【対談】ドラマプレミア23『Qrosの女 スクープという名の狂気』原作者・誉田哲也✕元週刊文春記者・赤石晋一郎 週刊誌が暴く“真実”、そして「知りたがる側」と「暴かれる側」の痛み

現在、テレ東系で放映中のドラマ『Qrosの女 スクープという名の狂気』(原作は『Qrosの女』光文社文庫)。週刊誌のトップ記者が主人公となっており、話題のCM美女「Qrosの女」の正体を探るうちに、芸能界の闇が浮き彫りになる……。メディアネタを扱う本サイトとしても今クールで最も興味深いドラマとなっているが、今回は原作者の作家・誉田哲也氏とドラマの取材協力、監修を務める元週刊…

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『おむすび』第41回 アユの一大イベント「初めての墓参り」もカットされた怖い!

 NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』。第9週となる今週は「支えるって何なん?」だそうです。

 冒頭、神戸の栄養士専門学校に入学した結ちゃん(橋本環奈)が悪戦苦闘する様子が描かれます。それでも結ちゃんはハギャレンたちと電話で話したことで「ギャルたちから学んだギャル魂によって」授業終わりに速攻でギャルメイクしたり同級生をプリクラに誘ったりと「少しだけ結らしさを取り戻し」たのだそう…

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【24年秋ドラマ】『若草物語』第7話 若き創作者は「想定読者」をどう失うか

 恋愛とかオトコとかに見向きもせず、創作に没頭することに恍惚と不安を見出す若者を描いたドラマ『若草物語 ─恋する姉妹と恋せぬ私─』(日本テレビ系)も第7話。個人的には本作をそういう『ルックバック』(集英社)とか『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(劇団、本谷有希子)みたいなものとして見てきましたが、そうか、そういえば『若草物語』だったなと改めて思い直した回となりました。

 今回も…

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中居正広・東野幸治・ヒロミの新番組『THE MC3』、豪華キャストなのに“他番組とよく似た企画ばかり”で大丈夫なのか

 ダウンタウン、さまぁ~ずなどがレギュラー出演していた平成の人気番組『リンカーン』(TBS系)。その後継番組として、2023年10月に鳴り物入りで始まった『ジョンソン』だったが、人気を獲得することができず、あえなく1年で終了。その後番組として今年10月に始まったのが、中居正広、東野幸治、ヒロミという豪華な3人がMCを務める『THE MC3』(TBS系、毎週月曜夜9時)だが、早速怪しげな空気が…

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【24年秋ドラマ】『潜入兄妹』第8話 ジェットコースターサスペンスの中で整えられた「復讐と裏切りの構図」

「復讐という名の料理は、冷えてから食べたほうがおいしい」のだそうですよ。鳳凰(藤ヶ谷太輔)さんが言ってました。調べてみたらフランスの古いことわざだそうで、映画『ゴッドファーザー』(72)にも「復讐という名のスープは冷めたころが一番うまい」というセリフがあるんだそうです。覚えてないけど。

 ともあれ、そういう言い回しが実によく似合うノワールドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺匿名捜査官』(…

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ワイド番組&収録番組に差し替え……ニッポン放送、ナイター中継“継続”宣言も近づいてくる“撤退”の足音

 民放ラジオ局トップが注目の発言だ。

 ニッポン放送の檜原麻希社長が11月13日、定例会見の中で同局の看板番組『ショウアップナイター』について「できる限り続けていきたい」と見通しを語った。

 ナイター中継といえば、かつてはAMラジオ局で“ドル箱コンテンツ”として君臨していた。ところが「今はまったく事情が違う」と語るのはさる在京ラジオ局制作スタッフだ。

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『光る君へ』九州へと旅立つまひろは医師・周明と再会なるか、そして外道ぶりに歯止めがかからない道長の業

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NHK「大河ドラマ」(など)に登場した人や事件をテーマに、ドラマと史実の交差点を探るべく自由勝手に考察していく! 前回は続きを読む

【24年秋ドラマ】『海ダイヤ』長崎への原爆投下と戦没者を弔う浴衣姿のヒロインたち

 TBS版『タイタニック』のエンジンが、ついにフル稼働を始めました。1950年代の石炭採掘業で賑わう「軍艦島」と現代の東京をつなぐ日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)の第4話。百合子(土屋太鳳)が幼なじみの朝子(杉咲花)を嫌味の毒針を刺し続けていた理由が明らかになりました。百合子なりの精一杯の優しさだったのです。

 8月は日本人が否応なく「死」を意識する季節です。亡くな…

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令和ロマン『M-1』連覇へ視界良好! 準決勝進出者30組発表、初進出は金魚番長ら10組

 すっかり年末の風物詩となった漫才頂上決戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)。記念すべき第20回大会となる今年は過去最多の1万330組がエントリー。11月20日~22日に132組で争われた準々決勝を経て23日、いよいよ準決勝に進出する30組の漫才師が発表された。

 今年の準決勝には、過去に決勝進出経験のあるコンビ11組、初のファイナルを目指すコンビ19組が顔をそろえた。続きを読む