリティーのみんなが聞いてくるから、「いや、出してないよ。取り上げて持ってこい」と言って、見てみたら、カラーコピーしてるんだよ。すごいよ、やることが。

瓜田 ローソンでカラーコピーしました(笑)。

「瓜田には影響力があるから、みんなが真似をすると困る」。そう判断した前田は、瓜田をアウトサイダーから追放することに決めたという。それに不満を抱いた瓜田が、自身のブログなどを通じて、前田を激しく攻撃し続けた時期もあった。

 その頃のブログの一部を以下に引用しよう。

「前田さん。イベント終了してからでもいいんで一度誰も見ていない路上で俺とやんないすか? 目潰し、金的、なんでもいいです。(中略)俺は前田さんと街中か駐車場とかでストリートファイトしたいです。もし見ていたら考えておいてください」

「お前なんかが万が一歌舞伎町入って偉そうに葉巻くわえてたら囲まれて死ぬぜ、マジで。(中略)街でバッタリ逢って俺に負け犬の独り言かましてきても、レベルが違うから相手にしないか、いきなり時間場所関係なしに襲いかかるかどっちかだぜ。 なぁ格闘王。 愚かだな」

 こうした脅迫じみたブログを書いたかと思えば、今度は一転、日刊サイゾーの記事を通じて「アウトサイダーに復帰したい」というラブコールを前田に送ってみたりと、当時の瓜田は情緒不安定気味な言葉をあちこちにばら撒いていた。それらこれらのメッセージは、果たして前田の耳に届いていたのだろうか?

前田 届いてたよ。ムラがあったんだよね、あの頃の瓜田ってね。すごい神経質に周りを気にしながら妙に気を利かせてくるときと、「なんなんだ、おまえはよ!」みたいな感じにオラオラでくるときのギャップがあって、よくわからなかったんだよ。どっちが正気で、どっちがイカレてるのかがわからないし、その変わる瞬間もわからなくて。1人で対するときと、誰か第三者の目があるときとで違うのかなと思ったら、そうでもないし。よく考えたら最初に応募があった頃に、強いうつ病の薬を飲んでて副作用がどうのこうの言ってたから、それのせいなのかなと思って。ということは、ちょっと……。

瓜田 ちょっとヤベえ奴だな、と(笑)。

前田 薬が切れるまではしばらく様子を見たほうがいいな、と。何よりも心配したのは、当時の瓜田はアウトサイダーに出せるような体じゃなかったんですよ。だんだん(出場選手の)レベルも上がってきたから、それもあって危ないな、と。

瓜田 競技として成立しないですもんね。

前田 できるできないの話じゃなく、瓜田は行っちゃうんで。「オラ~ッ!」と。だから危ないじゃないですか。

 それから10年の断絶が続くことになるのだが、両者はその間、お互いのことを気にかけていたようだ。

前田 そのあといろいろね、噂は聞くんですよ。腹切ったとか、刺されたとか。彼に近い筋の子が何人かいたんで、そこから噂を聞いて、大丈夫かな? と気にはしてたんですよ。

瓜田 僕の耳にも人づてに結構、「ずっと前田さんが心配してる」という声は届いてたんです。でもクソガキだから、ちゃんと会って直接言われないと信じられない部分があって。俺、構ってちゃんなんですよ、子どものときからずっと。

前田 試そうとするんですよね。昔、本で読んだことがあるんだけど、戦後の浮浪児とかも、大人を試そうとしたらしい。どこまでやっても自分を受け入れてくれるのか、と。瓜田といろいろあってしばらくして、それを思い出してね。あのとき俺、試されてたのかな、と。

瓜田 あるとき俺、どこかで読んだ前田さんの記事で、「自分はみんなの父親のような役目なんだ。みんなが頼ってくれるから、俺もその思いに応えていかなきゃならない」みたいな一文を見たときに、「やっとそういう人と出会えた」と勝手に片思いしちゃって、なんでもかんでも試そうとしちゃったのかも。そのときはそうは思ってないんですけど、一歩引いて自分のしたことを思い出してみると、試してるんですよ。別におまえ、親子じゃねえよ! 他人じゃねえか! って話なんですけど(笑)。

前田 人間ってね、男同士でも男と女でも親子でも、みんな試し合って、お互いの存在確認をしてるんですよね。多かれ少なかれ。

瓜田 ヤクザをやってるときも、擬似親子だったり擬似兄弟だったりの居心地みたいなものに、すごく憧れたんですよ。大事にされると思い込んでたんです。家族以上の鋼鉄の絆みたいな、契りみたいなもの。そういうところに生きがいを見出して、初めて自分の存在をわかってもらえるんじゃないかと期待したら、1年かそこらでだんだん嫌な部分が見えてきちゃって。それ以来、本当の擬似親子だったり擬似兄弟だったりを探しまくって迷走する時期があって。でも結果的に、「最後は個だな」と思いました(笑)。結局、戦うのは自分でしかない。何を求めたって、そいつらは何もしてくれないって、だんだんわかってきて。そういうふうに今は考えられるようになれました。

前田 難しいよね。人間と人間が繋がるってのは。

瓜田 難しいっす。時間が必要でした僕は。すいませんでした。

前田 大丈夫だよ。

 大丈夫。そう言って前田は、とびきり優しい表情を見せた。そして、瓜田にこう発破をかけた。

前田 38なんだから、しっかり家族を作ってさ、なんとかやらんと。40代、50代、60代はあっという間だけど、まだまだなんでもできるよ。おまえには文筆の才能があるから。ブログとかで俺の悪口とか、俺をおちょくった文章とかを書いてた時期があったんだけど、それを読んでてさ、「コイツ!」と思うんだけど、面白いんだよね(笑)。なんかね。

瓜田 小学校のときとかって、好きな先生とか好きな女の子とかにちょっかい出したり、嫌われることをやっちゃうじゃないですか。俺、それなんですよ。気を引くためにいろんなことをしちゃう。好きな女の子のピアニカを吹いたのがバレて、入ってきた教頭先生にハイキックを入れたこともありますよ(笑)。

 その話を受け、前田も負けじと強烈なエピソードを披露する。

前田 俺昔、高校のとき、大阪の阿倍野にあるドイツ料理屋でバイトしてたら、隣に近鉄百貨店があって、その屋上で桜田淳子の新曲の発表会があったんだよ。で、昼の休みのときに、俺のいたドイツ料理屋に桜田淳子がメシを食いにきたんだよ。そのあとね、彼女が使ったお皿とスプーンとコップ、命をかけた取り合いになったから(笑)。

瓜田 アッハッハッハ!

前田 ほんで俺、スプーンを奪い取ってさ、ベロ~ンとやって。「桜田淳子が使ったスプーンを俺は舐めたぞ!」と10年ぐらい自慢したね(笑)。「桜田淳子は他人じゃないぞ」とか言って。

 この情報が文鮮明先生の耳に入らないことを祈ろう。さて、4月28日の『THE OUTSIDER 実験リーグ』に出場する瓜田に対し、前田が望むことはあるのか?

前田 いやぁ、どうなのかね。どういう練習をしてどれくらいのレベルなのかがわからないんで、なんとも。みな戦々恐々、こういう感じ(おっかなびっくり覗く感じ)だよ。どうなんだろう? みたいな。きのう埼玉の食事会でいろんな選手と話したけど、「瓜田とやりたい」って奴もいれば、「大丈夫ですか?」って心配する奴もいたよ。

瓜田 みんなから簡単に倒せるって思われてそうだけど、まあ、そうはさせないってぐらいの練習はしてますから。自信はあります。

 瓜田の更生を確信したのか、前田はここで大きくうなずいてみせた。そして、さっきから気になっていたことを確かめさせてくれとばかりに、対談部屋の隅っこにいた女性を見やってから、こう切り出した。

前田 で、彼女が奥さんなの?

瓜田 はい。僕の人格をすべて形成していただきました(笑)。

前田 もう2人きりだとデレデレに溶けちゃってるんじゃないの?

瓜田 デレデレです(笑)。

前田 なんだかんだで、瓜田ってモテるよね?

瓜田 マジですか? 自分でもわかってるんですけど。

前田 自分でもわかってる?

瓜田 冗談です、冗談。

前田 刺青ガンガン入ってて、初対面で近寄っただけで普通は女の子がキャーみたいな感じじゃん。で、そのキャーから始まって、距離を詰めてくんだから、すごいよね。

瓜田 俺の中のヒット・アンド・アウェイなんですよ。距離を取りつつ、ババンとね。これ(刺青)は、後悔してるんですよ。あまりそのときのことを覚えてないというか、アルコール依存だった時期もあったし、グッとこう自分の中で握る手綱みたいなのがなかったから、フラフラしちゃって。いろんなものが弱かったんで。

前田 (感心したような表情になり)瓜田おまえ、しゃべることが全部、物語になってないか? おまえ、生まれながらの小説家だよ。しゃべる言葉、しゃべる言葉、10秒ごとに物語として繋がってるみたいな。全部物語だよ。たいしたもんだよ(笑)。

瓜田 本当ですか? そうなんですよ。とにかく当時はブレまくってて、どこかに闇があったと思うんですよね。たとえば刑務所とか精神病院に行ったときも、「なんで周りはわかってくれないんだ。俺はこんなにまともなのに」って主張してたけど、まともな奴がそんなところに行くわけないじゃないですか(笑)。明らかに周りから見て変だったと思う。自分ではそれを自覚したくなかったけど。

前田 多重人格はなかったの?

瓜田 それはないです。常に自分の人格で生きてたんですけど、自分を信じきれなかったというか。今は多少なりとも、自分に自信があるから、小さなことでも解決できたり、嫌なことも嫌と言えるようになりましたけど、当時は自信がなかったから、ただ突っ張ればいいという一番いけない方向に行っちゃっててまして。最近やっと、それがなくなってきました。奥さんのおかげですけど。

前田 瓜田どうしちゃったの? 奥さん、変な注射打たなかった? 大丈夫? 寝てる間に大事なとこ、取っちゃったんじゃないの? なんでこんなにいい子になっちゃったの?

瓜田 フフッ。

前田 まあワケのわからない回り道もしたけど、おまえには絶対に才能があるよ。

瓜田 知ってます(笑)。

前田 過去に文学の世界でもいっぱいいたんだよ、おまえみたいのが。そいつらが時間を使ってああでもないこうでもないと、いろいろ残してるんだよ。おまえもそのうち、自分の中で何かが弾けて、何か書きたいとか作りたいってなるよ。おまえ、真剣に文学の世界で勝負したほうがいいよ。

瓜田 勝負してみます。

前田 あとはさ、ちょっと寝てるとこ無理矢理またがってさ、子どもを作ったらいいよ(笑)。

瓜田 アハハハ。計画はしてるんですけどね。まあもう1回ぐらい、筆で成功しそうな段階に入ったら……。

前田 じゃなくて、違うんだよ! 逆なんだよ、おまえ。子どもができたら、その子を大人にしなきゃいけないんだよ。命がけで。ほんだらね、いろんな回路が上向いてくるんだよ。逆だって、瓜田!

瓜田 本当にそうかもわからないですね。

前田 試合も頑張ってね。期待してるよ。

 獲得形質は遺伝するという学説を信じるのであれば、より強い遺伝子を残すためにも、今度の試合には勝っておきたいところだ。そんな瓜田をサポートするべく、日刊サイゾーでは、お得な「瓜田応援チケット」を発売中。以下のフォームから『THE OUTSIDER 実験リーグ』のチケットを購入すれば、瓜田のサイン入りの「THE OUTSIDER特製Tシャツ」が漏れなくオマケとして付いてくる。コイツを会場で身にまとい、瓜田に熱い声援を送ろう!
(取材・文=岡林敬太)

【数量限定、おトクな「瓜田応援チケット」を販売!】

瓜田純士が出場する『THE OUTSIDER 実験リーグ』を盛り上げるべく、日刊サイゾーでは、お得な「瓜田応援チケット」を発売中。以下の方法でチケットを購入すれば、瓜田純士のサイン入りの「THE OUTSIDER特製Tシャツ」(定価4,500円)が漏れなく無料特典として付いてくる。コイツを会場で身にまとい、瓜田に熱い声援を送ろう!

応援チケット希望者は、outsider@cyzo.com宛に、「氏名」「郵便番号」「住所」「電話番号」「チケット枚数」「Tシャツのサイズ(S、M、Lより選択)」を明記したメールをお送りください。宅急便の代金引換サービス(手数料はお客様負担)にて、チケットとTシャツをお送りします。

●料金=全席自由席6,000円(ワンドリンク付)
●ご希望のサイズのTシャツに瓜田選手自身がサインを入れてくれます
●発送は、主催者であるリングス事務局が行います
●代金引換のため、枚数分のチケット料金は宅急便の配達員にお支払ください
●数量限定のため、予定数に達し次第、販売終了となります

【大会名】THE OUTSIDER 実験リーグ
【会場】新宿フェイス
【開催日時】2018年4月28日(土)13:00開場 14:00試合開始予定
※大会概要、選手募集、チケット情報などの詳細についてはリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)でご確認ください。
※イープラスでもチケット発売中 http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002256947P0030001

※瓜田純士の人生相談「No problem」
https://kinngofoutlow.jimdo.com

※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。
http://www.cyzo.com/cat8/outlaw_charisma/

前田日明×瓜田純士、和解の瞬間──“キング・オブ・アウトロー”が大放言「前田さん、滑舌が……」

 前田日明(59)と瓜田純士(38)が、10年ぶりの和解を果たした。前田主催の格闘技大会『THE OUTSIDER』に出場していた瓜田が、会場で問題行動を起こして、追放処分を食らったのが2008年。以来、両者は絶縁状態になっていたが、来たる4月28日(土)、新宿フェイスで行われる『THE OUTSIDER 実験リーグ』に、瓜田が電撃参戦することが決まったのだ。大会に先立ち、10年ぶりに再会したふたりが、思いの丈をぶつけ合う!

 ゴールデンウィークの初日に開催される『THE OUTSIDER(以下アウトサイダー)実験リーグ』にて復帰戦を行うことが決まった瓜田が、「大会前に筋を通しておきたいことがある」と申し出た。

「リングスの運営から急に電話でオファーがあって、試合に出ることになった。それはうれしいことだけど、まだ前田さんと直接お話ししたわけじゃないので、できれば大会の前にお会いして、かつての不義理を謝罪しておきたいんですよ」

 その思いを汲んでセッティングされた対談の舞台。前田が待ち構える渋谷のリングス本社前にたどりついた瓜田は、「やっぱ緊張するなぁ。いきなり怒られたらどうしよう」と言って、深呼吸してから、意を決したようにビルの中へと入っていった。

 * * *

瓜田 ごぶさたしてます!

前田 おおおお、なんか大きくなったな、体が。10キロぐらい太ったんじゃないの?

瓜田 その節はご迷惑をおかけしました。若気の至りでした。またチャンスを与えていただき、ありが……

前田 (遮るように)何歳になったの?

瓜田 今、38です。

前田 まあ、座んなよ。刺されたとかなんとか聞いてたからさ。どうしてんのかな? って心配してたんだよ。

瓜田 (話を逸らすように)格好いいライターですね。まだ葉巻吸ってるんですか?

前田 葉巻もやってるし、パイプもやってるよ。

瓜田 金正恩も言われてたじゃないですか。

前田 何が?

瓜田 指導者である以上、タバコはダメですよ。昨日かなんか、ニュースでやってましたよ。前田さんもお子さんがいるんだったら、そろそろ健康を考えたほうがいいですよ。それでこそ真の男ですよ。

前田 ありがと、ありがと、ありがとね。(話を逸らすように)結婚したんだって?

瓜田 しました。4回目です。

前田 もう38やったら、そろそろ子どもを作ったほうがいいよ。子どもができたらさらに変わるよ、いろんなことが。

瓜田 まあ、そうなんですけどね。欲しいんですけどね。

 と、互いの様子を探る軽いジャブの応酬があったのち、瓜田がいきなり、前田の急所をかすめるような“ストレートパンチ”を放った。

瓜田 前田さん、滑舌が良くなってますね(笑)。

前田 ハハハハ。

瓜田 前、『水曜日のダウンダウン』(TBS系)でお見かけしたときは、全然何言ってるのかわからかったですよ。

前田 確かに自分でもなんかね、口回んないときがあったんだよ。

瓜田 今は大丈夫ですね。

前田 と思うんだけどね、ハッハッハッ。

瓜田 (前田の体を見つめながら)思ったより、すっきりしてますね。もっと太ってるイメージでした。

前田 (瓜田の体を見つめ返して)体、本当に変わったね。前はガリガリでさ。正直アウトサイダーに出してもさ、マッチメイクするのにすごい気を使ったよ。

瓜田 俺も思ってました。なんでこんな中にいるんだろう? と。気持ちだけで生きちゃってましたから。

前田 俺もあのとき、よくあの頃の瓜田を出したなと。

瓜田 バクチに近かったと思うんです。言ってましたもんね、「おまえ、体だけは作っとけ。殺すわけにいかないし」と。その意味すらも当時の俺はわかってなかったんですよ。

前田 体、だいぶ健康になったの?

瓜田 はい。酒もタバコもやんないし。

前田 前はなんか、うつ病の薬とかを飲んで副作用がどうのこうの言ってたけど。

瓜田 今は風邪薬も飲まないです。全部、嫁さんに管理されてて。ちょっとしたケガでも具合悪くても病院に行かせてくれないし、果物とか野菜で治せと言われるんで。

前田 本当に雰囲気、変わったね。

瓜田 恥ずかしいです。照れ臭いというか。俺何回か前田さんに、どっかで会わないかな、って思ってたんですよ。ばったり会ったら「覚えてますか? 瓜田純士です」と挨拶したかった。10年かかったけど、こうやってご挨拶できるだけでもうれしいですよ。

前田 よかったよ。でも、大丈夫かよ? 今回、「瓜田に勝ったら10万円」って企画をやるんだけど、大丈夫?

 対談部屋のホワイトボードには、「瓜田に勝ったら10万円」に出場するチャレンジャー4人の写真が貼り出されていた。この4人が28日の序盤と中盤にトーナメントを行い、勝ち上がった1人が、当日のメインイベントで瓜田と戦うというシステムだ。

前田 (トーナメント出場者が)今日、決まったんだよ。

瓜田 (募集開始から数日で枠が埋まったという話を聞き)それだけナメられてるってことじゃないですか(笑)。「ちょっと連休初日に、こいつで小遣い稼ぐか」ぐらいにしか思われてないんですよ。

前田 いや(笑)、そうじゃない奴もいるよ。一番左の奴なんてさ、いろいろ(自己PR文を)ワーッと書いてきたけどさ。「瓜田みたいに自由に生きてる奴と手を合わせることによって自分を変えたい」みたいな。

瓜田 勝手にしろって話ですよ(笑)。

前田 ハハハ。

瓜田 おまえの人生に俺を巻き込むな、っていう。てめえでなんとかしろって話ですけど。

 そのまま格闘技の話に突入するかと思いきや、前田が突然、話題を変えた。瓜田の「作家としての可能性」を論じ始めたのだ。

前田 相変わらず書いてるの? 真剣に文才あるからさ。もっといろんな文体とかを吸収するために、もっともっといろいろ読んでさ。あんなのデータ勝負だよ。

瓜田 いかに知ってるか、ですよね。情報量が頭にある奴のほうが、面白いこと書いてますからね。

前田 文章の書き方にもいろいろなパターンあってさ。もうパターンも出尽くしてるんだけど、瓜田はまだまだオリジナルの文だったりを生み出せるような何かを持ってるよ。だから真剣にさ、芥川賞でも狙ったら?

瓜田 直木賞がいいですね。芥川賞って、ちょっと難しいんですよ。純文学って。「あいつは箸を持って弁当を食べた」までに、何ページも使う書き方をするんですよ。そういうのはちょっと……。

前田 そんなのが鬱陶しかったら、そういう(自分のオリジナルの)書き方を通せばいいじゃん。通して芥川賞を取ったらええやんけ。

瓜田 だから物書きの中の……

前田 (瓜田の声には耳を貸さず)人と違うことをさ!

瓜田 アッハッハ!

前田 人と違うことを、いいと思ってる奴が取れるんだよ。

瓜田 相変わらず噛み合わないな、と思って。前田さんとしゃべると(笑)。

前田 噛み合ってない? あ、本当?

瓜田 物書きの中のサザンみたいなのがいいですよ。サザンの歌詞ってオリジナリティーがあって、よくわかんないんだけど、なんとなく言いたいことはわかる、みたいな感じがあるじゃないですか。そういうのを書けたらいいなって。

前田 オリジナルが大事だね。人間ってさ、若いときは「人と違うじゃないか」というのが悩みなんだけど、年を取ると「人と同じだ」というのが悩みになってくるんだよ。おまえはいつまでもオリジナルだからいいよ。

瓜田 オリジナルでいたいですよ。

前田 今、どういうこと書いてるの?

瓜田 こないだ電子書籍を出したんですけど。今、ちゃんとした小説を書きたくて。でも難しいんですよ。

前田 どんな小説? もうガッチガチの文学に入るような?

瓜田 ノワール小説です。犯罪だったり、悪かったり、東京だったり、刑事だったり、暴走族だったり。そんな経験しかないから、そんなのしか出てこないんですよ(笑)。でもそういうのを書かせたら俺は自分が一番だと思ってるんで。細部のディティールだったり、ビビってる瞬間の心情だったり、「行ってやるぞ」っていうカマシの掛け合いだったり。そういう雰囲気みたいなものは、目で見たものを書いたほうがリアルですから。

前田 いい本、書いてくれよ。今、いろんなものが薄っぺらいから。個人的に思うのは、日本の演劇関係の脚本は、全部ダメだね。アメリカのほうが日本の脚本家の百倍すごい。

瓜田 日本の場合、放送の倫理とかをかいくぐるための内容だと思うんですよ。スポンサーに見せても大丈夫なような、安パイに走りがちというか。

前田 ネットでいろいろ書いて、海外の人の目につくようにしたらどう?

瓜田 英語、わかんないです(笑)。

前田 周りにいる奴に変換させればいいじゃない。

瓜田 中国とかには興味があるんですけどね。中国の不良だったりアウトロー的に生きてる奴らってのは、日本の数年前を追ってきてるようなところあると思うんです。

前田 ああいう連中ってのはね、ただのアウトローじゃなくて、昔の伝統的な秘密結社と混じったようなのがいるんだよ。金も持ってるし、なんでもできる、みたいなさ。

瓜田 今の時代、仁義ってものが欠けてるんで、それを広めていきたいですね。前田さんに義理を欠いてた俺が言うな、って話ですが(笑)。

前田 でもかえって中国とか韓国のそういう文化的な秘密結社絡みの組織っていうのは、割とそういうのを厳格に「ちょっとそれやりすぎだろ」っていうぐらいやってるところもあるみたいよ。

瓜田 あの、これ、サイゾー系の『トカナ』の取材みたいですね(笑)。思いっきり都市伝説みたいな。

前田 俺、そういうのに興味があるんだよ。あ、ロシアにもあるよ。ロシア正教絡みのね、とんでもないマフィアっぽいのが……(以下、世界の地下組織、中国の権力闘争、そして日本の政治などについて、立て板に水で語り出す)。

瓜田 前田さん、国会議員になったらどうですか? 向いてますよ(笑)。

 話はどんどん脱線していったが、長年の確執などなかったかのように、すっかり打ち解けたふたり。次回お届けする【対談後編】では、瓜田追放騒動の真相、絶縁中の両者の本音、前田と国民的アイドルのディープキス疑惑など、衝撃の秘話が続々と明かされるので、お楽しみに!
(取材・文=岡林敬太)

【数量限定、「瓜田応援チケット」チケットを販売!】

瓜田純士が出場する『THE OUTSIDER 実験リーグ』を盛り上げるべく、日刊サイゾーでは、お得な「瓜田応援チケット」を発売中。以下の方法でチケットを購入すれば、瓜田純士のサイン入りの「THE OUTSIDER特製Tシャツ」(定価4,500円)が漏れなく特典として付いてくる。コイツを会場で身にまとい、瓜田に熱い声援を送ろう!

応援チケット希望者は、outsider@cyzo.com宛に、「氏名」「郵便番号」「住所」「電話番号」「チケット枚数」「Tシャツのサイズ(S、M、Lより選択)」を明記したメールをお送りください。宅急便の代金引換サービス(手数料はお客様負担)にて、チケットとTシャツをお送りします。

●料金=全席自由席6,000円(ワンドリンク付)
●ご希望のサイズのTシャツに瓜田選手自身がサインを入れてくれます
●発送は、主催者であるリングス事務局が行います
●代金引換のため、枚数分のチケット料金は宅急便の配達員にお支払ください
●数量限定のため、予定数に達し次第、販売終了となります

【大会名】THE OUTSIDER 実験リーグ
【会場】新宿フェイス
【開催日時】2018年4月28日(土)13:00開場 14:00試合開始予定
※大会概要、選手募集、チケット情報などの詳細についてはリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)でご確認ください。
※イープラスでもチケット発売中 http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002256947P0030001

※瓜田純士の人生相談「No problem」
https://kinngofoutlow.jimdo.com

※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。
http://www.cyzo.com/cat8/outlaw_charisma/