球界のレジェンド・イチロー引退で考える、”キングカズ”三浦知良が現役を続けられる理由

 日本プロ野球界だけでなく、アメリカ・メジャーリーグのレジェンドでもあるイチロー(45)が引退した。

「50歳までは現役としてプレーする」と公言していただけに、日本で行われたメジャーリーグ開幕シリーズの第2戦後、引退が発表された時は日本中が驚いた。各局のニュース速報になったくらいだ。

 とはいえ、引退は遅すぎたのかもしれない。2018年シーズンはパフォーマンスが上がらず、打率は2割まで落ち込む。結果、同年5月からマリナーズとの契約が「スペシャルアシスタントアドバイザー(会長付特別補佐)」となり、選手としては残り試合に出場しないことが発表された。

 そして迎えた19年シーズン。2試合の出場は勝ち取ったものの、6打席で5打数無安打。そういった背景を考えれば、引退はやむなしであり、ゆえに「引退を撤回してくれ!」といった声は上がっていない。

 そんな球界のレジェンドが引退した一方で、サッカー界のレジェンドであるキング・カズこと三浦知良(52)は、23日に行われたJ2第5節のFC岐阜戦に2年ぶ りに先発出場を果たす。横浜FCの今季ホーム初勝利に貢献……ということになっているが、カズに代わって入ったイバが2得点に絡んで勝利したというのが実情だ。

 実際のところ、カズは戦力になっているのか? とサッカーライターたちに聞いたところ、「キレはないので、アタッカーとしては苦しい。かといって、ボランチなどでプレーする俯瞰力もない」などと 厳しいコメントばかりだった。

 それでも、カズの引退を促す声はない。いったいなぜなのだろうか? スポーツライターに聞いた。

「野球は数字に出やすいんです。わかりやすく言えば、投手は防御率、打者は打率に表れます。今回のイチローの2試合だって、野球を知らなくても、打率を見れば悪いのはわかりますよね? 18年からのイチローは、メジャーリーグのレギュラーでプレーできる数字を残せていない。ゆえに、引退に対して、多くの人たちが納得したのでしょう。しかし、サッカーは野球よりも数字に表れづらい。もちろん、Jクラブも試合の個々の細かいデータは持っていますが、欧州のようにファン向けには公表していません。そういったこともあり、一般にはカズのデータが伝わりづらい。さらにいえば、アタッカーに必要な瞬発系の数値ですが、カズはかなり厳しいでしょう。ですが、スポーツニュースはカズの過酷な筋トレや持久系のトレーニングを取り上げるため、まだまだ現役を続けられそうな印象を与えているかもしれません」

 カズが偉大なアスリートなのは間違いない。だが、アタッカーとして活躍できる数字を残しているのかとなると微妙だろう。イチロー引退に、カズは何を思うだろうか?

(文=TV Journal編集部)

イチロー「おにぎり3,000個握らせたかった」はアウト!? モラハラの境界線とは?

 日米通算で4367安打を放った野球界の大スター、イチロー。今月、そのイチローが引退を決断し、21日深夜に引退記者会見を開いたことは記憶に新しいだろう。日本の誇る伝説的アスリートが競技人生の幕引きを決めたことに対し、それを惜しむ声や、ねぎらう声が多く聞かれたが、この引退会見の際にイチローが放ったある一言が、ネットの一部で物議を醸しているという。

 この記者会見の中では、引退を決断したこと自体や、19年間過ごしたメジャーリーグについて、監督になる可能性など、様々なことが記者から質問されたが、その中で、「妻である弓子さんへの言葉は?」という質問が飛んだ。これに対し、イチローは「頑張ってくれましたね」と妻への感謝を述べた後に「僕はゲーム前に、ホームの時はおにぎりを食べるんですね。妻が握ってくれたおにぎりを球場に持っていって食べるんですけど。その数が2,800ぐらいだったんですよ。3,000いきたかったみたいですね。そこは……うん、3,000個握らせてあげたかったなという風に思います」と、弓子夫人が握ってくれたおにぎりのついてのエピソードを披露した。

 ところが、このエピソードに対しSNS上ではでは妻におにぎりを握らせたあげく、まだ握らせたかったというのはモラハラだという声や、妻の人生を消費させたことに対して謝罪を述べるべきではないかという声があがり、物議を醸すことに。現在もなお、SNS上で、多くの人たちがこのことについての議論が行っている状況だ。

 この騒動に対して、ネット上では「捻くれすぎ」「こういう議論自体バカバカしい」と、この意見について反対意見を述べる声が圧倒的に多い。また、「イチローぐらい稼いでたらモラハラでも何でも許す」「ネット民レベルがイチローを語る(笑)」と、イチローへの擁護も相次いでいるような状況だ。

「うーん、まあ確かに現在共働きで、家事を分担するのが当たり前になった世の中で、こうした行為に違和感を覚えるという人もいるのかもしれませんね…。とはいえ、弓子夫人は元々TBSのアナウンサーを務めていたほどの人ですし、別にイチローさんがいなくなったら全く稼げないという事もないでしょうから、あくまで自分が選択したものではないか、というのが僕の感想です。また、イチロー選手の会見の中に出てきた通り、3000個握りたかったのは弓子夫人ということなので、モラハラというのは邪推なのではないかと個人的には思いますね」(スポーツライター)

 こうした夫を甲斐甲斐しく支える妻の存在というのは、スポーツ界に多いという

「例えば、近頃第2子を妊娠したことを発表したニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手の奥さんである里田まいさんも、田中投手の食生活を支えるためにフードマイスターの資格を取得したエピソードなどが知られています。これを夫に強制されていると取れば、それは確かにモラハラなのかもしれませんが、夫婦一丸となって成功を手にしたという考え方もあるんじゃないでしょうか。それを奥さんの人生の消費と捉えるのは、あまりに悲しい考え方だと思いますね」(同)

 セクハラやモラハラについて、周知が広まってきた現在だからこそ、こうした問題も起こるのだろう。もちろん、弓子夫人の気持ちは本人にしかわからないので、この稿でその是非を断定することは難しいが……。今後も、イチローと弓子夫人が円満な夫婦生活を送れることを切に願うばかりである。

イチロー「おにぎり3,000個握らせたかった」はアウト!? モラハラの境界線とは?

 日米通算で4367安打を放った野球界の大スター、イチロー。今月、そのイチローが引退を決断し、21日深夜に引退記者会見を開いたことは記憶に新しいだろう。日本の誇る伝説的アスリートが競技人生の幕引きを決めたことに対し、それを惜しむ声や、ねぎらう声が多く聞かれたが、この引退会見の際にイチローが放ったある一言が、ネットの一部で物議を醸しているという。

 この記者会見の中では、引退を決断したこと自体や、19年間過ごしたメジャーリーグについて、監督になる可能性など、様々なことが記者から質問されたが、その中で、「妻である弓子さんへの言葉は?」という質問が飛んだ。これに対し、イチローは「頑張ってくれましたね」と妻への感謝を述べた後に「僕はゲーム前に、ホームの時はおにぎりを食べるんですね。妻が握ってくれたおにぎりを球場に持っていって食べるんですけど。その数が2,800ぐらいだったんですよ。3,000いきたかったみたいですね。そこは……うん、3,000個握らせてあげたかったなという風に思います」と、弓子夫人が握ってくれたおにぎりのついてのエピソードを披露した。

 ところが、このエピソードに対しSNS上ではでは妻におにぎりを握らせたあげく、まだ握らせたかったというのはモラハラだという声や、妻の人生を消費させたことに対して謝罪を述べるべきではないかという声があがり、物議を醸すことに。現在もなお、SNS上で、多くの人たちがこのことについての議論が行っている状況だ。

 この騒動に対して、ネット上では「捻くれすぎ」「こういう議論自体バカバカしい」と、この意見について反対意見を述べる声が圧倒的に多い。また、「イチローぐらい稼いでたらモラハラでも何でも許す」「ネット民レベルがイチローを語る(笑)」と、イチローへの擁護も相次いでいるような状況だ。

「うーん、まあ確かに現在共働きで、家事を分担するのが当たり前になった世の中で、こうした行為に違和感を覚えるという人もいるのかもしれませんね…。とはいえ、弓子夫人は元々TBSのアナウンサーを務めていたほどの人ですし、別にイチローさんがいなくなったら全く稼げないという事もないでしょうから、あくまで自分が選択したものではないか、というのが僕の感想です。また、イチロー選手の会見の中に出てきた通り、3000個握りたかったのは弓子夫人ということなので、モラハラというのは邪推なのではないかと個人的には思いますね」(スポーツライター)

 こうした夫を甲斐甲斐しく支える妻の存在というのは、スポーツ界に多いという

「例えば、近頃第2子を妊娠したことを発表したニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手の奥さんである里田まいさんも、田中投手の食生活を支えるためにフードマイスターの資格を取得したエピソードなどが知られています。これを夫に強制されていると取れば、それは確かにモラハラなのかもしれませんが、夫婦一丸となって成功を手にしたという考え方もあるんじゃないでしょうか。それを奥さんの人生の消費と捉えるのは、あまりに悲しい考え方だと思いますね」(同)

 セクハラやモラハラについて、周知が広まってきた現在だからこそ、こうした問題も起こるのだろう。もちろん、弓子夫人の気持ちは本人にしかわからないので、この稿でその是非を断定することは難しいが……。今後も、イチローと弓子夫人が円満な夫婦生活を送れることを切に願うばかりである。

イチロー引退会見に見る、人気芸人たちとの共通点

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(3月17~23日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

出川哲朗「1人のお笑い、出川哲朗としてスタート立てたんだなって」

 21日、イチローが現役引退を発表した。引退会見でイチローが口にした言葉には、印象深いものが多かった。

 たとえば、野球の魅力について問われたイチローは、こんなことを言っていた。

「団体競技なんですけど、個人競技だってことですかね。チームが勝てばそれでいいかっていうと、全然そうじゃない。個人としても結果を残さないと生きていくことはできない。その厳しさが魅力であることは間違いないですね」

 さて、先週のテレビでは、お笑い芸人の言葉にも印象に残るものが多かった。

 毎週1組のゲストを迎え、芸能人生を振り返るトーク番組『八方・陣内・方正の黄金列伝』(読売テレビ)。その17日の放送に出川哲朗が出演し、リアクション芸人としての半生を回想していた。若いころ、俳優を目指していた出川は、映画専門学校の同級生だったウッチャンナンチャンらと劇団を結成。ウンナン人気に後押しされてバラエティ番組から声がかかるようになり、リアクション芸に携わり始めた。

 そんな出川がターニングポイントのひとつに挙げるのが、『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)への出演だ。ここで笑いが取れなかったら、芸人をやめて実家の海苔屋を継ぐ――。芸人仲間にそう伝えた上での挑戦だった。当時、この決意を耳にしたダチョウ倶楽部は心配したという。なぜなら、リアクション芸はチームプレイ。周囲を無視して1人だけ目立とうとすると、ビートたけしに「アイツはわかってない」と思われ、次のゲームから出番がなくなる。出川の決意が悪目立ちという形で裏目に出ないだろうか、と。

 しかし、結果として出川は初登場にして笑いを勝ち取り、爪痕を残す。活躍が評価され、CMに入る前の一言を任された出川は、「たけちゃん、これからもよろしくな」とたけしの肩を叩いた。すると、それを見ていたたけし軍団らが出川を囲み、ボコボコに。その輪の中心で「やめてくださいよ」と言いながらも、出川は感激していた。

「やっとウッチャンナンチャンの仲間の出川哲朗じゃなくて、1人のお笑い、出川哲朗としてスタート立てたんだなって」

 では、身近な芸人にとって、出川のすごさはどこなのか。同じリアクション芸人であるダチョウ倶楽部の肥後と上島は言う。

肥後「1人ですからね、出川さんは」

上島「そこがすごいと思うんですよ。熱湯風呂入るにしても、おでんやるにしてもザリガニやるにしても、1人で処理するでしょ。オレらは3人だからね」

 野球は団体競技であり、個人競技である。そこに野球の厳しさと魅力がある。そうイチローは語った。同じように、リアクション芸も団体芸であり、個人芸である。ピン芸人である出川は、単身でリアクションに挑み、常に結果を残す。しかし、そんな出川が芸人としてようやくスタートラインに立てたと感じたのは、多くの芸人に囲まれ、共にひとつの笑いをつくる、その輪の中心に立つことができたときだった。

 かつて「嫌いな男」や「つまらない芸人」の代表格だった出川は、今では幅広い層に支持される人気者である。同じ芸人からも、いるだけで笑いが保証される存在として信頼が厚い。笑いのアベレージヒッターである出川は、団体芸であり個人芸でもあるリアクション芸の厳しさと魅力を、体現しているのかもしれない。

 28年間のプロ野球人生の中で、何か我慢してきたことはあるか? そう問われたイチローは、「僕、我慢できない人なんですよ」と語った。自分ができること、やりたいことを重ねてきたので、我慢している感覚はない、と。だが、他方でこんなことも言っていた。

「一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので。地道に進むしかない。進むというか、進むだけではないですよね。後退もしながら。自分がやると決めたことを信じてやっていく。でも、それは正解とは限らないわけですよね。間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど。でも、そうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない」

 ゲストが海外にある思い出の地を再訪し、自身の半生を振り返る『アナザースカイ』(日本テレビ系)。22日の放送では、MCの今田耕司が、若手の頃にダウンタウンらと仕事で来た韓国・釜山を訪れ、自身のこれまでを回想していた。

 大阪での駆け出し時代、すでに若者の間で人気の高かったダウンタウンと一緒に仕事をするようになった今田。当時は、ダウンタウンの子分のように立ち回り、2人の人気をかさに着て「オラオラ!」と偉そうにしていたという。しかし、ダウンタウンが東京に進出し後継番組を任されると、2人のようにうまく番組を回すことができない。天狗になっていた今田は、実力不足を思い知ることとなる。

 では、今田が現在のように数々の番組でMCを任される芸人となったターニングポイントは、どこだったのか? 今田自身、それはわからないという。自分は流されてきただけだ。求められてきたことをやっただけだ。番組を回せるようになったのも、場数を踏んで少しずつ慣れていっただけだ、とそっけない。

 しかし、他方で今田は「我慢」を信条としているとも話す。

「我慢とか、自然体の逆の不自然体っていう言葉を座右の銘にしてるんで。ボクの尊敬する人がそうやったんでしょうね、この世界入って。自由に振る舞ってるように見せてるだけで、やっぱ我慢されてるんやろうなって思いますけどね」

 自分がやりたいことをやり、我慢はしてこなかったというイチロー。尊敬する先輩の後ろ姿を見て、我慢してきたという今田。2人は対照的に見える。しかし、ダウンタウンという高みに憧れて芸人人生をスタートさせた今田は、そこに達せなかった挫折の経験を経て、地道な前進を続けてきた。その積み重ねの末に、周囲を魅了する自分なりのパフォーマンスへとたどり着く。両者の仕事への向き合い方は、案外近いのかもしれない。

 自分の肩書は何か? そう問われて、今田は答える。

「芸人です。漫才やってるわけでもないし、落語をやってるわけでもないから、やっぱり自分の中でちょっと、芸人って言うてええんかなっていうのもあんのよ。葛藤が。タレントなのかな。でも、やっぱり舞台は立っときたいから。やっぱりそこは芸人って言いたい」

 芸人であり続けるために、今日も今田は我慢している。

 イチローは語る。

「人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。あくまでも秤(はかり)は自分の中にある。自分なりにその秤を使いながら、自分の限界を見ながら、ちょっと超えていくということを繰り返していく。そうすると、いつの間にか、こんな自分になっているんだっていう状態になって。だから少しずつの積み重ねでしか、自分を超えていけないと思うんですよね」

 23日に、『やすとも×中川家の旅はノープラン2019』(読売テレビ)という番組が放送されていた。姉妹漫才師の海原やすよ・ともこと、兄弟漫才師の中川家の2組が旅をする関西ローカルの番組だ。

 今回は福岡の1泊2日の旅。糸島でインスタ映えする写真を撮ったり、直売所でソフトクリームを食べたり、太宰府天満宮でお参りしたりしていた。内容自体はよくある旅番組の感じなのだけれど、同期でプライベートでも親交があるという4人だけで展開されるトークは、いい感じでゆるい。中川家の弟の礼二が運転する移動中の車内で、兄の剛は普通に寝てたりしたし。

 が、1日目の夜、夕食の塩もつ鍋をつつきながら、後輩芸人から寄せられた質問に答えるコーナーになると、2組の会話は少し真面目なトーンに変わった。「2組が思う天才芸人は誰ですか? 勝てないと思う理由もお聞きしたいです」という質問に答えるときのこと。中川家の音弟・礼二は、次のように語った。

「こうやって質問いただいて悪いけど、無駄な時間やと思う。勝ち負けやなしに、自分のレールをつくったらええやん」

 他人と比べて頑張ることなどできないというイチローが、自分の中の秤を基準にしてきたように、他人と勝ち負けを比べるのは時間の無駄だという中川家もまた、自分たちだけのレールを引いてきた。ネタ選びで最も優先する基準は、自分たちが楽しいかどうか。だから、自分たちのネタがお客さんにハマらなかったとしても、「あきらめへんで」(剛)、「客があきらめるまでやる」(礼二)。

 他人と比べ、他人を超えるのではなく、自分の中の秤に照らし、少しずつ自分を超えていく。その結果、比類なきパフォーマンスに到達する。ときに、仲間とともに。ときに、我慢しながら。出川と今田が現在立っている場所もまた、これまで引いてきた自分だけのレールの先なのだろう。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

イチロー“引退”の最終打席、会見をブチ切った日テレにブーイングの嵐!

 MLB、シアトル・マリナーズのイチロー外野手が、21日に東京ドームで開催されたオークランド・アスレチックスとの開幕第2戦をもって電撃引退した。この試合の放映権をもっていたのは日本テレビだったが、肝心のイチローの最終打席も、試合後の記者会見の模様も地上波で流されることがなく、同局にブーイングの嵐が吹く格好となった。

 マリナーズは今季の開幕を日本で迎え、20日と21日に2連戦を行った。特に2戦目はイチローが9番ライトでスタメン出場。埼玉西武ライオンズから移籍した菊池雄星投手が先発で、メジャーデビュー戦。同局では、「イチローの日本での勇姿はおそらく最後」と大々的に謳っていた。

 両試合共、同局ではゴールデン帯で生中継。20日の第1戦は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)にとどまったが、21日の第2戦は“おそらく最後”とのあおり効果もあって、12.6%を獲得。昨今、読売ジャイアンツの公式戦でもなかなか2ケタ台が取れない時代に、MLBの試合で10%を超えたのは上出来といえた。

 しかし、問題は同局の配慮に欠けた対応だった。地上波での放送枠は午後7時から8時54分まで。試合開始の6時半から7時までと、8時54分以降はBS、CSで完全中継。同局としては、万全の体制を敷いたはずだった。

 ところが、試合途中にマリナーズが「試合後にイチローが記者会見する」とリリースし、ネットでは「イチローが第一線を退く」とのニュースが飛び交った。そうなると、この試合でイチローが引退するであろうことは十分予想できたはずだ。

 だが、同局では予定通り、地上波での生中継を8時54分で打ち切って、BS、CSにリレーしたため、イチローの現役最後の打席(8回表の第4打席)は地上波で流されず、視聴者は涙した。

 そして、極めつきは試合後の記者会見での対応への疑問だ。同局では、11時開始の『news zero』で、その模様を伝える算段だった。しかし、試合は延長戦に持ち込まれ、終了時間が遅くなったため、会見が始まったのは11時56分。『zero』では、会見の冒頭1分ほどで、ブチ切って、CMへと移り、番組は終了。その後、予定通り、11時59分からバラエティ番組が始まってしまった。

 この日の『zero』は、イチローの会見見たさで視聴率は10.9%まで跳ね上がり、久しぶりに2ケタを突破。前日(20日)の7.8%から大きく数字を上げていたが、同局にチャンネルを合わせていた視聴者を大いに失望させてしまったのだ。

 そのため、漁夫の利を得たのは、たまたまこの時間にニュース番組を放送していたフジテレビとテレビ東京だった。フジ『FNNプライムニュース α』は前日の2.7%から6.1%まで大幅アップ。テレ東『追跡LIVE!SPORTSウォッチャー』も前日の1.6%から2.9%までアップした。

「日テレとしては、BS、CSで完全カバーしたつもりなんでしょうが、地上波しか映らない家庭もあるでしょう。試合終了までとは言いませんが、せめてイチローが交代するまで地上波で延長中継していれば、視聴者から文句が出ることもなく、視聴率はもっとアップしたはず。会見の中継にしても、始まった早々、ブチ切って、延長なしでは視聴者が怒るのも無理からぬところです。引退が事前に分かっていたならば、このような対応はしていなかったのでしょうが、試合途中で、引退が予想される事態になっただけに、編成部の英断があれば、日テレの株は上がったはずなんです。ましてや、野球中継の後に放送されたのが、人気レギュラー番組の『秘密のケンミンSHOW!』ではなく、注目度の低い『★体感!奇跡のリアルタイム!九死に一生を体感SP』だったもので、なおさら、視聴者の怒りを買ったようです。『zero』の後の番組もしかりです」(テレビ局関係者)

 ネット上では「テレビの前で叫んだ。BSやCSに入っていないウチもたくさんあるんだから延長すべき!ましてや、後のバラエティ番組なんて、こんなときに、どうしても放送しなきゃいけないような番組じゃなかった」「こんな偉大な功績残した人の扱いがひどすぎ。『zero』直後のCM企業の印象がかえって悪くなる」「CMスポンサーの問題はあるけど、臨機応変な対応もときには必要。今回はそれくらいの出来事だったと思う」「テレビの使命は、本来はニュースを報道すること。試合中継は仕方ないけど、イチローのように世界で活躍した選手の会見を放送しないのは、放送局としての義務を果たしていない」などとして日テレにブーイングの嵐。

 一方で、BS、CSで見ることができた人は、「ほぼ完全中継した日テレに感謝」といった称賛の声が聞かれたのも事実。

 とはいえ、日テレは編成上の英断を下さなかったことで、多くの視聴者の怒りを買い、会見の中継をしたフジやテレ東の視聴率アップに貢献してしまったのは確かなようだ。
(文=田中七男)

ベッキー、“今カレ”片岡コーチとの熱愛成就のカギは「イチロー次第」!?

 読売巨人軍の片岡治大2軍コーチとの熱愛が発覚したタレントのベッキーが26日、自身のインスタグラムを更新、「ゆっくりと、しっかりと、歩んでいきます」と心境を綴った。

 球界きってのイケメンコーチと、一時は“ゲス不倫”で追い込まれながらも芸能界で活動する著名タレントのカップルには、多くの球界関係者からは「いつからあの2人はデキていたのか。現役を辞めているのにベッキーと付き合えるなんて、あり得ない!」などと、驚愕と羨望の声が上がっていたという。

 もっとも、気が早い同業者からは早くも“今オフ結婚”に期待を寄せる者もおり、フリーアナウンサーの宮根誠司は『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で「ひょっとしたら、(今年の)オフに結婚なんてこともあるかもしれない」と言及したほどだ。

 一方で、球界関係者の間で話題になっているのは2人がゴールインまでたどり着けるかどうかのカギを、あの超大物球界人が「握っているのでは?」ということだ。その人物とは、メジャーリーグ・マリナーズの会長付特別補佐を務めるイチローだ。

「イチローは以前、ベッキーがゲスの極み乙女。・川谷絵音と大変だった時期に『ベッキーは大丈夫なのか?』と芸能関係者に聞いて回り、最終的に笑福亭鶴瓶が主催の形で、2人が出席する食事会を開催。当時の対応に、ベッキーも後にバラエティー番組で感謝の言葉を残しています。となれば当然、今回の交際についてもなんらかの形で報告しているはず。野球界のしきたりや、野球指導者の妻の立ち居振る舞いについて、いろいろアドバイスを送ってくれるでしょう。イチローが、同じ“俊足巧打タイプ”だった片岡をどう評価しているのかも気になりますね」

 ベッキーとしては、またとないイケメン指導者との恋を成就させるべく、イチローという強力な援護射撃を得て前に進むしかない!?

至宝たちの落日……退団決定のイチローと松坂大輔、来季どこへ? 移籍による“経済効果”も

 イチロー(マイアミ・マーリンズ)と松坂大輔(福岡ソフトバンクホークス)という野球界の2人の至宝が、いずれも今季限りで所属チームを退団することが、ほぼ確定的になった。米国・日本で現役を貫く2人のビッグネームは、それぞれどのような道を歩むのか。

 今シーズンのイチローの成績は、はっきりと衰えを感じさせるものだった。打率は5月まで1割台を低迷し、代打、代走、守備固めとして136試合に出場したものの、最終的な打率は.255。代打でのヒット数27本は、大リーグ記録にあと1つに迫るものだったが、マーリンズは来季、イチローと契約しない方針を明らかにした。すでに日米でレジェンドとなっているイチローは来季、どこで戦うのか? スポーツライターは言う。

「普通なら引退してもおかしくない成績ですが、イチローはかねてより『50歳まで現役』と宣言しており、引退はないでしょう。ただ、あれだけの成績を残した選手ですから、マイナー契約は考えにくい。本命は古巣のシアトル・マリナーズでしょう。ここ数年のアメリカンスポーツでのトレンドが、あらかじめラストイヤーだと宣言するやり方です。2015年にはプロバスケットボールの大スター・コービー・ブライアントが、シーズン序盤で引退宣言し、さながらロックバンドの解散ツアーのごとく、アウェイでも歓待を受けました。野球界では昨年、ドミニカの英雄・デビッド・オルティーズが、引退発表したシーズンで打点王のタイトルを獲得するという離れ業を成し遂げました。こちらもいわば“凱旋イヤー”でした。イチローの今季の年俸は200万ドル(約2.3億円)ですから、来季は間違いなくそれ以下。イチローがシアトルに戻り、ラストイヤーだと宣言でもしてシーズンに臨めば、集客、グッズなどで莫大なマネーを生み出しますから、マリナーズとしても悪い話ではないでしょう。ただ、当の本人が“のる”とは思えませんが」

 一方の松坂は、イチローとは状況が違う。15年に3年12億円でホークスに入団した松坂だが、3年間で1軍登板はわずか1試合1イニング。チームからは兼任コーチ就任を打診されたものの、現役続行にこだわり、移籍先を探すつもりだという。そんな松坂の獲得に動くチームはあるのか?

「肩の状態が悪く、3年間で1軍登板が1試合だけの37歳のピッチャーにお金を出すチームはありません。彼を雇うことで、枠も1つ埋まるわけですし。ただ、松坂には絶大なネームバリューがあります。そこで候補に上がってくるのが横浜DeNAです。松坂は東京都出身ですが、横浜高校で甲子園春夏連覇を成し遂げ、地元民は今でも“おらが街のスター”という認識です。一方でDeNAは横浜スタジアムと合わせて、横浜市とスポーツ振興や地域経済活性化に向けた包括連携協定を今年から締結したばかり。今の松坂なら年俸は相当買い叩けますし、いったん獲得すれば、引退した後も横浜OBとして地元で活躍する場があるでしょう」(同)

 本来なら2人とも「ハイ、さようなら」のはずだが、ワガママが許されるのも大スターゆえ。ただ、雇う側は雇う側で、しっかりソロバンをはじくことだけは間違いないようだ。

至宝たちの落日……退団決定のイチローと松坂大輔、来季どこへ? 移籍による“経済効果”も

 イチロー(マイアミ・マーリンズ)と松坂大輔(福岡ソフトバンクホークス)という野球界の2人の至宝が、いずれも今季限りで所属チームを退団することが、ほぼ確定的になった。米国・日本で現役を貫く2人のビッグネームは、それぞれどのような道を歩むのか。

 今シーズンのイチローの成績は、はっきりと衰えを感じさせるものだった。打率は5月まで1割台を低迷し、代打、代走、守備固めとして136試合に出場したものの、最終的な打率は.255。代打でのヒット数27本は、大リーグ記録にあと1つに迫るものだったが、マーリンズは来季、イチローと契約しない方針を明らかにした。すでに日米でレジェンドとなっているイチローは来季、どこで戦うのか? スポーツライターは言う。

「普通なら引退してもおかしくない成績ですが、イチローはかねてより『50歳まで現役』と宣言しており、引退はないでしょう。ただ、あれだけの成績を残した選手ですから、マイナー契約は考えにくい。本命は古巣のシアトル・マリナーズでしょう。ここ数年のアメリカンスポーツでのトレンドが、あらかじめラストイヤーだと宣言するやり方です。2015年にはプロバスケットボールの大スター・コービー・ブライアントが、シーズン序盤で引退宣言し、さながらロックバンドの解散ツアーのごとく、アウェイでも歓待を受けました。野球界では昨年、ドミニカの英雄・デビッド・オルティーズが、引退発表したシーズンで打点王のタイトルを獲得するという離れ業を成し遂げました。こちらもいわば“凱旋イヤー”でした。イチローの今季の年俸は200万ドル(約2.3億円)ですから、来季は間違いなくそれ以下。イチローがシアトルに戻り、ラストイヤーだと宣言でもしてシーズンに臨めば、集客、グッズなどで莫大なマネーを生み出しますから、マリナーズとしても悪い話ではないでしょう。ただ、当の本人が“のる”とは思えませんが」

 一方の松坂は、イチローとは状況が違う。15年に3年12億円でホークスに入団した松坂だが、3年間で1軍登板はわずか1試合1イニング。チームからは兼任コーチ就任を打診されたものの、現役続行にこだわり、移籍先を探すつもりだという。そんな松坂の獲得に動くチームはあるのか?

「肩の状態が悪く、3年間で1軍登板が1試合だけの37歳のピッチャーにお金を出すチームはありません。彼を雇うことで、枠も1つ埋まるわけですし。ただ、松坂には絶大なネームバリューがあります。そこで候補に上がってくるのが横浜DeNAです。松坂は東京都出身ですが、横浜高校で甲子園春夏連覇を成し遂げ、地元民は今でも“おらが街のスター”という認識です。一方でDeNAは横浜スタジアムと合わせて、横浜市とスポーツ振興や地域経済活性化に向けた包括連携協定を今年から締結したばかり。今の松坂なら年俸は相当買い叩けますし、いったん獲得すれば、引退した後も横浜OBとして地元で活躍する場があるでしょう」(同)

 本来なら2人とも「ハイ、さようなら」のはずだが、ワガママが許されるのも大スターゆえ。ただ、雇う側は雇う側で、しっかりソロバンをはじくことだけは間違いないようだ。

恋愛で勝つ女のテクニックとは? “プロ彼女”と、戦う男の手法に見る共通点

<p> キャッチフレーズは、「二千五百年分の恋愛バイブル。」である。有史以来、恋だの愛だのについて書き記されてきたものは数えきれないほどある。しかし、このたび発行された新刊『女子の兵法』(セブン&アイ出版)の著者・佐伯紅緒(さえき べにお/小説家・脚本家)さんが着目したのは、男たちの戦い方について記された書。古代中国の『孫子の兵法』『兵法三十六計』といった兵法書から、宮本武蔵、黒田官兵衛、ブルース・リー、イチローといった、古今東西の戦う男たちが残した言葉の数々までを材に取っている。一見、恋愛とは遠いところにあるように見えるが……?</p>

恋愛で勝つ女のテクニックとは? “プロ彼女”と、戦う男の手法に見る共通点

<p> キャッチフレーズは、「二千五百年分の恋愛バイブル。」である。有史以来、恋だの愛だのについて書き記されてきたものは数えきれないほどある。しかし、このたび発行された新刊『女子の兵法』(セブン&アイ出版)の著者・佐伯紅緒(さえき べにお/小説家・脚本家)さんが着目したのは、男たちの戦い方について記された書。古代中国の『孫子の兵法』『兵法三十六計』といった兵法書から、宮本武蔵、黒田官兵衛、ブルース・リー、イチローといった、古今東西の戦う男たちが残した言葉の数々までを材に取っている。一見、恋愛とは遠いところにあるように見えるが……?</p>