NHKが揺れている。
10日に発売された「文藝春秋」6月号(文藝春秋)で、NHK職員有志一同による「前田会長よ、NHKを壊すな」と題したリポートが公開された。「NHKはかつてない危機に瀕しています。私たち職員は、以前のような取材や番組制作への意欲を持つことができない状況に追い込まれ、人心は荒廃し、職場には重苦しい雰囲気が漂っています」という文から始まるこのレポートは、同局の…
NHKが揺れている。
10日に発売された「文藝春秋」6月号(文藝春秋)で、NHK職員有志一同による「前田会長よ、NHKを壊すな」と題したリポートが公開された。「NHKはかつてない危機に瀕しています。私たち職員は、以前のような取材や番組制作への意欲を持つことができない状況に追い込まれ、人心は荒廃し、職場には重苦しい雰囲気が漂っています」という文から始まるこのレポートは、同局の…
5月18日放送のバラエティ『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に、女優・広瀬すずがゲスト出演。番組内で「フジテレビドラマ初出演」の作品として、2014年の連続ドラマの映像を公開したが、元SMAP・香取慎吾主演作を“スルー”したことで、大きな波紋を呼んでいる。
問題になっているのは、「フジテレビで一番古い広瀬すずは?」というトークテーマになった場面。広瀬は14歳だった12年にモデルデビューしたが、TOKIO・国分太一が「覚えてますか?」と聞いたところ、広瀬は「なんとなく、ドラマか……ドラマかぁ……ドラマです」と自信なさそうにつぶやき、記憶をたどっている様子だった。
ナレーションで「フジテレビドラマ初出演は今から8年前のこちらのドラマ」と紹介があり、佐藤健主演の『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』のシーンが流れると、広瀬は「ドラマかぁ。『ビター・ブラッド』なんだ。そっか~」と思い返し、15歳当時の姿に「ヤバい、ヤバい!」と大照れ。再びナレーションで「フジテレビドラマデビューは主人公・佐藤健さんの妹役でした」と補足情報が入っていた。
「また、『ビター・ブラッド』のVTRの後には『バラエティにも数多く出演。そんな中、貴重なシーンを発掘』との紹介で、『KinKi Kidsのブンブブーン』(同、16年4月17日放送回)にて、広瀬が千原ジュニアのモノマネをした模様も放送。TOKIOの後輩であるKinKi Kids・堂本光一と堂本剛の姿も映りました。その後のスタジオトークで、広瀬は『ビター・ブラッド』の撮影裏話を披露しましたが、一部視聴者からは疑問の声が上がることに。というのも、同作より前に、13年放送の香取主演ドラマ『幽かな彼女』(同)に出演。香取が中学校教師を演じ、広瀬は生徒役で登場しています」(ジャニーズに詳しい記者)
この放送を受け、香取ファンたちは「広瀬すずのフジドラマ初出演作って慎吾主演の『幽かな彼女』でしょ! なんで『ビター・ブラッド』だと紹介されてるの!?」「どうして放映していたフジテレビが『幽かな彼女』を抹消するの。ありえない」「わざわざ『ビター・ブラッド』に“初”という誤情報をつける必要はなかった。これは悪質」などと激怒。
また、『幽かな彼女』は関西テレビ制作のドラマだったため、「フジテレビ制作だと『ビター・ブラッド』が初ドラマになるのは確かに間違ってない。でもそこで区別してるの?」「関テレ制作だから外したってこと? 納得できない」との声も上がっている。
なお、香取は16年末のSMAP解散後、17年9月に稲垣吾郎、草なぎ剛とともにジャニーズを退所。共同で公式ファンサイト「新しい地図」を立ち上げ、再スタートを切ったことは周知の通りだ。
そのため、退所した香取のドラマを取り上げなかった点は意図的ではないかと勘ぐる人も。「『TOKIOカケル』で“ジャニーズへの忖度”が起こった。広瀬すずのフジドラマ初登場はSMAP・香取慎吾主演の『幽かな彼女』です!」「慎吾くんとのドラマだからなかったことになったのか。フジテレビ、なんか嫌な感じ」「フジテレビはそこまで捏造するの!?」と疑問視。ちなみに、毎回『TOKIOカケル』のエンドロールには「協力」という位置づけでジャニーズ事務所が記載されている。
「広瀬は『TOKIOカケル』に先駆け、5月15日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)にも出演。予備校講師でタレントの林修から、芸能界入りのきっかけなどを聞かれていました。ターニングポイントについて問われると、『お仕事をちょっと好きになれたのが「幽かな彼女」っていうドラマを、初めて参加させてもらった時に。同世代の役者さんがいっぱいいて、なんか撮影が楽しいと思えたぐらい、みんなのことがスゴい好きになって、また東京に1つ学校ができたみたいな感覚になって』と話しています。オンエアー画面には『写真提供:関西テレビ』として、劇中の衣装を着ている広瀬の写真も映っていました」(同)
他局が『幽かな彼女』の写真を紹介したにもかかわらず、同作の存在を抹消したフジテレビに香取ファンは憤っているが、そんな中、同作レギュラーだった元King&Prince・岩橋玄樹がインスタグラムのストーリーで反応。
18日夜、『幽かな彼女』に関するネット上の書き込みをスクリーンショットして貼り付け、「楽しかったな」と絵文字付きでコメントし、当時の写真とみられる学生服姿も載せていた。『TOKIOカケル』の編集にショックを受けていた一部Twitterユーザーは「岩橋くんの優しさと気遣いに感謝」「このタイミングでインスタのストーリーに『楽しかったな』と当時の写真をアップしてくれる岩橋玄樹くんに漢気を感じた」と感激していたのだった。
果たして、『TOKIOカケル』が『幽かな彼女』に触れなかったのは単なるミスなのか、それとも関テレとフジ制作のドラマといった違いによるものなのか? 不自然な番組の構成は、一部視聴者の信用を失う結果となってしまった。
日本が代表するコンテンツのひとつであるアニメ。そんなアニメ業界の中で奮闘する人々のそれぞれの想いと葛藤が交差する群像劇でありながら、まさに娯楽映画といえるスピーディーな展開。
そして、最前線で活躍するクリエイターたちによって生み出された、劇中で展開されるオリジナル・アニメパートのクオリティの高さも魅力のひとつ。吉岡里帆が28歳の新人アニメ監督役を演じる『ハケンアニメ!』が、…
俳優の坂上忍がYouTubeチャンネル「坂上家のチャンネル」を更新。闘病中の愛犬「パグゾウ」くんの現状を公開しました。
坂上が公表しているところによると、パグゾウくんはもともと未熟児として生まれ、獣医師からは「長生きはできない」と言われていたそうです。しかし、パグゾウくんの頑張りから、現在は11歳に。小さな体と困り顔がチャーミングなパグゾウくんは、坂上のファンからも、ひときわ愛される存在です。
今回の動画は今年2月上旬から3月下旬のパグゾウくんの様子を撮影したもの。
まずは2月上旬のパグゾウくんの様子を坂上忍が説明。パグゾウくんは尿管が異常に細く、昨年末には尿が出なくなってしまい注射で吸い取る施術を受けていたそうです。また、それと同時に左目が緑内障になっているとの診断が下ったといいます。
そして2月中旬、坂上はパグゾウくんの目を診てもらうために神奈川県にある病院へ。左目の視力を回復させることは難しいが、体自体は元気なので、今すぐに外科手術で眼球を摘出する必要はないとのことでした。
パグゾウくんはご飯もちゃんと食べているようで、坂上が<パグゾウから見習うことが沢山あります。でも休むときは休んでね>と話しかける場面も。なお、パグゾウくんの傍には、いつも「太陽」くんが付き添ってくれているそう。2匹が寄り添って寝ている姿には、思わず涙腺が緩みます。
3月上旬にもパグゾウくんは再び病院へ。目に傷がついてしまったことから見た目は悪化してしまったようですが、変わらず体調に問題はなし。しかし、手術をするのかどうか、そろそろ獣医師と相談しなければならないと坂上は話していました。
ちなみに……
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井ノ原快彦が主演を務める連続ドラマシリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)。4月からSeason5を放送中だが、5月18日放送の第7話は世帯平均視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前回の11.4%から2.1ポイントダウンした。
同ドラマは、警視庁捜査一課特別捜査班の主任・浅輪直樹(井ノ原)が、仲間とともに事件を解決していく“刑事モノ”。羽田美智子、吹越…
フットボールアワー・後藤輝基による5月11日発売のカバーアルバム『マカロワ』が名作であると、まことしやかに囁かれている。
本作のプロデュースを担当したのは藤井隆。その選曲は、WINK『Cat-Walk Dancing』、宝生舞『Carnival』、福永恵規『ハートのIgnition』、本田美奈子『悲しみSWING』、篠原涼子『リズムとルール』、伊藤銀次『こぬか雨』という、か…
羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。
「私が看取ってあげるから」華原朋美
(華原朋美YouTubeチャンネル、5月14日)
華原朋美の最大の才能とは、「メンタルがかなり不安定だけれど、その何十倍もタフなこと」だと私は思っている。
華原といえば、時代の寵児的と呼ばれた天才音楽プロデューサー・小室哲哉氏との離別がよく知られるが、それは恋人を失うだけでなく、彼からの楽曲提供を受けることができなくなる、つまり仕事をなくすことを意味した。おそらく、フツウの芸能人だったら、失意のうちに芸能界、もしくは“この世”からも消えてしまったかもしれない。
しかし、彼女は一時期、表舞台から姿を消したものの、メンタルの病と闘いながら復帰を果たし、今も芸能界にいる。不安定なことは間違いないが、そこでダメになったりしないのは、稀有な才能と言えるのではないだろうか。そんなわけで、華原に関しては「何があっても大丈夫」だと私は思っているが、彼女の夫との関係に関しては、「厄介かもしれない」と感じだしている。
華原の所属事務所の社長でもある夫について、5月11日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、過去に結婚歴があり3人の子どもいること、また、前妻に暴力を振るっていた疑惑があるなどの“過去”を報じた。
同誌によると、華原は「文春」の記者に自ら電話をかけて、「(夫に)子ども1人もいません。今まで結婚したこともありません。ど~ぞ調べてください」と記事の内容を否定して見せたというが、その数日後に、自身のYouTubeチャンネルで、それらが事実であったことを認めたのだ。
「彼のことを好きになって去年の8月17日にプロポーズされて結婚しました。その時、彼からは結婚歴、離婚歴、隠し子について『そういうことはまったくない』と聞いていました。もし3つあったのならば、私は結婚しませんでした。なぜならば、私にはかわいい子供がいるからです」と述べた。夫はプロポーズの際に、戸籍謄本を見せて、華原を信用させたそうだが、私の知人の弁護士によると、本籍地を“転籍”をすれば、“表面上”離婚歴は消えてしまうそうだ。
多くの人にとって、戸籍謄本は、結婚や遺産相続などのときに使う書類という程度の認識だろう。しかし、有吉佐和子の著作『悪女について』(新潮社)を読むと、その印象は変わるかもしれない。八百屋の娘として生まれた鈴木君子は、男を次々に変えて子どもを産み、金を手に入れ、華族のご落胤を自称し、名前までも変え、女実業家として大成功を収める。ネタバレになるのでこれ以上は書かないが、主人公の成功のカギは、戸籍制度だったのだ。一部の不届き者にとって、戸籍は悪用する価値のあるものなのだろう。
戸籍謄本を自分から見せるあたり、華原の夫に「騙そうという意思」があったように私には感じられる。華原はYouTubeで「弁護士を立てて、今後のことについて話し合っている」と明かしており、冷静に判断できているようで何よりだが、その一方で離婚できても、実際に夫から離れることは難しいのではないかとも思うのだ。
華原がYouTubeで明かしたところによると、夫は自分の“過去”が「文春」に出ることでパニックを起こし、「もう死にたい。車に練炭を積んで、いま茨城の山奥にいる」と華原に電話してきたという。華原が子どもをつれて茨城にいる夫に会いに行くと、そこで「俺はもうダメだ。生きていけない」と泣きごとを漏らされ、「死ねるなら、目の前で死んでくれ」「私が看取ってあげるから。あなたにそんな力ないでしょ」と返したそうだ。
夫は「(死ぬ気は)ある」と言ったそうだが、華原が「見てるから、やってみて」と促すと、「できない」と自殺を断念。「どうせ芝居」と思った華原は、練炭をゴミ箱に捨て、コンビニで塩を買ってきて、夫の車とカラダに振りかけ、「そんなこと考えるんじゃない!」と言い放ったそうだ。
映画やドラマばりの修羅場だが、この話から、私が連想したのは「共依存」という言葉だった。SNSでは共依存は「お互いに愛し合っていること」というような好意的な意味で認識されていることもあるようだが、精神科医・斉藤学氏の『家族依存症』(新潮社)によると、「共依存とは他人に対するコントロールの欲求で、他人に頼られていないと不安になる人と、人に頼ることで、その人をコントロールしようとする人との間に成立するような依存、被依存の関係」といった定義している。
また同書は、このような人間関係を放置すると「『憎みながら離れられない』とか『軽蔑しながら、いないとさみしい』といった凄惨な愛憎劇」が起きることを指摘。第三者は、共依存の関係に対し、「そんなに嫌なら、離れればいいのに」と思うかもしれないが、当人同士は「離れたいのに、離れられない」から苦しんでいるとも言える。
そもそも「共依存」は、アルコールなどの依存症の現場から生まれた言葉だ。夫がアルコール依存症になったとする。妻はかいがいしく世話を焼き、夫が酒を飲まないように、また会社など世間にバレないように心を砕くだろう。フィクションの世界では、このような妻の献身に心を打たれた夫が改心し、依存症からの脱却を決心するというパターンが多いが、現実世界では、妻があれこれ世話を焼いているうちは、夫は安心してアルコールに溺れることができるため、回復しようという意志がそがれてしまうケースが目立つようだ。
また、こんな話もある。臨床心理士・信田さよ子氏の著作『共依存 苦しいけれど離れられない』(朝日新聞出版)によると、依存症をめぐる共依存の関係では、たびたび「ふりまわし」と言われる現象が起きるという。その名の通り、アルコール依存症の当事者が「もう死んでやる」などといって、妻など周囲を“ふりまわす”ことを指す。
死ぬことで、依存症当事者が苦しみから逃れたい、もしくは妻を自身のケアから解放してやりたいという優しさにも思えるが、信田氏はむしろ反対だと書いている。「このまま放っておけないと(妻に)思わせることで、傍らにいる妻からなんらかのケアを引き出そうとしている」「『妻に見捨てられたら自分は生きていけない』という究極の依存」「死ぬかもしれないこんな自分を放置しておくのか、という脅しをたくみに利用して、結果的には依存を実現する」などと指摘しているのだ。
一方、共依存においては、妻側も夫に依存している。「夫のために」と苦心しながら、実はケアを通して、夫を支配できたり、夫から必要とされることに、喜びを感じている側面も否定できない。そのため、実は夫が回復しないほうが好都合であるなど、妻側にいびつな欲望が隠れていることも少なくないそうだ。
華原の夫が何かの依存症かどうかは不明だが、私はこの2人が、こうした共依存関係にあるように思えてならない。
華原の夫もまさに、死を理由に華原を茨城まで呼び出したわけで、「究極の依存」を体現したと言えるのではないか。またそんな夫に対し、華原は「そんなこと考えるんじゃない!」と叱った。これは「自殺なんかするな」という意味だと思われるが、夫が自身に迷惑をかけたことで、華原が夫より一段上の支配的な立場に立てたと見ることもできるだろう。
華原に依存している夫が、華原をふりまわして依存を深め、華原もふりまわされるが、その分、華原が支配者になり、夫を思い通りにする。こういう行動が続くなら、「憎んでいるのに、離れられない」「相手を罵りながらも、一緒にいる」という共依存が常態化してしまうように思うのだ。
夫は華原の所属事務所の社長であり、一世を風靡した華原は事務所の看板タレントだろうから、経営者としても手放したくはないだろう。こうなると、いろいろな利害がからまって、夫婦関係の問題を解決するのは難しいのではないか。
幸い、時代は華原に味方している。今の芸能界では、夫と子どもがいて円満な家庭を築いているという良妻タレントよりも、多少波乱に満ちていた方が、テレビから声がかかる率が高いように思う。なので、華原の芸能人としての今後には何の心配もないだろう。ただ、自分自身のメンタルと体の健康、それに小さいお子さんのことだけは、しっかり守ってあげてほしいと思わずにいられない。
暴露系YouTuberの「ガーシー」こと東谷義和が18日、自身のサブチャンネルを更新。プロテニスプレイヤーの錦織圭に現在の妻である舞さん(モデル時代の芸名は観月あこ)を「アテンドした」という過去を明かし、スポーツ選手の女性関係について持論を展開している。
動画は「錦織圭くんの嫁をアテンドしたんやけど。。。」と題され、東谷は舞さんと「もともと、UVERworldのライブや打ち…
19日放送の『ラヴィット!』(TBS)に『M-1グランプリ2021』ファイナリストのランジャタイ(伊藤幸司・国崎 和也) が初登場。しっかりとランジャタイ節を見せつけ、ツイッターで反響が。朝のテレビ番組で結果を出していた。
この日は、マイホームを建てたいノンスタイル(石田明・井上裕介)が最新モデルハウスで住宅事情を学ぶロケ企画『ノンスタハウジング』を放送。
…
――日々更新される、芸能人のブログやSNS。毎日無数に更新される投稿の中から、かつて注目を集めたタレントの意外な活動や、ただただ元気そうな姿、ちょっと心配になる近況など、ライター・浦島茂世が「あの人」の「いま」を追いかけます。
先日、ネット上で“吉野家ネタ”がすごい盛り上がりを見せていました。
炎上したのは、4月16日に吉野家の伊東正明・常任取締役企画本部長(当時)が、早稲田大学の社会人講座で、若い女性に向けたマーケティング施策について「田舎から出てきたばかりの生娘をシャブ漬けにする」と語ったこと。今どき、破天荒なお笑い芸人でも言わないようなフレーズですし、当然、世間からは批判の声が噴出。3日後に伊東氏は解任されています。
今回の件で、「牛丼が食べたくなったら、これからは松屋かすき家に行こう」と思った方もいるのではないでしょうか。そんな中、吉野家に愛着があるだろうタレントのことを、ふと思い出しました。生まれて初めて入った東京・渋谷道玄坂の吉野家でスカウトされ、その後、芸能界を駆け抜け続けている、眞鍋かをりさんです。
眞鍋さんは愛媛県西条市から上京して14日目、当時、地元にはなかったという憧れの吉野家に入り、店を出た直後にスカウトされたといいます。この“激強エピソード”をもとに、デビューから約13年後の2012年、眞鍋さんは吉野家の新商品「牛焼肉丼」の記者発表会に出席。並盛つゆだくの丼に、おしんこと生卵を入れてぐちゃぐちゃにまぜて食べるという特殊な食べ方を披露されました。
このような特殊な食べ方を常食にしているなら、有名タレントになって高級なレストランの味を覚えた今でも、眞鍋さんは吉野家に必ず帰ってきてくれるでしょう。
そんな眞鍋さん、かつて「眞鍋かをりのココだけの話」というブログが人気を博し、“ブログの女王”という異名を持っていました。同ブログは10年に閉鎖され、11年には新しく「眞鍋かをり Official Blog」を開設していますが、こちらも18年で更新がストップ。
公式Twitterも昨年12月以降更新されておらず、「最近はどうしているのかな?」と気になっていましたが、現在はもっぱら、インスタグラムをSNS活動の場に移しているようです。ちなみに、今年5月8日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、Twitterの裏アカウントで「テレビとかではあんまり言えないこと」をつぶやいていると発言されていました。
手作りのチーズケーキを焦がしたり、ワインを飲んだり、柴犬と戯れたり、のんびりしていて楽しそうな毎日の様子が投稿される中、どうにも気になるポイントが。眞鍋さんは大人気漫画『鬼滅の刃』(集英社)にガチハマりし、お子さんと一緒に、ほかのアニメ作品も含めて絵を描いて投稿しているのですが、これが異様に上手なのです。もともとマンガ好きなのは知っていましたが、ここまでうまいとは!
たとえば、21年6月13日の投稿。眞鍋さんは「(子どもに)塗り絵が欲しいと言われ、たぶんまだ売ってないと思うので自作」という文章とともに、同2月から今年1月まで放送されていたアニメ『トロピカル〜ジュ!プリキュア』(テレビ朝日系)のキャラクター・キュアラメールの白黒イラストをアップしましたが、鉛筆でアタリ(下書き)を取ってから、太さの違うペンで線を描き分けていたんです。このアタリが本当に“さささ”っと描いた感じで驚きました。
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さらに、同年10月13日の投稿では「初めてアルコールマーカーというものを使ってみました」として、『鬼滅』のイラストを投稿。アルコールマーカーはプロの漫画家も使うような画材ですが、最近はダイソーやセリアなどの100円均一でも買えるように。とはいえ、平成中期くらいまでは専門店でしか購入できず、ハードルの高い画材でした。
それを眞鍋さんはさっそく使いこなしていて、キャラクターの髪の毛の生え際や、鼻や目のまわりに影をつけているし、初めてとは思えないほどグラデーションもきれい。アルコールマーカーの使い方や描き方をかなり予習してから、「初めて」に臨まれたのではないでしょうか。
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そもそも同年6月22日の段階で、「塗り絵描いたけど子供に塗らせるのもったいなくなって自分で塗りました」と、子どもためではなく、自分のために描いた『鬼滅』のイラストをアップしていた眞鍋さん。自分の好きなものを描いているのが、上達の秘訣なのかもしれません。
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このように、もっぱらアナログ派だった眞鍋さんですが、今月16日の投稿で、ついに「デジタルでのお絵描きをはじめてみました」と、新しいフィールドに突入。アナログでしっかり描ける人はデジタル移行もスムーズだと聞きますが、眞鍋さんはまさしくそのタイプでしょう。しかも、どんどん上手になっている!
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最初は、「ママが子どものために描いてあげた絵を見る」だけのつもりだったのに、あっという間に眞鍋さん本人がイラストにハマり、「すごいスピードで上達していく姿を見守る」といった様相に。そして「おすすめの塗り方を教えてください」と、オーディエンスであるネットユーザーとのコミュニケーションを求めるところに、“ブログの女王”時代の眞鍋さんの面影を見てグッときました。
眞鍋さんの絵を初期からずっと見ていくと、当初から目尻や眉毛の描き方など顔まわりがものすごく上手。だから「以前からずっと描いたからでしょ?」って思いますよね。
ですが、眞鍋さんは『鬼滅』にハマりすぎた20年12月に、「元々ヲタクではなかったので、人生で初めて2次元に推しカプができてしまって心の置き所がわからない…まいにちpixivでお腹いっぱいになるまで二次創作あさってしまう日々…」(原文ママ、現在は削除)と、二次創作作品について無邪気にツイートしてしまい、ファンから「二次創作は隠れて楽しむのがマナー」とツッコまれ、ボヤ騒ぎを起こしています。それくらい“界隈”のことを知らなかった眞鍋さんが、イラストという新しい楽しさに目覚めたことに胸が熱くなります。
そんな眞鍋さんだからこそ、昨年9月放送の『復活!令和もお笑いマンガ道場』に出演してほしかったです。この番組は、名バラエティ番組『お笑いマンガ道場』(1976〜94年放送、中京テレビ)が一夜限りに復活したもので、きっともう一回くらいは放送されるはず。眞鍋さんは、かつて『お笑いマンガ道場』のレギュラーを務めた川島なお美さんと同じくワインエキスパートの資格も持っていますし、復活版の出演者には絶対適任。この願いが中京テレビの人に届くよう、西のほうを向いて祈っています。
浦島茂世(うらしま・もよ)
美術ライター。1日の大半を芸能人・有名人のSNS閲覧に費やす。著書に『東京のちいさな美術館めぐり』(ジービー)、『猫と藤田嗣治』(エクスナレッジ)など。趣味はドトールコーヒーショップのBGMを曲名検索アプリにかけること。
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