「スピリチュアル」はナショナリズムと合体するのか? 橋迫瑞穂氏インタビュー

『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』(集英社新書) パワーストーン、オーラソーマから布ナプキンまで、「スピリチュアル系」と呼ばれるグッズやサービスはいまや一大市場を築き上げ、必ずしも神秘体験を求めない人も気軽に購入するまでになっている。とくに大きな消費層の一つとなっているのが妊娠・出産を迎えた女性たちで、活況の一方で健康被害が懸念されるものも少なくない。

 なぜ母親になろうとしている人たちは、スピリチュアルを切実に求めるのか。宗教社会学者である橋迫瑞穂さんによる『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』(集英社新書)は、実際の「スピリチュアル市場」を調査した経験と、数々の文献からその背景を読み解いた一冊だ。

 インタビュー前編では「スピリチュアル」の歴史的経緯と、しばしば目にするスピリチュアルとナショナリズムとの接近について話を聞いた。(聞き手・構成/柳瀬徹)

橋迫瑞穂(はしさこ・みずほ)
1979年、大分県生まれ。立教大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程後期過程修了。立教大学社会学部他、兼任講師。専攻は宗教社会学、文化社会学、ジェンダーとスピリチュアリティ、宗教社会学、文化社会学。また、小説やゲーム、マンガなどのサブカルチャーについても研究している。著書に『占いをまとう少女たち――雑誌「マイバースデイ」とスピリチュアリティ』(青弓社)がある。写真:(C)野本ゆかこ
そもそも「スピリチュアル」とは?
――まず「スピリチュアル」「スピリチュアリティ」という言葉は、具体的には何を指しているのでしょうか?

日本で「スピリチュアル」という言葉が一般に広まった契機の一つは、2000年代に「スピリチュアル・カウンセラー」を名乗る江原啓之氏がメディアに登場し、パワースポットやオーラといったものに注目が集まったことにあります。グッズなどのコンテンツ、「すぴこん」「癒やしフェア」といったイベントが各地で開催され、大きな市場が形成されていることはご存知の通りです。やや侮蔑的なニュアンスで、「スピってる」などという言葉もよく耳にすることと思います。

――「スピ系」などといわれることもありますね。

はい。宗教社会学では、このような現象を「スピリチュアル」ではなく「スピリチュアリティ」と呼び、宗教との異同をひとつの軸にした理解をしています。

――神秘的な体験や、科学では説明できない事象を信じ、価値を見出すという点では、宗教とスピリチュアリティとの共通項は多そうですが、明確な違いはあるのでしょうか?

現在も議論が進んでいることもあり、一言で説明するのは難しい側面があります。ただ、日本の場合は新宗教や新新宗教が発生した経緯を整理すると、わかりやすいと思います。

19世紀初めから現れ始めた天理教、大本教、創価学会などの「新宗教」は、貧困からの脱却や病気の治癒、家族・親族内の争いの解決など、現世利益の実現を教義の主眼としていました。都市化の進行により、かつてよりも人間関係が希薄になるなかで、新宗教が個人や家族で解決しきれない問題や不安に対応してきたといわれています。

戦後になり、高度経済成長を経た頃には、貧困や病苦といった具体的な問題よりも、原因のはっきりしない不安や寂しさといった心の問題に悩む人が増えてきます。1970年代以降の宗教ブームで登場したエホバの証人、真如苑、オウム真理教など「新新宗教」は、新宗教よりも個人主義的色彩が強く、瞑想などを通じて神秘的な体験を得ることを主眼としていました。ただし、新新宗教と新宗教に明確な差異はないとする立場の議論もあります。

これに対し、1970年代以降に広がったのが「精神世界」などと呼ばれるムーブメントです。なかでも、アメリカ発のニュー・サイエンスやヒッピーカルチャーなどに影響を受けた神秘思想は、教団などの大規模な組織化を志向せず、書籍などのメディアを介在して個人主義を志向する人たちに広まりました。また、異なる社会背景や時代によってさまざまに変化してきたのも特徴です。

こういったムーブメントを宗教社会学では「新霊性文化(新霊性運動)」と呼んでいます。この本での「スピリチュアリティ」の定義は、新霊性文化とほぼ重なります。

――1980年代にはUFO、超能力やコックリさん、あるいは口裂け女などの都市伝説も流行しましたが、これらも新霊性文化に入るのでしょうか?

新霊性文化には、宗教団体の教義ほど統一されたものではありませんが、ある種の世界観や人間観があり、オカルトや占い・おまじないなどの大衆文化とは区別されていますね。ただ、大衆文化と新霊性文化を区別することなく、自らの世界観を構成している人も多いので、完全に両者が分かれているわけでもないですね。

「否定されないコミュニティ」を求める女性たち
――スピリチュアリティが2000年代以降にどんどん市場化していくなかで、とくに女性の妊娠・出産にまつわるコンテンツが一大市場を成すようになった、とご著書では書かれていいますが、母親になろうとする人たちがスピリチュアリティに惹かれる理由はどこにあるのでしょうか?

「子どもを生む」という大きな選択を、100%肯定してくれるからなのかなと思います。女性個人のキャリアの面から見ると、子どもを生むことは残念ながら大きなリスクとなりますし、専業主婦として子どもを産めばその人の人生ではなく「妻」「母」「嫁」として残りの人生を生きていくことを覚悟しないといけない。少しずつ社会の価値観も変わってきているとはいえ、社会的にも経済的にも決心を必要とする選択肢であることに違いはありません。

こういった社会のありように異議申し立てをしてきたのがウーマン・リブ運動や、フェミニズムです。ところが、それらの言説の多くは出産に否定的で、むしろ出産をしないことが新しい女性の生き方であるように語られることもありました。女性の権利を大事にしつつ、伝統的な家父長制家族ではない家族のなかで子育てをしたいという思いを正当化する言説は、今の社会のなかになかなか見当たらないのが現実なのだと思います。

――少子化もあり、お母さんどうしの緩やかなコミュニティをつくるのも難しそうですね。

私は子どもがいないのであくまでも友人などからの伝聞ですが、ママ友コミュニティも大変で、自己犠牲を強いられる場面も多いと聞きます。その点、スピリチュアル系のコミュニティは優しくお互いを肯定し合って、批判をすることはほとんどないようです。スピリチュアル系のSNSを覗くと、今日は子どもと公園に行って、夕日が綺麗でパワーをもらいました」という日常の話にオーラなどのスピリチュアルな言葉が入っていたり、ヒーリングや代替療法の話につながっていく。コメント欄には肯定的な内容が主です。

そういうやりとりが続く中で、「ああ、アトピーにはねー、●●っていうレメディ(ホメオパシーで用いられる薬)が効くよー」「いいよねー」「いいよねー」みたいに、ナイーブなところにすっとスピリチュアリティが悪意なく入り込む。社会学では共通の趣味でつながる関係性を「趣味縁」と呼ぶのですが、スピリチュアル系ママ友コミュニティは趣味縁よりもさらにナイーブな領域にまで踏み入っていく傾向がありますね。

――それだけ、子どもを生み、育てようとしている女性たちが孤独を感じ、人とのつながりを切実に求めているということですね。

ええ。私は宗教研究をしてきましたが、宗教はオウム真理教の例が挙げられるように暴力的な側面のある、「あぶないもの」でもあると思っています。スピリチュアリティについても、「毒にも薬にもならないもの」だとはまったく思っていません。実際に健康問題や金銭問題なども起きています。

ただ、女性を取り巻く社会的な不公正を背景にして、切実な思いで成立している文化やコミュニティのあり方を、科学や医学、あるいは女性の権利といった言説で頭ごなしに批判したところで、現実がよくなるとは思えません。

なぜナショナリズムと相性がいいのか
――スピリチュアリティに傾倒する著名人も多いですが、その筆頭が安倍元首相夫人の昭恵さんです。昭恵さん自身に一貫した政治思想があるとは考えにくいのですが、スピリチュアリティに傾倒していった芸能人がいつの間にか国粋主義的な言動を行っているなど、ナショナリズムとスピリチュアリティの合流もしばしば目にします。

私が「すぴこん」などのイベントに最も出入りしていた約10年前は、ナショナリズムに傾斜したコンテンツはほとんど見ませんでした。当時流行っていたのは「ハワイ」で、フラダンスをきっかけにスピリチュアルの世界に入った人は吉本ばななさんの例が挙げられるように、とても多かったんです。イベント会場の周りでフラっぽい格好をした人を探してついていけば、方向音痴の私でも会場までたどり着けたので助かりました(笑)。

ところがその2~3年後から、スピリチュアルとナショナリズムの接近が目立つようになりました。それまでは、スピリチュアル系のイベントでは新しいコンテンツの人気が高く、人気がなかったのは『ムー』なんかのオカルト系や、船井総合研究所のブースだったんです。「ああー、昔あったよね」みたいな反応で、正直言って相手にされていなかった。ところが、船井総研は安倍昭恵さんとも仲良くなって、スピリチュアル系団体として一気にリバイバルしましたよね。私はかなり見くびってしまっていましたが、老舗の底力を見た気がしました。とはいえスピリチュアリティにとっての保守主義は「国家」というよりも、「土地」に根ざしたものとして、日本の良さを再発見するためのコンテンツになっているという印象です。

スピリチュアリティはやはり「私」に向かう性質のもので、「私」を犠牲にしてまで「国」に尽くすという方向性には行かない気がします。国家や伝統が「私」を補強してくれるなら喜んで受け入れるけど、「私」が「国」を補強しなくてはならないのだと言われても「なんで?」となるのではないでしょうか。そういう意味では、ナショナリズムとスピリチュアリティがどれだけ接近しても、完全には交わらないだろうという気がしています。(後編「フェミニズムから切り離された『スピリチュアル』」に続く)

『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』(集英社新書)

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男性版モナ・リザが13万円から510億円?映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』

 絵画(アート)の世界は面白い。そのことを「一時は13万円で落札された絵に510億円の値がつけられる」衝撃の事実から教えてくれるのが、2021年11月26日より公開されているドキュメンタリー映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』である。

 天文学的な値段で売り買いが行われる絵画は、言うまでも…

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宮迫博之の長男、父に「馬乗りで殴られた」告白にネットドン引き? 「怖い」「浮気した自分が悪いのに」の声

 タレント・宮迫博之の長男で、お笑いコンビ・フライドポテトの藤井陸が、11月22日放送のラジオ番組『さらば青春の光 東ブクロの学生芸人YOAKEMAE』(ラジオ関西)に出演。YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」での親子共演を、宮迫から何度も打診されていることを告白した。

 小学校の頃から芸人を志していた藤井は、中学時代に幼なじみの山口将とコンビを組み、高校時代は『お笑いインターハイ2017』など複数のお笑いコンテストで優勝。大学生となった現在は、専修大学のお笑いサークルに籍を置きながら、芸能事務所・K-PROに所属し、プロ芸人としても活動している。

「『藤井』は母親の旧姓だそうで、2018年に吉本興業主催の“高校生No.1漫才師”を決めるイベント『ハイスクールマンザイ』に関東地区代表として出場した際も、宮迫の息子であることを隠している様子でした。ちなみに、藤井は11歳の頃、アメリカのSFアクション映画『リアル・スティール』(11年)のCMナレーションで宮迫と親子共演を果たしており、当時『宮迫の長男が芸能界デビュー!』などとメディアで報じられ、話題になりました」(芸能ライター)

 今回のラジオ出演で、宮迫の息子であることを「ずっと隠して(芸人活動を)やる予定だった」と明かした藤井。宮迫が父であると世間に露見した経緯については、「あまりにも事件が重なりすぎて、バレちゃったんですよ。ネットニュースで」と、17年に一部週刊誌がスクープした宮迫の不倫疑惑などが原因でだったと振り返った。

 そんな宮迫とは現在「仲は良い」そうだが、一緒にお酒を飲んだ際には宮迫がお笑いについて熱く語りだすことがあり、藤井は父のお笑い論を「あんまり聞き入れたくない」と思っているため、決まってケンカになってしまうという。過去のケンカで、藤井が「浮気したくせに」と言い返した際には、宮迫から「馬乗りになって殴られた」こともあったそうで、家庭内で不倫の話題は「タブー」になっているとか。

 また、藤井はこれまで、宮迫から「ちょっとYouTube出てみいへんか?」「オモロイと思うねん。一緒に漫才やろうや」と、自身のYouTubeへの出演を「5回くらい」打診されたとか。だが、そのたびに断っているといい、「(漫才の)ネタまで持ってこられたんですよ。それ見て、ちょっと引いちゃった」「おやじが作ったエンタメに乗りたくない」と、YouTube出演を拒絶している理由を正直に語った。

「フライドポテトの一般認知度はまだまだ低いものの、父親の知名度を利用することなく活動している藤井に、ネット上では『宮迫さんのYouTubeに出れば大きな話題になるのに、あえてそれをしない陸くんって偉い!』『純粋にお笑いが好きなんだろうな。お父さんの力を借りずに、ぜひとも売れてほしい』と称賛する声が上がる一方で、『宮迫親子の漫才見たいなあ』『フライドポテトの2人に、宮迫チャンネルに出てほしい』との要望も寄せられています。加えて、藤井の『馬乗りで殴られた』という告白には、『宮迫って家族にそんなことしてるの? 怖い』『浮気した自分が悪いのに、ひどすぎない?』とドン引きする人もいるようです」(同)

 なお、宮迫は7月に妻と行ったYouTube生配信で、藤井との親子共演について「(息子は)自分の力でやりたいって気持ちが強いので、出てくれない」と明かし、「いつか本人がね、自力で頑張って売れたりとかしたら、一緒に出ることがあるかもしれません」と可能性について語っていた。

「宮迫のYouTubeチャンネルは現在、チャンネル登録者数140万人を記録(11月26日時点)しており、8月の143万人から緩やかに下降線をたどっている状況。同月には蛍原徹とのコンビ・雨上がり決死隊を解散し、テレビ復帰は絶望視されています。以前までの“大物タレント”というイメージが薄れつつあることも、視聴者離れの一因でしょう。そんな不安定な状況のため、宮迫は家族をYouTube動画に総動員させている“カジサック”ことキングコング・梶原雄太のように、長男を巻き込んで自身のYouTubeチャンネルを盛り上げたいと考えているのかもしれません」(同)

 コンビ解散以降、“視聴者離れの加速”が懸念されている宮迫。蛍原という相方が離れてしまった今、“息子にもすがる思い”といったところだろうか。

『チコちゃんに叱られる!』意図が不明すぎる「第2の川合俊一オーディション」を開催!?

『チコちゃん』で久々のヒット! 黒ピアノを世界の主流にしたのは日本の湿気だった

 11月19日放送『チコちゃんに叱られる!』(NHK)で取り扱ったテーマがなかなか良かった。この日最初に出題された質問は、「ピアノってなんで黒いの?」である。同番組は2019年に「ピアノの鍵盤はなんで白と黒なの?」(正解は「お金持ちの見栄のせい」)というテーマを取り扱っ…

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キアヌ・リーブス、親友リヴァー・フェニックスの名前に死後28年たっても言葉を詰まらせ……

 米男性誌「エスクァイア」最新号の表紙を飾った俳優キアヌ・リーブス(57)が、同誌のインタビューで、これまで映画で共演してきた役者たちを回想。28年前に急逝した親友リヴァー・フェニックスへの想いに言葉をつまらせるなど、飾らない彼の人柄がにじみ出ていると話題になっている。

 このインタビューは、22日に「エスクァイア」公式YouTubeチャンネルで公開されたもの。カメラの前に座り、iPadに表示された質問に次々と答えていくというスタイルで、キアヌは一つひとつ丁寧に答えていった。

 3年前に、ウィノナ・ライダーが「映画『ドラキュラ』(92)の撮影でキアヌと挙げた結婚式は本物よ。監督が正真正銘のルーマニア人司祭を呼んで、ちゃんとした式を執り行ったの。だから私は彼と結婚しているわけ。あの日からずっとね」と告白したことについて、「厳密に言うと、どうなのか?」と聞かれたキアヌ。すると、「ウィノナがそう言ってる。(同作を監督した)フランシス・フォード・コッポラもそう言ってる。ってことは結婚しているんだと思う。神さまから見てね……」と真剣な表情でコメント。

 オファーを断り続けているマーベル作品に今後出演する可能性については、マーベルを大絶賛した上で「彼らの一員になれればクールだよね」と大人な対応。

 代表作『マトリックス』(99)は人生を変えた作品だと感謝し、アクション映画で披露しているマーシャル・アーツについては「習得はしていないよ」「自分がしているのはフィジカル・アクティング、フェイク・ファイトだ」と謙遜。世界的なマーシャル・アーティストや素晴らしいスタントたちと一緒に仕事をするという幸運に恵まれて光栄だと、にっこりほほ笑んだ。

 「90年代に出演した作品の中で一番のお気に入りは?」という質問に対しては、作品リストを眺めながら「どれも思い入れがあるんだ」とコメント。親友だったリヴァー・フェニックスと共演した、若き男娼たちの苦悩を描いた『マイ・プライベート・アイダホ』(91)のタイトルが出てきた時には、「リヴァー……」と言葉を詰まらせ、悲しそうな表情で唇に当てた指をリヴァーの写真に当ててキスを送った。

 『ハートブルー』(91)で共演した故パトリック・スウェイジについての思い出を教えてほしいという質問にも、まず深く深呼吸をし、「美しい人だった。素晴らしいアーティストで、ひたむきで、多くのものを与えてくれる情熱的な人だったよ」と敬意を払い、指を唇に当ててパトリックの写真にもキスを送った。

 映画『ビルとテッド』シリーズで共演した大御所コメディアン、故ジョージ・カーリンについては、「伝説的な人物でもあったよね」と述べ、「自分はめったにサインをねだらないタイプの人間なんだけど、彼のサインは欲しくて頼んだんだ。そしたら『キアヌへ、フ〇ック・ユー!』って書いてくれてね。素晴らしいだろ」と爆笑した。

 Netflixで配信中の『いつかはマイ・ベイビー』(19)で演じた、“性格の悪いキアヌ”というキャラクターについては「好きなようにやらせもらってね。最高に楽しかったよ」と回想。

 そして『スピード』(94)や『イルマーレ』(06)で共演したサンドラ・ブロックとの再共演の可能性を聞かれると、「ぜひ」とにっこり。女性歌手ポーラ・アブドゥルの「あふれる想い(Rush Rush)」(91)のミュージックビデオに出演した時のことについては、「クレイジーだよね! ポーラの唇にキスしたんだぜ! クレイジーだけど、クールだよね」とほほ笑んだ。

 キアヌは最後に「エスクァイア」と「ここまで見てくれた人たち」に感謝の気持ちを述べ、インタビューは終了。動画は26日13時現在で4,200を超える「いいね!」を獲得し、コメント欄には「本当に誠実な性格」「飾らない人柄が大好き」といった声が430件以上書き込まれている。

 Twitterでも「キアヌの誠実でいい人すぎる性格が表れたインタビューだ」と話題に。リヴァーの写真を見た時の表情が悲しみにあふれており、「つい最近リヴァーを亡くしたようなキアヌの反応に、胸が締め付けられた」といった声も多く上がっている。

嵐・櫻井翔、“最後の晩餐”明かすも「絶対ダメ」とおぎやはぎ・小木博明に非難されたワケ

 嵐の櫻井翔と有吉弘行の冠番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)。11月25日放送では、櫻井が“最後の晩餐”をめぐり、ゲストとバトルする場面があった。

 この日、“夜会ハウス”を訪れたのは、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明とアンジャッシュの児嶋一哉。さらに、ぼる塾から田辺智加ときりやはるかも登場した。

 芸能界でも屈指のスイーツ好きとして知られる田辺は、手土産として「ザ・グラン銀座」というお店の「苺のミルフィーユ」と、「マリアージュフレール」の「マルコポーロ」という紅茶を持参。全員で絶品スイーツを味わった後、番組のアンケートなどで、「最後の晩餐を決められない」という田辺の相談に乗ることに。候補のもつ鍋やジェラート、ババロアを試食しながら、櫻井も自身の“最後の晩餐”について明かす場面があった。

 櫻井は、「これくらい(手のひらサイズ)でいいから、ギットギトこってり系ラーメンの、あの店、この店、その店、あの店のやつを10個くらい」と、お気に入りのラーメンをいくつも食べたいと告白。しかし、児島から「それあり!?」とツッコまれ、小木も「それダメよ!」と断罪。

 対する櫻井は、真顔で「おかしくない」と主張したが、小木は頑なに「ダメよ、それは絶対ダメ!」と譲らず。櫻井が「最後の晩餐だからなんでもわがまま聞いてもらえる……」と必死にアピールしたものの、小木は「関係ねーよ、ダメ」「よくそんな発想でいられたな」とはねのけていた。

 こうして全否定を食らった櫻井は、不服そうに小木を睨みつけながらも、「わかった、わかった! じゃあ札幌に行って、(新千歳)空港のラーメン横丁を巡りますよ」と方針を変更。しかし、児島からも「巡っちゃダメ」と非難され、再び仏頂面に。

 最後のダメ押しで、「じゃあハンバーガー屋さんに行って、ハンバーガーと、チーズバーガーと、テリヤキバーガーと……っていうのはいい?」と提案したが、小木から「いや、ダメなのよ。1種類なの」と止められて、納得できない様子の櫻井は首をかしげていた。

 ネット上では視聴者から、「小木さんvs櫻井翔おもしろすぎ」「最後の晩餐だからわがまま聞いてもらえる、って考えの櫻井翔さん、あまりにも可愛すぎる」「すねる翔さんが、子どもみたいだった」「小木さんにダメ出しされる櫻井翔くんが貴重で可愛い」などと反響が続出。中には、「ダメ出ししてくれたおかげであんなに可愛らしい拗ねた顔が見れたよ 小木さん児嶋さんありがとうございます」と感謝する声も寄せられていた。

ゆうこりんにDJ松永…芸能人が苦悩を語る「心の痛みをさらけ出しまショー」の時代

 テレビで涙を流す人を、やたらと目にするような気がする。

 小倉優子が、「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)で占い師の村野弘味に、過去数年間の運気の悪さを指摘され、つらい思い出がフラッシュバックしたらしく、涙を流した。占い師によれば、2015年の引っ越しが「大凶転居」であり、19年の引っ越しも「最悪」だったとか。ゆうこりんも思い当たるフシがあるらしく、ハッと表情を…

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芸能界生き残りに必死? 浅田舞、『金スマ』社交ダンスの裏で“別のダンス”にも挑戦!

 元フィギュアスケート選手でタレントの浅田舞が11月20日、自身のSNSで「金スマを見てくださった皆様、ありがとうございました!!! 憧れだった社交ダンス、素敵なご縁により挑戦させていただくこととなりました」と、前日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で明かされた社交ダンス企画への挑戦を報告した。

「もともと浅田の両親は社交ダンスをしていたそうで、以前か…

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人気漫画の実写ドラマ、「設定ガン無視」キャストに批判! 松坂桃李、Snow Man出演作にも苦言

 Twitterで大きな話題を呼んだ銀泥原作の漫画を実写化した連続ドラマ『パティシエさんとお嬢さん』(テレビ神奈川ほか)のメインビジュアルが、11月24日に解禁された。来年1月の放送に先立って主要キャストが出揃ったものの、ネット上では「設定ガン無視」「原作へのリスペクトがない」などと、批判の声が飛び交っている。

 同作は、恋に奥手なパティシエと、毎週金曜日にケーキを買いに来るお嬢さんを中心としたラブコメディ。実写ドラマでは、主人公のパティシエ・奥野丈士役を『ミュージカル 刀剣乱舞』シリーズなどに出演する崎山つばさが、ヒロインの“お嬢さん”こと波留芙美子役を映画『ハニーレモンソーダ』(2021年)出演の岡本夏美が務める。

「原作では、“ふくよか”なお嬢さんと“筋肉質”なパティシエの恋愛模様が描かれており、作者の銀泥氏はニュースサイト『コミックナタリー』のインタビューで、『痩せて見えることはないように、描く上では特にほっぺのぷにっとした輪郭を気をつけています』『毎週6個とかケーキを買い続けてる女の子が、痩せていたら違和感があるかな』などと、特にお嬢さんの体形にはこだわりがあることを明かしていました」(芸能ライター)

 しかし、お嬢さんを演じる岡本はモデルとしても活躍しており、原作キャラクターとは似ても似つかないルックス。そのため、ネット上では原作ファンから「お嬢さんのイメージが全然違う。なんでこうなった?」「原作キャラの雰囲気が1ミリもない。俳優さんたちは悪くないけど、設定ガン無視で悲しい」「原作へのリスペクトが感じられなくてガッカリ。作者のこだわりくらい遵守してよ……」などと、落胆や批判の声が続出している。

 『パティシエさんとお嬢さん』のみならず、漫画やアニメの実写化は、こうした批判を浴びがちだ。

「例えば、昨年1月に清野菜名と松坂桃李のダブル主演で、スタジオジブリのアニメ映画『耳をすませば』の10年後を描くオリジナルストーリーを実写化すると発表されましたが、原作ファンから『夢が壊れるからやめて!』『名作に傷をつけるようなことするな』などと、不満の声が噴出。また、来年3月25日公開のSnow Man主演の実写映画『おそ松さん』も、アニメファンから『実写化というか、ジャニーズファンのための映画って印象』『明らかにコケそう』といった冷ややかな反応が見られました」(同)

 『パティシエさんとお嬢さん』も、原作ファンから歓迎されない実写化の一つになってしまったようだが、放送後に評価を覆すことはできるのだろうか?

『相棒』反町隆史卒業に「余計な演出しなければ続投も……」とファン憤慨!? 視聴率低下は“VR展開”が原因?

 現在放送中の連続ドラマ『相棒 Season20』(テレビ朝日系)をもって、主人公・杉下右京(水谷豊)の相棒・冠城亘役を長年演じている反町隆史が卒業すると発表された。ネット上には反町がいなくなることを惜しむ書き込みのほか、「番組サイドが余計なことをしなければ……」という嘆きや憤りの声も出ているようだ。

 2000年に放送を開始した『相棒』シリーズは、杉下とその相棒が事件を解決していく刑事ドラマ。初代相棒は亀山薫(寺脇康文)、2代目は神戸尊(及川光博)、3代目は甲斐享(成宮寛貴/16年に芸能界を引退)という顔ぶれで、反町演じる冠城は15年スタートの『season14』から登場。ネットユーザーからは、「冠城も右京さんの良い相棒だったから、寂しくなるなあ」「冠城が反町さんで良かった」とのコメントが集まっている。

「杉下の相棒は数年ごとに入れ替わってきたため、ネット上には早くも次の相棒候補や、出演を希望する俳優の名前が書き込まれており、生田斗真や綾野剛、田中圭、成田凌など多くの名前が挙がっている状況。しかし、主役の水谷が来年70歳を迎えることもあり、反町とともに卒業、つまりドラマ自体が終了するのではないか……と伝えるメディアもあるため、『相棒』ファンから心配の声も寄せられています」(芸能ライター)

 ちなみに、11月17日に放送された『Season20』第6話は、反町が出演するようになって以降、最低視聴率となる11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したが、ネット上では「視聴率低下はキャストのせいじゃない」「明らかに制作側の問題」といった指摘が噴出している。

「たしかに『Season20』自体、これまでのシリーズと比べるとやや低めの視聴率を記録していますが、そもそも昨年の『season19』から採用されたVR(バーチャルリアリティ)を取り入れた展開が大不評なんです。杉下と冠城が現実世界と仮想空間を行き来しながら事件の真相を究明していくという斬新な設定ではあるものの、ネットユーザーからは『VRの演出がダサい上に、ドラマとしてもつまらない』『VR使って面白くなるなら良いけど、どう見ても失敗だよ』『これ本当に「相棒」? と疑うレベルでつまらん』などとブーイングが続出。『相棒 VR』というキーワードでネット検索すると、Googleではサジェストに『ひどい』が、Yahoo!では『つまらない』が出るほどです」(同)

 それにもかかわらず、『Season20』になっても“VR捜査”はなくならなかった。

「こうした作風の方向転換が視聴率低下を招き、また反町の卒業につながったのではないか……と考えるファンもいて、『VRを提案、採用した制作スタッフたちが悪い』『余計な演出をしなければドラマは好評のまま、反町さんも続投できたかもしれないのに』などと憤慨しています」(同)

 「このままドラマが終わったら悲しい」という意見もあるだけに、反町卒業まで、せめてVR捜査なしのストーリー展開に期待したいものだ。