いま日本の各地で「地方創生」が注目を浴びている。だが、まだ大きな成功例はあまり耳にしない。「まちおこし」の枠を超えて続きを読む
Aぇ!group、草間リチャードの本性は「めっちゃ暗い」? Lil かんさいは少年忍者に鋭いツッコミ連発!【ジャニーズJr.チャンネル週報】
ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、それら内容をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が紹介! 今回は、3月24日~30日公開の動画を注目度順にチェックします!
Aぇ!group、草間リチャードの本性は「めっちゃ暗い」?
3月29日に配信されたのは「Aぇ!group【こたつでユルユル企画会議】緊急ドッキリやってみた!!!!!」(再生回数は4月1日時点で30万台)。Aぇ! groupがYouTubeに参加して1周年を迎えたということで、これまでの振り返りや今後やりたい企画を「ダラダラとしゃべっていこうぜ」(正門良規)とのこと。実際、今回は6人がこたつに入り、みかんを食べながら“まったりトーク”を繰り広げている。
たこ焼き回、ドライブ、ロケ企画を回顧したあと、今後の希望として「寝起きドッキリ」「寝起きバンド」「生配信」「正門に似合う帽子を探せ」などの案が飛び交うメンバー。そんな中、小島健が「リチャくん(草間リチャード敬太)の断髪式やりたい」と言うと、正門が「でもちょこちょこトリ……トリートメントちゃうわ」と口走ってしまい、すかさず末澤誠也が「今、トリミングって言おうとした。トリミングは犬やからな!」とツッコむ一幕も。
また、“メンバー同士のドッキリ企画”が話題に上がったところ、小島が「本性が出たら一番イヤなの誰?」と質問。結果は佐野晶哉が3票、福本大晴は2票、草間が1票となったが、草間に入れた末澤は「めっちゃ裏暗いやん、こいつ」とのこと。ほかのメンバーからフォローが入ると、今度は「それで言ったら佐野ってこと? 3票入ってた。あ、そうや。佐野、全然(楽屋で)ちゃうな」「急に別人みたいになるもんな」と末澤は矛先を変えていた。
なお、正門いわく、福本は「ずっと寝てる」そうで、佐野も「元気キャラやんか。疲れてるところとかさ、見たくないなっていう」とファンの気持ちを考えて福本に投票したようだ。
一方で、9分36分頃からは佐野の“闇”の部分が明らかに。「晶哉ってホンマにいつ心の底から笑った?」(小島)「俺もそう思う。裏では佐野、全然笑わへんやん」(末澤)「携帯イジって『フッ』ぐらいやん」(小島)と素の一面をバラしていたのだった。
さらに、後半はトイレに行った正門が戻ってきた際に“無視”をするドッキリを敢行。言い出しっぺの小島は「それはドッキリなのか、果たして一線超えてるのか」と無視することを一旦はちゅうちょしながらも、実際に始めてみたのだが……。正門の反応は、ぜひ今動画で確かめてほしい。
3月30日にアップされたのは「少年忍者【初主演!映画公開記念緊急コラボ】東西ジャニーズJr.ガチバトル」。少年忍者とLil かんさいが初主演を務める映画『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』の公開(4月1日)を記念し、2組がコラボレーション。Lil かんさいは全員、少年忍者は安嶋秀生、内村颯太、川崎星輝、檜山光成、深田竜生の5人が登場している。
2組は「世界の言葉で決め台詞! ダウトゲーム」で対決。出題チームには、さまざまな国の言葉で同じ意味の決め台詞が書かれた紙が配られるが、そのうち1人は国名だけを見て“それっぽい言葉と発音”でごまかし、解答チームを騙すというゲームだ。
演技力や臨機応変に対応する力が試される企画だが、中でもLil かんさいの最年少・當間琉巧は見事なアドリブでピンチを回避している。仲間の嶋崎斗亜が「付き合って」を韓国語で「カン チェルミー」と表現した時、韓国語を勉強中だという少年忍者・安嶋が「俺の記憶では、(韓国語に)Rっていう発音がなかったのよ。『チェルミー』って言ってたじゃん」と指摘したが、當間は「チャミスルが“ル”やもんな!」と返して、周囲は大爆笑。安嶋は「全然あったわ! Rあったわ!」と赤面していた。こうした當間の機転により、勝負は面白い方向に進んでいる。
ほかにも、少年忍者チームのあるメンバーに「ヘタやな~!」(岡﨑彪太郎)と厳しい声が飛ぶなど、随所でLil かんさいの鋭いツッコミが冴え渡る1本だ。
なお、1分19秒頃は撮影のうわさを聞きつけてやって来たHiHi Jets・井上瑞稀&作間龍斗が飛び入り参加し、内村は一歩前に出て「ホントにファンです! ホントにコンサート楽しみにしてるんで、お願いします! 絶対見に行くんで! ファンです!」とアピールしていた。
Lil かんさい出演の効果なのか、再生回数は15万台と、いつもの少年忍者の動画よりも好調だった(1日時点)。
Travis Japanは渡米前の3月24日に自身のダンス専門チャンネル「+81 DANCE STUDIO」と「ジャニーズJr.チャンネル」の生配信を実施。冒頭は、オリジナル曲「夢のHollywood」のパフォーマンスからスタート。以降はリアルタイムで来るファンからのコメントをチェックしながら、「+81 DANCE STUDIO」動画の撮影にまつわる思い出話などを語っている。
同チャンネルは新進気鋭のコレオグラファーを迎えて振り付けしてもらい、Travis Japanがジャニーズの名曲をカバーするというコンセプト。ジャニーズ内でも話題だったそうで、吉澤閑也は「先輩たちも見てくれてるじゃん。いろんな先輩方からさ、言葉いただいたり」と感激の面持ち。「嵐 - A・RA・SHI ft. Choreographers / Performed by Travis Japan [+81 DANCE STUDIO]」(2月5日配信)には嵐・二宮和也が見に来た際の映像も収められていたが、「実際に二宮くんが、嵐の。ここに来てくれた」と振り返っていた。
なお、Travis Japanはスキルアップを目指して留学するが、川島如恵留はアメリカからも同チャンネルを更新したいと言いつつ、頻度が不定期になる可能性もあるため「後輩くんに一旦、チャンネルを託して盛り上げていただいたらなという結論になりましたね」と報告。
リーダーの宮近海斗は、同チャンネルで後輩がダンス経験を積むことで「『やっぱTravisスゲーな』って言ってもらえる経験にもなればいいし、負けないようにしないよね」と奮起していた。
その宮近は、「田原俊彦 - It's BAD」(昨年10月16日公開)のダンスレッスン時、ワクチンの副反応があったため見学していたとか。この時、初めてレッスンを2時間丸々見るだけで過ごしたそうで、「みんなのスゴさもわかったし、先生のスゴさもわかったし。ただ見てるだけでワクワクするっていう経験をさせてもらったのが、やっぱ印象的だなっていう」と回顧していた。
また、SMAPや木村拓哉ファンの中村海人は「SMAP - Dear WOMAN」(昨年11月13日公開)について、「マギーさん(Keita McGee)って方が振りをつけてくれたんですけど」「そのマギーさんは、僕が自分でダンス修行してた時に受けてた先生だったの」と明かした。
松田元太は、King&Prince・高橋海人が振り付けを担当した「SMAP - SHAKE」(今年1月1日公開)が特に記憶に残っているといい、「よかった。同世代のさ、今までにない刺激がさ、直で伝わった感じしなかった? あと、体で表すダンスもそうだけど、顔で踊るダンサーっていうのもさ、教えてくれたじゃん。また引き出しが増えた感じがあって。おいカイ、お前、頭いいじゃねぇか! と思って」と大絶賛。
ほかのメンバーも「マジで、海人エグいなって思った」(宮近)「これがまだキンプリの一部だけっていうのがスゴいよね。ヤバイよね」(中村)「ホントに底知れない」(川島)「同世代としてさ、刺激し合ってやっていきたいなって、より思えたナンバーでした」(宮近)と高橋の才能に惚れ込んでいるようだ。
36分48秒頃からは、生配信でその「SHAKE」を披露し、「久々に“海人節”を感じて楽しかった」(松田)「また海人とも踊りてーなー」(宮近)と晴れやかな顔を見せていた。
その後、アメリカ・ロサンゼルスへ旅立ったTravis Japanは、現地時間3月27日に開催されたダンスコンテスト『World of Dance Championship Series』でチーム部門3位を受賞するなど、大健闘。今後の活動にも期待したい。
3月25日の動画は「7 MEN 侍【5人の中村嶺亜】輝く嶺亜はどの作品?」(再生回数は4月1日時点で11万台)。2020年1月31日配信の「【最優秀作品は?】5人で佐々木大光をガチでカッコ良く撮る!」では、ほかのメンバーが佐々木大光をプロデュースする企画を行っていたが、今回はこれの第2弾で、中村嶺亜が主役となっている。
佐々木、今野大輝、菅田琳寧、本高克樹、矢花黎の5人が中村を主演に迎えてYouTubeのショート動画を制作。誰がどの動画を手掛けたのかはわからない状態でアップし、4日後の29日午後20時頃までの再生回数を競うという。この本編では、撮影風景を公開しているが、監督側はA~Eとして、姿が見えないようにそれぞれ伏せられている。
終了後、中村は「みんな要領良かったよ。なんだかんだ。全然ね、種類違った。見事に」と感想を述べており、試写会中は「ショートの良さ出るね」(中村)「見やすかったね」(本高)「みんなうまくない?」(今野)「凝ってるな、これ」(矢花)と褒め合う一同。確かに、彼らが作った動画は謎めいたコンセプトのものや、中村の素に近い表情、ダンスシーンなど多種多様だったが、個人的にはクスッと笑えたり、胸キュン要素が詰まった「ショートコント『神対応』」が一番好みだった。
4月1日午後5時時点の再生回数は「???????」(10万台)「美男子のティータイム 理想と現実」(13万台)「ショートコント『神対応』」(10万台)「中村嶺亜のモーニングルーティン 彼女目線」(11万台)「Reia_Dance」(18万台)だが、果たしてご褒美をゲットできたメンバーは……? 結果発表の模様は後日取り上げたい。
美 少年は3月26日に「【ダンス動画】Sing it(Dance Practice)」が上がったほか、28日にプロモーション動画「【利きサクサクASMR】イケメンたちの心地よい音をどうぞ~」も配信されている。1本目は彼らのオリジナル曲「Sing it」のダンス動画。概要欄には「みなさまの心が温かくなりますように…想いが届くよう、一生懸命踊りました!」とのメッセージが載っていた。
これまでにも美 少年のダンス動画はたびたびアップされていたが、今作についてコメント欄などではその成長ぶりに驚く声が多く見られる。「ダンスがめちゃくちゃ揃っててスゴい!」「6人ともどんどんダンススキルも魅せ方もうまくなっているし、みんな本当に努力してるんだね」「見るたびに6人のダンススキルが上がっていて、シンクロ率も高くて美しい!」などファンは感心しているようだ。
2本目は、クラシエフーズ株式会社の商品「ヨーロピアンワッフルサンド」のPR動画。新型コロナウイルスに感染し、療養していた金指一世、佐藤龍我はお休みで(すでに活動再開済み)、岩崎大昇、浮所飛貴、那須雄登、藤井直樹の4人で収録を行っている。
ただ、実は不在の金指&佐藤も今動画にひっそりと“参加”。42秒頃や、着席後にも映っているのだが、メンバーを撮影するために設置しているスマートフォンに、2人の顔写真が貼ってあるのだ。しかも、スマホカバーもメンバーカラーに合わせたピンク(金指)と赤(佐藤)というこだわりよう。スタッフのアイデアなのか、4人の提案なのかは不明ながら、お休み中の2人への愛情が感じられ、ほっこりした気持ちになる1本だった。
再生回数は1本目が23万台、2本目は14万台(4月1日時点)。
3月27日の動画は「HiHi Jets『JET』Spring Paradise~CRUSH THE FRONTLINE~より」(再生回数は4月1日時点で37万台)。3月18日・19日に神奈川県・横浜のぴあアリーナMMで開催されたHiHi Jetsの単独コンサート『Spring Paradise~CRUSH THE FRONTLINE~』から、新曲「JET」の模様を大公開している。
今動画の5人は、アウターがピンクの豹柄、クラッシュデニムといった衣装に加えて、アクセサリー、サングラスなどの小物まで“ヤンチャ系”のコーディネート。かつてのKAT-TUNやKis-My-Ft2を彷彿とさせるような、ギラギラ感かつ疾走感のあるパフォーマンスだ。
ネット上のファンからは「『JET』は本当にカッコよくて、横浜公演で見た時から大好き!」「こんなに早く『JET』が見れると思っていなかったからうれしい!」「仕事の帰り道で聞いていたらテンションが上がってきた!」「HiHi Jetsは踊り方にも個性が出ていて最高すぎる」と興奮気味の感想が数多く寄せられていた。
また、HiHi Jetsの武器でもあるローラースケートでダンスを披露しているが、「ローラー履いてこんなに踊れるって、みんなどんな体幹してるの?」「ローラースケートを履いているのにめちゃくちゃ踊っててスゴい!」と称賛の声も出ている。
『乃木坂工事中』5期生五百城茉央・奥田いろは・小川彩が「ヒット祈願」の洗礼を受け…初外ロケで何が起こる!?
3月27日深夜放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では、「29thシングルヒット祈願 前編」をオンエア。シングルをリリースする度に行われてきたヒット祈願だが、今回は新たに加わった5期生も参加して行われた。みんなでひとつの大きな目的を達成していくのではなく、7組に分かれて、各々が異なるチャレンジをしていくということらしい。
『関ジャム』にゆず登場!「ハモリが飛躍的に変化」したのはあの大物のおかげ?
3月27日放送『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)に、ゆずがゲスト出演した。彼らがスタジオに登場したのは、かれこれ5年ぶりだそう。ゆずのプロデューサー・寺岡呼人はこの番組によく出ているのに、2人は随分久しぶりである。
次の”相棒”長瀬智也?元乃木坂の熱愛にハラハラほか週末芸能ニュース雑話
記者I 4月に入り、新年度もスタート。新生活を迎える方々も多いと思いますがNHKの連続テレビ小説『カムカムエブリバディ』も8日に終わり新作『ちむどんどん』が始まります。朝ドラではここ数年、有名女優がヒロインを務めていますが『ちむどんどん』で主演を務める女優の黒島結菜は近作のヒロインたちに比較すると知名度に不安も。
『トークサバイバー』ドラマとトークの融合で生み出す笑いの絶対法則“緊張と緩和”
はじめまして、放送作家の深田憲作です。
本題に入る前にまずは、私の話からさせてください。私はこれまで約15年にわたってテレビやYouTubeでバラエティコンテンツの制作に関わってきました。そして、今年の1月からエンタメにまつわるwebサイトの運営もしています。「続きを読む
40代で若年性認知症になった夫――「逆に雄弁に社交的になった」変化に戸惑う妻
“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)
そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。
若年性認知症の日常を発信しはじめた
上原苑子さん(仮名・48)の夫は若年性認知症だ。40代なかばで発症し、5年が過ぎた。できないことは増えていると夫も上原さんも感じているのだが、第三者から見るとそうではないらしい。
夫と会って話した人からは、抱いていた認知症のイメージと違うせいか「普通に会話ができるので驚いた。本当は認知症じゃないんじゃない?」とよく言われる。夫はそう言われることがイヤなのだという。
「慰めたり、励ましたりしているつもりかもしれませんが、傷つく言葉らしいです。間違いなく認知症なのに、否定されているように感じるって」
もっとも、上原さんも夫が若年性認知症と診断されたとき、何かの間違いであってほしいと思った。誤診じゃないか。単なる物忘れじゃないかと思ったし、そう思いたかった。
夫は仕事を辞めざるを得なくなり、しばらく二人は暗闇の中にいるようだったと振り返る。それが、認知症初期集中支援チームのサポートで新しい職場で居場所を見つけると、吹っ切れたように外に向かって自分の病気や日常について発信するようになった。
得意のイラストを生かしてブログやSNSを更新するとともに、認知症当事者のグループや家族会などで話を始めたのだ。そのうちに、医療介護の専門職の勉強会や学校での講演もするようになった。
それらの活動が地元マスコミに取り上げられると、大きな反響を呼び、イラストや原稿の依頼が舞い込むようになった。こうなるとちょっとした有名人だ。
本当は静かに暮らしたい
「それまで夫は無口で、何を考えているのかもよくわからないような人だったんです。それが若年性認知症になって、逆にどんどん雄弁に、社交的になっていったのには驚きました」
まるでそれが使命であるかのように、忙しく活動する夫に上原さんは当惑することもあった。夫をメインに据えて、街づくりの新しい事業をはじめたいというベンチャー企業まで現れた。さまざまな思惑を持った人たちが近づいてきては、夫を持ち上げては利用しているだけに思えた。
そうするうちに、上原さんにも夫と一緒に取材を受けてほしいという依頼が来るようになった。夫のイラストに妻もたびたび登場していたから、興味を持たれたのだろう。断ろうと思ったが、世の中に発信することが夫の生きがいとなっている今はできるだけ協力した方がいいだろうと思い直し、取材を受けることにした。
「夫と二人でインタビューに答えたり、カメラマンから言われるままにポーズを取ったり……私は人から注目されるのは苦手でしたし、若年性認知症当事者の妻として世間から知られるようになることにも違和感がありました。いやおうなしに、これまでの私たちの生活が変わっていくようでした」
生き生きとしている夫には、そんな気持ちは言えなかった。
「夫もがんばりすぎているようで、心配しています。私から見ると、疲れているせいか、症状の進みが速い気がしています。外ではしっかりしているように見えても、家の中ではいろんな症状が増えているんです。少し活動を減らした方がいいんじゃないかと思いますが、本人は『大丈夫』と言うばかりで」
もうひとつ、上原さんが心を痛めていることがある。それが、誹謗中傷だ。
「インターネットなどを常にチェックしているわけではないのですが、どうしてもいろんなところから悪いうわさが耳に入ってきます。病気を売りにして、お金儲けをしている。有名人気取りだ。本当の認知症はそんな甘いもんじゃないとか。夫も気づいていないわけはないと思いますが、私には何も言いません」
本当は静かに暮らしたい。夫が自分のことがわからなくなる前に、家族の思い出をつくりたい……。そんな言葉はずっと飲み込んでいる。
夫がやりたいと思うことは、できるだけ応援してあげたい。でも、夫の認知症がもっと進行したら、寄ってきた人たちは潮が引くようにいなくなってしまうだろう。不安は大きくなるばかりだ。
40代で若年性認知症になった夫――「逆に雄弁に社交的になった」変化に戸惑う妻
“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)
そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。
若年性認知症の日常を発信しはじめた
上原苑子さん(仮名・48)の夫は若年性認知症だ。40代なかばで発症し、5年が過ぎた。できないことは増えていると夫も上原さんも感じているのだが、第三者から見るとそうではないらしい。
夫と会って話した人からは、抱いていた認知症のイメージと違うせいか「普通に会話ができるので驚いた。本当は認知症じゃないんじゃない?」とよく言われる。夫はそう言われることがイヤなのだという。
「慰めたり、励ましたりしているつもりかもしれませんが、傷つく言葉らしいです。間違いなく認知症なのに、否定されているように感じるって」
もっとも、上原さんも夫が若年性認知症と診断されたとき、何かの間違いであってほしいと思った。誤診じゃないか。単なる物忘れじゃないかと思ったし、そう思いたかった。
夫は仕事を辞めざるを得なくなり、しばらく二人は暗闇の中にいるようだったと振り返る。それが、認知症初期集中支援チームのサポートで新しい職場で居場所を見つけると、吹っ切れたように外に向かって自分の病気や日常について発信するようになった。
得意のイラストを生かしてブログやSNSを更新するとともに、認知症当事者のグループや家族会などで話を始めたのだ。そのうちに、医療介護の専門職の勉強会や学校での講演もするようになった。
それらの活動が地元マスコミに取り上げられると、大きな反響を呼び、イラストや原稿の依頼が舞い込むようになった。こうなるとちょっとした有名人だ。
本当は静かに暮らしたい
「それまで夫は無口で、何を考えているのかもよくわからないような人だったんです。それが若年性認知症になって、逆にどんどん雄弁に、社交的になっていったのには驚きました」
まるでそれが使命であるかのように、忙しく活動する夫に上原さんは当惑することもあった。夫をメインに据えて、街づくりの新しい事業をはじめたいというベンチャー企業まで現れた。さまざまな思惑を持った人たちが近づいてきては、夫を持ち上げては利用しているだけに思えた。
そうするうちに、上原さんにも夫と一緒に取材を受けてほしいという依頼が来るようになった。夫のイラストに妻もたびたび登場していたから、興味を持たれたのだろう。断ろうと思ったが、世の中に発信することが夫の生きがいとなっている今はできるだけ協力した方がいいだろうと思い直し、取材を受けることにした。
「夫と二人でインタビューに答えたり、カメラマンから言われるままにポーズを取ったり……私は人から注目されるのは苦手でしたし、若年性認知症当事者の妻として世間から知られるようになることにも違和感がありました。いやおうなしに、これまでの私たちの生活が変わっていくようでした」
生き生きとしている夫には、そんな気持ちは言えなかった。
「夫もがんばりすぎているようで、心配しています。私から見ると、疲れているせいか、症状の進みが速い気がしています。外ではしっかりしているように見えても、家の中ではいろんな症状が増えているんです。少し活動を減らした方がいいんじゃないかと思いますが、本人は『大丈夫』と言うばかりで」
もうひとつ、上原さんが心を痛めていることがある。それが、誹謗中傷だ。
「インターネットなどを常にチェックしているわけではないのですが、どうしてもいろんなところから悪いうわさが耳に入ってきます。病気を売りにして、お金儲けをしている。有名人気取りだ。本当の認知症はそんな甘いもんじゃないとか。夫も気づいていないわけはないと思いますが、私には何も言いません」
本当は静かに暮らしたい。夫が自分のことがわからなくなる前に、家族の思い出をつくりたい……。そんな言葉はずっと飲み込んでいる。
夫がやりたいと思うことは、できるだけ応援してあげたい。でも、夫の認知症がもっと進行したら、寄ってきた人たちは潮が引くようにいなくなってしまうだろう。不安は大きくなるばかりだ。
なにわ男子・道枝駿佑『金田一少年の事件簿』ほか、演技講師が選ぶ“期待の春ドラマ3選”!
間もなくスタートする春ドラマ。タイトルやストーリー、放送時間、ひいては直観などを考慮しつつ、「よし、これを見よう!」と今から当たりをつけている人も多いのではないだろうか。もちろん、演技力の高い主演俳優や、その周囲を固めるキャストたちのラインナップも、かなり重要な“材料”となるだろう。
そこで“初回ラッシュ”が始まる前に、「エイベックス・アーティストアカデミー」のシアター総合コースディレクターとして演技講師も務める演出家で俳優の秋草瑠衣子氏に、“キャスティング”の観点から、特に注目している3作品をピックアップしてもらった。
春の注目ドラマ、演技講師が選ぶ3作品
『金田一少年の事件簿』
※日本テレビ系/4月24日スタート/日曜午後10時30分~
今回で主演が5代目を数える『金田一少年の事件簿』シリーズ。KinKi Kids・堂本剛さんが演じた初代・金田一は、放送されていた1990年代当時、空前の大ブームを巻き起こし、私のように「初恋は、はじめちゃん」という女子も多かったと記憶しています。
原作漫画もいまだに根強い人気があり、歴代の主演俳優はその時代でもっとも旬なジャニーズアイドルが務めるのがお決まりに。ただ、2代目の嵐・松本潤さん、3代目のKAT-TUN・亀梨和也さん、4代目のHey!Say!JUMP・山田涼介さんと、歴代の金田一がどれだけ好演しても、やはり“堂本剛の壁”は高く、初代の人気を上回ることはなかなか難しかった印象もあります。今もネット上では、37歳の金田一が登場する『金田一37歳の事件簿』(講談社)を「堂本剛とともさかりえの初代ペアでドラマ化してほしい」という声が相次ぐほどです。
そんな中で5代目の金田一を演じる道枝駿佑くんは、かなりのプレッシャーが圧し掛かっているはず。道枝くん本人は4代目の山田さんに憧れてジャニーズ事務所に履歴書を送ったそうですが、一方で初代・金田一の時代はまだ生まれていなかったとかっ! そんなジェネレーションギャップに思わず驚いてしまいますが、このことからも、まさに同作が「世代を越えて愛されている」ことを物語っています。
さらに、道枝くんと佐木竜太役の美 少年・岩崎大昇くんが、歴代稀に見るフレッシュさを醸し出していて、かつ2人のバランスが良いようにも思います。しかも、これまでの連ドラシリーズは夏休み期間に放送されてきましたが、今回は新学期の春に放送。放送時期までフレッシュなのです。
また、今回は沢村一樹さん演じる剣持勇警部にも注目しています。原作のイメージと俳優のイメージがあまり近くないのは、意図的に攻めたキャスティングだと思います。沢村さんは、これまでの歴代・剣持警部の中で“一番さわやかな剣持警部”といえるのではないでしょうか。
新時代の金田一少年、新時代の国民的ジャニーズ俳優の誕生を期待しています。道枝くんが、どうかプレッシャーに負けず、道枝くんらしい金田一を見せてくれますように。
『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』
※テレビ朝日系/4月9日スタート/土曜午後11時~
“個人の演技”ではなく“チームワークの演技”に注目していただきたいのが、こちらのドラマ。2020年8~9月に放送された『妖怪シェアハウス』の続編で、22年6月には劇場版の公開も決定しているとか。それだけ人気のあった話題作ということなのでしょう。
同作は、舞台でも活躍する実力派俳優たちがキャスティングされていて、チームワークの良さが期待できそうです。なお、チームワークが良いドラマというのは、台詞回しのテンポやリズムを、そのシーンに出演している全員で“作り出している”と感じられる作品のこと。特に同作は、前作でもシェアハウスに住む妖怪たちの掛け合いが毎回見ものでした。
私が特に推させていただきたいのは、大倉孝二さんと池谷のぶえさん。お二人は舞台で何度も共演されているので、その掛け合いはまさに阿吽の呼吸。台詞の「間」の使い方も絶妙で、なんてことない言葉も面白く魅力的に聞かせてくれます。そして、お二人とも“作品のために存在する”というスタンスで現場に入られる方なので、共演者の皆さん、特に主演の小芝風花さんの魅力を引き出すのもうまいのです。
今回の新シーズンには、ここに池田成志さんも加わるというのだから、これはもう……いわば演劇界の“無敵艦隊”状態! 大倉さん、池谷さん、池田さん、松本まりかさんですよ? なんですかこの並びは。面白くないわけがありません。普段はお美しく、華奢で繊細な雰囲気の松本さんですが、ブチ切れたシーンでの狂気じみた演技の振りきり具合は圧巻です。
そして、主演の小芝さんもかわいいだけでなく、基礎がしっかりとした演技をされる女優さんなので、この実力派俳優たちに囲まれても個性が負けることなく、存在の軸がしっかりしています。主演の存在感がどっしりしている作品は、やはり見ていて安定感がありますね。
また、レベルの高い演技が繰り広げられることが予想される同作ですが、前作でもっとも魅力的に感じた点は、それぞれの演技を「闘わせていないところ」。個性を出しつつも、個人の演技を目立たせるのではなく、全員が団結して各シーンを「面白くしよう」「作品の質を良くしよう」としている……そんな俳優たちの”心意気”が画面を通して伝わってきました。
だから、見ている側は、たとえ“ながら見”していたつもりでも、いつの間にかしっかり“見入ってしまう”。続編も、そんな「引きつけ力」のあるドラマになるのではないかと期待しています。
『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』
※TBS系/4月19日スタート/火曜午後10時~
このドラマは、なんといっても上野樹里さんと松重豊さんという、実力派&好感度高めな俳優が演じる親子模様が楽しみ。安定して“みんなが応援したい父娘”を見せてくれるに違いない、と思います。
また、上野さん演じる婚活中のヨガインストラクターが出会うバツイチのシングルファーザー役には、田中圭さんがキャスティングされています。2007年放送の同局連ドラ『冗談じゃない!』などで共演したことがある上野さんと田中さんですが、メインで絡むのも、恋愛の相手役というのも初めてだとか。
主人公の相手役としては、ひと昔前の恋愛ドラマではあまり考えられなかった設定で、令和のテレビドラマとしても期待度が高まります。それに、2人とも、ふんわりした雰囲気の中にも筋が通っているイメージがあります。こちらのペアのことも、みんなで応援したくなること間違いなしではないでしょうか。
そして、主人公が勤めるヨガスタジオのオーナー、ヴァネッサ・夏子・グラント役を、元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音さんが演じるという、絶妙なキャスティングにも注目しています。
元宝塚男役トップスターといえば、舞台で活躍されている姿はよく拝見しますが、テレビドラマではさほど見かけないのが実状。おそらく体に染み込んだ大げさな芝居が、テレビドラマにはあまり向いていないのでしょう。しかし、この役名といい、この設定といい、柚希さんの海外モデルのような容姿とその独特な芝居が、存分に生かされるのではないかと期待しています。
そして、杏花(上野)の父・林太郎(松重)と婚活パーティーで運命的に出会う女性・日向明里役には、井川遥さんの名前が。お美しくて、品のある大人の色気を持つ井川さん……憧れます。
ちなみに日向は、「46歳・独身の整形外科医。開業したクリニックも軌道に乗り、時間・経済力共に余裕のある生活で満たされた今、共に歳月を重ねるパートナーが欲しいと婚活を始める。相手に対して求めるものも少なく、純粋に人を好きになることができる今こそが、“自分にとっての結婚適齢期”なのかもしれないと、パートナー探しの一歩を踏み出していく」(同局リリースより)といった役どころだそうで。女性が社会で活躍することが当たり前となった現代社会にピッタリ! 主人公に次ぐ“2人目のヒロイン”だと思います。
“憧れの女性像”として、同性からも圧倒的な人気を誇る井川さんが、“大人の現実”と“ピュアな心”を併せ持つ整形外科医をどのように表現するのか。きっと、魅力的に表現してくださることでしょう。さらに、松重さん演じる林太郎との“大人の恋”を応援するのが、今から楽しみです。
秋草瑠衣子(あきくさ・るいこ)
元宝塚歌劇団男役。フリーの演出家・俳優。2017年文化庁新進芸術家海外研修制度に選出され、パリにて演劇教育についての研修に励む。エイベックス・アーティストアカデミーシアター総合コースディレクター。
田中聖にいま必要なものとは? 覚醒剤で懲役12年の元女囚が「刑罰より医療」と語るワケ
覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。
保釈された「うれしさ」が伝わる謝罪動画
3月27日、元KAT-TUNの田中聖さんがYouTubeチャンネルで「謝罪」されましたね。
「このたびは、関係者各位、そして普段応援してくださっているファンの皆さまに多大なる心配、そしてご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と頭を下げています。
さらに、神妙な表情で「たとえどんな理由があろうとも、してはいけないことをしてしまったという事実は決して許されるべきではないと思っております」と語り、「今回、大切な人たちを裏切り、傷つけてしまったのは、家族や音楽やライブハウスやイベントでもなく、あくまでも自分自身の弱さ、甘えだと思っております。きちんと背負って償っていこうと思っています」と誓っていました。
そして、「こういった事件に対して、被害者のいない犯罪だと言う人もいます。僕自身、刑事さんにそう言われました。ですが、家族、ファン、仲間、最も大切な人たちを傷つけて被害者にしてしまった最低な行為だと思っています。申し訳ございませんでした」などなど、神妙な顔つきで話していましたが、動画チャンネルのアイコンは3月末現在でも微妙な表情ですし、坊主頭にでもするのかと思ったらそうでもないですね。
なんか、反省や後悔よりも「保釈されたうれしさ」が伝わってきました。それについては「よかったですね」と言いたいです。
相場的には「懲役1年半・執行猶予3年」
前にも書いてますが、田中さんは今年の1月30日に名古屋市内のホテルで覚醒剤約0.16グラムを所持していた疑いで、2月24日に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されています。
3月17日に覚醒剤取締法違反(所持)、25日に覚醒剤取締法違反(使用、所持)と医薬品医療機器等法違反の疑いで追起訴されています。25日に保釈されて、動画を撮影して配信したのが27日なんですね。また、2017年5月には大麻所持で逮捕されて、証拠不十分で不起訴処分になっています。
ちなみに公判前に保釈になるのは、ぜんぶ罪を認めているからです。瑠美は一切認めないで判決まで保釈されなかった時もありました。よい子はマネしないでください(笑)。
これまた前に書いてますが、大麻所持の件は不起訴で前科はないようなので、今回は執行猶予がつくと思います。覚醒剤所持と使用の初犯やと、相場的には「懲役1年半・執行猶予3年」でしょうね。
この執行猶予の3年間で、がんばれるかどうかです。田中さんはご家族皆さんと仲がええそうなので、支えていただけるといいですね。
ファンのためにもがんばってほしいですが、クスリ(違法薬物)関係は、刑罰ではなく薬物治療専門の病院で治療を受けるべきという意見もあります。たしかに保釈であれだけ浮かれるようでは、病院のほうがええかもしれませんね。
瑠美も昔は更生プログラムを受けましたが、今はプログラムの内容もずっとレベルアップされているようです。薬物依存は、自分がだらしないからなるのではなく(まあそうゆう面もありますが)、「病気」なんですよ。自分で努力するだけでは、なかなか治らないです。
専門のお医者さんの治療を受けて売人と連絡を絶つことはもちろんですが、インターネットでクスリを買えるような環境からも離れることです。それにはムショみたいな病院で、しばらくガマンしてはどうでしょう?
まあ、あの清原和博さんも、まだまだ自分と戦っていらっしゃいますから、時間はかかっても、今からやるしかないですよね。清原さんはツイッターに「ちょうど1ヶ月ぶりの薬物病院へ行ってきた。先生から『先月はかなり危ない…このまま帰していいか迷った』と言われた。立浪監督へのキャンプ訪問で救われ、なんとか踏ん張った。そして今日はつね(愛犬ちゃんですね)の誕生日!! また明日から一日、一日、大切に生きよう」と書いてました。危ないところやったんですね。
でも、かかりつけの先生はとてもいい方で、つらくてメールすると、すぐに「来て」と言ってくださるそうです。これはありがたいです。
田中さんがそういう先生に出会えて、またアイドルとして復活できるように瑠美もエールを送ります。がんばれー。