オダギリジョーは「テレビドラマの異物」? 朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で注目集める存在感

 現在放送中のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。祖母・母・娘と3世代の女性たちがバトンをつなぐ「ファミリーストーリー」で、昭和から令和まで3つの時代を順番に描いていく。

 1月31日からは「ひなた編」がスタート。 前週まで続いた「るい編」のヒロイン・雉真るい(深津絵里)の娘であるひなた(川栄李奈、幼少時代・新津ちせ)が、どのような人生を歩んでいくのか、今後の展開を楽しみにしている視聴者は多いようで、同日の世帯平均視聴率は番組最高の18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。

 そんな中で今、特に注目を集めている人物といえば、るいの夫であり、ひなたの父親・大月錠一郎だ。「るい編」から引き続きオダギリジョーが演じており、ネット上では連日のように錠一郎の愛称「ジョー」という単語が飛び交っている。

 ジャズトランペット奏者として活躍していたものの、謎の病気によって演奏ができなくなってしまった錠一郎。るいとの結婚を機に京都へ移住し、回転焼屋「大月」を開店するが、店はほぼるいが切り盛りしているため、錠一郎は無職の状態だ。

 2月2日の放送では、るいの第2子妊娠がわかったため、視聴者から「このままじゃ家計がやばい。ジョーは早く働いて!」「回転焼屋だけで家族4人やっていける?」などと心配の声が寄せられた。

 家族の今後を左右する重要な人物を演じるオダギリだが、実は今回が朝ドラ初出演。登場した当初は「朝ドラのイメージないけど、大丈夫?」「オダギリジョーは朝ドラ向きではないような……」といった声も見られたものの、回が進むにつれて「大月錠一郎はオダギリさんにしか演じられないぐらいハマり役!」「昔はクセの強い俳優だと思ってたけど、朝ドラにもピッタリで驚いた」などと、オダギリの演技を評価する声が増えている。

 しかし、かつては“低視聴率男”と言われた時代も。12年4月期に主演した『家族のうた』(フジテレビ系)は、日曜午後9時の放送枠だったにもかかわらず、第4話で3.1%まで落ち込んで打ち切りに。15年10月期には水曜午後11時53分スタートの枠で『おかしの家』の主演を務めたが、こちらも第5話で1.8%を記録するなど、“大爆死”を遂げた。

 そんなオダギリについて、ドラマ評論家の成馬零一氏は以前、サイゾーウーマンのコラムで「テレビドラマにおいて、オダギリの自然な演技は、実は危険な異物なのだ」と評していた。“低視聴率男”から“朝ドラ俳優”として注目を集めるまでの間、オダギリはテレビドラマにおいてどのような存在だったのだろうか? 『カムカムエヴリバディ』で注目を集める今、同記事を再掲する。
(編集部)

(初出:2014年5月14日)

仮面ライダー俳優から個性派へ、アイドル俳優から実力派へ――ドラマでの若手俳優の起用法は、ここ10年で大きく変化した。ジャニーズとイケメン俳優の現在の立ち位置と魅力を、話題の起用作から読み解いていく。

 『極悪がんぼ』(フジテレビ系)、『アリスの棘』(TBS系)、そして『リバースエッジ 大川端探偵社』(テレビ東京)と、今期はオダギリジョーの主演作が三本も続いている。中でもオダギリの個性が、最も生かされているのが『リバースエッジ 大川端探偵社』(以下、『リバースエッジ』)だ。

 本作は「週刊まんがゴラク」(日本文芸社)で連載されている、原作・ひじかた憂峰、作画・たなか亜希夫の同名漫画をドラマ化した作品だ。浅草にある大川端探偵社には、毎回さまざまな依頼人が訪れる。物語は、調査員の村木(オダギリジョー)が依頼を受けて浅草の街をさまようことで、街と人が持つ裏の顔を知るという大人のおとぎ話。監督・脚本は大根仁。テレビ東京のドラマ24ならではの作家性の強い作品に仕上がっている。

 『リバースエッジ』の演技について、オダギリは「テレビブロス」2014年4月26日号(東京ニュース通信社)のインタビューで「説明的な芝居を一切省いて、できるだけ最小限の芝居で伝えることはできないか」と思い、普段よりも「芝居をいかにしないか」ということに気をつけたと語っている。本作におけるオダギリの役割はゲストを生かすホスト役のため、存在を激しく主張しないオダギリの演技は、適材適所だと言える。

 また、同インタビューの中で、オダギリは、テレビドラマは放送時間帯によっては説明的な要素を芝居にプラスすることもあるのに対し、映画の場合は説明的である必要がないので、何も気にしないで演じていると語っている。なるほど、確かに『リバースエッジ』に比べると『アリスの棘』の芝居は、表情の変化や声のトーンによる喜怒哀楽の表現が比較的わかりやすく、演技のさじ加減を微調整しているのがよくわかる。同時にこの発言は今のオダギリが役者として抱えているジレンマを表しているように思える。

 自然体やナチュラルという言葉で表されるような、まるで演技をしていないかのような脱力系の演技ほど素晴らしいという考えには必ずしも同意はしないが、それが映画やテレビドラマにおける役者の演技を語る際の大きな指標となっていることは確かだろう。おそらく浅野忠信あたりから脱力系ナチュラル演技は賞賛されるようになり、松田龍平、加瀬亮といった線が細いイケメン俳優の得意とする演技のパターンとして定着していったのだが、そんなナチュラル演技の頂点に君臨するのがオダギリジョーであることは間違いないだろう。

 そんなオダギリの出世作が『仮面ライダークウガ』(テレビ朝日系)という、本来なら自然体とは真逆の、キャラクターとしての振る舞いが求められる場所だったのは、今考えても面白い。オダギリの成功以降、いわゆる平成『仮面ライダー』シリーズはイケメン俳優の登竜門となっており、綾野剛、佐藤健、菅田将暉、福士蒼汰といった数々の若手スターを輩出する“男の朝ドラ”といでもいうようなドラマ枠となっているが、まずは平成ライダー第一作である『クウガ』が、オダギリのナチュラル演技を許容したことが、大きかったのかもしれない。

 一方、『リバースエッジ』の記者会見で「民放のドラマですごい低視聴率を獲ってゴールデンはもういやだ。テレビでやるなら深夜かWOWOWだと思った」と、オダギリが語ったことが話題となったが、『家族のうた』(フジテレビ系)が低視聴率で打ち切りになったことは、本人の中では苦い黒星となっているのではないかと思う。

 『極悪がんぼ』の刑事役のように、オダギリのナチュラルな演技は群像劇の時には複数のキャラクターの1人として個性が際立つが、主演の場合、脇役や演出が、オダギリの水準に演技のトーンを合わせないと途端にバランスの悪いものとなってしまう。『アリスの棘』の上野樹里との芝居は緊張感のあるやりとりとなっているが、上野以外の役者がオダギリと絡むと、表情の演技が過剰で記号的なことがあからさまにわかってしまう。テレビドラマにおいて、オダギリの自然な演技は、実は危険な異物なのだ。

 『リバースエッジ』は、そんなオダギリの個性を理解した上でリアリティの水準を築き上げているため、画面上の違和感はまったくない。しかし、それがオダギリに対して作り手が遠慮しているように見えて、全てが自己完結した世界に見えてしまうのが惜しい。多くの人が関わるテレビドラマなのだから、役者と作品が激しくぶつかり合うことで生まれる化学変化が見たいと思うのは贅沢なことなのだろうか。

 おそらくオダギリは、今後も『アリスの棘』のジャーナリストや『S―最後の警官―』(TBS系)の国際テロリストのような、出番は少ないが印象に残る役を卒なくこなしながら、映画や深夜ドラマで本当にやりたい仕事を実現するという方向で生きていくのだろう。それは役者としては絶対に負けないクレバーな戦略だが、深夜ドラマという局地戦でしか彼の個性が発揮されない現実に歯がゆさを感じる。日本のテレビドラマはオダギリジョーという才能を、いまだうまく使いこなせていない。
(成馬零一)

A.B.C-Z、アルバム売り上げが自己最高スタート! デビュー10周年で「CDが売れない」ジャニーズから脱却?

 デビュー10周年を迎えたA.B.C-Zのベストアルバム『BEST OF A.B.C-Z』が、1月31日付のオリコンデイリーアルバムランキングで初登場1位を獲得した。売り上げは3万8,088枚で、これまでリリースしたアルバムの初日記録と比較すると、自己最高の数字をマーク。ジャニーズ事務所のグループとしては珍しく、「CDが売れない」といわれてきた彼らだが、記念の作品は好スタートを切った。

 ジャニーズJr.時代からアクロバティックなパフォーマンスを得意としてきたA.B.C-Zは、2012年2月1日にDVDシングル『Za ABC~5stars~』をリリース。DVDでのデビューは“ジャニーズ史上初”と話題になり、14年3月にアルバム『from ABC to Z』、15年9月には初CDシングル「Moonlight walker」を発売した。

 しかし、「Moonlight walker」の売り上げは週間ランキング発表時点で8.0万枚と2ケタに届かず、以降のシングル売り上げは初日1~3万台を連発。メンバー・河合郁人のバラエティ番組での活躍が注目を集める中で発売となった、昨年9月リリースの「夏と君のうた」も初日1万7,976枚という低数字で、一部A.B.C-Zファンは「河合がメディアに露出するほど売り上げが減っていく」「河合が活躍しても、A.B.C-Zに新規ファンがつかなかった」と厳しい現実を受け止めていた。

 一方、今年2月1日のデビュー記念日にリリースされたベストアルバム『BEST OF A.B.C-Z』は初日売り上げ3万8,088枚で、20年9月発売の前作『CONTINUE?』の記録(2万1,921枚)を上回る結果に。今作は、「初回限定盤A -Music Collection-」「初回限定盤B -Variety Collection-」「初回限定盤C -@Loppi・HMV限定盤~HIBANA EDITION~-」「通常盤Z」の4種が展開されている。

「最も1日目の売り上げが高かったアルバムは、計8形態リリースだった『A.B.Sea Market』(15年5月発売)で3万3,443枚でした。『BEST OF A.B.C-Z』はこの数字を超え、アルバムとしては過去最高の滑り出しとなったんです。シングルはリリースするたびに売り上げが低下し、伸び悩んでいたA.B.C-Zですが、10周年のベストアルバムとあって、ようやく良い結果が出ました。ただ、発売2日目となる2月1日付のランキングだと7位に転落。オリコンの場合、売り上げは3位までしか公表していないため、どれだけの枚数が加算されたのかは不明ですが、早くも勢いを失っていました」(ジャニーズに詳しい記者)

 ちなみに、1日付のランキングでは7ORDERの2ndアルバム『Re:ally?』が2位にランクイン。1万9,065枚を売り上げており、前作『ONE』(21年1月発売)の初日1万8,217枚よりもわずかに数字を伸ばしていた。

 その7ORDERとは、かつてジャニーズJr.内ユニット・Love-tuneのメンバーだった安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央によるユニットだ。それぞれ18年秋~19年春にかけてジャニーズを退所し、19年5月に「7ORDER project」として7人が“合流”。個人で舞台などに出演しているほか、グループでの音楽活動も行っている。

 そんな7ORDERも、かつての先輩であるA.B.C-Zの10周年を祝福しているようだ。7ORDERメンバーは、都内のCDショップのパネルにサインやメッセージを書く“挨拶回り”や、全国7大都市のCDショップで期間限定の店長を務めるといった宣伝活動を展開。そこでタワーレコード池袋店の“名誉店長”に就任した森田の店頭コメントが注目を集めている。

「ファンの書き込みによれば、2月1日に森田と真田、萩谷が店を訪れたところ、7ORDERコーナーの近くにA.B.C-Zの記念パネルなどが展示されていたそうで、森田は『A.B.C-Zファンの皆さん、10周年おめでとうございます。僕が店長です』とコメントしていたとか。別のファンの書き込みでも、真田がA.B.C-Zの記念パネルの写真を撮っていた……との目撃談や、タワーレコード渋谷店で阿部&安井と遭遇した人は『顕嵐くん、隣のえびのブースもちょっと見てた』と報告していました。彼らはA.B.C-Zの舞台やコンサートでバックダンサーを務めた経験があり、特に真田は長らくバラエティ『百識王』(フジテレビ系)などでA.B.C-Z・戸塚祥太と共演し、少なくともジャニーズ時代はプライベートでも交流がありました。お世話になった先輩グループの記念日だけに、祝福の気持ちがあふれていたのかもしれませんね」(同)

 10周年にして、アルバムの売り上げはひとまず好調なA.B.C-Z。週間ランキングで2ケタに突入し、「CDが売れない」状況から脱却することはできるだろうか?

北野日奈子は卒業&不参加…乃木坂46新シングルで初選抜入りするメンバーは?

 乃木坂46の28thシングル『君に叱られた』が発売されてはや4カ月。その間、初のベストアルバム『Time files』が発売し、そのリード曲『最後のTight Hug』で生田絵梨花の卒業に華を添えた。

 そして、いよいよ2022年の乃木坂46が始動する。1月30日深夜に放送された『乃木坂工事中』(テレビ東京系)にて、3月23日に29thシングル(タイトル未定)を発売することが…

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ムチャブリ大喜利大会の『ラヴィット』、MC川島不在でアンタ柴田が孤軍奮闘

 2日放送のTBS『ラヴィット』に、アンタッチャブル・柴田英嗣が出演。欠席の麒麟・川島明の代役を務め、ボケまくる芸人たちに悪戦苦闘した。

 川島は1月31日の夜に新型コロナウイルスに感染したことがわかり、自身が司会を務める同番組を2月1日放送回から欠席。1日の放送ではアインシュタイン・河井ゆずるが、2日の放送では柴田が川島の代役となった。

 冒頭、柴田が「今回は水…

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ホークス柳田、日ハム清宮らプロ野球選手「コロナ陽性判定続出」の舞台裏

 プロ野球界が大きく揺れている――。

 2月1日から始まるキャンプを前に、新型コロナウイルス感染が発覚する選手が相次いでいるためだ。

 1月27日には北海道日本ハムファイターズの高山優希、石川亮両選手がPCR検査での陽性判定を受けた。高山選手は喉の痛みの症状があり、石川選手も倦怠感を訴えている。26日には阪神タイガースのストッパー候補の岩崎優投手の陽性判定を球団が…

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アンジャッシュ・児嶋一哉、有吉弘行との“暴言騒動”で「業界内で恐れられる存在」に!?

 相方・渡部建が2020年6月に不倫騒動を起こして芸能活動を休止後、単独でYouTubeチャンネル「児嶋だよ!」を開始するなど、個人で活動を続けているアンジャッシュ・児嶋一哉。今年に入ってから、有吉弘行との“トラブル”がネット上で注目を集めているが、「児嶋は業界内の一部で恐れられる存在になっている」(テレビ局関係者)という。

「有吉は1月16日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHTDREAMER』(JFN系)で、『児嶋だよ!』の内容について『クソみたいなYouTube』などと暴言を吐き捨てました。“毒舌キャラ”で知られる有吉だけに、ある種の“イジリ”のようにも思えますが、児嶋はラジオ放送後、Twitter上で『有吉クソみたいなYouTubeって言ったの?スタッフと頑張ってやってるんだけど、、何でも言っていいと思ってんのかな?』(原文ママ、以下同)と有吉への怒りをあらわにしたんです」(芸能ライター)

 すると、ネットユーザーからも「児嶋さんの言う通り」「有吉はさすがに言いすぎだよね。笑えなかったもん」などと、児嶋に同情する声が続出。その後、児嶋は翌17日に当該ツイートを削除した上で「Twitterを卑怯な使い方をしてしまいました、、、本人とも話せたので全然大丈夫です!お騒がせしました」と、有吉と和解したことをほのめかしたが、騒ぎは落ち着くことなく、さらなる波紋を呼んだ。

「この出来事以降、ネット上では有吉の好感度が下がっており、批判的なウェブ記事も増えている状況です。児嶋とは付き合いが長く、仲もよかった有吉にとって、ラジオでのイジりも“児嶋ならこの程度の冗談は通じる”と踏んだ上での発言だったはず。しかし、児嶋は笑いに変えるどころか苦言を呈したことからも、有吉に対して本気で怒っていたことは明らかでしょう」(前出・関係者)

 なお、児嶋の和解宣言後、有吉は23日放送の『SUNDAY NIGHTDREAMER』で同騒動に触れ、「YouTubeのことはホント気をつけないとね、児嶋さんにブチ切れられる可能性がありますからね」「今後は児嶋はイジっちゃダメ」と笑いに変えていたが、この発言にもネット上では「素直に謝るべきだった」「有吉はもともとこういう芸風でしょ」と賛否両論が寄せられていた。

「一方、Twitterで有吉へ苦言を呈した児嶋にはネガティブな声があまり寄せられていないだけに、業界関係者や芸人界隈では『児嶋さん恐るべし』との声が上がっています。児嶋がどこまで想定して怒りの投稿をしたのかは定かではないものの、“毒舌王”とも呼ばれている有吉を打ち負かしてしまったのだから、恐れられるのも当然かもしれません」(同)

 とはいえ、児嶋にかばってもらったYouTubeスタッフは、彼に感謝していることだろう。

元[Alexandros]庄村聡泰、サカナクションライブが最新テクノロジー満載で”バンド”を感じる

 ”ヤバい”は3文字。”ヤバ過ぎる”は5文字。”ヤバい、ヤバ過ぎる。”は10文字。”やっべぇやっべぇやっべぇわ”は13文字。

 なるほど。

 やはりここは語呂、並びに文字数のキリの良さから10文字である”ヤバい、ヤバ過ぎる。”を採用する事にしよう…

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「水ダウ」若手解散ドッキリへの世間の批判と芸人の思いの違い 鬼越坂井、涙のワケ

 先週1月26日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)のある企画がSNS上で大きな反響を呼んでいる。それは元お笑いコンビ巨匠の岡野陽一さんが持ち込んだ「不仲芸人対抗!スピード解散選手権」だ。

 内容は事務所対抗形式で、先輩芸人が若手の不仲芸人を推薦。計4組の芸人に解散ドッキリを仕掛け、解散が決定するまでのタイムを競うというもの。

 企画だけを見たら、リア…

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激安スーパー「ジャパンミート」は“お肉の楽園”! 肉質、価格に衝撃……人気の「オーケー」と食べ比べてみた結果は?

 2月2日放送の『林修のニッポンドリル』(フジテレビ系)で、スーパーマーケットのジャパンミートが特集される。「北関東の激安スーパー&丸源ラーメン番付」とのテーマで、激安スーパージャパンミートで最も売れている商品の上位10品をランキング形式で発表するという。

 ジャパンミートといえば、サイゾーウーマンでもその激安価格の魅力を21年7月にレポートしている。店内の品揃えから肉の価格、実際に食べてわかった肉質まで、安さが人気の大手スーパー「オーケー」と比較しながらその恐るべき実力を伝えていた。大反響となった記事をあらためて掲載する。

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 カリスマ的な人気を誇るスーパーマーケット「オーケー」。お肉が安くておいしいことでも有名で「お肉を買うならOKで!」という方も多いのでは。一方、「お肉がとにかくおいしい!」「次にくる」とじわじわ人気を集めているスーパーが「ジャパンミート」です。

 そこで、今回はオーケーとジャパンミートのお肉を比べてみました! 果たして、安くておいしいお肉が買えるのはどっちなのか……実際に、買って食べてレビューします!ジャパンミートの魅力もたっぷりお伝えしますよ。

カリスマ人気スーパー「オーケー」とは?

 今関東圏でもっとも勢いのあるスーパーといえば「オーケー」ですよね。
テレビや雑誌で取り上げられることも多く、最近は『ジェーン・スー 生活は踊る』(TBSラジオ)の「第3回スーパー総選挙」で3年連続の1位を獲得したことでも話題になりました。

 周囲にはオーケーに足繁く通うファンがたくさんいます。もちろんわたしもその一人。地域一番の安値を目指しているだけあり、とにかくなんでも安いオーケーですが、お肉が安いうえにおいしいということでも評判です。先日も、某雑誌によるスーパーランキングの「肉を買うなら」部門で1位になっていました。

 我が家の日々の食卓に上がるのも、近所のオーケーで買ったお肉がほとんどです。お肉の臭みもなく、やわらかく、そのうえ安いので、何も文句はありません! たまの贅沢にA4・A5ランクの牛肉をいただけるのも、オーケーだからこそ。

 でも、ウワサによると「オーケーよりお肉のコスパが良い」スーパーがあるとか……?

「ジャパンミート」とは? 「肉のハナマサ」の親会社!

 お肉が安くておいしい、というスーパーはオーケーだけじゃありません。「次に来る」「お肉のコスパが良すぎる」と、激安好きや肉好きの間で密かに話題になっているスーパーがあります。

 最近何かと話題のロピア? でもありません。

 関東を中心に25店舗を展開する「ジャパンミート」です。ジャパンミートの前身は、精肉の卸売業として1954年に創業した丸八肉店。2013年には業務用スーパーとして有名な「肉のハナマサ」を買収しました。

 もともとがお肉屋さんで、さらにお肉屋さんを買収……。店舗数や知名度はオーケーほどではないものの、“お肉”への期待値が爆上がりです。

 調べてみると、お隣の市にあるので行ってみることにしました。そして、その実力をオーケーと比べるべく、両者のお肉を同じ日に買って、調理して食べ比べてみることに!

「ジャパンミート」に潜入! 入口すぐの○○コーナーに注目

 「ジャパンミート」には、大型商業施設内に入っていることが多い「ジャパンミート生鮮館」と、生鮮館の小型版である「ジャパンミート卸売市場」という2つのブランドがあります。今回わたしが訪れたのは、「ジャパンミート卸売市場」でした。

 まず目に入るのは、お店の前に山と積まれた果物・野菜類です。

 入口をくぐると先ず目に留まったのが、まさかのエコバックコーナー。

 全18種すべてジャパンミートオリジナルデザイン。お肉モチーフの洒落の効いたデザインがとてもかわいい……! 200円というプチプラぶりにしばし本気の吟味タイム。

 お肉の惑星があしらわれたコズミックな一枚と、総豚ロース柄を思わずゲット。大きさもたっぷり、使い勝手が良さそうです。

 店内は、野菜売り場からスタート。お肉目当てで来たものの、お野菜も安い! 鮮度はまあまあ。主婦としてはしっかりチェックします。

 野菜を過ぎると、鮮魚やお刺身、お寿司の売り場が。ここも予想外の充実っぷりで、おいしそうなお刺身やお寿司やズラリ!

 ワンコインとは思えない豪華なちらし寿司!

 ずらりと並んだ美しい刺身のサクたち。

 珍しいくじら肉のお寿司を発見!

 本まぐろのお刺身がたっぷり入って、1パック699円(税抜)でした。魅力的なものが多すぎて、なかなか本命のお肉に辿りつきません。

 いよいよお肉売り場に突入です。

 スーパーとしてはむしろ小さめの規模のジャパンミートですが、お肉売り場の面積の割合が高く、これでもか、とお肉が並んでいます。

 真っ先に目に入る、「本日の超目玉」の文字が目立つお買い得コーナーでは、国産豚のひき肉が100gあたり89円(税抜)。前日にオーケーで100gあたり107円で買ったばかり!

 国産牛肉コーナーには、手に取りやすい1,000円(税抜)のパックが並びます。

 思わず「うわ、すごい!」と声を出してしまった、ジャパンミート名物の「長期穀物肥育牛 牛肩ロースジャンボステーキ」。顔より大きいです。ジャパンミートの牛肉でNo.1の人気ブランドなのだそう。

 お隣には、平日の午前中だというのに、すでに残り2パックの「牛サーロインステーキ」。

 本場仙台の牛タンもあります。

 鮮度の良いまま産地でパックしたという、新鮮な国産鶏肉コーナー。

 若鶏モモ切身100gあたり69円(税抜)。カットしていない若鶏モモ肉は100gあたり59円(税抜)でした。

 大きくてぷりぷりできっちり並ぶ様が美しいささみ。ささみにMやLといったサイズの表記があるのは、初めて見ました。100g59円(税抜)とは激安です。(ちなみにオーケーでは67円でした。)

 豚肉コーナーでは、豚小間が100gあたり89円(税抜)、沖縄県産のしゃぶしゃぶ&すき焼用の薄切り肉が100gあたり125円(税抜)でした。それにしても、どのお肉もドリップが出ておらず、美しいです。

 インパクト大! な約1.4kgの合いびき肉。冷凍庫で小分け案件ですね。ひき肉はどれも100gあたり100円以下でした。

 鶏レバー、豚レバー、豚小腸といった内臓系。

 牛すじ、鶏ガラ、豚足もあります。精肉コーナーを過ぎると、加工肉のコーナーに。

 ジャパンミートオリジナルの餃子コーナー。餃子ひとつとっても種類が豊富。

 

 あたためるだけでOKな、オリジナルのハンバーグ。1パック360gもあり、大人の手のひらの大きさくらいの大きなハンバーグが2つ入って298円(税抜)。絶対間違いないやつですね。

 ほかにも、ヘルシーなラム肉や自家製つるしベーコン、珍しいフランス産の豚肉などなど……種類が多すぎて、小一時間お肉コーナーをうろついていたと思います。

お肉コーナー総括:お肉の楽園と呼びたい!

 とにかくお肉の種類が豊富で、なかなか全体像が把握できないくらいでした。値段が安いのはもはや当然。それよりも、どのお肉もほれぼれしてしまうくらい、きれいなことがとても印象的で、ベースにある肉屋のプライドと肉への愛情をひしひしと感じました。

 わたしが住むエリアにはオーケーはじめざっと数えただけでも10以上のスーパーがありますが、お肉はどこよりも安い気がします。安いだけではなく、品質もとても良いです。

 ハンバーグにウインナーといった加工品も盛りだくさん。お肉の楽園と呼びたくなります。ここで山盛りのお肉を買って、そのままBBQに行けたら最高ですね!

 お弁当コーナーも充実。どのお弁当もパックにパンパンになるまで詰め込まれています。トンカツ弁当が350円(税抜)とコスパ抜群。

 ハナマサブランドのカレーやシチューがずらり並んだコーナー。マッサマンカレーやトムヤムガイスープなどの変わり種も。ほかにも、オリジナルの調味料や牛乳など魅力的な商品がひしめいていました。

ジャンボステーキやしゃぶしゃぶ肉など戦利品を紹介!

 ということで、今回わたしがジャパンミートで買ってきた商品をご紹介します。

(時計回りに)
・ジャパンミートのステーキソース 350円(税抜)
・チキンレッグカレー  398円(税抜)
・手羽元入りグリーンカレー 398円(税抜)
・お肉屋さんのハンバーグ 298円(税抜)
・国産若鶏ささみM 303円(税抜)
・沖縄県産琉香豚肩しゃぶしゃぶ用 500円(税抜)
・牛肩ロースジャンボステーキ 984円(税抜)

 さて、ここからは本題であるオーケーのお肉との食べ比べをします! 今回はシンプルにお肉の味で勝負すべく、アメリカ産牛肩ロースのステーキと国産豚肉のしゃぶしゃぶ肉の2種類をそれぞれのお店で買ってきました。

 同じ日にオーケーにも走り、同じ調理方法で同時に食べ比べてみました。

肉質に注目! ステーキ食べ比べレビュー

 先ずは、牛肩ロースのステーキ肉から比べてみます。

 左がオーケー、100gあたり198円(税抜)。右がジャパンミート、100gあたり199円(税抜)です。価格はわずかにオーケーが安いですね。ボリューム感はジャパンミートの勝ち!牛脂が入っているのもうれしいポイント。

 レアめに焼いてみました。

 こちらがオーケー。

 こちらがジャパンミート。

 どちらもジューシーでとても美味! ですが、写真で見るとわかるように、ジャパンミートのステーキの繊維の方向が揃っています。そのぶん、オーケーのステーキより柔らかいです。

 ジャパンミートは「長期穀物肥育牛」という穀物で育てられた牛なのだそう。臭みもまったくなく、お肉の旨味を存分に堪能できました。シンプルにおいしい!!

 こういうステーキは、臭みや筋があるだろうと普段あまり買うことはないのですが、そんな自分を大反省です。星で評価してみます。

オーケー ジャパンミート
 見た目 ★★★☆☆ ★★★★☆
 やわらかさ ★★★☆☆ ★★★★★
 旨 味 ★★★☆☆ ★★★★☆
 価 格 ★★★★☆ ★★★★☆

 

 ステーキ店で出てきても不思議でないくらいのクオリティでした。どちらもおいしかったのですが、肉質と旨味の差でジャパンミートの勝ちです。

 次は国産豚のしゃぶしゃぶ肉対決です。

 なぜしゃぶしゃぶ肉にしたかというと、オーケーのしゃぶしゃぶ肉は"ちゃんと薄い"からです。しゃぶしゃぶ肉と謳われていても、意外と厚みがあることはありませんか……?

 茹でるとパサつきがちな豚肉は、しゃぶしゃぶとしていただくなら薄さが重要です。

 左がオーケー100gあたり105円(税抜)。右がジャパンミート100gあたり125円(税抜)です。

 価格面はオーケーが圧勝です。とはいえ、他スーパーでは100gあたり200円超えが珍しくないお肉かつ、ジャパンミートのほうは、「沖縄県産琉香豚」というブランド肉。ジャパンミートも十分安いと言えます。そして、ジャパンミートもしっかり薄切りでした!

 どちらのお肉も、ドリップなく、色つやも良いです。

 調理してみます。

 オーケーは、しっかり薄切りなのでとても柔らかく、豚肉の臭みはまったくありませんでした。脂身少なめであっさりしています。

 対するジャパンミートは、オーケーのお肉より脂身があるため、しっとりした見た目と食感。野菜と一緒にいただくと脂の上品な甘味と旨味が引き立ちます。

 こちらも、星で評価してみます。

オーケー ジャパンミート
見た目 ★★★☆☆ ★★★★☆
やわらかさ ★★★★☆ ★★★★★
旨 味 ★★★☆☆ ★★★★☆
価 格 ★★★★☆ ★★★☆☆

 

 僅差ですが、シンプルにおいしさで、こちらもジャパンミートのほうに一票です。

ジャパンミート唯一の残念ポイント?

 今回は、ステーキ肉もしゃぶしゃぶ肉もジャパンミートに軍配が上がりました。とはいえ、オーケーも大変おいしく、ハイレベルな戦い。一緒に試食した夫が、「この2店舗以外のスーパーでお肉買えなくなるね……」と呟いていました。

 車を所持していないため、ジャパンミートは日々通うには距離がありすぎるのが残念なところ。やはり、日常の買い物は自転車で5分の距離にあるオーケーにお世話になりそうです。今後、ジャパンミートも店舗が増えて、より近い場所にオープンすることを願っています!

※2021年7月3日初出の記事を再編集しています

『ムチャブリ!』に共感の嵐? 令和の働く女性の恋愛観と隠されてきた“本音”

 2月2日に第4話が放送される日本テレビ系水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』。第2話の世帯平均視聴率は7.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)と、初回の8.9%から大きく下がったが、1月26日に放送された第3話では7.9%と少し盛り返しており、視聴者からは第3話の内容について多くの共感の声が上がっていた。

 同作の主人公は、30歳の会社員・高橋雛子(高…

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