中居正広の白々しすぎる「サッカー好き宣言」で甦る“東スポ1面”の黒歴史……

“きよきよしい”までの手のひら返しに、サッカーファンはあきれ返っている。

 日本中がサッカーW杯で盛り上がっていた6月30日、元SMAPの中居正広がラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』で突然、サッカー愛を語りだしたのがその発端。

 中居といえば、熱烈的な巨人ファンを公言しており、WBCの際は公認サポーターを務めるなど、世間からは“野球タレント”として認知されていた。

「ラジオで中居は、日本代表のメンバーをそらで言えるほどに知り、また、自分が監督だったらどうするかという視点で、スタメンを毎試合考えていると語った。しかし、これまで中居は『サッカーには興味がない』と言い続け、実際3月放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)にサッカー好きで知られる小柳ルミ子がゲスト出演してサッカー観戦を勧めたときも、まったく乗り気ではなかった。この方向転換には、サッカーファンからも『野球に利用価値がなくなってきたから?』『東京五輪キャスター狙いか?』といった声が上がり、プチ炎上状態となっています」(週刊誌記者)

 そんな中居には、サッカーにまつわる苦い黒歴史がある。

「2008年10月26日、Jリーグのアルビレックス新潟のホームである新潟スタジアム(現デンカビッグスワンスタジアム)でのことです。新潟はJ1残留が、対戦相手である浦和レッズは優勝が懸かったこの日、中居は試合前に主演作『私は貝になりたい』の宣伝で同スタジアムを訪れていました。場違いなPR活動に場内が気まずい空気になる中、中居の第一声は『昨日、ジャイアンツが優勝しました~!』だった。途端に、日本一熱狂的といわれるレッズのサポーターから、嵐のような大ブーイング。翌日の『東京スポーツ』の1面で『中居 浦和 遺恨』と大々的に報じられています」

 本田圭佑は大会後のTwitterでライバルの香川真司について、「ずっとお前を認めてた」とつづってファンを和ませていたが、中居がサッカーファンから認められる日は来るのだろうか。

【サッカーW杯】評価急上昇の柴崎岳、移籍必至! 交際相手・真野恵里菜の芸能活動はどうなる?

 サッカーロシアW杯で強豪・ベルギーを苦しめ、大健闘した日本代表チームの中でも評価を上げたのが、中盤で試合をコントールしたMF柴崎岳。現在スペイン1部のヘタフェに所属する柴崎は、女優の真野恵里菜との結婚のウワサが報じられているが、結婚後の2人の生活はどうなるのか。

 苦戦が予想された今回の日本代表チームで、大きく評価を上げたのが柴崎だ。初戦のコロンビア戦では中盤でリズムを作り、ベルギー戦でも得点を生む起点となったのは、柴崎のスルーパスだった。フリーのスポーツライターが語る。

「今大会後、柴崎には世界が注目。青森山田高校時代からその素質が注目され、強豪・鹿島アントラーズでもあっさりレギュラーを獲得した柴崎ですが、細身の体格から、世界での活躍は厳しいのではという見方もありました。しかし、今大会では技術の高さや競り合いにも負けないボディバランスの強さも見せ、チーム躍進の原動力として俄然注目が集まっています。ベルギー戦でも、多くの海外紙が柴崎に最高得点を与えました。柴崎は現在26歳と、まさにこれから脂が乗る時期です。今シーズンの年俸は1億円程度ですが、一気に5倍近くの年俸を提示するチームが現れてもおかしくありません。所属するヘタフェは、1部でも財政力が非常に弱いチームなので、お金を積まれれば喜んで売るでしょう」

 そうなると気になるのは、今夏にも結婚することが報じられている交際相手・真野恵里菜だ。もともと、モーニング娘。らが所属する「ハロー!プロジェクト」出身のアイドルで、その後コツコツと実績を積み重ね、女優へと転身した彼女。近年はドラマで重要な役を演じ、CMにも出演する真野だが、海外で戦う柴崎と結婚した場合、芸能活動はどうするのか? 芸能誌のライターが話す。

「真野は、今年3月にdTV・FODで配信開始された野島伸司脚本の恋愛ドラマに出演しており、インタビューで『専業主婦は想像できない』と答えていますが、同じインタビューで、『結婚相手の方に家に入ってほしいと言われたら、入るべきだと思うかもしれません』とも答えています。このインタビューは結婚報道が出る前のものでしたが、わざわざこのような答え方をしたのは、“そのような相手がいること”を示唆したものと見てよいでしょう。コツコツやってきて花開いた真野ですが、柴崎はW杯で活躍して完全に国民的な知名度のある選手になりましたし、移籍話も浮上していて、年俸も一気に上がりそうです。仮に結婚後も芸能生活を続けても、『旦那をほったらかして』と叩かれるだけですし、長友佑都と結婚した平愛梨のように、“とりあえずは夫に寄り添い、夫絡みのニュースで話題になって、忘れられない程度に存在感を残す”という形が良いんじゃないでしょうか。それならいずれ芸能界にも戻れますし」

 柴崎の移籍先には、現在所属するスペインリーグの他、イタリアやドイツのチーム名も浮上している。結婚準備は、移籍先が決まり次第といった状況のようだ。

【サッカーW杯】「おっさんJAPAN」今後は? 2022年カタールW杯はメンバー総入れ替えへ!

 大会開幕前の厳しい予想に反してグループリーグを勝ち上がり、強豪・ベルギーをギリギリのところまで追い詰めたサッカー日本代表。日本国中から選手を称える声が上がっているが、どうやら次回大会ではメンバーが大幅に入れ替わりそうだ。

 ベルギーを相手に一時は2点のリードを奪ったものの、最後には逆転され、ベスト8を逃した日本。試合後には多くの選手が代表引退を口にした。本田圭佑が「おそらくこれで自分の代表のキャリアが終わる」と語れば、長谷部誠も「日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたい」と、代表引退を表明。酒井高徳も「もっと可能性のある人に期待したい」と、こちらも代表から退くことを表明した。

 本田、香川真司、岡崎慎司の“BIG3”をはじめ、長谷部、川島永嗣、長友佑都など、経験豊富なベテランが多くを占め、「おっさんJAPAN」などとも揶揄された今回の代表メンバーだったが、どうやら一区切りが付きそうだ。フリーのスポーツライターが語る。

「今回、健闘した日本代表ですが、選出されたメンバーの平均年齢は28.3歳で、これは出場32カ国中、上から6番目です。前回が26.8歳でしたから、いかに新陳代謝が進んでいなかったかがよくわかります。ベルギー戦後、本田は『4年後は考えられない』と言いましたが、確かに本田は4年後には35歳なので、もう1回は厳しいでしょう。そのほか主力を見ると、4年後には川島が39歳、岡崎が36歳、長友、槙野(智章)が35歳、香川・乾(貴士)は33歳。大迫(勇也)は32歳、原口(元気)は31歳、宇佐美(貴史)は30歳ですが、彼らの年齢なら、すでに海外でバリバリ活躍した実績が欲しいところ。もちろん頑張るのは“年齢を重ねてもやれる”という勇気を与えることではありますが、裏を返すと、2022年に彼らが選ばれているようでは若手の育成方針に疑問が残ります」

 世界に目を向ければ、神戸入りが決まっているアンドレス・イニエスタが34歳、クリスティアーノ・ロナウドが現在33歳だが、やはり30代で勝負するのはなかなか厳しいと言わざるを得ない。しかも、大幅入れ替えを促すもう1つの理由があるという。

「W杯の次回大会は初の中東開催となるカタールでの開催です。カタールといえば、夏の気温は45度以上になる酷暑の国。カタールは誘致に際して、エアコンスタジアムを造ると主張して成功しましたが、結局は11月~12月に大会を開催する案に落ち着きました。しかし冬といっても、6月か9月の東京ぐらいの気温ですし、大会期間も28日間と非常にタイト。しかも未知なる中東ではタフな戦いが予想されるので、ベテラン勢にはより厳しい条件です。となると、今回の代表メンバーで次回も入れそうなのは、2022年に30歳の柴崎岳、29歳の昌子(源)、27歳の中村航輔ぐらい。今回出場機会のなかった若手メンバーの大島(僚太)、植田(直通)、遠藤(航)はW杯の経験値はゼロですし、ほぼ“総入れ替え”になりそうです」(同)

 4年後の話をするのはいささかせっかちだが、にわかファンからは「知らない選手ばっかり」ということになるかも。

本田圭佑「きよきよしい」発言に騒然!? 最後の“ネタ振り”に、じゅんいちダビッドソンも命拾い

 サッカーロシアW杯日本代表の本田圭佑選手が、W杯を終えての感想をテレビ番組で聞かれて、まさかの「言い間違い」。これに世間が騒がしくなっている。

 3日放送の報道番組のインタビューに応じた際、本田は「今はすごく……なんと言うんですかね……」と言葉を詰まらせながらも「“きよきよしい”というか、すごく自分の中で、気持ちの切り替えができている部分があります」と答えた。

 もちろん、ここでの“きよきよしい”とは「清々しい=すがすがしい」というのが正解。本田自身も4日、自信のTwitterで「恥ずかしい。漢字が苦手で」と誤読を認めている。

 先日、NHKの『プロフェッショナルの流儀』に出演した際にも「プロフェッショナル」の意味を聞かれ「ケイスケ・ホンダですね」と発言。本大会では途中出場でゴールこそ決めたが、レギュラーの立場ではない状況で、プレーで目立つ場面は少なかったが、「ケイスケ~」発言に続く「本田語録」の誕生に、お笑い関係者の間では「本田のモノマネで稼ぐじゅんいちダビッドソンは、かなり命拾いしたでしょうね」と話す。

「そもそも、大会前には代表落ちもウワサされるなど、本田はギリギリのポジションだった。ダビッドソンも、W杯で新しいネタが生まれなければ、それをモノマネして稼ぐ手段にはつながらないわけです。そこにネタでもイジれそうな“きよきよしい”が飛び込んできた。これはアレンジしやすいでしょうし、本人は大喜びしていると思いますよ」

 初の8強にあと一歩のところで終わった今大会だったが、ダビッドソンにとっては最後に最後に大きなサプライズプレゼントが贈られた形となったようだ。

竹内涼真、TBSのW杯スペシャルサポーター起用は成功なのか? 「お飾り状態」でも高評価のワケ

 残念ながら日本代表は決勝トーナメント1回戦(ベスト16)で敗退してしまったが、まだまだ盛り上がりを見せているサッカーワールドカップ・ロシア大会。豪華なMCをそろえる民放各局のテレビ中継のなかで、何かと気になる存在なのが、TBSで“スペシャルサポーター”を務める竹内涼真だ。

「イメージ通りの爽やかさではあるのですが、優等生的発言ばかりでちょっと物足りないんですよね。メインMCの加藤浩次から話を振られても、ニコニコ笑いながら無難な返しをするだけですし……」(サッカー関係者)

 高校時代に東京ヴェルディユースに所属していたサッカー経験者の竹内。実際にロシアに行き、リポーターとして日本代表の吉田麻也選手や西野朗監督にも記者会見で質問をしている。

「本格的なサッカー経験者とあって、見当違いな質問をすることもなく、リポーターとしてはとても良かったと思います。真面目な雰囲気も出ていて好印象でしたよ」(スポーツライター)

 リポーターとしてだけでなく、メインMCの加藤浩次とともにTBSの中継番組のスタジオにも登場。さらに、釜本邦茂やラモス瑠偉などといったレジェンド級の元選手たちとの討論会にも参加した。

「リポーターとしては及第点でしたが、スタジオではやはり発言も少なく、加藤浩次の横でニコニコしながら座っているだけのお飾り状態という感じでしたね。それだったら、サッカー中継は男性の視聴者が多いんだから、むしろ若い女優のほうが良かったのでは? という声も聞こえてきます」(芸能関係者)

 しかし、一方でその優等生的な雰囲気こそが素晴らしかったという意見もあるようだ。以前から竹内をウォッチしていたという女性週刊誌記者はこう話す。

「そもそも竹内くんは、若手イケメン俳優の中でも特に“ブリッ子”なキャラなんですよ。ナルシストな雰囲気も強くて、常にカッコいい自分を見せていたいタイプ。下手にイジられるよりは優等生のままのほうがイメージも崩れないし、女性ファンは喜んでいると思います。正直、W杯中継に出ると決まったときは出しゃばった発言をしないかと心配でしたが、いざ蓋を開けてみると竹内くんらしさはそのままに、男性視聴者から余計な反感を買わずに済んだので安心しましたね。とにかく女性の視聴者にはたまらない姿だったと思います」

 強いインパクトを残せたわけではないが、持ち味は発揮できたといえる竹内涼真。TBSの人選は間違っていなかったようだ。

日本サッカー協会の情報ダダ漏れに批判続出! 新監督・クリンスマン氏も破談の可能性?

「2018 FIFA ワールドカップ ロシア大会」でベスト16まで勝ち進んだサッカー日本代表。下馬評を覆してグループステージを突破した西野朗監督の手腕に称賛の声が飛び交っているが、早くも後任の話が出ているという。

 7月4日、「スポニチアネックス」は前ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏の就任が決定的になったと報じた。西野監督については、ベスト16まで進んだものの結果は1勝1分2敗だったことが続投ナシの理由。歴史的な勝利を飾ったコロンビア戦も、“10人の相手に勝っただけ”とあまり評価されなかったらしい。

「ネット上ではクリンスマン氏内定の報道に対して、『サッカー協会はマスコミのスパイでもいるのか? 情報ダダ漏れすぎて心配になる』『情報漏れがあまりにも酷すぎるでしょ』『ドイツファンとしては嬉しいけどさ。こんなに早く情報が漏れるのはおかしい』『サッカー協会の情報統制をまずはなんとかしないとな』といったツッコミが続出。実は6月28日に行われたポーランド代表との試合でも、日本代表の思い切ったスタメン変更がなぜかバレバレになっていたことがあります。この情報漏れに対しては、選手からも苦言を呈されていました」(芸能ライター)

 ポーランド戦後、本田圭佑は自身のTwitterで「メディアの皆さん ポーランド戦前にスタメンを公表してたけど、練習は非公開やったわけで。。。真実の追求するポイントがいつもズレてるよ」とコメント。長友佑都も報道陣の前で、「記事を見てすごく残念でした」「絶対にわからないというレベルのスタメンだったと思うので、当てるというのは内部から漏れているか、(非公開練習を)外から見ているのか」と話している。

「情報が漏れたことによって、実際に大打撃を受けたケースもあります。Jリーグのクラブ・サガン鳥栖が元スペイン代表のフェルナンド・トーレス獲得にあと一歩まで迫っていたのですが、直前になって破談。その原因はJリーグの公式サイトが先走って獲得の誤報を出したため、トーレス側が不信感をもったからだそうです。そのため、サッカーファンからは『クリンスマンもトーレスみたいにならなければいいけど…』『トーレスのことがあったばかりで、クリンスマンの漏れか。マジでどうにかしろよ』と心配する声が上がっていました」(同)

 果たして新たな代表監督はスムーズに就任できるのだろうか。

本田朋子アナの第1子妊娠報告は“長谷部への嫌がらせ”!? ビッグネーム同士の「破局の弊害」が……

 フリーアナウンサーの本田朋子が2日、自身の公式ブログで第1子妊娠を報告。「赤ちゃんが元気に産まれてきてくれる日を、夫婦共々待ち遠しく思っております」と心境をつづった。

 夫は、プロバスケットボールB.LEAGUE・新潟アルビレックスBB所属の長身イケメン、五十嵐圭選手。2人は2013年に結婚、待望の第1子妊娠といえるが、早くもネット上では発表時期をめぐって、ある疑念を指摘する声が噴出している。

 というのも、3日未明にはサッカーロシアW杯決勝トーナメント1回戦、日本対ベルギーの試合が行われたが、その直前にタイミングを合わせたのではないか、というのだ。実際、ネット上では、「なにも長谷部の決戦前に報告しなくても……」「長谷部の心が整えられなかったらどうすんだよ」「蒸し返されるのわかってやってる」「当て付けかよ」などと、本田の元カレで同試合にも先発出場した長谷部誠への“嫌がらせ”ではないかと疑う辛らつな声が上がっている。

「お互い結婚した身で、いくら元カレとはいえど、4年に一度の大事な時期であることは、同じアスリートの妻の立場でもある本田アナもさすがに理解しているはず。なので、そういった意図はないと思いますけどね」(芸能関係者)

 一方で、「過去の交際相手がビッグネームであればあるほど、こういった悪意ある書き込みは避けられない。本田も放っておいてほしいというのが本音でしょうがね」(同)と気遣う。

 これもまた、売れっ子女子アナが人気アスリートと交際・破局した「弊害」のひとつなのかもしれない。

【サッカーW杯】乾貴士もきっぱり否定! 「“ハリル遺産”がベルギーを苦しめた」評は的外れ!?

 サッカーW杯ロシア大会ラウンド16で日本が散った。

 優勝候補にも挙げられていたベルギーに対して2点をリードするものの、アディショナルタイムに3点目を奪われて逆転負け。それでも日本のパフォーマンスは称賛に値するもので、日本サッカー史上最高のパフォーマンスをベルギー相手に見せつけた。

 そんなロシアW杯での躍進を「“ハリル遺産”のおかげ」だと主張する人たちがいる。コロンビア戦やセネガル戦ではヴァヒド・ハリルホジッチ前監督が求めてきた「デュエル」(決闘)の意識が結実し、選手たちは逃げることなく攻め続けたし、ベルギー戦ではハリルジャパンでレギュラーだった原口元気がカウンターで点を獲った、というもの。しかし、原口をアシストしたのはハリルジャパンで冷遇されていた柴崎岳で、追加点を奪ったのも、ハリルジャパンでレギュラーではなかった香川真司と乾貴士のコンビだ。それなのに、ハリルの名前を出すのは少し強引な気がする。

 その乾だが、ベルギー戦前に「ゲキサカ」の取材に、ハリル解任当時の心境について「素晴らしいと思った」と語り、「ハリルさんのときは基本的に縦に速いサッカーをしないといけなかった。でも自分たちにそういうタイプのサッカーは合わないと思う」と、サッカー関係者の誰もが思っていたことを口にした。

 ハリルが監督に就任してから、ハリルを支持するライターは「ハリルの戦術が悪いのではなく、選手が悪い」と書き立て、本田圭佑や香川がそのターゲットとなった。一方で、個人戦術をベースにグループ戦術も求められるスペインリーグで活躍していた乾に対しては好意的で、「最終的にハリルジャパンの救世主になるのでは?」と持ち上げていた。

 そんな乾が、ハリルを否定したのだ。

 実際のところ、今大会の日本の躍進に、ハリルはどれくらい貢献したのだろうか? サッカー関係者に聞いた。

「ハリルのサッカーは、一般ファンには『縦ポンサッカー』(相手からボールを奪った後、すぐさまFWにロングパスを送る戦術)と揶揄されていたのですが、ハリル派のサッカーライターたちは『そう見えるけど、実は○○』などと戦術説明をしていました。ですが、ハリルは相手を分析した守備は得意なものの、攻撃は手付かず。結果、実際はやはり『縦ポン』でした。攻撃パターン構築が見えなかったからこそ、選手やOBが不安に思い、日本サッカー協会も解任したんです。解任のプロセスとタイミングは最悪でしたけど、解任に怒っていたのは、主に机上の空論が好きなライターですよ」

 ロシアW杯ベスト8をかけたベルギー戦、日本が同点に追いつかれたのは相手がパワープレーに出てきたからである。だが、そうなった場合、フィジカルの差を埋めるのは容易ではない。だからこそ、日本サッカー界はフィジカル以外の道を探り、それが今大会で実った部分もある。

 その現状を見ても、ハリルサッカーをノスタルジックに持ち出す人々がいることは理解に苦しむ。日本サッカー協会への嫌悪感と、今大会の日本のパフォーマンスは、別で語らなければいけないのではないか。

(文=TV Journal編集部)

【サッカーW杯】乾貴士もきっぱり否定! 「“ハリル遺産”がベルギーを苦しめた」評は的外れ!?

 サッカーW杯ロシア大会ラウンド16で日本が散った。

 優勝候補にも挙げられていたベルギーに対して2点をリードするものの、アディショナルタイムに3点目を奪われて逆転負け。それでも日本のパフォーマンスは称賛に値するもので、日本サッカー史上最高のパフォーマンスをベルギー相手に見せつけた。

 そんなロシアW杯での躍進を「“ハリル遺産”のおかげ」だと主張する人たちがいる。コロンビア戦やセネガル戦ではヴァヒド・ハリルホジッチ前監督が求めてきた「デュエル」(決闘)の意識が結実し、選手たちは逃げることなく攻め続けたし、ベルギー戦ではハリルジャパンでレギュラーだった原口元気がカウンターで点を獲った、というもの。しかし、原口をアシストしたのはハリルジャパンで冷遇されていた柴崎岳で、追加点を奪ったのも、ハリルジャパンでレギュラーではなかった香川真司と乾貴士のコンビだ。それなのに、ハリルの名前を出すのは少し強引な気がする。

 その乾だが、ベルギー戦前に「ゲキサカ」の取材に、ハリル解任当時の心境について「素晴らしいと思った」と語り、「ハリルさんのときは基本的に縦に速いサッカーをしないといけなかった。でも自分たちにそういうタイプのサッカーは合わないと思う」と、サッカー関係者の誰もが思っていたことを口にした。

 ハリルが監督に就任してから、ハリルを支持するライターは「ハリルの戦術が悪いのではなく、選手が悪い」と書き立て、本田圭佑や香川がそのターゲットとなった。一方で、個人戦術をベースにグループ戦術も求められるスペインリーグで活躍していた乾に対しては好意的で、「最終的にハリルジャパンの救世主になるのでは?」と持ち上げていた。

 そんな乾が、ハリルを否定したのだ。

 実際のところ、今大会の日本の躍進に、ハリルはどれくらい貢献したのだろうか? サッカー関係者に聞いた。

「ハリルのサッカーは、一般ファンには『縦ポンサッカー』(相手からボールを奪った後、すぐさまFWにロングパスを送る戦術)と揶揄されていたのですが、ハリル派のサッカーライターたちは『そう見えるけど、実は○○』などと戦術説明をしていました。ですが、ハリルは相手を分析した守備は得意なものの、攻撃は手付かず。結果、実際はやはり『縦ポン』でした。攻撃パターン構築が見えなかったからこそ、選手やOBが不安に思い、日本サッカー協会も解任したんです。解任のプロセスとタイミングは最悪でしたけど、解任に怒っていたのは、主に机上の空論が好きなライターですよ」

 ロシアW杯ベスト8をかけたベルギー戦、日本が同点に追いつかれたのは相手がパワープレーに出てきたからである。だが、そうなった場合、フィジカルの差を埋めるのは容易ではない。だからこそ、日本サッカー界はフィジカル以外の道を探り、それが今大会で実った部分もある。

 その現状を見ても、ハリルサッカーをノスタルジックに持ち出す人々がいることは理解に苦しむ。日本サッカー協会への嫌悪感と、今大会の日本のパフォーマンスは、別で語らなければいけないのではないか。

(文=TV Journal編集部)

【サッカーW杯】ベルギー戦直前! “勝負師”西野朗監督の続行ムードに待った!!

 日本時間3日午前3時にキックオフとなる、サッカーW杯ロシア大会ラウンド16の日本×ベルギー戦。電撃解任されたヴァヒド・ハリルホジッチ監督(参照記事)の後を受けて就任した西野朗監督は、たった3試合の親善試合でチームを掌握し、見事グループリーグ突破という快挙を成し遂げた。

 日本サッカー協会(JFA)もその手腕を高く評価しており、内部では早くも監督続投の声が上がっているという。ベルギーに勝利すれば、続投は確実といえるだろう。

 ただ、その判断に対し、一部のメディアからは疑問の声が上がっている。なぜなら、浦和レッズの監督交代劇の経緯に似ているからだ。

 昨年7月30日にミハイロ・ペトロビッチ監督を電撃解任し、内部昇格という形で堀孝史監督を就任させた浦和は、直後に行われたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を勝ち抜き、優勝という結果を残した。それを受け、今期も続投となったが、開幕5試合未勝利とチームは低迷し、4月2日に解任された。

 堀監督がACLを制した後、筆者も「堀監督は短期政権とすべき」と記したが(参照記事2)、今回の西野監督も同じ道をたどることになるのだろうか? サッカーライターたちに話を聞いた。

「堀監督はポゼッションからカウンターへと戦術を変更し、ACLでは格上へのカウンターがハマッた。ですが、Jリーグでは、浦和はカウンターを狙われる側です。さらにいえば、ポゼッション型の選手を集めており、堀監督のサッカーと親和性が低かった。一方の日本代表ですが、2度の欧州遠征を見ればわかるように、ハリル氏の戦術に合う選手が少なかった。そこで西野監督はハリル型にポゼッションも組み込み、選手たちに合う戦術を用意した。浦和とは似ているようで、違うんです」(サッカーライターA)

 では、西野監督続投という道はありえるのか?

「今回は、プレミアリーグでの経験のある香川真司、スペインリーグで活躍する乾貴士や柴崎岳など、選手の個人戦術ありきの部分もあります。ポーランド戦でメンバーが変わると、チームのクオリティーが落ちましたよね。なので、西野監督続投ではなく、西野監督と同様のスタイルで世界的に実績のある監督を探すべきではないでしょうか。たとえば、ハビエル・アギーレ氏を再び招集するのもありでしょう。ただ、フィジカルトレーナーに関しては、日本人が務めるべき。アルベルト・ザッケローニ監督の時は、コンディション調整にミスがあった。コンディショニングに関しては、日本人なりの調整が確立されて結果も残しているので、外国人に任せる必要はありません」(サッカーライターB)

 2010年の南アフリカ大会、そして今回と、グループリーグを突破した時は、コンディションで相手を圧倒している。それを作ったのは、間違いなく日本のトレーナーたちだ。その手腕は高く評価されるべきである。

 その半面、ベルギーに勝ったからといって、西野体制を続投させるのは安易である。今回の日本は平均年齢が高く、4年後は考えられない選手ばかりである。その選手たちがチームを発展させている側面が大きく、一概に西野サッカーを評価はできない。

 西野ジャパンを応援するのはもちろんだが、勝てば官軍、では日本サッカーは発展しない。サッカーファンがその空気を作らないと、日本サッカー協会は短絡的な決断を下してしまうだろう。

(文=TV Journal編集部)